JPH10100988A - 複数の封止装置を有する空気袋 - Google Patents

複数の封止装置を有する空気袋

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JPH10100988A
JPH10100988A JP8293075A JP29307596A JPH10100988A JP H10100988 A JPH10100988 A JP H10100988A JP 8293075 A JP8293075 A JP 8293075A JP 29307596 A JP29307596 A JP 29307596A JP H10100988 A JPH10100988 A JP H10100988A
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air
air bag
sealing
sealing device
outlet
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Atsuji Ogawa
渥司 小川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】空気袋に有する各封止装置が空気袋内の排気の
逆流による洩れの防止と、排気の迅速さを図る。 【構成】空気袋本体10と、この空気袋本体10に第1
の封止装置Aと、第2の封止装置A’をそれぞれ設ける
と共に、前記の空気袋本体10を空気で膨らませると
き、前記の第1の封止装置Aの逆止弁16を開閉し、か
つ空気袋本体10内の排気を排出するとき、第2の封止
装置A’の封止体23を外し、空気袋本体10内の排気
を排出口22から迅速に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気枕や浮袋等の空気袋
に、吸入と排出の機能を異にする空気袋の封止装置であ
って、詳しく述べると、空気の逆流を阻止する一方、封
止体の抜取りと同時に空気の排出を迅速にする複数の封
止装置を有する空気袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気袋は自動車や自転車
に使用する所謂チューブがあり、また海やプールで泳ぐ
ときに使用する浮輪がある。さらに旅行中に携帯用の空
気袋として使用するたとえばU型の空気枕がある。これ
らの空気袋は空気を入れる空気の流通路体が1ヶ所に設
けているが、この流通路体から空気袋に空気を入れた
り、また逆に空気袋内の排気を排出している。また前記
する浮輪や空気枕に空気を入れながら膨らましている。
このように膨らませるとき吸った空気を間歇的に繰返
【0003】すので、空気の吹入口から間歇的に口を離
したとき、空気袋内に満たされていく空気が逆流し、吹
入口から洩れないように、あるいは封止体(栓体)が抜
脱したとき、抜けないように、空気の流通路体の吹出口
に開閉可能な逆止弁を設けている。したがって空気を空
気袋に吹込むときは、空圧で逆止が吹かれるので樹脂の
弾力に抗して開き、また空気の吹き込みを止めると同時
に、その度に前記の逆止弁が弾力により自動的に復帰し
前記の吹出口を閉塞するようにしている。このよ
【0004】うに逆止弁を設けた空気袋におては、空気
袋内の排気を排出するとき前記の逆止弁の近傍を片方の
指で摘むようにして、逆止弁を変形させながら空気を排
出できる透き間をつくっている。したがってこの状態に
おいて他方の手は空気袋を押圧し、前記の透き間から徐
々に空気が抜るようにしている。したがってこの逆止弁
の部分は柔軟に樹脂材により形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記するように逆止弁
を有する封止装置は、空気袋装内の空気を抜き取ると
き、逆止弁を一方の湯ぴで変形させ透き間をつくりなが
ら、同時に他方の手で空気袋装を押圧し、前記の透き間
から徐々に空気を抜き取るようにしているので、空気袋
の押圧時において両手が自由に使えない。したがって片
手だけの押圧では空気
【0006】袋内の空気が流動的に偏り。空気の抜取り
