JPH1010040A - ガス分析装置用ガスセル - Google Patents
ガス分析装置用ガスセルInfo
- Publication number
- JPH1010040A JPH1010040A JP16218496A JP16218496A JPH1010040A JP H1010040 A JPH1010040 A JP H1010040A JP 16218496 A JP16218496 A JP 16218496A JP 16218496 A JP16218496 A JP 16218496A JP H1010040 A JPH1010040 A JP H1010040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- infrared light
- wall
- wall portion
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 abstract description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 9
- 238000000862 absorption spectrum Methods 0.000 description 5
- 238000005033 Fourier transform infrared spectroscopy Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 3
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000809 air pollutant Substances 0.000 description 2
- 231100001243 air pollutant Toxicity 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 229910000661 Mercury cadmium telluride Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003915 air pollution Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- SBIBMFFZSBJNJF-UHFFFAOYSA-N selenium;zinc Chemical compound [Se]=[Zn] SBIBMFFZSBJNJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 238000004611 spectroscopical analysis Methods 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Optical Measuring Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガス分析装置において、ガスセルの構成に工
夫を凝らすことにより、ガスの流量と流速に検出感度が
影響を受けないガスセルを提供する。 【解決手段】 ガス分析装置のガスセルが、測定するガ
ス成分及び赤外光を導入し、ガス成分による赤外光の吸
収後、ガス成分及び赤外光を導出する流路10を備え
る。この流路10が、円錐状の壁部13を有する外壁1
0aと、これに対向して軸方向に配置された円錐状の壁
部11を有する内壁10bとを有する。赤外光が、両壁
部11、13の間でその軸周りに螺旋状に多重反射され
て進むように赤外光導入口17から流路10に導入され
る。ガスが両壁部11、13の間に沿いその軸方向に進
むようにガス導入口15から流路10に導入される。
夫を凝らすことにより、ガスの流量と流速に検出感度が
影響を受けないガスセルを提供する。 【解決手段】 ガス分析装置のガスセルが、測定するガ
ス成分及び赤外光を導入し、ガス成分による赤外光の吸
収後、ガス成分及び赤外光を導出する流路10を備え
る。この流路10が、円錐状の壁部13を有する外壁1
0aと、これに対向して軸方向に配置された円錐状の壁
部11を有する内壁10bとを有する。赤外光が、両壁
部11、13の間でその軸周りに螺旋状に多重反射され
て進むように赤外光導入口17から流路10に導入され
る。ガスが両壁部11、13の間に沿いその軸方向に進
むようにガス導入口15から流路10に導入される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フーリエ変換赤外
分光光度計(以下、FTIRという)式ガス分析装置等
のガス中成分の分析を行うガス分析装置に係り、特に、
当該ガス分析装置に採用するに適したガスセルに関す
る。
分光光度計(以下、FTIRという)式ガス分析装置等
