JPH0996720A - 光学装置 - Google Patents
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- JPH0996720A JPH0996720A JP7252626A JP25262695A JPH0996720A JP H0996720 A JPH0996720 A JP H0996720A JP 7252626 A JP7252626 A JP 7252626A JP 25262695 A JP25262695 A JP 25262695A JP H0996720 A JPH0996720 A JP H0996720A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の波長の光を波長毎に合成または分離す
る光学装置の小型化、低コスト化を図る。 【解決手段】 光源1,2の光軸を平行とし、近接し
て、光学素子3−1,3−2の同一の側に配置する。光
学素子3−2の反射面3bを透過した、光源1の発生す
る波長λ1の光を、波長選択性のある光学素子3−1の
反射面3aで反射させ、光学素子3−2の反射面3bを
透過させ、反射面3bで反射された、光源2の発生する
波長λ2の光と合成する。
る光学装置の小型化、低コスト化を図る。 【解決手段】 光源1,2の光軸を平行とし、近接し
て、光学素子3−1,3−2の同一の側に配置する。光
学素子3−2の反射面3bを透過した、光源1の発生す
る波長λ1の光を、波長選択性のある光学素子3−1の
反射面3aで反射させ、光学素子3−2の反射面3bを
透過させ、反射面3bで反射された、光源2の発生する
波長λ2の光と合成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学装置に関し、特
に複数の波長帯域の光を合成または分離する光学装置に
関する。
に複数の波長帯域の光を合成または分離する光学装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複数の波長帯域の光を合成または
分離する装置の構成を、それぞれ図27または図28に
示す。図27において、第1の光源1からは波長λ1の
光が出射され、第2の光源2からは波長λ2の光が出射
される。第1の光源1の光軸と第2の光源2の光軸とは
直交しており、両光軸の交点には45度の角度に光学素
子3が配置されている。光学素子3は、ガラス板などの
表面に波長選択性のある光学多層膜を形成して構成され
ており、波長λ1の光を透過し、波長λ2の光を反射す
る。
分離する装置の構成を、それぞれ図27または図28に
示す。図27において、第1の光源1からは波長λ1の
光が出射され、第2の光源2からは波長λ2の光が出射
される。第1の光源1の光軸と第2の光源2の光軸とは
直交しており、両光軸の交点には45度の角度に光学素
子3が配置されている。光学素子3は、ガラス板などの
表面に波長選択性のある光学多層膜を形成して構成され
ており、波長λ1の光を透過し、波長λ2の光を反射す
る。
【0003】第1の光源1と光学素子3の間にはコリメ
ートレンズ4が配置され、第2の光源2と光学素子3と
の間には、コリメートレンズ5が配置されており、光源
1,2から出射する光をそれぞれ平行光として光学素子
3に入射する。そして、光学素子3により波長λ1の光
を透過し、波長λ2の光を反射して、同一光軸上に合成
する。
ートレンズ4が配置され、第2の光源2と光学素子3と
の間には、コリメートレンズ5が配置されており、光源
1,2から出射する光をそれぞれ平行光として光学素子
3に入射する。そして、光学素子3により波長λ1の光
を透過し、波長λ2の光を反射して、同一光軸上に合成
する。
【0004】図28の例においては、波長λ1及び波長
λ2の合成光を分離するために、合成された光の光軸上
に前述したものと同様に波長選択性のある光学素子3を
45度の角度に配置し、コリメートレンズ11により合
成光を平行光として光学素子3に入射する。合成光のう
ちの波長λ1の光は光学素子3を透過して直進し、集光
レンズ12により第1の受光素子13上に集光される。
また、波長λ2の光は光学素子3で反射され、直角方向
に進み、集光レンズ14により第2の受光素子15上に
集光される。このようにして、合成光を波長λ1とλ2の
光に分離する。
λ2の合成光を分離するために、合成された光の光軸上
に前述したものと同様に波長選択性のある光学素子3を
45度の角度に配置し、コリメートレンズ11により合
成光を平行光として光学素子3に入射する。合成光のう
ちの波長λ1の光は光学素子3を透過して直進し、集光
レンズ12により第1の受光素子13上に集光される。
また、波長λ2の光は光学素子3で反射され、直角方向
に進み、集光レンズ14により第2の受光素子15上に
集光される。このようにして、合成光を波長λ1とλ2の
光に分離する。
【0005】図29に他の従来例の構成を示す。この例
は、合成する光を3つにした場合を表している。すなわ
ちこの例では、光源1が発生する波長λ1の光と、光源
2が発生する波長λ2の光が、光学素子3−1で合成さ
れた後、光学素子3−2に入射される。そして、光学素
子3−2は、光学素子3−1から入射された光を、光源
6が発生し、コリメートレンズ5−2を介して入射され
る波長λ3の光と合成し、レンズ7を介して出射する。
は、合成する光を3つにした場合を表している。すなわ
ちこの例では、光源1が発生する波長λ1の光と、光源
2が発生する波長λ2の光が、光学素子3−1で合成さ
れた後、光学素子3−2に入射される。そして、光学素
子3−2は、光学素子3−1から入射された光を、光源
6が発生し、コリメートレンズ5−2を介して入射され
る波長λ3の光と合成し、レンズ7を介して出射する。
【0006】このようにして3つの波長帯域の光を合成
した光を、元の3つの波長帯域の光に分離する構成の図
示は省略するが、光は可逆性を有するため、通常、図2
9における光源の位置に受光素子を配置して構成され
る。
した光を、元の3つの波長帯域の光に分離する構成の図
示は省略するが、光は可逆性を有するため、通常、図2
9における光源の位置に受光素子を配置して構成され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された従来の複数の波長の光を波長毎に合成
または分離する光学装置においては、光学素子3に対し
て光を2方向から入射し、または2方向へ出射するもの
であるため、光源1,2,6または受光素子13,15
が離れた位置に配置され、装置が大型化する課題があっ
た。
ように構成された従来の複数の波長の光を波長毎に合成
または分離する光学装置においては、光学素子3に対し
て光を2方向から入射し、または2方向へ出射するもの
であるため、光源1,2,6または受光素子13,15
が離れた位置に配置され、装置が大型化する課題があっ
た。
【0008】また、従来の光学素子3(3−1,3−
2)は、光の入射角によって反射率または透過率が変化
するため、光学素子3へ入射する光を平行光としなけれ
ばならず、コリメートレンズ4,5,11や集光レンズ
12,14が必要となる。その結果、装置が大型化し、
コストが増大するという課題があった。
2)は、光の入射角によって反射率または透過率が変化
するため、光学素子3へ入射する光を平行光としなけれ
ばならず、コリメートレンズ4,5,11や集光レンズ
12,14が必要となる。その結果、装置が大型化し、
コストが増大するという課題があった。
【0009】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、複数の波長の光を合成分離する小型で安価な装
置を提供することを目的とする。
もので、複数の波長の光を合成分離する小型で安価な装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明による光学装置
は、第1の波長帯域の光(例えば図1の第1の光源1の
発生する波長λ1の光)と、第1の波長帯域とは異なる
第2の波長帯域の光(例えば図1の第2の光源2の発生
する波長λ2の光)を光学素子(例えば図1の光学素子
3)で合成して出射する光学装置において、光学素子
は、第1の波長帯域の光を反射する第1の反射面(例え
ば図1の第1の反射面3a)と、第1の波長帯域の光を
透過するとともに、第2の波長帯域の光を反射して、第
1の反射面で反射された第1の波長帯域の光と実質的に
同一の方向に出射する第2の反射面(例えば図1の第2
の反射面3b)とを備えることを特徴とする。第1の波
長帯域の光と第2の波長帯域の光とが同一の方向に出射
されることにより、両光が合成される。反射面は3つ以
上設けて3つ以上の波長帯域の光を合成することもでき
る。また、ある波長帯域の光はどの反射面も透過するよ
うにして、全部の反射面を透過する光といずれかの反射
面で反射される光とを合成するようにしてもよい。
は、第1の波長帯域の光(例えば図1の第1の光源1の
発生する波長λ1の光)と、第1の波長帯域とは異なる
第2の波長帯域の光(例えば図1の第2の光源2の発生
する波長λ2の光)を光学素子(例えば図1の光学素子
3)で合成して出射する光学装置において、光学素子
は、第1の波長帯域の光を反射する第1の反射面(例え
ば図1の第1の反射面3a)と、第1の波長帯域の光を
透過するとともに、第2の波長帯域の光を反射して、第
1の反射面で反射された第1の波長帯域の光と実質的に
同一の方向に出射する第2の反射面(例えば図1の第2
の反射面3b)とを備えることを特徴とする。第1の波
長帯域の光と第2の波長帯域の光とが同一の方向に出射
されることにより、両光が合成される。反射面は3つ以
上設けて3つ以上の波長帯域の光を合成することもでき
る。また、ある波長帯域の光はどの反射面も透過するよ
うにして、全部の反射面を透過する光といずれかの反射
面で反射される光とを合成するようにしてもよい。
【0011】この発明による光学装置は、また、第1の
波長帯域の光を発生する第1の発光手段と第2の波長帯
域の光を発生する第2の発光手段とを含んで構成され
る。必要に応じてこれらの発光手段から発せられる光の
波長帯域を制限する波長フィルタ(制限手段)が設けら
れ、発光手段が発生する光の波長の広がりや変動があっ
ても、光学素子による光の合成が妨げられないようにさ
れる。
波長帯域の光を発生する第1の発光手段と第2の波長帯
域の光を発生する第2の発光手段とを含んで構成され
る。必要に応じてこれらの発光手段から発せられる光の
波長帯域を制限する波長フィルタ(制限手段)が設けら
れ、発光手段が発生する光の波長の広がりや変動があっ
ても、光学素子による光の合成が妨げられないようにさ
れる。
【0012】光学素子の反射面の配置順序は、光が各反
