JPH0998292A - Mtf測定方法及びmtf補正装置 - Google Patents

Mtf測定方法及びmtf補正装置

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JPH0998292A
JPH0998292A JP7255253A JP25525395A JPH0998292A JP H0998292 A JPH0998292 A JP H0998292A JP 7255253 A JP7255253 A JP 7255253A JP 25525395 A JP25525395 A JP 25525395A JP H0998292 A JPH0998292 A JP H0998292A
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mtf
image
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lsf
slit
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JP7255253A
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Nariatsu Takizawa
成温 滝澤
Hirotetsu Ko
博哲 洪
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】MTF測定に際し、ノイズによる測定誤差を軽
減できるMTF測定方法及び、スリットの光学像による
MTFの劣化を補正できるMTF測定方法を有したMT
F補正装置を提供することを目的とする。 【解決手段】MTF測定部20がMTFを求めるに際し、
スリットを介して得た画像データから複数のLSFを測
定し、LSFの各々について実数部と虚数部に分けて平
均化するためにノイズ成分が相殺されノイズによる誤差
を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ等のディ
ジタル撮像系のMTF測定方法並びにMTF測定値を用
いて入力画像のMTF補正を行なうMTF補正装置に関
し、特に、入力画像に重畳したノイズによるMTF測定
誤差を軽減する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル撮像系のMTF(Mo
dulation TransferFunctio
n)測定法としては、サインチャートの振幅から求める
方法や、ナイフエッジチャートやスリットチャートから
線広がり関数;LSF(Line Spread Fu
nction)を求めた後、フーリエ変換により計算す
る方法が知られている。しかしながら、該ディジタル撮
像系においては、サンプリングされた画像データのエイ
リアシング効果により正確なMTFが計算出来ないとい
う問題がある。
【0003】この問題に対して、例えば、IEEE T
RANSACTION ON MEDICAL IMA
GING,VOL.11,NO.1,Page34−39に記
載されているディジタルラジオグラフィのMTF測定法
が知られている。この手法は、スリットチャートからL
SFを求める際に、読み取り画素とスリットチャートと
の位置関係を示す図26のように主走査方向に対して垂直
な軸から該スリットを2°以下に傾けて画像データをサ
ンプリングすることで、図27のように位相のずれた複数
のLSFを得ている。そして、Composite L
SFを示した図28に示すように、実際のサンプリングよ
りも細かい画像データでLSFを合成し、エイリアシン
グ効果を取り除いている。この合成したLSFをCom
posite LSFと呼び、そのサンプリング間隔Δ
X’は、実際のサンプリング間隔ΔXと合成するLSF
の数nにより、(1)式で表される。
【0004】ΔX’=ΔX/n・・・(1) また、このスリットの角度Θは、nにより(2)式で決
定される。 Θ=tan-1(1/n)・・・(2) 一方、MTFはComposite LSFを離散フー
リエ変換し、次の(3)、(4)式から求められる。
【0005】
【数1】
【0006】
【数2】
【0007】ここで、h(iΔX’)はComposi
te LSFを表し、Lは画像データのサンプル数であ
る。また、Hr(f),Hi(f)は離散フーリエ変換
の実数部と虚数部を表すものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撮像系
