JPH1010306A - 人工格子および人工格子の形成方法 - Google Patents

人工格子および人工格子の形成方法

Info

Publication number
JPH1010306A
JPH1010306A JP8162647A JP16264796A JPH1010306A JP H1010306 A JPH1010306 A JP H1010306A JP 8162647 A JP8162647 A JP 8162647A JP 16264796 A JP16264796 A JP 16264796A JP H1010306 A JPH1010306 A JP H1010306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
irradiation
region
artificial lattice
energy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8162647A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Karasawa
武 柄沢
Yoshinao Taketomi
義尚 武富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8162647A priority Critical patent/JPH1010306A/ja
Publication of JPH1010306A publication Critical patent/JPH1010306A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡便な方法により基板に対して垂直ま
たはある角度をもって形成されるミクロンスケールの3
次元人工格子構造とその形成方法を提供すること、特に
新規な光機能素子を光アシストプロセスにより形成する
手法を提供することを目的としている。 【解決手段】 屈折率の異なる領域の屈折率n1領域1
と屈折率n2領域2を交互に繰り返した格子構造を、干
渉性の高いエネルギー線の2分割干渉照射とこれとは波
長の異なるエネルギー線の照射との組み合わせにより形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元人工格子構
造とその形成方法に関し、特にレーザー光線による光ア
シストプロセスを利用したミクロな構造形成およびその
機能制御技術を用いた人工格子および人工格子の形成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種のデバイスは材料の利用技術の高度
化にともないますます微細化、複合化が進み、新たな機
能の創出が求められている。ある一つの材料系において
もそれがバルクの混合物としてであるか、薄膜であるか
により物性および利用のされ方が異なることは多々あ
る。さらに微小な繰り返し周期を有する構造、例えば半
導体超格子などは特異な物性や機能の発現に大きな役割
を果たすようになってきている。多層積層構造、人工格
子構造、多重量子井戸など様々な周期構造があり、また
それらを構成する材料も無機材料から有機材料に至るま
で、さらに同一種類のものどうしのものから異種物質の
組み合わせにより構成されるものまでじつに多種多様で
ある。
【0003】化合物半導体の例では、例えば超高真空装
置を必要とする分子線エピタキシー法や、高純度が要求
されかつ有害性の高い各種の原料ガスを必要とする化学
的気相成長法など高度な技術と大がかりな設備を要して
いる。これらの方法は主として基板面に対して格子面が
平行またはそれに近いものを形成するのに適していた。
したがって基板に対しそれが垂直に近いものまたは完全
に垂直なものを形成するには積層が完了した薄膜を例え
ば収束イオンビームなどを用いて加工する、またはフォ
トリソグラフィー技術を用いてパターン形成を行うなど
の方法を必要としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人工的
な周期構造、格子構造により様々な機能を作り出せるこ
とが期待されているが、用いる材料、形成方法などにお
いて多くの可能性が利用されずに残っている。
【0005】本発明は、比較的簡便な方法により、基板
に対して垂直またはある角度をもって形成されるミクロ
ンスケールの3次元人工格子構造とその形成方法を提供
することを目的とする。また、新規な光機能素子を光ア
シストプロセスにより形成する手法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の第一の構成は、領域A1及び領域A2が交互に
繰り返す積層構造において、前記領域A1は所望の屈折
率n1を、また、前記領域A2は前記屈折率n1とは異
なる屈折率n2を有しており、前記積層構造は前記積層
構造の法線方向とは平行ではない法線方向を有する基体
上または基体間に配置される人工格子である。
【0007】また、本発明の第2の構成は、領域A1及
び領域A2が交互に繰り返す積層構造において、前記領
域A1および領域A2のうち少なくとも一方は前記積層
構造の外部からのエネルギーの作用により屈折率が変化
しうる材料を含有し、前記積層構造は前記積層構造の法
線方向とは平行ではない法線方向を有する基体上または
基体間に配置され、前記基体上には前記領域A1および
領域A2に共通なエネルギー付与機構が設けられ、前記
領域A1の屈折率n1および前記領域A2の屈折率n2
とは相互に異なる値、またはまた等しい値をとるように
設定することが可能である人工格子である。
【0008】また、本発明の第一の形成方法は、エネル
ギーの異なる複数種類のエネルギー線を用い、前記複数
種類のエネルギー線の内1種類を除いて他は2分割し、
前記2分割されたエネルギー線は人工格子形成位置にお
いて干渉を起こしうるように照射され、前記2分割され
たエネルギー線のエネルギーを吸収しうる物質を含有す
る材料系を用い、前記2分割されたエネルギー線の照射
によって前記材料系の一部分を改変することにより異な
る領域の繰り返し構造を形成した後、前記未分割のエネ
ルギー線を照射することにより形成するものである。
【0009】また、本発明の第2の形成方法は、エネル
ギーの異なる複数種類のエネルギー線を用い、前記複数
種類のエネルギー線の内1種類を除いて他は2分割し、
前記2分割されたエネルギー線は人工格子形成位置にお
いて干渉を起こしうるように照射され、前記エネルギー
線の特定波長のエネルギーを吸収しうる物質を含有する
材料系を用い、前記2分割されたエネルギー線の照射に
より前記材料系の一部分を改変することにより異なる領
域の繰り返し構造を形成する人工格子の形成方法におい
て、前記2分割されたエネルギー線の照射に先立ち前記
未分割のエネルギー線により被処理物を照射するもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明はその適用範囲が広く材料
に関しては金属、半導体、セラミックスなどの無機材料
から高分子化合物など有機材料まで適用が可能である。
また、利用するエネルギー線はその目的に応じて赤外
光、可視光、紫外光、X線など広範なエネルギー領域、
すなわち波長領域を包含している。しかし格子構造の形
成には良好な干渉性を必要とするため、2分割干渉に用
いるエネルギー線としては各種のレーザーを用いること
が望ましい。ここでは照射光に対して透過率の高い2つ
の基板間に材料系をはさみ込み、光照射により人工格子
を形成する場合についてその詳細を述べるが、1つの基
板上に材料系を塗付し、それに光照射をすることにより
