JPH10104033A - 画像処理装置のキャリブレーションプレート、これを用いたキャリブレーション装置及び3次元位置計測装置 - Google Patents

画像処理装置のキャリブレーションプレート、これを用いたキャリブレーション装置及び3次元位置計測装置

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JPH10104033A
JPH10104033A JP8277229A JP27722996A JPH10104033A JP H10104033 A JPH10104033 A JP H10104033A JP 8277229 A JP8277229 A JP 8277229A JP 27722996 A JP27722996 A JP 27722996A JP H10104033 A JPH10104033 A JP H10104033A
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calibration plate
image
calibration
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JP8277229A
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English (en)
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Takahiro Ueda
隆弘 上田
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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    • H—ELECTRICITY
    • H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/08—Monitoring manufacture of assemblages
    • H05K13/089—Calibration, teaching or correction of mechanical systems, e.g. of the mounting head

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理におけるステレオ法を用いた位置測
定で、高精度な較正を可能とする。 【解決手段】 透明基板21の表面にキャリブレーショ
ン用のパターン23が描かれ、前記透明基板21の上方
から照明手段15により照明され、前記透明基板21の
上方に設けられた少なくとも2台のカメラでステレオ法
によってそれぞれ異なる方向から前記パターン23が撮
像され、この撮像された画像を処理して算出されたパタ
ーン23の画像のモニタ座標上の位置に基づいて、前記
画像内の各点のモニタ座標上の位置が較正されるキャリ
ブレーションプレート20において、前記パターン23
が、前記透明基板21の上面に形成される。このとき、
前記透明基板21の下面に無反射処理を施す。また、照
明手段15をキャリブレーションプレート20の下面側
に配設してもよい。さらに、パターン23を不透明基板
の上面に形成し、この上面の上方から撮像してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理における
ステレオ法を用いた位置計測用のキャリブレーションプ
レート、及びこのキャリブレーションプレートを用いた
キャリブレーション装置又は3次元位置計測装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路(以後、ICと言
う)の製品品質を高めるために、パッケージの外観検査
等が行われており、例えばBGA型パッケージにおいて
は、その端子部に配列されたボール形状の端子(以後、
ボール端子と言う)の高さを検査する工程はその重要な
工程の一つである。このようなICの端子高さの検査工
程においては、従来より、画像処理技術を利用した位置
計測方法が多く用いられている。そして、この画像処理
技術の中でもステレオ法は非常に広い分野で利用されて
いる。
【0003】従来のステレオ法を、図9に基づいて簡単
に説明する。まず、ステレオ法においては、測定点の絶
対的な座標を表すワールド座標を定義する。また、異な
る位置に置かれた少なくとも2台のカメラを用いて、同
一測定対象物を異なる方向から見たときの画像上の座標
をそれぞれのモニタ座標として定義する。図9において
は、ICパッケージの一種であるBGA型パッケージ1
6のボール端子17の高さ検査装置の例を示しており、
BGA型パッケージ16はボール端子17が設けられた
