JPH0993036A - 垂直ダイバーシチアンテナ - Google Patents

垂直ダイバーシチアンテナ

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JPH0993036A
JPH0993036A JP7249682A JP24968295A JPH0993036A JP H0993036 A JPH0993036 A JP H0993036A JP 7249682 A JP7249682 A JP 7249682A JP 24968295 A JP24968295 A JP 24968295A JP H0993036 A JPH0993036 A JP H0993036A
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antenna
line
strip
feeding
antenna element
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JP7249682A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Tayama
洋文 多山
Akira Ono
朗 小野
Mitsuyuki Itou
光雪 伊藤
Noriyuki Tako
紀之 多湖
Akinobu Obara
明信 小原
Toshihiko Aki
寿彦 安芸
Kenichi Harada
賢一 原田
Hisao Ikuta
久夫 生田
Yoshio Ikeda
芳夫 池田
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NIPPON ARM KK
Kansai Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
NIPPON ARM KK
Kansai Electric Power Co Inc
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アンテナ径(レドーム径)を大きくすることな
く、電気的整合がとれ、放射特性の劣化のない垂直ダイ
バーシチアンテナを実現すること。 【解決手段】アンテナユニットに給電するストリップラ
イン5の先端は分岐され、分岐された一方のライン51
は、アンテナ素子に接続されるとともに、他方のライン
52は、他のストリップライン4から離隔するようにコ
の字状に引き回した上でアンテナ素子に接続される。両
ライン51,52の長さの差は、アンテナ素子への給電
位相差に換算すると、360°の整数倍になるように設
定される。 【効果】前段のアンテナユニットに給電するストリップ
ライン5と、後段のアンテナユニットに給電するストリ
ップライン4との電気的結合による悪影響を避けること
ができるので、電気的整合がとれ、VSWRの劣化や放
射特性の劣化のない垂直ダイバーシチアンテナを実現す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直ダイバーシチ
アンテナに関し、特に使用周波数帯域が比較的狭く、2
段のアンテナユニットに独立に給電して用いる垂直ダイ
バーシチアンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】簡易型携帯電話の基地局用のアンテナに
は、水平面内で無指向性で垂直面内ビームチルトが0°
(垂直面内のビーム方向が水平方向)の2つの独立した
アンテナユニットを縦に並べた垂直ダイバーシチアンテ
ナが用いられる。このような垂直ダイバーシチアンテナ
を簡易に構成するには、例えばアンテナ内部に設けたフ
レキシブルプリント基板(FPC基板)の上にストリッ
プラインを2本並べ、それぞれからアンテナユニットに
給電するようにすればよい。
【0003】図8は、このような簡易な垂直ダイバーシ
チアンテナのFPC基板の正面図である。同図に示すよ
うに、FPC基板にストリップラインを2本配置し、F
PC基板の上を平行して走らせ、一方を給電部から比較
的近い位置で分岐させ、他方を給電部から比較的遠い位
置で分岐させるようにする。分岐した後は、それぞれ給
電点を通してパッチアンテナ素子に給電する。
【0004】前記FPC基板は、図9にその断面を示す
ように、絶縁体で両側を挟み、絶縁体をさらに導体地板
で挟んでいる。したがってFPC基板上のストリップラ
インからの放射によりパッチアンテナ素子の指向性が乱
されることはない。これらの導体地板の両外部には、そ
れぞれパッチアンテナ素子が対称かつ多段に配設されて
いる。各パッチアンテナ素子及び地板の断面寸法・断面
配置は水平面内無指向性を得るよう選ばれている。そし
て、前記ストリップラインとパッチアンテナ素子とは、
絶縁体及び導体地板を貫通する給電ピンで短絡して、ス
トリップラインから給電ピンを通して導体地板両外面の
パッチアンテナ素子に給電している。各アンテナユニッ
トごとに独立したストリップラインで給電されるから、
2つのアンテナユニットによるダイバーシチ受信に使用
することができる。
【0005】前記のような垂直ダイバーシチアンテナの
給電回路の誘電体損失は、アンテナ利得に影響するので
無視できない。通常、誘電体損失を小さくして利得をか
せぐには、絶縁体を発泡体にして、発泡度をできるだけ
高くして樹脂の割合を少なくすることが行われている。
例えば、発泡体として電子線架橋発泡ポリオレフィンを
用い、比重が0.05g/cm3 となる位に発泡させた
ものが使用される。また、FPC基板はポリイミド又は
ポリエステルをベースフィルムにし、それに銅箔を施し
たものが使用される。このような基板と絶縁体の材料の
組合せを採用すると、給電回路内の波長λg と真空中の
波長λとの比である波長短縮率K(K=1/√εr ;ε
r は絶縁体の比誘電率)は、0.95程度となる。一
方、このような垂直ダイバーシチアンテナでは、サイド
ローブの大幅な悪化を招かない範囲で、アンテナ利得を
できるだけかせぐために、パッチアンテナ素子のピッチ
P(図8参照)は、真空中の波長λの0.9倍程度に選
ばれる。したがって、パッチアンテナ素子のピッチPと
給電回路内の波長λg との関係は、 P=0.9λ=0.9λg /K=(0.9/0.95)
λg ≒0.95λg となり、ピッチPは、λg に極めて近い値となる。ま
た、垂直面内のビームチルトを0°にするため、分岐後
の各アンテナ素子へそれぞれ給電するラインの長さは、
各アンテナ素子に同相で給電されるように選ぶ必要があ
るから、同一の長さに設定される。
【0006】このことは、ストリップラインの分岐して
折り返したラインと、もとのストリップラインや他のア
ンテナユニットのラインとが並走する部分(図8でa,
b,cで示した部分)の長さが給電回路内の波長λg
1/2程度になることを意味している。このように2本
のラインが並走する部分は、一般に、「結合ストリップ
線路」として知られている。並走する部分の長さが給電
回路内の波長λg に比べて十分小さい場合には、結合の
影響は設計上無視しても差支えないが、波長λg の1/
4程度もの長さになると、結合条件によっては結合度が
−3dB(50%)までとれる程大きくなり、設計上無
視できなくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、図8に
示す垂直ダイバーシチアンテナでは、ストリップライン
の並走する部分の長さが波長λg の1/2程度であるた
め、並走するライン間の結合により給電回路の電気特性
が設計からずれ、給電回路内での不整合が生じ、アンテ
ナ全体のVSWR(電圧定在波比)の劣化や分配比など
の変化に伴い放射特性の劣化が生じることが懸念され
る。
【0008】したがって、並走するライン間の結合をで
きるだけ小さくするように、ライン間の距離(図8にd
1 ,d2 で示した)は大きくしたいという要望がある。
ただし、アンテナ径の制約があるので、FPC基板の幅
は制約され、いくらでも離す訳にはいかない。よって、
並走するライン間の結合によるVSWRや放射特性の劣
化と垂直ダイバーシチアンテナの寸法の縮小とはトレー
ドオフの関係にあるといってよかった。
【0009】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、アンテナ径を大きくすることなく、電気的
整合がとれ、VSWRの劣化や放射特性の劣化のない垂
直ダイバーシチアンテナを実現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの請求項1記載の垂直ダイバーシチアンテナは、4つ
のアンテナ素子を垂直方向に配置するとともに、前段2
つのアンテナ素子からなるアンテナユニットと、後段2
つのアンテナ素子からなるアンテナユニットとに分割し
ている。
【0011】そして、プリント基板上に2本のストリッ
プラインを前記垂直方向に沿って互いに並走させて設
け、各ストリップラインをプリント基板上でそれぞれ分
岐させ、分岐先を通して各アンテナユニットのアンテナ
素子に給電をするようにしている。前段のアンテナユニ
ットに給電するストリップラインの分岐された一方のラ
インは、アンテナ素子に接続されるとともに、他方のラ
インは、他のストリップラインから離隔するように迂回
させて引き回した上でアンテナ素子に接続され、両ライ
ンの長さの差は、アンテナ素子への給電位相差に換算す
ると、360°又はその整数倍になるように設定されて
いる。
【0012】請求項2記載の垂直ダイバーシチアンテナ
は、後段のアンテナユニットに給電するストリップライ
ンの分岐された一方のラインは、アンテナ素子に接続さ
れるとともに、他方のラインは、前記「一方のライン」
から離隔するように迂回させて引き回した上でアンテナ
素子に接続され、両ラインの長さの差は、アンテナ素子
への給電位相差に換算すると、360°又はその整数倍
になるように設定されているものである。
【0013】請求項3記載の構成によれば、前記プリン
ト基板に設けられた2本のストリップラインは、プリン
ト基板の中心線の両側を互いに並走し、ストリップライ
ンの分岐はY字状又はT字状の分岐である。前記の請求
項1記載の構成によれば、前段のアンテナユニットに給
電するストリップラインの先端は分岐され、分岐された
一方のラインは、アンテナ素子に接続されるとともに、
他方のラインは、他のストリップラインから離隔するよ
うに迂回させて引き回した上でアンテナ素子に接続され
るので、「他方のライン」と、後段のアンテナユニット
に給電する、他のストリップラインとの距離を離すこと
ができ、結合を弱めることができる。
【0014】この際、分岐された各ラインのアンテナ素
子への給電位相差は360°又はその整数倍に設定され
ているので、アンテナユニット全体の指向性を考えた場
合には、同相で給電したことと等価であり、アンテナユ
ニット全体の指向性は変わらない。また、分岐された
「一方のライン」は、そのままアンテナ素子に接続され
るので、後段のアンテナユニットに給電する他のストリ
ップラインとの結合はあまり問題にならない。
【0015】以上のことから、前段のアンテナユニット
に給電するストリップラインと、後段のアンテナユニッ
トに給電するストリップラインとの電気的結合による悪
影響を避けることができるので、電気的整合がとれ、V
SWRの劣化や放射特性の劣化のない垂直ダイバーシチ
アンテナを実現することができる。請求項2記載の構成
によれば、後段のアンテナユニットに給電するストリッ
プラインの分岐された一方のラインは、アンテナ素子に
接続されるとともに、他方のラインは、前記「一方のラ
イン」から離隔するように迂回させて引き回した上でア
ンテナ素子に接続されるので、「他方のライン」と、
「一方のライン」との距離を離すことができ、ストリッ
プラインから分岐された信号同士の結合を弱めることが
できる。
【0016】請求項3記載の構成によれば、前記プリン
ト基板に設けられた2本のストリップラインは、プリン
ト基板の中心線の両側を互いに並走し、ストリップライ
ンの分岐はY字状又はT字状の分岐である。このような
Y字状又はT字状の分岐とすることによって、左右対称
な分岐パターンとすることができ、利得上最も有利な信
号の等分配を確実に達成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下発明実施の形態を示す添付図
面によって詳細に説明する。図1は、水平無指向性垂直
ダイバーシチアンテナの分解斜視図であり、図2は垂直
ダイバーシチアンテナの側面からみた部分断面図、図3
は垂直ダイバーシチアンテナの正面からみた立面図であ
る。
【0018】この垂直ダイバーシチアンテナは、十分に
厚い金属性導体地板1a,1b同士を対抗させ、両導体
地板1a,1b間に絶縁板2a,2bで両面をはさまれ
たプリント基板3を挟んでいる。前記導体地板1a,1
bの外面には、それぞれパッチアンテナ素子6a−6
d,6a′−6d′を一定間隔ずつ離して配置してい
る。
【0019】前記プリント基板3には、片面上にパッチ
アンテナ素子6a−6d,6a′−6d′に給電するた
めの配線であるストリップライン4,5が平行して形成
されている。ストリップライン4は途中で分岐し、パッ
チアンテナ素子6a,6b,6a′,6b′に給電ピン
7a,7bを通して信号を供給し、ストリップライン5
も途中で分岐し、パッチアンテナ素子6c,6d,6
c′,6d′に給電ピン7c,7dを通して信号を供給
する。ストリップライン4,5のそれぞれの基端には、
同軸ケーブルを接続するためのコネクタ10が装着され
ていて(図2、図3参照)、ストリップライン4,5の
平行する部分の間隔は、このコネクタ10同士の間隔y
によって規制される。
【0020】符号8は、パッチアンテナ素子6a−6
d,6a′−6d′を導体地板1a,1bから一定距離
離すための絶縁リングである。図4は、図3のA−A線
断面図であり、給電ピン7aの両端に接続されたパッチ
アンテナ素子6a,6a′は、導体地板1a,1bから
一定距離保たれて配置される。給電ピン7aは、導体地
板1a,1b、絶縁板2a,2b、プリント基板3を貫
通する形で図示されているが、実際にはプリント基板3
上のストリップライン4の部位4a(図5参照)及びパ
ッチアンテナ素子6a,6a′に半田付けされている。
しかし、給電ピン7aにねじを切ってパッチアンテナ素
子6a,6a′をナットで締めつけるようにしてもよ
い。また、給電ピン7aを雄ねじ雌ねじで螺合可能な2
つのピースに分け、ストリップライン4を両方から締め
つけるようにしてもよい。なお、図4には、符号9で円
筒が示されているが、これは、アンテナ全体を保護する
レドームであって、図1−図3では図示を省略したもの
である。
【0021】前記ストリップライン4,5は、導体地板
1a,1bで挟まれた構造なので、ストリップライン
4,5からの不要放射を防止することができる。これに
より、水平無指向性を実現できるとともに、各素子への
給電を、プリント基板3上で形成されたストリップライ
ン4,5を通して行うことができ、その両側に導体地板
1a,1bを配置するため、アンテナ自体の強度をこの
導体地板1a,1bでもたせることができる。
【0022】したがって、アンテナ全体の強度を十分確
保しながら、プリント基板3には、通常の加工し易いフ
レキシブルな基板を用いることができ、材料コストの削
減と、加工の容易化を図ることができる。そしてプリン
ト基板には、給電用ストリップラインのパターンを作り
付けているので、同軸線を内部に引き込まなくても済
み、同軸線の節約ができ、アンテナの構成を簡単にする
ことができる。
【0023】前記のストリップライン4,5のプリント
パターンを、図5に示す。ストリップライン5は、途中
でT字状に分岐され、T字状に分岐された一方のライン
51は中心線と交わる位置で直角に曲げられ、給電ピン
7dを半田付けする先端部5dにつながるとともに、他
方のライン52は、ストリップライン4から離隔するよ
うに迂回させてコの字状に引き回した上で中心線と交わ
る位置で直角に曲げられ、給電ピン7cを半田付けする
先端部5cにつながっている。ストリップライン4は途
中でT字状に分岐され、T字状に分岐された一方のライ
ン41は中心線と交わる位置で直角に曲げられ、給電ピ
ン7bを半田付けする先端部4bにつながるとともに、
他方のライン42は、前記一方のライン41から離隔す
るように迂回させてコの字状に引き回した上で中心線と
交わる位置で直角に曲げられ、給電ピン7aを半田付け
する先端部4aにつながっている。
【0024】前記ストリップライン5の途中でT字状に
分岐された2本のライン51,52から先端までの距離
の差は、整数波長分、すなわちアンテナ素子への給電位
相差に換算すると、360°又はその整数倍になるよう
に設定されている。前記ストリップライン4の途中でT
字状に分岐された2本のライン41,42から先端まで
の距離の差も、整数波長分、すなわちアンテナ素子への
給電位相差に換算すると、360°又はその整数倍にな
るように設定されている。
【0025】このようなプリントパターンを採用するこ
とにより、ストリップライン5のT字状に分岐された一
方のライン52と他のストリップライン4との距離d
(図5参照)を、従来の距離d2 (図8参照)と比べて
2倍程度離すことができ、両者の電気的結合を弱めるこ
とができる。また、アンテナ素子6a,6b(6a′,
6b′でも同じ)への給電位相差は360°又はその整
数倍に設定されているので、垂直指向性パターンは、給
電位相差がないときのパターンと同じにすることができ
る。
【0026】さらに、ストリップライン4のT字状に分
岐された一方のライン41と他のストリップライン4と
の距離d′(図4参照)も、図8に示した距離d1 と比
べて2倍程度離すことができ、電気的結合を弱めること
ができる。また、アンテナ素子6c,6d(6c′,6
d′でも同じ)への給電位相差は360°又はその整数
倍に設定されているので、垂直指向性パターンは、給電
位相差がないときのパターンと同じにすることができ
る。
【0027】したがって、ストリップラインの部分5
1,52,41とストリップライン4との電気的結合に
よる悪影響、ストリップラインの部分51とストリップ
ライン5との電気的結合による悪影響を避けることがで
きるので、電気的整合がとれ、アンテナ素子への給電位
相差が360°又はその整数倍になっていることと相ま
って、放射特性の劣化のない垂直ダイバーシチアンテナ
を実現することができる。
【0028】なお、前記分岐は、T字状となっている
が、必ずしもT字状に限られることはなく、Y字状であ
ってもよい。また、図5を見ると、ストリップライン
4,5の途中に曲がり43,53が入っているが、この
曲がりは、ストリップライン4,5の基部の間隔yと、
T字状分岐同士の間隔とを調製するためのものである。
【0029】なお、ストリップライン5のT字状に分岐
された一方のライン51が中心線と交わる位置で直角に
曲げられ、先端部5dにつながるまでの部分(長さ
4 )が存在している。この部分(長さx4 )を存在さ
せているのは、ストリップライン5のT字状に分岐され
た先のパターンを左右対称形にするためである。しか
し、この部分とストリップライン4との結合が若干生じ
るという問題がある。ストリップライン5のT字状に分
岐された他方のライン52が中心線と交わる位置で直角
に曲げられ、先端部5cにつながるまでの部分(長さx
3 )、ストリップライン4のT字状に分岐された一方の
