JPH099667A - Srmに於ける残留電流の減衰を制御する制御回路及び方法 - Google Patents

Srmに於ける残留電流の減衰を制御する制御回路及び方法

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JPH099667A
JPH099667A JP7174450A JP17445095A JPH099667A JP H099667 A JPH099667 A JP H099667A JP 7174450 A JP7174450 A JP 7174450A JP 17445095 A JP17445095 A JP 17445095A JP H099667 A JPH099667 A JP H099667A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音を低減しつつテール電流を効果的に減衰
させる。 【構成】 SRMに於いて相が消勢される際に巻線中に
残存するテール電流の減衰を制御する制御回路(1
0)。信号発生装置(44)が動作信号を半導体スイッ
チ(22)へ出力し、相が付勢状態にあるときには電流
を巻線へ導き、相が消勢状態になると巻線中の残留エネ
ルギを回収回路と消散回路との間に導く。制御モジュー
ル(42)又はマイクロプロセッサ(52)がロータの
位置情報に応答して信号発生装置を制御する。動作信号
は巻線への電流が存在するか否かにより異なる特性を有
し、これにより相が消勢されている間零電圧の残留電流
減衰区間と強制転流の残留電流減衰区間とが交互に発生
される。減衰期間中にはリンギング及び騒音を排除する
電流減衰が行われるよう、動作信号の周波数及びデュー
ティサイクルの両方が変更可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切換え式反作用電動機
(本明細書に於いては「SRM」と略称する)に係り、
更に詳細にはかかる電動機のための電流減衰制御回路に
係る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】切換え
式反作用電動機、即ちSRMは当技術分野に於いてよく
知られている。この種の電動機を運転させることに関す
る一つの問題は、各相がそのサイクルの終端に於いて切
換えられる際に相巻線中の電流の回復により惹起される
騒音である。ある特定の相の入力エネルギを表す電流は
その相が切換えサイクルの付勢部分にある間にその相の
巻線へ供給される。電動機が一つの相より他の一つの相
へ切換えられる際には、消勢された巻線中の残留エネル
ギが減衰する。このエネルギは一般に相巻線が付勢され
ている間に相巻線に供給されるエネルギの約30%であ
り、「テール減衰エネルギ」と呼ばれる。相巻線は誘導
要素であるので、巻線が次のサイクル中に再度付勢され
る前にエネルギが実質的に消散されなければならないに
も拘らず、巻線に流れる電流を維持しようとする。従っ
て減衰は迅速な減衰でなければならない。かくしてエネ
ルギを低減することの一つの効果は、相電流曲線の付勢
部分と消勢部分との間に於ける過渡変化時に惹起される
リンギング効果である。この効果はサイクルの付勢部分
を表す傾斜の緩やかな部分と相が消勢状態になるときに
電流が0に低減される急峻な傾斜の部分との間に於ける
電流曲線の傾斜の急激な変化として認められる。かかる
リンギングの結果により、即ち力が電動機フレームに伝
達されることにより騒音が発生され、この騒音は50dB
程度である。
【0003】電動機の種々の運転パラメータの関数とし
て電動機の複数の相の間の切換えを制御するために転流
回路が使用される。転流回路には一般にパルス幅変調器
(PWM)が使用される。PWM回路は電動機の各相へ
の電圧の供給を制御することに加えて、残留電流の減衰
を制御するためにも使用され得るものである。これらの
回路は所定のアルゴリズムに従って残留電流の減衰を制
御する。しかしかかる電流減衰制御回路の一つの欠点
は、それらの回路が通常100%の強制転流減衰を採用
しており、従って騒音の問題を悪化させる傾向を有する
ということである。減衰に関する一つの試みがC. Y. Wu
及びC. Pollockにより著された「Analysis and Reduc
tion of Vibration and Acoustic Noise in the Switch
ed Reluctance Drive 」と題する論文に於いて提案され
ている。この論文に記載された方法は、相が消勢状態に
切換えられるときには電動機の共振時間の半分に等しい
時間に亘り相巻線中の電流を零電圧にて減衰させ、その
後消勢時間の残りの部分について強制転流することを含
んでいる。この方法の欠点は二つの部分に分割された一
つの減衰区間しか存在しないということである。従って
電流が0に低減される際に於ける電流曲線の傾斜に対す
る制御の度合は騒音を大きく低減し得るほど融通性のあ
るものではない。
【0004】上述の方法は有効ではあるが、騒音を低減
しつつテール電流の減衰を容易に行うに有効な方法が必
要とされている。
【0005】
【発明の概要】本発明の幾つかの目的は、電動機の巻線
に於ける残留電流、即ちテール電流の減衰を制御するた
めの制御回路を提供すること、電動機の騒音を現状の騒
音レベルより少なくとも10dB低減するようテール電流
の減衰を制御する制御回路を提供すること、ハードチョ
ッピングによる電流減衰制御法及びソフトチョッピング
による電流減衰制御法を統合する制御回路を提供するこ
と、一つのゲート駆動のみを用いて二種類のチョッピン
グを行う制御回路を提供すること、12−6型の二相S
RMや6−4型の三相SRMの如き二相及び三相のSR
Mに使用可能な制御回路を提供すること、PWM型の制
御装置に容易に組み込むことができSRMの各相に供給
される全体としての平均電圧を制御する制御回路を提供
すること、相巻線が消勢状態にある場合のテール電流を
制御するためにPWM信号のパルス幅特性を逆転し、こ
れにより相が消勢されているときに電流が0に減少する
速度を穏やかにすることを補助する制御回路を提供する