で読み込んだ画像に読み取り光学系や電気系にノイズが
重畳する場合には、MTFに測定誤差が生じてしまう。
この測定誤差を改善するにはスリットチャートを複数回
読み込んで平均値を求めるか、或いは複数のMTFから
平均値を求めると言った平均化を必要とするが、Com
posite LSFは各測定位置で位相がずれている
ため、同じ位相位置における測定値の平均化は実質上極
めて困難である。
【0009】また、測定に使用される該スリットの光学
像は、理想的にはインパルスが好ましいものの、現実に
は幅を有した光学像を使用するためにMTFを劣化させ
てしまう。これら不具合に対し従来技術においては何の
対処もなされていないのが実情であった。本発明はこの
ような従来の問題点に鑑みて為されるもので、MTF測
定に際し、ノイズによる測定誤差を軽減できるMTF測
定方法及び、スリットの光学像によるMTFの劣化を補
正できるMTF測定方法を有したMTF補正装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、光電変換素子を有したディジタル撮像系のM
TF測定方法において、前記ディジタル撮像系がスリッ
トチャートを読み取って得たディジタル画像の中から求
めた複数の線広がり関数(LSF)を周波数領域で平均
化してMTFを計算する構成としたものである。
【0011】これによれば、MTFを求めるに際し、ス
リットを介して得た画像データから複数のLSFを測定
し、周波数領域について平均することによってノイズに
よる誤差を軽減することができる。また、請求項2記載
の発明は、前記複数の線広がり関数(LSF)を周波数
領域で平均化する際に、該複数の線広がり関数(LS
F)の各々について実数部と虚数部に分けて平均化する
構成としたものである。
【0012】これによれば、線広がり関数(LSF)の
各々について実数部と虚数部に分けて平均化するために
ノイズ成分が相殺されノイズによる誤差を軽減すること
ができる。また、請求項3の発明は、前記MTF測定値
を前記スリットチャートからの光学像の周波数特性で除
算することで、該光学像による測定値劣化を補正する構
成としたものである。
【0013】これによれば、MTF測定値を前記スリッ
トチャートからの光学像の周波数特性で除算すること
で、スリットの光学像によるMTFの劣化を補正するこ
とができる。また、請求項4の発明は、画像入力手段か
らの入力画像に対し測定したMTFに基づいてMTF補
正を施して画像出力手段に出力するMTF補正装置にお
いて、スリットチャートを読み取って得たディジタル画
像の中から求めた複数の線広がり関数(LSF)を周波
数領域で平均化して前記画像入力手段のMTF測定値を
得るMTF測定手段と、前記画像出力手段のMTF補正
するための補正用フィルタを記憶する補正用フィルタ記
憶手段と、前記MTF測定手段のMTF測定値から前記
画像入力手段の補正用フィルタを作成し、該画像入力手
段の補正用フィルタ及び前記画像出力手段の補正用フィ
ルタを用いてMTF補正演算する画像処理手段と、を含
んで構成される。
【0014】これによれば、平均化処理したMTF測定
値に応じた画像入力手段の補正用フィルタと画像出力手
段の補正用フィルタに基づいて画像入力手段及び画像出
力手段の双方についてのMTF補正がなされ、入力画像
の鮮鋭性を忠実に再現した出力画像を得ることができ
る。また、請求項5の発明は、前記画像入力手段の補正
用フィルタを空間フィルタ或いは周波数フィルタとする
構成としたものである。
【0015】これによれば、補正用フィルタを空間フィ
ルタ或いは周波数領域で乗算を行なう周波数フィルタと
して画像入力手段のMTF補正に適用することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるMTF補正
装置について図を参照しながら説明する。図1はMTF
補正装置の画像入力手段である透過型フラットベットス
キャナの概略構成を示す図である。ステージ1上に載置
された写真フィルム等の透過原稿を上部から照明2で露
光し、透過した光を下部に設けられたCCDラインセン
サ3で走査しながら受光した後、光電変換する。なお、
CCDラインセンサ3の長手方向で主走査し、図示しな
い駆動系によってCCDラインセンサ3を主走査とは直
角方向(矢線で示す)に副走査することで二次元画像デ
ータを得ている。
【0017】そして、光電変換された電気信号は図示し
ないA/D変換回路によってディジタル化され画像デー
タとして後述するMTF補正装置へ出力される。まず、
上記透過原稿の読み取りに先立って画像入力手段のMT