射面を透過するときの損失を考慮して、光量の大きな波
長の光が奥(光の進行方向についてその手前に他の反射
面がある)の反射面で、光量の小さな波長の光が手前の
反射面で反射されるようにするのが望ましい。
射面を透過するときの損失を考慮して、光量の大きな波
長の光が奥(光の進行方向についてその手前に他の反射
面がある)の反射面で、光量の小さな波長の光が手前の
反射面で反射されるようにするのが望ましい。
【0013】この発明による光学装置は、さらに受光手
段を備えることによって以下に例示する種々の応用装置
の一部として使用することができる。
段を備えることによって以下に例示する種々の応用装置
の一部として使用することができる。
【0014】応用装置のその1は、物体に光を照射し、
物体からの光を受光して物体の色情報を利用する検出装
置の照射光の多波長合成部に、この発明による光学装置
を使用したものである。ここでいう「色情報を利用する
検出装置」は、その代表的なものは色を表す信号(3刺
激値等)を出力したり、色を表す信号に基づく判別等の
処理を内部で行う装置(例えば色識別装置)であるが、
色彩学でいう「色」の情報が完全には得られない場合も
含めて、波長分布に関する情報を利用する装置(例えば
2波長の受光量に所定の変化があれば、そのことによっ
て地色と異なる色のマークがあることを知らせるカラー
マークセンサ)を広く含む概念として使用する。望まし
い実施形態は、光ファイバを用いてその一端に発光手
段、他端に光学素子を含むヘッド部を設けたものであ
り、ヘッド部の構成を例えば図15のようにすることに
より、非常に小型で取り付け性もよくなる。
物体からの光を受光して物体の色情報を利用する検出装
置の照射光の多波長合成部に、この発明による光学装置
を使用したものである。ここでいう「色情報を利用する
検出装置」は、その代表的なものは色を表す信号(3刺
激値等)を出力したり、色を表す信号に基づく判別等の
処理を内部で行う装置(例えば色識別装置)であるが、
色彩学でいう「色」の情報が完全には得られない場合も
含めて、波長分布に関する情報を利用する装置(例えば
2波長の受光量に所定の変化があれば、そのことによっ
て地色と異なる色のマークがあることを知らせるカラー
マークセンサ)を広く含む概念として使用する。望まし
い実施形態は、光ファイバを用いてその一端に発光手
段、他端に光学素子を含むヘッド部を設けたものであ
り、ヘッド部の構成を例えば図15のようにすることに
より、非常に小型で取り付け性もよくなる。
【0015】応用装置のその2は、物体に光を照射し、
物体からの光を受光して、物体の有無または表面状態を
検出する多波長光電センサにおいて、物体に照射する多
波長のうち、一部の波長の光を反射し他の波長の光を吸
収する反射吸収手段を備えるものであって、照射光の多
波長合成部にこの発明による光学装置を使用したもので
ある。
物体からの光を受光して、物体の有無または表面状態を
検出する多波長光電センサにおいて、物体に照射する多
波長のうち、一部の波長の光を反射し他の波長の光を吸
収する反射吸収手段を備えるものであって、照射光の多
波長合成部にこの発明による光学装置を使用したもので
ある。
【0016】応用装置のその3は、画像に対応してそれ
ぞれ変調された多波長の光を走査してスクリーンに投影
することにより画像を表示する画像表示装置の多波長合
成部にこの発明による光学装置を使用したものである。
ぞれ変調された多波長の光を走査してスクリーンに投影
することにより画像を表示する画像表示装置の多波長合
成部にこの発明による光学装置を使用したものである。
【0017】応用装置のその4は、原稿に光を照射し、
原稿からの光を受光して、原稿に対して相対的に移動し
つつ原稿上の画像を入力する画像入力装置の、原稿上の
画像に対応する信号を検出する部分に上記応用装置その
1の検出装置を用いるものであり、検出装置の処理手段
は原稿の色に対応する信号を出力するように構成されて
いる。
原稿からの光を受光して、原稿に対して相対的に移動し
つつ原稿上の画像を入力する画像入力装置の、原稿上の
画像に対応する信号を検出する部分に上記応用装置その
1の検出装置を用いるものであり、検出装置の処理手段
は原稿の色に対応する信号を出力するように構成されて
いる。
【0018】この発明による光学装置の最初に述べたも
のにおいて、発光手段に替えて受光手段を置き、光線の
進む向きを逆転させて使用すれば、異なる波長帯域の光
が合成された光を各波長帯域毎に分離して受光する光学
装置となる。この光学装置も多波長を利用する種々の応
用装置において使用することができる。
のにおいて、発光手段に替えて受光手段を置き、光線の
進む向きを逆転させて使用すれば、異なる波長帯域の光
が合成された光を各波長帯域毎に分離して受光する光学
装置となる。この光学装置も多波長を利用する種々の応
用装置において使用することができる。
【0019】以上のいずれの光学装置およびその応用装
置においても、小型で低コストとすることができるとい
う効果を得ることができる。
置においても、小型で低コストとすることができるとい
う効果を得ることができる。
【0020】各光学装置および応用装置の詳細について
は以下の実施の形態において説明する。
は以下の実施の形態において説明する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光学装置の実施例
を図面を参照して説明する。
を図面を参照して説明する。
【0022】図1乃至図13に本発明の光学装置の各実
施例の構成を示す。これらの図において、図27乃至図
29に示す従来例と対応する部分には同一の符号を付し
てあり、その説明は適宜省略する。
施例の構成を示す。これらの図において、図27乃至図
29に示す従来例と対応する部分には同一の符号を付し
てあり、その説明は適宜省略する。
【0023】図1に本発明の第1の実施例の構成を示
す。図1において、それぞれ平行平面板により構成され
ている2つの光学素子3−1と3−2は、相互に平行に
配置され、光学素子3−1の一方(図中下側)の面に
は、波長λ1の光を反射する光学多層膜が形成された第
1の反射面3aが形成され、光学素子3−2の一方(図
中下側)の面には、波長λ1の光を透過し、波長λ2(λ
1<λ2)の光を反射する光学多層膜が形成された第2の
反射面3bが設けられている。
す。図1において、それぞれ平行平面板により構成され
ている2つの光学素子3−1と3−2は、相互に平行に
配置され、光学素子3−1の一方(図中下側)の面に
は、波長λ1の光を反射する光学多層膜が形成された第
1の反射面3aが形成され、光学素子3−2の一方(図
中下側)の面には、波長λ1の光を透過し、波長λ2(λ
1<λ2)の光を反射する光学多層膜が形成された第2の
反射面3bが設けられている。
【0024】光学素子3−1と3−2の下方には、レー
ザダイオード、LEDなどよりなる光源(発光素子)1
と2が配置されている。第1の波長λ1の光を発生する
第1の発光手段としての第1の光源1から図中上方に出
射され、光学素子3−1と3−2に対して45度の角度
で入射された波長λ1の光は、第2の反射面3bを透過
し、第1の反射面3aで第1の光源1の光軸に対して直
角の方向(図中右方向)に反射される。
ザダイオード、LEDなどよりなる光源(発光素子)1
と2が配置されている。第1の波長λ1の光を発生する
第1の発光手段としての第1の光源1から図中上方に出
射され、光学素子3−1と3−2に対して45度の角度
で入射された波長λ1の光は、第2の反射面3bを透過
し、第1の反射面3aで第1の光源1の光軸に対して直
角の方向(図中右方向)に反射される。
【0025】第2の波長λ2の光を発生する第2の発光
手段としての第2の光源2は、第1の光源1に近接して
配置されており、第2の光源2の光軸は第1の光源1の
光軸に平行になっている。第2の光源2から出射された
波長λ2の光は、第2の反射面3bで第2の光源2の光
軸に対して直角の方向(図中右方向であって、第1の反
射面3aによる波長λ1の光の反射方向と同一の方向)
に反射される。そして、第1の反射面3aで反射された
波長λ1の光と同一の光軸となるように合成される。
手段としての第2の光源2は、第1の光源1に近接して
配置されており、第2の光源2の光軸は第1の光源1の
光軸に平行になっている。第2の光源2から出射された
波長λ2の光は、第2の反射面3bで第2の光源2の光
軸に対して直角の方向(図中右方向であって、第1の反
射面3aによる波長λ1の光の反射方向と同一の方向)
に反射される。そして、第1の反射面3aで反射された
波長λ1の光と同一の光軸となるように合成される。
【0026】図2と図3に、第1の反射面3aと第2の
反射面3bの光の透過率特性を示す。図2に示すよう
に、第1の反射面3aは、第1の光源1から発した波長
λ1の光と、それより短い波長帯域の光のほとんど10
0%を反射し、第2の光源2から発した波長λ2の光
と、それより長い波長帯域の光のほとんど100%を透
過する。また、図3に示すように、第2の反射面3b
は、第1の光源1から発した波長λ1の光と、それより
短い波長帯域の光のほとんど100%を透過し、第2の
光源2から発した波長λ2の光と、それより長い波長帯
域の光のほとんど100%を反射する。なお、第1の反
射面3aは、反射率が波長に依存しない鏡面でもよい。
反射面3bの光の透過率特性を示す。図2に示すよう
に、第1の反射面3aは、第1の光源1から発した波長
λ1の光と、それより短い波長帯域の光のほとんど10
0%を反射し、第2の光源2から発した波長λ2の光
と、それより長い波長帯域の光のほとんど100%を透
過する。また、図3に示すように、第2の反射面3b
は、第1の光源1から発した波長λ1の光と、それより
短い波長帯域の光のほとんど100%を透過し、第2の
光源2から発した波長λ2の光と、それより長い波長帯
域の光のほとんど100%を反射する。なお、第1の反
射面3aは、反射率が波長に依存しない鏡面でもよい。
【0027】本実施例によれば、光源1,2を、その光
軸を平行とし、光学素子3(3−1,3−2)の同一の
側(この実施例においては下側)に近接して配置し、反
射面3a,3bの間隔を小さくしているので、装置の小
型化が可能となる。また、反射面3a,3bに形成され
た光学多層膜を入射角依存性の小さい特性を有するもの
とすることにより、光学素子3を非平行光路中に配置す
ることができるようにし(コリメートレンズを不要と
し)、さらに装置の小型化を図ることができる。これに
より、コリメートレンズが不要になる分、コストをより
低減することができる。
軸を平行とし、光学素子3(3−1,3−2)の同一の
側(この実施例においては下側)に近接して配置し、反
射面3a,3bの間隔を小さくしているので、装置の小