のガス中成分の分析を行うガス分析装置に係り、特に、
当該ガス分析装置に採用するに適したガスセルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、大気汚染防止の観点から内燃機関
の排気ガス中における大気汚染物質低減の研究が盛んに
行われている。ここで、大気汚染物質は多種類のガス成
分として排出されていることから、これらガス成分は、
FTIR式ガス分析装置によって検出可能である。
の排気ガス中における大気汚染物質低減の研究が盛んに
行われている。ここで、大気汚染物質は多種類のガス成
分として排出されていることから、これらガス成分は、
FTIR式ガス分析装置によって検出可能である。
【0003】FTIR式ガス分析装置は、マイケルソン
干渉計等を用いて、干渉分光法によりガス成分の赤外吸
収スペクトルを測定し、成分濃度を分析する。ガス成分
の測定においては、ガスセルに分析用ガスを導入し、赤
外光を照射することにより得られる赤外吸収スペクトル
を検出器で検出する。赤外吸収スペクトルを検出するた
めの十分な感度を得るためには、ガスセル中で赤外光を
多重反射させる必要があり、通常は十分長い光路長を形
成している。これに対し、ガスセルに長い光路長を得る
ための手段としては、(1)大きな容積形状のガスセル
中に複数の鏡を置き、入射された赤外光を鏡で多重反射
させる構成、及び(2)パイプ形状のガスセルの内周面
に金をコーティングし、この金により赤外光を多重反射
させる構成がある(特開平4−1557号公報参照)。
干渉計等を用いて、干渉分光法によりガス成分の赤外吸
収スペクトルを測定し、成分濃度を分析する。ガス成分
の測定においては、ガスセルに分析用ガスを導入し、赤
外光を照射することにより得られる赤外吸収スペクトル
を検出器で検出する。赤外吸収スペクトルを検出するた
めの十分な感度を得るためには、ガスセル中で赤外光を
多重反射させる必要があり、通常は十分長い光路長を形
成している。これに対し、ガスセルに長い光路長を得る
ための手段としては、(1)大きな容積形状のガスセル
中に複数の鏡を置き、入射された赤外光を鏡で多重反射
させる構成、及び(2)パイプ形状のガスセルの内周面
に金をコーティングし、この金により赤外光を多重反射
させる構成がある(特開平4−1557号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の場合に
は、ガスセルの容量が大きいため、ガスセル内でのガス
の置換速度の低下を招き、ガス成分検出の応答時間が遅
延する。ここで、置換速度の遅いままで、ガス成分検出
の応答時間を速くするには、分析用ガスの流量を増大さ
せるか、或いは、ガスのサンプリング装置の吸引ポンプ
の容量を増大させる必要がある。このため、検出の感度
が流量と流速に影響され易くなるという不具合が生ず
る。
は、ガスセルの容量が大きいため、ガスセル内でのガス
の置換速度の低下を招き、ガス成分検出の応答時間が遅
延する。ここで、置換速度の遅いままで、ガス成分検出
の応答時間を速くするには、分析用ガスの流量を増大さ
せるか、或いは、ガスのサンプリング装置の吸引ポンプ
の容量を増大させる必要がある。このため、検出の感度
が流量と流速に影響され易くなるという不具合が生ず
る。
【0005】一方、後者の場合には、検出感度を適正に
得るために、光路長を長くとる結果、ガスセルの流路が
長くなり過ぎて、パイプ中における測定ガスの圧力損失
を増大させるという不具合がある。以上述べたことに対
処するには、多重反射回数の増加により検出感度を向上
させること、ガスの流路を短くして圧損を低下させるこ
と、及び流路を低容量化させてガスの置換速度を向上さ
せることの三つの条件を達成することにより、流量と流
速に検出感度が影響を受けないガスセルを実現すること
が望まれる。
得るために、光路長を長くとる結果、ガスセルの流路が
長くなり過ぎて、パイプ中における測定ガスの圧力損失
を増大させるという不具合がある。以上述べたことに対
処するには、多重反射回数の増加により検出感度を向上
させること、ガスの流路を短くして圧損を低下させるこ
と、及び流路を低容量化させてガスの置換速度を向上さ
せることの三つの条件を達成することにより、流量と流
速に検出感度が影響を受けないガスセルを実現すること
が望まれる。
【0006】そこで、本発明は、このような観点に基づ
き、ガス分析装置において、ガスセルの構成に工夫を凝
らすことにより、ガスの流量と流速に検出感度が影響を
受けないガスセルを提供することを目的とする。
き、ガス分析装置において、ガスセルの構成に工夫を凝
らすことにより、ガスの流量と流速に検出感度が影響を
受けないガスセルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1乃至4に記載の発明によれば、ガス分析装
