JPH0989234A - 廃油燃焼装置 - Google Patents
廃油燃焼装置Info
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- JPH0989234A JPH0989234A JP26931295A JP26931295A JPH0989234A JP H0989234 A JPH0989234 A JP H0989234A JP 26931295 A JP26931295 A JP 26931295A JP 26931295 A JP26931295 A JP 26931295A JP H0989234 A JPH0989234 A JP H0989234A
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Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃油を回収して燃料として利用しようと試み
られているが、廃油の中には、着火点が高く不純物が多
い含まれているものがあり、燃えにくいという技術的課
題があった。また燃焼時には黒煙等が生じ、新たな環境
汚染を招くという技術的課題があった。 【解決手段】 廃油を燃料とする灯火あるいは篝火等に
利用される廃油燃焼装置において、セラミックスからな
る内筒で区画された燃焼室と、前記燃焼室内に燃焼空気
を斜め方向より吹き込むために前記内筒に形成された孔
と、前記燃焼室内のほぼ中央に設置されて廃油が含浸さ
れる毛細管状不燃性材からなる火芯と、前記火芯のほぼ
中心にその先端が配され火芯に廃油を供給するオイル配
管と、前記孔を通して燃焼室に空気を供給する空気配管
とを備える。
られているが、廃油の中には、着火点が高く不純物が多
い含まれているものがあり、燃えにくいという技術的課
題があった。また燃焼時には黒煙等が生じ、新たな環境
汚染を招くという技術的課題があった。 【解決手段】 廃油を燃料とする灯火あるいは篝火等に
利用される廃油燃焼装置において、セラミックスからな
る内筒で区画された燃焼室と、前記燃焼室内に燃焼空気
を斜め方向より吹き込むために前記内筒に形成された孔
と、前記燃焼室内のほぼ中央に設置されて廃油が含浸さ
れる毛細管状不燃性材からなる火芯と、前記火芯のほぼ
中心にその先端が配され火芯に廃油を供給するオイル配
管と、前記孔を通して燃焼室に空気を供給する空気配管
とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回収された廃油をキ
ャンプ場の灯火やレストラン入口の篝火等に有効に利用
することのできる廃油燃焼装置に関する。
ャンプ場の灯火やレストラン入口の篝火等に有効に利用
することのできる廃油燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭、食堂からでる天ぷら油等の廃
油を、また工場で使用される機械油や潤滑油などの産業
用の廃油を、そのまま廃棄すると河川などの環境を汚染
することになる。そのため、近年は固形剤を入れて固形
化した後に廃棄したり、廃油を再生処理することが行わ
れている。
油を、また工場で使用される機械油や潤滑油などの産業
用の廃油を、そのまま廃棄すると河川などの環境を汚染
することになる。そのため、近年は固形剤を入れて固形
化した後に廃棄したり、廃油を再生処理することが行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用済
の廃油を廃棄処理するためには、固形剤等の費用がかか
るという課題があった。また、廃油を再生処理するため
には、複数段階の複雑な処理行程を行わなければなら
ず、処理費用がかかるという課題があった。更に、廃油
を回収して燃料として利用することが試みられている
が、廃油の中には、着火点が高く不純物が多く含まれて
いるものがあり、燃えにくいという技術的課題があっ
た。また燃焼時に黒煙等が生じ、新たな環境汚染を招く
という技術的課題があった。
の廃油を廃棄処理するためには、固形剤等の費用がかか
るという課題があった。また、廃油を再生処理するため
には、複数段階の複雑な処理行程を行わなければなら
ず、処理費用がかかるという課題があった。更に、廃油
