JPH10102471A - 土壌の汚染処理方法 - Google Patents
土壌の汚染処理方法Info
- Publication number
- JPH10102471A JPH10102471A JP25574096A JP25574096A JPH10102471A JP H10102471 A JPH10102471 A JP H10102471A JP 25574096 A JP25574096 A JP 25574096A JP 25574096 A JP25574096 A JP 25574096A JP H10102471 A JPH10102471 A JP H10102471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- quicklime
- weight
- heavy metals
- oils
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生石灰を利用するという、処理の手間が掛か
らずに、処理コストが安価で環境に安全な方法で、確実
に、重金属類や油類で汚染された土壌中の重金属類や油
類が、雨水や地下水の中に溶出したり滲み出したりしな
いように処理することができる。 【解決手段】 現地発生土に、土に対して50〜100 重量
%の生石灰と生石灰に対して5 〜10重量%の珪酸ナトリ
ウムとを添加混合した後、この混合系に土に対して約40
重量%の水を注入して生石灰の水和反応を喚起させ、現
地発生土に含む重金属類を珪酸塩とし、また、油類を反
応時に生成する珪酸カルシウムゲルに吸着させる。
らずに、処理コストが安価で環境に安全な方法で、確実
に、重金属類や油類で汚染された土壌中の重金属類や油
類が、雨水や地下水の中に溶出したり滲み出したりしな
いように処理することができる。 【解決手段】 現地発生土に、土に対して50〜100 重量
%の生石灰と生石灰に対して5 〜10重量%の珪酸ナトリ
ウムとを添加混合した後、この混合系に土に対して約40
重量%の水を注入して生石灰の水和反応を喚起させ、現
地発生土に含む重金属類を珪酸塩とし、また、油類を反
応時に生成する珪酸カルシウムゲルに吸着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重金属類または油
類によって汚染された土壌の処理方法に関するものであ
る。
類によって汚染された土壌の処理方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】生石灰を地盤を構成する土壌にまぜて、
改良を行う方法は従来から行われている。
改良を行う方法は従来から行われている。
【0003】それは、被対象地盤に対して数%重量の生
石灰を添加することによって、まず生石灰の水和による
発熱、膨張作用によって地盤中の水分の蒸発を促進させ
るもので、生石灰から消石灰への化学変化の過程で体積
膨張を起こし、周辺地盤の圧密を進行させることを利用
するものである。
石灰を添加することによって、まず生石灰の水和による
発熱、膨張作用によって地盤中の水分の蒸発を促進させ
るもので、生石灰から消石灰への化学変化の過程で体積
膨張を起こし、周辺地盤の圧密を進行させることを利用
するものである。
【0004】このようにして、生成した消石灰と周囲の
地盤との間にイオン交換反応が起こり、カルシウムイオ
ンが土粒子表面に吸着されて、土粒子は凝集化作用を示
し団粒化して地盤の含水比が低下する。
地盤との間にイオン交換反応が起こり、カルシウムイオ
ンが土粒子表面に吸着されて、土粒子は凝集化作用を示
し団粒化して地盤の含水比が低下する。
【0005】また、日数の経過によって、カルシウムイ
オンが土壌中のシリカやアルミナと結合して珪酸石灰水
和物やアルミン酸石灰水和物等の石灰水和物を作り、こ
れが結合材となって強度を発揮するようになり、さら
に、前記各過程の反応に対して過剰な生石灰は地盤中の
炭酸または炭酸ガスによって炭酸カルシウムを生じ、こ
の際に固結作用を起こして強度を発揮するようになり地
盤は改良される。
オンが土壌中のシリカやアルミナと結合して珪酸石灰水
和物やアルミン酸石灰水和物等の石灰水和物を作り、こ
れが結合材となって強度を発揮するようになり、さら
に、前記各過程の反応に対して過剰な生石灰は地盤中の
炭酸または炭酸ガスによって炭酸カルシウムを生じ、こ
の際に固結作用を起こして強度を発揮するようになり地
