JPH10100338A - 多層シート及び容器 - Google Patents
多層シート及び容器Info
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- JPH10100338A JPH10100338A JP8262803A JP26280396A JPH10100338A JP H10100338 A JPH10100338 A JP H10100338A JP 8262803 A JP8262803 A JP 8262803A JP 26280396 A JP26280396 A JP 26280396A JP H10100338 A JPH10100338 A JP H10100338A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 透明性に優れ、高剛性・高耐衝撃性を有する
スチレン系バリアーシート及び容器を提供する。 【解決手段】 (a)スチレン系単位、(b)アクリル
酸エステル単位又はメチルメタクリレートを除くメタク
リル酸エステル単位及び(c)メチルメタクリレート単
位を含む共重合体を連続相とし、ビニル芳香族炭化水素
重合体ブロックと共役ジエンを主体とする重合体ブロッ
クからなるゴム状弾性体を分散相とするスチレン系樹脂
からなるスチレン系樹脂層(A)2層の間に、透明性の
接着剤からなる接着剤層(B)を介して、透明なエチレ
ン−ビニルアルコール共重合樹脂からなるEVOH層
(C)を有する多層シート、並びに、開口を有する凹部
と、蓋材を環状にシールするための開口周縁部を有し、
周縁部におけるシール面をスチレン系樹脂層(A)とす
ることを特徴とする容器。
スチレン系バリアーシート及び容器を提供する。 【解決手段】 (a)スチレン系単位、(b)アクリル
酸エステル単位又はメチルメタクリレートを除くメタク
リル酸エステル単位及び(c)メチルメタクリレート単
位を含む共重合体を連続相とし、ビニル芳香族炭化水素
重合体ブロックと共役ジエンを主体とする重合体ブロッ
クからなるゴム状弾性体を分散相とするスチレン系樹脂
からなるスチレン系樹脂層(A)2層の間に、透明性の
接着剤からなる接着剤層(B)を介して、透明なエチレ
ン−ビニルアルコール共重合樹脂からなるEVOH層
(C)を有する多層シート、並びに、開口を有する凹部
と、蓋材を環状にシールするための開口周縁部を有し、
周縁部におけるシール面をスチレン系樹脂層(A)とす
ることを特徴とする容器。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装分野、特に透
明容器の製造に好適に用いられる透明性、バリアー性、
剛性及び耐衝撃性に優れた多層シートと、透明性、剛
性、耐衝撃性及びバリアー性に優れた容器に関する。
明容器の製造に好適に用いられる透明性、バリアー性、
剛性及び耐衝撃性に優れた多層シートと、透明性、剛
性、耐衝撃性及びバリアー性に優れた容器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の消費者の生活の質的向上とPL法
施行に伴い、透明な高剛性・高耐衝撃性容器が望まれる
ようになってきた。即ち、容器の透明性は、内容物が要
求に合致したものであるか、或は、内容物の異常の有無
を確認するために必要とされる。高剛性は、内容物の形
状の保護や、包装物のディスプレイ時の美観を高めるた
めに必要とされる。また、バリアー性や高耐衝撃性は、
内容物の保護や、商品価値の維持に必要とされる。
施行に伴い、透明な高剛性・高耐衝撃性容器が望まれる
ようになってきた。即ち、容器の透明性は、内容物が要
求に合致したものであるか、或は、内容物の異常の有無
を確認するために必要とされる。高剛性は、内容物の形
状の保護や、包装物のディスプレイ時の美観を高めるた
めに必要とされる。また、バリアー性や高耐衝撃性は、
内容物の保護や、商品価値の維持に必要とされる。
【0003】従来の透明ポリスチレン系バリアーシート
では、ポリスチレン樹脂として、ポリスチレンとスチレ
ン−共役ジエン共重合体との混合樹脂、又は、スチレン
を主体とするスチレン−共役ジエン共重合体が使用され
ている。しかし、このようなポリスチレン樹脂を用いた
透明ポリスチレン系シートには、高剛性と高耐衝撃性の
両立が難しいという難点がある。高剛性と高耐衝撃性を
両立させるための方法としては、(1)共役ジエン成分
の多い高耐衝撃性のポリスチレン樹脂組成物を用い、か
つ、シートの厚みを厚くする方法、及び、(2)スチレ
ン樹脂層を複数にし、高剛性層と高耐衝撃層を分割する
方法があるが、それぞれ大きな欠点を抱えている。すな
わち、(1)の方法ではシートの製造コストが高くなる
という欠点があり、(2)の方法では、バリアーシート
等を製造するには、層の数が多くなり、安定製造が困難
となり、また、多数の押出機が必要となり、コストアッ
プするという問題もある。
では、ポリスチレン樹脂として、ポリスチレンとスチレ
ン−共役ジエン共重合体との混合樹脂、又は、スチレン
を主体とするスチレン−共役ジエン共重合体が使用され
ている。しかし、このようなポリスチレン樹脂を用いた
透明ポリスチレン系シートには、高剛性と高耐衝撃性の
両立が難しいという難点がある。高剛性と高耐衝撃性を
両立させるための方法としては、(1)共役ジエン成分
の多い高耐衝撃性のポリスチレン樹脂組成物を用い、か
つ、シートの厚みを厚くする方法、及び、(2)スチレ
