JPH10104532A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH10104532A
JPH10104532A JP8277558A JP27755896A JPH10104532A JP H10104532 A JPH10104532 A JP H10104532A JP 8277558 A JP8277558 A JP 8277558A JP 27755896 A JP27755896 A JP 27755896A JP H10104532 A JPH10104532 A JP H10104532A
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optical system
observation optical
observation
eyepiece lens
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Takaomi Sekiya
尊臣 関谷
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のファイバースコープ型の内視鏡では、
主観察系、副観察系共に観察中に観察視野内で得られる
画像情報は対象物の像のみである。また、主・副それぞ
れの観察系で観察している観察者は互いにもう一方の観
察者が対象物の像の何れの位置を注視しているかを判断
することができない。 【解決手段】 第1観察部10b、第2観察部90bの
それぞれに、表示手段としての液晶表示パネル14,9
5と、視線検出手段とを備える。液晶表示パネル14,
95から発した表示光は、投影レンズ15,96を介し
てハーフミラー16,97で対象物からの光束とを合成
されてアイピースレンズ13に入射する。視線検出手段
は、赤外発光ダイオード61a,61b,101a.,
101b、赤外反射ミラー62,104、結像レンズ6
3,103及びイメージセンサ64,102とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、対象物の像をイ
メージガイドファイバーを利用して観察部に導くファイ
バースコープ型の内視鏡を含み、少なくとも2つの観察
部を有する内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファイバースコープ型の内視鏡は、挿入
部の先端に設けられた対物レンズにより対象物の像を形
成し、この像をイメージガイドファイバーを介して搬送
すると共に、アイピースレンズを介して観察する。ファ
イバースコープ型の内視鏡は、可撓性を生かして医療用
では胃腸等の体腔内の深く湾曲した部分を観察する場合
に利用される。
【0003】また、イメージガイドファイバーにより搬
送された像を2つの観察部で観察するため、主観察系に
アタッチメントを付加して光を分岐し、分岐された光を
さらにイメージガイドファイバーを介して副観察系に導
くオブザーバスコープ(供覧鏡、あるいはレクチャース
コープとも呼ばれる)が従来から利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のファイバースコープ型の内視鏡では、主観察
系、副観察系共に観察中に観察視野内で得られる画像情
報は対象物の像のみであるため、例えば患者のデータを
確認したい場合には一旦観察を中止してカルテ等を確認
する必要があり、検査の効率が悪いという問題がある。
また、従来の内視鏡では、主・副それぞれの観察系で観
察している観察者は互いにもう一方の観察者が対象物の
像の何れの位置を注視しているかを判断することができ
ない。
【0005】この発明は、上述した従来技術の課題に鑑
みてなされたものであり、その第1の目的は、観察中に
対象物の像以外の情報を得ることができるファイバース
コープ型の内視鏡装置を提供することにあり、第2の目
的は、少なくとも一方の観察者が注目している点を特定
することができる装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1にか
かる内視鏡装置は、上記の第1の目的を達成させるた
め、先端部に設けられた対物レンズにより結像された対
象物の像をイメージガイドファイバーにより搬送し、イ
メージファイバーから射出される光束を2つに分割する