を回収して燃料として利用することが試みられている
が、廃油の中には、着火点が高く不純物が多く含まれて
いるものがあり、燃えにくいという技術的課題があっ
た。また燃焼時に黒煙等が生じ、新たな環境汚染を招く
という技術的課題があった。
【0004】本発明は、従来の課題を解決するためにな
されたものであり、回収された廃油をキャンプ場の灯火
やレストラン入口の篝火等へ有効に利用する手段として
の廃油燃焼装置を提供することを目的としたものであ
る。
されたものであり、回収された廃油をキャンプ場の灯火
やレストラン入口の篝火等へ有効に利用する手段として
の廃油燃焼装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる廃油燃焼装置は、廃油を燃料とする
灯火あるいは篝火等に用いられる廃油燃焼装置であっ
て、セラミックスからなる内筒で区画された燃焼室と、
前記燃焼室内に燃焼空気を斜め方向より吹き込むために
前記内筒に形成された孔と、前記燃焼室内のほぼ中央に
設置されて廃油が含浸される毛細管状不燃性材からなる
火芯と、前記火芯のほぼ中心にその先端が配され火芯に
廃油を供給するオイル配管と、前記孔を通して燃焼室に
空気を供給する空気配管とを備えることを基本的構成と
している。
に、本発明にかかる廃油燃焼装置は、廃油を燃料とする
灯火あるいは篝火等に用いられる廃油燃焼装置であっ
て、セラミックスからなる内筒で区画された燃焼室と、
前記燃焼室内に燃焼空気を斜め方向より吹き込むために
前記内筒に形成された孔と、前記燃焼室内のほぼ中央に
設置されて廃油が含浸される毛細管状不燃性材からなる
火芯と、前記火芯のほぼ中心にその先端が配され火芯に
廃油を供給するオイル配管と、前記孔を通して燃焼室に
空気を供給する空気配管とを備えることを基本的構成と
している。
【0006】また本発明にかかる廃油燃焼装置は、前記
燃焼室に供給される廃油を濾過する廃油濾過装置と、濾
過された廃油を燃焼室に前記オイル配管を経て供給する
廃油供給装置と、廃油供給装置内の油面を一定に保持し
て余分な廃油を一時貯留するオーバーフロー還流装置
と、前記空気配管及び前記孔を通して燃焼室に空気を供
給する2次空気供給装置とを備えているのが望ましく、
また前記火芯はセラミックスペーパにセラミックスヤー
ンを巻付けた火芯であることが望ましい。また、前記燃
焼室の上面を蓋体により密閉し、前記蓋体の中央部に篝
火用延長パイプを設置し、前記燃焼室内の廃油の燃焼熱
により発生する廃油のガスを篝火用延長パイプの先端部
で燃焼させるようにするのが望ましい。
燃焼室に供給される廃油を濾過する廃油濾過装置と、濾
過された廃油を燃焼室に前記オイル配管を経て供給する
廃油供給装置と、廃油供給装置内の油面を一定に保持し
て余分な廃油を一時貯留するオーバーフロー還流装置
と、前記空気配管及び前記孔を通して燃焼室に空気を供
給する2次空気供給装置とを備えているのが望ましく、
また前記火芯はセラミックスペーパにセラミックスヤー
ンを巻付けた火芯であることが望ましい。また、前記燃
焼室の上面を蓋体により密閉し、前記蓋体の中央部に篝
火用延長パイプを設置し、前記燃焼室内の廃油の燃焼熱
により発生する廃油のガスを篝火用延長パイプの先端部
で燃焼させるようにするのが望ましい。
【0007】このような構成を備える本発明にかかる廃
油燃焼装置は、火芯に廃油が供給されるとと共に、前記
空気配管及び前記孔を通して燃焼室に2次空気供給装置
からの空気が渦巻くように燃焼室に供給されるため、廃
油は完全燃焼する。特に、燃焼室の上面を蓋体により密
閉するとともに、蓋体の中央部に篝火用延長パイプを設
置した構成を採用することにより、前記燃焼室の燃焼熱
により、廃油をガス化させることができるため、このガ
スに着火することにより篝火等として利用することがで
きる。
油燃焼装置は、火芯に廃油が供給されるとと共に、前記
空気配管及び前記孔を通して燃焼室に2次空気供給装置
からの空気が渦巻くように燃焼室に供給されるため、廃
油は完全燃焼する。特に、燃焼室の上面を蓋体により密
閉するとともに、蓋体の中央部に篝火用延長パイプを設
置した構成を採用することにより、前記燃焼室の燃焼熱
により、廃油をガス化させることができるため、このガ
