JPH0994040A - 免疫不全マウス及びその作出方法 - Google Patents
免疫不全マウス及びその作出方法Info
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- JPH0994040A JPH0994040A JP25351095A JP25351095A JPH0994040A JP H0994040 A JPH0994040 A JP H0994040A JP 25351095 A JP25351095 A JP 25351095A JP 25351095 A JP25351095 A JP 25351095A JP H0994040 A JPH0994040 A JP H0994040A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 マウスにNK活性を減退させる抗体を投与
する免疫不全マウスの作出方法、及び免疫不全マウス系
統BALB/cA-Dh,scid 、BALB/cA-bg,scid 、BALB/cA-nu,s
cid 、NOD-scid、C57BL/6-RAG0/0及びBALB/cA-RAG0/0。 【効果】 HIV-1 感染モデルマウスを効率的に作出する
ことが可能となる。
する免疫不全マウスの作出方法、及び免疫不全マウス系
統BALB/cA-Dh,scid 、BALB/cA-bg,scid 、BALB/cA-nu,s
cid 、NOD-scid、C57BL/6-RAG0/0及びBALB/cA-RAG0/0。 【効果】 HIV-1 感染モデルマウスを効率的に作出する
ことが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免疫不全マウス及
びその作出方法に関する。この免疫不全マウスは、ヒト
リンパ球を移入し、HIV-1 を接種することによりHIV-1
感染モデルマウスとして利用することができる。
びその作出方法に関する。この免疫不全マウスは、ヒト
リンパ球を移入し、HIV-1 を接種することによりHIV-1
感染モデルマウスとして利用することができる。
【0002】
【従来の技術】医学の進歩には基礎的な実験が不可欠で
あり、動物実験はこのために必要欠くべからざる手段と
なっており、さらにその治療薬の開発など応用実験にも
重要な位置を占めている。近年、機能的なT細胞及びB
細胞を欠失した重度複合免疫不全のSCIDマウス(C.B-17
-scid )が実用化されることによって異種組織の移植効
率が格段に上がってきており(SCID mice.(1991)Immuno
logical Reviews,No.124,Ed.Moller,G.M.,Munksgaard,C
openhagen )、ヒトの細胞、組織を移植したマウス体内
でヒトの疾患を再現できるようになってきた。
あり、動物実験はこのために必要欠くべからざる手段と
なっており、さらにその治療薬の開発など応用実験にも
重要な位置を占めている。近年、機能的なT細胞及びB
細胞を欠失した重度複合免疫不全のSCIDマウス(C.B-17
-scid )が実用化されることによって異種組織の移植効
率が格段に上がってきており(SCID mice.(1991)Immuno
logical Reviews,No.124,Ed.Moller,G.M.,Munksgaard,C
openhagen )、ヒトの細胞、組織を移植したマウス体内
でヒトの疾患を再現できるようになってきた。
【0003】AIDSの原因ウイルスであるHIV-1 はヒトの
CD4陽性細胞への感染により、ヒトの免疫機構を破壊す
る疾病であり、現在最も対策が急がれる感染症といえ
る。このHIV-1 の感染性の宿主特異性は高く、チンパン
ジーなどのヒトに近縁な霊長類に感染するにすぎない。
したがって、HIV-1 に感染し得るマウスを作出し、マウ
ス体内でAIDSを再現することは、AIDSの治療及び予防手
段を確立するために極めて重要である。
CD4陽性細胞への感染により、ヒトの免疫機構を破壊す
る疾病であり、現在最も対策が急がれる感染症といえ
る。このHIV-1 の感染性の宿主特異性は高く、チンパン
ジーなどのヒトに近縁な霊長類に感染するにすぎない。
したがって、HIV-1 に感染し得るマウスを作出し、マウ
ス体内でAIDSを再現することは、AIDSの治療及び予防手
段を確立するために極めて重要である。
【0004】現在まで、HIV-1 感染し得るマウスを作出
する方法としては、ヒト胎児の胸腺および肝臓をマウス
腎被膜下に移植するMcCune,J.M.らの方法(The SCID-hu
mouse:murine models for the analysis of human hem
atolymphoid differentiation and function.(1988)McC
une,J.M.,Namikawa,R.,Kaneshima,H.,Schultz,L.D.,Lib
erman,M.& Weissman,I.L.,Science 241,1632. Namikaw
a,R.,Kaneshima,H.,Lieberman,M.,Weissman,I.L.& McCu
ne,J.M.(1988)Infection of the SCID-hu mouse by HIV
-1.Science 242,1684. )とヒト末梢血リンパ球を腹腔
に移植するMosier,D.E.らの方法(Mosier,D.E.,Gulizi
a,R.J.,Baird,S.M.& Wilson,D.B.(1988)Transfer of a
