JPH0991815A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JPH0991815A
JPH0991815A JP7240117A JP24011795A JPH0991815A JP H0991815 A JPH0991815 A JP H0991815A JP 7240117 A JP7240117 A JP 7240117A JP 24011795 A JP24011795 A JP 24011795A JP H0991815 A JPH0991815 A JP H0991815A
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JP
Japan
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motor
disc
disk
turntable
clamper
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Withdrawn
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JP7240117A
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English (en)
Inventor
Makoto Kagami
真 加々見
Hisao Hayashi
久夫 林
Yuji Kashiwagi
雄二 柏木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスククランプ解除のための動力を得るた
めのモータの小形化を図り、装置全体の小形軽量化、低
消費電力化を実現する。 【解決手段】 ディスククランプを解除する指令が発生
したとき、コントローラ86からモータ駆動回路89に
モータ制御信号S3を出力すると同時に、アシスト回路
85に制御電圧S4を一定時間(クランパ60からター
ンテーブル28を引き離す瞬間的な時間)加えることで
トルクアップのためのアシスト電圧をモータ23に印加
する。このようにディスククランプ解除時、モータ23
に印加する駆動電圧を瞬間的に高めることによって、モ
ータ23はクランパ60からターンテーブル28を磁着
力に逆らいつつ引き離すための高いトルクを瞬間的に発
生し、以て確実にクランプ解除が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROMドラ
イブ等のディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータに内蔵されるCD−
ROMドライブ等のディスク再生装置の開発が盛んに行
われている。この種のディスク再生装置の代表的な例と
して、光ピックアップ、ディスクを駆動するための機構
(ディスクモータ、ターンテーブル)等を内蔵したキャ
ビネットから、光ディスクを搭載したトレーを水平方向
(ディスク面の方向)に沿って出し入れ(ローディング
/アンローディング)できるタイプのディスク再生装置
がある。さらにこの種のディスク再生装置の中には、ト
レーの出し入れと同時に昇降動作するピックアップユニ
ット(光ピックアップ及びディスク駆動機構を一体に搭
載したユニット)を備えたものがある。
【0003】この昇降動作が可能なピックアップユニッ
トを持つディスク再生装置においては、モータの動力で
ピックアップユニットが上昇した時、ターンテーブルに
よってトレーからディスクが持ち上げられ、ディスクは
ターンテーブルと、トレーの上方で待機しているクラン
パとの間でクランプされる。ターンテーブル或いはクラ
ンパにはマグネットが取り付けられており、両者はディ
スクを挟んでマグネットの磁力によって結合される。
【0004】ディスクを取り出す(イジェクトする)場
合は、モータをローディング時とは逆方向に回転させる
ことによって、まずピックアップユニットをクランパか
ら離間する方向に移動させる。これによってターンテー
ブルをクランパから引き離し(ディスクのクランプ解
除)、ディスクをトレー上に戻す。一方、モータの動力
はトレーのローディング機構にも伝達されており、この
ローディング機構によって、ディスクを載せたトレーは
キャビネットから排出される。
【0005】図18にこのモータの制御系の構成を示
す。コントローラ101は、ホストCPU102からの
ディスクのイジェクト指令、或いは光ディスク再生装置
に設けられたイジェクトスイッチ103のON信号を入
力すると、モータ駆動回路104にモータ制御信号を出
力する。モータ制御信号はモータ駆動回路104にて増
幅され、図19に示すような所定レベルのモータ駆動電
