JPH0997277A - 設計支援装置 - Google Patents
設計支援装置Info
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- JPH0997277A JPH0997277A JP7252931A JP25293195A JPH0997277A JP H0997277 A JPH0997277 A JP H0997277A JP 7252931 A JP7252931 A JP 7252931A JP 25293195 A JP25293195 A JP 25293195A JP H0997277 A JPH0997277 A JP H0997277A
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- JP
- Japan
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- design
- model
- history
- support apparatus
- memory
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Abstract
(57)【要約】
【課題】どのような設計履歴でも管理でき、且つ、その
履歴を関係木構造で表示できる設計支援装置を提供す
る。 【解決手段】第1メモリ10aは、設計過程において作
成/変更される設計モデルの状態情報と、その設計モデ
ルの状態を遷移させるコマンド列と設計モデルを関連付
ける第1の関連付けデータと、を順次記憶していく。第
2メモリ10bは、設計過程において実行されるコマン
ド列と、そのコマンド列とコマンド列の実行前後の設計
モデルとを関連付ける第2の関連付けデータと、を順次
記憶していく。設計履歴管理部9は、第1メモリ10a
と第2メモリ10bの記憶内容を参照して設計履歴を示
す関係木構造を作成して表示手段1から表示し、入力部
7からの指示を受けて、第1メモリ10aと第2メモリ
10bの記憶内容を編集するとともに、CAD部8を動
作させて表示部1の表示を変更させる。
履歴を関係木構造で表示できる設計支援装置を提供す
る。 【解決手段】第1メモリ10aは、設計過程において作
成/変更される設計モデルの状態情報と、その設計モデ
ルの状態を遷移させるコマンド列と設計モデルを関連付
ける第1の関連付けデータと、を順次記憶していく。第
2メモリ10bは、設計過程において実行されるコマン
ド列と、そのコマンド列とコマンド列の実行前後の設計
モデルとを関連付ける第2の関連付けデータと、を順次
記憶していく。設計履歴管理部9は、第1メモリ10a
と第2メモリ10bの記憶内容を参照して設計履歴を示
す関係木構造を作成して表示手段1から表示し、入力部
7からの指示を受けて、第1メモリ10aと第2メモリ
10bの記憶内容を編集するとともに、CAD部8を動
作させて表示部1の表示を変更させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対話的に形状の設
計を行う設計支援装置に関し、特に、設計履歴を管理し
その設計履歴を有効に活用して設計を行うことのできる
設計支援装置に関する。
計を行う設計支援装置に関し、特に、設計履歴を管理し
その設計履歴を有効に活用して設計を行うことのできる
設計支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元形状を設計する設計支援装
置において、その3次元形状を表現する方法としては、
ワイヤーフレームモデル、サーフェイスモデル、そし
て、ソリッドモデルの3種類のモデルが利用されてい
る。ここで、ワイヤーフレームモデルとは、針金細工の
ように3次元形状を稜線と頂点だけで表現するものであ
る。サーフェイスモデルとは、針金の輪郭に紙を張るよ
うに、ワイヤーフレームモデルのデータに面のデータを
合わせ持っているものである。ソリッドモデルとは、3
次元形状を完全に表現できるものであり、中身の詰まっ
た立体のモデルである。
置において、その3次元形状を表現する方法としては、
ワイヤーフレームモデル、サーフェイスモデル、そし
て、ソリッドモデルの3種類のモデルが利用されてい
る。ここで、ワイヤーフレームモデルとは、針金細工の
ように3次元形状を稜線と頂点だけで表現するものであ
る。サーフェイスモデルとは、針金の輪郭に紙を張るよ
うに、ワイヤーフレームモデルのデータに面のデータを
合わせ持っているものである。ソリッドモデルとは、3
次元形状を完全に表現できるものであり、中身の詰まっ
た立体のモデルである。
【0003】通常、設計者は上記の3種類のモデルを適
宜使い分けて効率的に設計を行う。例えば、ワイヤーフ
レームモデルにより3次元形状の輪郭を入力し、そこに
サーフェイスモデルにより面を張り、最終的にソリッド
モデルに変換するといった手順にて行う。また、必要に
応じて、ソリッドモデルをサーフェイスモデルに変換し
たり、サーフェイスモデルをワイヤーフレームモデルに
変換して形状を修正をしたり、またはその逆変換を行っ
たり、あるいは、ソリッドモデルをワイヤーフレームモ
デルで削る等して最終形状を作成する。
宜使い分けて効率的に設計を行う。例えば、ワイヤーフ
レームモデルにより3次元形状の輪郭を入力し、そこに
サーフェイスモデルにより面を張り、最終的にソリッド
モデルに変換するといった手順にて行う。また、必要に
応じて、ソリッドモデルをサーフェイスモデルに変換し
たり、サーフェイスモデルをワイヤーフレームモデルに
変換して形状を修正をしたり、またはその逆変換を行っ
たり、あるいは、ソリッドモデルをワイヤーフレームモ
デルで削る等して最終形状を作成する。
【0004】上記設計過程において、設計者の意図した
製品形状を対話的に作成するためには、設計者の誤った
操作を取り消す機能、過去に存在した形状を再現する機
能が不可欠である。また、製品形状を設計するうえで、
製品に課せられる様々な要求(製品の外観、材質、信頼
性、コスト等)の変更に起因する設計変更にも対応でき
るよう、生成された形状の一部分を変更できる機能等、
設計を支援できる機能が必要である。
製品形状を対話的に作成するためには、設計者の誤った
操作を取り消す機能、過去に存在した形状を再現する機
能が不可欠である。また、製品形状を設計するうえで、
製品に課せられる様々な要求(製品の外観、材質、信頼
性、コスト等)の変更に起因する設計変更にも対応でき
るよう、生成された形状の一部分を変更できる機能等、
設計を支援できる機能が必要である。
【0005】そこで、設計の各段階における設計状態な
らびに設計操作の履歴を時系列で外部記憶装置に保存し
ておき、設計者が操作取り消しを要求した際に、その外
部記憶手段から必要な情報を読み出し、過去の設計状態
を再現する設計支援装置が知られている(特開平2−2
80277号公報、特開平6−51888号公報)。
らびに設計操作の履歴を時系列で外部記憶装置に保存し
ておき、設計者が操作取り消しを要求した際に、その外
部記憶手段から必要な情報を読み出し、過去の設計状態
を再現する設計支援装置が知られている(特開平2−2
80277号公報、特開平6−51888号公報)。
【0006】また、他の装置として特開平3−7809
0号公報に記載された設計支援装置が知られている。こ