に手間取るという欠点がある。また前記の逆止弁は指先
で変形させるとき流通路の一部も同時に押えられるの
で、流通路が狭くなり空気の排出に時間が掛ったり、ま
た多少の空気が残存したまま折り畳んだりすると収納袋
に入らなくなったり、また旅行カバンやバックの中で嵩
張り、他の旅行用品が収納できなくなるなど使用後の携
帯に大きな欠点があった。
【0007】本発明の目的は斯かる欠点を除去するため
に、空気袋に有する各封止装置が空気袋内の排気の逆流
による洩れの防止と、排気の迅速さを図るものである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は斯かる目的を
達成するために、空気を封入し膨らませる空気袋本体に
設ける複数の封止装置を有する空気袋において、柔軟な
合成樹脂材により空洞状に形成する空気袋本体と、この
空気袋本体に第1の空気通路体を形成し、この第1の空
気通路体の一方に空気の吹入口とこの吹入口に柔軟な支
持体により連結する封止体を形成し、かつ前記の他方に
空気の吹出口とこの吹出口側に逆止弁の一部を連設する
ことにより、前記の吹出口に逆止弁を開閉可能にし、前
記の吹入口に封止体を着脱可能にする第1の封止装置
と、前記の空気袋本体に第2の空気通路体を形成し、こ
の第2の空気通路体の一方に排気流入口と排気の排出口
を形成し、かつこの排出口に柔軟な支持体により連結す
る封止体を形成することにより、前記の封止体を着脱可
能にする前記の第2の封止装置とを設け、前記の空気袋
本体を空気で膨らませるとき、前記の第1の封止装置の
逆止弁を開閉し、かつ空気袋本体内の排気を排出すると
き、第2の封止装置の封止体を外し、空気袋本体内の排
気を排出口から迅速に排出することにある。
【0009】実施例 各図は本発明における複数の封止装置を有する空気袋に
係る実施例を説明すると、図1は空気袋本体10とし
て、U型の空気枕に空気袋の第1及び第2の封止装置
A、A’を設ける正面図である。前記の封止装置A、
A’から封止体14、23を外している。図2は本発明
における前記の封止装置A、A’の一部破断面図でああ
る。図3は本発明の第1の封止装置A’において、他の
実施例を図示するものであり、排気流入口21の位置を
変えた一部破断面図である。
【0011】以下、本発明における複数の封止装置を有
する空気袋Wの各一実施例を図示と共に詳しく説明す
る。本発明は空気を封入し膨らませる空気袋本体に設け
る空気袋の封止装置において、柔軟な合成樹脂材により
空洞状に形成する空気袋本体10と、この空気袋本体1
0に第1の空気通路体11を形成し、この第1の空気通
路体11の一方に空気の吹入口12とこの吹入口11に
柔軟な支持体13により
【0012】連結する封止体14を形成し、かつ前記の
他方に空気の吹出口15とこの吹出口15側に逆止弁1
6の一部を連設することにより、前記の吹出口11に逆
止弁16を開閉可能にし、前記の吹入口15に封止体1
4を着脱可能にする第1の封止装置Aと、前記の空気袋
本体にに第2の空気通路体20を形成し、この第2の空
気通路体20の一方に排気流入口21と排気の排出口2
2を形成し、かつこの排
【0013】出口22に柔軟な支持体により連結する封
止体23を形成することにより、前記の封止体23を着
脱可能にする第2の封止装置A’とを設け、また前記の
空気袋本体10を空気で膨らませるとき、前記の第1の
封止装置Aの逆止弁16を開閉し、かつ空気袋本体10
内の排気を排出するとき、第2の封止装置A’の封止体
23を外し、空気袋本体10内の排気を排出口22から
迅速に排出する。
【0014】さらに本発明の周辺を説明すると、前記の
空気袋本体10は空気枕、空気ざぶとん、浮袋(浮
輪)、空気マット等に使用できる。これらの空気袋本体
10は柔軟な合成樹脂(例えば塩化ビニール、ポリエチ
レン等)や合成ゴムを薄くしたシート材である。これを
所望の形状に裁断し、それぞれのシート材の1枚を2枚
に重ね合わせ、さらにこれを樹脂やゴムなどの溶着専用
機械(ウェルター)を使って、内周縁と外周縁を押圧し
溶着Pする。このように溶着加工を施すことにより
【0015】空気袋本体10が完成するが、このように
