JPH10103013A - ガスタービンシュラウド構造 - Google Patents
ガスタービンシュラウド構造Info
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- JPH10103013A JPH10103013A JP26001996A JP26001996A JPH10103013A JP H10103013 A JPH10103013 A JP H10103013A JP 26001996 A JP26001996 A JP 26001996A JP 26001996 A JP26001996 A JP 26001996A JP H10103013 A JPH10103013 A JP H10103013A
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- gas turbine
- side plate
- plate portion
- outer peripheral
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Abstract
(57)【要約】
【課題】セグメントの構成簡素化が図れ、それにより製
作が容易に行えるとともに、角部等が少なく脆性等に対
する信頼性の向上が図れるセラミックス性のガスタービ
ンシュラウド構造を提供する。 【解決手段】円筒状シュラウド27を周方向に分割した
複数の円弧板状のセグメント28によって構成する。各
セグメント28の主流ガス方向に沿う両端縁を、ガスタ
ービンケーシング29の内周側に固定した支持部材30
に支持させる。各セグメント28をセラミックスで構成
する。セグメント28を支持部材30側に面する略四角
形の外周側板部32と、主流ガス通路22側に面する略
四角形の内周側板部33とからなる二重板構造とする。
外周側板部32の主流ガス方向に沿う両端部が内周側板
部33の同方向端部からそれぞれ突出する一方、内周側
板部33の周方向両端部が外周側板部32の同方向端部
からそれぞれ突出する平面視で略十字状をなす形状とす
る。
作が容易に行えるとともに、角部等が少なく脆性等に対
する信頼性の向上が図れるセラミックス性のガスタービ
ンシュラウド構造を提供する。 【解決手段】円筒状シュラウド27を周方向に分割した
複数の円弧板状のセグメント28によって構成する。各
セグメント28の主流ガス方向に沿う両端縁を、ガスタ
ービンケーシング29の内周側に固定した支持部材30
に支持させる。各セグメント28をセラミックスで構成
する。セグメント28を支持部材30側に面する略四角
形の外周側板部32と、主流ガス通路22側に面する略
四角形の内周側板部33とからなる二重板構造とする。
外周側板部32の主流ガス方向に沿う両端部が内周側板
部33の同方向端部からそれぞれ突出する一方、内周側
板部33の周方向両端部が外周側板部32の同方向端部
からそれぞれ突出する平面視で略十字状をなす形状とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスタービンの動翼
外周側に配置されるガスタービンシュラウドの構造に係
り、特に同シュラウドにセラミックスを適用する場合の
改良技術に関するものである。
外周側に配置されるガスタービンシュラウドの構造に係
り、特に同シュラウドにセラミックスを適用する場合の
改良技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、火力発電等に適用されるガスター
ビンについては、効率向上等の面から燃焼ガス温度の一
層の高温化が進められており、それに伴うガスタービン
主機部分の入口温度の高温化に対処するために、主流ガ
ス通路構成部分を高耐熱化するための技術も種々開発さ
れてきている。特にガスタービン第1段動翼の外周側に
配置する主流ガス通路外壁の構成要素である円筒状シュ
ラウドについては、動翼回転に伴う遠心方向への熱流が
大きく作用することから高耐熱性が必要となってきてお
り、セラミックスの適用等が考えられている。
ビンについては、効率向上等の面から燃焼ガス温度の一
層の高温化が進められており、それに伴うガスタービン
主機部分の入口温度の高温化に対処するために、主流ガ
ス通路構成部分を高耐熱化するための技術も種々開発さ
れてきている。特にガスタービン第1段動翼の外周側に
配置する主流ガス通路外壁の構成要素である円筒状シュ
ラウドについては、動翼回転に伴う遠心方向への熱流が
大きく作用することから高耐熱性が必要となってきてお
り、セラミックスの適用等が考えられている。
【0003】図7は、このような見地に基づいて構成さ
れた従来のガスタービン入口部のシュラウド構造を例示
したものである。同図に示すように、ガスタービン1の