端子面を上向きにして台18上に設置される。この台1
8は、上下方向に移動可能となっている。また、BGA
型パッケージ16の端子面側に2台のカメラ11、12
が設けられており、カメラ11はミラー14を介してB
GA型パッケージ16の平面画像を取り込み、カメラ1
2はBGA型パッケージ16の所定角度の斜め方向から
画像を取り込んでいる。カメラ12は調整機構13上に
取り付けられており、上記所定角度やカメラ設置高さが
調整可能になっている。BGA型パッケージ16の上方
周囲には照明手段15が配設され、画像データが鮮明に
なるように照明している。
【0004】2台のカメラ11、12の画像データは、
画像処理装置10に入力される。画像処理装置10で
は、カメラ11、12で取り込んだ画像データを処理
し、各ボール端子17に対応した各画像の位置(例え
ば、重心位置)を演算し、これをモニタ座標上の各ボー
ル端子17の位置として取り込む。そして、得られたこ
のモニタ座標上の位置に基づいて、各測定点(例えば、
ボール端子17の頂点位置)のワールド座標を算出する
ものである。これによって、各ボール端子17の高さが
測定される。
【0005】このステレオ法で重要なのは、ワールド座
標での同じ点を少なくとも2つの異なるモニタ座標の点
に対応させたとき、この対応する点に位置ずれが無いか
と言う問題である。すなわち、各モニタ座標上で指し示
す点がワールド座標上の正しい点に一致するためには、
ワールド座標上の同一点を異なるモニタ座標上で表した
ときに、各モニタ座標上で正しい位置を指し示さなけれ
ばならない。したがって、ステレオ法を精度良く使用す
るためには、各モニタ座標上での点の位置を正しく較正
(キャリブレーション)する必要がある。そして、この
ステレオ法のキャリブレーション方法としては、通常、
サンプルとしてワールド座標上の幾つかの点を定め、こ
れらの点に予め各モニタ座標上の座標を対応させておく
方法が行われている。このワールド座標上のサンプルと
して定めた位置を示すものとして、キャリブレーション
プレートが用いられている。
【0006】例えば、ボール端子17の高さ計測の場合
は、図10に示すようなキャリブレーションプレート2
0が使用されている。このキャリブレーションプレート
20には、BGA型パッケージ16の端子面を真上から
平面視したときの各ボール端子17の基準位置と同じ位
置に、各ボール端子17に対応した円形のパターン23
が描かれている。このパターン23は、図11に示すよ
うに、例えばガラス基板等で構成される透明基板21上
に感光剤22を塗布し、この感光剤22の上からパター
ンを描いたマスクを被せて露光を行い、感光剤22を現
像して作成される。透明基板21上には、パターン23
の部分に相当する不透明な黒い部分A(感光剤22の露
光部分)と、それ以外の透明で無色な部分とが形成され
ている。なお、このようなキャリブレーションプレート
20の特徴は、複雑なパターンでも簡単に、しかも精度
良く作成できる点にあるので、非常に多く使用されてい
る。
【0007】そして、画像内の各点に対応するモニタ座
標上の位置を較正するときは、次のように行なう。上記
キャリブレーションプレート20が設置された台18を
所定距離ずつ上下方向に移動させてキャリブレーション
プレート20の高さを設定し、この設定した高さ毎のキ
ャリブレーションプレート20の各パターン23の位置
(ボール端子17の頂点位置に対応する)が前述のサン
プルとしてのワールド座標上の点として選択される。そ
して、上記のように設定した所定の高さ毎にキャリブレ
ーションプレート20をカメラ12で撮像し、このとき
の各パターン23に対応する画像データに対して画像処
理によって各画像の重心位置等を演算し、この位置を各
パターン23のモニタ座標上の位置として対応させる。
これによって、所定高さ毎のワールド座標上の各点(パ
ターン23の位置)と、カメラ12の画像でのモニタ座
標上の位置とが対応付けられ、ワールド座標の高さ方向
に関するモニタ座標上の位置が較正される。また、キャ
リブレーションプレート20のカメラ11による画像で
のモニタ座標上の位置に基づいて、ボール端子17のワ
ールド座標の水平面内の位置に関するモニタ座標上の位
置が較正される。また、これらの対応関係を表した対応
テーブルが作成される。
【0008】ついで、上記のモニタ座標上の位置の較正
結果を基に、実際のBGA型パッケージ16のボール端
子17の高さ検査を行なう際は、カメラ12による各ボ
ール端子17の斜めからの画像に対して画像処理を行
い、これによって各ボール端子17のモニタ座標上の位
置を演算する。この演算したモニタ座標上の位置及び前
述の作成された対応テーブルに基づいて、各ボール端子
17のワールド座標上での水平方向の位置及び高さ方向
