JPH0991773A - 光記録媒体の製造方法 - Google Patents

光記録媒体の製造方法

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JPH0991773A
JPH0991773A JP26611995A JP26611995A JPH0991773A JP H0991773 A JPH0991773 A JP H0991773A JP 26611995 A JP26611995 A JP 26611995A JP 26611995 A JP26611995 A JP 26611995A JP H0991773 A JPH0991773 A JP H0991773A
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optical recording
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JP26611995A
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Akio Kakimoto
秋男 柿本
Atsushi Takeda
淳 武田
Toshiharu Nakanishi
俊晴 中西
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Toray Industries Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械特性に優れ、高温雰囲気下に放置しても
特性が劣化しない信頼性の高い貼り合わせ光記録媒体を
得る。 【解決手段】 一対の基板を貼り合わせてなり、両基板
の少なくとも一方に情報記録部を設けた光記録媒体を製
造するに際し、一対の基板の間に接着剤層を設け、該一
対の基板の両側から弾性シートを介して押圧しながら一
対の基板を貼り合わせる光記録媒体の製造方法におい
て、前記弾性シートの圧縮弾性率が0.5kgf/cm
2 以上40kgf/cm2 未満であることを特徴とする
光記録媒体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体の製造
方法に関し、さらに詳しくはホットメルト型接着剤を用
いて一対の基板を貼り合わせてなる光記録媒体の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体は、基板に光学的に記録再生
可能な情報記録部を設け、文書やデータのファイル用の
ディスクとして用いられている。これらはディスクを高
速で回転させながら1μm程度に絞り込んだレーザ光を
照射し、焦点調整および位置検出を行いながら1μm程
度の記録ピットを読み出したり記録したりしている。こ
のため、光記録媒体ではわずかな基板の反りや変形、傷
および異物の付着などが信号エラーにつながる。このた
め光記録媒体では、極力厚さむらや変形の少ない基板上
に情報記録部を設けている。また、情報記録部に傷がつ
いたり異物が付着するのを防ぐため、情報記録部上に保
護層を設け、さらに一対の基板の情報記録部を内側にし
て貼り合わせることが行われている。
【0003】ところで上述した製造工程において、基板
の保護層側にロールコータでホットメルト接着剤を塗布
し、これら接着層を相対向させて2枚の平板プレスの間
に挿入し押圧することによって、一対の基板を貼り合わ
せ光記録媒体を得ることが通常行われている。
【0004】この塗布工程では、接着剤は基板の記録面
の形状に応じて筋状かつ凹凸状に塗布され、その塗布厚
さは一様ではない。また、射出成形によって作成された
基板は、その厚さは必ずしも一定でなく、場所によるむ
らが存在している。このような厚さむらのある基板を貼
り合わせると、厚さむらに対応して接着剤の変形、流動
にむらが起こり内部応力を発生させる。この内部応力は
上記接着剤の変形、流動のむらに対応して発生し、接着
剤層面内に分布を生じる。そして、内部応力が生じた箇
所では接着力の低下が生じるおそれがある。
【0005】上記接着力の面内むらは、常温に放置して
いる間は光記録媒体を大きく変形させたりすることは少
ないと考えられる。しかし、高温下においては内部応力
の緩和が不均一に発生し、光記録媒体に反りや変形を生
じさせる。このような光記録媒体は、面振れや面振れ加
速度が大きくなり、光ピックアップの追従応答範囲を越
えると信号エラーを生じたり、さらには記録再生が不可
能となる等の問題点があった。このような問題を改善す
る手段として、特公平1−133238号公報に示され
るように、一対の基板を貼り合わせるに際し、種々の弾
性シートを介して押圧することが提案されている。
【0006】しかしながら、上記方法によっても未だ不
十分であり、上述した接着剤層の内部応力の緩和が不均
一に発生し、とくに高温雰囲気下に放置した場合面振れ
や面振れ加速度が大きくなり、ビットエラーレートが増
大するという問題点があった。さらに、特開平1−24
1046号公報に示されるように、減圧下で圧着する方
法も提案されているが、装置が複雑となり実用的ではな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、常温
状態はもとより高温雰囲気下においても面振れや面振れ
加速度が大きくならず、ビットエラーレートが増大しな
