JPH0989159A - 管路布設工法、支保工および支保工組立体 - Google Patents

管路布設工法、支保工および支保工組立体

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JPH0989159A
JPH0989159A JP7244710A JP24471095A JPH0989159A JP H0989159 A JPH0989159 A JP H0989159A JP 7244710 A JP7244710 A JP 7244710A JP 24471095 A JP24471095 A JP 24471095A JP H0989159 A JPH0989159 A JP H0989159A
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trench
pipe
burying
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Application number
JP7244710A
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English (en)
Inventor
Mitsutoshi Hayashi
光俊 林
Yukinobu Miyamoto
幸展 宮本
Shingo Nagashima
伸吾 長島
Takeshi Daikuhara
毅 大工原
Toshiichi Masuda
敏一 増田
Isamu Miyoshi
勇 三好
Akira Adachi
明 足立
Motoji Katayama
扶嗣 片山
Koushirou Mutou
貢司郎 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Tokyo Gas Co Ltd
JFE Civil Engineering and Construction Corp
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
Kawatetsu Techno Construction Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、地中に管路を布設する管路布設工法
に関し、布設用の管をトレンチ内に容易に配置する。 【解決手段】門型支保工30を用いて土留めを行ない、
チェーンローラ60を用いて布設用の管1をトレンチ1
0に送り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に管路を布設
する管路布設工法、およびその工法に好適な支保工、支
保工組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば高圧ガスを送るための密閉した管
路を地中に布設するにあたっては、布設管路に沿ってト
レンチ(埋設用溝)を掘削し、そのトレンチ両側の地山
が崩れないよう、矢板、腹起し、切梁りを多用して土留
めを施し、その後そのトレンチ内に布設用管を順次配設
しては管の端面どうしを溶接するという工法が採用され
ている。トレンチ内に管を布設した後は、土留めに用い
た矢板、腹起し、切梁り等が取り外され、そのトレンチ
が埋め戻される。
【0003】図14は、従来の工法における、トレンチ
内に布設用管を配置する工程を示した模式図、図15
は、矢板、腹起こし、切梁りが組立てられたトレンチ内
の構造を示す図である。トレンチ10の横壁11に沿っ
て矢板21を、トレンチ10の底に打ち込み、トレンチ
10の長手方向に腹起し22(図14では図示省略)を
配置し、両横壁に配置した腹起し22どうしの間に切梁
り23を渡す。切梁り23は、水圧シリンダ23aによ
ってその長さを伸縮することができるものが一般的であ
る。
【0004】布設用管1をトレンチ10内に配置するに
あたっては、切梁り23を図14に実線で示す位置にセ
ットし、布設用管1をチェーンブロック2で吊り下げ
て、一旦、トレンチ10内の実線で示す切梁り23の上
に載せ、その後、その切梁り23を図に一点鎖線で示す
位置にセットし直して、布設用管1をさらに吊り降ろ
す。
【0005】従来の方法としては、上記の方法のほか、
図14に実線で示す位置と一点鎖線で示す位置との双方