圧V1となってt0からt1までの期間、モータ105
に印加される。
【0006】ところで、近年、CD−ROM等のディス
ク再生における高速転送レート化が進むにつれ、ディス
クのクランプ構造により強力な磁着力が必要となってき
ている。例えば、最近では、線速度一定で情報信号が記
録されたディスク(CLVディスク)を再生する装置と
して6倍速の再生が可能なものまで出現している。この
再生装置の場合、標準再生時のディスク回転数の範囲が
200〜 530rpmだとすると、6倍速再生時のディスク
回転数の範囲は1200〜3180rpmとなり、かなりの速度
でディスクが回転駆動されることになる。ディスクの回
転速度が高まると、ディスクの僅かな反りによっても空
気抵抗による大きな浮力が生じ、ディスクの安定したク
ランプ状態を維持できなくなる恐れすらある。このよう
な理由から、ディスククランプ構造における磁着力は増
大の傾向を呈している。
【0007】しかしながら、ディスククランプ構造の磁
着力を高めると、クランプ解除を行う際にそれだけ大き
な力が必要になる。その対策として、高出力の大形モー
タを使用する、モータの動力を伝達するためのギアやカ
ムの減速比を大きくする、等の方法がある。しかし、モ
ータの大形化は装置の小形軽量化の妨げとなり、消費電
力も増大させてしまう。またギアやカムの減速比を大き
くすると、ディスククランプ解除機構とトレーローディ
ング機構の動作速度が低下し、イジェクト動作時間を増
大させてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、ディスク
クランプ構造における磁着力を高めると、それだけクラ
ンプ解除を行う際に大きな力が必要となり、高出力の大
形モータの使用が要求されたり、イジェクト動作時間の
増大を招くと言う問題があった。
【0009】本発明はこのような課題を解決するための
もので、高出力の大形モータを用いなくてもディスクの
クランプ解除を確実に行うことができ、以て装置全体の
小形軽量化、低消費電力化、コストダウンを図ることの
できるディスク再生装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ディスクを搭載して駆動するためのターン
テーブルを含むディスク駆動機構と、ターンテーブルと
の間でディスクをクランプするためのクランパ部材であ
って、ディスクを介してターンテーブルと磁力結合され
るクランパ部材と、ディスク駆動機構とクランパ部材の
少なくとも一方を互いに離間する方向に移動させてディ
スクのクランプを解除するためのクランプ解除機構と、
クランプ解除機構を駆動するためのモータと、所定の指
令が与えられた時、所定時間、モータにクランプ解除の
ための第1のトルクを瞬間的に発生させ、所定時間後、
第1のトルクより小さい第2のトルクを発生させるよう
にモータへの供給電力を制御するモータ制御手段とを具
備することを特徴とする。また本発明は、ディスクを搭
載して駆動するためのターンテーブルを含むディスク駆
動機構と、ターンテーブルとの間でディスクをクランプ
するためのクランパ部材であって、ディスクを介してタ
ーンテーブルと磁力結合されるクランパ部材と、ディス
ク駆動機構とクランパ部材の少なくとも一方を互いに離
間する方向に移動させてディスクのクランプを解除する
ためのクランプ解除機構と、クランプ解除機構によって
クランプ解除されたディスク又はこのディスクを載せた
トレーを装置本体から排出するためのディスク排出機構
と、クランプ解除機構及びディスク排出機構を共に駆動
するためのモータと、所定の指令が与えられた時、所定
時間、モータにクランプ解除のための第1のトルクを瞬
間的に発生させ、所定時間後、第1のトルクより小さい
第2のトルクを発生させるようにモータへの供給電力を
制御するモータ制御手段とを具備することを特徴とす
る。
【0011】本発明においては、ディスクのクランプを
解除するための指令の発生に対して、モータ制御手段
が、所定時間、モータにクランプ解除のための高い第1
のトルクを瞬間的に発生させるようにモータに高い駆動
電力を供給することによって、定格電力でディスクのク
ランプ解除に必要な高トルクが得られるような高出力の
大形モータを使用しなくても、互いに強い磁力で結合さ
れているターンテーブルとクランパ部材とを確実に引き
離すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明にかかる光ディスク再生装置
の外観を示す斜視図である。
【0014】図1において、1はキャビネット、2は正
面パネルである。正面パネル2には、光ディスクを搭載
したトレー10を出し入れするための開口部3と、トレ
ー10を排出させるための電気的指令を与えるためのイ