こと、一方の組のスイッチが相の切換えに応じて開閉さ
れ、他方の組のスイッチがPWM信号により制御される
二組のスイッチを使用する制御回路を提供すること、相
が付勢状態より消勢状態に切換えられる際にPWM信号
の周波数若しくはデューティサイクルを制御し、これに
より減衰電流の曲線の傾斜を良好に制御する制御回路を
提供すること、エネルギ回収回路とエネルギ消散回路と
の間に於ける巻線の接続の切換えを制御して残留電流を
0に低減する制御回路を提供すること、SRMに於いて
騒音を発生する楕円変形力が電動機の高速且つ低トルク
の運転条件の場合よりも低い低速且つ高トルクの条件に
て運転されているSRMに於ける騒音を低減することに
も有効なテール電流制御回路を提供すること、電動機の
特定の条件に応じて広範囲の減衰スケジュールを発生す
ることのできるマイクロプロセッサが使用された制御回
路を提供すること、電動機の共振周波数の少なくとも2
倍の周波数にて動作することができる制御回路を提供す
ること、低廉にして信頼性に優れ、SRMの運転範囲全
体に亘り騒音を低減する機能を果たす制御回路を提供す
ることである。
【0006】本発明によれば、概説すれば、単相又は多
相SRMに於ける残留電流、即ちテール電流の減衰を制
御する制御回路が使用される。ホール効果センサがSR
Mのロータの位置を検出する。巻線により表される相が
付勢状態にあるときには電流が巻線に流れ、消勢された
状態になるときには巻線への電流の流入が終了する。半
導体スイッチが相が付勢状態にあるときに巻線へ電流を
導き、また相が消勢状態になるときには巻線中の残留エ
ネルギを回収し又は消散させることを補助する。このこ
とはエネルギ回収回路とエネルギ消散回路との間に所定
の要領にて巻線の接続を切換えることによって達成され
る。PWM信号発生器がPWM動作信号をスイッチへ供
給し、巻線へ流入する電流及びその後のエネルギの回収
又は消散を制御する。PWM制御モジュール又はPWM
出力を有するマイクロプロセッサがホール効果センサに
応答してPWM信号発生器の動作を制御する。従ってP
WM信号発生器は巻線に電流が流れているか否かによっ
て異なる信号特性を有するPWM信号を発生する。相が
消勢された状態にある場合に於けるPWM信号の周波数
及びデューティサイクルは、電流減衰の傾斜を制御し電
動機の騒音を低減し得るよう変更可能である。
【0007】
【実施例】以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施
例について詳細に説明する。
【0008】添付の図に於いて、切換え式反作用電動機
(図示せず)は1〜5の相を有する電動機であり、典型
的には多相電動機である。かかる電動機の例は12−6
型の二相電動機や6−4型の三相電動機である。各相は
電動機の運転中に順次付勢され消勢される。各相が付勢
される時間は種々の運転パラメータによって異なり、一
つの相より次の相へ切換えが行われる時点を決定するた
めの種々の制御方法が従来より提案されている。一つの
相が付勢されているときには、その相の巻線Wに電流が
供給される。巻線に対する理想的な電流曲線が図1に示
されている。図1のグラフに示されている如く、相への
電力の供給(巻線への電流の供給)は時点T0 に於いて
開始する。電流は時点T1 まで巻線Wへ供給され、時点
T1 に於いてその特定の相が消勢される。図1に示され
ている如く、時点T1 に於いては巻線W中に比較的多量
のエネルギが存在し、この残留エネルギはその相が消勢
される前に回収され或いは消散されなければならない。
この時点に於いて相巻線に流れる電流は零電圧のテール
電流、即ち減衰電流であり、この電流は時点T1 より時
点T2 までの間継続する。
【0009】図1に示されている如く、相巻線への電流
の供給が時点T1 に於いて停止される際に於ける電流曲
線の傾斜は比較的緩やかである。しかしテール電流が0
にされる際の電流曲線の傾斜は非常に急峻である。電動
機のロータ歯がステータ歯を通過する際には、電動機内
に発生される楕円変形力により撓みが惹起されることが
知られている。かかる撓みが生じると時点T1 に於いて
エネルギの急激な変化が生じ、その結果が図10に於い
て実線の曲線にて示されている如く顕著なリンギングが
生じ、このリンギングにより騒音が発生される。残留電
流、即ちテール電流を0に低減する二つの方法がある。
その一つの方法は電流を徐々に低減すること、即ち時点
T1 よりT2 までに於ける電流曲線の傾斜を緩やかにす
る方法である。他の一つの方法は電流を急激に低減する
こと、即ち電流曲線を急峻にする方法である。前者の方
法は「ソフトチョッピング」と呼ばれ、後者の方法は
「ハードチョッピング」と呼ばれる。ソフトチョッピン
グのみを使用することに関する問題は、この方法によれ
ば騒音を低減することはできるが時間がかかり過ぎると
いうことである。残留電流は時点T2 以前に0になるこ
とができない。またハードチョッピングに関する問題は
時点T2 までに電流を0に低減することはできるが、上
述のリンギングが発生するということである。
【0010】図2(A)に於いて、図1に示された電流
波形と同様の電流波形はソフトチョッピング法に従って
チョッピングされた電流を示している。即ち0〜+V
[V]の振幅を有するパルス幅変調信号が相電流に加え
られる。この場合には相巻線が付勢された状態にある間
にも電流に乱れが生じることが解る。またこの方法の一
つの欠点は電流が0に低減される速度が非常に遅いとい
うことである。
【0011】図3(A)及び(B)にはハードチョッピ
ングとして知られている方法が図示されている。図3
(B)に示されている如く、ハードチョッピングはパル
ス幅変調信号が−V〜+V[V]の振幅を有する点に於
いてソフトチョッピングとは異なる。この信号が相巻線
に与えられると、ソフトチョッピング信号による方法よ
りも速く電流を0に低減することができる。しかし相が
付勢された状態にある場合にもその相巻線に与えられる
電流の変動が大きくなり、また電流が急激に低減される
ことより発生される力によって騒音が増大される。
