JPH0999344A - 非鉄金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型 - Google Patents
非鉄金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型Info
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- JPH0999344A JPH0999344A JP7258723A JP25872395A JPH0999344A JP H0999344 A JPH0999344 A JP H0999344A JP 7258723 A JP7258723 A JP 7258723A JP 25872395 A JP25872395 A JP 25872395A JP H0999344 A JPH0999344 A JP H0999344A
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- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/055—Cooling the moulds
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コストが安く、管理が容易であり、かつ額縁組
織(チル層と粗大セル層を合わせた組織)の厚さを薄く
できる非鉄金属の圧延スラブ製造用の鋳造鋳型を提供す
ること。 【解決手段】低部が開放された矩形状水冷鋳型に上方よ
り溶融金属を注入し、前記鋳型低部より凝固金属を連続
的に取り出す半連続鋳造用金属製水冷鋳型において、前
記水冷鋳型を上段鋳型と下段鋳型の2段構造とし、前記
上段鋳型は溶融金属側の壁厚を充分に厚くすると共に上
段鋳型内の一次冷却水は鋳型短辺側から流入して鋳型全
周の多数の流出口から外方に排出し、前記下段鋳型は凝
固金属側の壁厚を充分に薄くすると共に下段鋳型内の二
次冷却水は鋳型短辺側から流入して鋳型下部内方全周か
ら凝固金属に放射冷却することを特徴とする非鉄金属ス
ラブの縦型半連続鋳造用鋳型。
織(チル層と粗大セル層を合わせた組織)の厚さを薄く
できる非鉄金属の圧延スラブ製造用の鋳造鋳型を提供す
ること。 【解決手段】低部が開放された矩形状水冷鋳型に上方よ
り溶融金属を注入し、前記鋳型低部より凝固金属を連続
的に取り出す半連続鋳造用金属製水冷鋳型において、前
記水冷鋳型を上段鋳型と下段鋳型の2段構造とし、前記
上段鋳型は溶融金属側の壁厚を充分に厚くすると共に上
段鋳型内の一次冷却水は鋳型短辺側から流入して鋳型全
周の多数の流出口から外方に排出し、前記下段鋳型は凝
固金属側の壁厚を充分に薄くすると共に下段鋳型内の二
次冷却水は鋳型短辺側から流入して鋳型下部内方全周か
ら凝固金属に放射冷却することを特徴とする非鉄金属ス
ラブの縦型半連続鋳造用鋳型。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非鉄金属特にアル
ミニウム及びアルミニウム合金の圧延用スラブ(角型鋳
塊)の縦型半連続鋳造において、その圧延用スラブの断
面外周部に発生する額縁組織(チル層と粗大セル層を合
わせた組織で、後述されている)の厚さを低減する鋳型
に関するものである。
ミニウム及びアルミニウム合金の圧延用スラブ(角型鋳
塊)の縦型半連続鋳造において、その圧延用スラブの断
面外周部に発生する額縁組織(チル層と粗大セル層を合
わせた組織で、後述されている)の厚さを低減する鋳型
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、非鉄金属例えばアルミニウム及び
アルミニウム合金の圧延用スラブの連続鋳造方式として
は、DC鋳造(ダイレクトチルキャステイング)が広く
行われている。このDC鋳造は、図3に示す如く、底部
が開放された矩形状の銅系、アルミ系等の金属製水冷鋳
型3に、上方より溶融金属1を注入し、前記鋳型底部よ
り凝固金属2を連続的に取り出し、所定の長さの鋳塊を
得るもので半連続鋳造として知られている。このDC鋳
造によって製造された圧延用の断面矩形状スラブは、上
