JPH10102541A - 作業機械の冷暖房制御方法及び装置 - Google Patents
作業機械の冷暖房制御方法及び装置Info
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- JPH10102541A JPH10102541A JP8254597A JP25459796A JPH10102541A JP H10102541 A JPH10102541 A JP H10102541A JP 8254597 A JP8254597 A JP 8254597A JP 25459796 A JP25459796 A JP 25459796A JP H10102541 A JPH10102541 A JP H10102541A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】作業状態や作業の継続時間に関係なく、常に、
快適な冷暖房フィーリングを運転者に与えることができ
る、作業機械の冷暖房制御方法及び装置を提供する。 【解決手段】演算装置30は、検出部30aに前後進操
作レバー52からの信号を入力し、カウント部30cで
その信号が1分間に4回以上入力されたかどうかを判定
する。判定が満たされたときは重作業であると判断し、
出力部30dでリレー31に駆動電圧信号Saを出力す
る。これによって、リレー31が励磁されて配線57が
導通し、可変抵抗器12の設定に関係なく、エアコンコ
ントローラ11内には抵抗0を示す電気信号が入力され
る。よって、エアコンコントローラ11によって冷房装
置の温度設定が最低温度となるように制御される。
快適な冷暖房フィーリングを運転者に与えることができ
る、作業機械の冷暖房制御方法及び装置を提供する。 【解決手段】演算装置30は、検出部30aに前後進操
作レバー52からの信号を入力し、カウント部30cで
その信号が1分間に4回以上入力されたかどうかを判定
する。判定が満たされたときは重作業であると判断し、
出力部30dでリレー31に駆動電圧信号Saを出力す
る。これによって、リレー31が励磁されて配線57が
導通し、可変抵抗器12の設定に関係なく、エアコンコ
ントローラ11内には抵抗0を示す電気信号が入力され
る。よって、エアコンコントローラ11によって冷房装
置の温度設定が最低温度となるように制御される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば農業機械・
建設機械等の作業機械に係わり、特に、これら作業機械
の運転室内における冷暖房の制御を行う、作業機械の冷
暖房制御方法及び装置に関する。
建設機械等の作業機械に係わり、特に、これら作業機械
の運転室内における冷暖房の制御を行う、作業機械の冷
暖房制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷暖房装置の温度調整操作にお
いては、下記〜を調整して行うことが多い。 温度調整スイッチ(サーモスタット装置の操作部、温
水流量調整バルブであることもある) 風量調整スイッチ 冷風・温風吹き出し口の開度・方向 また、操作者がある室内温度のみをあらかじめ設定すれ
ば、冷暖房装置がその温度に自動調整する、いわゆるオ
ートエアコンも普及している。特に自動車用冷暖房制御
装置の分野では、例えば、特開平5−85145号公報
記載のように、車両の位置・向き・現在日時を検出し、
日射量センサで検出された日射量をこれらに基づいて補
正し、この補正値に基づいて空調環境を制御すること
で、太陽仰角に関係なく適正な空調制御を行うものがあ
る。また一方、自動車用冷暖房装置の特殊な例として、
高速道路運転時の居眠り防止策として、一定の走行状態
が続く場合に冷暖房条件に変化をつけるものも提唱され
ている。
いては、下記〜を調整して行うことが多い。 温度調整スイッチ(サーモスタット装置の操作部、温
水流量調整バルブであることもある) 風量調整スイッチ 冷風・温風吹き出し口の開度・方向 また、操作者がある室内温度のみをあらかじめ設定すれ
ば、冷暖房装置がその温度に自動調整する、いわゆるオ
ートエアコンも普及している。特に自動車用冷暖房制御
装置の分野では、例えば、特開平5−85145号公報
記載のように、車両の位置・向き・現在日時を検出し、
日射量センサで検出された日射量をこれらに基づいて補
正し、この補正値に基づいて空調環境を制御すること
で、太陽仰角に関係なく適正な空調制御を行うものがあ
る。また一方、自動車用冷暖房装置の特殊な例として、
高速道路運転時の居眠り防止策として、一定の走行状態
が続く場合に冷暖房条件に変化をつけるものも提唱され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には以下の課題が存在する。すなわち、上記技術
においてはいずれも、運転者が設定した状態が、運転者
の要求する状態であるという前提で制御がなされてい
る。しかしながら、一般に、人体が快適と感じる冷暖房
の程度(以下適宜、快適冷暖房フィーリングという)
は、同一人であっても、その時の状態、例えば安静にし
ている状態と運動をしている状態で異なる。また運動と
いってもその強弱や連続時間等で快適冷暖房フィーリン
グは異なり、さらに運動を中止してからも、中止してか
らの経過時間やそれまでしていた運動内容で快適冷暖房
フィーリングは異なる。また、同じ温度でも、風の程度
で体感が異なってくる(いわゆる体感温度)ことから、
快適冷暖房フィーリングは異なってくる。これらのこと
は、体感的・経験的に知られている。
来技術には以下の課題が存在する。すなわち、上記技術
においてはいずれも、運転者が設定した状態が、運転者
の要求する状態であるという前提で制御がなされてい
る。しかしながら、一般に、人体が快適と感じる冷暖房
の程度(以下適宜、快適冷暖房フィーリングという)
は、同一人であっても、その時の状態、例えば安静にし
ている状態と運動をしている状態で異なる。また運動と
いってもその強弱や連続時間等で快適冷暖房フィーリン
グは異なり、さらに運動を中止してからも、中止してか
らの経過時間やそれまでしていた運動内容で快適冷暖房
フィーリングは異なる。また、同じ温度でも、風の程度
で体感が異なってくる(いわゆる体感温度)ことから、
快適冷暖房フィーリングは異なってくる。これらのこと
は、体感的・経験的に知られている。
【0004】ここにおいて、作業機械における運転操作
は、近年、居住性・操作性に関しめざましい改善がなさ
れているものの、依然としてどちらかといえば肉体労働
に属する場合が多く、運転者にとっては運動を行ってる
に等しい場合もある。このような場合の一例として、ホ
イールローダによる土砂等のダンプカーへの積込作業
(いわゆるV型積み込み)を図20及び図21を用いて
説明する。図20は、V型積み込みの状況を概念的に表
す斜視図であり、図21は、ホイールローダ1内運転席
の配置図である。図20において、ホイールローダ1
は、停車位置から土砂山3に向かって前進して土砂をバ
ケットにいれ、次にある程度後進した後ダンプカー2に
向かって前進し積込を行う。すなわち、1回の積込作業
(これを以下適宜、1サイクルという)で、前進2回・
後進2回が行われることになる。これを何サイクルか行
ってダンプカー2へ適量を積み込む。
は、近年、居住性・操作性に関しめざましい改善がなさ
れているものの、依然としてどちらかといえば肉体労働
に属する場合が多く、運転者にとっては運動を行ってる
に等しい場合もある。このような場合の一例として、ホ
イールローダによる土砂等のダンプカーへの積込作業
(いわゆるV型積み込み)を図20及び図21を用いて
説明する。図20は、V型積み込みの状況を概念的に表
す斜視図であり、図21は、ホイールローダ1内運転席
の配置図である。図20において、ホイールローダ1
は、停車位置から土砂山3に向かって前進して土砂をバ
ケットにいれ、次にある程度後進した後ダンプカー2に
向かって前進し積込を行う。すなわち、1回の積込作業
(これを以下適宜、1サイクルという)で、前進2回・
後進2回が行われることになる。これを何サイクルか行
ってダンプカー2へ適量を積み込む。
【0005】このときのホイールローダ1の操作は、図
21に示される、前後進を切り換える操作レバー52、
作業機すなわちバケット1Aのチルト・ダンプ及びこの
バケット1Aが先端に設けられたリフトアーム(図示せ
ず)の上げ・下げを操作する作業機レバー56、エンジ
ンの回転すなわち車速を操作するアクセルペダル53、
車速を制限するブレーキペダル54、ダンプカー2に向
かって微速走行する時に操作するインチングペダル5
5、及びステアリングホイール51を駆使して行われる
が、両手両足を使い、振動を受けながらの運転操作とな
るので、運転者の肉体的負担は少なくない。
21に示される、前後進を切り換える操作レバー52、
作業機すなわちバケット1Aのチルト・ダンプ及びこの
バケット1Aが先端に設けられたリフトアーム(図示せ
ず)の上げ・下げを操作する作業機レバー56、エンジ
ンの回転すなわち車速を操作するアクセルペダル53、
車速を制限するブレーキペダル54、ダンプカー2に向
かって微速走行する時に操作するインチングペダル5
5、及びステアリングホイール51を駆使して行われる
が、両手両足を使い、振動を受けながらの運転操作とな
るので、運転者の肉体的負担は少なくない。
【0006】そしてこのとき、積込を行うダンプカー2
の数が比較的少ない場合は、燃費の最も良いエンジン回
転数のいわゆる「経済速度」にて作業を行うことが多
く、積込作業の継続時間も長くない。これに対して、積
込を行うダンプカー2の数が多い場合は、ダンプカー運
転手の待ち時間低減を優先するので、ホイールローダ1
としての最大作業量が発揮できるように操作する。積込
作業の継続時間も長くなることが多い。これにより、運
転者が作業開始時に設定した温度・風速・風向等が作業
開始時においては快適な状態であったとしても、作業状
態(作業量・作業速度)の変化や作業継続時間の長短に
よっては、その後、運転者は暑く感じるようになる。よ
ってこの場合再度の調整が必要となり、さらにその再調
整後も、作業状態に応じ頻繁に温度・風速・風向等を調
整しなければ、快適な冷暖房フィーリングを得ることが
できない。
の数が比較的少ない場合は、燃費の最も良いエンジン回
転数のいわゆる「経済速度」にて作業を行うことが多
く、積込作業の継続時間も長くない。これに対して、積
込を行うダンプカー2の数が多い場合は、ダンプカー運
転手の待ち時間低減を優先するので、ホイールローダ1
としての最大作業量が発揮できるように操作する。積込
作業の継続時間も長くなることが多い。これにより、運
転者が作業開始時に設定した温度・風速・風向等が作業
開始時においては快適な状態であったとしても、作業状
態(作業量・作業速度)の変化や作業継続時間の長短に
よっては、その後、運転者は暑く感じるようになる。よ
ってこの場合再度の調整が必要となり、さらにその再調
整後も、作業状態に応じ頻繁に温度・風速・風向等を調
整しなければ、快適な冷暖房フィーリングを得ることが
できない。
【0007】本発明の目的は、作業状態や作業の継続時
間に関係なく、常に、快適な冷暖房フィーリングを運転
者に与えることができる、作業機械の冷暖房制御方法及
び装置を提供することにある。
間に関係なく、常に、快適な冷暖房フィーリングを運転
者に与えることができる、作業機械の冷暖房制御方法及
び装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、作業機械に備えられた運転室内の
冷暖房を行う冷暖房装置の冷暖房条件を設定入力し、こ
の設定入力された冷暖房条件となるように前記冷暖房装
置の動作を調整する作業機械の冷暖房制御方法におい
て、オペレータの運動量を反映する前記作業機械の操作
状態を検出し、この操作状態に応じて前記冷暖房条件を
補正することを特徴とする作業機械の冷暖房制御方法が
提供される。すなわち、作業機械を運転する前にオペレ
ータが、運転室内の冷暖房装置の冷暖房条件、例えば、
風量・冷暖房設定温度・冷温風吹き出し口の位置・冷温
風吹き出し方向等を自らの意志で設定入力すると、この
入力された冷暖房条件となるように冷暖房装置の動作が
調整され、作業機械の運転が開始される。このとき、オ
ペレータの運動量を反映する作業機械の操作状態、例え
ば、前・後進操作レバーの単位時間当たりの操作回数、
作業機レバーの単位時間当たりの操作回数、アクセルペ
ダルの踏み込み位置と単位時間当たりに踏み込み時間の
占める割合、ブレーキペダルの単位時間当たりの踏み込
み回数、インチングペダルの単位時間当たりの踏み込み
回数、オートアイドルスイッチに導かれる非動作状態を
表す信号が単位時間当たりに占める割合、ステアリング
ホイールの操舵角度変化、操作レバーデテント装置への
保持解除信号の単位時間当たりの出力回数、作業機械の
振動レベルにおける単位時間当たりの加速度方向変化回
数、作業機械の単位時間当たりの燃料消費量等が検出さ
れる。そして、この検出された操作状態に応じ、設定入
力された冷暖房条件の補正が行われる。すなわち例え
ば、操作状態が補正を行うか否かの基準値に達している
かどうかを判定した後、基準値に達していれば冷暖房条
件に関する所定の補正を行う。これにより、例えば、作
業機械による作業内容が、オペレータにとってハードな
肉体的負担を伴う作業であるような重作業時には、補正
された冷暖房条件となるように冷暖房装置の動作が修正
される。すなわち例えば、冷房の場合には、冷風風量の
増加、設定温度の低下、オペレータ顔面に近い冷風吹き
出し口の風量の増加、冷風吹き出し方向をオペレータ顔
面方向に向ける、エコノミーモードを標準にする、外気
導入量を低減する、等が行われ、暖房の場合には、温風
風量の減少、設定温度の低下、オペレータ顔面に近い温
風吹き出し口の風量を減少、温風吹き出し方向をオペレ
ータ顔面方向からはずす、熱源となる温水流量の減少等
が行われ、言いかえれば、オペレータの感じる温度が下
がるように動作が修正される。
に、本発明によれば、作業機械に備えられた運転室内の
冷暖房を行う冷暖房装置の冷暖房条件を設定入力し、こ
の設定入力された冷暖房条件となるように前記冷暖房装
置の動作を調整する作業機械の冷暖房制御方法におい
て、オペレータの運動量を反映する前記作業機械の操作
状態を検出し、この操作状態に応じて前記冷暖房条件を
補正することを特徴とする作業機械の冷暖房制御方法が
提供される。すなわち、作業機械を運転する前にオペレ
ータが、運転室内の冷暖房装置の冷暖房条件、例えば、
風量・冷暖房設定温度・冷温風吹き出し口の位置・冷温
風吹き出し方向等を自らの意志で設定入力すると、この
入力された冷暖房条件となるように冷暖房装置の動作が
調整され、作業機械の運転が開始される。このとき、オ
ペレータの運動量を反映する作業機械の操作状態、例え
ば、前・後進操作レバーの単位時間当たりの操作回数、
作業機レバーの単位時間当たりの操作回数、アクセルペ
ダルの踏み込み位置と単位時間当たりに踏み込み時間の
占める割合、ブレーキペダルの単位時間当たりの踏み込
み回数、インチングペダルの単位時間当たりの踏み込み
回数、オートアイドルスイッチに導かれる非動作状態を
表す信号が単位時間当たりに占める割合、ステアリング
ホイールの操舵角度変化、操作レバーデテント装置への
保持解除信号の単位時間当たりの出力回数、作業機械の
振動レベルにおける単位時間当たりの加速度方向変化回
数、作業機械の単位時間当たりの燃料消費量等が検出さ
れる。そして、この検出された操作状態に応じ、設定入
力された冷暖房条件の補正が行われる。すなわち例え
ば、操作状態が補正を行うか否かの基準値に達している
かどうかを判定した後、基準値に達していれば冷暖房条
件に関する所定の補正を行う。これにより、例えば、作
業機械による作業内容が、オペレータにとってハードな
肉体的負担を伴う作業であるような重作業時には、補正
された冷暖房条件となるように冷暖房装置の動作が修正
される。すなわち例えば、冷房の場合には、冷風風量の
増加、設定温度の低下、オペレータ顔面に近い冷風吹き
出し口の風量の増加、冷風吹き出し方向をオペレータ顔
面方向に向ける、エコノミーモードを標準にする、外気
導入量を低減する、等が行われ、暖房の場合には、温風
風量の減少、設定温度の低下、オペレータ顔面に近い温
風吹き出し口の風量を減少、温風吹き出し方向をオペレ
ータ顔面方向からはずす、熱源となる温水流量の減少等
が行われ、言いかえれば、オペレータの感じる温度が下
がるように動作が修正される。
【0009】したがって、重作業の肉体的負担により初
期設定のままではオペレータが暑く感じるようになるよ
うな場合にも、自動的にその暑さを解消できるので、作
業状態や作業の継続時間に関係なく、常にオペレータに
快適な冷暖房フィーリングを与えることができる。
期設定のままではオペレータが暑く感じるようになるよ
うな場合にも、自動的にその暑さを解消できるので、作
業状態や作業の継続時間に関係なく、常にオペレータに
快適な冷暖房フィーリングを与えることができる。
【0010】好ましくは、前記作業機械の冷暖房制御方
法において、前記設定入力される冷暖房条件として、該
作業機械の冷暖房装置の風量、冷暖房設定温度、冷温風
吹き出し口の位置、冷温風吹き出し方向のうち少なくと
も1つを用いることを特徴とする作業機械の冷暖房制御
方法が提供される。
法において、前記設定入力される冷暖房条件として、該
作業機械の冷暖房装置の風量、冷暖房設定温度、冷温風
吹き出し口の位置、冷温風吹き出し方向のうち少なくと
も1つを用いることを特徴とする作業機械の冷暖房制御
方法が提供される。
【0011】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記冷暖房条件の補正は、前記検出さ
れた操作状態が補正を行うか否かの基準値に達している
かどうかを判定した後、該基準値に達していると判定さ
れたとき、前記冷暖房条件に関する所定の補正を行うこ
とを特徴とする作業機械の冷暖房制御方法が提供され
る。
御方法において、前記冷暖房条件の補正は、前記検出さ
れた操作状態が補正を行うか否かの基準値に達している
かどうかを判定した後、該基準値に達していると判定さ
れたとき、前記冷暖房条件に関する所定の補正を行うこ
とを特徴とする作業機械の冷暖房制御方法が提供され
る。
【0012】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記冷暖房条件の補正を開始する際、
所定の遅れ時間をもって補正を開始することを特徴とす
る作業機械の冷暖房制御方法が提供される。すなわち、
作業機械による作業内容が重作業になったからといっ
て、直ちにオペレータが暑く感じるようになるわけでは
なく、重作業が所定継続時間続いたときにはじめて暑く
感じるようになる。したがって、補正開始を所定の遅れ
時間をもって行うようにすることで、このことに対応し
た、より快適な冷暖房制御を行うことができる。また例
えば、重作業状態が比較的短いうちに終了した場合は、
オペレータが暑く感じるようになる前に重作業が終了し
ているので補正は本来必要ない。そこで例えば、遅れ時
間が経過する前に操作状態が補正の不要な値となった場
合には補正を行わないこととすることで、このような場
合に対応したさらに快適かつ合理的な冷暖房制御を行う
ことができる。
御方法において、前記冷暖房条件の補正を開始する際、
所定の遅れ時間をもって補正を開始することを特徴とす
る作業機械の冷暖房制御方法が提供される。すなわち、
作業機械による作業内容が重作業になったからといっ
て、直ちにオペレータが暑く感じるようになるわけでは
なく、重作業が所定継続時間続いたときにはじめて暑く
感じるようになる。したがって、補正開始を所定の遅れ
時間をもって行うようにすることで、このことに対応し
た、より快適な冷暖房制御を行うことができる。また例
えば、重作業状態が比較的短いうちに終了した場合は、
オペレータが暑く感じるようになる前に重作業が終了し
ているので補正は本来必要ない。そこで例えば、遅れ時
間が経過する前に操作状態が補正の不要な値となった場
合には補正を行わないこととすることで、このような場
合に対応したさらに快適かつ合理的な冷暖房制御を行う
ことができる。
【0013】さらに好ましくは、前記作業機械の冷暖房
制御方法において、前記所定の遅れ時間が経過する前
に、前記操作状態が補正の不要な値となった場合には、
前記冷暖房条件の補正を行わないことを特徴とする作業