盤は改良される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような生石灰を利
用する方法は材料としての生石灰が安価で豊富に入手で
きることから利用価値は高いが、水銀、六価クロム、カ
ドミウム等の重金属類や油類で汚染された土壌の対処に
はならない。
用する方法は材料としての生石灰が安価で豊富に入手で
きることから利用価値は高いが、水銀、六価クロム、カ
ドミウム等の重金属類や油類で汚染された土壌の対処に
はならない。
【0007】かかる汚染土壌ではこれらの汚染物質が雨
水や地下水の中に溶出してきたり、滲み出してきたりし
て二次災害を引き起こし環境問題となっているが、土壌
が水銀、六価クロム、カドミウム等の重金属類で汚染さ
れた場合の無害化処理は、従来は汚染土壌を直接セメン
トで固化する処理方法によって、重金属類が雨水や地下
水の中に溶出することを防止している。
水や地下水の中に溶出してきたり、滲み出してきたりし
て二次災害を引き起こし環境問題となっているが、土壌
が水銀、六価クロム、カドミウム等の重金属類で汚染さ
れた場合の無害化処理は、従来は汚染土壌を直接セメン
トで固化する処理方法によって、重金属類が雨水や地下
水の中に溶出することを防止している。
【0008】一方、土壌が油類で汚染された場合の無害
化処理は、汚染土壌を直接セメントで固化するか、汚染
土壌を焼却炉で揮発させて焼却する処理方法によって、
油類が雨水や地下水の中に滲み出すことを防止してい
る。
化処理は、汚染土壌を直接セメントで固化するか、汚染
土壌を焼却炉で揮発させて焼却する処理方法によって、
油類が雨水や地下水の中に滲み出すことを防止してい
る。
【0009】このように汚染土壌を直接セメントで固化
する処理方法では処理の手間や処理コストが嵩むもので
あり、また、汚染土壌を焼却炉で揮発させて焼却する処
理方法では、非揮発性の油類に対しては十分な処理がで
きないことや焼却処理施設の大型化や燃料や動力等のラ
ンニングコストが嵩む等の問題が起きている。
する処理方法では処理の手間や処理コストが嵩むもので
あり、また、汚染土壌を焼却炉で揮発させて焼却する処
理方法では、非揮発性の油類に対しては十分な処理がで
きないことや焼却処理施設の大型化や燃料や動力等のラ
ンニングコストが嵩む等の問題が起きている。
【0010】本発明の目的は前記の従来例の不都合を解
消し、生石灰を利用するという、処理の手間が掛からず
に、処理コストが安価で環境に安全な方法で、確実に、
重金属類や油類で汚染された土壌中の重金属類や油類
が、雨水や地下水の中に溶出したり滲み出したりしない
ように処理することができる土壌の汚染処理方法を提供
することにある。
消し、生石灰を利用するという、処理の手間が掛からず
に、処理コストが安価で環境に安全な方法で、確実に、
重金属類や油類で汚染された土壌中の重金属類や油類
が、雨水や地下水の中に溶出したり滲み出したりしない
ように処理することができる土壌の汚染処理方法を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、現地発生土に、土に対して50〜100 重量%の
生石灰と生石灰に対して5〜10重量%の珪酸ナトリウム
とを添加混合した後、この混合系に土に対して40重量%
の水を注入して生石灰の水和反応を喚起させ、現地発生
土に含む重金属類を珪酸塩としたこと、もしくは、現地
発生土に、土に対して50〜100 重量%の生石灰と生石灰
に対して5〜10重量%の珪酸ナトリウムとを添加混合し
た後、この混合系に土に対して40重量%の水を注入して
生石灰の水和反応を喚起させ、生成する珪酸カルシウム
ゲルに、現地発生土に含む油類を吸着させたことを要旨
とするものである。
するため、現地発生土に、土に対して50〜100 重量%の
生石灰と生石灰に対して5〜10重量%の珪酸ナトリウム
とを添加混合した後、この混合系に土に対して40重量%
の水を注入して生石灰の水和反応を喚起させ、現地発生
土に含む重金属類を珪酸塩としたこと、もしくは、現地
発生土に、土に対して50〜100 重量%の生石灰と生石灰
に対して5〜10重量%の珪酸ナトリウムとを添加混合し
た後、この混合系に土に対して40重量%の水を注入して
生石灰の水和反応を喚起させ、生成する珪酸カルシウム
ゲルに、現地発生土に含む油類を吸着させたことを要旨
とするものである。
【0012】本発明の土壌の汚染処理方法は、通常の地
