JPH10104709A - 写真フィルム用磁気再生装置およびこれを備えたカメラ - Google Patents
写真フィルム用磁気再生装置およびこれを備えたカメラInfo
- Publication number
- JPH10104709A JPH10104709A JP8260594A JP26059496A JPH10104709A JP H10104709 A JPH10104709 A JP H10104709A JP 8260594 A JP8260594 A JP 8260594A JP 26059496 A JP26059496 A JP 26059496A JP H10104709 A JPH10104709 A JP H10104709A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic head
- noise
- reproducing
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
でないと、磁気ヘッドによる再生信号中のノイズを完全
にキャンセルできない。 【解決手段】 写真フィルムから磁気信号の再生を行う
磁気ヘッド16(HR )と、モータ8から発生する電磁
ノイズを検出するノイズ検出手段16(HC)とを有す
る写真フィルム用磁気再生装置において、上記磁気ヘッ
ドとノイズ検出手段とを、モータの回転軸に平行に並べ
て配置する。
Description
気記録された信号の再生を行なう磁気ヘッドを有した写
真フィルム用磁気再生装置に関するものである。
真フィルムが従来提案されており、米国特許第4,87
8,075号には、フィルムの各撮影フレームの撮影ご
とに、各撮影フレームについての撮影年月日、撮影時
刻、撮影条件等の情報を磁気記録するカメラが提案され
ている。また、フィルムが撮影途中で一旦巻き戻された
後に再び未露光フレームからの撮影を開始するような場
合に、磁気層に記録された情報を撮影済情報として再生
して未露光フレームの撮影位置への位置決めを行う機能
(以下、これを未露光フィルムの頭出し機能という)を
有したカメラも開示されている。
開平6−95234号公報にも提案されているように、
磁気層に撮影済情報を記録する記録用磁気ヘッドと、磁
気層から撮影済情報を再生する再生用磁気ヘッドとが備
えられている。
るためのモータが備えられているが、このモータが発生
する磁界が再生用磁気ヘッドに誘導ノイズを生じさせる
という問題がある。
報には、モータから発生する磁界の強さがモータ回転軸
を中心する特定の方向では弱くなることに着目し、この
方向に再生用磁気ヘッドを配置して、再生信号のS/N
比の向上を図ったカメラが提案されている。
ヘッドを配置しても、モータ磁界の影響が全くなくなる
わけではないので、再生信号のS/N比を十分高めるの
は容易でない。
は、再生用磁気ヘッドに類似した構成を有してモータ磁
界により生じたノイズ信号のみを出力するノイズ検出用
磁気ヘッドを設け、ノイズキャンセル回路によって再生
用磁気ヘッドの出力信号からノイズ検出用磁気ヘッドの
出力信号を差し引くことにより、再生用磁気ヘッドの出
力信号中に含まれるノイズ成分をキャンセルし、再生信
号のS/N比のさらなる向上を図ったカメラが提案され
ている。
開平7−128724号公報にて提案のカメラにおいて
も、再生用磁気ヘッドに侵入するモータ磁界の強さとノ
イズ検出用磁気ヘッドに侵入するモータ磁界の強さとが
大きく異なると、再生用磁気ヘッドの出力信号中に含ま
れるノイズ成分を完全にキャンセルすることができず、
再生信号のS/N比の向上を図ることはできない。
出力信号中のノイズ成分をほぼ完全にキャンセルするこ
とができるようにした写真フィルム用磁気再生装置およ
びこれを備えたカメラを提供することを目的としてい
る。
めに、本願発明では、写真フィルムから磁気信号の再生
を行う磁気ヘッドと、モータ(例えば、フィルム給送駆
動用のモータ)から発生する電磁ノイズを検出するノイ
ズ検出手段とを有する写真フィルム用磁気再生装置にお
いて、上記磁気ヘッドとノイズ検出手段とを、モータの
回転軸に平行に並べて配置している。
たようにモータ回転軸を中心する特定の方向で弱くなる
が、モータ回転軸と平行な方向ではほぼ一定である。本