ン樹脂層を複数にし、高剛性層と高耐衝撃層を分割する
方法があるが、それぞれ大きな欠点を抱えている。すな
わち、(1)の方法ではシートの製造コストが高くなる
という欠点があり、(2)の方法では、バリアーシート
等を製造するには、層の数が多くなり、安定製造が困難
となり、また、多数の押出機が必要となり、コストアッ
プするという問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、透明
性に優れ、高剛性・高耐衝撃性を有し、しかも製造コス
トの安価なスチレン系バリアーシート、及び、透明性に
優れ、高剛性・高耐衝撃性を有する容器を提供すること
を目的とする。
性に優れ、高剛性・高耐衝撃性を有し、しかも製造コス
トの安価なスチレン系バリアーシート、及び、透明性に
優れ、高剛性・高耐衝撃性を有する容器を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために検討を重ねた結果、(a)スチレン系単
位、(b)アクリル酸エステル単位又はメチルメタクリ
レートを除くメタクリル酸エステル単位、及び(c)メ
チルメタクリレート単位を含む共重合体を連続相とし、
ビニル芳香族炭化水素重合体ブロックと共役ジエンを主
体とする重合体ブロックからなるゴム状弾性体を分散相
とするスチレン系樹脂が、透明性に優れ、高剛性及び高
耐衝撃性の両方を有し、しかも多層構造のバリアーシー
トの成形にも適する優れた成形性を有することを見出
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
解決するために検討を重ねた結果、(a)スチレン系単
位、(b)アクリル酸エステル単位又はメチルメタクリ
レートを除くメタクリル酸エステル単位、及び(c)メ
チルメタクリレート単位を含む共重合体を連続相とし、
ビニル芳香族炭化水素重合体ブロックと共役ジエンを主
体とする重合体ブロックからなるゴム状弾性体を分散相
とするスチレン系樹脂が、透明性に優れ、高剛性及び高
耐衝撃性の両方を有し、しかも多層構造のバリアーシー
トの成形にも適する優れた成形性を有することを見出
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は、(a)スチレン単位、
(b)アクリル酸エステル単位又はメチルメタクリレー
トを除くメタクリル酸エステル単位(以下、アクリル酸
(メタクリル酸)エステル単位と呼ぶ。)、及び(c)
メチルメタクリレート単位を含む共重合体を連続相と
し、ビニル芳香族炭化水素重合体ブロックと共役ジエン
を主体とする重合体ブロックからなるゴム状弾性体を分
散相とするスチレン系樹脂からなるスチレン系樹脂層
(A)2層の間に、透明性の接着剤からなる接着剤層
(B)を介して、透明なエチレンビニルアルコール共重
合樹脂からなるEVOH層(C)を有する(A)/
(B)/(C)/(B)/(A)の多層構造を有する多
層シートを提供するものである。
(b)アクリル酸エステル単位又はメチルメタクリレー
トを除くメタクリル酸エステル単位(以下、アクリル酸
(メタクリル酸)エステル単位と呼ぶ。)、及び(c)
メチルメタクリレート単位を含む共重合体を連続相と
し、ビニル芳香族炭化水素重合体ブロックと共役ジエン
を主体とする重合体ブロックからなるゴム状弾性体を分
散相とするスチレン系樹脂からなるスチレン系樹脂層
(A)2層の間に、透明性の接着剤からなる接着剤層
(B)を介して、透明なエチレンビニルアルコール共重
合樹脂からなるEVOH層(C)を有する(A)/
(B)/(C)/(B)/(A)の多層構造を有する多
層シートを提供するものである。
【0007】本発明は、更に、上記(A)(B)(C)
(B)(A)の多層構造を有し、開口を有する凹部と、
蓋材を環状にシールするための開口周縁部を有し、周縁
部におけるシール面をスチレン系樹脂層(A)とするこ
とを特徴とする容器を提供するものである。
(B)(A)の多層構造を有し、開口を有する凹部と、
蓋材を環状にシールするための開口周縁部を有し、周縁
部におけるシール面をスチレン系樹脂層(A)とするこ
とを特徴とする容器を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】スチレン系樹脂層(A)を形成す
るスチレン系樹脂は、スチレン単位、アクリル酸(メタ
クリル酸)エステル単位及びメチルメタクリレート単位
を含む共重合体を連続相とし、ビニル芳香族炭化水素重
合体ブロックと共役ジエンを主体とする重合体ブロック
からなるゴム状弾性体を分散相とするものである。この
スチレン系樹脂において、メチルメタクリレート単位は
剛性を付与し、アクリル酸エステル単位及びゴム状弾性
体は、耐衝撃性を付与する機能を有する。
るスチレン系樹脂は、スチレン単位、アクリル酸(メタ
クリル酸)エステル単位及びメチルメタクリレート単位
を含む共重合体を連続相とし、ビニル芳香族炭化水素重
合体ブロックと共役ジエンを主体とする重合体ブロック
からなるゴム状弾性体を分散相とするものである。この
スチレン系樹脂において、メチルメタクリレート単位は
剛性を付与し、アクリル酸エステル単位及びゴム状弾性
体は、耐衝撃性を付与する機能を有する。
【0009】連続相を形成する共重合体中のスチレン系
単位としては、例えば、スチレン単位、ビニルトルエン
単位、ビニルキシレン単位、プロペニルベンゼン単位、
α−メチルスチレン単位、2,6−ジクロロスチレン単
