JPH0995860A - 布帛のしわ付け方法及びその装置 - Google Patents

布帛のしわ付け方法及びその装置

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JPH0995860A
JPH0995860A JP27636995A JP27636995A JPH0995860A JP H0995860 A JPH0995860 A JP H0995860A JP 27636995 A JP27636995 A JP 27636995A JP 27636995 A JP27636995 A JP 27636995A JP H0995860 A JPH0995860 A JP H0995860A
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bundling
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Tomoyuki Nishiwaki
智之 西脇
Yoshiyuki Inui
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NISHIWAKI ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半永久的に消えないメロンしわの布帛への付
与 【解決手段】 下記(1) から(4) に至る工程からなる布
帛のしわ付け方法。 (1) 布帛をロープ状の集束布として所定の速度にて繰り
出し垂下させ、(2) 集束布の垂下途中において集束布に
苛性ソーダを含む水を含浸させ、(3) 苛性ソーダを含む
水を含浸させた集束布を所定の速度にて落下させて受板
に衝突させ、(4) 受板上において前記集束布に座屈を起
こさせて微細で不規則なしわを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布帛に微細で不規
則なしわをつける方法及びその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、布帛のしわ付けには、樹脂の初
期縮合物(架橋剤)やホルマリンなどが広く使用されて
いる。一方、布帛に不規則なしわを付ける方法として、
編織された布帛を集束した後座屈させ、これを圧縮した
状態で熱セットする方法(特開昭52−114795
号)も開示されている。また、繊維製品の精練、漂白、
減量等の処理に際し、真空ポンプにより処理槽内を減圧
して処理液を循環させる方法(特開平5−132848
号)も存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の架橋剤やホ
ルマリンなどを使用するものにおいては、樹脂のメチロ
ール基とセルロースのOH基の間のエーテル結合(架
橋)によりしわが固定されているため、しわ付けされた
布帛の使用中に架橋剤の加水分解によりホルマリンが発
生し、皮膚傷害の危険がある他、変色や白度の低下、吸
水性・吸湿性の減少、強度脆化等が生じ、しわ形状の持
続性も良くないものであった。
【0004】また、特開昭52−114795号公報に
開示された方法は、しわ付けのみを目的とするもので、
集束布を座屈させてはいるが、水は用いずに単に熱セッ
トするだけのもの、又は、布帛に予めジメチロールエチ
レン尿素により樹脂加工しておくものであるため、不規
則なしわは得られるが、乾いた集束布を座屈させるだけ
では、そのしわ形成は緩くて熱水洗浄によりしわが消え
やすいという問題があった。なお、この方法において
は、水はもとより処理槽内を減圧するという手段は採ら
れていない。
【0005】さらに、特開平5−132848号公報に
開示された方法は、繊維製品に対する精練、漂白、減量
等といった一般的な処理加工手段であって、処理加工に
際し真空引きして槽内を減圧するという手段は採られて
いるが、しわ付け加工に関するものではなく、また、こ
の処理加工の前工程においてしわ付けをしておくという
技術思想も全く開示されていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の繊維製
