JPH0993227A - ダイバーシチ受信装置 - Google Patents

ダイバーシチ受信装置

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JPH0993227A
JPH0993227A JP7242771A JP24277195A JPH0993227A JP H0993227 A JPH0993227 A JP H0993227A JP 7242771 A JP7242771 A JP 7242771A JP 24277195 A JP24277195 A JP 24277195A JP H0993227 A JPH0993227 A JP H0993227A
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JP
Japan
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electric field
field strength
antenna
received wave
received
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JP7242771A
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English (en)
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Takeyasu Maeda
健康 前田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、TDMA方式が適用された無線伝
送系において、選択合成法に基づいてダイバーシチ受信
を行う受信装置に関し、ハードウエアの規模の増加を抑
えつつ利得を安定に高く維持することを目的とする。 【解決手段】 複数の給電点を有し、かつTDMA方式
のフレームを構成する受信波が到来するアンテナ11
と、アンテナ11に到来した受信波を複数の給電端を介
して取り込み、フレームの構成に基づいて自局が受信す
べきタイムスロットに先行した期間の電界強度を順次直
列に測定する電界強度測定手段13と、複数の給電端の
内、電界強度測定手段13によって測定された電界強度
の最大値が得られたものを介してタイムスロットの受信
波を取り込み、その受信波を復調する復調手段15とを
備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TDMA方式が適
用された無線伝送系において、選択合成法に基づいてダ
イバーシチ受信を行う受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信システムは船舶、航空機、列車
等の移動体に対して電話系の通信サービスを提供するた
めに開発されたが、近年、高度に発達したディジタル無
線伝送技術が適用されてディジタル通信網との連携によ
るサービスを提供され、かつ市場の自由化がはかられた
ために携帯型の移動局装置を利用する加入者が急激に増
加しつつある。
【0003】しかし、このような移動通信システムで
は、移動局と基地局との間に形成される無線伝送路の伝
送特性については、このような移動局の移動に応じてそ
の伝送路の上に位置する地物や地形等が刻々と変化し絶
えず変動し、受信波には著しいフェージングが伴う。図
8は、携帯型の移動局装置の構成例を示す図である。
【0004】図において、モノポールアンテナ71の給
電端は整合回路72を介してアンテナスイッチ73の一
方の接点とバンドパスフィルタ74の出力とに接続さ
れ、アンテナスイッチ73の他方の接点は逆F型アンテ
ナ75の給電端に接続される。アンテナスイッチ73の
共通接点はバンドパスフィルタ76、受信部77および
A/D変換器(A/D)78を介してマイクロプロセッ
サ79の入力に接続され、その第一の出力はアンテナス
イッチ73の制御入力に接続される。マイクロプロセッ
サ79の第二の出力は送信部80の入力に接続され、そ
の出力はバンドパスフィルタ74の入力に接続される。
【0005】このような構成の移動局装置では、逆F型
アンテナ75は筐体の背面に沿って実装され、かつモノ
ポールアンテナ71はその筐体の上部に伸縮可能に収納
される。したがって、モノポールアンテナ71と逆F型
アンテナ75との垂直方向の指向性は、それぞれ図9に
細線と点線とで示されるように異なる。一方、受信部7
7は、モノポールアンテナ71または逆F型アンテナ7
5に到来し、かつアンテナスイッチ73およびバンドパ
スフィルタ76を介して与えられる受信波を予め決めら
れたフレーム構成に基づいて復調すると共に、このよう
