JPH099862A - 蛋白質のメイラード反応抑制方法および乳を含む加工飲食品 - Google Patents
蛋白質のメイラード反応抑制方法および乳を含む加工飲食品Info
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- JPH099862A JPH099862A JP16090895A JP16090895A JPH099862A JP H099862 A JPH099862 A JP H099862A JP 16090895 A JP16090895 A JP 16090895A JP 16090895 A JP16090895 A JP 16090895A JP H099862 A JPH099862 A JP H099862A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】蛋白質のメイラード反応を抑制する方法であっ
て、蛋白質含有物中の蛋白質1g当たり、0.1〜20
0ユニットのトランスグルタミナーゼを作用させること
を特徴とする蛋白質のメイラード反応抑制方法、並びに
該抑制方法により処理して得られた乳蛋白質含有物を含
有する乳を含む加工飲食品。 【効果】前記メイラード反応抑制方法では、蛋白質の栄
養価や風味等にほとんど影響を及ぼすことなく、安全に
蛋白質の保存時や加熱殺菌時等におけるメイラード反応
を抑制することができる。また乳を含む加工飲食品で
は、この加工飲食品を製造する際における加熱殺菌時並
びに保存時におけるメイラード反応に起因する乳蛋白質
の褐変反応、並びに風味低下を防止でき、賞味期限の大
幅な延長が可能となる。
て、蛋白質含有物中の蛋白質1g当たり、0.1〜20
0ユニットのトランスグルタミナーゼを作用させること
を特徴とする蛋白質のメイラード反応抑制方法、並びに
該抑制方法により処理して得られた乳蛋白質含有物を含
有する乳を含む加工飲食品。 【効果】前記メイラード反応抑制方法では、蛋白質の栄
養価や風味等にほとんど影響を及ぼすことなく、安全に
蛋白質の保存時や加熱殺菌時等におけるメイラード反応
を抑制することができる。また乳を含む加工飲食品で
は、この加工飲食品を製造する際における加熱殺菌時並
びに保存時におけるメイラード反応に起因する乳蛋白質
の褐変反応、並びに風味低下を防止でき、賞味期限の大
幅な延長が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛋白質のメイラード反
応抑制方法および乳を含む加工飲食品に関し、更に詳細
には、乳を含む加工飲食品中等に含まれる蛋白質が褐変
化して商品価値等を低下させ、保存期間を短縮させる原
因の1つとされるメイラード反応を抑制することができ
る方法およびこの方法により処理して得られた乳蛋白質
含有物を含む乳を含む加工飲食品に関する。
応抑制方法および乳を含む加工飲食品に関し、更に詳細
には、乳を含む加工飲食品中等に含まれる蛋白質が褐変
化して商品価値等を低下させ、保存期間を短縮させる原
因の1つとされるメイラード反応を抑制することができ
る方法およびこの方法により処理して得られた乳蛋白質
含有物を含む乳を含む加工飲食品に関する。
【0002】
【従来の技術】食品の褐変化を伴うメイラード反応は、
蛋白質と糖類とのアミノカルボニル反応に由来すること
が知られている。またこの褐変反応が進行することによ
り蛋白質の栄養価が低下することも知られている。これ
は主にメラノイジン等の褐変反応物質が生成することに
よる必須アミノ酸の減少、消化性の低下、栄養吸収阻害
物質の生成等が原因であると考えられている。
蛋白質と糖類とのアミノカルボニル反応に由来すること
が知られている。またこの褐変反応が進行することによ
り蛋白質の栄養価が低下することも知られている。これ
は主にメラノイジン等の褐変反応物質が生成することに
よる必須アミノ酸の減少、消化性の低下、栄養吸収阻害
物質の生成等が原因であると考えられている。
【0003】このようなメイラード反応等に起因する褐
変反応は、常温及びホットベンダー流通の蛋白質含有加
工飲食品において、その製造における加熱殺菌時及び保
存時等に進行し、商品価値を低下させ、また賞味期限を
短縮させるという問題がある。特に加工飲食品は、中性
よりも酸性下の保存において加水分解を受けて低分子化
し易く、褐変反応がより進行し易くなる。このような褐
変反応に影響する因子としては、加熱温度及び時間、貯
蔵温度及び時間、全固形分濃度、成分組成、pH、酸素
量、SH基等の還元性物質の存在等が知られている。前
記所望される賞味期限は、加工飲食品の種類により大き
く異なる。例えばストレートタイプの缶飲料では、流通
温度が常温の場合6か月以上の賞味期限が望まれ、加熱
タイプの自動販売機のような55℃での流通の場合7日
以上の賞味期限が望まれている。このように貯蔵温度に
より賞味期限が異なるのは、貯蔵温度による褐変反応進
行の程度の相違が1つの要因となっているからである。
また蛋白質含有加工飲食品を加熱殺菌処理するのに際し
て、褐変反応及び風味劣化が問題となるのは、例えばバ
チルス属、クロストリジウム属等の耐熱性芽胞菌を滅菌
