JPH0989585A - 慣性航法装置 - Google Patents
慣性航法装置Info
- Publication number
- JPH0989585A JPH0989585A JP24474295A JP24474295A JPH0989585A JP H0989585 A JPH0989585 A JP H0989585A JP 24474295 A JP24474295 A JP 24474295A JP 24474295 A JP24474295 A JP 24474295A JP H0989585 A JPH0989585 A JP H0989585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attitude
- calculation unit
- speed
- navigation
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 3
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 62
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 31
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 13
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 3
- 230000010354 integration Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 101100179590 Caenorhabditis elegans ins-21 gene Proteins 0.000 description 1
- 101150089655 Ins2 gene Proteins 0.000 description 1
- 108010002350 Interleukin-2 Proteins 0.000 description 1
- 101100072652 Xenopus laevis ins-b gene Proteins 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Navigation (AREA)
- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 艦船に対するミサイルの取り付けミスアライ
ンメントを推定演算するための慣性航法装置において、
艦船の撓み又は変形に起因した誤差を修正することを目
的とする。 【解決手段】 慣性航法装置は、ミサイルの姿勢角ψS
と艦船の姿勢角ψM との偏差δψを演算する姿勢角演算
系と、ミサイルの速度VS と艦船の速度VM との偏差δ
Vを演算する速度演算系と、カルマンフィルタによっ
て、取り付けミスアラインメント推定値Eφ、姿勢差推
定値Eδψ及び速度差推定値EδVを推定する取り付け
ミスアラインメント等推定演算部と、を有し、取り付け
ミスアラインメント等推定演算部は艦船の変形に起因す
るミサイルの回転変位の推定値Eθを、カルマンフィル
タを用いて推定演算する。
ンメントを推定演算するための慣性航法装置において、
艦船の撓み又は変形に起因した誤差を修正することを目
的とする。 【解決手段】 慣性航法装置は、ミサイルの姿勢角ψS
と艦船の姿勢角ψM との偏差δψを演算する姿勢角演算
系と、ミサイルの速度VS と艦船の速度VM との偏差δ
Vを演算する速度演算系と、カルマンフィルタによっ
て、取り付けミスアラインメント推定値Eφ、姿勢差推
定値Eδψ及び速度差推定値EδVを推定する取り付け
ミスアラインメント等推定演算部と、を有し、取り付け
ミスアラインメント等推定演算部は艦船の変形に起因す
るミサイルの回転変位の推定値Eθを、カルマンフィル
タを用いて推定演算する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はミサイル等の飛翔体
又は航走体に搭載された慣性航法装置(INS)に関
し、より詳細には艦船に対するミサイル等の取り付けミ
スアラインメントを推定演算するための慣性航法装置に
関する。
又は航走体に搭載された慣性航法装置(INS)に関
し、より詳細には艦船に対するミサイル等の取り付けミ
スアラインメントを推定演算するための慣性航法装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4に艦船1に搭載されたミサイル2の
配置状態を示す。艦船1には主慣性航法装置(以下に
「マスタINS」と称する。)10が搭載され、ミサイ
ル2自身にも小型慣性航法装置(以下に「スレーブIN
S」と称する。)20が搭載されている。
配置状態を示す。艦船1には主慣性航法装置(以下に
「マスタINS」と称する。)10が搭載され、ミサイ
ル2自身にも小型慣性航法装置(以下に「スレーブIN
S」と称する。)20が搭載されている。
【0003】ミサイル2は艦船1に機械的に装着される
ため、ミサイル2の基準軸と艦船1の基準軸は通常互い
に一致していない。図示のように、マスタINS10の
位置をO、スレーブINS20の位置をOS 、艦船1の
船首方位OBをψM 、ミサイル2の船首方位OS Aをψ
S とする。艦船1及びミサイル2の船首方位ψM 、ψ S
は、それぞれ地球座標(子午線0N)に対する艦船1及
びミサイル2の船首方向OB、OS Aの回転角である。
艦船1の船首方位ψM とミサイル2の船首方位ψS の差
をφとする。斯かる偏差φは取り付けミスアラインメン
トと称され、次のように表される。
ため、ミサイル2の基準軸と艦船1の基準軸は通常互い
に一致していない。図示のように、マスタINS10の
位置をO、スレーブINS20の位置をOS 、艦船1の
船首方位OBをψM 、ミサイル2の船首方位OS Aをψ
S とする。艦船1及びミサイル2の船首方位ψM 、ψ S
は、それぞれ地球座標(子午線0N)に対する艦船1及
びミサイル2の船首方向OB、OS Aの回転角である。
艦船1の船首方位ψM とミサイル2の船首方位ψS の差
をφとする。斯かる偏差φは取り付けミスアラインメン
トと称され、次のように表される。
【0004】
【数1】φ=ψS −ψM
【0005】ミサイル2の慣性誘導はミサイル2自身に
搭載されたスレーブINS20によってなされるが、ミ
サイル2の発射前に、ミサイル2の姿勢(ロール角及び
ピッチ角)及び方位について初期化する必要がある。
尚、以下に随時、姿勢角及び方位角をまとめて姿勢角ψ
として表現する。
搭載されたスレーブINS20によってなされるが、ミ
サイル2の発射前に、ミサイル2の姿勢(ロール角及び
ピッチ角)及び方位について初期化する必要がある。
尚、以下に随時、姿勢角及び方位角をまとめて姿勢角ψ
として表現する。