型化が可能となる。また、反射面3a,3bに形成され
た光学多層膜を入射角依存性の小さい特性を有するもの
とすることにより、光学素子3を非平行光路中に配置す
ることができるようにし(コリメートレンズを不要と
し)、さらに装置の小型化を図ることができる。これに
より、コリメートレンズが不要になる分、コストをより
低減することができる。
【0028】図4に本発明の第2の実施例の構成を示
す。本実施例においては、光源を、それぞれ波長λ1、
λ2、λ3(λ1<λ2<λ3)の光を発する第1の光源
1、第2の光源2、第3の光源6の3個としている。ま
た、波長λ1の光を反射する反射面3aを光学素子3−
2の一方の面(図中下側の面)に形成し、波長λ2の光
を反射する反射面3bを光学素子3−2の他方の面(光
学素子3−1と接合されている面)に形成し、波長λ3
の光を反射する反射面3cを光学素子3−1の他方の面
(図中上側の面)に形成している。
す。本実施例においては、光源を、それぞれ波長λ1、
λ2、λ3(λ1<λ2<λ3)の光を発する第1の光源
1、第2の光源2、第3の光源6の3個としている。ま
た、波長λ1の光を反射する反射面3aを光学素子3−
2の一方の面(図中下側の面)に形成し、波長λ2の光
を反射する反射面3bを光学素子3−2の他方の面(光
学素子3−1と接合されている面)に形成し、波長λ3
の光を反射する反射面3cを光学素子3−1の他方の面
(図中上側の面)に形成している。
【0029】そしてこの実施例の場合、反射面3a,3
b,3cは、それぞれ図5に示すような透過率特性とさ
れる。すなわち、第1の反射面3aは、第1の光源1か
ら発生した波長λ1の光と、それより短い波長帯域の光
のほとんど100%を反射し、波長λ1より長い波長帯
域の光(第2の光源2から発生した波長λ2の光と、第
3の光源6から発生した波長λ3の光を含む)のほとん
ど100%を透過する。また、第2の反射面3bは、第
2の光源2から発した波長λ2の光と、それより短い波
長帯域の光のほとんど100%を反射し、波長λ2より
長い波長帯域の光(第3の光源6から発生した波長λ3
の光を含む)のほとんど100%を透過する。さらに第
3の反射面3cは、第3の光源6から発生した波長λ3
と、それより短い波長帯域の光のほとんど100%を反
射し、波長λ3より長い波長帯域の光のほとんど100
%を透過する。なお、第3の反射面3cは反射率が波長
に依存しない鏡面でもよい。
b,3cは、それぞれ図5に示すような透過率特性とさ
れる。すなわち、第1の反射面3aは、第1の光源1か
ら発生した波長λ1の光と、それより短い波長帯域の光
のほとんど100%を反射し、波長λ1より長い波長帯
域の光(第2の光源2から発生した波長λ2の光と、第
3の光源6から発生した波長λ3の光を含む)のほとん
ど100%を透過する。また、第2の反射面3bは、第
2の光源2から発した波長λ2の光と、それより短い波
長帯域の光のほとんど100%を反射し、波長λ2より
長い波長帯域の光(第3の光源6から発生した波長λ3
の光を含む)のほとんど100%を透過する。さらに第
3の反射面3cは、第3の光源6から発生した波長λ3
と、それより短い波長帯域の光のほとんど100%を反
射し、波長λ3より長い波長帯域の光のほとんど100
%を透過する。なお、第3の反射面3cは反射率が波長
に依存しない鏡面でもよい。
【0030】これにより、光源1から発生された波長λ
1の光は反射面3aで反射される。光源2から発生され
た波長λ2の光は反射面3aを透過して、反射面3bで
反射され、反射面3aで反射された光と同一光軸となる
ように合成される。さらに、光源6から発生された波長
λ3の光は反射面3a,3bを透過して、反射面3cで
反射され、反射面3b,3aを再び透過して、反射面3
aで反射された光と同一光軸となるように合成される。
1の光は反射面3aで反射される。光源2から発生され
た波長λ2の光は反射面3aを透過して、反射面3bで
反射され、反射面3aで反射された光と同一光軸となる
ように合成される。さらに、光源6から発生された波長
λ3の光は反射面3a,3bを透過して、反射面3cで
反射され、反射面3b,3aを再び透過して、反射面3
aで反射された光と同一光軸となるように合成される。
【0031】本実施例によっても、第1の実施例と同様
の効果が得られる。
の効果が得られる。
【0032】このように、合成する波長の数は任意であ
り、4以上に増加することもできる。また、より短い波
長(λ1)の光を、図1の実施例のように、光源から遠
い面で反射するか、図4の実施例のように、光源に近い
面で反射するかも、任意である。反射面に形成する光学
多層膜(誘電体多層膜)として所定の膜を形成すること
で、いずれの透過率特性をも実現することができる。
り、4以上に増加することもできる。また、より短い波
長(λ1)の光を、図1の実施例のように、光源から遠
い面で反射するか、図4の実施例のように、光源に近い
面で反射するかも、任意である。反射面に形成する光学
多層膜(誘電体多層膜)として所定の膜を形成すること
で、いずれの透過率特性をも実現することができる。
【0033】図6に本発明の第3の実施例の構成を示
す。本実施例は光学素子3をくさび型(非平行平面板)
とし、くさび型の光学素子31の表裏(非平行面)に反
射面31a,31bを設けたものである。第1の光源1
から発生した波長λ1の光は第1の反射面31aで反射
し、第2の光源2から発生した波長λ2の光は第1の反
射面31aを透過し、第2の反射面31bで反射する。
そして、第1の反射面31aを再び透過して波長λ1の
光と合成される。
す。本実施例は光学素子3をくさび型(非平行平面板)
とし、くさび型の光学素子31の表裏(非平行面)に反
射面31a,31bを設けたものである。第1の光源1
から発生した波長λ1の光は第1の反射面31aで反射
し、第2の光源2から発生した波長λ2の光は第1の反
射面31aを透過し、第2の反射面31bで反射する。
そして、第1の反射面31aを再び透過して波長λ1の
光と合成される。
【0034】本実施例によれば、装置を図27に示す従
来例と比較して小型化することができ、図1または図4
に示す実施例と比較しても、第1の光源1の光軸が傾斜
するため、その分だけ第2の光源2に接近させることが
でき、より小型化が可能となる。
来例と比較して小型化することができ、図1または図4
に示す実施例と比較しても、第1の光源1の光軸が傾斜
するため、その分だけ第2の光源2に接近させることが
でき、より小型化が可能となる。
【0035】図7に本発明の第4の実施例の構成を示
す。本実施例では、2つの光源1,2としての2つのL
ED41A,41Bを、1つのパッケージ内に収めた2
チップLED41で構成している。また、図7では、反
射面3a,3bが1枚の平行平面板よりなる光学素子3
の両面に形成されている。
す。本実施例では、2つの光源1,2としての2つのL
ED41A,41Bを、1つのパッケージ内に収めた2
チップLED41で構成している。また、図7では、反
射面3a,3bが1枚の平行平面板よりなる光学素子3
の両面に形成されている。
【0036】従来の2チップLEDは2つの光をほぼ同
軸で出射していたが、チップ間の距離があるため完全に
同軸化することはできない。しかし、本実施例ではチッ
プ間の距離に合わせて光学素子3の厚みを設計すること
により、2つのLEDより出射された光を光学素子3で
完全に同軸化して出射することができる。
軸で出射していたが、チップ間の距離があるため完全に
同軸化することはできない。しかし、本実施例ではチッ
プ間の距離に合わせて光学素子3の厚みを設計すること
により、2つのLEDより出射された光を光学素子3で
完全に同軸化して出射することができる。
【0037】図8に本発明の第5の実施例の構成を示
す。本実施例は第3の光源6を光学素子3に対して2チ
ップLED41の反対側(図中左側)に配置し、1枚の
光学素子3の表裏面に、それぞれ第1の反射面3aと第
2の反射面3bを設け、2チップLED41、光源6及
び光学素子3を、1つのパッケージ51内に収納し、モ
ジュール化したものである。このことにより、各種装置
に容易に取り付けることができる。
す。本実施例は第3の光源6を光学素子3に対して2チ
ップLED41の反対側(図中左側)に配置し、1枚の
光学素子3の表裏面に、それぞれ第1の反射面3aと第
2の反射面3bを設け、2チップLED41、光源6及
び光学素子3を、1つのパッケージ51内に収納し、モ
ジュール化したものである。このことにより、各種装置
に容易に取り付けることができる。
【0038】この実施例においては、LED41A,4
1Bが発生する波長λ1,λ2の光は、反射面3a,3b
でそれぞれ反射されるが、波長λ3の光は、反射面3
a,3bを透過して、波長λ1,λ2の光と同一光軸上に
合成される。従って、反射面3a,3bの透過率特性
は、図9に示すように設定される。すなわち、反射面3
a,3bの透過率特性は、図4の実施例における場合と
同様とされる(図5の反射率特性と同一とされる)。
1Bが発生する波長λ1,λ2の光は、反射面3a,3b
でそれぞれ反射されるが、波長λ3の光は、反射面3
a,3bを透過して、波長λ1,λ2の光と同一光軸上に
合成される。従って、反射面3a,3bの透過率特性
は、図9に示すように設定される。すなわち、反射面3
a,3bの透過率特性は、図4の実施例における場合と
同様とされる(図5の反射率特性と同一とされる)。
【0039】図10に本発明の第6の実施例の構成を示
す。本実施例は光学素子3からの反射光の光軸上にコリ
メートレンズ61を設けたものであり、反射光を平行光
として投光するようにしている。この実施例によれば、
合成光がコリメートレンズ(集光レンズ)61により平
行光として出射されるため、より遠くまで合成光を投光
することができる。
す。本実施例は光学素子3からの反射光の光軸上にコリ
メートレンズ61を設けたものであり、反射光を平行光
として投光するようにしている。この実施例によれば、
合成光がコリメートレンズ(集光レンズ)61により平
行光として出射されるため、より遠くまで合成光を投光
することができる。
【0040】図11に本発明の第7の実施例の構成を示
す。本実施例は反射面3a,3bが設けられた光学素子
3を三角柱状の透明部材(プリズム)62の底面に装着
し、透明部材62の他の2面(相互に垂直な面)に、そ
れぞれ光源1,2及びコリメートレンズ61を接着し
て、一体的に構成したものである。
す。本実施例は反射面3a,3bが設けられた光学素子
3を三角柱状の透明部材(プリズム)62の底面に装着
し、透明部材62の他の2面(相互に垂直な面)に、そ
れぞれ光源1,2及びコリメートレンズ61を接着し
て、一体的に構成したものである。
【0041】本実施例によれば、一体化により光学装置