する前に前記のシート材に、空気袋本体10に空気を入
れるときに使用する前記の第1の封止装置Aと、空気袋
本体10内の排気を迅速にする前記の第2の封止装置
A’をそれぞれシート材の各孔(不図示)に挿入した
後、前記のウエルダーにより溶着し取付る。したがって
前記するように、空気袋本体10の完成時には前記の第
1及び第2の封止装置A’
【0015】は付いる。また第1及び第2の封止装置
A、A’を前記のシート材の1枚にそれぞれ溶着しても
よく、あるいは両面の各シート材に第1及び第2の封止
装置A、A’をそれぞれ別々に1個を設けても、空気袋
本体10が完成した時点では、第1及び第2の封止装置
A、A’が揃って存在する。また前記のシート材の1枚
に逆止弁16を有する前記の第1の封止装置Aを2個設
け、この2個のうち1個は逆止弁16を後で切取ること
により、前記する第2の封止装置A’(つまり逆止
【0016】弁16が最初から存在しないもの)の製作
金型を不要にできる。また前記のシート材の1枚に第1
の封止装置Aを溶着し、空気袋本体10に加工するとき
(つまり前記するように2枚のシートの内外周縁を溶着
する前に一方の逆止弁16を除去してもよい。あるいは
空気袋本体10に加工した後に空気袋本体10の上から
手探りで逆止弁16をを摘み引っ張て切るようにすれ
ば、前記と同様に前記の第2の封止装置A’の金型は不
要にできる。しかも前記のシート材に第1の封止装
【0017】置Aだけで済むので、第2の封止装置A’
の在庫管理がなくなり、また同一の第1の封止装置Aの
みを付になるから、シート材に取付るとき選択する煩わ
しいさがなく迅速かつ大量の生産量ができる。前記する
ように第2の封止装置A’の生産をすることなく、第1
の封止装置A’の逆止弁16を後で除去することも可能
であるとの利点を説明したが、これに限らず最初から逆
止弁16を形成していない第2の封止装置A’を、に第
1の封止装置Aと共に生産できることを除外する意図で
はない。
【0018】また図3に図示するように前記の第1の封
止装置Aと、第2の封止装置A’を溶着可能な基材Bに
一対に形成してもよく。この場合は空気袋本体10への
溶着を1ヶ所で済み迅速にできる。また前記する第2の
封止装置A’においては、前記の排気流入口21を第2
の空気通路体20の下端に設けているが、図示するよう
に第2の空気通路体20の底面を有底にし、第2の空気
通路体20の長手方向の側面に排気流入口21を穿設す
る。この場合は空気袋本体10が外圧を受け、
【0019】空気袋本体10内圧が上昇しても、封止体
23に対し負荷を減少できるから、妄りに封止体が抜脱
することはない。また前記の第1の空気通路体11と第
2の空気通路体20の内径は奥行きに従って小径に形成
する。したがって封止体14、23が装着したとき密着
性をよくし空気の洩れを阻止する。また前記するように
第1の封止装置Aは前記の第1の空気通路体11をと第
2の空気通路体20の内径は奥行きに従って小径にし、
封止体14を装着したとき密着性をよくするが、
【0020】第1の空気通路体11は図4に図示するよ
うに、さらに第1の封止装置Aは第1の空気通路体11
と空気袋本体10とが接続する部分において、第1の空
気通路体11の縦方向に沿って肉薄aく途中まで形成
し、さらにこの肉薄aの下から徐々に肉厚bく形成し、
この肉厚bの内径は徐々に奥行きに従って小径に形成す
る。したがって封止体14を吹入口15から引抜く前
は、前記するように封止体14と第1の空気通路体11
とが密着状態にある。このような密着した状態におい
て、封止体14を引っ張ると前記の第1の空気通路体1
1の
【0021】肉薄a部分がめくれるように、第1の空気
通路体11の内側が空気袋本体10より外部に臨むこと
になる。さらにこれと同時に第2の空気通路体20の肉
薄a部分が、第1の空気通路体11の内側に位置したと
き(このような状態において肉厚bは空気袋本体10の
外壁より外部に進出し突出するので、空気を吹込むと
き、この外方に突出する部分を口に含み易い状態にな
る。)第1の空気通路体11に形成する突出郭cが、空
気袋本体10の内壁に当接し空気通路体11移動が阻
