JPH0989103A - 歯車変速装置のショック防止構造 - Google Patents
歯車変速装置のショック防止構造Info
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- JPH0989103A JPH0989103A JP7267743A JP26774395A JPH0989103A JP H0989103 A JPH0989103 A JP H0989103A JP 7267743 A JP7267743 A JP 7267743A JP 26774395 A JP26774395 A JP 26774395A JP H0989103 A JPH0989103 A JP H0989103A
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- 230000035939 shock Effects 0.000 title abstract description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 86
- 230000036316 preload Effects 0.000 claims abstract description 9
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 2
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- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 スライディングキ−式の歯車変速装置におい
て、いずれかの歯車対を伝動状態とする切換操作を伝動
状態のままで行うことができながら、歯車対が伝動状態
となるときに結合ショックが生じないようにする。 【解決手段】 伝動軸1に遊転支承するケ−シング10
側に摩擦駆動板11を備え、伝動軸に嵌着固定する受動
体側に受動板13を備えた摩擦伝動部CLを設けると共
に、ケ−シングの横側隣接部位に受動輪体14を遊嵌装
設して、受動輪体とケ−シングの間に、常時、摩擦駆動
板11と受動板13を接合させる方向の力を付与する予
圧バネ15を介装し、且つ、受動輪体とケ−シングの対
向面部に、歯車対のいずれかが伝動状態になるとやや時
間差をおいて摩擦駆動板と受動板の圧接を増大させる方
向の推力を起生するカム状係合部16(17)を対設し
た歯車変速装置のショック防止構造にしている。
て、いずれかの歯車対を伝動状態とする切換操作を伝動
状態のままで行うことができながら、歯車対が伝動状態
となるときに結合ショックが生じないようにする。 【解決手段】 伝動軸1に遊転支承するケ−シング10
側に摩擦駆動板11を備え、伝動軸に嵌着固定する受動
体側に受動板13を備えた摩擦伝動部CLを設けると共
に、ケ−シングの横側隣接部位に受動輪体14を遊嵌装
設して、受動輪体とケ−シングの間に、常時、摩擦駆動
板11と受動板13を接合させる方向の力を付与する予
圧バネ15を介装し、且つ、受動輪体とケ−シングの対
向面部に、歯車対のいずれかが伝動状態になるとやや時
間差をおいて摩擦駆動板と受動板の圧接を増大させる方
向の推力を起生するカム状係合部16(17)を対設し
た歯車変速装置のショック防止構造にしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライディングキ−式
の歯車変速装置におけるショック防止構造に関するもの
である。
の歯車変速装置におけるショック防止構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、伝動軸に固定される歯車群と、伝
動軸に平行な変速軸に遊嵌される歯車群とで複数の常時
噛み合い歯車対を構成し、変速軸に遊嵌される歯車群の
いずれかを、変速軸の軸心方向に摺動する作動杆の張出
し部により径方向外方に押し出されるボ−ルでもって択
一に変速軸に連動結合させて、複数の歯車対の一つを伝
動状態にするように構成されたスライディングキ−式の
歯車変速装置が知られている。
動軸に平行な変速軸に遊嵌される歯車群とで複数の常時
噛み合い歯車対を構成し、変速軸に遊嵌される歯車群の
いずれかを、変速軸の軸心方向に摺動する作動杆の張出
し部により径方向外方に押し出されるボ−ルでもって択
一に変速軸に連動結合させて、複数の歯車対の一つを伝
動状態にするように構成されたスライディングキ−式の