に切梁り23をセットして土留めを行ない、布設用管1
をトレンチ10内に吊り降ろす際に、先ず、一点鎖線で
示す切梁り23を外して布設用管1を途中まで吊り降ろ
し、次に、一点鎖線で示す切梁り23をセットして実線
で示す切梁り23を外し、途中まで吊り降した布設用管
1をさらに吊り降ろすという方法もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の方法で
は、布設用管1をトレンチ10内に配置するにあたり、
切梁り23を取り外したりセットし直したりする必要が
あり、このことから施工に多大の時間を要するという問
題がある。本発明は、上記事情に鑑み、従来と比べ布設
用の管をトレンチ内に容易に配置することができる管路
布設工法およびその管路布設工法に適した支保工、支保
工組立体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の第1の管路布設工法は、地中に管路を布設する管路
布設工法において、 (1−1)埋設用トレンチを掘削する掘削工程 (1−2)埋設用トレンチの横幅に対応した間隔を隔て
て立ち上がる2本の柱と、これら2本の柱どうしを上部
でつなぐ梁とを有する支保工を、埋設用トレンチ内に、
埋設用トレンチの長手方向に間隔を隔てて差し込み、埋
設用トレンチ内に隣接して差し込まれた支保工間に土留
め用矢板を掛け渡す土留め工程 (1−3)敷設用の管を保持するためのチェーンローラ
を垂設するクレーンを、チェーンローラが、埋設用トレ
ンチ内に差し込まれた支保工の梁よりも下方に位置する
ように設置するクレーン設置工程 (1−4)上記チェーンローラで管を吊り下げながら管
を管の長手方向に送って、管を埋設用トレンチ内に吊り
降ろすことにより、管を埋設用トレンチ内に配設する管
配設工程 を備えたことを特徴とする。
【0008】上記目的を達成する本発明の第2の管路布
設工法は、地中に管路を布設する管路布設工法におい
て、 (2−1)埋設用トレンチを掘削する掘削工程 (2−2)埋設用トレンチの横幅に対応した間隔を隔て
て立ち上がる2本の柱と、これら2本の柱どうしを上部
でつなぐ梁とを有する支保工を、埋設用トレンチ内に、
埋設用トレンチの長手方向に間隔を隔てて、支保工の梁
が地表よりも上方に位置する状態に差し込み、埋設用ト
レンチ内に隣接して差し込まれた支保工間に土留め用矢
板を掛け渡す土留め工程 (2−3)敷設用の管が載置されるローラを埋設用トレ
ンチ上に架け渡すローラ設置工程 (2−4)上記ローラに管を載置させて管を管の長手方
向に送ることにより、管を埋設用トレンチ上に運搬する
管運搬工程 (2−5)埋設用トレンチ上に運搬された管を吊り上
げ、その管の下にあるローラを取り外して管を埋設用ト
レンチ内に吊り降ろすことにより、管を埋設用トレンチ
内に配設する管配設工程を備えたことを特徴とする。
【0009】上記目的を達成する本発明の第3の管路布
設工法は、地中に管路を布設する管路布設工法におい
て、 (3−1)埋設用トレンチを掘削する掘削工程 (3−2)埋設用トレンチの横幅に対応した間隔を隔て
て立ち上がる2本の柱と、それら2本の柱のうちのいず
れか1本の柱の上部に回動継手を介して連結されるとと
もにそれら2本の柱のうちの他の1本の柱の上部に接離
自在に連結され、接離自在に連結された側の柱から離れ
て上方に開く第1の梁と、それら2本の柱のうちのいず
れか1本の柱の中腹に回動継手を介して連結されるとと
もにそれら2本の柱のうちの他の1本の柱の中腹に接離
自在に連結され、接離自在に連結された側の柱から離れ
て下方に倒れる第2の梁とを有する支保工を、埋設用ト
レンチ内に、埋設用トレンチの長手方向に間隔を隔てて
差し込み、埋設用トレンチ内に隣接して差し込まれた支
保工間に土留め用矢板を掛け渡す土留め工程 (3−3)上記第1の梁を上方に開き、敷設用の管を吊
り降ろして、その管を、上記第2の梁の上部まで降ろす
吊降し工程 (3−4)上記第1の梁を閉じるとともに上記第2の梁
を下方に倒し、その第2の梁の上部に保持されていた管
を、埋設用トレンチ内に吊り降ろすことにより、その管
を埋設用トレンチ内に配設する管配設工程 を備えたことを特徴とする。
【0010】また、本発明の第1の支保工は、互いの間
に間隔を置いて立ち上がる2本の柱と、上記2本の柱の
うちのいずれか1本の柱の上部に回動継手を介して連結
されるとともに該2本の柱のうちの他の1本の柱の上部