位等が挙げられ、特にスチレン単位が好ましい。また、
アクリル酸(メタクリル酸)エステル単位としては、例
えば、メチルアクリレート単位、エチルアクリレート単
位等のアクリル酸C1- 8アルキル、エチルメタクリレー
ト等のメタクリル酸C2-8アルキルなどが好ましく、特
にメチルアクリレート単位が好ましい。なお、この共重
合体は、スチレン系単位及びアクリル酸(メタクリル
酸)エステル単位を各々1種のみ含有していてもよい
し、2種以上を含有していてもよい。
単位としては、例えば、スチレン単位、ビニルトルエン
単位、ビニルキシレン単位、プロペニルベンゼン単位、
α−メチルスチレン単位、2,6−ジクロロスチレン単
位等が挙げられ、特にスチレン単位が好ましい。また、
アクリル酸(メタクリル酸)エステル単位としては、例
えば、メチルアクリレート単位、エチルアクリレート単
位等のアクリル酸C1- 8アルキル、エチルメタクリレー
ト等のメタクリル酸C2-8アルキルなどが好ましく、特
にメチルアクリレート単位が好ましい。なお、この共重
合体は、スチレン系単位及びアクリル酸(メタクリル
酸)エステル単位を各々1種のみ含有していてもよい
し、2種以上を含有していてもよい。
【0010】連続相を形成する共重合体中のスチレン系
単位の割合は10〜80重量%が好ましく、20〜70
重量%が更に好ましく、アクリル酸(メタクリル酸)エ
ステル単位の割合は0.2〜30重量%が好ましく、
0.5〜20重量%が更に好ましく、メチルメタクリレ
ート単位の割合は19.8〜89.8重量%が好まし
く、29.5〜79.5重量%が更に好ましい。
単位の割合は10〜80重量%が好ましく、20〜70
重量%が更に好ましく、アクリル酸(メタクリル酸)エ
ステル単位の割合は0.2〜30重量%が好ましく、
0.5〜20重量%が更に好ましく、メチルメタクリレ
ート単位の割合は19.8〜89.8重量%が好まし
く、29.5〜79.5重量%が更に好ましい。
【0011】分散相を形成するゴム状弾性体としては、
スチレン等のビニル芳香族炭化水素の重合体ブロック
と、ブタジエン等の共役ジエンを主体とする重合体ブロ
ックからなり、弾性を有するゴム状の重合体であれば特
に制限はなく、通常、スチレン単位含有量が5〜30%
のスチレン−ブタジエン共重合体、例えばSBRなどが
好適に用いられる。
スチレン等のビニル芳香族炭化水素の重合体ブロック
と、ブタジエン等の共役ジエンを主体とする重合体ブロ
ックからなり、弾性を有するゴム状の重合体であれば特
に制限はなく、通常、スチレン単位含有量が5〜30%
のスチレン−ブタジエン共重合体、例えばSBRなどが
好適に用いられる。
【0012】上記ゴム状弾性体からなる分散相の粒子径
は、0.2〜1μmであることが好ましく、更に好まし
くは0.3〜0.5μmである。分散相の粒子径が0.
2μm未満であると、耐衝撃性向上効果が不十分となる
ことがあり、1μmを超えると、スチレン系樹脂層
(A)の透明性が低下することがある。
は、0.2〜1μmであることが好ましく、更に好まし
くは0.3〜0.5μmである。分散相の粒子径が0.
2μm未満であると、耐衝撃性向上効果が不十分となる
ことがあり、1μmを超えると、スチレン系樹脂層
(A)の透明性が低下することがある。
【0013】スチレン系樹脂中の連続相を形成する共重
合体の割合は、70〜99.5重量%が好ましく、80
〜99重量%が更に好ましく、分散相を形成するゴム状
弾性体の割合は、0.5〜30重量%が好ましく、1〜
20重量%が更に好ましい。ゴム状弾性体からなる分散
相の割合が0.5重量%未満であると、耐衝撃性向上項
かが不十分となることがあり、30重量%を超えるとス
チレン系樹脂層(A)の透明性が低下することがある。
合体の割合は、70〜99.5重量%が好ましく、80
〜99重量%が更に好ましく、分散相を形成するゴム状
弾性体の割合は、0.5〜30重量%が好ましく、1〜
20重量%が更に好ましい。ゴム状弾性体からなる分散
相の割合が0.5重量%未満であると、耐衝撃性向上項
かが不十分となることがあり、30重量%を超えるとス
チレン系樹脂層(A)の透明性が低下することがある。
【0014】また、スチレン系樹脂層(A)を形成する
スチレン系樹脂は、メルトインデックス値(MI)が2
〜10g/10分であることが好ましい。
スチレン系樹脂は、メルトインデックス値(MI)が2
〜10g/10分であることが好ましい。
【0015】本発明の多層シートを用いて圧空成形など
により容器を成形する場合、深絞り容器成形時には、容
器が白化して透明性が低下する場合がある。これはスチ
レン系樹脂の延伸により、ゴム変性ポリスチレン成分が
容器表面に析出し、表面が凸凹となるためである。これ
を防ぐためには、スチレン系樹脂中に更にテルペン成分
を含有させて、ゴム成分の運動を抑え、容器表面への析
出を防止することが好ましい。テルペン成分を含有する
スチレン系樹脂としては、例えば、上記のスチレン系樹
脂に、更にテルペン樹脂を添加したものが挙げられる。
スチレン系樹脂に更にテルペン樹脂を配合する場合、ス
チレン系樹脂100重量部当たりテルペン樹脂0.00
1〜5.0重量部とすることが好ましく、0.002〜
3.0重量部が更に好ましい。
により容器を成形する場合、深絞り容器成形時には、容
器が白化して透明性が低下する場合がある。これはスチ
レン系樹脂の延伸により、ゴム変性ポリスチレン成分が
容器表面に析出し、表面が凸凹となるためである。これ
