JPH0995240A - ベビーカーの保護枠 - Google Patents

ベビーカーの保護枠

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JPH0995240A
JPH0995240A JP25603295A JP25603295A JPH0995240A JP H0995240 A JPH0995240 A JP H0995240A JP 25603295 A JP25603295 A JP 25603295A JP 25603295 A JP25603295 A JP 25603295A JP H0995240 A JPH0995240 A JP H0995240A
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喜久 山口
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    • B62B9/00Accessories or details specially adapted for children's carriages or perambulators
    • B62B9/24Safety guards for children, e.g. harness
    • B62B9/245Removable front guards, e.g. with a tray

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  • Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベビーカーの保護枠に関し、特に着脱を確実
に行える。 【解決手段】 左右のアームレスト30の少なくとも一
方には、保護枠10の取付用の取付孔40を設けてい
る、保護枠10には、アームレスト30の取付孔40に
着脱可能に連結する連結装置60を設けている。連結装
置60には、連結装置60を取付孔40に連結した状態
でロックするロック部材70と、このロック部材70に
よるロックを解除するロック解除部材80と、このロッ
ク解除部材80によるロック解除動作を、常には阻止す
るロック解除阻止部材90とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベビーカーの保
護枠に関し、特に着脱を確実に行えるようにしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の保護枠としては、左右のアーム
レストの少なくとも一方には、保護枠の取付用の取付孔
を設け、前記保護枠には、前記アームレストの取付孔に
着脱可能に連結できる連結装置を設けている(例えば実
開昭54−178361号公報、実開平1−68978
号公報、実公平5−34472号公報、実開平7−22
883号公報等)。
【0003】上記従来の連結装置は、当該連結装置を前
記取付孔に連結した状態でロックするロック部材と、こ
のロック部材によるロック状態を解除するロック解除部
材とを備えていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の連結装置では、そのロック解除部材が不用意に作動す
ると、保護枠が外れてしまうという問題点があった。そ
こで、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有
する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、連結装置の着脱を確実に行えるようにした
ベビーカーの保護枠を提供することにある。
【0005】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわ
ち、請求項2記載の発明は、左右の連結装置の一方のみ
を外すだけで、幼児の昇降が可能にできるようにしたも
のである。請求項3記載の発明は、上記した請求項2記
載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0006】すなわち、請求項3記載の発明は、連結装
置の回転角度を規制することで、保護枠は必要以上に回
転しないようにしたものである。請求項4記載の発明
は、上記した請求項1〜3記載の発明の目的に加え、次
の点を目的とする。すなわち、請求項4記載の発明は、
ベビーカーを折り畳む際に、アームレストを屈曲できる
ようにしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(特徴点)本発明は、上記した目的を達成するためのも
のであり、以下にその内容を図面に示した実施例を用い
て説明する。請求項1記載の発明は、次の点を特徴とす
る。
【0008】すなわち、連結装置(60)には、例えば図1
に示すように、前記ロック解除部材(80)によるロック解
除動作を、常には阻止するロック解除阻止部材(90)を設
けている。請求項2記載の発明は、上記した請求項1記
載の発明の特徴点に加えて、次の3つの点を特徴とす
る。
【0009】第1に、左右のアームレスト(30)には、例
えば図1に示すように、保護枠の取付用の取付孔(40)を
それぞれ設けている。第2に、保護枠(10)の両端部に
は、例えば図1に示すように、前記アームレスト(30)の
各取付孔(40)に着脱可能に連結できる左右一対の連結装
置(60)をそれぞれ設けている。
【0010】第3に、左右の連結装置(60)を、例えば図
4,5に示すように、各取付孔(40)に対してそれぞれ回
転可能に形成している。請求項3記載の発明は、上記し
た請求項2記載の発明の特徴点に加えて、次の点を特徴
とする。すなわち、各取付孔(40)には、例えば図4に示
すように、連結装置(60)の回転角度を規制する回転角度
規制部(190)をそれぞれ設けている。
【0011】請求項4記載の発明は、上記した請求項1
〜3の記載の発明の特徴点に加えて、次の点を特徴とす
る。すなわち、保護枠(10)の長さの途中には、例えば図
1に示すように、屈曲可能な可撓部(50)を設けている。 (作用)つぎに、上記構成を備えた各請求項にそれぞれ
記載された各発明の作用について、以下に説明する。
【0012】請求項1記載の発明によれば、次のような
作用を奏する。すなわち、保護枠(10)を装着するには、
その連結装置(60)をアームレスト(30)の取付孔(40)に合
わせて装着すればよい。連結装置(60)を装着すると、そ
のロック部材(70)により、連結装置(60)が取付孔(40)に
ロックされる。
【0013】これに対し、保護枠(10)を外すには、ロッ
ク解除阻止部材(90)を操作した後、ロック解除部材(80)
を操作して、連結装置(60)が取付孔(40)から外せばよ
い。なお、ロック解除阻止部材(90)を操作せずに、ロッ
ク解除部材(80)を単に操作しても、ロック部材(70)のロ
ック状態は維持され、連結装置(60)は取付孔(40)から外
れない。
【0014】請求項2記載の発明では、上記した請求項
1記載の発明の作用に加え、次のような作用を奏する。
すなわち、まず、上記した手順で左右のアームレスト(3
0)の一方に連結された保護枠(10)の左右一方の連結装置
(60)を外す。その後、残る他方の連結装置(60)を、連結
されているアームレスト(30)の取付孔(40)に対して回転
する。
【0015】これにより、幼児の昇降が可能になる。請
求項3記載の発明では、上記した請求項2記載の発明の
作用に加え、次のような作用を奏する。すなわち、保護
枠(10)は、取付孔(40)を中心として回転することができ
るが、その回転角度は一定の範囲に規制される。
【0016】このため、保護枠(10)が必要以上に回転す
ることもない。なお、保護枠(10)が必要以上に回転して
しまい、幼児や操作者に衝突するのも防止できる。請求
項4記載の発明では、上記した請求項1〜3記載の発明
の作用に加え、次のような作用を奏する。すなわち、ベ
ビーカー(20)を幅方向に折り畳む際に、保護枠(10)を可
撓部(50)より屈曲することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)図1〜11は、本発明の第1実施例を示
す。図1は、ベビーカーの保護枠の分解斜視図、図2は
保護枠を取り付けた状態を示すベビーカーの斜視図、図
3は保護枠の連結装置の分解斜視図、図4はアームレス
トの取付孔を示す横断面図、図5は保護枠の回転状態を
示す斜視図、図6〜11は保護枠の取付手順を示す各種
の断面図を示し、図6は保護枠を取り外した状態を示す
縦断面図、図7は図6に対応した横断面図、図8は保護
枠の装着状態を示す縦断面図、図9は図8に対応した横
断面図、図10はロック解除阻止部材を操作した状態を
示す縦断面図、図11は図10に対応した横断面図をそ
れぞれ示す。 (保護枠)図1,2中、10は、保護枠10を示すものであ
り、この保護枠10は、図2に示すように、ベビーカー20
の左右のアームレスト30,30の先端部にそれぞれ設けた