の装置では、実行された形状変形のコマンドを逆操作・
再操作可能な基本変形操作の列に分解し、それらの操作
列並びにコマンド引き数を設計過程の履歴を保存する木
構造の枝に蓄え、設計者が操作取り消しを要求した場
合、形状の復旧に必要となるコマンド列を木構造を辿っ
て求め、そのコマンド列を実行する。そして、生成され
た形状の一部分の変更は、同様に木構造を辿ってコマン
ド列を求め、その引き数を変更し再度コマンドを実行す
ることにより行う。
0号公報に記載された設計支援装置が知られている。こ
の装置では、実行された形状変形のコマンドを逆操作・
再操作可能な基本変形操作の列に分解し、それらの操作
列並びにコマンド引き数を設計過程の履歴を保存する木
構造の枝に蓄え、設計者が操作取り消しを要求した場
合、形状の復旧に必要となるコマンド列を木構造を辿っ
て求め、そのコマンド列を実行する。そして、生成され
た形状の一部分の変更は、同様に木構造を辿ってコマン
ド列を求め、その引き数を変更し再度コマンドを実行す
ることにより行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
設計支援装置では、設計状態と設計操作の履歴を関連付
けておらず、単にそれらのデータを時系列で記憶してい
たり、木構造の節に基本変形操作列及びコマンド引き数
を記憶しているだけであるため、設計操作を一つ一つ辿
ることは可能であるが、全体の関係木構造を作成するこ
とは不可能であった。このため、設計者が設計履歴全体
を把握することが困難であり、履歴情報を設計に有効に
活用することが困難であった。
設計支援装置では、設計状態と設計操作の履歴を関連付
けておらず、単にそれらのデータを時系列で記憶してい
たり、木構造の節に基本変形操作列及びコマンド引き数
を記憶しているだけであるため、設計操作を一つ一つ辿
ることは可能であるが、全体の関係木構造を作成するこ
とは不可能であった。このため、設計者が設計履歴全体
を把握することが困難であり、履歴情報を設計に有効に
活用することが困難であった。
【0008】また、時間的に連続した過程を通じて設計
が行われた場合には、履歴情報を管理して、過去の実行
されたコマンド列をパラメータを変えて実行する等の履
歴処理動作を行うことができるが、時間的に不連続な設
計過程が存在する場合には、例えば、設計履歴aから設
計モデルAを作成した後、設計履歴bから設計モデルB
を作成し、その後、設計モデルAと設計モデルBを参照
して設計モデルCを作成したような場合には、設計履歴
aと設計履歴bを関連付けることができないため、履歴
情報を管理できず、履歴処理動作を行うことができなか
った。つまり、従来の設計支援装置では、独立の設計履
歴を有する複数の設計モデル(例えば、ソリッドモデル
とワイヤーフレームモデル)を用いて新たな設計モデル
の作成/変更を行った場合には、上記複数の設計モデル
の各設計履歴を複合して管理することができないという
問題がある。
が行われた場合には、履歴情報を管理して、過去の実行
されたコマンド列をパラメータを変えて実行する等の履
歴処理動作を行うことができるが、時間的に不連続な設
計過程が存在する場合には、例えば、設計履歴aから設
計モデルAを作成した後、設計履歴bから設計モデルB
を作成し、その後、設計モデルAと設計モデルBを参照
して設計モデルCを作成したような場合には、設計履歴
aと設計履歴bを関連付けることができないため、履歴
情報を管理できず、履歴処理動作を行うことができなか
った。つまり、従来の設計支援装置では、独立の設計履
歴を有する複数の設計モデル(例えば、ソリッドモデル
とワイヤーフレームモデル)を用いて新たな設計モデル
の作成/変更を行った場合には、上記複数の設計モデル
の各設計履歴を複合して管理することができないという
問題がある。
【0009】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、設計状態と設計操作の履歴を関連付けて記憶す
ることにより、設計履歴における任意の部分において、
過去の状態への復帰、過去のモデルの再生、コマンドの
再実行を容易に行うことのできる設計支援装置を提供す
ることを特徴とする。
あって、設計状態と設計操作の履歴を関連付けて記憶す
ることにより、設計履歴における任意の部分において、
過去の状態への復帰、過去のモデルの再生、コマンドの
再実行を容易に行うことのできる設計支援装置を提供す
ることを特徴とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の設計支
援装置は、入力手段と、入力手段からの指示に基づいて
形状を作成/変更する設計手段と、形状を表示する表示
手段を備えてなる設計支援装置において、設計手段によ
り過去に作成/変更された設計モデルや過去に実行され
たコマンド列に関するデータを記憶する記憶手段と、記
憶手段を参照して設計履歴を示す関係木構造を作成し表
示手段から表示させる木構造作成表示手段と、入力手段
から過去に作成/変更された設計モデルまたは過去に実
行されたコマンド列が指定されたときに、記憶手段から
指定された設計モデルまたは指定されたコマンド列に関
するデータを呼び出す履歴データ呼び出し手段と、を備
えてなるものである。
援装置は、入力手段と、入力手段からの指示に基づいて
形状を作成/変更する設計手段と、形状を表示する表示
手段を備えてなる設計支援装置において、設計手段によ
り過去に作成/変更された設計モデルや過去に実行され
たコマンド列に関するデータを記憶する記憶手段と、記
憶手段を参照して設計履歴を示す関係木構造を作成し表
示手段から表示させる木構造作成表示手段と、入力手段
から過去に作成/変更された設計モデルまたは過去に実
行されたコマンド列が指定されたときに、記憶手段から
指定された設計モデルまたは指定されたコマンド列に関
するデータを呼び出す履歴データ呼び出し手段と、を備
えてなるものである。
【0011】上記構成では、設計履歴を示す関係木構造
を表示手段から表示するため、設計者はその関係木構造
を参照しながら設計することが可能となり、有効な設計
支援を行うことができる。
を表示手段から表示するため、設計者はその関係木構造
を参照しながら設計することが可能となり、有効な設計
支援を行うことができる。
【0012】また、設計過程における任意の設計モデル
またはコマンド列に関するデータを取り出すことが可能
となる。
またはコマンド列に関するデータを取り出すことが可能
となる。
【0013】請求項2に記載の設計支援装置は、請求項
1に記載の設計支援装置において、設計手段に、入力手
段から指示された処理動作を行うよう指示する設計履歴
処理手段を備えてなるものである。
1に記載の設計支援装置において、設計手段に、入力手
段から指示された処理動作を行うよう指示する設計履歴
処理手段を備えてなるものである。
【0014】請求項3に記載の設計支援装置は、請求項
2に記載の設計支援装置において、設計履歴処理手段
が、入力手段に指定された設計モデルを再生する再生手
段を有してなるものである。
2に記載の設計支援装置において、設計履歴処理手段
が、入力手段に指定された設計モデルを再生する再生手
段を有してなるものである。
【0015】請求項4に記載の設計支援装置は、請求項
2または請求項3に記載の設計支援装置において、設計
