JPH10100944A - 自動車の移動中仕切壁付き荷箱 - Google Patents
自動車の移動中仕切壁付き荷箱Info
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- JPH10100944A JPH10100944A JP8254949A JP25494996A JPH10100944A JP H10100944 A JPH10100944 A JP H10100944A JP 8254949 A JP8254949 A JP 8254949A JP 25494996 A JP25494996 A JP 25494996A JP H10100944 A JPH10100944 A JP H10100944A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60P3/00—Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects
- B60P3/20—Refrigerated goods vehicles
- B60P3/205—Refrigerated goods vehicles with means for dividing the interior volume, e.g. movable walls or intermediate floors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動中仕切壁を荷箱に対して安定した状態で
固定できるとともに、移動中仕切壁と荷箱内面との間の
断熱性・気密性を充分に確保でき、荷箱内を前後2室に
仕切り、その一方を冷却又は冷凍室、他方を加温室とし
て両室の温度差を大きくする場合にも、充分に対応でき
る荷箱を提供する。 【解決手段】 エアーの給排により膨張・収縮する膨縮
チューブ11を、移動中仕切壁2の周縁にコ字形断面の
リテーナ10で一部を抱持して固定し、また荷箱本体1
の天井面及び左右内壁面には、この膨縮チューブが膨張
したとき嵌合して移動中仕切壁を荷箱本体に対して固定
する複数の凹状受部16を前後に間隔をおいて設ける。
移動中仕切壁を前後に貫通する複数本のガイドロッド3
を荷箱本体内に平行に架設し、これらガイドロッドに移
動中仕切壁を前後摺動可能に吊持する。
固定できるとともに、移動中仕切壁と荷箱内面との間の
断熱性・気密性を充分に確保でき、荷箱内を前後2室に
仕切り、その一方を冷却又は冷凍室、他方を加温室とし
て両室の温度差を大きくする場合にも、充分に対応でき
る荷箱を提供する。 【解決手段】 エアーの給排により膨張・収縮する膨縮
チューブ11を、移動中仕切壁2の周縁にコ字形断面の
リテーナ10で一部を抱持して固定し、また荷箱本体1
の天井面及び左右内壁面には、この膨縮チューブが膨張
したとき嵌合して移動中仕切壁を荷箱本体に対して固定
する複数の凹状受部16を前後に間隔をおいて設ける。
移動中仕切壁を前後に貫通する複数本のガイドロッド3
を荷箱本体内に平行に架設し、これらガイドロッドに移
動中仕切壁を前後摺動可能に吊持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の荷箱に関
し、特に荷室内を移動中仕切壁にて広狭任意の広さに前
後に区画できる荷箱に係るものである。
し、特に荷室内を移動中仕切壁にて広狭任意の広さに前
後に区画できる荷箱に係るものである。
【0002】
【従来の技術】温度管理が異なる数種の荷物を同時に運
搬するために、荷室内に移動式断熱中仕切壁を設け、こ
の断熱中仕切壁を移動させることにより個々の荷物の管
理温度に適した室温に設定できるようにした自動車の荷
箱は、例えば実開昭52−162613号公報や特公昭
41−22209号公報に記載されている。
搬するために、荷室内に移動式断熱中仕切壁を設け、こ
の断熱中仕切壁を移動させることにより個々の荷物の管
理温度に適した室温に設定できるようにした自動車の荷
箱は、例えば実開昭52−162613号公報や特公昭
41−22209号公報に記載されている。
【0003】実開昭52−162613公報に記載のも
のは、荷箱内の上部コーナに溝型材によるレールを水平
に設け、また中仕切壁の上部コーナには、このレールに
沿って摺動するキャリア(ボールベアリング)を取り付
けて、中仕切壁をレールに前後移動可能に吊持する。中
仕切壁の側縁に取り付けた気密ゴムを荷箱内壁面に密接
させて気密にシールし、また、中仕切壁に装着したラッ
チ錠で中仕切壁を荷箱内壁面に対して固定する。
のは、荷箱内の上部コーナに溝型材によるレールを水平
に設け、また中仕切壁の上部コーナには、このレールに
沿って摺動するキャリア(ボールベアリング)を取り付
けて、中仕切壁をレールに前後移動可能に吊持する。中
仕切壁の側縁に取り付けた気密ゴムを荷箱内壁面に密接
させて気密にシールし、また、中仕切壁に装着したラッ
チ錠で中仕切壁を荷箱内壁面に対して固定する。
【0004】しかし、これによると次のような問題点が
ある。 中仕切壁を荷箱に対して摺動可能に支持する機構
が、溝型材によるレールとボールベアリングとの嵌合に
よるため、気密性が悪く、仕切られた荷室間を熱が移動
し易い。 中仕切壁と荷箱内壁面との間の気密性は、気密ゴム
の弾性にのみ依存しているため、気密性及び断熱性が充
分ではない。 中仕切壁を移動するとき気密ゴムが荷箱内壁面に摺
接するため、移動が円滑に行われなく、また気密ゴムの
耐久性が悪くなる。 中仕切壁は、その上端を上記のようにボールベアリ
ングを介してレールに吊持されているところ、荷箱内壁
