JPH10102878A - ヒンジ装置およびそれを用いたキャビネット - Google Patents
ヒンジ装置およびそれを用いたキャビネットInfo
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- JPH10102878A JPH10102878A JP8255871A JP25587196A JPH10102878A JP H10102878 A JPH10102878 A JP H10102878A JP 8255871 A JP8255871 A JP 8255871A JP 25587196 A JP25587196 A JP 25587196A JP H10102878 A JPH10102878 A JP H10102878A
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- Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】安全性や美感を向上し、開閉動作を円滑かつ確
実し、コストを低減し、耐久性や保守性を高める。 【解決手段】第1ヒンジ部材30、第2ヒンジ部材4
0、中間ヒンジ部材50および拘束部材60から構成
し、構造が簡単になり、扉体15を略90度の範囲で開
閉動作するときは、扉体15の前面から後方へ引っ込め
た第1ヒンジ部材30の回動中心で扉体15を開閉し、
扉体15を略90度以上の範囲で開閉動作するときは、
扉体15の回動中心を切り替え、扉体15の前面から前
方へ突出した第2ヒンジ40の回動中心で開閉するよう
にして、閉扉中に突出部がなく、安全性や美感に優れ、
開閉動作が円滑かつ確実で、コストを低減することがで
きるとともに、耐久性や保守性を高めることができる。
実し、コストを低減し、耐久性や保守性を高める。 【解決手段】第1ヒンジ部材30、第2ヒンジ部材4
0、中間ヒンジ部材50および拘束部材60から構成
し、構造が簡単になり、扉体15を略90度の範囲で開
閉動作するときは、扉体15の前面から後方へ引っ込め
た第1ヒンジ部材30の回動中心で扉体15を開閉し、
扉体15を略90度以上の範囲で開閉動作するときは、
扉体15の回動中心を切り替え、扉体15の前面から前
方へ突出した第2ヒンジ40の回動中心で開閉するよう
にして、閉扉中に突出部がなく、安全性や美感に優れ、
開閉動作が円滑かつ確実で、コストを低減することがで
きるとともに、耐久性や保守性を高めることができる。
Description
【0001】
【本発明の属する技術分野】本発明は、扉体の基部を取
付部に枢着するヒンジ装置であって、例えば、扉を18
0度近くまで横開きするキャビネットに用いるものに関
する。
付部に枢着するヒンジ装置であって、例えば、扉を18
0度近くまで横開きするキャビネットに用いるものに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、キャビネットの横開き扉
では、扉の開き中心となるヒンジ装置のヒンジ軸が固定
であり、ヒンジ軸を取付部である開口側縁から前方へ突
出させれば180度近くまでの開扉が可能なのである
が、邪魔物が突出することになり、邪魔物であるヒンジ
軸を後方へ引っ込めると、扉の開扉角度は自ずから制限
がある。また、ヒンジ軸を可動にして180度近くの開
扉を可能にしたものもあるが、構成部品が多く相当に複
雑な構成をしている。
では、扉の開き中心となるヒンジ装置のヒンジ軸が固定
であり、ヒンジ軸を取付部である開口側縁から前方へ突
出させれば180度近くまでの開扉が可能なのである
が、邪魔物が突出することになり、邪魔物であるヒンジ
軸を後方へ引っ込めると、扉の開扉角度は自ずから制限
がある。また、ヒンジ軸を可動にして180度近くの開
扉を可能にしたものもあるが、構成部品が多く相当に複
雑な構成をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、前者にあっては、閉扉中にヒンジ
軸が扉体から突出していて邪魔であったり、ヒンジ軸に
体が当たらないよう注意を払う必要があるばかりでな
く、見栄えが良くないという問題点があった。また、後
者にあっては、構成部品が多く、構造が複雑なので、コ
ストが嵩むばかりでなく、小型軽量化の面で支障があ
り、また複雑な構成であると、扉の開閉動作の確実性を
担保し難く、故障する個所が多く、耐久性や保守性に難
が出やすいという問題点があった。
うな従来の技術では、前者にあっては、閉扉中にヒンジ
軸が扉体から突出していて邪魔であったり、ヒンジ軸に
体が当たらないよう注意を払う必要があるばかりでな
く、見栄えが良くないという問題点があった。また、後
者にあっては、構成部品が多く、構造が複雑なので、コ
ストが嵩むばかりでなく、小型軽量化の面で支障があ
り、また複雑な構成であると、扉の開閉動作の確実性を
担保し難く、故障する個所が多く、耐久性や保守性に難
が出やすいという問題点があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、構造が簡単で閉扉中に突出部がな
く、安全性や美感に優れ、開閉動作が円滑かつ確実で、
コストを低減することができるとともに、耐久性や保守
性を高めることができるヒンジ装置を提供することを目
的としている。
してなされたもので、構造が簡単で閉扉中に突出部がな
く、安全性や美感に優れ、開閉動作が円滑かつ確実で、
コストを低減することができるとともに、耐久性や保守
性を高めることができるヒンジ装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載され
た事項に存する。 [1] 扉体(15)の基部を取付部に枢着するヒンジ
装置において、取付部に固着される第1ヒンジ部材(3
0)と、扉体(15)に固着される第2ヒンジ部材(4
0)と、該第1ヒンジ部材(30)に一端の第1枢軸
(51)を枢着し該第2ヒンジ部材(40)に他端の第
2枢軸(52)を枢着した中間ヒンジ部材(50)とを
備え、前記中間ヒンジ部材(50)に拘束部材(60)