と共に、分割された一方の光束を第1の観察光学系に導
き、他方の光束を第2の観察光学系に導く内視鏡装置に
おいて、第1の観察光学系は、対象物の画像を肉眼で観
察するためのアイピースレンズと、アイピースレンズを
介して観察される対象物の画像を含む観察視野内に所定
の情報を表示させるための表示手段と、この表示手段を
制御する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0007】また、この発明の請求項7にかかる内視鏡
装置は、上記の第2の目的を達成させるため、先端部に
設けられた対物レンズにより結像された対象物の像をイ
メージガイドファイバーにより搬送し、イメージファイ
バーから射出される光束を2つに分割すると共に、分割
された一方の光束を第1の観察光学系に導き、他方の光
束を第2の観察光学系に導く内視鏡装置において、第1
の観察光学系に、対象物の画像を肉眼で観察するための
アイピースレンズと、アイピースレンズを介して観察す
る観察者が注視している方向を検出する視線検出手段と
を設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる内視鏡の
実施形態を説明する。図1は、この発明の第1の実施形
態にかかる内視鏡装置を模式的に示す説明図である。内
視鏡装置は、内視鏡10と照明・制御装置20、そして
内視鏡10に接続されたオブザーバスコープ90とから
構成される。内視鏡10は、体腔等の狭小な空間に挿入
される可撓性の挿入部10aと、この挿入部10aに連
結された第1の観察光学系(主観察系)である第1観察部
10bとを備えている。内視鏡10と照明・制御装置2
0とは、電気信号用のケーブル、ライトガイドファイバ
ー等が収められた接続ケーブル10cにより接続されて
いる。
【0009】内視鏡10の挿入部10aの先端には、対
象物の像を形成する対物レンズ11が設けられており、
形成される対象物の像は、対物レンズ11の焦点位置に
入射端面12aを位置させるように配置されたイメージ
ガイドファイバー12により観察部10b側に搬送され
る。観察者は、観察部10b内に配置されたアイピース
レンズ13を介して、イメージガイドファイバー12の
射出端面12bに形成される対象物の像を肉眼で観察す
ることができる。一方、照明・制御装置20には、ラン
プ21と集光反射鏡22とから成る光源部が設けられて
おり、光源部から発した照明光は、ライトガイドファイ
バー17により内視鏡先端部に導かれ、照明レンズ18
を介して対象物を照明する。
【0010】また、実施形態の内視鏡装置では、アイピ
ースレンズ13を介して観察される対象物の画像を含む
観察視野内に所定の情報を表示させるための表示手段と
して、液晶表示装置14が、観察部10b内であって、
イメージガイドファイバー12の射出端面12bとアイ
ピースレンズ13との間の光路外に配置されている。こ
の液晶表示装置14から発した表示光は、投影レンズ1
5を介してイメージガイドファイバー12の射出端面1
2bとアイピースレンズ13との間の光路中に配置され
たハーフミラー16に入射する。ハーフミラー16は、
イメージガイドファイバー12から射出した光束と液晶
表示装置14からの光束とを合成してアイピースレンズ
13に入射させる光束合成素子として機能する。
【0011】液晶表示装置14の表示面は、投影レンズ
15を介してイメージガイドファイバー12の射出端面
12bと光学的にほぼ共役な位置にある。液晶表示装置
14は、イメージガイドファイバー12に搬送されてア
イピースレンズ13を介して観察される像の範囲の外側
の領域に情報を表示するよう文字または図形のパターン
を電気的に表示する。
【0012】液晶表示装置14は、バックライト14b
と液晶表示パネル14aとから構成され、この液晶表示
パネル14aは、バックライト14b側から、第1の偏
光板と、TN(Twisted Nematic)型の液晶セルと、第1
の偏光板を透過する直線偏光の電界ベクトルの振動方向
に対して透過軸が直交するよう配置された第2の偏光板
とを組み合わせて構成されている。
【0013】液晶セルは、内側に複数のセグメントを有
する透明電極の間に液晶が充填されて構成されるが、こ
の例では、少なくとも情報を表示する部分にマトリクス
状のセグメント、あるいは数値表示のためのセグメント
を必要な桁分並べた透明電極が形成されている。対象物