する過度の加熱殺菌条件が要求される場合である。この
ように加工飲食品における加熱殺菌時においてもメイラ
ード反応が生じ、蛋白質含有加工飲食品に褐変反応を生
じさせるという欠点がある。この加熱殺菌時のメイラー
ド反応は、pHにも依存していることが知られている。
このため加熱滅菌処理を過酷条件にすることができず、
充分な滅菌処理ができない場合が生じている。
変反応は、常温及びホットベンダー流通の蛋白質含有加
工飲食品において、その製造における加熱殺菌時及び保
存時等に進行し、商品価値を低下させ、また賞味期限を
短縮させるという問題がある。特に加工飲食品は、中性
よりも酸性下の保存において加水分解を受けて低分子化
し易く、褐変反応がより進行し易くなる。このような褐
変反応に影響する因子としては、加熱温度及び時間、貯
蔵温度及び時間、全固形分濃度、成分組成、pH、酸素
量、SH基等の還元性物質の存在等が知られている。前
記所望される賞味期限は、加工飲食品の種類により大き
く異なる。例えばストレートタイプの缶飲料では、流通
温度が常温の場合6か月以上の賞味期限が望まれ、加熱
タイプの自動販売機のような55℃での流通の場合7日
以上の賞味期限が望まれている。このように貯蔵温度に
より賞味期限が異なるのは、貯蔵温度による褐変反応進
行の程度の相違が1つの要因となっているからである。
また蛋白質含有加工飲食品を加熱殺菌処理するのに際し
て、褐変反応及び風味劣化が問題となるのは、例えばバ
チルス属、クロストリジウム属等の耐熱性芽胞菌を滅菌
する過度の加熱殺菌条件が要求される場合である。この
ように加工飲食品における加熱殺菌時においてもメイラ
ード反応が生じ、蛋白質含有加工飲食品に褐変反応を生
じさせるという欠点がある。この加熱殺菌時のメイラー
ド反応は、pHにも依存していることが知られている。
このため加熱滅菌処理を過酷条件にすることができず、
充分な滅菌処理ができない場合が生じている。
【0004】そこで、加工飲食品の褐変化抑制のために
種々の対応策が提案されている。例えば加熱時間の短
縮、固形分の減少、甘味料の選択、褐変化防止剤の添加
等が行われている。前記褐変化防止剤としては、従来亜
硫酸ソーダ等が効果的であることが知られており、また
過酸化水素も、乳蛋白質の褐変化を防止することが知ら
れている。
種々の対応策が提案されている。例えば加熱時間の短
縮、固形分の減少、甘味料の選択、褐変化防止剤の添加
等が行われている。前記褐変化防止剤としては、従来亜
硫酸ソーダ等が効果的であることが知られており、また
過酸化水素も、乳蛋白質の褐変化を防止することが知ら
れている。
【0005】しかしながら、従来提案されている褐変化
防止剤の場合、充分な抑制効果を発揮させるためには、
食品添加物使用基準により添加量が制限されているこ
と、及び加工飲食品の風味への影響のため、満足する効
果が得られないのが実状である。
防止剤の場合、充分な抑制効果を発揮させるためには、
食品添加物使用基準により添加量が制限されているこ
と、及び加工飲食品の風味への影響のため、満足する効
果が得られないのが実状である。
【0006】また活性SH基は、乳性蛋白質の熱変性度
合いにより変化し、褐変化に対して一定の阻害効果を示
す。この効果は、酸素の存在によりSH基が酸化される
と失活する。そこで酸素の除去が褐変化防止に有効に作
用すると考えられており、窒素充填等の検討がなされい
る。
合いにより変化し、褐変化に対して一定の阻害効果を示
す。この効果は、酸素の存在によりSH基が酸化される
と失活する。そこで酸素の除去が褐変化防止に有効に作
用すると考えられており、窒素充填等の検討がなされい
る。
【0007】一方、甘味料の選択による褐変反応の抑制
も考えられている。即ち加工飲食品に含有させる甘味料
としての糖類において、例えばグルコース、フラクトー
ス等の還元性単糖類は、シュークロース等の非還元性二
糖類よりもはるかに褐変化し易いことが知られている。
また該シュークロースは二糖類であるが、保存中の加水
分解又は微生物の作用により還元性単糖類になり、褐変
化物質を生成し易くなることが知られている。そこで甘
味料として、還元糖以外の甘味料、例えばエリスリトー
ル、マルチトール等の糖アルコールおよびアスパルテー
ムに代表される合成甘味料等を利用することが行われて
いる。
も考えられている。即ち加工飲食品に含有させる甘味料
としての糖類において、例えばグルコース、フラクトー
ス等の還元性単糖類は、シュークロース等の非還元性二
糖類よりもはるかに褐変化し易いことが知られている。
また該シュークロースは二糖類であるが、保存中の加水
分解又は微生物の作用により還元性単糖類になり、褐変
化物質を生成し易くなることが知られている。そこで甘
味料として、還元糖以外の甘味料、例えばエリスリトー
ル、マルチトール等の糖アルコールおよびアスパルテー
ムに代表される合成甘味料等を利用することが行われて
いる。
【0008】しかし、一般にこれらの合成甘味料の甘味
質は、こく味が不足しており、シュークロースのような
まろやかさと爽やかさを兼ね備えた満足感の得られるも
のではない。更にコスト面からも使用量が制約されてい
るのが現状である。
質は、こく味が不足しており、シュークロースのような