に接離自在に連結され、該他の1本の柱から離れて上方
に開く第1の梁と、上記2本の柱のうちいずれか1本の
柱の中腹に回動継手を介して連結されるとともに該2本
の柱のうちの他の1本の柱の中腹に接離自在に連結さ
れ、該他の1本の柱から離れて下方に倒れる第2の梁と
を備えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明の第2の支保工は、互いの間
に間隔を置いて立ち上がる2本の柱と、これら2本の柱
どうしを上部でつなぐ梁とを有する支保工において、上
記2本の柱それぞれが、それぞれの柱の高さを伸縮自在
に調節するための伸縮継手を備えたことを特徴とする。
さらに本発明の第3の支保工は、互いの間に間隔を置い
て立ち上がる2本の柱と、これら2本の柱どうしを上部
でつなぐ梁とを有する支保工において、上記2本の柱
が、それら2本の柱の上部を立倒自在につなぐ回動継手
を備えたことを特徴とする。
【0012】さらに本発明の第4の支保工は、互いの間
に間隔を置いて立ち上がる2本の柱と、これら2本の柱
どうしを上部でつなぐ梁とを有する支保工において、上
記梁が、その梁の長さを伸縮自在に調節するための伸縮
継手を備えたことを特徴とする。また、本発明の第5の
支保工は、互いの間に間隔を置いて立ち上がる2本の柱
と、これら2本の柱どうしを上部でつなぐ梁とを有する
支保工において、2本の柱それぞれと梁とが分離自在に
連結されてなることを特徴とする。
【0013】さらに本発明の支保工組立体は、互いの間
に間隔を置いて立ち上がる2本の柱と、これら2本の柱
どうしを上部でつなぐ梁とを有する複数の支保工と、こ
れら複数の支保工を、順次所定間隔隔てた状態に連結す
る連結部材とを備えたことを特徴とする。本発明の第1
および第2の管路布設工法は、2本の柱と、それら2本
の柱を上部でつなぐ支保工(以下、「門型支保工」と称
する)を土留めに用いるものであるため、トレンチ掘削
後、門型支保工をトレンチ内に適当なピッチで順次差し
込み、隣接する門型支保工間に土留め用矢板を掛け渡す
だけで事足り、従来の矢板、腹起し、切梁りを用いた土
留め工事と比べ、土留め工事を極めて簡便に行なうこと
ができる。管布設後は、門型支保工は抜き取られて回収
され、次の現場に転用される。
【0014】また、本発明の第1の管路布設工法は、チ
ェーンローラが、埋設用トレンチ内に差し込まれた支保
工の梁よりも下方に位置するようにクレーンを設置し、
そのチェーンローラで管を吊り下げながら、その管をそ
の管の長手方向に送って埋設用トレンチ内に吊り降ろす
ものであり、こうすることにより、従来のように切梁り
を取り外したりセットし直したりするような手間が不要
となり、管を埋設用トレンチ内に容易に運び込むことが
できる。
【0015】また、本発明の第2の管路布設工法は、埋
設用トレンチ上にローラを架け渡し、そのローラに管を
載置させてその管をその管の長手方向に送り、管を吊り
上げてその下のローラを取り外して管を埋設用トレンチ
内に吊り降ろすものであり、ローラをトレンチ上に架け
渡したり取り外したりする作業は必要であるが、従来
の、切梁りの取り外し、セット直しの作業と比べ極めて
簡便な作業で済み、管を埋設用トレンチ内に容易に運び
込むことができる。
【0016】本発明の第1の支保工は、2本の柱の上部
と中腹に梁を備え、上部に備えられた梁は上方に開くよ
うに、また下部に備えられた梁は下方に倒れるように構
成されているため、本発明の第3の管路布設工法を採用
して、従来ように切梁りを取り外したり再設置したりす
ることなく、梁を回動させるだけで取外しや再設置と同
等の効果を得ることができ、管を埋設用トレンチ内に容
易に布設することができる。
【0017】ところで、土留め用に門型支保工を用いる
場合、その門型支保工の柱が高く、梁がトレンチの上に
大きく突き出ているとその門型支保工をトレンチ内に差
し込むのに不便であり、その門型支保工をトレンチ内に
差し込む際には、その門型支保工高さが低い方が好まし
い。一方、チェーンローラを使って管をトレンチ内に送
り込む際は、その支保工の高さが高い方が管を送り込む
作業が容易である。さらに、そのトレンチ内に管を布設
した後、そのトレンチを埋め戻す際は、トレンチの上を
作業上の車が渡れるようにトレンチの上に板を渡すこと
ができることが好ましく、その門型支保工の高さが低い