の位置が演算され、この結果、ボール端子17の高さが
測定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のキャリブレーシ
ョンプレート20は、上述のように、透明基板21上に
パターン23に相当する不透明な黒い部分Aとそれ以外
の透明で無色な部分とを備えている。そして、透明基板
21の方を上方(パターン23の面を下方)にした状態
で、このキャリブレーションプレート20をパターン2
3の面に垂直な方向(平面視)から見た場合は、パター
ン23の見え方は照明方向に左右されずに変わらない。
したがって、このパターン23の画像処理によるワール
ド座標の水平面内の位置を、正確に算出できる。
【0010】しかしながら、従来のキャリブレーション
プレート20をカメラ12のように斜め方向から見たと
き、以下のような問題が生じている。第1の問題として
は、キャリブレーションプレート20を斜め方向から見
た場合、パターン面を下方にして透明基板21の方から
見ると、透明基板21と空気の屈折率の違いによって、
実際の方向とは異なる方向からパターン23を見ている
ことになる。この結果、取り込んだ画像データから算出
した各パターン23に対応するモニタ座標上の位置が真
のモニタ座標上の位置と異なることになり、ワールド座
標上の位置を正確に測定することができなくなる。
【0011】また、第2の問題としては、上記と反対に
パターン面を上方に置く場合、同一の照明手段で上方か
ら照明してカメラ11、12により画像を取り込むと、
そのレンズの方向からキャリブレーションプレート20
に照明しない限り、パターン23の後方にこのパターン
23の陰Bができてしまうことである。図12、13、
及び図14、15は、この陰Bができる状態を示してい
る。図12、13はキャリブレーションプレート20を
真上方向から照明手段15で照明した場合を示し、図1
2はこの場合の斜視図、図13はこのときの陰Bができ
る様子を説明する平面図である。この場合には、キャリ
ブレーションプレート20の外周部にあるパターン23
の陰Bが、透明基板21を通して台18の上面にでき
る。また、図14、15はキャリブレーションプレート
20の中の一つのパターン23に関する図で、斜め方向
から照明手段15で照明した場合を示し、図14はこの
場合の斜視図、図15はこのときの陰Bができる様子を
説明する平面図である。この場合には、パターン23の
陰Bが、透明基板21を通してパターン23の斜め下方
の台18の上面にできる。これらのいずれの場合にも、
キャリブレーションプレート20をカメラ12で斜め方
向から撮像しても、あるいは、カメラ11で上方から撮
像しても、上記陰B及びパターン23の画像が共に取り
込まれる。
【0012】通常、この画像データに対して画像処理を
行い、そして、例えば画像データの重心位置等を求め、
求めた位置を各パターン23に対応するモニタ座標上の
位置として算出する。ここで、陰Bが無く、パターン2
3の画像データのみから上記重心位置等を算出したとき
は、この算出した位置は各パターン23に対応する真の
モニタ座標上の位置P1 と正確に一致している。しかし
ながら、陰Bができている場合には、陰Bの画像がパタ
ーン23の画像に近接して取り込まれるので、両者の画
像データから上記重心位置を算出したときは、前記真の
位置P1 と異なる位置P2 が算出される。このことは、
得られた画像データに対して陰Bの部分がノイズとして
作用するので、この画像データを画像処理してパターン
23に対応するモニタ座標上の位置を演算したときに、
正確に演算されないことを意味している。このように、
斜め方向から見る場合、上記のようなキャリブレーショ
ンプレート20をステレオ法のキャリブレーション用の
ターゲットとして用いるのは、モニタ座標上の位置を較
正する精度を低下させている。
【0013】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、画像処理におけるステレオ法を用いた位
置測定での高精度な較正が可能なキャリブレーションプ
レート、このキャリブレーションプレートを用いたキャ
リブレーション装置、及び3次元位置計測装置を提供す
ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、透明基
板21の表面にキャリブレーション用のパターン23が
描かれ、前記透明基板21の上方から照明手段15によ
り照明され、前記透明基板21の上方に設けられた少な
くとも2台のカメラでステレオ法によってそれぞれ異な
る方向から前記パターン23が撮像され、この撮像され
た画像を処理して算出されたパターン23の画像のモニ
タ座標上の位置に基づいて、前記画像内の各点のモニタ
座標上の位置が較正されるキャリブレーションプレート