funtional human immune system to mice with severe
combined immunodeficiency.Nature 335,256. Mosier,
D.E.,Gulizia,R.J.,Baird,S.M.,Wilson,D.B.,Spector,
D.H,& Spector,S.A(1991)Human immunodeficiency viru
s infection of human-PBL-SCID mice.Science 251,79
1. )が知られている。これらの方法により作出された
マウスにHIV-1 を接種すると、感染が認めらるが、その
感染率は必ずしも高いとは言い難い。
する方法としては、ヒト胎児の胸腺および肝臓をマウス
腎被膜下に移植するMcCune,J.M.らの方法(The SCID-hu
mouse:murine models for the analysis of human hem
atolymphoid differentiation and function.(1988)McC
une,J.M.,Namikawa,R.,Kaneshima,H.,Schultz,L.D.,Lib
erman,M.& Weissman,I.L.,Science 241,1632. Namikaw
a,R.,Kaneshima,H.,Lieberman,M.,Weissman,I.L.& McCu
ne,J.M.(1988)Infection of the SCID-hu mouse by HIV
-1.Science 242,1684. )とヒト末梢血リンパ球を腹腔
に移植するMosier,D.E.らの方法(Mosier,D.E.,Gulizi
a,R.J.,Baird,S.M.& Wilson,D.B.(1988)Transfer of a
funtional human immune system to mice with severe
combined immunodeficiency.Nature 335,256. Mosier,
D.E.,Gulizia,R.J.,Baird,S.M.,Wilson,D.B.,Spector,
D.H,& Spector,S.A(1991)Human immunodeficiency viru
s infection of human-PBL-SCID mice.Science 251,79
1. )が知られている。これらの方法により作出された
マウスにHIV-1 を接種すると、感染が認めらるが、その
感染率は必ずしも高いとは言い難い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の方法は、いずれ
も重度複合免疫マウスであるSCIDマウスを用いるもので
あるが、SCIDマウスに対するヒトリンパ球の定着率が必
ずしも高くないことが、HIV-1 に対する感染率を下げて
いる主たる要因の一つであると考えられている。本発明
は、このような事実を踏まえ、移入したヒトリンパ球の
生着性及び生存性の向上を図り、HIV-1 感染し得るマウ
スを効率的に作出する手段を提供することを目的とす
る。
も重度複合免疫マウスであるSCIDマウスを用いるもので
あるが、SCIDマウスに対するヒトリンパ球の定着率が必
ずしも高くないことが、HIV-1 に対する感染率を下げて
いる主たる要因の一つであると考えられている。本発明
は、このような事実を踏まえ、移入したヒトリンパ球の
生着性及び生存性の向上を図り、HIV-1 感染し得るマウ
スを効率的に作出する手段を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、マウスのNK活性を
減退させる抗体をマウスに投与することにより、移入し
たヒトリンパ球の生着性及び生存性が飛躍的に向上する
という知見を得た。また、各種突然変異体マウスを複合
させる交配方法により、ヒトリンパ球の生着性、生存性
およびHIV-1 感染動態が異なる一群の免疫不全マウスを
得られるという知見を得た。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、マウスのNK活性を
減退させる抗体をマウスに投与することにより、移入し
たヒトリンパ球の生着性及び生存性が飛躍的に向上する
という知見を得た。また、各種突然変異体マウスを複合
させる交配方法により、ヒトリンパ球の生着性、生存性
およびHIV-1 感染動態が異なる一群の免疫不全マウスを
得られるという知見を得た。
【0007】以上の知見に基づき、本発明は完成され
た。即ち、本発明の第一は、マウスにNK活性を減退させ
る抗体を投与することを特徴とする免疫不全マウスの作
出方法である。また、本発明の第二は、一群の免疫不全
マウス系統:BALB/cA-Dh,scid 、BALB/cA-bg,scid 、BA
LB/cA-nu,scid 、NOD-scid、C57BL/6-RAG0/0及びBALB/c
A-RAG0 /0である。
た。即ち、本発明の第一は、マウスにNK活性を減退させ
る抗体を投与することを特徴とする免疫不全マウスの作
出方法である。また、本発明の第二は、一群の免疫不全
マウス系統:BALB/cA-Dh,scid 、BALB/cA-bg,scid 、BA
LB/cA-nu,scid 、NOD-scid、C57BL/6-RAG0/0及びBALB/c
A-RAG0 /0である。
【0008】以下、本発明を第一発明、第二発明に分け
て説明する。 (1)第一発明 本発明の方法は、マウスにNK活性を減退させる抗体を投
与することにより、免疫不全マウスを作出する。ここで