主流ガス通路2には第1段静翼(入口ノズル)3、第1
段動翼4および第2段静翼5とが順次に配置されてお
り、これらの翼間を燃焼ガスaが流通するようになって
いる。この主流ガス流路2を囲む外壁6の構成要素とし
て、動翼4の外周側に配置する円筒状シュラウド7が備
えられている。この円筒状シュラウド7は、タービン軸
心回りで周方向に分割された複数の円弧板状のセグメン
ト8によって構成されるとともに、この各セグメント8
の主流ガス方向に沿う両端縁8aが、ガスタービンケー
シング9の内周側に固定した金属製の支持部材10によ
って支持されている。
れた従来のガスタービン入口部のシュラウド構造を例示
したものである。同図に示すように、ガスタービン1の
主流ガス通路2には第1段静翼(入口ノズル)3、第1
段動翼4および第2段静翼5とが順次に配置されてお
り、これらの翼間を燃焼ガスaが流通するようになって
いる。この主流ガス流路2を囲む外壁6の構成要素とし
て、動翼4の外周側に配置する円筒状シュラウド7が備
えられている。この円筒状シュラウド7は、タービン軸
心回りで周方向に分割された複数の円弧板状のセグメン
ト8によって構成されるとともに、この各セグメント8
の主流ガス方向に沿う両端縁8aが、ガスタービンケー
シング9の内周側に固定した金属製の支持部材10によ
って支持されている。
【0004】このセグメント8によって主流ガス通路2
側と、支持部材10側とが熱的に隔離されている。な
お、支持部材10には冷却流路11が形成されており、
この冷却流路11を流通する冷却媒体によって金属部分
の冷却が行われるようにしてある。冷却媒体として空気
を使用する場合には、冷却空気bが支持部材10内で冷
却流動した後に、円筒状シュラウド7の支持部の隙間等
を介して主流ガス通路3側に流出され、外壁6等のフィ
ルム冷却が行われるようになっている。
側と、支持部材10側とが熱的に隔離されている。な
お、支持部材10には冷却流路11が形成されており、
この冷却流路11を流通する冷却媒体によって金属部分
の冷却が行われるようにしてある。冷却媒体として空気
を使用する場合には、冷却空気bが支持部材10内で冷
却流動した後に、円筒状シュラウド7の支持部の隙間等
を介して主流ガス通路3側に流出され、外壁6等のフィ
ルム冷却が行われるようになっている。
【0005】図8は、図7に示した円筒状シュラウド7
を構成するセグメント8を拡大して示す斜視図である。
従来では、これらの図7および図8に示すように、セグ
メント8が略四角形の駒状に構成されており、全体とし
て複雑な凹凸形状を有するものとなっている。即ち、セ
グメント8は、支持部材10から主流ガス通路2側に突
出し主流ガス方向で対向する一対の鍔部10aで支持さ
れるようになっており、これらの支持部10aの対向面
に凹凸状の支持部12が形成され、これらの支持部12
に嵌合するようにセグメント8の主流ガス方向の両端縁
に溝13が形成されている。
を構成するセグメント8を拡大して示す斜視図である。
従来では、これらの図7および図8に示すように、セグ
メント8が略四角形の駒状に構成されており、全体とし
て複雑な凹凸形状を有するものとなっている。即ち、セ
グメント8は、支持部材10から主流ガス通路2側に突
出し主流ガス方向で対向する一対の鍔部10aで支持さ
れるようになっており、これらの支持部10aの対向面
に凹凸状の支持部12が形成され、これらの支持部12
に嵌合するようにセグメント8の主流ガス方向の両端縁
に溝13が形成されている。
【0006】また、セグメント8同士は互いに周方向で
嵌合状態で連結されるように、周方向に沿う一端部に凸
部14が形成され、また同方向他端部に凹部15が形成
されている。また、熱応力を緩和するために、セグメン
ト8全体の薄肉化等を図る目的で一部(例えば主流ガス
通路2に面する部位)の肉厚が小さく形成され、外周側
が窪んだ形状等とされている。
嵌合状態で連結されるように、周方向に沿う一端部に凸
部14が形成され、また同方向他端部に凹部15が形成
されている。また、熱応力を緩和するために、セグメン
ト8全体の薄肉化等を図る目的で一部(例えば主流ガス
通路2に面する部位)の肉厚が小さく形成され、外周側
が窪んだ形状等とされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガスタービ
ンシュラウドの高耐熱化を図るため、セグメント7をセ
ラミックスによって構成しようとする場合、上記の構成
では形状が複雑で加工が極めて面倒で製作が容易に行え
ないという問題がある。また、上記の構成では角部が多
いため、脆性が高いセラミックスの特質から衝撃欠損や
亀裂が発生し易く、高信頼性を得ることが困難であると
いう実用面での問題もある。
ンシュラウドの高耐熱化を図るため、セグメント7をセ
ラミックスによって構成しようとする場合、上記の構成