履歴処理手段は、入力手段に指定された設計モデルある
いはコマンド列を他の設計モデルあるいは他のコマンド
列に変換する変換手段を有してなるものである。
2または請求項3に記載の設計支援装置において、設計
履歴処理手段は、入力手段に指定された設計モデルある
いはコマンド列を他の設計モデルあるいは他のコマンド
列に変換する変換手段を有してなるものである。
【0016】上記請求項2乃至請求項4に記載の設計支
援装置では、過去に設計/作成された設計モデルや過去
に実行されたコマンド列が指示されたときに、前記履歴
データ呼出し手段が呼出したデータに基づいて、過去に
設計した設計モデルの呼び出し・再生や、コマンド列の
パラメータを変えた再実行等を行うことができる。従っ
て、設計操作や設計変形を容易に行うことが可能とな
る。
援装置では、過去に設計/作成された設計モデルや過去
に実行されたコマンド列が指示されたときに、前記履歴
データ呼出し手段が呼出したデータに基づいて、過去に
設計した設計モデルの呼び出し・再生や、コマンド列の
パラメータを変えた再実行等を行うことができる。従っ
て、設計操作や設計変形を容易に行うことが可能とな
る。
【0017】請求項5に記載の設計支援装置は、請求項
1乃至請求項4に記載の設計支援装置において、記憶手
段が、設計過程において作成/変更される設計モデルの
状態情報と、設計モデルの状態を遷移させるコマンド列
と設計モデルとを関連付ける第1の関連付けデータと、
を順次記憶していく第1の記憶手段と、設計過程におい
て実行されるコマンド列と、コマンド列とコマンド列の
実行前後の設計モデルとを関連付ける第2の関連付けデ
ータと、を順次記憶していく第2の記憶手段と、からな
るものである。
1乃至請求項4に記載の設計支援装置において、記憶手
段が、設計過程において作成/変更される設計モデルの
状態情報と、設計モデルの状態を遷移させるコマンド列
と設計モデルとを関連付ける第1の関連付けデータと、
を順次記憶していく第1の記憶手段と、設計過程におい
て実行されるコマンド列と、コマンド列とコマンド列の
実行前後の設計モデルとを関連付ける第2の関連付けデ
ータと、を順次記憶していく第2の記憶手段と、からな
るものである。
【0018】上記構成では、木構造作成手段が第1の関
連付けデータと第2の関連付けデータを用いて関係木構
造を作成することができるため、設計者はその関係木構
造により設計履歴を把握することができ、設計操作なら
びに設計変更を容易に行うことができる。
連付けデータと第2の関連付けデータを用いて関係木構
造を作成することができるため、設計者はその関係木構
造により設計履歴を把握することができ、設計操作なら
びに設計変更を容易に行うことができる。
【0019】また、その関係木構造を利用することによ
り、過去の状態への復帰、過去の設計モデルの再生、コ
マンドの再実行等の処理動作を容易に行うことが可能と
なり、操作性が向上する。
り、過去の状態への復帰、過去の設計モデルの再生、コ
マンドの再実行等の処理動作を容易に行うことが可能と
なり、操作性が向上する。
【0020】更に、独立の設計履歴を有する複数の設計
モデルを参照して作成された設計モデルに関しても、第
1の関連付けデータ及び第2の関連付けデータにより上
記の複数の設計モデルを関連付けて管理することができ
るため、関係木構造における任意の部分において、履歴
処理動作を行うことが可能となる。
モデルを参照して作成された設計モデルに関しても、第
1の関連付けデータ及び第2の関連付けデータにより上
記の複数の設計モデルを関連付けて管理することができ
るため、関係木構造における任意の部分において、履歴
処理動作を行うことが可能となる。
【0021】請求項6に記載の設計支援装置は、請求項
5に記載の設計支援装置において、第1の記憶手段が、
設計過程において作成/変更された設計モデルの形状デ
ータを記憶する幾何情報記憶部を有してなるものであ
る。
5に記載の設計支援装置において、第1の記憶手段が、
設計過程において作成/変更された設計モデルの形状デ
ータを記憶する幾何情報記憶部を有してなるものであ
る。
【0022】上記構成により、過去に作成/変更した設
計モデルを容易に取り出すことが可能となる。
計モデルを容易に取り出すことが可能となる。
【0023】請求項7に記載の設計支援装置は、請求項
1乃至請求項6のいずれかに記載の設計支援装置におい
て、入力手段から指定された部分の設計履歴を記憶する
第3の記憶手段を有してなるものである。
1乃至請求項6のいずれかに記載の設計支援装置におい
て、入力手段から指定された部分の設計履歴を記憶する
第3の記憶手段を有してなるものである。
【0024】上記構成によれば、例えば設計変更を行う
とき等に、設計変更前までの設計履歴を第3の記憶部に
記憶させておけば、後で変更前のデータを呼び出すこと
が容易となる。これは、特に、設計ステップが数十〜数
百あり、必要な部分の設計履歴の抽出が困難な場合等に
有効である。
とき等に、設計変更前までの設計履歴を第3の記憶部に
記憶させておけば、後で変更前のデータを呼び出すこと
が容易となる。これは、特に、設計ステップが数十〜数
百あり、必要な部分の設計履歴の抽出が困難な場合等に
有効である。
【0025】請求項8に記載の設計支援装置は、請求項
1乃至請求項7のいずれかに記載の設計支援装置におい
て、入力手段から指定された設計モデルの副情報を記憶
する第4の記憶手段を有してなるものである。
1乃至請求項7のいずれかに記載の設計支援装置におい
て、入力手段から指定された設計モデルの副情報を記憶
する第4の記憶手段を有してなるものである。
【0026】上記構成では、例えば設計過程において特
徴的な設計モデル等に副情報を付し、それを第4の記憶
手段で記憶しているため、その設計モデルを後で呼び出
すことが容易となる。これは、特に、設計ステップが数
十〜数百あり、必要な設計モデルの抽出が困難な場合等
に有効である。
徴的な設計モデル等に副情報を付し、それを第4の記憶
手段で記憶しているため、その設計モデルを後で呼び出
すことが容易となる。これは、特に、設計ステップが数
十〜数百あり、必要な設計モデルの抽出が困難な場合等
に有効である。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一構成例を示すブ
ロック図である。この設計支援装置(以下、CAD装置
と記す)は、設計者からの入力に基づいて設計図面の作
製を行うCAD部(請求項における設計手段)8と、過
去に設計した設計情報を格納するとともに取り出す外部
記憶部3と、入力手段としてのマウス装置5,キーボー
ド装置6等からなる入力部7、設計された図面や設計履
歴を表示するCRTディスプレイ等からなる表示部1
(請求項における表示手段)、過去に設計された設計履
歴情報を記憶する記憶部10と、その記憶部10の記憶
内容を管理し木構造を作成するとともに履歴操作を行う
設計履歴管理部(請求項における木構造作成表示手段,
履歴データ処理手段,設計履歴処理手段〔再生手段,変
換手段〕)9とから構成されている。
ロック図である。この設計支援装置(以下、CAD装置
と記す)は、設計者からの入力に基づいて設計図面の作
製を行うCAD部(請求項における設計手段)8と、過
去に設計した設計情報を格納するとともに取り出す外部