「NK活性を減退させる抗体」とは、NK細胞の持つ腫瘍細
胞やウイルス感染細胞に対する傷害機能を低下させる抗
体のことをいい、その作用機構はNK細胞に直接作用し、
NK細胞を消失させるか、又はNK細胞活性を遮断するもの
である。その具体例としては、抗IL-2R βモノクローナ
ル抗体であるTMβ1 、抗アンアロG-M1、抗NK1・1などを
挙げることができる。TMβ1 は、pharmingen(San Dieg
o )、生化学工業(東京)より入手することができる。
て説明する。 (1)第一発明 本発明の方法は、マウスにNK活性を減退させる抗体を投
与することにより、免疫不全マウスを作出する。ここで
「NK活性を減退させる抗体」とは、NK細胞の持つ腫瘍細
胞やウイルス感染細胞に対する傷害機能を低下させる抗
体のことをいい、その作用機構はNK細胞に直接作用し、
NK細胞を消失させるか、又はNK細胞活性を遮断するもの
である。その具体例としては、抗IL-2R βモノクローナ
ル抗体であるTMβ1 、抗アンアロG-M1、抗NK1・1などを
挙げることができる。TMβ1 は、pharmingen(San Dieg
o )、生化学工業(東京)より入手することができる。
【0009】抗体を投与するマウスは、どのようなマウ
スであってもよいが、後述するBALB/cA-Dh,scid 、BALB
/cA-bg,scid 、BALB/cA-nu,scid 、NOD-scid、C57BL/6-
RAG0 /0、又はBALB/cA-RAG0/0系統のマウスを用いると移
植したリンパ球の定着率やHIV-1 に対する感染性などが
相乗的に高まる場合があるので、それらのマウスを用い
るのが好ましい。
スであってもよいが、後述するBALB/cA-Dh,scid 、BALB
/cA-bg,scid 、BALB/cA-nu,scid 、NOD-scid、C57BL/6-
RAG0 /0、又はBALB/cA-RAG0/0系統のマウスを用いると移
植したリンパ球の定着率やHIV-1 に対する感染性などが
相乗的に高まる場合があるので、それらのマウスを用い
るのが好ましい。
【0010】抗体の投与方法は、マウスのNK活性を減退
させることができる方法であればどのような方法であっ
てもよいが、通常は腹腔内に注射することにより抗体を
投与する。この場合、投与する抗体の量は、マウスのNK
活性を減退させることができる範囲内であれば特に制限
はないが、1マウス当たり約1mgが好ましい。抗体の投
与時期についても特に制限はないが、ヒトリンパ球の移
入から1〜7日前に行うのが好ましい。 (2)第二発明 最初に各免疫不全マウスの作出方法について説明する。 a)BALB/cA-Dh,scidマウスは、BALB/cA-DhマウスとBAL
B/cA-scidマウスをCrossIntercross法によって交配して
作出する。ここでCross Intercross法とは、A系統とB
系統の交配し、得られるAB系統(F1)同士を交配し、
劣性の遺伝子型を持つ個体を得る方法である。なお、BA
LB/cA-Dhマウス、BALB/cA-scidマウス、BALB/cA-Dh,sci
dマウスは現在本出願人が所持しており、必要に応じて
いつでも分譲することができる。 b)BALB/cA-bg,scidマウスは、BALB/cA-bgマウスとBAL
B/cA-scidマウスをCrossIntercross法によって交配して
作出する。なお、BALB/cA-bgマウス、BALB/cA-bg,scid
マウスは現在本出願人が所持しており、必要に応じてい
つでも分譲することができる。 c)BALB/cA-nu,scid マウスは、BALB/cA-nuマウスとBA
LB/cA-scidマウスをCross Itercross法によって交配し
て作出する。なお、BALB/cA-nuマウスは日本クレア株式
会社から販売されている。また、BALB/cA-nu,scid マウ
スは現在本出願人が所持しており、必要に応じていつで
も分譲することができる。 d)NOD-scidマウスは、NOD/Shi マウスとC,B-17-scid
マウスとのF1をNOD/Shiマウスに7回以上戻し交配する
ことによって作出する。なお、NOD/Shi マウス、C,B-17
-scid マウスは日本クレア株式会社から販売されてい
る。また、NOD-scidマウスは現在本出願人が所持してお
り、必要に応じていつでも分譲することができる。 e)BALB/cA-RAG0/0マウスは、Inbreeding系統であるRA
G欠損マウスをBALB/cAマウスに7回以上戻し交配して作
出する。なお、BALB/cA マウスは日本クレア株式会社か
ら販売されている。また、BALB/cA-RAG0/0マウス、RAG
欠損マウスは現在本出願人が所持しており、必要に応じ
ていつでも分譲することができる。 f)C57BL/6-RAG0/0マウスは、Inbreeding系統であるRA
G欠損マウスをC57BL/6Jマウスに7回以上戻し交配して
作出する。なお、C57BL/6Jマウスは日本クレア株式会社
から販売されている。また、C57BL/6-RAG0/0マウスは現
在本出願人が所持しており、必要に応じていつでも分譲
することができる。
させることができる方法であればどのような方法であっ
てもよいが、通常は腹腔内に注射することにより抗体を
投与する。この場合、投与する抗体の量は、マウスのNK
活性を減退させることができる範囲内であれば特に制限
はないが、1マウス当たり約1mgが好ましい。抗体の投
与時期についても特に制限はないが、ヒトリンパ球の移