【0006】姿勢角ψを初期化するためには、取り付け
ミスアラインメントφが求められなければならない。取
り付けミスアラインメントφは、スレーブINS20を
初期化するときには未だ求められていない。なぜなら、
スレーブINS20自身によってミサイル2の姿勢角ψ
を初期化するには数十分の時間を要するが、スレーブI
NS20の電源はミサイル発射直前に投入されるからで
ある。
ミスアラインメントφが求められなければならない。取
り付けミスアラインメントφは、スレーブINS20を
初期化するときには未だ求められていない。なぜなら、
スレーブINS20自身によってミサイル2の姿勢角ψ
を初期化するには数十分の時間を要するが、スレーブI
NS20の電源はミサイル発射直前に投入されるからで
ある。
【0007】マスタINS10からのデータを使用して
取り付けミスアラインメントφを迅速に求め、スレーブ
INS20を初期化する方法としてトランスファアライ
ンメント法と呼ばれる方法がある。
取り付けミスアラインメントφを迅速に求め、スレーブ
INS20を初期化する方法としてトランスファアライ
ンメント法と呼ばれる方法がある。
【0008】図5を参照して従来のトランスファアライ
ンメント法を説明する。図5は従来のスレーブINS2
0の構成例を示す。スレーブINS20は姿勢角演算系
と速度演算系と取り付けミスアラインメント等推定演算
部33とを有する。
ンメント法を説明する。図5は従来のスレーブINS2
0の構成例を示す。スレーブINS20は姿勢角演算系
と速度演算系と取り付けミスアラインメント等推定演算
部33とを有する。
【0009】姿勢角演算系はジャイロセンサ21と方向
余弦行列演算部22と方向余弦行列補正演算部23と姿
勢計算部24と姿勢差演算部25と取り付けミスアライ
ンメント推定値積算部26とマスタ姿勢座標変換部27
とを有する。速度演算系は加速度センサ28と加速度計
出力座標変換部29と速度演算部30と速度補正演算部
31と速度差演算部32とを有する。
余弦行列演算部22と方向余弦行列補正演算部23と姿
勢計算部24と姿勢差演算部25と取り付けミスアライ
ンメント推定値積算部26とマスタ姿勢座標変換部27
とを有する。速度演算系は加速度センサ28と加速度計
出力座標変換部29と速度演算部30と速度補正演算部
31と速度差演算部32とを有する。
【0010】マスタINS10は図示しない自身のジャ
イロセンサ及び加速度センサを有しており、それによっ
て入力角速度ω及び入力加速度aを検出し、艦船1の姿
勢角ψM 及び速度VM を演算する。
イロセンサ及び加速度センサを有しており、それによっ
て入力角速度ω及び入力加速度aを検出し、艦船1の姿
勢角ψM 及び速度VM を演算する。
【0011】ジャイロセンサ21は入力角速度ωをミサ
イル2の基準軸周りの回転角速度ω B として検出する。
尚、ミサイル2は艦船1の甲板に対して所定の仰角にて
傾斜して配置されており、ミサイル2の基準軸の方向は
3次元座標によって表される。ここで回転角速度ωB の
添字Bはミサイル2に固定された座標系を表す。方向余
弦行列演算部22はジャイロセンサ21より出力された
回転角速度ωB を用いて、ミサイル2(の基準軸)の方
向余弦行列〔C’〕を演算する。斯かる方向余弦行列
〔C’〕には次のような関係がある。
イル2の基準軸周りの回転角速度ω B として検出する。
尚、ミサイル2は艦船1の甲板に対して所定の仰角にて
傾斜して配置されており、ミサイル2の基準軸の方向は
3次元座標によって表される。ここで回転角速度ωB の
添字Bはミサイル2に固定された座標系を表す。方向余
弦行列演算部22はジャイロセンサ21より出力された
回転角速度ωB を用いて、ミサイル2(の基準軸)の方
向余弦行列〔C’〕を演算する。斯かる方向余弦行列
〔C’〕には次のような関係がある。
【0012】
【数2】d〔C’〕/dt=〔C’〕〔ωB ×〕
【0013】ここに〔ωB ×〕は角速度行列であり、次
のように表される。
のように表される。
【0014】
【数3】
【0015】よって方向余弦行列〔C’〕は次の式によ
って求められる。
って求められる。
【0016】
【数4】〔C’〕n+1 =〔C’〕n (〔I〕+〔ω
B ×〕ΔT+(1/2)〔ωB ×〕2ΔT2 +・・・)
B ×〕ΔT+(1/2)〔ωB ×〕2ΔT2 +・・・)
【0017】ここに〔I〕は単位行列、ΔTは演算周期
である。尚、方向余弦行列〔C’〕は、取り付けミスア
ラインメントφの推定演算の開始時に、艦船1の姿勢角
ψMを用いて初期化される。
である。尚、方向余弦行列〔C’〕は、取り付けミスア
ラインメントφの推定演算の開始時に、艦船1の姿勢角
ψMを用いて初期化される。
【0018】方向余弦行列補正演算部23は取り付けミ
スアラインメント推定演算部33より出力された取り付
けミスアラインメントの推定値Eφ及び姿勢差推定値E
δψを用いて方向余弦行列を補正する。斯かる補正は次
の式によって表される。
スアラインメント推定演算部33より出力された取り付
けミスアラインメントの推定値Eφ及び姿勢差推定値E
δψを用いて方向余弦行列を補正する。斯かる補正は次
の式によって表される。
【0019】
【数5】 〔C〕=〔C’〕〔C(Eφ)〕〔C(−Eδψ)〕
【0020】尚、〔C(Eφ)〕〔C(−Eδψ)〕
は、それぞれEφ、−Eδψの回転を表す方向余弦行列
である。姿勢計算部24は補正された方向余弦行列
〔C〕をスレーブINS20の姿勢計算値ψS に変換す
る。取り付けミスアラインメント推定値積算部26は、
取り付けミスアラインメント等推定演算部33より出力
された取り付けミスアラインメントの推定値Eφを積算
する。マスタ姿勢座標変換部27は、取り付けミスアラ
インメント推定値の積算値ΣEφによって艦船1の姿勢
角ψM を座標変換してマスタ姿勢計算値ψM ’を求め
る。斯かる演算は次の式によって表される。
は、それぞれEφ、−Eδψの回転を表す方向余弦行列
である。姿勢計算部24は補正された方向余弦行列
〔C〕をスレーブINS20の姿勢計算値ψS に変換す
る。取り付けミスアラインメント推定値積算部26は、
取り付けミスアラインメント等推定演算部33より出力
された取り付けミスアラインメントの推定値Eφを積算
する。マスタ姿勢座標変換部27は、取り付けミスアラ
インメント推定値の積算値ΣEφによって艦船1の姿勢
角ψM を座標変換してマスタ姿勢計算値ψM ’を求め
る。斯かる演算は次の式によって表される。
【0021】
【数6】ψM ’=〔C(ΣEφ)〕ψM
【0022】マスタ姿勢計算値ψM ’は、取り付けミス
アラインメント等推定演算部33における推定演算の精
度が高いと、スレーブ姿勢計算値ψS に次第に収束す
る。姿勢差演算部25はスレーブINS20の姿勢計算
値ψS とマスタ姿勢計算値ψM’の偏差、即ち、姿勢差
δψを演算する。
アラインメント等推定演算部33における推定演算の精