の取扱性が向上するとともに、光学素子3からの反射光
とコリメートレンズ61との光軸合わせの精度が向上す
る。この場合、透明部材62の形状は三角柱状のものが
最も位置合わせが容易であり、取扱いも容易である。
の取扱性が向上するとともに、光学素子3からの反射光
とコリメートレンズ61との光軸合わせの精度が向上す
る。この場合、透明部材62の形状は三角柱状のものが
最も位置合わせが容易であり、取扱いも容易である。
【0042】図12に本発明の第8の実施例の構成を示
す。図12において、第1の光源1から発生する波長λ
1の光と、第2の光源2から発生する波長λ2の光とは、
それぞれ光学素子3−1,3−2としてのダイクロイッ
クミラー91−1,91−2で反射、合成され、集光レ
ンズ93で集光されて、光ファイバケーブル92に供給
される。
す。図12において、第1の光源1から発生する波長λ
1の光と、第2の光源2から発生する波長λ2の光とは、
それぞれ光学素子3−1,3−2としてのダイクロイッ
クミラー91−1,91−2で反射、合成され、集光レ
ンズ93で集光されて、光ファイバケーブル92に供給
される。
【0043】上記の構成によると、複数の波長の光を光
ファイバケーブル92で伝送できるようになる。この場
合、各波長の光を所望の情報で変調しておけば、多重化
情報を伝送することができる。上記の構成を発信部とし
て用い、同様の構成で光源1,2を受光素子に置き換え
たものを受信部として用いることにより、波長多重光通
信システムを構成することができる。また、受信部を波
長多重光ピックアップ装置として用いることもできる。
ファイバケーブル92で伝送できるようになる。この場
合、各波長の光を所望の情報で変調しておけば、多重化
情報を伝送することができる。上記の構成を発信部とし
て用い、同様の構成で光源1,2を受光素子に置き換え
たものを受信部として用いることにより、波長多重光通
信システムを構成することができる。また、受信部を波
長多重光ピックアップ装置として用いることもできる。
【0044】次に、以上のようにして複数の波長帯域の
光を合成した光から、元の波長帯域の光を分離する受光
装置の構成例を、図13を参照して、本発明の第9の実
施例として説明する。光学素子301の両面には、それ
ぞれ波長λ1の光を反射し、波長λ2の光を透過する反射
面(光分離面)301aと、波長λ2の光を反射する反
射面(光分離面)301bとが設けられている。光学素
子301には、収束レンズ81で収束した波長λ1と波
長λ2の光を合成した合成光が、その光軸が45度の入
射角度で入射される。
光を合成した光から、元の波長帯域の光を分離する受光
装置の構成例を、図13を参照して、本発明の第9の実
施例として説明する。光学素子301の両面には、それ
ぞれ波長λ1の光を反射し、波長λ2の光を透過する反射
面(光分離面)301aと、波長λ2の光を反射する反
射面(光分離面)301bとが設けられている。光学素
子301には、収束レンズ81で収束した波長λ1と波
長λ2の光を合成した合成光が、その光軸が45度の入
射角度で入射される。
【0045】合成光のうち、波長λ1の光は第1の反射
面301aで反射し、第1の受光手段である第1の受光
素子82に入射する。合成光のうち、波長λ2の光は第
1の反射面301aを透過し、第2の光反射面301b
で反射した後、再び反射面301aを透過し、第2の受
光手段である第2の受光素子83に入射する。
面301aで反射し、第1の受光手段である第1の受光
素子82に入射する。合成光のうち、波長λ2の光は第
1の反射面301aを透過し、第2の光反射面301b
で反射した後、再び反射面301aを透過し、第2の受
光手段である第2の受光素子83に入射する。
【0046】なお、光反射面301a,301bの透過
率特性は、それぞれ図2と図3に示す反射面3a,3b
の透過率特性と同様である。すなわち、この実施例は、
図10に示す光源1と2の位置に、受光素子を配置して
構成した受光装置ということができる。
率特性は、それぞれ図2と図3に示す反射面3a,3b
の透過率特性と同様である。すなわち、この実施例は、
図10に示す光源1と2の位置に、受光素子を配置して
構成した受光装置ということができる。
【0047】本実施例によれば、合成光を分離して2個
の受光素子82,83に入射する反射光の光軸をほぼ平
行とし、受光素子82,83を近接して配置することが
できるので、装置の小型化を図ることができる。
の受光素子82,83に入射する反射光の光軸をほぼ平
行とし、受光素子82,83を近接して配置することが
できるので、装置の小型化を図ることができる。
【0048】以上の他、上述した光源装置としての光学
装置の各実施例において、その光源の位置に、光源に代
えて、受光素子を配置することで、受光装置としての光
学装置を実現することができる。
装置の各実施例において、その光源の位置に、光源に代
えて、受光素子を配置することで、受光装置としての光
学装置を実現することができる。
【0049】以下、上記各実施例に示した光学装置のい
ずれかを用いた応用機器を、図14乃至図26を参照し
て説明する。
ずれかを用いた応用機器を、図14乃至図26を参照し
て説明する。
【0050】図14に本発明の色識別装置の第1の実施
例の構成を示す。図14において、光源1,2,6から
それぞれ青(λ1)、緑(λ2)、赤(λ3)に相当する
波長の光を出射する。これらの光は反射面3a,3bを
有する光学素子3で合成された後、レンズ93により集
光され、対象物体401に照射される。すなわち、この
実施例の光源装置(投光装置)は、図8に示す構成例に
対応している。
例の構成を示す。図14において、光源1,2,6から
それぞれ青(λ1)、緑(λ2)、赤(λ3)に相当する
波長の光を出射する。これらの光は反射面3a,3bを
有する光学素子3で合成された後、レンズ93により集
光され、対象物体401に照射される。すなわち、この
実施例の光源装置(投光装置)は、図8に示す構成例に
対応している。
【0051】対象物体401により反射された光を収束
レンズ81で収束し、光学素子301−1,301−2
の反射面301a,301bに入射させる。青の光は光
学素子3−1の反射面301aで反射され、受光素子8
2に入射される。緑と赤の光は、反射面301aを透過
する。そのうちの緑の光は、反射面301bで反射さ
れ、反射面301aを透過した後、受光素子83に入射
する。赤の光は、反射面301a,301bを透過し、
受光素子84に入射する。そして、それぞれの受光素子
の受光量に対応する信号を増幅器402,403,40
4で増幅し、波長成分検出回路405に入力する。波長
成分検出回路405は入力された信号から、各波長成分
の光量を検出する。色識別回路406は、3原色の光の
各波長成分の光量比を演算し、その演算結果から対象物
体401の色識別を行う。
レンズ81で収束し、光学素子301−1,301−2
の反射面301a,301bに入射させる。青の光は光
学素子3−1の反射面301aで反射され、受光素子8
2に入射される。緑と赤の光は、反射面301aを透過
する。そのうちの緑の光は、反射面301bで反射さ
れ、反射面301aを透過した後、受光素子83に入射
する。赤の光は、反射面301a,301bを透過し、
受光素子84に入射する。そして、それぞれの受光素子
の受光量に対応する信号を増幅器402,403,40
4で増幅し、波長成分検出回路405に入力する。波長
成分検出回路405は入力された信号から、各波長成分
の光量を検出する。色識別回路406は、3原色の光の
各波長成分の光量比を演算し、その演算結果から対象物
体401の色識別を行う。
【0052】図15乃至図17に、本発明の色識別装置
の第2の実施例として、その光学系(センサ)の構成を
示す。本実施例では投受光経路に、光ファイバが用いら
れている。図15のLED(B)901、LED(G)
902、LED(R)903が、それぞれ、青(B)、
緑(G)、赤(R)の3原色の光を発生する。このセン
サのヘッド921は、被検出物体910に照射する光の
光軸が被検出物体910に対向するヘッド921の面と
垂直になるように構成されており、ネジ穴914、91
5を介して所定のネジ(図示せず)により所定の位置に
取り付けられる。
の第2の実施例として、その光学系(センサ)の構成を
示す。本実施例では投受光経路に、光ファイバが用いら
れている。図15のLED(B)901、LED(G)
902、LED(R)903が、それぞれ、青(B)、
緑(G)、赤(R)の3原色の光を発生する。このセン
サのヘッド921は、被検出物体910に照射する光の
光軸が被検出物体910に対向するヘッド921の面と
垂直になるように構成されており、ネジ穴914、91
5を介して所定のネジ(図示せず)により所定の位置に
取り付けられる。
【0053】光ファイバ904,906の入射端には、
それぞれ対応する波長の光のみを通過させる波長フィル
タ908B,908R(制限手段)が配置されている。
LED901と903より出射された青の光と赤の光
は、この波長フィルタにより所定の波長帯域の成分のみ
が抽出される(波長帯域が制限される)。これにより、
迷光による誤動作の発生を抑制している(その原理につ
いては後述する)。LED901乃至903からの光
は、それぞれ光ファイバ904,905,906により
案内され、ダイクロイックミラー907に向かって出射
される。
それぞれ対応する波長の光のみを通過させる波長フィル
タ908B,908R(制限手段)が配置されている。
LED901と903より出射された青の光と赤の光
は、この波長フィルタにより所定の波長帯域の成分のみ
が抽出される(波長帯域が制限される)。これにより、
迷光による誤動作の発生を抑制している(その原理につ
いては後述する)。LED901乃至903からの光
は、それぞれ光ファイバ904,905,906により
案内され、ダイクロイックミラー907に向かって出射
される。
【0054】一般的に、LED(R)903の出力は、
LED(G)902とLED(B)901の出力に対し
て数倍以上となる(赤の光を発生するLEDとしては、
効率のよいものが開発されており、強い強度の光を得る
ことができるが、青または緑の光を発生するLEDとし
ては、まだ、それ程効率のよいものは開発されておら
ず、強い強度の光を得ることが困難である)。
LED(G)902とLED(B)901の出力に対し
て数倍以上となる(赤の光を発生するLEDとしては、
効率のよいものが開発されており、強い強度の光を得る
ことができるが、青または緑の光を発生するLEDとし
ては、まだ、それ程効率のよいものは開発されておら
ず、強い強度の光を得ることが困難である)。
【0055】また、ダイクロイックミラー907を通過
