JPH0994401A - 油用濾過材 - Google Patents

油用濾過材

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JPH0994401A
JPH0994401A JP25495595A JP25495595A JPH0994401A JP H0994401 A JPH0994401 A JP H0994401A JP 25495595 A JP25495595 A JP 25495595A JP 25495595 A JP25495595 A JP 25495595A JP H0994401 A JPH0994401 A JP H0994401A
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JP
Japan
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oil
filter
filter paper
water
fine
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JP25495595A
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English (en)
Inventor
Koichi Kako
公一 加古
Masukuni Kondou
益國 近藤
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KAKO KOGYOSHO KK
Original Assignee
KAKO KOGYOSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固形分と水分を同時に除去することができ、
構造が簡単で交換作業が容易な油用濾過材を提供する。 【解決手段】 油用濾過材1は、油中の固形分を除去す
る濾紙2,3と、油中の水分を除去する吸水性樹脂を有
する吸水シート4とを組み合わせたものである。濾紙
2,3は細濾紙3と該細濾紙3の両側に積層された粗濾
紙2,2とからなり、吸水シート4は上流側の粗濾紙3
と細濾紙2の間に介在されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油用濾過材に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の油用濾過材は、主に油中に含まれ
る固形分を除去するものであり、油中の水分を除去する
には、別途吸着材を用いて吸着操作を行う必要があっ
た。例えば、変圧器、電圧調整器等のタップ切換室内の
絶縁油を浄化するための活線浄油機による絶縁油の浄化
は、活性アルミナ等からなる吸着材を用いることにより
絶縁油中の水分を吸着して除去する吸着部と、濾紙から
なるフィルタエレメントにより絶縁油を濾過して金属微
粒子やカーボン等の固形分を除去する濾過部とで行われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
活線浄油機では、吸着部と濾過部に分離されているので
装置が複雑かつ大型であり、また吸着部で使用される吸
着材が高価であった。このため、イニシャルコストが高
いうえ、吸着部の吸着材と濾過部のフィルタとを別個に
交換しなければならず、交換作業やメンテナンスが煩雑
であり、それに伴いランニングコストが高くなるという
問題があった。本発明はかかる問題点に鑑みてなされた
もので、固形分と水分を同時に除去することができ、構
造が簡単で交換作業が容易な油用濾過材を提供すること
を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明にかかる油用濾過材は、油中の固形分を除去
する濾紙と、油中の水分を除去する吸水性樹脂を有する
吸水シートとを組み合わせたものである。ここで、吸水
性樹脂としては、架橋ポリアクリル酸ソーダ、澱粉−ア
クリル酸グラフト重合体、澱粉−アクリロニトリルグラ
フト重合体の加水分解物、酢酸ビニル−アクリル酸メチ
ル共重合体のケン化物、イソブチレン−無水マレイン酸
共重合体のケン化物が使用できるが、中でも特に架橋ポ
リアクリル酸ソーダは吸水量が大である点で好ましい。
また、吸水シートは、紙又は不織布の間に前記吸水性樹
脂を挟み込んだものが取り扱いが簡易な点で好ましい。
前記濾過材では、濾紙と吸水シートが組み合わされてい
るので、1つの濾過材で固形分の除去とともに水分の除
去が行われる。
【0005】なお、前記濾過材においては、濾紙が細濾
紙と該細濾紙の両側に積層された粗濾紙とからなり、前
記吸水シートが上流側の粗濾紙と細濾紙の間に介在され
ているのが好ましい。これによれば、吸水シートより万
一遊離した吸水性樹脂が細濾紙により捕集され、下流に
流出するのが防止される。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は、本発明の油用濾過材1
を示す。この濾過材1は、2枚の粗濾紙2、細濾紙3、
及び吸水シート4を重ね合わせて積層したものである。
図中矢印で示すように、左側から右側へ濾過すべき油が
通過するとすると、細濾紙3の下流側には粗濾紙2が配
置され、上流側には吸水シート4と粗濾紙3が配置され
ている。吸水シート4は上流側の粗濾紙2と細濾紙3の
間に介在している。
【0007】前記粗濾紙2は、コットン,パルプ等から
なっている。また、細濾紙3は、ガラス繊維又はその他
の各種繊維からなり、中でもガラス繊維は微細な固形分
を除去できる点で好ましい。前記吸水シート4は、架橋
ポリアクリル酸ソーダ、澱粉−アクリル酸グラフト重合
体、澱粉−アクリロニトリルグラフト重合体の加水分解
物、酢酸ビニル−アクリル酸メチル共重合体のケン化
物、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体のケン化物
等の吸水性樹脂を有するもので、これらの吸水性樹脂を
2枚の紙や不織布の間に挟み込んだものである。前記吸
水性樹脂のうち、特に架橋ポリアクリル酸ソーダは吸水
量が大きいので好ましい。
【0008】前記構成からなる濾過材1に浄化すべき油
が通過すると、油中に含まれる比較的大きな固形分がま
ず粗濾紙2で除去され、続いて油中に含まれる水分が吸
水シート4に吸水され除去された後、比較的小さい固形
分が細濾紙3で除去される。したがって、1つの濾過材
1で固形分の除去と同時に水分の除去が行われるので、
水分のための吸着操作を行う必要がない。また、仮に吸
水シート4から吸水性樹脂が遊離しても、該吸水性樹脂
は下流側の細濾紙3で捕集される。
【0009】なお、前記濾過材1では、吸水シート4を
細濾紙3と上流側の粗濾紙2との間に介在させたが、細
濾紙3と下流側の粗濾紙2との間に介在させてもよい。
あるいは、図2に示すように、上流側の粗濾紙2よりも
さらに上流側に重ねて配置してもよいし、これと逆に下
流側の粗濾紙2よりもさらに下流側に重ねて配置するこ
ともできる。また、前述のように濾紙2,3と吸水シー
ト4とを重ね合わせて積層したが、例えば図2において
吸水シート4を濾紙2,3から分離して配置するように
してもよい。
【0010】図3は、図1に示す濾過材1を用いた活線
浄油機用の濾過槽5を示す。この濾過槽5は、有底筒状
のフィルタータンク6と、フィルターエレメント7と、
蓋8とからなっている。フィルタータンク6の底中央よ
り偏心した位置又はフィルタータンク6の胴部には油供
給管接続ノズル9が設けられ、底中央には油送出口10
を有する油送出管接続座11が設けられている。油送出
管接続座11は、フィルタータンク6の内側に突出する
フィルターエレメント支持台12と、該フィルターエレ
メント支持台12よりさらに内側に突出する略円錐形の
突出部13を有している。油送出口10はこの突出部1
3内でT字形に分岐してフィルタータンク6の内側に開
口している。突出部13の先端にはフィルターエレメン
ト7を固定するための軸14がフィルタータンク6の軸
芯と一致するようにねじ込み又は溶接によって取り付け
られている。軸14の上端はフィルタータンク6の上端
近傍まで延び、その先端には円形のフィルターエレメン
ト押さえ板15が挿通されるとともに、ナット16が螺
合されている。
【0011】フィルターエレメント7は、外筒19と、
該外筒19の内側に同芯状に配置された中筒20と、該
中筒20のさらに内側に同芯状に配置された内筒21
と、これらの筒の上下端に取り付けられた環状の蓋板2
2と、前記外筒19と中筒20の間に挿入された濾過材
1とからなっている。内筒21の内面には、周方向に複
数の補強リング23が取り付けられている。外筒19、
中筒20及び内筒21は、適宜ピッチで配設された多孔
24を有している。濾過材1は、前述したように積層し
た濾紙2,3の間に吸水シート4を介在させたものから
なり、図4及び図5に示すように折り幅45mmで蛇腹
状に折り曲げた後、それを環状に巻いて前記外筒19と
中筒20の間に挿入してある。
【0012】このように構成されてフィルターエレメン
ト7は、フィルタータンク6の内部に収容され、その下
端は支持台12の上に支持され、上端は押さえ板15及
びナット16によって押さえ付けられて固定されてい
る。蓋8は、フィルタータンク6の上端開口部を着脱可
能に蓋するもので、その外面には取っ手25が取り付け
られている。また、この蓋8には、空気抜き管17が取
り付けられ、該空気抜き管17の上端はバルブ18を介
して大気に解放されている。
【0013】前記構成からなる濾過槽5の動作について
説明すると、図示しないギヤポンプによって変圧器や電
圧調整器等のタップ切換室から油供給管接続ノズル9を
介して供給された絶縁油は、フィルタータンク6の内面
とフィルターエレメント7の外面との間に流入し、上昇
してゆく。このとき、フィルタータンク6の内部の空気
は運転開始時に空気抜き管17を通って外部に排出され
る。そして、絶縁油はフィルタータンク6内を上昇する
間に、フィルターエレメント7の外筒19の多孔24か
ら外筒19の内部に侵入し、濾過材1を通過する。
【0014】ここで、絶縁油中に含まれる比較的大きな
固形分がまず粗濾紙2で除去され、続いて水分が吸水シ
ート4に吸水されて除去された後、比較的小さい固形分
が細濾紙3で除去される。したがって、この濾過材1を
通過することによって、絶縁油中の固形分と水分が同時
に除去され、浄化される。
【0015】このように濾過材1によって浄化された絶
縁油は、中筒20及び内筒21を通過し、突出部13の
油送出口10を経て、変圧器や電圧調整器等のタップ切
換室に戻され、再使用される。
【0016】なお、本発明にかかる濾過材1は、活線浄
油機で浄化される絶縁油だけでなく、工作機械の潤滑油
やクーラント、油圧装置の作動油等の各種油の浄化に使
用することができることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の濾過材によれば、油中の固形分を除去する濾紙と、油
中の水分を除去する吸水性樹脂を有する吸水シートとを
組み合わせたものであるから、濾紙による固形分の除去
と同時に吸水シートによる水分の除去を行うことがで
き、従来のように別途吸着操作が不要となる。このた
め、濾過装置の構造が簡単で、小型化する。また、1つ
の濾過材のみを交換すればよいので、交換作業が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の油用濾過材の一実施例を示す断面図
である。
【図2】 本発明の油用濾過材の他の実施例を示す断面
図である。
【図3】 本発明の油用濾過材を使用した活線浄油機の
濾過槽を示す断面図である。
【図4】 図3のI−I線断面図である。
【図5】 図4に示すフィルターの拡大断面図である。
【符号の説明】
1…濾過材、2…粗濾紙、3…細濾紙、4…吸水シー
ト。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】フィルターエレメント7は、外筒19と、
該外筒19の内側に同芯状に配置された中筒20と、こ
れらの筒の上下端に取り付けられた環状の蓋板22と、
前記外筒19と中筒20の間に挿入された濾過材1とか
らなっている。中筒20の内面には、周方向に複数の補
強リング23が取り付けられている。外筒19及び中筒
20は、適宜ピッチで配設された多孔24を有してい
る。濾過材1は、前述したように積層した濾紙2,3の
間に吸水シート4を介在させたものからなり、図4及び
図5に示すように折り幅45mmで蛇腹状に折り曲げた
後、それを環状に巻いて前記外筒19と中筒20の間に
挿入してある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】このように濾過材1によって浄化された絶
縁油は、中筒20を通過し、突出部13の油送出口10
を経て、変圧器や電圧調整器等のタップ切換室に戻さ
れ、再使用される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油中の固形分を除去する濾紙と、油中の
    水分を除去する吸水性樹脂を有する吸水シートとを組み
    合わせたことを特徴とする油用濾過材。
  2. 【請求項2】 前記濾紙が細濾紙と該細濾紙の両側に積
    層された粗濾紙とからなり、前記吸水シートが上流側の
    粗濾紙と細濾紙の間に介在されていることを特徴とする
    請求項1に記載の油用濾過材。
JP25495595A 1995-10-02 1995-10-02 油用濾過材 Pending JPH0994401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25495595A JPH0994401A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 油用濾過材

Applications Claiming Priority (1)

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JP25495595A JPH0994401A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 油用濾過材

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JPH0994401A true JPH0994401A (ja) 1997-04-08

Family

ID=17272188

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JP25495595A Pending JPH0994401A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 油用濾過材

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JP (1) JPH0994401A (ja)

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