記憶部3と、入力手段としてのマウス装置5,キーボー
ド装置6等からなる入力部7、設計された図面や設計履
歴を表示するCRTディスプレイ等からなる表示部1
(請求項における表示手段)、過去に設計された設計履
歴情報を記憶する記憶部10と、その記憶部10の記憶
内容を管理し木構造を作成するとともに履歴操作を行う
設計履歴管理部(請求項における木構造作成表示手段,
履歴データ処理手段,設計履歴処理手段〔再生手段,変
換手段〕)9とから構成されている。
【0028】記憶部10は第1メモリ10aと第2メモ
リ10bからなっている。第1メモリ10aはCAD部
8で形状作成/変更コマンド列により作成された図面の
形状データを時系列で記憶するメモリであり、幾何情報
記憶部と状態情報記憶部からなっている。幾何情報記憶
部は作成された図面の形状データ名、幾何情報、副情報
を記憶している。例えば点データの場合には、下記の表
1のように記憶している。
リ10bからなっている。第1メモリ10aはCAD部
8で形状作成/変更コマンド列により作成された図面の
形状データを時系列で記憶するメモリであり、幾何情報
記憶部と状態情報記憶部からなっている。幾何情報記憶
部は作成された図面の形状データ名、幾何情報、副情報
を記憶している。例えば点データの場合には、下記の表
1のように記憶している。
【0029】
【表1】
【0030】状態記憶部はCAD部8で形状作成/変更
コマンド列により作成された図面の状態、幾何状態記憶
部における形状データ名と、各記憶要素の要素ID,形
状データの状態変化に関係したコマンド列名(請求項に
おける第1の関連付けデータ)を時系列に記憶してい
る。
コマンド列により作成された図面の状態、幾何状態記憶
部における形状データ名と、各記憶要素の要素ID,形
状データの状態変化に関係したコマンド列名(請求項に
おける第1の関連付けデータ)を時系列に記憶してい
る。
【0031】第2メモリ10bはCAD部8での設計過
程において実行されたコマンド列と、コマンド列の実行
に関係する形状データをコマンド列を一つの処理系と見
なして、その入力と出力とを第1メモリ10aの状態記
憶部の要素ID(請求項における第2の関連付けデー
タ)にて時系列に記憶している。
程において実行されたコマンド列と、コマンド列の実行
に関係する形状データをコマンド列を一つの処理系と見
なして、その入力と出力とを第1メモリ10aの状態記
憶部の要素ID(請求項における第2の関連付けデー
タ)にて時系列に記憶している。
【0032】本実施形態のCADシステムでは、形状設
計時に、設計履歴管理部9が、CAD部8において順次
設計される設計モデルの形状データ・状態情報データ・
コマンド等を記憶部10に記憶していく。そして、設計
履歴を検索したり、過去に作成したモデルを取り出した
りする場合に、設計履歴管理部9が記憶部10の記憶内
容に基づいて設計過程を示す木構造を作成する。
計時に、設計履歴管理部9が、CAD部8において順次
設計される設計モデルの形状データ・状態情報データ・
コマンド等を記憶部10に記憶していく。そして、設計
履歴を検索したり、過去に作成したモデルを取り出した
りする場合に、設計履歴管理部9が記憶部10の記憶内
容に基づいて設計過程を示す木構造を作成する。
【0033】まず、この木構造の作成について具体的に
説明する。
説明する。
【0034】今、次のように設計を行ったものとする。
まず、line1〜line3及びspline1から
フレームモデルであるprofile1を作成し、次に
このprofile1を参照してソリッドモデルである
solid1を作成し、そしてsolid1とsoli
d2を結合してsolid1の修正モデル(以下、so
lid1’と記す)を作成したものとする。このとき、
後述するステップ301〜309の処理により、記憶部
の第1メモリ10aの状態記憶部,第2メモリ10bの
記憶内容はそれぞれ、表2,表3のようになる。
まず、line1〜line3及びspline1から
フレームモデルであるprofile1を作成し、次に
このprofile1を参照してソリッドモデルである
solid1を作成し、そしてsolid1とsoli
d2を結合してsolid1の修正モデル(以下、so
lid1’と記す)を作成したものとする。このとき、
後述するステップ301〜309の処理により、記憶部
の第1メモリ10aの状態記憶部,第2メモリ10bの
記憶内容はそれぞれ、表2,表3のようになる。
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】ここで、例えば、表示部1に表示されてい
る”solid1’”の部分をマウスでダブルクリック
すると、記憶管理部9が第1メモリ10aと第2メモリ
10bを参照し、より具体的には、表2においてsol
id1’の記載されている行と表3においてCMD8の
記載されている行を参照して、一階層上の状態(一つ前
の設計状態)を調査して木構造を作成し、表示部1がそ
れを表示する。
る”solid1’”の部分をマウスでダブルクリック
すると、記憶管理部9が第1メモリ10aと第2メモリ
10bを参照し、より具体的には、表2においてsol
id1’の記載されている行と表3においてCMD8の
記載されている行を参照して、一階層上の状態(一つ前
の設計状態)を調査して木構造を作成し、表示部1がそ
れを表示する。
【0038】図2(a)はこのときの表示画面を示す図
である。この図中の括弧内に記載されているのはコマン
ド列名である。この図から、solid1’がsoli
d1とsolid2とからソリッドモデルにおける立体
集合演算により作成されていることが把握できる。な
お、solid1’はsolid1の修正されたモデル
であることを示している。また、solid1の頭に記
された記号*は過去に設計変更を行ったことを示してい
る。この”*solid1”の表示をダブルクリックす
ると、記憶管理部9が第1メモリ10aと第2メモリ1
0bを参照して、木構造を作成し、図2(b)の点線で
囲ってある部分を表示する。図2(c)は、solid
1’の関係木構造に出てくるprofile1という構
造が別個に存在することを示す図である。これは、so
lid1とprofile1とは別個に存在するモデル
であって、solid1を作成する際にprofile
1が参照されて作成されたことを示す。
である。この図中の括弧内に記載されているのはコマン
ド列名である。この図から、solid1’がsoli
d1とsolid2とからソリッドモデルにおける立体
集合演算により作成されていることが把握できる。な
お、solid1’はsolid1の修正されたモデル
であることを示している。また、solid1の頭に記
された記号*は過去に設計変更を行ったことを示してい
る。この”*solid1”の表示をダブルクリックす
ると、記憶管理部9が第1メモリ10aと第2メモリ1
0bを参照して、木構造を作成し、図2(b)の点線で
囲ってある部分を表示する。図2(c)は、solid
1’の関係木構造に出てくるprofile1という構
造が別個に存在することを示す図である。これは、so
lid1とprofile1とは別個に存在するモデル
であって、solid1を作成する際にprofile
1が参照されて作成されたことを示す。
【0039】以上のように本実施形態では、設計された
