JPH0992267A - 電池およびその製造法 - Google Patents
電池およびその製造法Info
- Publication number
- JPH0992267A JPH0992267A JP7242889A JP24288995A JPH0992267A JP H0992267 A JPH0992267 A JP H0992267A JP 7242889 A JP7242889 A JP 7242889A JP 24288995 A JP24288995 A JP 24288995A JP H0992267 A JPH0992267 A JP H0992267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positive electrode
- battery
- pedestal
- sealing plate
- electrolytic solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Primary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は電池の正極台座に関するもので、耐
漏液性並びに生産性を向上させ、性能の安定した電池を
提供することを目的とする。 【構成】 絶縁パッキング7の底面が当接する正極台座
5の表面部分に切欠き部8および切欠き部に連続する液
溜め用の開口部9を設け、前記正極台座5の切欠き幅が
1mm以上3mm以下で、開口率が40%以上80%以
下である構成とする。
漏液性並びに生産性を向上させ、性能の安定した電池を
提供することを目的とする。 【構成】 絶縁パッキング7の底面が当接する正極台座
5の表面部分に切欠き部8および切欠き部に連続する液
溜め用の開口部9を設け、前記正極台座5の切欠き幅が
1mm以上3mm以下で、開口率が40%以上80%以
下である構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電要素を封口板と金
属ケースおよびこの両者間に介在した絶縁パッキングに
より密封してなる電池の改良ならびにその製造法に関す
るものである。
属ケースおよびこの両者間に介在した絶縁パッキングに
より密封してなる電池の改良ならびにその製造法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電池、特にボタン型電池は、定められた
大きさの中に多量の発電要素を充填して、その反応効率
を最大限に上げることと、長期に渡って使用されるた
め、その耐漏液性を向上させることが重要な問題点とな
っていた。
大きさの中に多量の発電要素を充填して、その反応効率
を最大限に上げることと、長期に渡って使用されるた
め、その耐漏液性を向上させることが重要な問題点とな
っていた。
【0003】従来この種の電池は、特開昭60−241
639号公報記載のように、金属ケース内側部と正極と
の間に往来できる電解液を充填しうる空間を有する正極
台座を用いる試みがあり、正極台座の空隙に充填された
電解液が正極に供給され、耐漏液性を向上させる検討が
なされていた。
639号公報記載のように、金属ケース内側部と正極と
の間に往来できる電解液を充填しうる空間を有する正極
台座を用いる試みがあり、正極台座の空隙に充填された
電解液が正極に供給され、耐漏液性を向上させる検討が
なされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな正極台座を使用した場合、正極合剤は正極台座内に
プレス成形によって加圧圧着されているため、電解液を
正極側に注液する工程において注液された電解液が内面
に浸透するまで時間がかかり、このため電池封口時に遊
離の電解液が飛び散り、直後漏液を引き起こす問題があ
った。
うな正極台座を使用した場合、正極合剤は正極台座内に
プレス成形によって加圧圧着されているため、電解液を
正極側に注液する工程において注液された電解液が内面
に浸透するまで時間がかかり、このため電池封口時に遊
離の電解液が飛び散り、直後漏液を引き起こす問題があ
った。
【0005】本発明は、上記のような課題を解決するも
ので、耐漏液性ならびに生産性を向上させ、性能の安定
した電池を提供することを目的とする。
ので、耐漏液性ならびに生産性を向上させ、性能の安定
した電池を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために本発明は、正極台座の表面部、詳しくは絶縁パッ
キングの底面が当接する部分に少なくとも1ヶ所切欠き
部および切欠き部に連続する液溜め用の開口部を設ける
ことで解決するものである。
ために本発明は、正極台座の表面部、詳しくは絶縁パッ
キングの底面が当接する部分に少なくとも1ヶ所切欠き
部および切欠き部に連続する液溜め用の開口部を設ける
ことで解決するものである。
【0007】
【作用】この構成によれば、正極側へ電解液を注液する
工程において電解液を正極合剤表面に注液せず、本発明
の正極台座の切欠き部に注液することで、容易に電解液
が液溜め部に浸透するため、正極合剤面で遊離の状態で
残存する電解液は皆無となり、封口時に電解液が直後漏