の像と重なる部分も含めて液晶表示パネルの全域に情報
を表示する場合には、液晶表示パネルの全域にマトリク
ス状の透明電極を形成しておけばよい。他方、対象物の
像が観察される領域と重複しない外側部分にのみ情報を
表示させるためには、イメージガイドファイバーの射出
端面と重複しないリング状の領域にのみセグメントを有
する透明電極を形成すればよい。
【0014】上記の構成によると、電極間に電圧が印加
されていないセグメントは入射する直線偏光を90度旋
光させるため、この部分を透過した光は偏光板を透過
し、電圧が印加されているセグメントは旋光性を持たな
いため、この部分を透過した光は偏光板により遮断され
る。したがって、電圧が印加されない部分はバックライ
ト14bにより明るくなり、電圧が印加されたセグメン
トのみが暗く表示されることとなる。なお、背景と文字
情報との明暗は、実施形態とは逆に背景を暗く、文字情
報を明るく表示してもよい。
【0015】さらに、実施形態の内視鏡装置には、アイ
ピースレンズ13を覗く観察者が注視している方向を検
出するための視線検出手段が設けられている。視線検出
手段は、入力手段としてアイピースレンズを覗く観察者
の目に赤外光を観察光路外から照射する一対の赤外発光
ダイオード61a,61bと、アイピースレンズ13の
眼側に配置されて眼から反射される赤外光を観察光路か
ら分離する赤外反射ミラー62と、反射光路中に配置さ
れた結像レンズ63及びイメージセンサ64とを備えて
いる。
【0016】オブザーバスコープ90は、可撓性の画像
搬送部90aと、この搬送部により搬送された画像を肉
眼で観察するための第2の観察光学系(副観察系)として
の第2観察部90bとを備えている。画像搬送部90a
は、第1観察部10b内のイメージガイドファイバー1
2の射出端面12bと表示用のハーフミラー16との間
に配置されてイメージガイドファイバー12から射出さ
れる光束を2つに分割するビームスプリッター91と、
分割された光束を再結像させる結像レンズ92と、再結
像された画像を第2観察部90bに導くためのイメージ
ガイドファイバー93とを備えている。
【0017】オブザーバスコープ90のイメージガイド
ファイバー93により搬送された画像は、アイピースレ
ンズ94を介して肉眼で観察可能である。また、第2観
察部90bには、第1観察部10bにおけるのと同様に
液晶表示装置95、結像レンズ96、ハーフミラー97
とから構成される表示手段と、赤外発光ダイオード10
1a,101b、赤外反射ミラー104、結像レンズ1
03及びイメージセンサ102から構成される視線検出
装置の入力部とが設けられている。液晶表示装置95
は、バックライト95bと液晶表示パネル95aとから
構成されている。
【0018】照明・制御装置20には、前述の光源部の
他に、液晶表示装置14,95の表示を制御する表示制
御回路23と、視線検出手段のイメージセンサ64,1
02の出力信号を受けて視線の方向を決定する視線検出
回路25とが設けられている。表示制御回路23には、
患者のデータ等を入力するためのコンピュータが入力手
段24として接続されていると共に、第1、第2観察部
10b,90bの液晶表示装置14,95に表示する内
容を切り換える切換回路29が接続されている。コンピ
ュータは、図示せぬキーボードから入力されるデータ、
カルテに添付されたバーコードから読み込まれたデー
タ、あるいは、記憶装置に登録されたデータベースから
検索されたデータを表示制御回路23へ出力する。
【0019】視線検出回路25における視線検出の原理
自体は、例えば特開平2−5号公報等に開示される公知
の原理を利用できる。例えば、プルキンエ像と瞳孔中心
との相対的な位置関係に基づいて眼球の回旋角を演算に
より求めることにより、視線の方向を決定する。
【0020】図2は、イメージガイドファイバー12,
93から射出した像形成用の光束と、液晶表示装置1
4,95から発した表示光とが、ハーフミラー16,9
7により合成された状態をアイピースレンズを介して観
察した際の視野の一例を示す。視野範囲R0の中央にイ
メージガイドファイバー12により搬送される対象物の
像が形成される画像領域R1が位置し、この画像領域R1
の周辺に複数の情報が液晶表示装置14からの表示光に
より観察される。
【0021】この例では、何れの観察部の視野にも、第
1の情報I1として患者のイニシャル「T.Y」、第2