入から1〜7日前に行うのが好ましい。 (2)第二発明 最初に各免疫不全マウスの作出方法について説明する。 a)BALB/cA-Dh,scidマウスは、BALB/cA-DhマウスとBAL
B/cA-scidマウスをCrossIntercross法によって交配して
作出する。ここでCross Intercross法とは、A系統とB
系統の交配し、得られるAB系統(F1)同士を交配し、
劣性の遺伝子型を持つ個体を得る方法である。なお、BA
LB/cA-Dhマウス、BALB/cA-scidマウス、BALB/cA-Dh,sci
dマウスは現在本出願人が所持しており、必要に応じて
いつでも分譲することができる。 b)BALB/cA-bg,scidマウスは、BALB/cA-bgマウスとBAL
B/cA-scidマウスをCrossIntercross法によって交配して
作出する。なお、BALB/cA-bgマウス、BALB/cA-bg,scid
マウスは現在本出願人が所持しており、必要に応じてい
つでも分譲することができる。 c)BALB/cA-nu,scid マウスは、BALB/cA-nuマウスとBA
LB/cA-scidマウスをCross Itercross法によって交配し
て作出する。なお、BALB/cA-nuマウスは日本クレア株式
会社から販売されている。また、BALB/cA-nu,scid マウ
スは現在本出願人が所持しており、必要に応じていつで
も分譲することができる。 d)NOD-scidマウスは、NOD/Shi マウスとC,B-17-scid
マウスとのF1をNOD/Shiマウスに7回以上戻し交配する
ことによって作出する。なお、NOD/Shi マウス、C,B-17
-scid マウスは日本クレア株式会社から販売されてい
る。また、NOD-scidマウスは現在本出願人が所持してお
り、必要に応じていつでも分譲することができる。 e)BALB/cA-RAG0/0マウスは、Inbreeding系統であるRA
G欠損マウスをBALB/cAマウスに7回以上戻し交配して作
出する。なお、BALB/cA マウスは日本クレア株式会社か
ら販売されている。また、BALB/cA-RAG0/0マウス、RAG
欠損マウスは現在本出願人が所持しており、必要に応じ
ていつでも分譲することができる。 f)C57BL/6-RAG0/0マウスは、Inbreeding系統であるRA
G欠損マウスをC57BL/6Jマウスに7回以上戻し交配して
作出する。なお、C57BL/6Jマウスは日本クレア株式会社
から販売されている。また、C57BL/6-RAG0/0マウスは現
在本出願人が所持しており、必要に応じていつでも分譲
することができる。
【0011】次に各免疫不全マウスの特徴について説明
する。 a)BALB/cA-Dh,scidマウスは、機能的なT細胞及びB
細胞をともに欠失し、かつ無脾臓のマウスである。ま
た、このマウス内でのヒトリンパ球の生着性、生存性は
あまりよくないが、このマウスにヒトリンパ球を移入し
て、HIV-1 に感染させた場合、ヒトCD4 細胞の減少が著
しい。 b)BALB/cA-bg,scidマウスは、機能的なT細胞及びB
細胞をともに欠失し、かつNK活性が減退しているマウス
である。このマウス内でのヒトリンパ球の生着性、生存
性はよく、また、ヒトリンパ球を移入して、HIV-1 を接
種した場合の感染性もよい。 c)BALB/cA-nu,scid マウスは、機能的なT細胞及びB
細胞をともに欠失し、かつ胸腺、被毛を欠失するマウス
である。このマウス内でのヒトリンパ球の生着性、生存
性はよいにもかかわらず、ヒトリンパ球を移入して、HI
V-1 を接種しても全く感染しない。 d)NOD-scidマウスは、機能的なT細胞及びB細胞をと
もに欠失し、かつNK活性およびマクロファージ機能が減
退しているマウスである。このマウスに、ヒトリンパ球
を移入してHIV-1 感染させると、血液中にヒトの100 〜
1000倍のHIV-1 が認められ、Viremia のモデルとして用
いることができる。 e)BALB/cA-RAG0/0マウスは、SCIDマウスと同様に機能
的なT細胞及びB細胞ともに欠失する。このマウス内で
のヒトリンパ球の生着性、生存性はよく、また、ヒトリ
ンパ球を移入して、HIV-1 を接種した場合の感染性もよ
い。 f)C57BL/6-RAG0/0マウスは、SCIDマウスと同様に機能
的なT細胞及びB細胞ともに欠失する。また、SCIDマウ
スと異なり、リンパ節でのHIV-1 の増殖が観察される。
する。 a)BALB/cA-Dh,scidマウスは、機能的なT細胞及びB
細胞をともに欠失し、かつ無脾臓のマウスである。ま
た、このマウス内でのヒトリンパ球の生着性、生存性は
あまりよくないが、このマウスにヒトリンパ球を移入し
て、HIV-1 に感染させた場合、ヒトCD4 細胞の減少が著
しい。 b)BALB/cA-bg,scidマウスは、機能的なT細胞及びB
細胞をともに欠失し、かつNK活性が減退しているマウス
である。このマウス内でのヒトリンパ球の生着性、生存
性はよく、また、ヒトリンパ球を移入して、HIV-1 を接
種した場合の感染性もよい。 c)BALB/cA-nu,scid マウスは、機能的なT細胞及びB
細胞をともに欠失し、かつ胸腺、被毛を欠失するマウス
である。このマウス内でのヒトリンパ球の生着性、生存
性はよいにもかかわらず、ヒトリンパ球を移入して、HI
V-1 を接種しても全く感染しない。 d)NOD-scidマウスは、機能的なT細胞及びB細胞をと
もに欠失し、かつNK活性およびマクロファージ機能が減
退しているマウスである。このマウスに、ヒトリンパ球
を移入してHIV-1 感染させると、血液中にヒトの100 〜
