JPH099791A - ポール用プランター - Google Patents

ポール用プランター

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JPH099791A
JPH099791A JP18084495A JP18084495A JPH099791A JP H099791 A JPH099791 A JP H099791A JP 18084495 A JP18084495 A JP 18084495A JP 18084495 A JP18084495 A JP 18084495A JP H099791 A JPH099791 A JP H099791A
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栄顕 安浪
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秀清 小幡
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泰典 諌山
Takashi Fujiwara
孝志 藤原
Masamori Kamimura
政盛 上村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電柱や照明柱,信号柱等のポール
に安定した装着が可能で、フェンスや下垂性のツタ性植
物等を用いて、緑化を行うとともに貼り紙等を防止し、
街の美化を促進することができる保全性,耐久性,安全
性及び量産性に優れたポール用プランターを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 本発明のポール用プランター1Aは、ポール
の外形に沿って略当接するように形成された内側壁部2
と、内側壁部2の各端部に一体形成され1乃至複数の接
続固定部4を有する側壁部3と、側壁部3の各側面端部
に一体形成され下部にフェンス固定部6を有する外壁部
5と、各壁部2,3,5の下部に一体形成された底面部
7と、フェンス固定部6に装着され下方に配設されたメ
ッシュ状のフェンスを備え、下垂性のツタ性植物等が植
えられフェンスを被う構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電柱や照明柱,信号柱
等のポールに装着して下垂性のツタ性植物等を植えるこ
とで、街の美化を促進することが可能な緑化用のポール
用プランターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、街の緑化,美化を図り、住みやす
い環境を作るための種々の取組みが行われている。その
中で、公園等にプランターを据え、草花等で飾る緑化又
は美化等が実施されている。又、公害対策として、特開
平5−23847号公報には支柱を介して所定枚数のパ
ネルを連結した遮音壁を設けて、緑化を行う遮音壁用プ
ランターが開示されている。更に、特開平6−5003
1号公報には緑化及び環境保全を目的としたネットフェ
ンス用支柱が開示されている。これらは、支柱にブラケ
ットを取り付ける必要があり、支柱に取付用孔部等を設
けねばならないので既存の電柱や照明柱、電信柱である
支柱等のポールに取り付けることが困難であった。又、
既存のポールに固定できるプランターとして、登録意匠
800917号公報にはポール用プランター(電柱取付
け用植木鉢)が開示されている。これは、ベルト等を用
いてプランターを既存のポールに固定し、街の美化を図
ることを目的としたものである。以下に従来の登録意匠
800917号公報に記載されたポール用プランターに
ついて、図面を参照しながら説明する。図12は従来の
ポール用プランターにおけるポールへの装着状態を示す
要部側面図である。31は従来のポール用プランター、
32はポール用プランター31における客土が盛られ草
花が植えられる鉢部、33は上部の客土に保水するため
の鉢部32の下部に設けられた貯水槽部であり、貯水槽
部33の内部から鉢部32に吸水性の良い紐(図示せ
ず)等が配置され、毛細管現象により、水を鉢部32の
客土に補給するようになっている。34は貯水槽部33
の上部側壁に穿設された水抜孔部であり、貯水槽部33
の過剰な水が排水されるようになっている。35は電柱
等のポール、36はポール用プランター31のポール側
外壁面に設けられたベルト取付部、37はベルト取付部
36に挿着されポール35にポール用プランター31を
固定している環状のベルトである。このポール用プラン
ター31に客土をいれ、草花等を植えることにより、街
の美化を図ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、以下の問題点を有していた。すなわち、 (1)緑化及び美化を図り、鑑賞しやすくするために
は、人の視界に入るようにポール用プランターをある程
度低い位置に設置する必要があるが、低い位置に設置す
る場合、電柱や照明柱、信号柱等のポールに対して突起
物として存在するため安全性に欠けるので、これを避け
るためにポール用プランターをある程度高い位置に設置
する必要があり、この場合、鑑賞性に欠けるとともに水
やりや植え変え等の手入れ作業が困難になるという問題
点を有していた。 (2)電柱等のポールには広告等を目的とした貼り紙等
が違法に張られ、環境上美観を損なうという問題点を有
していた。特に、ポールに張られた貼り紙等は糊等で強
固に貼着されているので、剥がすのに手間がかかるとと
もに、剥がした痕が残り、街の美観を害すという問題点
を有していた。 (3)取付バンド等で固定する際、締め付け等を強固に
行わなければならないが、紫外線により取付バンド等が
劣化したり、耐久性に問題があり、又、締め付けが緩み
下方にずれ落ちる等の信頼性に欠けるという問題点を有
していた。 (4)夏期等の渇水時には、水枯れを防止するために常
時水やり等の保守作業が必要であるが、プランターが高
い位置に設置されているため保守管理作業が極めて困難