置に設けたガスセルの流路が、円錐状の外壁部と、この
外壁部の内周面に沿いこれに間隔をおいて軸方向に配置
された円錐状の内壁部とを有する。また、流路に対し、
赤外光が外壁部と内壁部との間でその軸周りに螺旋状に
多重反射されて進むように導入されるようになってお
り、流路に対し、ガスが外壁部と内壁部の間に沿いその
軸方向に進むように導入されるようになっている。
め、請求項1乃至4に記載の発明によれば、ガス分析装
置に設けたガスセルの流路が、円錐状の外壁部と、この
外壁部の内周面に沿いこれに間隔をおいて軸方向に配置
された円錐状の内壁部とを有する。また、流路に対し、
赤外光が外壁部と内壁部との間でその軸周りに螺旋状に
多重反射されて進むように導入されるようになってお
り、流路に対し、ガスが外壁部と内壁部の間に沿いその
軸方向に進むように導入されるようになっている。
【0008】このため、流路の軸方向に進むガスが、互
いに対向する円錐状の外壁部及び内壁部の間にて螺旋状
に多重反射されて進む赤外光を吸収する。この場合、上
述のごとく、互い対向する内壁部及び外壁部が共に円錐
形状に形成されており、かつ、ガスの進行方向は、流路
の軸方向に沿い進行するので、ガスの流路長が著しく短
縮される。従って、ガスの流路における圧損を著しく低
減できる。
いに対向する円錐状の外壁部及び内壁部の間にて螺旋状
に多重反射されて進む赤外光を吸収する。この場合、上
述のごとく、互い対向する内壁部及び外壁部が共に円錐
形状に形成されており、かつ、ガスの進行方向は、流路
の軸方向に沿い進行するので、ガスの流路長が著しく短
縮される。従って、ガスの流路における圧損を著しく低
減できる。
【0009】また、上述のごとく、互い対向する内壁部
及び外壁部が、共に、円錐形状に形成されており、か
つ、赤外光を多重反射させながら螺旋状に進行させるの
で、内壁部及び外壁部の間の容積、即ち容量を低減しつ
つ、赤外光の光路長を長くできる。このため、容量の低
減によりガスの置換速度を高めることができるととも
に、赤外光の光路長を長くすることにより、ガスセルと
しての検出感度を高めることができる。このことは、ガ
スセルの小型化を確保しつつ、ガスセルの検出感度がガ
スの流量と流速に影響を受けないようにできることを意
味する。
及び外壁部が、共に、円錐形状に形成されており、か
つ、赤外光を多重反射させながら螺旋状に進行させるの
で、内壁部及び外壁部の間の容積、即ち容量を低減しつ
つ、赤外光の光路長を長くできる。このため、容量の低
減によりガスの置換速度を高めることができるととも
に、赤外光の光路長を長くすることにより、ガスセルと
しての検出感度を高めることができる。このことは、ガ
スセルの小型化を確保しつつ、ガスセルの検出感度がガ
スの流量と流速に影響を受けないようにできることを意
味する。
【0010】ここで、請求項3に記載の発明のように、
前記赤外光及びガスの前記流路に対する各導入位置が、
共に、前記外壁部の軸方向一端側に位置している場合、
或いは請求項4に記載の発明のように、前記赤外光の前
記流路に対する導入位置が前記外壁部の軸方向一端側に
位置し、前記ガスの前記流路に対する導入位置が前記外
壁部の軸方向他端側に位置している場合でも、請求項1
或いは2に記載の発明と同様の作用効果を達成できる。
前記赤外光及びガスの前記流路に対する各導入位置が、
共に、前記外壁部の軸方向一端側に位置している場合、
或いは請求項4に記載の発明のように、前記赤外光の前
記流路に対する導入位置が前記外壁部の軸方向一端側に
位置し、前記ガスの前記流路に対する導入位置が前記外
壁部の軸方向他端側に位置している場合でも、請求項1
或いは2に記載の発明と同様の作用効果を達成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明を適用したガス
分析装置の概略構成を示しており、このガス分析装置
は、本発明の要部を構成するガスセルSを有している。
このガスセルSは流路10を備えており、この流路10
は、内壁10aと、この内壁10aを収容してなる外壁
10bとにより構成されている。内壁10aは、図1に
て示すごとく、円錐板状壁部11と、円板状壁部12と
により一体的に構成されている。一方、外壁10bは、
円錐板状壁部13と、断面コ字状壁部14とにより、一
体的に構成されている。
面に基づいて説明する。図1は、本発明を適用したガス
分析装置の概略構成を示しており、このガス分析装置
は、本発明の要部を構成するガスセルSを有している。
このガスセルSは流路10を備えており、この流路10
は、内壁10aと、この内壁10aを収容してなる外壁
10bとにより構成されている。内壁10aは、図1に
て示すごとく、円錐板状壁部11と、円板状壁部12と
により一体的に構成されている。一方、外壁10bは、
円錐板状壁部13と、断面コ字状壁部14とにより、一
体的に構成されている。