願発明はこの点に着目して、磁気ヘッドとノイズ検出手
段とモータの回転軸に平行に並べることによりこれらに
影響を及ぼすモータ磁界の強さをほぼ同じにし、磁気ヘ
ッドの出力信号中に含まれるモータ磁界の影響分をほぼ
完全にキャンセルすることができるようにしている。
同一の構成とし、磁気ヘッドの出力信号中に含まれるノ
イズ成分信号とほぼ同じ信号をノイズ検出手段から出力
させることにより、ノイズキャンセル回路を簡単に構成
できるようにするのが望ましい。そして、磁気ヘッド
が、信号を磁気記録するための記録用コイルを有してい
る場合(すなわち、磁気ヘッドが記録再生兼用である場
合)には、磁気ヘッドと同等の構成を有するノイズ検出
手段に、記録用コイルに相当するダミーコイルを設ける
のが望ましい。
1つの磁気シールド性ケース内に収納して、磁気ヘッド
とノイズ検出手段とに作用するモータ磁界を等価なもの
とすることが望ましい。
方法としては、磁気ヘッドを磁気記録部(記録用磁気ヘ
ッドによって信号が記録された磁気トラック)に対向す
る位置に配設した上で、ノイズ検出手段をフィルムに対
向しない位置に配置したりフィルムのうち磁気記録部以
外の部分に対向する位置に配置したりして、ノイズ検出
手段によって磁気記録部の信号が再生されてしまうのを
防止するのが望ましい。また、後者のように、ノイズ検
出手段をフィルムのうち磁気記録部以外の部分(磁性層
の一部)に対向させることにより、磁性層自体の欠陥に
よるノイズもキャンセルすることが可能となる。
検出手段の他の配置方法として、これらをフィルムを挟
んで対向するよう配置している。
の対向部分を通る同じ強さのモータ磁界がこれら磁気ヘ
ッドとノイズ検出手段とに影響を及ぼすようにして、磁
気ヘッドの出力信号中に含まれるモータ磁界の影響分
を、上述したモータ回転軸との平行配置の場合に比べて
より完全に近くキャンセルすることができるようにして
いる。
れぞれ磁気シールド性ケース内に収納して、磁気ヘッド
とノイズ検出手段とに作用するモータ磁界を等価なもの
とすることが望ましい。
ィルム用磁気再生装置を備えることにより、モータ磁界
によるノイズの影響なく写真フィルムから撮影済情報等
を正確に磁気再生できるカメラを実現できるようにして
いる。
あるカメラの構成を示している。この図において、1は
ベース面側に磁気層を有する写真フィルムであり、この
フィルム1はフィルムカートリッジ2から撮影レンズ1
2の光軸方向後方にあるアパーチャ位置に引き出されて
露光を受ける。
きにカメラのスプールドライバ4に係合するカートリッ
ジ内スプール5を有しており、スプールドライバ4が後
述する巻取りスプール7に内蔵されたモータ8(出力軸
にはピニオンギヤ9が取り付けられている)によって矢
印A方向に回転駆動されると、カートリッジ内スプール
5も同方向に回転し、カートリッジ2のフィルム出口6
からフィルム1が押し出される。
10,11によって案内されてカメラの巻取りスプール
7に到達すると、それ以後フィルム1は、モータ8によ
って矢印B方向に回転駆動される巻取りスプール7によ
って矢印C方向に巻き上げられる。
駆動されているときは、ワンウェイクラッチ等を有する
公知の駆動力伝達機構の切り換え動作によってスプール
ドライバ4へのモータ駆動力の伝達は行われない。ま
た、モータ8を巻上げ時とは逆方向に駆動すれば、上記
駆動力伝達機構の切り換え動作によってスプールドライ
バ4が押し出し時と逆方向に回転し、カートリッジ2へ
のフィルム1の巻き戻しが行われる。
力軸が巻取りスプール7の軸方向に延びている。さらに
言えば、モータ8の出力軸は、巻取りスプール7によっ
て巻き取られるフィルム1の幅方向に延びている。
位置する部分のベース面に接して、このフィルム部分の
平面性を確保するガイド板である。このガイド板13の
上部におけるフィルム給送方向(フィルム長手方向)2
カ所には、フォトリフレクタ14,15が取り付けられ
ている。これらフォトリフレクタ14,15は、フィル
ム1の給送中にフィルム1のパーフォレーションPの検
出信号を出力する。この検出信号は、図示しないカメラ
の制御装置に送られ、制御装置はこの検出信号に基づい
てモータ8の作動を制御し、フィルム1の撮影フレーム
のアパーチャ位置に対する位置決めを行う。
りスプール7側(すなわち、モータ8側)には、フィル