の情報I2として患者の性別・年齢「F, 34」、そして第
3の情報として第1の観察系10bを介して観察してい
る観察者の注視している点が矢印AMにより表示され
る。ただし、切換手段29を切り換えることにより、第
2の観察系90bを観察している観察者の注視している
点を表示することもできるし、互いに第1観察部10b
を観察している観察者の注視点を第2観察部90bに表
示させ、第2観察部90bを観察している観察者の注視
点を第1観察部10bに表示するようにすることもでき
る。
【0022】したがって、図1の構成によれば、第1、
第2観察部を介して観察する二人の観察者に患者データ
に関する同一の情報を知らせると共に、設定に応じて一
方の観察者が何れの点を注視しているかを他方の観察者
に知らせることができ、例えば二人の観察者が会話しな
がら観察する場合に、観察視野内に病変部が複数存在す
る場合にも自分が意見を述べている病変部を「現在注視
している病変部」として容易に相手に確認させることが
できる。
【0023】図3は、この発明の第2の実施形態を示す
図1と同様の説明図である。この例では、第1観察部1
0bに視線検出装置が設けられると共に、ビデオカメラ
を備えるオブザーバスコープ110が取り付けられてい
る。挿入部10a、照明・制御装置20、視線検出手段
等の構成は図1に示される第1の実施形態と同一であ
る。オブザーバスコープ110は、イメージガイドファ
イバー12を射出した光束を分割するハーフミラー9
1、分離された光束を再結像させる結像レンズ92、結
像された画像を読み取るイメージセンサ111とを備え
ると共に、このイメージセンサ111の出力と照明・制
御装置20に設けられた表示制御回路23の出力とが入
力される画像処理回路112が設けられている。
【0024】画像処理装置112は、イメージセンサ1
11からの出力信号を動画としてビデオモニタ120上
に表示させると共に、表示制御回路23からの信号に基
づいて患者に関する情報と第1観察部10bを介して観
察する観察者の注視点とを図2に示される例と同様にモ
ニタディスプレイ120に表示させる。図2の構成で
は、実際に内視鏡を肉眼で観察して操作する術者以外
に、複数の観察者が同時に対象物の画像を観察すること
ができ、かつ、術者が何れの点に注目しているかをビデ
オモニタ120上の表示から知ることが可能である。
【0025】図4は、この発明の第3の実施形態を示す
観察部部分の拡大図である。この例は、イメージガイド
ファイバー12とアイピースレンズ130とを含む単眼
視内視鏡Aに、複数人での観察が可能な供覧鏡Bを接続
して構成されている。図4の例では、各観察部において
表示素子として円板状の液晶表示パネル30,32が用
いられている。視線検出装置、および図示されない部分
の構成は図1に示される構成と同一である。イメージガ
イドファイバー12から射出した対象物の画像情報を含
む光束は、単眼視内視鏡Aのアイピースレンズ130お
よび結像レンズ140を透過して偏光ビームスプリッタ
ー131で2つの直線偏光成分に分離される。偏光ビー
ムスプリッター131を透過したP偏光成分は、結像レ
ンズ140を介してイメージガイドファイバー12の射
出端面とほぼ共役な面内に配置された液晶表示パネル3
0に入射する。一方、偏光ビームスプリッター131で
反射されたS偏光成分は、イメージガイドファイバー1
2の射出端面と共役な位置に入射端面を位置させるイメ
ージガイドファイバー93に入射して搬送される。液晶
表示パネル32は、その表示面がイメージガイドファイ
バー93の射出端面とほぼ同一の面内に配置されるよう
射出端面に密着して配置されている。液晶表示パネル3
0,32の外側の領域には、それぞれリング状のバック
ライト31,33がアイピースレンズ13,94側から
見て裏面に密着して配置されている。
【0026】液晶表示パネル30は、偏光ビームスプリ
ッター131側から、TN型の液晶セルと、偏光ビーム
スプリッター131を透過する直線偏光の電界ベクトル
の振動方向に対して透過軸が直交するよう配置された偏
光板とを組み合わせて構成されている。液晶表示パネル
32は、偏光ビームスプリッター131側から、TN型
の液晶セルと、偏光ビームスプリッター131で反射さ
れた直線偏光の電界ベクトルの振動方向に対して透過軸
が直交するよう配置された偏光板とを組み合わせて構成
されている。液晶表示パネルによる表示原理は第1の実