設計モデルと実行されたコマンドとが関連付けられるた
め、上記のように木構造を作成することができる。この
ため、設計者はどのような過程を通じて設計が行われた
かを見ることができ、設計操作ならびに設計変更を容易
に行うことが可能となる。また、独立の設計履歴を持つ
モデルが複数存在する場合(例えばワイヤーフレームモ
デルとソリッドモデルが存在する場合)でも、それらの
設計履歴を示す木構造を作成することができ、有効な設
計支援を実現できる。
設計モデルと実行されたコマンドとが関連付けられるた
め、上記のように木構造を作成することができる。この
ため、設計者はどのような過程を通じて設計が行われた
かを見ることができ、設計操作ならびに設計変更を容易
に行うことが可能となる。また、独立の設計履歴を持つ
モデルが複数存在する場合(例えばワイヤーフレームモ
デルとソリッドモデルが存在する場合)でも、それらの
設計履歴を示す木構造を作成することができ、有効な設
計支援を実現できる。
【0040】尚、木構造を表示させるための操作や表示
画面は上記したものに限らないことはいうまでもない。
画面は上記したものに限らないことはいうまでもない。
【0041】図3,図4は図1のCADシステムの処理
の流れを示すフロー図である。以下、これらの図を基
に、本実施形態のCADシステムの動作について説明す
る。
の流れを示すフロー図である。以下、これらの図を基
に、本実施形態のCADシステムの動作について説明す
る。
【0042】まず、図3に基づいて、形状作成/変更処
理について説明する。
理について説明する。
【0043】(ステップ301)入力部7からの入力
が、形状作成/変更コマンドか履歴操作(請求項におけ
る処理動作)コマンドかを判断し、履歴操作コマンドの
場合には(図4)へ移行する。
が、形状作成/変更コマンドか履歴操作(請求項におけ
る処理動作)コマンドかを判断し、履歴操作コマンドの
場合には(図4)へ移行する。
【0044】(ステップ302)実行コマンド列とその
パラメータ並びに補助情報(コマンド名、コマンド実施
日、ユーザ名等)をコマンド情報として記憶部10の第
2メモリ10bに格納する。
パラメータ並びに補助情報(コマンド名、コマンド実施
日、ユーザ名等)をコマンド情報として記憶部10の第
2メモリ10bに格納する。
【0045】(ステップ303)実行コマンド列の解析
を行い、設計対象となるモデルがあるかどうか調べる。
を行い、設計対象となるモデルがあるかどうか調べる。
【0046】(ステップ304)ステップ303におい
て、「No」の場合にはスタックカウンタをクリアし、
ステップ305に移行する。「Yes」の場合には設計
対象モデル名をスタックに格納する。
て、「No」の場合にはスタックカウンタをクリアし、
ステップ305に移行する。「Yes」の場合には設計
対象モデル名をスタックに格納する。
【0047】(ステップ305)実行コマンド列を実行
する。
する。
【0048】(ステップ306)新たに作成されたモデ
ルがあるか否かを調べる。
ルがあるか否かを調べる。
【0049】(ステップ307)ステップ306におい
て、「No」の場合はステップ308へ移行し、「Ye
s」の場合は新規モデルのステータスを持つモデル情報
を第1メモリ10aに格納し、かつ第2メモリ10bの
コマンド情報に出力モデル情報を追加格納する。
て、「No」の場合はステップ308へ移行し、「Ye
s」の場合は新規モデルのステータスを持つモデル情報
を第1メモリ10aに格納し、かつ第2メモリ10bの
コマンド情報に出力モデル情報を追加格納する。
【0050】(ステップ308,309)スタックカウ
ンタが0になるまで、スタック内のモデル情報の調査・
コマンド実行後のステータスを持つモデル情報の第1メ
モリ10aへの格納及び第2メモリ10bのコマンド情
報への出力モデル情報の格納を行う。
ンタが0になるまで、スタック内のモデル情報の調査・
コマンド実行後のステータスを持つモデル情報の第1メ
モリ10aへの格納及び第2メモリ10bのコマンド情
報への出力モデル情報の格納を行う。
【0051】以上がCAD部8での設計時における処理
であり、この処理によりコマンド実行時に関係するモデ
ルの入出力関係が履歴情報として記憶部10に格納され
る。
であり、この処理によりコマンド実行時に関係するモデ
ルの入出力関係が履歴情報として記憶部10に格納され
る。
【0052】次に、履歴操作コマンドの場合(図3にお
いてに分岐した場合)について説明する。履歴操作で
は、設計履歴を示す木構造を表示し、それに基づいて過
去の状態への復帰・過去のモデルの再生・現モデルの変
更を行う。図4はこの処理の流れを説明する図である。
以下、図4に示すフロー図に基づいて説明する。
いてに分岐した場合)について説明する。履歴操作で
は、設計履歴を示す木構造を表示し、それに基づいて過
去の状態への復帰・過去のモデルの再生・現モデルの変
更を行う。図4はこの処理の流れを説明する図である。
以下、図4に示すフロー図に基づいて説明する。
【0053】(ステップ310)履歴操作処理項目を選
択する。
択する。
【0054】(ステップ311)過去の設計状態に戻る
かどうかを調べ、「Yes」の場合にはステップ320
以下の『過去の状態への復帰』処理を行う。「No」の
場合にはステップ312へ移行する。
かどうかを調べ、「Yes」の場合にはステップ320
以下の『過去の状態への復帰』処理を行う。「No」の
場合にはステップ312へ移行する。
【0055】(ステップ312)過去の設計履歴を複製
して再生するか否かを調査し、「Yes」の場合にはス
テップ330以下の『過去のモデルの再生』処理へ進
み、「No」の場合ステップ313へ移行する。
して再生するか否かを調査し、「Yes」の場合にはス
テップ330以下の『過去のモデルの再生』処理へ進
み、「No」の場合ステップ313へ移行する。
【0056】(ステップ313)関係木構造のコマンド
の節を変更するか否かを調査し、「Yes」の場合には
ステップ340以下の『コマンド再実行』処理へ進み、
「No」の場合ステップ310へ戻る。
の節を変更するか否かを調査し、「Yes」の場合には
ステップ340以下の『コマンド再実行』処理へ進み、
「No」の場合ステップ310へ戻る。
【0057】『過去の状態への復帰』 (ステップ320)表示部1に必要な部分までの関係木
構造を表示し、戻りたい過去のモデルの関係木構造にお
ける節(設計段階のモデル)をマウス等により入力させ
る。
構造を表示し、戻りたい過去のモデルの関係木構造にお
ける節(設計段階のモデル)をマウス等により入力させ
る。
【0058】(ステップ321)設計履歴管理部9が、
第1メモリ10a及び第2メモリ10bの記憶内容の内
の、関係木構造における戻りたい時点後の部分を消去す
る。そして、設計履歴管理部9が第1メモリ10aの幾
何情報記憶部に記憶されている戻りたい時点の形状デー
タを呼び出し、CAD部8を介して、表示部1に表示す
る。これにより、過去の状態への復帰が行われる。尚、
ここでは、関係木構造における戻りたい時点後の部分の
記憶内容を消去しているが、その部分の記憶内容を第1
メモリ10aの幾何情報部に格納しておけば、後で再利
用することが可能となる。
第1メモリ10a及び第2メモリ10bの記憶内容の内
の、関係木構造における戻りたい時点後の部分を消去す