であるという問題点を有していた。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、電柱や照明柱,信号柱等のポールに安定した装着が
可能で、フェンスや下垂性のツタ性植物等を用いて緑化
を行うとともに貼り紙等を防止し、街の美化を促進する
ことができる保全性,耐久性,安全性及び量産性に優れ
たポール用プランターを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、以下の構成からなる。すなわち、本発明の
請求項1に記載されたポール用プランターは、円形状,
楕円形状,四角形状又は多角形状のポールの外形に沿っ
て略当接されるように形成されたポール側壁部と、ポー
ル側壁部の各端部に一体形成され1乃至複数の接続固定
部を有する側壁部と、側壁部の各側面端部に一体形成さ
れた外壁部と、各壁部の下部に一体形成された底面部
と、を備えている構成を有している。本発明の請求項2
に記載されたポール用プランターは、直線状に形成され
中央部に円形状,楕円形状,四角形状又は多角形状のポ
ールの外形に沿って略当接されるように形成された凹部
を有するポール側壁部と、ポール側壁部の各端部に一体
形成され外側に1乃至複数の接続固定部を有する側壁部
と、側壁部の各側面端部に一体形成された外壁部と、各
壁部の下部に一体形成された底面部と、を備えている構
成を有している。本発明の請求項3に記載されたポール
用プランターは、請求項1又は2において、外壁部の下
部に突状又は凹状もしくは孔状に形成されたフェンス固
定部と、フェンス固定部の上縁部に固定部を有するメッ
シュ状のフェンスと、を備えている構成を有している。
本発明の請求項4に記載されたポール用プランターは、
請求項1乃至3の内いずれか1において、円形状,楕円
形状,四角形状又は多角形状のポールの外形に沿って略
当接されるように形成されたポール側壁部又は凹部を有
するポール側壁部の下壁面が、外側に傾斜角αが90°
<α≦110°で傾斜して形成されている構成を有して
いる。本発明の請求項5に記載されたポール用プランタ
ーは、請求項1乃至4の内いずれか1において、円形
状,楕円形状,四角形状又は多角形状のポールの外形に
沿って略当接されるように形成されたポール側壁部又は
凹部を有するポール側壁部の上壁面が、内側に傾斜角β
が140°≦β<180°で傾斜して形成され、上壁面
の少なくとも下部に穿孔された1乃至複数の雨水取込孔
部が形成されている構成を有している。本発明の請求項
6に記載のポール用プランターは、請求項1乃至5の内
いずれか1において、各壁部が、内側にかつ底面部の上
方に同一高さに複数のリブと、リブに載置された少なく
とも1以上の水抜孔部が穿設された仕切部と、水抜孔部
に貫設された水吸上部と、を備え、仕切部と底面部と各
壁部により囲まれた貯水槽部を形成し、水吸上部が水抜
孔部を通して貯水槽部に配設されている構成を有してい
る。本発明の請求項7に記載されたポール用プランター
は、請求項1乃至5の内いずれか1において、各壁部の
内側に連設して底面部の上方に配設され少なくとも1以
上の水抜孔部が穿設された仕切部と、仕切部の下方の各
壁部が脱着自在に固定される貯水槽嵌着部と、を備え、
仕切部と底面部と貯水槽嵌着部を介して各壁部により囲
まれた貯水槽部を形成し、水抜孔部を通して貯水槽部に
水吸上部が配設されている構成を有している。本発明の
請求項8に記載されたポール用プランターは、請求項6
又は7において、貯水槽部が、少なくとも各壁面のいず
れかに1以上の穿孔された排水部を備えている構成を有
している。本発明の請求項9に記載されたポール用プラ
ンターは、請求項8において、ポール側壁部の上壁面の
両側に雨水貯用の堰部が延設されている構成を有してい
る。本発明の請求項10に記載されたポール用プランタ
ーは、請求項1乃至9の内いずれか1において、円形
状,楕円形状,四角形状又は多角形状のポールに外形に
沿って略当接されるように形成されたポール側壁部又は
凹部を有するポール側壁部又は貯水槽部とポールとの当
接面に装設された弾性部材を備えている構成を有してい
る。
【0006】ここで、ポール用プランターの原料として
は、ポリオレフィン,ASレジン,ABSレジン,耐衝
撃性ポリスチレン(HIPS),ポリ塩化ビニル,ポリ
カーボネート(PC),ポリエチレンテレフタレート
(PET),ポリブチレンテレフタレート(PBT)等
の熱可塑性樹脂又はそれらの複合樹脂もしくはこれらに
ガラス繊維等の無機繊維やカーボン繊維、ナイロン繊維
等の有機繊維で強化された強化樹脂が用いられる。又、
不飽和ポリエステル等の熱硬化性樹脂と前記無機,有機
繊維で強化されたFRPが用いられる。なお、耐紫外線
強化剤で耐候処理すると耐久性が向上するので好まし
い。ポール用プランターの側壁部の接続固定部として
は、凹部又は螺子孔部等を形成し、強化樹脂等や金属に
よるボルト・ナット等により、固定することができる。
又、接続固定部として凸状の嵌合部が形成され、対向す
る2つのポール用プランターの接続固定部に対して、コ
の字型の板金を嵌合させて接続したり、凸状の嵌合部に
ボルトの軸が嵌挿できるように切欠部を設けて、対向す
る接続固定部にナット等を配して、接続固定することも
できる。これにより、容易に脱着ができる。更に、ポー
ル用プランターを様々な形状をしたポールの一部や周囲
全体に装着する際、各ポール用プランターの外壁部に沿
って耐久性及び強度のある金属製や合成樹脂製,合成ゴ
ム製等からなるベルトで締め付けて固定してもよい。こ
れにより、安定性が増し、安全性を確保できる。ポール
用プランターの内壁部や側壁部の外壁に弾性部材を装着
すると、ベルトの締め付け強度を増すことができ、安定
して固定できるので好ましい。なお、安定性が確保でき
れば、必ずしも側壁部に接続固定部は設けなくてもよ
い。ポール用プランターの外壁部の下部のフェンス固定
部は、突部や凹部もしくは貫通孔で形成され、更に下部
