JPH10100281A - 動力伝動用ベルトの製造方法 - Google Patents
動力伝動用ベルトの製造方法Info
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- JPH10100281A JPH10100281A JP28022496A JP28022496A JPH10100281A JP H10100281 A JPH10100281 A JP H10100281A JP 28022496 A JP28022496 A JP 28022496A JP 28022496 A JP28022496 A JP 28022496A JP H10100281 A JPH10100281 A JP H10100281A
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- mold
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルトを作製する際の作業工数を低減すると
ともに加硫後に凸状部と凹状部を設けた母型を剥がす作
業を容易にし、そして母型の使用回数を増やした動力伝
動用ベルトの製造方法を提供する。 【解決手段】 圧縮ゴム層と伸張ゴム層の少なくとも一
方のゴム層にコグ部を配し、心線を接着ゴム層内に埋設
して形成された動力伝動用ベルトの製造方法に関するも
のであり、モールド上に伸張ゴム層、心線、そして圧縮
ゴム層を順次積層した成形体15を作製し、この成形体
15の外側に設けたゴム層に、円周方向に沿って所定の
間隔で凸状部35と凹状部34を交互に有する母型31
を外覆体32の内側に積層一体化した円筒状のジャケッ
ト30を挿入設置した後、加硫することによって母型3
1によりゴム層の表面を型付けする。
ともに加硫後に凸状部と凹状部を設けた母型を剥がす作
業を容易にし、そして母型の使用回数を増やした動力伝
動用ベルトの製造方法を提供する。 【解決手段】 圧縮ゴム層と伸張ゴム層の少なくとも一
方のゴム層にコグ部を配し、心線を接着ゴム層内に埋設
して形成された動力伝動用ベルトの製造方法に関するも
のであり、モールド上に伸張ゴム層、心線、そして圧縮
ゴム層を順次積層した成形体15を作製し、この成形体
15の外側に設けたゴム層に、円周方向に沿って所定の
間隔で凸状部35と凹状部34を交互に有する母型31
を外覆体32の内側に積層一体化した円筒状のジャケッ
ト30を挿入設置した後、加硫することによって母型3
1によりゴム層の表面を型付けする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動力伝動用ベルトの
製造方法に係り、ベルトを作製する際の作業工数を低減
し、母型の使用回数を増加させたローエッジシングルコ
グベルトやローエッジダブルコグベルトのような動力伝
動用ベルトの製造方法に関する。
製造方法に係り、ベルトを作製する際の作業工数を低減
し、母型の使用回数を増加させたローエッジシングルコ
グベルトやローエッジダブルコグベルトのような動力伝
動用ベルトの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の成形体の外周面にコグ部を付けた
ローエッジコグベルトの製造方法として、プリフォーム
製法やスパンコグ製法がその代表的なものである。プリ
フォーム製法では、予めベルト周長よりも長い平面状の
ゴク付母型を用意し、この上に未加硫ゴムシートを設置
し、プレスにより加熱加圧して予備成形体を作製する。
モールドにゴム層、心線を巻き付けた後に、上記予備成
形体をこの上から巻き付けて突き合わせジョイントして
成型を終え、加硫工程へ移行していた。ここで使用され
たゴク付母型は、表面に所定の間隔で凸状部と凹状部を
交互に有し、その裏面に補強用帆布を積層していた。
ローエッジコグベルトの製造方法として、プリフォーム
製法やスパンコグ製法がその代表的なものである。プリ
フォーム製法では、予めベルト周長よりも長い平面状の
ゴク付母型を用意し、この上に未加硫ゴムシートを設置
し、プレスにより加熱加圧して予備成形体を作製する。
モールドにゴム層、心線を巻き付けた後に、上記予備成
形体をこの上から巻き付けて突き合わせジョイントして
成型を終え、加硫工程へ移行していた。ここで使用され
たゴク付母型は、表面に所定の間隔で凸状部と凹状部を
交互に有し、その裏面に補強用帆布を積層していた。
【0003】また、スパンコグ製法としては、例えばモ
ールドに補強布、未加硫ゴムシート、心線、そして未加
硫ゴムシートを順次巻き付けて成形体を作製した後、ベ
ルトの外周長に合わせて筒状のコグ付母型を成形体に上
から被せ、次にこの上からジャケットを挿入して加硫す
ることによって母型に設けたコグによりゴム層の表面を
型付けするものであった。加硫後は、作業者によりジャ
ケットから母型付の成形体を抜き、そして母型を除去し
ていた。
ールドに補強布、未加硫ゴムシート、心線、そして未加
硫ゴムシートを順次巻き付けて成形体を作製した後、ベ
ルトの外周長に合わせて筒状のコグ付母型を成形体に上
から被せ、次にこの上からジャケットを挿入して加硫す
ることによって母型に設けたコグによりゴム層の表面を
型付けするものであった。加硫後は、作業者によりジャ
ケットから母型付の成形体を抜き、そして母型を除去し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プリフォーム製法は、
補強布と未加硫ゴムシートとを予め形成しているため、
正確なゴク部が成形されるが、プリフォームする工程が
付加されることから、コスト高になる問題があった。し
かも、母型は加硫時に補強用帆布の熱収縮により変形し
てしまうことから安定した寸法を確保できず、再使用が