液することはない。また電池構成後において、切欠き部
に連続した開口部中の電解液が正極合剤中に浸透するた
め、電池の放電反応特性も良好なものとなる。
工程において電解液を正極合剤表面に注液せず、本発明
の正極台座の切欠き部に注液することで、容易に電解液
が液溜め部に浸透するため、正極合剤面で遊離の状態で
残存する電解液は皆無となり、封口時に電解液が直後漏
液することはない。また電池構成後において、切欠き部
に連続した開口部中の電解液が正極合剤中に浸透するた
め、電池の放電反応特性も良好なものとなる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を示す。
【0009】図1は、リチウム−酸化銅系のボタン型有
機電解液電池を示す。図において、1は厚さ0.20m
mの耐有機電解質性のあるステンレス鋼板を外径9.5
mm、高さ2.0mmに打抜加工した正極缶、2は同材
料にニッケルメッキした外径8.2mm、高さ0.9m
mに加工した封口板、3は直径6.8mm、厚さ0.9
mmのリチウムシートからなる負極活物質で、封口板2
に圧着されている4は本発明の正極台座内に圧着された
正極合剤で、活物質である酸化銅90重量部に、アセチ
レンブラック5重量部、フッ素樹脂結着剤5重量部を混
合したもの0.12gを、正極缶内で直径7.0mm、
厚さ0.65mmに成型したものである。5は本発明の
正極台座の一例を示し、内径5.0mm、高さ0.65
mmのリングで、絶縁パッキング底面と接触する面に幅
が1.0mmの切欠き部8および切欠き部に連続する液
溜め用の開口部9を設けたリング状の正極台座である。
機電解液電池を示す。図において、1は厚さ0.20m
mの耐有機電解質性のあるステンレス鋼板を外径9.5
mm、高さ2.0mmに打抜加工した正極缶、2は同材
料にニッケルメッキした外径8.2mm、高さ0.9m
mに加工した封口板、3は直径6.8mm、厚さ0.9
mmのリチウムシートからなる負極活物質で、封口板2
に圧着されている4は本発明の正極台座内に圧着された
正極合剤で、活物質である酸化銅90重量部に、アセチ
レンブラック5重量部、フッ素樹脂結着剤5重量部を混
合したもの0.12gを、正極缶内で直径7.0mm、
厚さ0.65mmに成型したものである。5は本発明の
正極台座の一例を示し、内径5.0mm、高さ0.65
mmのリングで、絶縁パッキング底面と接触する面に幅
が1.0mmの切欠き部8および切欠き部に連続する液
溜め用の開口部9を設けたリング状の正極台座である。
【0010】6は直径9.1mm、厚さ0.15mmの
ポリプロピレン多孔膜である。電解液には炭酸プロピレ
ンと、1・2−ジメトキシエタンとの等容積混合溶媒に
過塩素酸リチウムを1mol/lの割合で溶解したもの
を用いた。
ポリプロピレン多孔膜である。電解液には炭酸プロピレ
ンと、1・2−ジメトキシエタンとの等容積混合溶媒に
過塩素酸リチウムを1mol/lの割合で溶解したもの
を用いた。
【0011】次にこの電池の製造工程を説明すると、正
極台座の空間部に正極合剤を圧着加工する工程、圧着加
工した正極を正極缶内に挿入嵌着させる工程、次いで電
解液を正極缶内の正極台座の切欠き部に注液する工程、
次いで多孔膜を正極台座の上面に載置する工程、次いで
負極を内面に固着した封口板を正極缶に嵌着させて、絶
縁パッキングを介してかしめ封口を行って電池を構成す
る工程で電池を製造する。この電池は総高20mm、電
池容量40mAhの酸化銅−リチウム電池である。
極台座の空間部に正極合剤を圧着加工する工程、圧着加
工した正極を正極缶内に挿入嵌着させる工程、次いで電
解液を正極缶内の正極台座の切欠き部に注液する工程、
次いで多孔膜を正極台座の上面に載置する工程、次いで
負極を内面に固着した封口板を正極缶に嵌着させて、絶
縁パッキングを介してかしめ封口を行って電池を構成す
る工程で電池を製造する。この電池は総高20mm、電
池容量40mAhの酸化銅−リチウム電池である。
【0012】この際、正極台座の形状としては、切欠き
部の幅が1mm以上3mm以下であることが必要であ
り、また切欠き部に連続する液溜め用の開口部の開口率
は40%以上80%以下に設定されている。
部の幅が1mm以上3mm以下であることが必要であ
り、また切欠き部に連続する液溜め用の開口部の開口率
は40%以上80%以下に設定されている。
【0013】切欠き部の幅を1mm以上3mm以下とし
たのは、1mm以下であれば電解液が液溜め部に浸透し
ていくまでに時間がかかるためであり、3mm以上の場
合には電池封口時のカシメ工程においてカシメ圧力によ
り電解液が容易に切欠き部にポンプアップされ、電解液
の直後漏液が生じるためである。また液溜め部の開口率
を40%以上80%以下とした理由について、それぞれ
の開口率で電池を構成した場合の直後漏液発生率を(表
1)に示す。
たのは、1mm以下であれば電解液が液溜め部に浸透し
ていくまでに時間がかかるためであり、3mm以上の場
合には電池封口時のカシメ工程においてカシメ圧力によ
り電解液が容易に切欠き部にポンプアップされ、電解液
の直後漏液が生じるためである。また液溜め部の開口率
を40%以上80%以下とした理由について、それぞれ