F測定が行なわれる。図2は、画像システム装置の概略
ブロック図を示したもので本図を用いてMTF補正装置
の説明を行なう。
【0018】X線写真をスキャナ等の画像入力装置で読
み取るような医用画像の分野では、入力のX線写真と出
力のハードコピーの鮮鋭性が一致していなければなら
ず、正確な周波数再現が求められるため、精度の高いM
TF補正を行なうことは非常に重要であり、本実施形態
では、X線写真をスキャナ等の画像入力装置で読み取
り、階調補正、鮮鋭性の補正を行い、プリンタ等の画像
出力装置でハードコピーを作成する画像システム装置を
例に説明する。
【0019】まず、画像入力部10でスリットチャート4
を読み込んで画像データを画像記憶部11に記憶する。そ
の画像データをMTF測定部20に転送しMTFを計算す
る。そして、上述計算を主走査、副走査、45°、135 °
方向に対して行い、画像処理部30で4方向のMTFから
MTF補正フィルタを作成する。図3はMTF測定部20
及び画像処理部30から構成されるMTF補正装置の詳細
ブロック図を示したものである。
【0020】MTF測定部20ではスリットチャート4の
画像データが入力するとLSF検出部21で複数のLSF
を検出すると、Composite LSF作成部22が
複数のComposite LSFを算出して離散フー
リエ変換し、実数部、虚数部を別々に加算する。そし
て、加算された実数部、虚数部を別々に平均演算してノ
イズ除去処理を行なう。
【0021】MTF計算部23では、これら実数部、虚数
部に基づいてMTFを算出する。求められたMTFが画
像処理部30の空間フィルタ作成部31に入力すると、ここ
ではMTF補正フィルタである空間フィルタが作成され
る。一方、メモリ33には画像出力部12のMTF補正フィ
ルタが予め記憶されている。このMTF補正フィルタは
図示しない外部端末等から送られてきた矩形波チャート
又は、Sineチャートの画像データをプリントしたサ
ンプルから求めることができる。
【0022】そして、スリットチャート4に代えてX線
写真の透過原稿の画像データが画像記憶部10で記憶され
た後、画像処理部30に入力した時に空間フィルタ作成部
31で作成された画像入力部10のMTF補正用の空間フィ
ルタと、画像出力部12のMTF補正用フィルタによって
コンボリューション演算部32でコンボリューション演算
されることでMTF補正処理が為され、画像出力部12で
ハードコピーとして出力される。このように、平均化処
理したMTF測定値に応じた画像入力部10の補正用フィ
ルタと画像出力部12の補正用フィルタに基づいて画像入
力部10及び画像出力部12の双方についてのMTF補正が
なされ、入力画像の鮮鋭性を忠実に再現した出力画像を
得ることができる。
【0023】他の実施形態として、図4のMTF補正装
置の詳細ブロック図に示したように、画像処理部30の処
理形態を変更しても良い。すなわち、空間フィルタ作成
部31の代わりに周波数フィルタ作成部34を設けて、MT
F測定部20から入力されるMTFを使用して周波数デー
タで画像入力部10のMTF補正用フィルタ(周波数フィ
ルタ)を作成する。そして、画像処理部30に入力した透
過原稿の画像データを離散フーリエ変換演算部35で離散
フーリエ変換し、該周波数フィルタと画像出力部12のM
TF補正用フィルタによって乗算した後、離散フーリエ
逆変換演算部37で離散フーリエ逆変換しても同様な結果
が得られる。
【0024】図5はMTF測定手段のフローチャートを
示すもので、該フローチャートに沿って測定方法を詳述
する。ステップ(以後、Sと略称する)1では、スリッ
トチャートを読み込む。これは図6に示した7μm幅の
スリット4aを有するスリットチャート4を画像入力手
段のステージ1上に載置し、図26で示したように副走査
方向に対して角度Θ分傾ける。この角度Θは、小さ過ぎ
るとComposite LSFの数が減ってしまい平
均回数が少なくなるし、また、逆に角度Θが大き過ぎる
とLSFの位相ずれによってMTF測定値が不均一にな
ってしまうので1°〜4°の間で設定される。
【0025】このスリットチャート7はスリット4aの
周囲は濃度を有しているため照明2の光は透過せず、ス
リット4a部分だけが透過してCCDラインセンサ3に
受光されるようになっている。従って、スリットチャー
ト7を読み込んだ時の画像データは図7に示すような画
像データになる。次に、S2〜S3で、スリット4aの
厳密な角度Θを算出してLSFの数nを決定する。従来
では合成に使用するLSFの数nから、スリット4aの