を設け、該拘束部材(60)は、前記第2ヒンジ部材
(40)から離脱する一方前記第1ヒンジ部材(30)
に係合して前記第1ヒンジ部材(30)の回動を抑える
第1位置と、前記第1ヒンジ部材(30)から離脱する
一方前記第2ヒンジ部材(40)に係合して前記第2ヒ
ンジ部材(40)の回動を抑える第2位置とに変位可能
に配されており、前記第1ヒンジ部材(30)に第1カ
ム部(36)を設ける一方、前記第2ヒンジ部材(4
0)に第2カム部(46)を設け、前記第1カム部(3
6)は、扉体(15)が略90度開くまでの動作範囲で
は、前記拘束部材(60)を押し込んで該拘束部材(6
0)を前記第2位置に移動させ、扉体(15)が第2ヒ
ンジ部材(40)と一体的に前記第1枢軸(51)を中
心にして回動可能に形成し、前記第2カム部(46)
は、扉体(15)が略90度以上開いている動作範囲で
は、前記拘束部材(60)を押し込んで該拘束部材(6
0)を前記第1位置に移動させ、扉体(15)が第2枢
軸(52)を中心にして回動可能に形成したことを特徴
とするヒンジ装置。
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載され
た事項に存する。 [1] 扉体(15)の基部を取付部に枢着するヒンジ
装置において、取付部に固着される第1ヒンジ部材(3
0)と、扉体(15)に固着される第2ヒンジ部材(4
0)と、該第1ヒンジ部材(30)に一端の第1枢軸
(51)を枢着し該第2ヒンジ部材(40)に他端の第
2枢軸(52)を枢着した中間ヒンジ部材(50)とを
備え、前記中間ヒンジ部材(50)に拘束部材(60)
を設け、該拘束部材(60)は、前記第2ヒンジ部材
(40)から離脱する一方前記第1ヒンジ部材(30)
に係合して前記第1ヒンジ部材(30)の回動を抑える
第1位置と、前記第1ヒンジ部材(30)から離脱する
一方前記第2ヒンジ部材(40)に係合して前記第2ヒ
ンジ部材(40)の回動を抑える第2位置とに変位可能
に配されており、前記第1ヒンジ部材(30)に第1カ
ム部(36)を設ける一方、前記第2ヒンジ部材(4
0)に第2カム部(46)を設け、前記第1カム部(3
6)は、扉体(15)が略90度開くまでの動作範囲で
は、前記拘束部材(60)を押し込んで該拘束部材(6
0)を前記第2位置に移動させ、扉体(15)が第2ヒ
ンジ部材(40)と一体的に前記第1枢軸(51)を中
心にして回動可能に形成し、前記第2カム部(46)
は、扉体(15)が略90度以上開いている動作範囲で
は、前記拘束部材(60)を押し込んで該拘束部材(6
0)を前記第1位置に移動させ、扉体(15)が第2枢
軸(52)を中心にして回動可能に形成したことを特徴
とするヒンジ装置。
【0006】[2] 扉体(15)の基部を開口縁の取
付部にヒンジ装置により枢着して成るキャビネットにお
いて、取付部に固着される第1ヒンジ部材(30)と、
扉体(15)に固着される第2ヒンジ部材(40)と、
該第1ヒンジ部材(30)に一端の第1枢軸(51)を
枢着し該第2ヒンジ部材(40)に他端の第2枢軸(5
2)を枢着した中間ヒンジ部材(50)とを備え、前記
中間ヒンジ部材(50)に拘束部材(60)を設け、該
拘束部材(60)は、前記第2ヒンジ部材(40)から
離脱する一方前記第1ヒンジ部材(30)に係合して前
記第1ヒンジ部材(30)の回動を抑える第1位置と、
前記第1ヒンジ部材(30)から離脱する一方前記第2
ヒンジ部材(40)に係合して前記第2ヒンジ部材(4
0)の回動を抑える第2位置とに変位可能に配されてお
り、前記第1ヒンジ部材(30)に第1カム部(36)
を設ける一方、前記第2ヒンジ部材(40)に第2カム
部(46)を設け、前記第1カム部(36)は、扉体
(15)が略90度開くまでの動作範囲では、前記拘束
部材(60)を押し込んで該拘束部材(60)を前記第
2位置に移動させ、扉体(15)が第2ヒンジ部材(4
0)と一体的に前記第1枢軸(51)を中心にして回動
可能に形成し、前記第2カム部(46)は、扉体(1
5)が略90度以上開いている動作範囲では、前記拘束
部材(60)を押し込んで該拘束部材(60)を前記第
1位置に移動させ、扉体(15)が第2枢軸(52)を
中心にして回動可能に形成したことを特徴とするキャビ
ネット。
付部にヒンジ装置により枢着して成るキャビネットにお
いて、取付部に固着される第1ヒンジ部材(30)と、
扉体(15)に固着される第2ヒンジ部材(40)と、
該第1ヒンジ部材(30)に一端の第1枢軸(51)を
枢着し該第2ヒンジ部材(40)に他端の第2枢軸(5
2)を枢着した中間ヒンジ部材(50)とを備え、前記
中間ヒンジ部材(50)に拘束部材(60)を設け、該
拘束部材(60)は、前記第2ヒンジ部材(40)から
離脱する一方前記第1ヒンジ部材(30)に係合して前
記第1ヒンジ部材(30)の回動を抑える第1位置と、
前記第1ヒンジ部材(30)から離脱する一方前記第2
ヒンジ部材(40)に係合して前記第2ヒンジ部材(4
0)の回動を抑える第2位置とに変位可能に配されてお
り、前記第1ヒンジ部材(30)に第1カム部(36)
を設ける一方、前記第2ヒンジ部材(40)に第2カム
部(46)を設け、前記第1カム部(36)は、扉体
(15)が略90度開くまでの動作範囲では、前記拘束
部材(60)を押し込んで該拘束部材(60)を前記第
2位置に移動させ、扉体(15)が第2ヒンジ部材(4
0)と一体的に前記第1枢軸(51)を中心にして回動
可能に形成し、前記第2カム部(46)は、扉体(1
5)が略90度以上開いている動作範囲では、前記拘束
部材(60)を押し込んで該拘束部材(60)を前記第
1位置に移動させ、扉体(15)が第2枢軸(52)を
中心にして回動可能に形成したことを特徴とするキャビ
ネット。
【0007】[3] 1項記載のヒンジ装置または2項
記載のキャビネットにおいて、前記拘束部材(60)
は、前記第1枢軸(51)に回動可能に外嵌する第1ヒ
ンジ部材(30)の第1筒部(32)と、前記第2枢軸
(52)に回動可能に外嵌する第2ヒンジ部材(40)
の第2筒部(42)との間の隙間に配されており、前記