を防ぐためには、スチレン系樹脂中に更にテルペン成分
を含有させて、ゴム成分の運動を抑え、容器表面への析
出を防止することが好ましい。テルペン成分を含有する
スチレン系樹脂としては、例えば、上記のスチレン系樹
脂に、更にテルペン樹脂を添加したものが挙げられる。
スチレン系樹脂に更にテルペン樹脂を配合する場合、ス
チレン系樹脂100重量部当たりテルペン樹脂0.00
1〜5.0重量部とすることが好ましく、0.002〜
3.0重量部が更に好ましい。
【0016】上記の深絞り容器成形時の容器の透明性の
低下を防止するための他の手段としては、本発明の多層
シートの表面をゴム成分を含まないか、或は、ゴム成分
を含むが、その含有量が低く、かつ透明な樹脂層で覆
い、ゴム成分の析出を抑える方法がある。この透明な樹
脂層の形成に使用可能な樹脂としては、例えば、一般用
ポリスチレン(GPPS)、一般用ポリスチレンとスチ
レン−ブタジエン共重合体のブレンドで、スチレン−ブ
タジエン共重合体の割合が低いものや、スチレン、アク
リル酸エステル及びメチルメタクリレートの共重合物と
スチレン−ブタジエン共重合体のブレンドで、スチレン
−ブタジエン共重合体の割合が低いもの等が好ましい。
低下を防止するための他の手段としては、本発明の多層
シートの表面をゴム成分を含まないか、或は、ゴム成分
を含むが、その含有量が低く、かつ透明な樹脂層で覆
い、ゴム成分の析出を抑える方法がある。この透明な樹
脂層の形成に使用可能な樹脂としては、例えば、一般用
ポリスチレン(GPPS)、一般用ポリスチレンとスチ
レン−ブタジエン共重合体のブレンドで、スチレン−ブ
タジエン共重合体の割合が低いものや、スチレン、アク
リル酸エステル及びメチルメタクリレートの共重合物と
スチレン−ブタジエン共重合体のブレンドで、スチレン
−ブタジエン共重合体の割合が低いもの等が好ましい。
【0017】接着剤層(B)を形成する透明な接着剤と
しては、通常、ポリスチレンとの接着性に優れた透明性
のエチレンプロピレンラバー系接着剤、エチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA)系接着剤等が好適に用いられ
る。なお、この接着剤としては、接着剤等(B)とポリ
スチレン系樹脂層(A)との接着強度が2.0kg/2
5mm以上となるものを用いることが好ましい。
しては、通常、ポリスチレンとの接着性に優れた透明性
のエチレンプロピレンラバー系接着剤、エチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA)系接着剤等が好適に用いられ
る。なお、この接着剤としては、接着剤等(B)とポリ
スチレン系樹脂層(A)との接着強度が2.0kg/2
5mm以上となるものを用いることが好ましい。
【0018】エチレン−プロピレンラバー系接着剤とし
ては、例えば、分子量分布(Mw/Mn)1.0〜10で
あるエチレン−プロピレンゴム(エチレン含量55〜7
5重量%)と、テルペン樹脂等の粘着剤との混合物が挙
げられる。例えば、エチレン−プロピレンゴムを30〜
50重量%、好ましくは35〜45重量%、粘着剤を2
0〜40重量%、好ましくは25〜35重量%、ワック
ス、可塑剤、充填剤等の添加剤を10〜50重量%、好
ましくは20〜40重量%含有するものが好適である。
ては、例えば、分子量分布(Mw/Mn)1.0〜10で
あるエチレン−プロピレンゴム(エチレン含量55〜7
5重量%)と、テルペン樹脂等の粘着剤との混合物が挙
げられる。例えば、エチレン−プロピレンゴムを30〜
50重量%、好ましくは35〜45重量%、粘着剤を2
0〜40重量%、好ましくは25〜35重量%、ワック
ス、可塑剤、充填剤等の添加剤を10〜50重量%、好
ましくは20〜40重量%含有するものが好適である。
【0019】また、エチレン−酢酸ビニル共重合体系接
着剤としては、通常、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(酢酸ビニル含量が30〜50重量%、好ましくは35
〜45重量%)30〜50重量%、好ましくは35〜4
5重量%、粘着剤を20〜40重量%、好ましくは25
〜35重量%、ワックス、可塑剤、充填剤等の添加剤を
10〜50重量%、好ましくは20〜40重量%含有す
るものが好適である。
着剤としては、通常、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(酢酸ビニル含量が30〜50重量%、好ましくは35
〜45重量%)30〜50重量%、好ましくは35〜4
5重量%、粘着剤を20〜40重量%、好ましくは25
〜35重量%、ワックス、可塑剤、充填剤等の添加剤を
10〜50重量%、好ましくは20〜40重量%含有す
るものが好適である。
【0020】接着剤層(B)を形成する接着剤は、メル
トインデックスが通常、1〜10g/10分、より好ま
しくは2〜6g/10分であるものが好適である。
トインデックスが通常、1〜10g/10分、より好ま
しくは2〜6g/10分であるものが好適である。
【0021】EVOH層(C)は、本発明の多層シート
にガスバリアー性を付与するための層であり、透明なエ
チレン−ビニルアルコール共重合樹脂からなる。このエ
チレン−ビニルアルコール共重合樹脂のエチレン含有量
は、29〜47モル%であることが好ましい。また、こ
のエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂は、通常、メ