スに着火することにより篝火等として利用することがで
きる。
【0008】したがって、本発明によれば、簡単な装置
により使用済の廃油を焼却処理することができるため、
経費負担も軽減され、しかも焼却処理の際に発生するガ
スを篝火等として利用できる。
により使用済の廃油を焼却処理することができるため、
経費負担も軽減され、しかも焼却処理の際に発生するガ
スを篝火等として利用できる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施形態を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の第1の実施形態による廃油
燃焼装置を示す概略構成図である。図において、廃油燃
焼装置1は、篝火容器2などに設置された燃焼部3と、
回収された廃油を濾過する廃油濾過装置4と、濾過され
た廃油を燃焼部3に供給する廃油供給装置5と、廃油供
給装置5内の油面を一定に保持して余分な廃油を一時貯
留するオーバーフロー還流装置6と、廃油の燃焼を促進
するために燃焼部3に空気を供給する2次空気供給装置
7とから構成されている。
に説明する。図1は本発明の第1の実施形態による廃油
燃焼装置を示す概略構成図である。図において、廃油燃
焼装置1は、篝火容器2などに設置された燃焼部3と、
回収された廃油を濾過する廃油濾過装置4と、濾過され
た廃油を燃焼部3に供給する廃油供給装置5と、廃油供
給装置5内の油面を一定に保持して余分な廃油を一時貯
留するオーバーフロー還流装置6と、廃油の燃焼を促進
するために燃焼部3に空気を供給する2次空気供給装置
7とから構成されている。
【00010】そして、篝火容器2は、図2(a)およ
び(b)に示すように、三脚台を備えた逆円錐型あるい
は倒れ防止対策を施した火炎土器型などが一般的であ
り、顧客の好みあるいは景観などにマッチした形状が適
宜選択される。
び(b)に示すように、三脚台を備えた逆円錐型あるい
は倒れ防止対策を施した火炎土器型などが一般的であ
り、顧客の好みあるいは景観などにマッチした形状が適
宜選択される。
【00011】また燃焼部3は、図3に示すように、耐
火物であるセラミックスからなる内筒11aとセラミッ
クスからなる上蓋11bで区画された燃焼室12と、前
記燃焼室12内のほぼ中央に設置されて廃油が気化しや
すいように形成された毛細管状不燃性材からなる火芯1
3と、前記火芯13のほぼ中心にその先端が配され火芯
13に廃油を供給するオイル配管14と、前記燃焼室1
2内に十分な燃焼空気を斜め方向より吹き込むために内
筒11aに形成された複数の孔11cと、前記孔11c
を通して燃焼室12に渦状に空気を供給する二重円筒状
のエア−ボックス15bと前記エア−ボックス15bに
空気を供給する空気配管15aとを備えている。尚、単
に廃油燃焼処理を行う場合には、上蓋11bを設けなく
てもよい。
火物であるセラミックスからなる内筒11aとセラミッ
クスからなる上蓋11bで区画された燃焼室12と、前
記燃焼室12内のほぼ中央に設置されて廃油が気化しや
すいように形成された毛細管状不燃性材からなる火芯1
3と、前記火芯13のほぼ中心にその先端が配され火芯
13に廃油を供給するオイル配管14と、前記燃焼室1
2内に十分な燃焼空気を斜め方向より吹き込むために内
筒11aに形成された複数の孔11cと、前記孔11c
を通して燃焼室12に渦状に空気を供給する二重円筒状
のエア−ボックス15bと前記エア−ボックス15bに
空気を供給する空気配管15aとを備えている。尚、単
に廃油燃焼処理を行う場合には、上蓋11bを設けなく
てもよい。
【0012】またさらに、燃焼室12内に設置される火
芯13は、ファイバー・ブランケットでは熱による固化
と収縮性が大きいので吸油性が低下し、セラミックスペ
ーパ単体では通気性が小さく燃焼空気との攪拌が不足気
味になることから、長時間の吸油性及び通気性を保持す
るために、セラミックスペーパにセラミックスヤーンを
巻付けた火芯を使用するのが望ましい。
芯13は、ファイバー・ブランケットでは熱による固化
と収縮性が大きいので吸油性が低下し、セラミックスペ
ーパ単体では通気性が小さく燃焼空気との攪拌が不足気
味になることから、長時間の吸油性及び通気性を保持す