まろやかさと爽やかさを兼ね備えた満足感の得られるも
のではない。更にコスト面からも使用量が制約されてい
るのが現状である。
【0009】ところで、従来、蛋白質にトランスグルタ
ミナーゼを作用させて、様々な蛋白質の改質が行われて
いる。しかしながら、トランスグルタミナーゼを作用さ
せることにより蛋白質の褐変反応の主要因であるメイラ
ード反応を抑制しうることについては全く知られていな
い。
ミナーゼを作用させて、様々な蛋白質の改質が行われて
いる。しかしながら、トランスグルタミナーゼを作用さ
せることにより蛋白質の褐変反応の主要因であるメイラ
ード反応を抑制しうることについては全く知られていな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、蛋白
質のメイラード反応を有効に防止し、蛋白質の褐変反応
を抑制することを可能にした蛋白質のメイラード反応抑
制方法及び乳を含む加工飲食品を提供することにある。
本発明の別の目的は、メイラード反応に伴う蛋白質の褐
変反応が抑制され、保存時等の褐変反応に起因する風味
劣化等も抑制でき、長期保存性を可能にした乳を含む加
工飲食品を提供することにある。
質のメイラード反応を有効に防止し、蛋白質の褐変反応
を抑制することを可能にした蛋白質のメイラード反応抑
制方法及び乳を含む加工飲食品を提供することにある。
本発明の別の目的は、メイラード反応に伴う蛋白質の褐
変反応が抑制され、保存時等の褐変反応に起因する風味
劣化等も抑制でき、長期保存性を可能にした乳を含む加
工飲食品を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、蛋白質
のメイラード反応を抑制する方法であって、蛋白質含有
物中の蛋白質1g当たり、0.1〜200ユニットのト
ランスグルタミナーゼ(以下TGaseと略記する)を
作用させることを特徴とする蛋白質のメイラード反応抑
制方法が提供される。また本発明によれば、前記メイラ
ード反応抑制方法により処理して得られた乳蛋白質含有
物を蛋白質源として含むことを特徴とする乳を含む加工
飲食品が提供される。
のメイラード反応を抑制する方法であって、蛋白質含有
物中の蛋白質1g当たり、0.1〜200ユニットのト
ランスグルタミナーゼ(以下TGaseと略記する)を
作用させることを特徴とする蛋白質のメイラード反応抑
制方法が提供される。また本発明によれば、前記メイラ
ード反応抑制方法により処理して得られた乳蛋白質含有
物を蛋白質源として含むことを特徴とする乳を含む加工
飲食品が提供される。
【0012】以下本発明を更に詳細に説明する。本発明
のメイラード反応抑制方法において、抑制の対象となる
蛋白質含有物中の蛋白質源としては特に限定されず、例
えば大豆、小麦、とうもろこし等の植物性蛋白質;獣
乳、畜肉、魚肉等の動物性蛋白質等を挙げることができ
る。この際蛋白質源の含有量は特に限定されない。また
蛋白質含有物中の蛋白質以外の含有成分としては、TG
aseによる酵素反応を阻害しない量の油脂類、糖類、
ビタミン、ミネラル、香料、着色料、界面活性剤等を含
んでいても良い。
のメイラード反応抑制方法において、抑制の対象となる
蛋白質含有物中の蛋白質源としては特に限定されず、例
えば大豆、小麦、とうもろこし等の植物性蛋白質;獣
乳、畜肉、魚肉等の動物性蛋白質等を挙げることができ
る。この際蛋白質源の含有量は特に限定されない。また
蛋白質含有物中の蛋白質以外の含有成分としては、TG
aseによる酵素反応を阻害しない量の油脂類、糖類、
ビタミン、ミネラル、香料、着色料、界面活性剤等を含
んでいても良い。
【0013】本発明の抑制方法に用いるTGaseは、
ペプチド鎖中のリジン残基のε位アミノ基がアシル基受
容体として作用すると蛋白質分子内及び分子外間にε−
(γ−Glu)Lys架橋結合を形成するものであっ
て、その起源は特に限定されず、たとえばストレプトベ
ルチシリウム(Streptoverticillium)等に属する微生物
由来;魚類、哺乳動物等の動物由来;バイオテクノロジ
ーを利用して製造したもの等を挙げることができる。具
体的には、特開平1−27471号公報、特公平1−5
0382号公報、特開平6−225775号公報等に記
載されたTGase等を挙げることができる。
ペプチド鎖中のリジン残基のε位アミノ基がアシル基受
容体として作用すると蛋白質分子内及び分子外間にε−
(γ−Glu)Lys架橋結合を形成するものであっ
て、その起源は特に限定されず、たとえばストレプトベ
ルチシリウム(Streptoverticillium)等に属する微生物
由来;魚類、哺乳動物等の動物由来;バイオテクノロジ
ーを利用して製造したもの等を挙げることができる。具
体的には、特開平1−27471号公報、特公平1−5
0382号公報、特開平6−225775号公報等に記
載されたTGase等を挙げることができる。
【0014】本発明の抑制方法において、前記蛋白質含
有物にTGaseを作用させるには、蛋白質含有物にT
Gaseを接触させ酵素反応させれば良いが、好ましく
は蛋白質含有物を、水や、緩衝塩、食塩等の塩溶液等に
よって練り状又は液状にした後TGaseと酵素反応さ