では形状が複雑で加工が極めて面倒で製作が容易に行え
ないという問題がある。また、上記の構成では角部が多
いため、脆性が高いセラミックスの特質から衝撃欠損や
亀裂が発生し易く、高信頼性を得ることが困難であると
いう実用面での問題もある。
【0008】したがって、従来ではガスタービンシュラ
ウドにセラミックスを適用するうえで、加工性、信頼性
等の面で問題があり、これらが実用化に際して解決すべ
き課題となっていた。
ウドにセラミックスを適用するうえで、加工性、信頼性
等の面で問題があり、これらが実用化に際して解決すべ
き課題となっていた。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、セグメントの構成簡素化が図れ、
それにより製作が容易に行えるとともに、角部等が少な
く脆性等に対する信頼性の向上が図れるセラミックス製
のガスタービンシュラウド構造を提供することにある。
もので、その目的は、セグメントの構成簡素化が図れ、
それにより製作が容易に行えるとともに、角部等が少な
く脆性等に対する信頼性の向上が図れるセラミックス製
のガスタービンシュラウド構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、ガスタービンの主流ガス
通路を囲む外壁の構成要素として動翼の外周側に配置す
る円筒状シュラウドを備え、この円筒状シュラウドを周
方向に分割した複数の円弧板状のセグメントによって構
成するとともに、この各セグメントの主流ガス方向に沿
う両端縁を、ガスタービンケーシングの内周側に固定し
た支持部材に支持させ、これらセグメントによって前記
主流ガス通路側と前記支持部材側とを熱的に隔離するガ
スタービンシュラウド構造において、前記各セグメント
をセラミックスで構成するとともに、そのセグメントを
前記支持部材側に面する略四角形の外周側板部と、前記
主流ガス通路側に面する略四角形の内周側板部とからな
る二重板構造とし、かつ前記外周側板部の主流ガス方向
に沿う両端部が前記内周側板部の同方向端部からそれぞ
れ突出する一方、前記内周側板部の周方向両端部が前記
外周側板部の同方向端部からそれぞれ突出する平面視で
略十字状をなす形状とし、前記外周側板部の主流ガス方
向に沿う両端部を前記支持部材に支持させるとともに、
前記内周側板部の周方向に沿う両端部同士を隣接配置さ
せることにより前記円筒状シュラウドを構成したことを
特徴とする。
めに、請求項1記載の発明は、ガスタービンの主流ガス
通路を囲む外壁の構成要素として動翼の外周側に配置す
る円筒状シュラウドを備え、この円筒状シュラウドを周
方向に分割した複数の円弧板状のセグメントによって構
成するとともに、この各セグメントの主流ガス方向に沿
う両端縁を、ガスタービンケーシングの内周側に固定し
た支持部材に支持させ、これらセグメントによって前記
主流ガス通路側と前記支持部材側とを熱的に隔離するガ
スタービンシュラウド構造において、前記各セグメント
をセラミックスで構成するとともに、そのセグメントを
前記支持部材側に面する略四角形の外周側板部と、前記
主流ガス通路側に面する略四角形の内周側板部とからな
る二重板構造とし、かつ前記外周側板部の主流ガス方向
に沿う両端部が前記内周側板部の同方向端部からそれぞ
れ突出する一方、前記内周側板部の周方向両端部が前記
外周側板部の同方向端部からそれぞれ突出する平面視で
略十字状をなす形状とし、前記外周側板部の主流ガス方
向に沿う両端部を前記支持部材に支持させるとともに、
前記内周側板部の周方向に沿う両端部同士を隣接配置さ
せることにより前記円筒状シュラウドを構成したことを
特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載のガスタ
ービンシュラウド構造において、セグメントは、それを
構成する外周側板部と内周側板部とが一体に構成され、
または別体物の組合せとして構成されていることを特徴
とする。
ービンシュラウド構造において、セグメントは、それを
構成する外周側板部と内周側板部とが一体に構成され、
または別体物の組合せとして構成されていることを特徴
とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のガスタービンシュラウド構造において、隣接配置した
セグメントの内周側板部の周方向に沿う両端部同士の外
周面側で、外周側板部の周方向に沿う隙間部位に、その
外周側板部と主流ガス方向の長さが略同一のセラミック
ス製の板状のスペーサを嵌合状態で配置したことを特徴
とする。
のガスタービンシュラウド構造において、隣接配置した
セグメントの内周側板部の周方向に沿う両端部同士の外
周面側で、外周側板部の周方向に沿う隙間部位に、その
外周側板部と主流ガス方向の長さが略同一のセラミック