品に対する精練、漂白、減量等といった一般的な処理加
工に先立ち、同一の処理槽内にてしわ付け加工が可能な
もので、しわ付け加工に際し、布帛に対する塑性変形を
助長する苛性ソーダを水と共に集束した布帛に噴射し、
この苛性ソーダと水を含浸させた集束布を、その自重と
繰り出し速度の相乗作用により座屈させながら処理槽内
の受板上に連続的に揃えて積層し、これを軽く圧縮した
状態で処理槽内を密封し、真空引きにより減圧し熱処理
することにより前記の各問題点を解決したものである。
【0007】すなわち、本発明の第1は、下記(1) から
(4) に至る各工程から成る布帛のしわ付け方法である。 (1) 布帛をロープ状の集束布として所定の速度にて繰り
出し垂下させ、(2) 集束布の垂下途中において集束布に
苛性ソーダを含む水を含浸させ、(3) 苛性ソーダを含む
水を含浸させた集束布を所定の速度にて落下させて受板
に衝突させ、(4) 受板上において前記集束布に座屈を起
こさせて微細で不規則なしわを形成する。
【0008】本発明の第2は、下記(1) から(6) に至る
各工程から成る布帛のしわ付け方法である。 (1) 布帛をロープ状の集束布としてS型駆動ロールと繰
り込みロールを介して処理槽に向って垂下させ、(2) 垂
下途中の集束布に対し前記処理槽の上部に配置したリン
グ状シャワーにて5〜15g/lの苛性ソーダを含む水
を該集束布の外周部から噴射し含浸させて約180〜2
00%の含水状態とし、(3) 苛性ソーダを含む水を含浸
させた集束布をパイラーの揺動可能な吐出口より所定の
繰り出し速度にて吐出落下させて前記処理槽内の透水性
を有する受板に衝突させると共に該集束布の吐出落下速
度より約20〜30%遅い速度にてパイラーの吐出口又
は受板を水平移動させ、(4) 苛性ソーダを含む水を含浸
した集束布の自重と繰り出し速度との相乗作用により前
記受板上において前記集束布に座屈を起こさせながら連
続的に揃えて積層し、(5) 積層させた集束布の上から透
水性を有する押え蓋にて該集束布の座屈が復元しない程
度に加圧した状態にて前記処理槽の上蓋を閉じ、(6) 前
記処理槽内を真空引きすると共に加熱し該処理槽内の水
を沸騰させた後冷却することにより積層させた集束布の
座屈を固定して微細で不規則なしわを形成する。
【0009】本発明の第3は、次の構成から成る布帛の
しわ付け装置である。ロープ状の集束布2を所定の速度
にて繰り出すS型駆動ロール1と、集束布2をパイラー
10に送り込む繰り込みロール4と、繰り込みロール4
下方に配置された苛性ソーダを含む水を集束布に向けて
噴射するリング状シャワー5と、リング状シャワー5の
下方に配置された吐出口11が揺動可能なパイラー10
と、パイラー10の下方に配置された内底部に透水性を
有する受板9を備えると共に上方に締め込み式の透通水
性を有する押え蓋19を備えた真空引き及び処理液の循
環可能な上蓋20開閉式の処理槽15とからなり、前記
パイラー10、リング状シャワー5、繰り込みロール4
及びS型駆動ロール1が一体となって処理槽15の上方
にて上下動、又は、上下動と左右動を可能としたことを
特徴とする布帛のしわ付け装置。
【0010】
【発明の実施の態様】本発明における布帛のしわ付けの
原理は、図1に示すように、布帛をロープ状の集束布2
として所定の速度にて繰り出し垂下させる途中におい
て、苛性ソーダを含む水を充分含浸させ、この苛性ソー
ダを含む水を含浸させた集束布2を所定の速度にて落下
させて受板9に衝突させることにより、集束布2に座屈
を起こさせて微細で不規則なしわを形成するものであ
る。
【0011】そして、この際、集束布2の繰り出し速度
より遅い速度にて受板9と集束布2とを相対的に水平移
動させることにより、図1に示すように座屈した状態の
集束布2が受板9の上に横たわり順次積層されることに
なる。
【0012】本発明に係る布帛のしわ付けは次の装置を
用いて行われる。図2は本発明装置の概略を示すもの
で、図中1は、ロープ状の集束布2をかご3から所定の
速度にて繰り出すS型駆動ロールであり、無段変速モー
タ1Aにより約200 m/min の速度にて集束布2を繰
り出すことができるものである。
【0013】4は、集束布2を前記S型駆動ロール1と