せるのが望ましい。この際TGaseを作用させる量
は、蛋白質含有物中の蛋白質1g当たり、0.1〜20
0ユニット、好ましくは1〜100ユニットである。T
Gaseの量が、0.1ユニット未満の場合には、充分
なメイラード反応抑制効果が得られず、200ユニット
を超える場合には反応制御が困難になる。
有物にTGaseを作用させるには、蛋白質含有物にT
Gaseを接触させ酵素反応させれば良いが、好ましく
は蛋白質含有物を、水や、緩衝塩、食塩等の塩溶液等に
よって練り状又は液状にした後TGaseと酵素反応さ
せるのが望ましい。この際TGaseを作用させる量
は、蛋白質含有物中の蛋白質1g当たり、0.1〜20
0ユニット、好ましくは1〜100ユニットである。T
Gaseの量が、0.1ユニット未満の場合には、充分
なメイラード反応抑制効果が得られず、200ユニット
を超える場合には反応制御が困難になる。
【0015】前記TGaseを作用させる際の条件は、
通常pHは4〜9、好ましくはpH5〜8程度が望まし
い。反応温度は4〜80℃、特に10〜60℃が好まし
く、反応時間は1分〜48時間、特に5分〜24時間が
望ましい。反応終了後必要に応じて、加熱等によりTG
aseを失活させ、更には80℃以上での加熱殺菌処理
することもできる。本発明の抑制方法では、このような
TGaseを作用させることによっても、蛋白質の栄養
価を損なうことはなく、しかも安全性も従来各種の安全
試験により確認されている。
通常pHは4〜9、好ましくはpH5〜8程度が望まし
い。反応温度は4〜80℃、特に10〜60℃が好まし
く、反応時間は1分〜48時間、特に5分〜24時間が
望ましい。反応終了後必要に応じて、加熱等によりTG
aseを失活させ、更には80℃以上での加熱殺菌処理
することもできる。本発明の抑制方法では、このような
TGaseを作用させることによっても、蛋白質の栄養
価を損なうことはなく、しかも安全性も従来各種の安全
試験により確認されている。
【0016】本発明の抑制方法では、蛋白質含有加工飲
食品製造における加熱殺菌時の褐変反応を抑制すること
もできる。従って、加熱殺菌条件を過酷にすることも可
能となり、保存時においてメイラード反応が抑制される
と共に、風味の劣化も抑制でき、耐熱性芽胞菌も滅菌す
ることが可能となる。
食品製造における加熱殺菌時の褐変反応を抑制すること
もできる。従って、加熱殺菌条件を過酷にすることも可
能となり、保存時においてメイラード反応が抑制される
と共に、風味の劣化も抑制でき、耐熱性芽胞菌も滅菌す
ることが可能となる。
【0017】本発明の乳を含む加工飲食品は、前記抑制
方法により処理された乳蛋白質含有物を蛋白質源として
含んでおれば良く、例えば乳を含むスープ類、各種乳製
品、乳を含む蛋白質含有飲料、乳を含む菓子類等の公知
の乳蛋白質加工飲食品を対象とすることができる。例え
ば、ポタージュスープ、コーンスープ、クリームスー
プ、乳製品乳酸菌飲料、乳飲料、乳類入り清涼飲料、ミ
ルクティ、乳酒、牛乳パン、ピザパイ、プリン、ババロ
ア、ムース等を挙げることができる。従って、乳蛋白質
源の含有量は、乳を含む加工飲食品の種類によって適宜
選択することができる。
方法により処理された乳蛋白質含有物を蛋白質源として
含んでおれば良く、例えば乳を含むスープ類、各種乳製
品、乳を含む蛋白質含有飲料、乳を含む菓子類等の公知
の乳蛋白質加工飲食品を対象とすることができる。例え
ば、ポタージュスープ、コーンスープ、クリームスー
プ、乳製品乳酸菌飲料、乳飲料、乳類入り清涼飲料、ミ
ルクティ、乳酒、牛乳パン、ピザパイ、プリン、ババロ
ア、ムース等を挙げることができる。従って、乳蛋白質
源の含有量は、乳を含む加工飲食品の種類によって適宜
選択することができる。
【0018】本発明の乳を含む加工飲食品を製造するに
は、前記抑制方法により得られた乳蛋白質含有物を含有
させれば良く、TGaseを作用させる以外は、全て公
知の乳蛋白質含有の加工飲食品の製造法と同様な方法に
より実施することができる。またTGaseを作用させ
た後であれば、酵素反応を阻害する各種飲食品に用いら
れる公知の添加物を添加することもできる。
は、前記抑制方法により得られた乳蛋白質含有物を含有
させれば良く、TGaseを作用させる以外は、全て公
知の乳蛋白質含有の加工飲食品の製造法と同様な方法に
より実施することができる。またTGaseを作用させ
た後であれば、酵素反応を阻害する各種飲食品に用いら
れる公知の添加物を添加することもできる。
【0019】
【発明の効果】本発明のメイラード反応抑制方法では、
蛋白質の栄養価や風味等にほとんど影響を及ぼすことな
く、安全に蛋白質の保存時や加熱殺菌時等におけるメイ
ラード反応を抑制することができる。また本発明の乳を
含む加工飲食品では、前記メイラード反応抑制方法によ
り処理された乳蛋白質含有物を蛋白質源として含んでい
るので、乳を含む加工飲食品を製造する際における加熱
殺菌時並びに保存時におけるメイラード反応に起因する
乳蛋白質の褐変反応、並びに風味低下を防止でき、賞味
期限の大幅な延長が可能となる。
蛋白質の栄養価や風味等にほとんど影響を及ぼすことな
く、安全に蛋白質の保存時や加熱殺菌時等におけるメイ
