JPH1010060A - マンコンベア用ハンドレールのx線探傷装置 - Google Patents

マンコンベア用ハンドレールのx線探傷装置

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JPH1010060A
JPH1010060A JP8167454A JP16745496A JPH1010060A JP H1010060 A JPH1010060 A JP H1010060A JP 8167454 A JP8167454 A JP 8167454A JP 16745496 A JP16745496 A JP 16745496A JP H1010060 A JPH1010060 A JP H1010060A
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豊 平間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドレール内に埋め込んだスチールコード
の損傷を、その場で精度よく検出することができるマン
コンベア用ハンドレールのX線探傷装置を提供する。 【解決手段】 下部水平部のハンドレール1をハンドレ
ールガイド45から外し、この露出したハンドレールガ
イド45に保持装置48でX線探傷装置9をハンドレー
ルガイド45に沿って走行可能に設置し、上部本体10
と下部本体11間を結合していた連結金具12を釈放
し、ヒンジ24を中心にして上部本体10を反時計方向
に傾け、複数の短冊状の遮蔽体16を配置した上部本体
10の対向空間部にハンドレール1が位置するように上
部本体10と下部本体11間にハンドレール1を挿入し
ながら、上部本体10を戻して連結金具12によって下
部本体11と結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドレールの内
部に埋め込んだスチールコードの損傷を検出するマンコ
ンベア用ハンドレールのX線探傷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエスカレーターなどのマンコンベ
アにおいては、乗客を乗せるステップと同期して同方向
に移動するハンドレールを設け、走行中にこのハンドレ
ールに捕まることによって乗客の転倒を防いでいる。こ
のハンドレールは温度変化や長期間にわたる使用等によ
り、ハンドレールを構成しているゴムが伸びて張力が無
くなり、ステップと同期しなくなることが考えられ、こ
れを防止するために、ハンドレールの内部にスチールコ
ードを埋め込んでいるが、このスチールコードも長期間
使用すると曲げなどによる金属疲労によって破断してし
まう。
【0003】そこで、スチールコードの損傷を検出する
ために特開平6−316394号公報に記載のように、
ハンドレール内に埋め込んだスチールコードを走行方向
に磁化する励磁手段と、この励磁手段により磁化された
スチールコードの損傷部から発生する漏洩磁束を検出す
る検出コイルとを有したハンドルチェッカーが提案され
ている。ハンドレール内のスチールコードを走行方向に
磁化すると、スチールコードに損傷がある場合、その損
傷部から漏洩磁束が発生し、この漏洩磁束を検出コイル
で検出することができる。また、ハンドレールの外部か
らX線を照射してハンドレール内のスチールコードの状
態を撮影し、撮影後のフィルムを観察して損傷の程度を
判定するX線探傷装置の使用も考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハンドルチェッカーは、損傷の有無を精度良く検出でき
ても、その損傷が早期にハンドレールの交換を必要とす
べきものか、あるいは将来にハンドレールの交換が必要
となる程度なのかを正確に検出することができなかっ
た。これに対してX線探傷装置は、探傷の程度まで正確
に検出することができるが、フィルムを現像するまで時
間がかかり、その場でハンドレールの検査を行なって直
ちに判定を下すことができなかった。
【0005】本発明の目的とするところは、ハンドレー
ル内に埋め込んだスチールコードの損傷をその場で精度
よく検出することができるマンコンベア用ハンドレール
のX線探傷装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ハンドレールガイドによって案内されるハ
ンドレールを備え、このハンドレール内のスチールコー
ドの損傷をX線探傷装置により検出するマンコンベア用
ハンドレールのX線探傷装置において、上記X線探傷装
置は、所定の対向空間を介して配置したX線発生部とX
線受像部を有して構成し、上記ハンドレールを外した上
記ハンドレールガイドに上記X線探傷装置を支持し、上
記X線探傷装置の上記X線発生部と上記X線受像部間の