面に対する中仕切壁の固定はラッチ錠によるため、その
固定が不安定である。
ある。 中仕切壁を荷箱に対して摺動可能に支持する機構
が、溝型材によるレールとボールベアリングとの嵌合に
よるため、気密性が悪く、仕切られた荷室間を熱が移動
し易い。 中仕切壁と荷箱内壁面との間の気密性は、気密ゴム
の弾性にのみ依存しているため、気密性及び断熱性が充
分ではない。 中仕切壁を移動するとき気密ゴムが荷箱内壁面に摺
接するため、移動が円滑に行われなく、また気密ゴムの
耐久性が悪くなる。 中仕切壁は、その上端を上記のようにボールベアリ
ングを介してレールに吊持されているところ、荷箱内壁
面に対する中仕切壁の固定はラッチ錠によるため、その
固定が不安定である。
【0005】また、特公昭41−22209号公報に記
載のものは、中仕切壁の周縁の全周にコ字形断面の有底
凹溝を設け、この有底凹溝内に弾性を有するチューブを
嵌めてエアーで膨張させることにより、チューブを荷箱
の天井面、左右内壁面及び床面に圧接させて、中仕切壁
と荷箱との間の気密性を保持するとともに、中仕切壁を
荷箱に対して固定する。また、中仕切壁の移動は、車輪
付きアウトリガにて中仕切壁の転倒を防止しながら床面
上を走行させる。
載のものは、中仕切壁の周縁の全周にコ字形断面の有底
凹溝を設け、この有底凹溝内に弾性を有するチューブを
嵌めてエアーで膨張させることにより、チューブを荷箱
の天井面、左右内壁面及び床面に圧接させて、中仕切壁
と荷箱との間の気密性を保持するとともに、中仕切壁を
荷箱に対して固定する。また、中仕切壁の移動は、車輪
付きアウトリガにて中仕切壁の転倒を防止しながら床面
上を走行させる。
【0006】しかしながら、これによると次のような問
題点がある。 中仕切壁は床面走行式で、荷箱に対してチューブの
膨張力のみにより中仕切壁を固定するため、荷崩れや自
動車の振動によって中仕切壁が簡単にズレて移動してし
まう。 中仕切壁の転倒を車輪付きアウトリガにて防止して
いるだけであるため、中仕切壁が甚だ不安定である。 床面走行式であるため、床面が凹凸の無い平面でな
ければならず、平らな床面では、荷物を置いたときにそ
の下からも冷風又は温風を流通させて冷却又は加温効率
を高めるということができない。 車輪付きアウトリガが中仕切壁の前後に突出するた
め、そこには荷物を置けなくなる。
題点がある。 中仕切壁は床面走行式で、荷箱に対してチューブの
膨張力のみにより中仕切壁を固定するため、荷崩れや自
動車の振動によって中仕切壁が簡単にズレて移動してし
まう。 中仕切壁の転倒を車輪付きアウトリガにて防止して
いるだけであるため、中仕切壁が甚だ不安定である。 床面走行式であるため、床面が凹凸の無い平面でな
ければならず、平らな床面では、荷物を置いたときにそ
の下からも冷風又は温風を流通させて冷却又は加温効率
を高めるということができない。 車輪付きアウトリガが中仕切壁の前後に突出するた
め、そこには荷物を置けなくなる。
【0007】ところで、従来において、移動式の中仕切
壁により荷箱内を前後2室に仕切り、その一方を冷却又
は冷凍室、他方を加温室とする場合には、2室の温度差
は最大45℃程度であったが、最近は60℃以上の温度
差にするニーズもあり、上記の従来例では、上述したよ
うな問題点があるためその要求に応えられない。
壁により荷箱内を前後2室に仕切り、その一方を冷却又
は冷凍室、他方を加温室とする場合には、2室の温度差
は最大45℃程度であったが、最近は60℃以上の温度
差にするニーズもあり、上記の従来例では、上述したよ
うな問題点があるためその要求に応えられない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、移動中仕切壁を荷箱に対して安定した状態で固定で
きるとともに、移動中仕切壁と荷箱内面との間の断熱性
・気密性を充分に確保でき、荷箱内を前後2室に仕切
り、その一方を冷却又は冷凍室、他方を加温室として両
室の温度差を大きくする場合にも、充分に対応できる荷
箱を提供することにある。
は、移動中仕切壁を荷箱に対して安定した状態で固定で
きるとともに、移動中仕切壁と荷箱内面との間の断熱性
・気密性を充分に確保でき、荷箱内を前後2室に仕切
り、その一方を冷却又は冷凍室、他方を加温室として両
室の温度差を大きくする場合にも、充分に対応できる荷
箱を提供することにある。
【0009】第1の目的に加えて第2の目的は、移動中
仕切壁の移動を安定した状態で容易に行える荷箱を提供
することにある。
仕切壁の移動を安定した状態で容易に行える荷箱を提供
することにある。
【0010】第3の目的は、移動中仕切壁を移動させて
その固定位置を変えても、高い断熱性を維持できる荷箱
を提供することにある。
その固定位置を変えても、高い断熱性を維持できる荷箱
を提供することにある。
【0011】第4の目的は、荷物を床下からも冷風又は
温風で冷却又は加温できるようにしながら、移動中仕切
壁と床面との間の断熱性及び気密性も確保でき、また荷
物を置ける床面積のデットスペースも無くすことができ
る荷箱を提供することにある。
温風で冷却又は加温できるようにしながら、移動中仕切
壁と床面との間の断熱性及び気密性も確保でき、また荷
物を置ける床面積のデットスペースも無くすことができ
る荷箱を提供することにある。
【0012】第5の目的は、移動中仕切壁で仕切られた
両荷室間での荷物の移動及び人の往来が容易にできる荷
箱を提供することにある。
両荷室間での荷物の移動及び人の往来が容易にできる荷
箱を提供することにある。
【0013】第6の目的は、移動中仕切壁を移動させる
際に該移動中仕切壁の膨縮チューブを簡単に膨張・収縮