の開口率で電池を構成した場合の直後漏液発生率を(表
1)に示す。
【0014】
【表1】
【0015】(表2)は、この電池を15kΩで連続放
電させた時の放電容量の平均値を示したものである。
電させた時の放電容量の平均値を示したものである。
【0016】
【表2】
【0017】なお、開口率の上限を80%としたのは、
開口率が80%以上の場合、正極台座としての機械的強
度不足のため、電池封口時に正極台座が座屈、あるいは
変形、破壊が生じるためである。
開口率が80%以上の場合、正極台座としての機械的強
度不足のため、電池封口時に正極台座が座屈、あるいは
変形、破壊が生じるためである。
【0018】(表1)の実験は、それぞれ1000個電
池を同一スピードで構成した場合の比較であり、この時
の正極台座のスリット幅は1.5mmのもので実施し
た。
池を同一スピードで構成した場合の比較であり、この時
の正極台座のスリット幅は1.5mmのもので実施し
た。
【0019】(表2)の実験は、電池をそれぞれ10個
放電した時の平均値である。
放電した時の平均値である。
【0020】
【発明の効果】以上、(表1)、(表2)から明らかな
ように本発明の構成をした正極台座を使用することによ
り、直後漏液のない、放電特性の優れる電池を提供でき
る。
ように本発明の構成をした正極台座を使用することによ
り、直後漏液のない、放電特性の優れる電池を提供でき
る。
【0021】また、本実施例では切欠き部を1ヶ所設け
たもので実施したが、切欠き部を複数個形成して開口部
の開口率を本発明の範囲としたものを使用しても同様の
効果があることを確認している。
たもので実施したが、切欠き部を複数個形成して開口部
の開口率を本発明の範囲としたものを使用しても同様の
効果があることを確認している。
【0022】また、この例では、有機電解液を使用し、
負極にリチウム、正極に酸化銅を用いたが、正極にフッ
化炭素、酸化モリブデン、二酸化マンガン、クロム酸銀
などを使用するものばかりでなく、アルカリ電解質を使
用する酸化銀電池、水銀電池、アルカリマンガン電池に
おいても同様な効果が得ることができる。
負極にリチウム、正極に酸化銅を用いたが、正極にフッ
化炭素、酸化モリブデン、二酸化マンガン、クロム酸銀
などを使用するものばかりでなく、アルカリ電解質を使
用する酸化銀電池、水銀電池、アルカリマンガン電池に
おいても同様な効果が得ることができる。
【図1】本実施例を示す電池の縦断面図
【図2】本実施例の正極台座を示す立体図
1 正極缶 2 封口板 3 負極活物質 4 正極合剤 5 正極台座 6 多孔膜 7 絶縁パッキング 8 切欠き部 9 液溜め用開口部
Claims (3)
- 【請求項1】発電要素を封口板と金属ケースおよびこの
両者間に介在した絶縁パッキングにより、密閉した電池
であって、封口板と絶縁パッキングを支えるとともに、
金属ケース内側部と、正極との間に往来できる電解液を
充填しうる空間を有する正極台座を用いた電池であっ
て、前記台座の絶縁パッキング底面と接触する面に少な
くとも1ヶ所切欠き部および切欠き部に連続する液溜め
用の開口部を設けた電池。 - 【請求項2】正極台座の切欠き幅が1mm以上3mm以
下で、開口率が40%以上80%以下である請求項1記
載の電池。 - 【請求項3】正極台座の空間部に正極合剤を圧着加工す
る工程、圧着加工した正極を正極缶内に挿入嵌着させる
工程、次いで電解液を正極缶内の正極台座の切欠き部に
注液する工程、次いで多孔膜を正極台座の上面に載置す
る工程、次いで負極を内面に固着した封口板を正極缶に
嵌着させて、絶縁パッキングを介してかしめ封口を行な
う電池の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7242889A JPH0992267A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 電池およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7242889A JPH0992267A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 電池およびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0992267A true JPH0992267A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17095742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7242889A Pending JPH0992267A (ja) | 1995-09-21 | 1995-09-21 | 電池およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0992267A (ja) |
-
1995
- 1995-09-21 JP JP7242889A patent/JPH0992267A/ja active Pending
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