【0012】第三の方法が図8に示されており、この方
法は前述の論文に記載されたWu 及びPollock による
方法を反映するものである。前述の如く、電流は時点T
0 より時点T1 までに於いて相巻線Wに供給される。時
点T1 より時点Tx までの区間に於いては、電流は零電
圧の減衰に委ねられ、即ち電流を0に低減する信号は相
巻線に供給されず、このことはソフトチョッピングに対
応している。また時点Tx より時点T2 までの区間に於
いては、電流を完全に0に低減すべく強制転流信号が相
巻線に供給される。このことはハードチョッピングに対
応している。時点T1 より時点Tx までの区間は電動機
の共振時間の半分に等しい時間である。この方法の効果
は、電流がハードチョッピングのみによって0に低減さ
れる場合よりも区間T1 〜T2 に於ける電流曲線の傾斜
が緩やかになるということである。このことはリンギン
グを低減する効果を有する。この初期時間の経過後に電
流はハードチョッピングにより0に低減される。しかし
相巻線中のエネルギの一部がハードチョッピングの開始
前に消散されるので、リンギングにより発生される騒音
は小さい。この方法は有効なものではあるが、区間T1
〜T2 中に一つのソフトチョッピング時間及び一つのハ
ードチョッピング時間しか存在しないので制限される。
即ちこのことによりリンギング及び騒音を更に低減する
制御の度合が制限される。
【0013】多極SRMの相巻線W中の残留電流、即ち
テール電流の減衰を制御する本発明の制御回路が図6に
於いて符号10にて全体的に示されている。以下の説明
は電動機の一つの相についてのテール電流の減衰制御に
関するものであるが、制御回路10は電動機の全ての相
について動作し得るものである。前述の如く、相が付勢
されている間その相巻線に対し電流及び電圧が与えら
れ、電圧及び電流は相が消勢されるとその相巻線より遮
断される。次いで相巻線中の残留エネルギがその巻線に
接続される回路の構造に応じて回収又は消散される。第
一の回路構造は、相が消勢されているときに相巻線Wに
接続されてその相巻線よりエネルギを回収するバスコン
デンサCを含んでいる。コンデンサCは並列接続された
抵抗器R1及びコンデンサC2 と並列に接続されてい
る。これらの回路素子は抵抗器R2 と並列に接続されて
いる。抵抗器R1 は例えば10Ωの抵抗器であり、抵抗
器R2は100KΩの抵抗器であり、コンデンサC2 は
0.22μFのコンデンサである。抵抗器R2 は電動機
の運転が停止される際にコンデンサC内のエネルギを漸
次低減するために使用される。抵抗器R1 及びコンデン
サC2 は回路中にノイズを発生させる電圧スパイクに対
する高周波フィルタを構成している。
【0014】図6に於いては巻線WはダイオードD1 及
びD2 を介してラインL1 及びL2の間に接続された状
態で図示されている。これらのダイオード及び巻線はス
イッチ装置16のスイッチが開かれているときには強制
転流ループ、即ちエネルギ消散ループを構成する。ライ
ンL1 及びL2 は電動機へ入力される115[V]の交
流電流を整流するために使用される全波ブリッジ整流器
12の出力を横切って接続されている。ブリッジ整流器
の出力端子及びバスコンデンサは接続点14a及び14
bに於いて互いに接続されている。
【0015】テール電流の減衰を更に容易に理解し得る
よう、図4(A)はオン時間がオフ時間よりも実質的に
短いPWMゲート信号を示している。ゲート信号のオン
時間中には直流電圧が相巻線Wに印加される(図4
(B)参照)。またこの信号のオフ時間中には電圧は巻
線に印加されず、巻線はダイオードD1 を有する閉ルー
プ回路に接続され(図4(C)参照)、巻線を横切って
与えられる電流が零電圧にて減衰される。図5(A)に
於いて、相中のテール電流を減衰させるために使用され
る信号もPWM信号である。この信号のオン時間はオフ
時間よりも長い。オン時間中にはスイッチS1 が閉じら
れ、これにより巻線Wの電流はダイオードD1 を流れ
る。またこの信号のオフ時間中には巻線の両側のスイッ
チS1 及びS2が開かれる。従って巻線は電動機へ入力
される電力のアッパラインに対応するバスコンデンサC
に二つのダイオードD1 及びD2 を介して接続された状
態になる。コンデンサCはテール減衰電流にて充電され
る貯蔵コンデンサである。図5(B)及び(C)に於い
て、特に図5(B)はソフトチョッピングの回路構造を
示し、図5(C)はハードチョッピングの回路構造を示
している。
【0016】回路10は相が消勢された状態になる際に
相巻線WをコンデンサCを含む回路に接続するスイッチ
装置16を含んでいる。スイッチ装置16は第一の組の
スイッチ18と第二の組のスイッチ20とを含み、第一
の組のスイッチ18は相巻線の一方の側に接続され、第
二の組のスイッチ20は相巻線の他方の側に接続されて
いる。これら二組のスイッチは図6に於いてはMOSF
ET22として図示された二つの半導体スイッチよりな
っている。勿論本発明の範囲内にて他の半導体スイッチ
が使用されてもよい。各組のスイッチに於いては、切換
え容量を増大すべく一対のスイッチが互いに並列に接続
されている。また各MOSFETはダイオードD3 と並
列に接続された抵抗器R3 を含むゲート回路を有してい
る。各抵抗器R3 は例えば100Ωの抵抗器である。各
対のゲート入力素子の入力側は接続点24a及び24b
に於いて互いに接続されている。後に説明する如く、各
組のスイッチへの入力信号は接続点24a及び24bを
経て供給される。
【0017】電動機のロータの位置を検出する検出装置
28が設けられている。検出装置28は従来の要領にて
動作するホール効果センサ30を含んでいる。各組のス
イッチは対応する電源32及び34を有している。ホー
ル効果センサ30は第二の組のスイッチ20に対応する
電源34に接続されている。二つの電源32及び34は
互いに同様の構造を有している。各電源は降圧変圧器3
6を含み、この変圧器の一方の側は115[V]の交流
入力電源に接続されている。整流ダイオードD4 が変圧
器の出力側を横切って接続され、接続点38a及び38