盤改良の改良材として使用する生石灰を用いるが、地盤
改良の時に使用する量よりも多く使用し、さらに、珪酸
ナトリウムを併用するところに特徴を有する。
盤改良の改良材として使用する生石灰を用いるが、地盤
改良の時に使用する量よりも多く使用し、さらに、珪酸
ナトリウムを併用するところに特徴を有する。
【0013】請求項1記載の本発明によれば、現地発生
土に含む水銀、六価クロム、カドミウム等の重金属類は
水に不溶性な珪酸塩となるので、地下水や雨水の中に溶
出することなく土の中で安全な状態となる。
土に含む水銀、六価クロム、カドミウム等の重金属類は
水に不溶性な珪酸塩となるので、地下水や雨水の中に溶
出することなく土の中で安全な状態となる。
【0014】請求項2記載の本発明によれば、現地発生
土に含む油類は水に不溶な表面積の大きい珪酸カルシウ
ムゲルに強固に吸着されるので、地下水や雨水の中に滲
み出すことなく土の中で安全な状態となる。
土に含む油類は水に不溶な表面積の大きい珪酸カルシウ
ムゲルに強固に吸着されるので、地下水や雨水の中に滲
み出すことなく土の中で安全な状態となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の土壌の汚染処理方
法について詳細に説明する。本発明の土壌の汚染処理方
法は、第1実施形態として、水銀、六価クロム、カドミ
ウム等の重金属類よって汚染された現地発生土に、攪拌
しながら、土に対して50〜100 %重量の生石灰(Ca
O)と生石灰の5〜10%重量の珪酸ナトリウム(Na2
SiO3 )とを添加しよく混合する。その後、この混合
系に土に対して約40%重量の水を注入する。
法について詳細に説明する。本発明の土壌の汚染処理方
法は、第1実施形態として、水銀、六価クロム、カドミ
ウム等の重金属類よって汚染された現地発生土に、攪拌
しながら、土に対して50〜100 %重量の生石灰(Ca
O)と生石灰の5〜10%重量の珪酸ナトリウム(Na2
SiO3 )とを添加しよく混合する。その後、この混合
系に土に対して約40%重量の水を注入する。
【0016】第2実施形態として、油類によって汚染さ
れた現地発生土に、攪拌しながら、土に対して50〜100
%重量の生石灰(CaO)と生石灰の5〜10%重量の珪
酸ナトリウム(Na2 SiO3 )とを添加しよく混合す
る。その後、この混合系に土に対して約40%重量の水を
注入する。
れた現地発生土に、攪拌しながら、土に対して50〜100
%重量の生石灰(CaO)と生石灰の5〜10%重量の珪
酸ナトリウム(Na2 SiO3 )とを添加しよく混合す
る。その後、この混合系に土に対して約40%重量の水を
注入する。
【0017】これら第1実施形態、第2実施形態ともに
現地発生土に、攪拌しながら、生石灰(CaO)と珪酸
ナトリウム(Na2 SiO3 )とを混合する方法は、ミ
キサーを用いるバッチ処理の場合でもよいが、掘削と同
時に攪拌混合ができる機械装置を用いて連続的に行うよ
うにしてもよい。かかる装置としては、オーガのごとき
掘削軸を有する機械で地盤を連続的に掘削し、同時に材
料と水を注出して攪拌していく方法が考えられる。
現地発生土に、攪拌しながら、生石灰(CaO)と珪酸
ナトリウム(Na2 SiO3 )とを混合する方法は、ミ
キサーを用いるバッチ処理の場合でもよいが、掘削と同
時に攪拌混合ができる機械装置を用いて連続的に行うよ
うにしてもよい。かかる装置としては、オーガのごとき
掘削軸を有する機械で地盤を連続的に掘削し、同時に材
料と水を注出して攪拌していく方法が考えられる。
【0018】前記水を注入することにより、次の水和反
応が加速度的に起こり、発熱反応によって混合系全体の
温度が上昇し、粘性が低下して流動性を増し、土と処理
剤の混合が容易に進行して消石灰〔Ca(OH)2 〕を
生ずる。 CaO+H2 O→Ca(OH)2
応が加速度的に起こり、発熱反応によって混合系全体の
温度が上昇し、粘性が低下して流動性を増し、土と処理
剤の混合が容易に進行して消石灰〔Ca(OH)2 〕を
生ずる。 CaO+H2 O→Ca(OH)2
【0019】次いで、消石灰は珪酸ナトリウムと反応し
て、次の化学式に示すように珪酸カルシウム(CaSi
O3 )を生じ、この珪酸カルシウムは水に不溶の白色沈
殿となる。 Ca(OH)2 +Na2 SiO3 →CaSiO3 +Na
OH
て、次の化学式に示すように珪酸カルシウム(CaSi
O3 )を生じ、この珪酸カルシウムは水に不溶の白色沈