不可能であり、母型の使用回数も一回であった。また、
加硫後に母型を剥がす作業が必要であるが、この場合に
は母型が熱収縮して加硫スリーブに強く密着しているた
めに作業者にとっては大変な重労働であった。
補強布と未加硫ゴムシートとを予め形成しているため、
正確なゴク部が成形されるが、プリフォームする工程が
付加されることから、コスト高になる問題があった。し
かも、母型は加硫時に補強用帆布の熱収縮により変形し
てしまうことから安定した寸法を確保できず、再使用が
不可能であり、母型の使用回数も一回であった。また、
加硫後に母型を剥がす作業が必要であるが、この場合に
は母型が熱収縮して加硫スリーブに強く密着しているた
めに作業者にとっては大変な重労働であった。
【0005】また、スパンコグ製法もプリフォーム製法
と同様に加硫時にコグを設けた母型を被せる作業や、加
硫後に該母型を剥がす作業が必要であり、母型を剥がす
作業も大変な重労働であった。しかも、母型は補強材と
して使用されている帆布が加硫時に熱収縮し、安定した
寸法を確保でないため、使用回数も3〜5回程度と限ら
れていた。使用出来なくなった母型はスクラップにされ
ていた。このため、加硫後にコグを設けた母型を剥がす
作業を簡素にすること、そして母型の使用回数を増やす
ことが早期解決すべき課題になっていた。
と同様に加硫時にコグを設けた母型を被せる作業や、加
硫後に該母型を剥がす作業が必要であり、母型を剥がす
作業も大変な重労働であった。しかも、母型は補強材と
して使用されている帆布が加硫時に熱収縮し、安定した
寸法を確保でないため、使用回数も3〜5回程度と限ら
れていた。使用出来なくなった母型はスクラップにされ
ていた。このため、加硫後にコグを設けた母型を剥がす
作業を簡素にすること、そして母型の使用回数を増やす
ことが早期解決すべき課題になっていた。
【0006】本発明はこのような問題点を改善するもの
であり、ベルトを作製する際の作業工数を低減するとと
もに加硫後に凸状部と凹状部を設けた母型を剥がす作業
を容易にし、そして母型の使用回数を増やした動力伝動
用ベルトの製造方法を提供することを目的とする。
であり、ベルトを作製する際の作業工数を低減するとと
もに加硫後に凸状部と凹状部を設けた母型を剥がす作業
を容易にし、そして母型の使用回数を増やした動力伝動
用ベルトの製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本願の請求項1記
載の発明では、圧縮ゴム層と伸張ゴム層の少なくとも一
方のゴム層にコグ部を配し、心線を接着ゴム層内に埋設
して形成された動力伝動用ベルトの製造方法において、
モールド上に伸張ゴム層、心線、そして圧縮ゴム層を順
次積層した成形体を作製し、この成形体の外側に設けた
ゴム層に、円周方向に沿って所定の間隔で凸状部と凹状
部を交互に有する母型を外覆体の内側に積層一体化した
円筒状のジャケットを挿入設置した後、加硫することに
よって母型によりゴム層の表面を型付けする動力伝動用
ベルトの製造方法にあり、円周方向に沿って所定の間隔
で設けた凸状部と凹状部を有する母型を外覆体の内側に
積層一体化したジャケットを使用することで、加硫後に
凸状部と凹状部を設けた母型を剥がす作業も容易にな
り、補強帆布が存在しないジャケットを使用することに
より母型の加硫時の熱収縮変形も小さくなり、母型の使
用回数を増やすことができ、また作業工数も低減でき
る。
載の発明では、圧縮ゴム層と伸張ゴム層の少なくとも一
方のゴム層にコグ部を配し、心線を接着ゴム層内に埋設
して形成された動力伝動用ベルトの製造方法において、
モールド上に伸張ゴム層、心線、そして圧縮ゴム層を順
次積層した成形体を作製し、この成形体の外側に設けた
ゴム層に、円周方向に沿って所定の間隔で凸状部と凹状
部を交互に有する母型を外覆体の内側に積層一体化した
円筒状のジャケットを挿入設置した後、加硫することに
よって母型によりゴム層の表面を型付けする動力伝動用
ベルトの製造方法にあり、円周方向に沿って所定の間隔
で設けた凸状部と凹状部を有する母型を外覆体の内側に
積層一体化したジャケットを使用することで、加硫後に
凸状部と凹状部を設けた母型を剥がす作業も容易にな
り、補強帆布が存在しないジャケットを使用することに
より母型の加硫時の熱収縮変形も小さくなり、母型の使
用回数を増やすことができ、また作業工数も低減でき
る。
【0008】本願の請求項2載の発明では、円周方向に
沿って所定の間隔で交互に設けた凸状部と凹状部の表面
に歯部帆布が積層され、ゴム層の表面を型付けする際の
空気抜けを助長するため、ゴム層に正確なコグ部を形成
することができる。
沿って所定の間隔で交互に設けた凸状部と凹状部の表面
に歯部帆布が積層され、ゴム層の表面を型付けする際の
空気抜けを助長するため、ゴム層に正確なコグ部を形成
することができる。
【0009】本願の請求項3載の発明では、圧縮ゴム層
と伸張ゴム層にそれぞれコグ部を配し、心線を接着ゴム
層内に埋設して形成された動力伝動用ベルトの製造方法
においてモールド上に伸張ゴム層、心線、そして圧縮ゴ
ム層を順次積層した成形体を作製し、少なくとも1つ以
上のガイド棒を該成形体の表面でモールドの軸と平行に
配置した後、円周方向に沿って所定の間隔で凸状部と凹
状部を交互に有する母型を外覆体の内側に積層一体化し
た円筒状のジャケットを、上記ガイド棒に沿って挿入設
置し、上記ガイド棒を除去した後で、加硫することによ
って母型によりゴム層の表面を型付けする動力伝動用ベ
ルトの製造方法にあり、請求項1記載の発明の効果に加
えて、特にローエッジダブルコグベルトの製法におい
て、圧縮ゴム層と伸張ゴム層に設けるコグ部の位置を狙
い通りにすることができる。
と伸張ゴム層にそれぞれコグ部を配し、心線を接着ゴム