なフレーム構成に基づく各フレームのタイミングと、そ
の復調の過程で測定された電界強度とをA/D変換器7
8を介してマイクロプロセッサ79に与える。
【0006】マイクロプロセッサ79は、そのタイミン
グを基準として自局宛に受信波が到来する可能性がない
タイムスロットの内、自局が受信すべきタイムスロット
に直近の先行するタイムスロットを検出し、そのタイム
スロットの期間にアンテナスイッチ73を介してモノポ
ールアンテナ71と逆F型アンテナ75との給電端を交
互に選択することにより、これらのアンテナを介して個
別に得られる受信波の電界強度を取得する。
【0007】また、マイクロプロセッサ79は、このよ
うにして取得された電界強度を相互に比較し、後続する
タイムスロットの期間には、モノポールアンテナ71と
逆F型アンテナ75との給電端の内、その電界強度の値
が大きい一方に対応したものをアンテナスイッチ73を
介して選択する。したがって、このようなタイムスロッ
トについて受信される受信波の電界強度は、図10に太
線で示すように、モノポールアンテナ71および逆F型
アンテナ75に並行して到来する受信波の内、電界強度
が高いものが絶えず選択されて受信部77に与えられ、
選択合成法に基づくダイバーシチ受信が行われる。
【0008】また、移動局装置の空中線系の指向性につ
いては、図9に太線で示すように、各方向について最大
値が選択される。なお、マイクロプロセッサ79が送信
部80、バンドパスフィルタ74、整合回路72および
モノポールアンテナ71を介して無線チャネルの設定制
御の手順に基づいて行う送信動作については、本願発明
に直接関係がないので、ここではその説明を省略する。
【0009】また、マイクロプロセッサ79によって接
点が切り替えられるアンテナスイッチ73を介して、モ
ノポールアンテナ71と逆F型アンテナ75とはそれぞ
さ送受信共用のアンテナと受信専用のアンテナとして用
いられるが、その切り替えにかかわる各部の詳細な動作
については、本願発明に関係がないので、ここではその
説明を省略する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例では、図9に示すように、指向性が各方向について
平均化されるが、例えば、同図、に示す方向につい
ては利得が低いために、高層ビル街のようにマルチパス
が多発する地域における運用に際しては、伝送品質が低
下する可能性が高かった。
【0011】また、このような伝送品質の低下を回避す
る方法としては、例えば、選択合成の対象となるブラン
チを増設する方法があるが、このような方法は、特に携
帯型の移動局装置では、小型化や軽量化が阻まれたり消
費電力が増加するために、実際には適用できない場合が
多かった。本発明は、ハードウエアの規模の増加を抑え
つつ利得を安定に高く維持できるダイバーシチ受信装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1、3に
記載の発明の原理ブロック図である。請求項1に記載の
発明は、複数の給電端を有し、かつTDMA方式のフレ
ームを構成する受信波が到来するアンテナ11と、アン
テナ11に到来した受信波を複数の給電端を介して取り
込み、フレームの構成に基づいて自局が受信すべきタイ
ムスロットに先行した期間の電界強度を順次直列に測定
する電界強度測定手段13と、複数の給電端の内、電界
強度測定手段13によって測定された電界強度の最大値
が得られたものを介してタイムスロットの受信波を取り
込み、その受信波を復調する復調手段15とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】図2は、請求項2に記載の発明の原理ブロ
ック図である。請求項2に記載の発明は、複数の給電端
を有し、かつTDMA方式のフレームを構成する受信波
が到来するアンテナ11と、複数の給電端について個別
にインピーダンスの整合をとる複数の整合手段211
21Nと、アンテナ11に到来した受信波を複数の給電
端から複数の整合手段211〜21Nを介して個別に取り
込み、フレーム構成に基づいて自局が受信すべきタイム
スロットに先行した期間の電界強度を順次直列に測定す
る電界強度測定手段23と、複数の給電端の内、電界強
度測定手段23によって測定された電界強度の最大値が
得られたものから複数の整合手段211〜21Nの内、そ
の給電端に対応した整合手段を介してタイムスロットの
受信波を取り込み、その受信波を復調する復調手段25
とを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のダイバーシチ受信装置において、電界強度測定手段1
3には、複数の給電端の内、電界強度の測定の対象とな