下面を面削し熱間圧延に供される。
アルミニウム合金の圧延用スラブの連続鋳造方式として
は、DC鋳造(ダイレクトチルキャステイング)が広く
行われている。このDC鋳造は、図3に示す如く、底部
が開放された矩形状の銅系、アルミ系等の金属製水冷鋳
型3に、上方より溶融金属1を注入し、前記鋳型底部よ
り凝固金属2を連続的に取り出し、所定の長さの鋳塊を
得るもので半連続鋳造として知られている。このDC鋳
造によって製造された圧延用の断面矩形状スラブは、上
下面を面削し熱間圧延に供される。
【0003】しかして、DC鋳造によって製造された断
面矩形状スラブの断面組織は、図4に示す如く、最外周
はチル層211で、次に粗大セル層(柱状晶)212が
あり、内部は均一で微細なセル層(粒状晶)22となっ
ている。この最外周のチル層211と粗大セル層212
は、内部の組織と非常に異なり、板の表面欠陥、内部欠
陥となるため、圧延に供する前にスカルピングされる。
この最外周のチル層211と粗大セル層212を合わせ
た組織は、スラブの断面をエッチングしたとき、ちょう
ど額縁のようにみえるため、本明細書においては便宜的
に額縁組織21という。前記DC鋳造方法の条件によっ
ては、この額縁組織21の厚さは15〜20mmに成長
する。
面矩形状スラブの断面組織は、図4に示す如く、最外周
はチル層211で、次に粗大セル層(柱状晶)212が
あり、内部は均一で微細なセル層(粒状晶)22となっ
ている。この最外周のチル層211と粗大セル層212
は、内部の組織と非常に異なり、板の表面欠陥、内部欠
陥となるため、圧延に供する前にスカルピングされる。
この最外周のチル層211と粗大セル層212を合わせ
た組織は、スラブの断面をエッチングしたとき、ちょう
ど額縁のようにみえるため、本明細書においては便宜的
に額縁組織21という。前記DC鋳造方法の条件によっ
ては、この額縁組織21の厚さは15〜20mmに成長
する。
【0004】前述の如く、額縁組織21は熱間圧延前に
面削除去されるが、この面削除去は造塊の歩留りを大き
く低下させる要因になっている。特に大型圧延用スラブ
(例えば厚さ500mm×幅1800mm×長さ100
00mm)の場合はこの影響が大きい。従って、この額
縁組織21の厚さをいかに薄くするかが、課題となって
いる。一方、図3の従来のDC鋳造の改良として、ホッ
トトップ鋳造法(例えば特公昭54ー42847号公
報)、気体加圧鋳造法(例えば特開昭54ー13243
0号公報、特開昭61ー37352号公報)、電磁鋳造
法等があり、これらはいずれも前記額縁組織の厚さは比
較的薄くなるが、設備が複雑で管理が難しいという問題
がある。また電磁鋳造法は当初の設備費、ランニングコ
ストが高いという問題がある。
面削除去されるが、この面削除去は造塊の歩留りを大き
く低下させる要因になっている。特に大型圧延用スラブ
(例えば厚さ500mm×幅1800mm×長さ100
00mm)の場合はこの影響が大きい。従って、この額
縁組織21の厚さをいかに薄くするかが、課題となって
いる。一方、図3の従来のDC鋳造の改良として、ホッ
トトップ鋳造法(例えば特公昭54ー42847号公
報)、気体加圧鋳造法(例えば特開昭54ー13243
0号公報、特開昭61ー37352号公報)、電磁鋳造
法等があり、これらはいずれも前記額縁組織の厚さは比
較的薄くなるが、設備が複雑で管理が難しいという問題
がある。また電磁鋳造法は当初の設備費、ランニングコ
ストが高いという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コス
トが安く、管理が容易であり、かつ前記額縁組織の厚さ
を薄くできる非鉄金属の圧延スラブ製造用の鋳造鋳型を
提供することである。
トが安く、管理が容易であり、かつ前記額縁組織の厚さ
を薄くできる非鉄金属の圧延スラブ製造用の鋳造鋳型を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の請求項1の発明は、底部が解放された矩形状水冷鋳型
に上方より溶融金属を注入し、前記鋳型底部より凝固金
属を連続的に取り出す半連続鋳造用金属製水冷鋳型にお
いて、前記水冷鋳型を上段鋳型と下段鋳型の2段構造と