層内に埋設して形成された動力伝動用ベルトの製造方法
においてモールド上に伸張ゴム層、心線、そして圧縮ゴ
ム層を順次積層した成形体を作製し、少なくとも1つ以
上のガイド棒を該成形体の表面でモールドの軸と平行に
配置した後、円周方向に沿って所定の間隔で凸状部と凹
状部を交互に有する母型を外覆体の内側に積層一体化し
た円筒状のジャケットを、上記ガイド棒に沿って挿入設
置し、上記ガイド棒を除去した後で、加硫することによ
って母型によりゴム層の表面を型付けする動力伝動用ベ
ルトの製造方法にあり、請求項1記載の発明の効果に加
えて、特にローエッジダブルコグベルトの製法におい
て、圧縮ゴム層と伸張ゴム層に設けるコグ部の位置を狙
い通りにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のダブルコグベル
トの製造方法を示す。図1はダブルコグベルトの製造方
法においてモールド上で圧縮ゴム層、心線、そして伸張
ゴム層を構成する成形体を作製する図を示すものであ
る。まず、歯部2と溝部3を交互に有するモールド1を
準備する。更に、1〜数枚の補強布5と圧縮ゴム層にな
る未加硫ゴムシート6と接着ゴム層になる未加硫ゴムシ
ート7を積層し、歯部と溝部とを交互に配した平坦な金
型に設置し、加圧することによってコグ部8を型付けし
たコグパッド9を成型する。無論、本発明では、上記歯
部2と溝部3を交互に有するモールド1に代えて、円周
方向に沿って所定の間隔で溝部を設けた内母型を装着し
たモールドを使用することもできる。
トの製造方法を示す。図1はダブルコグベルトの製造方
法においてモールド上で圧縮ゴム層、心線、そして伸張
ゴム層を構成する成形体を作製する図を示すものであ
る。まず、歯部2と溝部3を交互に有するモールド1を
準備する。更に、1〜数枚の補強布5と圧縮ゴム層にな
る未加硫ゴムシート6と接着ゴム層になる未加硫ゴムシ
ート7を積層し、歯部と溝部とを交互に配した平坦な金
型に設置し、加圧することによってコグ部8を型付けし
たコグパッド9を成型する。無論、本発明では、上記歯
部2と溝部3を交互に有するモールド1に代えて、円周
方向に沿って所定の間隔で溝部を設けた内母型を装着し
たモールドを使用することもできる。
【0011】成形機(図示せず)にモールド1を装着
し、モールドの溝部3にコグパッドのコグ部8を嵌合し
ながら、所定長さのコグパッド9をモールド1に一周巻
き付けて端部を接触させた後、ポリエステル繊維、アラ
ミド繊維、ガラス繊維等のコードからなる心線10をス
パイラルに巻き付ける。その上に0〜数枚の補強布12
と伸張ゴム層の未加硫ゴムシート13の積層物を巻き付
けて、成形体15を作製する。
し、モールドの溝部3にコグパッドのコグ部8を嵌合し
ながら、所定長さのコグパッド9をモールド1に一周巻
き付けて端部を接触させた後、ポリエステル繊維、アラ
ミド繊維、ガラス繊維等のコードからなる心線10をス
パイラルに巻き付ける。その上に0〜数枚の補強布12
と伸張ゴム層の未加硫ゴムシート13の積層物を巻き付
けて、成形体15を作製する。
【0012】上記圧縮ゴム層および伸張ゴム層になるゴ
ムは、天然ゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴ
ム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピレンゴム、ア
リキル化クロロスルファン化ポリエチレン、水素化ニト
リルゴム、水素化ニトリルゴムと不飽和カルボン酸金属
塩との混合ポリマー等のゴム材の単独、またはこれらの
混合物に、例えばパラ系アラミド繊維(商品名:トワロ
ン、ケブラー、テクノーラ)、ナイロン、ポリエステ
ル、ビニロン、綿等の短繊維をベルト幅方向へ配向して
いる。この短繊維の添加量は、ゴム100重量部に対し
て5〜40重量部である。接着ゴム層には、上記短繊維
を含めてもよいが、好ましくは含めない。
ムは、天然ゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴ
ム、クロロプレンゴム、エチレン−プロピレンゴム、ア
リキル化クロロスルファン化ポリエチレン、水素化ニト
リルゴム、水素化ニトリルゴムと不飽和カルボン酸金属
塩との混合ポリマー等のゴム材の単独、またはこれらの
混合物に、例えばパラ系アラミド繊維(商品名:トワロ
ン、ケブラー、テクノーラ)、ナイロン、ポリエステ
ル、ビニロン、綿等の短繊維をベルト幅方向へ配向して
いる。この短繊維の添加量は、ゴム100重量部に対し
て5〜40重量部である。接着ゴム層には、上記短繊維
を含めてもよいが、好ましくは含めない。
【0013】補強布5、12は綿、ポリエステル繊維、
ナイロン等からなり、平織、綾織、朱子織等に製織した
布で、経糸と緯糸との交差角が90〜120°程度の広
角度帆布でもよい。上記補強布5、12は、RFL処理
した後、ゴム組成物をフィリクション・コーチングして
ゴム付帆布とする。RFL液はレゾルシンとホルマリン
との初期縮合物をラテックスに混合したものであり、こ
こで使用するラテックスとしてはクロロプレン、スチレ
ン・ブタジエン・ビニルピリジン三元共重合体、水素化
ニトリル、NBRなどである。
ナイロン等からなり、平織、綾織、朱子織等に製織した
布で、経糸と緯糸との交差角が90〜120°程度の広
角度帆布でもよい。上記補強布5、12は、RFL処理
した後、ゴム組成物をフィリクション・コーチングして
ゴム付帆布とする。RFL液はレゾルシンとホルマリン
との初期縮合物をラテックスに混合したものであり、こ
こで使用するラテックスとしてはクロロプレン、スチレ
ン・ブタジエン・ビニルピリジン三元共重合体、水素化
ニトリル、NBRなどである。
【0014】しかして、本発明では、成形機から取り出
したモールド1を支持台20上に設置するが、上記モー
ルド1の片方もしくは両方の側壁16は、図1に示すよ
うに中心部に保持穴17と、円周方向に沿って設けた係
止穴18と、中心部から離れた部位に設けた小さな位置
合わせ突起19とを有している
したモールド1を支持台20上に設置するが、上記モー
ルド1の片方もしくは両方の側壁16は、図1に示すよ
うに中心部に保持穴17と、円周方向に沿って設けた係
止穴18と、中心部から離れた部位に設けた小さな位置
合わせ突起19とを有している
【0015】一方、支持台20は図2に示すように中心
部に設けた主突起部21と、主突起部21を中心とした
同心円上に設けた係止穴23と、主突起部の中心から離
れた位置に隣接した1組の位置合わせ突起22とを有し
ている。
部に設けた主突起部21と、主突起部21を中心とした
同心円上に設けた係止穴23と、主突起部の中心から離
れた位置に隣接した1組の位置合わせ突起22とを有し
ている。
【0016】モールド1を支持台20上に設置する時、
モールド1の保持穴17を支持台20に設けた主突起部
21に挿入するとともに、モールド1の位置合わせ突起
19を支持台20の隣接した位置合わせ突起22の間に
嵌入して、モールド1を支持台20上で正しく固定す
る。
モールド1の保持穴17を支持台20に設けた主突起部
21に挿入するとともに、モールド1の位置合わせ突起
19を支持台20の隣接した位置合わせ突起22の間に
嵌入して、モールド1を支持台20上で正しく固定す
る。
【0017】ガイド棒25は金属あるいは合成樹脂から
なり、折り曲がった一方の端部26から垂直に突出した
止め部27を、また他端には直線状の抜け易い形状の止
め部28を有している。図3〜図5に示すように、複数
のガイド棒25は両端の止め部27、28を該モールド
1に設けた係止穴18と支持台20に設けた係止穴23
に挿入し固定される。この時、ガイド棒25は成形体1
5の表面に接しているか、あるいはわずかに離れてい
る。
なり、折り曲がった一方の端部26から垂直に突出した
止め部27を、また他端には直線状の抜け易い形状の止
め部28を有している。図3〜図5に示すように、複数
のガイド棒25は両端の止め部27、28を該モールド
1に設けた係止穴18と支持台20に設けた係止穴23
に挿入し固定される。この時、ガイド棒25は成形体1
5の表面に接しているか、あるいはわずかに離れてい
る。
【0018】図6はガイド棒25を成形体15の表面に
装着した後、加硫ゴム製からなる母型31を外覆体32
の内側に積層一体化したジャケット30をガイド棒25
に沿って挿入するところを示している。即ち、ジャケッ
ト30は、円周方向に沿って所定の間隔で設けた母型3
1の凹状部34をガイド棒25に嵌入しながら挿入す
る。上記ガイド棒25の断面の大きさは、母型31の凹
状部34に完全に嵌まり込む程度の大きさであってやや
凹状部34より小さい程度のものである。断面形状は円
形、楕円形、四角形などであり、特に限定しない。
装着した後、加硫ゴム製からなる母型31を外覆体32
の内側に積層一体化したジャケット30をガイド棒25
に沿って挿入するところを示している。即ち、ジャケッ
ト30は、円周方向に沿って所定の間隔で設けた母型3
1の凹状部34をガイド棒25に嵌入しながら挿入す
る。上記ガイド棒25の断面の大きさは、母型31の凹
状部34に完全に嵌まり込む程度の大きさであってやや
凹状部34より小さい程度のものである。断面形状は円
形、楕円形、四角形などであり、特に限定しない。
【0019】続いて、全てのガイド棒25を抜き取る。
その後、成形体15を加硫缶へ設置する。加硫は通常の
方法で行う。加硫した後、母型31を積層一体化したジ
ャケット30、続いて円筒状のスリーブをモールド1か
ら抜き取り、これを所定幅に切断してダブルコグベルト
40を作製する。
その後、成形体15を加硫缶へ設置する。加硫は通常の
方法で行う。加硫した後、母型31を積層一体化したジ
ャケット30、続いて円筒状のスリーブをモールド1か
ら抜き取り、これを所定幅に切断してダブルコグベルト
40を作製する。
【0020】図8は、本発明方法によって得られたダブ
ルコグベルト40の斜視図である。ダブルコグベルト4
0の構成は、接着ゴム層41内に心線42が埋め込ま
れ、接着ゴム層41の上部、下部には、それぞれ伸張ゴ
ム層43、圧縮ゴム層44がある。伸張ゴム層43、圧
縮ゴム層44には、それぞれ一定ピッチでベルト長手方
向に沿ったコグ部45、46が設けられている。本実施
例のベルトでは、伸張ゴム層43に設けたコグ部45の
溝底部と圧縮ゴム層44に設けたコグ部46の溝底部と
が一致している。むろん、本発明方法では、伸張ゴム層
43に設けたコグ部45の溝底部が圧縮ゴム層44に設
けたコグ部46の頂部に一致するように設定することも
できる。尚、必ずしも、前述のガイド棒25を用いる必
要がない。
ルコグベルト40の斜視図である。ダブルコグベルト4
0の構成は、接着ゴム層41内に心線42が埋め込ま
れ、接着ゴム層41の上部、下部には、それぞれ伸張ゴ
ム層43、圧縮ゴム層44がある。伸張ゴム層43、圧
縮ゴム層44には、それぞれ一定ピッチでベルト長手方
向に沿ったコグ部45、46が設けられている。本実施
例のベルトでは、伸張ゴム層43に設けたコグ部45の
溝底部と圧縮ゴム層44に設けたコグ部46の溝底部と
が一致している。むろん、本発明方法では、伸張ゴム層
43に設けたコグ部45の溝底部が圧縮ゴム層44に設
けたコグ部46の頂部に一致するように設定することも
できる。尚、必ずしも、前述のガイド棒25を用いる必
要がない。
【0021】シングルコグベルトを作製する場合には、
まず平坦面を有するモールドを準備し、この上に1〜数
枚の補強布、伸張ゴム層になる未加硫ゴムシート、接着
ゴム層になる未加硫ゴムシートを積層し、更に心線をス
パイラルに巻き付け、その上に圧縮ゴム層になる未加硫
ゴムシートと0〜数枚の補強布を巻き付けて、成形体を
作製する。この積層方法は、ダブルコグベルト40と全
く逆になっている。
まず平坦面を有するモールドを準備し、この上に1〜数
枚の補強布、伸張ゴム層になる未加硫ゴムシート、接着
ゴム層になる未加硫ゴムシートを積層し、更に心線をス
パイラルに巻き付け、その上に圧縮ゴム層になる未加硫
ゴムシートと0〜数枚の補強布を巻き付けて、成形体を
作製する。この積層方法は、ダブルコグベルト40と全
く逆になっている。
【0022】続いて、母型31を外覆体32の内側に積
層一体化したジャケット30を、成形体15へ挿入す
る。その後、これを加硫缶へ設置して加硫を行う。加硫
した後、母型31を積層一体化したジャケット30、続
いて円筒状のスリーブをモールドから抜き取り、これを
所定幅に切断してシングルコグベルトを作製する。
層一体化したジャケット30を、成形体15へ挿入す
る。その後、これを加硫缶へ設置して加硫を行う。加硫
した後、母型31を積層一体化したジャケット30、続
いて円筒状のスリーブをモールドから抜き取り、これを
所定幅に切断してシングルコグベルトを作製する。
【0023】ここで使用するジャケット30は、図6と
図7に示すように、円周方向に沿って所定の間隔で設け
た凹状部34と凸状部35を有するコグ形成ゴム層37
の表面に空気抜け用の歯部帆布36を被覆した母型31
と、この外側を包囲した加硫ゴムからなる外覆体32に
よって形成され、母型31と外覆体32とを積層一体化
した構成からなっている。尚、ジャケット30の一方の
端縁部には、加硫時に内部を密閉するためのフランジ3
8が設けられている。
図7に示すように、円周方向に沿って所定の間隔で設け
た凹状部34と凸状部35を有するコグ形成ゴム層37
の表面に空気抜け用の歯部帆布36を被覆した母型31
と、この外側を包囲した加硫ゴムからなる外覆体32に
よって形成され、母型31と外覆体32とを積層一体化
した構成からなっている。尚、ジャケット30の一方の
端縁部には、加硫時に内部を密閉するためのフランジ3
8が設けられている。
【0024】母型31はジャケット30の一部になり、
凹状部34と凸状部35を有する表面が歯部帆布36で
被覆され、背面が肉厚の大きい外覆体32で保護され、
従来にように補強帆布が積層されていない。このため、
加硫時における母型31の熱収縮変形も小さくなって使
用回数を増やすことができ、また加硫後の母型31を剥
がす作業も外覆体32が付着しているために容易にな
る。
凹状部34と凸状部35を有する表面が歯部帆布36で
被覆され、背面が肉厚の大きい外覆体32で保護され、
従来にように補強帆布が積層されていない。このため、
加硫時における母型31の熱収縮変形も小さくなって使
用回数を増やすことができ、また加硫後の母型31を剥
がす作業も外覆体32が付着しているために容易にな
る。
【0025】歯部帆布36としては、経糸(長手方向)
に6ナイロン、6・6ナイロン、4・6ナイロン、6・
10ナイロン、12ナイロン等のポリアミド繊維、ポリ
エステル繊維、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、
ポリプロピレンのフィラメント糸や綿等の紡績糸であ
る。このフィラメント糸の構成は1本が10〜50デニ
ールのモノフィラメントを3〜25本引き揃えて、5〜
30回/10cmの撚りをSまたはZ方向に与えて経糸
としたものである。あるいは1〜6デニールのアラミド
繊維のフィラメントを10〜200本集束し、もしくは
これを撚り合わせたマルチフィラメント糸を用いること
ができる。一方、緯糸(円周方向)は伸縮性に富んだ糸
であり、例えばウレタン弾性糸、ポリアミド繊維の捲縮
加工糸、紡績糸等を組み合わせた構成からなっている。
そして、歯部帆布36は、平織、綾織、朱子織等に製織
した布であって、特に制限がない。
に6ナイロン、6・6ナイロン、4・6ナイロン、6・
10ナイロン、12ナイロン等のポリアミド繊維、ポリ
エステル繊維、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、
ポリプロピレンのフィラメント糸や綿等の紡績糸であ
る。このフィラメント糸の構成は1本が10〜50デニ
ールのモノフィラメントを3〜25本引き揃えて、5〜
30回/10cmの撚りをSまたはZ方向に与えて経糸
としたものである。あるいは1〜6デニールのアラミド
繊維のフィラメントを10〜200本集束し、もしくは
これを撚り合わせたマルチフィラメント糸を用いること
ができる。一方、緯糸(円周方向)は伸縮性に富んだ糸
であり、例えばウレタン弾性糸、ポリアミド繊維の捲縮
加工糸、紡績糸等を組み合わせた構成からなっている。
そして、歯部帆布36は、平織、綾織、朱子織等に製織
した布であって、特に制限がない。
【0026】歯部帆布36では、必ずしもRFL処理、
エポキシ処理、イソシナネート処理、ソーキング処理な
どの接着処理をする必要はない。これは歯部帆布36の
構成糸内、また構成糸間の空気流れをよくしてゴム層の
表面を型付けする際の空気抜けをよくするためである。
エポキシ処理、イソシナネート処理、ソーキング処理な
どの接着処理をする必要はない。これは歯部帆布36の
構成糸内、また構成糸間の空気流れをよくしてゴム層の
表面を型付けする際の空気抜けをよくするためである。
【0027】コグ形成ゴム層37と外覆体32のゴム
も、天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレ
ンゴム、アリキル化クロロスルファン化ポリエチレン、
水素化ニトリルゴム、水素化ニトリルゴムと不飽和カル
ボン酸金属塩との混合ポリマー等のゴム材の単独、また
はこれらの混合物であって、特に制限がないが、これら
は同質のゴムで耐熱性に富んだものが好ましい。
も、天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、クロロプレ
ンゴム、アリキル化クロロスルファン化ポリエチレン、
水素化ニトリルゴム、水素化ニトリルゴムと不飽和カル
ボン酸金属塩との混合ポリマー等のゴム材の単独、また
はこれらの混合物であって、特に制限がないが、これら
は同質のゴムで耐熱性に富んだものが好ましい。
【0028】ジャケット30の製造方法としては、例え
ば円周面に長手方向に延びる溝状部と歯状部とを円周方
向に沿って交互に設けた彫刻ドラムに、ミシンジョイン
トやホットメルトジョイントした円筒状の歯部帆布を被
せ、その上にコグ形成ゴム層37になる所定厚みのゴム
層を巻き付けた後、更に外覆体32になる所定厚みのゴ
ム層を巻き付けて成形体とし、これを通常の方法で加硫
して後、加硫した成形体を彫刻ドラムから脱型してジャ
ケット30とする。
ば円周面に長手方向に延びる溝状部と歯状部とを円周方
向に沿って交互に設けた彫刻ドラムに、ミシンジョイン
トやホットメルトジョイントした円筒状の歯部帆布を被
せ、その上にコグ形成ゴム層37になる所定厚みのゴム
層を巻き付けた後、更に外覆体32になる所定厚みのゴ
ム層を巻き付けて成形体とし、これを通常の方法で加硫
して後、加硫した成形体を彫刻ドラムから脱型してジャ
ケット30とする。
【0029】
【実施例】以下、更に具体的な実験例により本発明の効
果を確認する。 実施例16.6ナイロンからなる210デニールの経糸
と6.6ナイロンの140デニールと6.6ナイロンの
スパンデックス140デニールを撚り合わせた緯糸から
なる綾織物をミジンジョインとして円筒状の歯部帆布と
し、これを彫刻ドラムに被せ、その上にコグ形成ゴム層
になる厚さ5mmのSBRからなるゴム層を巻き、更に
外覆体として厚さ10mmのSBRからなるゴム層を巻
いた後、通常の方法で加硫してジャケットを作製した。
果を確認する。 実施例16.6ナイロンからなる210デニールの経糸
と6.6ナイロンの140デニールと6.6ナイロンの
スパンデックス140デニールを撚り合わせた緯糸から
なる綾織物をミジンジョインとして円筒状の歯部帆布と
し、これを彫刻ドラムに被せ、その上にコグ形成ゴム層
になる厚さ5mmのSBRからなるゴム層を巻き、更に
外覆体として厚さ10mmのSBRからなるゴム層を巻
いた後、通常の方法で加硫してジャケットを作製した。
【0030】心線として、1,100デニールのポリエ
チレンテレフタレート繊維を上撚り数11.4回/10
cm、下撚り数21.0回/10cmで上下逆方向に撚
糸して2×3の撚り構成とし、トータルデニール6,6
00の未処理コードを準備した。次いで、この未処理コ
ードをイソシアネート系接着剤でプレディプした後、約
170〜180°Cで乾燥し,RFL液に浸漬した後、
200〜240°Cで延伸熱固定処理を行なって処理コ
ードとした。
チレンテレフタレート繊維を上撚り数11.4回/10
cm、下撚り数21.0回/10cmで上下逆方向に撚
糸して2×3の撚り構成とし、トータルデニール6,6
00の未処理コードを準備した。次いで、この未処理コ
ードをイソシアネート系接着剤でプレディプした後、約
170〜180°Cで乾燥し,RFL液に浸漬した後、
200〜240°Cで延伸熱固定処理を行なって処理コ
ードとした。
【0031】また、補強布として、綿の紡績糸を使用し
平織帆布を用いた。これらの帆布をRFL液に浸漬した
後、150°Cで2分間熱処理して処理帆布とした。そ
の後、これらの処理帆布にゴム組成物をフリクション・
コーチングして、ゴム付帆布とした。
平織帆布を用いた。これらの帆布をRFL液に浸漬した
後、150°Cで2分間熱処理して処理帆布とした。そ
の後、これらの処理帆布にゴム組成物をフリクション・
コーチングして、ゴム付帆布とした。
【0032】圧縮ゴム層と伸張ゴム層はアラミドの短繊
維を含んだクロロプレンゴムからなるゴム組成物を用
い、また接着ゴム層は短繊維を含まないクロロプレンゴ
ムからなるゴム組成物を用いた。
維を含んだクロロプレンゴムからなるゴム組成物を用
い、また接着ゴム層は短繊維を含まないクロロプレンゴ
ムからなるゴム組成物を用いた。
【0033】コグパッドは、1枚の補強布と圧縮ゴム層
の未加硫ゴムシートと接着ゴム層の未加硫ゴムシートを
積層し、歯部と溝部とを交互に配した平坦な金型に設置
し、80°Cで加圧することによってコグ部を型付けし
たコグパッドを形成した。
の未加硫ゴムシートと接着ゴム層の未加硫ゴムシートを
積層し、歯部と溝部とを交互に配した平坦な金型に設置
し、80°Cで加圧することによってコグ部を型付けし
たコグパッドを形成した。
【0034】これらの材料を用意した後、平坦なモール
ドに装着した内母型にコグパッドを巻き付け、更に心
線、平坦な伸張ゴム層、補強布を順次巻き付けて成形体
を成形体を作製した。続いて、モールドを支持台の所定
位置に設置した後、6本のガイド棒を一定間隔で装着
し、上記ジャケットをガイド棒にそって挿入して設置し
た。上記全てのガイド棒を除去した後、モールドを加硫
缶に設置して加硫してベルトスリーブを得た。このスリ
ーブをカッターによってV状に切断して個々のローエッ
ジダブルコグベルトに仕上げた。
ドに装着した内母型にコグパッドを巻き付け、更に心
線、平坦な伸張ゴム層、補強布を順次巻き付けて成形体
を成形体を作製した。続いて、モールドを支持台の所定
位置に設置した後、6本のガイド棒を一定間隔で装着
し、上記ジャケットをガイド棒にそって挿入して設置し
た。上記全てのガイド棒を除去した後、モールドを加硫
缶に設置して加硫してベルトスリーブを得た。このスリ
ーブをカッターによってV状に切断して個々のローエッ
ジダブルコグベルトに仕上げた。
【0035】得られたローエッジダブルコグベルトは、
上幅36.5mm、厚み16.5mm、長さ1310m
m、上コグ部の深さ5.0mm、下コグ部の深さ5.0
mmであり、上下コグ部ピッチ10.7mmであり、上
下コグ部の溝底部のずれは、最大1.5mmであった。
上幅36.5mm、厚み16.5mm、長さ1310m
m、上コグ部の深さ5.0mm、下コグ部の深さ5.0
mmであり、上下コグ部ピッチ10.7mmであり、上
下コグ部の溝底部のずれは、最大1.5mmであった。
【0036】上記ジャケットを使用して、加硫を20回
継続してベルトスリーブを作製したが、ジャケットを構
成している母型の熱収縮は見られず、継続して使用可能
であった。
継続してベルトスリーブを作製したが、ジャケットを構
成している母型の熱収縮は見られず、継続して使用可能
であった。
【0037】比較例1 実施例1と全く同一の材料を用いて、平坦なモールドに
装着した内母型にコグパッドを巻き付け、更に心線、平
坦な伸張ゴム層、補強布を順次巻き付けて成形体を作製
した。続いて、モールドを支持台の所定位置に設置した
後、6本のガイド棒を一定間隔で装着し、母型をガイド
棒にそって挿入して設置した。全てのガイド棒を除去し
た後、ジャケットを挿入したモールドを加硫缶に設置し
て加硫してベルトスリーブを得た。上記母型とジャケッ
トとをそれぞれ使用し、加硫を5回継続してベルトスリ
ーブを作製したが、加硫時の母型の熱収縮が激しく、こ
れ以上使用すると正確がコグ部を形成することが困難に
なった。
装着した内母型にコグパッドを巻き付け、更に心線、平
坦な伸張ゴム層、補強布を順次巻き付けて成形体を作製
した。続いて、モールドを支持台の所定位置に設置した
後、6本のガイド棒を一定間隔で装着し、母型をガイド
棒にそって挿入して設置した。全てのガイド棒を除去し
た後、ジャケットを挿入したモールドを加硫缶に設置し
て加硫してベルトスリーブを得た。上記母型とジャケッ
トとをそれぞれ使用し、加硫を5回継続してベルトスリ
ーブを作製したが、加硫時の母型の熱収縮が激しく、こ
れ以上使用すると正確がコグ部を形成することが困難に
なった。
【0038】
【発明の効果】以上のように本願の請求項1記載の発明
では、モールド上に伸張ゴム層、心線、そして圧縮ゴム
層を順次積層した成形体を作製し、この成形体の外側に
設けたゴム層に、円周方向に沿って所定の間隔で凸状部
と凹状部を交互に有する母型を外覆体の内側に積層一体
化した円筒状のジャケットを挿入設置した後、加硫する
ことによって母型によりゴム層の表面を型付けする動力
伝動用ベルトの製造方法にあり、円周方向に沿って所定
の間隔で設けた凸状部と凹状部を有する母型を外覆体の
内側に積層一体化したジャケットを使用することで、加
硫後に凸状部と凹状部を設けた母型を剥がす作業も容易
になり、補強帆布が存在しないジャケットを使用するこ
とにより母型の加硫時の熱収縮変形も小さくなり、母型
の使用回数を増やすことができ、また作業工数も低減で
きる効果がある。
では、モールド上に伸張ゴム層、心線、そして圧縮ゴム
層を順次積層した成形体を作製し、この成形体の外側に
設けたゴム層に、円周方向に沿って所定の間隔で凸状部
と凹状部を交互に有する母型を外覆体の内側に積層一体
化した円筒状のジャケットを挿入設置した後、加硫する
ことによって母型によりゴム層の表面を型付けする動力
伝動用ベルトの製造方法にあり、円周方向に沿って所定
の間隔で設けた凸状部と凹状部を有する母型を外覆体の
内側に積層一体化したジャケットを使用することで、加
硫後に凸状部と凹状部を設けた母型を剥がす作業も容易
になり、補強帆布が存在しないジャケットを使用するこ
とにより母型の加硫時の熱収縮変形も小さくなり、母型
の使用回数を増やすことができ、また作業工数も低減で
きる効果がある。
【0039】本願の請求項2載の発明では、円周方向に
沿って所定の間隔で交互に設けた凸状部と凹状部の表面
に歯部帆布が積層され、ゴム層の表面を型付けする際の
空気抜けを助長するため、ゴム層に正確なコグ部を形成
することができる効果がある。
沿って所定の間隔で交互に設けた凸状部と凹状部の表面
に歯部帆布が積層され、ゴム層の表面を型付けする際の
空気抜けを助長するため、ゴム層に正確なコグ部を形成
することができる効果がある。
【0040】本願の請求項3載の発明では、圧縮ゴム層
と伸張ゴム層にそれぞれコグ部を配し、心線を接着ゴム
層内に埋設して形成された動力伝動用ベルトの製造方法
においてモールド上に伸張ゴム層、心線、そして圧縮ゴ
ム層を順次積層した成形体を作製し、少なくとも1つ以
上のガイド棒を該成形体の表面でモールドの軸と平行に
配置した後、円周方向に沿って所定の間隔で凸状部と凹
状部を交互に有する母型を外覆体の内側に積層一体化し
た円筒状のジャケットを、上記ガイド棒に沿って挿入設
置し、上記ガイド棒を除去した後で、加硫することによ
って母型によりゴム層の表面を型付けする動力伝動用ベ
ルトの製造方法にあり、加硫後に凸状部と凹状部を設け
た母型を剥がす作業も容易になり、補強帆布が存在しな
いジャケットを使用することにより母型の加硫時の熱収
縮変形も小さくなり、母型の使用回数を増やすことがで
き、また作業工数も低減でき、更にはローエッジダブル
コグベルトの製法において圧縮ゴム層と伸張ゴム層に設
けるコグ部の位置を狙い通りにすることができる効果が
ある。
と伸張ゴム層にそれぞれコグ部を配し、心線を接着ゴム
層内に埋設して形成された動力伝動用ベルトの製造方法
においてモールド上に伸張ゴム層、心線、そして圧縮ゴ
ム層を順次積層した成形体を作製し、少なくとも1つ以
上のガイド棒を該成形体の表面でモールドの軸と平行に
配置した後、円周方向に沿って所定の間隔で凸状部と凹
状部を交互に有する母型を外覆体の内側に積層一体化し
た円筒状のジャケットを、上記ガイド棒に沿って挿入設
置し、上記ガイド棒を除去した後で、加硫することによ
って母型によりゴム層の表面を型付けする動力伝動用ベ
ルトの製造方法にあり、加硫後に凸状部と凹状部を設け
た母型を剥がす作業も容易になり、補強帆布が存在しな
いジャケットを使用することにより母型の加硫時の熱収
縮変形も小さくなり、母型の使用回数を増やすことがで
き、また作業工数も低減でき、更にはローエッジダブル
コグベルトの製法において圧縮ゴム層と伸張ゴム層に設
けるコグ部の位置を狙い通りにすることができる効果が
ある。
【図1】本発明の製造方法においてモールド上で成形体
を作製する図を示すものである
を作製する図を示すものである
【図2】本発明の製造方法において使用する支持台の断
面図である。
面図である。
【図3】本発明においてモールドを支持台上に設置する
工程を示す斜視図である。
工程を示す斜視図である。
【図4】図3におけるA部拡大図である。
【図5】図3におけるB部拡大図である。
【図6】本発明においてジャケットをガイド棒に沿って
挿入するところを示す斜視図である。
挿入するところを示す斜視図である。
【図7】図6に示すジャケットの横断面図である。
【図8】本発明方法によって得られたダブルコグベルト
の斜視図である.
の斜視図である.
15 成形体 25 ガイド棒 30 ジャケット 31 母型 32 外覆体 34 凹状部 35 凸状部 36 歯部帆布 37 コグ形成ゴム層 40 ダブルコグベルト 41 接着ゴム層 43 伸張ゴム層 44 圧縮ゴム層 45 コグ部 46 コグ部
Claims (3)
- 【請求項1】 圧縮ゴム層と伸張ゴム層の少なくとも一
方のゴム層にコグ部を配し、心線を接着ゴム層内に埋設
して形成された動力伝動用ベルトの製造方法において、
モールド上に伸張ゴム層、心線、そして圧縮ゴム層を順
次積層した成形体を作製し、この成形体の外側に設けた
ゴム層に、円周方向に沿って所定の間隔で凸状部と凹状
部を交互に有する母型を外覆体の内側に積層一体化した
円筒状のジャケットを挿入設置した後、加硫することに
よって母型によりゴム層の表面を型付けすることを特徴
とする動力伝動用ベルトの製造方法。 - 【請求項2】 円周方向に沿って所定の間隔で交互に設
けた凸状部と凹状部の表面に歯部帆布が積層され、ゴム
層の表面を型付けする際の空気抜けを助長する請求項1
記載の動力伝動用ベルトの製造方法。 - 【請求項3】 圧縮ゴム層と伸張ゴム層にそれぞれコグ
部を配し、心線を接着ゴム層内に埋設して形成された動
力伝動用ベルトの製造方法においてモールド上に伸張ゴ
ム層、心線、そして圧縮ゴム層を順次積層した成形体を
作製し、少なくとも1つ以上のガイド棒を該成形体の表
面でモールドの軸と平行に配置した後、円周方向に沿っ
て所定の間隔で凸状部と凹状部を交互に有する母型を外
覆体の内側に積層一体化した円筒状のジャケットを、上
記ガイド棒に沿って挿入設置し、上記ガイド棒を除去し
た後で、加硫することによって母型によりゴム層の表面
を型付けすることを特徴とする動力伝動用ベルトの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28022496A JP3172102B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 動力伝動用ベルトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28022496A JP3172102B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 動力伝動用ベルトの製造方法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000399654A Division JP3713436B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 動力伝動用ベルトの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10100281A true JPH10100281A (ja) | 1998-04-21 |
| JP3172102B2 JP3172102B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=17622048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28022496A Expired - Fee Related JP3172102B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 動力伝動用ベルトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3172102B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP28022496A patent/JP3172102B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3172102B2 (ja) | 2001-06-04 |
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