角度Θを決定していたが、スリット4aの角度を厳密に
合わせることは困難であるため、スリット4aの角度Θ
からnを求める手法を採用している。これは、(5)式
で表せられる。
【0026】n≒1/tanΘ・・・(5) なお、nが整数にならない場合は四捨五入などにより整
数化する。具体的な角度Θの算出を説明すると、得られ
たディジタル画像データからスリット4aの位置に相当
する画素を主走査方向をY軸、副走査方向をX軸とした
XY座標上にプロットし、該ディジタル画像データに対
して回帰直線を求めて、その傾きからスリット4aの角
度Θを求める。図8はXY座標上にプロットされたディ
ジタル画像データを示すもので、本図より、本実施形態
における回帰直線の式はY=−0.035189X+89.195とな
って、傾きの絶対値がtanΘとなる。すなわち、ta
nΘ=0.035189であるから(5)式よりLSFの数はn
=28となる。
【0027】次に、S4〜S8においてMTFの測定位
置を検出し測定回数のカウントを行ないながら平均化さ
れたMTFを算出する。これは、図9はプロットしたス
リット4a上の画素値を示す図であり、この中から波形
がピークとなる位置を検出する。そこがMTFの測定位
置となり、ピークを中心にした28ラインのLSFを合成
してComposite LSFを作成する。なお、図
9において最初と最後のピーク位置ではライン数が28ラ
インに満たないため、2番目から26番目の全てのピーク
位置についてComposite LSFを作成する、
換言すれば測定回数を25回に設定してComposit
e LSFを作成し、(3)式により各Composi
te LSFを離散フーリエ変換し、実数部、虚数部を
別々に加算する。そして、パラメータiを1にセットし
て同様な処理を繰り返す毎に、パラメータiの値をイン
クリメント(加算)する。こうして、パラメータiが25
より大きくなった時点でS9へ進む。なお、図10は2番
目のピーク位置から作成したComposite LS
Fを示している。
【0028】S9〜S10ではノイズによる測定誤差を軽
減するために平均化を行なう。加算された実数部、虚数
部を別々に平均演算し、(4)式に基づいてMTFを算
出する。このように、通常、絶対値で表されるMTFを
平均化してもノイズ成分は消えないが、本実施形態では
MTFを求めるに際し、スリット4aを介して得た画像
データから複数のLSFを測定し、周波数領域について
実数部と虚数部に分けて平均化したことにより、ノイズ
成分を相殺できノイズによるMTF測定値の誤差を軽減
することができる。上記方法で算出されたMTFを示し
たものが図11になっている。
【0029】ここで、平均化の効果を示すためのシュミ
レーションについて説明する。ガウス関数により図12に
示すようなLSFを作り、これに6dBの白色ノイズを
加える。これを示したものが図13である。同様にして20
個のLSFを作り、個々のMTFを求めると図14とな
る。図14では10個のMTFを示しているが、これに対
し、20個のLSFから平均化によりMTFを求めると図
15となって、平均化によりMTFの測定精度が向上する
ことが確認できる。
【0030】図16はMTF補正処理のフローチャートを
示すもので、該フローチャートに沿ってMTF測定値の
劣化補正処理を詳述する。尚、本実施形態では7μmの
スリット4aを用いた場合について説明している。S11
ではスリット4aの幅データ、すなわち7μmを入力す
る。そして、S13〜S21までは図5のフローチャートで
示した平均化処理と同様な処理を行なってMTFを算出
する。
【0031】S22において、Sinc関数からMTFの
劣化特性を算出する。すなわち、スリット4aの光学像
を例えば図17に示すような矩形関数で仮定し、その周波
数特性S(f)を(6)式のSinc関数から算出す
る。 S(f)=sin(πdf)/(πdf)・・・(6) ここで、dはスリットの幅を表し、d=0.007 となる。
【0032】図18はスリットによる劣化特性を示すもの
で、画像入力装置のナイキスト周波数まで周波数特性を
表してみると、MTF測定値が低下(劣化)するのがわ
かる。S23では、この周波数特性でMTF測定値を補正
する。これは(7)式を基に演算される。
【0033】 MTF=MTFmeas(πdf)/S(f)・・・(7) ここで、MTFmeasはMTF測定値を表している。すな
わち、スリット4aの光学像の周波数特性で除算するこ
とで、MTF測定値が周波数領域で補正され、スリット
の光学像によるMTFの劣化を補正することができる。