させることができる荷箱を提供することにある。
際に該移動中仕切壁の膨縮チューブを簡単に膨張・収縮
させることができる荷箱を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
め、本発明による荷箱は、エアーの給排により膨張・収
縮する膨縮チューブを、移動中仕切壁の周縁にコ字形断
面のリテーナで一部を抱持して固定し、また荷箱本体の
天井面及び左右内壁面には、この膨縮チューブが膨張し
たとき嵌合して移動中仕切壁を荷箱本体に対して固定す
る複数の凹状受部を前後に間隔をおいて設けたものであ
る。
め、本発明による荷箱は、エアーの給排により膨張・収
縮する膨縮チューブを、移動中仕切壁の周縁にコ字形断
面のリテーナで一部を抱持して固定し、また荷箱本体の
天井面及び左右内壁面には、この膨縮チューブが膨張し
たとき嵌合して移動中仕切壁を荷箱本体に対して固定す
る複数の凹状受部を前後に間隔をおいて設けたものであ
る。
【0015】第2の目的を達成するため、移動中仕切壁
を前後に貫通する複数本のガイドロッドを荷箱本体内に
平行に架設し、これらガイドロッドに移動中仕切壁を前
後摺動可能に吊持したものである。
を前後に貫通する複数本のガイドロッドを荷箱本体内に
平行に架設し、これらガイドロッドに移動中仕切壁を前
後摺動可能に吊持したものである。
【0016】第3の目的を達成するため、移動中仕切壁
の四隅を弧状とし、荷箱内面の左右の上隅部は弧状とす
ることにより、膨張した膨縮チューブとの隙間を無く
し、荷箱本体の左右の下隅部については着脱自在なコー
ナブロックを介在させることにより、膨張した膨縮チュ
ーブとの隙間を無くす。
の四隅を弧状とし、荷箱内面の左右の上隅部は弧状とす
ることにより、膨張した膨縮チューブとの隙間を無く
し、荷箱本体の左右の下隅部については着脱自在なコー
ナブロックを介在させることにより、膨張した膨縮チュ
ーブとの隙間を無くす。
【0017】第4の目的を達成するため、荷箱本体の床
面に、分割された複数の簀の子を着脱自在に敷き、移動
中仕切壁の下縁の膨縮チューブを受けるところは、簀の
子に代えて着脱自在な下受け材を敷く。
面に、分割された複数の簀の子を着脱自在に敷き、移動
中仕切壁の下縁の膨縮チューブを受けるところは、簀の
子に代えて着脱自在な下受け材を敷く。
【0018】第5の目的を達成するため、移動中仕切壁
に開口部を設け、この開口部を開閉する扉を移動中仕切
壁に装着する。この場合、移動中仕切壁の開口部より下
側の部分が、膨縮チューブ及びリテーナを含めて、床面
に敷いた簀の子と簀の子の間の隙間に落ち込み、開口部
の下縁の高さが簀の子の上面とほぼ同じ高さになるよう
にする。
に開口部を設け、この開口部を開閉する扉を移動中仕切
壁に装着する。この場合、移動中仕切壁の開口部より下
側の部分が、膨縮チューブ及びリテーナを含めて、床面
に敷いた簀の子と簀の子の間の隙間に落ち込み、開口部
の下縁の高さが簀の子の上面とほぼ同じ高さになるよう
にする。
【0019】第6の目的を達成するため、自動車に搭載
されたエアーコンプレッサからの圧縮エアーを膨縮チュ
ーブに供給するエアー供給ラインを配管し、このエアー
供給ラインに、手動スイッチで切換操作できる給排用の
電磁弁を設ける。
されたエアーコンプレッサからの圧縮エアーを膨縮チュ
ーブに供給するエアー供給ラインを配管し、このエアー
供給ラインに、手動スイッチで切換操作できる給排用の
電磁弁を設ける。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。
に基づいて詳述する。
【0021】図1に、本発明による荷箱の外壁の一部を
省略して内部を示す。この荷箱は、荷箱本体1に対して
断熱構造の移動中仕切壁2が前後に移動可能になってい
る。その移動を安定した状態で行えるように、平行な左
右2本のガイドロッド3が、荷箱本体1内の左右の側壁
1a(左側は省略)の上部にそれぞれ前後のブラケット
5により水平に架設されている。これらガイドロッド3
は、移動中仕切壁2に固定されたブッシュ6を摺動自在
に貫通しているため、移動中仕切壁2は左右のガイドロ
ッド3に前後摺動可能に吊持されている。移動中仕切壁
2を移動操作するため、移動中仕切壁2の上部には把手
7が突設されている。なお、ガイドロッド3をスクリュ
ーネジとしてモータ等で回転させれば、移動中仕切壁2
を自動的に移動させることができる。
省略して内部を示す。この荷箱は、荷箱本体1に対して
断熱構造の移動中仕切壁2が前後に移動可能になってい
る。その移動を安定した状態で行えるように、平行な左
右2本のガイドロッド3が、荷箱本体1内の左右の側壁
1a(左側は省略)の上部にそれぞれ前後のブラケット
5により水平に架設されている。これらガイドロッド3
は、移動中仕切壁2に固定されたブッシュ6を摺動自在
に貫通しているため、移動中仕切壁2は左右のガイドロ
ッド3に前後摺動可能に吊持されている。移動中仕切壁
2を移動操作するため、移動中仕切壁2の上部には把手
7が突設されている。なお、ガイドロッド3をスクリュ
ーネジとしてモータ等で回転させれば、移動中仕切壁2
を自動的に移動させることができる。
【0022】移動中仕切壁2の構造を図2及び図3を参
照して説明する。移動中仕切壁2は、その全周について
荷箱本体1との密接性を良くするため、全体として矩形
の四隅を弧状にカットした正面形状をなし、また断面
は、断熱性を良くするため、前後のアルミパネル8で断
熱材9を挟んだサンドイッチ構造となっている。上記ブ
ッシュ6は、断熱材9の露出を防止するため前後両端に
フランジ6aを設け、またガイドロッド3との間をシー