同じ速度で処理槽15の上部に設けられたパイラー10
に送り込む繰り込みロールで、これも無段変速モータ4
Aにより駆動されるものである。
【0014】5は、繰り込みロール4の下方に配置され
たじょうご形のリング状シャワーで、上部内周に配置さ
れたリングパイプ6の内周下方には多数のノズル7が設
けられ、このリングパイプ6にホース8を介して水や各
種の処理液が導入可能となっている。
【0015】10は、処理槽の上方において揺動可能な
吐出口11を有するパイラーで、前記リング状シャワー
5を経て含水状態にて繰り出され垂下してきた集束布2
を所定の速度にて吐出口11から処理槽15内へ吐出落
下させるものである。
【0016】吐出口11は、歯車機構(図示せず)によ
り揺動・回転可能な吐出管12の先端に位置しており、
該歯車機構により平面視菊花状又はら旋状を描くように
なっている。なお、このパイラー10は公知〔アキラ機
械製作所(大阪府四条畷市)にて製造販売中〕のもので
ある。
【0017】15は、内底部に透水性を有する受板9を
備えその中心部に支柱17を有する処理槽で、この処理
槽15には図4に示す如く、ハンドル18の操作により
前記支柱17にねじ込み可能な透水性を有する押え蓋1
9が設けられ、上部には開閉可能な上蓋20を有するも
のである。
【0018】前記した本発明装置における、パイラー1
0、リング状シャワー5、繰り込みロール4及びS型駆
動ロール1等は、多くの場合、複数の処理槽15に対し
順次別の集束布2を充填する必要があることから、その
一部又は全部が一体となって処理槽15の上方にて上下
動、又は、上下動と左右動が可能となっている。従っ
て、本発明装置は、具体的には図2、図3に示すような
構成を採っている。
【0019】すなわち、図2、図3における21は移動
可能な架台で、上部の方形枠22の四隅に脚23が設け
られていると共にその下端に車輪24を備えている。
【0020】25は架台21の上部に垂直状に設けられ
た一対のロール支持板で、このロール支持板25、25
の間の一側部にS型駆動ロール1が、また、中央部に繰
り込みロール4が配置支持され、それぞれ無段変速モー
タ1A、4Aにて駆動できるようになっている。
【0021】26は中心線を挟んで左右に垂直状に設け
られた長寸のねじ軸で、このねじ軸26、26を跨いで
ナット27を介して設けられた昇降板28の中心部にパ
イラー10とリング状シャワー5が固定されている。
【0022】ねじ軸26、26は、ギャードモータ29
によりスプロケット30、30とチエン31を介して可
逆的に同調回転するもので、このねじ軸26、26の回
転により昇降板28に設けられたパイラー10とリング
状シャワー5を昇降させるものであって、昇降板28の
昇降限界は、ねじ軸26の側部に平行配置された垂下板
32の上下に設置のリミットスイッチ33、33にて設
定される。
【0023】なお、処理槽15は、通常、図2に示すよ
うに中二階程度の高さのフレーム34に支持され、その
上端部はフレーム34から少し上方に突出させると共に
下半部に付属している熱処理等のための各装置(図4参
照)をフレーム34の下にて操作できるように設置され
ているもので、この処理槽15の上部を前記架台21が
レール35に沿って移動できるようになっている。
【0024】図4は処理槽15を示すもので、図中38
は上蓋20の頂部と処理槽15の底部の間に設けられた
処理液循環パイプで、途中に流量調整弁39、熱交換器
40、循環ポンプ、41仕切弁42等を備えており、さ
らに、この処理液循環パイプ38の上部には真空ポンプ
43が、下部には排水弁44が、それぞれ備えられてい
る。また、図中45は溢水弁、46は液面計、47は安
全弁、48は圧力計である。
【0025】本発明における布帛のしわ付けは下記の手
順にて行われる。 (1) 架台21をレール35に沿って移動させ、パイラー
10の中心を処理槽15の中心と一致させ、布帛を予め
ロープ状に集束した集束布2を収納したかご3を架台2
1の脇に寄せる。
【0026】(2) 集束布2の先端をかご3から引き出
し、S型駆動ロール1に巻き付けると共にその上方の繰
り込みロール4を介して処理槽15の上方に垂下させ、