第1ヒンジ部材(30)の第1筒部(32)の外周面
(33)には前記第1カム部(36)が形成されている
とともに、前記拘束部材(60)が係合する第1係合溝
(35)が形成されており、前記第2ヒンジ部材(4
0)の第2筒部(42)の外周面(43)には前記第2
カム部(46)が形成されているとともに、前記拘束部
材(60)が係合する第2係合溝(45)が形成されて
いることを特徴とする。
記載のキャビネットにおいて、前記拘束部材(60)
は、前記第1枢軸(51)に回動可能に外嵌する第1ヒ
ンジ部材(30)の第1筒部(32)と、前記第2枢軸
(52)に回動可能に外嵌する第2ヒンジ部材(40)
の第2筒部(42)との間の隙間に配されており、前記
第1ヒンジ部材(30)の第1筒部(32)の外周面
(33)には前記第1カム部(36)が形成されている
とともに、前記拘束部材(60)が係合する第1係合溝
(35)が形成されており、前記第2ヒンジ部材(4
0)の第2筒部(42)の外周面(43)には前記第2
カム部(46)が形成されているとともに、前記拘束部
材(60)が係合する第2係合溝(45)が形成されて
いることを特徴とする。
【0008】次に前記各項に記載された発明の作用につ
いて説明する。 [1]項記載のヒンジ装置では、扉体(15)が略90
度開くまでの動作範囲では、第1ヒンジ部材(30)の
第1カム部(36)が拘束部材(60)を押し込み、拘
束部材(60)が第2位置に移動して、拘束部材(6
0)が第2ヒンジ部材(40)に係合して第2ヒンジ部
材(40)の回動を抑え、扉体(15)が第2ヒンジ部
材(40)と一体的に第1枢軸(51)を中心にして回
動する。
いて説明する。 [1]項記載のヒンジ装置では、扉体(15)が略90
度開くまでの動作範囲では、第1ヒンジ部材(30)の
第1カム部(36)が拘束部材(60)を押し込み、拘
束部材(60)が第2位置に移動して、拘束部材(6
0)が第2ヒンジ部材(40)に係合して第2ヒンジ部
材(40)の回動を抑え、扉体(15)が第2ヒンジ部
材(40)と一体的に第1枢軸(51)を中心にして回
動する。
【0009】扉体(15)が略90度を越えて開く動作
範囲になると、第2ヒンジ部材(40)の第2カム部
(46)が拘束部材(60)を押し込み、拘束部材(6
0)が第1位置に移動し、拘束部材(60)が第2ヒン
ジ部材(40)から離脱する一方、第1ヒンジ部材(3
0)に係合して第1ヒンジ部材(30)の回動を抑え
る。それにより、扉体(15)が第2枢軸(52)を中
心にして回動する。扉体(15)が略90度を越えて開
く動作範囲では、90度以内のときとは回動中心が入れ
替わり、扉体(15)は第2枢軸(52)を中心にして
回転し、扉体(15)の開度により回動中心の位置を適
切に切り替えることにより扉体(15)を180度近く
まで開扉することができる。
範囲になると、第2ヒンジ部材(40)の第2カム部
(46)が拘束部材(60)を押し込み、拘束部材(6
0)が第1位置に移動し、拘束部材(60)が第2ヒン
ジ部材(40)から離脱する一方、第1ヒンジ部材(3
0)に係合して第1ヒンジ部材(30)の回動を抑え
る。それにより、扉体(15)が第2枢軸(52)を中
心にして回動する。扉体(15)が略90度を越えて開
く動作範囲では、90度以内のときとは回動中心が入れ
替わり、扉体(15)は第2枢軸(52)を中心にして
回転し、扉体(15)の開度により回動中心の位置を適
切に切り替えることにより扉体(15)を180度近く
まで開扉することができる。
【0010】すなわち、第1ヒンジ部材(30)の第1
カム部(36)および第2ヒンジ部材(40)の第2カ
ム部(46)が拘束部材(60)を第1位置と第2位置
とに移動させる簡単な構成で、扉体(15)が略90度
を境にして、回動中心を替えて確実に開閉動作すること
ができる。
カム部(36)および第2ヒンジ部材(40)の第2カ
ム部(46)が拘束部材(60)を第1位置と第2位置
とに移動させる簡単な構成で、扉体(15)が略90度
を境にして、回動中心を替えて確実に開閉動作すること
ができる。
【0011】[2]項記載のキャビネットでは、扉体
(15)が略90度開くまでの動作範囲で回動中心とな
る第1枢軸(51)を、扉体(15)から後方へ引っ込
めて、前方へ突出させないようにし、扉体(15)が略
90度を越えて開く動作範囲で回動中心となる第2枢軸
(52)を、扉体(15)から前方へ突出させて、18
0度近くまでの開扉を可能にそれぞれ配すれば、閉扉中
にヒンジ軸が扉体(15)から突出しないで邪魔になら
ないで、例えば、ヒンジ軸に体が当たらないよう注意を
払う必要がなく、見栄えが良くなる。また、扉体(1
5)が略90度を越えて開き動作しても、扉体(15)
が隣接するキャビネット(10)の扉体(15)に干渉
することがなくなる。
(15)が略90度開くまでの動作範囲で回動中心とな
る第1枢軸(51)を、扉体(15)から後方へ引っ込
めて、前方へ突出させないようにし、扉体(15)が略
90度を越えて開く動作範囲で回動中心となる第2枢軸
(52)を、扉体(15)から前方へ突出させて、18
0度近くまでの開扉を可能にそれぞれ配すれば、閉扉中
にヒンジ軸が扉体(15)から突出しないで邪魔になら
ないで、例えば、ヒンジ軸に体が当たらないよう注意を
払う必要がなく、見栄えが良くなる。また、扉体(1
5)が略90度を越えて開き動作しても、扉体(15)
が隣接するキャビネット(10)の扉体(15)に干渉
することがなくなる。
【0012】[3]項記載のヒンジ装置またはキャビネ
ットでは、拘束部材(60)は、第1ヒンジ部材(3
0)の第1筒部(32)と、第2ヒンジ部材(40)の
第2筒部(42)との間の隙間に配されていて、第1ヒ
ンジ部材(30)の第1筒部(32)の外周面に形成さ
れた第1カム部(36)に押されて、第2ヒンジ部材
(40)の第2筒部(42)の外周面(43)に形成さ
れた第2係合溝(45)に係合する一方、第2ヒンジ部
材(40)の第2筒部(42)の外周面(43)に形成
された第2カム部(46)に押されて、第1ヒンジ部材
(30)の第1筒部(32)の外周面に形成された第1