し、前記上段鋳型は溶融金属側の壁厚を充分に厚くする
と共に上段鋳型内の一次冷却水は鋳型短辺側から流入し
て鋳型全周の多数の流出口から外方に排出し、前記下段
鋳型は凝固金属側の壁厚を充分に薄くすると共に下段鋳
型内の二次冷却水は鋳型短辺側から流入して鋳型下部内
方全周から凝固金属に放射冷却することを特徴とする非
鉄金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型であり、請求項2
の発明は、前記金属がアルミニウム及びアルミニウム合
金であることを特徴とする請求項1に記載の非鉄金属ス
ラブの縦型半連続鋳造用鋳型であり、請求項3の発明
は、前記上段鋳型は溶融金属側の壁厚を40〜60mm
とし、下段鋳型は凝固金属側の壁厚を5〜10mmとし
たことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の非鉄
金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型であり、請求項4の
発明は、前記二次冷却水を凝固金属に放射冷却する角度
を凝固金属面に対し、20〜30°とすることを特徴と
する請求項1、請求項2及び請求項3のいずれかに記載
の非鉄金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型である。
の請求項1の発明は、底部が解放された矩形状水冷鋳型
に上方より溶融金属を注入し、前記鋳型底部より凝固金
属を連続的に取り出す半連続鋳造用金属製水冷鋳型にお
いて、前記水冷鋳型を上段鋳型と下段鋳型の2段構造と
し、前記上段鋳型は溶融金属側の壁厚を充分に厚くする
と共に上段鋳型内の一次冷却水は鋳型短辺側から流入し
て鋳型全周の多数の流出口から外方に排出し、前記下段
鋳型は凝固金属側の壁厚を充分に薄くすると共に下段鋳
型内の二次冷却水は鋳型短辺側から流入して鋳型下部内
方全周から凝固金属に放射冷却することを特徴とする非
鉄金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型であり、請求項2
の発明は、前記金属がアルミニウム及びアルミニウム合
金であることを特徴とする請求項1に記載の非鉄金属ス
ラブの縦型半連続鋳造用鋳型であり、請求項3の発明
は、前記上段鋳型は溶融金属側の壁厚を40〜60mm
とし、下段鋳型は凝固金属側の壁厚を5〜10mmとし
たことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の非鉄
金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型であり、請求項4の
発明は、前記二次冷却水を凝固金属に放射冷却する角度
を凝固金属面に対し、20〜30°とすることを特徴と
する請求項1、請求項2及び請求項3のいずれかに記載
の非鉄金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る鋳型を図1、図2、
図4にもとずいて説明する。本発明は、図1、図2に示
すように、水冷鋳型30を上段鋳型31と下段鋳型32
の2段構造とし、上段鋳型31は徐冷鋳型であり下段鋳
型32は急冷鋳型とするものである。なお、上段鋳型3
1と下段鋳型32の間には、断熱材33が介在されてい
る。上段鋳型31は溶融金属側の壁厚31aを充分に厚
くし、冷却水は矩形状鋳型の短辺側31cから流入し一
次冷却室31bを通って矩形状鋳型の全周の多数の流出
口31dから外方に排出する。また、下段鋳型32は、
凝固金属側の壁厚32aを充分に薄くし、二次冷却水は
矩形状鋳型の短辺側(図示しない)から流入し二次冷却
室32bを通って、鋳型下部内方全周の二次冷却水放射
ノズル32cから放射32dして凝固金属2を冷却す
る。
図4にもとずいて説明する。本発明は、図1、図2に示
すように、水冷鋳型30を上段鋳型31と下段鋳型32
の2段構造とし、上段鋳型31は徐冷鋳型であり下段鋳
型32は急冷鋳型とするものである。なお、上段鋳型3
1と下段鋳型32の間には、断熱材33が介在されてい
る。上段鋳型31は溶融金属側の壁厚31aを充分に厚