図19はスリット4aから得られたComposite
LSFを示しており、このComposite LSF
を離散フーリエ変換し、図18で示されたS(f)で除算
することで、MTF補正の比較を説明する図20におい
て、実線で示した補正前に対し、点線で示した補正後の
周波数特性は若干高くなっていることがわかる。
【0034】以上、本実施形態においては主走査方向の
MTF測定について説明したが、同様にして、副走査方
向、斜め45°、135 °方向の測定も可能である。すなわ
ち、副走査方向の測定では、図26の矢線の方向が副走査
方向となり、主走査方向に対してスリット4aを傾け
る。斜め45°方向の測定では、スリット4aの角度を示
す図21のように矢線の方向が主走査方向になり、斜め13
5 °方向の測定では同図の方向が副走査方向になり、斜
め45°の軸からスリット4aを傾ける。
【0035】そして、上述同様にMTFを測定する方向
に対しLSFを求め、Composite LSFから
MTFを算出する。また、本実施形態では1つのスリッ
ト画像からMTFを求めたが、スリットチャート4を複
数回読み込み、全てのディジタル画像データからLSF
を求め。MTFを平均化することも可能である。さら
に、スリットチャート4の位置を固定し、複数回読み込
んだディジタル画像データを平均し、MTFを求めるこ
とも可能である。
【0036】また、本実施形態ではテストチャートにス
リットチャート4を用いたが、図22に示すようなナイフ
エッジチャートを用いて主走査方向のMTFを測定して
も良く、この場合にはテストチャートの製作を簡便にす
ることができる。測定方法としては図26に示したように
副走査方向に対して1°〜4°傾けるようにステージ1
に載置し、ナイフエッジチャートを読み込んでディジタ
ル画像データを出力する。このディジタル画像データを
示したものが図23である。ここで、X,Y軸は副走査、
主走査方向を表している。このディジタル画像データを
Y軸に1ラインとると図24に示すようなエッジ広がり関
数(ESF)が得られる。ESFを(8)式により差分
演算すると、図25に示すようなLSFとなる。
【0037】 g(iΔX)=e(iΔX)−e((i+1)ΔX)・・・(8) ここで、e(iΔX)はESFを表し、g(iΔX)は
LSFを表す。この処理をX軸方向の全てのラインに対
して行なって、MTFを求めることができる。副走査方
向、斜め45°、135 °方向の測定については、ナイフエ
ッジチャートを傾ければ良い。
【0038】また、本実施形態では、医用画像のMTF
補正装置について説明したが、これに限定するものでは
なく、MTF補正を行なう医用画像以外の分野や、反射
原稿を対象としたMTF測定方法及び画像処理装置にも
適用できるものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、MTFを求めるに際し、スリットを介して
得た画像データから複数のLSFを測定し、周波数領域
について平均することによってノイズによる誤差を軽減
することができる。また、請求項2記載の発明によれ
ば、線広がり関数(LSF)の各々について実数部と虚
数部に分けて平均化するためにノイズ成分が相殺されノ
イズによる誤差を軽減することができる。
【0040】また、請求項3の発明によれば、スリット
の光学像によるMTFの劣化を補正することができる。
また、請求項4の発明によれば、平均化処理したMTF
測定値に応じた画像入力手段の補正用フィルタと画像出
力手段の補正用フィルタに基づいて画像入力手段及び画
像出力手段の双方についてのMTF補正がなされ、入力
画像の鮮鋭性を忠実に再現した出力画像を得ることがで
きる。
【0041】また、請求項5の発明によれば、補正用フ
ィルタを空間フィルタ或いは周波数領域で乗算を行なう
周波数フィルタとして画像入力手段のMTF補正に適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における透過型フラットベットスキ
ャナの概略構成を示す図
【図2】本実施形態における画像システム装置の概略ブ
ロック図
【図3】本実施形態におけるMTF補正装置の詳細ブロ
ック図
【図4】他の実施形態におけるMTF補正装置の詳細ブ
ロック図
【図5】本実施形態におけるMTF測定手段のフローチ
ャート
【図6】本実施形態におけるスリットチャートを示す図
【図7】本実施形態におけるスリットチャートを読み込
んだ時の画像データを示す図
【図8】本実施形態におけるXY座標上にプロットされ
たディジタル画像データを示す図
