JPH0995340A - 背負い式多目的タンク - Google Patents

背負い式多目的タンク

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JPH0995340A
JPH0995340A JP27357295A JP27357295A JPH0995340A JP H0995340 A JPH0995340 A JP H0995340A JP 27357295 A JP27357295 A JP 27357295A JP 27357295 A JP27357295 A JP 27357295A JP H0995340 A JPH0995340 A JP H0995340A
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Masanori Takasugi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飲料水タンクとしての機能と常備品の保管庫
としての機能を併せ持ち、且つ運搬が容易で、給水車の
太いホースからも直接給水を受けることができる背負い
式多目的タンク10を提供する。 【構成】 上面全体が開口した樹脂製のタンク本体11
の背面側に、ショルダーベルト12,12を設ける。タ
ンク本体11の開口部を蓋体13により閉止する。タン
ク10を載せる組立式の台車20を分解してタンク本体
11の外側に一体的に収納保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリタンクと呼ば
れる貯水用の樹脂タンクとしての機能と、収納ボックス
としての機能を合わせ持ち、しかも、そのポリタンクよ
りも運搬が容易な背負い式多目的タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地震等の災害に対する認識が高ま
り、非常食や懐中電灯、携帯ラジオを常備する家庭が増
えてきている。これらの常備品に加え、先の阪神大震災
ではポリタンクと呼ばれる樹脂タンクが、飲料水確保の
ために非常に重宝されたことは、記憶に新しいところで
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリタンク
は、満タンで20kgにもなり、台車なしでは成人男子
でも運搬が困難である。特にエレベータが使用不能にな
った高層の集合住宅では、外車なしでその重い樹脂タン
クを運び上げなければならず、その困難の光景はテレビ
でも放映されたので、知る人も多いはずである。
【0004】また、給水所では給水車のホースがタンク
の口より太いために、直接給水を受けることができない
という問題もあった。これらの問題のため、ポリタンク
が十分な機能を果たしたとは言えないのが実情である。
【0005】更に、ポリタンクは嵩張り、保管に場所を
とるので、常備しずらい問題もある。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、運搬が容易な上に、給水車の太いホースから
直接給水を受けることができ、しかも保管に好都合な背
負い式多目的タンクを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる背負い式
多目的タンクは、人が背負うことができる大きさの樹脂
タンクであって、上面が大きく開口したタンク本体と、
タンク本体を背負うためにその背面側に取付けられたシ
ョルダーベルトと、タンク本体の開口部を塞ぐためにそ
の上端部に水密に装着される蓋体とを具備する。
【0008】この樹脂タンクは、タンク本体の背面側に
背負い用のショルダーベルトを備えているので、たとえ
20kgを越えても、台車なしで比較的簡単に運搬する
ことができる。蓋体を外すと、タンク本体の上面が大き
く開口するので、給水車からそのホースで直接給水を受
けることができる。また、その大きい開口部のために、
非常食や懐中電灯、携帯ラジオ等の他の常備品をタンク
本体内に収容することができ、タンク本体を常備品の収
納庫として活用できるので、タンクの大きいこと、その
保管に不向きなことは問題にならなくなる。
【0009】この樹脂タンクは又、台車の使用により一
層簡単に運搬することができる。その台車は、分解組立
式として、樹脂タンクの外側に一体的に保持することに
より、嵩張らずに保管することができ、またタンクと共
に背負って容易に運搬することができる。具体的には、
台車を両側に車輪を有するベース部と、ベース部から前
方に突出し且つベース部から分離される受け部と、ベー
ス部から上方に突出し且つベース部から分離される手持
ち部とからなる組立式とする。そして、受け部および手
持ち部がタンク本体の正面および背面に形成した凹部内
にそれぞれ嵌合保持され、ベース部はタンク本体に保持
された手持ち部と連結されてタンク本体の底面側に保持