人工格子を形成することはもちろん可能である。
【0011】実施例は可視光のレーザーを用い、材料系
は各種の有機高分子材料を主体とし、基板はガラス基板
を用いる場合について取り上げるが、例えば可視光にお
いて可能なことは、エネルギー吸収媒体の感度特性の異
なるものを利用すれば赤外光や紫外光などの利用が可能
なことは容易に類推できるであろうし、温度条件などが
適当な範囲であれば基板に透明な合成樹脂を用いること
も可能であり、また、材料系も有機物質に限らず使用す
るレーザー光のエネルギーと化学結合エネルギーとの相
関から金属、半導体、セラミックスなどの無機材料との
組み合わせも多々ありうることは言うまでもない。
【0012】まず、以下に述べる発明の詳細の共通事項
として形成しようとする人工格子の概略断面、レーザー
光の2分割干渉照射の光学系の概略構成、およびガラス
基板の洗浄方法について述べておくことにする。
【0013】図1は形成しようとする人工格子の1例を
示す断面概略図である。被処理物は基体4の上に材料系
3があり、後述の光照射により物性の異なる領域、例え
ば屈折率が互いに異なる屈折率n1領域1および屈折率
n2領域2(n1≠n2)が形成される。
【0014】図2は光照射用の光学系の構成図である。
光の干渉、特に位相を利用するには光路長、光束の均一
性が重要である。レーザー21から出射したレーザー光
はコリメート用レンズ系22によって均一な平行光束と
なり、ハーフミラー23によって2分される。2分され
たレーザー光のそれぞれはミラー24により被処理物2
5上にて干渉を生ずるように照射される。
【0015】ガラス基板(例えば通常のスライドグラス
やコーニング7059、旭硝子AN635など)を界面
活性剤と超音波および純水と超音波による洗浄の後、I
PA蒸気乾燥させる。乾燥ベーク炉にて110℃30分
乾燥させた後、形成時の温度に設定したホットプレート
上におき温度が安定したことを確認する。ミクロなごみ
や付着物、不純物を取り除き、かつ残留水分が無いよう
にするものである。
【0016】また、いずれの材料系も各種の光照射によ
るプロセスを使用するのでガラスの洗浄の後はすべての
作業を暗い赤色光源のもとで行い、終了まで通常の外光
や白色光源にはさらさない。以下、具体例について詳細
に述べる。
【0017】(実施の形態1)基板として各種のガラス
を用い、材料系としてオリゴマーおよび液晶に増感剤お
よび色素を添加したものを主体とするものを用い、この
材料をガラス基板間にはさみ込み、レーザー光の2分割
干渉照射を行うことによりフォトリソグラフィーや電子
線描画などの技術を用いずに人工格子構造を形成した。
レーザー光は干渉性が高く、光路長を正確に調整するこ
とにより2分割した光を同一面上に照射することにより
干渉による強度分布を作り出せる。この強度分布に対応
して異なる領域を作るために光重合反応を利用する。
【0018】これはあらゆる材料系において可能なわけ
ではなく、ある種の材料の組み合わせを必要とするが形
成されるポリマーと液晶の相性に問題がなくかつ重合開
始剤系が効率の高いものであれば適用範囲は広い。
【0019】(実施例1)ガラス基板として通常のスラ
イドグラスを用い、材料系はネマティック液晶(チッソ
社)を約0.5g、オリゴマーはアクリル末端のウレタ
ンオリゴマーを約0.5g、増感剤はNーフェニルグリ
シンを約2×10-3g、色素はローダミンBを約1×1
-3g、スペーサーとして直径10ミクロンのグラスビ
ーズを約1×10-4g(この分量は値そのものに重要性
はなく、ガラス基板にはさみ込んだ時に均一なスペース
を維持できればよい)使用する。
【0020】洗浄したスライドグラス2枚をおよそ75
℃に加熱し、また、材料系も同じ温度にしておく。温度
が安定したのを確認し、材料系を少量(スパチュラーの
先端につけるかミクロスポイトを利用する)一方のガラ
ス基板上に滴下する。気泡などが入らないように注意し
ながら他方のガラス基板をのせ、適度な加重(数十〜数
百g程度:材料がすみやかに均一にガラス基板間に行き
渡るのを助けるためのもので、適当な重さでよい)をか
けて数分間放置する。素早く基板ホルダーに装着し、レ
ーザー光を照射する。
【0021】基板ホルダーは光の通過窓を有するものが
必要なのはもちろんである。同時に、温度制御のための
加熱機構を備えたものが望ましい。およそ1ミクロン周
期の格子を形成するためにArレーザーの514.5nm
の発振線を使い、2分割した光は光路が正確に同じにな
るように調整し、基板への入射角度は15°に設定す
る。レーザー出力150mW(レーザー電源に付随のメー
ター値)で約15秒間照射する。その後直ちに高圧水銀
ランプを用い、およそ30mWで2分間照射する。これで
人工格子の形成は終了だが、室温に戻るまでの間はわず
かに変化が進行するので、暗室のままで放置する。
【0022】形成した人工格子を偏光顕微鏡下で観察す
るとステージの回転に伴い全体の明るさが変化するが、
これは材料系に含まれる液晶がある方向性をもって配向
しているためである。また1000倍程度の高倍率で観
察すると細かな格子縞が見られる。さらに、単色のスポ
ット光、例えばHe−Neレーザーの赤色光を試料に入
射させると直射光のほかに回折スポットが見られ、回折
格子が形成されていることが確認できる。
【0023】(実施の形態2)基板として各種のガラス
を用い、材料系としてオリゴマーおよび液晶に増感剤お
よび色素を添加したものを主体とするものを用い、この
材料をガラス基板間にはさみ込み、レーザー光の2分割
干渉照射を行うことによりフォトリソグラフィーや電子
線描画などの技術を用いずに人工格子構造の形成を可能
にする手法を用い、基板としてガラス上に透明導電膜を
形成したものを使うことにより電気的に光の回折方向を
制御可能な光機能素子を形成した。
【0024】レーザー光は干渉性が高く、光路長を正確
に調整することにより2分割した光を同一面上に照射す
ることにより干渉による強度分布を作り出せることか
ら、この強度分布に対応して異なる領域を作るために光
重合反応を利用するプロセスであることは前実施例と共
通である。
【0025】(実施例2)透明導電性薄膜(ここではI
TOを用いたが、その他にも使用可能な金属や金属酸化
物、例えばSnO2,In23,ZnOなどがある)をつ
けたガラス基板(コーニング7059)を用い、材料系
はネマティック液晶(チッソ社)を約0.5g、オリゴ
マーはアクリル末端のウレタンオリゴマーを約0.5
g、増感剤はNーフェニルグリシンを約2×10-3g、
色素はローダミンBを約1×10-3g、スペーサーとし
て直径10ミクロンのグラスビーズを約1×10-4
(この分量は値そのものに重要性はなく、ガラス基板に
はさみ込んだ時に均一なスペースを維持できればよい)
使用する。洗浄したITO付きガラス基板2枚を75℃
に加熱し、また、材料系も同じ温度にしておく。温度が
安定したのを確認し、材料系を少量(スパチュラーの先
端につけるかミクロスポイトを利用する)一方のガラス
基板のITOが付いた面上に滴下する。
【0026】気泡などが入らないように注意しながら他
方のガラス基板のITOが付いた面を材料側に向けての
せ、適度な加重(数十〜数百g程度:材料がすみやかに
均一にガラス基板間に行き渡るのを助けるためのもの
で、適当な重さでよい)をかけて数分間放置する。素早
く基板ホルダーに装着し、レーザー光を照射する。基板
ホルダーは光の通過窓を有するものが必要なのはもちろ
んである。同時に、温度制御のための加熱機構を備えた
ものが望ましい。およそ1ミクロン周期の格子を形成す
るためにArレーザーの514.5nmの発振線を使い、
2分割した光は光路が正確に同じになるように調整し、