度が高いと、スレーブ姿勢計算値ψS に次第に収束す
る。姿勢差演算部25はスレーブINS20の姿勢計算
値ψS とマスタ姿勢計算値ψM’の偏差、即ち、姿勢差
δψを演算する。
【0023】
【数7】δψ=ψS −ψM ’
【0024】姿勢差δψは、取り付けミスアラインメン
ト等推定演算部33における推定演算の精度が高いと、
ゼロに収束する。
ト等推定演算部33における推定演算の精度が高いと、
ゼロに収束する。
【0025】加速度計センサ28は入力加速度aをミサ
イル2に固定された座標系の加速度aB として検出す
る。加速度計出力座標変換部29は、方向余弦行列
〔C〕を用いてミサイル2の座標系の加速度aB を地球
座標系の加速度aL に変換する。ここで、加速度aL の
添字Lは地球座標系を表す。斯かる変換は次の式によっ
て表される。
イル2に固定された座標系の加速度aB として検出す
る。加速度計出力座標変換部29は、方向余弦行列
〔C〕を用いてミサイル2の座標系の加速度aB を地球
座標系の加速度aL に変換する。ここで、加速度aL の
添字Lは地球座標系を表す。斯かる変換は次の式によっ
て表される。
【0026】
【数8】aL =〔C〕aB
【0027】速度演算部30は地球座標系の加速度aL
を積分して地球座標系の速度VS ’を演算する。
を積分して地球座標系の速度VS ’を演算する。
【0028】
【数9】VS ’=VS0’+aL ×ΔT
【0029】速度補正演算部31は、取り付けミスアラ
インメント等推定演算部33より出力された速度差推定
値EδVを用いて地球座標系の速度計算値VS ’を補正
し、ミサイル2の速度VS を求める。
インメント等推定演算部33より出力された速度差推定
値EδVを用いて地球座標系の速度計算値VS ’を補正
し、ミサイル2の速度VS を求める。
【0030】
【数10】VS =VS ’−EδV
【0031】ミサイル2の速度VS は、取り付けミスア
ラインメント等推定演算部33における推定演算の精度
が高いと、艦船1の速度VM に収束する。
ラインメント等推定演算部33における推定演算の精度
が高いと、艦船1の速度VM に収束する。
【0032】速度差演算部32は、ミサイル2の速度V
S と艦船1の速度VM の差δVを演算する。
S と艦船1の速度VM の差δVを演算する。
【0033】
【数11】δV=VS −VM
【0034】斯かる速度差δVは、取り付けミスアライ
ンメント等推定演算部33における推定演算の精度が高
いと、ゼロに収束する。
ンメント等推定演算部33における推定演算の精度が高
いと、ゼロに収束する。
【0035】取り付けミスアラインメント等推定演算部
33は、ジャイロセンサ検出角速度ωB 、加速度計セン
サ検出加速度aB 、マスタ姿勢ψM 、姿勢差δψ及び速
度差δVを用いて、取り付けミスアラインメント推定値
Eφ、姿勢差推定値Eδψ及び速度差推定値EδVを推
定演算する。斯かる推定演算はカルマンフィルタを用い
てなされる。
33は、ジャイロセンサ検出角速度ωB 、加速度計セン
サ検出加速度aB 、マスタ姿勢ψM 、姿勢差δψ及び速
度差δVを用いて、取り付けミスアラインメント推定値
Eφ、姿勢差推定値Eδψ及び速度差推定値EδVを推
定演算する。斯かる推定演算はカルマンフィルタを用い
てなされる。
【0036】カルマンフィルタの概要を簡単に説明す
る。システムは1次の微分方程式によって記述されるこ
とができるものとする。
る。システムは1次の微分方程式によって記述されるこ
とができるものとする。
【0037】
【数12】d〔x〕/dt=〔A〕〔x〕+〔η〕
【0038】ここに、 〔x〕:推定値の状態ベクトル 〔A〕:システム行列 〔η〕:ランダムベクトル である。この式を遷移行列法によって離散形に変形する
と次のようになる。
と次のようになる。
【0039】
【数13】〔x(t+Δt)〕=〔Φ〕〔x(t)〕+
〔G〕〔η〕
〔G〕〔η〕
【0040】観測系は次の式によって表される。
【0041】
【数14】〔y〕=〔H〕〔x〕+〔v〕
【0042】ここに、 〔y〕:観測値 〔H〕:観測行列 〔v〕:観測外乱ベクトル である。システムが数12の式〜数14の式によって記
述されることができる場合には、推定値〔x〕は次の式
によって求められる。
述されることができる場合には、推定値〔x〕は次の式
によって求められる。
【0043】
【数15】P(t+Δt,t)=Φ・P(t,t)ΦT
+Q(G/Δt)GT K(t+Δt)=P(t+Δt,t)HT 〔H・P(t
+Δt,t)HT +R〕-1 x(t+Δt,t)=Φ・x(t,t) x(t+Δt,t+Δt)=x(t+Δt,t)+K
(t+Δt)〔y−H・x(t+Δt,t)〕 P(t+Δt,t+Δt)=〔I−K(t+Δt)・
H〕P(t+Δt,t)
+Q(G/Δt)GT K(t+Δt)=P(t+Δt,t)HT 〔H・P(t
+Δt,t)HT +R〕-1 x(t+Δt,t)=Φ・x(t,t) x(t+Δt,t+Δt)=x(t+Δt,t)+K
(t+Δt)〔y−H・x(t+Δt,t)〕 P(t+Δt,t+Δt)=〔I−K(t+Δt)・
H〕P(t+Δt,t)
【0044】
【数16】Φ=I+AΔt+Δt2 /2・A2 G=ΦΔt(I−Δt/2・A)
【0045】Iは単位行列であり、Q、R、Pは次のよ
うに表される。尚、Eは期待値を表す。
うに表される。尚、Eは期待値を表す。
【0046】
【数17】Q=E〔η,ηT 〕 R=E〔v,vT 〕 P=E〔x,xT 〕
【0047】数15の式の各項は次のような意味を有す
る。Pは、誤差共分散行列であり、P(t+Δt,t)
は現時刻tでのシステム誤差の統計量がΔt秒後にどの
程度変化するのかを予想するものである。Kは、カルマ
ンゲインであり、システム誤差と観測ノイズとの統計量
を比較し、システムと観測値のどちらに重みをかけるか
を決定する量である。x(t+Δt,t)は、時刻tに
おける時刻t+Δtの予測値である。
る。Pは、誤差共分散行列であり、P(t+Δt,t)
は現時刻tでのシステム誤差の統計量がΔt秒後にどの
程度変化するのかを予想するものである。Kは、カルマ
ンゲインであり、システム誤差と観測ノイズとの統計量
を比較し、システムと観測値のどちらに重みをかけるか
を決定する量である。x(t+Δt,t)は、時刻tに
おける時刻t+Δtの予測値である。
【0048】x(t+Δt,t+Δt)は最適推定値で
あり、観測値と予想値との偏差とカルマンゲインを用い
て計算する。P(t+Δt,t+Δt)は誤差共分散行
列の修正値である。
あり、観測値と予想値との偏差とカルマンゲインを用い
て計算する。P(t+Δt,t+Δt)は誤差共分散行
列の修正値である。
【0049】次にカルマンフィルタを使用して取り付け
ミスアラインメント推定値Eφ、姿勢差推定値Eδψ及
び速度差推定値EδVを推定演算する。取り付けミスア
ラインメント等推定演算部33のシステムを1次微分方
程式によって表す。