される構成とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明を実施した多目的タ
ンクの1例を背面側から示す斜視図、図2は同タンクを
正面側から示す斜視図、図3は同タンクと組み合わされ
る台車の使用状態を示す斜視図、図4は同台車のベース
部の平面図、図5は同ベース部の背面図、図6および図
7は同ベース部の動作を示す平面図および背面図であ
る。
【0011】図1および図2に示すように、本タンク1
0は、ポリタンクと呼ばれる貯水用の樹脂タンクとほぼ
同じ形状および容量を持つ直方体状の樹脂タンクであ
る。タンク10は、上面全体が角形に開口したタンク本
体11と、タンク10を背負うためにタンク本体11の
背面に八の字状に取付けたショルダーベルト12,12
と、タンク本体11の開口部を閉止するためにその上端
部に装着される蓋体13とを具備する。蓋体13は、背
面側に取付けたヒンジ14,14により開閉し、正面側
に取付けたバックル15,15により閉止状態に固定さ
れる。タンク本体11と蓋体13との間をシールするた
め、タンク本体11の開口部周囲にはシールリングが設
けられている。蓋体13の上面には、一体成形された把
手13aが形成されている。
【0012】本タンク10は又、そのタンク本体11の
外側に一体的に収納保持される組立式の台車20とセッ
トになっている。台車20は、図3に示すように、タン
ク10の底面とほぼ同じ幅の台板の両側に車輪を取付け
たベース部21と、ベース部21から前方に突出してタ
ンク10を載せる受け部22と、ベース部21の後端部
から上方に突出した手持ち部23とからなる。受け部2
2および手持ち部23はいずれも金属製のフレームによ
り構成され、ベース部21に差し込み方式によって着脱
可能に結合される。
【0013】台車20の受け部22は、両側各2本の縦
材と、前端部および中間部のそれぞれ設けた横材とによ
り構成されており、その前部には回動式のスタンド24
が取付けられている。この受け部22は、4本の縦材の
後端部をベース部21に設けられた金具26に差し込む
ことにより、ベース部21と連結される。U字状のフレ
ームにより構成された手持ち部23は、両側の縦材が伸
縮式であり、その下端部をベース部21の後端面に設け
られた金具25に差し込むことにより、ベース部21と
連結される。そして、受け部22および手持ち部23
は、使わないときには、図1および図2に示されるよう
に、タンク本体11の正面および背面にそれぞれ収納保
持される。
【0014】すなわち、タンク本体11の正面には、台
車20の受け部22が嵌合する凹部11aが一体成形に
より形成されている。受け部22はベース部21から分
離され、前端を上方に向けて凹部11a内に嵌合され
る。一方、タンク本体11の背面には、台車20の手持
ち部23が嵌合する凹部11bが一体的に形成されてい
る。ベース部21から分離された手持ち部23は、ショ
ルダーベルト12,12の内側に通され、上端を上方に
向けて凹部11b内に嵌合される。そして凹部11bに
嵌合した手持ち部23の下端部はタンク本体11の下方
に突出し、その下端部をベース部21の後端面に設けら
れた金具25に上方から差し込んでベース部21と連結
することにより、ベース部21はタンク本体11の底面
側に保持される。なお、凹部11a,11bに嵌合した
受け部22および手持ち部23の不用意な離脱を防止す
るために、凹部11a,11bの両側には図示されない
複数の突起が設けられている。
【0015】台車20のベース部21は、2段式の台板
21aと、台板21aの両側に設けられた転回収納式の
車輪21b,21bとを有する。車輪25,25やその
転回収納機構との干渉を避けるために、タンク本体11
の下端部両側面には、逃げ部11d,11dが形成され
ている。車輪21bを転回収納するための機構を、収納
状態について図4および図5ににより説明する。図1お
よび図2に示されたベース部21も車輪21b、21b
が収納された状態である。
【0016】この転回収納機構は、図4および図5に示
されるように、台板21aの両側端部に垂直なピン21
cにより回動自在に支持された水平回動板21dと、水
平回動板21d上の軸受21eにより水平支持されたピ
ン21fにより外側部が回動自在に支持された2枚重ね
の垂直回動板21gとを有する。車輪21bは垂直回動
板21gの内側部に水平なピンにより回転自在に支持さ
れている。
【0017】垂直回動板21gの背面にはストッパー2
1hが突設されている。台板21aの中央部には、回動
式の操作レバー21iが設けられている。操作レバー2
1iは両側の水平回動板21d,21dを反対方向へ同
時に回動させるために、両端部がロッド21J,21j
により両側の水平回動板21d,21dと連結されてい
る。
【0018】受け部22の縦材が挿入される金具26
は、台板21aの前端部両側と、水平回動板21d,2
1d上に設けられている。台板21a上の金具26は正
面を向いている。水平回動板21d上に縦列配置された