ライン41が中心線と交わる位置で直角に曲げられ、先
端部4bにつながるまでの部分(長さx2 )、ストリッ
プライン4のT字状に分岐された他方のライン42が中
心線と交わる位置で直角に曲げられ、先端部4aにつな
がるまでの部分(長さx1 )についても同様に問題があ
る。
【0030】そこで、この結合を低減するのであれば、
図6に示すように、ストリップラインのT字状に分岐さ
れた一方のラインが中心線と交わる位置で先端部につな
がるように、すなわちx1 =x2 =x3 =x4 =0にな
るようにパターンを変更してもよい。以上のような垂直
ダイバーシチアンテナの構成であるから、パッチアンテ
ナ素子6a−6d,6a′−6d′のそれぞれがパッチ
面を構成することになる。各パッチ面をI1 ,I2 ,II
1 ,II2 ということにすると(図2参照)、パッチ面I
1 とI2 とが2段に構成され同一信号が供給されて、1
つのアンテナユニットIを構成し、パッチ面II1 とII2
とが2段に構成され同一信号が供給されて、1つのアン
テナユニットIIを構成している。
【0031】次に各部の材料、寸法を含む具体的な設計
指針を示す。まず、導体地板1a,1bは、アルミニウ
ムで形成され、肉厚は4.5mm、高さは700mmに
とっている。この材料でこの厚みがあれば、基地アンテ
ナや移動体アンテナとして直立させても十分な強度を得
ることができる。また、その導電性のため接地すれば避
雷導体としても使用することができる。
【0032】絶縁板2a,2bは、発泡ポリプロピレ
ン、発泡ポリエチレン、発泡スチロール、発泡ウレタン
等の合成樹脂の発泡体を用いることができる。発泡体を
電子線架橋してもよい。基板3は、ポリイミド又はポリ
エステルをベースフィルムにし、それに銅箔を施したも
ので構成されたフレキシブル基板(FPC)である。
【0033】パッチアンテナ素子6a−6d,6a′−
6d′は、通常どおり真鍮又は銅の板で構成されてい
る。パッチアンテナ素子の幅をL2 、対向するパッチア
ンテナ素子間の距離をD、導体地板の幅をL1 とする
(図4参照)。導体地板の幅L1 とパッチアンテナ素子
の幅L2 との関係によって、パッチアンテナ素子一面の
指向性が決定され、対向するパッチアンテナ素子間の距
離Dによるアレイファクターの効果を含めて対向するパ
ッチアンテナ素子二面の水平面合成指向性が決定され
る。
【0034】この水平面合成指向性は前記対向するパッ
チアンテナ素子間の距離Dが相対的に大きくなれば、正
面及び裏面方向の指向性が減少し、距離Dが相対的に小
さくなれば、正面及び裏面方向の指向性が増大するとい
う性質があり、前記パッチアンテナ素子一面の指向性
と、この対向するパッチアンテナ素子間の距離Dとの選
定により、対向するパッチアンテナ素子2面の水平面無
指向性が得られる。
【0035】発明実施の形態の説明は以上であるが、本
発明は前記の形態に限定されるものではなく、基板3の
ストリップラインのパターンは、本発明の範囲内におい
て適宜変更してもよい。例えば前記の図5の例では、ス
トリップラインのT字状に分岐された一方のラインを中
心線と交わる位置で向う側に直角に曲げ、先端部につな
いでいたが、ストリップラインのT字状に分岐された一
方のラインを中心線と交わる位置で手前に折り曲げても
よい。図7は、このように手前に折り曲げた例、すなわ
ち長さx1 ,x2 ,x3 ,x4 が負(<0)である例を
示している。このストリップラインのパターンであって
も、図5の例と同様の作用効果を奏することができる。
その他本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更を施
すことが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、前段のアンテナユニットに給電するストリップライ
ンと、後段のアンテナユニットに給電するストリップラ
インとの電気的結合による悪影響を避けることができる
ので、電気的整合がとれ、放射特性の劣化のない垂直ダ
イバーシチアンテナを実現することができる。
【0037】また、「他方のライン」を他のストリップ
ラインから離隔するように迂回させているが、この迂回
は当然プリント基板の範囲で行うのであるから、プリン
ト基板の幅は、従来の垂直ダイバーシチアンテナ(図8
参照)と比較して何ら変わらないことになる。したがっ
て、アンテナ径を大きくすることなく、電気的整合がと
れ、VSWRの劣化や放射特性の劣化のない垂直ダイバ
ーシチアンテナを実現する、という目的を達成すること
ができる。また、ストリップライン同士の結合を、従来
と同様許容するのであれば、従来よりさらに小さなサイ
ズの垂直ダイバーシチアンテナを実現することができ
る。
【0038】また、請求項2記載の発明では、後段のア
ンテナユニットに給電するストリップラインから分岐さ