bに於いて互いに接続されている。変圧され整流された
入力電圧は抵抗器R4 を介してツェナーダイオードZ1
を横切って印加される。ツェナーダイオードは第一及び
第二の組のスイッチへの入力電圧を例えば18[V]に
クランプする。各ツェナーダイオードを横切ってフィル
タコンデンサC3 が並列に接続されている。電源32の
電圧出力は第一の組のスイッチ18の対応するMOSF
ET22のゲートソースに接続され、コンデンサC3 の
一方の側は第一の組のスイッチのゲート入力側にて抵抗
器R5 を介して接続点24aに接続されている。電源3
4のコンデンサC3の一方の側は、後に説明する如く発
生される動作信号の流れを制御する制御装置42の集積
回路(IC)40に接続されている。この第二のコンデ
ンサC3 の他方の側は抵抗器R5 を介して第二の組のス
イッチ20の接続点24bに接続されている。
【0018】図6及び図7(A)に於いて、信号発生装
置44がバスコンデンサCを含む回路に相巻線Wの接続
を切換える動作信号をスイッチ装置16へ出力する。図
7(A)に示されている如く、信号発生装置44は二つ
の互いに接続されたモデルNo.555のICタイミン
グチップ46a及び46bを含んでいる。信号発生装置
44は二つのチップヘ電力を供給すべく電源34の接続
点48及び50を横切って接続されている。チップ46
aはコンデンサC4 を介して互いに接続されたピン1及
び5を有している。このチップのピン1及び8は接続点
52aに於いて入力電力の一方の側に接続されており、
特にピン1はコンデンサC5 を介して接続されている。
抵抗器R6 、ポテンショメータP1 及びコンデンサC6
を含む分圧器回路網が信号発生装置44への電力ライン
を横切って延在している。チップ46aのピン6はポテ
ンショメータの一方の側に接続されており、入力ピン7
はポテンショメータのワイパーアームに接続されてい
る。ダイオードD5 はこれらの二つのピンを横切って接
続されている。またこのチップのピン3は抵抗器R7を
介してトランジスタQ1 のベースに接続されている。ピ
ン2及び6はピン4及び8の場合と同様互いに接続され
ている。トランジスタQ1 の出力はチップ46bのピン
2に接続されている。またこのピンは抵抗器R8 を介し
て信号発生装置44への電力の一方の側に接続されてい
る。チップ46aと同様、チップ46bのピン1及び8
はコンデンサC7 を介して信号発生装置の入力電力の一
方の側に接続されている。またピン1はコンデンサC8
を介してピン5に接続されている。ピン7には抵抗器R
9 及びポテンショメータP2 を含む分圧器より導かれる
電圧が入力される。またこのチップのピン6はコンデン
サC9 を介して入力電力の他方の側に接続されている。
更にピン6及び7はピン2及び4の場合と同様互いに接
続されている。
【0019】信号発生装置46が設けられており、この
信号発生装置はパルス幅変調信号発生装置として機能
し、そのチップ46bのピン3よりの出力は制御装置4
2のIC50の入力として供給される。或いは動作信号
は図7(B)に示されている如きマイクロプロセッサ5
2により発生されてもよい。マイクロプロセッサ52は
電動機の速度、トルク等の如き種々のSRM運転パラメ
ータの関数として信号発生装置44により発生される信
号のパルス幅変調を制御するようプログラムされてい
る。またマイクロプロセッサは制御装置へ供給される動
作信号の所望の特性(周波数、デューティサイクル、振
幅等)を決定する演算に種々の検出パラメータを組み入
れるアルゴリズムにてプログラムされている。
【0020】制御装置42は電流検出装置28に応答
し、これにより信号発生装置44の動作を制御する。チ
ップ40及び50は14ピン形のチップであり、チップ
40はモデルCD4001であり、チップ50はモデル
CD4011BEである。信号発生装置44又は52の
動作信号出力はチップ50のピン13への入力として制
御装置42へ供給される。チップへの電力は接続点48
aより各チップのピン14に供給され、また接続点48
bより各チップのピン7へ供給される。ホール効果セン
サ30はチップ50の互いに接続されたピン8、9及び
スイッチ56の常開の接点54へ入力信号を出力する。
【0021】センサ30の出力は制御装置42へ出力さ
れるだけでなく、抵抗器R9 〜R11を含むベースバイア
ス回路網を介してトランジスタQ2 のベースにも出力さ
れる。トランジスタQ2 は抵抗器R12を介してオプトア
イソレータ装置58へ入力信号を出力する。オプトアイ
ソレータ装置58はモデル4N35型のアイソレータ6
0を含み、その一方の側には抵抗器R13を介して電力供
給装置32より電力が供給される。オプトアイソレータ
装置58はバイアス抵抗器R14を介してトランジスタQ
3 のスイッチングを制御する。トランジスタQ3 の状態
は第一の組のスイッチ18のMOSFET22への電力
の供給を制御する。第一の組のスイッチ18はそれらの
スイッチがオン又はオフの何れかであるよう操作され
る。これらのスイッチは相が付勢されているときには閉
じられ、相が消勢状態にあるときには開かれる。
【0022】制御装置42はホール効果センサ30の出
力に応答し、信号発生装置44により供給される動作信
号が相が付勢されているときには一組の信号特性を有
し、相が消勢されているときには他の一組の信号特性を
有するよう、信号特性を制御する。制御装置42は相が
消勢された状態になったことを示すホール効果センサ3
0よりの出力に応答し、動作信号のデューティサイクル
を逆転する。かくして相が付勢されているときに動作信
号が10%オン、90%オフであるならば、ホール効果
センサが相が消勢されていることを示すときには、チッ
プ50のピン8及び9へ供給される信号により制御装置
は90%オン、10%オフの動作信号を出力する。相が
再度付勢された状態になると、ホール効果センサの出力
によりデューティサイクルが元のサイクルに戻される。
任意の時点に於けるオン時間とオフ時間との比率は区間
ごとに異なる。またマイクロプロセッサは電動機がある
所定の条件(例えば所定の電動機速度範囲)下にあると