くし、冷却水は矩形状鋳型の短辺側31cから流入し一
次冷却室31bを通って矩形状鋳型の全周の多数の流出
口31dから外方に排出する。また、下段鋳型32は、
凝固金属側の壁厚32aを充分に薄くし、二次冷却水は
矩形状鋳型の短辺側(図示しない)から流入し二次冷却
室32bを通って、鋳型下部内方全周の二次冷却水放射
ノズル32cから放射32dして凝固金属2を冷却す
る。
【0008】上段鋳型31の溶融金属側の壁厚31aを
充分に厚くするのは、溶融金属1を徐冷するためであ
り、また下段鋳型32の凝固金属側の壁厚32aを充分
に薄くするのは凝固金属2を急冷してチル層211と粗
大セル層212からなる額縁組織21、特に粗大セル層
(柱状晶)212の成長を抑えてその厚さを薄くするた
めである。本発明を、前記の如く構成とすることによ
り、エヤギャップ7の縦方向の長さを短くすることがで
き、額縁組織の厚さを薄くすることができる。
充分に厚くするのは、溶融金属1を徐冷するためであ
り、また下段鋳型32の凝固金属側の壁厚32aを充分
に薄くするのは凝固金属2を急冷してチル層211と粗
大セル層212からなる額縁組織21、特に粗大セル層
(柱状晶)212の成長を抑えてその厚さを薄くするた
めである。本発明を、前記の如く構成とすることによ
り、エヤギャップ7の縦方向の長さを短くすることがで
き、額縁組織の厚さを薄くすることができる。
【0009】本発明の鋳型30は、非鉄金属に好適であ
るが、特にアルミニウム及びアルミニウム合金の鋳造に
適している。また、本発明の鋳型30において、アルミ
ニウム及びアルミニウム合金の場合、前記上段鋳型31
は溶融金属側の壁厚を40〜60mmとし、下段鋳型は
凝固金属側の壁厚を5〜10mmとするのが好ましい。
前記の下限未満でも上限を越えても徐冷若しくは急冷の
効果が適当でないからである。
るが、特にアルミニウム及びアルミニウム合金の鋳造に
適している。また、本発明の鋳型30において、アルミ
ニウム及びアルミニウム合金の場合、前記上段鋳型31
は溶融金属側の壁厚を40〜60mmとし、下段鋳型は
凝固金属側の壁厚を5〜10mmとするのが好ましい。
前記の下限未満でも上限を越えても徐冷若しくは急冷の
効果が適当でないからである。
【0010】更に、本発明の鋳型30においては、下段
鋳型32の二次冷却水を凝固金属に放射冷却32dする
角度は凝固金属面2aに対し、20〜30°とするのが
好ましい。この角度は、従来の図3の鋳型では15°程
度であるが、これを20〜30°とすることにより、エ
ヤギャップ7の縦方向の長さを短くすることができ、額
縁組織の厚さを薄くすることができるためである。
鋳型32の二次冷却水を凝固金属に放射冷却32dする
角度は凝固金属面2aに対し、20〜30°とするのが
好ましい。この角度は、従来の図3の鋳型では15°程
度であるが、これを20〜30°とすることにより、エ
ヤギャップ7の縦方向の長さを短くすることができ、額
縁組織の厚さを薄くすることができるためである。
【0011】
【実施例】以下本発明を、実施例にもとづいて説明す
る。図1に示す本発明に係る2段水冷鋳型30を用い
て、Al合金5182(Alー4.5wt%Mgー0.
3wt%Mn合金)の溶湯を鋳型上部から供給し、厚さ
500mm×幅1820mm×長さ10000mmの圧
延用スラブを鋳造した。この鋳型30(全体の高さ17
0mm、上段鋳型31の高さ約120mm、下段鋳型の
高さ約50mm)はアルミニウム合金製であり、上段鋳
型31の溶湯金属側厚さ31aは75mmであり、一次
冷却水の水温は50℃であった。また下段鋳型32の凝
固金属側厚さ32aの厚さは8mm、二次冷却水の水温
は30℃でり、二次冷却水の放射ノズル32cの角度は
スラブの凝固外面2aに対し25°で、スラブの凝固外
面2aを二次冷却水放射32dで冷却した。なお、鋳型
に注湯する溶湯温度は、690℃で鋳造速度は50mm
/minであった。この場合のヘッドの高さ(溶湯面か
ら鋳型最下部までの高さ)は70mmであった。前記の
如く鋳造して得た圧延用スラブの額縁組織(図4、2
1)の厚さは、12mmであった。
る。図1に示す本発明に係る2段水冷鋳型30を用い
て、Al合金5182(Alー4.5wt%Mgー0.