基板への入射角度は15°に設定する。レーザー出力1
50mW(レーザー電源に付随のメーター値)で約15秒
間照射する。その後直ちに高圧水銀ランプを用い、およ
そ30mWで2分間照射する。これで人工格子の形成は終
了だが、室温に戻るまでの間はわずかに変化が進行する
ので、暗室のままで放置する。
【0027】形成した人工格子を偏光顕微鏡下で観察す
るとステージの回転にともない全体の明るさが変化する
が、これは材料系に含まれる液晶がある方向性をもって
配向しているためである。また1000倍程度の高倍率
で観察すると細かな格子縞が見られる。さらに、単色の
スポット光、例えばHe−Neレーザーの赤色光を試料
に入射させると直射光のほかに回折スポットが見られ、
回折格子が形成されていることが確認できる。
【0028】電圧の印加により偏向を制御できることを
確認する。液晶材料を含有しているので交流パルス駆動
(1KHz、50%デューティーサイクル)を行う。前述
のHe−Neレーザーの赤色光を試料に入射させ、直射
光および回折スポットそれぞれの強度をパワーメーター
で連続にモニターしながら印加電圧を次第に上げてい
く。電圧上昇とともに回折スポット強度が弱くなり、あ
る値に達するとほぼ直射光のみになるのが観察される。
この動作は個々の試料の出来具合によりその様子にばら
つきが見られるが、He−Neレーザー光のおよそ50
%が回折されている状態から40〜50V付近で回折光
が弱くなり始め、100〜130V程度でほぼ回折光は
無くなる。
【0029】この動作は形成した3次元格子構造との関
連において、次のように説明される。格子構造はオリゴ
マーと液晶を主体とした材料系に3次元的強度分布を有
する干渉レーザー光の照射による重合反応の結果形成さ
れるが、形成過程において液晶は均一に分布せずに光強
度の弱い領域に多く存在するようになる。その後の紫外
線照射によりこの状態が固定化され、液晶が多く存在す
る領域とそうではない領域とが形成されている。一方外
部からの電圧印加に対して応答するのは樹脂部分ではな
く液晶部分のみであるから電圧印加により液晶分子の向
きが変化し、実効的に液晶の多い領域の屈折率が変化す
るため回折格子としての働きが外部電圧により制御でき
る。
【0030】(実施の形態3)基板として各種のガラス
またはその上に透明導電膜を形成したものを用い、材料
系としてオリゴマーおよび液晶に増感剤および色素を添
加したものを主体とするものを用い、この材料をガラス
基板間にはさみ込み、レーザー光の2分割干渉照射によ
り回折格子を形成する方法において、回折効率の向上ま
たは液晶の偏析などに起因する各種不良の対策手法を開
発した。レーザー光2分割干渉照射に先立ち高圧水銀ラ
ンプを用い比較的短時間の光照射を行う。ここでは高圧
水銀ランプを用いるが、光源としてはこれに限定される
ものではなく、類似の波長領域にスペクトル分布を有す
る光源であれば使用可能である。なお、現在のところそ
のメカニズムについて原子、分子レベルでの理解は得ら
れていない。以下に代表的な具体例を示す。
【0031】(実施例3)ガラス基板として通常のスラ
イドグラスを用い、材料系はネマティック液晶(チッソ
社)を約0.6g、オリゴマーはアクリル末端のウレタ
ンオリゴマーを約0.4g、増感剤はNーフェニルグリ
シンを約2×10-3g、色素はフルオレッセインを約1
×10-3g、スペーサーとして直径10ミクロンのグラ
スビーズを約1×10-4g(この分量は値そのものに重
要性はなく、ガラス基板にはさみ込んだ時に均一なスペ
ースを維持できればよい)使用する。洗浄したスライド
グラス2枚をおよそ78℃に加熱し、また、材料系も同
じ温度にしておく。
【0032】温度が安定したのを確認し、材料系を少量
(スパチュラーの先端につけるかミクロスポイトを利用
する)一方のガラス基板上に滴下する。気泡などが入ら
ないように注意しながら他方のガラス基板をのせ、適度
な加重(数十〜数百g程度:材料がすみやかに均一にガ
ラス基板間に行き渡るのを助けるためのもので、適当な
重さでよい)をかけて数分間放置する。この後レーザー
照射をするものとレーザー照射に先立って光照射を行う
ものとを比較し、後者がレーザー照射時間の短縮および
回折効率の向上に有効であることを示す。ここでは高圧
水銀ランプを用いるが、光源としてはこれに限定される
ものではなく、類似の波長領域にスペクトル分布を有す
る光源であれば使用可能である。
【0033】同様に準備した2つの試料のうち一方はガ
ラス基板間に材料をはさみ込んだ後、基板ホルダーに装
着し、レーザー光を照射する。基板ホルダーは光の通過
窓を有するものが必要なのはもちろんである。同時に、
温度制御のための加熱機構を備えたものが望ましい。お
よそ1ミクロン周期の格子を形成するためにArレーザ
ーの514.5nmの発振線を使い、2分割した光は光路
が正確に同じになるように調整し、基板への入射角度は
15°に設定する。レーザー出力100mW(レーザー電
源に付随のメーター値)で格子の形成におよそ30秒間
の照射を必要とする。
【0034】他方は、まず高圧水銀ランプを用い、およ
そ9mWで4秒間照射する。そして先と同様の条件でレー
ザー光を照射する。しかし、格子形成に要する時間は5
〜6秒程度である。両者ともにレーザー光照射後、直ち
に高圧水銀ランプを用い、およそ30mWで2分間照射す
る。これで人工格子の形成は終了だが、室温に戻るまで
の間はわずかに変化が進行するので、暗室のままで放置
する。
【0035】形成した人工格子を偏光顕微鏡下で観察す
るとステージの回転にともない全体の明るさが変化する
が、これは材料系に含まれる液晶がある方向性をもって
配向しているためである。また1000倍程度の高倍率
で観察すると細かな格子縞が見られる。さらに、単色の
スポット光、例えばHe−Neレーザーの赤色光を試料
に入射させると直射光のほかに回折スポットが見られ、
回折格子が形成されていることが確認できる。回折光の
強度を比較すると紫外線照射無しにレーザー光を照射し
たものは回折される光が40%に満たないが、レーザー
光照射前に紫外線照射を行ったほうは90%近くあり、
明らかに前段の紫外線照射が特性の向上をもたらしてい
る。
【0036】(実施例4)基板として通常のスライドグ
ラス及び透明導電性薄膜(ここではITOを用いたが、
その他にも使用可能な金属や金属酸化物、例えばSnO
2,In23,ZnO,などがある)をつけたガラス基板
(コーニング7059)を用い、材料系はネマティック
液晶(チッソ社)を約0.6g、オリゴマーはアクリル
末端のウレタンオリゴマーを約0.4g、増感剤はNー
フェニルグリシンを約2×10-3g、色素はフルオレッ
セインを約1×10-3g、スペーサーとして直径10ミ
クロンのグラスビーズを約1×10-4g(この分量は値
そのものに重要性はなく、ガラス基板にはさみ込んだ時
に均一なスペースを維持できればよい)使用する。洗浄
したスライドグラスおよびITO付きガラス基板各々2
枚を78℃に加熱し、また、材料系も同じ温度にしてお
く。
【0037】温度が安定したのを確認し、材料系を少量
(スパチュラーの先端につけるかミクロスポイトを利用
する)一方のスライドグラスおよびガラス基板のITO
が付いた面上に滴下する。気泡などが入らないように注
意しながら他方のスライドグラスおよびガラス基板のI
TOが付いた面を材料側に向けてのせ、適度な加重(数
十〜数百g程度:材料がすみやかに均一にガラス基板間
に行き渡るのを助けるためのもので、適当な重さでよ
い)をかけて数分間放置する。次に高圧水銀ランプを用
い、およそ9mWで4秒間照射する。ここでは高圧水銀ラ
ンプを用いるが、光源としてはこれに限定されるもので