る。そして、設計履歴管理部9が第1メモリ10aの幾
何情報記憶部に記憶されている戻りたい時点の形状デー
タを呼び出し、CAD部8を介して、表示部1に表示す
る。これにより、過去の状態への復帰が行われる。尚、
ここでは、関係木構造における戻りたい時点後の部分の
記憶内容を消去しているが、その部分の記憶内容を第1
メモリ10aの幾何情報部に格納しておけば、後で再利
用することが可能となる。
【0059】『過去のモデルの再生』 (ステップ330)表示部1に必要な部分までの関係木
構造を表示し、複製して再生したい過去のモデルの関係
木構造における節をマウス等により入力させる。
構造を表示し、複製して再生したい過去のモデルの関係
木構造における節をマウス等により入力させる。
【0060】(ステップ331)設計履歴管理部9が、
入力された節以下の設計履歴情報の複製を作成する。
入力された節以下の設計履歴情報の複製を作成する。
【0061】(ステップ332)設計履歴管理部9が、
ステップ330で入力された節のモデルを第1メモリ1
0aの幾何情報記憶部から呼び出し、CAD部8を介し
て表示部1に表示する。これにより、過去のモデルが再
生される。
ステップ330で入力された節のモデルを第1メモリ1
0aの幾何情報記憶部から呼び出し、CAD部8を介し
て表示部1に表示する。これにより、過去のモデルが再
生される。
【0062】『コマンド再実行』 (ステップ340)表示部1に必要な部分までの関係木
構造を表示し、パラメータを変更して実行したいコマン
ドの関係木構造における節を入力部7から入力させる。
構造を表示し、パラメータを変更して実行したいコマン
ドの関係木構造における節を入力部7から入力させる。
【0063】(ステップ341)新しいパラメータを入
力させる。
力させる。
【0064】(ステップ342)設計履歴管理部9が上
記コマンドの実行前のモデルを第1メモリ10a,第2
メモリ10bを参照して調査し、第1メモリ10aの幾
何情報記憶部からその形状データを抜き出す。そしてC
AD部8が新しいパラメータでそのコマンド列を再実行
し表示部1に新たなモデルを表示する。また、設計履歴
管理部9が第1メモリ10aと第2メモリ10bの記憶
内容を変更する。このコマンド再実行は設計者の希望す
る時点まで、関係木構造を辿りながら行う。
記コマンドの実行前のモデルを第1メモリ10a,第2
メモリ10bを参照して調査し、第1メモリ10aの幾
何情報記憶部からその形状データを抜き出す。そしてC
AD部8が新しいパラメータでそのコマンド列を再実行
し表示部1に新たなモデルを表示する。また、設計履歴
管理部9が第1メモリ10aと第2メモリ10bの記憶
内容を変更する。このコマンド再実行は設計者の希望す
る時点まで、関係木構造を辿りながら行う。
【0065】以上のように本実施形態のCADシステム
では、形状設計時に設計履歴管理部9が記憶部10に情
報を記録し、履歴操作時に記憶部10の記憶内容に基づ
いて設計履歴を示す関係木構造を作成するため、その関
係木構造を使用して過去の設計モデルの呼び出し等を容
易に行うことができる。このため、効率的な設計を実現
できる。また、現モデルが独立の設計履歴を持つ複数の
モデルを参照して作成されたものである場合において
も、それらを関連付けることができるため、従来のCA
D装置とは異なり、関係木構造における任意の部分にお
いて上記の履歴操作を行うことが可能となる。
では、形状設計時に設計履歴管理部9が記憶部10に情
報を記録し、履歴操作時に記憶部10の記憶内容に基づ
いて設計履歴を示す関係木構造を作成するため、その関
係木構造を使用して過去の設計モデルの呼び出し等を容
易に行うことができる。このため、効率的な設計を実現
できる。また、現モデルが独立の設計履歴を持つ複数の
モデルを参照して作成されたものである場合において
も、それらを関連付けることができるため、従来のCA
D装置とは異なり、関係木構造における任意の部分にお
いて上記の履歴操作を行うことが可能となる。
【0066】尚、図4のフロー図では、『過去の状態へ
の復帰』『過去のモデルの再生』『コマンド再実行』に
ついて記載しているが、本実施形態のCAD装置では、
他に関係木構造の節であるモデルを他のモデルに変換す
ること等、様々な履歴操作を行うことが可能である。
の復帰』『過去のモデルの再生』『コマンド再実行』に
ついて記載しているが、本実施形態のCAD装置では、
他に関係木構造の節であるモデルを他のモデルに変換す
ること等、様々な履歴操作を行うことが可能である。
【0067】ところで、上記の説明では、第1メモリ1
0aは幾何情報として設計段階にあるモデルの形状デー
タも記憶しているが、メモリ容量が少ない場合には、幾
何情報は記憶しておく必要がない。幾何情報を記憶して
いない場合でも、第1メモリ10aの状態情報記憶部及
び第2メモリ10bの記憶内容を参照することにより、
木構造を作成することができ、設計を容易に行うことが
可能となる。但し、図4に示した履歴操作において、過
去のモデルを取り出す際には、現時点のモデルからコマ
ンドを順に逆実行していく方法、あるいは、関係木構造
の出発点からその木構造を辿っていく方法より過去のモ
デルを再生する必要がある。
0aは幾何情報として設計段階にあるモデルの形状デー
タも記憶しているが、メモリ容量が少ない場合には、幾
何情報は記憶しておく必要がない。幾何情報を記憶して
いない場合でも、第1メモリ10aの状態情報記憶部及
び第2メモリ10bの記憶内容を参照することにより、
木構造を作成することができ、設計を容易に行うことが
可能となる。但し、図4に示した履歴操作において、過
去のモデルを取り出す際には、現時点のモデルからコマ
ンドを順に逆実行していく方法、あるいは、関係木構造
の出発点からその木構造を辿っていく方法より過去のモ
デルを再生する必要がある。
【0068】ところで、通常の形状設計ではそのステッ
プ数が数十〜数百に及ぶ場合がある。このような場合、
設計履歴を木構造で表示しようとしたら、現状のCRT
装置の表示範囲を大きく越えてしまい、上記のステップ
320,330,340の処理を行う際に所望の設計段
階を探索することが困難となる。こうした場合には、図
5に示すように指定された部分の設計履歴を記憶する第
3メモリ10cを設けたり、図6に示すように作成した
モデルに付加する副情報を記憶する第4メモリを設けれ
ばよい。
プ数が数十〜数百に及ぶ場合がある。このような場合、
設計履歴を木構造で表示しようとしたら、現状のCRT
装置の表示範囲を大きく越えてしまい、上記のステップ
320,330,340の処理を行う際に所望の設計段
階を探索することが困難となる。こうした場合には、図
5に示すように指定された部分の設計履歴を記憶する第
3メモリ10cを設けたり、図6に示すように作成した
モデルに付加する副情報を記憶する第4メモリを設けれ
ばよい。
【0069】以下に図5のCAD装置の動作を説明す
る。
る。
【0070】まず、例えば設計を変更する際等に、設計
者から指定されて、その時点での設計履歴(以下、部分
履歴と記す)を第3メモリ10cに記憶する。この第3
メモリ10cは、部分履歴に存在するモデルの状態情報
(モデル名,遷移コマンド等)と幾何情報、及び、部分
履歴に存在するコマンドとその実行前後におけるモデル
名とを記憶している。そして、設計者からの指示によ
