JPH10105689A - 移動体挙動検知装置 - Google Patents
移動体挙動検知装置Info
- Publication number
- JPH10105689A JPH10105689A JP27698296A JP27698296A JPH10105689A JP H10105689 A JPH10105689 A JP H10105689A JP 27698296 A JP27698296 A JP 27698296A JP 27698296 A JP27698296 A JP 27698296A JP H10105689 A JPH10105689 A JP H10105689A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- template
- image frame
- moving object
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000013598 vector Substances 0.000 claims abstract description 41
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 46
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 21
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 1
- 206010039203 Road traffic accident Diseases 0.000 description 1
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 予め車両のいないとき撮影した背景画像
フレーム15と直前に撮影した前画像フレーム14との
差分値を2値化して、2値化差分画像16を作成する。
そして、この2値化差分画像16を、車両領域マスク画
像作成部10から得た個別車両領域マスク画像17,1
8でマスクし、このマスク領域を切り出してテンプレー
トを作成する。 【効果】 こうして切り取った車両毎のテンプレートは
雑音が除去されて正確なので、現画像フレームとのマッ
チングを行うことで、各車両の動きベクトルを高精度で
検出できる。
フレーム15と直前に撮影した前画像フレーム14との
差分値を2値化して、2値化差分画像16を作成する。
そして、この2値化差分画像16を、車両領域マスク画
像作成部10から得た個別車両領域マスク画像17,1
8でマスクし、このマスク領域を切り出してテンプレー
トを作成する。 【効果】 こうして切り取った車両毎のテンプレートは
雑音が除去されて正確なので、現画像フレームとのマッ
チングを行うことで、各車両の動きベクトルを高精度で
検出できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の移動体を
カメラを用いて撮影し、その挙動を調べるための移動体
の挙動検知装置に関する。
カメラを用いて撮影し、その挙動を調べるための移動体
の挙動検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路交通容量の拡大、交通事故の抑制あ
るいは省エネルギー等を目的として、次世代道路交通シ
ステムの研究が盛んに進められている。こうしたシステ
ムでは、道路上を走行する車両を撮影し、車両毎にその
挙動を検知する技術が要求される。この目的のために次
のような技術が紹介されている(文献:安居院 猛,塚
中 正太,長橋 宏:画像処理による通行車両の抽出:
信学春季全大,D−627(1994))。この種のシ
ステムでは予め車両の映っていない道路を撮影し、所定
の時間間隔で繰り返し道路上を走行する車両を撮影す
る。そして、各撮影された画像を比較することによって
車両毎の動きベクトルを求める。
るいは省エネルギー等を目的として、次世代道路交通シ
ステムの研究が盛んに進められている。こうしたシステ
ムでは、道路上を走行する車両を撮影し、車両毎にその
挙動を検知する技術が要求される。この目的のために次
のような技術が紹介されている(文献:安居院 猛,塚
中 正太,長橋 宏:画像処理による通行車両の抽出:
信学春季全大,D−627(1994))。この種のシ
ステムでは予め車両の映っていない道路を撮影し、所定
の時間間隔で繰り返し道路上を走行する車両を撮影す
る。そして、各撮影された画像を比較することによって
車両毎の動きベクトルを求める。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の車両挙動検知装置には次のような解決すべき課
題があった。従来のシステムでは、道路上に車両が存在
するかどうかを、道路のみを撮影した画像と道路上を走
行する車両を撮影した画像の差分値を求めるようにして
判断する。しかしながら、雑音等が混入すると差分画像
が乱れ、検知した画像の位置や輪郭が乱れることから、
誤検出が発生するという問題があった。また、新たに画
面の隅に入ってきた車両は画面中に車両の一部だけしか
撮影されないため、検出精度が悪くなるという問題があ
った。
な従来の車両挙動検知装置には次のような解決すべき課
題があった。従来のシステムでは、道路上に車両が存在
するかどうかを、道路のみを撮影した画像と道路上を走
行する車両を撮影した画像の差分値を求めるようにして
判断する。しかしながら、雑音等が混入すると差分画像
が乱れ、検知した画像の位置や輪郭が乱れることから、
誤検出が発生するという問題があった。また、新たに画
面の隅に入ってきた車両は画面中に車両の一部だけしか
撮影されないため、検出精度が悪くなるという問題があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉移動体を撮影するカメラと、移動体と共にそ
の背景を撮影した現画像フレームと、現画像フレームの
撮影直前に移動体と共にその背景を撮影した前画像フレ
ームと、背景を撮影した背景画像フレームとを保持する
記憶部と、上記背景画像フレームと前画像フレームとの
差分を2値化して2値化差分画像を得る2値化部と、前
画像フレームと2値化差分画像により、各移動体の画像
を含む小領域の画像から成るテンプレートを得るテンプ
レート作成部と、このテンプレートと現画像フレームと
