JPH0999569A - 熱転写型記録装置 - Google Patents

熱転写型記録装置

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JPH0999569A
JPH0999569A JP7260424A JP26042495A JPH0999569A JP H0999569 A JPH0999569 A JP H0999569A JP 7260424 A JP7260424 A JP 7260424A JP 26042495 A JP26042495 A JP 26042495A JP H0999569 A JPH0999569 A JP H0999569A
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雄一郎 池本
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靖志 蛭海
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドットズレが生じて印画の品質低下を抑える
とができる熱転写型記録装置の提供を目的とする。 【解決手段】 主走査方向2ドットと副走査方向2ドッ
トからなる4ドットを1単位として、第1のセレクタ4
における印画データの切り換えにより、4ドットのうち
の各色の印画位置以外は印画データを出力しないように
し、4ドットのうちの各ドットにそれぞれ異なる色のド
ットを配置するように印画データを出力し、電圧印加時
間切り換え回路23は、印画データの複数の各色に応じ
て、最大ドット径を1ドット以上とするように、サーマ
ルヘッド19の発熱素子22の通電時間を切り換えるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、サーマ
ルヘッドを用いて記録紙に画像を印画する熱転写型記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ受像機に映し出された静止
画像や、スチルカメラで撮影した被写体画像を記録紙に
印画してハードコピーを得るビデオプリンタがあった。
このビデオプリンタの特徴は、記録画像が自然画である
ことから、アナログ的な階調を表現することにある。
【0003】このようなビデオプリンタとして、サーマ
ルヘッドを用いて記録紙に画像を印画する熱転写型記録
装置があった。熱転写型記録装置は、面積階調法により
複数のドットの集合で階調を表すようにする。つまり、
ドット密度を高くすることによって再現する階調数を大
きくして、空間解像度を高くして、自然画に近い画像を
再現するようにする。
【0004】図8に、熱転写型記録装置の記録機構を示
す。まず、この記録機構の構成を説明する。図8におい
て、この記録機構は、回転駆動される円筒形のプラテン
ローラ80と、プラテンローラ80により紙送りされる
感熱紙からなる記録紙81と、リール82と、リール8
2に巻かれたインクリボン84と、画像データが供給さ
れるサーマルヘッド85と、サーマルヘッド85上にプ
ラテンローラ80の回転軸方向に1列に設けられ、1ラ
イン毎に発熱する発熱素子86とを有する。
【0005】次に、このように構成された記録機構の動
作を説明する。プラテンローラ80は図示しない駆動手
段により所定のタイミングで矢印方向に間欠的に回転駆
動される。記録紙81は図示しない支持手段によりプラ
テンローラ80の周面に巻き付くように支持されてい
る。プラテンローラ80の回転駆動により、プラテンロ
ーラ80に巻かれている記録紙81がプラテンローラ8
0の回転方向と同じ方向に送られる。この記録紙81の
送り方向を副走査方向という。
【0006】また、リール82は図示しない駆動手段に
より回転される。リール82の回転によりリール82に
巻かれたインクリボン84が所定方向に送られる。サー
マルヘッド85は図示しない支持手段により発熱素子8
6を、インクリボン84および記録紙81を挟むように
して、プラテンローラ80に押し付けるように支持され
る。
【0007】発熱素子86が発熱されると、発熱エネル
ギーに比例してインクリボン84に付着された染料とし
ての熱昇華性インクが記録紙81のインクリボン84側
の面に転写される。この1ライン毎の印画を1フレーム
分繰り返して1枚の画像の印画を終了する。
【0008】ここで、サーマルヘッド85の発熱素子7
6の個数、すなわち1ライン上のドット密度は、例え
ば、300DPI(Dots Per Inch)で、
1ライン当たり約2560ドット設けられている。この
ため、2560ドット/300DPIで8.53インチ
(216ミリメートル)にわたって発熱素子86が1列
に配置されている。この発熱素子86の列方向を主走査
方向という。
【0009】図9に、従来の熱転写型記録装置の構成を
示すブロック図を示す。まず、このブロック図の構成を
説明する。この熱転写型記録装置は、フレームメモリ9
0と、ラインメモリ91と、メモリコントローラ93
と、ラインメモリコントローラ94と、階調データ比較
手段92と、階調カウンタ95と、CPU96と、駆動
手段97と、プラテンローラ98と、サーマルヘッド9
9とを有する。ここで、フレームメモリ90と、ライン
メモリ91と、メモリコントローラ93と、ラインメモ
リコントローラ94と、階調データ比較手段92と、階
調カウンタ95と、CPU96と、サーマルヘッド99
とで階調制御手段を構成する。また、CPU96は制御
手段、駆動手段97とプラテンローラ98とで記録紙送
り手段を構成する。
【0010】次に接続関係を説明する。まず、階調制御
手段の接続関係を説明する。CPU96は、メモリコン
トローラ93に接続される。メモリコントローラ93
は、フレームメモリ90に接続されると共に、ラインメ
モリコントローラ94に接続される。フレームメモリ9
0はラインメモリ91に接続される。ラインメモリコン
トローラ94はラインメモリ91に接続される。ライン
メモリ91は階調データ比較手段92に接続される。ラ
インメモリコントローラ94は階調カウンタ95に接続
される。階調カウンタ95は階調データ比較手段92に
接続される。階調データ比較手段92はサーマルヘッド
99に接続される。次に、記録紙送り制御手段の接続関
係を説明する。CPU96は、駆動手段97と接続され
る。駆動手段97は、プラテンローラ98と接続され
る。
【0011】このように構成された従来の熱転写型記録
装置の動作を説明する。まず、ビデオ信号の1画面分の
画像情報としてのデータを図示しないデータ供給源から
一旦フレームメモリ90に蓄積する。次に、転写する1
ライン分の画像データをラインメモリ91に書き込む。
ラインメモリ91から読み出される1ライン分のデータ
は、階調データ比較手段92に供給される。階調データ
比較手段92は、すべての画素1つ1つをエネルギー的
に制御して濃淡を決定する。この濃淡はサーマルヘッド
99の例えば2560個の発熱素子毎に決定される。濃
淡のデータはサーマルヘッド99に供給される。サーマ
ルヘッド99は図7に示した記録機構により記録紙91
に印画する。1ライン分の印画が行われている間に駆動
手段97はプラテンローラ98を回転させて、記録紙7
1を1ライン分紙送りさせている。このようにして各ラ
イン毎の印画を1画面分繰り返して1画面分の印画を行
う。
【0012】ここで、階調データ比較手段92は、各画
素の濃淡の決定をPWM変調により行う。階調データ比
較手段92は、図示しない比較器を有する。この比較器
は、階調カウンタ95からのデータとラインメモリ91
からのデータとを比較する。256階調の場合は、0〜
255までの順次インクリメントされたデータが階調デ
ータ比較手段92に供給される。ラインメモリ91に
は、2560個の1ライン分の各画像データが8ビット
で格納されている。
【0013】ラインメモリ91からは256個の画像デ
ータが階調データ比較手段92に供給される。階調カウ
ンタ95からは0〜255までのカウント値が階調デー
タ比較手段92に供給される。階調データ比較手段92
は両データの大きさを比較して、この比較結果に基づい
てサーマルヘッド99の発熱素子への通電または非通電
の制御を行う。つまり、階調カウンタ95の値よりもラ
インメモリ91から読みだした画像データが大きけれ
ば、サーマルヘッド99にハイレベルのデータが供給さ
れる。サーマルヘッド99はハイレベルのデータが供給
されると発熱素子に通電する。
【0014】サーマルヘッド99は、内部に1列に25
60個のシフトレジスタとラッチ回路を有している。1
列分のデータはシフトレジスタに記憶される。シフトレ
ジスタからのデータはラッチ回路に保持され、このデー
タに基づいて発熱素子が通電制御される。
【0015】すなわち、階調データ比較手段92は、階