に配設されるフェンスの上縁部に形成された前記フェン
ス固定部に固定される係合用の凹部や孔部もしくは貫通
孔が形成されるとともに、前記貫通孔を各々形成した場
合はボルトやナット等で固定することができる。ポール
用プランターの両側壁部が中心軸の放射上にある場合
は、両側壁部の中心角θは40度以上で、180度未満
に形成される。特に、電柱や照明柱、信号柱等のポール
外形に沿って包囲する場合、中心角θは360度を整数
で分割した角度に対して両側壁部での取り付け間隙を考
慮して、やや小さい角度に形成されることが好ましい。
ポール用プランターのポール側壁部の下壁面は、底面部
に対して外側に開き、傾斜角αが90度より大きく、1
10度以下になるように形成すると、略円錐台状に形成
されたポールにも植木面が水平に配置され見栄えを向上
させることができる。ポール側壁部の下壁面から上部に
形成される上壁面は、下壁面に対して内側に傾斜し、傾
斜角βが180度未満で、140度以上になるように形
成されると、雨天時に雨水をポール側壁面とポール間で
貯水し、ポール用プランターに効率よく給水できる。ポ
ール用プランターに挿入される客土としては、真珠岩を
1600℃の高温で焼成したアクアソイル、αベース等
の軽量でしかも保水性の高い改良土を用いることが好ま
しい。ポールの側壁部の接続固定部等に掛かる重さを低
減でき、耐久性を増すことができる。貯水槽嵌着部の嵌
着方法としては、互いに嵌着できるようにして、貯水槽
嵌着部にボルトやリベット等を用いて固定したり、上述
のベルト等によりポール用プランターの外壁部を囲い固
定するようにしてもよい。ポール用プランターに貯水槽
部を設けることが好ましいが、必ずしも必要でなく、そ
の際、底面部には1乃至複数の水抜孔部を穿孔すること
が好ましい。ポール用プランターに植える草花として
は、下垂性のツタ性植物、マツバギク、アサガオ等を用
いることが好ましい。これにより、下部のフェンスにツ
タ性植物等が被い緑化を図ることができ、美観を得るこ
とができる。登はん性のツタ性植物等の場合、ポールの
上部にツタ性植物が育ち、ポールが電柱等の場合、配線
工事等の障害や漏電等の可能性があり好ましくない。ポ
ール用プランター及び下部のフェンスが、1つのポール
沿って2段以上配置されることにより、フェンスの長さ
を短くして、ポール用プランターに植栽された下垂性の
ツタ性植物等がフェンスを被う期間を短く調整でき、緑
化を短期間で行うことができる。
【0007】
【作用】この構成によって、以下の作用を奏する。すな
わち、 (1)円形状,楕円形状,四角形状又は多角形状等の種
々のポール外形に沿って略当接するように形成されたポ
ール側壁部と、ポール側壁部の各端部に一体形成され外
側に1乃至複数の接続固定部を有する側壁部と、を備え
ているので、照明柱,信号柱や電柱等のポールの周囲に
沿って取り付けて、ポールに支持されかつ側壁部の接続
固定部で互いに固定されるので、安定性よくポールに取
り付けることができ、風等により飛ばされることを防止
できる。特に、ポール等は上部につれ径が小さくなるの
で、複数連結されたポール用プランターを下部に押しつ
けることにより、ポールや各ポール用プランターが密着
し、更に安定した取り付けができる。 (2)ポール用プランターの側壁部に1乃至複数の接続
固定部を備えたことにより、ポール用プランターを複数
接続してポール形状にあわせて自由に形成できる。すな
わち、電柱や照明柱,信号柱等のポールの背後等に塀や
壁が存在する場合においても、ポール用プランターの円
周方向の大きさ及び数を調整することにより、簡単に適
応でき、汎用性を得ることができる。更に、ポール用プ
ランターを分割構造にしたので、ポールを緊急に移設す
る場合は、容易に脱着ができ作業性を向上することがで
きる。又、一部が破壊された場合も、交換等の補修を容
易に行うことができる。又、ポール用プランターの取り
外しが容易なため、季節による植物等の植え変え等も容
易で、街が季節等により美しく移りかわり、環境保全を
良くすることができる。又、電柱等にアース線等が付帯
する場合、側壁部の継ぎ目部にアース線等が通るように
配置することができ、ポール用プランターが安定性良く
取り付けられる。 (3)直線状に形成され中央部に種々のポールの外形に
沿って略当接されるように形成された凹部を有するポー
ル側壁部と、ポール側壁部の各端部に一体形成され1乃
至複数の接続固定部を有する側壁部と、側壁部の各側面
端部に一体形成され下部にフェンス固定部を有する外壁
部と、を備えることにより、四角形状のプランターがポ
ール等に形成でき、又、真っ直ぐなフェンスの利用がで
きかつフェンス等の取り付けが容易で、円形状とは異な
った美観を得ることができ、特徴ある街作りができる。 (4)更に、ポール用プランターの下部にフェンスによ
り、フェンスの上部にポール用プランターの外壁部の下
部に配設されたフェンス固定部でポール用プランターを
固定することができ、ポール用プランターから下垂性の
ツタ性植物等を植えることができる。これにより、フェ
ンスをツタ性植物が下垂し万遍なく被うことにより、美
観を呈することができるとともに、特に、フェンスによ
り、貼り紙等を防止でき、街路・公園緑化を一層推進す
ることができるとともに、環境保全を行うことができ
る。更に、フェンスにより、客土等により重くなるポー
ル用プランターを支持できるので、安定性及び耐久性を
向上させることができる。 (5)種々のポールの外形に沿って略当接されるように
形成されたポール側壁部又は凹部を有するポール側壁部
の下壁面が外側に傾斜角αが90°<α≦110°で傾
斜させることにより、上部につれ外径が細くなるポール
等に対応でき、ポール用プランターの側壁部の接続部に
無理な力が掛からず、ポール用プランターを安定に固定
でき、耐久性を向上させることができる。 (6)種々のポールに外形に沿って略当接されるように
形成されたポール側壁部又は凹部を有するポール側壁部
の上壁面が、内側に傾斜角βが140°≦β<180°
で傾斜して形成され、少なくとも上壁面の下部に1乃至