1000倍のHIV-1 が認められ、Viremia のモデルとして用
いることができる。 e)BALB/cA-RAG0/0マウスは、SCIDマウスと同様に機能
的なT細胞及びB細胞ともに欠失する。このマウス内で
のヒトリンパ球の生着性、生存性はよく、また、ヒトリ
ンパ球を移入して、HIV-1 を接種した場合の感染性もよ
い。 f)C57BL/6-RAG0/0マウスは、SCIDマウスと同様に機能
的なT細胞及びB細胞ともに欠失する。また、SCIDマウ
スと異なり、リンパ節でのHIV-1 の増殖が観察される。
【0012】
〔実施例1〕C.B-17-scid マウス、C57BL/6-RAG0/0マウ
ス、NOD-scidマウスの3系統のマウス(いずれも週齢6
〜8以上)の腹腔内に抗IL-2R βモノクローナル抗体
(TMβ1 )を注射した。
ス、NOD-scidマウスの3系統のマウス(いずれも週齢6
〜8以上)の腹腔内に抗IL-2R βモノクローナル抗体
(TMβ1 )を注射した。
【0013】次いで、2人のドナー(ドナーYT、ドナー
RT)から採血した血液より、リンパ球分離液(Conray f
icoll 、セダレーン社又は大日本製薬(株)社製)を用
いて単核球分画を無菌的に採取し、RPMI-1640 培養液
(GIBCO BRL,Ca no.31800,USA)に浮遊させた。上記で
得られたヒト末梢血単核球1×107 個を、抗体の投与か
ら3日後にマウスの腹腔内に接種した。
RT)から採血した血液より、リンパ球分離液(Conray f
icoll 、セダレーン社又は大日本製薬(株)社製)を用
いて単核球分画を無菌的に採取し、RPMI-1640 培養液
(GIBCO BRL,Ca no.31800,USA)に浮遊させた。上記で
得られたヒト末梢血単核球1×107 個を、抗体の投与か
ら3日後にマウスの腹腔内に接種した。
【0014】ヒト末梢血単核球の接種から2週後に、フ
ローサイトメトリーを用いてマウスの腹水をRPMI-1640
培養液で十分洗浄することによって回収した全腹腔細胞
中のT細胞数を計測し、その数により、ヒトT細胞のマ
ウスへの定着率を判定した。また、対照としてTMβ1 投
与しないマウスのT細胞数も計測した。この結果を図1
に示す。
ローサイトメトリーを用いてマウスの腹水をRPMI-1640
培養液で十分洗浄することによって回収した全腹腔細胞
中のT細胞数を計測し、その数により、ヒトT細胞のマ
ウスへの定着率を判定した。また、対照としてTMβ1 投
与しないマウスのT細胞数も計測した。この結果を図1
に示す。
【0015】図1に示すように、TMβ1 をマウスに投与
することによりヒトT細胞のマウスへの定着率が上昇し
た。定着率の上昇はC57BL/6-RAG0/0マウス及びNOD-scid
マウスにおいて特に顕著であった。 〔実施例2〕BALB/cA-Dh,scid マウス(いずれも週齢6
〜8以上)の腹腔内にTMβ1 を注射した。
することによりヒトT細胞のマウスへの定着率が上昇し
た。定着率の上昇はC57BL/6-RAG0/0マウス及びNOD-scid
マウスにおいて特に顕著であった。 〔実施例2〕BALB/cA-Dh,scid マウス(いずれも週齢6
〜8以上)の腹腔内にTMβ1 を注射した。
【0016】次いで、ドナー(ドナーYT)から採血した
血液より、前記したリンパ球分離液を用いて単核球分画
を無菌的に採取し、前記したRPMI-1640 培養液に浮遊さ
せた。上記で得られたヒト末梢血単核球1×107 個を、
抗体の投与から3日後にマウスの腹腔内に接種した。ヒ
ト末梢血単核球の接種から2〜3週間後にNL-3及びJR-C
SFの2系統のHIV-1を接種し、更に接種から2〜3週間
後に、マウスを殺処分し、腹腔内をPBSにて洗浄して
細胞を回収した。また、同様に脾臓、肝臓、肺臓、リン
パ節等も採取し、その細胞浮遊液を作製した。
血液より、前記したリンパ球分離液を用いて単核球分画
を無菌的に採取し、前記したRPMI-1640 培養液に浮遊さ
せた。上記で得られたヒト末梢血単核球1×107 個を、
抗体の投与から3日後にマウスの腹腔内に接種した。ヒ
ト末梢血単核球の接種から2〜3週間後にNL-3及びJR-C
SFの2系統のHIV-1を接種し、更に接種から2〜3週間
後に、マウスを殺処分し、腹腔内をPBSにて洗浄して
細胞を回収した。また、同様に脾臓、肝臓、肺臓、リン
パ節等も採取し、その細胞浮遊液を作製した。
【0017】各臓器より採取した細胞についてHIV-1-DN
A コピー数及びCD4 陽性細胞の破壊の有無について調べ
た。HIV-1-DNA コピー数の計測は、細胞、臓器より採取
したDNA あるいはRNA を用いて、PCR 法などにより行
い、CD4 陽性細胞の破壊の有無については、フローサイ
トメトリーを用いて行った。また、対照としてHIV-1 を
接種しないマウスについてもHIV-1-DNA コピー数及びCD
4 陽性細胞の破壊の有無について調べた。この結果を図
2に示す。
A コピー数及びCD4 陽性細胞の破壊の有無について調べ
た。HIV-1-DNA コピー数の計測は、細胞、臓器より採取
したDNA あるいはRNA を用いて、PCR 法などにより行
い、CD4 陽性細胞の破壊の有無については、フローサイ
トメトリーを用いて行った。また、対照としてHIV-1 を
接種しないマウスについてもHIV-1-DNA コピー数及びCD
4 陽性細胞の破壊の有無について調べた。この結果を図
2に示す。
【0018】図2に示すようにHIV-1 を接種した BALB/
cA-Dh,scidマウス中でHIV-1 の増殖が認められ、また、