るために、セラミックスペーパにセラミックスヤーンを
巻付けた火芯を使用するのが望ましい。
【0013】廃油濾過装置4には、多孔質のセラミック
ス体からなる濾過材が用いられる。濾過材としては、セ
ラミックス体に限定されるものではなく、この他にも各
種のポーラス材質からなる濾過材を使用することができ
る。そして、これらの濾過材がカーボン、あるいは廃油
の不純物や残滓などで目詰まりを起こした場合には、濾
過材を加熱、焼却して再生する。
ス体からなる濾過材が用いられる。濾過材としては、セ
ラミックス体に限定されるものではなく、この他にも各
種のポーラス材質からなる濾過材を使用することができ
る。そして、これらの濾過材がカーボン、あるいは廃油
の不純物や残滓などで目詰まりを起こした場合には、濾
過材を加熱、焼却して再生する。
【0014】濾過された廃油を燃焼部3に供給する廃油
供給装置5には、図4に示すように、容器17に固着さ
れているオーバーフローパイプ18の上端部に、上下に
スライド可能な油面調整パイプ19が取付けられてい
る。
供給装置5には、図4に示すように、容器17に固着さ
れているオーバーフローパイプ18の上端部に、上下に
スライド可能な油面調整パイプ19が取付けられてい
る。
【0015】そして、この油面調整パイプ19の高さを
上下に調整することにより、容器17内の油面が油面調
整パイプ19の高さより高い場合には、余分な廃油がオ
ーバーフローパイプ18からオーバーフロー還流装置6
に流出して容器17内の油面の高さが常に設定値に保持
されるようになされている。また前記容器17に取付け
られたオイル配管14から燃焼部3に燃焼用の廃油が供
給されるように調整されている。
上下に調整することにより、容器17内の油面が油面調
整パイプ19の高さより高い場合には、余分な廃油がオ
ーバーフローパイプ18からオーバーフロー還流装置6
に流出して容器17内の油面の高さが常に設定値に保持
されるようになされている。また前記容器17に取付け
られたオイル配管14から燃焼部3に燃焼用の廃油が供
給されるように調整されている。
【0016】また2次空気供給装置7は、コンプレッサ
7aから空気配管15aを介して、燃焼部3内に2次空
気を給気するものであり、空気配管15aの途中には、
緊急時に空気の供給を遮断する、あるいは火炎などの逆
流を防止するためのニ−ドルバルブ等を備えた安全装置
16が設置されている。
7aから空気配管15aを介して、燃焼部3内に2次空
気を給気するものであり、空気配管15aの途中には、
緊急時に空気の供給を遮断する、あるいは火炎などの逆
流を防止するためのニ−ドルバルブ等を備えた安全装置
16が設置されている。
【0017】前記オーバーフロー還流装置6は、図5に
示すように、容器17内の余分な廃油を貯留する二段式
密閉タンク31と、二段式密閉タンク31を隔壁31a
で上下に区画した上部隔室32と下部隔室33とを連通
する連通管34と、廃油供給装置5の容器17と二段式
密閉タンク31の下部隔室33とを連通して容器17内
の余分な廃油を下部隔室33に流出させるオーバーフロ
ーパイプ18と、容器17と二段式密閉タンク31の上
部隔室32とを連通して上部隔室32内に溜った廃油を
容器17に還流する還流パイプ36と、オーバーフロー
パイプ18の下端部より下部隔室33内の廃油が容器1
7側に逆流しないように開口部を閉止するように設置さ
れた逆流防止弁37とにより構成されている。
示すように、容器17内の余分な廃油を貯留する二段式
密閉タンク31と、二段式密閉タンク31を隔壁31a
で上下に区画した上部隔室32と下部隔室33とを連通
する連通管34と、廃油供給装置5の容器17と二段式
密閉タンク31の下部隔室33とを連通して容器17内
の余分な廃油を下部隔室33に流出させるオーバーフロ
ーパイプ18と、容器17と二段式密閉タンク31の上
部隔室32とを連通して上部隔室32内に溜った廃油を
容器17に還流する還流パイプ36と、オーバーフロー
パイプ18の下端部より下部隔室33内の廃油が容器1
7側に逆流しないように開口部を閉止するように設置さ
れた逆流防止弁37とにより構成されている。
【0018】前記オーバーフローパイプ18の下端部の
開口部の構成について、更に詳述すれば、開口部はスプ