取付孔40,40に着脱可能に取り付けて、着座した幼児が
座席から転落することを防止するための装置である。
【0018】上記保護枠10は、図1に示すように、その
可撓部50の左右両端部に、アームレスト30の取付孔40に
着脱可能に取り付く左右一対の連結装置60,60を備えて
いる。上記各連結装置60には、図3に示すように、連結
装置60を取付孔40に連結した状態でロックするロック部
材70と、このロック部材70によるロックを解除するロッ
ク解除部材80と、ロック解除部材80によるロック解除動
作を、常には阻止するロック解除阻止部材90とを備えて
いる。
【0019】前記可撓部50は、図1に示すように、板バ
ネ51の外周を軟質樹脂製の芯材52で覆うとともに、さら
に、この芯材52の外周を軟質樹脂製のカバー部材53で被
覆したものである。したがって、保護枠10は、可撓部50
で屈曲可能であるとともに、屈曲させている力を取り除
くと、元の形状に復元させることができる。
【0020】また、可撓部50の両端部には、それぞれ可
撓部50を連結装置60に取り付けるための取付小孔54と、
取付溝55とが設けてある。 (保護枠の連結装置)つぎに、保護枠10の左右一対の連
結装置60について、図1,3にもとづいて説明する。
【0021】各連結装置60は、図3に示すように、前後
に分割可能なケース100内に、ロック部材70と、ロック
解除部材80と、ロック解除阻止部材90とを備えている。
上記ケース100は、図1に示すように、一側に可撓部50
を挿通するための挿通開口101を開設した中空の部材
で、前面が開放した箱状のケース本体102と、このケー
ス本体102に被着して前側開放面を閉塞するカバー103と
に分割可能である。
【0022】上記ケース本体102には、図3に示すよう
に、可撓部50の挿通開口101とは他側に、アームレスト3
0の取付孔40内に挿入する挿入筒部110を突設してある。
また、ケース本体102の内側には、カバー103を係合させ
るための複数の係合ボス部120・・・と、可撓部50を取
り付けるための取付ボス部130とが設けてある。ケース
本体102に設けた挿入筒部110は、アームレスト30の取付
孔40内に挿入するとともに、その先端側から、内部にロ
ック部材70を挿入して保持するための部材であり、先端
部には、直径方向に一対のロック突起出没孔111が開設
してある。
【0023】挿入筒部110内に保持するロック部材70
は、断面略V字状のバネ材からなり、両先端部には、外
方に向かってそれぞれ背向するロック突起71,71が突設
してある。このロック部材70は、基端側から挿入筒部11
0内に挿入し、ロック突起出没孔111内にロック突起71を
挿通させた状態で、挿入筒部110内に保持される。そし
て、常には、ロック部材70を構成するバネ材の復元力に
より、ロック突起出没孔111からロック突起71が突出し
た状態となっている。
【0024】また、挿入筒部110の基端側からは、挿入
筒部110内にロック解除部材80が取り付けられる。この
ロック解除部材80は、円柱状の部材からなり、本体部81
の長さの途中の外周面に段部82を設け、段部82から先端
側は、本体部81よりも外径が縮径した縮径部83となって
いる。上記縮径部83の先端面から本体部81内に向かっ
て、断面略長方形のロック部材挿入穴84が設けてある。
【0025】上記ロック部材挿入穴84の途中に位置する
本体部81には、直径方向に貫通する長手方向の長孔85が
開設してある。また、ロック解除部材80のロック部材挿
入穴84内には、弦巻バネ86が挿入されて保持されてい
る。上記弦巻バネ86をロック部材挿入穴84内に保持する
には、弦巻バネ86をロック部材挿入穴84の奥側に向かっ
て縮めて挿入し、そのロック部材挿入穴84の出口側に位
置するように、上記した長孔85内にバネ係止軸87を取り
付ける。
【0026】上記バネ係止軸87は、ロック解除部材80の
直径よりも若干長く形成されており、両端部が長孔85か
ら外方に向かってそれぞれ突出するようになっている。
一方、ケース本体102の内側には、挿入筒部110の基端側
の外周に位置するように、バネ係止軸87を支持するため
の一対の軸受溝140,140が設けてある。また、カバー103
には、ロック解除部材80の本体部81を挿通するためのロ
ック解除部材挿通孔150が、挿入筒部110に向かって開設
してある。さらに、カバー103に設けたロック解除部材
挿通孔150の内側端部には、カバー103をケース本体102
に取り付けた際に、軸受溝140上に被着して、軸受溝140