り、設計履歴管理部9を介して第3メモリ10cに記憶
している部分履歴の一覧を表示部1に表示する(図7参
照)。続いて、設計者から指定された部分履歴を設計履
歴管理部9が復帰させる。
者から指定されて、その時点での設計履歴(以下、部分
履歴と記す)を第3メモリ10cに記憶する。この第3
メモリ10cは、部分履歴に存在するモデルの状態情報
(モデル名,遷移コマンド等)と幾何情報、及び、部分
履歴に存在するコマンドとその実行前後におけるモデル
名とを記憶している。そして、設計者からの指示によ
り、設計履歴管理部9を介して第3メモリ10cに記憶
している部分履歴の一覧を表示部1に表示する(図7参
照)。続いて、設計者から指定された部分履歴を設計履
歴管理部9が復帰させる。
【0071】図8は上記動作の具体例を説明するための
関係木構造である。この図は、solid3からコマン
ドa,コマンドbによりsolid4,solid5を
作成した後、solid3に戻って設計変更を行い、コ
マンドc,コマンドdによりsolid6,solid
7を作成した場合の関係木構造である。ここで、sol
id5作成した後で設計変更を行う際に、図中の部分履
歴100を第3メモリ10cに記憶しておく。これによ
り、設計者からの指示があったときに、設計履歴管理部
9が第3メモリ10cを参照して、部分履歴100の復
帰を行うことが可能となる。
関係木構造である。この図は、solid3からコマン
ドa,コマンドbによりsolid4,solid5を
作成した後、solid3に戻って設計変更を行い、コ
マンドc,コマンドdによりsolid6,solid
7を作成した場合の関係木構造である。ここで、sol
id5作成した後で設計変更を行う際に、図中の部分履
歴100を第3メモリ10cに記憶しておく。これによ
り、設計者からの指示があったときに、設計履歴管理部
9が第3メモリ10cを参照して、部分履歴100の復
帰を行うことが可能となる。
【0072】以上のように第3メモリ10cを設けるこ
とにより、関係木構造を探索しなくても、設計変更した
箇所等の任意の部分の復帰を行うことが可能となり操作
性が向上する。
とにより、関係木構造を探索しなくても、設計変更した
箇所等の任意の部分の復帰を行うことが可能となり操作
性が向上する。
【0073】次に図6のCADシステムの動作について
説明する。
説明する。
【0074】まず、設計者から指定されて、例えば特徴
的な設計モデルに副情報(以下、マークと記す)を付
し、それと簡単なコメントとを第4メモリ10dに記憶
する。そして、設計者からの指示により、設計履歴管理
部9を介して第4メモリ10dに記憶している副情報の
一覧を表示部1に表示する(図9参照)。続いて、設計
者から指定されたモデルを設計履歴管理部9が再現す
る。
的な設計モデルに副情報(以下、マークと記す)を付
し、それと簡単なコメントとを第4メモリ10dに記憶
する。そして、設計者からの指示により、設計履歴管理
部9を介して第4メモリ10dに記憶している副情報の
一覧を表示部1に表示する(図9参照)。続いて、設計
者から指定されたモデルを設計履歴管理部9が再現す
る。
【0075】図8を用いて具体的に説明する。ここでは
solid3にマーク(*)を付しており第4メモリ1
0dにその情報を記憶している。このため、設計者から
の指示があったときに、設計履歴管理部9が第4メモリ
10dを参照して、solid3を再現することが可能
となる。
solid3にマーク(*)を付しており第4メモリ1
0dにその情報を記憶している。このため、設計者から
の指示があったときに、設計履歴管理部9が第4メモリ
10dを参照して、solid3を再現することが可能
となる。
【0076】このように第4メモリを設けることによ
り、関係木構造を探索しなくても、特徴的なモデルの再
現を行うことが可能となり操作性が向上する。
り、関係木構造を探索しなくても、特徴的なモデルの再
現を行うことが可能となり操作性が向上する。
【0077】上記したようなCAD装置では関係木構造
が表示されるため、設計者以外の操作者が設計履歴を把
握することが容易となるが、以下に示すようにコマンド
の実行時にその操作の意図等の副情報をメモ書きして記
憶させておけば、設計履歴の把握が更に用意となる。図
1に示したCAD装置では、表3に示したように第2メ
モリ10bに副情報を記憶させている。そして、表示部
1に表示されている関係木構造のコマンド部分をマウス
5でダブルクリック等することにより、設計履歴管理部
9が第2メモリ10bを参照して、表示部1に図10に
示すような画面を表示する。これにより、後でそのコマ
ンド実行時の設計者の意図やメモ等を見ることが可能と
なり、設計が容易となる。また、操作者は図10中のコ
メントを指示して、メモを自由に記入することができ、
後の操作等に利用することができる。
が表示されるため、設計者以外の操作者が設計履歴を把
握することが容易となるが、以下に示すようにコマンド
の実行時にその操作の意図等の副情報をメモ書きして記
憶させておけば、設計履歴の把握が更に用意となる。図
1に示したCAD装置では、表3に示したように第2メ
モリ10bに副情報を記憶させている。そして、表示部
1に表示されている関係木構造のコマンド部分をマウス
5でダブルクリック等することにより、設計履歴管理部
9が第2メモリ10bを参照して、表示部1に図10に
示すような画面を表示する。これにより、後でそのコマ
ンド実行時の設計者の意図やメモ等を見ることが可能と
なり、設計が容易となる。また、操作者は図10中のコ
メントを指示して、メモを自由に記入することができ、
後の操作等に利用することができる。
【0078】尚、上記した実施形態は、設計履歴管理部
9と第1メモリ10aと第2メモリ10bを用いて、設
計履歴を管理して関係木構造を作成するものであるが、
本発明はこれに限らず、設計履歴を記憶して関係木構造
を表示し、設計過程において作成/変更されたモデルや
実行されたコマンド列に関するデータを呼び出すことの
できるものであればよい。例えば、設計/変更操作を行
う度に関係木構造を作成していき、この関係木構造をメ
モリに記憶させておくようなものであってもよい(但
し、この場合は関係木構造と各モデル・コマンドとを関
連付けて記憶させておく必要がある)。
9と第1メモリ10aと第2メモリ10bを用いて、設
計履歴を管理して関係木構造を作成するものであるが、
本発明はこれに限らず、設計履歴を記憶して関係木構造
を表示し、設計過程において作成/変更されたモデルや
実行されたコマンド列に関するデータを呼び出すことの
できるものであればよい。例えば、設計/変更操作を行
う度に関係木構造を作成していき、この関係木構造をメ
モリに記憶させておくようなものであってもよい(但
し、この場合は関係木構造と各モデル・コマンドとを関
連付けて記憶させておく必要がある)。
【0079】
【発明の効果】本発明のCADシステムでは、過去の設
計履歴を示す木構造を作成し表示することができるた
め、設計者が設計履歴を見ることができ、設計操作が容
易となる。また、その木構造を利用して、過去の状態へ
の復帰、過去のモデルの再生、コマンドの再実行等を容
易に行うことが可能となり、操作性が向上する。更に、
現モデルが独立の設計履歴を持つ複数のモデルから作成
されているような場合においても、その複数のモデルを