ラード反応を抑制することができる。また本発明の乳を
含む加工飲食品では、前記メイラード反応抑制方法によ
り処理された乳蛋白質含有物を蛋白質源として含んでい
るので、乳を含む加工飲食品を製造する際における加熱
殺菌時並びに保存時におけるメイラード反応に起因する
乳蛋白質の褐変反応、並びに風味低下を防止でき、賞味
期限の大幅な延長が可能となる。
【0020】
【実施例】以下実施例及び比較例により更に詳細に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0021】
【実施例1】9重量%脱脂乳溶液10kgに、微生物起
源のTGase(商品名「アクティバTG」、味の素
(株)製)3060ユニット(乳蛋白質1g当たり10
ユニット)を加え、pH6.3、反応温度25℃で1時
間撹拌しながら酵素反応させた。続いて、90℃、2〜
3秒間加温して酵素を失活させた。得られたTGase
処理脱脂乳に対して、3重量%の乳酸菌スターター(ラ
クトバチルス・ヘルベティカスJCM-1120)を接種し、3
7℃、24時間乳酸発酵させた。得られた発酵乳50重
量部に対してショ糖50重量部を添加し、ラボラトリー
ホモゲナイザー(型式「15M−8BA」、マントンゴ
ーリン社製)により、圧力150kg/cm2、処理流
量2500ml/分で均質化処理を行った。次いで均質
化処理液を実験用プレートヒーター(型式「RMS−2
S」、日阪製作所(株)製)にて、85℃で2〜3秒間
加熱殺菌し、550ml容ガラス瓶に熱時充填した。そ
の後に流水中で約40℃まで冷却し、殺菌乳酸菌飲料を
製造した。
源のTGase(商品名「アクティバTG」、味の素
(株)製)3060ユニット(乳蛋白質1g当たり10
ユニット)を加え、pH6.3、反応温度25℃で1時
間撹拌しながら酵素反応させた。続いて、90℃、2〜
3秒間加温して酵素を失活させた。得られたTGase
処理脱脂乳に対して、3重量%の乳酸菌スターター(ラ
クトバチルス・ヘルベティカスJCM-1120)を接種し、3
7℃、24時間乳酸発酵させた。得られた発酵乳50重
量部に対してショ糖50重量部を添加し、ラボラトリー
ホモゲナイザー(型式「15M−8BA」、マントンゴ
ーリン社製)により、圧力150kg/cm2、処理流
量2500ml/分で均質化処理を行った。次いで均質
化処理液を実験用プレートヒーター(型式「RMS−2
S」、日阪製作所(株)製)にて、85℃で2〜3秒間
加熱殺菌し、550ml容ガラス瓶に熱時充填した。そ
の後に流水中で約40℃まで冷却し、殺菌乳酸菌飲料を
製造した。
【0022】比較として、TGase未処理の脱脂乳溶
液を原料とした以外は上記と同様に乳酸発酵乳を調整
し、殺菌乳酸菌飲料を製造した。
液を原料とした以外は上記と同様に乳酸発酵乳を調整
し、殺菌乳酸菌飲料を製造した。
【0023】それぞれの殺菌乳酸菌飲料を、37℃、4
週間保持した際の風味変化官能試験(N=30)および
褐変化度合をカラーテスター(型式「SC−2−SC
H」、スガ試験機(株)製)により測定した。結果を表
1及び図1に示す。
週間保持した際の風味変化官能試験(N=30)および
褐変化度合をカラーテスター(型式「SC−2−SC
H」、スガ試験機(株)製)により測定した。結果を表
1及び図1に示す。
【0024】尚、以下の表中に示すカラーテスター測定
記号は、それぞれ次の判定値を意味する。L値は明度
(白と黒)、a値は知覚色度指数(赤(+)〜緑
(−))、b値は知覚色度指数(黄(+)〜青(−))
を示す。△E(ハンター色差)は次式により計算した。 △E={(△L)2+(△a)2+(△b)2}1/2 尚△Eは、色調変化度合を示す数値であり、低い値が好
ましい。
記号は、それぞれ次の判定値を意味する。L値は明度
(白と黒)、a値は知覚色度指数(赤(+)〜緑
(−))、b値は知覚色度指数(黄(+)〜青(−))
を示す。△E(ハンター色差)は次式により計算した。 △E={(△L)2+(△a)2+(△b)2}1/2 尚△Eは、色調変化度合を示す数値であり、低い値が好
ましい。
【0025】
【表1】
【0026】表1よりTGase処理した殺菌乳酸菌飲
料は、TGase未処理のものと比べ風味劣化及び褐変
反応が抑制されていることがわかる。
料は、TGase未処理のものと比べ風味劣化及び褐変
反応が抑制されていることがわかる。
【0027】
【実施例2】水1700kgに脱脂粉乳100kgを撹
拌しながら均一溶解し、還元脱脂乳1800kgを調製
した。次いで実施例1と同様のTGase340000
ユニット(蛋白質1g当たり10ユニット)を加え、p
H6.3、反応温度25℃にて30分間酵素反応させ
た。次に実施例1と同様に加熱により酵素を失活させた
後25℃まで冷却し、これにショ糖200kgを加えて
全量を2000kgとした。続いて良く撹拌しながら2
0重量%クエン酸溶液100kgをすばやく加えた。次
いで水及び20重量%クエン酸溶液を適宜添加してpH
3.45に調整し、全量を10000kgとした後、ラ
ボラトリーホモゲナイザー(型式「15M−8BA」、
マントンゴーリン社製)を使用して圧力150kg/c
m2にて均質化処理を行い乳性酸性飲料を調製した。得