方が好ましい。
【0018】本発明の第2の支保工は、その支保工を構
成する2本の柱が伸縮継手を備えているため、上記の要
請に応えることができる。また、本発明の第3の支保工
は、回動継手を備えているため、柱の高さを低めたいと
きにその柱の上部を梁とともに倒すことにより、第2の
支保工の場合と同様、上記の要請に応えることができ
る。
【0019】また、埋設用トレンチの幅は、そこに布設
する管の径などに応じて種々に変化する。これに対し、
そのトレンチの土留めに用いる支保工は、管布設工事終
了後は次の現場に転用される。本発明の第4の支保工
は、その支保工を構成する梁が伸縮継手を備えたもので
あるため、その支保工を幅の異なるトレンチにも転用す
ることができる。
【0020】さらに、本発明の第5の支保工は、その支
保工を構成する2本の柱と梁が分離自在なものであるた
め、保管や運搬等に便利である。また、トレンチ内に支
保工を設置するにあたっては、支保工間に矢板を掛け渡
す必要上、隣接する支保工どうしの間隔が所定間隔とな
るように設置する必要があるが、本発明の支保工組立体
は、その組立体を構成する支保工の間隔があらかじめ定
まっており、一度に、間隔の定まった複数の支保工をト
レンチ内に設置することができ、土留めのための作業が
効率化される。
【0021】尚、本発明の第1〜第5の支保工、支保工
組立体は、それぞれ単独で構成されていてもよいが、そ
れらのうちの複数を組み合わせた構成としてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の第1の管路布設工法の一実
施形態を採用してトレンチ内に管を配設する様子を示す
模式図で、図2は、支保工の斜視図である。バックホウ
2を用いて管理設用トレンチ10を掘削し、そのトレン
チ10内に支保工30を所定間隔(例えば50cm間
隔)を置いて差し込み、トレンチ10の横壁がくずれな
いよう土留めを行う。
【0023】この支保工30は、図2に示すように、断
面が、H型の、150mm×150mmのものを使用
し、根入れ長は、地盤の支持力にもよるが、例えば50
0mmとする。隣接する支保工間には土留め用の横矢板
34が掛け渡される。図2では片側にのみ横矢板34が
掛け渡されているが、この横矢板は、一般には、トレン
チ10の両側壁に沿って掛け渡される。尚、横矢板の代
わりに1枚で必要十分な高さを有するパネルを隣接する
支保工間に掛け渡してもよい。
【0024】また、図1では、既に布設された管1Aの
一端のみトレンチ10内に覗いており、その管1Aの大
部分はトレンチ10の途中まで埋め戻された部分10a
の土砂に埋められており、その部分10aの支保工30
は既に抜き取られている。また、その部分10aの、途
中まで埋め戻された土砂の上にはローラ40が設置され
ている。また、トレンチ10の、これから管を布設しよ
うとしている部分には、トレンチ10を跨ぐように門型
クレーン50が配置されている。門型クレーン50に
は、チェーンローラ60が垂設されている。
【0025】図3は、ローラの一例を示す、正面図
(A)、平面図(B)、及び側面図(C)、図4は門型
クレーンの模式図、図5は、チェーンローラの模式図で
ある。ローラ40は、図3に示すように、基体41上に
設置された2つの回転車42により斜め下2カ所で支え
るとともに管1をその長手方向に送ることができるよう
構成されている。
【0026】また、門型クレーン50は、図4に示すよ
うに、その下部にローラ51が備えられており、自由に
移動することができる。この門型クレーン50を、トレ
ンチ10を跨ぐように設置し、その中央のチェーンブロ
ック52にチェーンローラ60を吊り下げる。チェーン
ローラ60は、図5に示すように、リング状のキャスタ
62をチェーン61で吊り下げた構成のものであり、管
1を間に通してその長手方向に力を加えるとその管1を
容易にその長手方向に移動させることができる。
【0027】このチェーンローラ60の吊り下げの高さ
は、図1に示すように、ローラ40に載置された管1を
その長手方向に移動させたときに、そのチェーンローラ
60に丁度支持される高さに調節される。このように、
ローラ40を設置するとともに、およびチェーンローラ
60が垂設された門型クレーン50を設置した後、図示
しないクレーンを用いてローラ40の上に管1を載置
し、その管1に一端が結びつけられたワイヤ3をモンキ