機械の冷暖房制御方法が提供される。
制御方法において、前記所定の遅れ時間が経過する前
に、前記操作状態が補正の不要な値となった場合には、
前記冷暖房条件の補正を行わないことを特徴とする作業
機械の冷暖房制御方法が提供される。
【0014】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記冷暖房条件の補正を終了する際、
所定の遅れ時間をもって補正を終了することを特徴とす
る作業機械の冷暖房制御方法が提供される。すなわち、
重作業が終了したあるいは軽作業になったからといっ
て、直ちにオペレータの感じる暑さがなくなるわけでは
なく、重作業終了後所定時間経過後にはじめて暑さを感
じないようになる。したがって、補正終了を所定の遅れ
時間をもって行うようにすることで、このことに対応し
た、より快適な冷暖房制御を行うことができる。また例
えば、重作業でない状態が比較的短いうちに終了し、再
度重作業が開始された場合は、オペレータの暑さがなく
なるまえに重作業が再開しているので補正は本来終了す
る必要がない。そこで例えば、遅れ時間が経過する前に
操作状態が補正の必要な値となった場合には、補正を終
了せず継続することとすることで、このような場合に対
応したさらに快適な冷暖房制御を行うことができる。
御方法において、前記冷暖房条件の補正を終了する際、
所定の遅れ時間をもって補正を終了することを特徴とす
る作業機械の冷暖房制御方法が提供される。すなわち、
重作業が終了したあるいは軽作業になったからといっ
て、直ちにオペレータの感じる暑さがなくなるわけでは
なく、重作業終了後所定時間経過後にはじめて暑さを感
じないようになる。したがって、補正終了を所定の遅れ
時間をもって行うようにすることで、このことに対応し
た、より快適な冷暖房制御を行うことができる。また例
えば、重作業でない状態が比較的短いうちに終了し、再
度重作業が開始された場合は、オペレータの暑さがなく
なるまえに重作業が再開しているので補正は本来終了す
る必要がない。そこで例えば、遅れ時間が経過する前に
操作状態が補正の必要な値となった場合には、補正を終
了せず継続することとすることで、このような場合に対
応したさらに快適な冷暖房制御を行うことができる。
【0015】さらに好ましくは、前記作業機械の冷暖房
制御方法において、前記所定の遅れ時間が経過する前
に、前記操作状態が補正の必要な値になった場合には、
前記冷暖房装置の補正を終了せず継続することを特徴と
する作業機械の冷暖房制御方法が提供される。
制御方法において、前記所定の遅れ時間が経過する前
に、前記操作状態が補正の必要な値になった場合には、
前記冷暖房装置の補正を終了せず継続することを特徴と
する作業機械の冷暖房制御方法が提供される。
【0016】また好ましくは、上記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記操作状態に応じて、前記遅れ時間
を変更することを特徴とする作業機械の冷暖房制御方法
が提供される。すなわち例えば、10分連続の重作業終
了後に必要なクールダウン時間(オペレータが安静を取
り戻すまでの時間)と、30分連続の重作業終了後に必
要なクールダウン時間とは異なる。そこで例えば、重作
業に該当する操作状態の継続時間に応じて終了遅れ時間
を変更することで、このような現象に対応したより良好
な制御を行うことができる。また例えば、重作業終了後
10分休憩を挟んで重作業を再開する場合と、同じ重作
業終了後30分休憩を挟んで重作業を再開する場合とで
は、再びオペレータが暑いと感じ始める時間は異なる。
そこで例えば、重作業でない操作状態の継続時間に応じ
て開始遅れ時間を変更することで、このような現象に対
応したより良好な制御を行うことができる。
御方法において、前記操作状態に応じて、前記遅れ時間
を変更することを特徴とする作業機械の冷暖房制御方法
が提供される。すなわち例えば、10分連続の重作業終
了後に必要なクールダウン時間(オペレータが安静を取
り戻すまでの時間)と、30分連続の重作業終了後に必
要なクールダウン時間とは異なる。そこで例えば、重作
業に該当する操作状態の継続時間に応じて終了遅れ時間
を変更することで、このような現象に対応したより良好
な制御を行うことができる。また例えば、重作業終了後
10分休憩を挟んで重作業を再開する場合と、同じ重作
業終了後30分休憩を挟んで重作業を再開する場合とで
は、再びオペレータが暑いと感じ始める時間は異なる。
そこで例えば、重作業でない操作状態の継続時間に応じ
て開始遅れ時間を変更することで、このような現象に対
応したより良好な制御を行うことができる。
【0017】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記補正時の補正量は複数種類設定さ
れ、前記操作状態に応じて、該複数種類の補正量のうち
いずれか1つを用いて補正が実行されることを特徴とす
る作業機械の冷暖房制御方法が提供される。例えば補正
時の補正量を2種類設定し、重作業の中でも特にハード
な作業とそれ以外の作業との場合にそれらを使い分け、
対応するいずれか1つを選択するようにすれば、さらに
細かい制御の適正化を行うことができる。
御方法において、前記補正時の補正量は複数種類設定さ
れ、前記操作状態に応じて、該複数種類の補正量のうち
いずれか1つを用いて補正が実行されることを特徴とす
る作業機械の冷暖房制御方法が提供される。例えば補正
時の補正量を2種類設定し、重作業の中でも特にハード
な作業とそれ以外の作業との場合にそれらを使い分け、
対応するいずれか1つを選択するようにすれば、さらに
細かい制御の適正化を行うことができる。
【0018】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記操作状態として該作業機械の前・
後進を切り変える前・後進操作レバーの単位時間あたり
の操作回数を検出し、この操作回数に応じ、前記冷暖房
条件の補正を行うことを特徴とする作業機械の冷暖房制
御方法が提供される。
御方法において、前記操作状態として該作業機械の前・
後進を切り変える前・後進操作レバーの単位時間あたり
の操作回数を検出し、この操作回数に応じ、前記冷暖房
条件の補正を行うことを特徴とする作業機械の冷暖房制
御方法が提供される。
【0019】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記操作状態として、該作業機械に備
えられた作業機を作動させる作業機レバーの単位時間あ
たりの操作回数を検出し、この操作回数に応じ、前記冷
暖房条件の補正を行うことを特徴とする作業機械の冷暖
房制御方法が提供される。
御方法において、前記操作状態として、該作業機械に備
えられた作業機を作動させる作業機レバーの単位時間あ
たりの操作回数を検出し、この操作回数に応じ、前記冷
暖房条件の補正を行うことを特徴とする作業機械の冷暖
房制御方法が提供される。
【0020】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記操作状態として、該作業機械を走
行させるアクセルペダルの踏み込み位置と単位時間当た
りに踏み込み時間の占める割合とを検出し、この踏み込
み状況に応じ、前記冷暖房条件の補正を行うことを特徴
とする作業機械の冷暖房制御方法が提供される。
御方法において、前記操作状態として、該作業機械を走
行させるアクセルペダルの踏み込み位置と単位時間当た
りに踏み込み時間の占める割合とを検出し、この踏み込
み状況に応じ、前記冷暖房条件の補正を行うことを特徴
とする作業機械の冷暖房制御方法が提供される。
【0021】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記操作状態として、該作業機械の走
行を停止させるブレーキペダルの単位時間当たりの踏み
込み回数を検出し、この踏み込み回数に応じ、前記冷暖
房条件の補正を行うことを特徴とする作業機械の冷暖房
制御方法が提供される。
御方法において、前記操作状態として、該作業機械の走
行を停止させるブレーキペダルの単位時間当たりの踏み
込み回数を検出し、この踏み込み回数に応じ、前記冷暖
房条件の補正を行うことを特徴とする作業機械の冷暖房
制御方法が提供される。
【0022】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記操作状態として、該作業機械を微
速走行させるインチングペダルの単位時間当たりの踏み
込み回数を検出し、この踏み込み回数に応じ、前記冷暖
房条件の補正を行うことを特徴とする作業機械の冷暖房
制御方法が提供される。
御方法において、前記操作状態として、該作業機械を微
速走行させるインチングペダルの単位時間当たりの踏み
込み回数を検出し、この踏み込み回数に応じ、前記冷暖
房条件の補正を行うことを特徴とする作業機械の冷暖房
制御方法が提供される。
【0023】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記操作状態として、該作業機械の所
定時間の非動作状態でエンジンをアイドリング状態にす
るオートアイドルスイッチに導かれる、非動作状態を表
す信号が単位時間当たりに占める割合を検出し、この割
合に応じ、前記冷暖房条件の補正を行うことを特徴とす
る作業機械の冷暖房制御方法が提供される。
御方法において、前記操作状態として、該作業機械の所
定時間の非動作状態でエンジンをアイドリング状態にす
るオートアイドルスイッチに導かれる、非動作状態を表
す信号が単位時間当たりに占める割合を検出し、この割
合に応じ、前記冷暖房条件の補正を行うことを特徴とす
る作業機械の冷暖房制御方法が提供される。
【0024】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記操作状態として、該作業機械のス
テアリング操作を行うステアリングホイールの単位時間
あたりの操舵角度変化を検出し、この角度変化に応じ、
前記冷暖房条件の補正を行う前記操作状態として、該作
業機械のステアリング操作を行うことを特徴とする作業
機械の冷暖房制御方法が提供される。
御方法において、前記操作状態として、該作業機械のス
テアリング操作を行うステアリングホイールの単位時間
あたりの操舵角度変化を検出し、この角度変化に応じ、
前記冷暖房条件の補正を行う前記操作状態として、該作
業機械のステアリング操作を行うことを特徴とする作業
機械の冷暖房制御方法が提供される。
【0025】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記作業機械は作業機としてバケット
及びリフトアームを備えたホイールローダであり、前記
操作状態として、前記リフトアームの動作に応じて前記
バケットの向きを一定にするために操作レバーを中立位
置に保持する操作レバーデテント装置への保持解除信号
の単位時間当たりの出力回数を検出し、この出力回数に
応じ、前記冷暖房条件の補正を行うことを特徴とする作
業機械の冷暖房制御方法が提供される。
御方法において、前記作業機械は作業機としてバケット
及びリフトアームを備えたホイールローダであり、前記
操作状態として、前記リフトアームの動作に応じて前記
バケットの向きを一定にするために操作レバーを中立位
置に保持する操作レバーデテント装置への保持解除信号
の単位時間当たりの出力回数を検出し、この出力回数に
応じ、前記冷暖房条件の補正を行うことを特徴とする作
業機械の冷暖房制御方法が提供される。
【0026】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記操作状態として、該作業機械の振
動レベルにおける単位時間当たりの加速度方向変化回数
を検出し、この変化回数に応じ、前記冷暖房条件の補正
を行うことを特徴とする作業機械の冷暖房制御方法が提
供される。
御方法において、前記操作状態として、該作業機械の振
動レベルにおける単位時間当たりの加速度方向変化回数
を検出し、この変化回数に応じ、前記冷暖房条件の補正
を行うことを特徴とする作業機械の冷暖房制御方法が提
供される。
【0027】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御方法において、前記操作状態として、該作業機械の単
位時間当たりの燃料消費量を検出し、この燃料消費量に
応じ、前記冷暖房条件の補正を行うことを特徴とする作
業機械の冷暖房制御方法が提供される。
御方法において、前記操作状態として、該作業機械の単
位時間当たりの燃料消費量を検出し、この燃料消費量に
応じ、前記冷暖房条件の補正を行うことを特徴とする作
業機械の冷暖房制御方法が提供される。
【0028】また上記目的を達成するために、本発明に
よれば、作業機械に備えられた運転室内の冷暖房を行う
冷暖房装置の冷暖房条件を設定入力可能な入力手段と、
この入力手段で設定入力された前記冷暖房条件となるよ
うに前記冷暖房装置の動作を調整する調整手段とを有す
る作業機械の冷暖房制御装置において、オペレータの運
動量を反映する前記作業機械の操作状態を検出する操作
状態検出手段と、この操作状態検出手段で検出された前
記操作状態に応じ、前記入力手段で設定入力された冷暖
房条件を補正する補正手段とを有し、かつ、前記調整手
段は、前記補正手段で補正された冷暖房条件となるよう
に前記冷暖房装置の動作を修正することを特徴とする作
業機械の冷暖房制御装置が提供される。すなわち、作業
機械を運転する前にオペレータが、運転室内の冷暖房装
置の冷暖房条件を自らの意志で入力手段で設定入力する
と、調整手段でこの入力された冷暖房条件となるように
冷暖房装置の動作が調整され、作業機械の運転が開始さ
れる。このとき、操作状態検出手段で、オペレータの運
動量を反映する作業機械の操作状態が検出される。そし
て、この検出された操作状態に応じ、補正手段で、入力
手段で設定入力された冷暖房条件の補正が行われる。す
なわち例えば、補正手段に備えられたレベル判定手段
で、操作状態が補正を行うか否かの量的基準値に達して
いるかどうかを判定し、補正値出力手段で、冷暖房条件
に関する所定の補正値を調整手段に出力する。これによ
り、例えば、作業機械による作業内容が、オペレータに
とってハードな肉体的負担を伴う作業であるような重作
業時には、補正手段から出力された冷暖房条件となるよ
うに、調整手段が冷暖房装置の動作を修正する。したが
って、重作業の肉体的負担により初期設定のままではオ
ペレータが暑く感じるようになるような場合にも、自動
的にその暑さを解消できるので、作業状態や作業の継続
時間に関係なく、常にオペレータに快適な冷暖房フィー
リングを与えることができる。
よれば、作業機械に備えられた運転室内の冷暖房を行う
冷暖房装置の冷暖房条件を設定入力可能な入力手段と、
この入力手段で設定入力された前記冷暖房条件となるよ
うに前記冷暖房装置の動作を調整する調整手段とを有す
る作業機械の冷暖房制御装置において、オペレータの運
動量を反映する前記作業機械の操作状態を検出する操作
状態検出手段と、この操作状態検出手段で検出された前
記操作状態に応じ、前記入力手段で設定入力された冷暖
房条件を補正する補正手段とを有し、かつ、前記調整手
段は、前記補正手段で補正された冷暖房条件となるよう
に前記冷暖房装置の動作を修正することを特徴とする作
業機械の冷暖房制御装置が提供される。すなわち、作業
機械を運転する前にオペレータが、運転室内の冷暖房装
置の冷暖房条件を自らの意志で入力手段で設定入力する
と、調整手段でこの入力された冷暖房条件となるように
冷暖房装置の動作が調整され、作業機械の運転が開始さ
れる。このとき、操作状態検出手段で、オペレータの運
動量を反映する作業機械の操作状態が検出される。そし
て、この検出された操作状態に応じ、補正手段で、入力
手段で設定入力された冷暖房条件の補正が行われる。す
なわち例えば、補正手段に備えられたレベル判定手段
で、操作状態が補正を行うか否かの量的基準値に達して
いるかどうかを判定し、補正値出力手段で、冷暖房条件
に関する所定の補正値を調整手段に出力する。これによ
り、例えば、作業機械による作業内容が、オペレータに
とってハードな肉体的負担を伴う作業であるような重作
業時には、補正手段から出力された冷暖房条件となるよ
うに、調整手段が冷暖房装置の動作を修正する。したが
って、重作業の肉体的負担により初期設定のままではオ
ペレータが暑く感じるようになるような場合にも、自動
的にその暑さを解消できるので、作業状態や作業の継続
時間に関係なく、常にオペレータに快適な冷暖房フィー
リングを与えることができる。
【0029】さらに好ましくは、前記作業機械の冷暖房
制御装置において、前記補正手段は、前記操作状態検出
手段で検出された操作状態が、補正を行うか否かの量的
基準値に達しているかどうかを判定するレベル判定手段
と、このレベル判定手段で前記量的基準値に達している
と判定されたとき、前記冷暖房条件に関する所定の補正
値を前記調整手段に出力する補正値出力手段とを有する
ことを特徴とする作業機械の冷暖房制御装置が提供され
る。
制御装置において、前記補正手段は、前記操作状態検出
手段で検出された操作状態が、補正を行うか否かの量的
基準値に達しているかどうかを判定するレベル判定手段
と、このレベル判定手段で前記量的基準値に達している
と判定されたとき、前記冷暖房条件に関する所定の補正
値を前記調整手段に出力する補正値出力手段とを有する
ことを特徴とする作業機械の冷暖房制御装置が提供され
る。
【0030】また好ましくは、前記作業機械の冷暖房制
御装置において、前記補正手段による補正量は複数種類
設定され、前記操作状態に応じて、該複数種類の補正量
のうちいずれか1つが選択され補正が実行されることを
特徴とする作業機械の冷暖房制御装置が提供される。例
えば補正手段による補正量を2種類設定し、重作業の中
でも特にハードな作業とそれ以外の作業との場合にそれ
らを使い分け、対応するいずれか1つを選択するように
すれば、さらに細かい制御の適正化を行うことができ
る。
御装置において、前記補正手段による補正量は複数種類
設定され、前記操作状態に応じて、該複数種類の補正量
のうちいずれか1つが選択され補正が実行されることを
特徴とする作業機械の冷暖房制御装置が提供される。例
えば補正手段による補正量を2種類設定し、重作業の中
でも特にハードな作業とそれ以外の作業との場合にそれ
らを使い分け、対応するいずれか1つを選択するように
すれば、さらに細かい制御の適正化を行うことができ
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。以下に示す第1〜第7の実施形態
は、作業機械として、ダンプカーに土砂のV型積み込み
を行うホイールローダを例に取り、このホイールローダ
の冷房装置または暖房装置に対し制御を行う制御方法の
実施形態である。本発明の第1の実施形態を図1〜図3
により説明する。本実施形態は、ホイールローダの運転
室内の冷房装置に適用した場合の実施形態である。本実
施形態による冷房制御方法を実施する装置及びその制御
の対象となる冷房装置の構成を表す回路的概念図を図1
に示す。図1において、制御対象の冷房装置は、室内ユ
ニット22と、この室内ユニット22内に配置された熱
交換器としてのエバポレータ22aと、エアコンコント
ローラ11(後述)からの制御信号に基づいて動作する
コンプレッサ21と、室外に配置されたコンデンサ20
と、室内ユニット22内に配置されるとともにモータ1
5で駆動され、エバポレータ22aで生成された冷気を
冷風として室内に供給する送風機22bとを有し、コン
プレッサ21で加圧され高温高圧となった冷媒ガスがコ
ンデンサ20内で熱を放出し凝縮して液体となってリキ
ッドタンク59に貯留された後、適量がエキスパンショ
ンバルブ60を介しエバポレータ22aに供給され、エ
バポレータ22a内で運転室内の熱を吸収し蒸発して冷
気を生成し、これを送風機22bで運転室内に供給する
ことにより、冷房を行うようになっている。なお、図示
の煩雑を避け構成を明確化するために、便宜的に、送風
機22bとこれを駆動するモータ15とを離して図示し
ている。
参照しつつ説明する。以下に示す第1〜第7の実施形態
は、作業機械として、ダンプカーに土砂のV型積み込み
を行うホイールローダを例に取り、このホイールローダ
の冷房装置または暖房装置に対し制御を行う制御方法の
実施形態である。本発明の第1の実施形態を図1〜図3
により説明する。本実施形態は、ホイールローダの運転
室内の冷房装置に適用した場合の実施形態である。本実
施形態による冷房制御方法を実施する装置及びその制御
の対象となる冷房装置の構成を表す回路的概念図を図1
に示す。図1において、制御対象の冷房装置は、室内ユ
ニット22と、この室内ユニット22内に配置された熱
交換器としてのエバポレータ22aと、エアコンコント
ローラ11(後述)からの制御信号に基づいて動作する
コンプレッサ21と、室外に配置されたコンデンサ20
と、室内ユニット22内に配置されるとともにモータ1
5で駆動され、エバポレータ22aで生成された冷気を
冷風として室内に供給する送風機22bとを有し、コン
プレッサ21で加圧され高温高圧となった冷媒ガスがコ
ンデンサ20内で熱を放出し凝縮して液体となってリキ
ッドタンク59に貯留された後、適量がエキスパンショ
ンバルブ60を介しエバポレータ22aに供給され、エ
バポレータ22a内で運転室内の熱を吸収し蒸発して冷
気を生成し、これを送風機22bで運転室内に供給する
ことにより、冷房を行うようになっている。なお、図示
の煩雑を避け構成を明確化するために、便宜的に、送風
機22bとこれを駆動するモータ15とを離して図示し
ている。
【0032】ここで、上記構成の冷房装置の動作制御を
行う本実施形態の冷房制御方法を実施する装置は、室内
ユニット22内に配置され、温度を検出して電気信号と
して出力するサーミスタで構成された温度センサ14
と、この温度センサ14からの電気信号が入力されるエ
アコンコントローラ11と、可変抵抗器12の可動部分
に接続され、運転者が冷房条件を設定入力するために操
作パネルに設けられた冷房温度調整用の温度調整ノブ
(図示せず)と、運転者が冷房風量を設定入力するため
の風量調整スイッチ13と、この風量調整スイッチ13
の切り換えに連動して抵抗量が切り換えられるように接
続された風量切り換え用抵抗16と、エアコンコントロ
ーラ11及び送風機22bのモータ15への電圧源とな
る電源10とを備えている。そして、温度調整ノブで運
転者が設定した位置が可変抵抗器12で抵抗値という形
で電気信号化されエアコンコントローラ11に入力され
ており、エアコンコントローラ11が、運転者が設定し
た冷房温度になるように、温度センサ14の信号に応じ
てコンプレッサ21を断続するようになっている。なお
このとき、温度調整ノブの設定温度最強冷位置→可変抵
抗器12の抵抗値0→エアコンコントローラ11で最低
温度に制御、という対応関係になっている。また一方、
風量調整スイッチ13で運転者が設定した位置に応じて
風量切り換え用抵抗16が切り換えられるようになって
おり、これによって、電源10から送風機22bのモー
タ15までの電気回路における抵抗値が段階的に変化
し、運転者が設定した風量になるように、送風機22b
が駆動されるようになっている。
行う本実施形態の冷房制御方法を実施する装置は、室内
ユニット22内に配置され、温度を検出して電気信号と
して出力するサーミスタで構成された温度センサ14
と、この温度センサ14からの電気信号が入力されるエ
アコンコントローラ11と、可変抵抗器12の可動部分
に接続され、運転者が冷房条件を設定入力するために操
作パネルに設けられた冷房温度調整用の温度調整ノブ
(図示せず)と、運転者が冷房風量を設定入力するため
の風量調整スイッチ13と、この風量調整スイッチ13
の切り換えに連動して抵抗量が切り換えられるように接
続された風量切り換え用抵抗16と、エアコンコントロ
ーラ11及び送風機22bのモータ15への電圧源とな
る電源10とを備えている。そして、温度調整ノブで運
転者が設定した位置が可変抵抗器12で抵抗値という形
で電気信号化されエアコンコントローラ11に入力され
ており、エアコンコントローラ11が、運転者が設定し
た冷房温度になるように、温度センサ14の信号に応じ
てコンプレッサ21を断続するようになっている。なお
このとき、温度調整ノブの設定温度最強冷位置→可変抵
抗器12の抵抗値0→エアコンコントローラ11で最低
温度に制御、という対応関係になっている。また一方、
風量調整スイッチ13で運転者が設定した位置に応じて
風量切り換え用抵抗16が切り換えられるようになって
おり、これによって、電源10から送風機22bのモー
タ15までの電気回路における抵抗値が段階的に変化
し、運転者が設定した風量になるように、送風機22b
が駆動されるようになっている。
【0033】本実施形態の冷房制御方法を実施する装置
のうち、ここまでの構成は従来の冷房制御装置とほぼ同
様である。そして、本実施形態の冷房制御方法の最も大
きな特徴である、作業状態に応じて冷房を強化する目的
のために新たに追加された部分は、以下の構成である。
すなわち、ホイールローダに備えられた電気式の前後進
操作レバー52における、前進位置(図中Fで示す)・
中立位置(図中Nで示す)・後進位置(図中Rで示す)
のうち、後進位置に接続され、この前後進操作レバー5
2が後進位置になったときの切り換え信号が入力される
ことでこのことを検出する演算装置30と、エアコンコ
ントローラ11と可変抵抗器12とを接続する配線から
並列に分岐された配線57に接続され、演算装置30か
ら出力される駆動電圧によって励磁され開閉するリレー
31とである。
のうち、ここまでの構成は従来の冷房制御装置とほぼ同
様である。そして、本実施形態の冷房制御方法の最も大
きな特徴である、作業状態に応じて冷房を強化する目的
のために新たに追加された部分は、以下の構成である。
すなわち、ホイールローダに備えられた電気式の前後進
操作レバー52における、前進位置(図中Fで示す)・
中立位置(図中Nで示す)・後進位置(図中Rで示す)
のうち、後進位置に接続され、この前後進操作レバー5
2が後進位置になったときの切り換え信号が入力される
ことでこのことを検出する演算装置30と、エアコンコ
ントローラ11と可変抵抗器12とを接続する配線から
並列に分岐された配線57に接続され、演算装置30か
ら出力される駆動電圧によって励磁され開閉するリレー
31とである。
【0034】演算装置30の制御内容を表す機能ブロッ
ク図を図2に、フローチャートを図3に示す。図2に示
されるように、演算装置30は、前後進操作レバー52
が後進位置になったときの切り換え信号が入力される検
出部30aと、計時機能を備えたクロック部30bと、
検出部30aからの信号及びクロック部30bからの信
号が入力され、1分間に検出部30aに入力された信号
の数をカウントするカウント部30cと、このカウント
部30cで1分間に4回以上のカウントがあった場合に
リレー31の駆動電圧信号Saを出力する出力部30d
とを有している。これらの構成により、演算装置30
は、全体として図3のフローで示される制御内容を実行
する。
ク図を図2に、フローチャートを図3に示す。図2に示
されるように、演算装置30は、前後進操作レバー52
が後進位置になったときの切り換え信号が入力される検
出部30aと、計時機能を備えたクロック部30bと、
検出部30aからの信号及びクロック部30bからの信
号が入力され、1分間に検出部30aに入力された信号
の数をカウントするカウント部30cと、このカウント
部30cで1分間に4回以上のカウントがあった場合に
リレー31の駆動電圧信号Saを出力する出力部30d
とを有している。これらの構成により、演算装置30
は、全体として図3のフローで示される制御内容を実行
する。
【0035】すなわち、図3において、演算装置30
は、手順S1において、検出部30aに前後進操作レバ
ー52からの信号(後進に切り替わったことを示す信
号)を入力し、手順S2において、カウント部30cで
その信号が1分間に4回以上入力されたかどうかを判定
する。手順S2における判定が満たされないとき、すな
わち前後進操作レバー52からの信号の1分間の入力回
数が3回以下である場合には、オペレータにハードな肉
体的負担をかけるいわゆる重作業ではないと判断し、手
順S1に戻る。
は、手順S1において、検出部30aに前後進操作レバ
ー52からの信号(後進に切り替わったことを示す信
号)を入力し、手順S2において、カウント部30cで
その信号が1分間に4回以上入力されたかどうかを判定
する。手順S2における判定が満たされないとき、すな
わち前後進操作レバー52からの信号の1分間の入力回
数が3回以下である場合には、オペレータにハードな肉
体的負担をかけるいわゆる重作業ではないと判断し、手
順S1に戻る。
【0036】一方、手順S2における判定が満たされた
とき、すなわち前後進操作レバー52からの信号が1分
間に4回以上入力された場合には、重作業であると判断
し、手順S3に移る。
とき、すなわち前後進操作レバー52からの信号が1分
間に4回以上入力された場合には、重作業であると判断
し、手順S3に移る。
【0037】ここで、この重作業であるかどうかの判断
根拠について以下に説明する。一般に、図21を用いて
前述したようなダンプカー2とホイールローダ1との組
み合わせによるV型積み込み作業では、ダンプカー2の
適量積込回数は3〜5サイクルとされている。そしてま
た、機械質量7〜12トンクラスのホイールローダ1に
おいて、速度を上げて行う重作業の場合の1サイクルタ
イムに要する時間は20〜40秒が通常である。よって
これを例えば仮に30秒とすれば、1分間当たりの前進
(または後進)操作回数は、60(秒)/30(秒)×
2(1サイクル当たりの前進または後進操作回数)=4
(回)となる。したがって、1分間に4回以上の前進操
作(または後進操作)があったなら、その作業は重作業
であるとみなすことができる。この判断基準を式で表す
と、Na:ホイールローダ1の1分間当たりの前進(ま
たは後進)操作回数、Nb:重作業とみなすことができ
るときの1分間当たりの前進操作(または後進操作)回
数(=4回/分)として、 Na≧Nb・・・(1) となる。
根拠について以下に説明する。一般に、図21を用いて
前述したようなダンプカー2とホイールローダ1との組
み合わせによるV型積み込み作業では、ダンプカー2の
適量積込回数は3〜5サイクルとされている。そしてま
た、機械質量7〜12トンクラスのホイールローダ1に
おいて、速度を上げて行う重作業の場合の1サイクルタ
イムに要する時間は20〜40秒が通常である。よって
これを例えば仮に30秒とすれば、1分間当たりの前進
(または後進)操作回数は、60(秒)/30(秒)×
2(1サイクル当たりの前進または後進操作回数)=4
(回)となる。したがって、1分間に4回以上の前進操
作(または後進操作)があったなら、その作業は重作業
であるとみなすことができる。この判断基準を式で表す
と、Na:ホイールローダ1の1分間当たりの前進(ま
たは後進)操作回数、Nb:重作業とみなすことができ
るときの1分間当たりの前進操作(または後進操作)回
数(=4回/分)として、 Na≧Nb・・・(1) となる。
【0038】以上のようにして手順S2で重作業である
と判断されて手順S3に移ると、出力部30dでリレー
31に駆動電圧信号Saを出力する。このような作業量
(=時間当たりの土砂移動量、積み込みダンプカー台数
等を概念的に表したもの)と駆動電圧信号Saの出力と
の関係を図4に示す。図4に示されるように、重作業時
にのみリレー31に駆動電圧信号Saが出力される。そ
してこれによって、リレー31が励磁されて配線57が
導通し、温度調整ノブに基づく可変抵抗器12の設定に
関係なく、エアコンコントローラ11内には抵抗0を示
す電気信号が入力される。よって、エアコンコントロー
ラ11によって冷房装置の温度設定が最低温度となるよ
うに制御される。
と判断されて手順S3に移ると、出力部30dでリレー
31に駆動電圧信号Saを出力する。このような作業量
(=時間当たりの土砂移動量、積み込みダンプカー台数
等を概念的に表したもの)と駆動電圧信号Saの出力と
の関係を図4に示す。図4に示されるように、重作業時
にのみリレー31に駆動電圧信号Saが出力される。そ
してこれによって、リレー31が励磁されて配線57が
導通し、温度調整ノブに基づく可変抵抗器12の設定に
関係なく、エアコンコントローラ11内には抵抗0を示
す電気信号が入力される。よって、エアコンコントロー
ラ11によって冷房装置の温度設定が最低温度となるよ
うに制御される。
【0039】なお、上記構成において、図示しない温度
調整ノブ及び可変抵抗器12と風量調整スイッチ13と
が、運転室内の冷暖房を行う冷暖房装置の冷暖房条件を
設定入力可能な入力手段を構成し、風量切換用抵抗16
及びエアコンコントローラ11が、入力手段で設定入力
された冷暖房条件となるように冷暖房装置の動作を調整
する調整手段を構成し、前後進操作レバー52と、演算
装置30の制御内容のうち図3のフローにおける手順S
1が、オペレータの運動量を反映する作業機械の操作状
態を検出する操作状態検出手段を構成する。また、演算
装置30の制御内容のうち図3のフローに示された手順
S2及びS3と、リレー31及び配線57とが、操作状
態検出手段で検出された操作状態に応じ、入力手段であ
る温度調整ノブで設定入力された冷暖房条件を補正する
補正手段を構成し、そのうち図3の手順S2が、操作状
態検出手段で検出された操作状態が補正を行うか否かの
量的基準値に達しているかどうかを判定するレベル判定
手段を構成し、図3の手順S3、リレー31、及び配線
57が、レベル判定手段で量的基準値に達していると判
断されたとき、冷暖房条件に関する所定の補正値を調整
手段に出力する補正値出力手段を構成する。
調整ノブ及び可変抵抗器12と風量調整スイッチ13と
が、運転室内の冷暖房を行う冷暖房装置の冷暖房条件を
設定入力可能な入力手段を構成し、風量切換用抵抗16
及びエアコンコントローラ11が、入力手段で設定入力
された冷暖房条件となるように冷暖房装置の動作を調整
する調整手段を構成し、前後進操作レバー52と、演算
装置30の制御内容のうち図3のフローにおける手順S
1が、オペレータの運動量を反映する作業機械の操作状
態を検出する操作状態検出手段を構成する。また、演算
装置30の制御内容のうち図3のフローに示された手順
S2及びS3と、リレー31及び配線57とが、操作状
態検出手段で検出された操作状態に応じ、入力手段であ
る温度調整ノブで設定入力された冷暖房条件を補正する
補正手段を構成し、そのうち図3の手順S2が、操作状
態検出手段で検出された操作状態が補正を行うか否かの
量的基準値に達しているかどうかを判定するレベル判定
手段を構成し、図3の手順S3、リレー31、及び配線
57が、レベル判定手段で量的基準値に達していると判
断されたとき、冷暖房条件に関する所定の補正値を調整
手段に出力する補正値出力手段を構成する。
【0040】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ホイールローダ1における重作業の肉体的負担によ
り初期設定のままでは運転者が暑く感じるようになるよ
うな場合にも、演算装置30が駆動電圧信号Saを出力
してリレー31が励磁され、エアコンコントローラ11
が冷房装置を最低温度に制御し、自動的にその暑さを解
消できる。よって、作業状態や作業の継続時間に関係な
く、常に運転者に快適な冷房フィーリングを与えること
ができる。したがって運転者を煩雑な温度調整操作から
解放することができるので、運転者はホイールローダ本
体の操作に専念でき、効率と安全性の向上が可能とな
る。
ば、ホイールローダ1における重作業の肉体的負担によ
り初期設定のままでは運転者が暑く感じるようになるよ
うな場合にも、演算装置30が駆動電圧信号Saを出力
してリレー31が励磁され、エアコンコントローラ11
が冷房装置を最低温度に制御し、自動的にその暑さを解
消できる。よって、作業状態や作業の継続時間に関係な
く、常に運転者に快適な冷房フィーリングを与えること
ができる。したがって運転者を煩雑な温度調整操作から
解放することができるので、運転者はホイールローダ本
体の操作に専念でき、効率と安全性の向上が可能とな
る。
【0041】なお、上記第1の実施形態においては、運
転者が冷房温度調整を操作パネルの温度調整ノブ12a
で行ったが、これに限られず、例えばボタン等でもよ
い。この場合も同様の効果を得る。また、上記第1の実
施形態においては、前後進操作レバー52が電気式であ
り、演算装置30は前後進切り換えのための電気信号を
検出信号として直接得たが、これに限られない。すなわ
ち、前後進操作レバー52が旧来の機械式操作であって
も、操作機構部品の動作を近接スイッチ、リミットスイ
ッチ等で検出し、この検出信号を演算装置30に入力す
れば良い。この場合も、同様の効果を得る。さらに、上
記第1の実施形態においては、演算装置30において、
1分間に4回以上の前後進操作レバー52の後進位置切
換が検出されたときに駆動電圧信号Saが出力される構
成としたが、この頻度は、重作業であることを判断する
ための基準の一例であり、必ずしもこれに限られない。
要は、運転者にハードな肉体的負担がかかる作業である
ことが判定できる基準であれば足りる。また、上記第1
の実施形態においては、オペレータの運動量を反映する
ホイールローダ1の操作状態として、前後進操作レバー
52の後進位置になったときの切り換え信号の単位時間
当たりの回数を用いたが、これに限られず、前進位置に
なったときの切り換え信号の単位時間当たりの回数を用
いても良い。この場合も同様の効果を得る。
転者が冷房温度調整を操作パネルの温度調整ノブ12a
で行ったが、これに限られず、例えばボタン等でもよ
い。この場合も同様の効果を得る。また、上記第1の実
施形態においては、前後進操作レバー52が電気式であ
り、演算装置30は前後進切り換えのための電気信号を
検出信号として直接得たが、これに限られない。すなわ
ち、前後進操作レバー52が旧来の機械式操作であって
も、操作機構部品の動作を近接スイッチ、リミットスイ
ッチ等で検出し、この検出信号を演算装置30に入力す
れば良い。この場合も、同様の効果を得る。さらに、上
記第1の実施形態においては、演算装置30において、
1分間に4回以上の前後進操作レバー52の後進位置切
換が検出されたときに駆動電圧信号Saが出力される構
成としたが、この頻度は、重作業であることを判断する
ための基準の一例であり、必ずしもこれに限られない。
要は、運転者にハードな肉体的負担がかかる作業である
ことが判定できる基準であれば足りる。また、上記第1
の実施形態においては、オペレータの運動量を反映する
ホイールローダ1の操作状態として、前後進操作レバー
52の後進位置になったときの切り換え信号の単位時間
当たりの回数を用いたが、これに限られず、前進位置に
なったときの切り換え信号の単位時間当たりの回数を用
いても良い。この場合も同様の効果を得る。
【0042】本発明の第2の実施形態を図5及び図6に
より説明する。本実施形態は、演算装置30からの駆動
電圧信号Saの出力開始の際、一定の開始遅れ時間を設
けた場合の実施形態である。第1の実施形態と同等の部
材・機能には同一の符号を付す。
より説明する。本実施形態は、演算装置30からの駆動
電圧信号Saの出力開始の際、一定の開始遅れ時間を設
けた場合の実施形態である。第1の実施形態と同等の部
材・機能には同一の符号を付す。
【0043】本実施形態の冷房制御方法の要部である、
演算装置30の制御内容を表すフローチャートを図5に
示す。この図5のフローチャートが第1の実施形態の演
算装置30による図3のフローチャートと異なる点は、
手順S2と手順S3との間に、手順S4を設けたことで
ある。すなわち、1分間に4回以上の後進操作があって
手順S2での判定が満たされると、手順S4で、そのよ
うな1分間4回以上の操作状態が10分以上継続してい
るかどうかをカウント部30cがさらに判定する。
演算装置30の制御内容を表すフローチャートを図5に
示す。この図5のフローチャートが第1の実施形態の演
算装置30による図3のフローチャートと異なる点は、
手順S2と手順S3との間に、手順S4を設けたことで
ある。すなわち、1分間に4回以上の後進操作があって
手順S2での判定が満たされると、手順S4で、そのよ
うな1分間4回以上の操作状態が10分以上継続してい
るかどうかをカウント部30cがさらに判定する。
【0044】この判定のもつ意義を以下に説明する。第
1の実施形態で説明したように、重作業時には、1サイ
クルに要する時間は約20〜40秒、例えば30秒であ
り、このときダンプカー2の適量積込回数は3〜5サイ
クル、例えば4サイクルであるから、ダンプカー2の1
台当たりの積込時間は、30(秒)×4(サイクル)=
120(秒)となる。そして、重作業が開始されたとい
ってもその開始直後でまだダンプカー1台程度の積込作
業が終了した時点では、運転者の運動量はまだそれほで
もなく身体も暖かくなっていない。すなわち、このよう
な重作業がおおむね5分継続しダンプカー2〜3台の積
込作業を終えるころ(もちろんある程度の個人差はある
が)からようやく身体の暖かさを感じるようになり、お
おむね重作業が10分継続しダンプカー5〜6台の積込
作業を終えるころには、発汗を伴う暑さを感じるように
なるのが普通であり、従来は、このころから運転者が冷
房装置の調整(低温度側への調整)を行いはじめること
が経験的にわかっている。したがって、1分間に4回以
上の前進操作(または後進操作)がある重作業が、10
分間継続して、はじめて冷房強化(低温度側への調整)
の必要が生じるとみなすことができる。この判断基準を
式で表すと、Ta:式(1)を満足する状態(重作業状
態)の継続時間、Tb:運転者が熱さを感じ始める継続
作業時間(=10分)として、 Ta≧Tb・・・(2) となる。すなわち、作業が重作業となっても式(2)を
満足するような作業継続時間となってはじめて、冷房の
低温度側への再調整の必要が生じることとなり、式
(2)を満たさなければ再調整の必要はない。
1の実施形態で説明したように、重作業時には、1サイ
クルに要する時間は約20〜40秒、例えば30秒であ
り、このときダンプカー2の適量積込回数は3〜5サイ
クル、例えば4サイクルであるから、ダンプカー2の1
台当たりの積込時間は、30(秒)×4(サイクル)=
120(秒)となる。そして、重作業が開始されたとい
ってもその開始直後でまだダンプカー1台程度の積込作
業が終了した時点では、運転者の運動量はまだそれほで
もなく身体も暖かくなっていない。すなわち、このよう
な重作業がおおむね5分継続しダンプカー2〜3台の積
込作業を終えるころ(もちろんある程度の個人差はある
が)からようやく身体の暖かさを感じるようになり、お
おむね重作業が10分継続しダンプカー5〜6台の積込
作業を終えるころには、発汗を伴う暑さを感じるように
なるのが普通であり、従来は、このころから運転者が冷
房装置の調整(低温度側への調整)を行いはじめること
が経験的にわかっている。したがって、1分間に4回以
上の前進操作(または後進操作)がある重作業が、10
分間継続して、はじめて冷房強化(低温度側への調整)
の必要が生じるとみなすことができる。この判断基準を
式で表すと、Ta:式(1)を満足する状態(重作業状
態)の継続時間、Tb:運転者が熱さを感じ始める継続
作業時間(=10分)として、 Ta≧Tb・・・(2) となる。すなわち、作業が重作業となっても式(2)を
満足するような作業継続時間となってはじめて、冷房の
低温度側への再調整の必要が生じることとなり、式
(2)を満たさなければ再調整の必要はない。
【0045】そこで、手順S4で、1分間4回以上の操
作状態が10分以上継続しているかどうかの判定を行
い、判定が満たされた場合に限って、冷房の低温度側へ
の再調整の必要が生じていると判断し、手順S3へ移っ
て、出力部30dでリレー31に駆動電圧信号Saを出
力する。手順S4での判断が満たされない場合(例えば
重作業状態が9分続いた後、中作業になっている状態)
は、手順S1に戻って手順S1〜S4を繰り返す。この
ような制御による作業量と駆動電圧信号Saの出力との
関係を図6に示す。図6に示されるように、重作業状態
の継続時間TaがTb(=10分)より短ければ(すな
わち短時間重作業の場合には)、駆動電圧信号Saは出
力されない。またTaがTb以上となった場合(すなわ
ち長時間重作業の場合)に、Tb=10分の開始遅れ時
間をもって駆動電圧信号Saが出力されるようになって
いる。その他の特記しない構成及び制御手順は、第1の
実施形態とほぼ同様である。なお、上記構成において、
図5のフローに示された手順S2、S4、及びS3と、
リレー31及び配線57とが、操作状態検出手段で検出
された操作状態に応じ、入力手段である温度調整ノブで
設定入力された冷暖房条件を補正する補正手段を構成
し、そのうち図5の手順S2が、操作状態検出手段で検
出された操作状態が補正を行うか否かの量的基準値に達
しているかどうかを判定するレベル判定手段を構成し、
図5の手順S3、リレー31、及び配線57が、レベル
判定手段で量的基準値に達していると判断されたとき、
冷暖房条件に関する所定の補正値を調整手段に出力する
補正値出力手段を構成する。
作状態が10分以上継続しているかどうかの判定を行
い、判定が満たされた場合に限って、冷房の低温度側へ
の再調整の必要が生じていると判断し、手順S3へ移っ
て、出力部30dでリレー31に駆動電圧信号Saを出
力する。手順S4での判断が満たされない場合(例えば
重作業状態が9分続いた後、中作業になっている状態)
は、手順S1に戻って手順S1〜S4を繰り返す。この
ような制御による作業量と駆動電圧信号Saの出力との
関係を図6に示す。図6に示されるように、重作業状態
の継続時間TaがTb(=10分)より短ければ(すな
わち短時間重作業の場合には)、駆動電圧信号Saは出
力されない。またTaがTb以上となった場合(すなわ
ち長時間重作業の場合)に、Tb=10分の開始遅れ時
間をもって駆動電圧信号Saが出力されるようになって
いる。その他の特記しない構成及び制御手順は、第1の
実施形態とほぼ同様である。なお、上記構成において、
図5のフローに示された手順S2、S4、及びS3と、
リレー31及び配線57とが、操作状態検出手段で検出
された操作状態に応じ、入力手段である温度調整ノブで
設定入力された冷暖房条件を補正する補正手段を構成
し、そのうち図5の手順S2が、操作状態検出手段で検
出された操作状態が補正を行うか否かの量的基準値に達
しているかどうかを判定するレベル判定手段を構成し、
図5の手順S3、リレー31、及び配線57が、レベル
判定手段で量的基準値に達していると判断されたとき、
冷暖房条件に関する所定の補正値を調整手段に出力する
補正値出力手段を構成する。
【0046】本実施形態によれば、第1の実施形態の効
果に加え、運転者の体感に合致した開始遅れ時間Tbを
もって冷房の低温度側への調整を行うので、さらに快適
かつ合理的な冷房制御を行うことができる。
果に加え、運転者の体感に合致した開始遅れ時間Tbを
もって冷房の低温度側への調整を行うので、さらに快適
かつ合理的な冷房制御を行うことができる。
【0047】なお上記第2の実施形態においては、開始
遅れ時間Tb=10分としたが、この値は1つの例であ
り、これに限られない。運転者の個人差、作業態様、ホ
イールローダの車種等に応じ、適宜定めれば足りる。ま
た上記第2の実施形態においては、開始遅れ時間Tb
(=10分)をあらかじめ演算装置30に記憶させてい
たが、これに限られず、別途入力手段により、例えば作
業前に入力する構成としてもよい。この場合も同様の効
果を得る。
遅れ時間Tb=10分としたが、この値は1つの例であ
り、これに限られない。運転者の個人差、作業態様、ホ
イールローダの車種等に応じ、適宜定めれば足りる。ま
た上記第2の実施形態においては、開始遅れ時間Tb
(=10分)をあらかじめ演算装置30に記憶させてい
たが、これに限られず、別途入力手段により、例えば作
業前に入力する構成としてもよい。この場合も同様の効
果を得る。
【0048】本発明の第3の実施形態を図7及び図8に
より説明する。本実施形態は、第2の実施形態の構成に
加え、演算装置30からの駆動電圧信号Saの出力を終
了する際にも一定の終了遅れ時間を設けた場合の実施形
態である。第1及び第2の実施形態と同等の部材・機能
には同一の符号を付す。
より説明する。本実施形態は、第2の実施形態の構成に
加え、演算装置30からの駆動電圧信号Saの出力を終
了する際にも一定の終了遅れ時間を設けた場合の実施形
態である。第1及び第2の実施形態と同等の部材・機能
には同一の符号を付す。
【0049】本実施形態の冷房制御方法の要部である、
演算装置30の制御内容を表すフローチャートを図7に
示す。この図7のフローチャートが第2の実施形態の演
算装置30による図5のフローチャートと異なる点は、
手順S3の後に、手順S5〜S8を設けたことである。
すなわち、手順S3で駆動電圧信号Saを出力すると、
手順S5で再び、前後進操作レバー52からの信号を検
出部30aに入力し、手順S6で再び、1分間に4回以
上の後進操作があったかどうかの判定をカウント部30
cで行う。この判定が満たされると、重作業状態がまだ
継続していると判断されて手順S3に戻り、手順S3〜
S6を繰り返す。手順S6の判定が満たされないと、重
作業状態は既に終了したと判断されて手順S7に移り、
クロック部30bからの計時情報を基に、カウント部3
0cが重作業状態終了後10分が経過したかどうかを判
定する。
演算装置30の制御内容を表すフローチャートを図7に
示す。この図7のフローチャートが第2の実施形態の演
算装置30による図5のフローチャートと異なる点は、
手順S3の後に、手順S5〜S8を設けたことである。
すなわち、手順S3で駆動電圧信号Saを出力すると、
手順S5で再び、前後進操作レバー52からの信号を検
出部30aに入力し、手順S6で再び、1分間に4回以
上の後進操作があったかどうかの判定をカウント部30
cで行う。この判定が満たされると、重作業状態がまだ
継続していると判断されて手順S3に戻り、手順S3〜
S6を繰り返す。手順S6の判定が満たされないと、重
作業状態は既に終了したと判断されて手順S7に移り、
クロック部30bからの計時情報を基に、カウント部3
0cが重作業状態終了後10分が経過したかどうかを判
定する。
【0050】この判定のもつ意義を以下に説明する。第
2の実施形態で説明したように、運転者の身体は、重作
業が開始されたといってもすぐに暑さを感じるわけでは
なく、開始後10分程度経過してからはじめて暑さを感
じ始める。これと同様の時間的ずれが重作業終了時にも
起こる。すなわち、運転者の身体は、重作業が終了した
といってもすぐに暑さを感じなくなるわけではなく、終
了後10分程度経過してからはじめて暑さを感じなくな
る。例えば、ダンプカー2へのV型積込作業を重作業状
態で行っている場合に、積み込むべきダンプカー2がた
またま途切れる場合がある。しかしながらこのとき、重
作業状態が終了したといっても、長時間の積込作業を終
えた後であって運転者の体はしばらく熱さを感じている
ので、しばらく時間冷房装置を強めにしていなければ、
運転者は快適感を得られない。したがって、1分間に4
回以上の前進操作(または後進操作)がある重作業が終
了後、所定の時間Tc(例えば10分)が経過してはじ
めて、冷房強化(低温度側への調整)の必要がなくなる
とみなすことができる。
2の実施形態で説明したように、運転者の身体は、重作
業が開始されたといってもすぐに暑さを感じるわけでは
なく、開始後10分程度経過してからはじめて暑さを感
じ始める。これと同様の時間的ずれが重作業終了時にも
起こる。すなわち、運転者の身体は、重作業が終了した
といってもすぐに暑さを感じなくなるわけではなく、終
了後10分程度経過してからはじめて暑さを感じなくな
る。例えば、ダンプカー2へのV型積込作業を重作業状
態で行っている場合に、積み込むべきダンプカー2がた
またま途切れる場合がある。しかしながらこのとき、重
作業状態が終了したといっても、長時間の積込作業を終
えた後であって運転者の体はしばらく熱さを感じている
ので、しばらく時間冷房装置を強めにしていなければ、
運転者は快適感を得られない。したがって、1分間に4
回以上の前進操作(または後進操作)がある重作業が終
了後、所定の時間Tc(例えば10分)が経過してはじ
めて、冷房強化(低温度側への調整)の必要がなくなる
とみなすことができる。
【0051】そこで、手順S7で、重作業終了後Tc=
10分が経過したかどうかの判定を行い、判定が満たさ
れた場合に限って、冷房の低温度側への再調整の必要が
なくなったと判断し、手順S8へ移って、出力部30d
からリレー31への駆動電圧信号Saの出力を停止す
る。手順S7での判断が満たされない場合(例えば重作
業状態終了後9分経過後、再び重作業が開始された状
態)は、手順S3に戻って手順S3〜S7を繰り返す。
このような制御による作業量と駆動電圧信号Saの出力
との関係を図8に示す。図8に示されるように、重作業
状態終了後の経過時間がTc(=10分)より短い間は
駆動電圧信号Saは引き続き出力され、重作業終了後T
c=の10分の終了遅れ時間が経過してから、駆動電圧
信号Saの出力が停止されるようになっている。その他
の特記しない構成及び制御手順は、第2の実施形態とほ
ぼ同様である。
10分が経過したかどうかの判定を行い、判定が満たさ
れた場合に限って、冷房の低温度側への再調整の必要が
なくなったと判断し、手順S8へ移って、出力部30d
からリレー31への駆動電圧信号Saの出力を停止す
る。手順S7での判断が満たされない場合(例えば重作
業状態終了後9分経過後、再び重作業が開始された状
態)は、手順S3に戻って手順S3〜S7を繰り返す。
このような制御による作業量と駆動電圧信号Saの出力
との関係を図8に示す。図8に示されるように、重作業
状態終了後の経過時間がTc(=10分)より短い間は
駆動電圧信号Saは引き続き出力され、重作業終了後T
c=の10分の終了遅れ時間が経過してから、駆動電圧
信号Saの出力が停止されるようになっている。その他
の特記しない構成及び制御手順は、第2の実施形態とほ
ぼ同様である。
【0052】なお、上記構成において、前後進操作レバ
ー52と、図7のフローに示された手順S1及び手順S
5が、オペレータの運動量を反映する作業機械の操作状
態を検出する操作状態検出手段を構成し、図7の手順S
2以下S3まで及び手順S6以下S8までと、リレー3
1及び配線57とが、操作状態検出手段で検出された操
作状態に応じ、入力手段である温度調整ノブで設定入力
された冷暖房条件を補正する補正手段を構成し、図7の
手順S2及びS6が、操作状態検出手段で検出された操
作状態が補正を行うか否かの量的基準値に達しているか
どうかを判定するレベル判定手段を構成し、図7の手順
S3及びS8、リレー31、及び配線57が、レベル判
定手段で量的基準値に達していると判断されたとき、冷
暖房条件に関する所定の補正値を調整手段に出力する補
正値出力手段を構成する。
ー52と、図7のフローに示された手順S1及び手順S
5が、オペレータの運動量を反映する作業機械の操作状
態を検出する操作状態検出手段を構成し、図7の手順S
2以下S3まで及び手順S6以下S8までと、リレー3
1及び配線57とが、操作状態検出手段で検出された操
作状態に応じ、入力手段である温度調整ノブで設定入力
された冷暖房条件を補正する補正手段を構成し、図7の
手順S2及びS6が、操作状態検出手段で検出された操
作状態が補正を行うか否かの量的基準値に達しているか
どうかを判定するレベル判定手段を構成し、図7の手順
S3及びS8、リレー31、及び配線57が、レベル判
定手段で量的基準値に達していると判断されたとき、冷
暖房条件に関する所定の補正値を調整手段に出力する補
正値出力手段を構成する。
【0053】本実施形態によれば、第2の実施形態の効
果に加え、運転者の体感に合致した終了遅れ時間Tcを
もって冷房の低温度側への調整を終了するので、さらに
快適かつ合理的な冷房制御を行うことができる。
果に加え、運転者の体感に合致した終了遅れ時間Tcを
もって冷房の低温度側への調整を終了するので、さらに
快適かつ合理的な冷房制御を行うことができる。
【0054】なお上記第3の実施形態においては、終了
遅れ時間Tc=10分としたが、この値は1つの例であ
り、これに限られない。運転者の個人差、作業態様、ホ
イールローダの車種等に応じ、適宜定めれば足りる。ま
た上記第3の実施形態においては、終了遅れ時間Tc
(=10分)をあらかじめ演算装置30に記憶させてい
たが、これに限られず、別途入力手段により、例えば作
業前に入力する構成としてもよい。この場合も同様の効
果を得る。
遅れ時間Tc=10分としたが、この値は1つの例であ
り、これに限られない。運転者の個人差、作業態様、ホ
イールローダの車種等に応じ、適宜定めれば足りる。ま
た上記第3の実施形態においては、終了遅れ時間Tc
(=10分)をあらかじめ演算装置30に記憶させてい
たが、これに限られず、別途入力手段により、例えば作
業前に入力する構成としてもよい。この場合も同様の効
果を得る。
【0055】本発明の第4の実施形態を図9及び図10
により説明する。本実施形態は、第3の実施形態の構成
における終了遅れ時間Tcの値を可変とした場合の実施
形態である。第1〜第3の実施形態と同等の部材・機能
には同一の符号を付す。
により説明する。本実施形態は、第3の実施形態の構成
における終了遅れ時間Tcの値を可変とした場合の実施
形態である。第1〜第3の実施形態と同等の部材・機能
には同一の符号を付す。
【0056】本実施形態の冷房制御方法の要部である、
演算装置30の制御内容を表すフローチャートを図9に
示す。この図9のフローチャートが第3の実施形態の演
算装置30による図7のフローチャートと異なる主要な
点は、手順S6と手順S7との間に、手順S9及びS1
0を設けたことである。すなわち、手順S6の判定が満
たされず重作業が終了したと判断されると、手順S9に
移り、カウント部30cが直前の重作業状態の継続時間
Tdを算出する。その後、手順S10に移り、その継続
時間Tdに対応した終了遅れ時間Tcを算出する。
演算装置30の制御内容を表すフローチャートを図9に
示す。この図9のフローチャートが第3の実施形態の演
算装置30による図7のフローチャートと異なる主要な
点は、手順S6と手順S7との間に、手順S9及びS1
0を設けたことである。すなわち、手順S6の判定が満
たされず重作業が終了したと判断されると、手順S9に
移り、カウント部30cが直前の重作業状態の継続時間
Tdを算出する。その後、手順S10に移り、その継続
時間Tdに対応した終了遅れ時間Tcを算出する。
【0057】このような計算のもつ意義は、以下の通り
である。すなわち、運転者にとって、例えば10分連続
の重作業後から安静を取り戻すのに必要な時間(=クー
ルダウン時間)と、30分連続の重作業後のクールダウ
ン時間は、通常異なるからである。よって継続時間Td
と終了遅れ時間Tcとの対応関係は、例えば、Td=5
分未満ではTc=1分、Td=5分以上10分未満では
Tc=2分、Td=10分以上ではTc=3分というよ
うに設定される。
である。すなわち、運転者にとって、例えば10分連続
の重作業後から安静を取り戻すのに必要な時間(=クー
ルダウン時間)と、30分連続の重作業後のクールダウ
ン時間は、通常異なるからである。よって継続時間Td
と終了遅れ時間Tcとの対応関係は、例えば、Td=5
分未満ではTc=1分、Td=5分以上10分未満では
Tc=2分、Td=10分以上ではTc=3分というよ
うに設定される。
【0058】このようにしてTdに対応したTcが算出
された後、手順S7に移り、このTcが経過したかどう
かが判定され、判定が満たされたら手順S8で駆動電圧
信号Saの出力が停止される。このような制御による作
業量と駆動電圧信号Saの出力との関係を図10に示
す。図10に示されるように、継続時間がTd1<Td2
<Td3となっているのに対応して、駆動電圧信号Sa
の出力が終了する終了遅れ時間がTc1<Tc2<Tc3
となっている。その他の特記しない構成及び制御手順
は、第3の実施形態とほぼ同様である。
された後、手順S7に移り、このTcが経過したかどう
かが判定され、判定が満たされたら手順S8で駆動電圧
信号Saの出力が停止される。このような制御による作
業量と駆動電圧信号Saの出力との関係を図10に示
す。図10に示されるように、継続時間がTd1<Td2
<Td3となっているのに対応して、駆動電圧信号Sa
の出力が終了する終了遅れ時間がTc1<Tc2<Tc3
となっている。その他の特記しない構成及び制御手順
は、第3の実施形態とほぼ同様である。
【0059】なお、上記構成において、前後進操作レバ
ー52と、図9のフローに示された手順S1及び手順S
5が、オペレータの運動量を反映する作業機械の操作状
態を検出する操作状態検出手段を構成し、図9の手順S
2以下手順S3まで及び手順S6以下手順S8までと、
リレー31及び配線57とが、操作状態検出手段で検出
された操作状態に応じ、入力手段である温度調整ノブで
設定入力された冷暖房条件を補正する補正手段を構成
し、図9の手順S2及びS6が、操作状態検出手段で検
出された操作状態が補正を行うか否かの量的基準値に達
しているかどうかを判定するレベル判定手段を構成し、
図9の手順S3及びS8、リレー31、及び配線57
が、レベル判定手段で量的基準値に達していると判断さ
れたとき、冷暖房条件に関する所定の補正値を調整手段
に出力する補正値出力手段を構成する。
ー52と、図9のフローに示された手順S1及び手順S
5が、オペレータの運動量を反映する作業機械の操作状
態を検出する操作状態検出手段を構成し、図9の手順S
2以下手順S3まで及び手順S6以下手順S8までと、
リレー31及び配線57とが、操作状態検出手段で検出
された操作状態に応じ、入力手段である温度調整ノブで
設定入力された冷暖房条件を補正する補正手段を構成
し、図9の手順S2及びS6が、操作状態検出手段で検
出された操作状態が補正を行うか否かの量的基準値に達
しているかどうかを判定するレベル判定手段を構成し、
図9の手順S3及びS8、リレー31、及び配線57
が、レベル判定手段で量的基準値に達していると判断さ
れたとき、冷暖房条件に関する所定の補正値を調整手段
に出力する補正値出力手段を構成する。
【0060】本実施形態によれば、第3の実施形態によ
る効果に加え、運転者の身体のクールダウン時間に合致
するように終了遅れ時間をTcを変更するので、よりき
めの細かい冷房制御を行うことができる。
る効果に加え、運転者の身体のクールダウン時間に合致
するように終了遅れ時間をTcを変更するので、よりき
めの細かい冷房制御を行うことができる。
【0061】なお上記第4の実施形態においては、終了
遅れ時間Tcは演算装置30によって決定されるが、こ
れに限られず、基本となる終了遅れ時間を別途入力手段
により例えば作業前に入力し、これに対して演算装置3
0がクールダウン時間に合致するように、この基本とな
る終了遅れ時間を伸縮する構成としてもよい。この場合
も同様の効果を得る。
遅れ時間Tcは演算装置30によって決定されるが、こ
れに限られず、基本となる終了遅れ時間を別途入力手段
により例えば作業前に入力し、これに対して演算装置3
0がクールダウン時間に合致するように、この基本とな
る終了遅れ時間を伸縮する構成としてもよい。この場合
も同様の効果を得る。
【0062】本発明の第5の実施形態を図11及び図1
2により説明する。本実施形態は、第4の実施形態の構
成における開始遅れ時間Tbの値をさらに可変とした場
合の実施形態である。第1〜第4の実施形態と同等の部
材・機能には同一の符号を付す。
2により説明する。本実施形態は、第4の実施形態の構
成における開始遅れ時間Tbの値をさらに可変とした場
合の実施形態である。第1〜第4の実施形態と同等の部
材・機能には同一の符号を付す。
【0063】本実施形態の冷房制御方法の要部である、
演算装置30の制御内容を表すフローチャートを図11
に示す。この図11のフローチャートが第4の実施形態
の演算装置30による図9のフローチャートと異なる主
要な点は、手順S8の後に、手順S11〜S15を設け
たことである。すなわち、手順S8でリレー励磁用の駆
動電圧信号Saを出力すると、手順S11に移り、検出
部30aが前後進操作レバー52からの信号を入力し、
手順S12において、カウント部30cでその信号が1
分間に4回以上入力されたかどうかを判定する。判定が
満たされなければ重作業は再開されていないと判断して
手順S11に戻り、手順S11とS12とを繰り返す。
判定が満たされると重作業が再開されたと判断して手順
S13に移り、カウント部30cが直前の重作業でない
状態の継続時間Teを算出する。その後、手順S14に
移り、その継続時間Teに対応した開始遅れ時間Tbを
算出する。
演算装置30の制御内容を表すフローチャートを図11
に示す。この図11のフローチャートが第4の実施形態
の演算装置30による図9のフローチャートと異なる主
要な点は、手順S8の後に、手順S11〜S15を設け
たことである。すなわち、手順S8でリレー励磁用の駆
動電圧信号Saを出力すると、手順S11に移り、検出
部30aが前後進操作レバー52からの信号を入力し、
手順S12において、カウント部30cでその信号が1
分間に4回以上入力されたかどうかを判定する。判定が
満たされなければ重作業は再開されていないと判断して
手順S11に戻り、手順S11とS12とを繰り返す。
判定が満たされると重作業が再開されたと判断して手順
S13に移り、カウント部30cが直前の重作業でない
状態の継続時間Teを算出する。その後、手順S14に
移り、その継続時間Teに対応した開始遅れ時間Tbを
算出する。
【0064】このような計算のもつ意義は、以下の通り
である。すなわち、運転者にとって、例えば2分の軽作
業(または作業中止)後から重作業になったときに再び
暑く感じ始める時間と、10分の軽作業後(または作業
中止)から重作業になったときに再び暑く感じ始める時
間とは、通常異なるからである。具体的には、例えば積
込作業の合間に短時間現場の整備(凹凸のならし、こぼ
れた土砂の収集等)を行うことがあるが、この間、前後
進操作レバー52の操作回数は1分間に4回以下となる
ので演算装置は軽作業とみなす。そして再び積込作業に
移る場合、運転者にとって開始遅れ時間Tbは不要とな
る。よって継続時間Teと開始遅れ時間Tbとの対応関
係は、例えば、Te=2分未満ではTb=0分、Te=
2分以上ではTb=1分というように設定される。
である。すなわち、運転者にとって、例えば2分の軽作
業(または作業中止)後から重作業になったときに再び
暑く感じ始める時間と、10分の軽作業後(または作業
中止)から重作業になったときに再び暑く感じ始める時
間とは、通常異なるからである。具体的には、例えば積
込作業の合間に短時間現場の整備(凹凸のならし、こぼ
れた土砂の収集等)を行うことがあるが、この間、前後
進操作レバー52の操作回数は1分間に4回以下となる
ので演算装置は軽作業とみなす。そして再び積込作業に
移る場合、運転者にとって開始遅れ時間Tbは不要とな
る。よって継続時間Teと開始遅れ時間Tbとの対応関
係は、例えば、Te=2分未満ではTb=0分、Te=
2分以上ではTb=1分というように設定される。
【0065】このようにしてTeに対応したTbが算出
された後、手順S15に移り、このTbが経過したかど
うかが判定され、判定が満たされたら手順S3に戻って
駆動電圧信号Saの出力が再開される。判定が満たされ
ない場合には手順S8に戻って手順S8〜S15を再度
繰り返す。このような制御による作業量と駆動電圧信号
Saの出力との関係を図12に示す。図12に示される
ように、非重作業状態の継続時間がTe1<Te2となっ
ているのに対応して、駆動電圧信号Saの出力を再開す
る開始遅れ時間がTb1(=0)<Tb2となっている。
その他の特記しない構成及び制御手順は、第4の実施形
態とほぼ同様である。
された後、手順S15に移り、このTbが経過したかど
うかが判定され、判定が満たされたら手順S3に戻って
駆動電圧信号Saの出力が再開される。判定が満たされ
ない場合には手順S8に戻って手順S8〜S15を再度
繰り返す。このような制御による作業量と駆動電圧信号
Saの出力との関係を図12に示す。図12に示される
ように、非重作業状態の継続時間がTe1<Te2となっ
ているのに対応して、駆動電圧信号Saの出力を再開す
る開始遅れ時間がTb1(=0)<Tb2となっている。
その他の特記しない構成及び制御手順は、第4の実施形
態とほぼ同様である。
【0066】なお、上記構成において、前後進操作レバ
ー52と、図11のフローに示された手順S1、S5及
びS11が、オペレータの運動量を反映する作業機械の
操作状態を検出する操作状態検出手段を構成し、図11
の手順S2以下S3まで、手順S6以下手順S8まで、
及び手順S12以下S15までと、リレー31及び配線
57とが、操作状態検出手段で検出された操作状態に応
じ、入力手段である温度調整ノブで設定入力された冷暖
房条件を補正する補正手段を構成し、図9の手順S2、
S6及びS12が、操作状態検出手段で検出された操作
状態が補正を行うか否かの量的基準値に達しているかど
うかを判定するレベル判定手段を構成し、図9の手順S
3,S8、リレー31、及び配線57が、レベル判定手
段で量的基準値に達していると判断されたとき、冷暖房
条件に関する所定の補正値を調整手段に出力する補正値
出力手段を構成する。
ー52と、図11のフローに示された手順S1、S5及
びS11が、オペレータの運動量を反映する作業機械の
操作状態を検出する操作状態検出手段を構成し、図11
の手順S2以下S3まで、手順S6以下手順S8まで、
及び手順S12以下S15までと、リレー31及び配線
57とが、操作状態検出手段で検出された操作状態に応
じ、入力手段である温度調整ノブで設定入力された冷暖
房条件を補正する補正手段を構成し、図9の手順S2、
S6及びS12が、操作状態検出手段で検出された操作
状態が補正を行うか否かの量的基準値に達しているかど
うかを判定するレベル判定手段を構成し、図9の手順S
3,S8、リレー31、及び配線57が、レベル判定手
段で量的基準値に達していると判断されたとき、冷暖房
条件に関する所定の補正値を調整手段に出力する補正値
出力手段を構成する。
【0067】本実施形態によれば、第4の実施形態によ
る効果に加え、運転者の身体が再び暑く感じ始める時間
に合致するように開始遅れ時間をTbを変更するので、
よりきめの細かい冷房制御を行うことができる。
る効果に加え、運転者の身体が再び暑く感じ始める時間
に合致するように開始遅れ時間をTbを変更するので、
よりきめの細かい冷房制御を行うことができる。
【0068】なお、上記第5の実施形態においては、開
始遅れ時間Tb、終了遅れ時間Tcともに可変とした
が、終了遅れ時間Tcを第3の実施形態のように固定と
し、開始遅れ時間Tbのみを変更する構成も可能であ
る。また、上記第5の実施形態においては、開始遅れ時
間Tbは演算装置30によって決定されるが、これに限
られず、基本となる開始遅れ時間を別途入力手段により
例えば作業前に入力し、これに対して演算装置30が基
本となる開始遅れ時間を伸縮する構成としてもよい。こ
の場合も同様の効果を得る。
始遅れ時間Tb、終了遅れ時間Tcともに可変とした
が、終了遅れ時間Tcを第3の実施形態のように固定と
し、開始遅れ時間Tbのみを変更する構成も可能であ
る。また、上記第5の実施形態においては、開始遅れ時
間Tbは演算装置30によって決定されるが、これに限
られず、基本となる開始遅れ時間を別途入力手段により
例えば作業前に入力し、これに対して演算装置30が基
本となる開始遅れ時間を伸縮する構成としてもよい。こ
の場合も同様の効果を得る。
【0069】本発明の第6の実施形態を図13〜図16
により説明する。本実施形態は、第1の実施形態の構成
において、作業状況に応じた冷房温度の調整を2段階に
行えるようにしたものである。すなわち、積込作業にお
いて重作業ほどでない作業(中作業)の場合でも、ある
程度作業時間が経過すると運転者は冷房の設定を変えた
くなることが、経験的にわかっているが、本実施形態は
このような場合に対応するものである。第1〜第5の実
施形態と同等の部材・機能には同一の符号を付す。本実
施形態による冷房制御方法を実施する装置及びその制御
の対象となる冷房装置の構成を表す回路的概念図を図1
3に示す。この図13において、第1の実施形態と異な
る点は、リレー31が設けられた配線57からさらに並
列に分岐された配線258に、比較的抵抗値の小さい抵
抗233を介してリレー232が設けられていること
と、リレー31及びリレー232に、作業の程度に応じ
て演算装置230から駆動電圧信号Sa及びSbが出力
されることである。
により説明する。本実施形態は、第1の実施形態の構成
において、作業状況に応じた冷房温度の調整を2段階に
行えるようにしたものである。すなわち、積込作業にお
いて重作業ほどでない作業(中作業)の場合でも、ある
程度作業時間が経過すると運転者は冷房の設定を変えた
くなることが、経験的にわかっているが、本実施形態は
このような場合に対応するものである。第1〜第5の実
施形態と同等の部材・機能には同一の符号を付す。本実
施形態による冷房制御方法を実施する装置及びその制御
の対象となる冷房装置の構成を表す回路的概念図を図1
3に示す。この図13において、第1の実施形態と異な
る点は、リレー31が設けられた配線57からさらに並
列に分岐された配線258に、比較的抵抗値の小さい抵
抗233を介してリレー232が設けられていること
と、リレー31及びリレー232に、作業の程度に応じ
て演算装置230から駆動電圧信号Sa及びSbが出力
されることである。
【0070】この演算装置230の制御内容を表す機能
ブロック図を図14に、フローチャートを図15に示
す。図14において、演算装置230は、演算装置30
の検出部30a、クロック部30b、カウント部30c
とほぼ同様の機能を備えた検出部230a、クロック部
230b、カウント部230cと、後述するフローチャ
ートの手順に従って作業程度に応じ、リレー31,23
2に駆動信号Sa,Sbを出力する出力部230dとを
有している。これらの構成により、演算装置230は、
全体として図15のフローで制御内容を実行する。
ブロック図を図14に、フローチャートを図15に示
す。図14において、演算装置230は、演算装置30
の検出部30a、クロック部30b、カウント部30c
とほぼ同様の機能を備えた検出部230a、クロック部
230b、カウント部230cと、後述するフローチャ
ートの手順に従って作業程度に応じ、リレー31,23
2に駆動信号Sa,Sbを出力する出力部230dとを
有している。これらの構成により、演算装置230は、
全体として図15のフローで制御内容を実行する。
【0071】この図15のフローのうち、手順S1〜S
8は、第3の実施形態で図7に示したフローと同様の制
御内容であるので説明を省略する。本実施形態の演算装
置230では、このフローと同時平行的に行われる、手
順S101〜S108が設けられている。これらの手順
は、重作業よりもやや軽い作業状態(=中作業)を検出
し、検出された場合に冷房をやや低温度側に調整するた
めのものである。すなわち、手順S101において、検
出部30aに前後進操作レバー52からの信号(後進に
切り替わったことを示す信号)を入力し、手順S102
において、カウント部130cでその信号が1分間に2
回以上入力されたかどうかを判定する。手順S102に
おける判定が満たされないとき、すなわち前後進操作レ
バー52からの信号の1分間の入力回数が1回以下であ
る場合には、オペレータに肉体的負担をかける作業では
ないと判断し、手順S101に戻る。手順S102にお
ける判定が満たされたとき、すなわち前後進操作レバー
52からの信号が1分間に2回以上入力された場合に
は、中作業であると判断し、手順S104に移る。
8は、第3の実施形態で図7に示したフローと同様の制
御内容であるので説明を省略する。本実施形態の演算装
置230では、このフローと同時平行的に行われる、手
順S101〜S108が設けられている。これらの手順
は、重作業よりもやや軽い作業状態(=中作業)を検出
し、検出された場合に冷房をやや低温度側に調整するた
めのものである。すなわち、手順S101において、検
出部30aに前後進操作レバー52からの信号(後進に
切り替わったことを示す信号)を入力し、手順S102
において、カウント部130cでその信号が1分間に2
回以上入力されたかどうかを判定する。手順S102に
おける判定が満たされないとき、すなわち前後進操作レ
バー52からの信号の1分間の入力回数が1回以下であ
る場合には、オペレータに肉体的負担をかける作業では
ないと判断し、手順S101に戻る。手順S102にお
ける判定が満たされたとき、すなわち前後進操作レバー
52からの信号が1分間に2回以上入力された場合に
は、中作業であると判断し、手順S104に移る。
【0072】手順S104では、そのような1分間2回
以上の操作状態がTbm=15分以上継続しているかど
うかをカウント部130cがさらに判定する。ここで、
重作業対応フロー(図示左側フロー)手順S4のTbh
=10分よりも継続時間が長いのは、重作業よりも肉体
的負担が軽いので、暑さを感じるようになるのにその分
長時間を要すると思われるからである。この手順S10
4での判断が満たされない場合は、手順S101に戻っ
て手順S101〜S104を繰り返す。手順S104の
判定が満たされた場合は、冷房の低温度側への再調整の
必要が生じていると判断し、手順S103へ移って、出
力部130dでリレー232に駆動電圧信号Sbを出力
する。そしてこれによって、リレー232が励磁されて
配線258が導通し、可変抵抗器12の設定に関係な
く、エアコンコントローラ11内には抵抗233の小さ
い抵抗値のみを示す電気信号が入力される。よって、エ
アコンコントローラ11によって冷房装置の温度設定が
やや低い温度となるように制御される。
以上の操作状態がTbm=15分以上継続しているかど
うかをカウント部130cがさらに判定する。ここで、
重作業対応フロー(図示左側フロー)手順S4のTbh
=10分よりも継続時間が長いのは、重作業よりも肉体
的負担が軽いので、暑さを感じるようになるのにその分
長時間を要すると思われるからである。この手順S10
4での判断が満たされない場合は、手順S101に戻っ
て手順S101〜S104を繰り返す。手順S104の
判定が満たされた場合は、冷房の低温度側への再調整の
必要が生じていると判断し、手順S103へ移って、出
力部130dでリレー232に駆動電圧信号Sbを出力
する。そしてこれによって、リレー232が励磁されて
配線258が導通し、可変抵抗器12の設定に関係な
く、エアコンコントローラ11内には抵抗233の小さ
い抵抗値のみを示す電気信号が入力される。よって、エ
アコンコントローラ11によって冷房装置の温度設定が
やや低い温度となるように制御される。
【0073】このようにして手順S103で駆動電圧信
号Sbを出力した後、手順S105で再び前後進操作レ
バー52からの信号を検出部130aに入力し、手順S
106で再び1分間に2回以上の後進操作があったかど
うかの判定をカウント部130cで行う。この判定が満
たされると、中作業状態がまだ継続していると判断され
て手順S103に戻り、手順S103〜S106を繰り
返す。手順S106の判定が満たされないと、中作業状
態は既に終了したと判断されて手順S107に移り、ク
ロック部130bからの計時情報を基に、カウント部1
30cが中作業状態終了後Tcm=5分が経過したかど
うかを判定する。ここで、重作業対応フロー(図示左側
フロー)手順S7のTch=10分よりも経過時間が短
いのは、重作業よりも肉体的負担が軽いので、暑さを感
じなくなるのがその分早いと思われるからである。
号Sbを出力した後、手順S105で再び前後進操作レ
バー52からの信号を検出部130aに入力し、手順S
106で再び1分間に2回以上の後進操作があったかど
うかの判定をカウント部130cで行う。この判定が満
たされると、中作業状態がまだ継続していると判断され
て手順S103に戻り、手順S103〜S106を繰り
返す。手順S106の判定が満たされないと、中作業状
態は既に終了したと判断されて手順S107に移り、ク
ロック部130bからの計時情報を基に、カウント部1
30cが中作業状態終了後Tcm=5分が経過したかど
うかを判定する。ここで、重作業対応フロー(図示左側
フロー)手順S7のTch=10分よりも経過時間が短
いのは、重作業よりも肉体的負担が軽いので、暑さを感
じなくなるのがその分早いと思われるからである。
【0074】手順S107での判断が満たされない場合
は、手順S103に戻って手順S103〜S107を繰
り返す。手順S107での判定が満たされた場合は、冷
房の低温度側への再調整の必要がなくなったと判断し、
手順S208へ移って、出力部130dからリレー23
2の駆動電圧信号Sbの出力を停止する。
は、手順S103に戻って手順S103〜S107を繰
り返す。手順S107での判定が満たされた場合は、冷
房の低温度側への再調整の必要がなくなったと判断し、
手順S208へ移って、出力部130dからリレー23
2の駆動電圧信号Sbの出力を停止する。
【0075】このような制御による作業量と駆動電圧信
号Sa,Sbの出力との関係を図16に示す。図16に
示されるように、中作業に対応する図15右側のフロー
により、中作業状態終了後の経過時間がTbm(=15
分)より短い間は駆動電圧信号Sbは引き続き出力さ
れ、中作業終了後Tcm=5分の終了遅れ時間が経過し
てから駆動電圧信号Sbの出力が停止されるようになっ
ている。またこのとき、重作業に対応する図15左側の
フローにより、重作業状態終了後の経過時間がTbh
(=10分)より短い間は駆動電圧信号Saは引き続き
出力され、重作業終了後Tcm=10分の終了遅れ時間
が経過してから駆動電圧信号Saの出力が停止されるよ
うになっている。なお、図16に示されるように、重作
業時には、中作業時に出力されるSbも出力されてお
り、すなわち駆動電圧信号SaとSbとの両方がリレー
31及びリレー232を励磁して、配線57及び配線2
58の両方が導通しているが、この場合、配線57の抵
抗は0であって配線58よりも小さいので、エアコンコ
ントローラ11には抵抗0を示す電気信号が入力される
こととなる。また、開始遅れ時間に関しては重作業のT
bh(=10分)<中作業のTbmとなっており、終了
遅れ時間に関しては中作業のTcm(=5分)<重作業
のTch(=10分)となっており、重作業時には、駆
動電圧信号SaのほうがSbより早く出力され、後に終
了するようになっている。これらにより、言い換えれ
ば、駆動電圧信号SaとSbとが重畳した場合には、駆
動電圧信号Saによる効果が優先されるようになってい
る。なお上記構成において、前後進操作レバー52と、
演算装置230の制御内容のうち図13のフローにおけ
る手順S1、S5、S101及びS105が、オペレー
タの運動量を反映する作業機械の操作状態を検出する操
作状態検出手段を構成する。また、図13のフローに示
された手順S2以下S3まで、手順S6以下S8まで、
手順S102以下S103まで、及び手順S106以下
S108までと、リレー31,232と、配線57,2
58と、抵抗233とが、操作状態検出手段で検出され
た操作状態に応じ、入力手段である温度調整ノブで設定
入力された冷暖房条件を補正する補正手段を構成し、そ
のうち図13の手順S2、S6、S102、S106
が、操作状態検出手段で検出された操作状態が補正を行
うか否かの量的基準値に達しているかどうかを判定する
レベル判定手段を構成し、図13の手順S3,S8及び
S103,S108、リレー31,232、配線57,
258、及び抵抗233が、レベル判定手段で量的基準
値に達していると判断されたとき、冷暖房条件に関する
所定の補正値を調整手段に出力する補正値出力手段を構
成する。
号Sa,Sbの出力との関係を図16に示す。図16に
示されるように、中作業に対応する図15右側のフロー
により、中作業状態終了後の経過時間がTbm(=15
分)より短い間は駆動電圧信号Sbは引き続き出力さ
れ、中作業終了後Tcm=5分の終了遅れ時間が経過し
てから駆動電圧信号Sbの出力が停止されるようになっ
ている。またこのとき、重作業に対応する図15左側の
フローにより、重作業状態終了後の経過時間がTbh
(=10分)より短い間は駆動電圧信号Saは引き続き
出力され、重作業終了後Tcm=10分の終了遅れ時間
が経過してから駆動電圧信号Saの出力が停止されるよ
うになっている。なお、図16に示されるように、重作
業時には、中作業時に出力されるSbも出力されてお
り、すなわち駆動電圧信号SaとSbとの両方がリレー
31及びリレー232を励磁して、配線57及び配線2
58の両方が導通しているが、この場合、配線57の抵
抗は0であって配線58よりも小さいので、エアコンコ
ントローラ11には抵抗0を示す電気信号が入力される
こととなる。また、開始遅れ時間に関しては重作業のT
bh(=10分)<中作業のTbmとなっており、終了
遅れ時間に関しては中作業のTcm(=5分)<重作業
のTch(=10分)となっており、重作業時には、駆
動電圧信号SaのほうがSbより早く出力され、後に終
了するようになっている。これらにより、言い換えれ
ば、駆動電圧信号SaとSbとが重畳した場合には、駆
動電圧信号Saによる効果が優先されるようになってい
る。なお上記構成において、前後進操作レバー52と、
演算装置230の制御内容のうち図13のフローにおけ
る手順S1、S5、S101及びS105が、オペレー
タの運動量を反映する作業機械の操作状態を検出する操
作状態検出手段を構成する。また、図13のフローに示
された手順S2以下S3まで、手順S6以下S8まで、
手順S102以下S103まで、及び手順S106以下
S108までと、リレー31,232と、配線57,2
58と、抵抗233とが、操作状態検出手段で検出され
た操作状態に応じ、入力手段である温度調整ノブで設定
入力された冷暖房条件を補正する補正手段を構成し、そ
のうち図13の手順S2、S6、S102、S106
が、操作状態検出手段で検出された操作状態が補正を行
うか否かの量的基準値に達しているかどうかを判定する
レベル判定手段を構成し、図13の手順S3,S8及び
S103,S108、リレー31,232、配線57,
258、及び抵抗233が、レベル判定手段で量的基準
値に達していると判断されたとき、冷暖房条件に関する
所定の補正値を調整手段に出力する補正値出力手段を構
成する。
【0076】本実施形態によれば、重作業時用の温度調
整と中作業時用の温度調整との2種類を用いるので、さ
らに細かい温度調整の適正化を図ることができる。すな
わち例えば、温度調整が1段階だけでは冷房温度が、あ
る設定温度からいきなり最低温度になって運転者に違和
感を与えてしまう場合がありうるが、2段階とすること
でそのような違和感を緩和することができる。
整と中作業時用の温度調整との2種類を用いるので、さ
らに細かい温度調整の適正化を図ることができる。すな
わち例えば、温度調整が1段階だけでは冷房温度が、あ
る設定温度からいきなり最低温度になって運転者に違和
感を与えてしまう場合がありうるが、2段階とすること
でそのような違和感を緩和することができる。
【0077】なお、上記第6の実施形態においては、冷
房温度の調整を2段階に行ったが、これに限られず、3
段以上の多段階にすることもでき、さらに、抵抗233
に可変抵抗を用いて連続的に抵抗値を変化させることで
無段階にすることもできる。これらの場合は、さらにき
めの細かい調整を行うことができる。また、上記第6の
実施形態においては、演算装置30において、1分間に
4回以上の前後進操作レバー52の後進位置切換が検出
されたときが重作業、2回または3回の切換を中作業と
したが、この頻度は、重作業及び中作業であることを判
断するための基準の一例であり、必ずしもこれに限られ
ない。要は、運転者に相応の肉体的負担がかかる作業で
あることが判定できる基準であれば足りる。さらに、上
記第6の実施形態においては、開始遅れ時間Tbh=1
0分、Tbm=15分、また終了遅れ時間Tch=10
分、Tcm=5分としたが、この値は1つの例であり、
これに限られない。運転者の個人差、作業態様、ホイー
ルローダの車種等に応じ、適宜定めれば足りる。また、
上記第1〜6の実施形態では、温度調整用の可変抵抗器
12の回路の抵抗値を変化させて設定温度を低温側に調
整する方法のみ説明したが、他の方法で設定温度を調整
しても良い。また調整を行うのは、冷房装置における設
定温度に限定されるものではなく、他の冷房条件でもよ
い。すなわち例えば、風量、外気導入量、吹き出し口位
置、吹き出し方向(オート・ルーバー機能を持つ場合)
の設定等を変えてもよい。これらの場合も同様の効果を
得る。またここで、冷房装置の初期設定温度がもともと
最低になっている場合、設定温度をさらに低下させるこ
とによる冷房フィーリングの向上は不可能であるが、上
記した他の冷房条件を調整する構成であれば、この場合
も、冷房フィーリングを向上することができる。さら
に、上記第1〜第6の実施形態は、専用の演算装置3
0,230,330を設けたが、エアコンコントローラ
11に同機能を付加させてもよい。
房温度の調整を2段階に行ったが、これに限られず、3
段以上の多段階にすることもでき、さらに、抵抗233
に可変抵抗を用いて連続的に抵抗値を変化させることで
無段階にすることもできる。これらの場合は、さらにき
めの細かい調整を行うことができる。また、上記第6の
実施形態においては、演算装置30において、1分間に
4回以上の前後進操作レバー52の後進位置切換が検出
されたときが重作業、2回または3回の切換を中作業と
したが、この頻度は、重作業及び中作業であることを判
断するための基準の一例であり、必ずしもこれに限られ
ない。要は、運転者に相応の肉体的負担がかかる作業で
あることが判定できる基準であれば足りる。さらに、上
記第6の実施形態においては、開始遅れ時間Tbh=1
0分、Tbm=15分、また終了遅れ時間Tch=10
分、Tcm=5分としたが、この値は1つの例であり、
これに限られない。運転者の個人差、作業態様、ホイー
ルローダの車種等に応じ、適宜定めれば足りる。また、
上記第1〜6の実施形態では、温度調整用の可変抵抗器
12の回路の抵抗値を変化させて設定温度を低温側に調
整する方法のみ説明したが、他の方法で設定温度を調整
しても良い。また調整を行うのは、冷房装置における設
定温度に限定されるものではなく、他の冷房条件でもよ
い。すなわち例えば、風量、外気導入量、吹き出し口位
置、吹き出し方向(オート・ルーバー機能を持つ場合)
の設定等を変えてもよい。これらの場合も同様の効果を
得る。またここで、冷房装置の初期設定温度がもともと
最低になっている場合、設定温度をさらに低下させるこ
とによる冷房フィーリングの向上は不可能であるが、上
記した他の冷房条件を調整する構成であれば、この場合
も、冷房フィーリングを向上することができる。さら
に、上記第1〜第6の実施形態は、専用の演算装置3
0,230,330を設けたが、エアコンコントローラ
11に同機能を付加させてもよい。
【0078】本発明の第7の実施形態を図17〜図19
により説明する。本実施形態は、ホイールローダ運転室
内の暖房装置に適用した場合の実施形態である。第1〜
第6の実施形態と同一の部材には同一の符号を付す。
により説明する。本実施形態は、ホイールローダ運転室
内の暖房装置に適用した場合の実施形態である。第1〜
第6の実施形態と同一の部材には同一の符号を付す。
【0079】本実施形態による暖房制御方法を実施する
装置及びその制御の対象となる暖房装置の構成を表す回
路的概念図を図17に示す。図17において、制御対象
の暖房装置は、室内ユニット340と、この室内ユニッ
ト340内に配置された熱交換器であるラジエータ34
0aと、室内ユニット340内に配置されるとともにモ
ータ315で駆動され、ラジエータ340aで生成され
た暖気を温風として室内に供給する送風機340bとを
有し、エンジン341で加熱された温水(=冷却水)が
バルブ361を介してラジエータ340aに供給され、
ラジエータ340a内で熱を放出して暖気を生成し、こ
れを送風機340bで運転室内に供給することにより、
暖房を行うようになっている。なお、図示の煩雑を避け
構成を明確化するために、便宜的に、送風機340bと
これを駆動するモータ315とを離して図示している。
装置及びその制御の対象となる暖房装置の構成を表す回
路的概念図を図17に示す。図17において、制御対象
の暖房装置は、室内ユニット340と、この室内ユニッ
ト340内に配置された熱交換器であるラジエータ34
0aと、室内ユニット340内に配置されるとともにモ
ータ315で駆動され、ラジエータ340aで生成され
た暖気を温風として室内に供給する送風機340bとを
有し、エンジン341で加熱された温水(=冷却水)が
バルブ361を介してラジエータ340aに供給され、
ラジエータ340a内で熱を放出して暖気を生成し、こ
れを送風機340bで運転室内に供給することにより、
暖房を行うようになっている。なお、図示の煩雑を避け
構成を明確化するために、便宜的に、送風機340bと
これを駆動するモータ315とを離して図示している。
【0080】ここで、上記構成の暖房装置の動作制御を
行う本実施形態の暖房制御方法を実施する装置は、運転
者が暖房風量を調整するための風量調整スイッチ313
と、この風量調整スイッチ313の切り換えに連動して
抵抗量が切り換えられるように接続された風量切り換え
用抵抗316と、送風機340bのモータ315への電
圧源となる電源310と、電源310と風量調整スイッ
チ313との間を接続する配線343に設けられた抵抗
334とを備えている。そして、風量調整スイッチ31
3で運転者が設定した位置に応じて風量切り換え用抵抗
316が切り換えられるようになっており、これによっ
て、電源310から送風機340bのモータ315まで
の電気回路における抵抗値が段階的に変化し、運転者が
設定した風量になるように送風機340bが駆動され、
暖房能力が調整されるようになっている。
行う本実施形態の暖房制御方法を実施する装置は、運転
者が暖房風量を調整するための風量調整スイッチ313
と、この風量調整スイッチ313の切り換えに連動して
抵抗量が切り換えられるように接続された風量切り換え
用抵抗316と、送風機340bのモータ315への電
圧源となる電源310と、電源310と風量調整スイッ
チ313との間を接続する配線343に設けられた抵抗
334とを備えている。そして、風量調整スイッチ31
3で運転者が設定した位置に応じて風量切り換え用抵抗
316が切り換えられるようになっており、これによっ
て、電源310から送風機340bのモータ315まで
の電気回路における抵抗値が段階的に変化し、運転者が
設定した風量になるように送風機340bが駆動され、
暖房能力が調整されるようになっている。
【0081】本実施形態の暖房制御方法を実施する装置
のうち、ここまでの構成は従来の暖房制御装置とほぼ同
様である。本実施形態の暖房制御方法の最も大きな特徴
である、作業状態に応じて暖房を変化させる目的のため
に新たに追加された部分は、以下の構成である。すなわ
ち、ホイールローダに備えられた電気式の前後進操作レ
バー352(第1〜第6の実施形態で説明した前後進操
作レバー52と同様のレバー)における、前進位置(図
中Fで示す)・中立位置(図中Nで示す)・後進位置
(図中Rで示す)のうち、後進位置に接続され、この前
後進操作レバー52が後進位置になったときの切り換え
信号が入力されることでこのことを検出する演算装置3
30と、電源310と風量切換スイッチ313とを接続
する配線343から並列分岐した配線342に設けら
れ、演算装置30から出力される駆動電圧によって励磁
され開閉するリレー335とである。
のうち、ここまでの構成は従来の暖房制御装置とほぼ同
様である。本実施形態の暖房制御方法の最も大きな特徴
である、作業状態に応じて暖房を変化させる目的のため
に新たに追加された部分は、以下の構成である。すなわ
ち、ホイールローダに備えられた電気式の前後進操作レ
バー352(第1〜第6の実施形態で説明した前後進操
作レバー52と同様のレバー)における、前進位置(図
中Fで示す)・中立位置(図中Nで示す)・後進位置
(図中Rで示す)のうち、後進位置に接続され、この前
後進操作レバー52が後進位置になったときの切り換え
信号が入力されることでこのことを検出する演算装置3
30と、電源310と風量切換スイッチ313とを接続
する配線343から並列分岐した配線342に設けら
れ、演算装置30から出力される駆動電圧によって励磁
され開閉するリレー335とである。
【0082】演算装置330の制御内容を表す機能ブロ
ック図を図18に、フローチャートを図19に示す。図
18に示されるように、演算装置330は、第1の実施
形態の演算装置30を暖房に応用したものに相当し、前
後進操作レバー52が後進位置になったときの切り換え
信号が入力される検出部330aと、計時機能を備えた
クロック部330bと、検出部330aからの信号及び
クロック部330bからの信号が入力され、1分間に検
出部330aに入力された信号の数をカウントするカウ
ント部330cと、このカウント部330cで1分間に
4回以上のカウントがあった場合にリレー335の駆動
電圧信号Scを出力する出力部330dとを有してい
る。これらの構成により、演算装置330は、全体とし
て図19のフローで示される制御内容を実行する。
ック図を図18に、フローチャートを図19に示す。図
18に示されるように、演算装置330は、第1の実施
形態の演算装置30を暖房に応用したものに相当し、前
後進操作レバー52が後進位置になったときの切り換え
信号が入力される検出部330aと、計時機能を備えた
クロック部330bと、検出部330aからの信号及び
クロック部330bからの信号が入力され、1分間に検
出部330aに入力された信号の数をカウントするカウ
ント部330cと、このカウント部330cで1分間に
4回以上のカウントがあった場合にリレー335の駆動
電圧信号Scを出力する出力部330dとを有してい
る。これらの構成により、演算装置330は、全体とし
て図19のフローで示される制御内容を実行する。
【0083】すなわち、図19において、演算装置33
0は、手順S201において、検出部330aに前後進
操作レバー52からの信号(後進に切り替わったことを
示す信号)を入力し、手順S202において、カウント
部330cでその信号が1分間に4回以上入力されたか
どうかを判定する。手順S202における判定が満たさ
れないとき、すなわち前後進操作レバー52からの信号
の1分間の入力回数が3回以下である場合には、オペレ
ータにハードな肉体的負担をかけるいわゆる重作業では
ないと判断し、手順S201に戻る。
0は、手順S201において、検出部330aに前後進
操作レバー52からの信号(後進に切り替わったことを
示す信号)を入力し、手順S202において、カウント
部330cでその信号が1分間に4回以上入力されたか
どうかを判定する。手順S202における判定が満たさ
れないとき、すなわち前後進操作レバー52からの信号
の1分間の入力回数が3回以下である場合には、オペレ
ータにハードな肉体的負担をかけるいわゆる重作業では
ないと判断し、手順S201に戻る。
【0084】一方、手順S202における判定が満たさ
れたとき、すなわち前後進操作レバー52からの信号が
1分間に4回以上入力された場合には、重作業であると
判断し、手順S203に移る。
れたとき、すなわち前後進操作レバー52からの信号が
1分間に4回以上入力された場合には、重作業であると
判断し、手順S203に移る。
【0085】手順S3では、出力部330dでリレー3
35に駆動電圧信号Scを出力する。これによって、リ
レー335が励磁されて配線342が遮断され、電源3
10と風量調整スイッチ313との間に新たな抵抗33
4が加わることになる。よって、風量調整あスイッチ3
13がどの切換位置にあっても、送風機340bのモー
タ315の回転数がその分低下し、暖房能力が弱くな
る。
35に駆動電圧信号Scを出力する。これによって、リ
レー335が励磁されて配線342が遮断され、電源3
10と風量調整スイッチ313との間に新たな抵抗33
4が加わることになる。よって、風量調整あスイッチ3
13がどの切換位置にあっても、送風機340bのモー
タ315の回転数がその分低下し、暖房能力が弱くな
る。
【0086】なお、上記構成において、風量調整スイッ
チ313が、運転室内の冷暖房を行う冷暖房装置の冷暖
房条件を設定入力可能な入力手段を構成し、風量切換用
抵抗316,334及び配線343が、入力手段である
風量調整スイッチ313で設定入力された冷暖房条件と
なるように冷暖房装置の動作を調整する調整手段を構成
し、前後進操作レバー352と、演算装置330の制御
内容のうち図19のフローにおける手順S201が、オ
ペレータの運動量を反映する作業機械の操作状態を検出
する操作状態検出手段を構成する。また、演算装置33
0の制御内容のうち図19のフローに示された手順S2
02及びS203と、リレー335及び配線342と
が、操作状態検出手段で検出された操作状態に応じ、入
力手段である風量調整スイッチ313で設定入力された
冷暖房条件を補正する補正手段を構成し、そのうち図1
9の手順S202が、操作状態検出手段で検出された操
作状態が補正を行うか否かの量的基準値に達しているか
どうかを判定するレベル判定手段を構成し、図19の手
順S203、リレー335及び配線342が、レベル判
定手段で量的基準値に達していると判断されたとき、冷
暖房条件に関する所定の補正値を調整手段に出力する補
正値出力手段を構成する。
チ313が、運転室内の冷暖房を行う冷暖房装置の冷暖
房条件を設定入力可能な入力手段を構成し、風量切換用
抵抗316,334及び配線343が、入力手段である
風量調整スイッチ313で設定入力された冷暖房条件と
なるように冷暖房装置の動作を調整する調整手段を構成
し、前後進操作レバー352と、演算装置330の制御
内容のうち図19のフローにおける手順S201が、オ
ペレータの運動量を反映する作業機械の操作状態を検出
する操作状態検出手段を構成する。また、演算装置33
0の制御内容のうち図19のフローに示された手順S2
02及びS203と、リレー335及び配線342と
が、操作状態検出手段で検出された操作状態に応じ、入
力手段である風量調整スイッチ313で設定入力された
冷暖房条件を補正する補正手段を構成し、そのうち図1
9の手順S202が、操作状態検出手段で検出された操
作状態が補正を行うか否かの量的基準値に達しているか
どうかを判定するレベル判定手段を構成し、図19の手
順S203、リレー335及び配線342が、レベル判
定手段で量的基準値に達していると判断されたとき、冷
暖房条件に関する所定の補正値を調整手段に出力する補
正値出力手段を構成する。
【0087】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ホイールローダ1における重作業の肉体的負担によ
り初期設定のままでは運転者が暑く感じるようになるよ
うな場合にも、演算装置330が駆動電圧信号Scを出
力してリレー335が励磁され、暖房装置の送風機34
0bのモータ315の回転数が低下して暖房が弱まり、
自動的にその暑さを解消できる。よって、作業状態や作
業の継続時間に関係なく、常に運転者に快適な暖房フィ
ーリングを与えることができる。したがって、運転者を
煩雑な風量の暖房調整操作から解放することができるの
で、運転者はホイールローダ本体の操作に専念でき、効
率と安全性の向上が可能となる。
ば、ホイールローダ1における重作業の肉体的負担によ
り初期設定のままでは運転者が暑く感じるようになるよ
うな場合にも、演算装置330が駆動電圧信号Scを出
力してリレー335が励磁され、暖房装置の送風機34
0bのモータ315の回転数が低下して暖房が弱まり、
自動的にその暑さを解消できる。よって、作業状態や作
業の継続時間に関係なく、常に運転者に快適な暖房フィ
ーリングを与えることができる。したがって、運転者を
煩雑な風量の暖房調整操作から解放することができるの
で、運転者はホイールローダ本体の操作に専念でき、効
率と安全性の向上が可能となる。
【0088】なお上記第7の実施形態では、最も単純
な、遅れ時間なしかつ1段階調整の場合であったが、上
記第1〜第6の実施形態のような、固定・可変の開始・
終了遅れ時間を設けたり、多段階調整を行ったり、また
風量以外の、外気導入量、設定温度、吹き出し口位置、
吹き出し方向(オートルーバー機能を持つ場合)、温水
(エンジン冷却水)流量等を調整しても良い。これらの
場合も同様の効果を得る。また上記第1〜第7の実施形
態においては、冷暖房運転条件を調整(変更)する機能
が常にONとなっていたが、これに限られず、この機能
をON・OFF可能なメインスイッチを設け、運転者の
意志に任せてもよい。さらに、上記第1〜第7の実施形
態においては、作業機械の例として、ホイールローダを
あげて説明したが、これに限られず、例えば油圧ショベ
ル、ドラグライン等の機械式ショベルといった建設機械
や、その他オペレータにハードな肉体的負担を与える作
業車両・固定機械等に対しても適用可能である。これら
の場合も、同様の効果を得る。また、上記第1〜第7の
実施形態においては、オペレータの運動量を反映する操
作状態として、ホイールローダ1の前後進操作レバー5
2の後進位置になったときの切り換え信号の単位時間当
たりの回数を用いたが、これに限られず、他の操作状態
を検出しても良い。この操作状態に関する変形例を、以
下、順次説明する。
な、遅れ時間なしかつ1段階調整の場合であったが、上
記第1〜第6の実施形態のような、固定・可変の開始・
終了遅れ時間を設けたり、多段階調整を行ったり、また
風量以外の、外気導入量、設定温度、吹き出し口位置、
吹き出し方向(オートルーバー機能を持つ場合)、温水
(エンジン冷却水)流量等を調整しても良い。これらの
場合も同様の効果を得る。また上記第1〜第7の実施形
態においては、冷暖房運転条件を調整(変更)する機能
が常にONとなっていたが、これに限られず、この機能
をON・OFF可能なメインスイッチを設け、運転者の
意志に任せてもよい。さらに、上記第1〜第7の実施形
態においては、作業機械の例として、ホイールローダを
あげて説明したが、これに限られず、例えば油圧ショベ
ル、ドラグライン等の機械式ショベルといった建設機械
や、その他オペレータにハードな肉体的負担を与える作
業車両・固定機械等に対しても適用可能である。これら
の場合も、同様の効果を得る。また、上記第1〜第7の
実施形態においては、オペレータの運動量を反映する操
作状態として、ホイールローダ1の前後進操作レバー5
2の後進位置になったときの切り換え信号の単位時間当
たりの回数を用いたが、これに限られず、他の操作状態
を検出しても良い。この操作状態に関する変形例を、以
下、順次説明する。
【0089】(1)作業機レバーの操作回数を検出する
場合 すなわち、例えばホイールローダ1において、バケット
1A及びリフトアームを操作する作業機レバー56の操
作回数を検出する場合である。一般に、リフトアーム下
げの操作は、土砂の種類・運転者の技量で多少は左右さ
れるものの、1サイクル当たり2回にほぼ等しい。した
がって、作業機レバー56のリフトアーム下げ方向への
操作を検出し、例えば1分間における下げ方向操作回数
をカウントすることで、上記第1〜第7の実施形態にお
ける前後進操作レバー52の後進位置切換信号の回数と
同様に重作業か否かの判定基準として利用し、同様の作
用効果を得ることができる。
場合 すなわち、例えばホイールローダ1において、バケット
1A及びリフトアームを操作する作業機レバー56の操
作回数を検出する場合である。一般に、リフトアーム下
げの操作は、土砂の種類・運転者の技量で多少は左右さ
れるものの、1サイクル当たり2回にほぼ等しい。した
がって、作業機レバー56のリフトアーム下げ方向への
操作を検出し、例えば1分間における下げ方向操作回数
をカウントすることで、上記第1〜第7の実施形態にお
ける前後進操作レバー52の後進位置切換信号の回数と
同様に重作業か否かの判定基準として利用し、同様の作
用効果を得ることができる。
【0090】(2)アクセルペダルの踏み込み位置及び
踏み込み時間の占める割合を検出する場合 すなわち、例えばホイールローダ1において、アクセル
ペダル53の踏み込み位置及び踏み込み時間の占める割
合を検出する場合である。一般に、V型積み込みでは前
進・後進の切り換え時以外にはアクセルペダル53を踏
み込みっぱなしの状態になることから、アクセルペダル
53にリミットスイッチ等を設けてその踏み込み時間を
検出し、例えば1分間に占めるその割合を算出すること
で、上記第1〜第7の実施形態における前後進操作レバ
ー52の後進位置切換信号と同様に重作業か否かの判定
基準として利用し、同様の作用効果を得ることができ
る。但しこの場合、前述した経済速度運転時を除外する
観点から、踏み込み量がある程度以上の量である場合の
みを検出する構成としたが好ましい。
踏み込み時間の占める割合を検出する場合 すなわち、例えばホイールローダ1において、アクセル
ペダル53の踏み込み位置及び踏み込み時間の占める割
合を検出する場合である。一般に、V型積み込みでは前
進・後進の切り換え時以外にはアクセルペダル53を踏
み込みっぱなしの状態になることから、アクセルペダル
53にリミットスイッチ等を設けてその踏み込み時間を
検出し、例えば1分間に占めるその割合を算出すること
で、上記第1〜第7の実施形態における前後進操作レバ
ー52の後進位置切換信号と同様に重作業か否かの判定
基準として利用し、同様の作用効果を得ることができ
る。但しこの場合、前述した経済速度運転時を除外する
観点から、踏み込み量がある程度以上の量である場合の
みを検出する構成としたが好ましい。
【0091】(3)ブレーキペダルの踏み込み回数を検
出する場合 すなわち、例えばホイールローダ1において、ブレーキ
ペダル54の操作位置を検出する場合である。一般に、
1サイクルのV型積み込みでは、多いときで、 停車位置から土砂山3に向かって前進し停止すると
き;土砂をバケットに入れた後、ある程度後進して停
止するとき;ダンプカー2に向かって前進し停止する
とき;積み込み終了後後進してもとの停車位置に停止
するとき;の4回ブレーキペダル54を踏むことにな
る。したがって、ブレーキペダル54にリミットスイッ
チ等を設けてその踏み込み回数を検出し、例えば1分間
における回数をカウントすることで、上記第1〜第7の
実施形態における前後進操作レバー52の後進位置切換
信号と同様に重作業か否かの判定基準として利用し、同
様の作用効果を得ることができる。なお、運転者によっ
ては、の1回を省略して3回であったり、及びの
2回を省略して2回である場合もあるが、この場合は、
適宜これらに応じて判定基準の回数を変えてやれば良
い。
出する場合 すなわち、例えばホイールローダ1において、ブレーキ
ペダル54の操作位置を検出する場合である。一般に、
1サイクルのV型積み込みでは、多いときで、 停車位置から土砂山3に向かって前進し停止すると
き;土砂をバケットに入れた後、ある程度後進して停
止するとき;ダンプカー2に向かって前進し停止する
とき;積み込み終了後後進してもとの停車位置に停止
するとき;の4回ブレーキペダル54を踏むことにな
る。したがって、ブレーキペダル54にリミットスイッ
チ等を設けてその踏み込み回数を検出し、例えば1分間
における回数をカウントすることで、上記第1〜第7の
実施形態における前後進操作レバー52の後進位置切換
信号と同様に重作業か否かの判定基準として利用し、同
様の作用効果を得ることができる。なお、運転者によっ
ては、の1回を省略して3回であったり、及びの
2回を省略して2回である場合もあるが、この場合は、
適宜これらに応じて判定基準の回数を変えてやれば良
い。
【0092】(4)インチングペダルの踏み込み回数を
検出する場合 すなわち、例えばホイールローダ1において、微速走行
用のインチングペダル55の踏み込み回数を検出する場
合である。一般に、インチングペダル55のついている
ホイールローダ1では、ブレーキペダル54をあまり使
用せずその代わりにインチングペダル55を用いる場合
が多い。よって、インチングペダル55付きホイールロ
ーダ1の場合、ブレーキペダル54よりもインチングペ
ダル55で検出するほうが好ましい。この場合も、上記
(3)のブレーキペダル54同様、多いときで、停車
位置から土砂山3に向かって前進し停止するとき;土
砂をバケットに入れた後、ある程度後進して停止すると
き;ダンプカー2に向かって前進し停止するとき;
積み込み終了後後進してもとの停車位置に停止すると
き;の4回インチングペダル55を踏むことになる。し
たがって、インチングペダル55にリミットスイッチ等
を設けてその踏み込み回数を検出し、例えば1分間にお
ける回数をカウントすることで、上記第1〜第7の実施
形態における前後進操作レバー52の後進位置切換信号
と同様に重作業か否かの判定基準として利用し、同様の
作用効果を得ることができる。なお、上記(3)同様、
運転者によっては、の1回を省略して3回であった
り、及びの2回を省略して2回である場合もあるの
で、適宜これらに応じて判定基準の回数を変えてやれば
良い。
検出する場合 すなわち、例えばホイールローダ1において、微速走行
用のインチングペダル55の踏み込み回数を検出する場
合である。一般に、インチングペダル55のついている
ホイールローダ1では、ブレーキペダル54をあまり使
用せずその代わりにインチングペダル55を用いる場合
が多い。よって、インチングペダル55付きホイールロ
ーダ1の場合、ブレーキペダル54よりもインチングペ
ダル55で検出するほうが好ましい。この場合も、上記
(3)のブレーキペダル54同様、多いときで、停車
位置から土砂山3に向かって前進し停止するとき;土
砂をバケットに入れた後、ある程度後進して停止すると
き;ダンプカー2に向かって前進し停止するとき;
積み込み終了後後進してもとの停車位置に停止すると
き;の4回インチングペダル55を踏むことになる。し
たがって、インチングペダル55にリミットスイッチ等
を設けてその踏み込み回数を検出し、例えば1分間にお
ける回数をカウントすることで、上記第1〜第7の実施
形態における前後進操作レバー52の後進位置切換信号
と同様に重作業か否かの判定基準として利用し、同様の
作用効果を得ることができる。なお、上記(3)同様、
運転者によっては、の1回を省略して3回であった
り、及びの2回を省略して2回である場合もあるの
で、適宜これらに応じて判定基準の回数を変えてやれば
良い。
【0093】(4)ステアリング操舵角度変化を検出す
る場合 すなわち、例えばホイールローダ1において、ステアリ
ング51の操舵角度の変化を検出する場合である。一般
に、停車時・回送時はステアリング操舵を行う頻度が少
ないが、作業中は頻繁にステアリング51を操作するの
が通常である。よって例えば、ステアリングの回転軸に
歯車を取り付けて、その歯車の歯を回転センサでセンシ
ングすることで操舵角度をパルス数として検出し、1分
間における積算操舵角度を算出することで、上記第1〜
第7の実施形態における前後進操作レバー52の後進位
置切換信号と同様に重作業か否かの判定基準として利用
し、同様の作用効果を得ることができる。
る場合 すなわち、例えばホイールローダ1において、ステアリ
ング51の操舵角度の変化を検出する場合である。一般
に、停車時・回送時はステアリング操舵を行う頻度が少
ないが、作業中は頻繁にステアリング51を操作するの
が通常である。よって例えば、ステアリングの回転軸に
歯車を取り付けて、その歯車の歯を回転センサでセンシ
ングすることで操舵角度をパルス数として検出し、1分
間における積算操舵角度を算出することで、上記第1〜
第7の実施形態における前後進操作レバー52の後進位
置切換信号と同様に重作業か否かの判定基準として利用
し、同様の作用効果を得ることができる。
【0094】(5)作業機そのものの動作を検出する場
合 すなわち、例えばホイールローダ1の作業機の1つであ
るリフトアームの動作を検出する場合である。上記
(1)で前述したように、一般に、リフトアーム下げの
操作は、土砂の種類・運転者の技量で多少は左右される
ものの、1サイクル当たり2回にほぼ等しい。したがっ
て、リフトアーム下げ動作を直接検出する専用のリミッ
トスイッチを設け、例えば1分間における下げ動作回数
をカウントすることで、上記第1〜第7の実施形態にお
ける前後進操作レバー52の後進位置切換信号と同様に
重作業か否かの判定基準として利用し、同様の作用効果
を得ることができる。
合 すなわち、例えばホイールローダ1の作業機の1つであ
るリフトアームの動作を検出する場合である。上記
(1)で前述したように、一般に、リフトアーム下げの
操作は、土砂の種類・運転者の技量で多少は左右される
ものの、1サイクル当たり2回にほぼ等しい。したがっ
て、リフトアーム下げ動作を直接検出する専用のリミッ
トスイッチを設け、例えば1分間における下げ動作回数
をカウントすることで、上記第1〜第7の実施形態にお
ける前後進操作レバー52の後進位置切換信号と同様に
重作業か否かの判定基準として利用し、同様の作用効果
を得ることができる。
【0095】(6)作業機操作レバーデテント装置の保
持解除信号の出力回数を用いる場合 すなわち一般に、ホイールローダ1においては、バケッ
ト1Aに土砂を積み込む際にはリフトアームが下がった
位置でバケット1Aが水平になっていなければならな
い。しかしながら、リフトアームを上げバケット1Aを
ダンプさせて土砂をダンプカー2に積み込んだ後リフト
アームを下げつつバケット1Aをチルトしていくとき
に、リフトアームの上下位置とバケットの向きがリンク
して動き運転者の目見当ではバケット1Aをうまく水平
にするのは難しい。そこで、作業機操作レバー56をバ
ケットチルト方向のストロークエンドに操作すると、操
作レバーデテント装置で操作レバーが保持されるととも
に、バケットシリンダの伸びを検出するセンサからの信
号で、バケット1Aが所定の水平位置になったときにそ
の保持が解除されるようになっている。したがって、そ
のセンサからの保持解除信号の、例えば1分間における
出力回数をカウントすることで、上記第1〜第7の実施
形態における前後進操作レバー52の後進位置切換信号
と同様に重作業か否かの判定基準として利用し、同様の
作用効果を得ることができる。
持解除信号の出力回数を用いる場合 すなわち一般に、ホイールローダ1においては、バケッ
ト1Aに土砂を積み込む際にはリフトアームが下がった
位置でバケット1Aが水平になっていなければならな
い。しかしながら、リフトアームを上げバケット1Aを
ダンプさせて土砂をダンプカー2に積み込んだ後リフト
アームを下げつつバケット1Aをチルトしていくとき
に、リフトアームの上下位置とバケットの向きがリンク
して動き運転者の目見当ではバケット1Aをうまく水平
にするのは難しい。そこで、作業機操作レバー56をバ
ケットチルト方向のストロークエンドに操作すると、操
作レバーデテント装置で操作レバーが保持されるととも
に、バケットシリンダの伸びを検出するセンサからの信
号で、バケット1Aが所定の水平位置になったときにそ
の保持が解除されるようになっている。したがって、そ
のセンサからの保持解除信号の、例えば1分間における
出力回数をカウントすることで、上記第1〜第7の実施
形態における前後進操作レバー52の後進位置切換信号
と同様に重作業か否かの判定基準として利用し、同様の
作用効果を得ることができる。
【0096】(7)オートアイドル装置への操作状態検
出信号を用いる場合 すなわち、油圧ショベルにおいては、所定時間の非操作
状態でエンジン回転数を自動的にアイドリング回転数ま
で落とすオートアイドル装置が装着されているものがあ
る。このオートアイドル装置には、例えばコントロール
バルブをストロークさせるパイロット圧に対応する信号
が導かれ、すべての操作レバーが非操作状態となって5
秒後に回転数が下げられるようになっている。そこで、
この信号を用いて、例えば1分間における非操作状態の
占める割合を算出することで、上記第1〜第7の実施形
態における前後進操作レバー52の後進位置切換信号と
同様に重作業か否かの判定基準として利用し(例えば非
操作状態が15秒以上あったら重作業ではない等)、同
様の作用効果を得ることができる。
出信号を用いる場合 すなわち、油圧ショベルにおいては、所定時間の非操作
状態でエンジン回転数を自動的にアイドリング回転数ま
で落とすオートアイドル装置が装着されているものがあ
る。このオートアイドル装置には、例えばコントロール
バルブをストロークさせるパイロット圧に対応する信号
が導かれ、すべての操作レバーが非操作状態となって5
秒後に回転数が下げられるようになっている。そこで、
この信号を用いて、例えば1分間における非操作状態の
占める割合を算出することで、上記第1〜第7の実施形
態における前後進操作レバー52の後進位置切換信号と
同様に重作業か否かの判定基準として利用し(例えば非
操作状態が15秒以上あったら重作業ではない等)、同
様の作用効果を得ることができる。
【0097】(8)振動レベルにおける加速度変化を検
出する場合 すなわち、例えばホイールローダ1において、車体に設
けた振動センサ(加速度センサ等)により、車体の振動
を検出する場合である。一般に、V型積み込みでは、前
進と後進の切り換えの時に加速度方向が大きく変化し、
1サイクルでは4回変化することとなる。したがって、
振動センサにより車体の振動(加速度)レベルを検出
し、例えば1分間における加速度方向変化回数をカウン
トすることで、上記第1〜第7の実施形態における前後
進操作レバー52の後進位置切換信号と同様に重作業か
否かの判定基準として利用し、同様の作用効果を得るこ
とができる。
出する場合 すなわち、例えばホイールローダ1において、車体に設
けた振動センサ(加速度センサ等)により、車体の振動
を検出する場合である。一般に、V型積み込みでは、前
進と後進の切り換えの時に加速度方向が大きく変化し、
1サイクルでは4回変化することとなる。したがって、
振動センサにより車体の振動(加速度)レベルを検出
し、例えば1分間における加速度方向変化回数をカウン
トすることで、上記第1〜第7の実施形態における前後
進操作レバー52の後進位置切換信号と同様に重作業か
否かの判定基準として利用し、同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0098】(9)燃料消費量を検出する場合 すなわち、例えば燃費計もしくは運行管理システムを備
えたホイールローダ1において、燃料消費量を検出する
場合である。一般に、10トンクラスのホイールローダ
1では、フル稼動では、約10〜15リットル/1時間
(=250cc/1分)程度の燃料を消費する。したが
って例えば、20秒当たり60cc消費した場合にはこ
れを重作業時とみなすことができるので、上記第1〜第
7の実施形態における前後進操作レバー52の後進位置
切換信号と同様の判定基準として利用し、同様の作用効
果を得ることができる。
えたホイールローダ1において、燃料消費量を検出する
場合である。一般に、10トンクラスのホイールローダ
1では、フル稼動では、約10〜15リットル/1時間
(=250cc/1分)程度の燃料を消費する。したが
って例えば、20秒当たり60cc消費した場合にはこ
れを重作業時とみなすことができるので、上記第1〜第
7の実施形態における前後進操作レバー52の後進位置
切換信号と同様の判定基準として利用し、同様の作用効
果を得ることができる。
【0099】(10)エンジン回転数を検出する場合 すなわち、例えばホイールローダ1においては、通常、
作業速度を速くしたい場合には、よりアクセルペダルが
踏み込まれ、エンジン回転数が上昇する。このエンジン
回転数は既にタコメータ等により検出されているので、
この検出信号を利用して、例えば最高回転数2300r
pmと設定されている機種においては、1900rpm
程度まで上昇している場合には重作業、1700〜18
00rpm程度の場合には中作業とみなすことができ
る。これにより、上記第1〜第7の実施形態における前
後進操作レバー52の後進位置切換信号と同様の判定基
準として利用し、同様の作用効果を得ることができる。
作業速度を速くしたい場合には、よりアクセルペダルが
踏み込まれ、エンジン回転数が上昇する。このエンジン
回転数は既にタコメータ等により検出されているので、
この検出信号を利用して、例えば最高回転数2300r
pmと設定されている機種においては、1900rpm
程度まで上昇している場合には重作業、1700〜18
00rpm程度の場合には中作業とみなすことができ
る。これにより、上記第1〜第7の実施形態における前
後進操作レバー52の後進位置切換信号と同様の判定基
準として利用し、同様の作用効果を得ることができる。
【0100】
【発明の効果】本発明によれば、重作業の肉体的負担に
より初期設定のままではオペレータが暑く感じるように
なるような場合にも、自動的にその暑さを解消できるの
で、作業状態や作業の継続時間に関係なく、常にオペレ
ータに快適な冷暖房フィーリングを与えることができ
る。すなわち例えば、作業時と待機時のように、運転者
の肉体的要求快適温度が異なる場合に、これに合わせて
自動的に冷暖房条件を変更し、オペレータを煩雑な風量
・温度等の冷暖房調整操作から解放することができる。
よって、オペレータは作業機械本体の操作に専念でき、
効率と安全性の向上が可能となる。
より初期設定のままではオペレータが暑く感じるように
なるような場合にも、自動的にその暑さを解消できるの
で、作業状態や作業の継続時間に関係なく、常にオペレ
ータに快適な冷暖房フィーリングを与えることができ
る。すなわち例えば、作業時と待機時のように、運転者
の肉体的要求快適温度が異なる場合に、これに合わせて
自動的に冷暖房条件を変更し、オペレータを煩雑な風量
・温度等の冷暖房調整操作から解放することができる。
よって、オペレータは作業機械本体の操作に専念でき、
効率と安全性の向上が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施形態による冷房制御方法を
実施する制御装置及びその制御の対象となる冷房装置の
構成を表す回路的概念図である。
実施する制御装置及びその制御の対象となる冷房装置の
構成を表す回路的概念図である。
【図2】図1に示された演算装置の制御内容を表す機能
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】図1に示された演算装置の制御内容を表すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】図3の制御による作業量と駆動電圧信号の出力
との関係を表した図である。
との関係を表した図である。
【図5】本発明の第2の実施形態による冷房制御方法を
実施する制御装置に備えられた演算装置の制御内容を表
すフローチャートである。
実施する制御装置に備えられた演算装置の制御内容を表
すフローチャートである。
【図6】図5の制御による作業量と駆動電圧信号の出力
との関係を表した図である。
との関係を表した図である。
【図7】本発明の第3の実施形態による冷房制御方法を
実施する制御装置に備えられた演算装置の制御内容を表
すフローチャートである。
実施する制御装置に備えられた演算装置の制御内容を表
すフローチャートである。
【図8】図7の制御による作業量と駆動電圧信号の出力
との関係を表した図である。
との関係を表した図である。
【図9】本発明の第4の実施形態による冷房制御方法を
実施する制御装置に備えられた演算装置の制御内容を表
すフローチャートである。
実施する制御装置に備えられた演算装置の制御内容を表
すフローチャートである。
【図10】図9の制御による作業量と駆動電圧信号の出
力との関係を表した図である。
力との関係を表した図である。
【図11】本発明の第5の実施形態による冷房制御方法
を実施する制御装置に備えられた演算装置の制御内容を
表すフローチャートである。
を実施する制御装置に備えられた演算装置の制御内容を
表すフローチャートである。
【図12】図11の制御による作業量と駆動電圧信号の
出力との関係を表した図である。
出力との関係を表した図である。
【図13】本発明の第6の実施形態による冷房制御方法
を実施する装置及びその制御の対象となる冷房装置の構
成を表す回路的概念図である。
を実施する装置及びその制御の対象となる冷房装置の構
成を表す回路的概念図である。
【図14】図13に示された演算装置の制御内容を表す
機能ブロック図である。
機能ブロック図である。
【図15】図13に示された演算装置の制御内容を表す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図16】図15の制御による作業量と駆動電圧信号の
出力との関係を表した図である。
出力との関係を表した図である。
【図17】本発明の第7の実施形態による暖房制御方法
を実施する装置及びその制御の対象となる暖房装置の構
成を表す回路的概念図である。
を実施する装置及びその制御の対象となる暖房装置の構
成を表す回路的概念図である。
【図18】図17に示された演算装置の制御内容を表す
機能ブロック図である。
機能ブロック図である。
【図19】図17に示された演算装置の制御内容を表す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図20】V型積み込みの状況を概念的に表す斜視図で
ある。
ある。
【図21】図20に示されたホイールローダの運転席内
配置図である。
配置図である。
1 ホイールローダ 2 ダンプカー 3 土砂山 10 電源 11 エアコンコントローラ 12 可変抵抗器 13 風量調整スイッチ 14 温度センサ 15 モータ 16 風量切り換え用抵抗 20 コンデンサ 21 コンプレッサ 22 室内ユニット 22a エバポレータ 22b 送風機 30 演算装置 31 リレー 51 ステアリングホイール 52 前後進操作レバー 53 アクセルペダル 54 ブレーキペダル 55 インチングペダル 56 作業機操作レバー 57 配線 59 リキッドタンク 60 エキスパンションバルブ 230 演算装置 232 リレー 233 抵抗 258 配線 310 電源 313 風量調整スイッチ 315 モータ 316 風量切り換え用抵抗 330 演算装置 334 風量切り換え用抵抗 335 リレー 340 室内ユニット 340a ラジエータ 340b 送風機
Claims (22)
- 【請求項1】 作業機械に備えられた運転室内の冷暖房
を行う冷暖房装置の冷暖房条件を設定入力し、この設定
入力された冷暖房条件となるように前記冷暖房装置の動
作を調整する作業機械の冷暖房制御方法において、 オペレータの運動量を反映する前記作業機械の操作状態
を検出し、 この操作状態に応じて前記冷暖房条件を補正することを
特徴とする作業機械の冷暖房制御方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御方
法において、前記設定入力される冷暖房条件として、該
作業機械の冷暖房装置の風量、冷暖房設定温度、冷温風
吹き出し口の位置、冷温風吹き出し方向のうち少なくと
も1つを用いることを特徴とする作業機械の冷暖房制御
方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御方
法において、前記冷暖房条件の補正は、前記検出された
操作状態が補正を行うか否かの基準値に達しているかど
うかを判定した後、該基準値に達していると判定された
とき、前記冷暖房条件に関する所定の補正を行うことを
特徴とする作業機械の冷暖房制御方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御方
法において、前記冷暖房条件の補正を開始する際、所定
の遅れ時間をもって補正を開始することを特徴とする作
業機械の冷暖房制御方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の作業機械の冷暖房制御方
法において、前記所定の遅れ時間が経過する前に、前記
操作状態が補正の不要な値となった場合には、前記冷暖
房条件の補正を行わないことを特徴とする作業機械の冷
暖房制御方法。 - 【請求項6】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御方
法において、前記冷暖房条件の補正を終了する際、所定
の遅れ時間をもって補正を終了することを特徴とする作
業機械の冷暖房制御方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の作業機械の冷暖房制御方
法において、前記所定の遅れ時間が経過する前に、前記
操作状態が補正の必要な値になった場合には、前記冷暖
房装置の補正を終了せず継続することを特徴とする作業
機械の冷暖房制御方法。 - 【請求項8】 請求項4又は6記載の作業機械の冷暖房
制御方法において、前記操作状態に応じて、前記遅れ時
間を変更することを特徴とする作業機械の冷暖房制御方
法。 - 【請求項9】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御方
法において、前記補正時の補正量は複数種類設定され、
前記操作状態に応じて、該複数種類の補正量のうちいず
れか1つを用いて補正が実行されることを特徴とする作
業機械の冷暖房制御方法。 - 【請求項10】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御
方法において、前記操作状態として該作業機械の前・後
進を切り変える前・後進操作レバーの単位時間あたりの
操作回数を検出し、この操作回数に応じ、前記冷暖房条
件の補正を行うことを特徴とする作業機械の冷暖房制御
方法。 - 【請求項11】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御
方法において、前記操作状態として、該作業機械に備え
られた作業機を作動させる作業機レバーの単位時間あた
りの操作回数を検出し、この操作回数に応じ、前記冷暖
房条件の補正を行うことを特徴とする作業機械の冷暖房
制御方法。 - 【請求項12】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御
方法において、前記操作状態として、該作業機械を走行
させるアクセルペダルの踏み込み位置と単位時間当たり
に踏み込み時間の占める割合とを検出し、この踏み込み
状況に応じ、前記冷暖房条件の補正を行うことを特徴と
する作業機械の冷暖房制御方法。 - 【請求項13】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御
方法において、前記操作状態として、該作業機械の走行
を停止させるブレーキペダルの単位時間当たりの踏み込
み回数を検出し、この踏み込み回数に応じ、前記冷暖房
条件の補正を行うことを特徴とする作業機械の冷暖房制
御方法。 - 【請求項14】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御
方法において、前記操作状態として、該作業機械を微速
走行させるインチングペダルの単位時間当たりの踏み込
み回数を検出し、この踏み込み回数に応じ、前記冷暖房
条件の補正を行うことを特徴とする作業機械の冷暖房制
御方法。 - 【請求項15】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御
方法において、前記操作状態として、該作業機械の所定
時間の非動作状態でエンジンをアイドリング状態にする
オートアイドルスイッチに導かれる、非動作状態を表す
信号が単位時間当たりに占める割合を検出し、この割合
に応じ、前記冷暖房条件の補正を行うことを特徴とする
作業機械の冷暖房制御方法。 - 【請求項16】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御
方法において、前記操作状態として、該作業機械のステ
アリング操作を行うステアリングホイールの単位時間あ
たりの操舵角度変化を検出し、この角度変化に応じ、前
記冷暖房条件の補正を行うことを特徴とする作業機械の
冷暖房制御方法。 - 【請求項17】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御
方法において、前記作業機械は作業機としてバケット及
びリフトアームを備えたホイールローダであり、前記操
作状態として、前記リフトアームの動作に応じて前記バ
ケットの向きを一定にするために操作レバーを中立位置
に保持する操作レバーデテント装置への保持解除信号の
単位時間当たりの出力回数を検出し、この出力回数に応
じ、前記冷暖房条件の補正を行うことを特徴とする作業
機械の冷暖房制御方法。 - 【請求項18】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御
方法において、前記操作状態として、該作業機械の振動
レベルにおける単位時間当たりの加速度方向変化回数を
検出し、この変化回数に応じ、前記冷暖房条件の補正を
行うことを特徴とする作業機械の冷暖房制御方法。 - 【請求項19】 請求項1記載の作業機械の冷暖房制御
方法において、前記操作状態として、該作業機械の単位
時間当たりの燃料消費量を検出し、この燃料消費量に応
じ、前記冷暖房条件の補正を行うことを特徴とする作業
機械の冷暖房制御方法。 - 【請求項20】 作業機械に備えられた運転室内の冷暖
房を行う冷暖房装置の冷暖房条件を設定入力可能な入力
手段と、この入力手段で設定入力された前記冷暖房条件
となるように前記冷暖房装置の動作を調整する調整手段
とを有する作業機械の冷暖房制御装置において、 オペレータの運動量を反映する前記作業機械の操作状態
を検出する操作状態検出手段と、 この操作状態検出手段で検出された前記操作状態に応
じ、前記入力手段で設定入力された冷暖房条件を補正す
る補正手段とを有し、かつ、 前記調整手段は、前記補正手段で補正された冷暖房条件
となるように前記冷暖房装置の動作を修正することを特
徴とする作業機械の冷暖房制御装置。 - 【請求項21】 請求項20記載の作業機械の冷暖房制
御装置において、前記補正手段は、前記操作状態検出手
段で検出された操作状態が、補正を行うか否かの量的基
準値に達しているかどうかを判定するレベル判定手段
と、このレベル判定手段で前記量的基準値に達している
と判定されたとき、前記冷暖房条件に関する所定の補正
値を前記調整手段に出力する補正値出力手段とを有する
ことを特徴とする作業機械の冷暖房制御装置。 - 【請求項22】 請求項20記載の作業機械の冷暖房制
御装置において、前記補正手段による補正量は複数種類
設定され、前記操作状態に応じて、該複数種類の補正量
のうちいずれか1つが選択され補正が実行されることを
特徴とする作業機械の冷暖房制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8254597A JPH10102541A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 作業機械の冷暖房制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8254597A JPH10102541A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 作業機械の冷暖房制御方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10102541A true JPH10102541A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17267256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8254597A Pending JPH10102541A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 作業機械の冷暖房制御方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10102541A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2360606A (en) * | 2000-03-23 | 2001-09-26 | Kleenair Maintenance Services | Device for automatically controlling an air maintenance system |
| CN102926417A (zh) * | 2012-11-16 | 2013-02-13 | 山推工程机械股份有限公司 | 电驱动推土机及其冷却装置 |
| JP2020051131A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 日立建機株式会社 | ホイールローダ |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP8254597A patent/JPH10102541A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2360606A (en) * | 2000-03-23 | 2001-09-26 | Kleenair Maintenance Services | Device for automatically controlling an air maintenance system |
| CN102926417A (zh) * | 2012-11-16 | 2013-02-13 | 山推工程机械股份有限公司 | 电驱动推土机及其冷却装置 |
| JP2020051131A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 日立建機株式会社 | ホイールローダ |
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