20において、前記パターン23が、前記透明基板21
の前記照明手段15により照明される上面に形成されて
いる。
【0015】請求項1に記載の発明によると、例えば透
明基板のような透明基板の上にキャリブレーション用の
パターンが描かれている場合に、このパターンの面を上
面とし、この上面の上方から少なくとも2台のカメラで
パターンを撮像する。このとき、パターンの画像は透明
基板等の屈折率の影響を受けずにカメラに取り込まれる
ので、正確な画像データが得られる。また、照明方法を
考慮したり、又は透明基板の下面に無反射処理を施した
りすることによって、パターンの陰を影響を無くすこと
ができる。よって、上記カメラで取り込んだ画像のパタ
ーンの部分が鮮明になるので、この画像を処理すること
により、パターンの各測定点の位置が精度良く演算でき
る。この演算結果に基づいて、パターンの各測定点の位
置を較正するので、キャリブレーションの精度の向上が
可能となる。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のキャリブレーションプレート20において、前記透明
基板21の下面に無反射処理を施している。
【0017】請求項2に記載の発明によると、透明基板
のパターン面と反対の下面に無反射処理を施しているの
で、パターンの陰が薄くなり、この結果、パターンの部
分と陰とのコントラストが明確になる。したがって、こ
の画像のパターンの部分が鮮明になるので、画像処理に
基づいてキャリブレーションの精度の向上が可能とな
る。
【0018】請求項3に記載の発明は、透明基板21の
表面にキャリブレーション用のパターン23が描かれた
キャリブレーションプレート20と、前記キャリブレー
ションプレート20の上方に設けられ、かつ、前記パタ
ーン23をステレオ法によってそれぞれ異なる方向から
撮像する少なくとも2台のカメラと、このカメラで撮像
された画像を処理して算出された前記パターン23の画
像のモニタ座標上の位置に基づいて、前記画像内の各点
のモニタ座標上の位置を較正する画像処理装置とを備え
たキャリブレーション装置において、前記パターン23
を前記透明基板21の上面に形成すると共に、前記キャ
リブレーションプレート20の下方に、キャリブレーシ
ョンプレート20を照明する照明手段15を配設した構
成としている。
【0019】請求項3に記載の発明によると、透明基板
のパターン面と反対の下面側に照明手段を配設し、下面
側からパターンを照明しているので、パターンの陰が無
くなる。この結果、画像のパターンの部分が鮮明になる
ので、画像処理に基づいてキャリブレーションの精度の
向上が可能となる。
【0020】請求項4に記載の発明は、基板の表面にキ
ャリブレーション用のパターン23が描かれ、前記基板
の上方から照明手段15により照明され、前記基板の上
方に設けられた少なくとも2台のカメラでステレオ法に
よってそれぞれ異なる方向から前記パターン23が撮像
され、この撮像された画像を処理して算出されたパター
ン23の画像のモニタ座標上の位置に基づいて、前記画
像内の各点のモニタ座標上の位置が較正されるキャリブ
レーションプレート20において、前記基板が不透明基
板で構成され、かつ、前記パターン23がこの不透明基
板の前記照明手段15により照明される上面に形成され
ている。
【0021】請求項4に記載の発明によると、不透明基
板の上面にパターンが描かれており、この上面の上方か
らカメラでパターンの画像を取り込む。このパターン
は、例えば、感光剤塗布面を所定のパターンのマスクで
被って感光させ、これを現像したもので構成してもよ
い。このとき、不透明基板がパターンの陰がキャリブレ
ーションプレートの下面にできるのを防止しているの
で、パターンの陰が無くなる。よって、画像のパターン
の部分が鮮明になるので、画像処理に基づいてキャリブ
レーションの精度の向上が可能となる。
【0022】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のキャリブレーションプレート20において、前記パタ
ーン23は、前記不透明基板の上面に作成した窪みに、
この不透明基板と光反射率が異なるようにする処理を施
して形成されている。
【0023】請求項5に記載の発明によると、不透明基
板の上面に所定の窪みを作り、この窪みにこの不透明基
板と光反射率が異なるようにする処理を施してパターン
を形成している。不透明基板によってパターンの陰がキ
ャリブレーションプレートの下面にできるのを防止して
いるので、パターンの陰が無くなる。また、パターン部
分はこの不透明基板と光反射率が異なるようにする処理
を施しているので、パターンと他の部分とのコントラス
トが明確になる。この結果、画像のパターンの部分が鮮
明になるので、画像処理に基づいてキャリブレーション