ス製の板状のスペーサを嵌合状態で配置したことを特徴
とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1から3までの
いずれかに記載のガスタービンシュラウド構造におい
て、セグメントまたはスペーサを、セラミックスマトリ
ックスにセラミックス繊維を複合したセラミックス複合
材料によって構成したことを特徴とする。
いずれかに記載のガスタービンシュラウド構造におい
て、セグメントまたはスペーサを、セラミックスマトリ
ックスにセラミックス繊維を複合したセラミックス複合
材料によって構成したことを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項4記載のガスタ
ービンシュラウド構造において、セラミックス複合材料
を構成するセラミックス繊維は、セグメントまたはスペ
ーサの板厚方向に重合配置された二次元織物からなる主
繊維と、これら主繊維の端縁部分を板厚方向で保持する
フレーム状または篭状の二次元織物からなる補助繊維と
の組合せとしてセラミックスマトリックスに複合されて
いることを特徴とする。
ービンシュラウド構造において、セラミックス複合材料
を構成するセラミックス繊維は、セグメントまたはスペ
ーサの板厚方向に重合配置された二次元織物からなる主
繊維と、これら主繊維の端縁部分を板厚方向で保持する
フレーム状または篭状の二次元織物からなる補助繊維と
の組合せとしてセラミックスマトリックスに複合されて
いることを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項1から5までの
いずれかに記載のガスタービンシュラウド構造におい
て、セグメントまたはスペーサを構成するセラミックス
材料はSiCであることを特徴とする。
いずれかに記載のガスタービンシュラウド構造におい
て、セグメントまたはスペーサを構成するセラミックス
材料はSiCであることを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項6記載のガスタ
ービンシュラウド構造において、セグメントまたはスペ
ーサを構成するセラミックスマトリックスのSiCは、
反応焼結SiCであることを特徴とする。
ービンシュラウド構造において、セグメントまたはスペ
ーサを構成するセラミックスマトリックスのSiCは、
反応焼結SiCであることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るガスタービン
シュラウド構造の一実施形態について、図1〜図5を参
照して説明する。
シュラウド構造の一実施形態について、図1〜図5を参
照して説明する。
【0018】図1はガスタービンシュラウド構造の全体
を示す断面図であり、図2は図1に示す円筒状シュラウ
ドを拡大して示す斜視図である。
を示す断面図であり、図2は図1に示す円筒状シュラウ
ドを拡大して示す斜視図である。
【0019】これらの図に示すように、ガスタービン2
1の主流ガス通路22には第1段静翼(入口ノズル)2
3、第1段動翼24および第2段静翼25とが順次に配
置されており、これらの翼間を燃焼ガスaが流通するよ
うになっている。この主流ガス流路22を囲む外壁26
の構成要素として動翼24の外周側に配置する円筒状シ
ュラウド27が備えられている。この円筒状シュラウド
27は、タービン軸心回りで周方向に分割された複数の
円弧板状のセグメント28によって構成されるととも
に、この各セグメント28の主流ガス方向に沿う両端縁
28aが、ガスタービンケーシング29の内周側に固定
した支持部材30によって支持されている。このセグメ
ント28によって主流ガス通路22側と、支持部材30
側とが熱的に隔離されている。
1の主流ガス通路22には第1段静翼(入口ノズル)2
3、第1段動翼24および第2段静翼25とが順次に配
置されており、これらの翼間を燃焼ガスaが流通するよ
うになっている。この主流ガス流路22を囲む外壁26
の構成要素として動翼24の外周側に配置する円筒状シ
ュラウド27が備えられている。この円筒状シュラウド
27は、タービン軸心回りで周方向に分割された複数の
円弧板状のセグメント28によって構成されるととも
に、この各セグメント28の主流ガス方向に沿う両端縁
28aが、ガスタービンケーシング29の内周側に固定
した支持部材30によって支持されている。このセグメ
ント28によって主流ガス通路22側と、支持部材30
側とが熱的に隔離されている。
【0020】なお、支持部材30には冷却流路31が形
成されており、この冷却流路31を流通する冷却媒体に
よって支持部材30側の冷却が行われるようにしてあ
る。冷却媒体として空気を使用する場合には、冷却空気
bが支持部材10内で冷却流動した後に、円筒状シュラ
ウド7の支持部の隙間等を介して主流ガス通路3側に流