内にバネ係止軸87を係止させるための係止突部160,160
が突設してある。
【0027】前記ロック解除部材80は、縮径部83側を挿
入筒部110内に挿通させるとともに、本体部81側をカバ
ー103に開設したロック解除部材挿通孔150に挿通させ、
バネ係止軸87を軸受溝140に取り付けるとともに、カバ
ー103に設けた係止突部160により軸受溝140内にバネ係
止軸87を係止させた状態で軸受溝140を閉塞することに
より、ケース100内に取り付けることができる。このと
き、ロック解除部材80のロック部材挿入穴84内には、ロ
ック部材70の基端側が挿入された状態となっている。
【0028】ロック解除部材80をケース100内に取り付
けた状態では、弦巻バネ86の付勢により、常には、ロッ
ク解除部材80の本体部81先端が、カバー103に開設した
ロック解除部材挿通孔150から突出した状態となってい
る。そして、弦巻バネ86の付勢に抗してロック解除部材
80をロック解除部材挿通孔150内に押し込むと、ロック
解除部材80は、バネ係止軸87を挿通した長孔85の範囲内
で、ロック解除部材80の段部82が挿入筒部110の基端部
に当接するまで、挿入筒部110内に押し込まれる。する
と、ロック部材70の基端側がロック解除部材80のロック
部材挿入穴84内に進出し、ロック部材70は、先端側が互
いに近づくように押しつぶされ、ロック突起71がロック
突起出没孔111内に没した状態となる。
【0029】また、ケース本体102の内側には、ロック
解除阻止部材90を挿通するためのロック解除阻止部材挿
通孔170を開設してある。上記ロック解除阻止部材挿通
孔170の長さの途中の外周部には、ロック解除阻止部材9
0を回動可能に軸支するための一対の軸溝180,180が設け
てある。ロック解除阻止部材挿通孔170に回動可能に取
り付けられるロック解除阻止部材90は、ロック解除阻止
部材挿通孔170から外側に向かって突出する操作部91を
備えており、操作部91の左右側面には、互いに背向する
回動軸92,92をそれぞれ突設し、回動軸92を挟んで操作
部91とは他側には、ケース本体102に取り付けた場合
に、ケース本体102内側に向かう係合突部93が設けられ
ている。また、ロック解除阻止部材90をケース本体102
に取り付けた場合に、ケース本体102内側に位置する内
側面には、板バネ94がボルト95により取り付けられてい
る。
【0030】前記ロック解除阻止部材90は、ケース本体
102の内側から、回動軸92が軸溝180に軸支されるととも
に、操作部91がロック解除阻止部材挿通孔170から外側
に向かって突出するようにして、ケース本体102に取り
付けられる。このとき、板バネ94の先端部がカバー103
の内側面に当接し(図7に示す)、ロック解除阻止部材
90は、操作部91がロック解除阻止部材挿通孔170から外
側に向かって突出した状態に付勢されている。
【0031】上記突出状態では、ロック解除阻止部材90
の係合突部93が、ロック解除部材80の段部82に係合し、
ロック解除部材80が挿入筒部110内に押し込まれないよ
うに、ロック解除部材80の動作を規制している。そし
て、操作部91をロック解除阻止部材挿通孔170内に押し
込むようにして、回動軸92を中心としてロック解除阻止
部材90を回動させると、ロック解除部材80の段部82に係
合していたロック解除阻止部材90の係合突部93が段部82
から外れ、ロック解除部材80を挿入筒部110内に押し込
める状態となる。 (アームレストの取付孔)つぎに、左右のアームレスト
30の各取付孔40について、図4,6,7にもとづいて説
明する。
【0032】各取付孔40は、図6,7に示すように、ア
ームレスト30の外側面からアームレスト30の内側に向か
って設けてあり、その内径寸法は、挿入筒部110の外径
寸法よりも若干大きくなっている。また、取付孔40の長
さは、挿入筒部110の基端部からロック突起出没孔111の
基端側までの長さよりも若干長くなっている。また、図
7に示すように、取付孔40の入り口の内面には、ロック
部材70のロック突起71を案内するための案内溝41,41
が、対向して一対設けてある。
【0033】前記取付孔40には、図4に示すように、連
結装置60の回転角度を規制する回転角度規制部190を設
けてある。この回転角度規制部190は、取付孔40の奥側
の内面に設けてあり、それぞれ、挿入筒部110のロック
突起出没孔111からロック突起71が突出した状態で、挿
入筒部110が約90°にわたって回転可能な互いに対向