する距離が長くなると(反射面を透過する回数が増える
と)、それだけ光の減衰する量も大きくなる。そこで、
ダイクロイックミラー907に形成した3つの反射面
(光分離面)907a(DCM1),907b(DCM
2),907cのうち、光ファイバ904乃至906か
ら最も遠い反射面907cに、最も強い強度の赤の光を
反射させる。
する距離が長くなると(反射面を透過する回数が増える
と)、それだけ光の減衰する量も大きくなる。そこで、
ダイクロイックミラー907に形成した3つの反射面
(光分離面)907a(DCM1),907b(DCM
2),907cのうち、光ファイバ904乃至906か
ら最も遠い反射面907cに、最も強い強度の赤の光を
反射させる。
【0056】これにより、反射面907cで反射された
赤の光は、反射面907b,907aを透過して、レン
ズ909に入射される。従って、光量損失は、最も強い
強度の赤の光のものが最も多くなり、相対的に弱い強度
の青と緑の各色の光との光量の均一化を図ることができ
る。
赤の光は、反射面907b,907aを透過して、レン
ズ909に入射される。従って、光量損失は、最も強い
強度の赤の光のものが最も多くなり、相対的に弱い強度
の青と緑の各色の光との光量の均一化を図ることができ
る。
【0057】また光ファイバ904,905,906
は、その端部から出射された光が、集光レンズ909に
入射されるまでの各色の光の光路長が同一となるよう
に、その出射端が軸方向に段差をつけて配置されてい
る。
は、その端部から出射された光が、集光レンズ909に
入射されるまでの各色の光の光路長が同一となるよう
に、その出射端が軸方向に段差をつけて配置されてい
る。
【0058】この実施例においては、赤の光が最も遠い
反射面907cで反射されるため、赤の光を案内する光
ファイバ906の端部がダイクロイックミラー907に
最も近い位置に配置され、次に遠い反射面907bで反
射される緑の光を案内する光ファイバ905の端部が次
に近い位置に配置され、最も近い反射面907aで反射
される青の光を案内する光ファイバ904の端部は、ダ
イクロイックミラー907から最も遠い位置に配置され
ている。これにより、ダイクロイックミラー907の屈
折率をも考慮して、各色の光を案内する光ファイバ90
4乃至906の端部からレンズ909までの光路長が同
一になるようにしている。その結果、被検出物体910
上における各色の光のスポットの径が同一になるように
している。
反射面907cで反射されるため、赤の光を案内する光
ファイバ906の端部がダイクロイックミラー907に
最も近い位置に配置され、次に遠い反射面907bで反
射される緑の光を案内する光ファイバ905の端部が次
に近い位置に配置され、最も近い反射面907aで反射
される青の光を案内する光ファイバ904の端部は、ダ
イクロイックミラー907から最も遠い位置に配置され
ている。これにより、ダイクロイックミラー907の屈
折率をも考慮して、各色の光を案内する光ファイバ90
4乃至906の端部からレンズ909までの光路長が同
一になるようにしている。その結果、被検出物体910
上における各色の光のスポットの径が同一になるように
している。
【0059】各光ファイバ904,905,906から
出射した青、緑、赤の光は、ダイクロイックミラー90
7の反射面907a,907b,907cでそれぞれ反
射された後、集光レンズ909で収束されて、被検出物
体910に垂直に照射される。
出射した青、緑、赤の光は、ダイクロイックミラー90
7の反射面907a,907b,907cでそれぞれ反
射された後、集光レンズ909で収束されて、被検出物
体910に垂直に照射される。
【0060】収束レンズ911は、被検出物体910か
らの反射光のうち、その検出面に対して斜めに拡散反射
する、色情報を持つ光のみを集光し、光ファイバ912
に入射する。この光は光ファイバ912に案内されて、
受光素子913に入射される。受光素子913より出力
された信号が、図14の波長成分検出回路405に供給
され、その出力がさらに色識別回路406に供給され、
色識別処理が行われる。
らの反射光のうち、その検出面に対して斜めに拡散反射
する、色情報を持つ光のみを集光し、光ファイバ912
に入射する。この光は光ファイバ912に案内されて、
受光素子913に入射される。受光素子913より出力
された信号が、図14の波長成分検出回路405に供給
され、その出力がさらに色識別回路406に供給され、
色識別処理が行われる。
【0061】なお、この実施例では受光素子が1個とさ
れている関係上、LED901,902,903を同時
に駆動すると、各色の光を識別することができない。そ
こで、この実施例では、各LEDは時分割点灯される。
その結果、各光学系で案内される光は、瞬時的には1つ
の波長帯域の光のみとなる。しかしながら、受光素子を
3個とし、ダイクロイックミラー907と同一の透過率
特性のダイクロイックミラー(図示せず)で合成光を分
離するようにすれば、各LEDを同時に駆動することが
できる。
れている関係上、LED901,902,903を同時
に駆動すると、各色の光を識別することができない。そ
こで、この実施例では、各LEDは時分割点灯される。
その結果、各光学系で案内される光は、瞬時的には1つ
の波長帯域の光のみとなる。しかしながら、受光素子を
3個とし、ダイクロイックミラー907と同一の透過率
特性のダイクロイックミラー(図示せず)で合成光を分
離するようにすれば、各LEDを同時に駆動することが
できる。
【0062】図15の実施例では、レンズ909により
集光した光を被検出物体910に垂直に照射し、レンズ
911で、被検出物体910から斜めに拡散反射する光
を集光するようにしたが、図16に示すように、レンズ
909により収束した光を、被検出物体910に斜めに
入射し、垂直に拡散反射する光をレンズ911で集光す
るようにしてもよい。ただし図15に示す構成にした方
が、被検出物体910とレンズ909との間の距離が変
動しても、投光スポットの図中垂直(上下)方向の位置
ずれを防ぐことができ、カラーマーク検知による被検出
物体の位置決めなどに用いられる場合に、安定した位置
決めが可能となる。
集光した光を被検出物体910に垂直に照射し、レンズ
911で、被検出物体910から斜めに拡散反射する光
を集光するようにしたが、図16に示すように、レンズ
909により収束した光を、被検出物体910に斜めに
入射し、垂直に拡散反射する光をレンズ911で集光す
るようにしてもよい。ただし図15に示す構成にした方
が、被検出物体910とレンズ909との間の距離が変
動しても、投光スポットの図中垂直(上下)方向の位置
ずれを防ぐことができ、カラーマーク検知による被検出
物体の位置決めなどに用いられる場合に、安定した位置
決めが可能となる。
【0063】また、図15に示すように、レンズ909
より投光する光の光軸に対して、光ファイバ904乃至
906,912などからなる光ファイバ束922を斜め
に(投光光軸と光ファイバ束922が平行にならないよ
うに)引き出す構造とすることにより、図17(a)に
示すように、上方に障害物923があっても、また、同
図(b)に示すように、横方向に障害物923があって
も、光ファイバ束922の引き出しを容易に行うことが
できる(このセンサのヘッド921を自由な位置に取り
付けることができる)。このように光ファイバ(一般に
はケーブル)を一般のセンサのヘッドの角部から斜めに
引き出すこと自体は1つの望ましい実施形態として従来
から行われているが、図15の構成は本願発明を実施す
るうえで小型のヘッドの内部で光ファイバに無理な曲げ
を与えることなく、光ファイバの斜め引き出しを実現で
きる点においても図16の構成よりも優れている。
より投光する光の光軸に対して、光ファイバ904乃至
906,912などからなる光ファイバ束922を斜め
に(投光光軸と光ファイバ束922が平行にならないよ
うに)引き出す構造とすることにより、図17(a)に
示すように、上方に障害物923があっても、また、同
図(b)に示すように、横方向に障害物923があって
も、光ファイバ束922の引き出しを容易に行うことが
できる(このセンサのヘッド921を自由な位置に取り
付けることができる)。このように光ファイバ(一般に
はケーブル)を一般のセンサのヘッドの角部から斜めに
引き出すこと自体は1つの望ましい実施形態として従来
から行われているが、図15の構成は本願発明を実施す
るうえで小型のヘッドの内部で光ファイバに無理な曲げ
を与えることなく、光ファイバの斜め引き出しを実現で
きる点においても図16の構成よりも優れている。
【0064】次に、図18乃至図22を参照して波長フ
ィルタ908B,908Rの作用を説明する。図15に
示すダイクロイックミラー907は、B反射用の反射面
(DCM1)907a、G反射用の反射面(DCM2)
907b、および、R反射用の反射面907cの3層を
有している。図18に、反射面DCM1,DCM2の入
射角45度における波長透過特性、及びLED(B)9
01,LED(G)902,LED(R)903の分光
特性(ピーク強度を規格化した相対強度)を示す。
ィルタ908B,908Rの作用を説明する。図15に
示すダイクロイックミラー907は、B反射用の反射面
(DCM1)907a、G反射用の反射面(DCM2)
907b、および、R反射用の反射面907cの3層を
有している。図18に、反射面DCM1,DCM2の入
射角45度における波長透過特性、及びLED(B)9
01,LED(G)902,LED(R)903の分光
特性(ピーク強度を規格化した相対強度)を示す。
【0065】図18に示すように、反射面DCM1の透
過領域には、LED(G)902の発光波長帯域が存在
するが、この透過領域には、LED(B)901の発光
波長帯域の一部も存在する(両者は波長帯域が一部で重
なっている)。このため図19に破線で示すように、L
ED(B)901からの青(B)の光の一部は反射面D
CM1を透過し、反射面DCM2で反射し、反射面DC
M1を再度透過する。これにより、図19に実線で示す
反射面DCM1で反射された青(B)の本来の反射光の
光軸からずれた迷光が現れ、誤動作の原因となる。
過領域には、LED(G)902の発光波長帯域が存在
するが、この透過領域には、LED(B)901の発光
波長帯域の一部も存在する(両者は波長帯域が一部で重
なっている)。このため図19に破線で示すように、L
ED(B)901からの青(B)の光の一部は反射面D
CM1を透過し、反射面DCM2で反射し、反射面DC
M1を再度透過する。これにより、図19に実線で示す
反射面DCM1で反射された青(B)の本来の反射光の
光軸からずれた迷光が現れ、誤動作の原因となる。
【0066】そこで本実施例では、図20に示すよう