ム1の磁気層に摺接する磁気ヘッドユニット16が取り
付けられている。
し、Oは撮影フレームFの中心(撮影レンズ12の撮影
中心)を示している。撮影フレームFごとに撮影(露
出)が終了すると、モータ8が通電され、フィルム1が
1フレーム分矢印C方向に給送される。このとき磁気ヘ
ッドユニット16は、各撮影フレームFに対応した撮影
情報(日付、時刻、タイトル、撮影データ等)をフィル
ム1上に磁気記録し、フィルム1上に磁気トラック(請
求の範囲にいう磁気記録部)Tを形成する。
巻き戻したフィルムカートリッジ2がカメラに装填され
た場合には、モータ8が通電され、スプールドライバー
4によるフィルム1の押し出しおよびこれに続く巻取り
スプール7によるフィルム1の矢印C方向への連続引出
しが行われる。
トラックTに記録された撮影情報を再生し、カメラの制
御回路はこの再生情報に基づいて先頭のフレームFから
順番に各フレームが撮影済みであるか否かを判断する。
未撮影のフレームが検出されたときには、そのフレーム
Fをアパーチャ位置にセットする動作を行い、その後、
カメラは動作を停止する。磁気ヘッドユニット16によ
る磁気再生が行われるのは、モータ8が通電されて回転
している間である。
に、モータ8と磁気ヘッドユニット16をごく近くに配
置している。したがって、磁気ヘッドユニット16の再
生出力には、モータ8から発生する磁界による大きな誘
導電圧がノイズ(電磁ノイズ)として重畳され、再生信
号のS/N比の劣化を招くおそれがある。
2 は、モータ8が発生する磁界の大きさを定性的に示し
たものである。この磁界は、モータ8の回転軸を中心に
して、矢印Dで示すように強さが最大となる方向と、矢
印Eで示すように強さが最小になる方向とを持ってい
る。そして、各方向について、モータ8の軸方向につい
ては磁界の強さはほぼ一定である(図で言えばN1 とN
2 が同形状である)。このため、本実施形態では、ノイ
ズを嫌う磁気ヘッドユニット16を、モータ8に対して
矢印E方向に配置している。
向に配置しても、モータ磁界の影響が全くなくなるわけ
ではないので、本実施形態では、図2に示すように、磁
気ヘッドユニット16内にノイズキャンセル用の磁気ヘ
ッドを設けている。
観を示し、同図(b)は磁気ヘッドユニット16の内部
構成を示している。
立状態で示す場合のモータ8の軸方向(フィルム1の幅
方向)に配置された再生用磁気ヘッドHR とノイズキャ
ンセル用磁気ヘッドHC とを有している。これら磁気ヘ
ッドは、外部ノイズの侵入を抑えるために、パーマロイ
等の透磁率の高い材料で作られたシールドケース41に
より覆われている。
の摺接面41aには、2つの開口部が形成されており、
これら開口部から露出した各磁気ヘッドのコアヘッド部
によって再生チャネルCR とノイズキャンセルチャネル
CC とが形成される。そして、これらコアヘッド部が外
部に露出しているために、再生用磁気ヘッドHR とノイ
ズキャンセル用磁気ヘッドHC はモータ磁界の影響を受
けてしまう。
向を向いてモータ8の軸方向に配置されているため、両
磁気ヘッドHR ,HC を通るモータ磁界の方向と強さは
互いに等しい なお、シールドケース41における摺動面41aと反対
側には、ガイド部材13に磁気ヘッドユニット16を取
り付けるための取付板42が固定されており、この取付
板42には、ガイド部材13への取付時にビス等を使用
するためのビス穴42aが形成されている。
向に対向配置された一対のコア21,22と、これらコ
ア21,22に取り付けられた再生用ボビン23および
記録用ボビン27と、再生用ボビン23に巻回された再
生用コイル24と、記録用ボビン27に巻回された記録
用コイル28と、再生用コイル24に発生した電圧を外
部に伝達するための再生用ボビン端子25,26と、記
録用コイル28に発生した電圧を外部に伝達するための
記録用ボビン端子29,30とから構成されている。
は再生用磁気ヘッドHR と同一の構成を有する。すなわ
ち、一対のコア31,32と、ボビン33,37、コイ
ル34,38、ボビン端子35,36(図示しない端子
があと2本)とで構成されており、コア31,32の材
質、厚さ、長さ、巻回されるコイル34,38の巻数、
線径といった再生出力の特性を決定する要素も同一であ
る。
に再生用磁気ヘッドHR の記録用コイル28と同一のダ