の精度の向上が可能となる。
【0024】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のキャリブレーションプレート20において、前記光反
射率が異なるようにする処理は、光を反射しない物質を
施す処理である。
【0025】請求項6に記載の発明によると、不透明基
板と光反射率が異なるように、不透明基板の上面に作っ
た所定の窪みに光を反射しない物質を施して、パターン
を形成している。この処理は、例えば黒い樹脂の充填、
着色顔料の塗布、あるいはメッキ処理等を行なうことが
できる。これによって、パターン部分は不透明基板と光
反射率が異なるので、パターンと他の部分とのコントラ
ストが明確になる。この結果、画像のパターンの部分が
鮮明になるので、画像処理に基づいてキャリブレーショ
ンの精度の向上が可能となる。
【0026】請求項7に記載の発明は、請求項4に記載
のキャリブレーションプレート20において、前記パタ
ーン23は、前記不透明基板に開けられた孔内に、この
不透明基板と光反射率が異なるようにする処理を施して
形成されている。
【0027】請求項7に記載の発明によると、不透明基
板に孔を開け、この孔内に不透明基板と光反射率が異な
るようにする処理を施してパターンを形成している。不
透明基板によってパターンの陰がキャリブレーションプ
レートの下面にできるのを防止しているので、パターン
の陰が無くなる。また、パターン部分はこの不透明基板
と光反射率が異なるようにする処理を施しているので、
パターンと他の部分とのコントラストが明確になる。こ
の結果、画像のパターンの部分が鮮明になるので、画像
処理に基づいてキャリブレーションの精度の向上が可能
となる。
【0028】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のキャリブレーションプレート20において、前記光反
射率が異なるようにする処理は、前記孔の壁面に、光を
反射しない物質を施す処理である。
【0029】請求項8に記載の発明によると、不透明基
板と光反射率が異なるように、不透明基板に作った所定
の孔の壁面に光を反射しない物質を施して、パターンを
形成している。この処理は、例えば黒い樹脂の充填、着
色顔料の塗布、あるいはメッキ処理等を行なうことがで
きる。これによって、パターン部分は不透明基板と光反
射率が異なるので、パターンと他の部分とのコントラス
トが明確になる。この結果、画像のパターンの部分が鮮
明になるので、画像処理に基づいてキャリブレーション
の精度の向上が可能となる。
【0030】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
のキャリブレーションプレート20において、前記光反
射率が異なるようにする処理は、前記孔内に、光を反射
しない物質を埋める処理である。
【0031】請求項9に記載の発明によると、不透明基
板と光反射率が異なるように、不透明基板に作った所定
の孔内に光を反射しない物質を埋め込み、パターンを形
成している。この処理は、例えば黒い樹脂や着色顔料の
充填等を行なうことができる。これによって、パターン
部分は不透明基板と光反射率が異なるので、パターンと
他の部分とのコントラストが明確になる。この結果、画
像のパターンの部分が鮮明になるので、画像処理に基づ
いてキャリブレーションの精度の向上が可能となる。
【0032】請求項10に記載の発明は、測定対象物の
上方に設けられ、かつ、測定対象物をステレオ法によっ
てそれぞれ異なる方向から撮像する少なくとも2台のカ
メラと、このカメラで撮像された前記測定対象物の画像
を処理し、この画像内の各測定点の位置から、この測定
対象物の3次元的位置を演算する画像処理装置とを備え
た3次元位置計測装置において、前記請求項1〜2、4
〜9のいずれかに記載のキャリブレーションプレート(2
0)の画像を処理して算出された前記パターン(23)の画像
のモニタ座標上の位置に基づいて、前記画像内の各点の
モニタ座標上の位置が較正されたものである。
【0033】請求項10に記載の発明によると、前述ま
での請求項に記載されたキャリブレーションプレートを
使用することによって、キャリブレーションの精度が向
上する。したがって、このキャリブレーション結果に基
づいて測定対象物の3次元的位置を演算するので、正確
な3次元位置計測が可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるキャリブレ
ーションプレートの実施形態を詳細に説明する。図1及
び図2に基づいて、第1実施形態を説明する。図1は第
1実施形態におけるキャリブレーションプレート20の
照明方法を表す斜視図であり、また図2はキャリブレー
ションプレート20の真上方向から見た画像を示してい