CD4 陽性細胞は破壊されていた。 〔実施例3〕BALB/cA-nu,scid マウス及びBALB/cA-nu,s
cid マウスの2系統のマウス(いずれも週齢6〜8以
上)の腹腔内にTMβ1 を注射した。
cA-Dh,scidマウス中でHIV-1 の増殖が認められ、また、
CD4 陽性細胞は破壊されていた。 〔実施例3〕BALB/cA-nu,scid マウス及びBALB/cA-nu,s
cid マウスの2系統のマウス(いずれも週齢6〜8以
上)の腹腔内にTMβ1 を注射した。
【0019】次いで、ドナー(ドナーYT)から採血した
血液より、前記したリンパ球分離液を用いて単核球分画
を無菌的に採取し、前記したRPMI-1640 培養液に浮遊さ
せた。上記で得られたヒト末梢血単核球1×107 個を、
抗体の投与から3日後にマウスの腹腔内に接種した。ヒ
ト末梢血単核球の接種から2〜3週間後にNL-3及びJR-C
SFの2系統のHIV-1を接種し、更に接種から2〜3週間
後に、マウスを殺処分し、腹腔内をPBSにて洗浄して
細胞を回収した。また、同様に脾臓、肝臓、肺臓、リン
パ節等も採取し、その細胞浮遊液を作製した。得られた
各臓器由来の全細胞当たりのヒト細胞数を計測し、その
数により、ヒト細胞のマウスへの定着率を判定した。こ
の結果を図3に示す。
血液より、前記したリンパ球分離液を用いて単核球分画
を無菌的に採取し、前記したRPMI-1640 培養液に浮遊さ
せた。上記で得られたヒト末梢血単核球1×107 個を、
抗体の投与から3日後にマウスの腹腔内に接種した。ヒ
ト末梢血単核球の接種から2〜3週間後にNL-3及びJR-C
SFの2系統のHIV-1を接種し、更に接種から2〜3週間
後に、マウスを殺処分し、腹腔内をPBSにて洗浄して
細胞を回収した。また、同様に脾臓、肝臓、肺臓、リン
パ節等も採取し、その細胞浮遊液を作製した。得られた
各臓器由来の全細胞当たりのヒト細胞数を計測し、その
数により、ヒト細胞のマウスへの定着率を判定した。こ
の結果を図3に示す。
【0020】図3に示すように、BALB/cA-nu,scid マウ
ス及びBALB/cA-nu,scid マウスのいずれの系統も高い定
着率を示した。また、各細胞浮遊液におけるHIV-1-DNA
コピー数についても計測した。HIV-1-DNA コピー数の計
測は実施例2と同様にして行った。この結果を図4に示
す。図4に示すように、BALB/cA-nu,scid マウスではHI
V-1 の増殖が認められたが、BALB/cA-nu,scid マウスで
はHIV-1 の増殖は認められなかった。 〔実施例4〕NOD-SCID系統に属する♯3、♯4、N4の
3個体のマウス(いずれも週齢6〜8以上)の腹腔内に
TMβ1 を注射した。
ス及びBALB/cA-nu,scid マウスのいずれの系統も高い定
着率を示した。また、各細胞浮遊液におけるHIV-1-DNA
コピー数についても計測した。HIV-1-DNA コピー数の計
測は実施例2と同様にして行った。この結果を図4に示
す。図4に示すように、BALB/cA-nu,scid マウスではHI
V-1 の増殖が認められたが、BALB/cA-nu,scid マウスで
はHIV-1 の増殖は認められなかった。 〔実施例4〕NOD-SCID系統に属する♯3、♯4、N4の
3個体のマウス(いずれも週齢6〜8以上)の腹腔内に
TMβ1 を注射した。
【0021】次いで、ドナー(ドナーRT)から採血した
血液より、前記したリンパ球分離液によって単核球分画
を無菌的に採取し、前記したRPMI-1640 培養液に浮遊さ
せた。上記で得られたヒト末梢血単核球1×107 個を、
抗体の投与から3日後にマウスの腹腔内に接種した。ヒ
ト末梢血単核球の接種から2〜3週間後にHIV-1 (NL-
3)を接種し、更に接種から2〜3週間後に、マウスを
殺処分し、腹水及び血漿を採取し、それらに含まれるHI
V gag p24 抗原の量を測定した。HIV gag p24 抗原量の
測定はp24 ELISA キット(Cellar product,Baffuro)に
より行った。また、CD4 陽性細胞の破壊の有無について
も調べた。CD4 陽性細胞の破壊の有無は実施例2と同様
にして行った。この結果を表1に示す。
血液より、前記したリンパ球分離液によって単核球分画
を無菌的に採取し、前記したRPMI-1640 培養液に浮遊さ
せた。上記で得られたヒト末梢血単核球1×107 個を、
抗体の投与から3日後にマウスの腹腔内に接種した。ヒ
ト末梢血単核球の接種から2〜3週間後にHIV-1 (NL-
3)を接種し、更に接種から2〜3週間後に、マウスを
殺処分し、腹水及び血漿を採取し、それらに含まれるHI
V gag p24 抗原の量を測定した。HIV gag p24 抗原量の
測定はp24 ELISA キット(Cellar product,Baffuro)に
より行った。また、CD4 陽性細胞の破壊の有無について
も調べた。CD4 陽性細胞の破壊の有無は実施例2と同様
にして行った。この結果を表1に示す。
【0022】
【表1】 NOD-SCIDマウスにおけるHIV gag p24 抗原量 ────────────────────────────────── マウス番号 HIV gag p24 抗原量(ng/ml ) CD4陽性細胞の破壊 腹水 血漿 ────────────────────────────────── ♯3 0.85 290 +++ ♯4 0 0.355 + N4 2.2 250 +++ ────────────────────────────────── 表1に示すように、マウス番号♯4ではHIV gag p24 抗