【0012】しかして、内壁10aは、円錐板状壁部1
1にて、外壁10bの円錐板状壁部13と同心的に位置
するように、円板状壁部12にて、ロッド12aによ
り、外壁10bの断面コ字状壁部14の中央に支持され
ている。ここで、内壁10aと外壁10bとの間には、
間隔が付与されており、これら両内壁10aと外壁10
bのうち、円錐板状壁部11及び円錐板状壁部13の各
対向面には、各反射膜11a、13aが、金の蒸着等に
より、それぞれコーティング形成されている。
1にて、外壁10bの円錐板状壁部13と同心的に位置
するように、円板状壁部12にて、ロッド12aによ
り、外壁10bの断面コ字状壁部14の中央に支持され
ている。ここで、内壁10aと外壁10bとの間には、
間隔が付与されており、これら両内壁10aと外壁10
bのうち、円錐板状壁部11及び円錐板状壁部13の各
対向面には、各反射膜11a、13aが、金の蒸着等に
より、それぞれコーティング形成されている。
【0013】また、流路10は、分析用ガスを導入する
ガス導入口15及び当該ガスを導出するガス導出口16
を有しており、ガス導入口15は、図1にて示すごと
く、内壁10aの円錐板状壁部11の先端部分を臨むよ
うに形成されている。一方、ガス導出口16は、外壁1
0bの断面コ字状壁部14の下部に形成されている。ま
た、流路10は、光源Lから赤外光を導入する赤外光導
入口17及び導入した赤外光を導出する赤外光導出窓1
8を有しており、赤外光導入口17は、外壁10bの円
錐板状壁部13のガス導入口15近傍に形成されてい
る。
ガス導入口15及び当該ガスを導出するガス導出口16
を有しており、ガス導入口15は、図1にて示すごと
く、内壁10aの円錐板状壁部11の先端部分を臨むよ
うに形成されている。一方、ガス導出口16は、外壁1
0bの断面コ字状壁部14の下部に形成されている。ま
た、流路10は、光源Lから赤外光を導入する赤外光導
入口17及び導入した赤外光を導出する赤外光導出窓1
8を有しており、赤外光導入口17は、外壁10bの円
錐板状壁部13のガス導入口15近傍に形成されてい
る。
【0014】赤外光導入口17は、その内部に形成した
導入窓17aを有しており、この赤外光導入口17は、
導入窓17aを通して光源Lからの赤外光を流路10内
に導入する。なお、光源Lからの赤外光は2乃至50μ
mの範囲内の波長を有する。また、この赤外光は、干渉
計(図示しない)により周波数変調された上で、赤外光
導入口17を通し流路10内に導入される。また、導入
窓17aは、ZnS、ZnSe等の赤外光透過材料によ
り形成されている。
導入窓17aを有しており、この赤外光導入口17は、
導入窓17aを通して光源Lからの赤外光を流路10内
に導入する。なお、光源Lからの赤外光は2乃至50μ
mの範囲内の波長を有する。また、この赤外光は、干渉
計(図示しない)により周波数変調された上で、赤外光
導入口17を通し流路10内に導入される。また、導入
窓17aは、ZnS、ZnSe等の赤外光透過材料によ
り形成されている。
【0015】一方、赤外光導出窓18は、外壁10bの
断面コ字状壁部14の上部に形成されており、この赤外
光導出窓18は、流路10内に導入した赤外光を凹面鏡
20に向けて導出する。なお、赤外光導出窓18は導入
窓17aと同様の材料により形成されている。凹面鏡2
0は、流路10からの導出赤外光を集光して検出器30
に向けて反射する。この検出器30は、半導体(例え
ば、HgCdTe)により形成だれており、この検出器
30は、波長に応じた赤外光の強度を検出し、赤外吸収
スペクトルとして出力する。なお、この赤外吸収スペク
トルに基づき、ランバート・ベールの法則を利用して分
析用ガス中の特定の成分濃度をコンピュータ(図示しな
い)等により演算する。
断面コ字状壁部14の上部に形成されており、この赤外
光導出窓18は、流路10内に導入した赤外光を凹面鏡
20に向けて導出する。なお、赤外光導出窓18は導入
窓17aと同様の材料により形成されている。凹面鏡2
0は、流路10からの導出赤外光を集光して検出器30
に向けて反射する。この検出器30は、半導体(例え
ば、HgCdTe)により形成だれており、この検出器
30は、波長に応じた赤外光の強度を検出し、赤外吸収
スペクトルとして出力する。なお、この赤外吸収スペク
トルに基づき、ランバート・ベールの法則を利用して分
析用ガス中の特定の成分濃度をコンピュータ(図示しな
い)等により演算する。
【0016】ところで、本実施の形態では、上述のよう
に構成したガスセルの形状寸法は、図2及び図3にて示
すように設定した。 内壁10a(円錐板状壁部11)の軸長 … 19.2cm 内壁10aの軸中央から円板状壁部12までの距離 … 9.6cm 内壁10aの円板状壁部12の半径 … 9.6cm 外壁10bの軸長 … 20cm 外壁10bの円錐板状壁部13の最大半径 … 10cm また、赤外光導入口17の軸に対する赤外光の入射角