複数の雨水取込孔部を設けることにより、ポール等を伝
わって流れてくる雨水をポール用プランターに多く吸収
でき、夏の渇水時に特に有効である。又、大雨に対して
は、急激に雨水が客土へ直接流れ込み客土が雨水ととも
に外部に流されるのを防止できる。更に、上壁部の両側
に延設された雨水貯用の堰部を設けることにより、ポー
ルを沿って流れてくる雨水を確実にせき止め吸水できる
ので、灌水等を頻繁に行う必要がなく保守作業を低減す
ることができる。 (7)各壁部が内側かつ底面部の上方に同一高さに複数
のリブと、リブに載置された少なくとも1以上の水抜孔
部が穿設された仕切部と、水抜孔部に貫通して配設され
る水吸上部と、を備え、仕切部と底面部と各壁部により
囲まれた貯水槽部が形成され、水吸上部が水抜孔部を通
して貯水槽部に配置されているので、貯水槽部に雨水等
を貯めることができ、灌水等を頻繁に行う必要がない。
又、水吸上部は毛細管現象により、上層の客土に水を補
給し、植物の水枯れ等を防止し、保守作業を低減するこ
とができる。 (8)各壁部の内側に連設して底面部の上方に配設され
少なくとも1以上の水抜孔部が穿設された仕切部と、水
抜孔部に貫通して配設される水吸上部と、仕切部の下方
の各壁部が脱着自在に固定される貯水槽嵌着部と、を備
え、仕切部と底面部と貯水槽嵌着部を介して各壁部によ
り囲まれた貯水槽部が形成され、水吸上部が水抜孔部を
通して貯水槽部に配置されていることにより、前述と同
様に雨水等を貯めることができるとともに、貯水槽嵌着
部により、上部の客土を有した部分がフェンスと連結し
たポール用プランターから容易に脱着できるので、季節
による植物等の植え変え等の作業が容易であり、作業性
を向上できる。 (9)貯水槽部が、側壁面の上部に排水部を備えること
により、大雨や灌水等による余分な水が客土に溜まるの
を防止し、植物が根腐等を防止できる。 (10)種々のポールに外形に沿って略当接されるよう
に形成されたポール側壁部又は凹部を有するポール側壁
部とポールの当接面の間に弾性部材を装設することによ
り、ポールの外形の大きさがやや異なっても、安定性よ
くポールに当接できるので、汎用性を増すことができ、
量産性を向上することができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1実施例におけるポール
用プランターの斜視図であり、図2はそのポール装着状
態を示す要部断面図である。図1及び図2において、1
Aは本発明の第1実施例のポール用プランターであり、
耐久性のある合成樹脂等で形成されている。2は後述の
略円形状のポール35に略当接されるように円弧状に形
成されたポール側壁部、3はポール側壁部2の各端部に
一体形成された一対の側壁部、4は側壁部3に1乃至複
数穿設形成された接続固定部,5は各側壁部3の一側端
部に円弧状に一体形成された外壁部、6は外壁部5の下
部に一体形成された1乃至複数のフェンス固定部、6a
はフェンス固定部6に複数穿設されたフェンス固定用孔
部、7は各壁部2,3,5の下部に一体形成された底面
部、7aは底面部7に穿孔された1乃至複数の水抜孔
部、8はポール用プランター1Aの外壁部5のフェンス
固定部6に配設されるフェンス固定用孔部6aで固定さ
れるメッシュ状のフェンス、8aはフェンス8の上縁部
に設けら固定部であるフェンス固定孔部6aとの位置調
整可能な横方向に長く穿設されたフェンス長孔部、9は
ポール用プランター1Aのフェンス固定孔部6aとフェ
ンス長孔部8aに挿入されるボルト、10はボルト9と
対をなすナットであり、ポール用プランター1Aにフェ
ンス8を締め付けて接続固定する。又、11はポール用
プランター1Aの内部に盛られたアクアソイル等の軽量
で保水性の高い客土、35は電柱からなるポールであ
る。
【0009】次に、側壁部3の接続固定部4について、
以下に説明する。図3(a)は本発明の第1実施例にお
けるポール用プランターの側壁部の接続前の状態を示す
要部断面図であり、図3(b)はその側壁部が接続固定
された状態を示す要部断面図である。図3において、4
aは側壁部3の一方の壁部の接続固定部4に形成された
複数の嵌合用凹部、4bは嵌合用凹部4aと対にし側壁
部3の他方の壁部の接続固定部4に形成された複数の固
定用螺着部である。12はポール用プランター1Aどう
しを側壁部3を介して接続固定させる接続金具であり、
12aは接続金具12をレンチ等を用いて嵌合される回
動用のボルト頭部であり、嵌合用凹部4aの周辺部に接
して側壁部3を押しつける役割も兼ねる。又、12bは
ボルト頭部12aに形成され接続固定部4の嵌合用凹部
4aに嵌合する嵌合用凸部、12cは接続固定部4の固
定用螺着部4bに螺着するボルト螺着部である。以上の
ように構成された本発明の第1実施例のポール用プラン
ター1Aの側壁部3を互いに接続固定する方法につい
て、以下図3を用いてに説明する。まず、図3(a)で
示すように、ポール用プランター1Aを接続する際、接
続金具12を接続固定部4の固定用螺着部4bに深く螺
着させ、接続金具12の嵌合用凸部12bが引き込まれ
た状態にある。次に、側壁部3を互いに接続固定する場
合、接続金具12のボルト頭部12aにレンチ等を嵌
合、回転させて引出し、接合金具12の嵌合用凸部12
bを接続固定部4の嵌合用凹部4aに嵌合させる。更
に、レンチ等で接合金具12を固定用螺着部4bから引
出してボルト頭部12aを側壁部3に当接させると、図
3(b)で示すように、ボルト頭部12aにより側壁部
3に押圧力が互いにかかり固定される。ここで、側壁部
3の接続固定部4は、接続金具12の長さ選択等によ
り、ポール35及びポール用プランター1Aの外形に応
じた接続間隔の調整ができる。この結果、脱着が極めて
容易で、取付作業の効率化を図ることができる。ここ
で、ポール用プランター1Aは、ポール35の外形に略
当接するが、ポール用プランター1Aのポール35側に
更に弾力性のあるゴムや発泡体等からなる弾性部材(図