調カウンタ95の値が「0」の状態で、ラインメモリ9
1からのデータと比較する。次に、階調カウンタ95の
値をインクリメントして、2560のラインデータと各
々比較する。順次、階調カウンタ95の値をインクリメ
ントして256の階調にわたって繰り返す。階調データ
比較手段92は、ラインメモリ91からのデータの値に
より、濃度が濃いときは階調カウンタ95の値「0」〜
「255」の最初からすべてについて、サーマルヘッド
99の発熱素子に通電させるようにし、濃度が薄いとき
は階調カウンタ95の値「0」〜「中間値」までの部分
のみ、サーマルヘッド99の発熱素子に通電させるよう
にする。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来の熱
転写型記録装置では、記録ドットの大きさを変化させて
階調表現する場合、インクリボン74の色をY(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の4色
を用いて溶融方式で、このYMCKの各ドットを重ねて
印画するようにしていた。
【0017】ところが、プラテンローラ80による記録
紙送りピッチや、記録紙81やインクリボン84のテン
ションの相違などの環境条件により、ドットのズレが生
じることがあった。このとき、各色のドットのズレを画
像サイズA3の紙送り方向の先端部分から終端部分まで
の間で数10[μm]以下に抑えるようにしなければ、
ドットズレによるモアレ縞が発生する。このモアレ縞が
発生すると、例えば、すべてグレー一面で印画したい場
合であっても、すべてグレー面で印画できなくなってい
た。
【0018】また、同じ位置にYMCKの各ドットを4
回重ねて印画するので、重ねていく度にインクが記録紙
に付着し難くなる。このような問題を解決するために
は、4ドットを1組として、YMCKの各色を異なる位
置に印画する方法があった。しかし、この方法では、以
下に示すような問題があった。第1に、単色の解像度が
サーマルヘッドの解像度の半分になるので粗い画像とな
る。第2に、ドットが4分の1になるので記録紙の表面
の白色が表れるため濃度が低くなる。第3に、YMCと
黒のドットサイズが同じなのでドットズレして黒がYM
Cのうちの1色と重なると、黒の透過性が悪いため下の
色が見えなくなりモアレが発生する。
【0019】この発明は、このような点に鑑みてなされ
たものであり、ドットズレが生じて印画の品質低下を抑
えるとができる熱転写型記録装置の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明の熱転写型記録
装置は、記録紙を所定間隔毎に副走査方向に搬送する記
録紙送り手段と、記録紙に転写される複数色の染料が添
付され、記録紙と共に副走査方向に搬送されるインクリ
ボンと、記録紙に印画されるドットの大きさを変化させ
て濃度階調を変化させる階調データを生成する階調カウ
ンタと、印画データと階調データとを比較するコンパレ
ータと、コンパレータに供給される印画データを印画デ
ータの複数の各色に応じて有効または無効とする印画デ
ータ有効無効切り換え手段とを有し、コンパレータから
階調データよりも大きい印画データを出力する階調制御
部と、副走査方向と直交する主走査方向に複数の発熱素
子が配置され、発熱素子をインクリボンに押し付けるこ
とにより、階調制御部から供給された印画データに基づ
いて、記録紙に熱転写により複数色の印画を行う記録手
段と、印画データの複数の各色に応じて記録手段の発熱
素子の通電時間を切り換える通電時間切り換え手段とを
備え、階調制御部は、主走査方向2ドットと副走査方向
2ドットからなる4ドットを1単位として、印画データ
有効無効切り換え手段により、4ドットのうちの各色の
印画位置以外は印画データを出力しないようにし、4ド
ットのうちの各ドットにそれぞれ異なる色のドットを配
置するように印画データを出力し、通電時間切り換え手
段は、印画データの複数の各色に応じて、最大ドット径
を1ドット以上とするように、記録手段の発熱素子の通
電時間を切り換えるようにしたものである。
【0021】この発明の熱転写型記録装置によれば以下
の作用をする。まず、イエロー(Y)のドットの印画に
ついて説明する。印画データ有効無効切り換え手段が、
印画データを無効とする場合には、印画データとしての
「ゼロ」入力を示すので、印画は行われない。また、印
画データ有効無効切り換え手段が、印画データを有効と
する場合には、通電時間切り換え手段は、1ラインピッ
チを越えて4ドットを構成するYの印画が行われるよう
に、電圧印加時間を切り換える。発熱素子は、高濃度の
4ドットを構成するように発熱時間を切り換える。ま
た、このとき、1ラインピッチ内で、Yの印画が行われ
た隣のドットは、Yの印画は行われず、1ドット置いて
Yの印画が行われ、これを主走査方向に繰り返す。ま
た、Yの印画が行われた隣のラインは、Yの印画は行わ
れず、1ライン置いてYの印画が行われ、これを副走査
方向に繰り返す。
【0022】次に、マゼンタ(M)のドットの印画につ
いて説明する。印画データ有効無効切り換え手段が、印
画データを無効とする場合には、印画データとしての
「ゼロ」入力を示すので、印画は行われない。また、印
画データ有効無効切り換え手段が、印画データを有効と
する場合には、通電時間切り換え手段は、Yの印画を示
したと同様に、1ラインピッチを越えて4ドットを構成
するMの印画を行うように電圧印加時間を切り換える。
発熱素子は、高濃度の4ドットを構成するように発熱時
間を切り換える。また、このとき、1ラインピッチ内に
おいて、Yの印画が行われた隣のドットにMの印画が行
われ、Yの印画とMの印画が交互に行われ、これを主走
査方向に繰り返す。また、Yの印画が行われた同じライ
ンにMの印画が行われ、隣のラインにはMの印画は行わ
れず、1ライン置いてMの印画が行われ、これを副走査
方向に繰り返す。
【0023】次に、Cのドットの印画について説明す
る。印画データ有効無効切り換え手段が、印画データを
無効とする場合には、印画データとしての「ゼロ」入力
を示すので、印画は行われない。また、印画データ有効
無効切り換え手段が、印画データを有効とする場合に
は、通電時間切り換え手段は、Yの印画を示したと同様
に、1ラインピッチを越えて4ドットを構成するCの印
画を行うように電圧印加時間を切り換える。発熱素子
は、高濃度の4ドットを構成するように発熱時間を切り
換える。また、このとき、1ラインピッチ内において、
Yの印画が行われた同じドットの位置にCの印画が行わ
れ、隣のドットには何も印画が行われず、一ドット置い
てCの印画が行われ、これを主走査方向に繰り返す。ま
た、Yの印画が行われた隣のラインにCの印画が行わ
れ、一ライン毎にYの印画とCの印画とが交互に行わ
れ、これを副走査方向に繰り返す。
【0024】次に、黒のドットの印画の動作について説
明する。印画データ有効無効切り換え手段は、すべての
ビットで黒の印画データを有効とする。このとき、通電
時間切り換え手段は、通常の1ドットを構成する黒の印
画を行うように電圧印加時間を切り換える。発熱素子
は、通常の1ドットを構成するように発熱時間を切り換
える。このように、各ビット毎及び各ライン毎に黒の印
画が行われる。
【0025】このようにして、供給される印画データ
と、「ゼロ」入力とを、印画データ有効無効切り換え手
段において切り換えることにより、YMCの各色の印画
位置以外は「ゼロ」入力として印画を行った。これによ
り、YMCの3色は、2×2の4ドット単位で、各色予
め定められた1ドットの位置に印画されるように各ドッ
トを配置した。
【0026】このとき、YMCの各色の印画を行う際
に、記録手段の発熱素子への電圧印加時間を通常よりも
長くして印字エネルギーを上げるようにし、最大ドット
径を4ドット分とした。このようにすることにより、ド
ット間のすき間を無くして、濃度を上げることができ
る。また、黒の印画の場合には、最大ドット径を1ドッ
トとして、1単位の各4ドットのすべてに印画する。こ
のようにすることにより、色回りが抑えられて、階調性
が良い、高解像度の画像を得ることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1に、本実施例の熱転写型記録
装置の構成を示すブロック図を示す。まず、本実施例の
熱転写型記録装置の構成を説明する。この熱転写型記録
装置は、フレームメモリー1と、γROM2と、ライン
メモリー3と、第1のセレクタ4と、シスコン回路5
と、アドレスカウンタ6と、階調カウンタ7と、第1の
バッファ8と、第1のインバータ9と、第2のセレクタ
10と、トグル信号発生回路11と、第2のバッファ1
2と、第2のインバータ13と、第3のセレクタ14