は、ガスセルSの縦断面(図2参照)内では、内壁10
aに対する角度α(α=78°)に設定され、かつ、ガ
スセルSの横断面(図3参照)内では、内壁10aの接
線方向(図3にて符号Hにより示す)に対する角度β
(β=10°)に設定されている。これにより、赤外光
は、両反射膜11a、13aとの間で多重反射されなが
らこれらに沿い螺旋状に赤外光導出口18側に向けて進
む。
に構成したガスセルの形状寸法は、図2及び図3にて示
すように設定した。 内壁10a(円錐板状壁部11)の軸長 … 19.2cm 内壁10aの軸中央から円板状壁部12までの距離 … 9.6cm 内壁10aの円板状壁部12の半径 … 9.6cm 外壁10bの軸長 … 20cm 外壁10bの円錐板状壁部13の最大半径 … 10cm また、赤外光導入口17の軸に対する赤外光の入射角
は、ガスセルSの縦断面(図2参照)内では、内壁10
aに対する角度α(α=78°)に設定され、かつ、ガ
スセルSの横断面(図3参照)内では、内壁10aの接
線方向(図3にて符号Hにより示す)に対する角度β
(β=10°)に設定されている。これにより、赤外光
は、両反射膜11a、13aとの間で多重反射されなが
らこれらに沿い螺旋状に赤外光導出口18側に向けて進
む。
【0017】このようにガスセルの形状寸法を設定した
ことから、流路10の内壁10aと外壁10bとの間に
形成される容量は約200ccとなり、両反射膜11a
と13aとの間で多重反射により螺旋状に進む赤外光の
光路長は、約2.2mとなった。なお、これに限らず、
上記赤外光の入射角は、必要に応じて変更して設定して
もよく、要するに、流路10に赤外光導入口17から導
入された赤外光が両反射膜11aと13aとの間で多重
反射されながらこれらに沿い螺旋状に赤外光導出口18
側に向けて進むように設定すればよい。但し、0°<α
<90°及び0°<β<90°の各範囲内において、α
及びβが大きい程、螺旋状に進む赤外光の多重反射回数
は増大する。
ことから、流路10の内壁10aと外壁10bとの間に
形成される容量は約200ccとなり、両反射膜11a
と13aとの間で多重反射により螺旋状に進む赤外光の
光路長は、約2.2mとなった。なお、これに限らず、
上記赤外光の入射角は、必要に応じて変更して設定して
もよく、要するに、流路10に赤外光導入口17から導
入された赤外光が両反射膜11aと13aとの間で多重
反射されながらこれらに沿い螺旋状に赤外光導出口18
側に向けて進むように設定すればよい。但し、0°<α
<90°及び0°<β<90°の各範囲内において、α
及びβが大きい程、螺旋状に進む赤外光の多重反射回数
は増大する。
【0018】このように構成した本実施の形態では、分
析用ガスが、図1にて図示破線による矢印にて示すごと
く、ガス導入口15から流路10内に導入されるととも
に、光源Lの赤外光が、図1にて図示実線による矢印に
より示すごとく、赤外光導入口17から流路10内に導
入されるものとする。ここで、赤外光の赤外光導入口1
7に対する入射角が上述のように設定されているため、
赤外光は、ガス導入口15近傍から両反射膜11aと1
3aとの間で多重反射されながらこれらに沿い螺旋状に
赤外光導出口18側に向けて進む。一方、ガスは、ガス
導入口15から両反射膜11aと13aとの間を通り軸
方向に進む。
析用ガスが、図1にて図示破線による矢印にて示すごと
く、ガス導入口15から流路10内に導入されるととも
に、光源Lの赤外光が、図1にて図示実線による矢印に
より示すごとく、赤外光導入口17から流路10内に導
入されるものとする。ここで、赤外光の赤外光導入口1
7に対する入射角が上述のように設定されているため、
赤外光は、ガス導入口15近傍から両反射膜11aと1
3aとの間で多重反射されながらこれらに沿い螺旋状に
赤外光導出口18側に向けて進む。一方、ガスは、ガス
導入口15から両反射膜11aと13aとの間を通り軸
方向に進む。
【0019】従って、このように進むガスによって、多
重反射しながら螺旋状に進む赤外光は、ガス組成に応じ
て特定波長で吸収される。この場合、ガスの進行方向
は、上述のごとく、互い対向する内壁10aの壁部11
及び外壁10bの壁部13が、共に、円錐形状に形成さ
れており、かつ、赤外光の螺旋状の進行とは異なり、流
路10の軸方向に沿い進行するので、ガスの流路長が著
しく短縮される。従って、ガスの流路における圧損を著
しく低減できる。
重反射しながら螺旋状に進む赤外光は、ガス組成に応じ
て特定波長で吸収される。この場合、ガスの進行方向
は、上述のごとく、互い対向する内壁10aの壁部11
及び外壁10bの壁部13が、共に、円錐形状に形成さ
れており、かつ、赤外光の螺旋状の進行とは異なり、流
路10の軸方向に沿い進行するので、ガスの流路長が著
しく短縮される。従って、ガスの流路における圧損を著
しく低減できる。