示せず)を装設すると、ポール用プランター1Aをポー
ル35により安定して固定することができる。特に、ポ
ール用プランター1Aのポール側壁部2とポール35の
外形が異なる場合に有効である。又、外壁部5の形状は
円弧状としたが、フェンス8とともに直線状に形成して
多角形状の外形を形成し、種々の外観を呈することもで
きる。更に、図1に示すように両側壁部3が略中心軸の
放射上にある場合、両側壁部3がなす中心角θが40度
以上180度未満の範囲において分割して形成すること
により、脱着,交換を容易に行うことができる。例え
ば、中心角θが90度よりやや小さくして形成して、側
壁部3の接続固定部4に接続金具12が装着できるスペ
ースを設けて、ポール用プランター1Aを4個配置する
ことにより、ポール35の外周全体に取り付けることが
できる。
【0010】以上のように構成された本実施例のポール
用プランター1Aの設置例について、以下に図面を参照
しながら説明する。図4は本発明の第1実施例における
ポール用プランターの使用例を示す斜視図であり、図5
はそのポール用プランターのポール装着状態を示す正面
図であり、図6は本発明の第1実施例におけるポール用
プランターをポールに上下2段に装着した例を示す斜視
図である。図4乃至図6において、更に、8bはフェン
ス8の脚部、13は分割されたフェンスを接続するフェ
ンス接続用金具、14はポール用プランター1Aに植栽
された下垂性のツタ性植物、15は電柱等のポールに付
帯するアース線、16は地面である。次に、図4に示す
ポール用プランター1Aの設置方法について説明する。
まず、複数のポール用プランター1Aをポール35の周
囲に配置しベルト等により複数のポール用プランター1
Aが落下しないように軽く固定する。次に、対向するポ
ール用プランター1Aの側壁部3の接続固定部4の固定
用螺着部4bに深く螺着された接続金具12に対して、
接続金具12のボルト頭部12aをレンチ等により回転
させて引き出す。更に、嵌合用凸部12bを接続固定部
4の嵌合用凹部4aに嵌合させ、ボルト頭部12aによ
り側壁部3に押圧力をかけて、ポール用プランター1A
の全体の位置を調整しながら互いに繋ぎ合わせて固定す
る。ここで、ポール35が円錐状に形成され上部に行く
につれ径が小さくなる場合、ポール用プランター1Aを
下の位置に少しずらして締め付けをより確実にすること
ができる。次に、ポール用プランター1Aのフェンス固
定孔部6aにフェンス8の上縁部のフェンス長孔部8a
を順次合わせ、ボルト9及びナット10により仮固定す
る。更に、フェンス8の側部を互いにフェンス接続用金
具13により繋ぎ合わせ、全体を調整しながらポール用
プランター1Aのフェンス固定部6にフェンス8をしっ
かり固定して安定させる。ここで、図5に示すように、
フェンス8の下部に脚部8bを設けて地面16に固定し
てもよい。更に、ポール35にアース線15等が付帯す
る場合、ポール用プランター1Aの側壁部3の継ぎ目に
アース線15等が通るようにポール用プランター1Aの
間隙の位置を調整することができるため、ポール用プラ
ンター1Aの取付作業が柔軟に対応できる。又、ポール
用プランター1Aをベルト等により周囲を締め付け固定
することにより、安全性をより確保できる。又、図6に
示すように、ポール用プランター1Aに装設するフェン
ス8の長さを短いものを、同一のポール35に上下2段
に配置することもできる。これにより、ポール用プラン
ター1Aに植栽された下垂性のツタ性植物14がフェン
ス8を被う期間を短く調整でき、緑化を短期間で行うこ
とができ効率的である。
【0011】以上のように本実施例によれば、円形状,
楕円形状,四角形状又は多角形状のポールに外形に沿っ
て略当接されるように形成されたポール側壁部と、ポー
ル側壁部の各端部に一体形成され1乃至複数の接続固定
部を有する側壁部と、を備えているので、ポール用プラ
ンターを複数接続してポールの外形に沿って自由かつ容
易に安定性よく装着することができる。又、ポール用プ
ランターの下部にフェンスを設け、ポール用プランター
のフェンス固定部にフェンスが装設できるようにしたの
で、ポール用プランターに下垂性のツタ性植物等を植え
て、ツタ性植物等が下垂し万遍なくフェンスを被うこと
ができ、緑化及び美化を推進することができる。更に、
フェンスがポールを囲んでいるので、ポールへの貼り紙
等が確実に防止でき、街路・公園緑化を一層推進し、環
境保全を行うことができる。
【0012】(実施例2)図7は本発明の第2実施例に
おけるポール用プランターの斜視図であり、図8は本発
明の第2実施例におけるポール用プランターのポールへ
の装着状態を示す要部断面図である。図7及び図8にお
いて、1Bは本発明の第2実施例のポール用プランター
である。3は側壁部、4は接続固定部、5は外壁部、6
はフェンス固定部、6aはフェンス固定用孔部、8はフ
ェンス、8aはフェンス長孔部、9はボルト、10はナ
ット、11は客土、35はポールである。これらは、実
施例1と同様なものなので同一の符号を付して説明を省
略する。本発明の第2実施例におけるポール用プランタ
ー1Bが実施例1と異なるのは、円弧状に形成されたポ
ール側壁部2′が、外側に傾斜角αが90°<α≦11
0°で傾斜して下部に形成されている下壁面2aと、内
側に傾斜角βが140°≦β<180°で傾斜し下壁面
2aから上部に形成されている上壁面2bと、上壁面2
bの少なくとも下部に穿設された1乃至複数の雨水取込
孔部2cと、が設けられている点である。更に、各壁部
2′,3,5の内側の少なくともいずれかの面にかつ底
面部7′の上方に同一高さで複数の突起部から形成され
たリブ17と、リブ17に載置され客土の余分な水を排
出する少なくとも1乃至複数の水抜孔部7a′が穿設さ
れた仕切部18と、が設けられている点である。これに
より、底面部7′と仕切部18に囲まれた貯水槽部19
が形成される。又、水抜孔部7a′に貫設され貯水槽部
19の水20を客土11へ供給するフェルトや紐状物等
で形成された水吸上部21と、貯水槽部19の余分な水