リング38により吊り上げられた逆流防止弁37により
閉止され、容器17内の余分な廃油がオーバーフローパ
イプ18の上部より流出したときに、廃油の自重により
逆流防止弁37が開くようになっている。
開口部の構成について、更に詳述すれば、開口部はスプ
リング38により吊り上げられた逆流防止弁37により
閉止され、容器17内の余分な廃油がオーバーフローパ
イプ18の上部より流出したときに、廃油の自重により
逆流防止弁37が開くようになっている。
【0019】また容器17内の余分な廃油を貯留する二
段式密閉タンク31の周囲にはヒータ39が設置されて
おり、しかも還流パイプ36の上端面が容器17内で油
面調整パイプ19の上端面より常に上方に位置するよう
に設定されている。この還流装置6は、空気圧を利用し
た揚水器の原理を応用して、タンク内に溜った廃油を再
び廃油供給装置5内に還流させるものである。
段式密閉タンク31の周囲にはヒータ39が設置されて
おり、しかも還流パイプ36の上端面が容器17内で油
面調整パイプ19の上端面より常に上方に位置するよう
に設定されている。この還流装置6は、空気圧を利用し
た揚水器の原理を応用して、タンク内に溜った廃油を再
び廃油供給装置5内に還流させるものである。
【0020】次に、このように構成された廃油燃焼装置
の動作について説明する。多孔質のセラミックス体から
なる濾過材を有する濾過装置4に廃油を入れ、濾過する
ことによって不純物を取り除く。そして濾過装置4によ
って濾過された廃油を廃油供給装置5に供給する。この
時、廃油供給装置5の容器17内の油面は一定に維持さ
れるように、オーバーフロー還流装置6が動作する。
の動作について説明する。多孔質のセラミックス体から
なる濾過材を有する濾過装置4に廃油を入れ、濾過する
ことによって不純物を取り除く。そして濾過装置4によ
って濾過された廃油を廃油供給装置5に供給する。この
時、廃油供給装置5の容器17内の油面は一定に維持さ
れるように、オーバーフロー還流装置6が動作する。
【0021】即ち、廃油供給装置5の余分な廃油は二段
式密閉タンク31の下部隔室33にオーバーフローパイ
プ18を介して流出する。そして、その流出が停止する
と逆流防止弁37はスプリング38によってオーバーフ
ローパイプ18の開口部を閉止する。このように、廃油
供給装置5の余分な廃油をオーバーフロー還流装置6の
下部隔室33へ排出することにより、廃油供給装置5の
容器17内の油面を一定になすことができる。
式密閉タンク31の下部隔室33にオーバーフローパイ
プ18を介して流出する。そして、その流出が停止する
と逆流防止弁37はスプリング38によってオーバーフ
ローパイプ18の開口部を閉止する。このように、廃油
供給装置5の余分な廃油をオーバーフロー還流装置6の
下部隔室33へ排出することにより、廃油供給装置5の
容器17内の油面を一定になすことができる。
【0022】また、容器17内の油面が低下した場合に
は、図示しない検知手段によって検知し、ヒ−タ39を
動作させる。前記ヒ−タ39によって下部隔室33が暖
められると、下部隔室33の空気圧が上昇し、下部隔室
33の廃油は上部隔室32に流出し、更に上部隔室32
の空気圧の上昇に伴って、上部隔室32の廃油は容器1
7に還流する。以上のような、オーバーフロー還流装置
6の動作により、廃油供給装置5の油面は、常に一定に
維持される。その結果、廃油供給装置5から一定量の廃
油が燃料として、燃焼部3に供給される。そして、供給
された廃油は燃焼部3の火芯13に含浸される。この廃
油に着火するには、少量の灯油を火芯13含浸し、この
灯油を口火として火心に着火する。
は、図示しない検知手段によって検知し、ヒ−タ39を
動作させる。前記ヒ−タ39によって下部隔室33が暖
められると、下部隔室33の空気圧が上昇し、下部隔室
33の廃油は上部隔室32に流出し、更に上部隔室32
の空気圧の上昇に伴って、上部隔室32の廃油は容器1
7に還流する。以上のような、オーバーフロー還流装置
6の動作により、廃油供給装置5の油面は、常に一定に
維持される。その結果、廃油供給装置5から一定量の廃
油が燃料として、燃焼部3に供給される。そして、供給
された廃油は燃焼部3の火芯13に含浸される。この廃