歯車変速装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような歯車変速
装置においては、動力伝達状態のままで変速操作を行う
ことが可能であるので、変速の際にクラッチを断接する
所作が省かれ、操作が単純化される利点があるけれど
も、従来のものでは、変速軸に遊嵌された歯車がボ−ル
によって変速軸に伝動結合された途端に急激なショック
が発生し、それが操作者に伝わって不安や違和感を与え
るという問題があった。
装置においては、動力伝達状態のままで変速操作を行う
ことが可能であるので、変速の際にクラッチを断接する
所作が省かれ、操作が単純化される利点があるけれど
も、従来のものでは、変速軸に遊嵌された歯車がボ−ル
によって変速軸に伝動結合された途端に急激なショック
が発生し、それが操作者に伝わって不安や違和感を与え
るという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決することを目的としてなされたもので、目的を達成
のために次の技術手段を講じたものである。すなわち、
本発明における歯車変速装置のショック防止構造は、伝
動軸に固定される駆動歯車と、前記伝動軸に平行な変速
軸に遊嵌される従動歯車とが常時噛合する歯車対を複数
装設し、従動歯車のいずれかを、変速軸の軸心方向に摺
動する作動杆の張出し部により径方向外方に押し出され
るボ−ルでもって択一に変速軸に連動結合させるスライ
ディングキ−式の歯車変速装置において、前記伝動軸に
遊転支承するケ−シング側に摩擦駆動板を備え、伝動軸
に嵌着固定する受動体側に受動板を備えた摩擦伝動部を
設けるとともに、前記ケ−シングの横側隣接部位に受動
輪体を遊嵌装設して、受動輪体とケ−シングの間に、常
時、摩擦駆動板と受動板を接合させる方向の力を付与す
る予圧バネを介装し、且つ、受動輪体とケ−シングの対
向面部に、前記スライディングキ−式歯車変速装置の歯
車対のいずれかが伝動状態になるとやや時間差をおいて
摩擦駆動板と受動板の圧接を増大させる方向の推力を起
生するカム状係合部を対設してあることを特徴とするも
のである。
解決することを目的としてなされたもので、目的を達成
のために次の技術手段を講じたものである。すなわち、
本発明における歯車変速装置のショック防止構造は、伝
動軸に固定される駆動歯車と、前記伝動軸に平行な変速
軸に遊嵌される従動歯車とが常時噛合する歯車対を複数
装設し、従動歯車のいずれかを、変速軸の軸心方向に摺
動する作動杆の張出し部により径方向外方に押し出され
るボ−ルでもって択一に変速軸に連動結合させるスライ
ディングキ−式の歯車変速装置において、前記伝動軸に
遊転支承するケ−シング側に摩擦駆動板を備え、伝動軸
に嵌着固定する受動体側に受動板を備えた摩擦伝動部を
設けるとともに、前記ケ−シングの横側隣接部位に受動
輪体を遊嵌装設して、受動輪体とケ−シングの間に、常
時、摩擦駆動板と受動板を接合させる方向の力を付与す
る予圧バネを介装し、且つ、受動輪体とケ−シングの対
向面部に、前記スライディングキ−式歯車変速装置の歯
車対のいずれかが伝動状態になるとやや時間差をおいて
摩擦駆動板と受動板の圧接を増大させる方向の推力を起
生するカム状係合部を対設してあることを特徴とするも
のである。
【0005】
【作用】上記のように構成された歯車変速装置におい
て、伝動軸と変速軸間に組成される複数の歯車対のいず
れもが無負荷状態にあるときには、摩擦伝動部の摩擦駆
動板と受動板が予圧バネの設定バネ圧でもって軽微に接
合されるとともに、受動輪体とケ−シングの対向面部に
対設されているカム状係合部は、伝動軸の軸心方向にケ
−シングを移行させる推力を発生しない状態に保たれ
る。しかして、作動杆を摺動操作し張出し部によってボ
−ルを径方向外方に押出して、いずれかの歯車対の従動
歯車を変速軸に連動結合させると、その後に歯車対にか
かる負荷が伝動軸、摩擦伝動部を経てカム状係合部に作
用し、カム状係合部がケ−シングを伝動軸の軸心方向に
移動させる推力を発生することとなり、その推力でもっ
て摩擦伝動部の摩擦駆動板と受動板が強く圧接されて所
期の駆動力を伝達し得る状態となる。
て、伝動軸と変速軸間に組成される複数の歯車対のいず
れもが無負荷状態にあるときには、摩擦伝動部の摩擦駆
動板と受動板が予圧バネの設定バネ圧でもって軽微に接
合されるとともに、受動輪体とケ−シングの対向面部に
対設されているカム状係合部は、伝動軸の軸心方向にケ
−シングを移行させる推力を発生しない状態に保たれ
る。しかして、作動杆を摺動操作し張出し部によってボ