る。本実施形態においては、キャリブレーションプレー
ト20は、従来と同様に、例えばガラス基板のような透
明基板21の上面にキャリブレーション用のパターン2
3が描かれている。このパターン23は、例えば感光剤
の塗布面に描写すべきマスクを被せ、これを感光させて
形成することができるが、この方法には限定されない。
そして、照明手段15は、カメラが設置されている上面
側ではなく、パターン23と反対の下面側に設置されて
いる。
【0035】このような構成によると、照明手段15で
キャリブレーションプレート20のパターン23と反対
側から光を照射しているので、カメラでパターン23が
ある面(上面)側のどの方向から撮像しても、パターン
23の陰が写ることはない。したがって、鮮明な画像デ
ータが得られるので、この画像データを画像処理して求
めたモニタ座標上の位置によって、キャリブレーション
が精度良く行われる。この結果、このキャリブレーショ
ンに基づく測定対象物の位置測定、例えば3次元位置計
測等を正確に行うことが可能となる。
【0036】また、第2実施形態の一例を、図3に示し
ている。図3は、本実施形態におけるキャリブレーショ
ンプレート20の照明方法を表す斜視図である。同図に
おいて、キャリブレーションプレート20は、第1実施
形態と同様に、透明基板21の上面にキャリブレーショ
ン用のパターン23が描かれている。また、この透明基
板21の下面には、光を反射しないような無反射処理3
3(例えば、スリガラス相当の乱反射処理等)が施して
ある。そして、照明手段15はパターン23が描かれた
上面の上方に設置されており、カメラ(図9を参照)は
同じ上面側に設置されている。
【0037】上記の構成によると、照明手段15による
パターン23の陰が透明基板21の下面にできるが、下
面には無反射処理33が施してあるので、上記の陰はぼ
やけた陰となる。このとき、パターン23とこの陰との
コントラストは明確になるので、カメラで撮像したパタ
ーン23の画像が鮮明になり、画像処理によって精度良
くパターン23の位置を演算することができる。したが
って、パターン23のモニタ座標上の位置が正確に算出
でき、キャリブレーションの精度向上が可能となる。
【0038】次に、図4〜図5に基づいて、第3実施形
態を説明する。本実施形態では、透明な透明基板21の
代わりに、不透明基板を使用する例を表している。図4
はキャリブレーションプレート20の側面断面図を示
し、また、図5は本実施形態における照明方法を表す斜
視図である。キャリブレーションプレート20は、不透
明基板24上に感光剤22を塗布し、この感光剤の上か
らキャリブレーション用のパターンを描いたマスクを被
せて露光を行い、感光剤22を現像して作成されてい
る。これにより、不透明基板24上にパターン23に対
応した不透明な黒い部分Aが形成される。そして、この
方法によるキャリブレーションプレート20も、前実施
形態と同様に、複雑なパターンでも簡単に、しかも精度
良く作成できる。なお、不透明基板24としては、例え
ばセラミック基板等のように感光剤22の接着性が良い
白い基板などが使用できる。しかしながら、この不透明
基板24はセラミック基板に限定されずに、例えば基板
面の平面性、板厚の均一性、及び、描かれた同一形状の
パターン23の同一性等を満足するような基板であれば
よい。また、照明手段15は、パターン23が形成され
た上面の上方から照明している。
【0039】以上のような構成によると、パターン23
が描かれた面側のどの方向から照明手段15で照明して
も、不透明基板24がこの光を遮断するので、図2に示
した画像と同様に、不透明な黒い部分A(パターン23
の部分)の陰ができない。よって、カメラでどの方向か
ら画像を取り込んでも鮮明な画像データが得られる。し
たがって、この画像データを画像処理して求めたモニタ
座標上の位置によって、キャリブレーションが精度良く
行われる。この結果、このキャリブレーションに基づく
測定対象物の位置測定、例えば3次元位置計測等を正確
に行うことが可能となる。
【0040】次に、図6〜図8に基づいて、第4実施形
態を説明する。本実施形態は、不透明基板24の一例と
して、金属を使用する例を表している。図6は本実施形
態におけるキャリブレーションプレート20の一例を表
す側面断面図であり、また、図7及び図8はそれぞれキ
ャリブレーションプレート20の他の一例を示す側面断
面図である。図6において、金属基板25の上面に例え
ばエッチングしたり、彫刻したり、又は切削加工したり
してパターン23を描き、パターン23に対応した窪み
26を形成する。この窪み26内に、金属基板25と反
射率が異なるような部材27を充填している。この部材
27は、例えば黒い樹脂や着色顔料等で構成することが