ーウインチ4を用いて引っ張ることにより、管1が、チ
ェーンローラ60に支持されながら、図1の右方向に移
動する。このようにして、管1の全体がチェーンローラ
60で支持されるまで管1を移動し、その状態で、図4
に示すように、管1をトレンチ10内に吊り降ろす。こ
うすることにより、従来のように切梁りを取り外し、再
びセットするような多大な工数をかけることなく、管1
を、トレンチ10内に配置することができる。
【0028】管1がトレンチ10内に配置されると管1
の端部と既に布設された管1Aの端部が溶接等により連
続され、管1は、図1に示す管1Aと同様の状態となる
ようにトレンチ10が埋戻され、バックホウ2により、
トレンチ10の先が掘削され、再度、同様な工程が繰り
返される。図6は、本発明の第2の管路布設工法の一実
施形態を採用してトレンチ内に管を配設する様子を示す
模式図である。図1に示す実施形態の各要素に対応する
要素には、図1で用いた番号と同一の番号を付し、図1
に示す実施形態との相違点のみについて説明する。
【0029】ここでは、支保工30は、その支保工30
の上部の梁が地表100よりも上部に位置する状態にト
レンチ10内に差し込まれている。また、ここでは、ロ
ーラ40は、その基体41がトレンチ10を跨ぐことが
できる長さのものを用いている。既に布設された管1A
の上部は地表100まで完全に埋め戻されており、その
上、およびトレンチ10上にローラ40が配置されてい
る。
【0030】管1は、図示しないクレーン等により、図
6に実線で示す位置においてローラ40上に載置され、
その管1が、図6に一点鎖線で示すトレンチ10上の位
置に移動される。その後、管1は門型クレーン50によ
り吊り上げられ、吊り上げられた管1の下にあるローラ
40が取り外され、管1がトレンチ10内に吊り降ろさ
れる。以下の工程は、図1に示す実施形態の場合と同様
である。
【0031】この実施形態によれば、トレンチ10上に
ローラ40を掛け渡したり、そのローラ40を取り外し
たりする手間が必要であるが、ローラ40を単にそこに
置き、またそこから取り外すだけで済み、従来の、切梁
り7を取り外したり再びセットしたりするのほどの多大
な工数は不要であり、管1を、トレンチ10内に容易に
配置することができる。
【0032】図7〜図9は、本発明の支保工の一実施形
態を示す図である。ここではこれらの図を参照して、本
発明の支保工の一実施形態とともに本発明の第3の管路
布設工法の一実施形態について説明する。図7に示す支
保工30Aは、2本の柱301A,301Bを備えてい
る。また、それら2本の柱301A,301Bの上部、
および中腹には、それら2本の柱301A,301Bの
間をつなぐ、それぞれ、第1の梁302,第2の梁30
3が備えられている。これらの梁302,303と柱3
01Aとの間には回動継手304,305が備えられて
おり、第1の梁302は、図8に示すように、回動継手
304を中心に上方に開くように、第2の梁303は、
図9に示すように、回動継手305を中心に下方に倒れ
るように構成されている。第1の梁302、第2の梁3
03が、図7に示す、2本の柱301A,30Bの間を
つなぐ状態にあるとき、第1の梁302および第2の梁
303のそれぞれと、柱301Bとの間は、ボルトとナ
ットで固定される。
【0033】このように構成された複数の支保工30A
が、トレンチ10内に、順次間隔を隔てて差し込まれ、
土留めが行なわれる。次に、第1の梁302が、図8に
示すように、上方に持ち上げられ地表側に倒されて、2
本の柱301A,301Bの上部が開いた状態にされ
る。この状態であっても、2本の柱301A,301B
は、第2の梁303で連結されおり、柱301A,30
1Bが土砂に押されてトレンチ10内に倒れてしまうよ
うなことは防止される。
【0034】上記のようにして、2本の柱301A,3
01Bの上部が開いた状態とし、管1が門型クレーン5
0(図1,図4参照)によって吊り下げられ、支保工3
0Aの、第2の梁303の上部まで吊降ろされる。その
後、図9に示すように第1の梁302が閉じられてその
第1の梁302により2本の柱301A,301Bが連
結され、今度は第2の梁303が下方に倒され、それま
で第2の梁303の上部に保持されていた管がさらに吊
り降ろされる。このときは、2本の柱301A,301
Bは、第1の梁302により支えられている。