きには、制御装置が特定の組の特性を発生し、これによ
りオン時間及びオフ時間が逆転されても動作信号が所望
の特性を有するよう、制御回路の動作に陵駕することが
できる。
【0023】逆転されたPWM動作信号はチップ40の
ピン3に於いて発生される。この信号はベース抵抗器R
15を介してトランジスタQ4 のベースへ供給される。こ
のトランジスタの出力は接続点24bに於いて第二の組
のスイッチ20のMOSFET22のゲート入力へ供給
される。動作信号はオン部分とオフ部分とを有するの
で、この信号は第二の組のスイッチ20の素子がテール
電流減衰のハードチョッピング部分及びソフトチョッピ
ング部分を交互に与えるよう、第二の組のスイッチの素
子を効果的に制御する。従って上述のハードチョッピン
グ部分及びソフトチョッピング部分の両方を発生する一
組のスイッチによりテール電流の零電圧の電流チョッピ
ングによる消散が行われる。このことが図9(A)及び
(B)に図示されている。時点T1 に於いては零電圧の
最初のソフトチョッピング区間が存在し、その後に継続
時間の短いハードチョッピング区間が存在する。図9
(A)より解る如く、このプロセスはテール電流が0に
低減されるまで繰り返される。継続時間の長いソフトチ
ョッピング区間は動作信号の長いオン時間に対応し、継
続時間の短いハードチョッピング区間は動作信号の短い
オフ時間に対応している。尚図9(A)及び(B)に示
された継続時間の関係は例示に過ぎない。
【0024】以上の説明より、制御回路10の一組の動
作特性は特定のPWM周波数に対する動作信号のデュー
ティサイクルが逆転したものであることが理解されよ
う。しかしPWM信号を発生するマイクロプロセッサ5
2によれば、テール電流の減衰時間内に於いてデューテ
ィサイクル、周波数、又はこれらの両方を変更すること
が可能である。図11(A)乃至図11(D)には、一
つの区間に於けるソフトチョッピング部分及びハードチ
ョッピング部分が残留電流が0まで減衰する幾つかの区
間全体に亘り制御されるよう、デューティサイクル又は
周波数又はそれらの両方が変更される幾つかの例が示さ
れている。周波数及びデューティサイクルの両方を変更
し得ることは重要である。何故ならば、かかる変更を行
い得ることにより電流曲線の傾斜を高度に制御し、これ
により残留電流の減衰中に電動機に対する騒音制御を良
好に行うことができるからである。図11(A)の制御
方法に於いては、各区間Iに於けるPWM動作信号のデ
ューティサイクルは一定である。従って電流減衰時間T
1 〜T2 全体に亘り各デューティサイクルのオン部分は
一定である。
【0025】図11(B)に於いては、区間Iは一定で
あるが、デューティサイクルは区間毎に変化している。
このことにより例えばソフトチョッピング部分を一連の
区間毎に順次短くし、ハードチョッピング部分を順次長
くすることができる。
【0026】図11(C)に於いては、例えば区間I1
が区間I2 よりも長くなるよう各区間の継続時間は変更
可能である。しかしデューティサイクルは一定であり、
従ってたとえ各区間のソフトチョッピング部分及びハー
ドチョッピング部分が互いに異なる長さであっても、こ
の二つの部分の長さの比は電流減衰時間全体に亘り一定
である。
【0027】更に図11(D)に於いては、PWM動作
信号の区間I及びデューティサイクルの両者が可変であ
る。前述の如く電流減衰を制御するために選択される特
定のPWM特性はSRMの特定の運転条件の関数であ
り、従って相が消勢された状態になる度毎に特定の組の
特性が使用されてもよく、或いは相が消勢された状態に
なる度毎に異なる組の特性が選択されてもよい。
【0028】ハードチョッピング及びソフトチョッピン
グが行われる実際の区間に拘らず、信号の周波数は電動
機の共振周波数の少なくとも2倍である。このことによ
り電動機のフレームに於ける共振に起因して騒音が発生
されることが防止される。制御回路10はテール電流を
効果的に減衰させるだけでなく、電動機の騒音を約50
dBのレベルより約10dB低減することが判った。更に制
御回路10は二相SRMや三相SRMを含む種々のSR
Mに使用可能であることが判っている。
【0029】以上に於いてはSRMに於けるテール電流
の減衰を制御する制御回路について説明した。この制御
回路は電動機の騒音を現状のSRMに於ける50dBのレ
ベルより少なくとも10dB低減するようテール電流の減
衰を制御する。図10に於いて破線の曲線にて示されて
いる如く、制御回路10が使用される場合に於ける電動
機のリンギングは従来のリンギングのレベルより大きく
低減される。このことを達成すべく、制御回路は一つの
ゲート駆動のみによってハードチョッピングによる電流
減衰制御とソフトチョッピングによる電流減衰制御とを
組み合わせる。制御回路は12−6型の二相SRM及び
6−4型の三相SRMを含む二相及び三相両方のSRM
に使用可能である。また制御回路はSRMの各相の間に
於ける全ての相切換えを制御するPWM型の制御装置に
容易に組み込むことができるものである。制御回路はそ
の動作の一部として、相が消勢されているときに於ける
電流を制御するために使用されるPWM信号のパルス幅
を逆転し、このことにより相が消勢されている間にテー
ル電流を0に低減することが補助される。制御回路は二
組のスイッチを使用し、一方の組のスイッチは電動機の
相が切換えられる際に開閉され、他方の組のスイッチは
PWM信号により制御される。相が付勢状態より消勢状
態に切換えられる際にPWM信号のオン部分及びオフ部
分を逆転することは制御回路の一つの特徴である。制御
回路はスイッチのPWM変調を使用してテール電流によ
り充電されるバスコンデンサを含む経路に相巻線の接続
を切換える。SRMに於いて騒音を発生する通常の楕円
変形力は電動機の高速運転時には低いので、制御回路は
特に低速且つ高トルクにて運転しているSRMに於ける
騒音を低減する点に於いて効果的である。このことは、
制御回路が周波数及びデューティサイクルの両方を変更
し、これによりソフトチョッピング及びハードチョッピ
ングの比率を所望の比率に制御することによる。また制
