JPH0993345A - 通信における発信規制方法および交換機 - Google Patents

通信における発信規制方法および交換機

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JPH0993345A
JPH0993345A JP24211095A JP24211095A JPH0993345A JP H0993345 A JPH0993345 A JP H0993345A JP 24211095 A JP24211095 A JP 24211095A JP 24211095 A JP24211095 A JP 24211095A JP H0993345 A JPH0993345 A JP H0993345A
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JP
Japan
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signal
call
subscriber
transmission
calling
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JP24211095A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Takahashi
宏彰 高橋
Tamotsu Yamada
有 山田
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発信を規制中であっても、緊急電話はかける
ことのできる発信規制方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 発信規制中、発信規制対象の加入者からのダ
イヤル数字を加入者回路104の受信部111、109
で受信する。制御部106は、受信したダイヤル数字
が、あらかじめ設定されている緊急電話番号と一致する
か否かを判断する。緊急電話番号の場合は、セレクタ1
10、112を作動させて回路の接続状態を変えるとと
もに、交換接続動作を続ける。緊急電話番号でないとき
は交換動作を行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信における発信規制
方法および交換機に関し、発信規制中であっても、発信
者からの電話が緊急電話への接続を要求するような社会
的に非常に重要な発信呼を接続する、発信規制方法およ
び交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】電気通信網内に設置される電子交換機に
おけるふくそうは、発信系・中継系・着信系の3種類に
大別される。
【0003】このうち発信系・中継系のふくそうは、交
換機の共通装置の過負荷を監視することで、自動検出さ
れる。発信系・中継系のふくそうが発生した場合、電子
交換機は、過負荷状態に応じて自動発信規制を行うこと
でトラヒックを制御する。
【0004】自動発信規制を発動している時、電子交換
機は、あらかじめ設定されている優先順位によって、共
通装置の過負荷状態の程度に応じた接続処理を実施す
る。この優先順位は、公共性の高低に基づいて設定され
るものであり、実際には、加入者クラス(優先加入者・
非優先加入者)、加入者収容条件(重要加入者・非重要
加入者)等により決定される。また、最終手段として、
電子交換機の保守者が加入者の発信を規制する手動発信
規制を実施することで、公共性の高い呼の交換動作の正
常性を保っている。
【0005】このようなふくそうおよびこれに対処する
技術については、例えば、「NTT通信網を理解してい
ただくために」(オーム社)、「電子交換システムの基
礎」(オーム社)に記述されている。
【0006】しかし、上述した発信規制方式は、加入者
クラスあるいは加入者収容条件で規定される群単位での
規制を主眼としたものであった。そのため、発信規制対
象の単位(一つの群)が大きい。このため一部の加入者
に回線異常や異常な繰り返し発呼動作があっただけで、
多くの正常な加入者が発信規制の巻き添えにされるとい
う問題があった。これに対処する技術として、特開昭6
2−92560号公報には、上述の加入者クラス等の条
件で規定される群のそれぞれを、さらに小さな複数の加
入者群に分け、各加入者群ごとに発信規制を実施するこ