殿となる。 Ca(OH)2 +Na2 SiO3 →CaSiO3 +Na
OH
【0020】また、現地発生土中の重金属類は重金属イ
オン(M)になって、混合系において、カルシウムイオ
ンと同様に珪酸ナトリウムと反応して、次の化学式に示
す重金属の珪酸塩となり沈殿を生ずる。この重金属の珪
酸塩は水に対して難溶で、一般的な酸では侵され難いも
のとなる。 M(イオン)+Na2 SiO3 →MSiO3 +2Na
(イオン) また、カルシウムイオンは金属イオンに比べイオン化傾
向が強いので次の化学反応も考えられ、重金属類を抱合
不溶化し固定する。 M(イオン)+CaSiO3 →MSiO3 +Ca(イオ
ン)
オン(M)になって、混合系において、カルシウムイオ
ンと同様に珪酸ナトリウムと反応して、次の化学式に示
す重金属の珪酸塩となり沈殿を生ずる。この重金属の珪
酸塩は水に対して難溶で、一般的な酸では侵され難いも
のとなる。 M(イオン)+Na2 SiO3 →MSiO3 +2Na
(イオン) また、カルシウムイオンは金属イオンに比べイオン化傾
向が強いので次の化学反応も考えられ、重金属類を抱合
不溶化し固定する。 M(イオン)+CaSiO3 →MSiO3 +Ca(イオ
ン)
【0021】さらに、珪酸は非常に複雑な構造の集合体
であって、そのゲル(シリカゲル)と重金属類との結合
によって重金属類を固定することや、重金属原子を抱接
するマトリックス構造をとることによって重金属類を固
定することも知られている。
であって、そのゲル(シリカゲル)と重金属類との結合
によって重金属類を固定することや、重金属原子を抱接
するマトリックス構造をとることによって重金属類を固
定することも知られている。
【0022】また、沈殿した珪酸カルシウムは多孔質で
あって、単位重量当たりの表面積が極めて大きく、一般
に珪酸カルシウム1g当たりの表面積は600m2 程度とな
ることが知られており、この珪酸カルシウムの特性によ
って、汚染土壌中の油類は非常に薄い膜状に吸着され、
強い保持力によって固定される。
あって、単位重量当たりの表面積が極めて大きく、一般
に珪酸カルシウム1g当たりの表面積は600m2 程度とな
ることが知られており、この珪酸カルシウムの特性によ
って、汚染土壌中の油類は非常に薄い膜状に吸着され、
強い保持力によって固定される。
【0023】本発明の土壌の汚染処理方法において、使
用する生石灰は該生石灰の表面を脂肪族多価アルコール
(エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、グリセリン等)でコーティングした
ものを用いても良く、これによって添加時の粉塵の防止
や輸送中の水和反応を防止することができる。
用する生石灰は該生石灰の表面を脂肪族多価アルコール
(エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、グリセリン等)でコーティングした
ものを用いても良く、これによって添加時の粉塵の防止
や輸送中の水和反応を防止することができる。
【0024】さらに、土壌の汚染状態によっては種々配
合を変えることが好ましい。例えば、土壌の汚染度が激
しい場合には、珪酸ナトリウムの他に二酸化珪素(Si
O2)を土に対して5重量%程度添加したり、生石灰と
汚染土との反応を長時間にするには石膏(CaSO4 )
を土に対して2〜3重量%添加したり、発熱反応を促進
し高温にするには酸化マグネシウム(MgO)を土に対
して2〜3重量%添加すること等によって対処する。
合を変えることが好ましい。例えば、土壌の汚染度が激
しい場合には、珪酸ナトリウムの他に二酸化珪素(Si
O2)を土に対して5重量%程度添加したり、生石灰と
汚染土との反応を長時間にするには石膏(CaSO4 )
を土に対して2〜3重量%添加したり、発熱反応を促進
し高温にするには酸化マグネシウム(MgO)を土に対
して2〜3重量%添加すること等によって対処する。
【0025】また、本発明の土壌の汚染処理方法による
と、処理後の土のPHが12〜13程度になるが、これをそ
のまま放置すると約4〜7週間後にPHが7〜8まで低
下し、一般の土壌のPH6〜7に近づくことが実験で確
認されている。これは土壌中の細菌や降雨や大気中の炭
酸の作用と考えられる。
と、処理後の土のPHが12〜13程度になるが、これをそ
のまま放置すると約4〜7週間後にPHが7〜8まで低
下し、一般の土壌のPH6〜7に近づくことが実験で確