られた乳性酸性飲料を80℃、10分間加熱殺菌後に熱
時瓶充填した。
拌しながら均一溶解し、還元脱脂乳1800kgを調製
した。次いで実施例1と同様のTGase340000
ユニット(蛋白質1g当たり10ユニット)を加え、p
H6.3、反応温度25℃にて30分間酵素反応させ
た。次に実施例1と同様に加熱により酵素を失活させた
後25℃まで冷却し、これにショ糖200kgを加えて
全量を2000kgとした。続いて良く撹拌しながら2
0重量%クエン酸溶液100kgをすばやく加えた。次
いで水及び20重量%クエン酸溶液を適宜添加してpH
3.45に調整し、全量を10000kgとした後、ラ
ボラトリーホモゲナイザー(型式「15M−8BA」、
マントンゴーリン社製)を使用して圧力150kg/c
m2にて均質化処理を行い乳性酸性飲料を調製した。得
られた乳性酸性飲料を80℃、10分間加熱殺菌後に熱
時瓶充填した。
【0028】比較としてTGase処理を行わなかった
以外は同一操作をして乳性酸性飲料を製造した。
以外は同一操作をして乳性酸性飲料を製造した。
【0029】それぞれの乳性酸性飲料を、通常の流通過
程のホットベンダーマシンの条件に合わせて55℃、1
週間保存試験を行った。試験終了後、風味変化の官能試
験(N=32)及び褐変化度合を実施例1と同様に測定
した。結果を表2に示す。
程のホットベンダーマシンの条件に合わせて55℃、1
週間保存試験を行った。試験終了後、風味変化の官能試
験(N=32)及び褐変化度合を実施例1と同様に測定
した。結果を表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】表2よりTGase処理した乳性酸性飲料
は、TGase未処理のものと比べ風味劣化及び褐変反
応が抑制されていることがわかる。
は、TGase未処理のものと比べ風味劣化及び褐変反
応が抑制されていることがわかる。
【0032】
【実施例3】牛乳(蛋白質含量5.8gの牛乳に、pH
6.7、反応温度50℃で、TGase58ユニットを
1時間作用させた)200g、水639g、バター10
g、ブイヨン6g、小麦粉30g、砂糖20g、サラダ
油7g、グルタミン酸ソーダ(旨味調味料)3g、コー
ンペースト(ホクレン(株)製)80g及び食塩5gを
混合し、コーンスープを調製した。得られたコーンスー
プを容器に200gづつ分取し密封後に、55℃で2週
間加速保存試験を行った。比較として、TGase未処
理の牛乳を用いたコーンスープについても同様な試験を
行った。結果を表3に示す。
6.7、反応温度50℃で、TGase58ユニットを
1時間作用させた)200g、水639g、バター10
g、ブイヨン6g、小麦粉30g、砂糖20g、サラダ
油7g、グルタミン酸ソーダ(旨味調味料)3g、コー
ンペースト(ホクレン(株)製)80g及び食塩5gを
混合し、コーンスープを調製した。得られたコーンスー
プを容器に200gづつ分取し密封後に、55℃で2週
間加速保存試験を行った。比較として、TGase未処
理の牛乳を用いたコーンスープについても同様な試験を
行った。結果を表3に示す。
【0033】
【表3】
【0034】表3より、TGase処理区では、色調変
化(褐変)を30%程度抑制する効果が確認できた。ま
た官能試験では、TGase処理区のものが好まれる傾
向が認められた。
化(褐変)を30%程度抑制する効果が確認できた。ま
た官能試験では、TGase処理区のものが好まれる傾
向が認められた。
【0035】
【実施例4】砂糖100gに25mlの水を入れ混合後
加熱した。細かい泡から大きな泡に変化し、一部に焦げ
目がついてきた段階から全体をゆするように混ぜ、濃い
黄金色になった後、水25mlを加えてのばしカラメル
ソースを調製した。予めバターを薄く内壁面に塗布した
プリン型容器に得られたカラメルソース15gを流し込
んだ。一方、牛乳500mlに実施例1と同一のTGa
seをタンパク質1gあたり3ユニットを添加し25℃
で60分間保持した。尚、TGaseを添加しない対照
品も同時に調製した。酵素反応後加熱を行い、沸騰直前
で火を止めた。別に全卵150g、卵黄60g、砂糖1
00gをよく混ぜたものを調製し、この中に前述のTG
ase処理した牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせた。そ
の後、バニラエッセンス少量を加えた。これをカラメル
ソースを塗ったプリン型容器に8分目ぐらいまで流し入
れ表面に浮いた泡をすくい取ってから、アルミ箔で上部
をヒートシールして密封した。湯をはった天板にこの容
器を並べ、140〜160℃のオーブンで約40分間焼
いてから、容器ごと水につけて冷却しプディングを調製
した。
加熱した。細かい泡から大きな泡に変化し、一部に焦げ
目がついてきた段階から全体をゆするように混ぜ、濃い
黄金色になった後、水25mlを加えてのばしカラメル
ソースを調製した。予めバターを薄く内壁面に塗布した
プリン型容器に得られたカラメルソース15gを流し込
んだ。一方、牛乳500mlに実施例1と同一のTGa
seをタンパク質1gあたり3ユニットを添加し25℃
で60分間保持した。尚、TGaseを添加しない対照