御回路は電動機の共振周波数の少なくとも2倍の周波数
にて動作する。更に制御回路はSRMの全運転範囲に亘
り騒音を低減する低廉にして信頼性の高い手段を与え
る。
【0030】以上の説明より、本発明の幾つかの目的が
達成され、他の有利な結果が得られることが理解されよ
う。
【0031】以上に於いては本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明はかかる実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施
例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】SRMの一つの相に於ける電流波形を示すグラ
フであり、電流波形のテール電流の減衰を示している。
【図2】(A)及び(B)はそれぞれSRMの相電流波
形及び電圧波形を示すグラフであり、SRMのための電
流制御装置のソフトチョッピング動作を示している。
【図3】(A)及び(B)はそれぞれ電流制御装置のハ
ードチョッピング動作のための相電流波形及び電圧波形
を示す図2と同様のグラフである。
【図4】(A)はSRMの一つの相の付勢中に於けるソ
フトチョッピングに使用されるゲート信号を示し、
(B)及び(C)は電流減衰のオン部分及びオフ部分の
ための回路を示している。
【図5】(A)は電動機の相消勢モード中に使用される
逆転されたゲート信号を示し、(B)及び(C)はそれ
ぞれ電流減衰のためのソフトチョッピング回路及びハー
ドチョッピング回路を示している。
【図6】本発明のテール電流減衰回路の第一の実施例を
示すブロック線図である。
【図7】(A)はテール電流のハードチョッピング及び
ソフトチョッピングを行うために使用される動作信号を
発生するための信号発生モジュールの一部を示すブロッ
ク線図であり、(B)はハードチョッピング及びソフト
チョッピングを行うために使用される動作信号を発生す
るパルス幅変調機能を備えたマイクロプロセッサを示し
ている。
【図8】従来のテール電流減衰法を示す図1と同様のグ
ラフである。
【図9】(A)は本発明が組み込まれたテール電流減衰
法を示す図1と同様のグラフであり、(B)は(A)に
示されたグラフの一部を示す拡大図である。
【図10】本発明により達成可能な電動機のリンギング
の低減を示すグラフである。
【図11】電流減衰を制御するPWM信号の種々の周波
数及びデューティサイクルの組み合わせを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10…制御回路 12…全波ブリッジ整流器 16…スイッチ装置 22…MOSFET 28…検出装置 30…ホール効果センサ 32、34…電源 36…降圧変圧器 42…制御装置 44…信号発生装置 52…マイクロプロセッサ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単相又は多相SRMに於ける残留電流の減
    衰を制御する制御回路にして、 前記SRMの巻線に流れる電流、前記巻線により表され
    る相が付勢されているときに前記巻線に流入する電流、
    前記相が消勢された状態になるときに前記巻線への流入
    を終了する電流を測定する検出装置と、 前記相が付勢されているときには前記巻線へ電流を導
    き、前記相が消勢されているときには前記巻線中のエネ
    ルギを回収し又は消散させるスイッチ装置と、 前記電流及び前記エネルギの回収又は消散を制御する動
    作信号を前記スイッチへ供給する信号発生装置と、 前記検出装置に応答し、相が付勢されているか否かによ
    って異なる動作特性を有する動作信号を出力し、これに
    より前記相が消勢された状態になるときにはエネルギの
    回収又は消散を容易にする制御装置であって、前記動作
    信号の周波数若しくはデューティサイクルを制御して電
    流の減衰速度及び電動機の騒音を制御する制御装置と、
    を含む制御回路。
  2. 【請求項2】請求項1の制御回路に於いて、前記スイッ
    チ装置は二組のスイッチを含み、前記二組のスイッチは
    前記相巻線の両側に設けられており、一方の組のスイッ
    チは前記相が付勢されているときには閉じられ、前記相
    が消勢されているときには開かれることを特徴とする制
    御回路。
  3. 【請求項3】請求項2の制御回路に於いて、他方の組の
    スイッチは前記信号発生装置よりの前記動作信号により
    制御され、これにより前記他方の組のスイッチの動作は
    前記動作信号の信号特性の関数として制御されることを
    特徴とする制御回路。
  4. 【請求項4】請求項3の制御回路に於いて、前記信号発
    生装置は出力信号のパルス幅が前記SRMの運転特性の
    関数であるPWM信号発生器を含んでいることを特徴と
    する制御回路。
  5. 【請求項5】請求項4の制御回路に於いて、前記制御回
    路は更に前記相巻線と並列に接続されたコンデンサであ
    って、前記相が消勢された状態になるときに前記相巻線
    中の電流により充電されエネルギの一部を回収するコン
    デンサを含んでいることを特徴とする制御回路。
  6. 【請求項6】請求項5の制御回路に於いて、前記制御装
    置は前記相が消勢された状態になるときには前記検出装
    置よりの入力に応答し、これにより前記信号発生装置に
    より発生されるPWM動作信号のパルス幅を前記相が付
    勢されているときに発生される動作信号のパルス幅より
    逆転させることを特徴とする制御回路。
  7. 【請求項7】請求項6の制御回路に於いて、前記制御装
    置は1パルスサイクルの一部に於いて前記残留電流のソ
    フトチョッピングを行い前記1パルスサイクルの残りの
    部分に於いてハードチョッピングを行う動作信号を発生
    するよう前記信号発生装置を駆動することを特徴とする
    制御回路。
  8. 【請求項8】請求項7の制御回路に於いて、前記制御回