20を排水するために貯水槽部19の側壁部に穿設され
た排水部22と、客土11を通気するために外壁部3に
穿設された通気孔23が、形成されている点である。こ
こで、貯水槽部19の形成方法としては、少なくとも1
以上の水抜孔部が穿設され各壁部の内側に連設して底面
部の上方に配設された仕切部と、仕切部の下方の各壁部
が脱着自在に固定される貯水槽嵌着部と、を備えて、仕
切部と底面部と貯水槽嵌着部を介して各壁部により囲ま
れた貯水槽部を形成し、必要に応じて水吸上部を水抜孔
部に通して貯水槽部に配置した構成にすることもでき
る。
【0013】以上のように本実施例によれば、第1実施
例の効果に加えて、円弧状に形成されたポール側壁部の
下壁面が外側に傾斜角αが90°<α≦110°で傾斜
させたので、略円錐台状に形成され上に行くにつれて外
径が細くなるポールに対応でき、ポール用プランターを
ポールに安定して固定できる。又、ポール側壁部の上壁
面が内側に傾斜角βが140°≦α<180°で傾斜し
て形成され、上壁面の下部に1乃至複数の雨水取込孔部
が設けられているので、ポールを伝わって流れてくる雨
水をより効果的にポール用プランター内に吸収させるこ
とができ、特に夏期の渇水時に有効である。更に、底面
部が、貯水槽部と水吸上部を備えていることにより、取
り込んだ雨水等を貯めることができるとともに、紐等か
らなる水吸上部の毛細管現象を利用して、上層の客土に
水を適度に補給することができ、植物の水枯れ等を防止
できるとともに、灌水作業を低減することができる。
又、貯水槽部の側壁面に排水部を設けたので、水の貯ま
り過ぎを防止できる。
【0014】(実施例3)図9は本発明の第3実施例に
おけるポール用プランターの斜視図である。1Cは本発
明の第3実施例のポール用プランターである。2′はポ
ール側壁部、2aは下壁面、2bは上壁面、2cは雨水
取込孔部、3は側壁部、4は接続固定部、5は外壁部、
6はフェンス固定部、6aはフェンス固定用孔部、7′
は底面部である。これらは、実施例2と同様なものなの
で同一の符号を付して説明を省略する。本発明の第3実
施例におけるポール用プランター1Cが実施例2と異な
るのは、ポール側壁部2′の上壁面2bの両側に側壁部
3から延設された雨水貯用の堰部3aと、堰部3aの上
部に雨水排水用孔部3bが形成されている点である。更
に、下壁面2aと上壁面2bの間に合成ゴムや軟質樹脂
等の弾性部材からなる当接部材2dを備えている点であ
る。以上のように本実施例によれば、第2実施例の効果
に加えて、更に、上壁面の両側に延設された雨水貯用の
堰部を設けることにより、ポールを沿って流れるくる雨
水を効果的に堰き止めることができ、灌水を頻繁に行う
必要がなく保守管理作業を低減することができる。又、
当接部材を備えているので、雨水を効果的に貯めること
ができる。なお、当接部材はポールの材質や形状等によ
っては配設しなくてもよい。
【0015】(実施例4)図10(a)は本発明の第4
実施例のポール用プランターの側壁部を示す要部斜視図
であり、図10(b)は本発明の第4実施例のポール用
プランターをポールに半円形状に装着した状態を示す平
面断面図である。1Dは本発明の第4実施例のポール用
プランターである。2はポール側壁部、3は側壁部、5
は外壁部、6はフェンス固定部、6aはフェンス固定用
孔部、7は底面部である。これらは、実施例1と同様な
ものなので同一の符号を付して説明を省略する。本発明
の第4実施例におけるポール用プランター1Dが実施例
1と異なるのは、ポール用プランター1Dの側壁部3の
接続固定部4′が、上側に挿入口を有する中空状の嵌挿
部4a′を備え、ポール用プランター1Dを互いに接続
するコの字状の板金からなる接続金具12′を用いて接
続固定部4′の嵌挿部4a′に嵌挿して対向する側壁部
3を固定する点である。更に、接続固定部4′には、ボ
ルト等の軸を通すことができるように接続固定部4′の
上端から切り欠かれた切欠部4b′が設けてあり、ボル
トとナット等を使用してポール35の外形に応じた接続
間隔が調整可能で、ポール用プランター1Dの側壁部3
を互いに繋いで固定できるようにもしてある。又、図1
0(b)に示すように、ポール35の外形に沿う半円形
状の曲部を備えた接続金具12″を用いてポール35の
外形に沿ってポール用プランター1Dの側壁部3の接続
固定部4″に接続固定して、ポール用プランター1Dを
ポール35に半円形状に取り付けることも可能である。
以上のように本実施例によれば、ポールの外形に応じて
接続間隔を調整でき、脱着が極めて容易で、取付作業を
楽にできるので、季節による植物等の植え変え等も容易
で、街が季節等により美しく移りかわり、環境保全を良
くすることができる。
【0016】(実施例5)図11は本発明の第5実施例
におけるポール用プランターのポールへの装着状態を示
す要部斜視図である。1Eは本発明の第5実施例のポー
ル用プランターである。9はボルト、10はナット、1
3はフェンス接続用金具、35はポールである。これら
は、実施例1と同様なものなので同一の符号を付して説
明を省略する。本発明の第5実施例におけるポール用プ
ランター1Eが第1乃至第4実施例と異なるのは、直線
状に形成され中央部に略円形状の電柱や照明柱,信号柱
等のポールに略当接される円弧状の凹部2eを有するポ
ール側壁部2″であり、ポール側壁部2″の各端部に直
線状に一体形成された側壁部3″と、側壁部3″の各側
面端部に直線状に一体形成され下部にフェンス固定部
(図示せず)を有する外壁部5″と、各壁部2″,
3″,5″の下部に一体形成され1乃至複数の水抜孔部
(図示せず)が穿孔された底面部(図示せず)が形成さ
れた点である。又、フェンス8″は直線状に形成されて
いる。この結果、図11に示すように、ポール用プラン
ター1Eはポール35に取り付けられてフェンス8″を
備えた方形状の形状に形成することができる。以上のよ
うに本実施例によれば、第1〜第4実施例の同様の効果
を得ることができるとともに、異なった美観を呈し、街