ルトインデックス値が1〜10g/10分であるものが
好ましい。
にガスバリアー性を付与するための層であり、透明なエ
チレン−ビニルアルコール共重合樹脂からなる。このエ
チレン−ビニルアルコール共重合樹脂のエチレン含有量
は、29〜47モル%であることが好ましい。また、こ
のエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂は、通常、メ
ルトインデックス値が1〜10g/10分であるものが
好ましい。
【0022】本発明の多層シートにおいて、スチレン系
樹脂層(A)1層の厚みは、50〜1000μmである
ことが好ましく、より好ましくは100〜700μmで
ある。接着剤層(B)1層の厚みは、5〜50μmであ
ることが好ましく、より好ましくは10〜30μmであ
る。EVOH層(C)の厚みは、5〜300μmである
ことが好ましく、より好ましくは10〜200μmであ
る。また、本発明の(A)/(B)/(C)/(B)/
(A)構成の多層シートの厚みは、0.1〜2.0mm
であることが好ましく、より好ましくは0.3〜1.5
mmである。
樹脂層(A)1層の厚みは、50〜1000μmである
ことが好ましく、より好ましくは100〜700μmで
ある。接着剤層(B)1層の厚みは、5〜50μmであ
ることが好ましく、より好ましくは10〜30μmであ
る。EVOH層(C)の厚みは、5〜300μmである
ことが好ましく、より好ましくは10〜200μmであ
る。また、本発明の(A)/(B)/(C)/(B)/
(A)構成の多層シートの厚みは、0.1〜2.0mm
であることが好ましく、より好ましくは0.3〜1.5
mmである。
【0023】本発明において、ポリスチレン系樹脂のメ
ルトインデックス(MI)は、JIS K 7210に
準拠し、試験温度200℃、5kgfの条件で測定し、
その他の樹脂のメルトインデックス(MI)は、JIS
K 7199に準拠し、試験温度190℃、試験荷重
2.16kgfの条件で測定したものである。
ルトインデックス(MI)は、JIS K 7210に
準拠し、試験温度200℃、5kgfの条件で測定し、
その他の樹脂のメルトインデックス(MI)は、JIS
K 7199に準拠し、試験温度190℃、試験荷重
2.16kgfの条件で測定したものである。
【0024】本発明の多層シートは、上記各層を形成す
る樹脂材料を用いて共押出又はラミネート加工等により
得ることができる。共押出成形法としては、例えばポリ
スチレン系樹脂層(A)、接着剤層(B)及びEVOH
層(C)の各々の材料をそれぞれ異なった押出機を用い
て溶融押出し、これをフィードブロックにて積層しフラ
ットダイにて製膜する方法や、多層ダイを用いてダイ内
にて製膜する方法が挙げられる。
る樹脂材料を用いて共押出又はラミネート加工等により
得ることができる。共押出成形法としては、例えばポリ
スチレン系樹脂層(A)、接着剤層(B)及びEVOH
層(C)の各々の材料をそれぞれ異なった押出機を用い
て溶融押出し、これをフィードブロックにて積層しフラ
ットダイにて製膜する方法や、多層ダイを用いてダイ内
にて製膜する方法が挙げられる。
【0025】ラミネート加工としては、例えばエキスト
ルージョンラミネート、ホットメルトラミネート、ドラ
イラミネート、ウェットラミネートなどの方法を用いる
ことができる。本発明の多層シートの成形には、通常、
接着剤及びバリアー樹脂であるEVOHを共押出し、こ
れとポリスチレン樹脂層(A)をラミネートする共押出
ラミネート法が好適に用いられる。
ルージョンラミネート、ホットメルトラミネート、ドラ
イラミネート、ウェットラミネートなどの方法を用いる
ことができる。本発明の多層シートの成形には、通常、
接着剤及びバリアー樹脂であるEVOHを共押出し、こ
れとポリスチレン樹脂層(A)をラミネートする共押出
ラミネート法が好適に用いられる。
【0026】図1に、スチレン系樹脂層(A)/接着剤
層(B)/EVOH層(C)/接着剤層(B)/スチレ
ン系樹脂層(A)の5層からなる本発明の多層シートの
層構造を示したが、本発明の多層シートはこれらに限定
されるものではない。例えば、スチレン系樹脂層(A)
の表面に、上記のゴム成分の析出を抑えるための透明な
樹脂層を有していてもよいし、耐油性保持のためのポリ
エチレン層、保香性保持のためのPET(ポリエチレン
テレフタレート)又はPETG(商品名、コダック社製
非結晶性PET樹脂)、耐熱性向上のためのポリカーボ
ネート層を有していてもよい。
層(B)/EVOH層(C)/接着剤層(B)/スチレ
ン系樹脂層(A)の5層からなる本発明の多層シートの
層構造を示したが、本発明の多層シートはこれらに限定
されるものではない。例えば、スチレン系樹脂層(A)
の表面に、上記のゴム成分の析出を抑えるための透明な
樹脂層を有していてもよいし、耐油性保持のためのポリ
エチレン層、保香性保持のためのPET(ポリエチレン
テレフタレート)又はPETG(商品名、コダック社製
非結晶性PET樹脂)、耐熱性向上のためのポリカーボ
ネート層を有していてもよい。
【0027】本発明の容器は、上記の(A)/(B)/
(C)/(B)/(A)の多層構造を有し、開口を有す
る凹部と、蓋材を環状にシールするための開口周縁部を
有し、周縁部におけるシール面をスチレン系樹脂層
(A)とするものであり、その一態様の断面図を図2に
示す。図に示す容器1は、開口を有する凹部2と、蓋材