リング状シャワー5の中心を通してパイラー10に送り
込み、吐出管12を介して吐出口11から下方に垂下さ
せる。
【0027】(3) S型駆動ロール1と繰り込みロール4
を駆動して集束布2を約200 m/min の速度にて繰り
出す。
【0028】(4) 苛性ソーダ5〜15g/lを水と共に
ホース8を介してリング状シャワー5のリングパイプ6
に送り込み、ノズル7から走行中の集束布2の外周部に
斜め下方に向けて噴射する。
【0029】上記苛性ソーダの量は、5g/l未満にな
るとしわの耐久性が悪く、また15g/lを超えると布
帛全体の縮みが大きくなってしわが目立たなくなる。そ
して、この時の苛性ソーダを含む水の噴射量は、集束布
2に対して約180〜200%の含水量となるように設
定する。
【0030】(5) 含水状態にある集束布2をパイラー1
0の吐出口11から約200 m/minの速度で吐出落下
させながら、この吐出口11を約140〜160 m/mi
n の速度にて図1の如く水平移動させることにより、苛
性ソーダを含む水を含浸した集束布2の自重と繰り出し
速度との相乗作用にて、処理槽15内の受板9上に集束
布2を座屈させつつ連続的に菊花紋を描くように揃えて
積層する。
【0031】上記吐出口11の水平移動速度は、集束布
2の吐出落下速度に対し30%以上遅くすると受板9上
に集束布2がスムーズに菊花紋状に積層されず、また2
0%以下にすると充分な座屈が得られないので微細なし
わが得られない。
【0032】(6) 座屈して積層状態にある集束布の上
から、図4に示す如くハンドル18を操作して押え蓋1
9を支柱17の上部にねじ込み、集束布2を約90g/
cm2 の圧力にて軽く押え、座屈によるしわが復元しない
ようにして上蓋20を閉じる。
【0033】(7) 処理槽15内を約600〜700mm/
Hgに真空引きして減圧する。
【0034】(8) 次いで処理槽15内に蒸気を注入し、
110°〜130℃に加熱して処理槽内の水を約120
分〜180分間沸騰させた後、押え蓋19による押圧を
解き、冷水を流して冷却する。
【0035】
【作用】本発明方法により布帛に付与された微細で不規
則なしわは、ほぼ直線に近いゆるやかな曲線で約1mmか
ら30mm程度までの長さのものが不規則に入り混じった
しわで、あたかも、メロンの表面のようなしわ模様(こ
れを「メロンしわ」と称している)を呈し、洗濯ではも
ちろん、「テトロン/綿」の布帛を除いてアイロン掛け
によっても半永久的に消えないものとなる。これは、布
帛のセルロース分子に苛性ソーダが作用して活性化する
ことにより、セルロース分子間に強力な水素結合あるい
はエーテル結合が形成されて形状が固定するためと推定
される。
【0036】
【実施例】布帛として、レーヨン/麻(80/20)、
綿100%、テトロン/綿(65/35)及びレーヨン
100%の4種を用い、下記の条件にてしわ付け加工を
行った。 S型駆動ロールの繰り出し速度:200 m/min 水に加える苛性ソーダの量 :10g/l% 集束布の含水状態 :200% パイラーの吐出口の移動速度 :150 m/min 受板上への集束布の積層状態 :菊花状 押え蓋の押え圧力 :90g/cm2 処理槽内の圧力 (真空条件):−650mm/Hg 加熱手段と時間 :蒸気150分 冷却手段と時間 :通水30分 なお、綿100%に関しては前処理としてマーセリゼー
ションとアンモニア処理を行った。
【0037】
【試験結果】前記実施例により微細で不規則なメロンし
わを付与した各種布帛に対し、JIS・L−1042に
示されている織物の収縮率試験方法のうち、G法(電気
洗濯機法)に準拠して行った試験結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】上記試験結果から明らかなように、各布帛
共10回洗濯した状態においても収縮しているものが多
く、しわにはほとんど変化がないことがわかる。なお、
レーヨン100%の場合には数値としてはタテ、ヨコ共
少し伸びているが、この伸び率についても5/1000
〜7/1000であって、この程度の伸び率のものは、
通常、「伸びた」とは判定されず、実際、目視にて観察
したところメロンしわの状態は洗濯前のものとほとんど