    路は更にPWM信号が供給されるゲート装置を含み、前
    記ゲート装置は前記信号発生装置により発生されたPW
    M信号より各組のスイッチための制御信号を導き出し、
    前記相が消勢されているときには前記一方の組のスイッ
    チを開き、前記PWM信号の特性に従って前記他方の組
    のスイッチの開閉を制御することを特徴とする制御回
    路。
  9. 【請求項9】請求項3の制御回路に於いて、前記二組の
    スイッチはそれぞれ並列に接続された一対の半導体スイ
    ッチを含んでいることを特徴とする制御回路。
  10. 【請求項10】請求項9の制御回路に於いて、前記制御
    回路は更に各組のスイッチのための電源装置を含み、各
    電源装置は前記SRMへ供給されるライン電圧を降圧す
    る変圧装置と、降圧電圧を制御する電圧制御装置とを含
    んでいることを特徴とする制御回路。
  11. 【請求項11】請求項1の制御回路に於いて、前記制御
    回路は更に前記巻線へ供給される相電圧を全波整流する
    整流装置を含んでいることを特徴とする制御回路。
  12. 【請求項12】請求項1の制御回路に於いて、前記検出
    装置はホール効果センサであることを特徴とする制御回
    路。
  13. 【請求項13】請求項1の制御回路に於いて、前記制御
    装置は前記SRMの運転特性に関する入力を受け、前記
    信号発生装置により発生される前記動作信号の信号特性
    を前記入力の関数として制御するマイクロプロセッサを
    含んでいることを特徴とする制御回路。
  14. 【請求項14】相が付勢される各区間中には電流及び電
    圧が巻線に供給され、前記相が消勢された状態になると
    きには電圧及び電流が前記巻線より遮断され、前記巻線
    中のエネルギが回収され又は零電圧の条件下にて消散さ
    れる単相又は多相SRMの巻線に於けるテール電流の減
    衰を制御するテール電流減衰制御装置にして、 前記巻線より回収されるエネルギを貯蔵するバスコンデ
    ンサと、 前記相が消勢された状態になるときには前記コンデンサ
    を含む回路に前記巻線を接続するスイッチ装置であっ
    て、二組のスイッチを含み、一方の組のスイッチは前記
    巻線の一方の側に接続され、他方の組のスイッチは前記
    巻線の他方の側に接続されたスイッチ装置と、 前記巻線と並列に接続されたエネルギ消散装置と、 前記電動機のロータの位置を検出する検出装置と、 前記バスコンデンサを含む回路と前記エネルギ消散装置
    を含む回路に交互に前記巻線の接続を切換える動作信号
    を前記スイッチ装置へ出力する信号発生装置であって、
    前記動作信号は前記一方の組のスイッチの状態を制御し
    て電流のハードチョッピング及びソフトチョッピングの
    両方を行うために使用される信号発生装置と、 前記検出装置に応答して前記信号発生装置の動作を制御
    し、相が付勢されているときには一組の信号特性を有し
    前記相が消勢されているときには他の一組の信号特性を
    有する動作信号を発生し、これにより前記テール電流の
    零電圧のエネルギ回収及び消散を行うよう前記信号発生
    装置の動作を制御する制御装置であって、前記動作信号
    の周波数及びデューティサイクルの両方を制御して前記
    テール電流の前記エネルギの回収及び消散を行うと共に
    前記電動機の騒音を低減する制御装置と、を含むテール
    電流減衰制御装置。
  15. 【請求項15】請求項14のテール電流減衰制御装置に
    於いて、前記制御装置は前記テール電流の減衰期間中に
    は前記一方の組のスイッチを閉じられた状態に維持し、
    前記他方の組のスイッチへ供給される動作信号のパルス
    幅により制御される割合にて前記他方の組のスイッチを
    開位置と閉位置との間に切換え、これにより前記スイッ
    チが閉じられているときには前記テール電流がソフトチ
    ョッピングされ、前記スイッチが開かれているときには
    前記テール電流がハードチョッピングされるよう前記信
    号発生装置を制御することを特徴とするテール電流減衰
    制御装置。
  16. 【請求項16】請求項15のテール電流減衰制御装置に
    於いて、前記信号発生装置は出力信号のパルス幅が前記
    SRMの運転特性の関数であるPWM信号発生器を含ん
    でおり、前記制御装置は前記相が消勢された状態になる
    ときには前記検出装置よりの入力に応答し、これにより
    前記信号発生装置により発生されるPWM動作信号のデ
    ューティサイクルを前記相が付勢されているときに発生
    される動作信号のデューティサイクルより逆転させるこ
    とを特徴とするテール電流減衰制御装置。
  17. 【請求項17】請求項16のテール電流減衰制御装置に
    於いて、前記制御回路は更にPWM信号が供給される各
    組のスイッチためのゲート装置を含み、前記ゲート装置
    は前記PWM動作信号より各組のスイッチための制御信
    号を導き出し、前記相が消勢されているときには前記一
    方の組のスイッチを開き、前記PWM信号の特性に従っ
    て前記他方の組のスイッチの開閉を制御することを特徴
    とするテール電流減衰制御装置。
  18. 【請求項18】請求項14のテール電流減衰制御装置に
    於いて、前記検出装置はホール効果センサであることを
    特徴とするテール電流減衰制御装置。
  19. 【請求項19】請求項14のテール電流減衰制御装置に
    於いて、前記制御装置は前記SRMの運転特性に関する
    入力を受け、前記信号発生装置により発生される前記動
    作信号の信号特性を前記入力の関数として制御するマイ
    クロプロセッサを含み、前記マイクロプロセッサは前記
    PWM信号の周波数及びデューティサイクルの両方を調
    節することを特徴とするテール電流減衰制御装置。