ミスアラインメント推定値Eφ、姿勢差推定値Eδψ及
び速度差推定値EδVを推定演算する。取り付けミスア
ラインメント等推定演算部33のシステムを1次微分方
程式によって表す。
【0050】
【数18】dδv/dt=−CL M 〔aB ×〕δψ+C
L M 〔aB ×〕φ dδψ/dt=−〔ωB ×〕δψ+〔ωB ×〕φ
L M 〔aB ×〕φ dδψ/dt=−〔ωB ×〕δψ+〔ωB ×〕φ
【0051】ここに、δv及びδψは艦船1とミサイル
2の基準座標軸が異なることによって生ずる速度偏差及
び姿勢偏差を表す。aB はスレーブINS座標系の加速
度、ωB はスレーブINS座標系における地球座標系に
対するスレーブINSの角速度、CL M はマスタINS
の方向余弦行列である。行列〔aB ×〕及び〔ωB ×〕
は次のように表される。
2の基準座標軸が異なることによって生ずる速度偏差及
び姿勢偏差を表す。aB はスレーブINS座標系の加速
度、ωB はスレーブINS座標系における地球座標系に
対するスレーブINSの角速度、CL M はマスタINS
の方向余弦行列である。行列〔aB ×〕及び〔ωB ×〕
は次のように表される。
【0052】
【数19】
【0053】従って、数18の式を行列形式によって表
すと、次のようになる。
すと、次のようになる。
【0054】
【数20】
【0055】この式を数12の式と比較すると次の関係
が得られる。
が得られる。
【0056】
【数21】
【0057】観測値は速度差y(δv)と姿勢差y(δ
ψ)である。従って、数14の式の形に表される。
ψ)である。従って、数14の式の形に表される。
【0058】
【数22】
【0059】ここでI3 は3×3の単位行列、03 は3
×3の0行列である。この式を数14の式と比較すると
次の関係が得られる。
×3の0行列である。この式を数14の式と比較すると
次の関係が得られる。
【0060】
【数23】
【0061】図6を参照して取り付けミスアラインメン
ト等推定演算部33の構成及び動作を説明する。取り付
けミスアラインメント等推定演算部33はシステム誤差
演算部33−1と遷移行列演算部33−2と誤差共分散
行列演算部33−3とカルマンゲイン演算部33−4と
最適推定値演算部33−5と誤差共分散行列修正演算部
33−6とを有する。
ト等推定演算部33の構成及び動作を説明する。取り付
けミスアラインメント等推定演算部33はシステム誤差
演算部33−1と遷移行列演算部33−2と誤差共分散
行列演算部33−3とカルマンゲイン演算部33−4と
最適推定値演算部33−5と誤差共分散行列修正演算部
33−6とを有する。
【0062】システム誤差演算部33−1は数21の式
のシステム行列〔A〕を演算し、遷移行列演算部33−
2は数16の式のΦ、Gを演算し、誤差共分散行列演算
部33−3は数15の式の誤差共分散行列Pを演算し、
カルマンゲイン演算部33−4は数15の式のカルマン
ゲインKを演算し、最適推定値演算部33−5は数15
の式の推定値x(t+Δt,t)、x(t+Δt,t+
Δt)を演算し、誤差共分散行列修正演算部33−6は
数15の式の誤差共分散行列P(t+Δt,t+Δt)
を演算する。
のシステム行列〔A〕を演算し、遷移行列演算部33−
2は数16の式のΦ、Gを演算し、誤差共分散行列演算
部33−3は数15の式の誤差共分散行列Pを演算し、
カルマンゲイン演算部33−4は数15の式のカルマン
ゲインKを演算し、最適推定値演算部33−5は数15
の式の推定値x(t+Δt,t)、x(t+Δt,t+
Δt)を演算し、誤差共分散行列修正演算部33−6は
数15の式の誤差共分散行列P(t+Δt,t+Δt)
を演算する。
【0063】取り付けミスアラインメント等推定演算部
33はシステム誤差演算部33−1を経由してミサイル
2の座標系の角速度ωB 、加速度aB 、姿勢差δψ、速
度差δv、艦船1の姿勢ψM を入力し、最適推定値演算
部33−5を経由して取り付けミスアラインメント推定
値Eφ、姿勢推定値Eδψ、速度差推定値Eδvを出力
する。
33はシステム誤差演算部33−1を経由してミサイル
2の座標系の角速度ωB 、加速度aB 、姿勢差δψ、速
度差δv、艦船1の姿勢ψM を入力し、最適推定値演算
部33−5を経由して取り付けミスアラインメント推定
値Eφ、姿勢推定値Eδψ、速度差推定値Eδvを出力
する。
【0064】斯かる推定値を用いて、ミサイル2の姿勢
及び速度を補正するため、ミサイル2の姿勢及び速度は
次第に真の値に収束する。
及び速度を補正するため、ミサイル2の姿勢及び速度は
次第に真の値に収束する。
【0065】
【発明が解決しようとする課題】図4に示したように、
マスタINS10とスレーブINS20は艦船1上の互
いに離れた位置に配置されている。艦船1は運動体とし
ては剛体と考えられるがピッチ及びロール運動によって
僅かながら撓み又は変形する。従って、マスタINS1
0とスレーブINS20の間の相対的位置又は距離は一
定ではなく僅かながら変化する。
マスタINS10とスレーブINS20は艦船1上の互
いに離れた位置に配置されている。艦船1は運動体とし
ては剛体と考えられるがピッチ及びロール運動によって
僅かながら撓み又は変形する。従って、マスタINS1
0とスレーブINS20の間の相対的位置又は距離は一
定ではなく僅かながら変化する。
【0066】艦船1の撓み又は変形に起因してマスタI
NS10とスレーブINS20の間の相対的位置又は距
離が変化すると取り付けミスアラインメントの推定値E
φに大きな誤差が生ずる。
NS10とスレーブINS20の間の相対的位置又は距
離が変化すると取り付けミスアラインメントの推定値E
φに大きな誤差が生ずる。
【0067】本発明は斯かる点に鑑み、マスタINS1
0とスレーブINS20の間の相対的位置又は距離が変
化しても、正確に取り付けミスアラインメントの推定値
を得ることができる慣性航法装置を提供することを目的
とする。
0とスレーブINS20の間の相対的位置又は距離が変
化しても、正確に取り付けミスアラインメントの推定値
を得ることができる慣性航法装置を提供することを目的
とする。
【0068】
【課題を解決するための手段】本発明によると、航行体
に装備された航走体の姿勢及び方位を推定するために該
航走体に取り付けられた慣性航法装置において、上記航
走体の回転角速度ωB を検出するためのジャイロセンサ
と、上記航走体の加速度aB を検出するための加速度セ
ンサと、上記ジャイロセンサより出力された上記航走体
の回転角速度ωB より上記航走体の姿勢角ψS を演算
し、該姿勢角ψS と上記航行体に取り付けられた主慣性
航法装置より出力された上記航行体の姿勢角ψM との偏
差δψを演算する姿勢角演算系と、上記加速度センサよ
り出力された上記航走体の加速度aB より上記航走体の
速度VS を演算し、該速度VS と上記航行体に取り付け
られた主慣性航法装置より出力された上記航行体の速度