【0022】止されるので、こような状態において風紀
体14をさらに引抜くと、空気の吹入口15から封止体
14を容易に抜脱できる。また前記の封止体14、23
は両方または一方を栓体状にし吹入口15に挿入する
か、または封止体14、23の一方または両方をキャッ
プ(不図示)にし、吹入口15を空気枕本体から僅かに
突出させ圧接状態に被冠してもよい。個の点は設計上の
変更により容易である。
【0023】
【発明の効果】以上の如く本発明は、空気を封入し膨ら
ませる空気袋本体に設ける複数の封止装置を有する空気
袋において、柔軟な合成樹脂材により空洞状に形成する
空気袋本体と、この空気袋本体に第1の空気通路体を形
成し、この第1の空気通路体の一方に空気の吹入口とこ
の吹入口に柔軟な支持体により連結する封止体を形成
し、かつ前記の他方に空気の吹出口とこの吹出口側に逆
止弁の一部を連設することにより、前記の吹出口に逆止
弁を開閉可能にし、前記の吹入口に封止体を着脱可能に
する第1の封止装置と、前記の空気袋本体に第2の空気
通路体を形成し、この第2の空気通路体の一方に排気流
入口と排気の排出口を形成し、かつこの排出口に柔軟な
支持体により連結する封止体を形成することにより、前
記の封止体を着脱可能にする前記の第2の封止装置とを
設け、前記の空気袋本体を空気で膨らませるとき、前記
の第1の封止装置の逆止弁を開閉し、かつ空気袋本体内
の排気を排出するとき、第2の封止装置の封止体を外
し、空気袋本体内の排気を排出口から迅速に排出するこ
と、空気袋に有する各封止装置が空気袋内の排気の逆流
による洩れの防止と、排気の迅速さができる、また排気
の抜取り時に両手が使えるので、排気の残留がなく、薄
くなり使用後の収納において嵩張りを解消できる、また
前記の各封止体を抜き取り、片方の手で逆止弁を変形さ
せながらでも、排気の排出ができるのでさらに迅速に排
出できる等。実用的であり携帯用として有用な効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一空気袋の正面図
【図2】各封止装置の一部破断面図
【図3】各封止装置の他の一部破断面図
【符号の説明】
A 第1の封止装置 A’ 第2の封止装置 B 基材 P 溶着 W 複数の封止装置を有する空気袋 a 肉薄 b 肉厚 c 突出郭 10 空気袋本体 11 第1の空気通路体 12 吹入口 13 支持体 14 封止体 15 吹出口 16 逆止弁 20 第2の空気通路体 21 排気流入口 22 排出口 23 封止体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気枕や浮袋等の空気袋
に、吸入と排出の機能を異にする空気袋の封止装置であ
って、詳しく述べると、空気の逆流を阻止する一方、封
止体の抜取りと同時に空気の排出を迅速にする複数の封
止装置を有する空気袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気袋は自動車や自転車
に使用する所謂チューブがあり、また海やプールで泳ぐ
ときに使用する浮輪がある。さらに旅行中に携帯用の空
気袋として使用するたとえばU型の空気枕がある。これ
らの空気袋は空気を入れる空気の流通路体が1ヶ所に設
けているが、この流通路体から空気袋に空気を入れた
り、また逆に空気袋内の排気を排出している。また前記
する浮輪や空気枕に空気を入れながら膨らましている。
このように膨らませるとき吸った空気を間歇的に繰
【0003】返すので、空気の吹入口から間歇的に口を
離したとき、空気袋内に満たされていく空気が逆流し、
吹入口から洩れないように、あるいは封止体(栓体)が
抜脱したとき、抜けないように、空気の流通路体の吹出
口に開閉可能な逆止弁を設けている。したがって空気を
空気袋に吹込むときは、空圧で逆止弁が吹かれるので樹
脂の弾力に抗して開き、また空気の吹き込みを止めると
同時に、その度に前記の逆止弁が弾力により自動的に復
帰し前記の吹出口を閉塞するようにしている。こ
【0004】のように逆止弁を設けた空気袋におては、
空気袋内の排気を排出するとき前記の逆止弁の近傍を片
方の指で摘むようにして、逆止弁を変形させながら空気