原がほとんど確認できなかったが、マウス番号♯3及び
N4ではヒトの血液の100 〜1000倍のHIV gagp24 抗原
が含まれていた。また、マウス番号♯3及びN4では C
D4陽性細胞の破壊も顕著であった。 〔実施例5〕C57BL/6-RAG0/0系統に属するM0、M2、
X0、X2、X3、X8の6個体のマウス(いずれも週
齢6〜8以上)の腹腔内にTMβ1 を注射した。
原がほとんど確認できなかったが、マウス番号♯3及び
N4ではヒトの血液の100 〜1000倍のHIV gagp24 抗原
が含まれていた。また、マウス番号♯3及びN4では C
D4陽性細胞の破壊も顕著であった。 〔実施例5〕C57BL/6-RAG0/0系統に属するM0、M2、
X0、X2、X3、X8の6個体のマウス(いずれも週
齢6〜8以上)の腹腔内にTMβ1 を注射した。
【0023】次いで、ドナー(ドナーRT)から採血した
血液より、前記したリンパ球分離液用いて単核球分画を
無菌的に採取し、前記したRPMI-1640 培養液に浮遊させ
た。上記で得られたヒト末梢血単核球1×107 個を、抗
体の投与から3日後にマウスの腹腔内に接種した。ヒト
末梢血単核球の接種から2〜3週間後にX0、X2、X
3、X8の4個体にHIV-1 (NFN-SX)を接種した。M
0、M2の2個体にはHIV-1 を接種しなかった。
血液より、前記したリンパ球分離液用いて単核球分画を
無菌的に採取し、前記したRPMI-1640 培養液に浮遊させ
た。上記で得られたヒト末梢血単核球1×107 個を、抗
体の投与から3日後にマウスの腹腔内に接種した。ヒト
末梢血単核球の接種から2〜3週間後にX0、X2、X
3、X8の4個体にHIV-1 (NFN-SX)を接種した。M
0、M2の2個体にはHIV-1 を接種しなかった。
【0024】以上の6個体のマウスを殺処分し、腹水及
びリンパ節、胸腺を採取し、細胞中に含まれるHIV-1-DN
A 及びHIV-1-RNA のコピー数を計測した。コピー数の計
測は実施例2と同様にして行った。なお、殺処分はX0
とM0はHIV-1 接種から1週間後、X2、X3、M2は
接種から2週間後、X8は接種から3週間後に行った。
この結果を図5に示す。
びリンパ節、胸腺を採取し、細胞中に含まれるHIV-1-DN
A 及びHIV-1-RNA のコピー数を計測した。コピー数の計
測は実施例2と同様にして行った。なお、殺処分はX0
とM0はHIV-1 接種から1週間後、X2、X3、M2は
接種から2週間後、X8は接種から3週間後に行った。
この結果を図5に示す。
【0025】図5に示すように、HIV-1 を接種した個体
では、いずれもHIV-1 の増殖が認めれた。また、この系
統ではウイルスを接種した腹腔内のみならず、リンパ節
や胸腺においてもHIV-1 の増殖が認められた。
では、いずれもHIV-1 の増殖が認めれた。また、この系
統ではウイルスを接種した腹腔内のみならず、リンパ節
や胸腺においてもHIV-1 の増殖が認められた。
【0026】
【発明の効果】本発明は、マウス体内でのヒトリンパ球
の生着性及び生存性を向上させる技術、並びにHIV-1 感
染モデルマウスとして好適な性質を有する一群の免疫不
全マウス系統を提供する。これらを利用することによ
り、HIV-1 感染モデルマウスを効率的に作出することが
可能となる。
の生着性及び生存性を向上させる技術、並びにHIV-1 感
染モデルマウスとして好適な性質を有する一群の免疫不
全マウス系統を提供する。これらを利用することによ
り、HIV-1 感染モデルマウスを効率的に作出することが
可能となる。
【図1】 TMβ1 処理と腹水中のヒトT細胞数との関係
を示す図
を示す図
【図2】 BALB/cA-Dh,scid におけるHIV-1 の増殖率を
示す図
示す図
【図3】 BALB/cA-nu,scid ならびにBALB/cA-bg,scid
におけるヒト細胞の定着率を示す図
におけるヒト細胞の定着率を示す図
【図4】 BALB/cA-nu,scid ならびにBALB/cA-bg,scid
におけるHIV-1 増殖率を示す図
におけるHIV-1 増殖率を示す図
【図5】 C57BL/6-RAG0/0におけるHIV-1 増殖率を示す
図
図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 守 神奈川県川崎市宮前区平2丁目23番 13− 205号 (72)発明者 山本 直樹 東京都渋谷区恵比寿南3丁目11番17−501 号 (72)発明者 小柳 義夫 千葉県浦安市入船6丁目1番801号 (72)発明者 田中 勇悦 神奈川県座間市入谷4丁目3000番地の7 エクセル入谷305号 (72)発明者 宮坂 昌之 大阪府吹田市円山町30番3−315号
Claims (8)
- 【請求項1】 マウスにNK活性を減退させる抗体を投与
することを特徴とする免疫不全マウスの作出方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法により作出された免
疫不全マウス。 - 【請求項3】 機能的なT細胞及びB細胞をともに欠失
し、かつ脾臓を持たないことを特徴とする免疫不全マウ
ス系統BALB/cA-Dh,scid 。 - 【請求項4】 機能的なT細胞及びB細胞をともに欠失
し、かつNK活性が健常なマウスよりも低下していること
を特徴とする免疫不全マウス系統BALB/cA-bg,scid 。 - 【請求項5】 機能的なT細胞及びB細胞をともに欠失
し、かつ胸腺、被毛を欠失していることを特徴とする免