VM との偏差δVを演算する速度演算系と、上記姿勢角
演算系より出力された上記姿勢角偏差δψと上記ジャイ
ロセンサより出力された上記航走体の回転角速度ωB と
上記速度演算系より出力された上記速度偏差δVと上記
加速度センサより出力された上記航走体の加速度aB と
上記航行体に取り付けられた主慣性航法装置より出力さ
れた上記航行体の姿勢角ψMとより、カルマンフィルタ
によって、取り付けアラインメント推定値Eφ、姿勢差
推定値Eδψ及び速度差推定値EδVを推定する取り付
けミスアラインメント等推定演算部と、を有し、該取り
付けミスアラインメント等推定演算部は上記航行体の変
形に起因する上記航走体の回転変位の推定値Eθを、カ
ルマンフィルタを用いて推定演算することを特徴とす
る。
に装備された航走体の姿勢及び方位を推定するために該
航走体に取り付けられた慣性航法装置において、上記航
走体の回転角速度ωB を検出するためのジャイロセンサ
と、上記航走体の加速度aB を検出するための加速度セ
ンサと、上記ジャイロセンサより出力された上記航走体
の回転角速度ωB より上記航走体の姿勢角ψS を演算
し、該姿勢角ψS と上記航行体に取り付けられた主慣性
航法装置より出力された上記航行体の姿勢角ψM との偏
差δψを演算する姿勢角演算系と、上記加速度センサよ
り出力された上記航走体の加速度aB より上記航走体の
速度VS を演算し、該速度VS と上記航行体に取り付け
られた主慣性航法装置より出力された上記航行体の速度
VM との偏差δVを演算する速度演算系と、上記姿勢角
演算系より出力された上記姿勢角偏差δψと上記ジャイ
ロセンサより出力された上記航走体の回転角速度ωB と
上記速度演算系より出力された上記速度偏差δVと上記
加速度センサより出力された上記航走体の加速度aB と
上記航行体に取り付けられた主慣性航法装置より出力さ
れた上記航行体の姿勢角ψMとより、カルマンフィルタ
によって、取り付けアラインメント推定値Eφ、姿勢差
推定値Eδψ及び速度差推定値EδVを推定する取り付
けミスアラインメント等推定演算部と、を有し、該取り
付けミスアラインメント等推定演算部は上記航行体の変
形に起因する上記航走体の回転変位の推定値Eθを、カ
ルマンフィルタを用いて推定演算することを特徴とす
る。
【0069】本発明によると、慣性航法装置において、
上記姿勢角演算系は、上記ジャイロセンサより出力され
た回転角速度ωB を用いて、上記航走体の方向余弦行列
を演算する方向余弦行列演算部と、上記取り付けミスア
ラインメント等推定演算部より出力された上記取り付け
ミスアラインメント推定値Eφ及び姿勢差推定値Eδψ
を用いて上記方向余弦行列を補正する方向余弦行列補正
演算部と、上記方向余弦行列を上記航走体の姿勢計算値
ψS に変換する姿勢計算部と、上記航走体の姿勢計算角
ψS と上記マスタ姿勢計算値ψM ’の偏差、即ち、姿勢
差δψを演算する姿勢差演算部と、上記取り付けミスア
ラインメント等推定演算部より出力された上記取り付け
ミスアラインメント推定値Eφを積算する取り付けミス
アラインメント推定値積算部と、上記取り付けミスアラ
インメント推定値の積算値ΣEφによって上記航行体の
姿勢角ψM を座標変換してマスタ姿勢計算値ψM ’を求
めるマスタ姿勢座標変換部と、含むことを特徴とする。
上記姿勢角演算系は、上記ジャイロセンサより出力され
た回転角速度ωB を用いて、上記航走体の方向余弦行列
を演算する方向余弦行列演算部と、上記取り付けミスア
ラインメント等推定演算部より出力された上記取り付け
ミスアラインメント推定値Eφ及び姿勢差推定値Eδψ
を用いて上記方向余弦行列を補正する方向余弦行列補正
演算部と、上記方向余弦行列を上記航走体の姿勢計算値
ψS に変換する姿勢計算部と、上記航走体の姿勢計算角
ψS と上記マスタ姿勢計算値ψM ’の偏差、即ち、姿勢
差δψを演算する姿勢差演算部と、上記取り付けミスア
ラインメント等推定演算部より出力された上記取り付け
ミスアラインメント推定値Eφを積算する取り付けミス
アラインメント推定値積算部と、上記取り付けミスアラ
インメント推定値の積算値ΣEφによって上記航行体の
姿勢角ψM を座標変換してマスタ姿勢計算値ψM ’を求
めるマスタ姿勢座標変換部と、含むことを特徴とする。
【0070】本発明によると、慣性航法装置において、
上記速度演算系は、上記方向余弦行列を用いて上記航走
体座標系の加速度aB を地球座標系の加速度aL に変換
する加速度計出力座標変換部と、上記地球座標系の加速
度aL を積分して地球座標系の速度VS ’を演算する速
度演算部と上記取り付けミスアラインメント等推定演算
部より出力された上記速度差推定値EδVを用いて地球
座標系の速度計算値VS ’を補正し、上記航走体の速度
V S を求める速度補正演算部と上記航走体の速度VS と
上記航行体の速度VM の差δVを演算する速度差演算部
と、を有することを特徴とする。
上記速度演算系は、上記方向余弦行列を用いて上記航走
体座標系の加速度aB を地球座標系の加速度aL に変換
する加速度計出力座標変換部と、上記地球座標系の加速
度aL を積分して地球座標系の速度VS ’を演算する速
度演算部と上記取り付けミスアラインメント等推定演算
部より出力された上記速度差推定値EδVを用いて地球
座標系の速度計算値VS ’を補正し、上記航走体の速度
V S を求める速度補正演算部と上記航走体の速度VS と
上記航行体の速度VM の差δVを演算する速度差演算部
と、を有することを特徴とする。
【0071】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明による慣性
航法装置の例を説明する。本例の慣性航法装置は、取り
付けミスアラインメント推定値Eφ、姿勢推定値Eδ
ψ、速度差推定値Eδvに加えて歪み推定値Eθを演算
する。斯かる歪み推定値Eθは姿勢差演算部25に供給
される。姿勢差演算部25は次の式によって姿勢差δψ
を演算する。
航法装置の例を説明する。本例の慣性航法装置は、取り
付けミスアラインメント推定値Eφ、姿勢推定値Eδ
ψ、速度差推定値Eδvに加えて歪み推定値Eθを演算
する。斯かる歪み推定値Eθは姿勢差演算部25に供給
される。姿勢差演算部25は次の式によって姿勢差δψ
を演算する。
【0072】
【数24】δψ=ψS −Eθ−ψM
【0073】斯かる姿勢差δψは上述のように、取り付
けミスアラインメント等推定演算部33に供給される。
けミスアラインメント等推定演算部33に供給される。
【0074】こうして、本例の慣性航法装置は従来の慣
性航法装置と比較して、取り付けミスアラインメント等
推定演算部33と姿勢差演算部25の機能が異なり、そ
れ以外の点は従来の慣性航法装置と同様であってよい。
従って対応する構成要素には同一の参照符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
性航法装置と比較して、取り付けミスアラインメント等