いように、一対の基板を均一に貼り合わせることができ
る光記録媒体の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の光記録媒体の製造方法は、一対の基板を貼
り合わせてなり、両基板の少なくとも一方に情報記録部
を設けた光記録媒体を製造するに際し、一対の基板の間
に接着剤層を設け、該一対の基板の両側から弾性シート
を介して押圧しながら一対の基板を貼り合わせる光記録
媒体の製造方法において、前記弾性シートの圧縮弾性率
が0.5kgf/cm2 以上40kgf/cm2 未満で
あることを特徴とする方法からなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明方法においては、一対の基
板の貼り合わせに圧縮弾性率が0.5kgf/cm2
上40kgf/cm2 未満の弾性シートが用いられる。
さらには1.0kgf/cm2 以上20kgf/cm2
未満が好ましい。上記弾性シートには、上記特定範囲の
圧縮弾性率を有する成形シートや、独立気泡を有する発
泡材を用いることができる。たとえば、ブチルゴム、イ
ソプレンゴム、クロロプレンゴム、シリコンゴム、エチ
レンプロピレンゴムなどの成形シートまたはこれらの発
泡シート、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの発泡シ
ート、およびナイロン繊維、ポリエステル繊維、フッ素
繊維(ポリテトラフルオロエチレン等)等の不織布等を
用いることができる。但し、圧縮弾性率が上述の範囲に
あるものであればこれらに限定されるものでない。
【0010】圧縮弾性率が40kgf/cm2 以上であ
ると、押圧時に基板の厚さむらや、接着剤の塗布むらを
吸収することができず、基板上に圧力分布を生じる。こ
のような圧力分布により、接着剤は不均一な流動を生
じ、部分的に内部応力を生じさせる。この内部応力は光
記録媒体が高温雰囲気に放置された場合、急激に緩和現
象を示し光記録媒体の変形を引き起こす。一方、圧縮弾
性率が0.5kgf/cm2 未満であると、押圧時に所
定の押圧圧力を与えると、シートの弾性限界を越えて変
形が起こり、結果として弾力性を失って、基板の厚さむ
らや接着層の塗布むらを吸収することができず、基板上
に圧力分布を生じて、圧縮弾性率が40kgf/cm2
以上である場合と同様の結果となる。
【0011】弾性シートの厚さは、0.5mm以上であ
ることが好ましい。0.5mm未満であると、シートの
圧縮弾性率が小さくかつ押圧圧力が高い場合、シートの
変形が弾性限界範囲を越えてしまい、基板の厚さむらや
接着剤層の塗布むらを吸収することができない。シート
厚さの上限値は特に限定されるものではないが、装置の
構成などを勘案すれば100mm以下、とくに10mm
以下が好ましい。
【0012】シートの厚みの公差は、本発明の圧縮弾性
率を有するものではシート自身が厚さむらを吸収するた
め厳密さは必要ないが、押圧むらを生じさせないために
は、シートの厚み公差としては±5%以内であることが
好ましい。
【0013】本発明の光記録媒体の構成としては、特に
限定されないが、例えば図5に示すように、基板11上
に誘電体層12a、記録層13、誘電体層12b、およ
び反射冷却層14を設け、さらにその上に有機樹脂保護
層15および接着剤層16を積層する構成を示すことが
できる。このように構成されたものを一対作成し、接着
剤層16が内側になるように対向させて貼り合わせた記
録消去可能な相変化型光記録媒体を例に構成を説明す
る。
【0014】本発明に使用される基板としては、基板側
から記録再生を行うためにはレーザ光が透過する材料を
用いることが好ましく、例えばポリメチルメタアクリレ
ート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン樹
脂、エポキシ樹脂などの有機高分子樹脂やガラスなどを
用いることができる。
【0015】誘電体層は、基板や記録層が記録による熱
によって変形したり記録消去再生特性が劣化したりする
のを防止したり、記録層の耐湿熱性や耐酸化性をもたせ
る役割を果たす。このような誘電体層としてはZnS、
SiO2 、Ta2 5 、ITO、ZrC、TiC、Mg
2 などの無機膜やそれらの混合膜が使用できる。とく
にZnSとSiO2 およびZnSとMgF2 の混合膜は
耐湿熱性に優れており、さらに記録消去再生時の記録層
の劣化を抑制するので好ましい。
【0016】記録層としては、Ge−Sb−Te系薄
膜、M−Ge−Sb−Te系薄膜、MはPd、Cu、A
g、Tl、Coなどの金属元素、In−Sb−Te系薄
膜等が挙げられる。特にGe−Sb−Te系薄膜、Pd
−Ge−Sb−Te系薄膜、Pd−Ge−Sb−Te−
Nb系薄膜が記録消去再生を繰り返しても劣化が起こり
難く、さらに熱安定性が優れているので好ましい。
【0017】また、これらの組成は次式で表される範囲
にあることが熱安定性と繰り返し安定性に優れている点
から好ましい。 Mz (Sbx Te(1-x) 1-y-z (Ge0.5 Te0.5 y 0.35≦x≦0.5 0.20≦y≦0.5 0 ≦z≦0.05 ここでMはパラジウム、ニオブ、白金、銀、金、コバル
トから選ばれる少なくとも一種の金属を表す。また、
x、y、zおよび数字は各元素の原子の数(各元素のモ
ル数)を表す。とくにパラジウム、ニオブについては少
なくとも一種を含むことが好ましい。この場合zは0.