品も同時に調製した。酵素反応後加熱を行い、沸騰直前
で火を止めた。別に全卵150g、卵黄60g、砂糖1
00gをよく混ぜたものを調製し、この中に前述のTG
ase処理した牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせた。そ
の後、バニラエッセンス少量を加えた。これをカラメル
ソースを塗ったプリン型容器に8分目ぐらいまで流し入
れ表面に浮いた泡をすくい取ってから、アルミ箔で上部
をヒートシールして密封した。湯をはった天板にこの容
器を並べ、140〜160℃のオーブンで約40分間焼
いてから、容器ごと水につけて冷却しプディングを調製
した。
【0036】得られたプデイングを30℃で4週間保存
してから開封し、官能により品質評価を行った。その結
果、TGase処理したプデイングはTGase未処理
のものと比べ、風味・味が優れ、かつ褐変が抑制され色
調的にも新鮮な外観を保持した。
してから開封し、官能により品質評価を行った。その結
果、TGase処理したプデイングはTGase未処理
のものと比べ、風味・味が優れ、かつ褐変が抑制され色
調的にも新鮮な外観を保持した。
【0037】
【実施例5】皮無しアーモンド65gを粗く刻んですり
鉢に入れ、砂糖35gを加えてすりこぎで潰してから、
水65mlと牛乳250ml及び予め水36mlに粉ゼ
ラチン6gを膨潤させたものを加えてよく混ぜ合わせた
後、実施例1と同一のTGaseをタンパク質1gあた
り1ユニットを添加し40℃で30分間保持した。尚、
TGaseを添加しない対照品も同時に調製した。これ
らを加熱し沸騰直前に火を止めた。続いて蓋をして10
分間ほどそのまま放置し布巾で濾した。次に、容器ごと
氷水にあてて冷やし、とろりとしてきた段階で砂糖30
gを加えて7分立て程度に泡立てたクリーム125ml
を手早く加え全体を混ぜ合わせた。これを内側を水でぬ
らしたゼリー型容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やして固め
た。冷蔵庫で固めたものを型から抜き、耐圧性レトルト
用包装材に入れて脱気してからF0=4でレトルト処理
を行った。レトルト処理後流水で冷却しソースのかから
ないブラマンジェを調製した。
鉢に入れ、砂糖35gを加えてすりこぎで潰してから、
水65mlと牛乳250ml及び予め水36mlに粉ゼ
ラチン6gを膨潤させたものを加えてよく混ぜ合わせた
後、実施例1と同一のTGaseをタンパク質1gあた
り1ユニットを添加し40℃で30分間保持した。尚、
TGaseを添加しない対照品も同時に調製した。これ
らを加熱し沸騰直前に火を止めた。続いて蓋をして10
分間ほどそのまま放置し布巾で濾した。次に、容器ごと
氷水にあてて冷やし、とろりとしてきた段階で砂糖30
gを加えて7分立て程度に泡立てたクリーム125ml
を手早く加え全体を混ぜ合わせた。これを内側を水でぬ
らしたゼリー型容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やして固め
た。冷蔵庫で固めたものを型から抜き、耐圧性レトルト
用包装材に入れて脱気してからF0=4でレトルト処理
を行った。レトルト処理後流水で冷却しソースのかから
ないブラマンジェを調製した。
【0038】得られたブラマンジェを30℃で3ヵ月間
保存してから開封し、官能により評価した。その結果、
TGase処理したブラマンジェはTGase未処理の
ものと比べ、風味・味・食感が優れ、かつ褐変が抑制さ
れ色調的にも白さでまさった。特にTGase未処理の
対照品は保型性が弱く商品価値はなかった。尚、ブラマ
ンジェはアプリコットソースやフランボワーズソースを
かけて食されるものであるが、本実施例においては色調
変化を主体に評価するため、それらのソースは用いない
評価系とした。
保存してから開封し、官能により評価した。その結果、
TGase処理したブラマンジェはTGase未処理の
ものと比べ、風味・味・食感が優れ、かつ褐変が抑制さ
れ色調的にも白さでまさった。特にTGase未処理の
対照品は保型性が弱く商品価値はなかった。尚、ブラマ
ンジェはアプリコットソースやフランボワーズソースを
かけて食されるものであるが、本実施例においては色調
変化を主体に評価するため、それらのソースは用いない
評価系とした。
【図1】実施例1で調製したTGase処理乳蛋白質又
は未処理乳蛋白質を含む殺菌乳酸菌飲料の褐変化度合
を、カラーテスターで測定した際の保存時の経時的ΔE
の値を示すグラフである。
は未処理乳蛋白質を含む殺菌乳酸菌飲料の褐変化度合
を、カラーテスターで測定した際の保存時の経時的ΔE
の値を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋村 俊行 神奈川県相模原市淵野辺5丁目11番10号 カルピス食品工業株式会社研究開発センタ ー内 (72)発明者 添田 孝彦 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1番1号 味 の素株式会社食品総合研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 蛋白質のメイラード反応を抑制する方法