ミーコイル38を設けている。このため、再生用と記録
用との兼用となっている再生用磁気ヘッドHR とノイズ
キャンセル用磁気ヘッドHCとの間にわずかな特性差も
生じさせることはない。しかも、前述したように、ノイ
ズキャンセル用磁気ヘッドHC と再生用磁気ヘッドHR
とは同じシールドケース41内に収納されている。
た場合、再生用磁気ヘッドHR およびノイズキャンセル
用磁気ヘッドHC に全く同じ誘導電圧を発生させること
ができる。
けられた状態を、図1における線III −III で切った場
合の断面を示している。51はカメラ本体であり、この
カメラ本体51の上下には外レール51a,51aと、
内レール51b,51bとが形成されている。外レール
51a,51aはガイド部材13のフィルム摺動面13
aに当接することにより、フィルム1が通過するトンネ
ルを形成している。内レール51b,51bは、トンネ
ル内のフィルム1の上下部をフィルム摺動面13aとの
間に挟むことにより、このフィルム1の平面性を確保す
る。
気ヘッドユニット16は、再生用チャネルCR が図1に
示したフィルム1の磁気トラックTに対向し、ノイズキ
ャンセル用チャネルCC が下側の外レール51aに対向
する位置に配置されている。52は弾性部材からなるパ
ッドである。このバッド52はレバー53の先端に取り
付けられており、レバー53がバネ54によってフィル
ム1の方向に付勢されることによりフィルム1の下部を
押して、フィルム1の磁気トラックTを再生用チャネル
CR に押し付ける。
キャンセル用磁気ヘッドHC の各コイル24,28,3
4,38の電気的接続を示している。再生用磁気ヘッド
HRにおける記録用コイル28(ボビン端子29,3
0)はカメラの磁気記録回路62に接続されており、磁
気記録回路62からの信号に応じてフィルム1に磁気記
録を行い、磁気トラックTを形成する。
ーコイル38は装置に対して非接続状になっている。こ
れは、前述のようにこのダミーコイル38は2つの磁気
ヘッドHR ,HC の特性を完全に揃えるために設けられ
ており、装置との接続はノイズキャンセル用磁気ヘッド
HC の特性を微妙に変化させるおそれがあるからであ
る。
ル用コイル34は、それぞれが巻き付けられたコアを通
過する同方向(図中A方向)の磁束に対して逆方向電圧
を発生するように接続されており、各コイル24,34
の出力端子(ボビン端子25,35)は再生アンプ61
の入力端子に接続されている。そして、前述したよう
に、再生用コア21,22とノイズキャンセル用コア3
1,32には、モータ8から発生する同じ方向および強
さ(密度)の磁束が通る。
気情報の再生を行っていない場合において、再生用コイ
ル24に発生したノイズ電圧とキャンセル用コイル34
に発生したノイズ電圧とが再生アンプ61内で相殺さ
れ、再生アンプ61の出力は0となる。したがって、再
生用磁気ヘッドHR による磁気トラックTからの情報の
再生を行えば、再生用コイル24に発生した再生電圧中
のノイズ電圧分が完全にキャンセルされ、再生アンプ6
1から再生用コイル24の再生電圧中の情報電圧分だけ
が増幅されたきわめてS/N比の高い情報信号を出力さ
せることができる。
用チャネルCC を外レール51aに対向する位置、すな
わちフィルムに対向しない位置に配置しているが、これ
は、フィルム1が給送中に蛇行することによって、ノイ
ズキャンセル用チャネルCCが磁気トラックTに接触
し、磁気トラックTに記録された磁気信号がノイズキャ
ンセル用チャネルCC から再生されてしまうことを防止
するためである。
2実施形態であるカメラを示している。本実施形態は磁
気ヘッドユニット61の配置が第1実施形態と異なる
が、磁気ヘッドユニット61内の再生用磁気ヘッドHR
およびノイズキャンセル用磁気ヘッドHC 自体の構成
や、カメラの構成は第1実施形態と同じであるので、共
通要素については第1実施形態と同符号を付して説明に
代える。
を、再生用チャネルCR がフィルム1の磁気トラックT
に対向し、ノイズキャンセル用チャネルCC が再生用チ
ャネルCR に対してモータ8の軸方向に離れた位置であ
ってフィルム1の撮影フレームF(但し、ベース面側)
に対向する位置に配置されている。すなわち、第1実施
形態の磁気ヘッド16に対して、再生用チャネルCR と