はなく、類似の波長領域にスペクトル分布を有する光源
であれば使用可能である。
【0038】そして素早く基板ホルダーに装着し、レー
ザー光を照射する。基板ホルダーは光の通過窓を有する
ものが必要なのはもちろんである。同時に、温度制御の
ための加熱機構を備えたものが望ましい。およそ1ミク
ロン周期の格子を形成するためにArレーザーの51
4.5nmの発振線を使い、2分割した光は光路が正確に
同じになるように調整し、基板への入射角度は15°に
設定する。レーザー出力100mW(レーザー電源に付随
のメーター値)で5〜20秒間照射する。その後直ちに
高圧水銀ランプを用い、およそ30mWで2分間照射す
る。これで人工格子の形成は終了だが、室温に戻るまで
の間はわずかに変化が進行するので、暗室のままで放置
する。
【0039】形成した人工格子を偏光顕微鏡下で観察す
るとステージの回転にともない全体の明るさが変化する
が、これは材料系に含まれる液晶がある方向性をもって
配向しているためである。また1000倍程度の高倍率
で観察すると細かな格子縞が見られる。さらに、単色の
スポット光、例えばHe−Neレーザーの赤色光を試料
に入射させると直射光のほかに回折スポットが見られ、
回折格子が形成されていることが確認できる。
【0040】ITO付きガラス基板を用いて形成した試
料は、電圧の印加により偏向を制御できることを確認す
る。液晶材料を含有しているので交流パルス駆動(1K
Hz、50%デューティーサイクル)を行う。前述のHe
−Neレーザーの赤色光を試料に入射させ、直射光と回
折スポットそれぞれの強度をパワーメーターで連続にモ
ニターしながら印加電圧を次第に上げていく。電圧上昇
とともに回折スポット強度が弱くなり、ある値に達する
とほぼ直射光のみになるのが観察される。この動作は個
々の試料の出来具合によりその様子にばらつきが見られ
るが、He−Neレーザー光のおよそ90%が回折され
ている状態から40〜50V付近で回折光が弱くなり始
め、100〜130V程度でほぼ回折光は無くなる。レ
ーザー光の2分割干渉照射に先立ち光を照射しない場合
とした場合とを比較すると明らかに後者の方が回折効率
が高い、すなわち電圧を印加して動作させたときのon
−off比が大きくとれると言う優れた特性を示す。
【0041】(実施例5)ガラス基板として通常のスラ
イドグラスを用い、材料系はネマティック液晶(チッソ
社)を約0.6g、オリゴマーはアクリル末端のウレタ
ンオリゴマーを約0.4g、増感剤はNーフェニルグリ
シンを約2×10-3g、色素はフルオレッセインを約1
×10-3g、スペーサーとして直径10ミクロンのグラ
スビーズを約1×10-4g(この分量は値そのものに重
要性はなく、ガラス基板にはさみ込んだ時に均一なスペ
ースを維持できればよい)使用する。洗浄したスライド
グラス2枚をおよそ78℃に加熱し、また、材料系も同
じ温度にしておく。温度が安定したのを確認し、材料系
を少量(スパチュラーの先端につけるかミクロスポイト
を利用する)一方のガラス基板上に滴下する。
【0042】気泡などが入らないように注意しながら他
方のガラス基板をのせ、適度な加重(数十〜数百g程
度:材料がすみやかに均一にガラス基板間に行き渡るの
を助けるためのもので、適当な重さでよい)をかけて数
分間放置する。この後レーザー照射をするものとレーザ
ー照射に先立って高圧水銀ランプによる光照射を行うも
のとを比較し、回折スポット強度が同程度のものを形成
するに際し、後者が格子形成に要するレーザー光パワー
の低減、液晶材料の偏析など回折特性の劣化防止、透明
度の向上に有効であることを示す。ここでは高圧水銀ラ
ンプを用いるが、光源としてはこれに限定されるもので
はなく、類似の波長領域にスペクトル分布を有する光源
であれば使用可能である。
【0043】一方はガラス基板間に材料をはさみ込んだ
後基板ホルダーに装着し、2分割干渉レーザー光を照射
する。基板ホルダーは光の通過窓を有するものが必要な
のはもちろんである。同時に、温度制御のための加熱機
構を備えたものが望ましい。およそ1ミクロン周期の格
子を形成するためにArレーザーの514.5nmの発振
線を使い、2分割した光は光路が正確に同じになるよう
に調整し、基板への入射角度は15°に設定する。レー
ザー出力100mW(レーザー電源に付随のメーター値)
で格子の形成におよそ30秒間の照射をする。
【0044】他方は、まず高圧水銀ランプを用い、厚さ
10mmのガラス(BSLー7、OHARA Inc.、
図3の光透過特性を有する)を通して、およそ9mWで4
秒間紫外線照射を行う。そして先の光学系を用い、レー
ザー出力25mWでおよそ20秒間照射する。両者ともに
レーザー光照射後、直ちに高圧水銀ランプを用い、およ
そ30mWで2分間照射する。これで人工格子の形成は終
了だが、室温に戻るまでの間はわずかに変化が進行する
ので、暗室のままで放置する。
【0045】形成した人工格子を偏光顕微鏡下で観察す
ると、ステージの回転にともない全体の明るさが変化す
るが、これは材料系に含まれる液晶がある方向性をもっ
て配向しているためである。また1000倍程度の高倍
率で観察すると細かな格子縞が見られる。
【0046】単色のスポット光としてHe−Neレーザ
ーの赤色光を試料に入射させると直射光のほかに回折ス
ポットが見られ、回折格子が形成されていることが確認
できる。形成に際しレーザー光照射に先立って紫外光照
射を行わなかった試料は、回折スポット光とともにぼん
やりと散乱した光の広がり、またはスポットを貫くよう
にして光る輝線が見られる。こうした傾向は前述の形成
条件、例えば光照射時間、照射光パワーなどの条件を変
化させてもその程度に差異が見られるものの解消はでき
ない。一方、レーザー照射に先立ち紫外光照射を行った
試料は、He−Neレーザーを用いた回折光評価で明る
いスポットが観察されるのみである。
【0047】散乱光や輝線の見られる試料を顕微鏡によ
り観察したところ、液晶が格子間に均一に存在せずに偏
析を起こしているもの、重合した樹脂部分に不均一な模
様が見られるものなどなんらかのミクロな不良を生じて
いることが見い出された。すなわち前段の紫外光照射に
よりこれらの不良が回避されるわけである。また、回折
光の強度を比較すると紫外線照射無しにレーザー光を照
射したものよりもレーザー光照射前に紫外線照射を行っ
た方が明らかに回折効率は高く、前段の紫外線照射が特
性の向上をもたらしている。
【0048】(実施の形態4)基板として各種のガラス
を用い、材料系としてオリゴマーおよび液晶に増感剤お
よび色素を添加したものを主体とするものを用い、この
材料をガラス基板間にはさみ込み、レーザー光の2分割
干渉照射により回折格子を形成する方法において、偏光
性の制御を可能にする手法を開発した。これはあらゆる
材料系におて可能なわけではなく、ある種の材料と特殊
な光照射方法との相互作用により初めて可能となったも
のである。液晶材料の最適化、材料系に1種類または複
数種類のモノマーを添加すること、及びレーザー光照射
に先立って行う紫外線を主体とする光照射により回折格
子の偏光特性を制御するわけであるが、液晶材料および
モノマーの種類はきわめて多数有り、また新たなものも
次々と開発されつつあるため、すべてを網羅する検証は
不可能である。しかし、発明者らが行った検討結果から
ある種の傾向が得られた。
【0049】まず、望ましいと考えられる液晶材料はM
erck Japanが販売しているもののうちTLシ
リーズである。物質名、分子構造などは明らかではない
が、いずれも複屈折性が大きく、低電圧で動作させやす
いなどいくつかの際立った特徴を有する一連の液晶材料
群である。
【0050】また、添加するモノマーについては単官能