変わりのないものであった。
【0040】また、上記各種のメロンしわが付与された
布帛について、洗濯の都度アイロン掛けしたところ、
「テトロン/綿」の布帛についてはしわが少し弱くなっ
たが、その他の布帛についてはしわの状態にほとんど変
化は見られなかった。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る布帛のしわ付け方法におい
ては、ホルマリンなどの形状固定剤を用いることなく、
繊維自身を物理化学的に改質し、しわ形状を維持させて
いるため、従来品のような各種の問題点はなく、洗濯や
アイロン掛けによってもしわ形状は半永久的に損なわれ
ず、染色性などにも悪影響を及ばさないものが得られ
る。
【0042】また、本発明に係る布帛のしわ付け方法
は、従来のように別の特別なしわ付け工程を必要とせ
ず、精練、漂白、減量等の処理加工と同時に同じ処理槽
内にて行えるため、作業効率を飛躍的に向上させること
ができ、さらに、樹脂等の特殊な形状固定剤を用いてい
ないのでセルロース本来の吸湿性も損なわれないため、
さわやかな肌触りが維持できるものとなる。
【0043】さらに、本発明に係る布帛のしわ付け装置
は、本発明に係る布帛のしわ付け方法を最も効率よく具
現化して実施できるものであり、この装置によりメロン
しわが自動的に再現でき、そして、架台を移動させるこ
とにより複数の処理槽に適用できるから、作業効率の高
いものである。
【0044】従って、本発明の産業利用性は非常に大き
いといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るしわ付け原理を示す原理説明図。
【図2】本発明に係るしわ付け装置の一例の側面図。
【図3】図2の平面図。
【図4】処理槽の一部を断面して示す側面図。
【符号の説明】
1 S型駆動ロール 2 集束布 3 か
ご 4 繰り込みロール 5 リング状シャワー 6 リ
ングパイプ 7 ノズル 8 ホース 9 受
板 10 パイラー 11 吐出口 12
吐出管 15 処理槽 17 支柱 18
ハンドル 19 押え蓋 20 上蓋 21
架台 23 脚 24 車輪 26
ねじ軸 27 ナット 28 昇降板 29
ギヤードモータ 32 垂下板 33 リミットスイッチ 34
フレーム 35 レール 38 処理液循環パイプ 40
熱交換器 41 ポンプ 43 真空ポンプ 44
排水弁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】25は架台21の上部に垂直状に設けられ
た一対のロール支持で、このロール支持25、25
の間の一側部にS型駆動ロール1が、また、中央部に繰
り込みロール4が配置支持され、それぞれ無段変速モー
タ1A、4Aにて駆動できるようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】図4は処理槽15を示すもので、図中38
は上蓋20の頂部と処理槽15の底部の間に設けられた
処理液循環パイプで、途中に流量調整弁39、熱交換器
40、循環ポンプ4仕切弁42等を備えており、さ
らに、この処理液循環パイプ38の上部には真空ポンプ
43が、下部には排水弁44が、それぞれ備えられてい
る。また、図中45は溢水弁、46は液面計、47は安
全弁、48は圧力計である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】(6)座屈して積層状態にある集束布
上から、図4に示す如くハンドル18を操作して押え蓋
19を支柱17の上部にねじ込み、集束布2を約90g
/cmの圧力にて軽く押え、座屈によるしわが復元し
ないようにして上蓋20を閉じる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】(7)処理槽15内を約600〜700
mm/Hgに真空引きして減圧する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】(8)次いで熱交換器40に蒸気を注入
、処理槽内の水を110゜〜130℃に加熱して約1
20分〜180分間沸騰させた後、押え蓋19による押