る受信波が得られる給電端について逐次インピーダンス
の整合をとる手段を有し、復調手段15には、複数の給
電端の内、復調の対象となる受信波が得られる給電端に
ついて逐次インピーダンスの整合をとる手段を有するこ
とを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1に記載の発明にかかわるダイバーシチ
受信装置では、アンテナ11については、複数の給電端
の内、給電が行われるものが何れであるかに応じて素子
の上における電流の分布が異なり、指向性も異なる。電
界強度測定手段13は、アンテナ11に到来した受信波
で与えられるTDMA方式のフレームの構成に基づい
て、自局が受信すべきタイムスロットに先行する期間を
識別し、その期間に渡って上述した複数の給電端に個別
に得られる受信波の電界強度を順次直列に測定する。復
調手段15は、このようにして測定された電界強度の最
大値が得られた給電端を介して上述したタイムスロット
の受信波を取り込んで復調する。
【0016】すなわち、共通の素子を介して異なる指向
性を有する仮想的な複数のブランチについて選択合成法
に基づくダイバーシチ受信が行われるので、空中線系を
構成するハードウエアの規模が小さく抑えられ、かつ利
得が安定に高く維持される。請求項2に記載の発明にか
かわるダイバーシチ受信装置では、アンテナ11につい
ては、複数の給電端の内、給電が行われるものが何れで
あるかに応じて素子の上における電流の分布が異なり、
指向性も異なる。また、整合手段211 〜21N は、こ
れらの給電端について個別にインピーダンスの整合をと
る。電界強度測定手段23は、アンテナ11に到来した
受信波で与えられるTDMA方式のフレームの構成に基
づいて、自局が受信すべきタイムスロットに先行する期
間を識別し、その期間に渡って上述した複数の給電端か
らそれぞれ整合手段211 〜21N を介して得られる受
信波の電界強度を順次直列に測定する。復調手段15
は、このようにして測定された電界強度の最大値が得ら
れた給電端と、整合手段211〜21Nの内、その給電端
に対応した整合手段とを介して上述したタイムスロット
の受信波を取り込み、かつ復調する。
【0017】すなわち、共通の素子を介して異なる指向
性を有する仮想的な複数のブランチについて、個別に確
実にインピーダンスの整合がはかりつつ選択合成法に基
づくダイバーシチ受信が行われるので、空中線系を構成
するハードウエアの規模が小さく抑えられて利得が安定
に高く維持され、その素子の上における複数の給電端の
形成にかかわる制約が緩和される。
【0018】請求項3に記載の発明にかかわるダイバー
シチ受信装置では、電界強度測定手段13は複数の給電
端の内、電界強度の測定の対象となる受信波が得られる
給電端について逐次インピーダンスの整合をとり、かつ
復調手段15は複数の給電端の内、復調の対象となる受
信波が得られる給電端について逐次インピーダンスの整
合をとる。
【0019】すなわち、複数の給電端に個別に対応した
複数の整合手段を備えることなくこれらの給電端につい
てインピーダンスの整合が確実にはかられるので、空中
線系を構成するハードウエアの規模が低減され、かつ請
求項2に記載のダイバーシチ受信装置と同様にして安定
に高い利得が維持されると共に、これらの給電端の形成
にかかわる制約が緩和される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施携帯について詳細に説明する。図3は、請求項1に記
載の発明に対応した実施形態を示す図である。図におい
て、図8に示すものと機能および構成が同じものについ
ては、同じ符号を付与して示し、ここではその説明を省
略する。
【0021】本実施形態と図8に示す従来例との構成の
相違点は、逆F型アンテナ75に4つの給電端が設けら
れてこれらの給電端がアンテナスイッチ41の第一ない
し第四の接点に接続され、そのアンテナスイッチについ
ては、共通接点がアンテナスイッチ73の他方の接点に
接続されると共に、制御端子にマイクロプロセッサ79
の第三の出力が接続された点にある。
【0022】なお、本実施形態と図1に示すブロック図
との対応関係については、逆F型アンテナ75はアンテ
ナ11に対応し、アンテナスイッチ41、73、バンド
パスフィルタ76、受信部77、A/D変換器78およ
びマイクロプロセッサ79は電界強度測定手段13に対
応し、アンテナスイッチ41、73、バンドパスフィル
タ76および受信部77は復調手段15に対応する。
【0023】図4は、本実施形態の動作を説明する図で
ある。以下、図3および図4を参照して本実施形態の動
作を説明する。逆F型アンテナ75が上述した4つの給