施形態と同様であり、イメージガイドファイバー12,
93の射出端面と重複する部分では電圧が印加されない
場合に対象物の像を観察することができ、重複しない周
囲の部分では電圧が印加されない部分はバックライト3
1,33により明るくなり、電圧が印加されたセグメン
トのみが暗く表示されることとなる。アイピースレンズ
13,94を介して観察される視野は、例えば図2と同
様であり、中央に対象物の像が観察され、その周囲に複
数の文字情報がバックライトによる明るい背景内に暗い
パターンとして観察される。
【0027】図4の構成によれば、偏光ビームスプリッ
ター131を用いて光束を分離することにより、分離さ
れた光束は直線偏光となり、一般に液晶セルを挟んで両
側に配置される偏光板のうちの入射側の偏光板を設けな
くとも足りる。したがって、ハーフミラーのような偏光
分離特性を持たない光束分割素子を用いた場合と比較す
ると、光量の損失を小さくすることにより、入射光量を
効率よく利用することができる。
【0028】図5は、この発明の第4の実施形態を示す
観察部部分の拡大図である。この例も上記の例と同様、
単眼視内視鏡Aに供覧鏡Bを接続して構成されている。
図5の例は、表示装置が第1観察部10bとオブザーバ
スコープ90とで共用されている点が図4の例とは異な
る。すなわち、図5の例では、2つの観察部の共通光路
である単眼視内視鏡Aの挿入部10a内のイメージガイ
ドファイバー12の射出端面12bに、表示装置として
カラー液晶表示パネル34とリング状のバックライト3
5とが取り付けられている。液晶表示パネル34を透過
した光束は、単眼視内視鏡Aのアイピースレンズ130
を介してビームスプリッター132に入射して分離さ
れ、分離された光束が2つの観察部にそれぞれ入射す
る。ビームスプリッター132を透過した光束は、ハー
フミラー62を透過して第1の観察者の目に入射する。
他方、ビームスプリッター132で反射された光束は、
結像レンズ141を介してイメージガイドファイバー9
3に入射して搬送され、接眼レンズ94、ハーフミラー
104を透過して第2の観察者の目に入射する。
【0029】それぞれの観察部には、図1の例と同様に
視線検出装置が設けられている。図示せぬ表示制御回路
は、各観察部の視線検出装置の受光素子64,102か
ら出力される観察者の視線方向に関する信号を処理して
カラー液晶表示パネル34に2人の観察者が注視してい
る方向をそれぞれ異なる色の矢印で表示させ、あるいは
一方の観察者の注視方向のみを矢印で表示させる。2つ
の矢印が表示画面上で重なった場合には、対象物の像が
見えにくくなるのを避けるために一方の矢印を非表示に
切り換える。注視方向以外の情報については、図2に示
した例と同様に視野の周辺領域に表示することができ
る。
【0030】図5の構成によれば、単一の表示手段で2
人の観察者に同一の情報を提供することができるため、
表示装置を複数備える図4の構成よりも装置が単純化さ
れ、コストも抑えられる。また、互いの観察者が注視す
る方向を異なる色で表示する構成とすれば、表示装置を
単一化した場合にもそれぞれの注視方向を明確に見分け
ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ファイバースコープ型の内視鏡を利用し、かつ、2
つの観察部を有する装置において、アイピースレンズを
介して観察される視野内に所定の情報を表示することが
でき、例えば観察中の患者のデータを表示することによ
り、内視鏡から目を離すことなく必要な情報を得ること
ができる。したがって、従来のように一旦観察を中止し
てカルテ等を確認しなくともよく、観察、撮影の効率を
向上させることができる。また、何れかの観察部により
観察している観察者の視線方向を検出して他方の観察者
が確認できるよう構成した場合には、一方の観察者が対
象物の何れの点を注視しているかを他方の観察者に対し
て知らせることができ、例えば複数ある病変部の何れを
現在観察しているかを注視点により確認できるため、観
察中のコミュニケーションをより円滑にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態にかかる内視鏡装
置を示す説明図である。
【図2】 図1に示される内視鏡装置の観察視野の一例
を示す説明図である。
【図3】 この発明の第2の実施形態にかかる内視鏡装