  20. 【請求項20】相が付勢されている各区間中には電流及
    び電圧が相巻線に供給され、前記相が消勢された状態に
    なるときには電圧及び電流が前記相巻線より遮断され、
    前記相が消勢された状態になるときに前記相巻線中に残
    存するエネルギが零電圧の条件下にて回収され又は消散
    されなければならない単相又は多相SRMの相巻線に於
    ける電流の減衰を制御する方法にして、 前記相が消勢された状態にある間にエネルギを回収すべ
    く電流を貯蔵するバスコンデンサを含むエネルギ回収回
    路に前記相巻線の接続を切換える工程であって、一方の
    組のスイッチが前記相巻線の一方の側に接続され、他方
    の組のスイッチが前記相巻線の他方の側に接続された二
    組のスイッチの切換えを含む工程と、 前記相巻線の接続を前記エネルギ回収回路とエネルギの
    一部を消散させるエネルギ消散回路との間にて交互に切
    換える工程であって、前記相巻線は制御された態様にて
    電流を減衰させるべく複数の区間に亘り前記二つの回路
    の間に切換えられる工程と、 前記相が消勢された状態にある間に前記電動機のロータ
    の位置を検出する工程と、 前記エネルギ回収回路と前記エネルギ消散回路との間に
    前記相巻線の接続を切換える動作信号を発生しそれを前
    記他方の組のスイッチへ供給する工程と、 前記相が消勢されている区間全体に亘り前記一方の組の
    スイッチが閉じられた状態に維持され、前記他方の組の
    スイッチが動作信号の信号特性により決定される変調周
    波数にて開位置と閉位置との間に切換えられるよう、前
    記動作信号にて前記他方の組のスイッチの動作を制御す
    る工程であって、前記二組のスイッチが閉じられている
    各区間中にはテール電流がハードチョッピングされ、前
    記一方の組のスイッチが閉じられ且つ前記他方の組のス
    イッチが開かれている各区間中にはテール電流がソフト
    チョッピングされ、これにより前記電動機の騒音を低減
    するよう制御される零電圧の電流減衰を行う工程と、を
    含む方法。
  21. 【請求項21】請求項20の方法に於いて、前記動作信
    号を発生する前記工程はパルス幅及び周波数が前記SR
    Mの運転特性の関数であるPWM動作信号を発生する工
    程を含んでいることを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】請求項21の方法に於いて、前記他方の
    組のスイッチの動作を制御する前記工程は信号発生装置
    により発生されるPWM動作信号のデューティサイクル
    を前記相が付勢されている場合に於ける前記動作信号の
    デューティサイクルより逆転させる工程を含んでいるこ
    とを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】請求項21の方法に於いて、前記ロータ
    の位置を検出する前記工程はホール効果センサにて検出
    することを含んでいることを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】請求項20の方法に於いて、前記方法は
    更に前記SRMの運転特性に関する入力を受けるマイク
    ロプロセッサにて前記動作信号の信号特性を制御するこ
    とを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】相が付勢されているときには電流が巻線
    に供給され、前記相が消勢された状態になるときには残
    留電流が前記巻線中に残留する単相又は多相SRMの巻
    線中の残留電流を減衰せる方法にして、 前記残留電流により表されるエネルギの一部を回収する
    エネルギ回収回路である第一の回路と、前記残留電流に
    より表されるエネルギの一部を消散させるエネルギ消散
    回路である第二の回路との間に前記巻線の接続を切換え
    る工程と、 前記電動機に於けるリンギングを最小限に抑えて前記電
    動機の騒音を低減しつつ前記残留電流が0まで減衰され
    るよう、制御された態様にて前記エネルギ回収回路と前
    記エネルギ消散回路との間に於ける前記巻線の接続の切
    換えを制御する工程であって、前記巻線が各区間の一部
    に於いて一方の回路に切換えられ各区間の残りの部分に
    於いて他方の回路に切換えられるよう前記巻線の接続を
    複数の区間に亘り前記二つの回路の間に切換えることを
    含み、各区間の継続時間及び前記巻線の接続が前記一方
    の回路又は前記他方の回路に切換えられる各区間中の一
    部の継続時間は所定の要領にて変更可能である工程と、
    を含む方法。
  26. 【請求項26】請求項25の方法に於いて、前記二つの
    回路の間に於ける前記巻線の接続の切換えを制御する前
    記工程はPWM動作信号にて前記巻線の切換えを達成す
    るために使用される少なくとも一つのスイッチを制御す
    る工程を含み、前記PWM動作信号の周波数及びデュー
    ティサイクルは前記巻線が前記二つの回路に接続される
    各区間の長さ及び前記巻線が一方の回路又は他方の回路
    に接続される各区間内の一部の長さ、前記PWM動作信
    号のデューティサイクル、又はこれらの両方の何れかを
    変更し得るよう変更可能であることを特徴とする方法。
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KR101538494B1 (ko) * 2013-12-12 2015-07-29 주식회사 에스엔이노베이션 스위칭 릴럭턴스 모터 제어 장치
WO2020012680A1 (ja) * 2018-07-12 2020-01-16 株式会社ミツバ モータ制御装置およびモータ制御方法

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