とで、発信規制対象加入者をしぼり込む方式が開示され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の発信規制方法に
おいては、優先順位の低い加入者が警察・消防等へ電話
を掛けようとしても、発呼しただけで規制されてしまっ
ていた。そのため、発信規制対象となった加入者から
は、発信規制が解除されるまでは緊急電話すらかけられ
ないと言う問題があった。
【0008】本発明は、例えば、発信規制対象とされて
いる加入者であっても緊急電話はかけることのできる、
通信における発信規制方法および交換機を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものでその第1の態様としては、端
末から送られてくる、発信先を特定する番号を含んだ発
信信号を受信して、当該発信信号に含まれている、発信
先を特定する番号を検出し、該検出した番号が、1また
は2以上のあらかじめ定められた指定番号のうちのいず
れかと一致するか否かを判定し、該判定の結果、上記指
定番号のいずれかと一致していた場合には当該番号で特
定される発信先への回線接続処理を実行し、一方、上記
指定番号のいずれとも一致していなかった場合には、当
該発信先への回線接続処理を拒否すること、を特徴とす
る通信における発信規制方法が提供される。
【0010】上記回線接続処理の拒否は、別途、発信規
制を行うことを指示されている場合のみ行うことが好ま
しい。
【0011】上記発信信号が発信規制の対象として別途
指定されている端末から発せられたものである場合の
み、上記回線接続処理の拒否を行うことが好ましい。
【0012】この場合、上記発信信号はさらに当該発信
信号を発した端末を示す発番号を含んでおり、上記発信
信号が上記発信規制の対象として指定されている端末か
ら発せられたか否かは、該発番号に基づいて判定するこ
とが好ましい。
【0013】本発明の第2の態様としては、端末から送
られてくる発信信号を受信する受信手段と、上記受信手
段の受信した発信信号に含まれている、発信先を特定す
る番号を検出する検出手段と、1または2以上のあらか
じめ定められた指定番号を備え、上記検出手段の検出し
た番号が上記指定番号のいずれかと一致するか否かを判
定する判定手段と、上記判定手段による判定の結果、上
記受信手段の受信した番号が上記指定番号のうちのいず
れかと一致していた場合には、当該番号で特定される発
信先への回線接続処理を実行し、一方、上記指定番号の
いずれとも一致していなかった場合には、当該発信先へ
の回線接続処理を拒否する、接続手段と、を有すること
を特徴とする交換機が提供される。
【0014】上記接続手段は、別途、発信規制を行うこ
とを指示されている場合のみ上記回線接続処理の拒否を
行うものであることが好ましい。
【0015】この場合、上記受信手段は、ダイヤルパル
ス信号を受信するためのDP信号受信部と、プッシュボ
タン信号を受信するためのPB信号受信部と、を含んで
構成されてもよい。
【0016】上記接続手段は、上記発信信号を発した端
末が、別途、発信規制の対象として指定されている端末
である場合のみ、上記回線接続処理の拒否を行うもので
あることが好ましい。
【0017】
【作用】受信手段は、端末から送られてくる発信信号を
受信する。検出手段は、受信された発信信号に含まれて
いる、発信先を特定する番号を検出する。判定手段は、
この検出された番号が、指定番号(例えば、消防署、警
察などへの緊急の電話番号)のいずれかと一致するか否
かを判定する。判定の結果、受信された番号が指定番号
のうちのいずれかと一致していた場合には、接続手段
は、当該番号で特定される発信先への回線接続処理を実
行する。指定番号のいずれとも一致していなかった場合
には、当該発信先への回線接続処理を拒否する。
【0018】但し、この回線接続処理の拒否は、別途、
発信規制を行うことが指示されている場合、あるいは、
発信信号を発した端末が発信規制の対象として指定され
ている端末である場合に限って行うのがよい。発信信号
を発した端末の識別は、端末がディジタル加入者である
場合には発信信号中に発番号を含んでいるため容易に可
能である。従って、ディジタル加入者については、個々
の端末が発信規制の対象であるか否かを判定して回線接
続処理の拒否を行うのが、発信規制の影響を最小限にす
るためには好ましい。この場合の受信手段は、ISDN
ユーザ・網プロトコルのレイヤ3の制御部等を含んで構
成することになる。一方、アナログ加入者については、