を環状にシールするための開口周縁部3を有し、周縁部
におけるシール面をポリスチレン系樹脂層(A)とす
る。
(C)/(B)/(A)の多層構造を有し、開口を有す
る凹部と、蓋材を環状にシールするための開口周縁部を
有し、周縁部におけるシール面をスチレン系樹脂層
(A)とするものであり、その一態様の断面図を図2に
示す。図に示す容器1は、開口を有する凹部2と、蓋材
を環状にシールするための開口周縁部3を有し、周縁部
におけるシール面をポリスチレン系樹脂層(A)とす
る。
【0028】この容器は、本発明の多層シートを加熱溶
融し、所望の形状に賦形することにより製造することが
でき、通常の真空成形、圧空成形等で好適に得られる。
また、各層の樹脂材料を用いて射出成形、射出ブロー成
形、ブロー成形などによって成形して得ることもでき
る。
融し、所望の形状に賦形することにより製造することが
でき、通常の真空成形、圧空成形等で好適に得られる。
また、各層の樹脂材料を用いて射出成形、射出ブロー成
形、ブロー成形などによって成形して得ることもでき
る。
【0029】容器の凹部は、収容物を収容できる形状で
あればその形状に特に制限はなく、例えばカップ状であ
ってもトレー状であってもよい。また、その開口周縁部
の形状も特に限定されるものではないが、通常、円、四
角などであり、この周縁部上で蓋材が環状にヒートシー
ルされる。
あればその形状に特に制限はなく、例えばカップ状であ
ってもトレー状であってもよい。また、その開口周縁部
の形状も特に限定されるものではないが、通常、円、四
角などであり、この周縁部上で蓋材が環状にヒートシー
ルされる。
【0030】蓋材としては、ホットメルト型接着剤(E
VA系接着剤)等をシーラント層とするものが好適に用
いられる。ヒートシールにより蓋材を強固に接着するに
は、シール面側のスチレン系樹脂層(A)上に、更に上
記のようなポリエチレン等の層を設けることが好まし
い。蓋材としては、通常は、シーラント層の外側にアル
ミ箔等の金属箔、耐熱フィルム等を有するものが用いら
れる。
VA系接着剤)等をシーラント層とするものが好適に用
いられる。ヒートシールにより蓋材を強固に接着するに
は、シール面側のスチレン系樹脂層(A)上に、更に上
記のようなポリエチレン等の層を設けることが好まし
い。蓋材としては、通常は、シーラント層の外側にアル
ミ箔等の金属箔、耐熱フィルム等を有するものが用いら
れる。
【0031】また、本発明の多層シートは、容器ばかり
でなく、袋状の包装体等の製造にも用いることができ
る。また、この多層シートの多層構造を有する本発明の
容器は、層間剥離可能な蓋材をヒートシールした容器で
あって、蓋材の層間剥離を利用して開封を行う易開封性
容器の容器としても用いることができる。
でなく、袋状の包装体等の製造にも用いることができ
る。また、この多層シートの多層構造を有する本発明の
容器は、層間剥離可能な蓋材をヒートシールした容器で
あって、蓋材の層間剥離を利用して開封を行う易開封性
容器の容器としても用いることができる。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0033】実施例1〜3 押出機A、押出機B及び押出機Cの3台の押出機を用
い、押出機Aからはスチレン系樹脂層(A1)及び(A
2)の材料樹脂を、押出機Bからは接着剤層(B1)及
び(B2)の材料樹脂を、押出機CからはEVOH層
(C)の材料樹脂を同時に押出し、フィードブロック、
フラットダイを使用して、表1に示した5層シート(層
構成=A1/B1/C/B2/A2)を得た。なお各押
出機内の材料樹脂の温度は、押出機A内の材料樹脂温
度:200℃、押出機B内の材料樹脂温度:190℃、
押出機(C)内の材料樹脂温度:230℃とした。
い、押出機Aからはスチレン系樹脂層(A1)及び(A
2)の材料樹脂を、押出機Bからは接着剤層(B1)及
び(B2)の材料樹脂を、押出機CからはEVOH層
(C)の材料樹脂を同時に押出し、フィードブロック、
フラットダイを使用して、表1に示した5層シート(層
構成=A1/B1/C/B2/A2)を得た。なお各押
出機内の材料樹脂の温度は、押出機A内の材料樹脂温
度:200℃、押出機B内の材料樹脂温度:190℃、
押出機(C)内の材料樹脂温度:230℃とした。
【0034】前記で得られた多層シートを用いて、真空
成形(シート加熱温度120℃)によって開口120m
m角、絞り比1、深さ90mm、開口周縁部幅5mmの
角型容器を成形した。
成形(シート加熱温度120℃)によって開口120m
m角、絞り比1、深さ90mm、開口周縁部幅5mmの
角型容器を成形した。
【0035】比較例1及び2 スチレン系樹脂層(A1)及び(A2)の材料樹脂を表
1記載のものに変更した以外は実施例と同様にして、5
層シート及び容器を製造した。
1記載のものに変更した以外は実施例と同様にして、5
層シート及び容器を製造した。
【0036】シート物性の評価 実施例及び比較例で得られた多層シートの引張特性、剛
性、耐衝撃性及び霞度を示すヘイズ値を、以下の方法に
より測定した。結果を表1に示す。 引張特性 弾性率: JIS K 6301に準拠 降伏強度: JIS K 6301に準拠 破断強度: JIS K 6301に準拠 伸び率: JIS K 6301に準拠 剛性 オルゼン剛性: ASTM D 747に準拠 耐衝撃性 引張衝撃強度: ASTM D 1822に準拠 デュポン衝撃強度: JIS K 7211に準拠 霞度(ヘイズ): JIS K 7105に準拠 また、実施例及び比較例で得られた容器の特性を、以下
