JPH10101150A - 合成樹脂製袋体 - Google Patents

合成樹脂製袋体

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JPH10101150A
JPH10101150A JP8271353A JP27135396A JPH10101150A JP H10101150 A JPH10101150 A JP H10101150A JP 8271353 A JP8271353 A JP 8271353A JP 27135396 A JP27135396 A JP 27135396A JP H10101150 A JPH10101150 A JP H10101150A
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film
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synthetic resin
ultraviolet
ultraviolet light
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JP8271353A
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Hirohide Higuchi
博英 樋口
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Seisan Nipponsha KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紫外線吸収剤の混入割合を増やすことなく適格
な紫外線透過防止ができ、しかもディスプレー効果を高
め、あるいは内容品の透視確認できるようにした。 【解決手段】紫外線吸収剤を練り混んで形成される熱可
塑性合成樹脂フィルムよりなる袋体本体フィルム2の所
要範囲が肉厚部2aになっており、一方、前記所要範囲
の肉厚部域3を除く前記フィルム部分は、前記肉厚部域
3とは異色若しくは濃淡の差を有し、かつ紫外線に対し
遮断機能を有するフィルム5との積層構成乃至遮断機能
を有するフィルムを含んだ積層構成とした。前記肉厚部
域3を有する本体フィルム2と、紫外線に対し遮断機能
を有するフィルム5乃至遮断機能を有するフィルムを含
んだ積層フィルム部分はそれぞれ異色若しくは濃淡の差
を有し、しかも前記本体フィルム2は、無色透明若しく
は内容品の透視可能な着色透明とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包入内容品に対し
紫外線による変質防止機能を持った合成樹脂製袋体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】紫外線によって変質しやすい物品とし
て、例えばインスタントラーメン,ポテトチップス等の
油菓子、バター,サラダオイル,焼豚などの油脂分を含
む食品、お茶海苔などの植物性食品、医薬品,工業薬
品,農薬などがある。
【0003】これらの物品を紫外線から保護する包装体
として、着色遮光又は紫外線吸収剤を混入したフィルム
による合成樹脂製袋、あるいはアルミ箔層を設けた合成
樹脂製袋、さらには印刷により遮光した合成樹脂製袋等
が一般に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、着色遮
光フィルム又はアルミ箔層を設けた合成樹脂製袋は包入
内容品が目視できない欠点があり、紫外線吸収剤を混入
したフィルムによる合成樹脂製袋は、所要の紫外線防止
効果を得るために紫外線吸収剤の混入割合を増やすとフ
ィルム表面がべたついたり、フィルム表面に粉が吹いた
ような現象を生じ、食品や医薬品にとって致命的な印象
を与えかねない。また、印刷による遮光では工程を増や
すことになり、煩雑でコスト高を招く問題がある。
【0005】本発明の目的は、紫外線吸収剤の混入割合
を増やすことなく適格な紫外線透過防止ができ、しかも
ディスプレー効果を高め、あるいは内容品の透視確認で
きるようにした合成樹脂製袋を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、請求項1に記載の通り、紫外線吸収
剤を練り混んで形成される熱可塑性合成樹脂フィルムよ
りなる袋体であって、その本体フィルムの所要範囲が肉
厚部になっており、一方、前記所要範囲の肉厚部域を除
く前記フィルム部分は、前記肉厚部域とは異色若しくは
濃淡の差を有し、かつ紫外線に対し遮断機能を有するフ
ィルムとの積層構成乃至遮断機能を有するフィルムを含
んだ積層構成となっていることを特徴とするものであ
る。
【0007】また、請求項2に記載の通り上記の構成に
おいて、前記紫外線に対し遮断機能を有するフィルム乃
至遮断機能を有するフィルムを含んだ積層フィルムの紫
外線透過率は、本体フィルムの肉厚部域と肉厚部域を除
くフィルム部分の紫外線透過率の差に相当するか、若し
くは肉厚部域の紫外線透過率よりも低い紫外線透過率を
実現するものである。
【0008】さらに、請求項3に記載の通り、請求項1
乃至2に記載の構成において、所要範囲が肉厚となって
いる本体フィルムと、紫外線に対し遮断機能を有するフ
ィルム乃至遮断機能を有するフィルムを含んだ積層フィ
ルム部分はそれぞれ異色若しくは濃淡の差を有し、しか
も前記本体フィルムは、無色透明若しくは内容品の透視
可能な着色透明となっていることを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1において、10は熱可塑性合成
樹脂フィルムよりなる袋体であって、紫外線吸収剤を練
り混んで形成される本体フィルム2の所要範囲が肉厚部
2aになっており、一方、前記所要範囲の肉厚部域3を
除く前記フィルム部分は、前記肉厚部域とは異色若しく
は濃淡の差を有し、かつ紫外線に対し遮断機能を有する
フィルム5との積層構成となっている。
【0010】前記本体フィルム2の素材としては、通常
包装体に使用されるポリエチレン,ポロプロピレン,ポ
リアミド,ポリビニルアルコール,アイオノマーなどで
あり、それに練りこまれる紫外線吸収剤は、螢光性が全
くないか、あるいは殆どない有機化合物、例えば、サリ
チル酸エステル,ベンゾフェノン,ベンゾトリアゾー
ル,アクリロニトリル系の物質が用いられる。
【0011】また、前記本体フィルム2の肉厚部域3を
除くフィルム部分に積層される前記肉厚部域3とは異色
若しくは濃淡の差を有し、かつ紫外線に対し遮断機能を