0005以上であることが必要である。
【0018】反射冷却層としては金属または金属酸化
物、金属窒化物、金属炭化物などと金属の混合物、例え
ばZr、Cr、Ta、Mo、Si、Al、Auなどの金
属やこれらの合金、これらとZr酸化物、Si酸化物、
Si窒化物、Al酸化物などを混合したものを使用でき
る。特にAl、Au、Taやそれらの合金などは膜の形
成が容易であり好ましい。
【0019】誘電体層、記録層、反射冷却層の厚さは誘
電体層12aが50〜300nm、誘電体層12bが1
0〜300nmであり、記録層が10〜100nmであ
り、かつ反射冷却層が20〜150nmであることが記
録消去再生特性上から好ましい。
【0020】誘電体層、記録層、反射冷却層を基板上に
形成する方法としては、真空中での薄膜形成方法、例え
ば真空蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリン
グ法などを用いることができる。特に組成、膜厚のコン
トロールが容易なことからスパッタリング法が好まし
い。
【0021】有機樹脂保護層としては、重合性モノマー
およびオリゴマーを主成分とする化学線硬化性樹脂組成
物や、熱硬化性樹脂組成物を用いることができる。
【0022】本発明において使用される重合性モノマー
としては、例えばアクリロイルオキシ基、またはメタア
クリロイルオキシ基(以下、両方の基を総称して(メ
タ)アクリロイルオキシ基と記載する。)を有する化合
物が好ましく用いられ、その具体例としては以下に示す
(メタ)アクリル酸エステル類を挙げることができる。
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)ア
クリレート、イソボロニル(メタ)アクリレート、テト
ラヒドロフロフリル(メタ)アクリレート、テトラヒド
ロフルフリル誘導体の(メタ)アクリレート、1H・1
H・5H−オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレー
ト、1・6ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が
挙げられるがこれらに限定されるものではない。
【0023】また、有機樹脂保護層の硬化性の向上や弾
性率を調整する目的で前述のモノマーと共重合可能な他
のモノマーを混合して用いることができる。例えば、ジ
イソシアネート化合物と2個以上のアルコール性水酸基
を有する化合物を予め反応させて得られる末端イソシタ
ネート基含有化合物にアルコール性水酸基を含有する
(メタ)アクリレートを反応させて得られる1分子中に
2個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有するウレ
タン(メタ)アクリレート類、炭素数2〜12のアルキ
レングリコールの(メタ)アクリル酸ジエステル類、ポ
リオキシアルキレングリコールの(メタ)アクリル酸シ
エステル類、多価アルコールの2個以上の(メタ)アク
リロイルオキシ基を有する(メタ)アクリル酸ポリエス
テル類、ビスフェノールAあるいはビスフェノールAの
水素化物のエチレンオキシドおよびプロピレンオキシド
付加物の(メタ)アクリル酸ジエステル類、分子中に2
個以上のエポキシ基を有する化合物にアクリル酸または
メタクリル酸を反応させて得られる分子内に2個以上の
(メタ)アクリロイルオキシ基を有するエポキシ=(メ
タ)アクリレート類等が挙げられるがこれらに限定され
るではない。
【0024】また、有機樹脂保護層組成物中には1種ま
たは2種以上の光重合開始剤を加えることができる。光
重合開始剤としは各種のものが使用でき、例えばアセト
フェノン、ベンゾフェノンなどのベンゾイン系、テトラ
メチルモノスルフィドなどのスルフィド系、チオキサン
などのチオキサン系、ベンゾインパーオキサイドジ−t
−ブチルオキサイドなどのオキサイド系等が挙げられ
る。光重合開始剤の添加量は重合性モノマー100重量
部に対して0.01〜10重量部が適当である。
【0025】有機樹脂保護層組成物の硬化は、基板上に
形成した記録層上に該組成物を塗布した後、化学線、す
なわち紫外線、電子線、あるいはガンマ線などの活性エ
ネルギー線を照射したり、加熱したりして行う。
【0026】塗布方法は各種の方法、例えばスピンコー
ト法、ロールコート法、スプレーコート法などを用いる