【0035】このようにして、管1が、トレンチ10の
底に設置される。以下の工程は図1に示す実施形態の場
合と同様である。この実施形態によれば梁を持ち上げた
り倒したりするだけでよく、従来のように梁を取り外し
たり再設置するような多大な工数は不要であり、管1
を、トレンチ10内に容易に配置することができる。
【0036】図10は、本発明の支保工の他の実施形態
の模式図である。この支保工30Bは、伸縮継手31,
32,33を有しており、伸縮継手31,32により支
保工の高さを調節することができ、また、伸縮継手33
により支保工の幅を調節することができる。また、この
支保工30Bは、2本の柱と梁とをつなぐ継手34を有
しており、この継手34で、2本の柱と梁とを分離する
ことができる。また、伸縮継手31,32,33でも、
分離可能である。
【0037】このように、この支保工30Bは、分離可
能であることから、運搬や保管に便利であり、高さが調
節可能であることから、深さの異なるトレンチに対応す
ることができ、また、例えば、この支保工30Bをトレ
ンチに差し込む時は高さを低くしておき、管をトレンチ
内に配設するときには高さを高くし、トレンチを埋め戻
して支保工を抜き取る際は支保工の高さを再び低くする
等、その工程に応じて都合のよい高さに調節することが
できる。さらに、この支保工30Bは、伸縮継手33に
より梁の長さが調節可能であることから、幅の異なるト
レンチにも対応可能である。さらに、この支保工30B
は、柱の下端35が尖った形状を有しており、トレンチ
に差し込み易くなっている。
【0038】図11は、本発明の支保工のもう1つの実
施形態の模式図である。この支保工30Cには、回動継
手36が備えられている。この回動継手36よりも上の
部分を横に倒したり、図示のように起こしたりすること
により、実質的に、支保工30Bの高さを調節すること
ができ、図10に示す支保工30Bにおける、柱の高さ
を調節する伸縮継手32と同様の効果を得ることができ
る。
【0039】図12は、本発明の支保工のさらにもう1
つの実施形態の、梁の部分の模式図である。梁を図2に
示すような曲線状に形成することは難しいため、この図
12に示すように、短い直線状のH型鋼を溶接等により
逆U字状につなぎ合わせてもよい。また、この図12に
示す支保工30Dには、高さ調節用の伸縮継手37も備
えられている。
【0040】図13は、本発明の支保工組立体の一実施
形態の模式図である。この実施形態では、3台の支保工
30Eが1本の鋼材38で所定間隔隔てた状態に互いに
連結されている。図2に示すように、隣接する支保工間
には土留め用の横矢板34が掛け渡されるため、隣接す
る支保工どうしの間隔は、例えば50cm等、所定間隔
に保持されている必要がある。支保工が1台ずつばらば
らの場合、支保工を1台差し込む毎にその間隔に注意す
る必要があるが、図13に示す支保工組立体の場合、こ
の支保工組立体の状態で支保工をトレンチ内に差し込む
ことにより、ここに示す3台の支保工どうしの間隔につ
いては注意を払う必要がなく、支保工組立体どうしの間
のみ注意すればよい。
【0041】この支保工組立体を用いると、3台の支保
工30Eを同時に差し込むことができ、作業能率の向上
が図られる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
布設用の管をトレンチ内に容易に配置することができ、
管路布設工事の進捗が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の管路布設工法の一実施形態を採
用して、トレンチ内に管を配設する様子を示す模式図で
ある。
【図2】本発明の支保工の斜視図である。
【図3】ローラの一例を示す、正面図(A)、平面図
(B)、及び側面図(C)である。
【図4】門型クレーンの模式図である。
【図5】チェーンローラの模式図である。
【図6】本発明の第2の管路布設工法の一実施形態を採
用して、トレンチ内に管を配設する様子を示す模式図で
ある。
【図7】本発明の支保工の一実施形態の模式図である。
【図8】本発明の支保工の一実施形態の模式図である。
【図9】本発明の支保工の一実施形態の模式図である。
【図10】本発明の支保工の他の実施形態の模式図であ
る。
【図11】本発明の支保工のもう1つの実施形態の模式
図である。