上記対向空隙に上記ハンドレールガイドから外した上記
ハンドレールを配置したことを特徴とする。
【0007】本発明によるマンコンベア用ハンドレール
のX線探傷装置は、上述のように高精度の探傷を行なえ
るX線探傷装置を用い、また、ハンドレールを外したハ
ンドレールガイドにX線探傷装置を支持し、X線探傷装
置のX線発生部とX線受像部間の対向空隙にハンドレー
ルガイドから外したハンドレールを配置したため、マン
コンベアからハンドレールを解体することなく、X線受
像部にハンドレール内のスチールコードの状態を写し出
してその場で、簡単かつ短時間に検証することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。図1および図2は、本発明の一実施
の形態によるX線探傷装置の上部のみを破断した正面図
および側面図である。X線探傷装置9は、X線管17や
フライバックトランス18などから成るX線発生部8を
収納した下部本体11と、X線表示部14AやX線発光
部14Bから成るX線受像部14を収納した上部本体1
0とから成り、両者はその背面の二箇所をヒンジ24で
連結している。このヒンジ24に対応する前面には両者
を釈放可能に連結する連結金具12が設けられている。
また下部本体11の下部には、一対の係合部22A,2
2Bと、これを接離する方向に駆動する操作部21と、
係合部22A,22Bの上方部に位置する可回転的なロ
ーラ19とから成る支持装置48が構成されている。こ
のX線探傷装置9の一側面には持ち運び時に使用する握
り部25があり、反対側の側面には保管時に使用するゴ
ム台26が複数取り付けられている。上部本体10の下
端部の中央には、ハンドレールを挿入する対向空間部が
形成され、その入口と出口には短冊上になされて追従性
を与えた複数の遮蔽体16がそれぞれ配置されている。
【0009】図3は下部本体11内のX線発生部8の回
路図を示している。商用電源に接続された充電器40は
バッテリー32に接続され、バッテリー32と直列に作
動スイッチ41とリレーのコイル30とが接続され、コ
イル30が励磁されたとき閉じて自己保持する接点31
は作動スイッチ41と並列に接続されている。減算カウ
ンタより成るタイマ33は、設定器34により時間を設
定することができ、このタイマ33には常閉接点33S
が内臓されており、この常閉接点33Sはタイマ23の
カウント終了時に瞬時に開放されて電源回路を遮断す
る。タイマ33のカウント値は、残時間表示器35に準
じ表示することも可能である。タイマ33を介してバッ
テリー32にはインバータスイッチング回路等より成る
励振回路36、フライバックトランス18等より成る準
高圧回路37、コンデンサを用いた倍電圧調整回路等よ
り成る高圧発生回路38が直列に接続されている。X線
管17の陰極側とバッテリー32間には、可変抵抗器3
9が接続されており、X線管17から照射されるX線1
7Xの立体角は約40度である。
【0010】作動スイッチ41を投入するとコイル30
が励磁されてその接点31が閉じて自己保持される。同
時にタイマー33が動作し、設定された時間、例えば1
20〜180秒を残時間表示器35に残時間を表示す
る。この状態で、バッテリー32の電圧は、接点31、
コイル30およびタイマ33の接点33Sを経て励振回
路36に印加され、交流に変換されて300Vが準高圧
回路37に入力され、準高圧回路37で昇圧されて高圧
回路38で直流の高圧3万Vに変換され、この高圧がX
線管17の陽極に印加されX線管17から20Kevの
軟X線17Xが照射される。タイマ33の残時間が0に
なると、接点33Sが瞬時的に開放されてコイル30が
消磁され自己保持状態が解かれて接点31は開放され、
X線発生部への電圧印加が阻止されてX線17Xの放射
が停止される。また、下部本体11内には電流遮断器1
9が設けられ、上部本体10が開かれたり連結金具12
が解かれると電流遮断器19が作動して電源回路が直ち
に遮断されるように構成している。X線17Xが設定時
間を超えても照射している場合は、図示しないX線探傷
装置9の動作スイッチで電源を遮断したり、検出回路を
設けてブザー32で知らせるようにすることもできる。
【0011】図1に示した上部本体10内にはX線受像
部14が構成されている。このX線受像部14は、X線
管17側に位置した板ガラスと、その上に塗布されたX
線表示膜から成るX線表示部14Aを有し、このX線表
示部14Aは、ヨウ化セシウム(CaI)、硫化亜鉛
(ZnS)およびシアン化白金バリウム(Ba[Pt
(CN)4]、またはヨウ化セシウム(CsI)、硫化
亜鉛(ZnS)および四酸化タングステンカルシウム
(CaWO4)から成り、これらの材料は板ガラスの反
X線発生部側に各材料を順次薄い層状として塗布し、ま
たは各材料の混合物として塗布された構成されている。