れた信号同士の結合を弱めることができるので、電気的
整合がとれ、アンテナ素子への給電位相差が360°又
はその整数倍になっていることと相まって、放射特性の
劣化のない垂直ダイバーシチアンテナを実現することが
できる。
【0039】また、請求項3記載の発明によれば、前記
プリント基板に設けられた2本のストリップラインの分
岐をY字状又はT字状の分岐とすることによって、左右
対称な分岐パターンとすることができ、信号の等分配を
確実にすることができ、与えられたアンテナ素子間隔に
おいてもっとも利得の高い垂直ダイバーシチアンテナを
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】垂直ダイバーシチアンテナの分解斜視図であ
る。
【図2】垂直ダイバーシチアンテナの部分断面図であ
る。
【図3】垂直ダイバーシチアンテナの正面立面図であ
る。
【図4】垂直ダイバーシチアンテナのA−A線断面図で
ある。
【図5】フレキシブルプリント基板の立面図である。
【図6】他の実施形態に係るフレキシブルプリント基板
の立面図である。
【図7】さらに他の実施形態に係るフレキシブルプリン
ト基板の立面図である。
【図8】従来の垂直ダイバーシチアンテナのフレキシブ
ルプリント基板の立面図である。
【図9】従来の垂直ダイバーシチアンテナのフレキシブ
ルプリント基板の部分断面図である。
【符号の説明】
1a,1b 金属性導体地板 2a,2b 絶縁板 3 プリント基板 4,5 ストリップライン 6a−6d,6a′−6d′ パッチアンテナ素子 7a,7b 給電ピン 8 絶縁リング 41,42,51,52 分岐されたライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 朗 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 伊藤 光雪 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 多湖 紀之 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 小原 明信 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 安芸 寿彦 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 原田 賢一 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 生田 久夫 大阪府大阪市北区茶屋町18番21号 株式会 社日本アーム内 (72)発明者 池田 芳夫 大阪府大阪市北区茶屋町18番21号 株式会 社日本アーム内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4つのアンテナ素子を垂直方向に配置する
    とともに、前段2つのアンテナ素子からなるアンテナユ
    ニットと、後段2つのアンテナ素子からなるアンテナユ
    ニットとに分割し、プリント基板上に2本のストリップ
    ラインを前記垂直方向に沿って互いに並走させて設け、
    各ストリップラインをプリント基板上でそれぞれ分岐さ
    せ、分岐先を通して各アンテナユニットのアンテナ素子
    に給電をするようにした垂直ダイバーシチアンテナにお
    いて、 前段のアンテナユニットに給電するストリップラインの
    分岐された一方のラインは、アンテナ素子に接続される
    とともに、他方のラインは、他のストリップラインから
    離隔するように迂回させて引き回した上でアンテナ素子
    に接続され、両ラインの長さの差は、アンテナ素子への
    給電位相差に換算すると、360°又はその整数倍にな
    るように設定されていることを特徴とする垂直ダイバー
    シチアンテナ。
  2. 【請求項2】後段のアンテナユニットに給電するストリ
    ップラインの分岐された一方のラインは、アンテナ素子
    に接続されるとともに、他方のラインは、前記「一方の
    ライン」から離隔するように迂回させて引き回した上で
    アンテナ素子に接続され、両ラインの長さの差は、アン
    テナ素子への給電位相差に換算すると、360°又はそ
    の整数倍になるように設定されていることを特徴とする
    請求項1記載の垂直ダイバーシチアンテナ。
  3. 【請求項3】前記プリント基板に設けられた2本のスト
    リップラインは、プリント基板の中心線の両側を互いに
    並走し、ストリップラインの分岐はY字状又はT字状の
    分岐であることを特徴とする請求項1又は2記載の垂直
    ダイバーシチアンテナ。
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