認されている。これは土壌中の細菌や降雨や大気中の炭
酸の作用と考えられる。
【0026】次に、本発明の土壌の汚染処理方法によっ
て処理した試験結果については、次に示す試験項目およ
び定量分析方法により確認した。
て処理した試験結果については、次に示す試験項目およ
び定量分析方法により確認した。
【0027】 試験項目 定量分析方法 (1)全水銀 環境庁告示第59号付表3による。 (2)カドミウム JIS−K−0102の55による。 (3)六価クロム JIS−K−0102の65.2による。 (4)砒素 JIS−K−0102の61による。 (5)銅 総理府令第66号による。 (6)亜鉛 環境庁告示第13号第2の11による。 (7)油 分 環境庁告示第3号による。
【0028】次に、実施例によって本発明を詳細に説明
するが、これは本発明の効果を具体的に説明するための
ものであって、これによって本発明が限定されるもので
はない。 <実施例1>重金属類および油類で汚染された現地発生
土1000kgをミキサーで攪拌し、これに生石灰850kg と珪
酸ナトリウム80kgとを添加して充分に混合し、この混合
系に水400kg を注入し水和反応を起こさせて、重金属類
を珪酸塩として沈殿させ水に不溶とし、さらに、油類を
生成した珪酸カルシウムに吸着させて水に滲み出ないよ
うに処理した。
するが、これは本発明の効果を具体的に説明するための
ものであって、これによって本発明が限定されるもので
はない。 <実施例1>重金属類および油類で汚染された現地発生
土1000kgをミキサーで攪拌し、これに生石灰850kg と珪
酸ナトリウム80kgとを添加して充分に混合し、この混合
系に水400kg を注入し水和反応を起こさせて、重金属類
を珪酸塩として沈殿させ水に不溶とし、さらに、油類を
生成した珪酸カルシウムに吸着させて水に滲み出ないよ
うに処理した。
【0029】<実施例2>重金属類および油類で汚染さ
れた実施例1とは別の現地発生土1000kgをミキサーで攪
拌し、これに生石灰1000kgと珪酸ナトリウム100kg と二
酸化珪素50kgとを添加して充分に混合し、この混合系に
水400kg を注入し水和反応を起こさせて、重金属類を珪
酸塩として沈殿させ水に不溶とし、さらに、油類を生成
した珪酸カルシウムに吸着させて水に滲み出ないように
処理した。
れた実施例1とは別の現地発生土1000kgをミキサーで攪
拌し、これに生石灰1000kgと珪酸ナトリウム100kg と二
酸化珪素50kgとを添加して充分に混合し、この混合系に
水400kg を注入し水和反応を起こさせて、重金属類を珪
酸塩として沈殿させ水に不溶とし、さらに、油類を生成
した珪酸カルシウムに吸着させて水に滲み出ないように
処理した。
【0030】<試験の結果>前記、実施例1および実施
例2の処理前と処理後の各試料を採取して、前記試験項
目および分析試験方法によって測定し、その結果を次に
示す表1にまとめた。
例2の処理前と処理後の各試料を採取して、前記試験項
目および分析試験方法によって測定し、その結果を次に
示す表1にまとめた。
【0031】
【表1】 表1の中の不検出とは定量限界以下を意味する。実施例
1および実施例2の各項の試験のデーターから判読でき
るように、処理後における試験結果が優れていることが
判る。
1および実施例2の各項の試験のデーターから判読でき
るように、処理後における試験結果が優れていることが
判る。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明の土壌の汚染処
理方法は、生石灰を利用するという、処理の手間が掛か
らずに、処理コストが安価で環境に安全な方法で、確実
に、重金属類や油類で汚染された土壌中の重金属類や油
類が、雨水や地下水の中に溶出したり滲み出したりしな
いように処理することができるものである。
理方法は、生石灰を利用するという、処理の手間が掛か
らずに、処理コストが安価で環境に安全な方法で、確実
に、重金属類や油類で汚染された土壌中の重金属類や油
類が、雨水や地下水の中に溶出したり滲み出したりしな
いように処理することができるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 現地発生土に、土に対して50〜100 重量
%の生石灰と生石灰に対して5〜10重量%の珪酸ナトリ
ウムとを添加混合した後、この混合系に土に対して約40
重量%の水を注入して生石灰の水和反応を喚起させ、現