また、X線発光部14Bは光倍増管電圧3万Vが印加さ
れて、鮮明な受像を得るようにしている。このX線受像
部14の外周部はX線遮蔽筒13によって包囲されると
共に、上部の黙視方向は鉛ガラス15によって遮蔽され
ている。従って、図3で説明したX線管17からのX線
17Xは、X線受像部14のX線表示部14Aに到達
し、X線表示膜を形成した材料が励起されてX線を効率
的に蛍光発光エネルギーおよび熱エネルギーに変換して
像を形成する。
【0012】実際の使用に際しては、図11に示すよう
に下部水平部のハンドレール1をハンドレールガイド4
5から外し、この露出したハンドレールガイド45にX
線探傷装置9を設置する。詳細には、図10に示すよう
に上部本体10と下部本体11間を結合していた連結金
具12を釈放し、ヒンジ24を中心にして上部本体10
を反時計方向に傾け、複数の短冊状の遮蔽体16を配置
した上部本体10の対向空間部にハンドレール1が位置
するように上部本体10と下部本体11間にハンドレー
ル1を挿入しながら、上部本体10を戻して連結金具1
2によって下部本体11と結合する。この作業と共に、
下部本体11の下部に構成した保持装置48でX線探傷
装置9をハンドレールガイド45に沿って走行可能に設
置する。これは、ハンドレールガイド45の上にローラ
19を位置させてX線探傷装置9を配置し、操作部21
を操作しながら一対の係合部22A,22B間にハンド
レールガイド45を挟さみ込んでX線探傷装置9を支持
すると、ローラ19を転動させながらX線探傷装置9を
ハンドレールガイド45に沿って走行させることができ
る。このようにX線発生部8とX線受像部14間に被検
査体であるハンドレール1を配置した後、X線発生部8
からX線を照射すると、ハンドレール1を透過してX線
受像部14に埋め込まれたスチールコード1Bを写し出
して、その損傷の有無や損傷程度を詳細に観察すること
ができる。
【0013】このようなX線探傷装置9を効率的に使用
するには、図4および図5に示したハンドルチェッカー
6と併用すると良い。先ず、このハンドルチェッカー6
を正面断面図と側面断面図である図4および図5で説明
すると、略E字形の検出体4は、その両開放端における
ハンドレール1との対向部に励磁手段である永久磁石5
A,5Bを有しており、またその中央部に間隔Yをもっ
て対向検出ピース4a,4bが設けられ、この対向検出
ピース4a,4bには対向検出コイルKa,Kbがそれ
ぞれ巻き付けられ、これらを逆直列に接続して出力端子
a,bが取り出されている。
【0014】今、ハンドルチェッカー6をハンドレール
1の上に設置すると、永久磁石5A,5Bによる主磁束
Φ0によってハンドレール1のスチールコード1Bは長
手方向に励磁される。このとき、図2に示すようにハン
ドレール1の内部のスチールコード1Bは複数本並設さ
れているので、図3に示すように並設されたスチールコ
ード1Bの幅Xが均等に励磁される。このときスチール
コード1Bが正常な状態であれば、漏洩磁束は発生せず
対向検出ピース4a,4bによる検出はない。一方、ス
チールコード1Bが破断等の損傷が生じていると、複数
本のスチールコード1Bには主磁束Φ0によりその長手
方向に磁気回路が形成され、断線等の損傷部分から漏洩
磁束が発生するので、この漏洩磁束が検出体4の対向検
出ピース4a,4bによって検出されることになる。出
力端子a,bには、指示メータを接続して異常漏洩磁束
の発生を表示させると共に、警報ブザーを接続して所定
値以上の漏洩磁束の発生があった場合に警報ブザーを鳴
らすようにしている。また、出力端子a,bに記録装置
を接続し、図6に示すように破断したスチールコード1
Bの検出結果を記録チャート紙8に記録しても良く、こ
の場合の記録チャート紙8上の波形のピーク1Dは、ス
チールコード1Bの破断部分に対応している。スチール
コード1Bは、断線を起こした場合やゴムと剥離した場
合に幅方向に広がることもあるため、検出体4の対向検
出ピース4a,4bをスチールコード1Bの幅寸法Xよ
り大きくし、損傷検出の幅を広げて検出感度と検出精度
の向上をはかると共に、走行方向に形成した対向検出ピ
ース4a,4bの間隔Yを5ミリメートル以下とするこ
とにより、上述した漏洩磁束を効率よく検出することが
できる。
【0015】次に、マンコンベア用ハンドレールの探傷
作業を図6に示したフローチャートを用いて説明する。
先ず、ステップS1は第一の探傷工程としてハンドレー
ルチェッカー6を用いてハンドレール1内に埋め込んだ
スチールコード1Bの状態を検出する。マンコンベアの
ハンドレール1は、図7に示すように駆動プーリ2によ
って駆動されると共に、ステップ3に乗っている利用客
が転倒しないようにステップ3と同期して同方向に移動
しており、ハンドレール1は、断面図である図8に示す