油に着火するには、少量の灯油を火芯13含浸し、この
灯油を口火として火心に着火する。
【0023】一方、コンプレッサ7aから空気配管15
aを介して、燃焼部3内に2次空気が2次空気供給装置
7によって供給される。この2次空気は内筒11aに形
成された複数の孔11cによって、燃焼室12内で燃焼
空気が渦巻くように供給される。このように、燃焼室1
2内で燃焼空気が渦巻くように供給されるため、廃油は
完全燃焼する。
aを介して、燃焼部3内に2次空気が2次空気供給装置
7によって供給される。この2次空気は内筒11aに形
成された複数の孔11cによって、燃焼室12内で燃焼
空気が渦巻くように供給される。このように、燃焼室1
2内で燃焼空気が渦巻くように供給されるため、廃油は
完全燃焼する。
【0024】また、廃油燃焼装置の燃焼を消火させる場
合には、火芯13に蓋を被せて酸素の供給を遮断する方
式、廃油を供給するオイル配管14のバルブ14aを閉
じて燃料の供給を遮断する方式などがあり、廃油燃焼装
置1における燃焼装置の形態に適合した適宜の方式を採
用することができる。
合には、火芯13に蓋を被せて酸素の供給を遮断する方
式、廃油を供給するオイル配管14のバルブ14aを閉
じて燃料の供給を遮断する方式などがあり、廃油燃焼装
置1における燃焼装置の形態に適合した適宜の方式を採
用することができる。
【0025】また、この廃油燃焼装置を篝火等として使
用する場合には、図6に示すように、燃焼室12の上面
を蓋体20により密閉するとともに、前記蓋体20の中
央部に篝火用延長パイプ21を設置する。即ち、燃焼室
12内で廃油を燃焼させると、廃油の燃焼とその燃焼熱
によって廃油のガス化が同時に起こり、発生したガスは
篝火用延長パイプ21に導かれ、前記パイプ21の先端
で燃焼させることにより、輝度が高く長い炎の篝火等と
して適正な火炎を得ることができる。尚、燃焼室12の
上面を閉塞する蓋体20は耐火物であるセラミックス体
が好ましい。
用する場合には、図6に示すように、燃焼室12の上面
を蓋体20により密閉するとともに、前記蓋体20の中
央部に篝火用延長パイプ21を設置する。即ち、燃焼室
12内で廃油を燃焼させると、廃油の燃焼とその燃焼熱
によって廃油のガス化が同時に起こり、発生したガスは
篝火用延長パイプ21に導かれ、前記パイプ21の先端
で燃焼させることにより、輝度が高く長い炎の篝火等と
して適正な火炎を得ることができる。尚、燃焼室12の
上面を閉塞する蓋体20は耐火物であるセラミックス体
が好ましい。
【0026】また、篝火は野外に設置されることが多い
ため、防風対策と火炎の安全性が必要である。そのため
に図7(a)に示すように、篝火用延長パイプ21の上
端部に、風防カバ−22を取付けると良い。また図7
(b)に示すように前記風防カバ−22の代わりに、バ
ーナーチップ23を取付けると良い。
ため、防風対策と火炎の安全性が必要である。そのため
に図7(a)に示すように、篝火用延長パイプ21の上
端部に、風防カバ−22を取付けると良い。また図7
(b)に示すように前記風防カバ−22の代わりに、バ
ーナーチップ23を取付けると良い。
【0027】またこれら風防カバ−22、バーナーチッ
プ23は、火炎安定化、防風対策に加え、火炎の失火防
止のための熱源とすることができる。即ち、風防カバ−
22、バーナーチップ23が一定温度以上に加熱される
ため、その熱により廃油のガスに対して、再着火するこ
とができる。また風防カバ−22、バーナーチップ23
は風防用とセラミックススチップの場合とでは火炎の形
態が異なるので、用途や好みに応じて選択することがで
きる。尚、図6、7中の矢印は空気の流れを示してい
る。
プ23は、火炎安定化、防風対策に加え、火炎の失火防
止のための熱源とすることができる。即ち、風防カバ−
22、バーナーチップ23が一定温度以上に加熱される
ため、その熱により廃油のガスに対して、再着火するこ
とができる。また風防カバ−22、バーナーチップ23
は風防用とセラミックススチップの場合とでは火炎の形
態が異なるので、用途や好みに応じて選択することがで
きる。尚、図6、7中の矢印は空気の流れを示してい
る。
【0028】このように、ガス化・燃焼装置3を篝火と
して使用する場合には、燃焼室12内に発生したガス