を排出できる透き間をつくっている。したがってこの状
態において他方の手は空気袋を押圧し、前記の透き間か
ら徐々に空気が抜けるようにしている。したがってこの
逆止弁の部分は柔軟に樹脂材により形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記するように逆止弁
を有する封止装置は、空気袋内の空気を抜取るとき、逆
止弁を一方の指で変形させ透き間をつくりながら、同時
に他方の手で空気袋を押圧し、前記の透き間から徐々に
空気を抜取るようにしているので、空気袋の押圧時にお
いて両手が自由に使えない。したがって片手だけの押圧
では空気袋内の空
【0006】気が流動的に偏り。空気の抜取りに手間取
るという欠点がある。また前記の逆止弁は指先で変形さ
せるとき流通路の一部も同時に押えられるので、流通路
が狭くなり空気の排出に時間が掛ったり、また多少の空
気が残存したまま折り畳んだりすると収納袋に入らなく
なったり、また旅行カバンやバックの中で嵩張り、他の
旅行用品が収納できなくなるなど使用後の携帯に大きな
欠点があった。
【0007】本発明の目的は斯かる欠点を除去するため
に、空気袋に有する各封止装置が空気袋内の排気の逆流
による洩れの防止と、排気の迅速さを図るものである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は斯かる目的を
達成するために、空気を封入し膨らませる空気袋本体に
設ける複数の封止装置を有する空気袋において、柔軟な
合成樹脂材により空洞状に形成する空気袋本体と、この
空気袋本体に第1の空気通路体を形成し、この第1の空
気通路体の一方に空気の吹入口とこの吹入口に柔軟な支
持体により連結する封止体を形成し、かつ前記の他方に
空気の吹出口とこの吹出口側に逆止弁の一部を連設する
ことにより、前記の吹出口に逆止弁を開閉可能にし、前
記の吹入口に封止体を着脱可能にする第1の封止装置
と、前記の空気袋本体に第2の空気通路体を形成し、こ
の第2の空気通路体の一方に排気流入口と排気の排出口
を形成し、かつこの排出口に柔軟な支持体により連結す
る封止体を形成することにより、前記の封止体を着脱可
能にする前記の第2の封止装置とを設け、前記の空気袋
本体を空気で膨らませるとき、前記の第1の封止装置の
逆止弁を開閉し、かつ空気袋本体内の排気を排出すると
き、第2の封止装置の封止体を外し、空気袋本体内の排
気を排出口から迅速に排出することにある。
【0009】実施例 各図は本発明における複数の封止装置を有する空気袋に
係る実施例を説明すると、図1は空気袋本体10とし
て、U型の空気枕に空気袋の第1及び第2の封止装置
A,A’を設ける正面図である。前記の封止装置A,
A’から封止体14、23を外していない図示である。
図2は本発明における前記の封止装置A,A’の一部破
断面図である。図3は本発明の第1の封止装置A’にお
いて、他の実施例を図示するものであり、排気流入口2
1の位置を変えた前記の封止装置A,A’の一部破断面
図である。
【0010】以下、本発明における複数の封止装置を有
する空気袋Wの各一実施例を図示と共に詳しく説明す
る。本発明は空気を封入し膨らませる空気袋本体に設け
る空気袋の封止装置において、柔軟な合成樹脂材により
空洞状に形成する空気袋本体10と、この空気袋本体1
0に第1の空気通路体11を形成し、この第1の空気通
路体11の一方に空気の吹入口12とこの吹入口11に
柔軟な支持体13により
【0011】連結する封止体14を形成し、かつ前記の
他方に空気の吹出口15とこの吹出口15側に逆止弁1
6の一部を連設することにより、前記の吹出口11に逆
止弁16を開閉可能にし、前記の吹入口15に封止体1
4を着脱可能にする第1の封止装置Aと、前記の空気袋
本体にに第2の空気通路体20を形成し、この第2の空
気通路体20の一方に排気流入口21と排気の排出口2
2を形成し、かつこの排
【0012】出口22に柔軟な支持体により連結する封
止体23を形成することにより、前記の封止体23を着
脱可能にする第2の封止装置A’とを設け、また前記の
空気袋本体10を空気で膨らませるとき、前記の第1の