有するフィルム5は、白色系又はメタル系(例えばチタ
ンホワイト,アルミニウム粉末)の染顔料を有するフィ
ルム、その他紫外線を遮断する機能を持つ染顔料により
着色されたフィルム,紫外線吸収剤を練り混んで形成さ
れる熱可塑性合成樹脂フィルム(本体フィルム2とは異
色)、或いは不透明フィルムが用いられる。
【0012】さらに、前記本体フィルム2の肉厚部域3
を除くフィルム部分に積層される前記肉厚部域3とは異
色若しくは濃淡の差を有し、かつ紫外線に対し遮断機能
を有するフィルム5は図2で示すように、アルミニウム
箔やアルミニウム蒸着などによる金属膜層6を有する2
層以上の積層フィルム8を用いてもよい。
【0013】図1及び図2の袋体10は、その開口部に
開閉可能な閉鎖部材が設けられていないが、図3で示す
ように、上記の構成において本体フィルム2の内側面の
所要部に雌雄嵌合タイプの合成樹脂製ファスナー7を一
体化した袋体10aとすることも可能である。
【0014】上記の構成による紫外線に対し遮断機能を
有するフィルム5乃至遮断機能を有するフィルムを含ん
だ2層以上の積層フィルム8の紫外線透過率は、本体フ
ィルム2の肉厚部域3と肉厚部域3を除くフィルム部分
の紫外線透過率の差に相当するか、若しくは肉厚部域3
の紫外線透過率よりも低い紫外線透過率とする。
【0015】すなわち、光化学的に有害とされる280
〜400mμの紫外線が遮断される。尚、上記におい
て、280〜400mμの紫外線の透過率を10%以下
に抑えるようにすることが望ましい。
【0016】また、所要範囲が肉厚部2aになっている
本体フィルム2と、紫外線に対し遮断機能を有するフィ
ルム5乃至遮断機能を有するフィルムを含んだ2層以上
の積層フィルム8の部分はそれぞれ異色若しくは濃淡の
差を有し、しかも前記本体フィルム2は、無色透明若し
くは内容品の透視可能な着色透明となっている。
【0017】従って、肉厚部域3では、袋体10,10
aに包入している内容品を紫外線が遮断された上に透視
確認することが可能である。
【0018】上記の構成による本発明の袋体10,10
aでは、その所要範囲を肉厚部2aとすることによっ
て、この肉厚部域3における紫外線吸収剤の実質的な量
が増加していることになり、肉厚部域3が内容品を透視
確認が可能であっても紫外線透過防止効果を高め、前記
肉厚部域3以外については、紫外線に対し遮断機能を有
するフィルム5との積層乃至遮断機能を有するフィルム
を含んだ2層以上の積層フィルム8の構成により前記肉
厚部域3の部分と同等以上の紫外線透過防止機能が確保
される。すなわち、肉厚部域3以外の部分については、
積層されるフィルムによっては、本体フィルム2の部分
の紫外線吸収剤の存在により相乗効果が期待できるから
である。
【0019】従って、紫外線吸収剤の混入割合を増やす
ことなく充分な紫外線遮断を実現することができるた
め、フィルム表面のべたつきや、フィルム表面に粉が吹
いたような現象(ブリードアウト)が生じることのない
紫外線透過防止機能を有する合成樹脂製袋体を低コスト
で提供することができる。
【0020】また、本体フィルム2とこれに積層される
フィルムを異色若しくは濃淡の差のあるものとすること
によって、外観的には肉厚部域3と肉厚部域3以外が異
色若しくは濃淡の差のあるものとの組み合わせとなり、
美観を具現し包装体としてのディスプレー効果を期待す
ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によると、紫外線に
よって変質しやすい物品対し、紫外線を遮断する変質防
止機能を持ち、しかも内容品を透視することが可能な包
装体としての合成樹脂製袋体を低コストで提供すること
ができる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の袋体の断面図
【図2】本発明の2層以上の積層による袋体の断面図
【図3】開口部にファスナーを形成した本発明の袋体の
断面図
【符号の説明】
2 本体フィルム 2a 厚肉部 3 厚肉部域 5 紫外線に対し遮断機能を有するフィルム 6 金属膜層 7 ファスナー 10 袋体(ファスナーなし) 10a 袋体(ファスナー付き)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線吸収剤を練り混んで形成される熱
    可塑性合成樹脂フィルムよりなる袋体であって、その本
    体フィルムの所要範囲が肉厚部になっており、一方、前
    記所要範囲の肉厚部域を除く前記フィルム部分は、前記
    肉厚部域とは異色若しくは濃淡の差を有し、かつ紫外線
    に対し遮断機能を有するフィルムとの積層構成乃至遮断
    機能を有するフィルムを含んだ積層構成となっているこ
    とを特徴とする合成樹脂製袋体。
  2. 【請求項2】 前記紫外線に対し遮断機能を有するフィ
    ルム乃至遮断機能を有するフィルムを含んだ積層フィル
    ムの紫外線透過率は、本体フィルムの肉厚部域と肉厚部
    域を除くフィルム部分の紫外線透過率の差に相当する
    か、若しくは肉厚部域の紫外線透過率よりも低い紫外線
    透過率を実現するものである請求項1に記載の合成樹脂
    製袋体。
  3. 【請求項3】 所要範囲が肉厚となっている本体フィル
    ムと、紫外線に対し遮断機能を有するフィルム乃至遮断
    機能を有するフィルムを含んだ積層フィルム部分はそれ
    ぞれ異色若しくは濃淡の差を有し、しかも前記本体フィ
    ルムは、無色透明若しくは内容品の透視可能な着色透明
    となっていることを特徴とする請求項1乃至2に記載の
    合成樹脂製袋体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004046269A1 (ja) * 2002-11-20 2004-06-03 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. 紫外線吸収剤及び該紫外線吸収剤を含有する包装用資材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004046269A1 (ja) * 2002-11-20 2004-06-03 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. 紫外線吸収剤及び該紫外線吸収剤を含有する包装用資材

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