ジェクトスイッチ4と、小穴5(故障によりトレー10
の自動排出が不能になった時に、トレーを手動的に強制
排出することを目的として針金等を挿入するための小穴
5)が設けられている。 図2、図3、図4において、
20はモールド樹脂製のフレームである。30はピック
アップユニット(以降、PUユニットと呼ぶ。)であ
る。40、41はフレーム20内にてトレー10及びP
Uユニット30を支持し、且つこれらの移動を案内する
ための一対のスライダである。
【0015】以下、各部の詳細を説明する。
【0016】フレーム20は、各スライダ40、41を
矢印X−X′方向にスライド自在に支持するためのスラ
イダ支持部21、21と、モータ取付部22(ディスク
をローディングしたり、ディスクのクランプ解除を行う
ための動力源であるモータ23が取り付けられたモータ
取付台22)と、連結部材取付部24(各スライダ4
0、41のスライド移動を同期させるための連結部材5
0(図6参照)が取り付けられた連結部材取付部24)
と、クランパ取付部25(クランパ60を回転自在に保
持するためのクランパ取付部25)を有する。
【0017】トレー10は、光ディスク(図示せず)が
搭載されるディスク搭載部11と、ディスク搭載部11
に載せられた光ディスクの信号記録面の一部を露出する
ための窓12を有する。また、トレー10の両方の外側
面にはスライダ係合突起13、13がそれぞれ設けられ
ている。各突起13、13はそれぞれ、上記各スライダ
40、41に設けられたガイド溝42、42(図5参
照)に嵌め込まれている。これによって、トレー10は
スライダ40、41上に、矢印X−X′方向に移動でき
るように支持されている。トレー10の片側の内側面に
はラックギア14が設けられている。このラックギア1
4は上記ローディング用のモータ23と複数のギアを通
じて連結されている。また、トレー10のディスク搭載
部11の裏面には、位置決め用のピンホール15が設け
られている。このピンホール15に、PUユニット30
に設けられた固定ピン32が挿入されることによって、
トレー10とPUユニット30との位置決め及び相互の
固定が達成される。
【0018】PUユニット30は、光ディスクの信号記
録面から情報信号を読み取るための光ピックアップ31
と、光ピックアップ31を光ディスクの半径方向に送る
ためのピックアップ送り機構33と、ディスク駆動機構
(上記クランパ60との間で光ディスクを挟持しつつ光
ディスクを回転駆動するためのターンテーブル及びディ
スクモータ34等から構成されるディスク駆動機構)
と、これらを一体に支持するためのフレーム35と、そ
の他プリント配線基板等とから構成される。フレーム3
5には上述した固定ピン32が設けられている。またフ
レーム35の両側面にはそれぞれ、上記各スライダ4
0、41に設けられたガイド孔43、44、45、46
(図5参照)に挿通されるガイドピン36a、36b、
36c、36dが設けられている。
【0019】図5に示すように、各スライダ40、41
は各々、ガイド溝42、42(トレー10の両側の外側
面に設けられた各スライダ係合突起13、13と関係し
合って、トレー10を矢印X−X′方向にスライド自在
に支持するためのガイド溝42、42)と、2つのガイ
ド孔43、44及び45、46を有する。
【0020】各ガイド孔43、44及び45、46には
各々、PUユニット30のフレーム35に設けられたガ
イドピン36a、36b及び36c、36dが挿入され
ている。これらガイド孔とガイドピンとの係り合いによ
って、PUユニット30は、各スライダ40、41のス
ライドと同時に昇降動作する。
【0021】各スライダ40、41の下端にはラックギ
ア47、48が各々設けられている。各ラックギア4
7、48は、図6に示すように、連結部材50のシャフ
ト53の両端に固定されたギア51、52と噛み合って
いる。各スライダ40、41は、この連結部材50によ
って互いに連結され、且つ互いに同期してスライドする
ように構成されている。また、一方のスライダ41には
ラックギア49が設けられている。
【0022】クランパ取付部25は、図7に示すよう
に、クランパ60が嵌め込まれる開口部と、この開口部
に嵌め込まれたクランパ60を保持するための3つの爪
部26、26、26とから構成される。クランパ60
は、これら3つの爪部26、26、26と台座27との
間に回転自在な状態で保持される。各爪部26は各々、
テーパ状の先端部(クランパ60の装着時、クランパ6
0から圧力を受けて爪部26を弾性変形させるための先
端部)と、クランパ押え面(クランパ60が離脱しない
ようにクランパ60を上から抑えるためのクランパ押え
面)とから構成される。クランパ60は、ターンテーブ