であるか多官能であるかの相異ではなく、ベンゼン環を
有するもの、例えばフェノキシエチルアクリレート、フ
ェノキシポリエチレングリコールアクリレート、ノニル
フェノールEO付加物アクリレート、ヒドロキシフェノ
キシプロピルアクリレート、ビスフェノールAのEO付
加物ジアクリレート、ネオペチルグリコールアクリル酸
安息香酸エステル、フェノキシエチルメタクリレート、
ベンジルメタクリレート、ビスフェノールAのEO付加
物ジメタクリレートなどが有効である。
【0051】さらにオリゴマー、重合開始剤系との組み
合わせが影響することはもちろんであり、これらについ
ても各種の材料が可能であることは言うまでもないこと
であるが、Arレーザーの緑色発振線(514.5nm)
を用いる場合にはアミン類、例えばNーフェニルグリシ
ンを利用すると色素としてはローダミンB、フルオレッ
セイン、ローズベンガル、エオシンY、エリスロシンな
どが感度もあり、良い組み合わせを提供する。
【0052】レーザー光2分割干渉照射に先立ち高圧水
銀ランプを用い比較的短時間の光照射を行うが、その際
の照射時間およびスペクトル分布の制御が重要である。
光源としては高圧水銀ランプを用いるが、これに限定さ
れるものではなく、類似の波長領域にスペクトル分布を
有する光源であれば使用可能である。ランプの光を直接
被処理物に照射するのではなく、材料に応じ1種類また
は複数種類のフィルターを利用する。
【0053】具体例は後述するが、これらはある特定波
長領域の光を吸収または透過させるもので、組み合わせ
によりランプ自体の波長、すなわちエネルギー分布とは
異なったエネルギー分布を作り出し、3次元格子構造の
形成過程および液晶分子の優先配向方向を制御するもの
である。尚、現在のところそのメカニズムについて原
子、分子レベルでの理解は得られていない。以下に代表
的な具体例を示す。
【0054】(実施例6)基板として通常のスライドグ
ラスおよび透明導電性薄膜(ここではITOを用いた
が、そのほかにも使用可能な金属や金属酸化物、例えば
SnO2,In23,ZnOなどがある)をつけたガラス
基板(コーニング7059および旭硝子AN635)を
用い、材料系はネマティック液晶(Merck社TLー
216)を約0.3g、オリゴマーはフェニルグリシジ
ルエーテルアクリレートヘキサメチレンジイソシアネー
トウレタンオリゴマーを約0.7g、モノマーはビスフ
ェノールAのEO付加物ジアクリレートを約0.1g
(これは必須ではないが、オリゴマーの粘性を下げ、重
合を早める効果があり、また、偏光特性の制御に一部寄
与している)、増感剤はNーフェニルグリシンを約2×
10-3g、色素はフルオレッセインを約1×10-3g、
スペーサーとして直径10ミクロンのグラスビーズを約
3×10-4g(この分量は値そのものに重要性はなく、
ガラス基板にはさみ込んだ時に均一なスペースを維持で
きればよい)使用する。
【0055】洗浄したスライドグラス及びITO付きガ
ラス基板各々2枚をおよそ55℃に加熱し、また、材料
系も同じ温度にしておく。温度が安定したのを確認し、
材料系を少量(スパチュラーの先端につけるかミクロス
ポイトを利用する)一方のスライドグラスおよびガラス
基板のITOが付いた面上に滴下する。気泡などが入ら
ないように注意しながら他方のスライドグラスおよびガ
ラス基板のITOが付いた面を材料側に向けてのせ、適
度な加重(数十〜数百g程度:材料がすみやかに均一に
ガラス基板間に行き渡るのを助けるためのもので、適当
な重さでよい)をかけて数分間放置する。この後レーザ
ー照射をするものとレーザー照射に先立って高圧水銀ラ
ンプを用いた光照射を行うものとを比較し、偏光特性の
制御手法を示す。
【0056】光は偏光性を有し、振動面によりP波とS
波とがある。回折格子により回折される光の偏光性を制
御するために本例の液晶を含む材料系を用い、レーザー
光の2分割干渉照射によって回折格子を形成するプロセ
スによりP波またはS波いずれかが優先的に回折される
格子を以下のように形成する。
【0057】P波優先の回折格子の形成:高圧水銀ラン
プを用いる光照射において、直射であればおよそ9mwの
条件に加え、フィルターとしてBSM18(OHARA
Inc.、光透過特性を示す図4)およびU330
(Hoyaガラス製、光透過特性を示す図5)を用い、
およそ12秒間照射する。
【0058】S波優先の回折格子の形成:高圧水銀ラン
プを用いる光照射において、直射であればおよそ9mwの
条件に加え、フィルターとしてBSM18(OHARA
Inc.)及びU330(Hoyaガラス製)を用
い、0〜6秒間程度照射する。
【0059】その後、素早く基板ホルダーに装着し、レ
ーザー光を照射する。基板ホルダーは光の通過窓を有す
るものが必要なのはもちろんである。同時に、温度制御
のための加熱機構を備えたものが望ましい。およそ1ミ
クロン周期の格子を形成するためにArレーザーの51
4.5nmの発振線を使い、2分割した光は光路が正確に
同じになるように調整し、基板への入射角度は15°に
設定する。レーザー出力50mW(レーザー電源に付随の
メーター値)で5〜15秒間照射する。その後直ちに高
圧水銀ランプを用い、およそ19mWで2分間照射する。
これで人工格子の形成は終了だが、室温に戻るまでの間
はわずかに変化が進行するので、暗室のままで放置す
る。
【0060】形成した人工格子を偏光顕微鏡下で観察す
るとステージの回転にともない全体の明るさが変化する
が、これは材料系に含まれる液晶がある方向性をもって
配向しているためである。また1000倍程度の高倍率
で観察すると細かな格子縞が見られる。さらに、単色の
スポット光、例えばHe−Neレーザーの赤色光を試料
に入射させると直射光のほかに回折スポットが見られ、
回折格子が形成されていることが確認できる。
【0061】ITO付きガラス基板を用いて形成した試
料は、電圧の印加により偏向を制御できることを確認す
る。液晶材料を含有しているので交流パルス駆動(1K
Hz、50%デューティーサイクル)を行う。前述のHe
−Neレーザーの赤色光を試料に入射させ、直射光およ
び回折スポットそれぞれの強度をパワーメーターで連続
にモニターしながら印加電圧を次第に上げていく。電圧
上昇とともに回折スポット強度が弱くなり、ある値に達
するとほぼ直射光のみになるのが観察される。ここで直
射光の回折光に対する比率を回折効率の目安とし、その
電圧印加に伴う変化の様子をプロットしたものを図6に
S偏光優先、図7にP偏光優先の回折格子について示
す。
【0062】この動作は個々の試料の出来具合によりそ
の様子にばらつきが見られるが、He−Neレーザー光
の回折スポット強度は、電圧の印加とともに弱くなり始
め、20V程度でほぼ回折光は無くなる。
【0063】この動作は、形成した3次元格子構造との
関連において次のように説明される。格子構造はオリゴ
マーと液晶を主体とした材料系に3次元的強度分布を有
する干渉レーザー光の照射による重合反応の結果形成さ
れるが、形成過程において液晶は均一に分布せずに光強
度の弱い領域に多く存在するようになる。その後の紫外
線照射によりこの状態が固定化され、液晶が多く存在す
る領域とそうではない領域とが形成されている。一方外
部からの電圧印加に対して応答するのは樹脂部分ではな
く液晶部分のみであるから電圧印加により液晶分子の向
きが変化し、実効的に液晶の多い領域の屈折率が変化す
るため回折格子としての働きが外部電圧により制御でき
る。
【0064】(実施例7)基板として通常のスライドグ
ラスおよび透明導電性薄膜(ここではITOを用いた
が、そのほかにも使用可能な金属や金属酸化物、例えば