【図12】本発明の支保工のさらにもう1つの実施形態
の、梁の部分の模式図である。
【図13】本発明の支保工組立体の一実施形態の模式図
である。
【図14】従来の工法における、トレンチ内に布設用管
を配置する工法を示した模式図である。
【図15】矢板、腹起し、切梁りが組立られたトレンチ
内の構造を示す図である。
【符号の説明】
1,1A 管 2 バックホウ 3 ワイヤ 10 トレンチ 30,30A,30B,30C,30D,30E 支保
工 40 ローラ 50 門型クレーン 60 チェーンローラ 301A,301B 柱 302 第1の梁 303 第2の梁 304,305 回動継手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 光俊 横浜市鶴見区末広町1丁目7番7号 東京 瓦斯株式会社内 (72)発明者 宮本 幸展 横浜市鶴見区末広町1丁目7番7号 東京 瓦斯株式会社内 (72)発明者 長島 伸吾 横浜市鶴見区末広町1丁目7番7号 東京 瓦斯株式会社内 (72)発明者 大工原 毅 横浜市鶴見区末広町1丁目7番7号 東京 瓦斯株式会社内 (72)発明者 増田 敏一 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社内 (72)発明者 三好 勇 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号 川 崎製鉄株式会社内 (72)発明者 足立 明 東京都台東区池之端2丁目9番7号 川鉄 テクノコンストラクション株式会社内 (72)発明者 片山 扶嗣 東京都台東区池之端2丁目9番7号 川鉄 テクノコンストラクション株式会社内 (72)発明者 武藤 貢司郎 東京都台東区池之端2丁目9番7号 川鉄 テクノコンストラクション株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に管路を布設する管路布設工法にお
    いて、 埋設用トレンチを掘削する掘削工程と、 前記埋設用トレンチの横幅に対応した間隔を隔てて立ち
    上がる2本の柱と、これら2本の柱どうしを上部でつな
    ぐ梁とを有する支保工を、前記埋設用トレンチ内に、該
    埋設用トレンチの長手方向に間隔を隔てて差し込み、前
    記埋設用トレンチ内に隣接して差し込まれた前記支保工
    間に土留め用矢板を掛け渡す土留め工程と、 敷設用の管を保持するためのチェーンローラを垂設する
    クレーンを、該チェーンローラが、前記埋設用トレンチ
    内に差し込まれた前記支保工の梁よりも下方に位置する
    ように設置するクレーン設置工程と、 前記チェーンローラで前記管を吊り下げながら該管を該
    管の長手方向に送って、該管を前記埋設用トレンチ内に
    吊り降ろすことにより、該管を前記埋設用トレンチ内に
    配設する管配設工程とを備えたことを特徴とする管路布
    設工法。
  2. 【請求項2】 地中に管路を布設する管路布設工法にお
    いて、 埋設用トレンチを掘削する掘削工程と、 前記埋設用トレンチの横幅に対応した間隔を隔てて立ち
    上がる2本の柱と、これら2本の柱どうしを上部でつな
    ぐ梁とを有する支保工を、前記埋設用トレンチ内に、該
    埋設用トレンチの長手方向に間隔を隔てて、該支保工の
    梁が地表よりも上方に位置する状態に差し込み、前記埋
    設用トレンチ内に隣接して差し込まれた前記支保工間に
    土留め用矢板を掛け渡す土留め工程と、 敷設用の管が載置されるローラを前記埋設用トレンチ上
    に架け渡すローラ設置工程と、 前記ローラに前記管を載置させて該管を該管の長手方向
    に送ることにより、該管を前記埋設用トレンチ上に運搬
    する管運搬工程と、 前記埋設用トレンチ上に運搬された前記管を吊り上げ、
    該管の下にある前記ローラを取り外して該管を該埋設用
    トレンチ内に吊り降ろすことにより、該管を該埋設用ト
    レンチ内に配設する管配設工程とを備えたことを特徴と
    する管路布設工法。
  3. 【請求項3】 地中に管路を布設する管路布設工法にお
    いて、 埋設用トレンチを掘削する掘削工程と、 前記埋設用トレンチの横幅に対応した間隔を隔てて立ち
    上がる2本の柱と、該2本の柱のうちのいずれか1本の