3wt%Mn合金)の溶湯を鋳型上部から供給し、厚さ
500mm×幅1820mm×長さ10000mmの圧
延用スラブを鋳造した。この鋳型30(全体の高さ17
0mm、上段鋳型31の高さ約120mm、下段鋳型の
高さ約50mm)はアルミニウム合金製であり、上段鋳
型31の溶湯金属側厚さ31aは75mmであり、一次
冷却水の水温は50℃であった。また下段鋳型32の凝
固金属側厚さ32aの厚さは8mm、二次冷却水の水温
は30℃でり、二次冷却水の放射ノズル32cの角度は
スラブの凝固外面2aに対し25°で、スラブの凝固外
面2aを二次冷却水放射32dで冷却した。なお、鋳型
に注湯する溶湯温度は、690℃で鋳造速度は50mm
/minであった。この場合のヘッドの高さ(溶湯面か
ら鋳型最下部までの高さ)は70mmであった。前記の
如く鋳造して得た圧延用スラブの額縁組織(図4、2
1)の厚さは、12mmであった。
【0012】
【比較例】図3に示す従来の水冷鋳型3(全体の高さ1
70mm)を用いて、前記実施例と同様にAl合金51
82の溶湯を鋳型上部から供給し、厚さ500mm×幅
1820mm×長さ10000mmの圧延用スラブを鋳
造した。この鋳型3(全体の高さ170mm)はアルミ
ニウム合金製であり、鋳型3の溶湯金属側厚さ3aは2
0mmであり、冷却水の水温は30℃であった。また冷
却水の放射ノズル3cの角度はスラブの凝固外面2aに
対し15°で、スラブの凝固外面2aを冷却水放射3d
で冷却した。なお、鋳型に注湯する溶湯温度は、690
℃で鋳造速度は50mm/minであった。この場合の
ヘッドの高さ(溶湯面から鋳型最下部までの高さ)は7
0mmであった。前記の如く鋳造して得た圧延用スラブ
の額縁組織(図4、21)の厚さは、15mmであっ
た。
70mm)を用いて、前記実施例と同様にAl合金51
82の溶湯を鋳型上部から供給し、厚さ500mm×幅
1820mm×長さ10000mmの圧延用スラブを鋳
造した。この鋳型3(全体の高さ170mm)はアルミ
ニウム合金製であり、鋳型3の溶湯金属側厚さ3aは2
0mmであり、冷却水の水温は30℃であった。また冷
却水の放射ノズル3cの角度はスラブの凝固外面2aに
対し15°で、スラブの凝固外面2aを冷却水放射3d
で冷却した。なお、鋳型に注湯する溶湯温度は、690
℃で鋳造速度は50mm/minであった。この場合の
ヘッドの高さ(溶湯面から鋳型最下部までの高さ)は7
0mmであった。前記の如く鋳造して得た圧延用スラブ
の額縁組織(図4、21)の厚さは、15mmであっ
た。
【0013】前記本発明の実施例及び比較例から明らか
な如く、本発明の鋳型を用いて製造した圧延用スラブの
額縁組織の厚さは12mmであり、従来の鋳型で製造し
たスラブの額縁組織の厚さより3mm薄くなっているこ
とがわかる。即ちスラブの面削深さが従来の15mmか
ら12mmとなり、スラブの面積(幅1820mm×長
さ10000mmの両面)から、使用出来るスラブの歩
留りの向上に大きく寄与するものである。
な如く、本発明の鋳型を用いて製造した圧延用スラブの
額縁組織の厚さは12mmであり、従来の鋳型で製造し
たスラブの額縁組織の厚さより3mm薄くなっているこ
とがわかる。即ちスラブの面削深さが従来の15mmか
ら12mmとなり、スラブの面積(幅1820mm×長
さ10000mmの両面)から、使用出来るスラブの歩
留りの向上に大きく寄与するものである。
【0014】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係る非鉄金
属の圧延スラブの縦型半連続鋳造用鋳型は、そのコスト
が安く、管理が容易であり、かつ前記額縁組織の厚さを
薄くできるため圧延スラブの製造歩留りを著しく向上す
ることができ、工業的に顕著な効果を奏するものであ
る。
属の圧延スラブの縦型半連続鋳造用鋳型は、そのコスト
が安く、管理が容易であり、かつ前記額縁組織の厚さを
薄くできるため圧延スラブの製造歩留りを著しく向上す
ることができ、工業的に顕著な効果を奏するものであ
る。
【図1】本発明に係る鋳型の概略説明図で、図2の矢印
AーAに沿う半裁断面図である。
AーAに沿う半裁断面図である。
【図2】本発明に係る鋳型の平面図である。
【図3】従来のDC鋳造での鋳型、鋳造スラブの関係を
示す概略説明図(断面図)である。
示す概略説明図(断面図)である。
【図4】圧延用スラブとその内部組織の関係を示す説明
図である。
図である。
【符号の説明】1 溶湯金属2 凝固金属 21 額縁組織 211 チル層 212 粗大セル層(柱状晶) 22 微細セル層(粒状晶) 2a スラブの凝固外面3 水冷鋳型 3a 溶湯金属側厚さ 3b 水室 3c 水放射ノズル 3d 放射冷却水 7 エヤギャップ30 2段水冷鋳型 31 上段鋳型 31a 溶湯金属側厚さ 31b 一次冷却水室 31c 一次冷却水流入口 31d 一次冷却水流出口 32 下段鋳型 32a 凝固金属側厚さ 32b 二次冷却水室 32c 二次冷却水放射ノズル 32d 二次冷却水放射 33 断熱材