SnO2,In23,ZnOなどがある)をつけたガラス
基板(旭硝子AN635)を用い、材料系はネマティッ
ク液晶(Merck社TLー203)を約0.3g、オ
リゴマーはフェニルグリシジルエーテルアクリレートヘ
キサメチレンジイソシアネートウレタンオリゴマーを約
0.8g、モノマーはフェノキシポリエチレングリコー
ルアクリレートを約0.09g(これは必須ではない
が、オリゴマーの粘性を下げ、重合を早める効果があ
り、また、偏光特性の制御に一部寄与している)、増感
剤はNーフェニルグリシンを約2×10-3g、色素はフ
ルオレッセインを約1×10 -3g、スペーサーとして直
径10ミクロンのグラスビーズを約4×10-4g(この
分量は値そのものに重要性はなく、ガラス基板にはさみ
込んだ時に均一なスペースを維持できればよい)使用す
る。
【0065】洗浄したスライドグラスおよびITO付き
ガラス基板各々2枚をおよそ50℃に加熱し、また材料
系も同じ温度にしておく。温度が安定したのを確認し、
材料系を少量(スパチュラーの先端につけるかミクロス
ポイトを利用する)一方のスライドグラスおよびガラス
基板のITOが付いた面上に滴下する。気泡などが入ら
ないように注意しながら他方のスライドグラスおよびガ
ラス基板のITOが付いた面を材料側に向けてのせ、適
度な加重(数十〜数百g程度:材料がすみやかに均一に
ガラス基板間に行き渡るのを助けるためのもので、適当
な重さでよい)をかけて数分間放置する。この後レーザ
ー照射をするものとレーザー照射に先立って高圧水銀ラ
ンプを用いた光照射を行うものとを比較し、偏光特性の
制御手法を示す。
【0066】光は偏光性を有し、振動面によりP波とS
波とがある。回折格子により回折される光の偏光性を制
御するために本例の液晶を含む材料系を用い、レーザー
光の2分割干渉照射によって回折格子を形成するプロセ
スによりP波またはS波いずれかが優先的に回折される
格子を以下のように形成する。
【0067】P波優先の回折格子の形成:高圧水銀ラン
プを用いる光照射において、直射であればおよそ9mwの
条件に加え、フィルターとしてBSM18(OHARA
Inc.、光透過特性を示す図4)およびU330
(Hoyaガラス製、光透過特性を示す図5)を用い、
8〜12秒間照射する。
【0068】S波優先の回折格子の形成:高圧水銀ラン
プを用いる光照射において、直射であればおよそ9mwの
条件に加え、フィルターとしてBSM18(OHARA
Inc.)及びU330(Hoyaガラス製)を用
い、0〜4秒間程度照射する。
【0069】その後、素早く基板ホルダーに装着し、レ
ーザー光を照射する。基板ホルダーは光の通過窓を有す
るものが必要なのはもちろんである。同時に、温度制御
のための加熱機構を備えたものが望ましい。およそ1ミ
クロン周期の格子を形成するためにArレーザーの51
4.5nmの発振線を使い、2分割した光は光路が正確に
同じになるように調整し、基板への入射角度は15°に
設定する。レーザー出力50mW(レーザー電源に付随の
メーター値)で5〜20秒間照射する。その後直ちに高
圧水銀ランプを用い、およそ19mWで2分間照射する。
これで人工格子の形成は終了だが、室温に戻るまでの間
はわずかに変化が進行するので、暗室のままで放置す
る。
【0070】形成した人工格子を偏光顕微鏡下で観察す
るとステージの回転にともない全体の明るさが変化する
が、これは材料系に含まれる液晶がある方向性をもって
配向しているためである。また1000倍程度の高倍率
で観察すると細かな格子縞が見られる。さらに、単色の
スポット光、例えばHe−Neレーザーの赤色光を試料
に入射させると直射光のほかに回折スポットが見られ、
回折格子が形成されていることが確認できる。
【0071】ITO付きガラス基板を用いて形成した試
料は、電圧の印加により偏向を制御できることを確認す
る。液晶材料を含有しているので交流パルス駆動(1K
Hz、50%デューティーサイクル)を行う。前述のHe
−Neレーザーの赤色光を試料に入射させ、直射光と回
折スポットそれぞれの強度をパワーメーターで連続にモ
ニターしながら印加電圧を次第に上げていく。電圧上昇
とともに回折スポット強度が弱くなり、ある値に達する
とほぼ直射光のみになるのが観察される。ここで直射光
の回折光に対する比率を回折効率の目安とし、その電圧
印加に伴う変化の様子をプロットしたものを図8にS偏
光優先、図9にP偏光優先の回折格子について示す。
【0072】この動作は個々の試料の出来具合によりそ
の様子にばらつきが見られるが、He−Neレーザー光
の回折スポット強度は、電圧の印加とともに弱くなり始
め、15〜20V程度でほぼ回折光は無くなる。
【0073】(実施例8)基板として通常のスライドグ
ラスおよび透明導電性薄膜(ここではITOを用いた
が、そのほかにも使用可能な金属や金属酸化物、例えば
SnO2,In23,ZnOなどがある)をつけたガラス
基板(旭硝子AN635)を用い、材料系はネマティッ
ク液晶(Merck社TLー216)を約0.3g、オ
リゴマーはフェニルグリシジルエーテルアクリレートヘ
キサメチレンジイソシアネートウレタンオリゴマーを約
0.8g、モノマーはフェノキシポリエチレングリコー
ルアクリレートを約0.05g及びビスフェノールAの
EO付加物ジアクリレートを約0.4g(これは必須で
はないが、オリゴマーの粘性を下げ、重合を早める効果
があり、また、偏光特性の制御に一部寄与している)、
増感剤はNーフェニルグリシンを約2×10-3g、色素
はフルオレッセインを約1×10-3g、スペーサーとし
て直径10ミクロンのグラスビーズを約4×10-4
(この分量は値そのものに重要性はなく、ガラス基板に
はさみ込んだ時に均一なスペースを維持できればよい)
使用する。
【0074】洗浄したスライドグラス及びITO付きガ
ラス基板各々2枚をおよそ55℃に加熱し、また、材料
系も同じ温度にしておく。温度が安定したのを確認し、
材料系を少量(スパチュラーの先端につけるかミクロス
ポイトを利用する)一方のスライドグラスおよびガラス
基板のITOが付いた面上に滴下する。気泡などが入ら
ないように注意しながら他方のスライドグラスおよびガ
ラス基板のITOが付いた面を材料側に向けてのせ、適
度な加重(数十〜数百g程度:材料がすみやかに均一に
ガラス基板間に行き渡るのを助けるためのもので、適当
な重さでよい)をかけて数分間放置する。この後レーザ
ー照射をするものとレーザー照射に先立って高圧水銀ラ
ンプを用いた光照射を行うものとを比較し、偏光特性の
制御手法を示す。
【0075】光は偏光性を有し、振動面によりP波とS
波とがある。回折格子により回折される光の偏光性を制
御するために本例の液晶を含む材料系を用い、レーザー
光の2分割干渉照射によって回折格子を形成するプロセ
スによりP波またはS波いずれかが優先的に回折される
格子を以下のように形成する。
【0076】P波優先の回折格子の形成:高圧水銀ラン
プを用いる光照射において、直射であればおよそ9mwの
条件に加え、フィルターとしてBSM18(OHARA
Inc.、光透過特性を示す図4)およびU330
(Hoyaガラス製、光透過特性を示す図5)を用い、
4〜12秒間照射する。
【0077】S波優先の回折格子の形成:高圧水銀ラン
プを用いる光照射において直射であれば、およそ9mwの
条件に加え、フィルターとしてBSM18(OHARA
Inc.)及びU330(Hoyaガラス製)を用
い、0〜2秒間程度照射する。
【0078】その後、素早く基板ホルダーに装着し、レ
ーザー光を照射する。基板ホルダーは光の通過窓を有す
るものが必要なのはもちろんである。同時に、温度制御
のための加熱機構を備えたものが望ましい。およそ1ミ