出され、外壁6等のフィルム冷却が行われるようになっ
ている。
成されており、この冷却流路31を流通する冷却媒体に
よって支持部材30側の冷却が行われるようにしてあ
る。冷却媒体として空気を使用する場合には、冷却空気
bが支持部材10内で冷却流動した後に、円筒状シュラ
ウド7の支持部の隙間等を介して主流ガス通路3側に流
出され、外壁6等のフィルム冷却が行われるようになっ
ている。
【0021】このような構成において、本実施形態では
図2に示すように、各セグメント28がセラミックスで
構成されるとともに、そのセグメント28が支持部材3
0側に面する略四角形の外周側板部32と、主流ガス通
路22側に面する略四角形の内周側板部33とからなる
二重板構造とされている。また、外周側板部32の主流
ガス方向に沿う両端部32aが内周側板部33の同方向
端部からそれぞれ突出する一方、内周側板部33の周方
向両端部33aが外周側板部32の同方向端部からそれ
ぞれ突出し、これにより各セグメント28は平面視で略
十字状をなす形状とされている。
図2に示すように、各セグメント28がセラミックスで
構成されるとともに、そのセグメント28が支持部材3
0側に面する略四角形の外周側板部32と、主流ガス通
路22側に面する略四角形の内周側板部33とからなる
二重板構造とされている。また、外周側板部32の主流
ガス方向に沿う両端部32aが内周側板部33の同方向
端部からそれぞれ突出する一方、内周側板部33の周方
向両端部33aが外周側板部32の同方向端部からそれ
ぞれ突出し、これにより各セグメント28は平面視で略
十字状をなす形状とされている。
【0022】そして、図1に示すように、外周側板部3
2の主流ガス方向に沿う両端部32aを支持部材30の
対向する鍔部の凹部34に支持させるとともに、内周側
板部33の周方向に沿う両端部33a同士を隣接配置さ
せることにより、円筒状シュラウド27が構成されてい
る。
2の主流ガス方向に沿う両端部32aを支持部材30の
対向する鍔部の凹部34に支持させるとともに、内周側
板部33の周方向に沿う両端部33a同士を隣接配置さ
せることにより、円筒状シュラウド27が構成されてい
る。
【0023】なお、本実施形態においては、セグメント
28を、外周側板部32と内周側板部33とが一体に、
または別体物の組合せとして、種々構成することができ
る。
28を、外周側板部32と内周側板部33とが一体に、
または別体物の組合せとして、種々構成することができ
る。
【0024】また、図2に示すように、隣接配置したセ
グメント28,28の内周側板部33の周方向に沿う両
端部33a,33a同士の外周面側で、外周側板部32
の周方向に沿う隙間部位に、その外周側板部32と主流
ガス方向の長さが略同一のセラミックス製の板状のスペ
ーサ35が嵌合状態で配置されている。
グメント28,28の内周側板部33の周方向に沿う両
端部33a,33a同士の外周面側で、外周側板部32
の周方向に沿う隙間部位に、その外周側板部32と主流
ガス方向の長さが略同一のセラミックス製の板状のスペ
ーサ35が嵌合状態で配置されている。
【0025】図3は、セグメント28を構成する外周側
板部32もしくは内周側板部33、またはスペーサ35
の構成の断面構成を示す模式図であり、図4はその構成
繊維の分解斜視図である。
板部32もしくは内周側板部33、またはスペーサ35
の構成の断面構成を示す模式図であり、図4はその構成
繊維の分解斜視図である。
【0026】これらの図3および図4に示すように、セ
グメント28を構成する外周側板部32もしくは内周側
板部33、またはスペーサ35は、セラミックスマトリ
ックスAにセラミックス繊維Bを複合したセラミックス
複合材料によって構成されている。
グメント28を構成する外周側板部32もしくは内周側
板部33、またはスペーサ35は、セラミックスマトリ
ックスAにセラミックス繊維Bを複合したセラミックス
複合材料によって構成されている。
【0027】そして、セラミックス複合材料を構成する
セラミックス繊維Bは、セグメント28またはスペーサ
35の板厚方向に重合配置された二次元織物からなる主
繊維36と、これら主繊維36の端縁部分を板厚方向で
保持する断面コ字形の一対のフレーム状の二次元織物か
らなる補助繊維37との組合せとして、セラミックスマ
トリックスAに複合化されている。
セラミックス繊維Bは、セグメント28またはスペーサ
35の板厚方向に重合配置された二次元織物からなる主
繊維36と、これら主繊維36の端縁部分を板厚方向で
保持する断面コ字形の一対のフレーム状の二次元織物か
らなる補助繊維37との組合せとして、セラミックスマ
トリックスAに複合化されている。
【0028】なお、この補助繊維37は、図5および図
6に示すように、篭状の二次元織物からなる構成として
もよい。