に、LED(B)901が発生する青色の波長帯域の光
のうちの一部の波長帯域の光のみを透過する(波長帯域
を制限する)透過率特性を持つ波長フィルタ908B
を、LED(B)901と光ファイバ904との結合部
に挿入する。これにより、図21に2点鎖線(フィルタ
有)で示すように、ダイクロイックミラー907に入射
される青の光のうち、長波長側の光の一部が減衰され
(図19に破線で示す成分が減衰され)、波長フィルタ
908Bを設けない場合(図21の2点鎖線(フィルタ
無)の場合)に較べ、迷光の発生が抑制される。
に、LED(B)901が発生する青色の波長帯域の光
のうちの一部の波長帯域の光のみを透過する(波長帯域
を制限する)透過率特性を持つ波長フィルタ908B
を、LED(B)901と光ファイバ904との結合部
に挿入する。これにより、図21に2点鎖線(フィルタ
有)で示すように、ダイクロイックミラー907に入射
される青の光のうち、長波長側の光の一部が減衰され
(図19に破線で示す成分が減衰され)、波長フィルタ
908Bを設けない場合(図21の2点鎖線(フィルタ
無)の場合)に較べ、迷光の発生が抑制される。
【0067】また、温度特性などの原因によるLEDの
発光波長の波長シフトによっても、同様に迷光が発生す
る場合がある。特にLED(R)903は、温度に起因
する数十nmのばらつきを有する。このLED(R)9
03の発生する光の波長が短波長側にシフトした場合に
は、反射面DCM2で反射する波長成分が現れ、迷光が
発生する。同様に、LED(G)902の発生する光の
波長が短波長側にシフトした場合には、反射面DCM1
で反射する波長成分が現れ、長波長側にシフトした場合
には、反射面DCM2を透過し、反射面907cで反射
する波長成分が現れる。さらに、LED(B)901の
発生する光の波長が長波長側にシフトした場合には、反
射面DCM1を透過し、反射面DCM2で反射する波長
成分が現れる。これらの反射成分はいずれも迷光とな
る。
発光波長の波長シフトによっても、同様に迷光が発生す
る場合がある。特にLED(R)903は、温度に起因
する数十nmのばらつきを有する。このLED(R)9
03の発生する光の波長が短波長側にシフトした場合に
は、反射面DCM2で反射する波長成分が現れ、迷光が
発生する。同様に、LED(G)902の発生する光の
波長が短波長側にシフトした場合には、反射面DCM1
で反射する波長成分が現れ、長波長側にシフトした場合
には、反射面DCM2を透過し、反射面907cで反射
する波長成分が現れる。さらに、LED(B)901の
発生する光の波長が長波長側にシフトした場合には、反
射面DCM1を透過し、反射面DCM2で反射する波長
成分が現れる。これらの反射成分はいずれも迷光とな
る。
【0068】この問題を解決するために、本実施例では
図22に示すような、LED(R)903の発生する赤
の光のうち、短波長側の帯域を制限する特性を持つ赤色
透過波長フィルタ908Rを、LED(R)903と光
ファイバ906との間に挿入している。
図22に示すような、LED(R)903の発生する赤
の光のうち、短波長側の帯域を制限する特性を持つ赤色
透過波長フィルタ908Rを、LED(R)903と光
ファイバ906との間に挿入している。
【0069】なお、図示は省略しているが、LED
(G)902の発生する緑の光のうち、短波長側の帯域
と長波長側の帯域を制限する図22に示すような特性を
持つ緑色透過波長フィルタを、LED(G)902と光
ファイバ905との間に挿入することでも、迷光の発生
を抑制することができる。
(G)902の発生する緑の光のうち、短波長側の帯域
と長波長側の帯域を制限する図22に示すような特性を
持つ緑色透過波長フィルタを、LED(G)902と光
ファイバ905との間に挿入することでも、迷光の発生
を抑制することができる。
【0070】ただし、一般的に、LED(G)902の
光出力は、LED(R)903及びLED(B)901
の光出力より小さい。そこで、LED(G)902の発
光波長範囲に対し、ダイクロイックミラー907の反射
面DCM1の透過領域及びDCM2の反射領域に余裕を
持たせるように設計する(反射面DCM1ができるだけ
短波長の帯域の光を透過し、また、反射面DCM2がで
きるだけ長波長の帯域の光を透過するようにする)。こ
れにより、LED(R)903及びLED(B)901
にのみ、それぞれ波長フィルタ908R,908Bを使
用するだけで(LED(G)902に対しては波長フィ
ルタを使用しないで)、迷光の発生を抑制することがで
きると同時に、カラーフィルタ挿入によるLED(G)
902の光量損失を防ぎ、スポット光量の均一化を図る
ことができる。
光出力は、LED(R)903及びLED(B)901
の光出力より小さい。そこで、LED(G)902の発
光波長範囲に対し、ダイクロイックミラー907の反射
面DCM1の透過領域及びDCM2の反射領域に余裕を
持たせるように設計する(反射面DCM1ができるだけ
短波長の帯域の光を透過し、また、反射面DCM2がで
きるだけ長波長の帯域の光を透過するようにする)。こ
れにより、LED(R)903及びLED(B)901
にのみ、それぞれ波長フィルタ908R,908Bを使
用するだけで(LED(G)902に対しては波長フィ
ルタを使用しないで)、迷光の発生を抑制することがで
きると同時に、カラーフィルタ挿入によるLED(G)
902の光量損失を防ぎ、スポット光量の均一化を図る
ことができる。
【0071】次に、図23と図24に、上述した光源装
置と受光装置からなる光学装置を応用した多波長光電セ
ンサの実施例の構成を示す。本実施例は前記光学装置を
用いて被検出物体501を検出する多波長光電センサで
ある。図23に示すように、この多波長光電センサは、
光源1,2と光学素子3を有する投光部(光源装置)
と、受光素子82(受光手段)を有する受光部(受光装
置)とを備え、光源1,2から反射板502に異なる2
つの波長の光を投光レンズ503を介して投光し、反射
板502からの反射光を受光レンズ504を介して受光
素子82に入射する構成としている。
置と受光装置からなる光学装置を応用した多波長光電セ
ンサの実施例の構成を示す。本実施例は前記光学装置を
用いて被検出物体501を検出する多波長光電センサで
ある。図23に示すように、この多波長光電センサは、
光源1,2と光学素子3を有する投光部(光源装置)
と、受光素子82(受光手段)を有する受光部(受光装
置)とを備え、光源1,2から反射板502に異なる2
つの波長の光を投光レンズ503を介して投光し、反射
板502からの反射光を受光レンズ504を介して受光
素子82に入射する構成としている。
【0072】光源1,2からはそれぞれ波長λ1、λ2の
光が交互に(時分割で)発生し、それぞれの光を図2と
図3に示す透過率特性の反射面3a,3bを有する光学
素子3により合成し、集光レンズ503で集光して反射
板502に向け出射する。
光が交互に(時分割で)発生し、それぞれの光を図2と
図3に示す透過率特性の反射面3a,3bを有する光学
素子3により合成し、集光レンズ503で集光して反射
板502に向け出射する。
【0073】反射板502は、波長λ1の光を反射し、
波長λ2の光を吸収する特性を有する。そして被検出物
体501(波長λ2の光を反射する)が照射光または反
射光の光路中に入ると、これが検出されるようになって
いる。
波長λ2の光を吸収する特性を有する。そして被検出物
体501(波長λ2の光を反射する)が照射光または反
射光の光路中に入ると、これが検出されるようになって
いる。
【0074】図24に、この光電センサの処理回路の構
成例を示す。主発振回路601aはその出力で、発振回
路601bまたは601cを時間をずらして(時分割
で)駆動し、発振させる。発振回路601bまたは60
1cは発振すると、その発振信号を光源1または2に供
給する。これにより、光源1と2は時間をずらして別々
に発光し、その光を反射板502に向けて投光する。
成例を示す。主発振回路601aはその出力で、発振回
路601bまたは601cを時間をずらして(時分割
で)駆動し、発振させる。発振回路601bまたは60
1cは発振すると、その発振信号を光源1または2に供
給する。これにより、光源1と2は時間をずらして別々
に発光し、その光を反射板502に向けて投光する。
【0075】受光素子82は反射板502からの光を受
光して、その光を電流に変える。この電流をアンプ60
2で増幅し、電圧に変換する。この電圧を、発振回路6
01bまたは601cの出力に同期して、サンプルホー
ルド(S/H)回路603aまたは603bでそれぞれ
サンプルホールドすることで、光源1または2からの光
の受光光量に対応する電圧V1またはV2を得る。
光して、その光を電流に変える。この電流をアンプ60
2で増幅し、電圧に変換する。この電圧を、発振回路6
01bまたは601cの出力に同期して、サンプルホー
ルド(S/H)回路603aまたは603bでそれぞれ
サンプルホールドすることで、光源1または2からの光
の受光光量に対応する電圧V1またはV2を得る。
【0076】減算回路604a(処理手段)で電圧V1
とV2の差(V1−V2)を演算し、加算回路604b
(処理手段)で電圧V1とV2の和(V1+V2)を演算す
る。そしてさらに割算回路604c(処理手段)で、減
算回路604aの出力と加算回路604bの出力を割り
算し、(V1−V2)/(V1+V2)を求める。
とV2の差(V1−V2)を演算し、加算回路604b
(処理手段)で電圧V1とV2の和(V1+V2)を演算す
る。そしてさらに割算回路604c(処理手段)で、減
算回路604aの出力と加算回路604bの出力を割り
算し、(V1−V2)/(V1+V2)を求める。
【0077】第1の比較器605a(処理手段)は、割
算回路604cの出力(V1−V2)/(V1+V2)と、
所定のしきい値Vth1とを比較し、(V1−V2)/(V1
+V2)>Vth1のとき、例えばL(低レベル)を出力
し、それ以外の時はH(高レベル)を出力する。
算回路604cの出力(V1−V2)/(V1+V2)と、
所定のしきい値Vth1とを比較し、(V1−V2)/(V1
+V2)>Vth1のとき、例えばL(低レベル)を出力
し、それ以外の時はH(高レベル)を出力する。
【0078】被検出物体501が存在しない場合、波長
λ1の光を投光したとき、そのほとんどは反射板502
で反射されるため、受光素子82の出力電圧V1は大き
な値となる。波長λ2の光を投光したとき、そのほとん
どは、反射板502で吸収されるため、受光素子82の
出力電圧V2はほとんど0となる。従って、割算回路6
04cの出力(V1−V2)/(V1+V2)は、約V1/
V1=1となる。
λ1の光を投光したとき、そのほとんどは反射板502