と、セレクタ切り換え回路15と、アンド回路16と、
ノアー回路17と、コンパレータ18と、サーマルヘッ
ド19と、電圧印加時間切り換え回路23と、プラテン
24と、プラテン駆動回路25とを有する。サーマルヘ
ッド19は、シフトレジスタ20と、ラッチ回路21
と、発熱素子22とを有する。
【0028】ここで、フレームメモリー1と、γROM
2と、ラインメモリー3と、第1のセレクタ4と、シス
コン回路5と、アドレスカウンタ6と、階調カウンタ7
と、第1のバッファ8と、第1のインバータ9と、第2
のセレクタ10と、トグル信号発生回路11と、第2の
バッファ12と、第2のインバータ13と、第3のセレ
クタ14と、セレクタ切り換え回路15と、アンド回路
16と、ノアー回路17と、コンパレータ18とで、階
調制御部を構成する。また、サーマルヘッド19は記録
手段、プラテン駆動回路25とプラテン24とで、記録
紙送り手段を構成する。電圧印加時間切り換え回路23
は通電時間切り換え手段を構成する。
【0029】フレームメモリー1は1画面画像データ記
憶手段、γROM2は印画濃度補正手段、ラインメモリ
ー3は1ライン画像データ記憶手段、シスコン回路5は
制御手段、アドレスカウンタ6と階調カウンタ7とは階
調信号発生手段を構成する。第1のセレクタ4と、第1
のバッファ8と、第1のインバータ9と、第2のセレク
タ10と、トグル信号発生回路11と、第2のバッファ
12と、第2のインバータ13と、第3のセレクタ14
と、セレクタ切り換え回路15と、アンド回路16と、
ノアー回路17とで、印画データ有効無効切り換え手段
を構成する。また、第1のセレクタ4は印画データの切
り換え手段、第1のバッファ8と第1のインバータ9と
第2のセレクタ10とは色信号による主走査方向の印画
データ切り換え信号発生手段を構成し、トグル信号発生
回路11と、第2のバッファ12と、第2のインバータ
13と、第3のセレクタ14は色信号による副走査方向
の印画データ切り換え信号発生手段を構成し、セレクタ
切り換え回路15は色信号による主走査方向または副走
査方向の正転または反転の切り換え信号発生手段を構成
し、アンド回路16はYMCの各色による印画データの
切り換え信号発生手段を構成する。アンド回路16と、
ノアー回路17とで、YMCと黒の各色による印画デー
タの切り換え信号発生手段を構成する。
【0030】次に、この熱転写型記録装置の接続関係を
説明する。シスコン回路5はフレームメモリー1と接続
される。フレームメモリー1はγROM2と接続され
る。γROM2はラインメモリー3と接続される。ライ
ンメモリー3は第1のセレクタ4の一方の入力端子Aと
接続される。第1のセレクタ4の他方の入力端子Bはア
ースに接続される。第1のセレクタ4の出力端子Yはコ
ンパレータ18の一方の入力端子と接続される。コンパ
レータ18の出力端子はサーマルヘッド19内のシフト
レジスタ20と接続される。シフトレジスタ20はラッ
チ回路21と接続される。ラッチ回路21は発熱素子2
2と接続される。アドレスカウンタ6のシフトクロック
出力端子はシフトレジスタ20と接続される。アドレス
カウンタ6のラッチパルス出力端子はラッチ回路21と
接続される。
【0031】また、シスコン回路5はアドレスカウンタ
6と接続される。アドレスカウンタ6は階調カウンタ7
と接続される。階調カウンタ7はコンパレータ18の他
方の入力端子と接続される。アドレスカウンタ6のアド
レス出力端子の最下位ビットA0は第1のバッファ8お
よび第1のインバータ9と接続される。第1のバッファ
8および第1のインバータ9は第2のセレクタ10の一
方の入力端子Aおよび他方の入力端子Bと接続される。
第2のセレクタ10の出力端子Yはアンド回路16の一
方の入力端子と接続される。
【0032】また、シスコン回路5のプリントパルス出
力端子はトグル信号発生回路11と接続される。トグル
信号発生回路11は第2のバッファ12および第2のイ
ンバータ13と接続される。第2のバッファ12および
第2のインバータ13は第3のセレクタ14の一方の入
力端子Aおよび他方の入力端子Bと接続される。第3の
セレクタ14の出力端子Yはアンド回路16の他方の入
力端子と接続される。アンド回路16の出力端子はノア
ー回路17の一方の入力端子と接続される。
【0033】また、シスコン回路5の色信号出力端子は
セレクタ切り換え回路15と接続される。セレクタ切り
換え回路15は第2のセレクタ10の選択端子SELと
接続される。また、セレクタ切り換え回路15は第3の
セレクタ14の選択端子SELと接続される。また、セ
レクタ切り換え回路15はノアー回路17の他方の入力
端子と接続される。ノアー回路17の出力端子は第1の
セレクタ4の選択端子SELと接続される。また、シス
コン回路5の色信号出力端子は電圧印加時間切り換え回
路23と接続される。電圧印加時間切り換え回路23は
発熱素子22と接続される。シスコン回路5はプラテン
駆動回路25と接続される。プラテン駆動回路25はプ
ラテン24と接続される。
【0034】図2は、本実施例の熱転写型記録装置の記
録機構を示す斜視図である。まず、本実施例の熱転写型
記録装置の記録機構の構成を説明する。この熱転写型記
録装置は、プラテン24と、サーマルヘッド19と、イ
ンクリボン28とを有する。プラテン24は、周囲に記
録紙27が巻き付けられ、図1に示したプラテン駆動回
路25により軸24aを中心に矢印aで示す回転方向に
所定回転角ずつ駆動されるように構成される。記録紙2
7は例えば合成紙からなり、その記録面側にインクとの
親和性が高い樹脂層が形成されている。
【0035】インクリボン28は、コンデンサ紙に転写
用の溶融インクが印刷されている。インクリボン28
は、この溶融インクがサーマルヘッド19によって記録
紙27に熱転写されるように、溶融インク側の面が記録
紙27の面と対向するように配置される。インクリボン
28は、カラー画像を得ることができるように、Y(イ
エロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色の溶融
インクが塗布されたフレーム28Y,28M,28Cが
繰り返し形成されるように構成されている。このフレー
ム28Y,28M,28Cのそれぞれは、1枚の画、つ
まり、1フレーム(または1フィールド)の映像信号区
分に対応する。
【0036】サーマルヘッド19は、1列に並べられた
多数の発熱素子を有する。この場合、この1列の発熱素
子は印画データの垂直方向の1列の画素に対応する。つ
まり、1ライン当たり1ヘッド素子が対応する。
【0037】次に、このように構成された本実施例の熱
転写型記録装置の動作を説明する。図1において、印画
データが図示しないデータ供給源からフレームメモリー
1に供給される。フレームメモリー1は、1画面分の画
像に対応する印画データを蓄える。シスコン回路5から
の指令により、フレームメモリー1から印画データが1
画素ずつγROM2に供給される。γROM2は、印画
データの1画素ずつについてγ補正用テーブルに基づい
て濃度の補正を行う。濃度補正された印画データは、ラ
インメモリー3に供給される。ラインメモリー3は、1
ライン分の印画データを蓄える。ラインメモリー3に蓄
えられた印画データは1画素ずつ第1のセレクタ4の一
方の入力端子Aに供給される。
【0038】また、シスコン回路5からの指令により、
アドレスカウンタ6は、階調を決定すべき印画データの
画素のアドレスをアドレス出力端子から出力する。この
アドレスはラインメモリー3に供給される。先に述べた
ラインメモリー3は、印画データのうちこのアドレスの
画素を読み出す。また、このアドレスカウンタ6のカウ
ント出力は、階調カウンタ7に供給される。階調カウン
タ7は、このアドレスのとき、256階調の場合は
「0」〜「255」までカウント値を出力する。このカ
ウント値はコンパレータ18の他方の入力端子に供給さ
れる。このカウント値は、「0」〜「255」までの値
である。
【0039】このとき、アドレスカウンタ6から出力さ
れるアドレスの最下位ビットA0のデータが第1のバッ
ファ8および第1のインバータ9に供給される。この最
下位ビットA0のデータは正転反転切り換え信号とな
る。第1のバッファ8は、この信号を正転のまま第2の
セレクタ10に供給する。第1のインバータ9は、この
信号を反転させて第2のセレクタ10に供給する。第2
のセレクタ10は、色信号による主走査方向の正転また
は反転の印画データ切り換え信号を選択する。選択され
た主走査方向の正転反転印画データ切り換え信号はアン
ド回路16の一方の入力端子に供給される。
【0040】また、シスコン回路5からプリントパルス
がトグル信号発生回路11に供給される。トグル信号発
生回路11は、1ライン毎のプリントパルスに基づいて