6に示すように、篭状の二次元織物からなる構成として
もよい。
【0029】また本実施形態のガスタービンシュラウド
構造においては、セグメント28またはスペーサ35を
構成するセラミックス材料がSiCとされており、マト
リックスのSiCは、予備成形体に反応焼結によって溶
融Siを含浸させて反応焼結を行わせることにより成形
される反応焼結SiCとされている。
構造においては、セグメント28またはスペーサ35を
構成するセラミックス材料がSiCとされており、マト
リックスのSiCは、予備成形体に反応焼結によって溶
融Siを含浸させて反応焼結を行わせることにより成形
される反応焼結SiCとされている。
【0030】以上の本実施形態のガスタービンシュラウ
ド構造によれば、円筒状シュラウド27となるセグメン
ト28を重合板状の比較的簡単な構成としたことによ
り、成形等の加工が容易に行えるようになり、製造にか
かる時間やコストが従来の構成に比して大幅に削減でき
る。また、形状が単純化され、角部等が少ない構成とな
ることから、熱衝撃等によって破壊する危険性を低減す
ることができる。
ド構造によれば、円筒状シュラウド27となるセグメン
ト28を重合板状の比較的簡単な構成としたことによ
り、成形等の加工が容易に行えるようになり、製造にか
かる時間やコストが従来の構成に比して大幅に削減でき
る。また、形状が単純化され、角部等が少ない構成とな
ることから、熱衝撃等によって破壊する危険性を低減す
ることができる。
【0031】なお、以上の実施形態では第1段動翼の外
周側に位置する円筒状シュラウドのセグメントについて
説明したが、第2段以降のものについても適用できるこ
とは勿論である。
周側に位置する円筒状シュラウドのセグメントについて
説明したが、第2段以降のものについても適用できるこ
とは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上の実施形態で詳述したように、ガス
タービンシュラウド構造によれば、円筒状シュラウドと
なるセグメントを重合板状の比較的簡単な構成としたこ
とにより、成形等の加工が容易に行えるようになり、製
造にかかる時間やコストが従来の構成に比して大幅に削
減でき、また形状が単純化され、角部等が少ない構成と
なることから、熱衝撃等によって破壊する危険性を低減
することができる等の効果が奏される。
タービンシュラウド構造によれば、円筒状シュラウドと
なるセグメントを重合板状の比較的簡単な構成としたこ
とにより、成形等の加工が容易に行えるようになり、製
造にかかる時間やコストが従来の構成に比して大幅に削
減でき、また形状が単純化され、角部等が少ない構成と
なることから、熱衝撃等によって破壊する危険性を低減
することができる等の効果が奏される。
【図1】本発明に係るガスタービンシュラウド構造を示
す断面図。
す断面図。
【図2】図1におけるセグメントを拡大して示す斜視
図。
図。
【図3】図2に示すセグメント等の断面構成を示す模式
図。
図。
【図4】図3の一部を拡大して示す分解斜視図。
【図5】図3に示したセグメントの変形例を示す模式
図。
図。
【図6】図5の一部を拡大して示す分解斜視図。
【図7】従来例によるガスタービンシュラウド構造を示
す断面図
す断面図
【図8】図7におけるセグメントを拡大して示す斜視
図。
図。
21 ガスタービン 22 主流ガス通路 23 第1段静翼 24 第1段動翼 25 第2段静翼 26 外壁 27 円筒状シュラウド 28 セグメント 28a 両端縁 29 ガスタービンケーシング 30 支持部材 31 冷却流路 32 外周側板部 33 内周側板部 34 凹部 35 スペーサ 36 主繊維 37 補助繊維 A セラミックスマトリックス B セラミックス繊維
Claims (7)
- 【請求項1】 ガスタービンの主流ガス通路を囲む外壁
の構成要素として動翼の外周側に配置する円筒状シュラ
ウドを備え、この円筒状シュラウドを周方向に分割した
複数の円弧板状のセグメントによって構成するととも
に、この各セグメントの主流ガス方向に沿う両端縁を、
ガスタービンケーシングの内周側に固定した支持部材に
支持させ、これらセグメントによって前記主流ガス通路
側と前記支持部材側とを熱的に隔離するガスタービンシ
ュラウド構造において、前記各セグメントをセラミック
スで構成するとともに、そのセグメントを前記支持部材
側に面する略四角形の外周側板部と、前記主流ガス通路
側に面する略四角形の内周側板部とからなる二重板構造
とし、かつ前記外周側板部の主流ガス方向に沿う両端部
が前記内周側板部の同方向端部からそれぞれ突出する一
方、前記内周側板部の周方向両端部が前記外周側板部の
同方向端部からそれぞれ突出する平面視で略十字状をな
す形状とし、前記外周側板部の主流ガス方向に沿う両端
部を前記支持部材に支持させるとともに、前記内周側板