ルするシール材を内部に設けている。更に、2本のガイ
ドロッド3の間隔が若干変動しても、移動中仕切壁2の
移動を円滑に行えるように、ガイドロッド3の外周が真
円形であるのに対し、ブッシュ6の内周は楕円形にして
ある。
照して説明する。移動中仕切壁2は、その全周について
荷箱本体1との密接性を良くするため、全体として矩形
の四隅を弧状にカットした正面形状をなし、また断面
は、断熱性を良くするため、前後のアルミパネル8で断
熱材9を挟んだサンドイッチ構造となっている。上記ブ
ッシュ6は、断熱材9の露出を防止するため前後両端に
フランジ6aを設け、またガイドロッド3との間をシー
ルするシール材を内部に設けている。更に、2本のガイ
ドロッド3の間隔が若干変動しても、移動中仕切壁2の
移動を円滑に行えるように、ガイドロッド3の外周が真
円形であるのに対し、ブッシュ6の内周は楕円形にして
ある。
【0023】移動中仕切壁2の周縁全周にはコ字形断面
のリテーナ10が固着され、このリテーナ10でゴム製
の膨縮チューブ11の一部を抱持して、該膨縮チューブ
11が移動中仕切壁2の周縁全周に固定してある。膨縮
チューブ11は、エアーを供給することにより膨張し、
エアー抜きすることにより収縮して通常状態に自動的に
戻るもので、収縮したときは図3に示すように断面凹状
となってリテーナ10内に納まっているが、膨張させる
と、断面凹状から鎖線で示すように断面ロ形に変形して
一部が全周にわたりリテーナ10から突出する。移動中
仕切壁2を移動させるときは、膨縮チューブ11を収縮
させ、固定するときは膨張させる。リテーナ10は、熱
伝導率を小さくするため、硬質塩化ビニール等で樹脂成
形されている。
のリテーナ10が固着され、このリテーナ10でゴム製
の膨縮チューブ11の一部を抱持して、該膨縮チューブ
11が移動中仕切壁2の周縁全周に固定してある。膨縮
チューブ11は、エアーを供給することにより膨張し、
エアー抜きすることにより収縮して通常状態に自動的に
戻るもので、収縮したときは図3に示すように断面凹状
となってリテーナ10内に納まっているが、膨張させる
と、断面凹状から鎖線で示すように断面ロ形に変形して
一部が全周にわたりリテーナ10から突出する。移動中
仕切壁2を移動させるときは、膨縮チューブ11を収縮
させ、固定するときは膨張させる。リテーナ10は、熱
伝導率を小さくするため、硬質塩化ビニール等で樹脂成
形されている。
【0024】次に、荷箱本体1側の構造について説明す
る。図4に示すように荷箱本体1の左右側壁1a及び天
井壁1bは、内側のFRP板(補強繊維入り樹脂板)1
2aと外側のアルミパネル12bとで断熱材13を挟ん
だサンドイッチ構造で、底壁1c(図1、図2)も同様
の構造になっている。図1及び図3に示すように、左右
の側壁1aの内面には、コ字形断面の長い凸部14を一
定の間隔で平行に成形した波形板15が固着され、その
凸部14と凸部14との間は、膨張して断面ロ形に変形
した膨縮チューブ11(図3に鎖線で示す)を嵌合させ
る凹状受部16となっている。この波形板15も、リテ
ーナ10と同様に熱伝導率を小さくするため、硬質塩化
ビニール等で樹脂成形されている。天井壁1bの内面に
も、これと同じ波形板15が図4に端部のみを示すよう
に固着されている。
る。図4に示すように荷箱本体1の左右側壁1a及び天
井壁1bは、内側のFRP板(補強繊維入り樹脂板)1
2aと外側のアルミパネル12bとで断熱材13を挟ん
だサンドイッチ構造で、底壁1c(図1、図2)も同様
の構造になっている。図1及び図3に示すように、左右
の側壁1aの内面には、コ字形断面の長い凸部14を一
定の間隔で平行に成形した波形板15が固着され、その
凸部14と凸部14との間は、膨張して断面ロ形に変形
した膨縮チューブ11(図3に鎖線で示す)を嵌合させ
る凹状受部16となっている。この波形板15も、リテ
ーナ10と同様に熱伝導率を小さくするため、硬質塩化
ビニール等で樹脂成形されている。天井壁1bの内面に
も、これと同じ波形板15が図4に端部のみを示すよう
に固着されている。
【0025】移動中仕切壁2の左右の上隅部は上記のよ
うに弧状で、この部分では膨縮チューブ11も弧状とな
ることから、これに対応して荷箱本体1の左右の上隅部
も図4に示すように内面が弧状となるように、前後に長
い弧状板17が、図1、図5に示すように前後のブラケ
ット18により左右の側壁1aに架設されている。この
弧状板17も硬質塩化ビニール等の熱伝導率の小さい樹
脂成形品で、それと荷箱本体1との隙間には、ウレタン
等の発泡樹脂が充填されている。膨縮チューブ11を膨
張させると、その弧状部分がこの弧状板17に密接す
る。
うに弧状で、この部分では膨縮チューブ11も弧状とな
ることから、これに対応して荷箱本体1の左右の上隅部
も図4に示すように内面が弧状となるように、前後に長
い弧状板17が、図1、図5に示すように前後のブラケ
ット18により左右の側壁1aに架設されている。この
弧状板17も硬質塩化ビニール等の熱伝導率の小さい樹
脂成形品で、それと荷箱本体1との隙間には、ウレタン
等の発泡樹脂が充填されている。膨縮チューブ11を膨
張させると、その弧状部分がこの弧状板17に密接す
る。
【0026】一方、荷箱本体1の床については、荷物を
床下からも冷風又は温風で冷却又は加温できるように、
分割されたブロック状の多数の簀の子19を図1に示す
ように底壁1c上に着脱自在に敷き並べる。そして、移
動中仕切壁2に対応するところは、図6に示すように簀
の子19と簀の子19との間に適当な隙間20をあけ、
この隙間20に、簀の子19に代えて下受け材21を着