ル28に埋め込まれた金属と磁力結合されるマグネット
(図示せず)を有している。
【0023】図8に示すように、ディスク駆動機構は、
ターンテーブル28と、このターンテーブル28を駆動
するディスクモータ34と、センタリング部材37(タ
ーンテーブル28上にスプリング29を介して装着さ
れ、光ディスクDをターンテーブル28上の中央に位置
決めするためのセンタリング部材37)とから構成され
る。
【0024】次に、この光ディスク再生装置における、
トレーローディング、及びPUユニットの昇降動作につ
いて説明する。
【0025】図9の(A)及び図10は、トレー10が
排出されている時の状態を示している。これらの図に示
すように、トレー排出時、PUユニット30の各ガイド
ピン36a、36b、36c、36dは各スライダ4
0、41に設けられたガイド孔43、44、45、46
の上段の水平部(a)上にある。この時、ターンテーブ
ル28とクランパ60とは離れている。一方、図10に
示すように、トレー10に設けられたラックギア14
は、クラッチギア64の第1のギア(b)と結合されて
いる。
【0026】トレー10のローディングは、ユーザが指
等でトレー10を矢印X′方向に押すことによって開始
される。トレー10が一定の距離移動したところで、こ
のことがフレーム20に搭載されたスイッチ70によっ
て電気的に検知され、その検知信号がコントローラに通
知される。これによりコントローラはモータ23を起動
するように制御する。モータ23が起動されることによ
って、クラッチギア64が矢印方向に回転し、これによ
ってトレー10は自動的に内部に引き込まれる(ローデ
ィングされる)。
【0027】トレー10の引き込み量が所定の距離に達
すると、図11に示すように、トレー10の挿入側の端
面10aが、回転レバー80の一端部81と当接する。
この回転レバー80は、図4、図5にも示すように、フ
レーム20上に支軸82を介して回動自在に支持されて
いる。回転レバー80は、一方のスライダ40を正面側
(矢印X方向)に押し出すための他端部83を有してい
る。したがって、トレー10の挿入側の端面10aに回
転レバー80の一端部81が当接し、回転レバー80が
矢印C方向に回動することによって、スライダ40は正
面側(矢印X方向)へのスライド移動を開始する。スラ
イダ40が移動すると、このスライダ40と連結部材5
0を介して連結されている他方のスライダ41もスライ
ダ40と同期して矢印X方向にスライド移動する。
【0028】図12に示すように、トレー10が、トレ
ー10の端面16a、16bがフレーム20の面20c
と当接する位置まで移動した時、トレー10のローディ
ングが完了する。この時、図9の(B)に示すように、
PUユニット30の各ガイドピン36a、36b、36
c、36dが各スライダ40、41のガイド孔43、4
4、45、46の傾斜部(b)にある。即ち、PUユニ
ット30はその昇降範囲のほぼ中間に存在する。
【0029】この時、図12に示すように、スライダ4
0のラックギア49は、既にギア61と結合されてい
る。従って、クラッチギア64、ギア61、ラックギア
49を通じて伝達されるモータ23の動力によって、各
スライダ40、41は矢印X方向に移動される。この
時、クラッチギア64によってトレーローディング機構
へのモータ23の動力は切断され、各スライダ40、4
1の昇降機構にのみ動力が伝達される。
【0030】図13は各スライダ40、41の移動が完
了した状態(ディスクのローディングが完了した状態)
を示している。この時、図9(C)に示すように、PU
ユニット30の各ガイドピン36a、36b、36c、
36dは各スライダ40、41のガイド孔43、44、
45、46の下段の水平部(c)に位置している。この
時、ターンテーブル28とクランパ60との間に光ディ
スクがクランプされる。さらに、この時、PUユニット
30に設けられた固定ピン32が、トレー10に設けら
れたピンホール15に内に嵌り込み、これによって、ト
レー10とPUユニット30との上下方向及び前後左右
方向の位置決めと相互の固定が達成される。 トレー1
0の排出はイジェクトスイッチ4を押すことによって開
始される。コントローラはイジェクトスイッチ4のイジ
ェクト検知信号を入力すると、モータ23をローディン
グ時とは逆回転方向に駆動するように制御する。これに
より、PUユニット30が図9(C)の位置(高さ)か
ら図9(B)の位置(高さ)まで移動し、ディスクのク
ランプが解かれる。その後は、前述したローディング動
作と全く逆の手順でトレー排出が行われる。トレー10
が所定の位置まで排出された時、この事象はフレーム2
0に搭載されたスイッチ70によって電気的に検知され