トグル信号を発生させる。このトグル信号は第2のバッ
ファ12および第2のインバータ13に供給される。第
2のバッファ12は、この信号を正転のまま第3のセレ
クタ14に供給する。第2のインバータ13は、この信
号を反転させて第3のセレクタ14に供給する。第3の
セレクタ14は、色信号による副走査方向の正転反転の
印画データ切り換え信号を選択する。選択された副走査
方向の正転反転印画データ切り換え信号はアンド回路1
6の他方の入力端子に供給される。
【0041】アンド回路16は、両信号が共にハイレベ
ルのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合はロ
ーレベルLの、YMCの各色による印画データの切り換
え信号を出力する。アンド回路16の出力信号はノアー
回路17の一方の入力端子に供給される。このとき、シ
スコン回路5から色信号がセレクタ切り換え回路15に
供給される。セレクタ切り換え回路15から、色信号が
YCのときにハイレベルH、色信号がMのときにローレ
ベルLの選択信号が第2のセレクタ10の選択端子SE
Lに供給される。セレクタ切り換え回路15から、色信
号がYMのときにハイレベルH、色信号がCのときにロ
ーレベルLの選択信号が第3のセレクタ14の選択端子
SELに供給される。
【0042】また、セレクタ切り換え回路15から、色
信号が黒のときにハイレベルH、色信号がYMCのとき
にローレベルLの選択信号がノアー回路17の他方の入
力端子に供給される。ノアー回路17は、両信号が共に
ローレベルLのときにハイレベルHの信号を出力し、他
の場合はローレベルLの、YMCと黒の各色による印画
データの切り換え信号を出力する。ノアー回路17のY
MCと黒の各色による印画データの切り換え信号は第1
のセレクタ4の選択端子SELに供給される。第1のセ
レクタ4からの印画データまたはアース電位の切り換え
出力信号はコンパレータ4の一方の入力端子に供給され
る。
【0043】コンパレータ4は、印画データと選択され
たカウント値とを比較して、カウント値よりも印画デー
タが大きいときにハイレベル、小さいときにローレベル
のデータを出力する。このデータはサーマルヘッド19
のシフトレジスタ20に供給される。シフトレジスタ2
0は、アドレスカウンタ6から供給されるシフトクロッ
クに基づいて1ライン分のデータを保持する。1ライン
分のデータが蓄積されると、このデータがラッチ回路2
1に供給される。ラッチ回路21は、アドレスカウンタ
6から供給されるラッチパルスに基づいて1ライン分の
データをラッチする。ラッチ回路21でラッチパルスに
基づいてラッチされた1ライン分のデータは発熱素子2
2に供給される。このようにして、ハイレベルの画素に
対しては、サーマルヘッド19の発熱素子22に通電さ
れ、ローレベルの画素に対しては非通電となり、1ライ
ン分の印画が行われる。
【0044】このとき、シスコン回路5からの色信号が
電圧印加時間切り換え回路23に供給されている。電圧
印加時間切り換え回路23は、YMCと黒の各色による
電圧印加時間を切り換える。発熱素子22は、YMCと
黒の各色による発熱時間を切り換える。
【0045】また、シスコン回路5からの指令により、
プラテン駆動回路20はプラテン21をステップ駆動さ
せる。このステップ間隔は、サーマルヘッド16で印画
が行われる1ラインの間隔に対応する。
【0046】このような、印画の動作を、記録機構を示
す図2を用いて説明する。インクリボン28が記録紙2
7と共にステップ送りされる。このステップ送りの量
は、印画データの1ライン分に相当する。まず、リボン
28の黄色のフレーム28Yが記録紙27に密着する
と、印画データの垂直方向の1列の画素から黄色に対応
した信号が取り出される。この信号がパルス幅変調信号
に変換されてサーマルヘッド19に供給される。ここ
で、信号のレベルが大きければパルス幅は大とされて、
黄色の染料の転写濃度が濃くなるように印画される。
【0047】そして、印画データの垂直方向の1列分に
相当する画素列に対する黄色の転写が終了すると、プラ
テン24が1ステップ駆動し、水平方向の隣の垂直方向
に1列の次の画素列における黄色成分の転写が行われ
る。これが1画面分、つまり、1フレーム期間分なされ
て、1枚の画の黄色成分についての転写が行われる。マ
ゼンタのフレーム28Mおよびシアンのフレーム28C
についても同様の動作が行われる。黄色の転写画像の上
にマゼンタの転写画像が、さらにその上にシアンの転写
画像が、重ねられる。これら3色の転写画像の重ね合わ
せにより原画に応じたカラー画像が記録紙27上に転写
される。
【0048】以下に、各色のドットの印画について、図
1のブロック図及び図3、図4、図5の各ドット配置図
を用いて説明する。始めに、YMCのドットの印画の動
作について説明する。まず、Yのドットの印画について
説明する。この場合、セレクタ切り換え回路15は、Y
の色信号に基づいて、ローレベルLのYMC選択信号を
選択する。ローレベルLのYMC選択信号はノアー回路
17の他方の入力端子に供給される。また、セレクタ切
り換え回路15は、Yの色信号に基づいて、ハイレベル
Hの第2のセレクタ10のYC選択信号を選択する。ハ
イレベルHのYC選択信号は第2のセレクタ10の選択
端子SELに供給される。第2のセレクタ10は、この
選択信号に基づいて、アドレスカウンタ6から出力され
るアドレスの最下位ビットA0のローレベルとハイレベ
ルの繰り返しデータ(「010101・・・」)の第1
のインバータ9による反転信号(「101010・・
・」)を選択する。この反転信号はアンド回路16の一
方の入力端子に供給される。
【0049】また、セレクタ切り換え回路15は、Yの
色信号に基づいて、ハイレベルHの第3のセレクタ14
のYM選択信号を選択する。ハイレベルHのYM選択信
号は第3のセレクタ14の選択端子SELに供給され
る。第3のセレクタ14は、この選択信号に基づいて、
トグル信号発生回路11から供給されるトグル信号の第
2のインバータ13による反転信号を選択する。この反
転信号はアンド回路16の他方の入力端子に供給され
る。
【0050】アンド回路16は、両信号が共にハイレベ
ルのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合はロ
ーレベルLの、YMCの各色による印画データの切り換
え信号を出力する。このとき、第2のセレクタ10また
は第3のセレクタ14の出力信号のどちらか一方がロー
レベルLであれば、アンド回路16は、ローレベルLの
信号を出力する。
【0051】ノアー回路17は、両信号が共にローレベ
ルLのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合は
ローレベルLの、YMCと黒の各色による印画データの
切り換え信号を出力する。このとき、ノアー回路17
は、ハイレベルHの信号を出力する。したがって、第1
のセレクタ4は他方の入力端子Bに供給されたローレベ
ルLの信号を出力端子Yから出力する。第1のセレクタ
4の他方の入力端子Bに供給されたローレベルLの信号
は、印画データとしての「ゼロ」入力を示すので、この
とき印画は行われない。
【0052】また、このとき、第2のセレクタ10また
は第3のセレクタ14の出力信号の両信号が共にハイレ
ベルHであれば、アンド回路16は、ハイレベルHの信
号を出力する。このとき、ノアー回路17は、ローレベ
ルLの信号を出力する。したがって、第1のセレクタ4
は一方の入力端子Aに供給されたYの印画データを出力
端子Yから出力する。このとき、シスコン回路5からの
Yの色信号が電圧印加時間切り換え回路23に供給され
ている。電圧印加時間切り換え回路23は、図4に示す
ように、1ラインピッチ40を越えて4ドットを構成す
るYの印画41が行われるように、電圧印加時間を切り
換える。発熱素子22は、高濃度の4ドットを構成する
ように発熱時間を切り換える。なお、図4に示すYの印
画41の位置は、図3に示したものと異なるが、これ
は、高濃度の4ドットを構成するYの印画41が行われ
た場合のドットの重なり具合を示すため便宜上印画の位
置をずらしたためである。
【0053】また、このとき、第2のセレクタ10の出
力信号は1ビット毎にハイレベルHとローレベルLとを
繰り返す信号であり、第3のセレクタ14の出力信号は
1ライン毎にハイレベルHとローレベルLとを繰り返す
信号である。したがって、図3に示すように、1ライン
ピッチ30内で、Yの印画33aが行われた隣のドット
は、Yの印画は行われず、1ドット置いてYの印画34
aが行われ、これを主走査方向31に繰り返す。また、
Yの印画33a,34aが行われた隣のラインは、Yの
印画は行われず、1ライン置いてYの印画35a,36