電端に対して個別に有する指向性は、これらの給電端に
対応した素子の各部における電流の分布によって決定さ
れ、例えば、図5〜に示すように異なる。
【0024】一方、マイクロプロセッサ79は、従来例
と同様にして自局が受信すべきタイムスロットに先行す
るタイムスロットを求め、そのタイムスロットの期間に
アンテナスイッチ73の共通接点をその他方の接点に接
続すると共に、アンテナスイッチ41の共通接点を逆F
型アンテナ75の第一の給電端ないし第四の給電端に対
応した接点に一定の周期で順次切り替えて接続する(図
4〜)。
【0025】受信部77は、アンテナスイッチ73およ
びバンドパスフィルタ76の介して、このようにして逆
F型アンテナ75の第一の給電端ないし第四の給電端か
ら得られる受信波を取り込み、順次電界強度を測定して
マイクロプロセッサ79に通知する。マイクロプロセッ
サ79は、このようにして通知される電界強度を蓄積
し、かつ上述した第四の給電端から得られた受信波の電
界強度が通知されると、アンテナスイッチ41の接点の
内、これらの電界強度の最大値が得られたものに共通接
点を接続する(図4)。
【0026】すなわち、自局が受信すべき各タイムスロ
ットについて受信部77に与えられる受信波は、何らア
ンテナを増設することなく逆F型アンテナ75に形成さ
れた給電端の内、感度が最大である給電端を介して与え
られる。したがって、ハードウエアの規模の増加が抑え
られて指向性の方向に応じた実効的な偏りが図5に太線
で示すように抑えられ、無線チャネル設定制御の手順に
基づいて無線回線が強制的に切断されたり伝送品質が劣
化する可能性が従来例に比べて大幅に抑えられる。
【0027】なお、上述した実施形態では、従来例と同
じく盤状体の素子からなる逆F型アンテナ75に4つの
給電端が形成されているが、本発明はこのような構成の
逆F型アンテナに限定されず、例えば、図6に網掛けを
して示すように、その素子とこれに対向して形成された
接地盤との間に誘電体を充填することにより寸法を低減
することもできる。
【0028】図7は、請求項2、3に記載の発明に対応
した実施形態を示す図である。図において、図8に示す
ものと機能および構成が同じものについては、同じ符号
を付与して示し、ここではその説明を省略する。本実施
形態と図8に示す従来例との構成の相違点は、モノポー
ルアンテナ71に第一および第四の給電端が形成され、
これらの給電端がそれぞれ整合回路72に代えて備えら
れた整合回路611〜614を介してアンテナスイッチ6
2の第一ないし第四の接点に接続され、そのアンテナス
イッチについては、共通接点がアンテナスイッチ73の
一方の接点とバンドパスフィルタ74の出力とに接続さ
れると共に、制御端子がマイクロプロセッサ79の第三
の出力に接続された点にある。
【0029】なお、本実施形態と図1および図2に示す
ブロック図との構成の相違点は、モノポールアンテナ7
1はアンテナ11に対応し、整合回路611〜614およ
び後述する可変整合回路63は整合手段211〜21N
対応し、アンテナスイッチ62、73、バンドパスフィ
ルタ76、受信部77、A/D変換器78およびマイク
ロプロセッサ79は電界強度測定手段13、23に対応
し、アンテナスイッチ62、可変整合回路63、アンテ
ナスイッチ73、バンドパスフィルタ76および受信部
77は復調手段15、25に対応する。
【0030】以下、請求項2に記載の発明に対応した本
実施形態の動作を説明する。モノポールアンテナ71が
上述した4つの給電端に対して個別に有する指向性は、
これらの給電端に対応した素子の各部における電流の分
布によって決定され、各給電端の位置に応じて異なる。
整合回路611〜614は、これらの給電端の相違によっ
て異なるモノポールアンテナ71のインピーダンスにつ
いて、個別に整合をとる。
【0031】一方、マイクロプロセッサ79は、従来例
と同様にして自局が受信すべきタイムスロットに先行す
るタイムスロットを求め、そのタイムスロットの期間に
アンテナスイッチ73の共通接点をその一方の接点に接
続すると共に、アンテナスイッチ41の共通接点をモノ
ポールアンテナ71の第一の給電端ないし第四の給電端
に対応した接点に一定の周期で順次切り替えて接続する
(図4〜)。
【0032】受信部77は、整合回路611〜614、ア
ンテナスイッチ62、73およびバンドパスフィルタ7
6の介して、このようにしてモノポールアンテナ71の
第一の給電端ないし第四の給電端に得られる受信波を取
り込み、順次電界強度を測定してマイクロプロセッサ7
9に通知する。マイクロプロセッサ79は、このように
して通知される電界強度を蓄積し、かつ上述した第四の
給電端から得られた受信波の電界強度が通知されると、
アンテナスイッチ41の接点の内、これらの電界強度の