を、延長パイプで適当な位置に導き、延長パイプの先端
部で2次燃焼させることにより、無臭・無煙のクリーン
な火炎で、輝度が高く長い炎の篝火を得ることができ
る。
して使用する場合には、燃焼室12内に発生したガス
を、延長パイプで適当な位置に導き、延長パイプの先端
部で2次燃焼させることにより、無臭・無煙のクリーン
な火炎で、輝度が高く長い炎の篝火を得ることができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の請
求項1かかる廃油燃焼装置は、火芯に廃油が供給され、
前記空気配管及び前記孔を通して燃焼室に2次空気供給
装置からの空気が渦巻くように燃焼室に供給されるた
め、廃油を完全燃焼させることができる。また本発明の
請求項2かかる廃油燃焼装置は、燃焼室に一定の廃油を
供給することができるため、安定した火炎を得ることが
できる。また本発明の請求項3かかる廃油燃焼装置は、
長時間の吸油性、通気性を保持することができるため、
長時間安定した火炎を得ることができる。更に、本発明
の請求項4かかる廃油燃焼装置は、燃焼室の上面を蓋体
により密閉するとともに、蓋体の中央部に篝火用延長パ
イプを設置した構成を採用することにより、前記燃焼室
の燃焼熱により、廃油がガス化するため、このガスに着
火することにより無臭・無煙のクリーンな火炎で、輝度
が高く長い炎を得ることができる。
求項1かかる廃油燃焼装置は、火芯に廃油が供給され、
前記空気配管及び前記孔を通して燃焼室に2次空気供給
装置からの空気が渦巻くように燃焼室に供給されるた
め、廃油を完全燃焼させることができる。また本発明の
請求項2かかる廃油燃焼装置は、燃焼室に一定の廃油を
供給することができるため、安定した火炎を得ることが
できる。また本発明の請求項3かかる廃油燃焼装置は、
長時間の吸油性、通気性を保持することができるため、
長時間安定した火炎を得ることができる。更に、本発明
の請求項4かかる廃油燃焼装置は、燃焼室の上面を蓋体
により密閉するとともに、蓋体の中央部に篝火用延長パ
イプを設置した構成を採用することにより、前記燃焼室
の燃焼熱により、廃油がガス化するため、このガスに着
火することにより無臭・無煙のクリーンな火炎で、輝度
が高く長い炎を得ることができる。
【0030】前述のように、本発明によれば、簡単な装
置により使用済の廃油を焼却処理するため経費負担も軽
減され、焼却処理の際に発生するガスを篝火等として利
用できるという効果を奏するものである。
置により使用済の廃油を焼却処理するため経費負担も軽
減され、焼却処理の際に発生するガスを篝火等として利
用できるという効果を奏するものである。
【図1】本発明の第1の実施形態である廃油燃焼装置を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図2】図2(a)(b)は図1における篝火容器の形
状を示す外観説明図である。
状を示す外観説明図である。
【図3】図3(a)は図1における燃焼室の構造を示す
縦断面図であり、図3(b)は図3(a)のA−A断面
図である。
縦断面図であり、図3(b)は図3(a)のA−A断面
図である。
【図4】図1における廃油供給装置を説明する概念図で
ある。
ある。
【図5】図1におけるオーバーフロー還流装置を説明す
るための要部断面図である。
るための要部断面図である。
【図6】廃油燃焼装置を篝火等として使用する場合を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図7】図7(a)、(b)は廃油燃焼装置を篝火等と
して使用する場合の変形例を示す要部断面図である。
して使用する場合の変形例を示す要部断面図である。
1 廃油燃焼装置 2 篝火容器 3 燃焼部 4 廃油濾過装置 5 廃油供給装置 6 オーバーフロー還流装置 7 2次空気供給装置 11a 内筒 11c 孔 12 燃焼室 13 火芯 14 オイル配管 15a 空気配管 15b エア−ボックス 16 安全装置 17 容器 18 オーバーフローパイプ 19 油面調整パイプ 20 蓋体 21 篝火用延長パイプ 22 風防カバ− 23 バーナーチップ 31 二段式密閉タンク 32 上部隔室 33 下部角質 34 連通管 36 還流パイプ 37 逆流防止弁 39 ヒータ