脱自在に設置する。下受け材21は、熱伝導率を小さく
するため、硬質塩化ビニール等で樹脂成形した角パイプ
材22中にウレタン等の発泡樹脂を注入発泡させて充填
したものである。膨縮チューブ11を膨張させて断面ロ
形に変形させると、その下辺部分が下受け材21に密接
する。
床下からも冷風又は温風で冷却又は加温できるように、
分割されたブロック状の多数の簀の子19を図1に示す
ように底壁1c上に着脱自在に敷き並べる。そして、移
動中仕切壁2に対応するところは、図6に示すように簀
の子19と簀の子19との間に適当な隙間20をあけ、
この隙間20に、簀の子19に代えて下受け材21を着
脱自在に設置する。下受け材21は、熱伝導率を小さく
するため、硬質塩化ビニール等で樹脂成形した角パイプ
材22中にウレタン等の発泡樹脂を注入発泡させて充填
したものである。膨縮チューブ11を膨張させて断面ロ
形に変形させると、その下辺部分が下受け材21に密接
する。
【0027】移動中仕切壁2の左右の下隅部は上記のよ
うに弧状で、この部分では膨縮チューブ11も弧状とな
ることから、この部分に対しては、下受け材21とは別
に用意されているL状のコーナブロック24(図1)を
下受け材21の左右端部の上に着脱自在に設置し、膨張
した膨縮チューブ11との間に隙間ができないようにす
る。このコーナブロック24も、熱伝導率を小さくする
ため、一側外面が直角、他側外面が弧状となるように硬
質塩化ビニール等で樹脂成形した中空体に、ウレタン等
の発泡樹脂を注入発泡させて充填したものである。膨縮
チューブ11を膨張させて断面ロ形に変形させると、そ
の下側のコーナの弧状部分が左右のコーナブロック24
に密接する。移動中仕切壁2の左右の下隅部に対して
は、このような着脱自在なコーナブロック24で対応す
ることにより、荷物を置ける床面積としてデットスペー
スを無くすことができる。
うに弧状で、この部分では膨縮チューブ11も弧状とな
ることから、この部分に対しては、下受け材21とは別
に用意されているL状のコーナブロック24(図1)を
下受け材21の左右端部の上に着脱自在に設置し、膨張
した膨縮チューブ11との間に隙間ができないようにす
る。このコーナブロック24も、熱伝導率を小さくする
ため、一側外面が直角、他側外面が弧状となるように硬
質塩化ビニール等で樹脂成形した中空体に、ウレタン等
の発泡樹脂を注入発泡させて充填したものである。膨縮
チューブ11を膨張させて断面ロ形に変形させると、そ
の下側のコーナの弧状部分が左右のコーナブロック24
に密接する。移動中仕切壁2の左右の下隅部に対して
は、このような着脱自在なコーナブロック24で対応す
ることにより、荷物を置ける床面積としてデットスペー
スを無くすことができる。
【0028】膨縮チューブ11をエアーの給排により膨
張・収縮させるため、自動車の車体に搭載されているエ
アーコンプレッサ25から膨縮チューブ11へ至るエア
ー供給ライン26が配管されている。このエアー供給ラ
イン26の途中には、荷箱本体1外においてフィルタ付
き減圧弁27及び三方電磁弁28が設けられている。ま
た、このエアー供給ライン26は、荷箱本体1外の下か
ら荷箱本体1内に入り、荷箱本体1内では側壁1aに沿
って上部へ延びてから、移動中仕切壁2の移動に対応す
るため、伸縮する架線部26aを通じて膨縮チューブ1
1へ至っている。この架線部26aは、一方のガイドロ
ッド3に摺動自在な吊具によって懸架されている。移動
中仕切壁2には、三方電磁弁28を切換操作する手動ス
イッチ29が取り付けられている。この手動スイッチ2
9と三方電磁弁28との間の電気配線は、エアー供給ラ
イン26に沿って配線されている。
張・収縮させるため、自動車の車体に搭載されているエ
アーコンプレッサ25から膨縮チューブ11へ至るエア
ー供給ライン26が配管されている。このエアー供給ラ
イン26の途中には、荷箱本体1外においてフィルタ付
き減圧弁27及び三方電磁弁28が設けられている。ま
た、このエアー供給ライン26は、荷箱本体1外の下か
ら荷箱本体1内に入り、荷箱本体1内では側壁1aに沿
って上部へ延びてから、移動中仕切壁2の移動に対応す
るため、伸縮する架線部26aを通じて膨縮チューブ1
1へ至っている。この架線部26aは、一方のガイドロ
ッド3に摺動自在な吊具によって懸架されている。移動
中仕切壁2には、三方電磁弁28を切換操作する手動ス
イッチ29が取り付けられている。この手動スイッチ2
9と三方電磁弁28との間の電気配線は、エアー供給ラ
イン26に沿って配線されている。
【0029】移動中仕切壁2で前後に仕切られる前後の
荷室1A・1Bのうち、前側の荷室1Aは冷却又は冷凍
室とするため、荷箱本体1の前壁1dの上部に、自動車
のエンジンを駆動源とする既製の冷却エバポレータ30
が取り付けられ、また後側の荷室1Bは加温室とするた
め、側壁1aの上部に、自動車のラジエータからの温水
を利用する既製の加温機31が取り付けられている。な
お、荷箱本体1の後壁は無く、断熱構造の扉(図示せ
ず)で開閉できるようになっている。
荷室1A・1Bのうち、前側の荷室1Aは冷却又は冷凍
室とするため、荷箱本体1の前壁1dの上部に、自動車
のエンジンを駆動源とする既製の冷却エバポレータ30
が取り付けられ、また後側の荷室1Bは加温室とするた
め、側壁1aの上部に、自動車のラジエータからの温水
を利用する既製の加温機31が取り付けられている。な
お、荷箱本体1の後壁は無く、断熱構造の扉(図示せ
ず)で開閉できるようになっている。
【0030】本実施例の荷箱は上述したような構成であ
り、移動中仕切壁2を荷箱本体1内のある位置に固定す