【図9】本実施形態におけるプロットしたスリット上の
画素値を示す図
【図10】本実施形態におけるComposite LS
Fを示す図
【図11】本実施形態における算出されたMTFを示す図
【図12】本実施形態におけるガウス関数で仮定したLS
Fの図
【図13】本実施形態におけるノイズを重畳したときのL
SFの図
【図14】本実施形態におけるノイズ有無によるMTFを
比較する図
【図15】本実施形態における平均化により求めたMTF
を比較する図
【図16】本実施形態におけるMTF補正処理のフローチ
ャート
【図17】本実施形態におけるスリットの光学像を説明す
る図
【図18】本実施形態におけるスリットによる劣化特性を
示す図
【図19】本実施形態におけるスリットから得られたCo
mposite LSFを示す図
【図20】本実施形態におけるMTF補正の比較を説明す
る図
【図21】本実施形態における斜め方向を測定するときの
スリットの角度を示す図
【図22】本実施形態におけるナイフエッジチャートを示
す図
【図23】本実施形態におけるナイフエッジチャートの画
像データを表す図
【図24】本実施形態におけるESFを示す図
【図25】本実施形態におけるLSFを示す図
【図26】従来における読み取り画素とスリットチャート
との位置関係を示す図
【図27】従来におけるLSFを示した図
【図28】従来におけるComposite LSFを示
した図
【符号の説明】
1 ステージ 2 照明 3 CCDラインセンサ 4 スリットチャート 10 画像入力部 11 画像記憶部 12 画像出力部 20 MTF測定部 30 画像処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光電変換素子を有したディジタル撮像系の
    MTF測定方法において、 前記ディジタル撮像系がスリットチャートを読み取って
    得たディジタル画像の中から求めた複数の線広がり関数
    (LSF)を周波数領域で平均化してMTFを計算する
    ことを特徴とするMTF測定方法。
  2. 【請求項2】前記複数の線広がり関数(LSF)を周波
    数領域で平均化する際に、該複数の線広がり関数(LS
    F)の各々について実数部と虚数部に分けて平均化する
    ことを特徴とする請求項1記載のMTF測定方法。
  3. 【請求項3】前記MTF測定値を前記スリットチャート
    からの光学像の周波数特性で除算することで、該光学像
    による測定値劣化を補正することを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載のMTF測定方法。
  4. 【請求項4】画像入力手段からの入力画像に対し測定し
    たMTFに基づいてMTF補正を施して画像出力手段に
    出力するMTF補正装置において、 スリットチャートを読み取って得たディジタル画像の中
    から求めた複数の線広がり関数(LSF)を周波数領域
    で平均化して前記画像入力手段のMTF測定値を得るM
    TF測定手段と、 前記画像出力手段のMTF補正するための補正用フィル
    タを記憶する補正用フィルタ記憶手段と、 前記MTF測定手段のMTF測定値から前記画像入力手
    段の補正用フィルタを作成し、該画像入力手段の補正用
    フィルタ及び前記画像出力手段の補正用フィルタを用い
    てMTF補正演算する画像処理手段と、 を具備することを特徴とするMTF補正装置。
  5. 【請求項5】前記画像入力手段の補正用フィルタは空間
    フィルタ或いは周波数領域で乗算を行なう周波数フィル
    タであることを特徴とするMTF補正装置。
JP7255253A 1995-10-02 1995-10-02 Mtf測定方法及びmtf補正装置 Pending JPH0998292A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105021417A (zh) * 2015-07-09 2015-11-04 天津大学 数字x射线成像系统调制传递函数的狭缝法测量方法
JP2019194577A (ja) * 2018-04-27 2019-11-07 日本放送協会 Mtf測定装置およびそのプログラム
JP2020071145A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 日本放送協会 Mtf測定装置およびそのプログラム
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