ノイズキャンセル用チャネルCC の上下位置を逆にして
いる。
ヘッドHR とノイズキャンセル用磁気ヘッドHC の各コ
イル(図示せず)の電気的接続は、図4に示した第1実
施形態と同じである。
コアとノイズキャンセル用コアには、モータ8から発生
する同じ方向および強さ(密度)の磁束が通り、再生用
コイルに発生したノイズ電圧とキャンセル用コイルに発
生したノイズ電圧とが相殺される。したがって、再生用
磁気ヘッドHR による磁気トラックTからの情報の再生
を行えば、再生用コイルに発生した再生電圧中のノイズ
電圧分が完全にキャンセルされ、再生電圧中の情報電圧
分だけが増幅されたきわめてS/N比の高い情報信号を
出力させることができる。
用チャネルCC をフィルム1の撮影フレームFに対向す
る位置、すなわち磁気トラックTからフィルム幅方向に
ある程度離れた位置に配置しているが、これは、第1実
施形態と同様に、フィルム1が給送中に蛇行することに
よって、ノイズキャンセル用チャネルCC が磁気トラッ
クTに接触し、磁気トラックTに記録された磁気信号が
ノイズキャンセル用チャネルCC から再生されてしまう
ことを防止するためである。
キャンセル用チャネルCC をフィルム1の磁気層に摺接
する位置に配置している。これにより、モータ磁界によ
るノイズの他に、再生用チャネルCR のコアと磁気層の
摺動により生じる摺動ノイズや、磁気層に微少な欠陥が
あった場合に生じるノイズを同様にノイズキャンセル用
チャネルCC に生じさせ、再生用チャネルCR に生じた
これら他のノイズをもキャンセルすることができるとい
う利点がある。
ルム1を押してノイズキャンセル用チャネルCC 部に押
し付けることはしていない。このため、撮影フレームF
内にノイズキャンセル用チャネルCC との摺接による傷
を付けるおそれはない。
3実施形態であるカメラを示している。本実施形態で
は、再生用磁気ヘッドユニット(再生用磁気ヘッドHR
をシールドカバーで覆ったもの)71を再生用チャネル
CR がフィルム1の磁気トラックTに対向する位置に配
置し、ノイズキャンセル用磁気ヘッドユニット(ノイズ
キャンセル用磁気ヘッドHC をシールドカバーで覆った
もの)72をフィルム1を挟んで再生用磁気ヘッドユニ
ットと対向する位置に配置している。すなわち、再生用
磁気ヘッドHR とノイズキャンセル用磁気ヘッドHC を
フィルム1を挟んで互いに対向する位置に配置してい
る。なお、両磁気ヘッドHR ,HC 自体の構成は第1実
施形態のものと同様である(但し、各構成要素に伏した
符号は異なる)。
2は取付板73の先端に固定されており、取付板73が
バネ74によりフィルム1の方向に付勢されることによ
り、ノイズキャンセル用磁気ヘッドユニット72がフィ
ルム1に押し付けられるとともに、フィルム1の磁気ト
ラックTが再生用ヘッドユニット71に押し付けられる
構成となっている。つまり、再生用チャネルCR とノイ
ズキャンセル用チャネルCC とはフィルム1の厚味分だ
け離れた極めて近い位置に配置される。この配置は、再
生用磁気ヘッドHR とノイズキャンセル用磁気ヘッドH
C とに侵入するモータ磁界の方向と強さを同じにするこ
とにおいて理想的な配置といえる。
形態と同じであるので、共通要素については第1実施形
態と同符号を付して説明に代える。
ヘッドHR とノイズキャンセル用磁気ヘッドHC の各コ
イル(図示せず)の電気的接続は、図7に示すようにな
っている。
ル88(ボビン端子89,90)はカメラの磁気記録回
路62に接続されており、磁気記録回路62からの信号
に応じてフィルム1に磁気記録を行い、磁気トラックT
を形成する。
ーコイル98は装置に対して非接続状になっている。こ
れは、第1実施形態と同様に、ノイズキャンセル用磁気
ヘッドHC の特性を微妙に変化させないためである。
とノイズキャンセル用磁気ヘッドH C のノイズキャンセ
ル用コイル94とは、それぞれが巻き付けられたコアを
通過する同方向(図中N方向)の磁束に対して逆方向電
圧を発生するように接続されており、各コイル84,9
4の出力端子(ボビン端子85,95)は再生アンプ6
1の入力端子に接続されている。そして、前述したよう
に、再生用コア81,82とノイズキャンセル用コア9
1,92には、モータ8から発生する同じ方向および強
さ(密度)の磁束が通る。