る。コントローラは、スイッチ70からの検知信号を入
力した時、モータ23を停止するように制御する。
【0031】ところで、ターンテーブル28はディスク
を挟んでクランパ60と磁力結合される。したがって、
その磁着力が強ければそれだけ、ディスクのクランプ解
除時においてクランパ60からターンテーブル28を引
き離すための強い力が要求される。この要求に応じるた
め、この光ディスク再生装置は、クランパ60からター
ンテーブル28を引き離す瞬間だけ、モータ23に高い
トルクを発生させるようにモータ23への供給電力を制
御するように構成されている。
【0032】図14にかかるモータ制御系の構成を示
す。同図において、85はモータ23に瞬間的に高いト
ルクを発生させるべくモータ23への印加電圧を一定時
間だけ通常駆動時(定格電圧)よりも高めるためのアシ
スト回路である。このアシスト回路85は、コントロー
ラ86からの制御信号S4に基づいてアシスト回路85
のON/OFFの状態を切り替えるための第1のトラン
ジスタ87と、モータ23にトルクアップのためのアシ
スト電圧を加える2つの第2のトランジスタ88a、8
8b、及び幾つかの抵抗から構成される。
【0033】図14及び図15に示すように、コントロ
ーラ86は、ホストCPU99からのディスクのイジェ
クト指令S1、或いはイジェクトスイッチ4のON信号
S2を入力すると、モータ駆動回路89にモータ制御信
号S3を出力する。モータ制御信号S3はモータ駆動回
路89にて増幅され、所定レベルのモータ駆動電圧V1
(例えば電源電圧が5Vの場合、約3V)となってモー
タ23に印加される。またコントローラ86は、モータ
制御信号S3の出力開始と同時に、アシスト回路85を
ON状態に切り替えるべく第1のトランジスタ87のベ
ースに所定の制御電圧S4を加える。この制御電圧S4
は、クランパ60からターンテーブル28を引き離す瞬
間的な時間(t0〜t1の時間、例えば0.2秒程度)
だけ加えられる。この結果、各第2のトランジスタ88
a、88bが共にON状態となって、トルクアップのた
めのアシスト電圧がモータ23に印加され、モータ23
の駆動電圧はV2(例えば約4V)に高まる。
【0034】このように、ディスククランプ解除時、モ
ータ23に印加する駆動電圧を瞬間的に高めることによ
って、モータ23はクランパ60からターンテーブル2
8を磁着力に逆らいつつ引き離すための高いトルクを瞬
間的に発生し、以て確実にクランプ解除が達成される。
【0035】t1以後は、アシスト電圧がOFFとな
り、モータ23に印加される駆動電圧はモータ駆動回路
89より与えられる定格値V1に戻る。そして、トレー
10の排出が検出されたタイミングt2で、モータ23
の駆動は停止される。
【0036】このように、この実施形態の光ディスク再
生装置においては、ディスクのクランプ解除時のみ瞬間
的に高い駆動電圧をモータ23に印加して高いトルクを
発生させるので、定格電圧でディスククランプ解除に必
要な高トルクが得られる高出力の大形モータを使用しな
くても、確実なクランプ解除操作が達成できる。したが
って、この光ディスク再生装置によれば、モータの小形
化による装置全体の小形軽量化、消費電力の低減、コス
トダウンを図ることが可能になる。
【0037】なお、前記の実施形態では、コントローラ
86からアシスト回路85に制御信号S4を出力して、
モータ23に瞬間的に高い駆動電圧を印加するようにし
たが、図16に示すように、コントローラ86からモー
タ駆動回路89に出力されるモータ制御信号S3の最初
の立上がりから、ワンショットパルス発生器90にて一
定幅のパルス信号を生成し、このパルス信号をアシスト
回路85内の第1のトランジスタ87のベースに制御電
圧S4として加えるように構成してもよい。
【0038】また、図17に示すように、モータ駆動回
路89が十分な駆動能力を持つ場合(損失が少ない場
合)、モータ駆動回路89とモータ23との間に電力制
限用の抵抗91を介挿してモータ23を定格電力で駆動
するよう構成すると共に、アシスト回路85としてアー
ス側のアシスト電圧印加用のトランジスタを省いたもの
を用いるようにしても構わない。
【0039】本発明は、ディスクのクランプ解除を専用
のモータで行う装置や、PUユニットの昇降を専用のモ
ータで行うような装置(トレーのローディングは別のモ
ータを用いて行う装置)にも同様に適用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ィスクのクランプを解除するための指令が発生した時、
所定時間、モータにクランプ解除のための高い第1のト
ルクを瞬間的に発生させるようにモータに高い駆動電力
を供給することによって、定格電力でディスクのクラン