ことができる。有機樹脂保護層の膜厚は0.5〜30μ
mの範囲が好ましい。
【0027】本発明において、一対の基板の貼り合わせ
に用いるホットメルト接着剤としては、ベースポリマ
ー、軟化剤および粘着付与剤を主成分とするものを用い
ることができる。ベースポリマーとしては例えば下式に
示すブロック状熱可塑性エラストマーが挙げられる。 A−B A−B−A B−A−B (式中Aは分子量2000〜25000のポリスチレン
ブロック、Bは分子量1000〜25000のポリブタ
ジエンブロック、ポリイソプレンブロック、またはエチ
レン・ブチレン共重合体ブロックを示す。)
【0028】これら1種あるいは2種以上混合して用い
てもよい。またこれらにポリイソプレン、スチレンゴ
ム、ブタジエンゴム、ブチルゴムなどの合成ゴムや、ポ
リオレフィン、エチレン−ビニルアセテート共重合体な
どのポリオレフィン系共重合体を適宜混合して用いても
よい。
【0029】軟化剤としてはポリセスオイル、パラフィ
ンオイル、ポリブテン、ポリイソブチレンなどを用いる
ことができる。
【0030】さらに粘着付与剤としては、ロジン樹脂、
水添石油樹脂、水添テルペン樹脂、フェノール樹脂、ク
マロン樹脂などを用いることができる。水添タイプの粘
着付与剤は上記ブロック状熱可塑性エラストマーと相溶
性が良く、また熱安定性が良く、吸水性が低いので良好
な耐蝕性を示す。
【0031】ホットメルト接着剤の塗布方法としては、
図1に示すようにロールコータ1を用いることができ
る。一対のロール2a、2b間に前述の如く記録層が設
けられた基板3(以下、記録層や誘電体層、反射冷却層
等を含めて基板と称する。)を送り込み、その記録面に
ホットメルト接着剤4を塗布する。塗布温度は通常12
0℃から160℃の間で行われる。この場合ホットメル
ト接着剤の粘度は1000cpから200000cp程
度となり塗布膜の表面形状はすじ状となる。
【0032】そして、図2に示すように、接着剤4の層
5が設けられた基板3を一対、接着剤層5が互いに対向
するように貼り合わせ、両側に前述の特定の圧縮弾性率
を有する弾性シート6、6が設けられ、両側から押圧さ
れる。
【0033】貼り合わせ方法としては、図3に示すよう
な平板プレス7や、ロールプレスを用いることができ
る。またこのとき、弾性シート6は押圧板や押圧ロール
に貼り付けておくこともできる。また、図示の如く、一
対の基板3を該弾性シート6でサンドイッチ状態にした
ものを平板プレスやロールプレスすることができる。貼
り合わせ圧力は、ディスク面圧で0.05kg/cm2
から5kg/cm2 の範囲で行うことができる。貼り合
わせ記録媒体の平坦性および高温状態放置時の記録媒体
機械特性の点から、さらに好ましくは0.2kg/cm
2 から2kg/cm2 の範囲で行うとよい。
【0034】上記のような貼り合わせにより、図4に示
すような、一対の基板3、3が貼り合わされた、両面記
録の光記録媒体8が得られる。
【0035】[測定方法] (1)圧縮弾性率 JIS7220に準ずる方法で測定した圧縮初期におけ
る圧縮弾性率として求めた。
【0036】(2)面振れ加速度 静電容量型変位センサーを取り付けた光ピックアップを
用い、記録媒体を1800rpmで回転させフォーカシ
ングおよびトラッキング状態での光ピックアップの変位
を測定し、データ処理により求めた。
【0037】(3)ビットエラーレート 2−7変調記録方式で1.5T(3.7MHz)の単一
信号を繰り返しオーバライトし、その後2−7ランダム
パターンを1回オーバライトしてビットエラーレートを
求めた。
【0038】(4)加速試験 80℃、80%RHの雰囲気中に貼り合わせた光記録媒
体を1500時間放置し、放置前後の面振れ加速度およ
びビットエラーレートを比較した。
【0039】
【実施例】
実施例1 厚さ1.2mm、直径130mm、1.6μmピッチの
スパイラル状のグルーブ付きポリカーボネート基板を、
30rpmで回転させながらアルゴン圧力0.5Paの
雰囲気下でスパッタリング法により下記の記録層を形
成、積層した。基板上に厚さ200nmのZnS・Si
2 (モル比80:20)の誘電体層を形成し、次に厚
さ20nmのTe、Ge、Sb、Pdよりなる記録層を
形成し、さらに厚さ20nmの上記ZnS・SiO2
誘電体層を形成し、その上に反射冷却層としてAl合金
層を100nmの厚さに形成した。次に、有機樹脂塗液