置を示す説明図である。
【図4】 この発明の第3の実施形態にかかる内視鏡装
置の観察部を拡大して示す説明図である。
【図5】 この発明の第4の実施形態にかかる内視鏡装
置の観察部を拡大して示す説明図である。
【符号の説明】
10 内視鏡 10a 挿入部 10b 観察部 11 対物レンズ 12 イメージガイドファイバー 13 アイピースレンズ 14 液晶表示パネル 23 表示制御回路 25 視線検出回路 26 モータ制御回路 61a,61b 発光ダイオード 62 赤外反射ミラー 63 結像レンズ 64 イメージセンサ 90 オブザーバスコープ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に設けられた対物レンズにより結
    像された対象物の像をイメージガイドファイバーにより
    搬送し、該イメージファイバーから射出される光束を2
    つに分割すると共に、分割された一方の光束を第1の観
    察光学系に導き、他方の光束を第2の観察光学系に導く
    内視鏡装置において、 前記第1の観察光学系は、対象物の画像を肉眼で観察す
    るためのアイピースレンズと、前記アイピースレンズを
    介して観察される前記対象物の画像を含む観察視野内に
    所定の情報を表示させるための表示手段と、前記表示手
    段を制御する表示制御手段とを備えることを特徴とする
    内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の観察光学系は、対象物の画像
    を肉眼で観察するためのアイピースレンズと、該第2の
    観察光学系のアイピースレンズを介して観察する観察者
    が注視している方向を検出する視線検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記視線検出手段による検出結果に基
    づいて前記第1の観察光学系の表示手段に情報を表示す
    ることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の観察光学系は、前記アイピー
    スレンズを介して観察される前記対象物の画像を含む観
    察視野内に、所定の情報を表示させるための表示手段を
    備え、前記制御手段は、前記第1、第2の観察光学系の
    表示手段に同一の情報を表示させることを特徴とする請
    求項2に記載の内視鏡装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の観察光学系には、前記アイピ
    ースレンズを介して観察する観察者が注視している方向
    を検出する視線検出手段が設けられ、前記第2の観察光
    学系は、対象物の画像を肉眼で観察するためのアイピー
    スレンズと、前記アイピースレンズを介して観察される
    前記対象物の画像を含む観察視野内に所定の情報を表示
    させるための表示手段とを備え、前記制御手段は、前記
    視線検出手段による検出結果に基づいて前記第2の観察
    光学系の表示手段に情報を表示することを特徴とする請
    求項1に記載の内視鏡装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記第1、第2の観察
    光学系の表示手段に同一の情報を表示させることを特徴
    とする請求項4に記載の内視鏡装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の観察光学系には、該第2の観
    察光学系のアイピースレンズを介して観察する観察者が
    注視している方向を検出する視線検出手段が設けられ、
    前記制御手段は、前記第1の観察光学系の視線検出手段
    による検出結果に基づいて前記第2の観察光学系の表示
    手段に情報を表示し、前記第2の観察光学系の視線検出
    手段による検出結果に基づいて前記第1の観察光学系の
    表示手段に情報を表示することを特徴とする請求項4に
    記載の内視鏡装置。
  7. 【請求項7】 先端部に設けられた対物レンズにより結
    像された対象物の像をイメージガイドファイバーにより
    搬送し、該イメージファイバーから射出される光束を2
    つに分割すると共に、分割された一方の光束を第1の観