−ルを径方向外方に押出して、いずれかの歯車対の従動
歯車を変速軸に連動結合させると、その後に歯車対にか
かる負荷が伝動軸、摩擦伝動部を経てカム状係合部に作
用し、カム状係合部がケ−シングを伝動軸の軸心方向に
移動させる推力を発生することとなり、その推力でもっ
て摩擦伝動部の摩擦駆動板と受動板が強く圧接されて所
期の駆動力を伝達し得る状態となる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明するが、図1は本発明構造が実施された歯車変速
装置の断面図、図2は本発明構造の要部を示す部分図、
図3は本発明構造の変形例を示す部分図、図4は本発明
構造のもう一つの実施例を示す部分図である。
て説明するが、図1は本発明構造が実施された歯車変速
装置の断面図、図2は本発明構造の要部を示す部分図、
図3は本発明構造の変形例を示す部分図、図4は本発明
構造のもう一つの実施例を示す部分図である。
【0007】図1において、ミッションケ−ス(18)
に、伝動軸(1)とそれに平行する変速軸(2)とが所定の
軸間距離で回転自在に軸受支承され、伝動軸(1)側に歯
数の異なる複数の駆動歯車(3)(4)(5)がスプライン嵌
着されるとともに、各々の歯車(3)(4)(5)に常時噛合
する従動歯車(3a)(4a)(5a)が変速軸(2)側に遊嵌
されて複数の歯車対が構成されている。
に、伝動軸(1)とそれに平行する変速軸(2)とが所定の
軸間距離で回転自在に軸受支承され、伝動軸(1)側に歯
数の異なる複数の駆動歯車(3)(4)(5)がスプライン嵌
着されるとともに、各々の歯車(3)(4)(5)に常時噛合
する従動歯車(3a)(4a)(5a)が変速軸(2)側に遊嵌
されて複数の歯車対が構成されている。
【0008】なお、前述した複数の歯車対は、伝動軸
(1)側の駆動歯車(3)(4)(5)のいずれか又は全てを駆
動スプロケットホイ−ルとし、それに対応する変速軸
(2)側の従動歯車(3a)(4a)(5a)のいずれか又は全
てを従動スプロケットホイ−ルとして、それらの駆動ス
プロケットホイ−ルと従動スプロケットホイ−ルにチエ
ンを掛回してチエン伝動構造に構成される場合もあり、
本発明においては、チエン伝動構造のものも含んで歯車
対と称する。
(1)側の駆動歯車(3)(4)(5)のいずれか又は全てを駆
動スプロケットホイ−ルとし、それに対応する変速軸
(2)側の従動歯車(3a)(4a)(5a)のいずれか又は全
てを従動スプロケットホイ−ルとして、それらの駆動ス
プロケットホイ−ルと従動スプロケットホイ−ルにチエ
ンを掛回してチエン伝動構造に構成される場合もあり、
本発明においては、チエン伝動構造のものも含んで歯車
対と称する。
【0009】前記変速軸(2)側に遊嵌される従動歯車
(3a)(4a)(5a)の各々の軸孔部にはボ−ル嵌入溝
(19)が刻設されていて、変速軸(2)側に支持されてい
るボ−ル(7)(8)(9)のいずれかの一部分が従動歯車
(3a)(4a)(5a)側のボ−ル嵌入溝(19)に択一に嵌
入されると、その従動歯車(3a)又は(4a)若しくは
(5a)が変速軸(2)に選択的に連動結合されるようにな
っている。
(3a)(4a)(5a)の各々の軸孔部にはボ−ル嵌入溝
(19)が刻設されていて、変速軸(2)側に支持されてい
るボ−ル(7)(8)(9)のいずれかの一部分が従動歯車
(3a)(4a)(5a)側のボ−ル嵌入溝(19)に択一に嵌
入されると、その従動歯車(3a)又は(4a)若しくは
(5a)が変速軸(2)に選択的に連動結合されるようにな
っている。
【0010】前記ボ−ル(7)(8)(9)は、変速軸(2)の
所定位置に穿設されている半径方向のテ−パ−孔にそれ
ぞれ嵌入されて、変速軸(2)の半径方向に動き得るよう
に支承され、変速軸(2)の軸心孔に摺動自在に嵌挿した
作動杆(6)の張出し部(6a)によって択一に変速軸(2)
の周外方に押し出されて前記従動歯車側のボ−ル嵌入溝
(19)に嵌入されるようになっている。また、前記作動
杆(6)は、軸受体(20)と変速軸(2)に設けられている
支持孔(21)に摺動自在に支えられ、回動支点軸(22)
を中心として揺動する作動ア−ム(23)によって摺動移
動されるようになっている。
所定位置に穿設されている半径方向のテ−パ−孔にそれ
ぞれ嵌入されて、変速軸(2)の半径方向に動き得るよう
に支承され、変速軸(2)の軸心孔に摺動自在に嵌挿した
作動杆(6)の張出し部(6a)によって択一に変速軸(2)
の周外方に押し出されて前記従動歯車側のボ−ル嵌入溝