圧を解き、冷水を流して冷却する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【実施例】布帛として、レーヨン/麻(80/20)、
綿100%、テトロン/綿(65/35)及びレーヨン
100%の4種を用い、下記の条件にてしわ付け加工を
行った。 S型駆動ロールの繰り出し速度:200m/min 水に加える苛性ソーダの量 :10g/l 集束布の含水状態 :200% パイラーの吐出口の移動速度 :150m/min 受板上への集束布の積層状態 :菊花状 押え蓋の押え圧力 :90g/cm 処理槽内の圧力 (真空条件):−650mm/Hg 加熱手段と時間 :蒸気150分 冷却手段と時間 :通水30分 なお、綿100%に関しては前処理としてマーセリゼー
ションとアンモニア処理を行った。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記(1) から(4) に至る工程からなる布帛
    のしわ付け方法。 (1) 布帛をロープ状の集束布として所定の速度にて繰り
    出し垂下させ、(2) 集束布の垂下途中において集束布に
    苛性ソーダを含む水を含浸させ、(3) 苛性ソーダを含む
    水を含浸させた集束布を所定の速度にて落下させて受板
    に衝突させ、(4) 受板上において前記集束布に座屈を起
    こさせて微細で不規則なしわを形成する。
  2. 【請求項2】下記(1) から(6) に至る工程からなる布帛
    のしわ付け方法。 (1) 布帛をロープ状の集束布としてS型駆動ロールと繰
    り込みロールを介して処理槽に向って垂下させ、(2) 垂
    下途中の集束布に対し前記処理槽の上部に配置したリン
    グ状シャワーにて5〜15g/lの苛性ソーダを含む水
    を該集束布の外周部から噴射し含浸させて約180〜2
    00%の含水状態とし、(3) 苛性ソーダを含む水を含浸
    させた集束布をパイラーの揺動可能な吐出口より所定の
    繰り出し速度にて吐出落下させて前記処理槽内の透水性
    を有する受板に衝突させると共に該集束布の吐出落下速
    度より約20〜30%遅い速度にてパイラーの吐出口又
    は受板を水平移動させ、(4) 苛性ソーダを含む水を含浸
    した集束布の自重と繰り出し速度との相乗作用により前
    記受板上において前記集束布に座屈を起こさせながら連
    続的に揃えて積層し、(5) 積層させた集束布の上から透
    水性を有する押え蓋にて該集束布の座屈が復元しない程
    度に加圧した状態にて前記処理槽の上蓋を閉じ、(6) 前
    記処理槽内を真空引きすると共に加熱し該処理槽内の水
    を沸騰させた後冷却することにより積層させた集束布の
    座屈を固定して微細で不規則なしわを形成する。
  3. 【請求項3】ロープ状の集束布2を所定の速度にて繰り
    出すS型駆動ロール1と、集束布2をパイラー10に送
    り込む繰り込みロール4と、繰り込みロール4下方に配
    置された苛性ソーダを含む水を集束布に向けて噴射する
    リング状シャワー5と、リング状シャワー5の下方に配
    置された吐出口11が揺動可能なパイラー10と、パイ
    ラー10の下方に配置された内底部に透水性を有する受
    板9を備えると共に上方に締め込み式の透水性を有する
    押え蓋19を備えた真空引き及び処理液の循環可能な上
    蓋20開閉式の処理槽15とからなり、前記パイラー1
    0、リング状シャワー5、繰り込みロール4及びS型駆
    動ロール1が一体となって処理槽15の上方にて上下
    動、又は、上下動と左右動を可能としたことを特徴とす
    る布帛のしわ付け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007277760A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Komatsu Seiren Co Ltd 繊維製品の製造方法

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