るには、手動スイッチ29により三方電磁弁28を給気
側に切り換えてエアーコンプレッサ25からの圧縮エア
ーを膨縮チューブ11に給気し、膨縮チューブ11を膨
張させてその一部をリテーナ10から突出させ、その突
出部分を、左右の側壁1aの1つの凹状受部16及び天
井壁1bの1つの凹状受部16に密接嵌合させる。この
場合、膨縮チューブ11は、一部分のみがコ字形断面の
リテーナ10から突出して凹状受部16に密接嵌合し、
残りの部分はリテーナ10に抱持されたままであるた
め、膨縮チューブ11がゴムであっても、荷箱本体1に
対して強固に固定できる。
り、移動中仕切壁2を荷箱本体1内のある位置に固定す
るには、手動スイッチ29により三方電磁弁28を給気
側に切り換えてエアーコンプレッサ25からの圧縮エア
ーを膨縮チューブ11に給気し、膨縮チューブ11を膨
張させてその一部をリテーナ10から突出させ、その突
出部分を、左右の側壁1aの1つの凹状受部16及び天
井壁1bの1つの凹状受部16に密接嵌合させる。この
場合、膨縮チューブ11は、一部分のみがコ字形断面の
リテーナ10から突出して凹状受部16に密接嵌合し、
残りの部分はリテーナ10に抱持されたままであるた
め、膨縮チューブ11がゴムであっても、荷箱本体1に
対して強固に固定できる。
【0031】また、移動中仕切壁2側において、膨縮チ
ューブ11が熱伝導率の小さいリテーナ10で抱持さ
れ、また荷箱本体1側も、膨張した膨縮チューブ11が
密接する全ての部材、つまり波形板15、弧状板17、
下受け材21及びコーナブロック24が全て熱伝導率の
小さい樹脂製であるため、移動中仕切壁2と荷箱本体1
との間の断熱性も充分に確保できる。気密性についても
同様である。
ューブ11が熱伝導率の小さいリテーナ10で抱持さ
れ、また荷箱本体1側も、膨張した膨縮チューブ11が
密接する全ての部材、つまり波形板15、弧状板17、
下受け材21及びコーナブロック24が全て熱伝導率の
小さい樹脂製であるため、移動中仕切壁2と荷箱本体1
との間の断熱性も充分に確保できる。気密性についても
同様である。
【0032】移動中仕切壁2を移動させるときは、手動
スイッチ29により三方電磁弁28を排気側に切り換え
て膨縮チューブ11内の圧縮エアーを荷箱本体1外で排
気する。膨縮チューブ11は、エアーを排気すると収縮
してコ字形断面のリテーナ10内に全体が納まるので、
上下左右が荷箱本体1から離れて2本のガイドロッド3
に完全に吊持された状態となる。そこで、把手7を持っ
て押すか引けば、膨縮チューブ11をリテーナ10で保
護しながら移動中仕切壁2を円滑に移動させることがで
きる。
スイッチ29により三方電磁弁28を排気側に切り換え
て膨縮チューブ11内の圧縮エアーを荷箱本体1外で排
気する。膨縮チューブ11は、エアーを排気すると収縮
してコ字形断面のリテーナ10内に全体が納まるので、
上下左右が荷箱本体1から離れて2本のガイドロッド3
に完全に吊持された状態となる。そこで、把手7を持っ
て押すか引けば、膨縮チューブ11をリテーナ10で保
護しながら移動中仕切壁2を円滑に移動させることがで
きる。
【0033】移動中仕切壁2を別の位置に再び固定する
には、一部の簀の子19を敷き換えて簀の子19と簀の
子19の間の隙間20を別の位置に形成し、そこに下受
け材21を設置し、更にその上に左右のコーナブロック
24を置いてから、手動スイッチ29により三方電磁弁
28を給気側に切り換えて膨縮チューブ11を再び膨張
させるもので、その移設作業も容易である。
には、一部の簀の子19を敷き換えて簀の子19と簀の
子19の間の隙間20を別の位置に形成し、そこに下受
け材21を設置し、更にその上に左右のコーナブロック
24を置いてから、手動スイッチ29により三方電磁弁
28を給気側に切り換えて膨縮チューブ11を再び膨張
させるもので、その移設作業も容易である。
【0034】従って、従来は気密・保冷・保温性能不足
で荷物の品質管理上問題であった、例えばアイスクリー
ム(−25℃)と保温食品(+35℃)との積み合わせ
や、チルト食品(0℃)と弁当等の加温食品(+70
℃)との積み合わせ等、品温差が50℃を越える数種の
食品の積み合わせが可能となる。また、保冷・保温が異
なる食品のみならず、各種化学製品や物品において、温
度管理が異なっても、その程度に応じて移動中仕切壁2
を移動させて荷室1A・1Bの広さを調整することによ
り、保冷と保温(加温)とを兼ねた荷箱として最大限に
有効利用できるようになる。
で荷物の品質管理上問題であった、例えばアイスクリー
ム(−25℃)と保温食品(+35℃)との積み合わせ
や、チルト食品(0℃)と弁当等の加温食品(+70
℃)との積み合わせ等、品温差が50℃を越える数種の
食品の積み合わせが可能となる。また、保冷・保温が異
なる食品のみならず、各種化学製品や物品において、温
度管理が異なっても、その程度に応じて移動中仕切壁2
を移動させて荷室1A・1Bの広さを調整することによ
り、保冷と保温(加温)とを兼ねた荷箱として最大限に
有効利用できるようになる。
【0035】移動中仕切壁2に扉付きの開口部を設ける
と、前後の荷室1A・1B間で荷物の移動と人の往来が
できる。図7及び図8はその一例を示し、移動中仕切壁
2にはその前後を貫通する矩形の開口部32が設けら
れ、この開口部32を開閉する観音扉式の左右の扉33
が、蝶番34により移動中仕切壁2に装着され、公知の
ロック機構35により左右別々にロックできるようにな
っている。左右の扉33は移動中仕切壁2とほぼ同様の
断熱構造で、その周縁には、開口部32との間を前後多
重にシールするシール材36が付設されている。