クロン周期の格子を形成するためにArレーザーの51
4.5nmの発振線を使い、2分割した光は光路が正確に
同じになるように調整し、基板への入射角度は15°に
設定する。レーザー出力50mW(レーザー電源に付随の
メーター値)で3〜20秒間照射する。その後直ちに高
圧水銀ランプを用い、およそ19mWで2分間照射する。
これで人工格子の形成は終了だが、室温に戻るまでの間
はわずかに変化が進行するので、暗室のままで放置す
る。
【0079】形成した人工格子を偏光顕微鏡下で観察す
るとステージの回転にともない全体の明るさが変化する
が、これは材料系に含まれる液晶がある方向性をもって
配向しているためである。また1000倍程度の高倍率
で観察すると細かな格子縞が見られる。さらに、単色の
スポット光、例えばHe−Neレーザーの赤色光を試料
に入射させると直射光のほかに回折スポットが見られ、
回折格子が形成されていることが確認できる。
【0080】ITO付きガラス基板を用いて形成した試
料は、電圧の印加により偏向を制御できることを確認す
る。液晶材料を含有しているので交流パルス駆動(1K
Hz、50%デューティーサイクル)を行う。前述のHe
−Neレーザーの赤色光を試料に入射させ、直射光及び
回折スポットそれぞれの強度をパワーメーターで連続に
モニターしながら印加電圧を次第に上げていく。電圧上
昇とともに回折スポット強度が弱くなり、ある値に達す
るとほぼ直射光のみになるのが観察される。ここで直射
光の回折光に対する比率を回折効率の目安とし、その電
圧印加にともなう変化の様子をプロットしたものを図1
0にS偏光優先、図11にP偏光優先の回折格子につい
て示す。
【0081】この動作は個々の試料の出来具合によりそ
の様子にばらつきが見られるが、He−Neレーザー光
の回折スポット強度は、電圧の印加とともに弱くなり始
め、15〜20V程度でほぼ回折光は無くなる。
【0082】
【発明の効果】以上のように本発明は、人工格子構造の
形成を異なる薄膜の繰り返し積層ではなく、ある材料系
に対するエネルギー線の作用により可能にする。さら
に、格子構造形成のための2分割されたエネルギー線照
射に先立つ他のエネルギー線の照射を応用することによ
り、作用時間の短縮、屈折率が変化しうる材料の変質、
偏析、劣化の防止、回折格子を形成した場合の回折効率
向上、偏光性の制御などを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により形成する人工格子の断面を示す概
略図
【図2】光照射に用いる光学系の構成図
【図3】ガラス(BSL7)の透過特性図
【図4】ガラス(BSM18)の透過特性図
【図5】ガラス(U330)の透過特性図
【図6】S偏光優先の回折格子の電気的動作特性図
【図7】P偏光優先の回折格子の電気的動作特性図
【図8】S偏光優先の回折格子の電気的動作特性図
【図9】P偏光優先の回折格子の電気的動作特性図
【図10】S偏光優先の回折格子の電気的動作特性図
【図11】P偏光優先の回折格子の電気的動作特性図
【符号の説明】
1 屈折率n1領域 2 屈折率n2領域 3 材料系 4 基体 21 レーザー 22 コリメート用レンズ系 23 ハーフミラー 24 ミラー 25 被処理物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】領域A1および領域A2が交互に繰り返す
    積層構造において、前記領域A1は所望の屈折率n1を
    有しており、前記領域A2は前記屈折率n1とは異なる
    屈折率n2を有しており、前記積層構造は前記積層構造
    の法線方向とは平行ではない法線方向を有する基体上ま
    たは基体間に配置される人工格子。
  2. 【請求項2】領域A1および領域A2が交互に繰り返す
    積層構造において、前記領域A1および領域A2のうち
    少なくとも一方は前記積層構造の外部からのエネルギー
    の作用により屈折率が変化しうる材料を含有し、前記積
    層構造は前記積層構造の法線方向とは平行ではない法線
    方向を有する基体上または基体間に配置され、前記基体
    にはエネルギー付与機構が設けられ、前記領域A1の屈
    折率n1および前記領域A2の屈折率n2とは相互に異
    なる値、またはまた等しい値をとるように設定すること
    が可能である人工格子。
  3. 【請求項3】エネルギーの異なる複数種類のエネルギー
    線を用い、前記複数種類のエネルギー線のうち1種類を
    除いて他は2分割し、前記2分割されたエネルギー線は
    請求項1ないし請求項2に記載の人工格子形成位置にお
    いて干渉を起こしうるように照射され、前記2分割され
    たエネルギー線のエネルギーを吸収しうる物質を含有す
    る材料系を用い、前記2分割されたエネルギー線の照射
    により前記材料系の一部分を改変することにより異なる
    領域の繰り返し構造を形成した後、前記未分割のエネル
    ギー線を照射することによる人工格子の形成方法。
  4. 【請求項4】エネルギーの異なる複数種類のエネルギー
    線を用い、前記複数種類のエネルギー線のうち1種類を
    除いて他は2分割し、前記2分割されたエネルギー線は
    請求項1ないし請求項2に記載の人工格子形成位置にお
    いて干渉を起こしうるように照射され、前記エネルギー
    線の特定波長のエネルギーを吸収しうる物質を含有する
    材料系を用い、前記2分割されたエネルギー線の照射に
    より前記材料系の一部分を改変することにより異なる領
    域の繰り返し構造を形成した後、前記未分割のエネルギ
    ー線を照射することによる人工格子の形成方法におい
    て、前記2分割されたエネルギー線の照射に先立ち前記
    未分割のエネルギー線により被処理物を照射することを
    特徴とする人工格子の形成方法。
JP8162647A 1996-06-24 1996-06-24 人工格子および人工格子の形成方法 Pending JPH1010306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8162647A JPH1010306A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 人工格子および人工格子の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8162647A JPH1010306A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 人工格子および人工格子の形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1010306A true JPH1010306A (ja) 1998-01-16

Family

ID=15758605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8162647A Pending JPH1010306A (ja) 1996-06-24 1996-06-24 人工格子および人工格子の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1010306A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999024852A1 (en) * 1997-10-16 1999-05-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Hologram element polarization separating device, polarization illuminating device, and image display