関連付けているため、設計履歴を管理し履歴操作を行う
ことが可能となる。
計履歴を示す木構造を作成し表示することができるた
め、設計者が設計履歴を見ることができ、設計操作が容
易となる。また、その木構造を利用して、過去の状態へ
の復帰、過去のモデルの再生、コマンドの再実行等を容
易に行うことが可能となり、操作性が向上する。更に、
現モデルが独立の設計履歴を持つ複数のモデルから作成
されているような場合においても、その複数のモデルを
関連付けているため、設計履歴を管理し履歴操作を行う
ことが可能となる。
【0080】更に、設計されたモデルの形状データを記
憶しておくことで、過去のモデルの呼び出しを迅速に行
うことができる。
憶しておくことで、過去のモデルの呼び出しを迅速に行
うことができる。
【0081】また、設計変更した箇所等までの部分履歴
を記憶することにより、その設計変更時点まで素早く戻
ることができる。
を記憶することにより、その設計変更時点まで素早く戻
ることができる。
【0082】更に、設計したモデルに設計過程に必要な
情報を副情報として付加し、その副情報を記憶すること
により、後の設計においてその情報を利用して、効率的
な設計を行うことが可能となる。
情報を副情報として付加し、その副情報を記憶すること
により、後の設計においてその情報を利用して、効率的
な設計を行うことが可能となる。
【図1】本発明のCAD装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図2】木構造の一例を示す図である。
【図3】図1のCAD装置の形状作成/変更操作を説明
するフロー図である。
するフロー図である。
【図4】図1のCAD装置の履歴操作を説明するフロー
図である。
図である。
【図5】本発明のCAD装置の他の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図6】本発明のCAD装置の更に他の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】部分履歴の表示例を示す図である。
【図8】図5,図6のCAD装置の動作説明のための木
構造を示す図である。
構造を示す図である。
【図9】副情報の表示を示す図である。
【図10】コマンド列の副情報画面を示す図である。
1 表示部 7 入力部 8 CAD部 9 設計履歴管理部 10 記憶部 10a 第1メモリ 10b 第2メモリ 10c 第3メモリ 10d 第4メモリ
Claims (8)
- 【請求項1】入力手段と、該入力手段からの指示に基づ
いて形状を作成/変更する設計手段と、前記形状を表示
する表示手段を備えてなる設計支援装置において、 前記設計手段により過去に作成/変更された設計モデル
や過去に実行されたコマンド列に関するデータを記憶す
る記憶手段と、 該記憶手段を参照して設計履歴を示す関係木構造を作成
し前記表示手段から表示させる木構造作成表示手段と、 前記入力手段から過去に作成/変更された設計モデルま
たは過去に実行されたコマンド列が指定されたときに、
前記記憶手段から、前記指定された設計モデルまたは前
記指定されたコマンド列に関するデータを呼び出す履歴
データ呼び出し手段と、を備えてなることを特徴とする
設計支援装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の設計支援装置において、 前記設計手段に、前記入力手段から指示された処理動作
を行うよう指示する設計履歴処理手段を備えてなること
を特徴とする設計支援装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の設計支援装置において、 前記設計履歴処理手段は、前記入力手段に指定された設
計モデルを再生する再生手段を有してなることを特徴と
する設計支援装置。 - 【請求項4】請求項2または請求項3に記載の設計支援
装置において、 前記設計履歴処理手段は、前記入力手段に指定された設
計モデルあるいはコマンド列を他の設計モデルあるいは
他のコマンド列に変換する変換手段を有してなることを
特徴とする設計支援装置。 - 【請求項5】請求項1乃至請求項4に記載の設計支援装
置において、 前記記憶手段は、設計過程において作成/変更された設
計モデルの状態情報と、前記設計モデルの状態を遷移さ
せるコマンド列と前記設計モデルとを関連付ける第1の
関連付けデータと、を順次記憶していく第1の記憶手段
と、設計過程において実行されるコマンド列と、該コマ
ンド列と該コマンド列の実行前後の設計モデルとを関連
付ける第2の関連付けデータと、を順次記憶していく第
2の記憶手段と、からなることを特徴とする設計支援装
置。 - 【請求項6】請求項5に記載の設計支援装置において、 前記第1の記憶手段は、設計過程において作成/変更さ
れた設計モデルの形状データを記憶する幾何情報記憶部
を有してなることを特徴とする設計支援装置。 - 【請求項7】請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の
設計支援装置において、 前記入力手段から指定された部分の設計履歴を記憶する
第3の記憶手段を有してなることを特徴とする設計支援
装置。 - 【請求項8】請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
設計支援装置において、 前記入力手段から指定された設計モデルの副情報を記憶
する第4の記憶手段を有してなることを特徴とする設計
支援装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7252931A JPH0997277A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 設計支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7252931A JPH0997277A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 設計支援装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0997277A true JPH0997277A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17244164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7252931A Pending JPH0997277A (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | 設計支援装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0997277A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002175536A (ja) * | 2000-09-06 | 2002-06-21 | Canon Inc | コンピュータグラフィック装置 |
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