地発生土に含む重金属類を珪酸塩とすることを特徴とし
た土壌の汚染処理方法。 - 【請求項2】 現地発生土に、土に対して50〜100 重量
%の生石灰と生石灰に対して5〜10重量%の珪酸ナトリ
ウムとを添加混合した後、この混合系に土に対して約40
重量%の水を注入して生石灰の水和反応を喚起させ、生
成する珪酸カルシウムゲルに、現地発生土に含む油類を
吸着させたことを特徴とする土壌の汚染処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25574096A JP2813878B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 土壌の汚染処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25574096A JP2813878B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 土壌の汚染処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10102471A true JPH10102471A (ja) | 1998-04-21 |
| JP2813878B2 JP2813878B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=17282981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25574096A Expired - Lifetime JP2813878B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 土壌の汚染処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2813878B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011162590A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Kajima Corp | 地盤改良材および地盤改良工法 |
| WO2014007654A1 (en) * | 2012-01-25 | 2014-01-09 | Advanced Agricultural Additives (Nz) Limited | Agricultural additives, compositions and methods |
| CN104845628A (zh) * | 2015-04-22 | 2015-08-19 | 清华大学 | 一种钙基液态固化剂及其原位固定钒污染土壤的方法 |
| JP2021046685A (ja) * | 2019-09-17 | 2021-03-25 | 株式会社サン・エンジニア | 地中遮水壁及び地中遮水壁築造方法 |
| CN120532459A (zh) * | 2025-07-29 | 2025-08-26 | 生态环境部环境规划院 | 生物炭负载的硅酸盐复合材料及其制备方法和应用 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP25574096A patent/JP2813878B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011162590A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Kajima Corp | 地盤改良材および地盤改良工法 |
| WO2014007654A1 (en) * | 2012-01-25 | 2014-01-09 | Advanced Agricultural Additives (Nz) Limited | Agricultural additives, compositions and methods |
| AU2013203918B2 (en) * | 2012-01-25 | 2016-01-28 | Advanced Agricultural Additives (Nz) Limited | Agricultural additives, compositions and methods |
| CN104845628A (zh) * | 2015-04-22 | 2015-08-19 | 清华大学 | 一种钙基液态固化剂及其原位固定钒污染土壤的方法 |
| JP2021046685A (ja) * | 2019-09-17 | 2021-03-25 | 株式会社サン・エンジニア | 地中遮水壁及び地中遮水壁築造方法 |
| CN120532459A (zh) * | 2025-07-29 | 2025-08-26 | 生态环境部环境规划院 | 生物炭负载的硅酸盐复合材料及其制备方法和应用 |
| CN120532459B (zh) * | 2025-07-29 | 2025-11-14 | 生态环境部环境规划院 | 生物炭负载的硅酸盐复合材料及其制备方法和应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2813878B2 (ja) | 1998-10-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4547290A (en) | Process for solidification of strongly acidic or akaline liquid wastes | |
| US5439318A (en) | Cementitious encapsulation of waste materials and/or contaminated soils containing heavy metals to render them immobile | |
| JP2003225640A (ja) | 汚染土壌用固化不溶化剤 | |
| Lange et al. | The influence of mix parameters and binder choice on the carbonation of cement solidified wastes | |
| JP4078788B2 (ja) | フッ素を含む産業廃棄物の安定化処理技術 | |
| JP2005146275A (ja) | 土壌、土質改良及び固化安定剤 | |
| JP4712483B2 (ja) | 重金属汚染土壌用処理組成物及び処理方法 | |
| Suo et al. | Mechanical and leaching characteristics of red mud residue solidified/stabilized high Cu (II)-contaminated soil | |
| JP3479715B2 (ja) | 土壌固化剤 | |
| JP2003117532A (ja) | 重金属溶出抑制固化材及び固化方法 | |
| JP2813878B2 (ja) | 土壌の汚染処理方法 | |
| US5562587A (en) | Treatment method for urban waste incineration residues and products thus obtained | |
| JP3274376B2 (ja) | 泥状物の団粒化剤、それを用いた固化剤 | |
| JP2000335946A (ja) | 製鋼スラグの安定化処理法、土中埋設用材料及びその製造法 | |
| JP3620341B2 (ja) | フッ素を含む産業廃棄物の安定化処理方法および安定化処理剤 | |
| CN120271279A (zh) | 一种生活垃圾焚烧飞灰固化处理方法 | |
| JPH09137160A (ja) | 土壌改良剤 | |
| JP3213054B2 (ja) | 重金属含有焼却灰の処理方法 | |
| JP4585131B2 (ja) | 製鋼スラグの処理方法、ならびに土中埋設用材料の製造方法および港湾土木用材料の製造方法 | |
| JPH09314097A (ja) | 安定化された焼却灰系固化材 | |
| JP3599711B2 (ja) | 六価クロム固定用混合剤及び六価クロム溶出防止方法 | |
| GB2566214A (en) | Process for immobilizing a mercury-containing waste | |
| JP2884395B2 (ja) | 地盤固結材 | |
| JP3005617B2 (ja) | 焼却灰の安定固化方法及び固化生成物 | |
| JPH08209124A (ja) | 焼却灰のセメント系土壌改良固化剤の製法と安定処理剤 |