ように軸方向に複数本のスチールコード1Bを埋め込ん
で構成されている。図7に示すようにハンドレールチェ
ッカー6をマンコンベアのハンドレール1上に搭載し
て、マンコンベアの運転中にハンドレール1の探傷を行
なう。スチールコード1Bに損傷がある場合は、ステッ
プS2に示すように上述したハンドレールチェッカー6
の原理によって漏洩磁束が検出されて表示やブザー等で
異常箇所を知らせる。このとき、ステップS3に示すよ
うにハンドレール1の異常対応箇所にテープ等でマーク
すると共に、ステップS4に示すようにハンドレール1
の異常対応箇所におけるハンドレールチェッカー6の出
力波形、例えば、図9に示した記録チャート紙8の波形
を観察して、ピークが所定値を超えていて異常と判定し
た場合、ステップS5に進んで第二の探傷工程としての
X線探傷装置9による探傷を実施する。
【0016】これは、ステップS5に基づいて行なう
が、図11に示すように下部水平部のハンドレール1を
ハンドレールガイド45から外し、この露出したハンド
レールガイド45にX線探傷装置9を設置する。詳細に
は、図10に示すように上部本体10と下部本体11間
を結合していた連結金具12を釈放し、ヒンジ24を中
心にして上部本体10を反時計方向に傾け、複数の短冊
状の遮蔽体16を配置した上部本体10の対向空間部に
ハンドレール1が位置するように上部本体10と下部本
体11間にハンドレール1を挿入しながら、上部本体1
0を戻して連結金具12によって下部本体11と結合す
る。この作業と共に、ステップS6に示すように下部本
体11の下部に構成した保持装置48でX線探傷装置9
をハンドレールガイド45に沿って走行可能に設置す
る。これは、図10に示したようにハンドレールガイド
45の上にローラ19を位置させてX線探傷装置9を配
置し、操作部21を操作しながら一対の係合部22A,
22B間にハンドレールガイド45を挟さみ込んでX線
探傷装置9を支持する。この挟さみ込みはローラ19を
転動させながらX線探傷装置9をハンドレールガイド4
5に沿って走行させることができる程度であり、ステッ
プS3でマークした位置のハンドレール1がX線探傷装
置9内に位置するように位置を選定する。また、係合部
22A,22Bによる挟さみ込みがX線探傷装置9の移
動を阻止するなら、操作部21を操作して係合部22
A,22B間を多少緩めてから、X線探傷装置9を移動
させた後、再び操作部21を操作して一対の係合部22
A,22B間にハンドレールガイド45を挟さみ込んで
X線探傷装置9を支持しても良い。
【0017】この状態で、ステップS7に示すようにX
線探傷装置9の電源を入れ、X線探傷装置9の上部から
X線受像部14を黙視しながらX線探傷装置9がハンド
レール1のスチールコード1Bの損傷部に対応するよう
に微調整する。この調整はハンドレール1を動かす必要
がない。つまり、X線探傷装置9をハンドレール1の下
部水平部に移動可能に支持したため、X線探傷装置9の
据付け前にハンドレール1のマークされた位置が下部水
平部に位置するようにすれば、X線探傷装置9をハンド
レールガイド45に沿って移動させるだけで簡単に対応
させることができる。位置関係が対応したなら、ステッ
プS9に示すようにX線探傷装置9にVTRあるいはポ
ラロイドカメラを取り付け、これでX線受像部14を撮
影し記録する。このときに、ハンドレールチェッカー6
とは異なり、X線探傷装置9のX線受像部14を覗くだ
けでスチールコード1Bの損傷の程度は鮮明に分かるの
で、交換すべき状態か将来に交換すべきかを正確に、か
つ即座に判定することができる。しかも、事前にハンド
レールチェッカー6によって損傷位置を把握しているの
で、X線探傷装置9の作動時間を短くすることができ極
めて安全である。その後、ステップS10に示すように
X線探傷装置9の電源を切り、ステップS11に示すよ
うにX線探傷装置9をハンドレールガイド45から取外
し、ステップS12に示すようにハンドレール1をハン
ドレールガイド45に取り付けて作業を終了する。
【0018】上述したハンドレールの探傷方法は、ハン
ドレールチェッカー6により損傷位置を検出する第一の
探傷工程と、この第一の探傷工程による検出があったと
きマークする工程と、このマークした位置の検出をX線
探傷装置9によって行なう第二の探傷工程とからなる
が、第一の探傷工程に用いるハンドレールチェッカー6
は上述した方式のものに限らず、X線探傷装置9以外の
ものによって行なうことができる。
【0019】図12は本発明の他の実施の形態によるX
線探傷装置9を示している。先のX線探傷装置9は上部
本体10と下部本体11を連結金具12やヒンジ24等
の連結装置で開閉可能に連結して構成したが、上部本体
10と下部本体11をコ字型にして一体に成し、コ字型
の対向空間部にハンドレール1の挿入部を形成し、短冊
状にして追従性を与えたX線遮蔽体46でその周囲を必
要に応じて遮蔽するようにしている。このような構成に
よれば、X線探傷装置9をハンドレールガイド45に支
持した後、ハンドレール1をコ字型の対向空間部に挿入
するだけでハンドレール1を所定の位置に配置できるの
で作業性が向上する。その他の上部本体10と下部本体
11内の構成は、上述の実施の形態と同じであれから、
同等物に同一符号を付けてここでの説明は省略する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるマンコ
ンベア用ハンドレールのX線探傷装置は、高精度の探傷
を行なえるX線探傷装置を用い、また、ハンドレールを
外したハンドレールガイドにX線探傷装置を支持し、X
線探傷装置のX線発生部とX線受像部間の対向空隙にハ
ンドレールガイドから外したハンドレールを配置するよ
うにしたため、マンコンベアからハンドレールを解体す
ることなく、X線受像部にハンドレール内のスチールコ
ードの状態を写し出してその場で、簡単かつ短時間に検
証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるX線探傷装置の上
部を断面した正面図である。
【図2】図1に示したX線探傷装置の側面図である。
【図3】図8に示したX線探傷装置のX線発生部を示す
回路図である。
【図4】ハンドルチェッカーの正面断面図である。
【図5】図4に示したハンドルチェッカーの側面断面図
である。
【図6】図1に示したX線探傷装置を用いた探傷作業を
示すフローチャートである。
【図7】図4に示したハンドルチェッカーの使用状態を
示すマンコンベアの側面図である。
【図8】図7に示したマンコンベアのハンドレールの断
面図である。
【図9】図3に示したハンドルチェッカーによる探傷結
果を示す記録チャート紙の平面図である。
【図10】図1に示したX線探傷装置の取付け途中状態
を示す側面図である。
【図11】図1に示したX線探傷装置の使用状態を示す
マンコンベアの側面図である。
【図12】本発明の他の実施の形態によるX線探傷装置
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ハンドレール 1B スチールコード 9 X線探傷装置 10 上部本体 11 下部本体 14 X線受像部 17 X線管 45 ハンドレールガイド 48 支持装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドレールガイドによって案内される
    ハンドレールを備え、このハンドレール内のスチールコ
    ードの探傷をX線探傷装置により検出するマンコンベア
    用ハンドレールのX線探傷装置において、上記X線探傷
    装置は、所定の対向空間を介して配置したX線発生部と
    X線受像部を有して構成し、上記ハンドレールを外した
    上記ハンドレールガイドに上記X線探傷装置を支持し、
    上記X線探傷装置の上記X線発生部と上記X線受像部間
    の上記対向空間に上記ハンドレールガイドから外した上
    記ハンドレールを配置したことを特徴とするマンコンベ
    ア用ハンドレールのX線探傷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記X線
    探傷装置は、上記X線発生部を収納した下部本体と、上
    記X線受像部を収納した上部本体と、これら両本体の対
    向部に形成した上記対向空間と、上記下部本体と上記上
    部本体間を分離可能に連結した連結部を設け、この連結
    部を開放したときの上記対向空間に上記ハンドレールガ
    イドから外した上記ハンドレールを配置したことを特徴
    とするマンコンベア用ハンドレールX線探傷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、上記X線
    探傷装置は、上記X線発生部を収納した下部本体と、上
    記X線受像部を収納した上部本体とを略コ字型に一体的
    に構成したことを特徴とするマンコンベア用ハンドレー
    ルのX線探傷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のものにおいて、上記X線
    探傷装置は、上記ハンドレールガイドに沿って走行可能
    に支持したことを特徴とするマンコンベア用ハンドレー
    ルのX線探傷装置。
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Cited By (11)

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