の方法により測定した。結果を表2に示す。
性、耐衝撃性及び霞度を示すヘイズ値を、以下の方法に
より測定した。結果を表1に示す。 引張特性 弾性率: JIS K 6301に準拠 降伏強度: JIS K 6301に準拠 破断強度: JIS K 6301に準拠 伸び率: JIS K 6301に準拠 剛性 オルゼン剛性: ASTM D 747に準拠 耐衝撃性 引張衝撃強度: ASTM D 1822に準拠 デュポン衝撃強度: JIS K 7211に準拠 霞度(ヘイズ): JIS K 7105に準拠 また、実施例及び比較例で得られた容器の特性を、以下
の方法により測定した。結果を表2に示す。
【0037】耐落下衝撃性:各実施例及び比較例毎に、
味噌1kgを入れた容器を5個準備し、上部には味噌の
飛散を防ぐためにガムテープで蓋をし、5℃の恒温室中
で50cmの高さより、10cm刻みで高さを増加させ
て落下させ、過半数が割れた高さをもって耐落下衝撃性
を表した。
味噌1kgを入れた容器を5個準備し、上部には味噌の
飛散を防ぐためにガムテープで蓋をし、5℃の恒温室中
で50cmの高さより、10cm刻みで高さを増加させ
て落下させ、過半数が割れた高さをもって耐落下衝撃性
を表した。
【0038】座屈強度:インストロン万能試験機と平板
治具を使用し、容器を底部を上にして平板治具上に載置
し、10mm/minの速度で容器を圧縮し、容器に座
屈が発生する際の応力を測定した。
治具を使用し、容器を底部を上にして平板治具上に載置
し、10mm/minの速度で容器を圧縮し、容器に座
屈が発生する際の応力を測定した。
【0039】ヘイズ値、光線透過率:JIS K 71
05に準拠し、容器の底部のヘイズ値及び光線透過率を
測定した。
05に準拠し、容器の底部のヘイズ値及び光線透過率を
測定した。
【0040】なお、実施例及び比較例で用いた表1記載
の材料樹脂の詳細は、以下のとおりである。
の材料樹脂の詳細は、以下のとおりである。
【0041】SD120(商品名、旭化成工業(株)
製): 連続相=スチレン・メチルアクリレート・メチルメタク
リレート共重合体(スチレン単位52重量%、メチルア
クリレート単位18重量%、メチルメタクリレート単位
30重量%); 分散層=スチレン−ブタジエンゴム(ブタジエン単位:
50重量%、スチレン単位:50重量%); テルペン樹脂添加 連続相:分散相:テルペン樹脂=80:20:0.1
(重量比); MI値: 3.5g/10分; クリアパクトTI300(商品名、大日本インキ化学工
業(株)製): 連続相=スチレン・メチルアクリレート・メチルメタク
リレート共重合体(スチレン単位48重量%、メチルア
クリレート単位22重量%、メチルメタクリレート単位
30重量%); 分散層=スチレン−ブタジエンゴム(ブタジエン単位:
50重量%、スチレン単位:50重量%); 連続相:分散相=87:13(重量比); MI値: 3.0g/10分; KR−05(商品名、フィリップス社製): スチレン
−ブタジエン共重合体(ブタジエン含量:15重量%、
MI値1g/10分); GPPS: 汎用ポリスチレン(商品名:出光HH30
E、出光石油化学(株)製、MI値4g/10分); TPA(商品名、旭化成工業(株)製):スチレン−ブ
タジエン共重合体(スチレン含量40重量%、ブタジエ
ン含量60重量%、MI値13g/10分) メルセン5420(商品名、東ソー(株)製):EVA
系接着剤(EVA 40重量%、粘着剤30重量%、ワ
ックス、可塑剤、充填材等30重量%、MI値4g/1
0分) EVOH: エチレン−ビニルアルコール共重合体(エ
チレン含量32モル%、MI値2g/10分)
製): 連続相=スチレン・メチルアクリレート・メチルメタク
リレート共重合体(スチレン単位52重量%、メチルア
クリレート単位18重量%、メチルメタクリレート単位
30重量%); 分散層=スチレン−ブタジエンゴム(ブタジエン単位:
50重量%、スチレン単位:50重量%); テルペン樹脂添加 連続相:分散相:テルペン樹脂=80:20:0.1
(重量比); MI値: 3.5g/10分; クリアパクトTI300(商品名、大日本インキ化学工
業(株)製): 連続相=スチレン・メチルアクリレート・メチルメタク
リレート共重合体(スチレン単位48重量%、メチルア
クリレート単位22重量%、メチルメタクリレート単位
30重量%); 分散層=スチレン−ブタジエンゴム(ブタジエン単位:
50重量%、スチレン単位:50重量%); 連続相:分散相=87:13(重量比); MI値: 3.0g/10分; KR−05(商品名、フィリップス社製): スチレン
−ブタジエン共重合体(ブタジエン含量:15重量%、
MI値1g/10分); GPPS: 汎用ポリスチレン(商品名:出光HH30
E、出光石油化学(株)製、MI値4g/10分); TPA(商品名、旭化成工業(株)製):スチレン−ブ
タジエン共重合体(スチレン含量40重量%、ブタジエ
ン含量60重量%、MI値13g/10分) メルセン5420(商品名、東ソー(株)製):EVA
系接着剤(EVA 40重量%、粘着剤30重量%、ワ
ックス、可塑剤、充填材等30重量%、MI値4g/1
0分) EVOH: エチレン−ビニルアルコール共重合体(エ
チレン含量32モル%、MI値2g/10分)
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、透明性に優れ、高剛性