WO2004074888A1 (ja) * 2003-02-18 2004-09-02 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 回折格子素子、回折格子素子製造方法、及び回折格子素子の設計方法
US7019904B2 (en) 2003-02-18 2006-03-28 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Diffraction grating element, production method of diffraction grating element, and method of designing diffraction grating element

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999024852A1 (en) * 1997-10-16 1999-05-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Hologram element polarization separating device, polarization illuminating device, and image display
WO2004074888A1 (ja) * 2003-02-18 2004-09-02 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 回折格子素子、回折格子素子製造方法、及び回折格子素子の設計方法
US7019904B2 (en) 2003-02-18 2006-03-28 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Diffraction grating element, production method of diffraction grating element, and method of designing diffraction grating element
JPWO2004074888A1 (ja) * 2003-02-18 2006-06-01 住友電気工業株式会社 回折格子素子、回折格子素子製造方法、及び回折格子素子の設計方法
US7184214B2 (en) 2003-02-18 2007-02-27 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Diffraction grating element, production method of diffraction grating element, and method of designing diffraction grating element
CN100338486C (zh) * 2003-02-18 2007-09-19 住友电气工业株式会社 衍射光栅元件及其制造方法和设计方法
US7502167B2 (en) 2003-02-18 2009-03-10 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Diffraction grating element, production method of diffraction grating element, and method of designing diffraction grating element
JP2009187016A (ja) * 2003-02-18 2009-08-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 回折格子素子
JP2009187018A (ja) * 2003-02-18 2009-08-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 回折格子素子
JP2009187017A (ja) * 2003-02-18 2009-08-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 回折格子素子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100253721B1 (ko) 비선형 광학 중합체 층
Tomlinson et al. Reversible photodimerization: a new type of photochromism
JP3146998B2 (ja) 液晶表示素子の配向膜光配向用偏光光照射装置
JPH11501360A (ja) 切り換え可能なコレステリックフィルターの製造方法及び該フィルターを有する投光照明設備具
EP1089095A2 (en) Process and device for producing photonic crystal, and optical element
WO2020022513A1 (ja) 光学素子の製造方法および光学素子
JPH0572416A (ja) 光散乱素子およびその製造方法
WO2014201773A1 (zh) 胆甾型液晶薄膜制作方法、胆甾型液晶薄膜和滤光片
Kinoshita et al. Large photoinduced refractive index changes of a polymer containing photochromic norbornadiene groups
US5812233A (en) Polarization sensitive devices and methods of manufacture thereof
WO2022010977A2 (en) Additive manufacturing systems and methods
CN108051884B (zh) 一种涡旋光束探测器及其制备方法
JP2928226B2 (ja) 液晶表示素子の配向膜光配向用偏光光照射装置
JP2960392B2 (ja) 液晶表示素子の配向膜光配向用偏光光照射装置
JPH0618739A (ja) 導波路の製造方法
Hatanaka et al. Nanosecond and femtosecond laser photochemistry and ablation dynamics of neat liquid benzenes
JP2003121650A (ja) ホログラム回折格子素子およびその製造方法
JPH1010306A (ja) 人工格子および人工格子の形成方法
JP4122762B2 (ja) 偏光選択性ホログラム光学素子及び画像表示装置
US20230264420A1 (en) Additive manufacturing systems and methods
CN103048893A (zh) 一种基于导模干涉的偶氮苯聚合物表面起伏光栅光刻机
JPS6354422A (ja) 配向ポリマ−材料
JP3670534B2 (ja) 光素子の製造方法および製造装置
JPH09145942A (ja) 屈折率調整方法、屈折率調整可能な光導波路および該光導波路を用いた屈折率調整光導波路の製造方法
Oh et al. Holographic recording on photopolymers containing pyrene for enhanced fluorescence intensity