(19)に嵌入されるようになっている。また、前記作動
杆(6)は、軸受体(20)と変速軸(2)に設けられている
支持孔(21)に摺動自在に支えられ、回動支点軸(22)
を中心として揺動する作動ア−ム(23)によって摺動移
動されるようになっている。
【0011】一方、前記伝動軸(1)のミッションケ−ス
(18)外方延出部には、駆動源(図示省略)からの動力
を受けるプ−リ等の受動輪体(14)が遊転状に設けられ
るとともに、受動輪体(14)に隣接する部位に摩擦伝動
部(CL)が設けられて、受動輪体(14)に受けた動力
を、後記に詳述する係合構造でもって摩擦伝動部(CL)
に伝達し、摩擦伝動部(CL)を経て伝動軸(1)に伝達す
るよう構成されている。
(18)外方延出部には、駆動源(図示省略)からの動力
を受けるプ−リ等の受動輪体(14)が遊転状に設けられ
るとともに、受動輪体(14)に隣接する部位に摩擦伝動
部(CL)が設けられて、受動輪体(14)に受けた動力
を、後記に詳述する係合構造でもって摩擦伝動部(CL)
に伝達し、摩擦伝動部(CL)を経て伝動軸(1)に伝達す
るよう構成されている。
【0012】前記摩擦伝動部(CL)は、伝動軸(1)に遊
転支承するケ−シング(10)に保持した摩擦駆動板(1
1)と、伝動軸(1)に楔着する受動体(12)に保持した
受動板(13)とを備え、それらの摩擦駆動板(11)と受
動板(13)を、受動輪体(14)とケ−シング(10)間に
介装する予圧バネ(15)のバネ力でもって常時接合させ
るように構成されている。また、ケ−シング(10)と受
動輪体(14)の対向面部に、カム状係合部(16)(17)
が対設され、このカム状係合部(16)(17)を経て受動
輪体(14)からケ−シング(10)側に動力伝達されるよ
うになっている。
転支承するケ−シング(10)に保持した摩擦駆動板(1
1)と、伝動軸(1)に楔着する受動体(12)に保持した
受動板(13)とを備え、それらの摩擦駆動板(11)と受
動板(13)を、受動輪体(14)とケ−シング(10)間に
介装する予圧バネ(15)のバネ力でもって常時接合させ
るように構成されている。また、ケ−シング(10)と受
動輪体(14)の対向面部に、カム状係合部(16)(17)
が対設され、このカム状係合部(16)(17)を経て受動
輪体(14)からケ−シング(10)側に動力伝達されるよ
うになっている。
【0013】前記カム状係合部(16)(17)は、伝動軸
(1)に直交する平面(F)から横方に突出する凸部とそれ
に対応する凹部をケ−シング(10)と受動輪体(14)に
対向形設し、回転平面(F)に対して角度(d)で傾斜する
両者の傾斜面(24)(25)が互いに接合するように構成
され、接合した傾斜面(24)(25)の回転によってケ−
シング(10)を伝動軸(1)の軸心方向に移動させる推
力、つまり、前記摩擦駆動板(11)と受動板(13)の圧
接を増大させる方向の推力を起生するようになっている
(図2参照)。
(1)に直交する平面(F)から横方に突出する凸部とそれ
に対応する凹部をケ−シング(10)と受動輪体(14)に
対向形設し、回転平面(F)に対して角度(d)で傾斜する
両者の傾斜面(24)(25)が互いに接合するように構成
され、接合した傾斜面(24)(25)の回転によってケ−
シング(10)を伝動軸(1)の軸心方向に移動させる推
力、つまり、前記摩擦駆動板(11)と受動板(13)の圧
接を増大させる方向の推力を起生するようになっている
(図2参照)。
【0014】なお、カム状係合部(16)(17)は、図2
の実施例のように構成するほか、図3や図4に示してい
るように構成してもよく、図3に示しているものは、回
転方向において略菱形を呈する凹部をケ−シング(10)
と受動輪体(14)の対向面部に形設して同部分に伝動ボ
−ル(26)を介装し、回転に伴って伝動ボ−ル(26)が
菱形凹部の狭小部分に食い込んでケ−シング(10)を伝
動軸(1)の軸心方向に移動させる推力を発生するように
構成している。
の実施例のように構成するほか、図3や図4に示してい
るように構成してもよく、図3に示しているものは、回
転方向において略菱形を呈する凹部をケ−シング(10)
と受動輪体(14)の対向面部に形設して同部分に伝動ボ
−ル(26)を介装し、回転に伴って伝動ボ−ル(26)が
菱形凹部の狭小部分に食い込んでケ−シング(10)を伝
動軸(1)の軸心方向に移動させる推力を発生するように
構成している。
【0015】また、図4に示しているものは、ケ−シン
グ(10)と受動輪体(14)の対向面部に図2のものと同