できる。同様にして、図7においては、金属基板25上
に形成した上記窪み26の内面に、金属基板25と反射
率が異なるような部材27の例として黒いメッキ28を
施している。また、図8においては、金属基板25にパ
ターン23に対応した孔31を開け、この孔31の中
に、金属基板25と反射率が異なるような部材27を埋
め込んでいる。なお、この孔31の壁面に、上記と同様
に、着色顔料を塗ったり、又は黒いメッキ28を施した
りすることも可能である。
【0041】ここで、金属基板25の上面の窪み26や
孔31以外の表面には、エッチング等の方法によって、
外部からの光を乱反射するような加工処理が行われてい
るものとする。これは、通常、金属基板25の滑らかな
表面は外部からの光に対して正反射を起こすので、図5
に示したように同一の照明手段15で照明しているとき
に、反射方向と異なる方向から金属基板25の表面を見
た場合、パターン23と金属基板25とのコントラスト
を確保できない。これを防止するために、上記のように
乱反射処理を行い、照明の方向に左右されずに鮮明な画
像データが確保できるようにしている。
【0042】上記の構成によると、前実施形態と同様
に、照明の方向に左右されず、パターン23の陰が生じ
ない。したがって、この画像データに基づいてモニタ座
標上の測定点の位置を精度良く算出でき、よって、ワー
ルド座標上の位置との対応が正確となる。この結果、キ
ャリブレーション精度が向上するので、3次元位置計測
等における位置計測の精度を向上できる。なお、本実施
形態では、金属基板25上にエッチング、彫刻又は切削
加工等によってパターン23を形成しているが、前実施
形態における感光剤22による場合に比べ、より簡単な
パターン23を形成する場合に適用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるキャリブレーシ
ョンプレートの照明方法を表す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態において真上方向から見
た画像を示す。
【図3】本発明の第2実施形態におけるキャリブレーシ
ョンプレートの照明方法を表す斜視図である。
【図4】本発明の第3実施形態のキャリブレーションプ
レートの側面断面図を示す。
【図5】本発明の第3実施形態における照明方法を表す
斜視図である。
【図6】本発明の第4実施形態のキャリブレーションプ
レートの一例を表す側面断面図を示す。
【図7】本発明の第4実施形態のキャリブレーションプ
レートの他例を表す側面断面図を示す。
【図8】本発明の第4実施形態のキャリブレーションプ
レートの他例を表す側面断面図を示す。
【図9】従来技術に係わる画像処理によるBGA型パッ
ケージのボール端子の高さ検査装置例を示す。
【図10】キャリブレーションプレートの一例を表す平
面図である。
【図11】従来技術に係わるキャリブレーションプレー
ト例の側面断面図を示す。
【図12】従来技術に係わるキャリブレーションプレー
トを真上方向から照明した場合の斜視図を示す。
【図13】従来技術に係わるキャリブレーションプレー
トを真上方向から照明した場合の陰を説明する平面図を
示す。
【図14】従来技術に係わるキャリブレーションプレー
トを斜め方向から照明した場合の陰を説明する斜視図を
示す。
【図15】従来技術に係わるキャリブレーションプレー
トを斜め方向から照明した場合の陰を説明する平面図を
示す。
【符号の説明】
10…画像処理装置、11、12…カメラ、13…調整
機構、14…ミラー、15…照明手段、16…BGA型
パッケージ、17…ボール端子、18…台、20…キャ
リブレーションプレート、21…透明基板、22…感光
剤、23…パターン、24…不透明基板、25…金属基
板、26…窪み、27…部材、28…黒いメッキ、31
…孔、33…無反射処理。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板(21)の表面にキャリブレーショ
    ン用のパターン(23)が描かれ、前記透明基板(21)の上方
    から照明手段(15)により照明され、前記透明基板(21)の
    上方に設けられた少なくとも2台のカメラでステレオ法
    によってそれぞれ異なる方向から前記パターン(23)が撮
    像され、この撮像された画像を処理して算出されたパタ
    ーン(23)の画像のモニタ座標上の位置に基づいて、前記
    画像内の各点のモニタ座標上の位置が較正されるキャリ
    ブレーションプレート(20)において、 前記パターン(23)が、前記透明基板(21)の前記照明手段
    (15)により照明される上面に形成されたことを特徴とす
    るキャリブレーションプレート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のキャリブレーションプ