疫不全マウス系統BALB/cA-nu,scid 。 - 【請求項6】 機能的なT細胞及びB細胞をともに欠失
し、かつNK活性及びマクロファージ機能が健常なマウス
よりも低下していることを特徴とする免疫不全マウス系
統NOD-scid。 - 【請求項7】 機能的なT細胞及びB細胞をともに欠失
していることを特徴とする免疫不全マウス系統C57BL/6-
RAG0/0。 - 【請求項8】 機能的なT細胞及びB細胞をともに欠失
していることを特徴とする免疫不全マウス系統BALB/cA-
RAG0/0。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25351095A JPH0994040A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 免疫不全マウス及びその作出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25351095A JPH0994040A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 免疫不全マウス及びその作出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0994040A true JPH0994040A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17252383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25351095A Pending JPH0994040A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 免疫不全マウス及びその作出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0994040A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043477A1 (fr) * | 2000-12-01 | 2002-06-06 | Central Institute For Experimental Animals | Methode d'obtention d'une souris adaptee a la prise, a la differenciation et a la proliferation de cellules heterogenes, souris obtenue selon cette methode et son utilisation |
| JP2005509136A (ja) * | 2001-04-03 | 2005-04-07 | エイ ティ アンド ティ ワイヤレス サービシズ インコーポレイテッド | 移動局所在地推定方法および装置 |
| WO2011125948A1 (ja) | 2010-04-02 | 2011-10-13 | 独立行政法人理化学研究所 | Es細胞の製造方法 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP25351095A patent/JPH0994040A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002043477A1 (fr) * | 2000-12-01 | 2002-06-06 | Central Institute For Experimental Animals | Methode d'obtention d'une souris adaptee a la prise, a la differenciation et a la proliferation de cellules heterogenes, souris obtenue selon cette methode et son utilisation |
| US7145055B2 (en) | 2000-12-01 | 2006-12-05 | Central Institute For Experimental Animals | Method of producing a mouse suitable for the engraftment, differentiation and proliferation of heterologous cells, mouse produced by this method and use of the mouse |
| US8541033B2 (en) | 2000-12-01 | 2013-09-24 | Central Institute For Experimental Animals | Production of human antibodies using NOD/SCID/γcnull mice |
| JP2005509136A (ja) * | 2001-04-03 | 2005-04-07 | エイ ティ アンド ティ ワイヤレス サービシズ インコーポレイテッド | 移動局所在地推定方法および装置 |
| WO2011125948A1 (ja) | 2010-04-02 | 2011-10-13 | 独立行政法人理化学研究所 | Es細胞の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050816 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |