JPH10102658A - 鉄骨コンクリート合成梁におけるコンクリートの打設方 法 - Google Patents
鉄骨コンクリート合成梁におけるコンクリートの打設方 法Info
- Publication number
- JPH10102658A JPH10102658A JP26071796A JP26071796A JPH10102658A JP H10102658 A JPH10102658 A JP H10102658A JP 26071796 A JP26071796 A JP 26071796A JP 26071796 A JP26071796 A JP 26071796A JP H10102658 A JPH10102658 A JP H10102658A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 型枠作業を合理化し、作業性の良好な鉄骨梁
のコンクリート打設を行う。 【解決手段】 鉄骨梁1の上フランジ1aと下フランジ
1bとの間のウェブ1c両側部に型枠17を配置し、前
記上フランジ1aに前記型枠17内に連通する貫通孔1
8を設け、床コンクリートの打設時に、コンクリートが
前記上フランジ1aに設けられた前記貫通孔18を経由
して、前記型枠内17にコンクリートが打設されること
を特徴とする鉄骨コンクリート合成梁におけるコンクリ
ートの打設方法である。
のコンクリート打設を行う。 【解決手段】 鉄骨梁1の上フランジ1aと下フランジ
1bとの間のウェブ1c両側部に型枠17を配置し、前
記上フランジ1aに前記型枠17内に連通する貫通孔1
8を設け、床コンクリートの打設時に、コンクリートが
前記上フランジ1aに設けられた前記貫通孔18を経由
して、前記型枠内17にコンクリートが打設されること
を特徴とする鉄骨コンクリート合成梁におけるコンクリ
ートの打設方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築構造物に使用
される鉄骨コンクリート合成梁におけるコンクリートの
打設方法に関するものである。
される鉄骨コンクリート合成梁におけるコンクリートの
打設方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築構造物においては、鉄骨コンクリー
ト合成梁が知られている。
ト合成梁が知られている。
【0003】当該鉄骨コンクリート合成梁は、H形鋼等
からなる鉄骨梁の周囲にコンクリートを打設することに
より、梁としての強度を増大させる他、火災時の火熱に
よる前記鉄骨梁の強度劣化を防止する耐火被覆としての
機能をも図るものである。
からなる鉄骨梁の周囲にコンクリートを打設することに
より、梁としての強度を増大させる他、火災時の火熱に
よる前記鉄骨梁の強度劣化を防止する耐火被覆としての
機能をも図るものである。
【0004】従来、前記鉄骨コンクリート合成梁におけ
るコンクリートの打設方法は、図4(梁断面図)に示す
ように、床上(図示せず)に立設された支保工2、2の
上に台座3を設け、該台座3上にパイプ4と角材5を設
け、その上に底部合板型枠6と側部合板型枠7、7とを
設けて鉄骨梁1を囲むように形成する。尚、8、8は側
部合板型枠7、7の側面を補強する縦桟木であり、9・
・は長手方向の補強パイプであり、10、10はデッキ
プレートである。
るコンクリートの打設方法は、図4(梁断面図)に示す
ように、床上(図示せず)に立設された支保工2、2の
上に台座3を設け、該台座3上にパイプ4と角材5を設
け、その上に底部合板型枠6と側部合板型枠7、7とを
設けて鉄骨梁1を囲むように形成する。尚、8、8は側
部合板型枠7、7の側面を補強する縦桟木であり、9・
・は長手方向の補強パイプであり、10、10はデッキ
プレートである。
【0005】また、鉄骨梁にコンクリートを打設する他
の従来技術として、図5(梁断面図)に示す特開平05
−311773号公報の発明が開示されている。
の従来技術として、図5(梁断面図)に示す特開平05
−311773号公報の発明が開示されている。
【0006】前記図5の従来技術の発明は、鉄骨梁1の
下部フランジ1bを取り囲むように形成されたリブ溝型
部11と、該リブ溝型部11の両側のリブ11a,11
bの先端部から相互に広がるように設けられた側板部1
2,12と、からなる型枠を用い、該型枠の上方の床P
Cスラブ13,13の切欠開口部14,14と鉄骨梁1
の上フランジ部1aの隙間からコンクリートを矢視A方
向に型枠内に打設し、該型枠を捨て型枠とする方法であ
る。
下部フランジ1bを取り囲むように形成されたリブ溝型
部11と、該リブ溝型部11の両側のリブ11a,11
bの先端部から相互に広がるように設けられた側板部1
2,12と、からなる型枠を用い、該型枠の上方の床P
Cスラブ13,13の切欠開口部14,14と鉄骨梁1
の上フランジ部1aの隙間からコンクリートを矢視A方
向に型枠内に打設し、該型枠を捨て型枠とする方法であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
図4に示す鉄骨コンクリート合成梁におけるコンクリー
トの打設方法は、複数の支保工2と縦桟木8およびパイ
プ9を用いて型枠を形成する方法であるため、資材のコ
ストが高くなり、また、支保工2の取付けおよび取外し
作業に長時間を要する問題がある。
図4に示す鉄骨コンクリート合成梁におけるコンクリー
トの打設方法は、複数の支保工2と縦桟木8およびパイ
プ9を用いて型枠を形成する方法であるため、資材のコ
ストが高くなり、また、支保工2の取付けおよび取外し
作業に長時間を要する問題がある。
【0008】また、前述の図5に示す従来技術において
は、前記の支保工は不要となるが、型枠の形状がリブ溝
型部11を用いているため構造が複雑であり、専用の型
枠となるため、製作コストが高価となる問題がある。
は、前記の支保工は不要となるが、型枠の形状がリブ溝
型部11を用いているため構造が複雑であり、専用の型
枠となるため、製作コストが高価となる問題がある。
【0009】本発明は、簡単な構造でコンクリートの打
設を行うことを目的とする。
設を行うことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、鉄骨梁の
上フランジと下フランジとの間のウェブ両側部に型枠を
配置し、前記上フランジの構造耐力、剛性上、支障のな
い位置に、前記型枠内に連通する貫通孔を設け、床コン
クリートの打設時に、前記上フランジに設けられた前記
貫通孔を経由して、前記型枠内にコンクリートを打設す
ることを特徴とする鉄骨コンクリート合成梁におけるコ
ンクリートの打設方法で解決される。
上フランジと下フランジとの間のウェブ両側部に型枠を
配置し、前記上フランジの構造耐力、剛性上、支障のな
い位置に、前記型枠内に連通する貫通孔を設け、床コン
クリートの打設時に、前記上フランジに設けられた前記
貫通孔を経由して、前記型枠内にコンクリートを打設す
ることを特徴とする鉄骨コンクリート合成梁におけるコ
ンクリートの打設方法で解決される。
【0011】前記の第一の手段によれば、床コンクリー
ト打設時に、コンクリートの一部が、鉄骨梁のウェブ両
側部の型枠内に流入し、鉄骨梁のコンクリート打設が同
時に行われるので、作業が迅速である。
ト打設時に、コンクリートの一部が、鉄骨梁のウェブ両
側部の型枠内に流入し、鉄骨梁のコンクリート打設が同
時に行われるので、作業が迅速である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の鉄骨コンクリー
ト合成梁におけるコンクリートの打設方法を示す斜視図
である。
ト合成梁におけるコンクリートの打設方法を示す斜視図
である。
【0013】図1において、1は上フランジ1a,下フ
ランジ1bおよびウェブ1cからなるH形鋼の鉄骨梁
で、該鉄骨梁1はX方向とY方向に配設されている例を
示している。
ランジ1bおよびウェブ1cからなるH形鋼の鉄骨梁
で、該鉄骨梁1はX方向とY方向に配設されている例を
示している。
【0014】10はデッキプレートであり、10aは該
デッキプレート10の屈曲補強部、10bは前記X方向
およびY方向の鉄骨梁1の上フランジ1aに形成された
デッキプレート受け板である。
デッキプレート10の屈曲補強部、10bは前記X方向
およびY方向の鉄骨梁1の上フランジ1aに形成された
デッキプレート受け板である。
【0015】前記該デッキプレート10は、鉄骨梁1の
上フランジ1a上にスポット溶接等で固定される。尚、
15は鋼管柱であり、16は鉄骨梁1相互を連結したガ
セットプレートである。
上フランジ1a上にスポット溶接等で固定される。尚、
15は鋼管柱であり、16は鉄骨梁1相互を連結したガ
セットプレートである。
【0016】本発明は、鉄骨梁1の上フランジ1aと下
フランジ1bの間のウェブ1cの両側部に型枠17を取
付ける(図示では片側の型枠17は省略してある。)。
フランジ1bの間のウェブ1cの両側部に型枠17を取
付ける(図示では片側の型枠17は省略してある。)。
【0017】さらに、鉄骨梁1の上フランジ1aに貫通
孔18を穿つ。前記貫通孔18は、デッキプレート10
の端部に架かる場合は、その部分を切り欠く。
孔18を穿つ。前記貫通孔18は、デッキプレート10
の端部に架かる場合は、その部分を切り欠く。
【0018】前記貫通孔18は前記型枠17の内側に位
置するように穿つものとし、形状は半月状、楕円状、角
形状等応力集中が生じない形状であれば、いずれでもよ
い。
置するように穿つものとし、形状は半月状、楕円状、角
形状等応力集中が生じない形状であれば、いずれでもよ
い。
【0019】型枠17の取付けは、上フランジ1aおよ
び下フランジ1bに溶接されて捨て型枠とするか、ある
いは、ボルト等で取外し自在とし、特に限定はしない。
び下フランジ1bに溶接されて捨て型枠とするか、ある
いは、ボルト等で取外し自在とし、特に限定はしない。
【0020】型枠17の配置が完成したら、デッキプレ
ート10上にコンクリートを打設し、その一部が前記貫
通孔18を通って、型枠17内に流れ込み、鉄骨梁1の
上フランジ1aと下フランジ1bの間に、コンクリート
が打設される。
ート10上にコンクリートを打設し、その一部が前記貫
通孔18を通って、型枠17内に流れ込み、鉄骨梁1の
上フランジ1aと下フランジ1bの間に、コンクリート
が打設される。
【0021】図2および図3は、本発明の他の実施の形
態にかかる断面図で、床材にコルゲート型のデッキプレ
ートを用いた場合である。
態にかかる断面図で、床材にコルゲート型のデッキプレ
ートを用いた場合である。
【0022】図2は、X方向に見た断面図であり、図3
はY方向に見た断面図である。図2において、鉄骨梁1
の上フランジ1aには前述の図1と同様に貫通孔18が
設けられる。
はY方向に見た断面図である。図2において、鉄骨梁1
の上フランジ1aには前述の図1と同様に貫通孔18が
設けられる。
【0023】コルゲート型のデッキプレート19は、鉄
骨梁1の上フランジ1aに載置されてスポット溶接等で
固着される。その際、コルゲート型のデッキプレート1
9の端部が貫通孔18に架かる場合は、その部分は切除
される。
骨梁1の上フランジ1aに載置されてスポット溶接等で
固着される。その際、コルゲート型のデッキプレート1
9の端部が貫通孔18に架かる場合は、その部分は切除
される。
【0024】前記鉄骨梁1のウェブ1cの両側(図示は
片側省略)には、型枠17が前述の取付け方法で、配置
される。
片側省略)には、型枠17が前述の取付け方法で、配置
される。
【0025】図3において、コルゲート型のデッキプレ
ート19の他端部も鉄骨梁1の上フランジ1aに載置さ
れ、該コルゲート型のデッキプレート19の山の部分が
貫通孔18にかかる場合は、山の頂部に孔が穿たれ、側
部を塞ぎ板19′で塞ぎ、コンクリートの流出を防止す
る。尚、20はコンクリートの付着力を増大させるスタ
ッドジベルである。
ート19の他端部も鉄骨梁1の上フランジ1aに載置さ
れ、該コルゲート型のデッキプレート19の山の部分が
貫通孔18にかかる場合は、山の頂部に孔が穿たれ、側
部を塞ぎ板19′で塞ぎ、コンクリートの流出を防止す
る。尚、20はコンクリートの付着力を増大させるスタ
ッドジベルである。
【0026】前記鉄骨梁1のウェブ1cの両側(図示は
片側省略)には、型枠17が前述の取付け方法で、配置
される。
片側省略)には、型枠17が前述の取付け方法で、配置
される。
【0027】本発明の鉄骨コンクリート合成梁における
コンクリートの打設方法においては、合成梁の耐力を上
げるため、または、コンクリートの付着力を増大させる
ため、鉄骨梁1の上フランジ1aおよび下フランジ1b
の間に、主筋およびフープ筋からなる鉄筋構造を配して
もよく、また、鉄骨梁1のウェブ部分に突起を形成して
もよい。
コンクリートの打設方法においては、合成梁の耐力を上
げるため、または、コンクリートの付着力を増大させる
ため、鉄骨梁1の上フランジ1aおよび下フランジ1b
の間に、主筋およびフープ筋からなる鉄筋構造を配して
もよく、また、鉄骨梁1のウェブ部分に突起を形成して
もよい。
【0028】さらに、鉄骨梁のフランジ幅は、上フラン
ジより下フランジを広く形成してもよい。その場合は、
型枠の支持がより容易となる利点がある。
ジより下フランジを広く形成してもよい。その場合は、
型枠の支持がより容易となる利点がある。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上のとおりであり、床のコ
ンクリート打設の際に、鉄骨梁のコンクリート打設が同
時に行えるので、作業が迅速である。
ンクリート打設の際に、鉄骨梁のコンクリート打設が同
時に行えるので、作業が迅速である。
【0030】また、鉄骨梁の上フランジの貫通孔は、ガ
ス切断あるいは機械加工で簡単に穿たれるので、特別な
仕掛けを要しない。
ス切断あるいは機械加工で簡単に穿たれるので、特別な
仕掛けを要しない。
【図1】本発明の鉄骨コンクリート合成梁におけるコン
クリートの打設方法を示す斜視図。
クリートの打設方法を示す斜視図。
【図2】本発明の他の実施の形態にかかる梁断面図で、
図1のX方向に見た断面図。
図1のX方向に見た断面図。
【図3】本発明の他の実施の形態にかかる梁断面図で、
図1のY方向に見た断面図。
図1のY方向に見た断面図。
【図4】従来技術にかかる梁断面図。
【図5】従来技術(特開平05−311773号)にか
かる梁断面図。
かる梁断面図。
1 鉄骨梁 1a 上フランジ 1b 下フランジ 1c ウェブ 2 支保工 3 台座 4 パイプ 5 角材 6 底部合板型枠 7 側部合板型枠 8 縦桟木 9 補強パイプ 10 デッキプレート 11 リブ溝型部 12 側板部 13 床PCスラブ 14 切欠開口部 15 鋼管柱 16 ガセットプレート 17 型枠 18 本発明にかかる貫通孔 19 コルゲート型のデッキプレート 20 スタッドジベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今野 和近 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 鉄骨梁の上フランジと下フランジとの間
のウェブ両側部に型枠を配置し、前記上フランジに前記
型枠内に連通する貫通孔を設け、床コンクリートの打設
時に、前記上フランジに設けられた前記貫通孔を経由し
て、前記型枠内にコンクリートを打設することを特徴と
する鉄骨コンクリート合成梁におけるコンクリートの打
設方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26071796A JPH10102658A (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 鉄骨コンクリート合成梁におけるコンクリートの打設方 法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26071796A JPH10102658A (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 鉄骨コンクリート合成梁におけるコンクリートの打設方 法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10102658A true JPH10102658A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17351787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26071796A Pending JPH10102658A (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 鉄骨コンクリート合成梁におけるコンクリートの打設方 法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10102658A (ja) |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP26071796A patent/JPH10102658A/ja active Pending
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