封止装置Aの逆止弁16を開閉し、かつ空気袋本体10
内の排気を排出するとき、第2の封止装置A’の封止体
23を外し、空気袋本体10内の排気を排出口22から
迅速に排出する。
【0013】さらに本発明の周辺を説明すると、前記の
空気袋本体10は空気枕、空気ざぶとん、浮袋(浮
輪)、空気マット等に使用できる。これらの空気袋本体
10は柔軟な合成樹脂(例えば塩化ビニール、ポリエチ
レン等)や合成ゴムを薄くしたシート材である。これを
所望の形状に裁断し、それぞれのシート材の1枚を2枚
に重ね合わせ、さらにこれを樹脂やゴムなどの溶着専用
機械(ウェルター)を使って、内周縁と外周縁を押圧し
溶着Pする。このように溶着加工を施すことにより
【0014】空気袋本体10が完成するが、このように
する前に前記のシート材に、空気袋本体10に空気を入
れるときに使用する前記の第1の封止装置Aと、空気袋
本体10内の排気を迅速にする前記の第2の封止装置
A’をそれぞれシート材の各孔(不図示)に挿入した
後、前記のウエルダーにより溶着し取付る。したがって
前記するように、空気袋本体10の完成時には前記の第
1及び第2の封止装置A’
【0015】は付いる。また第1及び第2の封止装置
A,A’を前記のシート材の1枚にそれぞれ溶着しても
よく、あるいは両面の各シート材に第1及び第2の封止
装置A、A’をそれぞれ別々に1個を設けても、空気袋
本体10が完成した時点では、第1及び第2の封止装置
A,A’が揃って存在する。また前記のシート材の1枚
に逆止弁16を有する前記の第1の封止装置Aを2個設
け、この2個のうち1個は逆止弁16を後で切取ること
により、前記する第2の封止装置A’(つまり逆止
【0016】弁16が最初から存在しないもの)の製作
金型を不要にできる。また前記のシート材の1枚に第1
の封止装置Aを溶着し、空気袋本体10に加工するとき
(つまり前記するように2枚のシートの内外周縁を溶着
する前に一方の逆止弁16を除去してもよい。あるいは
空気袋本体10に加工した後に空気袋本体10の上から
手探りで逆止弁16をを摘み引っ張て切るようにすれ
ば、前記と同様に前記の第2の封止装置A’の金型は不
要にできる。しかも前記のシート材に第1の封止装
【0017】置Aだけで済むので、第2の封止装置A’
の在庫管理がなくなり、また同一の第1の封止装置Aの
みをつくるから、シート材に取付るとき選択する煩わし
いさがなく迅速かつ大量の生産量ができる。前記するよ
うに第2の封止装置A’の生産をすることなく、第1の
封止装置A’の逆止弁16を後で除去することも可能で
あるとの利点を説明したが、これに限らず最初から逆止
弁16を形成していない第2の封止装置A’を、第1の
封止装置Aと共に生産できることを除外する意図ではな
い。
【0018】また図3に図示するように前記の第1の封
止装置Aと、第2の封止装置A’を溶着可能な基材Bに
一対に形成してもよく。この場合は空気袋本体10への
溶着を1ヶ所で済み迅速にできる。また前記する第2の
封止装置A’においては、前記の排気流入口21を第2
の空気通路体20の下端に設けているが、図示するよう
に第2の空気通路体20の底面を有底にし、第2の空気
通路体20の長手方向の側面に排気流入口21を穿設す
る。この場合は空気袋本体10が外圧を受け、
【0019】空気袋本体10の内圧が上昇しても、封止
体23に対し負荷を減少できるから、妄りに封止体23
が抜脱することはない。また前記の第1の空気通路体1
1と第2の空気通路体20の内径は奥行きに従って小径
に形成する。したがって封止体14、23が装着したと
き密着性をよくし空気の洩れを阻止する。また前記する
ように第1の封止装置Aは前記の第1の空気通路体11
と第2の空気通路体20の内径は奥行きに従って小径に
し、封止体14を装着したとき密着性をよくする
【0020】が、第1の空気通路体11は図4に図示す
るように、さらに第1の封止装置Aは第1の空気通路体
11と空気袋本体10とが接続する部分において、第1
の空気通路体11の縦方向に沿って肉薄aく途中まで形
成し、さらにこの肉薄aの下から徐々に肉厚bく形成
し、この肉厚bの内径は徐々に奥行きに従って小径に形