個々の端末を識別するのは容易であるが、発信先を特定
する番号を加入者発信時に特定するのは困難であるた
め、別途発信規制の指示が出ている場合に回線接続処理
を拒否するようにするのが実際的である。この場合の受
信手段は、ダイヤルパルス信号を受信するためのDP信
号受信部と、プッシュボタン信号を受信するためのPB
信号受信部と、を含んで構成することになる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて説明する。
【0020】本発明の第1の実施例を図1、図2を用い
て説明する。
【0021】加入者から受信したダイヤル数字に応じた
呼び出し制御を行う加入者線交換機202は、ディジタ
ル加入者回路装置104、呼制御部204、ふくそう制
御部205等を備えている。
【0022】ディジタル加入者回路装置104は、アナ
ログ加入者の電話機からの発信信号を受け付けること
で、加入者電話機と呼制御部204との間の仲立ちをす
るものである。ディジタル加入者回路装置104を図1
に示した。このディジタル加入者回路装置104は、ア
ナログ加入者を対象とし、加入者線交換機がディジタル
交換機である場合のものである。アナログ加入者電話機
は、加入者線101(A線102,B線103)を通じ
てディジタル加入者回路装置104に接続される。
【0023】このディジタル加入者回路装置104は、
BORSCHT機能部105、DP信号受信部10
9、PB信号受信部111、無通話パタン送信部11
3、上りセレクタ110および下りセレクタ112を備
えて構成される。
【0024】BORSCHT機能部105は、加入者線
101から入力される信号に後述する様々な処理を施し
た上で、上り加入者通話路107へ出力するものであ
る。また逆に、下り加入者通話路108から入力される
信号に、様々な処理を施した上で、加入者線101へ出
力するものである。BORSCHT機能部105は、加
入者回路制御部106からの指示に従って動作してい
る。BORSCHT機能部105の備えている機能は、
具体的には、通話電流供給(B:BatteryFee
d)、過電圧保護(O:Over Voltage P
rotection)、呼出信号送出(R:Ringi
ng)、監視(S:Supervision)、符号複
号化(C:Codec)、2線−4線変換(H:Hyb
rid)、試験(T:Test)等である。但し、本発
明を適用するに当たって、これらの機能のすべてを備え
ている必要はない。少なくとも、監視機能と、通話電流
供給機能とを備えていれば足りる。但し、現在実際に使
用されている電話線の構成、また、利用者への回線状態
の提供という観点から見た場合には、符号復号化機能、
2線−4線変換機能も備えるのが実際的である。このB
ORSCHT機能部105は周知の従来技術であるた
め、詳細な説明は省略する。
【0025】DP信号受信部109は、DP(ダイヤル
パルス)信号を受信するものである。DP信号受信部1
09は受信結果を、加入者回路制御部106へ出力して
いる。
【0026】PB信号受信部111は、PB(プッシュ
ボタン)信号を受信するものである。PB信号受信部1
11は受信結果を、加入者回路制御部106へ出力して
いる。
【0027】無通話パタン送信部113は、加入者に
「無音」を聞かせるための無通話パタンを生成するため
のものである。無通話パタン送信部113は、加入者回
路制御部106からの指示に従って動作する。
【0028】DP信号受信部109、PB信号受信部1
11及び無通話パタン送信部113は、従来の交換機で
行われているDP・PB信号受信の技術を利用して実現
可能である。
【0029】上りセレクタ110は、上り加入者通話路
107を、上りハイウエイ114またはPB信号受信部
111のいずれかに接続するものである。該上りセレク
タ110は、後述する加入者回路制御部106からの指
示に従ってその切り替えを行うようになっている。
【0030】下りセレクタ112は、下り加入者通話路
108に、下りハイウエイ115または無通話パタン送
信部113のいずれかを接続するものである。該下りセ
レクタ112は、後述する加入者回路制御部106から
の指示に従ってその切り替えを行うようになっている。
【0031】加入者回路制御部106は、呼制御部20
5(図1には図示せず。図2参照)からの制御信号11
7に従って、上記各部の動作および状態を制御するもの
である。また、加入者回路制御部106は、発信規制中