・高耐衝撃性を有するスチレン系バリアーシート及び容
器を、低コストで提供することができる。
・高耐衝撃性を有するスチレン系バリアーシート及び容
器を、低コストで提供することができる。
【図1】本発明の多層シートの構造を説明する部分断面
図である。
図である。
【図2】本発明の容器の一態様を示す断面図である。
(A) スチレン系樹脂層 (B) 接着剤層 (C) EVOH層 1 容器 2 凹部 3 開口周縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B65D 65/40 B65D 65/40 D
Claims (4)
- 【請求項1】 (a)スチレン系単位、(b)アクリル
酸エステル単位又はメチルメタクリレートを除くメタク
リル酸エステル単位、及び(c)メチルメタクリレート
単位を含む共重合体を連続相とし、ビニル芳香族炭化水
素重合体ブロックと共役ジエンを主体とする重合体ブロ
ックからなるゴム状弾性体を分散相とするスチレン系樹
脂からなるスチレン系樹脂層(A)2層の間に、透明性
の接着剤からなる接着剤層(B)を介して、透明なエチ
レン−ビニルアルコール共重合樹脂からなるEVOH層
(C)を有する(A)/(B)/(C)/(B)/
(A)の多層構造を有する多層シート。 - 【請求項2】 スチレン系樹脂層(A)を形成するスチ
レン系樹脂が、更にテルペン樹脂を含有するものである
請求項1記載の多層シート。 - 【請求項3】 請求項1記載の多層構造を有し、開口を
有する凹部と、蓋材を環状にシールするための開口周縁
部を有し、周縁部におけるシール面をスチレン系樹脂層
(A)とすることを特徴とする容器。 - 【請求項4】 請求項2記載の多層構造を有し、開口を
有する凹部と、蓋材を環状にシールするための開口周縁
部を有し、周縁部におけるシール面をスチレン系樹脂層
(A)とすることを特徴とする容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8262803A JPH10100338A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 多層シート及び容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8262803A JPH10100338A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 多層シート及び容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10100338A true JPH10100338A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17380834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8262803A Pending JPH10100338A (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 多層シート及び容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10100338A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6427381B1 (en) | 1999-06-23 | 2002-08-06 | Southpac Trust Int'l. Inc. | Pot cover with preset folds |
| JP2003095240A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 軽量多層プラスチックボトル及びその製造方法 |
| CN104002509A (zh) * | 2013-02-22 | 2014-08-27 | 电气化学工业株式会社 | 深拉深成型用多层树脂片材及成型容器 |
| JP2023086539A (ja) * | 2021-12-10 | 2023-06-22 | デンカ株式会社 | 樹脂シート及び成形容器 |
-
1996
- 1996-10-03 JP JP8262803A patent/JPH10100338A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6427381B1 (en) | 1999-06-23 | 2002-08-06 | Southpac Trust Int'l. Inc. | Pot cover with preset folds |
| JP2003095240A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 軽量多層プラスチックボトル及びその製造方法 |
| CN104002509A (zh) * | 2013-02-22 | 2014-08-27 | 电气化学工业株式会社 | 深拉深成型用多层树脂片材及成型容器 |
| JP2023086539A (ja) * | 2021-12-10 | 2023-06-22 | デンカ株式会社 | 樹脂シート及び成形容器 |
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