JPH099475A - 誘導加熱装置 - Google Patents

誘導加熱装置

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JPH099475A
JPH099475A JP15887495A JP15887495A JPH099475A JP H099475 A JPH099475 A JP H099475A JP 15887495 A JP15887495 A JP 15887495A JP 15887495 A JP15887495 A JP 15887495A JP H099475 A JPH099475 A JP H099475A
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Tetsuo Imai
徹郎 今井
Takashi Katanosaka
隆 片之坂
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導加熱装置のケーブルベアの発熱量を抑制
するとともに、構成簡単で壊れ難くし、かつ強度を高め
て給電ケーブル以外のケーブル等の支持も可能とする。 【構成】 アルミ板からなる第1のサポータ12の第1
の孔12aの部分に給電ケーブル13を挿通支持する絶
縁板からなる第2のサポータ14を取り付け、固定部1
とインダクタ6を支持する移動部4の間に連結された一
対のチェーン19間に複数の第1のサポータ12を取り
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、誘導加熱装置、特に
そのケーブルベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の誘導加熱装置の正面図を示
し、1は固定部、2はレール支持部、3はレール支持部
2上に固定されたレール、4はレール3に沿って移動す
る移動部、5は移動部4上に支持された絶縁支持部、6
は絶縁支持部5に絶縁支持されたインダクタである。
又、7は三本並列に設けられたケーブルベアであり、そ
れぞれ給電ケーブル、制御ケーブル、及び水冷ケーブル
を支持しており、各ケーブルベア7の一端は固定部1に
取り付けられ、他端は移動部4に取り付けられている。
給電ケーブル及び制御ケーブルの一端は接続部8に接続
され、接続部8にはインバータ及び制御部が電気的に接
続される。又、水冷ケーブルは支持部9に接続されてい
る。又、給電ケーブルの他端は移動部4に設けられたコ
ンデンサ10及びトランス11を介してインダクタ6に
接続されている。コンデンサ10とトランス11は共振
回路を構成する。
【0003】図4は従来のケーブルベア7の正面図を示
し、ケーブルベア7は多数のプラスチック製のケーブル
支持部7aを相互に回動可能に連結して構成され、全体
として変形可能である。ケーブル支持部7aは内部にケ
ーブルを挿通されている。
【0004】上記構成の誘導加熱装置において、インバ
ータからの高周波電力は接続部8を介してケーブルベア
7に支持された給電ケーブルを通り、コンデンサ10と
トランス11からなる共振回路によって大きくされてイ
ンダクタ6に供給される。インダクタ6は例えば被加熱
物の溶接部を誘導加熱し、焼鈍などを行う。被加熱物の
溶接などの際には制御信号により移動部4を図3の右方
又は左方に動かし、溶接が終了し焼鈍を行う際には再び
制御信号によりインダクタ6を図示の位置に戻す。又、
水冷ケーブルからの信号によりインダクタ6やトランス
11の水冷が行われる。ケーブルベア7は変形可能であ
るから、移動部4の移動に十分対応することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の誘導加
熱装置においては、電源として500〜20000Hz
の高周波電源を用いており、このような高周波電流が給
電ケーブルに流れるため、この電流による漏洩磁束によ
って給電ケーブル近傍の金属が加熱される。このため、
ケーブルベア7には金属製のものが使い難く、プラスチ
ック製のケーブル支持部7aから構成していた。しかし
ながら、プラスチック製のケーブル支持部7aは強度的
に弱く、1m当たりの許可荷重が小さいために、ケーブ
ルベア7は各ケーブル毎に分割して3個使用していた。
又、ケーブル支持部7aは多くの部品の組立式であるた
め、繰り返し動作に弱く、組み合わせ部が摩耗してバラ
けてしまい、短寿命であった。さらに、3個のケーブル
ベア7は移動部4の移動などの際に動作にずれを生じ、
移動部4の移動を円滑に行うことができなかった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、ケーブルベアの漏洩磁束によ