であっても発信を許容する緊急電話の番号をあらかじめ
内部に設定されている。制御信号117には、後述する
発信規制制御信号(図2ステップ213参照)等が含ま
れている。監視信号116には、通常発呼監視信号(図
2ステップ210参照)等が含まれている。
【0032】呼制御部204は、加入者回路制御部10
6の出力する監視信号116に基づいて、発呼状態を監
視するとともに、必要に応じて発信規制メッセージを送
出するものである。ふくそう制御部205は、発信状況
を監視して、発信系におけるふくそうの発生を検出する
ものである。これらについては、既に周知の技術を用い
て構成可能であるため詳細な説明は省略する。
【0033】特許請求の範囲において言う“受信手段”
および“検出手段”とは、本実施例においては、BOR
SCHT機能部105、上り加入者通話路107、上り
セレクタ110、PB信号受信部111、DP信号受信
部109等によって実現されている。“判定手段”と
は、加入者回路制御部106に相当する。“接続手段”
とは、呼制御部204、加入者回路制御部106、上り
セレクタ110、下りセレクタ112等によって構成さ
れている。“指定番号”とは、加入者回路制御部106
において設定されている緊急電話の番号に相当する。
【0034】動作を図2を用いて説明する。
【0035】まず、動作概要を説明する。
【0036】加入者からのダイヤル数字受信処理は、通
常(発信規制を行っていない状態)、呼制御部204等
で行っている。しかし、発信規制が開始された場合に
は、該加入者からのダイヤル数字受信処理は、ディジタ
ル加入者回路104側で実施する。
【0037】ダイヤル数字受信処理の結果、受信した番
号があらかじめ設定された緊急電話番号であった場合、
ディジタル加入者回路104の加入者回路制御部106
は、その旨を監視信号116として呼制御部204等に
通知する。呼制御部204等は、当該緊急電話番号先へ
電話を繋ぐ。
【0038】以下、図2を用いて詳細に説明する。
【0039】ここでは、説明を簡単化するために、緊急
電話番号の桁数を2桁としている。桁数が何桁であって
も良いことは言うまでもない。
【0040】初期状態においては、上りセレクタ110
および下りセレクタ112は、ダイヤル数字の受信を呼
制御部204等で行うような設定とされている。つま
り、上りセレクタ110は、上り加入者通話路107と
上りハイウエイ114とを接続している。下りセレクタ
112は、下り加入者通話路108と下りハイウエイ1
15とを接続している。
【0041】加入者線交換機202のふくそう制御部2
05は、発信ふくそうを検出すると(ステップ20
6)、呼制御部204に対して発信規制を指示する(ス
テップ207)。
【0042】呼制御部204は、それ以降、発信規制中
(208)であることを意識した呼制御を行う。
【0043】BORSCHT機能部105は、監視機能
(S)によって、加入者線ループの有無を監視してい
る。アナログ加入者201からの発呼を検出すると(ス
テップ209)、BORSCHT機能部105はその旨
を加入者回路制御部106に知らせる。すると、加入者
回路制御部106は、これに応じて通常発呼監視信号
(監視信号116)を、呼制御部204に通知する(ス
テップ210)。呼制御部204は、この通常発呼監視
信号を受け取ることで、加入者通常発呼があったことを
知る(ステップ211)。
【0044】呼制御部204は、検出された発信加入者
の重要度あるいは優先度に基づいて、当該発呼を引き起
こした加入者201(以下“発信加入者201”と呼
ぶ)が発信規制対象に含まれているか否かを判定する
(ステップ212)。発信規制対象に含まれていた場合
には、呼制御部204は加入者回路制御部106に発信
規制制御信号(制御信号117)を送信する(ステップ
213)。また、緊急電話のみを受け付ける旨の規制ト
ーキを、下りハイウエイ115、下りセレクタ112、
下り加入者通話路108等を通じて、発信加入者201
へ送出する(ステップ214)。これにより、当該発信
加入者201には、緊急電話のみを受け付ける旨の発信
規制トーキが聞こえる状態となる(ステップ215)。
【0045】この後、加入者線交換機202は緊急発呼
監視状態に入る(ステップ216)。
【0046】緊急発呼監視状態でのダイヤル数字受信処
理では、PB信号は上り加入者通話路107を通してイ
ンチャネルで送信されることになる。一方、DP信号は
加入者線ループの断続により示されるため、DP信号に
ついてはBORSCHT機能部105の監視機能(S)
の出力を、DP信号受信部109に引き込んでダイヤル
パルスの計数を行うことになる。従って、発信規制制御
信号213をうけた加入者回路制御部106は、これに
備えて上りセレクタ110を制御することで、上り加入
者通話路107をPB信号受信部111に接続させる。
そして、DP信号受信部109およびPB信号受信部1
11に、ダイヤル数字受信処理を開始させる(ステップ
217)。
【0047】DP信号受信部109およびPB信号受信
部111は、加入者から送られてきた第1ダイヤル数字
を受信すると(ステップ218)、これを加入者回路制
御部106に通知する。
【0048】加入者回路制御部106は、DP信号受信
部109もしくはPB信号受信部111の受信した第1
数字が、あらかじめ設定されている緊急電話番号の第1
数字と一致するか否かを判断する(ステップ219)。
一致していた場合には、ステップ221に進む。ステッ
プ221において、加入者回路制御部106は、下りセ
レクタ112を作動させて、無通話パタン送信部113
を下り加入者通話路108に接続する。これにより、発
信加入者201には、それまで聞えていた発信規制トー
キ215が聞こえなくなり、代わって、無音パターンが
聞えるようになる(ステップ222)。この状態におい
て、加入者回路制御部106は加入者からの第2数字を
待つ。加入者からの第2ダイヤル数字の入力を検出する
と(ステップ223)、同様に、該受信した第2数字
が、加入者回路制御部106に設定されている緊急電話
番号の第2数字と一致するか否かを判断する(ステップ
224)。その結果、緊急電話番号の第2数字と一致し
ていた場合には、加入者回路制御部106はステップ2
26に進む。ステップ226において、加入者回路制御
部106は、上りセレクタ110を制御することで、上
り加入者通話路107を上りハイウエイ114に接続さ
せる。また、DP信号受信部109及びPB信号受信部
111による数字受信処理を停止させる(ステップ22
6)。
【0049】この後、加入者回路制御部106は、緊急
発呼監視信号227(監視信号116)を、呼制御部2
04に通知する(ステップ227)。
【0050】呼制御部204は、緊急発呼監視信号を受
け取ると(ステップ228)、発信規制トーキを停止し
(ステップ229)、呼出制御信号(制御信号117)
を加入者回路制御部106に送信する(ステップ23
0)。
【0051】該呼出制御信号を受信した加入者回路制御
部106は、下りセレクタ112を制御して下り加入者
通話路108に下りハイウエイ115を接続させること
で、無通話パタンの送信を停止させる(ステップ23
1)。
【0052】その後は、従来と同様の緊急電話の呼出制
御(回線の接続処理)が行われる(ステップ232)。
【0053】ところで、ステップ219において加入者
から送られてきた第1数字が緊急電話番号の第1数字と
異なっていた場合、加入者回路制御部106はそのまま
ステップ217に戻り、再び数字受信処理を開始する。
そして、加入者からの緊急電話番号のダイヤルを待つ。
【0054】またステップ224における第2数字分析
の結果、受信した第2数字が緊急電話番号の第2数字と
異なっていた場合、加入者回路制御部106は下りセレ
クタ112を制御して下り加入者通話路108に下りハ
イウエイ115を接続することで、無通話パタンの送信
を停止させる(ステップ235)。この後は、ステップ
217に戻って再び数字受信処理を開始する。そして、
加入者からの緊急電話番号のダイヤルを待つ。
【0055】このように加入者回路制御部106の処理
が一旦ステップ217に戻った時点で、発信アナログ加
入者201には、再び発信規制トーキが聞えるようにな
る。
【0056】図2には明記してないが、発信規制制御信
号を呼制御部204から受けて数字受信処理を開始した
(ステップ217参照)以降に、発信アナログ加入者が
回線を切断した場合、加入者回路制御部106は、従来
技術による切断信号(監視信号116)を呼制御部20
4に送信する。さらに、ディジタル加入者回路104を
初期状態に戻す。つまり、DP信号受信部109及びP
B信号受信部111での数字受信を停止させる。そし
て、上りセレクタ110を制御して上り加入者通話路1
07を上りハイウエイ114に接続させる。また、下り
セレクタ112を制御して、下り加入者通話路108に
下りハイウエイ115を接続させる。
【0057】図2は、緊急電話番号が1種類の場合を例
に実施例を説明したが、緊急電話番号が2種類以上設定
されていても構わない。この場合には、緊急発呼監視信
号を緊急電話番号の種類分だけ設ければよい。当然、す
べての緊急電話番号は、いずれかの緊急発呼監視信号に
対応づけておく。このようにしておけば、呼制御部20
4は、それぞれの緊急電話番号に対応した呼出制御が実
施できる。
【0058】本発明の第2の実施例を説明する。
【0059】第2の実施例は、発信加入者がディジタル
加入者である場合の例である。該第2の実施例は、IS
DNの規格に準拠したシステムを前提としている。後述
する呼設定メッセージは、TTC標準JT−Q931
「ISDNユーザ・網インタフェース レイヤ3仕様」
に規定されているものであり、発呼した加入者の電話番
号(発番号)と、相手の電話番号(着番号)と、が含ま
れている。ISDNおよびこれに準拠したシステムにつ
いて既に周知であるため、詳細な説明は省略する。
【0060】特許請求の範囲において言う“受信手
段”、“検出手段”および“判定手段”は、本実施例に
おいてはレイヤ3制御部303によって実現されてい
る。“接続手段”とは、レイヤ3制御部303等によっ
て構成されている。“指定番号”とは、レイヤ3制御部
303において設定されている緊急電話の番号に相当す
る。
【0061】動作を図3を用いて説明する。
【0062】図3は、発信加入者がディジタル加入者の
場合における、ISDN用の加入者線交換機302(レ
イヤ3制御部303およびふくそう制御部304)の発
信規制時の緊急電話接続動作を示すシーケンス図であ
る。
【0063】ふくそう制御部304は、発信ふくそうを
検出すると(ステップ305)、レイヤ3制御部303
に対して発信規制を指示する(ステップ306)。する
と、レイヤ3制御部303はそれ以降、発信規制中であ
ること(307)を意識したレイヤ3制御を行う。
【0064】発信規制中にディジタル加入者301から
の呼設定メッセージの通知があると(ステップ30
8)、レイヤ3制御部303は受信した呼設定メッセー
ジに設定されている発番号から、当該発信加入者の重要
度あるいは優先度を求める。そして、この優先度等に基
づいて当該発信加入者が発信規制対象に含まれているか
否かを判定する(ステップ309)。その結果、発信規
制対象に含まれていた場合には、呼設定メッセージに設
定されている着番号が、レイヤ3制御部303に設定さ
れている緊急電話番号と一致するか否かを判定する(ス
テップ310)。
【0065】判定の結果、着番号が緊急電話番号と一致
していた場合には、レイヤ3制御部303は、ステップ
312に進む。なお、ステップ309の結果、この時の
発信加入者が発信規制対象に含まれていなかった場合に
も、レイヤ3制御部303はそのままステップ312に
進む。
【0066】ステップ312において、レイヤ3制御部
303は、発信したディジタル加入者301に対して、
正常に発呼を受付けた旨を呼設定受付メッセージに設定
して通知する(ステップ312)。この後は、従来技術
による緊急電話の呼出制御を行なう(ステップ31
3)。
【0067】ステップ310における判定の結果、着番
号が緊急電話番号と一致しなかった場合には、レイヤ3
制御部303は緊急電話のみを受け付ける旨の発信規制
トーキの送出を行う(ステップ314)。これにより、
発信したディジタル加入者301には、回線を切断する
まで発信規制トーキが聞こえることになる(ステップ3
15)。
【0068】以上説明した第1、第2の実施例によれ
ば、発信規制対象とされている加入者であっても、緊急
電話をかけることができる。
【0069】発信規制時には、該加入者からのダイヤル
数字受信処理を、ディジタル加入者回路側で実施してい
るため、呼制御部204等の負荷を低減させることがで
きる。
【0070】本発明は、電話に限らず、あらゆるデータ
通信においても適用可能である。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば発信規制を行っている時
であっても、緊急電話については呼出制御処理を継続す
ることができる。従って、発信規制対象となっている加
入者からであっても、緊急電話を掛けることが可能とな
る。
【0072】また、発信規制中の着番号の判定は、加入
者回路で行うため、交換機側(呼制御部等)の負荷をほ
とんど増大させることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である、発信規制時にア
ナログ加入者からの緊急電話を受付けるためのディジタ
ル加入者回路のブロック構成図である。
【図2】発信規制時にアナログ加入者からの緊急電話を
受付ける動作シーケンスを示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例である、発信規制時にデ
ィジタル加入者からの緊急電話を受付ける動作シーケン
スを示す図である。
【符号の説明】
101・・・加入者線 102・・・A線 103・・・B線 104・・・ディジタル加入者回路 105・・・BORSCHT機能部 106・・・加入者回路制御部 107・・・上り加入者通話路 108・・・下り加入者通話路 109・・・DP信号受信部 110・・・上りセレクタ 111・・・PB信号受信部 112・・・下りセレクタ 113・・・無通話パタン送信部 114・・・上りハイウエイ 115・・・下りハイウエイ 116・・・監視信号 117・・・制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 有 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末から送られてくる、発信先を特定する
    番号を含んだ発信信号を受信して、 当該発信信号に含まれている、発信先を特定する番号を
    検出し、 該検出した番号が、1または2以上のあらかじめ定めら
    れた指定番号のうちのいずれかと一致するか否かを判定
    し、 該判定の結果、上記指定番号のいずれかと一致していた
    場合には当該番号で特定される発信先への回線接続処理
    を実行し、一方、上記指定番号のいずれとも一致してい
    なかった場合には、当該発信先への回線接続処理を拒否
    すること、 を特徴とする通信における発信規制方法。
  2. 【請求項2】上記回線接続処理の拒否は、別途、発信規
    制を行うことを指示されている場合のみ行うこと、 を特徴とする請求項1記載の通信における発信規制方
    法。
  3. 【請求項3】上記発信信号が発信規制の対象として別途
    指定されている端末から発せられたものである場合の
    み、上記回線接続処理の拒否を行うこと、 を特徴とする請求項1記載の通信における発信規制方
    法。
  4. 【請求項4】上記発信信号はさらに当該発信信号を発し
    た端末を示す発番号を含んでおり、 上記発信信号が上記発信規制の対象として指定されてい
    る端末から発せられたか否かは、該発番号に基づいて判
    定すること、 を特徴とする請求項3記載の通信における発信規制方
    法。
  5. 【請求項5】端末から送られてくる発信信号を受信する
    受信手段と、 上記受信手段の受信した発信信号に含まれている、発信
    先を特定する番号を検出する検出手段と、 1または2以上のあらかじめ定められた指定番号を備
    え、上記検出手段の検出した番号が上記指定番号のいず
    れかと一致するか否かを判定する判定手段と、 上記判定手段による判定の結果、上記受信手段の受信し
    た番号が上記指定番号のうちのいずれかと一致していた
    場合には、当該番号で特定される発信先への回線接続処
    理を実行し、一方、上記指定番号のいずれとも一致して
    いなかった場合には、当該発信先への回線接続処理を拒
    否する、接続手段と、 を有することを特徴とする交換機。
  6. 【請求項6】上記接続手段は、別途、発信規制を行うこ
    とを指示されている場合のみ上記回線接続処理の拒否を
    行うものであること、 を特徴とする請求項5記載の交換機。
  7. 【請求項7】上記受信手段は、ダイヤルパルス信号を受
    信するためのDP信号受信部と、プッシュボタン信号を
    受信するためのPB信号受信部と、を含んで構成される
    こと、 を特徴とする請求項6記載の交換機。
  8. 【請求項8】上記接続手段は、上記発信信号を発した端
    末が、別途、発信規制の対象として指定されている端末
    である場合のみ、上記回線接続処理の拒否を行うもので
    あること、 を特徴とする請求項5記載の交換機。
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