【0020】また、上述のごとく、互い対向する内壁1
0aの壁部11及び外壁10bの壁部13が共に円錐形
状に形成されており、かつ、赤外光を多重反射させなが
ら螺旋状に進行させるので、内壁10aの壁部11及び
外壁10bの壁部13の間の容積、即ち容量を約200
ccと低減しつつ、赤外光の光路長を約2.2mと長く
できる。
0aの壁部11及び外壁10bの壁部13が共に円錐形
状に形成されており、かつ、赤外光を多重反射させなが
ら螺旋状に進行させるので、内壁10aの壁部11及び
外壁10bの壁部13の間の容積、即ち容量を約200
ccと低減しつつ、赤外光の光路長を約2.2mと長く
できる。
【0021】このため、容量の低減によりガスの置換速
度を高めることができるとともに、赤外光の光路長を長
くすることにより、ガスセルとしての検出感度を高める
ことができる。このことは、ガスセルの小型化を確保し
つつ、ガスセルの検出感度がガスの流量と流速に影響を
受けないようにできることを意味する。従って、ガスサ
ンプリング装置等の流量を増加させるための手段が不要
となるという利点もある。なお、本実施の形態のガスセ
ルによりガスの置換速度を計測したところ、この置換速
度は1.5秒程度と大幅に短縮された。また、圧損は殆
ど計測されなかった。
度を高めることができるとともに、赤外光の光路長を長
くすることにより、ガスセルとしての検出感度を高める
ことができる。このことは、ガスセルの小型化を確保し
つつ、ガスセルの検出感度がガスの流量と流速に影響を
受けないようにできることを意味する。従って、ガスサ
ンプリング装置等の流量を増加させるための手段が不要
となるという利点もある。なお、本実施の形態のガスセ
ルによりガスの置換速度を計測したところ、この置換速
度は1.5秒程度と大幅に短縮された。また、圧損は殆
ど計測されなかった。
【0022】なお、本発明の実施にあたっては、光源L
の赤外光の波長を2乃至50μmとしたが、これに限ら
ず、赤外光の波長領域を任意に設定してもよい。この場
合、、この波長領域に対応した検出器を上記検出器30
として採用すればよい。また、不必要な波長領域をカッ
トするには、光学フィルタを採用すればよい。また、赤
外光に限らず、ガス組成に応じて吸収を受ける光であれ
ばよい。
の赤外光の波長を2乃至50μmとしたが、これに限ら
ず、赤外光の波長領域を任意に設定してもよい。この場
合、、この波長領域に対応した検出器を上記検出器30
として採用すればよい。また、不必要な波長領域をカッ
トするには、光学フィルタを採用すればよい。また、赤
外光に限らず、ガス組成に応じて吸収を受ける光であれ
ばよい。
【0023】また、本発明の実施にあたっては、図3に
て示すごとく、流路10の外壁10bのガス導出口16
近傍部(外壁10bの大径側部に相当)に赤外光導入口
17を形成し、ガス導入口15に連通するガス導入路1
9の周壁開口部(ガス導入口15に対向している)に赤
外光導出窓18を形成するように変形して実施してもよ
い。
て示すごとく、流路10の外壁10bのガス導出口16
近傍部(外壁10bの大径側部に相当)に赤外光導入口
17を形成し、ガス導入口15に連通するガス導入路1
9の周壁開口部(ガス導入口15に対向している)に赤
外光導出窓18を形成するように変形して実施してもよ
い。
【0024】ここで、分析用ガスが、図3にて図示破線
による矢印にて示すごとく、ガス導入路19を通りガス
導入口15から流路10内に導入されるとともに、光源
Lの赤外光が、図3にて図示実線による矢印により示す
ごとく、赤外光導入口17から流路10内に導入される
ものとする。なお、上記赤外光の入射角は、流路10に
赤外光導入口17から導入された赤外光が両反射膜11
aと13aとの間で多重反射されながらこれらに沿い螺
旋状にガス導入口15側に向けて進むように設定されて
いる。
による矢印にて示すごとく、ガス導入路19を通りガス
導入口15から流路10内に導入されるとともに、光源
Lの赤外光が、図3にて図示実線による矢印により示す
ごとく、赤外光導入口17から流路10内に導入される
ものとする。なお、上記赤外光の入射角は、流路10に
赤外光導入口17から導入された赤外光が両反射膜11
aと13aとの間で多重反射されながらこれらに沿い螺
旋状にガス導入口15側に向けて進むように設定されて
いる。
【0025】しかして、赤外光は、流路10の大径側部
から両反射膜11aと13aとの間で多重反射されなが
らこれらに沿い螺旋状にガス導入口15側に向けて進
む。一方、ガスは、ガス導入口15から両反射膜11a
と13aとの間を通り軸方向に進む。従って、このよう
に進むガスによって、多重反射しながら螺旋状に進む赤
外光は、特定波長で吸収を受け、ガスはガス導出口16
から流出し、赤外光は、赤外光導出窓18から出射す
る。これにより、上記実施の形態と同様の作用効果を達
成できる。