並を様々に変化させ美しくできる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電柱や照
明柱,信号柱等のポールに安定性よく取り付け可能で、
フェンス及び下垂性のツタ性植物等を用いて、緑化を果
たすとともに貼り紙等を防止し、美観を有し環境保全が
行え、保全性、耐久性、安全性及び量産生に優れたポー
ル用プランターを実現することができる。すなわち、 (1)ポール用プランターが、ポールに安定性よく装着
でき、ポール用プランターの外壁部の下部に形成された
フェンス固定部にフェンスを固定して下方に装設するこ
とにより、ポール用プランターに下垂性のツタ性植物等
を植えて、ツタ性植物等がフェンスに下垂して万遍なく
被うことにより、美観を得ることが出来るとともに、貼
り紙等を防止でき、街路・公園の緑化を一層推進するこ
とができ環境保全に優れる。 (2)ポール用プランターの側壁部に接続固定部を備え
ることにより、ポール用プランターを複数接続してポー
ルに沿って装着でき、ポール用プランターの大きさ及び
数を調整することにより、ポールの一部又は全体に取り
付け可能で、塀等の障害物のある場所等にも簡単に適応
でき、汎用性を得ることができる。更に、容易に脱着が
でき、季節による植物等の植え変え等も容易で、変化に
飛んだ美しい街作りができ、環境保全に優れる。 (3)直線状に形成され中央部にポールの外形に沿って
略当接されるように形成された凹部を有するポール側壁
部と、ポール側壁部の各端部に一体形成され1乃至複数
の接続固定部を有する側壁部と、側壁部の各側面端部に
一体形成され下部にフェンス固定部を有する外壁部と、
を備えることにより、四角形状のプランターがポールに
形成でき、円筒状とは異なった美観を呈することがで
き、特徴ある街作りができる。又、平坦なフェンスが利
用でき、フェンスの取り付け及び運搬が容易であり作業
性に優れる。 (4)ポールの外形に沿って略当接されるように形成さ
れたポール側壁部又は凹部を有するポール側壁部の下壁
面が外側に傾斜角αが90℃<β≦110℃で傾斜させ
ることにより、上部につれ径が小さくなるポールに安定
して装着でき、安全性を向上させることができる。 (5)ポールの外形に沿って略当接されるように形成さ
れたポール側壁部又は凹部を有するポール側壁部の上壁
面が、内側に傾斜角βが140℃≦β<180℃で傾斜
され、雨水取込孔部や上壁面の両側に延設された雨水貯
用の堰部を設けることにより、ポール等を伝わって流れ
てくる雨水をよりポール用プランターに多く吸収でき
る。又、底面部が、下部に固定又は着脱自在の貯水槽部
と、客土のある部分から貯水槽部の上部の水抜孔部を通
して貯水槽部に水吸上部を備えることにより、取り込ん
だ雨水等を貯めることができ、細紐等からなる水吸上部
による毛細管現象により、上層の客土に水が補給され、
植物の水枯れ等を防止でき、保守管理作業を低減するこ
とができる。 (6)各壁部が内側かつ底面部の上方に同一高さに複数
のリブと、リブに載置された少なくとも1以上の水抜孔
部が穿設された仕切部と、を備えて、仕切部と底面部と
各壁部により囲まれた貯水槽部が形成され、水吸上部が
水抜孔部を通して貯水槽部に配置されているので、貯水
槽部に雨水等を貯めることができ、灌水等を頻繁に行う
必要がない。又、水吸上部は毛細管現象により、上層の
客土に水を補給し、植物の水枯れ等を防止するので、信
頼性に優れる。 (7)各壁部の内側に連設して底面部の上方に配設され
少なくとも1以上の水抜孔部が穿設された仕切部と、仕
切部の下方の各壁部が脱着自在に固定される貯水槽嵌着
部と、を備え、仕切部と底面部と貯水槽嵌着部を介して
各壁部により囲まれた貯水槽部が形成され、水吸上部が
水抜孔部を通して貯水槽部に配置されていることによ
り、前述と同様に雨水等を貯めることができるととも
に、貯水槽嵌着部により、上部の客土を有した部分がフ
ェンスと連結したポール用プランターから容易に脱着で
きるので、季節による植物等の植え変え及び補修、交換
等の作業が容易であり、保守性に優れる。 (8)貯水槽部が、側壁面の上部に排水部を備えること
により、大雨や灌水等による余分な水が客土に溜まらず
植物が根腐れ防止でき、保守性に優れる。 (9)ポールの外形に沿って略当接されるように形成さ
れたポール側壁部又は凹部を有するポール側壁部と又は
貯水槽部と電柱との当接面に弾性部材を装設することに
より、ポールの外形の大きさに応じて隙間を調整できる
ので、汎用性があり量産性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるポール用プランタ
ーの斜視図
【図2】本発明の第1実施例におけるポール用プランタ
ーのポールへの装着状態を示す要部断面図
【図3】(a)本発明の第1実施例におけるポール用プ
ランターの側壁部の接続前の状態を示す要部断面図 (b)本発明の第1実施例におけるポール用プランター
の側壁部の接続固定された状態を示す要部断面図
【図4】図6は本発明の第1実施例におけるポール用プ
ランターをポールに2段に装着した例を示す斜視図であ
る。本発明の第1実施例におけるポール用プランターの
使用例を示す斜視図
【図5】本発明の第1実施例におけるポール用プランタ
ーのポール装着状態を示す正面図
【図6】本発明の第1実施例におけるポール用プランタ
ーをポールに上下2段に装着した例を示す斜視図
【図7】本発明の第2実施例におけるポール用プランタ
ーの斜視図
【図8】本発明の第2実施例におけるポール用プランタ
ーのポールへの装着状態を示す要部断面図
【図9】本発明の第3実施例におけるポール用プランタ
ーの斜視図
【図10】(a)本発明の第4実施例におけるポール用
プランターの側壁部を示す要部斜視図 (b)本発明の第4実施例のポール用プランターをポー
ルに半円形状に装着した状態を示す平面断面図
【図11】本発明の第5実施例におけるポール用プラン
ターのポールへの装着状態を示す要部斜視図
【図12】従来のポール用プランターにおけるポールへ