する一対の回転空間191,191と、この対向する一対の回
転空間191,191の間に設けられ、ロック突起71が当接し
て挿入筒部110が回転不能な約90°にわたる規制突部1
92,192とを備えている。
【0034】したがって、取付孔40の奥部まで挿入筒部
110を挿入し、挿入筒部110のロック突起出没孔111から
ロック突起71が突出した状態では、図5に示すように、
保護枠10は、アームレスト30に対して約90°の範囲
で、下側に向かって回転することができる。このため、
アームレスト30から保護枠10を取り外して、幼児を座席
に着座させたり、あるいは座席から降ろす場合に、保護
枠30が邪魔になることがない。さらに、ベビーカー20を
幅方向に折り畳む際にも、アームレスト30に対して保護
枠10が回転するので、ベビーカー20の折り畳みを容易に
行うことができる。 (装着方法)つぎに、上記した構成を備えた保護枠10
を、アームレスト30に着脱する方法について、図6〜1
1に用いて説明する。
【0035】図6,7に示すように、保護枠10の連結装
置60をアームレスト30の取付孔40から取り外した状態で
は、ロック解除部材80は、弦巻バネ86の付勢により、本
体部81の先端部がカバー103のロック解除部材挿通孔150
から突出した状態となっている。また、ロック部材70の
ロック突起71は、挿入筒部110のロック突起出没孔111か
ら挿入筒部110の外側に向かって突出した状態となって
いる。さらに、ロック解除阻止部材90は、板バネ94の付
勢により、図7において回動軸92を中心として反時計回
りに回動し、操作部91がロック解除阻止部材挿通孔170
から外側に向かって突出するとともに、係合突部93が挿
入筒部110の段部82に係合し、ロック解除部材80を挿入
筒部110内に押し込めない状態となっている。
【0036】そして、挿入筒部110のロック突起出没孔1
11から突出したロック突起71を取付孔40の案内溝41に臨
ませて、挿入筒部110を取付孔40内に押し込むと、ロッ
ク部材70のロック突起71は、取付孔40の内面に押され
て、ロック突起出没孔111内に没し、挿入筒部110を取付
孔40内に押し込むことができる。このようにして取付孔
40の最奥部まで挿入筒部110を押し込むと、図8,9に
示すように、ロック突起出没孔111が回転角度規制部190
の回転空間191内に位置し、ロック突起71は、その復元
力により、ロック突起出没孔111内から挿入筒部110の外
側に向かって突出する。すると、ロック突起71が、取付
孔40の奥側端面に係止することとなり、挿入筒部110が
取付孔40内に係止され、アームレスト30に保護枠10を取
り付けることができる。 (取り外し方法)保護枠10をアームレスト30から取り外
すには、図9の破線で示すように、ロック解除阻止部材
90の操作部91をロック解除阻止部材挿通孔170内に押し
込む。すると、ロック解除阻止部材90は、図9において
回動軸92を中心として時計回りに回動し、挿入筒部110
の段部82に係合した係合突部93が段部82から外れる。
【0037】この状態では、図10,11に示すよう
に、ロック解除部材80の動作は規制されていないので、
弦巻バネ86の付勢に抗して、バネ係止軸87を挿通した長
孔85の範囲内で、ロック解除部材80の段部82が挿入筒部
110の基端部に当接するまで、ロック解除部材80を挿入
筒部110内に押し込むことができる。すると、ロック部
材70の基端側がロック解除部材80のロック部材挿入穴84
内に進出し、ロック部材70は、先端側が互いに近づくよ
うに押しつぶされ、ロック突起71がロック突起出没孔11
1内に没した状態となって、取付孔40内に係止した挿入
筒部110の係止が解除され、アームレスト30から保護枠1
0を取り外すことができる。
【0038】すなわち、アームレスト30に保護枠10を取
り付けてロックした状態から、ロックを解除して保護枠
10を取り外すには、ロック解除阻止部材90の操作と、ロ
ック解除部材80の操作を同時に行わなければならない。
また、このロック解除阻止部材90とロック解除部材80と
は、近接するとともに対向して設けてあるので、片手で
操作することができる。例えば、連結装置60を握るよう
にして、人差し指等でロック解除阻止部材90を操作する
とともに、親指でロック解除部材80を押し込めばよい。
【0039】アームレスト30の取付孔40から連結装置60
の挿入筒部110を完全に抜き取ると、図6,7に示すよ
うに、ロック部材70は、再びその復元力によりロック突
起出没孔111内から挿入筒部110の外側に向かって突出す
る。また、ロック解除部材80は、弦巻バネ86の付勢によ
り、本体部81の先端部がカバー103に設けたロック解除
部材挿通孔150から突出した状態となり、係合突部93が
ロック解除部材80の段部82に係合して、再びロック解除
部材80の動作を規制する。
【0040】なお、上記した実施例では、取付孔40を左
右のアームレスト30の両先端部にそれぞれ設けるととも
に、連結装置60を保護枠10の両端部にそれぞれ設けてい
るが、取付孔40は、左右のアームレスト30のいずれか一
方にのみ設けるとともに、連結装置60を、取付孔40に対
応する保護枠10の一端部にのみ設けてもよい。この場
合、保護枠10の他端部は、対向するアームレスト30の先
端部に、常に連結されていることとなる。また、アーム
レスト30の先端部に常時連結している保護枠10は、その
連結部で回転可能となるように構成してもよいし、その
回転角度を規制する手段を設けてもよい。 (第2実施例)つぎに、図12〜14を用いて、本発明
の第2実施例について説明する。
【0041】図12は、アームレストから保護枠を外し
た状態を示す横断面図、図13は保護枠の装着状態を示
す横断面図、図14はロック解除部材を操作した状態を
示す横断面図をそれぞれ示す。本第2実施例の特徴点
は、連結装置を凹状とし、アームレストの取付孔に、前
記連結装置を凹状部分にはまり込む凸状部分を形成した
点である。
【0042】なお、本第2実施例においては、ロック解
除阻止部材を省いているが、先に説明した第1実施例の
ものと同様に、ロック解除阻止部材により、ロック解除
部材によるロック解除動作を、常には阻止している。 (保護枠)本第2実施例の保護枠200は、図12〜14
に示すように、アームレスト30の先端部に設けた取付孔
210と、この取付孔210に着脱可能に取り付ける連結装置
220とを備えている。
【0043】上記連結装置220は、図12〜14に示す
ように、その先端部に設けた挿入筒部230と、連結装置2
20の表面側から挿入筒部230内に向かって開設したロッ
ク解除部材挿通孔240と、このロック解除部材挿通孔240
内に出没可能に取り付けたロック解除部材250とを備え
ている。上記したロック解除部材挿通孔240は、挿入筒
部230の先端側に段部241を設けてあり、段部241から先
端側が縮径した縮径部242となっている。
【0044】このロック解除部材挿通孔240内に出没可
能に取り付けるロック解除部材250は、一端部が閉鎖し
た筒状の部材で、長さ方向の途中には、直径方向に貫通
する長さ方向の長孔251が開設してある。また、ロック
解除部材250内には、弦巻バネ252が挿入されて保持され
ている。この弦巻バネ252をロック解除部材250内に保持
するには、弦巻バネ252をロック解除部材250の開放端部
から奥側に向かって縮めて挿入し、その開放端側に位置
するように、上記した長孔251内にバネ係止軸253を取り
付ける。このバネ係止軸253は、ロック解除部材250の直
径よりも若干長く形成されており、両端部が長孔251か
ら外方に向かってそれぞれ突出するようになっていて、
ロック解除部材挿通孔240の外周部に設けた軸受(図示
せず)に支持されている。
【0045】したがって、ロック解除部材250は、常に
は、弦巻バネ252の付勢により、ロック解除部材挿通孔2
40から表面側に向かって閉鎖端側を突出させた状態とな
っている。また、ロック解除部材250は、弦巻バネ252の
付勢に抗して、長孔251の範囲内で、ロック解除部材挿
通孔240内に押し込むことができる。 (アームレストの取付孔)一方、前記取付孔210は、図
12〜14に示すように、上記した挿入筒部230の外径
寸法よりも若干大きな内径寸法を有しているとともに、
挿入筒部230の長さよりも若干長い深さを有している。
【0046】この取付孔210の内側端部には、取付孔210
の表面側に向かって突出するロック部材260が設けてあ
る。このロック部材260は、取付孔210の内側端部に取り
付けるベース261と、ベース261のほぼ中央部から突設し
た、一対の係止片262,262とからなる。上記各係止片262
は、ベース261と一体となるよう合成樹脂等により形成
されており、可撓性及び弾性を有している。また、それ
ぞれの係止片262には、長さの途中から外方に向かって
突出する係止段部263が設けてあり、この係止段部263か
ら先端側に向かって縮径したテーパー部264となってい
る。そして、両係止片262の先端部の外側面の距離は、
上記した挿入孔の縮径部242の内径よりも小さくなって
いるとともに、係止段部263付近の外側面の距離は、縮
径部242の内径よりも大きくなっている。また、ベース2
61から係止段部263までの距離は、取付孔210の縮径部24
2の長さよりも若干長くなっている。
【0047】前記各ロック部材260は、取付孔210の内側
から、係止片262が取付孔210の表面側に向かって突出す
るようにして、ベース261を取付孔210の内側端面にネジ
270により取り付けることにより、取付孔210内に取り付
けられている。 (装着方法)つぎに、上記した構成を備えた保護枠200
の装着方法について、図12〜14を用いて説明する。
【0048】図12に示すように、保護枠200の連結装
置220をアームレスト30の取付孔210から取り外した状態
では、ロック解除部材250は、弦巻バネ252の付勢によ
り、閉鎖端側がロック解除部材挿通孔240の表面側から
突出した状態となっている。そして、取付孔210内に挿
入筒部230を先端側から挿入すると、まず、ロック解除
部材挿通孔240の縮径部242内にロック部材260の係止片2
62の先端側が入り込み、各テーパー部264が縮径部242の
内壁面に押されて、係止片262の先端部が互いに近接す
るように係止片262が撓みながら取付孔210内に進入す
る。
【0049】さらに、取付孔210内に挿入筒部230を進入
させると、図13に示すように、各テーパー部264が縮
径部242を通過し、係止片262がその弾性により復元し
て、取付孔210の段部241に係止片262の係止段部263が係
合し、アームレスト30に保護枠200を取り付けることが
できる。この状態では、係止片262の先端部がロック解
除部材250内に若干進入した状態となっている。 (取り外し方法)保護枠200をアームレスト30から取り
外すには、図14に示すように、ロック解除部材250
を、弦巻バネ252の付勢に抗して長孔251の範囲内で、ロ
ック解除部材挿通孔240内に押し込む。すると、係止片2
62の先端側が、挿入筒部230内にさらに進入し、各テー
パー部264が挿入筒部230の内壁面に押されて、係止片26
2の先端部が互いに近接するように係止片262が撓む。
【0050】この状態では、取付孔210の段部241と係止
片262の係止段部263との係合が外れ、挿入筒部230を取
付孔210内から引き抜いて、アームレスト30から保護枠2
00を取り外すことができる。そして、ロック解除部材25
0を押し込んでいた力を取り除くと、ロック解除部材250
は、図12に示すように、弦巻バネ252の付勢によりそ
の閉鎖端側をロック解除部材挿通孔240の表面側から突
出させた状態に戻る。
【0051】本第2実施例に係るベビーカー20の保護枠
200は、第1実施例に係る保護枠10と比較して、その構
造が単純であるとともに、部品点数も少なくなってい
る。したがって、製造が一層容易になるとともに、製造
コストを低減することができる。
【0052】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、連結装置の着脱を確実に行えるよ
うにしたベビーカーの保護枠を提供することができる。
【0053】請求項2記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。すなわち、請求項2記載の発明によれば、左右の連
結装置の一方のみを外すだけで、幼児の昇降が可能にす
ることができる。請求項3記載の発明によれば、上記し
た請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を
奏する。
【0054】すなわち、請求項3記載の発明によれば、
連結装置の回転角度を規制することで、保護枠は必要以
上に回転しないようにすることができる。請求項4記載
の発明によれば、上記した請求項1〜3記載の発明の効
果に加え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項
4記載の発明によれば、ベビーカーを折り畳む際に、ア
ームレストを屈曲することができる。
【0055】また、請求項2記載の発明のように、左右
の連結装置が回転できるようにすると、ベビーカーの折
り畳みを一層、容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベビーカーの保護枠の分解斜視図である。
【図2】保護枠を取り付けた状態を示すベビーカーの斜
視図である。
【図3】保護枠の連結装置の分解斜視図である。
【図4】アームレストの取付孔を示す横断面図である。
【図5】保護枠の回転状態を示す斜視図である。
【図6】保護枠を取り外した状態を示す縦断面図であ
る。
【図7】図6に対応した横断面図である。
【図8】保護枠の装着状態を示す縦断面図である。
【図9】図8に対応した横断面図である。
【図10】ロック解除阻止部材を操作した状態を示す縦
断面図である。
【図11】図10に対応した横断面図である。
【図12】第2実施例を示し、アームレストから保護枠
を外した状態を示す横断面図である。
【図13】図12に対応し、保護枠の装着状態を示す横
断面図である。
【図14】図12に対応し、ロック解除部材を操作した
状態を示す横断面図である。
【符号の説明】
10 保護枠 20 ベビーカー 30 アームレスト 40 取付孔 41 案内溝 50 可撓部 51 板バネ 52 芯材 53 カバー部材 54 取付小孔 55 取付溝 60 連結装置 70 ロック部材 71 ロック突起 80 ロック解除部材 81 本体部 82 段部 83 縮径部 84 ロック部材挿入穴 85 長孔 86 弦巻バネ 87 バネ係止軸 90 ロック解除阻止部材 91 操作部 92 回動軸 93 係合突部 94 板バネ 95 ボルト 100 ケース 101 挿通開口 102 ケース本体 103 カバー 110 挿入筒部 111 ロック突起出没孔 120 係合ボス部 130 取付ボス部 140 軸受溝 150 ロック解除部材挿
通孔 160 係止突部 170 ロック解除阻止部
材挿通孔 180 軸溝 190 回転角度規制部 191 回転空間 192 規制突部 200 保護枠 210 取付孔 220 連結装置 230 挿入筒部 240 ロック解除部材挿通孔 241 段部 242 縮径部 250 ロック解除部材 251 長孔 252 弦巻バネ 253 バネ係止軸 260 ロック部材 261 ベース 262 係止片 263 係止段部 264 テーパー部 270 ネジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベビーカーの左右のアームレストの間に
    掛け渡して、着座した幼児が座席から転落することを防
    止するためのベビーカーの保護枠であって、 前記左右のアームレストの少なくとも一方には、保護枠
    の取付用の取付孔を設け、 前記保護枠には、前記アームレストの取付孔に着脱可能
    に連結できる連結装置を設け、 前記連結装置は、当該連結装置を前記取付孔に連結した
    状態でロックするロック部材と、 このロック部材によるロックを解除するロック解除部材
    とを備えたベビーカーの保護枠において、 上記連結装置には、前記ロック解除部材によるロック解
    除動作を、常には阻止するロック解除阻止部材を設けた
    ことを特徴とするベビーカーの保護枠。
  2. 【請求項2】 左右のアームレストには、保護枠の取付
    用の取付孔をそれぞれ設け、 保護枠の両端部には、前記アームレストの各取付孔に着
    脱可能に連結できる左右一対の連結装置をそれぞれ設
    け、 左右の連結装置を、各取付孔に対してそれぞれ回転可能
    に形成したことを特徴とする請求項1記載のベビーカー
    の保護枠。
  3. 【請求項3】 各取付孔には、連結装置の回転角度を規
    制する回転角度規制部をそれぞれ設けたことを特徴とす
    る請求項2記載のベビーカーの保護枠。
  4. 【請求項4】 保護枠の長さの途中には、屈曲可能な可
    撓部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項に記載のベビーカーの保護枠。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012020732A (ja) * 2010-07-15 2012-02-02 Wonderland Nurserygoods Hong Kong Co Ltd ベビーカーのガードアーム装置及びそれを備えたベビーカー
JP2013248926A (ja) * 2012-05-30 2013-12-12 Combi Corp ガード部材および積層体
JP2021130332A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 ブリヂストンサイクル株式会社 チャイルドシート用ハンドルバー

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