気情報の再生を行っていない場合において、再生用コイ
ル84に発生したノイズ電圧とキャンセル用コイル94
に発生したノイズ電圧とが再生アンプ61内で相殺さ
れ、再生アンプ61の出力は0となる。したがって、再
生用磁気ヘッドHR による磁気トラックTからの情報の
再生を行えば、再生用コイル84に発生した再生電圧中
のノイズ電圧分が完全にキャンセルされ、再生アンプ6
1から再生用コイル84の再生電圧中の情報電圧分だけ
が増幅されたきわめてS/N比の高い情報信号を出力さ
せることができる。
施形態に比べて、再生用チャネルCR とノイズキャンセ
ル用チャネルCC との距離が短くなっている。このた
め、モータ磁界の両チャネルへの侵入をより等しいもの
とすることができ、より完全なノイズキャンセルによる
より高いS/N比が得られる。
説明したが、本発明は、モータ等のノイズによって磁気
再生信号のS/N比が低くなるおそれがあり、かつ装置
の小型化のためにノイズ源を再生用磁気ヘッドの近くに
配置する必要があるカメラ以外の装置にも適用すること
ができる。
ータから発生する磁界の強さがモータ回転軸と平行な方
向ではほぼ一定であることに着目し、磁気ヘッドとノイ
ズ検出手段とをモータの回転軸に平行に並べている。こ
のため、本発明を用いれば、磁気ヘッドとノイズ検出手
段に影響を及ぼすモータ磁界の強さをほぼ同じにするこ
とができ、磁気ヘッドの出力信号中に含まれるモータ磁
界の影響分をほぼ完全にキャンセルすることができる。
したがって、従来に比べて高いS/N比を有する再生信
号を得ることができる。
一の構成とすれば、磁気ヘッドの出力信号中に含まれる
ノイズ成分信号とほぼ同じ信号をノイズ検出手段から出
力させることにができるので、ノイズキャンセル回路を
簡単に構成することができる。さらに、磁気ヘッドとノ
イズ検出手段とを同じ磁気シールド性ケース内に収容す
れば、これら磁気ヘッドとノイズ検出手段とに作用する
モータ磁界を等価なものとすることができ、ノイズキャ
ンセル回路をより簡単に構成することができる。
位置に配設した上で、ノイズ検出手段をフィルムに対向
しない位置に配置したりフィルムのうち磁気記録部以外
の部分に対向する位置に配置したりすれば、ノイズ検出
手段によって磁気記録部の信号が再生されてしまい、却
って磁気ヘッドの再生信号のS/N比が低下するのを防
止することができる。しかも、ノイズ検出手段をフィル
ムのうち磁気記録部以外の部分(磁性層の一部)に対向
させることにより、磁性層自体の欠陥によるノイズもキ
ャンセルすることができる。
検出手段をフィルムを挟んで対向するよう配置してい
る。このため、本発明を用いれば、磁気ヘッドとノイズ
検出手段との対向部分を通る同じ強さのモータ磁界がこ
れら磁気ヘッドとノイズ検出手段とに影響を及ぼすよう
にすることができ、磁気ヘッドの出力信号中に含まれる
モータ磁界の影響分を、上述したモータ回転軸との平行
配置の場合に比べてより完全に近くキャンセルすること
ができる。
気ヘッドと略同一の構成としたり、磁気ヘッドとノイズ
検出手段とをそれぞれ磁気シールド性ケース内に収容し
たりすれば、ノイズキャンセル回路を簡単に構成するこ
とができる。
真フィルム用磁気再生装置を備えることにより、モータ
磁界によるノイズの影響なく写真フィルムから撮影済情
報等を正確に磁気再生できるカメラを実現することがで
きる。
す分解斜視図である。
ユニットの構成図である。
トの電気接続図である。
ある。
ある。
トの電気接続図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 写真フィルムから磁気再生を行う磁気ヘ
ッドと、モータから発生する電磁ノイズを検出するノイ
ズ検出手段とを有する写真フィルム用磁気再生装置にお
いて、 前記磁気ヘッドと前記ノイズ検出手段とを、前記モータ
の回転軸に平行に並べて配置したことを特徴とする写真
フィルム用磁気再生装置。 - 【請求項2】 前記モータは、前記フィルムの給送駆動
を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の写
真フィルム用磁気再生装置。 - 【請求項3】 前記磁気ヘッドを前記フィルムの磁気記
録部に対向する位置に配設し、前記ノイズ検出手段を前
記フィルムに対向しない位置に配置したことを特徴とす