と、前後の荷室1A・1B間で荷物の移動と人の往来が
できる。図7及び図8はその一例を示し、移動中仕切壁
2にはその前後を貫通する矩形の開口部32が設けら
れ、この開口部32を開閉する観音扉式の左右の扉33
が、蝶番34により移動中仕切壁2に装着され、公知の
ロック機構35により左右別々にロックできるようにな
っている。左右の扉33は移動中仕切壁2とほぼ同様の
断熱構造で、その周縁には、開口部32との間を前後多
重にシールするシール材36が付設されている。
【0036】移動中仕切壁2をこのように扉付きとした
場合には、図8に示すように簀の子19の上下厚さを図
6の場合よりも厚くし、移動中仕切壁2の開口部32よ
り下側の部分2aが、膨縮チューブ11及びリテーナ1
0を含めて、簀の子19と簀の子19の間の隙間20に
落ち込み、開口部32の下縁の高さが簀の子19の上面
とほぼ同じ高さになるとともに、図6における下受け材
21は用いずに、膨張した膨縮チューブ11が荷箱本体
1の底壁1cの上面に密接するようにする。このように
することにより、開口部32を開いたときに、移動中仕
切壁2の下側の部分2aが荷物の移動及び人の通行の邪
魔になるのを回避できる。
場合には、図8に示すように簀の子19の上下厚さを図
6の場合よりも厚くし、移動中仕切壁2の開口部32よ
り下側の部分2aが、膨縮チューブ11及びリテーナ1
0を含めて、簀の子19と簀の子19の間の隙間20に
落ち込み、開口部32の下縁の高さが簀の子19の上面
とほぼ同じ高さになるとともに、図6における下受け材
21は用いずに、膨張した膨縮チューブ11が荷箱本体
1の底壁1cの上面に密接するようにする。このように
することにより、開口部32を開いたときに、移動中仕
切壁2の下側の部分2aが荷物の移動及び人の通行の邪
魔になるのを回避できる。
【0037】
【発明の効果】本発明の効果を各請求項毎に挙げると次
のとおりである。
のとおりである。
【0038】<請求項1>移動中仕切壁を荷箱に対して
安定した状態で固定できるとともに、移動中仕切壁と荷
箱内面との間の断熱性を充分に確保でき、荷箱内を前後
2室に仕切り、その一方を冷却又は冷凍室、他方を加温
室として両室の温度差を大きくする場合にも、充分に対
応できる。
安定した状態で固定できるとともに、移動中仕切壁と荷
箱内面との間の断熱性を充分に確保でき、荷箱内を前後
2室に仕切り、その一方を冷却又は冷凍室、他方を加温
室として両室の温度差を大きくする場合にも、充分に対
応できる。
【0039】<請求項2>移動中仕切壁の移動を安定し
た状態で容易に行える。
た状態で容易に行える。
【0040】<請求項3>移動中仕切壁を移動させてそ
の固定位置を変えても、高い断熱性を維持できる。
の固定位置を変えても、高い断熱性を維持できる。
【0041】<請求項4>荷物を床下からも冷風又は温
風で冷却又は加温できるようにしながら、移動中仕切壁
と床面との間の断熱性及び気密性も確保でき、また荷物
を置ける床面積のデットスペースも無くすことができ
る。
風で冷却又は加温できるようにしながら、移動中仕切壁
と床面との間の断熱性及び気密性も確保でき、また荷物
を置ける床面積のデットスペースも無くすことができ
る。
【0042】<請求項5>移動中仕切壁で仕切られた両
荷室間で荷物の移動及び人の往来が容易にできる。
荷室間で荷物の移動及び人の往来が容易にできる。
【0043】<請求項6>移動中仕切壁の開口部を開い
たときに、該開口部より下側の部分が荷物の移動及び人
の通行の邪魔になるのを回避できる。
たときに、該開口部より下側の部分が荷物の移動及び人
の通行の邪魔になるのを回避できる。
【0044】<請求項7>移動中仕切壁を移動させる際
に膨縮チューブを簡単に膨張・収縮させることができ
る。
に膨縮チューブを簡単に膨張・収縮させることができ
る。
【図1】本発明による荷箱の外壁の一部を省略して内部
を示した斜視図である。
を示した斜視図である。
【図2】移動中仕切壁の後面図である。
【図3】移動中仕切壁と荷箱本体の側壁との関係を示す
水平断面図である。
水平断面図である。
【図4】同上の垂直断面図である。
【図5】荷箱本体の上隅部に架設した弧状板の破断斜視
図である。
図である。
【図6】移動中仕切壁と下受け材との関係を示す垂直断
面図である。
面図である。
【図7】扉を装着した移動中仕切壁の後面図である。
【図8】同移動中仕切壁と簀の子との関係を示す垂直断
面図である。
面図である。
1 荷箱本体 1A・1B 荷室 1a 側壁 1b 天井壁 1c 底壁 2 移動中仕切壁 3 ガイドロッド 10 リテーナ 11 膨縮チューブ 16 凹状受部 17 弧状板 19 簀の子 20 隙間 21 下受け材 24 コーナブロック 25 エアーコンプレッサ 26 エアー供給ライン 28 電磁弁 29 手動スイッチ 32 開口部 33 扉
Claims (7)
- 【請求項1】エアーの給排により膨張・収縮する膨縮チ
ューブを、移動中仕切壁の周縁にコ字形断面のリテーナ
で一部を抱持して固定し、また荷箱本体の天井面及び左
右内壁面には、この膨縮チューブが膨張したとき嵌合し
て移動中仕切壁を荷箱本体に対して固定する複数の凹状
受部を前後に間隔をおいて設けたことを特徴とする自動
車の移動中仕切壁付き荷箱。 - 【請求項2】移動中仕切壁を前後に貫通する複数本のガ
イドロッドを荷箱本体内に平行に架設し、これらガイド
ロッドに移動中仕切壁を前後摺動可能に吊持したことを
特徴とする請求項1に記載の自動車の移動中仕切壁付き
荷箱。 - 【請求項3】移動中仕切壁の四隅を弧状とし、荷箱内面
の左右の上隅部は弧状とすることにより、膨張した膨縮