プ解除に必要な高トルクが得られる高出力の大形モータ
を使用しなくても、互いに強い磁力で結合されているタ
ーンテーブルとクランパ部材とを確実に引き離すことが
できる。これにより、装置全体の小形軽量化、低消費電
力化、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク再生装置の外観を示す
【図2】図1の光ディスク再生装置の内部を、キャビネ
ットを外して裏側から示す図
【図3】図1の光ディスク再生装置のトレーを引き出し
た状態を示す図
【図4】図1の光ディスク再生装置の分解図
【図5】スライダと、トレー及びPUユニットとの結合
関係を示す図
【図6】図1に示す光ディスク再生装置を表側より示す
【図7】ディスククランプ機構の構成を示す図
【図8】ディスク駆動機構の構成を示す分解図
【図9】トレーローディングの動作を示す側面図
【図10】トレー排出時の状態を示す平面図
【図11】トレー引き込み途中の状態を示す平面図
【図12】トレー引き込み終了時の状態を示す平面図
【図13】ローディング完了及びディスククランプ完了
の状態を示す平面図
【図14】ディスククランプ解除時に瞬間的に高トルク
を発生するためのモータ制御系の構成を示す図
【図15】図14のモータ制御系におけるモータ駆動電
圧及びアシスト回路制御電圧の各波形を示す図
【図16】本発明に係る他のモータ制御系の構成例を示
す図
【図17】本発明に係るさらに他のモータ制御系の構成
例を示す図
【図18】ディスククランプ解除を行うための従来のモ
ータ制御系の構成を示す図
【図19】従来のモータ制御系におけるモータ駆動電圧
波形を示す図
【符号の説明】
4……イジェクトスイッチ 10……トレー 23……モータ 28……ターンテーブル 60……クランパ 85……アシスト回路 86……コントローラ 89……モータ駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを搭載して駆動するためのター
    ンテーブルを含むディスク駆動機構と、 前記ターンテーブルとの間で前記ディスクをクランプす
    るためのクランパ部材であって、前記ディスクを介して
    前記ターンテーブルと磁力結合されるクランパ部材と、 前記ディスク駆動機構と前記クランパ部材の少なくとも
    一方を互いに離間する方向に移動させて前記ディスクの
    クランプを解除するためのクランプ解除機構と、 前記
    クランプ解除機構を駆動するためのモータと、 所定の指令が与えられた時、所定時間、前記モータにク
    ランプ解除のための第1のトルクを瞬間的に発生させ、
    前記所定時間後、前記第1のトルクより小さい第2のト
    ルクを発生させるように前記モータへの供給電力を制御
    するモータ制御手段とを具備することを特徴とするディ
    スク再生装置。
  2. 【請求項2】 ディスクを搭載して駆動するためのター
    ンテーブルを含むディスク駆動機構と、 前記ターンテーブルとの間で前記ディスクをクランプす
    るためのクランパ部材であって、前記ディスクを介して
    前記ターンテーブルと磁力結合されるクランパ部材と、 前記ディスク駆動機構と前記クランパ部材の少なくとも
    一方を互いに離間する方向に移動させて前記ディスクの
    クランプを解除するためのクランプ解除機構と、 前記
    クランプ解除機構によってクランプ解除されたディスク
    又はこのディスクを載せたトレーを装置本体から排出す
    るためのディスク排出機構と、 前記クランプ解除機構及び前記ディスク排出機構を共に
    駆動するためのモータと、 所定の指令が与えられた時、所定時間、前記モータにク
    ランプ解除のための第1のトルクを瞬間的に発生させ、
    前記所定時間後、前記第1のトルクより小さい第2のト
    ルクを発生させるように前記モータへの供給電力を制御
    するモータ制御手段とを具備することを特徴とするディ
    スク再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のディスク再生装
    置において、 前記モータ制御手段は、所定の指令が与えられた時、所
    定時間、前記モータの定格よりも高い駆動電圧を前記モ
    ータに印加することを特徴とするディスク再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1596386A3 (en) * 2004-05-12 2008-08-06 Funai Electric Co., Ltd. Tray drive
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