であって、蛋白質含有物中の蛋白質1g当たり、0.1
〜200ユニットのトランスグルタミナーゼを作用させ
ることを特徴とする蛋白質のメイラード反応抑制方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のメイラード反応抑制方法
により処理して得られた乳蛋白質含有物を蛋白質源とし
て含むことを特徴とする乳を含む加工飲食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16090895A JPH099862A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 蛋白質のメイラード反応抑制方法および乳を含む加工飲食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16090895A JPH099862A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 蛋白質のメイラード反応抑制方法および乳を含む加工飲食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH099862A true JPH099862A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15724938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16090895A Pending JPH099862A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 蛋白質のメイラード反応抑制方法および乳を含む加工飲食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH099862A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004032648A1 (en) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Novozymes A/S | Method of preparing a heat-treated product |
| WO2004028278A3 (en) * | 2002-09-24 | 2004-07-01 | Forinnova As | Reduction of acrylamide formation |
| US8163317B2 (en) | 2000-11-17 | 2012-04-24 | Danisco A/S | Method |
| WO2013047486A1 (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-04 | 株式会社明治 | 甘味料入り液状発酵乳及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP16090895A patent/JPH099862A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8163317B2 (en) | 2000-11-17 | 2012-04-24 | Danisco A/S | Method |
| US8956670B2 (en) | 2000-11-17 | 2015-02-17 | DuPont Nutrition BioScience ApS | Method for the control of the formation of acrylamide in a foodstuff |
| WO2004028278A3 (en) * | 2002-09-24 | 2004-07-01 | Forinnova As | Reduction of acrylamide formation |
| WO2004028277A3 (en) * | 2002-09-24 | 2004-07-29 | Forinnova As | Reduction of acrylamide formation in food processing |
| WO2004032648A1 (en) * | 2002-10-11 | 2004-04-22 | Novozymes A/S | Method of preparing a heat-treated product |
| WO2013047486A1 (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-04 | 株式会社明治 | 甘味料入り液状発酵乳及びその製造方法 |
| JPWO2013047486A1 (ja) * | 2011-09-27 | 2015-03-26 | 株式会社明治 | 甘味料入り液状発酵乳及びその製造方法 |
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