チューブとの隙間を無くし、荷箱本体の左右の下隅部に
ついては着脱自在なコーナブロックを介在させることに
より、膨張した膨縮チューブとの隙間を無くすことを特
徴とする請求項1又は2に記載の自動車の移動中仕切壁
付き荷箱。 - 【請求項4】荷箱本体の床面に、分割された複数の簀の
子を着脱自在に敷き、移動中仕切壁の下縁の膨縮チュー
ブを受けるところは、簀の子に代えて着脱自在な下受け
材を敷くことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の
自動車の移動中仕切壁付き荷箱。 - 【請求項5】移動中仕切壁に開口部を設け、この開口部
を開閉する扉を移動中仕切壁に装着したことを特徴とす
る請求項1、2、3又は4に記載の自動車の移動中仕切
壁付き荷箱。 - 【請求項6】移動中仕切壁の開口部より下側の部分が、
膨縮チューブ及びリテーナを含めて、床面に敷いた簀の
子と簀の子の間の隙間に落ち込み、開口部の下縁の高さ
が簀の子の上面とほぼ同じ高さになっている請求項5に
記載の自動車の移動中仕切壁付き荷箱。 - 【請求項7】自動車に搭載されたエアーコンプレッサか
らの圧縮エアーを膨縮チューブに供給するエアー供給ラ
インを配管し、このエアー供給ラインに、手動スイッチ
で切換操作できる給排用の電磁弁を設けたことを特徴と
する請求項1、2、3、4、5又は6に記載の自動車の
移動中仕切壁付き荷箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8254949A JPH10100944A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 自動車の移動中仕切壁付き荷箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8254949A JPH10100944A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 自動車の移動中仕切壁付き荷箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10100944A true JPH10100944A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17272101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8254949A Pending JPH10100944A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 自動車の移動中仕切壁付き荷箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10100944A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1378392A3 (en) * | 2002-07-02 | 2006-03-29 | Carrier Corporation | Container with movable bulkheads |
| JP2008162406A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Torantekkusu:Kk | 間仕切り装置 |
| JP2008201174A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Ashimori Ind Co Ltd | 車両荷箱内の中仕切り壁 |
| CN102133906A (zh) * | 2010-01-21 | 2011-07-27 | 株式会社丘寿流通系统 | 车辆用货箱 |
| KR101286565B1 (ko) * | 2011-12-27 | 2013-07-22 | 국민대학교산학협력단 | 발효식품용 냉장컨테이너 |
| WO2016200014A1 (ko) * | 2015-06-11 | 2016-12-15 | 세기아케마주식회사 | 걸윙도어 타입 위험물 보관장치 |
| CN106741221A (zh) * | 2016-12-23 | 2017-05-31 | 重庆首顺货厢制造有限公司 | 一种货车车箱 |
| JP2022117940A (ja) * | 2021-01-06 | 2022-08-12 | ザ・ボーイング・カンパニー | 膨張可能パーティション |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP8254949A patent/JPH10100944A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US10286829B2 (en) | 2015-06-11 | 2019-05-14 | Seki Arkema Co., Ltd. | Gull wing door-type dangerous article storage apparatus |
| CN106741221A (zh) * | 2016-12-23 | 2017-05-31 | 重庆首顺货厢制造有限公司 | 一种货车车箱 |
| JP2022117940A (ja) * | 2021-01-06 | 2022-08-12 | ザ・ボーイング・カンパニー | 膨張可能パーティション |
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