    レート(20)において、前記透明基板(21)の下面に、無反
    射処理を施したことを特徴とするキャリブレーションプ
    レート。
  3. 【請求項3】 透明基板(21)の表面にキャリブレーショ
    ン用のパターン(23)が描かれたキャリブレーションプレ
    ート(20)と、前記キャリブレーションプレート(20)の上
    方に設けられ、かつ、前記パターン(23)をステレオ法に
    よってそれぞれ異なる方向から撮像する少なくとも2台
    のカメラと、このカメラで撮像された画像を処理して算
    出された前記パターン(23)の画像のモニタ座標上の位置
    に基づいて、前記画像内の各点のモニタ座標上の位置を
    較正する画像処理装置とを備えたキャリブレーション装
    置において、 前記パターン(23)を前記透明基板(21)の上面に形成する
    と共に、 前記キャリブレーションプレート(20)の下方に、キャリ
    ブレーションプレート(20)を照明する照明手段(15)を配
    設したことを特徴とするキャリブレーション装置。
  4. 【請求項4】 基板の表面にキャリブレーション用のパ
    ターン(23)が描かれ、前記基板の上方から照明手段(15)
    により照明され、前記基板の上方に設けられた少なくと
    も2台のカメラでステレオ法によってそれぞれ異なる方
    向から前記パターン(23)が撮像され、この撮像された画
    像を処理して算出されたパターン(23)の画像のモニタ座
    標上の位置に基づいて、前記画像内の各点のモニタ座標
    上の位置が較正されるキャリブレーションプレート(20)
    において、 前記基板が不透明基板で構成され、かつ、前記パターン
    (23)がこの不透明基板の前記照明手段(15)により照明さ
    れる上面に形成されたことを特徴とするキャリブレーシ
    ョンプレート。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のキャリブレーションプ
    レート(20)において、前記パターン(23)は、前記不透明
    基板の上面に作成した窪みに、この不透明基板と光反射
    率が異なるようにする処理を施して形成されたことを特
    徴とするキャリブレーションプレート。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のキャリブレーションプ
    レート(20)において、前記光反射率が異なるようにする
    処理は、光を反射しない物質を施す処理であることを特
    徴とするキャリブレーションプレート。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のキャリブレーションプ
    レート(20)において、前記パターン(23)は、前記不透明
    基板に開けられた孔内に、この不透明基板と光反射率が
    異なるようにする処理を施して形成されたことを特徴と
    するキャリブレーションプレート。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のキャリブレーションプ
    レート(20)において、前記光反射率が異なるようにする
    処理は、前記孔の壁面に、光を反射しない物質を施す処
    理であることを特徴とするキャリブレーションプレー
    ト。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のキャリブレーションプ
    レート(20)において、前記光反射率が異なるようにする
    処理は、前記孔内に、光を反射しない物質を埋める処理
    であることを特徴とするキャリブレーションプレート。
  10. 【請求項10】 測定対象物の上方に設けられ、かつ、
    測定対象物をステレオ法によってそれぞれ異なる方向か
    ら撮像する少なくとも2台のカメラと、このカメラで撮
    像された前記測定対象物の画像を処理し、この画像内の
    各測定点の位置から、この測定対象物の3次元的位置を
    演算する画像処理装置とを備えた3次元位置計測装置に
    おいて、 前記請求項1〜2、4〜9のいずれかに記載のキャリブ
    レーションプレート(20)の画像を処理して算出された前
    記パターン(23)の画像のモニタ座標上の位置に基づい
    て、前記画像内の各点のモニタ座標上の位置が較正され
    たものであることを特徴とする3次元位置計測装置。
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