る請求項1又は2に記載の写真フィルム用磁気再生装
置。 - 【請求項4】 前記磁気ヘッドを前記磁気記録部に対向
する位置に配設し、前記ノイズ検出手段を前記フィルム
のうち前記磁気記録部以外の部分に対向する位置に配置
したことを特徴とする請求項1又は2に記載の写真フィ
ルム用磁気再生装置。 - 【請求項5】 前記ノイズ検出手段が、前記磁気ヘッド
と略同一構成であることを特徴とする請求項1から4の
いずれかに記載の写真フィルム用磁気再生装置。 - 【請求項6】 前記磁気ヘッドが、前記磁気記録部に信
号を記録するための記録用コイルを有しており、 前記ノイズ検出手段が、前記記録用コイルに相当するダ
ミーコイルを有することを特徴とする請求項5に記載の
写真フィルム用磁気再生装置。 - 【請求項7】 前記磁気ヘッドと前記ノイズ検出手段と
が1つの磁気シールド性ケース内に収納されていること
を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の写真フ
ィルム用磁気再生装置。 - 【請求項8】 写真フィルムから磁気信号を再生する磁
気ヘッドと、モータから発生する電磁ノイズを検出する
ノイズ検出手段とを有する写真フィルム用磁気再生装置
において、 前記磁気ヘッドと前記ノイズ検出手段とを、前記フィル
ムを挟んで対向配置したことを特徴とする写真フィルム
用磁気再生装置。 - 【請求項9】 前記モータは、前記フィルムの給送駆動
を行うものであることを特徴とする請求項8に記載の写
真フィルム用磁気再生装置。 - 【請求項10】 前記ノイズ検出手段が、前記磁気ヘッ
ドと略同一構成であることを特徴とする請求項8又は9
に記載の写真フィルム用磁気再生装置。 - 【請求項11】 前記磁気ヘッドが、前記磁気記録部に
信号を記録するための記録用コイルを有しており、 前記ノイズ検出手段が、前記記録用コイルに相当するダ
ミーコイルを有することを特徴とする請求項10に記載
の写真フィルム用磁気再生装置。 - 【請求項12】 前記磁気ヘッドと前記ノイズ検出手段
とがそれぞれ磁気シールド性ケース内に収納されている
ことを特徴とする請求項8から11のいずれかに記載の
写真フィルム用磁気再生装置。 - 【請求項13】 請求項1から12のいずれかに記載の
写真フィルム用磁気再生装置を備えたことを特徴とする
カメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8260594A JPH10104709A (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 写真フィルム用磁気再生装置およびこれを備えたカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8260594A JPH10104709A (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 写真フィルム用磁気再生装置およびこれを備えたカメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10104709A true JPH10104709A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17350128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8260594A Pending JPH10104709A (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 写真フィルム用磁気再生装置およびこれを備えたカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10104709A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0933669A1 (en) * | 1998-01-30 | 1999-08-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic information reproducing apparatus |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP8260594A patent/JPH10104709A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0933669A1 (en) * | 1998-01-30 | 1999-08-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnetic information reproducing apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2687258B2 (ja) | 情報記録部を備えたフィルムに対して使用されるヘッド装置及び情報記録部を備えたフィルムを使用する装置 | |
| US5749007A (en) | Camera using film having a magnetic memory portion | |
| JPH10104709A (ja) | 写真フィルム用磁気再生装置およびこれを備えたカメラ | |
| US6229965B1 (en) | Apparatus such as camera adapted for film having magnetic recording part | |
| US5434633A (en) | Camera having built-in magnetic recording and reproducing apparatus including record/playback head | |
| JP3002572B2 (ja) | カメラ用磁気ヘッド | |
| JPH10282566A (ja) | フィルム用磁気記録装置およびこれを備えた光学機器 | |
| EP0610933B1 (en) | Camera adapted for films provided with magnetic storage portions | |
| JP3551208B2 (ja) | 写真フイルムの磁気記録再生装置 | |
| JPH10104724A (ja) | 写真フィルム用磁気記録再生装置およびこれを備えたカメラ | |
| US6275661B1 (en) | Apparatus adapted for film having magnetic recording part | |
| JP4001656B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| US5983037A (en) | Camera equipped with magnetic recording apparatus and shield case fixing structure | |
| JP2001154257A (ja) | 磁気ヘッドユニット、この磁気ヘッドユニットを用いた圧板およびこの圧板を用いたカメラ | |
| EP0933669A1 (en) | Magnetic information reproducing apparatus | |
| JPH04352137A (ja) | 磁気ヘッドを有するカメラ | |
| JPH10333239A (ja) | 磁気記録部付フィルムに適用される装置 | |
| JP3344859B2 (ja) | 情報読取装置 | |
| JPH11282045A (ja) | 磁気記録再生カメラ | |
| KR100233521B1 (ko) | 스틸카메라가 부착된 비데오카메라 | |
| JPH09258387A (ja) | 磁性体付きフィルム用カメラ | |
| JPH10104721A (ja) | 光学機器 | |
| JPH07209733A (ja) | 磁気層付き写真フィルム用記録再生装置 | |
| JP2001014623A (ja) | 磁気ヘッドおよびこれを装着した圧板ユニット | |
| JPH0943720A (ja) | フィルム画像再生装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070926 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |