JPH09935A - 水処理用触媒 - Google Patents
水処理用触媒Info
- Publication number
- JPH09935A JPH09935A JP15478495A JP15478495A JPH09935A JP H09935 A JPH09935 A JP H09935A JP 15478495 A JP15478495 A JP 15478495A JP 15478495 A JP15478495 A JP 15478495A JP H09935 A JPH09935 A JP H09935A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- water
- cod
- zeolite
- oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 難分解性のCODに対しても優れた除去機能
をもつ水処理用触媒を提供することを目的とする。 【構成】 マンガン酸化物、銅酸化物、ニッケル酸化物
および鉄酸化物の少なくとも1種からなる触媒成分とゼ
オライトとからなることを特徴とする酸化剤の存在のも
とで機能する水処理用触媒。ゼオライトが水に含まれる
CODを吸着し、酸化剤は触媒成分の作用により活性化
され、吸着されたCODを酸化する。これによりCOD
が除去される。なお、本発明の触媒は塩素イオンとか硫
酸イオン等に被毒されず、その機能を長期間にわたり安
定して発揮することができる。
をもつ水処理用触媒を提供することを目的とする。 【構成】 マンガン酸化物、銅酸化物、ニッケル酸化物
および鉄酸化物の少なくとも1種からなる触媒成分とゼ
オライトとからなることを特徴とする酸化剤の存在のも
とで機能する水処理用触媒。ゼオライトが水に含まれる
CODを吸着し、酸化剤は触媒成分の作用により活性化
され、吸着されたCODを酸化する。これによりCOD
が除去される。なお、本発明の触媒は塩素イオンとか硫
酸イオン等に被毒されず、その機能を長期間にわたり安
定して発揮することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水処理に使用される触
媒、特に難分解性CODを含む水処理に使用される触媒
に関する。
媒、特に難分解性CODを含む水処理に使用される触媒
に関する。
【0002】
【従来の技術】水処理、特に難分解性のCODを含む排
水の浄化には、オゾン等の過酸化物を注入する過酸化物
処理がなされている。特開平2−174934号公報に
は、オゾンを注入するとともに、チタン、ケイ素、アル
ミニウムおよびジルコニウムの少なくとも1種を含むA
成分と、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、セリウ
ム、タングステン、銅、銀、金、白金、パラジウム、ロ
ジウム、ルテニウムおよびインジウムの少なくとも1種
の元素の水に不溶性または難溶性の化合物からなるB成
分とを含有している水処理用触媒が開示されている。ま
た、特開平6−114387号公報には、水処理用触媒
として、鉄−銅酸化物、コバルト−カルシウム−タング
ステン酸化物、チタン酸化物/イリジウム、チタン−ケ
イ素酸化物/パラジウム、アルミニウム酸化物/イリジ
ウム、チタン−ジルコニウム酸化物/白金、鉄−ストロ
ンチウム酸化物/ロジウム、チタン−ジルコニウム−セ
リウム酸化物/ルテニウム、チタン−鉄−セリウム酸化
物/ルテニウム、チタン−鉄酸化物/パラジウム、チタ
ン酸化物/パラジウム/活生炭等が挙げられている。
水の浄化には、オゾン等の過酸化物を注入する過酸化物
処理がなされている。特開平2−174934号公報に
は、オゾンを注入するとともに、チタン、ケイ素、アル
ミニウムおよびジルコニウムの少なくとも1種を含むA
成分と、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、セリウ
ム、タングステン、銅、銀、金、白金、パラジウム、ロ
ジウム、ルテニウムおよびインジウムの少なくとも1種
の元素の水に不溶性または難溶性の化合物からなるB成
分とを含有している水処理用触媒が開示されている。ま
た、特開平6−114387号公報には、水処理用触媒
として、鉄−銅酸化物、コバルト−カルシウム−タング
ステン酸化物、チタン酸化物/イリジウム、チタン−ケ
イ素酸化物/パラジウム、アルミニウム酸化物/イリジ
ウム、チタン−ジルコニウム酸化物/白金、鉄−ストロ
ンチウム酸化物/ロジウム、チタン−ジルコニウム−セ
リウム酸化物/ルテニウム、チタン−鉄−セリウム酸化
物/ルテニウム、チタン−鉄酸化物/パラジウム、チタ
ン酸化物/パラジウム/活生炭等が挙げられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のオゾン処理に加
えて水処理用触媒を使用する方法は、CODの除去に効
果がある。しかし、その処理効果は、十分とはいえな
い。また、被処理水中に含まれる成分によっては、触媒
が被毒され、短期間に触媒機能が低下することもある。
えて水処理用触媒を使用する方法は、CODの除去に効
果がある。しかし、その処理効果は、十分とはいえな
い。また、被処理水中に含まれる成分によっては、触媒
が被毒され、短期間に触媒機能が低下することもある。
【0004】本発明は、難分解性のCODに対しても優
れた除去機能をもつ水処理用触媒を提供することを目的
とする。特に被毒性の少ない水処理用触媒を提供するこ
とを目的とする。また、被毒成分を含まない被処理水に
は、よりCOD除去効果の優れた水処理用触媒を提供す
ることを目的とする。
れた除去機能をもつ水処理用触媒を提供することを目的
とする。特に被毒性の少ない水処理用触媒を提供するこ
とを目的とする。また、被毒成分を含まない被処理水に
は、よりCOD除去効果の優れた水処理用触媒を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の水処理用触媒
は、酸化剤の存在のもとで機能する触媒であり、マンガ
ン酸化物、銅酸化物、ニッケル酸化物および鉄酸化物の
少なくとも1種からなる触媒成分とゼオライトとからな
ることを特徴とする。本発明の水処理用触媒は、ゼオラ
イトを含む事を特徴とする。このゼオライトは難分解性
のCODを効果的に吸着し、酸化剤による分解作用を高
める。
は、酸化剤の存在のもとで機能する触媒であり、マンガ
ン酸化物、銅酸化物、ニッケル酸化物および鉄酸化物の
少なくとも1種からなる触媒成分とゼオライトとからな
ることを特徴とする。本発明の水処理用触媒は、ゼオラ
イトを含む事を特徴とする。このゼオライトは難分解性
のCODを効果的に吸着し、酸化剤による分解作用を高
める。
【0006】触媒成分としては、MnOx として示すこ
とができるマンガン酸化物、CuO x として示すことが
できる銅酸化物、NiOx として示すことができるニッ
ケル酸化物およびFeOx として示すことができる鉄酸
化物の少なくとも1種が用いられる。具体的に、MnO
x としてMnO2 ,MnO等のMn酸化物、あるいは、
MnCO3 ,Mn(CH3 COO)2 ,Mn(NO3 )
2 等300℃でMnO 2 を生成し得るMn塩、CuOx
としてCuO,Cu2 Oと300℃以下でCuO化する
Cu塩、NiOx としてNiO,NiO3 等のNi酸化
物およびNi塩、FeOx としてFe2 O3 ,FeO等
のFe酸化物およびFe塩を用いることができる。
とができるマンガン酸化物、CuO x として示すことが
できる銅酸化物、NiOx として示すことができるニッ
ケル酸化物およびFeOx として示すことができる鉄酸
化物の少なくとも1種が用いられる。具体的に、MnO
x としてMnO2 ,MnO等のMn酸化物、あるいは、
MnCO3 ,Mn(CH3 COO)2 ,Mn(NO3 )
2 等300℃でMnO 2 を生成し得るMn塩、CuOx
としてCuO,Cu2 Oと300℃以下でCuO化する
Cu塩、NiOx としてNiO,NiO3 等のNi酸化
物およびNi塩、FeOx としてFe2 O3 ,FeO等
のFe酸化物およびFe塩を用いることができる。
【0007】なお、前記触媒成分とともに、白金、パラ
ジウム、ロジウムおよびルテニウム等の貴金属触媒を配
合することもできる。しかし、貴金属触媒は被毒を受け
る場合が多く、処理する排水の成分により貴金属触媒の
配合の善し悪しを判断すべきである。ゼオライトとして
は、比表面積の大きいものがよい。例えば、300m2
/g以上の比表面積をもつものが好ましい。ゼオライト
の組成としてはシリカ/アルミナ比が10以上のハイシ
リカライトのものがよい。
ジウム、ロジウムおよびルテニウム等の貴金属触媒を配
合することもできる。しかし、貴金属触媒は被毒を受け
る場合が多く、処理する排水の成分により貴金属触媒の
配合の善し悪しを判断すべきである。ゼオライトとして
は、比表面積の大きいものがよい。例えば、300m2
/g以上の比表面積をもつものが好ましい。ゼオライト
の組成としてはシリカ/アルミナ比が10以上のハイシ
リカライトのものがよい。
【0008】本発明の水処理用触媒を構成する前記触媒
成分の配合量は、触媒全体を100重量%(以下、同
じ)としたとき、50〜80%である。そして残り、2
0〜50%がゼオライトとなる。なお、前記貴金属触媒
を配合する場合には、1%以下でよい。貴金属触媒が配
合された分、前記触媒成分の配合量を少なくする。前記
触媒成分およびゼオライトは微粒子の混合体として使用
する。このためこれら微粒子を一体化するためバインダ
ーを使用することができる。バインダーとしては、シリ
カゾル、アルミン酸ソーダ、硝酸ニッケル等の無機バイ
ンダーを使用できる。なお、焼結等で一体化する場合に
はバインダーを必要としない。
成分の配合量は、触媒全体を100重量%(以下、同
じ)としたとき、50〜80%である。そして残り、2
0〜50%がゼオライトとなる。なお、前記貴金属触媒
を配合する場合には、1%以下でよい。貴金属触媒が配
合された分、前記触媒成分の配合量を少なくする。前記
触媒成分およびゼオライトは微粒子の混合体として使用
する。このためこれら微粒子を一体化するためバインダ
ーを使用することができる。バインダーとしては、シリ
カゾル、アルミン酸ソーダ、硝酸ニッケル等の無機バイ
ンダーを使用できる。なお、焼結等で一体化する場合に
はバインダーを必要としない。
【0009】なお、触媒成分の微粒子の大きさは0.5
〜20μm、ゼオライトは1〜20μmが良い。なお、
本発明の水処理用触媒は、球状、棒状等のペレットとす
ることも、例えば、ハニカム担体等の担体表面に層状に
担持されたものでもよい。ハニカム担体に担持する場合
には、ハニカムの体積1リットル当たり20〜200g
程度がよい。
〜20μm、ゼオライトは1〜20μmが良い。なお、
本発明の水処理用触媒は、球状、棒状等のペレットとす
ることも、例えば、ハニカム担体等の担体表面に層状に
担持されたものでもよい。ハニカム担体に担持する場合
には、ハニカムの体積1リットル当たり20〜200g
程度がよい。
【0010】貴金属触媒は、溶液とし、前記触媒成分、
ゼオライトおよび前記触媒成分とゼオライトとに担持さ
せるのがよい。酸化剤としてはオゾン、次亜塩素酸ナト
リウム、過酸化水素水等の過酸化物を使用できる。酸化
剤の配合量は、除去すべきCODを酸化するみ十分な量
である。なお、易分解性のCODでは、空気中の酸素を
酸化剤として使用できる。
ゼオライトおよび前記触媒成分とゼオライトとに担持さ
せるのがよい。酸化剤としてはオゾン、次亜塩素酸ナト
リウム、過酸化水素水等の過酸化物を使用できる。酸化
剤の配合量は、除去すべきCODを酸化するみ十分な量
である。なお、易分解性のCODでは、空気中の酸素を
酸化剤として使用できる。
【0011】
【作用】本発明の水処理用触媒を酸化剤が添加された被
処理水に接触させると、触媒を構成するゼオライトに水
に含まれるCODが吸着される。そして水に添加した酸
化剤は触媒成分の作用により活性化され、吸着されたC
ODを酸化する。これによりCODが除去される。な
お、本発明の触媒成分は塩素イオンとか硫酸イオン等に
被毒されず、その機能を発揮することができる。
処理水に接触させると、触媒を構成するゼオライトに水
に含まれるCODが吸着される。そして水に添加した酸
化剤は触媒成分の作用により活性化され、吸着されたC
ODを酸化する。これによりCODが除去される。な
お、本発明の触媒成分は塩素イオンとか硫酸イオン等に
被毒されず、その機能を発揮することができる。
【0012】貴金属触媒を配合した場合は、COD除去
作用が一層向上する。しかし被毒を受けやすいため塩素
イオンとか硫酸イオンを含む水の処理には好ましくな
い。
作用が一層向上する。しかし被毒を受けやすいため塩素
イオンとか硫酸イオンを含む水の処理には好ましくな
い。
【0013】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、本
発明の範囲をこれらの実施例に限定されるものではな
い。 (実施例1)市販の粒径5μmで比表面積50m2 /g
のMnO2 粉末1000gと、市販の粒径10μmで比
表面積350m2 /gのゼオライト粉末1000gと、
市販のシリカゾル(固形分40%)200gおよび水適
量を混練し、造粒機にて直径3mm長さ5mmのペレッ
ト状に成形し、300℃で乾燥して本発明の触媒Aを得
た。
発明の範囲をこれらの実施例に限定されるものではな
い。 (実施例1)市販の粒径5μmで比表面積50m2 /g
のMnO2 粉末1000gと、市販の粒径10μmで比
表面積350m2 /gのゼオライト粉末1000gと、
市販のシリカゾル(固形分40%)200gおよび水適
量を混練し、造粒機にて直径3mm長さ5mmのペレッ
ト状に成形し、300℃で乾燥して本発明の触媒Aを得
た。
【0014】(実施例2)市販の粒径10μmのCu
(OH)2 粉末を空気中300℃で焼成してCuOを得
た。このCuOは粒径8μmで比表面積は54m2 /g
であった。このCuO粉末1000g、実施例1で使用
したのと同じゼオライト1000g、ベーマイトアルミ
ナ系のバインダー粉末100gおよび0.1規定の硝酸
500mlと水適量とを混練し、実施例1と同様にして
ペレット状に成形し、乾燥して本発明の触媒Bを得た。
(OH)2 粉末を空気中300℃で焼成してCuOを得
た。このCuOは粒径8μmで比表面積は54m2 /g
であった。このCuO粉末1000g、実施例1で使用
したのと同じゼオライト1000g、ベーマイトアルミ
ナ系のバインダー粉末100gおよび0.1規定の硝酸
500mlと水適量とを混練し、実施例1と同様にして
ペレット状に成形し、乾燥して本発明の触媒Bを得た。
【0015】(実施例3)市販の硝酸第2鉄を水溶液と
し、これにアンモニア水を加えてpH7.5としてFe
(OH)3 の沈殿を生成させ、濾過水洗した後、Fe2
O3 換算で500g相当量と市販の粒径10μmで比表
面積250m2 /gのゼオライト粉末300gを混練
し、実施例1と同様にしてペレット状に成形し、乾燥し
て本発明の触媒Cを得た。
し、これにアンモニア水を加えてpH7.5としてFe
(OH)3 の沈殿を生成させ、濾過水洗した後、Fe2
O3 換算で500g相当量と市販の粒径10μmで比表
面積250m2 /gのゼオライト粉末300gを混練
し、実施例1と同様にしてペレット状に成形し、乾燥し
て本発明の触媒Cを得た。
【0016】(実施例4)市販のの三酸化二ニツケル粉
末(粒径5μm、比表面積は120m2 /g)1000
g、実施例3で使用したのと同じゼオライト粉末300
gおよび20%硝酸ニッケル水溶液300gを混練し、
実施例1と同様にしてペレット状に成形し、乾燥して本
発明の触媒Dを得た。
末(粒径5μm、比表面積は120m2 /g)1000
g、実施例3で使用したのと同じゼオライト粉末300
gおよび20%硝酸ニッケル水溶液300gを混練し、
実施例1と同様にしてペレット状に成形し、乾燥して本
発明の触媒Dを得た。
【0017】(実施例5)硝酸パラジウム水溶液(Pd
1g含有)を水500ccに溶解し、この水溶液に実施
例1で得た触媒Aを1リットル浸漬し、時々軽くゆすっ
て1時間放置し、液切りした後300℃で乾燥して本実
施例の触媒Eを得た。なお、この時のパラジウム担持率
は97%であった。
1g含有)を水500ccに溶解し、この水溶液に実施
例1で得た触媒Aを1リットル浸漬し、時々軽くゆすっ
て1時間放置し、液切りした後300℃で乾燥して本実
施例の触媒Eを得た。なお、この時のパラジウム担持率
は97%であった。
【0018】(実施例6)実施例1と全く同様にして造
粒前の混練物を得た。この混練物にさらに水を加え、固
形分30%程度のスラリーを作成した。このスラリーを
市販のコーディエライトハニカム担体(200セル/i
n2 )にウオッシュコートし、コート量で120g/リ
ットルとしたのち300℃で乾燥して、本実施例の触媒
Fを得た。
粒前の混練物を得た。この混練物にさらに水を加え、固
形分30%程度のスラリーを作成した。このスラリーを
市販のコーディエライトハニカム担体(200セル/i
n2 )にウオッシュコートし、コート量で120g/リ
ットルとしたのち300℃で乾燥して、本実施例の触媒
Fを得た。
【0019】(比較例1)実施例1と同じMnO2 粉末
1000g、活性アルミナ(γタイプ、粒径10μm、
比表面積は310m2 /g)1000g、実施例1と同
じアルミナゾル200gおよび水適量を配合し混練し
た。この混練物を実施例1と同様にしてペレット状に成
形し、乾燥して比較例1の触媒イを得た。
1000g、活性アルミナ(γタイプ、粒径10μm、
比表面積は310m2 /g)1000g、実施例1と同
じアルミナゾル200gおよび水適量を配合し混練し
た。この混練物を実施例1と同様にしてペレット状に成
形し、乾燥して比較例1の触媒イを得た。
【0020】(比較例2)市販のMnO2 粉末(粒径2
μm、比表面積は180m2 /g)1000g、市販の
SiO2 粉末(粒径10μm、比表面積は520m2 /
g)1000g、実施例1と同じシリカゾル200gお
よび水適量を配合し混練した。この混練物を実施例1と
同様にしてペレット状に成形し、乾燥して比較例2の触
媒ロを得た。
μm、比表面積は180m2 /g)1000g、市販の
SiO2 粉末(粒径10μm、比表面積は520m2 /
g)1000g、実施例1と同じシリカゾル200gお
よび水適量を配合し混練した。この混練物を実施例1と
同様にしてペレット状に成形し、乾燥して比較例2の触
媒ロを得た。
【0021】(比較例3)市販のMnO2 粉末(粒径2
μm、比表面積は180m2 /g)1000g、市販の
TiO2 粉末(粒径8μm、比表面積は52m2 /g)
300g、ベーマイトアルミナバインダー粉末100
g、1規定の酢酸水溶液100ccおよび水適量を十分
に混練し、この混練物を実施例1と同様にしてペレット
状に成形し、乾燥して比較例3の触媒ハを得た。
μm、比表面積は180m2 /g)1000g、市販の
TiO2 粉末(粒径8μm、比表面積は52m2 /g)
300g、ベーマイトアルミナバインダー粉末100
g、1規定の酢酸水溶液100ccおよび水適量を十分
に混練し、この混練物を実施例1と同様にしてペレット
状に成形し、乾燥して比較例3の触媒ハを得た。
【0022】(比較例4)比較例1と同一の方法で作っ
た混練物にさらに水を加え、固形分30%のスラリーを
作成した。このスラリーを実施例5で使用したのと同じ
ハニカム担体にコート量150g/1リツトルとなるよ
うにウオッシュコートした後、300℃で乾燥して本比
較例の触媒ニを製造した。
た混練物にさらに水を加え、固形分30%のスラリーを
作成した。このスラリーを実施例5で使用したのと同じ
ハニカム担体にコート量150g/1リツトルとなるよ
うにウオッシュコートした後、300℃で乾燥して本比
較例の触媒ニを製造した。
【0023】(試験1)被処理水としてCOD(Mn)
50〜70ppmのゴミ浸出水を用いた。触媒として前
記した実施例1〜5の触媒A〜Eおよび比較例1〜4の
触媒イ〜ニの9種類の触媒を使用した。各触媒はそれぞ
れ200cc使用し、内径30mm、長さ2mのカラム
に挿入して使用した。酸化剤としては次亜塩素酸ナトリ
ウムを使用し、有効塩素量160ppmとなるように、
触媒を通過する前の被処理水に添加した。被処理水は触
媒を挿入したカラムの上側から入れ、下側から排出する
ようにした。液流速を200cc/時間とした。したが
ってSVは1/時間である。そしてそれぞれ100時間
後、200時間後および400時間後の処理された水を
採取しそれらのCODを測定し、COD除去率を算定し
た。結果を表1に示す。
50〜70ppmのゴミ浸出水を用いた。触媒として前
記した実施例1〜5の触媒A〜Eおよび比較例1〜4の
触媒イ〜ニの9種類の触媒を使用した。各触媒はそれぞ
れ200cc使用し、内径30mm、長さ2mのカラム
に挿入して使用した。酸化剤としては次亜塩素酸ナトリ
ウムを使用し、有効塩素量160ppmとなるように、
触媒を通過する前の被処理水に添加した。被処理水は触
媒を挿入したカラムの上側から入れ、下側から排出する
ようにした。液流速を200cc/時間とした。したが
ってSVは1/時間である。そしてそれぞれ100時間
後、200時間後および400時間後の処理された水を
採取しそれらのCODを測定し、COD除去率を算定し
た。結果を表1に示す。
【0024】なお、参考1として、触媒Aを使用し、酸
化剤としての次亜塩素酸ナトリウムを使用しないで被処
理水を処理したときのCOD除去率、および、参考2と
して、触媒を使用せず酸化剤の次亜塩素酸ナトリウムを
使用したもののCOD除去率を同様に測定し、表1に合
わせて示した。
化剤としての次亜塩素酸ナトリウムを使用しないで被処
理水を処理したときのCOD除去率、および、参考2と
して、触媒を使用せず酸化剤の次亜塩素酸ナトリウムを
使用したもののCOD除去率を同様に測定し、表1に合
わせて示した。
【0025】
【表1】 表1より本発明の実施例1〜実施例5の触媒を使用した
ものはCOD除去率が70%以上と極めて高い。なお、
実施例5のパラジウムを担持した触媒Eは100時間後
のCOD除去率が90%と高いが、400時間後ではC
OD除去率が72%と低下している。これは酸化剤とし
て使用した次亜塩素酸ナトリウムの塩素イオンによる被
毒のためと思われる。
ものはCOD除去率が70%以上と極めて高い。なお、
実施例5のパラジウムを担持した触媒Eは100時間後
のCOD除去率が90%と高いが、400時間後ではC
OD除去率が72%と低下している。これは酸化剤とし
て使用した次亜塩素酸ナトリウムの塩素イオンによる被
毒のためと思われる。
【0026】一方、ゼオライト粉末を配合していない比
較例1〜比較例3の触媒イ〜触媒ハは、COD除去率が
63%以下と低い。また、参考1および参考2のCOD
除去率から明らかなように、酸化剤が添加されていない
と処理時間が長くなるほどCOD除去率が低くなる。ま
た、触媒を使用しないとCODは殆ど除去されない。 (試験2)COD成分として試薬のフミン酸溶液を用
い、COD(Mn)濃度50ppmの被処理水を調整し
た。触媒としては実施例6の触媒Fおよび比較例4の触
媒ニの2種類のハニカム触媒を用いた。これらの触媒容
積は200ccであった。各ハニカム触媒を垂直方向に
伸びる筒に挿入し、触媒の上方より被処理水を入れ、触
媒の下方より排出するようにした。なお、常にハニカム
触媒が被処理水に完全に漬かっている状態とした。ま
た、触媒の下方からオゾン化空気(O3 :10g/Nm
3 )を入れ、被処理水の流れと対向流となるようにし
た。被処理水の液流速を200cc/時間とした。SV
は1/時間となる。オゾン化空気の注入量は0.02N
m3 /時間、すなわち、20リットル/時間とした。こ
れはオゾン量では200mg/時間となる。COD除去
率は、試験1と同じく、100時間後、200時間後お
よび400時間後でそれぞれ処理された水を採取し、C
ODを測定して、除去率を算定した。
較例1〜比較例3の触媒イ〜触媒ハは、COD除去率が
63%以下と低い。また、参考1および参考2のCOD
除去率から明らかなように、酸化剤が添加されていない
と処理時間が長くなるほどCOD除去率が低くなる。ま
た、触媒を使用しないとCODは殆ど除去されない。 (試験2)COD成分として試薬のフミン酸溶液を用
い、COD(Mn)濃度50ppmの被処理水を調整し
た。触媒としては実施例6の触媒Fおよび比較例4の触
媒ニの2種類のハニカム触媒を用いた。これらの触媒容
積は200ccであった。各ハニカム触媒を垂直方向に
伸びる筒に挿入し、触媒の上方より被処理水を入れ、触
媒の下方より排出するようにした。なお、常にハニカム
触媒が被処理水に完全に漬かっている状態とした。ま
た、触媒の下方からオゾン化空気(O3 :10g/Nm
3 )を入れ、被処理水の流れと対向流となるようにし
た。被処理水の液流速を200cc/時間とした。SV
は1/時間となる。オゾン化空気の注入量は0.02N
m3 /時間、すなわち、20リットル/時間とした。こ
れはオゾン量では200mg/時間となる。COD除去
率は、試験1と同じく、100時間後、200時間後お
よび400時間後でそれぞれ処理された水を採取し、C
ODを測定して、除去率を算定した。
【0027】なお、参考3として触媒Fを使用し、オゾ
ン化空気を注入しなかったもの、および参考4として、
触媒を全く使用せず、オゾン化空気のみを注入したもの
も試験した。これら参考3および参考4ともに同じよう
にCOD除去率を求めた。結果を表2に合わせて示す。
ン化空気を注入しなかったもの、および参考4として、
触媒を全く使用せず、オゾン化空気のみを注入したもの
も試験した。これら参考3および参考4ともに同じよう
にCOD除去率を求めた。結果を表2に合わせて示す。
【0028】
【表2】 表2より明らかなように、ゼオライトを配合した本発明
の実施例6の触媒Fは比較例4の触媒ニより高いCOD
除去率を示した。
の実施例6の触媒Fは比較例4の触媒ニより高いCOD
除去率を示した。
【0029】酸化剤としてオゾンを用いた場合は、参考
4に見られるように触媒を用いなくとも50%程度のC
OD除去率を示した。一方、参考3にみられるように、
オゾンを使用しないものは、触媒を使用してもCOD除
去率は高くなかった。
4に見られるように触媒を用いなくとも50%程度のC
OD除去率を示した。一方、参考3にみられるように、
オゾンを使用しないものは、触媒を使用してもCOD除
去率は高くなかった。
【0030】
【発明の効果】本発明の水処理用触媒はCOD除去効果
が極めて高い。また、塩素イオンの被毒作用も受けず、
長時間にわたり安定した除去機能を発揮する。
が極めて高い。また、塩素イオンの被毒作用も受けず、
長時間にわたり安定した除去機能を発揮する。
Claims (4)
- 【請求項1】 マンガン酸化物、銅酸化物、ニッケル酸
化物および鉄酸化物の少なくとも1種からなる触媒成分
とゼオライトとからなることを特徴とする酸化剤の存在
のもとで機能する水処理用触媒。 - 【請求項2】 白金、パラジウム、ロジウムおよびルテ
ニウムの少なくとも1種からなる貴金属触媒成分を含む
請求項1記載の水処理用触媒。 - 【請求項3】 触媒成分からなる触媒粒子とゼオライト
粒子との混合粒子がバインダーで結合された多孔体を形
成している請求項1記載の水処理用触媒。 - 【請求項4】 触媒成分およびゼオライトは担体に担持
されている請求項1に記載の水処理用触媒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15478495A JPH09935A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 水処理用触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15478495A JPH09935A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 水処理用触媒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09935A true JPH09935A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15591830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15478495A Pending JPH09935A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 水処理用触媒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09935A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004101145A1 (ja) * | 2003-05-19 | 2004-11-25 | Nomura Plating Co., Ltd. | 無機多孔体系触媒及びその触媒を用いた有機物含有排水の無害化方法 |
| WO2010109838A1 (ja) * | 2009-03-24 | 2010-09-30 | 株式会社アサカ理研 | 水処理方法及び水処理システム |
| CN101259428B (zh) | 2008-04-24 | 2011-07-20 | 福州大学 | 一种处理工业废水催化剂的制备及其使用方法 |
| CN102557062A (zh) * | 2012-01-15 | 2012-07-11 | 山西大学 | 一种用于降解含臭氧废气的改性沸石及其制备方法 |
| JP2013022183A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Wendeii:Kk | 敷布団 |
| CN106732642A (zh) * | 2016-11-17 | 2017-05-31 | 江苏苏纯环保科技有限公司 | 废水处理用混合催化剂及其制备方法 |
| WO2021101330A3 (ko) * | 2019-11-22 | 2021-07-15 | 주식회사 한국아쿠오시스 | 수처리용 산화 반응 촉매의 제조 방법 및 그의 응용 |
| CN113582457B (zh) * | 2021-08-10 | 2024-04-05 | 山东理工大学 | 一种兰炭废水的处理方法及其处理系统 |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP15478495A patent/JPH09935A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004101145A1 (ja) * | 2003-05-19 | 2004-11-25 | Nomura Plating Co., Ltd. | 無機多孔体系触媒及びその触媒を用いた有機物含有排水の無害化方法 |
| CN101259428B (zh) | 2008-04-24 | 2011-07-20 | 福州大学 | 一种处理工业废水催化剂的制备及其使用方法 |
| WO2010109838A1 (ja) * | 2009-03-24 | 2010-09-30 | 株式会社アサカ理研 | 水処理方法及び水処理システム |
| JP4786771B2 (ja) * | 2009-03-24 | 2011-10-05 | 株式会社アサカ理研 | 水処理方法及び水処理システム |
| JP2013022183A (ja) * | 2011-07-20 | 2013-02-04 | Wendeii:Kk | 敷布団 |
| CN102557062A (zh) * | 2012-01-15 | 2012-07-11 | 山西大学 | 一种用于降解含臭氧废气的改性沸石及其制备方法 |
| CN106732642A (zh) * | 2016-11-17 | 2017-05-31 | 江苏苏纯环保科技有限公司 | 废水处理用混合催化剂及其制备方法 |
| WO2021101330A3 (ko) * | 2019-11-22 | 2021-07-15 | 주식회사 한국아쿠오시스 | 수처리용 산화 반응 촉매의 제조 방법 및 그의 응용 |
| CN113582457B (zh) * | 2021-08-10 | 2024-04-05 | 山东理工大学 | 一种兰炭废水的处理方法及其处理系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6592606B2 (ja) | 銅−マンガン触媒が含有された有害ガス除去用複合組成物 | |
| EP0544282B1 (en) | Catalyst for purifying exhaust gas | |
| JPWO1997011779A1 (ja) | 有害ガス除去剤 | |
| KR940006404B1 (ko) | 수처리용 촉매 | |
| JP2002282689A (ja) | 触媒担体と触媒及びそれらの製造方法 | |
| US6068824A (en) | Adsorbent for nitrogen oxides and method for removal of nitrogen oxides by use thereof | |
| JPH09935A (ja) | 水処理用触媒 | |
| JP3321190B2 (ja) | 脱硝機能を備えたアンモニア分解触媒および排ガス浄化方法 | |
| JP2001149958A (ja) | 水処理方法 | |
| JP3221116B2 (ja) | 亜酸化窒素分解用触媒 | |
| JP3457953B2 (ja) | 窒素酸化物および/または硫黄酸化物の吸着剤 | |
| JP3095604B2 (ja) | 窒素酸化物の吸着剤およびこの吸着剤を用いた窒素酸化物の除去方法 | |
| JP3321423B2 (ja) | 排ガス浄化方法 | |
| JP3244520B2 (ja) | 窒素酸化物の吸着剤及びこの吸着剤を用いた窒素酸化物の除去方法 | |
| JP2000153152A (ja) | 水処理用触媒 | |
| JP3339204B2 (ja) | 窒素酸化物酸化吸着剤及び窒素酸化物除去法 | |
| KR20030023344A (ko) | 천연망간광석 촉매를 이용한 오존 제거 방법 | |
| JPH07214078A (ja) | 海水又は淡水中のオキシダントの処理方法 | |
| JP2002320847A (ja) | 窒素酸化物および/または硫黄酸化物の吸着剤および窒素酸化物および/または硫黄酸化物の除去方法 | |
| JP2000167406A (ja) | 有機ハロゲン化合物除去剤および該除去剤を用いた排ガスの処理方法 | |
| JP3325041B2 (ja) | 亜酸化窒素の分解除去法 | |
| JPH07743A (ja) | 吸着剤およびその吸着剤を用いる窒素酸化物の除去方法 | |
| JP3474409B2 (ja) | 窒素酸化物用吸着剤 | |
| JP3521748B2 (ja) | 空気浄化フィルターおよび空気浄化器 | |
| JP3121832B2 (ja) | 廃水の処理方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050624 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051115 |