る発熱量が小さく、強度が高くて長寿命であり、移動部
の移動を安定して行うことができる誘導加熱装置を得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る誘導加熱装置は、非磁性金属板からなり、給電ケーブ
ルとの離隔距離をとるための第1の孔を有する第1のサ
ポータと、絶縁板からなり、中央に給電ケーブルを挿通
する給電ケーブル挿通孔を有し、第1のサポータの第1
の孔の部分に取り付けられた第2のサポータと、移動部
と固定部の間に連結された一対のチェーンを設け、一対
のチェーン間に複数の第1のサポータを取り付けたケー
ブルベアを備えたものである。
【0008】請求項2に係る誘導加熱装置は、第1のサ
ポータの第1の孔の周囲にスリットを設けたものであ
る。
【0009】請求項3に係る誘導加熱装置は、インダク
タに冷却水を供給するために設けられた冷却ホースを挿
通する第2の孔を第1のサポータの第1の孔の両側に設
けるとともに、第1の孔の周囲から第2の孔を通って伸
びるスリットを設けたものである。
【0010】
【作用】この発明の請求項1においては、第1のサポー
タに給電ケーブルとの離隔距離をとるための第1の孔が
設けられ、この第1の孔の部分に絶縁板からなる第2の
サポータが取り付けられ、この第2のサポータにより給
電ケーブルが支持されており、しかも第1のサポータは
非磁性金属板により形成されており、給電ケーブルを流
れる高周波電流による誘導電流が第1のサポータには流
れ難く、発熱量は小さくなる。又、ケーブルベアが第1
及び第2のサポータと一対のチェーンから構成され、構
成簡単で壊れ難くなる。さらに、第1のサポータは非磁
性金属板から形成され、強度が強く、給電ケーブル以外
のケーブルの支持も可能となり、ケーブルベアは一個で
済み、移動部の移動も円滑に行われる。
【0011】又、請求項2においては、第1のサポータ
の第1の孔の周囲にスリットが設けられ、誘導電流は一
層流れ難くなり、加熱量はさらに減少する。
【0012】請求項3においては、インダクタを冷却す
るために設けられた水冷ホースを挿通する第2の孔が第
1のサポータの第1の孔の両側に設けられ、第1の孔の
周囲から第2の孔を通って伸びるスリットが設けられて
おり、第2の孔も誘導電流の通流を妨げるので、誘導電
流は一層流れ難くなり、加熱量はなお一層減少する。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面とともに説明
する。図1(a)〜(c)はこの実施例による第1のサ
ポータの正面図、側面図、及び第2のサポータの正面図
である。又、図2(a),(b)はこの実施例によるケ
ーブルベアの正面図及びリンクプレートの正面図であ
る。図において、12はアルミ板からなる第1のサポー
タであり、給電ケーブル13による漏洩磁束の影響を受
けないように給電ケーブル13との離隔距離をとるため
に長方形状の第1の孔12aが設けられている。14は
絶縁板からなる第2のサポータであり、中央に給電ケー
ブル13を挿通するための給電ケーブル挿通孔14aが
設けられている。又、第1のサポータ12の第1の孔1
2aの周囲にねじ孔12bが設けられるとともに、第2
のサポータ14の四隅にも孔14bが設けられ、孔14
bに挿通したボルトをねじ孔12bにねじ込むことによ
り第2のサポータ14が第1のサポータ12の第1の孔
12aの部分に取り付けられる。
【0014】又、第1のサポータ12の第1の孔12a
の両側には第2の孔12cが設けられ、第2の孔12c
にはインダクタ6やトランス11に冷却水を供給するゴ
ム製の水冷ホース15が挿通支持される。又、第1のサ
ポータ12の第1の孔12aの周囲には一対のスリット
12dが設けられ、一方のスリット12dは第2の孔1
2cのやや先まで伸び、他方のスリット12dは第2の
孔12cを介して長手方向端部まで伸びている。第1の
サポータ12には、さらに制御ケーブル16を挿通支持
するための第3の孔12eが設けられている。又、第1
のサポータ12の長手方向両側にはねじ孔12fが設け
られている。
【0015】一方、図2において、17は鉄製のリンク
プレートであり、その一端には上下方向に3個の孔17
aが設けられ、他端には中央孔17bとその斜め上下の
円弧状孔17cが設けられている。又、リンクプレート
17の中央には上下方向の4個の孔17dが設けられて
いる。各リンクプレート17は孔17aに挿通したピン
18を中央孔17b及び円弧状孔17cに挿入すること
により相互に回動可能に連結され、さらに両端部に固定
部1への取付金具20と移動部4への取付金具21を連
結し、チェーン19が構成される。そして、一対のチェ
ーン19間において一つおきのリンクプレート17の孔
17dにボルト22を挿入し、このボルト22を第1の
サポータ12のねじ孔12fにねじ込むことにより第1
のサポータ12が一対のチェーン19間に取り付けら
れ、ケーブルベアが構成される。
【0016】上記実施例において、第1のサポータ12
の第1の孔12aの大きさは、給電ケーブル13を流れ
る高周波電流による漏洩磁束の影響を受けないようテス
トを行って定める。又、第1の孔12aには絶縁板から
なる第2のサポータ14を介して給電ケーブル13が挿
通支持されており、しかも第1のサポータ12は非磁性
金属であるアルミ板から形成されており、第1のサポー
タ12には漏洩磁束による発熱はほとんど生じない。
又、第1及び第2のサポータ12,14と一対のチェー
ン19により構成され、構成が簡単で壊れ難くなり、寿
命が3年から10年程度まで伸びる。又、第1のサポー
タには金属製で強度が高く、給電ケーブル13の外に水
冷ホース15や制御ケーブル16の支持も可能であり、
ケーブルベアは1個で良く、移動部4の移動も円滑にな
る。又、第1のサポート12の第1の孔12aの周囲に
一対のスリット12dを設けるとともに、水冷ホース1
5のための第2の孔12cを設けており、これらにより
誘導電流が一層流れ難くなり、発熱量は一層低減され
る。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、非磁性金属板からなる第1のサポータに設けた第1
の孔の部分に絶縁板からなる第2のサポータを介して給
電ケーブルを支持しており、第1のサポータと給電ケー
ブルとはある程度離れており、第1のサポータの発熱量
は抑制される。又、ケーブルベアは構成が簡単で壊れ難
く、寿命を長くすることができる。又、第1のサポータ
は金属製で強度が高く、給電ケーブル以外の水冷ホース
や制御ケーブルも支持することができ、ケーブルベアは
1個で良く、移動部の移動が円滑に行われる。
【0018】又、請求項2においては、第1のサポータ
の第1の孔の周囲にスリットを設けており、誘導電流が
流れ難くなり、発熱量を一層抑制することができる。
【0019】請求項3においては、第1のサポータの第
1の孔の周囲にスリットを設けるとともに、このスリッ
トと連なって水冷ホースを挿通支持するための第2の孔
を設けており、誘導電流が一層流れ難くなり、発熱量を
さらに抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による第1のサポータの正面図、側面
図、及び第2のサポータの正面図である。
【図2】この発明によるケーブルベアの正面図及びリン
クプレートの正面図である。
【図3】従来の誘導加熱装置の正面図である。
【図4】従来のケーブルベアの正面図である。
【符号の説明】
1…固定部 3…レール 4…移動部 6…インダクタ 12…第1のサポータ 12a…第1の孔 12c…第2の孔 12d…スリット 13…給電ケーブル 14…第2のサポータ 14a…給電ケーブル挿通孔 15…水冷ホース 16…制御ケーブル 19…チェーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動部に設けられ、給電ケーブルを介し
    て固定側の高周波電源に接続されたインダクタを有し、
    このインダクタにより被加熱物を誘導加熱する誘導加熱
    装置において、非磁性金属板からなり、給電ケーブルと
    の離隔距離をとるための第1の孔を有する第1のサポー
    タと、絶縁板からなり、中央に給電ケーブルを挿通する
    給電ケーブル挿通孔を有し、第1のサポータの第1の孔
    の部分に取り付けられた第2のサポータと、移動部と固
    定部の間に連結された一対のチェーンを設け、複数の第
    1のサポータを一対のチェーン間に取り付けたケーブル
    ベアを備えたことを特徴とする誘導加熱装置。
  2. 【請求項2】 第1のサポータの第1の孔の周囲にスリ
    ットを設けたことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱
    装置。
  3. 【請求項3】 上記インダクタに冷却水を供給するため
    に設けられた水冷ホースを挿通する第2の孔を第1のサ
    ポータの第1の孔の両側に設けるとともに、第1の孔の
    周囲から第2の孔を通って伸びるスリットを設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の誘導加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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