2つの金具26,26は図4および図5では側方を向い
ているが、台車20を使用するときは正面を向く。垂直
回動板21gの背面に突設されたストッパー21hは、
垂直回動板21gの回動に伴って水平回動板21d上の
2つの金具26,26間に嵌合するようになっている。
【0019】タンク本体11の底面側にベース部21が
収納されているとき、車輪21bおよび垂直回動板21
gは、タンク本体11の正面側あり、且つその正面に沿
った状態である。また、垂直回動板21gからタンク本
体11の背面側に突出したストッパー21hが、タンク
本体11の下端部側面に側方から当接することにより、
車輪21bは台板21aの下面より高い位置に保持され
る。かくして、タンク本体11の底面側にベース部21
が収納されているときは、図2に示されるように、両側
の車輪21b,21bは、タンク本体11の正面側にそ
の正面に沿ってコンパクトに収納固定される。以上が収
納状態である。
【0020】台車20を使用するときは、タンク本体1
1の正面側から受け部22を取り外す。また、タンク本
体11の背面側に保持された手持ち部23からベース部
21を分離して、タンク本体11の底面側からベース部
21を取り外すと共に、タンク本体11の背面側から手
持ち部23を取り外す。
【0021】タンク本体11の底面側からベース部21
を取り外すと、ストッパー21hがタンク本体11にて
係止されなくなる。垂直回動板21gは、外側部が回動
自在に軸支され、内側部に車輪21bを支持しているこ
とから、ストッパー21hを係止するタンク本体11が
取り除かれると、ストッパー21hが水平回動板21d
の上面に当接するまで回動する。その結果、車輪21b
は、図6に示すように、台板21aの下方まで降下す
る。水平回動板21dの上面に当接したストッパー21
hは、水平回動板21dの上面に2段に設けた金具2
6,26の間に嵌合する。水平回動板21dの上面にス
トッパー21hが当接するまで垂直回動板21gが確実
に回動するように、水平回動板21dの上面にストッパ
ー21hが当接した状態では、車輪21bの中心は垂直
回動板21gの回動中心より外側に位置する。
【0022】こうして車輪21bが台板21aの下方ま
で降下すると、図7に示すように、垂直回動板21gが
台板21aの側方に位置するまで、水平回動板21dを
外側に回動させる。これは操作レバー21iにより行
う。これにより、水平回動板21dの上に設けられた金
具26,26は正面を向く。そして、この金具26,2
6と、台板21aの側端部上に設けられた金具26とに
正面側から受け部22の縦材を差し込む。これにより、
ベース部21に受け部22が連結される。また、水平回
動板21d上の金具26,26に受け部22の縦材が差
し込まれることにより、金具26,26間のストッパー
21hがその縦材により上方から係止される。そのた
め、台板21aに荷重がかかっても垂直回動板21gの
逆転が防止される。かくして、車輪21bは下降位置に
固定される。
【0023】そして最後に、ベース部21に手持ち部2
3を連結する。これにより、台車20は図3に示す使用
状態となる。
【0024】使用状態に組み立てられた台車20の上に
タンク10を載せれば、タンク10を背負うよりも更に
容易にタンク10の運搬を行うことができる。
【0025】本タンク10の特徴は次の通りである。
【0026】タンク本体11の背面に取付けたショルダ
ーベルト12,12により背負うことができるので、タ
ンク本体11に水を満タンにしても、比較的容易に運搬
することができる。
【0027】タンク本体11の開口部が大きいので、給
水車の太いホースからも直接給水を受けることができ
る。
【0028】タンク本体11の開口部が大きいので、そ
の内部に非常食や懐中電灯、携帯ラジオ等の他の常備品
を収納することができる。つまり、本タンク10を使用
しないときは、これを常備品の収納庫として利用するこ
とができる。
【0029】台車20とセットになっているので、道路
等の台車20を使用できる場所では、背負うよりも更に
容易にタンク10を運搬することができる。しかも、そ
の台車20はベース部21、受け部22および手持ち部
23に分解される組立式であり、且つそれらの部材がタ
ンク本体11の外側に一体的に収納保持されるので、保
管時に嵩張らないのは勿論のこと、紛失のおそれがな
く、必要なときはいつでも使用できる。更に、タンク1
0と共に背負って運搬することができるので、階段等に
おける運搬も容易である。
【0030】台車20のベース部21は、台板21aの
両側端部に、台板21aに沿って回動操作される水平回
動板21d,21dを取付けると共に、水平回動板21
d,21dに、台板21aに直角な方向に回動操作され
る垂直回動板21g,21gを取付け、垂直回動板21
g,21gにより両側の車輪21b,21bを支持する
2軸転回式の車輪収納機構を持つので、ベース部21が
タンク本体11の底面側に収納保持されているときに、
両側の車輪21b,21bをタンク本体11の正面側に
その正面に沿ってコンパクトに収納することができる。
【0031】この車輪収納機構との干渉を避けるために
タンク本体11の下端部両側面に逃げ部11d,11d
を形成したので、ベース部21の横幅を小さく抑えるこ
とができる。
【0032】車輪21bの退避位置に垂直回動板21g
が回動した状態で台板21a上のタンク本体11の下端
部側面に当接し車輪21bの使用位置る垂直回動板21
gが回動した状態で水平回動板21dの上面に当接する
ストッパー21hを垂直回動板21gに設けると共に、
水平回動板21d上に受け部22の縦材が貫通挿入され
る2つの金具26,26を設け、水平回動板21dの上
面に当接したストッパー21hが水平回動板21d上の
2つの金具26,26間に嵌合するようにしたので、簡
単な構成で車輪21bを退避位置および使用位置の両方
に固定することができる。
【0033】
【発明の効果】以上に説明した通り、本発明にかかる背
負い式多目的タンクは、上面が大きく開口したタンク本
体と、タンク本体を背負うためにその背面側に取付けら
れたショルダーベルトと、タンク本体の開口部を塞ぐた
めにその上端部に水密に装着される蓋体とを具備するの
で、従来のポリタンクと同様に飲料水タンクとして使用
できるだけでなく、従来のポリタンクで困難であった運
搬が容易であり、しかも従来のポリタンクでは不可能で
あった給水車の太いホースからの直接給水が可能であ
る。更に、非常食や懐中電灯、携帯ラジオ等の他の常備
品をタンク内に収容できるという点において、保管にも
大変都合のよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した多目的タンクの1例を背面側
から示す斜視図である。
【図2】同タンクを正面側から示す斜視図である。
【図3】同タンクと組み合わされる台車の使用状態を示
す斜視図である。
【図4】同台車のベース部の平面図である。
【図5】同ベース部の背面図である。
【図6】同ベース部の動作を示す平面図および背面図
で、収納状態と使用状態の中間を示す。
【図7】同ベース部の動作を示す平面図および背面図
で、使用状態を示す。
【符号の説明】
10 タンク 11 タンク本体 11a,11b 凹部 12 ショルダーベルト 13 蓋体 20 台車 21 ベース部 22 受け部 23 手持ち部 21a 台板 21b 車輪 21d 水平回動板 21g 垂直回動板 21h ストッパー 25 手持ち部23の縦材が挿入される金具 26 受け部22の縦材が挿入される金具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人が背負うことができる大きさの樹脂タ
    ンクであって、上面が大きく開口したタンク本体と、タ
    ンク本体を背負うためにその背面側に取付けられたショ
    ルダーベルトと、タンク本体の開口部を塞ぐためにその
    上端部に水密に装着される蓋体とを具備することを特徴
    とする背負い式多目的タンク。
  2. 【請求項2】 両側に車輪を有するベース部と、ベース
    部から前方に突出し且つベース部から分離される受け部
    と、ベース部から上方に突出し且つベース部から分離さ
    れる手持ち部とからなる台車を具備し、受け部および手
    持ち部がタンク本体の正面および背面に形成した凹部内
    にそれぞれ嵌合保持され、ベース部はタンク本体に保持
    された手押し部と連結されてタンク本体の底面側に保持
    されることを特徴とする請求項1に記載の背負い式多目
    的タンク。
  3. 【請求項3】 台車のベース部は、タンク本体の底面に
    当接する台板の両側端部に、台板に沿って回動操作され
    る水平回動板をそれぞれ取付けると共に、両側の水平回
    動板に、台板に直角な方向に回動操作される垂直回動板
    をそれぞれ取付け、両側の垂直回動板により両側の車輪
    を支持する2軸転回式の車輪収納機構を有することを特
    徴とする請求項2に記載の背負い式多目的タンク。
JP7273572A 1995-09-26 1995-09-26 背負い式多目的タンク Expired - Lifetime JP2764202B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5665827U (ja) * 1979-10-24 1981-06-02
JPH01126932U (ja) * 1988-02-10 1989-08-30

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5665827U (ja) * 1979-10-24 1981-06-02
JPH01126932U (ja) * 1988-02-10 1989-08-30

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