推定演算部33と姿勢差演算部25の機能が異なり、そ
れ以外の点は従来の慣性航法装置と同様であってよい。
従って対応する構成要素には同一の参照符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
【0075】図2を参照して歪みの推定方法を説明す
る。図2は本例による歪みの生成過程のモデルを示す。
ここで入力信号ηはホワイトノイズであり、出力信号d
θ/dtは艦船1の船体の変形速度(マスタINS10
とスレーブINS20の間の歪みの角速度)である。こ
のモデルでは、船体の変形速度dθ/dtはホワイトノ
イズによって駆動される。図2のモデルを船体歪み特性
関数モデルと称することとする。
る。図2は本例による歪みの生成過程のモデルを示す。
ここで入力信号ηはホワイトノイズであり、出力信号d
θ/dtは艦船1の船体の変形速度(マスタINS10
とスレーブINS20の間の歪みの角速度)である。こ
のモデルでは、船体の変形速度dθ/dtはホワイトノ
イズによって駆動される。図2のモデルを船体歪み特性
関数モデルと称することとする。
【0076】定数ζ、ξの値を操作することによって、
推定値である歪みθの周期及び減衰率を所望の値に変化
させることができる。
推定値である歪みθの周期及び減衰率を所望の値に変化
させることができる。
【0077】歪みθ及びその微分値dθ/dt、d2 θ
/dt2 は次の式によって表される。
/dt2 は次の式によって表される。
【0078】
【数25】
【0079】ここで、d0 、d1 、d2 は次のように表
される。
される。
【0080】
【数26】d0 =ξ3 d1 =(2ζ+1)ξ2 d2 =(2ζ+1)ξ
【0081】歪み角θはスレーブINS20にのみ存在
するため、ミサイル2の姿勢角ψSとして表現される。
スレーブINS座標系から地球座標系への変換を表す方
向余弦行列CL S 及びその転置行列CS L を次のように
表す。
するため、ミサイル2の姿勢角ψSとして表現される。
スレーブINS座標系から地球座標系への変換を表す方
向余弦行列CL S 及びその転置行列CS L を次のように
表す。
【0082】
【数27】
【0083】歪み角θはピッチ軸、ロール軸及びアジマ
ス軸の3軸周りの歪み角θP 、θR、θA が存在する。
歪み角θi と姿勢差δψとの関係は次のように表され
る。
ス軸の3軸周りの歪み角θP 、θR、θA が存在する。
歪み角θi と姿勢差δψとの関係は次のように表され
る。
【0084】
【数28】
【0085】ここでθ1 、θ2 、θ3 は、それぞれロー
ル軸周りの歪みθR 、ピッチ軸周りの歪みθP 、アジマ
ス軸周りの歪みθA を意味する。方向余弦行列CL S は
対称行列であり、その要素はCij=Cji(i,j=1,
2,3)なる関係があるから、数28の式は次のように
書き換えることができる。
ル軸周りの歪みθR 、ピッチ軸周りの歪みθP 、アジマ
ス軸周りの歪みθA を意味する。方向余弦行列CL S は
対称行列であり、その要素はCij=Cji(i,j=1,
2,3)なる関係があるから、数28の式は次のように
書き換えることができる。
【0086】
【数29】
【0087】船体歪み特性関数モデルを含む状態ベクト
ルxは、例えばピッチ軸周りの歪みを考えると、次のよ
うに表される。
ルxは、例えばピッチ軸周りの歪みを考えると、次のよ
うに表される。
【0088】
【数30】xT =〔δv,δψ,φ,∫θP dt,
θP ,dθP /dt〕
θP ,dθP /dt〕
【0089】システム行列Aは次のように表される。
【0090】
【数31】
【0091】観測行列Hは次のように表される。
【0092】
【数32】
【0093】これらのシステムをカルマンフィルタによ
って推定演算する。これを行列の式によって表すと、次
のようになる。
って推定演算する。これを行列の式によって表すと、次
のようになる。
【0094】
【数33】
【0095】以上はピッチ軸周りの歪み角θP について
説明したが、ロール軸及びアジマス軸周りの歪み角
θR 、θA も同様である。
説明したが、ロール軸及びアジマス軸周りの歪み角
θR 、θA も同様である。
【0096】図3を参照して本例の取り付けミスアライ
ンメント等推定演算部33の構成及び動作を説明する。
取り付けミスアラインメント等推定演算部33は歪みシ
ステム誤差演算部35−1と歪み遷移行列演算部35−
2と歪み誤差共分散行列演算部35−3と歪みカルマン
ゲイン演算部35−4と歪み最適推定値演算部35−5
と歪み誤差共分散行列修正演算部35−6とを有する。
ンメント等推定演算部33の構成及び動作を説明する。
取り付けミスアラインメント等推定演算部33は歪みシ
ステム誤差演算部35−1と歪み遷移行列演算部35−
2と歪み誤差共分散行列演算部35−3と歪みカルマン
ゲイン演算部35−4と歪み最適推定値演算部35−5
と歪み誤差共分散行列修正演算部35−6とを有する。
【0097】歪みシステム誤差演算部35−1は数30
の式のシステム行列〔A〕を演算し、歪み遷移行列演算
部35−2は数16の式のΦ、Gを演算し、歪み誤差共
分散行列演算部35−3は数15の式の誤差共分散行列
Pを演算し、歪みカルマンゲイン演算部35−4は数1
5の式のカルマンゲインKを演算し、歪み最適推定値演
算部35−5は数15の式の推定値x(t+Δt,
t)、x(t+Δt,t+Δt)を演算し、歪み誤差共
分散行列修正演算部35−6は数15の式の誤差共分散
行列P(t+Δt,t+Δt)を演算する。
の式のシステム行列〔A〕を演算し、歪み遷移行列演算
部35−2は数16の式のΦ、Gを演算し、歪み誤差共
分散行列演算部35−3は数15の式の誤差共分散行列
Pを演算し、歪みカルマンゲイン演算部35−4は数1
5の式のカルマンゲインKを演算し、歪み最適推定値演
算部35−5は数15の式の推定値x(t+Δt,
t)、x(t+Δt,t+Δt)を演算し、歪み誤差共
分散行列修正演算部35−6は数15の式の誤差共分散
行列P(t+Δt,t+Δt)を演算する。
【0098】歪み最適推定値演算部35−5は取り付け
ミスアラインメント推定値Eφ、姿勢推定値Eδψ、速
度差推定値Eδv及び歪み推定値Eθを推定演算する。
本例によると、斯かる推定値を用いて、ミサイル2の姿
勢及び速度を補正するため、ミサイル2の姿勢及び速度
は次第に真の値に収束する。
ミスアラインメント推定値Eφ、姿勢推定値Eδψ、速
度差推定値Eδv及び歪み推定値Eθを推定演算する。
本例によると、斯かる推定値を用いて、ミサイル2の姿
勢及び速度を補正するため、ミサイル2の姿勢及び速度
は次第に真の値に収束する。
【0099】以上本発明の実施例について説明したが本
発明の範囲を逸脱することなく様々な変更等が可能であ
ることは当業者にとって理解されよう。
発明の範囲を逸脱することなく様々な変更等が可能であ
ることは当業者にとって理解されよう。
【0100】