最大値が得られたものに共通接点を接続する(図4
)。
【0033】すなわち、自局が受信すべきタイムスロッ
トについて受信部77に与えられる受信波は、何らアン
テナを増設することなくモノポールアンテナ71に形成
された複数の給電端の内、感度が最大となる給電端を介
して与えられる。したがって、ハードウエアの規模の増
加が抑えられて指向性の方向に応じた実効的な偏りが抑
えられ、無線チャネル設定制御の手順に基づいて無線回
線が強制的に切断されたり伝送品質が劣化する可能性が
従来例に比べて大幅に抑えられる。
【0034】以下、請求項3に記載の発明に対応した実
施形態について説明する。本実施形態と上述した請求項
2に記載の発明に対応した実施形態との構成の相違点
は、図7に点線で示すように、整合回路611〜614
代わる可変整合回路63がアンテナスイッチ62の共通
接点と、アンテナスイッチ73の一方の接点およびバン
ドパスフィルタ74の出力との間に配置され、その可変
整合回路63の制御入力にマイクロプロセッサ79の第
四の出力が接続されると共に、モノポールアンテナ71
の各給電端がアンテナスイッチ62の各接点に直結され
た点にある。
【0035】可変整合回路63には、モノポールアンテ
ナ71に形成された第一ないし第四の給電端について、
個別にとるべきインピーダンスの整合の態様が予め設定
される。マイクロプロセッサ79は、請求項2に記載の
発明に対応した実施形態と同様にしてアンテナスイッチ
62について何れかの接点に共通接点を切り替えて接続
し、その接点を可変整合回路63に逐次通知する。
【0036】可変整合回路63は、上述したように予め
設定された態様の内、このようにして通知される接点に
適応した態様でインピーダンス整合をとる。したがっ
て、本実施形態によれば、整合回路611〜614に代わ
って単一の可変整合回路63を搭載することによりハー
ドウエアの小型化がはかられ、かつ既述の各実施形態と
同様にしてアンテナを増設することなく確実に伝送品質
が高めれられる。
【0037】なお、上述した各実施形態では、請求項1
ないし請求項3に記載の発明が携帯型の移動局装置に適
用されているが、これらの発明は、このような移動局装
置に限定されず、例えば、移動通信システムの無線基地
局に設置される受信装置やその他の無線伝送系の受信装
置にも同様に適用可能である。また、上述した各実施形
態では、逆F型アンテナ75やモノポールアンテナ71
に複数の給電端が形成されているが、本発明は、このよ
うなアンテナに限定されず、所望の数の給電端が確実に
形成されるならば、形状、構造、寸法、放射素子その他
が如何なるアンテナも適用可能である。
【0038】さらに、上述した各実施形態では、受信波
を構成するフレームの構成については詳細に示されてい
ないが、本発明は、無線伝送路における伝送特性の変動
の態様の下で、自局が受信すべきタイムスロットとこれ
に先行するスロットとの間ちおいてその伝送特性に所望
の相関が確保され、かつ上述した複数の給電端から得ら
れる全ての受信波の電界強度が確実に測定されるなら
ば、如何なる構成のフレーム構成についても適用可能で
ある。
【0039】また、上述した各実施形態では、モノポー
ルアンテナ71および逆F型アンテナ75に4つの給電
端が形成されているが、本発明はこのような給電端の数
に限定されず、上述した先行するタイムスロットにおい
て確実に電界強度が測定されるならば、如何なる数の給
電端を形成してもよい。さらに、上述した各実施形態で
は、アンテナスイッチ73を介して選択合成法に基づい
て行われるダイバーシチ受信の動作については何ら説明
されていないが、その動作については従来例と同様にし
て並行して行ってもよく、かつこのような場合にはアン
テナスイッチ41、62とアンテナスイッチ73とを併
合して構成することもできる。
【0040】また、請求項2および請求項3に記載の発
明に対応した各実施形態では、電界強度の測定対象とな
る受信波と自局が受信すべきタイムスロットの受信波と
が得られる給電端について、何れもインピーダンスの整
合がはかられているが、本発明はこのような構成に限定
されず、例えば、給電端毎のインピーダンスの相違に起
因した電界強度の測定値の誤差が許容範囲内であった
り、既知の値として補正することが可能である場合に
は、その電界強度が測定される期間について整合を省略
する構成としてもよい。
【0041】
【発明の効果】上述したように請求項1ないし請求項3
に記載の発明では、共通の素子を介して異なる指向性が
得られる複数のブランチについて選択合成法に基づくダ
イバーシチ受信が行われ、空中線系を構成するハードウ
エアの規模が小さく抑えられると共に、利得が安定に高
く維持される。
【0042】また、請求項2および請求項3に記載の発
明では、上述した複数のブランチを個別に形成する複数
の給電端について、それぞれ確実にインピーダンスの整
合がはかられるので、利得の低下が抑えられ、これらの
給電端の形成にかかわる制約が大幅に緩和される。
【0043】さらに、請求項3に記載の発明では、上述
したインピーダンスの整合が共通の整合手段を介しては
かられるので、空中線系を構成するハードウエアの規模
がさらに小さく抑えられる。したがって、これらの発明
が適用された無線伝送系では、機器の低廉化、小型化お
よび節電がはかられて伝送品質が改善され、サービス品
質や信頼性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、3に記載の発明の原理ブロック図で
ある。
【図2】請求項2に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図3】請求項1に記載の発明に対応した実施形態を示
す図である。
【図4】本実施形態の動作を説明する図である。
【図5】本実施形態の受信時における指向特性を示す図
である。
【図6】逆F型アンテナの他の構成を示す図である。
【図7】請求項2、3に記載の発明に対応した実施形態
を示す図である。
【図8】携帯型の移動局装置の構成例を示す図である。
【図9】両アンテナの指向性を示す図である。
【図10】選択合成法の下で受信される受信波の電界強
度を示す図である。
【符号の説明】
11 アンテナ 13,23 電界強度測定手段 15,25 復調手段 21 整合手段 41,62,73 アンテナスイッチ 61,72 整合回路 63 可変整合回路 71 モノポールアンテナ 74,76 バンドパスフィルタ 75 逆F型アンテナ 77 受信部 78 A/D変換器(A/D) 79 マイクロプロセッサ 80 送信部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の給電端を有し、かつTDMA方式
    のフレームを構成する受信波が到来するアンテナと、 前記アンテナに到来した受信波を前記複数の給電端を介
    して取り込み、前記フレームの構成に基づいて自局が受
    信すべきタイムスロットに先行した期間の電界強度を順
    次直列に測定する電界強度測定手段と、 前記複数の給電端の内、前記電界強度測定手段によって
    測定された電界強度の最大値が得られたものを介して前
    記タイムスロットの受信波を取り込み、その受信波を復
    調する復調手段とを備えたことを特徴とするダイバーシ
    チ受信装置。
  2. 【請求項2】 複数の給電端を有し、かつTDMA方式
    のフレームを構成する受信波が到来するアンテナと、 前記複数の給電端について個別にインピーダンスの整合
    をとる複数の整合手段と、 前記アンテナに到来した受信波を前記複数の給電端から
    前記複数の整合手段を介して個別に取り込み、前記フレ
    ーム構成に基づいて自局が受信すべきタイムスロットに
    先行した期間の電界強度を順次直列に測定する電界強度
    測定手段と、 前記複数の給電端の内、前記電界強度測定手段によって
    測定された電界強度の最大値が得られたものから前記複
    数の整合手段の内、その給電端に対応した整合手段を介
    して前記タイムスロットの受信波を取り込み、その受信
    波を復調する復調手段とを備えたことを特徴とするダイ
    バーシチ受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のダイバーシチ受信装置
    において、 電界強度測定手段には、 複数の給電端の内、電界強度の測定の対象となる受信波
    が得られる給電端について逐次インピーダンスの整合を
    とる手段を有し、 復調手段には、 前記複数の給電端の内、復調の対象となる受信波が得ら
    れる給電端について逐次インピーダンスの整合をとる手
    段を有することを特徴とするダイバーシチ受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1538694A4 (en) * 2002-07-19 2006-02-22 Matsushita Electric Industrial Co Ltd PORTABLE WIRELESS MACHINE
US8060167B2 (en) 2002-07-19 2011-11-15 Panasonic Corporation Portable wireless machine

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