の装着状態を示す要部側面図
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D,1E 本発明のポール用プラ
ンター 2,2′,2″ ポール側壁部 2a 下壁面 2b 上壁面 2c 雨水取込孔部 2d 当接部材 2e 凹部 3,3″ 側壁部 3a 堰部 3b 雨水排水用孔部 4,4′,4″ 接続固定部 4a 嵌合用凹部 4b 固定用螺着部 4a′ 嵌挿部 4b′ 切欠部 5,5″ 外壁部 6 フェンス固定部 6a フェンス固定用孔部 7,7′ 底面部 7a,7a′ 水抜孔部 8,8″ フェンス 8a フェンス長孔部 8b 脚部 9 ボルト 10 ナット 11 客土 12、12′,12″ 接続金具 12a ボルト頭部 12b 嵌合用凸部 12c ボルト螺着部 13 フェンス接続用金具 14 ツル性植物 15 アース線 16 地面 17 リブ 18 仕切部 19,33 貯水槽部 20 水 21 水吸上部 22 排水部 23 通気孔 31 従来のポール用プランター 32 鉢部 34 水抜孔部 35 ポール 36 ベルト取付部 37 ベルト α,β 傾斜角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 孝志 福岡県福岡市中央区薬院1丁目13番8号 九州林産株式会社内 (72)発明者 上村 政盛 福岡県福岡市中央区薬院1丁目13番8号 九州林産株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形状,楕円形状,四角形状又は多角形
    状のポールの外形に沿って略当接されるように形成され
    たポール側壁部と、前記ポール側壁部の各端部に一体形
    成され1乃至複数の接続固定部を有する側壁部と、前記
    側壁部の各側面端部に一体形成された外壁部と、前記各
    壁部の下部に一体形成された底面部と、を備えているこ
    とを特徴とするポール用プランター。
  2. 【請求項2】 直線状に形成され中央部に円形状,楕円
    形状,四角形状又は多角形状のポールの外形に沿って略
    当接されるように形成された凹部を有するポール側壁部
    と、前記ポール側壁部の各端部に一体形成され外側に1
    乃至複数の接続固定部を有する側壁部と、前記側壁部の
    各側面端部に一体形成された外壁部と、前記各壁部の下
    部に一体形成された底面部と、を備えていることを特徴
    とするポール用プランター。
  3. 【請求項3】 前記外壁部の下部に突状又は凹状もしく
    は孔状に形成されたフェンス固定部と、前記フェンス固
    定部の上縁部に固定部を有するメッシュ状のフェンス
    と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のポール用プランター。
  4. 【請求項4】 円形状,楕円形状,四角形状又は多角形
    状のポールの外形に沿って略当接されるように形成され
    た前記ポール側壁部又は前記凹部を有する前記ポール側
    壁部の下壁面が、外側に傾斜角αが90°<α≦110
    °で傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1
    乃至3の内いずれか1に記載のポール用プランター。
  5. 【請求項5】 円形状,楕円形状,四角形状又は多角形
    状のポールの外形に沿って略当接されるように形成され
    た前記ポール側壁部又は前記凹部を有する前記ポール側
    壁部の上壁面が、内側に傾斜角βが140°≦β<18
    0°で傾斜して形成され、前記上壁面の少なくとも下部
    に穿孔された1乃至複数の雨水取込孔部が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1に記
    載のポール用プランター。
  6. 【請求項6】 前記各壁部が、内側にかつ前記底面部の
    上方に同一高さに複数のリブと、前記リブに載置された
    少なくとも1以上の水抜孔部が穿設された仕切部と、前
    記水抜孔部に貫設された水吸上部と、を備え、前記仕切
    部と前記底面部と前記各壁部により囲まれた貯水槽部を
    形成し、前記水吸上部が前記水抜孔部を通して前記貯水
    槽部に配設されていることを特徴をする請求項1乃至5
    の内いずれか1に記載のポール用プランター。
  7. 【請求項7】 前記各壁部の内側に連設して前記底面部
    の上方に配設され少なくとも1以上の水抜孔部が穿設さ
    れた仕切部と、前記仕切部の下方の前記各壁部が脱着自
    在に固定される貯水槽嵌着部と、を備え、前記仕切部と
    前記底面部と前記貯水槽嵌着部を介して前記各壁部によ
    り囲まれた貯水槽部を形成し、前記水抜孔部を通して前
    記貯水槽部に水吸上部が配設されていることを特徴とす
    る請求項1乃至5の内いずれか1に記載のポール用プラ
    ンター。
  8. 【請求項8】 前記貯水槽部が、少なくとも前記各壁面
    のいずれかに1以上の穿孔された排水部を備えているこ
    とを特徴とする請求項6又は7に記載のポール用プラン
    ター。
  9. 【請求項9】 前記ポール側壁部の前記上壁面の両側に
    雨水貯用の堰部が延設されていることを特徴とする請求
    項8に記載のポール用プランター。
  10. 【請求項10】 円形状,楕円形状,四角形状又は多角
    形状のポールに外形に沿って略当接されるように形成さ
    れた前記ポール側壁部又は前記凹部を有する前記ポール
    側壁部又は貯水槽部と前記ポールとの当接面に装設され
    た弾性部材を備えていることを特徴とする請求項1乃至
    9のいずれか1に記載のポール用プランター。
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