をスピンコート法により塗布し、紫外線を照射して厚さ
10μmの有機樹脂保護層を積層した。さらにロールコ
ート法によりホットメルト接着剤を平均で30μmの厚
さ塗布した。かかるディスクを2枚用意し接着剤層面を
対向させて、圧縮弾性率6.8kg/cm2 、厚さ3m
mのクロロプレン発泡シートを貼り付けた押圧板の間に
挿入し、0.5kg/cm2 の圧力で30秒間押圧した
後取り出し、貼り合わせ光記録媒体を得た。
【0040】実施例2 押圧板に貼り付けたシートを圧縮弾性率2.5kg/c
2 、厚さ3mmのポリエチレン−プロピレン発泡シー
トに変更した以外は実施例1と同様にして実施例2の貼
り合わせ光記録媒体を得た。
【0041】比較例1 押圧板に貼り付けたシートを圧縮弾性率42.0kg/
cm2 、厚さ3mmのシリコンゴムシートに変更した以
外は実施例1と同様にして比較例1の貼り合わせ光記録
媒体を得た。
【0042】比較例2 押圧板に貼り付けたシートを圧縮弾性率68.0kg/
cm2 、厚さ3mmのニトリルゴムシートに変更した以
外は実施例1と同様にして比較例2の貼り合わせ光記録
媒体を得た。
【0043】各実施例、比較例で得た貼り合わせ光記録
媒体について加速試験を行った結果を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】本発明の光記録媒体の製造方法によれ
ば、上述の如く、押圧板と、貼り合わせる一対の基板と
の間に圧縮弾性率が0.5kgf/cm2 以上40kg
f/cm2 未満である弾性シートを設けることにより、
機械特性に優れ、高温雰囲気下に放置しても特性が劣化
しない信頼性の高い貼り合わせ光記録媒体を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロールコータによりホットメルト接着剤を塗布
する様子を示す概略構成図である。
【図2】貼り合わせ時に一対の基板の両側に弾性シート
を設けた概略斜視図である。
【図3】平板プレスによる押圧、貼り合わせの様子を示
す概略構成図である。
【図4】貼り合わせの完了した光記録媒体の斜視図であ
る。
【図5】基板上に形成される層の構成例を示す概略断面
図である。
【符号の説明】
1 ロールコータ 2a、2b ロール 3 基板 4 ホットメルト接着剤 5 接着剤層 6 弾性シート 7 平板プレス 8 貼り合わせ光記録媒体 11 基板 12a、12b 誘電体層 13 記録層 14 反射冷却層 15 有機樹脂保護層 16 接着剤層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板を貼り合わせてなり、両基板
    の少なくとも一方に情報記録部を設けた光記録媒体を製
    造するに際し、一対の基板の間に接着剤層を設け、該一
    対の基板の両側から弾性シートを介して押圧しながら一
    対の基板を貼り合わせる光記録媒体の製造方法におい
    て、前記弾性シートの圧縮弾性率が0.5kgf/cm
    2 以上40kgf/cm2 未満であることを特徴とする
    光記録媒体の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記弾性シートが独立気泡を有する発泡
    シートからなる、請求項1の光記録媒体の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記弾性シートが、ブチルゴム、イソプ
    レンゴム、クロロプレンゴム、シリコンゴム、エチレン
    プロピレンゴムの成形体または発泡シート、およびポリ
    エチレン、ポリプロピレンの発泡シートから選ばれたも
    のからなる、請求項1の光記録媒体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記弾性シートの厚さが0.5mm以上
    である、請求項1ないし3のいずれかに記載の光記録媒
    体の製造方法。
  5. 【請求項5】 貼り合わせ時の押圧圧力が0.05〜5
    kg/cm2 の範囲にある、請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の光記録媒体の製造方法。
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