aが行われ、これを副走査方向32に繰り返す。
【0054】次に、Mのドットの印画について説明す
る。この場合、セレクタ切り換え回路15は、Mの色信
号に基づいて、ローレベルLのYMC選択信号を選択す
る。ローレベルLのYMC選択信号はノアー回路17の
他方の入力端子に供給される。また、セレクタ切り換え
回路15は、Mの色信号に基づいて、ローレベルLの第
2のセレクタ10のM選択信号を選択する。ローレベル
LのM選択信号は第2のセレクタ10の選択端子SEL
に供給される。第2のセレクタ10は、この選択信号に
基づいて、アドレスカウンタ6から出力されるアドレス
の最下位ビットA0のローレベルとハイレベルの繰り返
しデータ(「010101・・・」)の第1のバッファ
8による正転信号(「010101・・・」)を選択す
る。この正転信号はアンド回路16の一方の入力端子に
供給される。
【0055】また、セレクタ切り換え回路15は、Mの
色信号に基づいて、ハイレベルHの第3のセレクタ14
のYM選択信号を選択する。ハイレベルHのYM選択信
号は第3のセレクタ14の選択端子SELに供給され
る。第3のセレクタ14は、この選択信号に基づいて、
トグル信号発生回路11から供給されるトグル信号の第
2のインバータ13による反転信号を選択する。この反
転信号はアンド回路16の他方の入力端子に供給され
る。
【0056】アンド回路16は、両信号が共にハイレベ
ルのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合はロ
ーレベルLの、YMCの各色による印画データの切り換
え信号を出力する。このとき、第2のセレクタ10また
は第3のセレクタ14の出力信号のどちらか一方がロー
レベルLであれば、アンド回路16は、ローレベルLの
信号を出力する。
【0057】ノアー回路17は、両信号が共にローレベ
ルLのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合は
ローレベルLの、YMCと黒の各色による印画データの
切り換え信号を出力する。このとき、ノアー回路17
は、ハイレベルHの信号を出力する。したがって、第1
のセレクタ4は他方の入力端子Bに供給されたローレベ
ルLの信号を出力端子Yから出力する。第1のセレクタ
4の他方の入力端子Bに供給されたローレベルLの信号
は、印画データとしての「ゼロ」入力を示すので、この
とき印画は行われない。
【0058】また、このとき、第2のセレクタ10また
は第3のセレクタ14の出力信号の両信号が共にハイレ
ベルHであれば、アンド回路16は、ハイレベルHの信
号を出力する。このとき、ノアー回路17は、ローレベ
ルLの信号を出力する。したがって、第1のセレクタ4
は一方の入力端子Aに供給されたMの印画データを出力
端子Yから出力する。このとき、シスコン回路5からの
Mの色信号が電圧印加時間切り換え回路23に供給され
ている。電圧印加時間切り換え回路23は、図4にYの
印画を示したと同様に、1ラインピッチ40を越えて4
ドットを構成するMの印画を行うように電圧印加時間を
切り換える。発熱素子22は、高濃度の4ドットを構成
するように発熱時間を切り換える。
【0059】また、このとき、第2のセレクタ10の出
力信号はYの印画の場合の信号を反転した1ビット毎に
ローレベルLとハイレベルHとを繰り返す信号であり、
第3のセレクタ14の出力信号はYの印画の場合の信号
と同じ1ライン毎にハイレベルHとローレベルLとを繰
り返す信号である。したがって、図3に示すように、1
ラインピッチ30内において、Yの印画33aが行われ
た隣のドットにMの印画33bが行われ、Yの印画33
a,34aとMの印画33b,34bが交互に行われ、
これを主走査方向31に繰り返す。また、Yの印画33
a,34aが行われた同じラインにMの印画33b,3
4bが行われ、隣のラインにはMの印画は行われず、1
ライン置いてMの印画35b,36bが行われ、これを
副走査方向32に繰り返す。
【0060】次に、Cのドットの印画について説明す
る。この場合、セレクタ切り換え回路15は、Cの色信
号に基づいて、ローレベルLのYMC選択信号を選択す
る。ローレベルLのYMC選択信号はノアー回路17の
他方の入力端子に供給される。また、セレクタ切り換え
回路15は、Cの色信号に基づいて、ハイレベルHの第
2のセレクタ10のC選択信号を選択する。ハイレベル
HのC選択信号は第2のセレクタ10の選択端子SEL
に供給される。第2のセレクタ10は、この選択信号に
基づいて、アドレスカウンタ6から出力されるアドレス
の最下位ビットA0のローレベルとハイレベルの繰り返
しデータ(「010101・・・」)の第1のインバー
タ9による反転信号(「101010・・・」)を選択
する。この反転信号はアンド回路16の一方の入力端子
に供給される。
【0061】また、セレクタ切り換え回路15は、Cの
色信号に基づいて、ローレベルLの第3のセレクタ14
のC選択信号を選択する。ローレベルLのC選択信号は
第3のセレクタ14の選択端子SELに供給される。第
3のセレクタ14は、この選択信号に基づいて、トグル
信号発生回路11から供給されるトグル信号の第2のバ
ッファ12による正転信号を選択する。この正転信号は
アンド回路16の他方の入力端子に供給される。
【0062】アンド回路16は、両信号が共にハイレベ
ルのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合はロ
ーレベルLの、YMCの各色による印画データの切り換
え信号を出力する。このとき、第2のセレクタ10また
は第3のセレクタ14の出力信号のどちらか一方がロー
レベルLであれば、アンド回路16は、ローレベルLの
信号を出力する。
【0063】ノアー回路17は、両信号が共にローレベ
ルLのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合は
ローレベルLの、YMCと黒の各色による印画データの
切り換え信号を出力する。このとき、ノアー回路17
は、ハイレベルHの信号を出力する。したがって、第1
のセレクタ4は他方の入力端子Bに供給されたローレベ
ルLの信号を出力端子Yから出力する。第1のセレクタ
4の他方の入力端子Bに供給されたローレベルLの信号
は、印画データとしての「ゼロ」入力を示すので、この
とき印画は行われない。
【0064】また、このとき、第2のセレクタ10また
は第3のセレクタ14の出力信号の両信号が共にハイレ
ベルHであれば、アンド回路16は、ハイレベルHの信
号を出力する。このとき、ノアー回路17は、ローレベ
ルLの信号を出力する。したがって、第1のセレクタ4
は一方の入力端子Aに供給されたCの印画データを出力
端子Yから出力する。このとき、シスコン回路5からの
Cの色信号が電圧印加時間切り換え回路23に供給され
ている。電圧印加時間切り換え回路23は、図4にYの
印画を示したと同様に、1ラインピッチ40を越えて4
ドットを構成するCの印画を行うように電圧印加時間を
切り換える。発熱素子22は、高濃度の4ドットを構成
するように発熱時間を切り換える。
【0065】また、このとき、第2のセレクタ10の出
力信号はYの印画の場合の信号と同じ1ビット毎にハイ
レベルHとローレベルLとを繰り返す信号であり、第3
のセレクタ14の出力信号はYの印画の場合の信号と反
転した1ライン毎にローレベルLとハイレベルHとを繰
り返す信号である。したがって、図3に示すように、1
ラインピッチ30内において、Yの印画33aが行われ
た同じ主走査方向31のドットの位置にCの印画33c
が行われ、隣のドットには何も印画が行われず、一ドッ
ト置いてCの印画34cが行われ、これを主走査方向3
1に繰り返す。また、Yの印画33aが行われた隣のラ
インにCの印画33c,34cが行われ、一ライン毎に
Yの印画33a,34a,35a,36aとCの印画3
3c,34c,35c,36cとが交互に行われ、これ
を副走査方向32に繰り返す。
【0066】次に、黒のドットの印画の動作について説
明する。この場合、セレクタ切り換え回路15は、色信
号に基づいて、ハイレベルHの黒選択信号を選択する。
ハイレベルHの黒選択信号はノアー回路17の他方の入
力端子に供給される。ノアー回路17は、両入力信号が
ローレベルLのときにだけハイレベルHの出力信号を出
力し、他の場合はすべてローレベルLの出力信号を出力
するので、セレクタ切り換え回路15からハイレベルH
の黒選択信号が供給されているときは、アンド回路16
から供給される一方の入力信号にかかわらず、常にロー
レベルLの出力信号を出力する。
【0067】したがって、第1のセレクタ4は一方の入
力端子Aに供給された黒の印画データを出力端子Yから
出力する。このとき、シスコン回路5からの黒の色信号
が電圧印加時間切り換え回路23に供給されている。電
圧印加時間切り換え回路23は、図5に示すように、通
常の1ドットを構成する黒の印画51を行うように電圧
印加時間を切り換える。発熱素子22は、通常の1ドッ
トを構成するように発熱時間を切り換える。
【0068】このように、第2のセレクタ10の出力信
号および第3のセレクタ14の出力信号にかかわらず、
各ビット毎及び各ライン毎に黒の印画が行われる。な
お、図3において、YMCの各色のドットと黒のドット
との位置がずれているが、これは、説明上ずらしたもの
であり、いずれも各ドットの位置の中心の位置に印画さ
れる。
【0069】このようにして、図1に示したコンパレー
タ18に印画データを供給する際に、ラインメモリー3
から供給される印画データと、アース電位である「ゼ
ロ」入力とを、第1のセレクタ4において切り換えるこ
とにより、YMCの各色の印画位置以外は「ゼロ」入力
として印画を行った。これにより、YMCの3色は、2
×2の4ドットを1単位として、各色に予め定められた
1ドットの位置に印画されるように各ドットを配置し
た。
【0070】このとき、YMCの各色の印画を行う際
に、サーマルヘッド19の発熱素子22への電圧印加時
間を通常よりも長くして印字エネルギーを上げるように
し、最大ドット径を4ドット分とした。このようにする
ことにより、ドット間のすき間を無くして、濃度を上げ
ることができる。また、黒の印画の場合には、最大ドッ
ト径を1ドットとして、1単位の各4ドットのすべてに
印画する。このようにすることにより、色回りが抑えら
れて、階調性が良い、高解像度の画像を得ることができ
る。
【0071】上例では、YMCの各色の印画を行う際
に、サーマルヘッド19の発熱素子22への電圧印加時
間を通常よりも長くして印字エネルギーを上げるように
し、最大ドット径を4ドット分とした例を示したが、サ
ーマルヘッド19の発熱素子22への印加電圧を通常よ
りも高くして印字エネルギーを上げるようにし、最大ド
ット径を4ドット分としても良い。
【0072】次に、他の実施例について説明する。図6
は他の実施例の熱転写型記録装置の構成を示すブロック
図である。まず、この例の構成を説明する。ここでは、
図6に示すものと図1に示したものと異なる点のみを説
明し、同様の点は説明を省略する。図1においては、シ
スコン回路5のプリントパルス出力端子はトグル信号発
生回路11と接続され、トグル信号発生回路11は第2
のバッファ12および第2のインバータ13と接続され
たが、図6においては、アドレスカウンタ6のアドレス
出力端子の下位2ビットA1が第2のバッファ12およ
び第2のインバータ13と接続される。
【0073】このように構成された他の例の熱転写型記
録装置の動作を説明する。以下に、各色のドットの印画
について、図6のブロック図及び図7、図4、図5の各
ドット配置図を用いて説明する。始めに、YMCのドッ
トの印画の動作について説明する。まず、Yのドットの
印画について説明する。この場合、セレクタ切り換え回
路15は、Yの色信号に基づいて、ローレベルLのYM
C選択信号を選択する。ローレベルLのYMC選択信号
はノアー回路17の他方の入力端子に供給される。ま
た、セレクタ切り換え回路15は、Yの色信号に基づい
て、ハイレベルHの第2のセレクタ10のYC選択信号
を選択する。ハイレベルHのYC選択信号は第2のセレ
クタ10の選択端子SELに供給される。第2のセレク
タ10は、この選択信号に基づいて、アドレスカウンタ
6から出力されるアドレスの最下位ビットA0のローレ
ベルとハイレベルの繰り返しデータ(「010101・
・・」)の第1のインバータ9による反転信号(「10
1010・・・」)を選択する。この反転信号はアンド
回路16の一方の入力端子に供給される。
【0074】また、セレクタ切り換え回路15は、Yの
色信号に基づいて、ハイレベルHの第3のセレクタ14
のYM選択信号を選択する。ハイレベルHのYM選択信
号は第3のセレクタ14の選択端子SELに供給され
る。第3のセレクタ14は、この選択信号に基づいて、
アドレスカウンタ6のアドレス出力端子の下位2ビット
A1のローレベル2ビットとハイレベル2ビットの繰り
返しデータ(「001100110011・・・」)の
第2のインバータ13による反転信号(「110011
001100・・・」)を選択する。この反転信号はア
ンド回路16の他方の入力端子に供給される。
【0075】アンド回路16は、両信号が共にハイレベ
ルのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合はロ
ーレベルLの、YMCの各色による印画データの切り換
え信号を出力する。このとき、第2のセレクタ10また
は第3のセレクタ14の出力信号のどちらか一方がロー
レベルLであれば、アンド回路16は、ローレベルLの
信号を出力する。
【0076】ノアー回路17は、両信号が共にローレベ
ルLのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合は
ローレベルLの、YMCと黒の各色による印画データの
切り換え信号を出力する。このとき、ノアー回路17
は、ハイレベルHの信号を出力する。したがって、第1
のセレクタ4は他方の入力端子Bに供給されたローレベ
ルLの信号を出力端子Yから出力する。第1のセレクタ
4の他方の入力端子Bに供給されたローレベルLの信号
は、印画データとしての「ゼロ」入力を示すので、この
とき印画は行われない。
【0077】また、このとき、第2のセレクタ10また
は第3のセレクタ14の出力信号の両信号が共にハイレ
ベルHであれば、アンド回路16は、ハイレベルHの信
号を出力する。このとき、ノアー回路17は、ローレベ
ルLの信号を出力する。したがって、第1のセレクタ4
は一方の入力端子Aに供給されたYの印画データを出力
端子Yから出力する。このとき、シスコン回路5からの
Yの色信号が電圧印加時間切り換え回路23に供給され
ている。電圧印加時間切り換え回路23は、図4に示す
ように、1ラインピッチ40を越えて4ドットを構成す
るYの印画41が行われるように、電圧印加時間を切り
換える。発熱素子22は、高濃度の4ドットを構成する
ように発熱時間を切り換える。なお、図4に示すYの印
画41の位置は、図3に示したものと異なるが、これ
は、高濃度の4ドットを構成するYの印画41が行われ
た場合のドットの重なり具合を示すため便宜上印画の位
置をずらしたためである。
【0078】また、このとき、第2のセレクタ10の出
力信号は1ビット毎にハイレベルHとローレベルLとを
繰り返す信号であり、第3のセレクタ14の出力信号は
2ビット毎にハイレベルHとローレベルLとを繰り返す
信号である。したがって、図7に示すように、1ライン
ピッチ70内で、Yの印画73aが行われた隣のドット
は、Yの印画は行われず、3ドット置いて図示しない4
ドット目にYの印画が行われ、これを主走査方向71に
繰り返す。
【0079】また、Yの印画73aが行われた隣のライ
ンにおいては、第2のセレクタ10の出力信号は1ビッ
ト毎にハイレベルHとローレベルLとを繰り返す信号で
あり、第3のセレクタ14の出力信号は2ビット毎にロ
ーレベルLとハイレベルHとを繰り返す信号である。し
たがって、Yの印画73aが行われた隣のラインは、2
ドットはYの印画は行われず、3ドット目にYの印画7
4aが行われ、これを主走査方向71に繰り返す。この
ようにして、Yの印画73aが行われたラインから1ラ
イン置いてYの印画75aが行われ、同様にYの印画7
4aが行われたラインから1ライン置いてYの印画76
aが行われ、これを副走査方向32に繰り返す。
【0080】次に、Mのドットの印画について説明す
る。この場合、セレクタ切り換え回路15は、Mの色信
号に基づいて、ローレベルLのYMC選択信号を選択す
る。ローレベルLのYMC選択信号はノアー回路17の
他方の入力端子に供給される。また、セレクタ切り換え
回路15は、Mの色信号に基づいて、ローレベルLの第
2のセレクタ10のM選択信号を選択する。ローレベル
LのM選択信号は第2のセレクタ10の選択端子SEL
に供給される。第2のセレクタ10は、この選択信号に
基づいて、アドレスカウンタ6から出力されるアドレス
の最下位ビットA0のローレベルとハイレベルの繰り返
しデータ(「010101・・・」)の第1のバッファ
8による正転信号(「010101・・・」)を選択す
る。この正転信号はアンド回路16の一方の入力端子に
供給される。
【0081】また、セレクタ切り換え回路15は、Mの
色信号に基づいて、ハイレベルHの第3のセレクタ14
のYM選択信号を選択する。ハイレベルHのYM選択信
号は第3のセレクタ14の選択端子SELに供給され
る。第3のセレクタ14は、この選択信号に基づいて、
アドレスカウンタ6のアドレス出力端子の下位2ビット
A1のローレベル2ビットとハイレベル2ビットの繰り
返しデータ(「001100110011・・・」)の
第2のインバータ13による反転信号(「110011
001100・・・」)を選択する。この反転信号はア
ンド回路16の他方の入力端子に供給される。
【0082】アンド回路16は、両信号が共にハイレベ
ルのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合はロ
ーレベルLの、YMCの各色による印画データの切り換
え信号を出力する。このとき、第2のセレクタ10また
は第3のセレクタ14の出力信号のどちらか一方がロー
レベルLであれば、アンド回路16は、ローレベルLの
信号を出力する。
【0083】ノアー回路17は、両信号が共にローレベ
ルLのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合は
ローレベルLの、YMCと黒の各色による印画データの
切り換え信号を出力する。このとき、ノアー回路17
は、ハイレベルHの信号を出力する。したがって、第1
のセレクタ4は他方の入力端子Bに供給されたローレベ
ルLの信号を出力端子Yから出力する。第1のセレクタ
4の他方の入力端子Bに供給されたローレベルLの信号
は、印画データとしての「ゼロ」入力を示すので、この
とき印画は行われない。
【0084】また、このとき、第2のセレクタ10また
は第3のセレクタ14の出力信号の両信号が共にハイレ
ベルHであれば、アンド回路16は、ハイレベルHの信
号を出力する。このとき、ノアー回路17は、ローレベ
ルLの信号を出力する。したがって、第1のセレクタ4
は一方の入力端子Aに供給されたMの印画データを出力
端子Yから出力する。このとき、シスコン回路5からの
Mの色信号が電圧印加時間切り換え回路23に供給され
ている。電圧印加時間切り換え回路23は、図4にYの
印画を示したと同様に、1ラインピッチ40を越えて4
ドットを構成するMの印画を行うように電圧印加時間を
切り換える。発熱素子22は、高濃度の4ドットを構成
するように発熱時間を切り換える。
【0085】また、このとき、第2のセレクタ10の出
力信号はYの印画の場合の信号を反転した1ビット毎に
ローレベルLとハイレベルHとを繰り返す信号であり、
第3のセレクタ14の出力信号はYの印画の場合の信号
と同じ2ビット毎にハイレベルHとローレベルLとを繰
り返す信号である。したがって、図7に示すように、1
ラインピッチ70内において、Yの印画73aが行われ
た隣のドットにMの印画73bが行われ、Mの印画73
bが行われた隣のドットは、Mの印画は行われず、3ド
ット置いて図示しない4ドット目にMの印画が行われ、
これを主走査方向71に繰り返す。
【0086】また、Mの印画73bが行われた隣のライ
ンにおいては、第2のセレクタ10の出力信号は1ビッ
ト毎にローレベルLとハイレベルHとを繰り返す信号で
あり、第3のセレクタ14の出力信号は2ビット毎にロ
ーレベルLとハイレベルHとを繰り返す信号である。し
たがって、Mの印画73bが行われた隣のラインは、3
ドットはMの印画は行われず、4ドット目にMの印画7
4bが行われ、これを主走査方向71に繰り返す。この
ようにして、Mの印画73bが行われたラインから1ラ
イン置いてMの印画75bが行われ、同様にMの印画7
4bが行われたラインから1ライン置いてMの印画76
bが行われ、これを副走査方向72に繰り返す。
【0087】次に、Cのドットの印画について説明す
る。この場合、セレクタ切り換え回路15は、Cの色信
号に基づいて、ローレベルLのYMC選択信号を選択す
る。ローレベルLのYMC選択信号はノアー回路17の
他方の入力端子に供給される。また、セレクタ切り換え
回路15は、Cの色信号に基づいて、ハイレベルHの第
2のセレクタ10のC選択信号を選択する。ハイレベル
HのC選択信号は第2のセレクタ10の選択端子SEL
に供給される。第2のセレクタ10は、この選択信号に
基づいて、アドレスカウンタ6から出力されるアドレス
の最下位ビットA0のローレベルとハイレベルの繰り返
しデータ(「010101・・・」)の第1のインバー
タ9による反転信号(「101010・・・」)を選択
する。この反転信号はアンド回路16の一方の入力端子
に供給される。
【0088】また、セレクタ切り換え回路15は、Cの
色信号に基づいて、ローレベルLの第3のセレクタ14
のC選択信号を選択する。ローレベルLのC選択信号は
第3のセレクタ14の選択端子SELに供給される。第
3のセレクタ14は、この選択信号に基づいて、アドレ
スカウンタ6のアドレス出力端子の下位2ビットA1の
ローレベル2ビットとハイレベル2ビットの繰り返しデ
ータ(「001100110011・・・」)の第2の
バッファ12による正転信号(「0011001100
11・・・」)を選択する。この正転信号はアンド回路
16の他方の入力端子に供給される。
【0089】アンド回路16は、両信号が共にハイレベ
ルのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合はロ
ーレベルLの、YMCの各色による印画データの切り換
え信号を出力する。このとき、第2のセレクタ10また
は第3のセレクタ14の出力信号のどちらか一方がロー
レベルLであれば、アンド回路16は、ローレベルLの
信号を出力する。
【0090】ノアー回路17は、両信号が共にローレベ
ルLのときにハイレベルHの信号を出力し、他の場合は
ローレベルLの、YMCと黒の各色による印画データの
切り換え信号を出力する。このとき、ノアー回路17
は、ハイレベルHの信号を出力する。したがって、第1
のセレクタ4は他方の入力端子Bに供給されたローレベ
ルLの信号を出力端子Yから出力する。第1のセレクタ
4の他方の入力端子Bに供給されたローレベルLの信号
は、印画データとしての「ゼロ」入力を示すので、この
とき印画は行われない。
【0091】また、このとき、第2のセレクタ10また
は第3のセレクタ14の出力信号の両信号が共にハイレ
ベルHであれば、アンド回路16は、ハイレベルHの信
号を出力する。このとき、ノアー回路17は、ローレベ
ルLの信号を出力する。したがって、第1のセレクタ4
は一方の入力端子Aに供給されたCの印画データを出力
端子Yから出力する。このとき、シスコン回路5からの
Cの色信号が電圧印加時間切り換え回路23に供給され
ている。電圧印加時間切り換え回路23は、図4にYの
印画を示したと同様に、1ラインピッチ40を越えて4
ドットを構成するCの印画を行うように電圧印加時間を
切り換える。発熱素子22は、高濃度の4ドットを構成
するように発熱時間を切り換える。
【0092】また、このとき、第2のセレクタ10の出
力信号はYの印画の場合の信号と同じ1ビット毎にハイ
レベルHとローレベルLとを繰り返す信号であり、第3
のセレクタ14の出力信号はYの印画の場合の信号と反
転した2ビット毎にローレベルLとハイレベルHとを繰
り返す信号である。したがって、図7に示すように、1
ラインピッチ70内において、2ドットは何も印画が行
われず、3ドット目にCの印画73cが行われ、これを
主走査方向71に繰り返す。
【0093】また、Cの印画73cが行われた隣のライ
ンにおいては、第2のセレクタ10の出力信号は1ビッ
ト毎にハイレベルHとローレベルLとを繰り返す信号で
あり、第3のセレクタ14の出力信号は2ビット毎にハ
イレベルHとローレベルLとを繰り返す信号である。し
たがって、Cの印画73cが行われた隣のラインは、C
の印画74cが行われた隣の3ドットはCの印画は行わ
れず、図示しない4ドット目にCの印画が行われ、これ
を主走査方向71に繰り返す。このようにして、Cの印
画73cが行われたラインから1ライン置いてCの印画
76cが行われ、同様にCの印画74cが行われたライ
ンから1ライン置いてCの印画75cが行われ、これを
副走査方向72に繰り返す。
【0094】また、黒の印画77の動作については先の
例と同様であるので、説明を省略する。このようにし
て、主走査方向に隣接する4ドットの1単位の中の各色
のドットの配置を副走査方向に反転させ、それぞれが千
鳥配置になるようにすることにより、各色のドットが主
走査方向に並ばないようにすることができ、これによ
り、横線が目立たず、さらに、色相変化も低減すること
ができる。
【0095】
【発明の効果】この発明の熱転写型記録装置は、記録紙
を所定間隔毎に副走査方向に搬送する記録紙送り手段
と、記録紙に転写される複数色の染料が添付され、記録
紙と共に副走査方向に搬送されるインクリボンと、記録
紙に印画されるドットの大きさを変化させて濃度階調を
変化させる階調データを生成する階調カウンタと、印画
データと階調データとを比較するコンパレータと、コン
パレータに供給される印画データを印画データの複数の
各色に応じて有効または無効とする印画データ有効無効
切り換え手段とを有し、コンパレータから階調データよ
りも大きい印画データを出力する階調制御部と、副走査
方向と直交する主走査方向に複数の発熱素子が配置さ
れ、発熱素子をインクリボンに押し付けることにより、
階調制御部から供給された印画データに基づいて、記録
紙に熱転写により複数色の印画を行う記録手段と、印画
データの複数の各色に応じて記録手段の発熱素子の通電
時間を切り換える通電時間切り換え手段とを備え、階調
制御部は、主走査方向2ドットと副走査方向2ドットか
らなる4ドットを1単位として、印画データ有効無効切
り換え手段により、4ドットのうちの各色の印画位置以
外は印画データを出力しないようにし、4ドットのうち
の各ドットにそれぞれ異なる色のドットを配置するよう
に印画データを出力し、通電時間切り換え手段は、印画
データの複数の各色に応じて、最大ドット径を1ドット
以上とするように、記録手段の発熱素子の通電時間を切
り換えるようにしたので、色回りを抑えることができ、
階調性が高い高解像度の画像を得ることができる。ま
た、各色のドットサイズのダイナミックレンジを大きく
することができ、色再現範囲を広げることができる。各
色を違う位置に印画するので、低階調ではドットが重な
らず、各色のインクがのりやすくなる。また、色相変化
も低減でき、さらに各色が並置加法混色になるので、彩
度の表現を向上させることができる。また、ドット間隔
が低階調では広く重なり難いため、記録機構のメカ精度
を上げなくとも良い。
【0096】また、この発明の熱転写型記録装置は、上
述において、通電時間切り換え手段は、イエロー、マゼ
ンタおよびシアンの各色に対しては最大ドット径を1ド
ット以上とし、ブラックに対しては最大ドット径を1ド
ットとするようにしたので、イエロー、マゼンタおよび
シアンの各色のドットサイズのダイナミックレンジを大
きくすることができ、色再現範囲を広げることができ、
ブラックは最小ドット径ですべてのドットに印画するの
で、高解像度の画像を得ることができる。
【0097】また、この発明の熱転写型記録装置は、上
述において、階調制御部は、印画データ有効無効切り換
え手段により、4ドットの1単位のうちの各色のドット
の配置を副走査方向に反転させるようにしたので、主走
査方向に隣接する4ドットの1単位の中の各色のドット
の配置を副走査方向に反転させ、それぞれが千鳥配置に
なるようにすることにより、各色のドットが主走査方向
に並ばないようにすることができ、これにより、横線が
目立たず、さらに、色相変化も低減することができる。
【0098】また、この発明の熱転写型記録装置は、上
述において、階調制御部の印画データ有効無効切り換え
手段は、少なくとも印画データのアドレス情報に基づい
て、印画データの複数の各色に応じて有効または無効と
するようにしたので、印画すべきドットまたは印画しな
いドットの位置を簡単に指定することができ、これによ
り、階調性が高い高解像度の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の熱転写型記録装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の熱転写型記録装置の記録
機構を示す斜視図である。
【図3】この発明の一実施例の熱転写型記録装置の動作
を示す高階調印画を示すドット配置図である。
【図4】この発明の一実施例の熱転写型記録装置の動作
を示すイエローの最高濃度時のドット配置図である。
【図5】この発明の一実施例の熱転写型記録装置の動作
を示す黒の最高濃度時のドット配置図である。
【図6】この発明の他の実施例の熱転写型記録装置の構
成を示すブロック図である。
【図7】この発明の他の実施例の熱転写型記録装置の動
作を示す高階調印画を示すドット配置図である。
【図8】従来の熱転写型記録装置の記録機構を示す側面
図である。
【図9】従来の熱転写型記録装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 フレームメモリー 2 γROM 3 ラインメモリー 4 第1のセレクタ 5 シスコン回路 6 アドレスカウンタ 7 階調カウンタ 8 第1のバッファ 9 第1のインバータ 10 第2のセレクタ 11 トグル信号発生回路 12 第2のバッファ 13 第2のインバータ 14 第3のセレクタ 15 セレクタ切り換え回路 16 アンド回路 17 ノアー回路 18 コンパレータ 19 サーマルヘッド 20 シフトレジスタ 21 ラッチ回路 22 発熱素子 23 電圧印加時間切り換え回路 24 プラテン 25 プラテン駆動回路 27 記録紙 28 インクリボン 28C フレーム 28Y フレーム 28M フレーム 28a マーカ 28b マーカ 29a フォトセンサ 29b フォトセンサ 30 1ラインピッチ 31 主走査方向 32 副走査方向 33a,34a,35a,36a Yの印画 33b,34b,35b,36b Mの印画 33c,34c,35c,36c Cの印画 37 黒の印画 40 1ラインピッチ 41 Yの印画 50 1ラインピッチ 51 黒の印画 70 1ラインピッチ 71 主走査方向 72 副走査方向 73a,74a,75a,76a Yの印画 73b,74b,75b,76b Mの印画 73c,74c,75c,76c Cの印画 77 黒の印画

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を所定間隔毎に副走査方向に搬送
    する記録紙送り手段と、 上記記録紙に転写される複数色の染料が添付され、上記
    記録紙と共に副走査方向に搬送されるインクリボンと、 上記記録紙に印画されるドットの大きさを変化させて濃
    度階調を変化させる階調データを生成する階調カウンタ
    と、印画データと上記階調データとを比較するコンパレ
    ータと、上記コンパレータに供給される印画データを上
    記印画データの複数の各色に応じて有効または無効とす
    る印画データ有効無効切り換え手段とを有し、上記コン
    パレータから上記階調データよりも大きい印画データを
    出力する階調制御部と、 上記副走査方向と直交する主走査方向に複数の発熱素子
    が配置され、上記発熱素子を上記インクリボンに押し付
    けることにより、上記階調制御部から供給された印画デ
    ータに基づいて、上記記録紙に熱転写により複数色の印
    画を行う記録手段と、 上記印画データの複数の各色に応じて上記記録手段の上
    記発熱素子の通電時間を切り換える通電時間切り換え手
    段とを備え、 上記階調制御部は、上記主走査方向2ドットと上記副走
    査方向2ドットからなる4ドットを1単位として、上記
    印画データ有効無効切り換え手段により、上記4ドット
    のうちの各色の印画位置以外は印画データを出力しない
    ようにし、上記4ドットのうちの各ドットにそれぞれ異
    なる色のドットを配置するように印画データを出力し、 上記通電時間切り換え手段は、上記印画データの複数の
    各色に応じて、最大ドット径を1ドット以上とするよう
    に、上記記録手段の上記発熱素子の通電時間を切り換え
    るようにしたことを特徴とする熱転写型記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載の熱転写型記録装置に
    おいて、 上記通電時間切り換え手段は、イエロー、マゼンタおよ
    びシアンの各色に対しては最大ドット径を1ドット以上
    とし、ブラックに対しては最大ドット径を1ドットとす
    るようにしたことを特徴とする熱転写型記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項第1項記載の熱転写型記録装置に
    おいて、 上記階調制御部は、上記印画データ有効無効切り換え手
    段により、上記4ドットの1単位のうちの各色のドット
    の配置を上記副走査方向に反転させるようにしたことを
    特徴とする熱転写型記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項第1項記載の熱転写型記録装置に
    おいて、 上記階調制御部の上記印画データ有効無効切り換え手段
    は、少なくとも印画データのアドレス情報に基づいて、
    上記印画データの複数の各色に応じて有効または無効と
    するようにしたことを特徴とする熱転写型記録装置。
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