で反射されるため、受光素子82の出力電圧V1は大き
な値となる。波長λ2の光を投光したとき、そのほとん
どは、反射板502で吸収されるため、受光素子82の
出力電圧V2はほとんど0となる。従って、割算回路6
04cの出力(V1−V2)/(V1+V2)は、約V1/
V1=1となる。
【0079】これに対して被検出物体501が存在する
場合、波長λ1の光を投光したとき、その一部は被検出
物体501で反射されるため、受光素子82の出力電圧
V1は所定の大きさの値となる。波長λ2の光を投光した
ときも、その一部は被検出物体501で反射されるた
め、受光素子82の出力電圧V2は所定の大きさの値と
なる。被検出物体501が波長λ1とλ2に対して同一の
反射率特性を有するとき、ほぼV1=V2となる。従っ
て、割算回路604cの出力(V1−V2)/(V1+
V2)は、0に近い値(1より十分小さい値)となる。
場合、波長λ1の光を投光したとき、その一部は被検出
物体501で反射されるため、受光素子82の出力電圧
V1は所定の大きさの値となる。波長λ2の光を投光した
ときも、その一部は被検出物体501で反射されるた
め、受光素子82の出力電圧V2は所定の大きさの値と
なる。被検出物体501が波長λ1とλ2に対して同一の
反射率特性を有するとき、ほぼV1=V2となる。従っ
て、割算回路604cの出力(V1−V2)/(V1+
V2)は、0に近い値(1より十分小さい値)となる。
【0080】しきい値Vth1は、1と0の間の所定の値
に設定されている。従って、比較器605aの出力は、
被検出物体501が存在しないとき、Lとなり、検出物
体501が存在するとき、Hとなる。
に設定されている。従って、比較器605aの出力は、
被検出物体501が存在しないとき、Lとなり、検出物
体501が存在するとき、Hとなる。
【0081】また、第2の比較器605b(処理手段)
は、加算回路604bの出力(V1+V2)と、所定のし
きい値Vth2,Vth3(Vth2<Vth3)を比較し、Vth3
>(V1+V2)>Vth2のとき、例えばHを出力し、そ
れ以外の時はLを出力する。
は、加算回路604bの出力(V1+V2)と、所定のし
きい値Vth2,Vth3(Vth2<Vth3)を比較し、Vth3
>(V1+V2)>Vth2のとき、例えばHを出力し、そ
れ以外の時はLを出力する。
【0082】正常動作時、波長λ1の光を照射したと
き、受光素子82の出力電圧V1は、反射板502また
は被検出物体501からの反射光を受光しているとき最
も大きな値V1MAXとなる。また、波長λ2の光を照射し
たとき、受光素子82の出力V2は、検出物体501が
波長λ2の光を100%反射するとき最も大きな値V
2MAXとなる。しきい値Vth3はV1MAXとV2MAXの和より
十分大きな値に設定されている。従って、加算回路60
4bの出力(V1+V2)は、正常動作時、しきい値Vth
3より小さくなり、加算回路604bの出力がしきい値
Vth3より大きいとき、受光素子82に外乱光が入射し
ている可能性が高い。そこでこの場合においては、比較
器605bの出力をLにする。
き、受光素子82の出力電圧V1は、反射板502また
は被検出物体501からの反射光を受光しているとき最
も大きな値V1MAXとなる。また、波長λ2の光を照射し
たとき、受光素子82の出力V2は、検出物体501が
波長λ2の光を100%反射するとき最も大きな値V
2MAXとなる。しきい値Vth3はV1MAXとV2MAXの和より
十分大きな値に設定されている。従って、加算回路60
4bの出力(V1+V2)は、正常動作時、しきい値Vth
3より小さくなり、加算回路604bの出力がしきい値
Vth3より大きいとき、受光素子82に外乱光が入射し
ている可能性が高い。そこでこの場合においては、比較
器605bの出力をLにする。
【0083】また、正常動作時における受光素子82の
出力V1,V2の最低値を、それぞれV1MIN,V2MINとす
るとき、しきい値Vth2は、V1MINとV2MINの和より小
さな値に設定されている。従って、加算回路604bの
出力がしきい値Vth2より小さいとき、受光素子82が
正しく反射板502からの光を受光していない(正常な
動作状態ではない)可能性が高い。そこでこの場合にお
いても、比較器605bの出力をLにする。
出力V1,V2の最低値を、それぞれV1MIN,V2MINとす
るとき、しきい値Vth2は、V1MINとV2MINの和より小
さな値に設定されている。従って、加算回路604bの
出力がしきい値Vth2より小さいとき、受光素子82が
正しく反射板502からの光を受光していない(正常な
動作状態ではない)可能性が高い。そこでこの場合にお
いても、比較器605bの出力をLにする。
【0084】AND回路606は比較器605aと60
5bの出力の論理積を演算する。従って、AND回路6
06の出力は、正常動作時、被検出物体501が存在す
るとき、Hを出力し、存在しないとき、Lを出力する。
また、正常動作状態ではないとき、Lを出力する。
5bの出力の論理積を演算する。従って、AND回路6
06の出力は、正常動作時、被検出物体501が存在す
るとき、Hを出力し、存在しないとき、Lを出力する。
また、正常動作状態ではないとき、Lを出力する。
【0085】図25に、上記した光学装置を応用した本
発明の画像表示装置としてのレーザディスプレイ装置の
実施例の構成を示す。図25の光源装置701において
は、赤、緑、青の3本のレーザビームをそれぞれ内蔵す
る光変調器によって、カラーテレビジョンのR,G,B
の3原色の信号により強度変調する。そして、例えば図
4に示す光学装置により、R,G,Bの3原色の光の合
成を行う。そこから送出された1本に合成されたレーザ
ビームは反射鏡702によって反射され、ガルバノメー
タ703に導かれる。
発明の画像表示装置としてのレーザディスプレイ装置の
実施例の構成を示す。図25の光源装置701において
は、赤、緑、青の3本のレーザビームをそれぞれ内蔵す
る光変調器によって、カラーテレビジョンのR,G,B
の3原色の信号により強度変調する。そして、例えば図
4に示す光学装置により、R,G,Bの3原色の光の合
成を行う。そこから送出された1本に合成されたレーザ
ビームは反射鏡702によって反射され、ガルバノメー
タ703に導かれる。
【0086】ガルバノメータ703は回転軸を中心に回
転され、反射鏡702から入射された光の垂直方向の走
査を行う。ガルバノメータ703からの反射光はリレー
レンズ705a,705bを通って回転多面鏡706に
導かれ、水平方向の走査が行われる。リレーレンズ70
5a,705bはガルバノメータ703や回転多面鏡7
06などの光偏向器を小型とし、周波数応答性を良くす
るために設けられており、それぞれの焦点に偏向器が位
置するようにし、レンズ705a,705bは、その間
の間隔が、両方の焦点距離の和になるように配置してあ
る。
転され、反射鏡702から入射された光の垂直方向の走
査を行う。ガルバノメータ703からの反射光はリレー
レンズ705a,705bを通って回転多面鏡706に
導かれ、水平方向の走査が行われる。リレーレンズ70
5a,705bはガルバノメータ703や回転多面鏡7
06などの光偏向器を小型とし、周波数応答性を良くす
るために設けられており、それぞれの焦点に偏向器が位
置するようにし、レンズ705a,705bは、その間
の間隔が、両方の焦点距離の和になるように配置してあ
る。
【0087】このようにして、ガルバノメータ703と
回転多面鏡706によって2次元に走査された1本の合
成光ビームを、スクリーン708に投影する。これによ
り、解像度と彩度の高いカラーテレビジョンの小型のデ
ィスプレイを得ることができる。
回転多面鏡706によって2次元に走査された1本の合
成光ビームを、スクリーン708に投影する。これによ
り、解像度と彩度の高いカラーテレビジョンの小型のデ
ィスプレイを得ることができる。
【0088】図26に、上記した光学装置を応用した本
発明の画像入力装置としてのカラーコピー装置の実施例
の構成を示す。本実施例は図14に示す色識別装置をカ
ラーコピー装置に適用した例である。図26において、
入力走査部801と出力走査部802を同期調整部80
3によって同期回転させる。そして、入力走査部801
に取り付けられたカラーの原稿804を、図14に示す
構成の色識別装置805によって識別し、その情報をコ
ンピュータ806に送る。コンピュータ806では供給
された識別結果に基づいて光源807を制御し、出力走
査部802(記録手段)に取り付けられた記録部材80
8にカラー画像を記録する。
発明の画像入力装置としてのカラーコピー装置の実施例
の構成を示す。本実施例は図14に示す色識別装置をカ
ラーコピー装置に適用した例である。図26において、
入力走査部801と出力走査部802を同期調整部80
3によって同期回転させる。そして、入力走査部801
に取り付けられたカラーの原稿804を、図14に示す
構成の色識別装置805によって識別し、その情報をコ
ンピュータ806に送る。コンピュータ806では供給
された識別結果に基づいて光源807を制御し、出力走
査部802(記録手段)に取り付けられた記録部材80
8にカラー画像を記録する。
【0089】上記のように構成されたカラーコピー装置
は、カラーファクシミリ装置にも応用することができ
る。
は、カラーファクシミリ装置にも応用することができ
る。
【0090】以上の他、本発明は複数の波長帯域の光を
合成または分離する装置に適用することが可能である。
合成または分離する装置に適用することが可能である。
【図1】本発明の光学装置の第1の実施例の構成を示す
図である。
図である。
【図2】図1の実施例の第1の反射面の光学的特性を示
す図である。
す図である。
【図3】図1の実施例の第2の反射面の光学的特性を示
す図である。
す図である。
【図4】本発明の光学装置の第2の実施例の構成を示す
図である。
図である。
【図5】図4の実施例の光学装置の反射面の光学的特性
を示す図である。
を示す図である。
【図6】本発明の光学装置の第3の実施例の構成を示す
図である。
図である。
【図7】本発明の光学装置の第4の実施例の構成を示す
図である。
図である。
【図8】本発明の光学装置の第5の実施例の構成を示す
図である。
図である。
【図9】図8の実施例の光学装置の反射面の光学的特性
を示す図である。
を示す図である。
【図10】本発明の光学装置の第6の実施例の構成を示
す図である。
す図である。
【図11】本発明の光学装置の第7の実施例の構成を示
す図である。
す図である。
【図12】本発明の光学装置の第8の実施例の構成を示
す図である。
す図である。
【図13】本発明の光学装置の第9の実施例の構成を示
す図である。
す図である。