から両反射膜11aと13aとの間で多重反射されなが
らこれらに沿い螺旋状にガス導入口15側に向けて進
む。一方、ガスは、ガス導入口15から両反射膜11a
と13aとの間を通り軸方向に進む。従って、このよう
に進むガスによって、多重反射しながら螺旋状に進む赤
外光は、特定波長で吸収を受け、ガスはガス導出口16
から流出し、赤外光は、赤外光導出窓18から出射す
る。これにより、上記実施の形態と同様の作用効果を達
成できる。
【0026】また、本発明の実施にあたっては、両円錐
状壁部11、13は、共に末広がり状に形成されていれ
ば、その各中間部位が共に湾曲していても、上記実施の
形態と同様の作用効果を達成できる。
状壁部11、13は、共に末広がり状に形成されていれ
ば、その各中間部位が共に湾曲していても、上記実施の
形態と同様の作用効果を達成できる。
【図1】本発明の一実施の形態を示す模式的断面図であ
る。
る。
【図2】(a)及び(b)は、それぞれ、図1のガスセ
ルの形状寸法を示す模式的縦断面図及び赤外光導入口を
通る拡大横断面図である。
ルの形状寸法を示す模式的縦断面図及び赤外光導入口を
通る拡大横断面図である。
【図3】上記実施の形態の変形例を示す模式的断面図で
ある。
ある。
L…光源、S…ガスセル、10…流路、10a…内壁、
10b…外壁、11、13…円錐状壁部、11a、13
a…反射膜、15…ガス導入口、16…ガス導出口、1
7…赤外光導入口、18…赤外光導出口。
10b…外壁、11、13…円錐状壁部、11a、13
a…反射膜、15…ガス導入口、16…ガス導出口、1
7…赤外光導入口、18…赤外光導出口。
Claims (4)
- 【請求項1】 ガス分析装置に設けられて分析用ガス及
び赤外光を導入しこれらガス及び赤外光を導出する流路
(10)を備えてなるガスセルにおいて、 前記流路が、円錐状の外壁部(13)と、この外壁部の
内周面に沿いこれに間隔をおいて軸方向に配置された円
錐状の内壁部(11)とを有し、 前記赤外光が前記外壁部と内壁部との間でその軸周りに
螺旋状に多重反射されて進むように前記流路に導入され
るようになっており、 また、前記ガスが、前記外壁部と内壁部の間に沿いその
軸方向に進むように、前記流路に導入されるようになっ
ていることを特徴とするガス分析装置用ガスセル。 - 【請求項2】 前記外壁部及び内壁部の互いに対向する
各対向面に反射膜(13a、11a)がそれぞれ形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載のガス分析装
置用ガスセル。 - 【請求項3】 前記赤外光及びガスの前記流路に対する
各導入位置が、共に、前記外壁部の軸方向一端側に位置
していることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス
分析装置用ガスセル。 - 【請求項4】 前記赤外光の前記流路に対する導入位置
が前記外壁部の軸方向一端側に位置しており、 前記ガスの前記流路に対する導入位置が前記外壁部の軸
方向他端側に位置していることを特徴とする請求項1又
は2に記載のガス分析装置用ガスセル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16218496A JPH1010040A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | ガス分析装置用ガスセル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16218496A JPH1010040A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | ガス分析装置用ガスセル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1010040A true JPH1010040A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15749613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16218496A Withdrawn JPH1010040A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | ガス分析装置用ガスセル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1010040A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006292512A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Kanto Denka Kogyo Co Ltd | Of2ガスの分析方法 |