Claims (4)
- 【請求項1】底部が開放された矩形状水冷鋳型に上方よ
り溶融金属を注入し、前記鋳型底部より凝固金属を連続
的に取り出す半連続鋳造用金属製水冷鋳型において、前
記水冷鋳型を上段鋳型と下段鋳型の2段構造とし、前記
上段鋳型は溶融金属側の壁厚を充分に厚くすると共に上
段鋳型内の一次冷却水は鋳型短辺側から流入して鋳型全
周の多数の流出口から外方に排出し、前記下段鋳型は凝
固金属側の壁厚を充分に薄くすると共に下段鋳型内の二
次冷却水は鋳型短辺側から流入して鋳型下部内方全周か
ら凝固金属に放射冷却することを特徴とする非鉄金属ス
ラブの縦型半連続鋳造用鋳型。 - 【請求項2】前記金属がアルミニウム及びアルミニウム
合金であることを特徴とする請求項1に記載の非鉄金属
スラブの縦型半連続鋳造用鋳型。 - 【請求項3】前記上段鋳型は溶融金属側の壁厚を40〜
60mmとし、下段鋳型は凝固金属側の壁厚を5〜10
mmとしたことを特徴とする請求項1及び請求項2に記
載の非鉄金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型。 - 【請求項4】前記二次冷却水を凝固金属に放射冷却する
角度を凝固金属面に対し、20〜30°とすることを特
徴とする請求項1、請求項2及び請求項3のいずれかに
記載の非鉄金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7258723A JPH0999344A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 非鉄金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7258723A JPH0999344A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 非鉄金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0999344A true JPH0999344A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17324199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7258723A Pending JPH0999344A (ja) | 1995-10-05 | 1995-10-05 | 非鉄金属スラブの縦型半連続鋳造用鋳型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0999344A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009226470A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Kobe Steel Ltd | アルミニウム鋳塊またはアルミニウム合金鋳塊の製造方法 |
| WO2012008574A1 (ja) | 2010-07-16 | 2012-01-19 | Takahashi Kenzo | 攪拌装置付き連続鋳造用鋳型装置 |
| WO2012115272A1 (ja) * | 2011-02-25 | 2012-08-30 | 東邦チタニウム株式会社 | 金属溶製用溶解炉 |
| JP2012228722A (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-22 | Toho Titanium Co Ltd | 金属溶製用溶解炉 |
| WO2013069314A1 (ja) | 2011-11-10 | 2013-05-16 | Takahashi Kenzo | 攪拌装置付き連続鋳造用鋳型装置 |
| CN103658579A (zh) * | 2012-09-06 | 2014-03-26 | 北京有色金属研究总院 | 一种连续制备高品质合金铸锭的装置和方法 |
| WO2015019517A1 (ja) | 2013-08-08 | 2015-02-12 | Takahashi Kenzo | 攪拌装置付き連続鋳造用鋳型装置 |
| CN110340329A (zh) * | 2019-08-28 | 2019-10-18 | 江苏亚太航空科技有限公司 | 一种铝及铝合金低压半连续铸造结晶器冷却系统 |
-
1995
- 1995-10-05 JP JP7258723A patent/JPH0999344A/ja active Pending
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