【図14】本発明の色識別装置の第1の実施例の構成を
示す図である。
示す図である。
【図15】本発明の色識別装置の第2の実施例の構成を
示す図である。
示す図である。
【図16】本発明の色識別装置の第3の実施例の構成を
示す図である。
示す図である。
【図17】図15と図16の光ファイバの引き出し構造
を示す図である。
を示す図である。
【図18】図15に示すダイクロイックミラー907の
反射面の光学的特性を示す図である。
反射面の光学的特性を示す図である。
【図19】図15の実施例において発生する迷光を説明
する図である。
する図である。
【図20】図15の波長フィルタ908Bの透過率特性
を示す図である。
を示す図である。
【図21】図15の波長フィルタ908Bを用いた時の
図15のダイクロイックミラー907の光学特性を示す
図である。
図15のダイクロイックミラー907の光学特性を示す
図である。
【図22】図15の波長フィルタ908Rの透過率特性
を示す図である。
を示す図である。
【図23】本発明の多波長光電センサの実施例の構成を
示す図である。
示す図である。
【図24】図23に示す実施例の処理回路の構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図25】本発明の画像表示装置の実施例の構成を示す
図である。
図である。
【図26】本発明の画像入力装置の実施例の構成を示す
図である。
図である。
【図27】従来の光合成装置の一例の構成を示す図であ
る。
る。
【図28】従来の光分離装置の一例の構成を示す図であ
る。
る。
【図29】従来の光合成装置の他の例の構成を示す図で
ある。
ある。
1,2,6 光源 3,3−1,3−2 光学素子 3a,3b,3c 反射面 11,12 集光レンズ 13,15 受光素子 41 2チップLED 51 パッケージ 61 コリメートレンズ 92 光ファイバ 301,301−1,301−2 光学素子 301a,301b 反射面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 武史 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 清本 浩伸 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 第1の波長帯域の光と、前記第1の波長
帯域とは異なる第2の波長帯域の光を光学素子で合成し
て出射する光学装置において、 前記光学素子は、 前記第1の波長帯域の光を反射する第1の反射面と、 前記第1の波長帯域の光を透過するとともに、前記第2
の波長帯域の光を反射して、前記第1の反射面で反射さ
れた前記第1の波長帯域の光と実質的に同一の方向に出
射する第2の反射面とを備えることを特徴とする光学装
置。 - 【請求項2】 前記第1の反射面と第2の反射面は、前
記第1の波長帯域および第2の波長帯域とは異なる第3
の波長帯域の光を透過し、第3の波長帯域の光が前記第
1の波長帯域の光および第2の波長帯域の光と実質的に
同一の方向に出射されることを特徴とする請求項1に記
載の光学装置。 - 【請求項3】 前記第1の波長帯域の光を発生する第1
の発光手段と、 前記第2の波長帯域の光を発生する第2の発光手段とを
さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の光学装
置。 - 【請求項4】 前記第1の波長帯域の光または第2の波
長帯域の光の光路上に、波長帯域を制限する制限手段を
設けたことを特徴とする請求項3に記載の光学装置。 - 【請求項5】 異なる波長帯域の光の光量が異なると
き、光量の大きな方の光を前記第1の波長帯域の光とし
て前記第1の反射面で反射させ、光量の小さな方の光を
前記第2の波長帯域の光として前記第2の反射面で反射
させることを特徴とする請求項3に記載の光学装置。 - 【請求項6】 前記第1の波長帯域の光および前記第2
の波長帯域の光を各別に分離してまたは分離せずに受光
する受光手段をさらに備えることを特徴とする請求項3
に記載の光学装置。 - 【請求項7】 物体に光を照射し、前記物体からの光を
受光して前記物体の色情報を利用する検出装置におい
て、 請求項6に記載の光学装置と、 前記光学装置の受光手段が受光した光の光量に基づいて
所定の信号処理を行う処理手段とを備えることを特徴と
する検出装置。 - 【請求項8】 前記光学装置は、前記第1の発光手段お
よび第2の発光手段が発生した光をそれぞれ前記光学素
子まで案内する光ファイバと、前記光学素子で合成され
た光を前記物体に照射する照射手段とをさらに備え、 前記照射手段は、前記光学素子で合成された光を、前記
光学素子および前記照射手段を収納するヘッド部の前記
物体に対向する面に垂直に出射し、 前記光ファイバは、前記照射手段が照射する光の光軸に
対して斜めの方向に前記ヘッド部から引き出されている
ことを特徴とする請求項7に記載の検出装置。 - 【請求項9】 物体に光を照射し、前記物体からの光を
受光して前記物体の有無または表面状態の少なくともい
ずれか一方を検出する多波長光電センサにおいて、 請求項6に記載の光学装置と、 前記光学装置が発する前記第1の波長帯域と前記第2の
波長帯域の光の一方を反射し他方を吸収する反射吸収手
段とを備え、 前記反射吸収手段で反射した波長帯域の光を前記光学装
置の前記受光手段で受光することを特徴とする多波長光
電センサ。 - 【請求項10】 画像に対応してそれぞれ変調された多
波長の光を走査してスクリーン上に投影することにより
前記画像を表示する画像表示装置において、 前記多波長の光を合成する請求項1に記載の光学装置を
備えることを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項11】 原稿に光を照射し、前記原稿からの光
を受光して、前記原稿に対して相対的に移動しつつ前記
原稿上の画像を入力する画像入力装置において、 請求項7に記載の構成を有し、前記処理手段は前記原稿
の色に対応する信号を出力する検出装置と、 前記検出装置によって出力された前記原稿上の画像を記
録する記録手段とを備えることを特徴とする画像入力装
置。 - 【請求項12】 第1の波長帯域の光と、前記第1の波
長帯域とは異なる第2の波長帯域の光が合成された光を
光学素子で分離して受光する光学装置において、 前記光学素子は、 前記第1の波長帯域の光を反射する第1の反射面と、 前記第1の波長帯域の光を透過させるとともに、前記第
2の波長帯域の光を反射する第2の反射面とを備え、 さらに前記光学素子によって分離された第1の波長帯域
の光と第2の波長帯域の光とをそれぞれ受光する第1の
受光手段および第2の受光手段を備えることを特徴とす
る光学装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7252626A JPH0996720A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7252626A JPH0996720A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 光学装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0996720A true JPH0996720A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17239985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7252626A Pending JPH0996720A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 光学装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0996720A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005321753A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-11-17 | Olympus Corp | 落射顕微鏡および蛍光フィルターセット |
| JP2011061423A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Sharp Corp | 画像読取装置、複写機及びファクシミリ装置 |
| JP2015143166A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | パイオニア株式会社 | 車両用合わせガラス及びその製造方法 |
| JP2019134125A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | ファナック株式会社 | 半導体レーザモジュール及びレーザ発振器 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7252626A patent/JPH0996720A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005321753A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-11-17 | Olympus Corp | 落射顕微鏡および蛍光フィルターセット |
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| JP2015143166A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | パイオニア株式会社 | 車両用合わせガラス及びその製造方法 |
| JP2019134125A (ja) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | ファナック株式会社 | 半導体レーザモジュール及びレーザ発振器 |
| CN110137796A (zh) * | 2018-02-02 | 2019-08-16 | 发那科株式会社 | 半导体激光模块和激光振荡器 |
| US10714899B2 (en) | 2018-02-02 | 2020-07-14 | Fanuc Corporation | Semiconductor laser module and laser oscillator |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021031 |