【発明の効果】本発明によると、艦船の変形及び撓みに
起因するミサイル2の姿勢及び速度の誤差を修正するこ
とができるから、ミサイル2の姿勢及び速度の推定値を
正確に求めることができる利点がある。
起因するミサイル2の姿勢及び速度の誤差を修正するこ
とができるから、ミサイル2の姿勢及び速度の推定値を
正確に求めることができる利点がある。
【0101】本発明によると、従来の慣性航法装置を利
用して艦船の変形及び撓みに起因するミサイル2の姿勢
及び速度の誤差を修正することができる利点がある。
用して艦船の変形及び撓みに起因するミサイル2の姿勢
及び速度の誤差を修正することができる利点がある。
【0102】本発明によると、従来の慣性航法装置に含
まれるカルマンフィルタを利用して艦船の変形及び撓み
に起因するミサイル2の姿勢及び速度の誤差を修正する
ことができるから、ミサイル2の姿勢及び速度の推定値
を正確に求めることができる利点がある。
まれるカルマンフィルタを利用して艦船の変形及び撓み
に起因するミサイル2の姿勢及び速度の誤差を修正する
ことができるから、ミサイル2の姿勢及び速度の推定値
を正確に求めることができる利点がある。
【図1】本発明の慣性航法装置(INS)の構成例を示
す図である。
す図である。
【図2】本発明による歪みの特性を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】本発明の慣性航法装置(INS)の取り付けミ
スアラインメント等推定演算部の構成例を示す図であ
る。
スアラインメント等推定演算部の構成例を示す図であ
る。
【図4】艦船に装備されたミサイルの配置を示す図であ
る。
る。
【図5】従来の慣性航法装置(INS)の構成例を示す
図である。
図である。
【図6】従来の慣性航法装置(INS)の取り付けミス
アラインメント等推定演算部の構成例を示す図である。
アラインメント等推定演算部の構成例を示す図である。
1 艦船 2 ミサイル 10 マスタINS 20 スレーブINS 21 ジャイロセンサ 22 方向余弦行列演算部 23 方向余弦行列補正演算部 24 姿勢計算部 25 姿勢差演算部 26 取り付けミスアラインメント推定値積算部 27 マスタ姿勢座標変換部 28 加速度センサ 29 加速度計出力座標変換部 30 速度演算部 31 速度補正演算部 32 速度差演算部 33 取り付けミスアラインメント等推定演算部
Claims (3)
- 【請求項1】 航行体に装備された航走体の姿勢及び方
位を推定するために該航走体に取り付けられた慣性航法
装置において、 上記航走体の回転角速度ωB を検出するためのジャイロ
センサと、 上記航走体の加速度aB を検出するための加速度センサ
と、 上記ジャイロセンサより出力された上記航走体の回転角
速度ωB より上記航走体の姿勢角ψS を演算し、該姿勢
角ψS と上記航行体に取り付けられた主慣性航法装置よ
り出力された上記航行体の姿勢角ψM との偏差δψを演
算する姿勢角演算系と、 上記加速度センサより出力された上記航走体の加速度a
B より上記航走体の速度VS を演算し、該速度VS と上
記航行体に取り付けられた主慣性航法装置より出力され
た上記航行体の速度VM との偏差δVを演算する速度演
算系と、 上記姿勢角演算系より出力された上記姿勢角偏差δψと
上記ジャイロセンサより出力された上記航走体の回転角
速度ωB と上記速度演算系より出力された上記速度偏差
δVと上記加速度センサより出力された上記航走体の加
速度aB と上記航行体に取り付けられた主慣性航法装置
より出力された上記航行体の姿勢角ψMとより、カルマ
ンフィルタによって、取り付けアラインメント推定値E
φ、姿勢差推定値Eδψ及び速度差推定値EδVを推定
する取り付けミスアラインメント等推定演算部と、を有
し、該取り付けミスアラインメント等推定演算部は上記
航行体の変形に起因する上記航走体の回転変位の推定値
Eθを、カルマンフィルタを用いて推定演算することを
特徴とする慣性航法装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の慣性航法装置において、
上記姿勢角演算系は、 上記ジャイロセンサより出力された回転角速度ωB を用
いて、上記航走体の方向余弦行列を演算する方向余弦行
列演算部と、 上記取り付けミスアラインメント等推定演算部より出力
された上記取り付けミスアラインメント推定値Eφ及び
姿勢差推定値Eδψを用いて上記方向余弦行列を補正す
る方向余弦行列補正演算部と、 上記方向余弦行列を上記航走体の姿勢計算値ψS に変換
する姿勢計算部と、上記航走体の姿勢計算角ψS と上記
マスタ姿勢計算値ψM ’の偏差、即ち、姿勢差δψを演
算する姿勢差演算部と、 上記取り付けミスアラインメント等推定演算部より出力
された上記取り付けミスアラインメント推定値Eφを積
算する取り付けミスアラインメント推定値積算部と、 上記取り付けミスアラインメント推定値の積算値ΣEφ
によって上記航行体の姿勢角ψM を座標変換してマスタ
姿勢計算値ψM ’を求めるマスタ姿勢座標変換部と、 含むことを特徴とする慣性航法装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の慣性航法装置にお
いて、上記速度演算系は、 上記方向余弦行列を用いて上記航走体座標系の加速度a
B を地球座標系の加速度aL に変換する加速度計出力座
標変換部と、 上記地球座標系の加速度aL を積分して地球座標系の速
度VS ’を演算する速度演算部と上記取り付けミスアラ
インメント等推定演算部より出力された上記速度差推定
値EδVを用いて地球座標系の速度計算値VS ’を補正
し、上記航走体の速度V S を求める速度補正演算部と上
記航走体の速度VS と上記航行体の速度VM の差δVを
演算する速度差演算部と、を有することを特徴とする慣
性航法装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24474295A JPH0989585A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 慣性航法装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24474295A JPH0989585A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 慣性航法装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0989585A true JPH0989585A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17123224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24474295A Pending JPH0989585A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 慣性航法装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0989585A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011220791A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-04 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | 慣性航法装置 |