    柱の上部に回動継手を介して連結されるとともに該2本
    の柱のうちの他の1本の柱の上部に接離自在に連結さ
    れ、該他の1本の柱から離れて上方に開く第1の梁と、
    該2本の柱のうちのいずれか1本の柱の中腹に回動継手
    を介して連結されるとともに該2本の柱のうちの他の1
    本の柱の中腹に接離自在に連結され、該他の1本の柱か
    ら離れて下方に倒れる第2の梁とを有する支保工を、前
    記埋設用トレンチ内に、該埋設用トレンチの長手方向に
    間隔を隔てて差し込み、前記埋設用トレンチ内に隣接し
    て差し込まれた前記支保工間に土留め用矢板を掛け渡す
    土留め工程と、 前記第1の梁を上方に開き、敷設用の管を吊り降ろし
    て、該管を、前記第2の梁の上部まで降ろす吊降し工程
    と、 前記第1の梁を閉じるとともに前記第2の梁を下方に倒
    し、該第2の梁の上部に保持されていた管を、前記埋設
    用トレンチ内に吊り降ろすことにより、該管を前記埋設
    用トレンチ内に配設する管配設工程とを備えたことを特
    徴とする管路布設工法。
  4. 【請求項4】 互いの間に間隔を置いて立ち上がる2本
    の柱と、 前記2本の柱のうちのいずれか1本の柱の上部に回動継
    手を介して連結されるとともに該2本の柱のうちの他の
    1本の柱の上部に接離自在に連結され、該他の1本の柱
    から離れて上方に開く第1の梁と、 前記2本の柱のうちいずれか1本の柱の中腹に回動継手
    を介して連結されるとともに該2本の柱のうちの他の1
    本の柱の中腹に接離自在に連結され、該他の1本の柱か
    ら離れて下方に倒れる第2の梁とを備えたことを特徴と
    する支保工。
  5. 【請求項5】 互いの間に間隔を置いて立ち上がる2本
    の柱と、これら2本の柱どうしを上部でつなぐ梁とを有
    する支保工において、 前記2本の柱それぞれが、該柱の高さを伸縮自在に調節
    するための伸縮継手を備えたことを特徴とする支保工。
  6. 【請求項6】 互いの間に間隔を置いて立ち上がる2本
    の柱と、これら2本の柱どうしを上部でつなぐ梁とを有
    する支保工において、 前記2本の柱が、該2本の柱の上部を立倒自在につなぐ
    回動継手を備えたことを特徴とする支保工。
  7. 【請求項7】 互いの間に間隔を置いて立ち上がる2本
    の柱と、これら2本の柱どうしを上部でつなぐ梁とを有
    する支保工において、 前記梁が、該梁の長さを伸縮自在に調節するための伸縮
    継手を備えたことを特徴とする支保工。
  8. 【請求項8】 互いの間に間隔を置いて立ち上がる2本
    の柱と、これら2本の柱どうしを上部でつなぐ梁とを有
    する支保工において、 前記2本の柱それぞれと前記梁とが分離自在に連結され
    てなることを特徴とする支保工。
  9. 【請求項9】 互いの間に間隔を置いて立ち上がる2本
    の柱と、これら2本の柱どうしを上部でつなぐ梁とを有
    する複数の支保工と、 これら複数の支保工を、順次所定間隔隔てた状態に連結
    する連結部材とを備えたことを特徴とする支保工組立
    体。
JP7244710A 1995-09-22 1995-09-22 管路布設工法、支保工および支保工組立体 Pending JPH0989159A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008032182A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Nippon Steel Engineering Co Ltd 管敷設方法
JP6068774B1 (ja) * 2016-03-01 2017-01-25 日本スピードショア株式会社 アジャスタブル腹起しを用いた土留め先行工法
CN109720989A (zh) * 2019-01-15 2019-05-07 中盐安徽红四方股份有限公司 卧式换热器管束安装方法
CN112344096A (zh) * 2020-11-13 2021-02-09 中船华南船舶机械有限公司 一种海底管道整平、铺设、锁固、埋设设备的施工方法

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