    察光学系に導き、他方の光束を第2の観察光学系に導く
    内視鏡装置において、 前記第1の観察光学系は、対象物の画像を肉眼で観察す
    るためのアイピースレンズと、前記アイピースレンズを
    介して観察する観察者が注視している方向を検出する視
    線検出手段とを備えることを特徴とする内視鏡装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の観察光学系は、前記対象物の
    像を撮影するビデオカメラを備え、該ビデオカメラによ
    り撮影された画像をモニタ上に表示させる画像処理手段
    を有すると共に、前記画像処理手段は、前記視線検出手
    段による検出結果に基づいて前記モニタ上に情報を表示
    することを特徴とする請求項7に記載の内視鏡装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の観察光学系は、対象物の画像
    を肉眼で観察するためのアイピースレンズと、前記アイ
    ピースレンズを介して観察される前記対象物の画像を含
    む観察視野内に所定の情報を表示させるための表示手段
    とを備え、前記視線検出手段による検出結果に基づいて
    前記第2の観察光学系の表示手段に情報を表示する制御
    手段を有することを特徴とする請求項7に記載の内視鏡
    装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の観察光学系は、対象物の画
    像を肉眼で観察するためのアイピースレンズを備え、前
    記イメージファイバーから射出された光束を2つに分割
    する手前の位置に、前記第1、第2観察光学系のアイピ
    ースレンズを介して観察される前記対象物の画像を含む
    観察視野内に所定の情報を表示させるための表示手段を
    備えることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡装置。
  11. 【請求項11】 先端部に設けられた対物レンズにより
    結像された対象物の像をイメージガイドファイバーによ
    り搬送して観察する内視鏡に接続して用いられる供覧鏡
    において、 前記イメージファイバーから射出される光束を2つに分
    割して一方の光束を第1の観察光学系に導き、他方の光
    束を第2の観察光学系に導く分割素子を備え、前記第1
    の観察光学系は、対象物の画像を肉眼で観察するための
    アイピースレンズと、前記アイピースレンズを介して観
    察される前記対象物の画像を含む観察視野内に所定の情
    報を表示させるための表示手段と、前記表示手段を制御
    する表示制御手段とを備えることを特徴とする供覧鏡。
  12. 【請求項12】 前記第2の観察光学系は、対象物の画
    像を肉眼で観察するためのアイピースレンズと、該第2
    の観察光学系のアイピースレンズを介して観察する観察
    者が注視している方向を検出する視線検出手段とを備
    え、前記制御手段は、前記視線検出手段による検出結果
    に基づいて前記第1の観察光学系の表示手段に情報を表
    示することを特徴とする請求項11に記載の供覧鏡。
  13. 【請求項13】 先端部に設けられた対物レンズにより
    結像された対象物の像をイメージガイドファイバーによ
    り搬送して観察する内視鏡に接続して用いられる供覧鏡
    において、 前記イメージファイバーから射出される光束を2つに分
    割して一方の光束を第1の観察光学系に導き、他方の光
    束を第2の観察光学系に導く分割素子を備え、前記第1
    の観察光学系は、対象物の画像を肉眼で観察するための
    アイピースレンズと、前記アイピースレンズを介して観
    察する観察者が注視している方向を検出するための視線
    検出手段とを備えることを特徴とする供覧鏡。
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JP2005342400A (ja) * 2004-06-07 2005-12-15 Olympus Corp 内視鏡装置及び内視鏡システム

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