係合溝(35)に係合するように変位する。
ットでは、拘束部材(60)は、第1ヒンジ部材(3
0)の第1筒部(32)と、第2ヒンジ部材(40)の
第2筒部(42)との間の隙間に配されていて、第1ヒ
ンジ部材(30)の第1筒部(32)の外周面に形成さ
れた第1カム部(36)に押されて、第2ヒンジ部材
(40)の第2筒部(42)の外周面(43)に形成さ
れた第2係合溝(45)に係合する一方、第2ヒンジ部
材(40)の第2筒部(42)の外周面(43)に形成
された第2カム部(46)に押されて、第1ヒンジ部材
(30)の第1筒部(32)の外周面に形成された第1
係合溝(35)に係合するように変位する。
【0013】第1ヒンジ部材(30)の第1筒部(3
2)の外周面(33)に形成された前記第1カム部(3
6)および第1係合溝(35)が形成され、第2ヒンジ
部材(40)の第2筒部(42)の外周面(43)には
前記第2カム部(46)および第2係合溝(45)が形
成されているので、特別な部品を追加することなく、拘
束部材(60)を第1位置と第2位置とに確実に変位さ
せて、簡単な構成で、扉体(15)が略90度を境にし
て、回動中心を替えて確実に開閉動作することができ
る。
2)の外周面(33)に形成された前記第1カム部(3
6)および第1係合溝(35)が形成され、第2ヒンジ
部材(40)の第2筒部(42)の外周面(43)には
前記第2カム部(46)および第2係合溝(45)が形
成されているので、特別な部品を追加することなく、拘
束部材(60)を第1位置と第2位置とに確実に変位さ
せて、簡単な構成で、扉体(15)が略90度を境にし
て、回動中心を替えて確実に開閉動作することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。図1〜図17は本発明の一実施の
形態を示している。図1および図2に示すように、キャ
ビネット10の前面開口11を開閉するよう扉体15,
15が設けられている。扉体15,15は横開きする方
式であって、ヒンジ装置20,20によりキャビネット
10の前面開口11の上辺および下辺の各端部である取
付部12,12にそれぞれの基部が枢着されている。
施の形態を説明する。図1〜図17は本発明の一実施の
形態を示している。図1および図2に示すように、キャ
ビネット10の前面開口11を開閉するよう扉体15,
15が設けられている。扉体15,15は横開きする方
式であって、ヒンジ装置20,20によりキャビネット
10の前面開口11の上辺および下辺の各端部である取
付部12,12にそれぞれの基部が枢着されている。
【0015】キャビネット10の前面開口11の上辺お
よび下辺の各端部に配されるヒンジ装置20,20は上
下勝手違いに構成されている。
よび下辺の各端部に配されるヒンジ装置20,20は上
下勝手違いに構成されている。
【0016】第1図、図10〜第12図および図17に
示すように、ヒンジ装置20は、取付部12に固着され
る第1ヒンジ部材30と、扉体15に固着される第2ヒ
ンジ部材40と、第1ヒンジ部材30と第2ヒンジ部材
40との間に介在する中間ヒンジ部材50と、拘束部材
60とにより構成されている。第1ヒンジ部材30は、
取付部12に締着されるベース部31の先端部に筒形状
の第1筒部32が一体的に形成され、第1筒部32の外
周面33には、V字断面形状の溝が形成されている。V
字断面形状の溝において、筒軸に向かって切り込まれた
面が第1係合溝35であり、筒軸からの法線方向に対し
て傾斜する面が第1カム部36である。
示すように、ヒンジ装置20は、取付部12に固着され
る第1ヒンジ部材30と、扉体15に固着される第2ヒ
ンジ部材40と、第1ヒンジ部材30と第2ヒンジ部材
40との間に介在する中間ヒンジ部材50と、拘束部材
60とにより構成されている。第1ヒンジ部材30は、
取付部12に締着されるベース部31の先端部に筒形状
の第1筒部32が一体的に形成され、第1筒部32の外
周面33には、V字断面形状の溝が形成されている。V
字断面形状の溝において、筒軸に向かって切り込まれた
面が第1係合溝35であり、筒軸からの法線方向に対し
て傾斜する面が第1カム部36である。
【0017】第2ヒンジ部材40は、扉体15の基部に
締着されるベース部41の先端部に筒形状の第2筒部4
2が一体的に形成され、第2筒部42の外周面43に
は、同じくV字断面形状の溝が形成されている。V字断
面形状の溝において、筒軸に向かって切り込まれた面が
第2係合溝45であり、筒軸からの法線方向に対して傾
斜する面が第2カム部46である。中間ヒンジ部材50
はL字状断面形のベース部53を有し、ベース部53の
水直面部が、扉体15の閉扉時において扉体15に滑ら
かに連続している。ベース部53の水平面部の両側に
は、第1枢軸51および第2枢軸52がそれぞれ立設さ
れている。第1枢軸51および第2枢軸52は、第1ヒ
ンジ部材30の第1筒部32および第2ヒンジ部材40
の第2筒部42に回動可能にそれぞれ嵌合している。
締着されるベース部41の先端部に筒形状の第2筒部4
2が一体的に形成され、第2筒部42の外周面43に
は、同じくV字断面形状の溝が形成されている。V字断
面形状の溝において、筒軸に向かって切り込まれた面が
第2係合溝45であり、筒軸からの法線方向に対して傾
斜する面が第2カム部46である。中間ヒンジ部材50
はL字状断面形のベース部53を有し、ベース部53の
水直面部が、扉体15の閉扉時において扉体15に滑ら
かに連続している。ベース部53の水平面部の両側に
は、第1枢軸51および第2枢軸52がそれぞれ立設さ
れている。第1枢軸51および第2枢軸52は、第1ヒ
ンジ部材30の第1筒部32および第2ヒンジ部材40
の第2筒部42に回動可能にそれぞれ嵌合している。
【0018】第1枢軸51および第2枢軸52の先端部
には、小径部53,54がそれぞれ形成されている。抜
止プレート55には小径部53,54にそれぞれ嵌合す
る各下穴が穿設され、抜止プレート55により、第1枢
軸51および第2枢軸52が第1筒部32および第2筒
部42から抜け不能になっている。ベース部53の水平
面部の中央部にはガイドブロック56が設けられ、ガイ
ドブロック56には、第1枢軸51に外嵌する第1筒部
32側と第2枢軸52に外嵌する第2筒部42側とに連
通するガイド溝57が形成されている。ガイド溝57に
は拘束部材60が第1位置と第2位置とに移動可能に保
持されている。
には、小径部53,54がそれぞれ形成されている。抜
止プレート55には小径部53,54にそれぞれ嵌合す
る各下穴が穿設され、抜止プレート55により、第1枢
軸51および第2枢軸52が第1筒部32および第2筒
部42から抜け不能になっている。ベース部53の水平
面部の中央部にはガイドブロック56が設けられ、ガイ
ドブロック56には、第1枢軸51に外嵌する第1筒部
32側と第2枢軸52に外嵌する第2筒部42側とに連
通するガイド溝57が形成されている。ガイド溝57に
は拘束部材60が第1位置と第2位置とに移動可能に保
持されている。
【0019】拘束部材60の両端部は、第1筒部32の
外周面33のV字断面形状の溝および第1筒部32の外
周面33のV字断面形状の溝に対応して、V字断面形状
の突起63,64にそれぞれ形成されている。
外周面33のV字断面形状の溝および第1筒部32の外
周面33のV字断面形状の溝に対応して、V字断面形状
の突起63,64にそれぞれ形成されている。
【0020】第1ヒンジ部材30の第1係合溝35およ
び第1カム部36並びに第2ヒンジ部材40の第2係合
溝45および第2カム部46と、拘束部材60との関係
は、次のように構成されている。扉体15が略90度開
くまでの動作範囲では、拘束部材60は第2位置に移動
していて、拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材4
0の第2係合溝45に係合していて、第2枢軸52での
第2ヒンジ部材40と中間ヒンジ部材50との回動を抑
えるようになっている。
び第1カム部36並びに第2ヒンジ部材40の第2係合
溝45および第2カム部46と、拘束部材60との関係
は、次のように構成されている。扉体15が略90度開
くまでの動作範囲では、拘束部材60は第2位置に移動
していて、拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材4
0の第2係合溝45に係合していて、第2枢軸52での
第2ヒンジ部材40と中間ヒンジ部材50との回動を抑
えるようになっている。
【0021】この扉体15が略90度開くまでの動作範
囲では、拘束部材60の突起63が第1ヒンジ部材30
の第1係合溝35から離脱して、拘束部材60の突起6
4が第2ヒンジ部材40の第2カム部46に押し出され
ようとするが、拘束部材60の突起63が第1筒部32
の外周面33に摺接していき、第1枢軸51での第1ヒ
ンジ部材30と中間ヒンジ部材50との回動は許容され
ている。一方、扉体15が略90度以上開いている動作
範囲では、拘束部材60は第1位置に移動して、拘束部
材60の突起63が第1ヒンジ部材30の第1係合溝3
5に係合していて、第1枢軸51での第1ヒンジ部材3
0と中間ヒンジ部材50との回動は抑制されるよう設定
されている。
囲では、拘束部材60の突起63が第1ヒンジ部材30
の第1係合溝35から離脱して、拘束部材60の突起6
4が第2ヒンジ部材40の第2カム部46に押し出され
ようとするが、拘束部材60の突起63が第1筒部32
の外周面33に摺接していき、第1枢軸51での第1ヒ
ンジ部材30と中間ヒンジ部材50との回動は許容され
ている。一方、扉体15が略90度以上開いている動作
範囲では、拘束部材60は第1位置に移動して、拘束部
材60の突起63が第1ヒンジ部材30の第1係合溝3
5に係合していて、第1枢軸51での第1ヒンジ部材3
0と中間ヒンジ部材50との回動は抑制されるよう設定
されている。
【0022】この扉体15が略90度以上開いている動
作範囲では、拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材
40の第2係合溝45から外れ、拘束部材60の突起6
3が第1ヒンジ部材30の第1カム部36に押し出され
ようとするが、拘束部材60の突起64が第2筒部42
の外周面43に摺接していき、その前は抑えられていた
第2枢軸52での第2ヒンジ部材40と中間ヒンジ部材
50との回動は許容されるよう設定されている。
作範囲では、拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材
40の第2係合溝45から外れ、拘束部材60の突起6
3が第1ヒンジ部材30の第1カム部36に押し出され
ようとするが、拘束部材60の突起64が第2筒部42
の外周面43に摺接していき、その前は抑えられていた
第2枢軸52での第2ヒンジ部材40と中間ヒンジ部材
50との回動は許容されるよう設定されている。
【0023】そして、扉体15が略90度開いたとき、
拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材40の第2カ
ム部46に押し出されて、拘束部材60が第1位置に移
動する一方、扉体15が略90度まで閉じたときに、拘
束部材60の突起63が第1ヒンジ部材30の第1カム
部36に押し出されて、拘束部材60が第2位置に移動
するよう設定されている。
拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材40の第2カ
ム部46に押し出されて、拘束部材60が第1位置に移
動する一方、扉体15が略90度まで閉じたときに、拘
束部材60の突起63が第1ヒンジ部材30の第1カム
部36に押し出されて、拘束部材60が第2位置に移動
するよう設定されている。
【0024】次に作用を説明する。図1、図2、図7、
図13および図14に示すように、扉体15が全閉して
いるとき、拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材4
0の第2係合溝45に係合していて、第2枢軸52での
第2ヒンジ部材40と中間ヒンジ部材50との回動を抑
えられている。
図13および図14に示すように、扉体15が全閉して
いるとき、拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材4
0の第2係合溝45に係合していて、第2枢軸52での
第2ヒンジ部材40と中間ヒンジ部材50との回動を抑
えられている。
【0025】一方、拘束部材60の突起63と第1ヒン
ジ部材30の第1係合溝35とは係合しておらず、第1
枢軸51での第1ヒンジ部材30と中間ヒンジ部材50
との回動は許容されている。このとき、第2ヒンジ部材
40の第2カム部46は、拘束部材60の突起64を押
し込んで、拘束部材60を第1位置へ移動させようとす
るが、拘束部材60の突起63が第1ヒンジ部材30の
第1係合溝35に対向しないで第1筒部32の外周面3
3に対向しているので、拘束部材60の突起63は第1
筒部32の外周面33に摺接していく。
ジ部材30の第1係合溝35とは係合しておらず、第1
枢軸51での第1ヒンジ部材30と中間ヒンジ部材50
との回動は許容されている。このとき、第2ヒンジ部材
40の第2カム部46は、拘束部材60の突起64を押
し込んで、拘束部材60を第1位置へ移動させようとす
るが、拘束部材60の突起63が第1ヒンジ部材30の
第1係合溝35に対向しないで第1筒部32の外周面3
3に対向しているので、拘束部材60の突起63は第1
筒部32の外周面33に摺接していく。
【0026】ヒンジ装置20のこの状態は、扉体15が
略90度開くまでの動作範囲で持続しており、全閉した
扉体15を開くと扉体15は第1枢軸51を中心に回転
して、図3に示す状態まで開扉する。図3、図5、図8
および図15に示すように、扉体15が略90度開いて
さらにそれ以上開く動作範囲になると、拘束部材60の
突起63が第1ヒンジ部材30の第1係合溝35に対向
するようになり、第2ヒンジ部材40の第2カム部46
は、拘束部材60の突起64を押し込んで、拘束部材6
0を第1位置へ移動させようとするので、拘束部材60
が第1位置へ移動し、拘束部材60の突起63が第1ヒ
ンジ部材30の第1係合溝35に係合する。それによ
り、第1枢軸51での第1ヒンジ部材30と中間ヒンジ
部材50との回動が抑制される。
略90度開くまでの動作範囲で持続しており、全閉した
扉体15を開くと扉体15は第1枢軸51を中心に回転
して、図3に示す状態まで開扉する。図3、図5、図8
および図15に示すように、扉体15が略90度開いて
さらにそれ以上開く動作範囲になると、拘束部材60の
突起63が第1ヒンジ部材30の第1係合溝35に対向
するようになり、第2ヒンジ部材40の第2カム部46
は、拘束部材60の突起64を押し込んで、拘束部材6
0を第1位置へ移動させようとするので、拘束部材60
が第1位置へ移動し、拘束部材60の突起63が第1ヒ
ンジ部材30の第1係合溝35に係合する。それによ
り、第1枢軸51での第1ヒンジ部材30と中間ヒンジ
部材50との回動が抑制される。
【0027】拘束部材60が第1位置へ移動し、拘束部
材60の突起63が第1ヒンジ部材30の第1係合溝3
5に係合したとき、拘束部材60の突起64が第2ヒン
ジ部材40の第2係合溝45から外れ、第2枢軸52で
の第2ヒンジ部材40と中間ヒンジ部材50との回動は
許容されるようになる。このとき、第1ヒンジ部材30
の第1カム部36は、拘束部材60の突起63を押し込
んで、拘束部材60を第2位置へ移動させようとする
が、拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材40の第
2係合溝45に対向しないで第2筒部42の外周面43
に対向しているので、拘束部材60の突起64は第2筒
部42の外周面43に摺接していく。
材60の突起63が第1ヒンジ部材30の第1係合溝3
5に係合したとき、拘束部材60の突起64が第2ヒン
ジ部材40の第2係合溝45から外れ、第2枢軸52で
の第2ヒンジ部材40と中間ヒンジ部材50との回動は
許容されるようになる。このとき、第1ヒンジ部材30
の第1カム部36は、拘束部材60の突起63を押し込
んで、拘束部材60を第2位置へ移動させようとする
が、拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材40の第
2係合溝45に対向しないで第2筒部42の外周面43
に対向しているので、拘束部材60の突起64は第2筒
部42の外周面43に摺接していく。
【0028】略90度開扉した状態から扉体15を開く
と扉体15は第2枢軸52を中心に回転して開扉し、図
4、図6、図9および図16に示すように、略180度
まで開くことができ、扉体15は、隣接するキャビネッ
ト10の扉体15に密着して添うように開き、第2ヒン
ジ部材40の垂直面部が中間ヒンジ部材50の垂直面部
の端縁に当接した状態で停止する。第1枢軸51での回
動が拘束されて第2枢軸52でのみ回動可能な状態は扉
体15が略90度から略180度まで開閉する間持続し
ており、図4に示す状態から扉体15を閉じると扉体1
5は第2枢軸52を中心にして図3に示す状態まで回動
する。
と扉体15は第2枢軸52を中心に回転して開扉し、図
4、図6、図9および図16に示すように、略180度
まで開くことができ、扉体15は、隣接するキャビネッ
ト10の扉体15に密着して添うように開き、第2ヒン
ジ部材40の垂直面部が中間ヒンジ部材50の垂直面部
の端縁に当接した状態で停止する。第1枢軸51での回
動が拘束されて第2枢軸52でのみ回動可能な状態は扉
体15が略90度から略180度まで開閉する間持続し
ており、図4に示す状態から扉体15を閉じると扉体1
5は第2枢軸52を中心にして図3に示す状態まで回動
する。
【0029】図3に示す状態からさらに扉体15を閉じ
ると、拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材の第2
係合溝45に対向するようになり、第1ヒンジ部材30
の第1カム部36が拘束部材60の突起63を押し込
み、拘束部材60が第2位置へ移動し、拘束部材60の
突起63が第1ヒンジ部材30の第1係合溝35から外
れ、拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材40の第
2係合溝45に係合する。
ると、拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材の第2
係合溝45に対向するようになり、第1ヒンジ部材30
の第1カム部36が拘束部材60の突起63を押し込
み、拘束部材60が第2位置へ移動し、拘束部材60の
突起63が第1ヒンジ部材30の第1係合溝35から外
れ、拘束部材60の突起64が第2ヒンジ部材40の第
2係合溝45に係合する。
【0030】これにより、第1枢軸51での第1ヒンジ
部材30と中間ヒンジ部材50との回動は許容される一
方、第2枢軸52での第2ヒンジ部材40と中間ヒンジ
部材50との回動が抑えられる。
部材30と中間ヒンジ部材50との回動は許容される一
方、第2枢軸52での第2ヒンジ部材40と中間ヒンジ
部材50との回動が抑えられる。
【0031】扉体15を閉じると第1枢軸51を中心に
回動して全閉し、図2に示す状態になる。
回動して全閉し、図2に示す状態になる。
【0032】なお、前記実施例では、扉体が略90度開
くまでの動作範囲では、第1枢軸51を中心にして回動
させて第2枢軸52中心の回動を拘束し、扉体が略90
度を越えて開く動作範囲では第2枢軸52を中心にして
回動させて第1枢軸51中心の回動を拘束するようにし
たが、枢軸51,52の拘束,非拘束の転換の順は逆で
もよく、要するに、扉体の開度により枢軸51,52の
位置を適切に切り替えることにより扉体を180度迄開
扉することができるようにするものであればよい。ま
た、第1ヒンジ部材30の外周面33に第1係合溝35
および第1カム部36を形成し、第2ヒンジ部材40の
外周面43に第2係合溝45および第2カム部46を形
成したものを示したが、これらの係合溝、カム部は、外
周面33,43の以外の部位に設けてもよく、また、必
ずしも一緒に設ける必要はない。
くまでの動作範囲では、第1枢軸51を中心にして回動
させて第2枢軸52中心の回動を拘束し、扉体が略90
度を越えて開く動作範囲では第2枢軸52を中心にして
回動させて第1枢軸51中心の回動を拘束するようにし
たが、枢軸51,52の拘束,非拘束の転換の順は逆で
もよく、要するに、扉体の開度により枢軸51,52の
位置を適切に切り替えることにより扉体を180度迄開
扉することができるようにするものであればよい。ま
た、第1ヒンジ部材30の外周面33に第1係合溝35
および第1カム部36を形成し、第2ヒンジ部材40の
外周面43に第2係合溝45および第2カム部46を形
成したものを示したが、これらの係合溝、カム部は、外
周面33,43の以外の部位に設けてもよく、また、必
ずしも一緒に設ける必要はない。
【0033】
【発明の効果】本発明に係るヒンジ装置によれば、構造
が簡単で閉扉中に突出部がなく、安全性や美感に優れ、
開閉動作が円滑かつ確実で、コストを低減することがで
きるとともに、耐久性や保守性を高めることができる。
が簡単で閉扉中に突出部がなく、安全性や美感に優れ、
開閉動作が円滑かつ確実で、コストを低減することがで
きるとともに、耐久性や保守性を高めることができる。
【図1】本発明の一実施の形態を示しており、キャビネ
ットの斜視図である。
ットの斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示しており、キャビネ
ットの配置図である。
ットの配置図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示しており、キャビネ
ットの配置図である。
ットの配置図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示しており、キャビネ
ットの配置図である。
ットの配置図である。
【図5】本発明の一実施の形態を示しており、キャビネ
ットの斜視図である。
ットの斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態を示しており、キャビネ
ットの斜視図である。
ットの斜視図である。
【図7】本発明の一実施の形態を示しており、ヒンジ装
置の平面図である。
置の平面図である。
【図8】本発明の一実施の形態を示しており、ヒンジ装
置の平面図である。
置の平面図である。
【図9】本発明の一実施の形態を示しており、ヒンジ装
置の平面図である。
置の平面図である。
【図10】図7のX−X線断面図である。
【図11】図11は本発明の一実施の形態を示してお
り、キャビネットの部分平面図である。
り、キャビネットの部分平面図である。
【図12】図7のXII-XII 線断面図である。
【図13】本発明の一実施の形態を示しており、ヒンジ
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図14】本発明の一実施の形態を示しており、ヒンジ
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図15】本発明の一実施の形態を示しており、ヒンジ
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図16】本発明の一実施の形態を示しており、ヒンジ
装置の斜視図である。
装置の斜視図である。
【図17】本発明の一実施の形態を示しており、ヒンジ
装置の分解斜視図である。
装置の分解斜視図である。
10…キャビネット 11…前面開口 12…取付部 15…扉体 20…ヒンジ装置 30…第1ヒンジ部材 35…第1係合溝 36…第1カム部 40…第2ヒンジ部材 45…第2係合溝 46…第2カム部 50…中間ヒンジ部材 51…第1枢軸 52…第2枢軸 55…抜止プレート 56…ガイドブロック 57…ガイド溝 60…拘束部材 63,64…突起
Claims (3)
- 【請求項1】扉体の基部を取付部に枢着するヒンジ装置
において、 取付部に固着される第1ヒンジ部材と、扉体に固着され
る第2ヒンジ部材と、該第1ヒンジ部材に一端の第1枢
軸を枢着し該第2ヒンジ部材に他端の第2枢軸を枢着し
た中間ヒンジ部材とを備え、 前記中間ヒンジ部材に拘束部材を設け、該拘束部材は、
前記第2ヒンジ部材から離脱する一方前記第1ヒンジ部
材に係合して前記第1ヒンジ部材の回動を抑える第1位
置と、前記第1ヒンジ部材から離脱する一方前記第2ヒ
ンジ部材に係合して前記第2ヒンジ部材の回動を抑える
第2位置とに変位可能に配されており、 前記第1ヒンジ部材に第1カム部を設ける一方、前記第
2ヒンジ部材に第2カム部を設け、前記第1カム部は、
扉体が略90度開くまでの動作範囲では、前記拘束部材
を押し込んで該拘束部材を前記第2位置に移動させ、扉
体が第2ヒンジ部材と一体的に前記第1枢軸を中心にし
て回動可能に形成し、前記第2カム部は、扉体が略90
度以上開いている動作範囲では、前記拘束部材を押し込
んで該拘束部材を前記第1位置に移動させ、扉体が第2
枢軸を中心にして回動可能に形成したことを特徴とする
ヒンジ装置。 - 【請求項2】扉体の基部を開口縁の取付部にヒンジ装置
により枢着して成るキャビネットにおいて、 取付部に固着される第1ヒンジ部材と、扉体に固着され
る第2ヒンジ部材と、該第1ヒンジ部材に一端の第1枢
軸を枢着し該第2ヒンジ部材に他端の第2枢軸を枢着し
た中間ヒンジ部材とを備え、 前記中間ヒンジ部材に拘束部材を設け、該拘束部材は、
前記第2ヒンジ部材から離脱する一方前記第1ヒンジ部
材に係合して前記第1ヒンジ部材の回動を抑える第1位
置と、前記第1ヒンジ部材から離脱する一方前記第2ヒ
ンジ部材に係合して前記第2ヒンジ部材の回動を抑える
第2位置とに変位可能に配されており、 前記第1ヒンジ部材に第1カム部を設ける一方、前記第
2ヒンジ部材に第2カム部を設け、前記第1カム部は、
扉体が略90度開くまでの動作範囲では、前記拘束部材
を押し込んで該拘束部材を前記第2位置に移動させ、扉
体が第2ヒンジ部材と一体的に前記第1枢軸を中心にし
て回動可能に形成し、前記第2カム部は、扉体が略90
度以上開いている動作範囲では、前記拘束部材を押し込
んで該拘束部材を前記第1位置に移動させ、扉体が第2
枢軸を中心にして回動可能に形成したことを特徴とする
キャビネット。 - 【請求項3】請求項1記載のヒンジ装置または請求項2
記載のキャビネットにおいて、 前記拘束部材は、前記第1枢軸に回動可能に外嵌する第
1ヒンジ部材の第1筒部と、前記第2枢軸に回動可能外
嵌する第2ヒンジ部材の第2筒部との間の隙間に配され
ており、 前記第1ヒンジ部材の第1筒部の外周面には前記第1カ
ム部が形成されているとともに、前記拘束部材が係合す
る第1係合溝が形成されており、 前記第2ヒンジ部材の第2筒部の外周面には前記第2カ
ム部が形成されているとともに、前記拘束部材が係合す
る第2係合溝が形成されていることを特徴とする。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8255871A JPH10102878A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | ヒンジ装置およびそれを用いたキャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8255871A JPH10102878A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | ヒンジ装置およびそれを用いたキャビネット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10102878A true JPH10102878A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17284740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8255871A Pending JPH10102878A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | ヒンジ装置およびそれを用いたキャビネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10102878A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005030542A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Casio Comput Co Ltd | ヒンジ構造及び電子機器 |
| JP2009052301A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Kokuyo Co Ltd | 扉開閉装置、ヒンジ機構及び収納家具 |
| KR100897350B1 (ko) * | 2008-12-19 | 2009-05-15 | 박생현 | 사물함 잠금 구조 |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP8255871A patent/JPH10102878A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005030542A (ja) * | 2003-07-10 | 2005-02-03 | Casio Comput Co Ltd | ヒンジ構造及び電子機器 |
| JP2009052301A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Kokuyo Co Ltd | 扉開閉装置、ヒンジ機構及び収納家具 |
| KR100897350B1 (ko) * | 2008-12-19 | 2009-05-15 | 박생현 | 사물함 잠금 구조 |
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