Claims (4)
- 【請求項1】 廃油を燃料とする灯火あるいは篝火等に
用いられる廃油燃焼装置であって、セラミックスからな
る内筒で区画された燃焼室と、前記燃焼室内に燃焼空気
を斜め方向より吹き込むために前記内筒に形成された孔
と、前記燃焼室内のほぼ中央に設置されて廃油が含浸さ
れる毛細管状不燃性材からなる火芯と、前記火芯のほぼ
中心にその先端が配され火芯に廃油を供給するオイル配
管と、前記孔を通して燃焼室に空気を供給する空気配管
とを備えることを特徴とする廃油燃焼装置。 - 【請求項2】 前記燃焼室に供給される廃油を濾過する
廃油濾過装置と、濾過された廃油を燃焼室に前記オイル
配管を経て供給する廃油供給装置と、廃油供給装置内の
油面を一定に保持して余分な廃油を一時貯留するオーバ
ーフロー還流装置と、前記空気配管及び前記孔を通して
燃焼室に空気を供給する2次空気供給装置とを備えてい
ることを特徴とする請求項1に記載された廃油燃焼装
置。 - 【請求項3】 前記毛細管状不燃性材からなる火芯はセ
ラミックスペーパにセラミックスヤーンを巻付けた火芯
であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
された廃油燃焼装置。 - 【請求項4】 前記燃焼室の上面を蓋体により密閉し、
前記蓋体のほぼ中央部に篝火用延長パイプを設置し、前
記燃焼室内の廃油の燃焼熱により発生する廃油のガスを
前記篝火用延長パイプの先端部で燃焼させるようにした
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
載された廃油燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26931295A JPH0989234A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 廃油燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26931295A JPH0989234A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 廃油燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0989234A true JPH0989234A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17470597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26931295A Pending JPH0989234A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 廃油燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0989234A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1300503C (zh) * | 2004-11-08 | 2007-02-14 | 崇庆华 | 一种利用废油料在燃烧器中的燃烧方法 |
| KR101110816B1 (ko) * | 2009-09-24 | 2012-02-24 | 삼성중공업 주식회사 | 선박용 폐유 소각장치 |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP26931295A patent/JPH0989234A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1300503C (zh) * | 2004-11-08 | 2007-02-14 | 崇庆华 | 一种利用废油料在燃烧器中的燃烧方法 |
| KR101110816B1 (ko) * | 2009-09-24 | 2012-02-24 | 삼성중공업 주식회사 | 선박용 폐유 소각장치 |
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