成する。したがって封止体14を吹入口15から引抜く
前は、前記するように封止体14と第1の空気通路体1
1とが密着状態にある。このような密着した状態に
【0021】おいて、封止体14を引っ張ると前記の第
1の空気通路体11の肉薄a部分がめくれるように、第
1の空気通路体11の内側が空気袋本体10より外部に
臨むことになる。さらにこれと同時に第2の空気通路体
20の肉薄a部分が、第1の空気通路体11の内側に位
置したとき(このような状態において肉厚bは空気袋本
体10の外壁より外部に進出し突出するので、空気を吹
込むとき、この外方に突出する部分を口に含み易い状態
になる。)第1の空気通路体11に形成する突出
【0022】郭cが、空気袋本体10の内壁に当接し空
気通路体11の移動が阻止されるので、こような状態に
おいて風紀体14をさらに引抜くと、空気の吹入口15
から封止体14を容易に抜脱できる。また前記の封止体
14、23は両方または一方を栓体状にし吹入口15に
挿入するか、または封止体14、23の一方または両方
をキャップ(不図示)にし、吹入口15を空気枕本体1
0から僅かに突出させ圧接状態に被冠してもよい。この
点は設計上の変更により容易である。
【0023】
【発明の効果】以上の如く本発明は、空気を封入し膨ら
ませる空気袋本体に設ける複数の封止装置を有する空気
袋において、柔軟な合成樹脂材により空洞状に形成する
空気袋本体と、この空気袋本体に第1の空気通路体を形
成し、この第1の空気通路体の一方に空気の吹入口とこ
の吹入口に柔軟な支持体により連結する封止体を形成
し、かつ前記の他方に空気の吹出口とこの吹出口側に逆
止弁の一部を連設することにより、前記の吹出口に逆止
弁を開閉可能にし、前記の吹入口に封止体を着脱可能に
する第1の封止装置と、前記の空気袋本体に第2の空気
通路体を形成し、この第2の空気通路体の一方に排気流
入口と排気の排出口を形成し、かつこの排出口に柔軟な
支持体により連結する封止体を形成することにより、前
記の封止体を着脱可能にする前記の第2の封止装置とを
設け、前記の空気袋本体を空気で膨らませるとき、前記
の第1の封止装置の逆止弁を開閉し、かつ空気袋本体内
の排気を排出するとき、第2の封止装置の封止体を外
し、空気袋本体内の排気を排出口から迅速に排出するこ
とができ、また空気袋に有する各封止装置が空気袋内の
排気の逆流による洩れの防止と、排気の迅速にできる、
また排気の抜取り時に両手が使えるので、排気の残留が
なく、薄くなり使用後の収納において嵩張りを解消でき
る。また前記の各封止体を抜取り、片方の手で逆止弁を
変形させながらでも、両手を使えば、さらに迅速に排出
できる等、実用的であり携帯用として有用な効果を奏す
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を封入し膨らませる空気袋本体に設け
    る複数の封止装置を有する空気袋において、柔軟な合成
    樹脂材により空洞状に形成する空気袋本体と、この空気
    袋本体に第1の空気通路体を形成し、この第1の空気通
    路体の一方に空気の吹入口とこの吹入口に柔軟な支持体
    により連結する封止体を形成し、かつ前記の他方に空気
    の吹出口とこの吹出口側に逆止弁の一部を連設すること
    により、前記の吹出口に逆止弁を開閉可能にし、前記の
    吹入口に封止体を着脱可能にする第1の封止装置と、前
    記の空気袋本体に第2の空気通路体を形成し、この第2
    の空気通路体の一方に排気流入口と排気の排出口を形成
    し、かつこの排出口に柔軟な支持体により連結する封止
    体を形成することにより、前記の封止体を着脱可能にす
    る前記の第2の封止装置とを設け、前記の空気袋本体を
    空気で膨らませるとき、前記の第1の封止装置の逆止弁
    を開閉し、かつ空気袋本体内の排気を排出するとき、第
    2の封止装置の封止体を外し、空気袋本体内の排気を排
    出口から迅速に排出することを特徴とする。
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