部の周方向に沿う両端部同士を隣接配置させることによ
り前記円筒状シュラウドを構成したことを特徴とするガ
スタービンシュラウド構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のガスタービンシュラウド
構造において、セグメントは、それを構成する外周側板
部と内周側板部とが一体に構成され、または別体物の組
合せとして構成されていることを特徴とするガスタービ
ンシュラウド構造。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のガスタービンシ
ュラウド構造において、隣接配置したセグメントの内周
側板部の周方向に沿う両端部同士の外周面側で、外周側
板部の周方向に沿う隙間部位に、その外周側板部と主流
ガス方向の長さが略同一のセラミックス製の板状のスペ
ーサを嵌合状態で配置したことを特徴とするガスタービ
ンシュラウド構造。 - 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかに記載の
ガスタービンシュラウド構造において、セグメントまた
はスペーサを、セラミックスマトリックスにセラミック
ス繊維を複合したセラミックス複合材料によって構成し
たことを特徴とするガスタービンシュラウド構造。 - 【請求項5】 請求項4記載のガスタービンシュラウド
構造において、セラミックス複合材料を構成するセラミ
ックス繊維は、セグメントまたはスペーサの板厚方向に
重合配置された二次元織物からなる主繊維と、これら主
繊維の端縁部分を板厚方向で保持するフレーム状または
篭状の二次元織物からなる補助繊維との組合せとしてセ
ラミックスマトリックスに複合されていることを特徴と
するガスタービンシュラウド構造。 - 【請求項6】 請求項1から5までのいずれかに記載の
ガスタービンシュラウド構造において、セグメントまた
はスペーサを構成するセラミックス材料はSiCである
ことを特徴とするガスタービンシュラウド構造。 - 【請求項7】 請求項6記載のガスタービンシュラウド
構造において、セグメントまたはスペーサを構成するセ
ラミックスマトリックスのSiCは、反応焼結SiCで
あることを特徴とするガスタービンシュラウド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26001996A JPH10103013A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ガスタービンシュラウド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26001996A JPH10103013A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ガスタービンシュラウド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10103013A true JPH10103013A (ja) | 1998-04-21 |
Family
ID=17342186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26001996A Pending JPH10103013A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ガスタービンシュラウド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10103013A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6932566B2 (en) | 2002-07-02 | 2005-08-23 | Ishikawajima-Harima Heavy Industries Co., Ltd. | Gas turbine shroud structure |
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| EP4390060A1 (en) * | 2022-12-21 | 2024-06-26 | RTX Corporation | Blade outer air seal with angle-oriented ply layup for cmc compound radii |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP26001996A patent/JPH10103013A/ja active Pending
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