| JP2014202571A (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-27 | 古野電気株式会社 | 移動体情報算出装置、移動体情報取得装置、移動体、移動体情報算出方法、移動体情報取得方法、移動体情報算出プログラム、および移動体情報取得プログラム |
| KR20160127734A (ko) * | 2014-02-27 | 2016-11-04 | 애틀랜틱 이너셜 시스템스 리미티드 | 관성 항법 시스템 |
| KR20170142903A (ko) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 애틀랜틱 이너셜 시스템스 리미티드 | 관성 내비게이션 시스템 |
| CN108088464A (zh) * | 2016-11-22 | 2018-05-29 | 北京自动化控制设备研究所 | 一种闭环修正安装误差的挠曲估计方法 |
| CN112097728A (zh) * | 2020-09-17 | 2020-12-18 | 中国人民解放军国防科技大学 | 基于反向解算惯性导航系统的惯性双矢量匹配形变测量方法 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP24474295A patent/JPH0989585A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011220791A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-04 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | 慣性航法装置 |
| JP2014202571A (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-27 | 古野電気株式会社 | 移動体情報算出装置、移動体情報取得装置、移動体、移動体情報算出方法、移動体情報取得方法、移動体情報算出プログラム、および移動体情報取得プログラム |
| KR20160127734A (ko) * | 2014-02-27 | 2016-11-04 | 애틀랜틱 이너셜 시스템스 리미티드 | 관성 항법 시스템 |
| KR20170142903A (ko) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | 애틀랜틱 이너셜 시스템스 리미티드 | 관성 내비게이션 시스템 |
| CN108088464A (zh) * | 2016-11-22 | 2018-05-29 | 北京自动化控制设备研究所 | 一种闭环修正安装误差的挠曲估计方法 |
| CN108088464B (zh) * | 2016-11-22 | 2021-07-13 | 北京自动化控制设备研究所 | 一种闭环修正安装误差的挠曲估计方法 |
| CN112097728A (zh) * | 2020-09-17 | 2020-12-18 | 中国人民解放军国防科技大学 | 基于反向解算惯性导航系统的惯性双矢量匹配形变测量方法 |
| CN112097728B (zh) * | 2020-09-17 | 2021-07-30 | 中国人民解放军国防科技大学 | 基于反向解算组合惯性导航系统的惯性双矢量匹配形变测量方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4199553B2 (ja) | ハイブリッド航法装置 | |
| CN105115508B (zh) | 基于后数据的旋转制导炮弹快速空中对准方法 | |
| CN110285834B (zh) | 基于一点位置信息的双惯导系统快速自主重调方法 | |
| CN111220182B (zh) | 一种火箭传递对准方法及系统 | |
| CN111189442A (zh) | 基于cepf的无人机多源导航信息状态预测方法 | |
| CN105180728A (zh) | 基于前数据的旋转制导炮弹快速空中对准方法 | |
| JP5022747B2 (ja) | 移動体の姿勢及び方位検出装置 | |
| JPH0989585A (ja) | 慣性航法装置 | |
| JP2007232443A (ja) | 慣性航法装置およびその誤差補正方法 | |
| Dukan et al. | Integration filter for APS, DVL, IMU and pressure gauge for underwater vehicles | |
| CN111238530B (zh) | 一种捷联惯性导航系统空中动基座初始对准方法 | |
| JPH11281300A (ja) | 慣性航法装置 | |
| JP2893073B1 (ja) | 慣性航法システム | |
| CN119803187A (zh) | 一种基于联邦滤波的火箭海上对准方法及其系统 | |
| CN110044384B (zh) | 一种适用于车载传递对准的双步滤波方法 | |
| JP3919911B2 (ja) | 方位姿勢基準装置 | |
| CN116447930A (zh) | 一种机载武器传递对准方法 | |
| CN118816891A (zh) | 一种非完整性约束辅助的sins/eml组合导航方法、程序、设备及存储介质 | |
| JP2881225B1 (ja) | 慣性航法装置 | |
| RU2754396C1 (ru) | Адаптивный способ коррекции углов ориентации БИНС | |
| JP2001153680A (ja) | 慣性装置 | |
| JPH11118507A (ja) | 船舶の慣性航法装置 | |
| JP3375720B2 (ja) | 船舶の慣性航法装置 | |
| JP2525072B2 (ja) | 飛翔体誘導装置の初期化方法 | |
| RU2790076C1 (ru) | Способ коррекции углов ориентации БИНС на скользящем интервале |