| WO2015052893A1 (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-16 | Dic株式会社 | Atr素子、液浸プローブ、及び、分光光度計 |
| WO2015125323A1 (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-27 | 株式会社 東芝 | 呼気診断装置 |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP16218496A patent/JPH1010040A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006292512A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Kanto Denka Kogyo Co Ltd | Of2ガスの分析方法 |
| WO2015052893A1 (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-16 | Dic株式会社 | Atr素子、液浸プローブ、及び、分光光度計 |
| JPWO2015052893A1 (ja) * | 2013-10-11 | 2017-03-09 | Dic株式会社 | Atr素子、液浸プローブ、及び、分光光度計 |
| WO2015125323A1 (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-27 | 株式会社 東芝 | 呼気診断装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| FI107194B (fi) | Kaasuseosten analysointi infrapunamenetelmällä | |
| EP2388570B2 (en) | Adsorptive gas analyzer | |
| CN110383043B (zh) | 光学气体传感器 | |
| US7488942B2 (en) | Gas sensors | |
| EP0619879A1 (en) | Multi-channel gas sample chamber | |
| US11156561B2 (en) | Device for analyzing a product to be analyzed located in a product space | |
| US5610400A (en) | Spectroscopic measuring sensor for the analysis of mediums | |
| FI102570B (fi) | Menetelmä ja laite alkoholipitoisuuden määrittämiseksi kaasuseoksesta | |
| EP2685230A1 (en) | Gas analysis device | |
| EP3435068A1 (en) | Gas concentration measurement device | |
| JP4214526B2 (ja) | ガス成分・濃度測定方法及び装置 | |
| CA1077298A (en) | Gas concentration measuring device | |
| US6166383A (en) | Non-dispersive infrared gas analyzer | |
| JPH1010040A (ja) | ガス分析装置用ガスセル | |
| KR20090086766A (ko) | 광학식 가스센서 | |
| WO1998010270A1 (en) | Improvements in or relating to gas sensors | |
| WO2021131574A1 (ja) | 赤外線検出器及びガス分析計 | |
| JP5590875B2 (ja) | 流量測定装置及び流速測定装置 | |
| JP2013543132A (ja) | ガスを光学的に分析するためのガスセル | |
| WO2003019160A2 (en) | Open path emission sensing system | |
| JPH07167778A (ja) | 分光セル構造 | |
| JP2023137725A (ja) | ガスセンサ | |
| JPS6191542A (ja) | 直結形非分散赤外線ガス分析計 | |
| JP6245366B2 (ja) | ガス濃度測定装置 | |
| JP3726691B2 (ja) | 赤外線ガス分析装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030902 |