様の凸部および凹部を対向形設するとともに、両者の回
転方向複数個所にバネ支持凹部(27)を穿設して、それ
ぞれに予圧バネ(15)を介装し、回転負荷が抜けた状態
においては予圧バネ(15)のバネ力でもってケ−シング
(10)と受動輪体(14)の対向面部に隙間ができるよう
に保たれ、回転負荷がかかると凸部と凹部の接合によっ
てケ−シング(10)を伝動軸(1)の軸心方向に移動させ
る推力が発生するように構成している。
グ(10)と受動輪体(14)の対向面部に図2のものと同
様の凸部および凹部を対向形設するとともに、両者の回
転方向複数個所にバネ支持凹部(27)を穿設して、それ
ぞれに予圧バネ(15)を介装し、回転負荷が抜けた状態
においては予圧バネ(15)のバネ力でもってケ−シング
(10)と受動輪体(14)の対向面部に隙間ができるよう
に保たれ、回転負荷がかかると凸部と凹部の接合によっ
てケ−シング(10)を伝動軸(1)の軸心方向に移動させ
る推力が発生するように構成している。
【0016】
【発明の効果】本発明における歯車変速装置のショック
防止構造は、伝動軸に固定される駆動歯車と、前記伝動
軸に平行な変速軸に遊嵌される従動歯車とが常時噛合す
る歯車対を複数装設し、従動歯車のいずれかを、変速軸
の軸心方向に摺動する作動杆の張出し部により径方向外
方に押し出されるボ−ルでもって択一に変速軸に連動結
合させるスライディングキ−式の歯車変速装置におい
て、前記伝動軸に遊転支承するケ−シング側に摩擦駆動
板を備え、伝動軸に嵌着固定する受動体側に受動板を備
えた摩擦伝動部を設けるとともに、前記ケ−シングの横
側隣接部位に受動輪体を遊嵌装設して、受動輪体とケ−
シングの間に、常時、摩擦駆動板と受動板を接合させる
方向の力を付与する予圧バネを介装し、且つ、受動輪体
とケ−シングの対向面部に、前記スライディングキ−式
歯車変速装置の歯車対のいずれかが伝動状態になるとや
や時間差をおいて摩擦駆動板と受動板の圧接を増大させ
る方向の推力を起生するカム状係合部を対設しているの
で、動力伝達状態のままで変速操作を容易に行うことが
できるにも拘らず、歯車対が伝動結合された途端に急激
な伝動ショックが起きるようなことがなくなって不安や
違和感のない円滑な変速が行われる。そして、いずれか
の歯車対が伝動状態にあるときに何らかの原因で過大負
荷がかかるようなことがあれば、摩擦駆動板と受動板の
間に滑りを生じてその過大負荷に対応することとなって
保護機能をも果たすことになる。
防止構造は、伝動軸に固定される駆動歯車と、前記伝動
軸に平行な変速軸に遊嵌される従動歯車とが常時噛合す
る歯車対を複数装設し、従動歯車のいずれかを、変速軸
の軸心方向に摺動する作動杆の張出し部により径方向外
方に押し出されるボ−ルでもって択一に変速軸に連動結
合させるスライディングキ−式の歯車変速装置におい
て、前記伝動軸に遊転支承するケ−シング側に摩擦駆動
板を備え、伝動軸に嵌着固定する受動体側に受動板を備
えた摩擦伝動部を設けるとともに、前記ケ−シングの横
側隣接部位に受動輪体を遊嵌装設して、受動輪体とケ−
シングの間に、常時、摩擦駆動板と受動板を接合させる
方向の力を付与する予圧バネを介装し、且つ、受動輪体
とケ−シングの対向面部に、前記スライディングキ−式
歯車変速装置の歯車対のいずれかが伝動状態になるとや
や時間差をおいて摩擦駆動板と受動板の圧接を増大させ
る方向の推力を起生するカム状係合部を対設しているの
で、動力伝達状態のままで変速操作を容易に行うことが
できるにも拘らず、歯車対が伝動結合された途端に急激
な伝動ショックが起きるようなことがなくなって不安や
違和感のない円滑な変速が行われる。そして、いずれか
の歯車対が伝動状態にあるときに何らかの原因で過大負
荷がかかるようなことがあれば、摩擦駆動板と受動板の
間に滑りを生じてその過大負荷に対応することとなって
保護機能をも果たすことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明構造が実施された歯車変速装置の断面図
である。
である。
【図2】本発明構造の要部を示す部分図である。
【図3】本発明構造の変形例を示す部分図である。
【図4】本発明構造のもう一つの実施例を示す部分図で
ある。
ある。
1 伝動軸 2 変速軸 3 伝動軸に固定される歯車 4 伝動軸に固定される歯車 5 伝動軸に固定される歯車 3a 変速軸に遊嵌される歯車 4a 変速軸に遊嵌される歯車 5a 変速軸に遊嵌される歯車 6 作動杆 6a 張出し部 7 ボ−ル 8 ボ−ル 9 ボ−ル 10 ケ−シング 11 摩擦駆動板 12 受動体 13 受動板 14 受動輪体 15 予圧バネ 16 カム状部 17 カム状部 CL 摩擦伝動部
Claims (1)
- 【請求項1】 伝動軸(1)に固定される駆動歯車(3)
(4)(5)と、前記伝動軸(1)に平行な変速軸(2)に遊嵌
される従動歯車(3a)(4a)(5a)とが常時噛合する歯
車対を複数装設し、従動歯車(3a)(4a)(5a)のいず
れかを、変速軸(2)の軸心方向に摺動移動する作動杆
(6)の張出し部(6a)により径方向外方に押し出される
ボ−ル(7)(8)(9)でもって択一に変速軸(2)に連動結
合させるスライディングキ−式の歯車変速装置におい
て、前記伝動軸(1)に遊転支承するケ−シング(10)側
に摩擦駆動板(11)を備え、伝動軸(1)に嵌着固定する
受動体(12)側に受動板(13)を備えた摩擦伝動部(C
L)を設けると共に、前記ケ−シング(10)の横側隣接
部位に受動輪体(14)を遊嵌装設して、受動輪体(14)
とケ−シング(10)の間に、常時、摩擦駆動板(11)と
受動板(13)を接合させる方向の力を付与する予圧バネ
(15)を介装し、且つ、受動輪体(14)とケ−シング
(10)の対向面部に、前記スライディングキ−式歯車変
速装置の歯車対のいずれかが伝動状態になるとやや時間
差をおいて摩擦駆動板(11)と受動板(13)の圧接を増
大させる方向の推力を起生するカム状係合部(16)(1
7)を対設してあることを特徴とする歯車変速装置のシ
ョック防止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7267743A JPH0989103A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 歯車変速装置のショック防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7267743A JPH0989103A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 歯車変速装置のショック防止構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0989103A true JPH0989103A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17448962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7267743A Pending JPH0989103A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 歯車変速装置のショック防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0989103A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010510464A (ja) * | 2006-11-22 | 2010-04-02 | ゼロシフト リミテッド | 変速機 |
| JP2014035022A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Fuji Heavy Ind Ltd | 変速機 |
| CN105156604A (zh) * | 2015-07-05 | 2015-12-16 | 华东交通大学 | 一种应用于南方山地园林挖穴机的移轴式动力变速器 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0277349U (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-13 | ||
| JPH05256329A (ja) * | 1991-12-28 | 1993-10-05 | Ito Denki Kk | 駆動力伝達装置 |
| JPH0684027U (ja) * | 1993-05-17 | 1994-12-02 | 伊東電機株式会社 | トルクリミッタ |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP7267743A patent/JPH0989103A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040323 |