のマッチングにより、各移動体の動きベクトルを検出す
る動きベクトル検出部と、動きベクトルを検出したとき
のテンプレートの輪郭から、現画像フレーム中の各移動
体の画像以外の部分をマスクするためのマスク画像を得
るマスク画像作成部とを備え、上記テンプレート作成部
は、上記マスク画像作成部から受け入れたマスク画像に
より、2値化差分画像の不要部分をマスクして、各移動
体のテンプレートを得ることを特徴とする移動体挙動検
知装置。
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉移動体を撮影するカメラと、移動体と共にそ
の背景を撮影した現画像フレームと、現画像フレームの
撮影直前に移動体と共にその背景を撮影した前画像フレ
ームと、背景を撮影した背景画像フレームとを保持する
記憶部と、上記背景画像フレームと前画像フレームとの
差分を2値化して2値化差分画像を得る2値化部と、前
画像フレームと2値化差分画像により、各移動体の画像
を含む小領域の画像から成るテンプレートを得るテンプ
レート作成部と、このテンプレートと現画像フレームと
のマッチングにより、各移動体の動きベクトルを検出す
る動きベクトル検出部と、動きベクトルを検出したとき
のテンプレートの輪郭から、現画像フレーム中の各移動
体の画像以外の部分をマスクするためのマスク画像を得
るマスク画像作成部とを備え、上記テンプレート作成部
は、上記マスク画像作成部から受け入れたマスク画像に
より、2値化差分画像の不要部分をマスクして、各移動
体のテンプレートを得ることを特徴とする移動体挙動検
知装置。
【0005】〈構成2〉構成1において、画像内に移動
体が進入する一部分に背景ブロック領域を設定し、2値
化部は、前画像フレームと背景ブロック領域の画像によ
り2値化差分画像を得て、テンプレート作成部はこの2
値化差分画像の不要部分をマスク画像でマスクし、テン
プレートを作成することを特徴とする移動体挙動検知装
置。
体が進入する一部分に背景ブロック領域を設定し、2値
化部は、前画像フレームと背景ブロック領域の画像によ
り2値化差分画像を得て、テンプレート作成部はこの2
値化差分画像の不要部分をマスク画像でマスクし、テン
プレートを作成することを特徴とする移動体挙動検知装
置。
【0006】〈構成3〉構成1または2において、動き
ベクトル検出部は、現画像フレームに、その周辺部分を
除外した所定の検知領域を設定し、この検知領域内での
み、テンプレートを用いたマッチングを行うことを特徴
とする移動体挙動検知装置。
ベクトル検出部は、現画像フレームに、その周辺部分を
除外した所定の検知領域を設定し、この検知領域内での
み、テンプレートを用いたマッチングを行うことを特徴
とする移動体挙動検知装置。
【0007】〈構成4〉構成1または2において、動き
ベクトル検出部は、移動体の移動方向にテンプレートを
移動する場合に、テンプレートを伸縮しながらマッチン
グを行うことを特徴とする移動体挙動検知装置。
ベクトル検出部は、移動体の移動方向にテンプレートを
移動する場合に、テンプレートを伸縮しながらマッチン
グを行うことを特徴とする移動体挙動検知装置。
【0008】〈構成5〉構成1において、既に記憶した
背景画像フレームと、移動体のいない前画像フレームと
に差分を生じたとき、記憶部は、既に記憶した背景画像
フレームと移動体のいない前画像フレームとを交換する
ことを特徴とする移動体挙動検知装置。
背景画像フレームと、移動体のいない前画像フレームと
に差分を生じたとき、記憶部は、既に記憶した背景画像
フレームと移動体のいない前画像フレームとを交換する
ことを特徴とする移動体挙動検知装置。
【0009】〈構成6〉構成2において、既に記憶した
背景ブロック領域の画像と、移動体のいない前画像フレ
ームの該当部分とに差分を生じたとき、記憶部は、既に
記憶した背景ブロック領域の画像と移動体のいない前画
像フレームの該当部分とを交換することを特徴とする移
動体挙動検知装置。
背景ブロック領域の画像と、移動体のいない前画像フレ
ームの該当部分とに差分を生じたとき、記憶部は、既に
記憶した背景ブロック領域の画像と移動体のいない前画
像フレームの該当部分とを交換することを特徴とする移
動体挙動検知装置。
【0010】〈構成7〉構成5または6において、2値
化差分画像を利用して、前画像フレーム中の移動体の無
い背景部分の画像を抽出して、交換の対象となる前画像
フレームを得る背景画像領域作成部を備えたことを特徴
とする移動体挙動検知装置。
化差分画像を利用して、前画像フレーム中の移動体の無
い背景部分の画像を抽出して、交換の対象となる前画像
フレームを得る背景画像領域作成部を備えたことを特徴
とする移動体挙動検知装置。
【0011】〈構成8〉構成1または2において、テン
プレート作成部が、2値化差分画像と、既に作成されて
記憶されたマスク画像とを用いて、テンプレートを作成
する場合に、2値化差分画像の移動体を含む領域とマス
ク画像の移動体を含む領域の間の内分線を、テンプレー
トの輪郭に選定することを特徴とする移動体挙動検知装
置。
プレート作成部が、2値化差分画像と、既に作成されて
記憶されたマスク画像とを用いて、テンプレートを作成
する場合に、2値化差分画像の移動体を含む領域とマス
ク画像の移動体を含む領域の間の内分線を、テンプレー
トの輪郭に選定することを特徴とする移動体挙動検知装
置。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、本発明の移動体挙動検知装置具体
例を示すブロック図である。この装置は、カメラ1、A
/D変換部2、現画像フレーム記憶部3、前画像フレー
ム記憶部4、背景画像フレーム記憶部5、差分器6、2
値化部7、テンプレート作成部8、動きベクトル検出部
9及び車両領域マスク画像作成部10から構成される。
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、本発明の移動体挙動検知装置具体
例を示すブロック図である。この装置は、カメラ1、A
/D変換部2、現画像フレーム記憶部3、前画像フレー
ム記憶部4、背景画像フレーム記憶部5、差分器6、2
値化部7、テンプレート作成部8、動きベクトル検出部
9及び車両領域マスク画像作成部10から構成される。
【0013】カメラ1は、道路の比較的高い位置から車
両を撮影できるように図示しない適当なフレーム等によ
って固定配置されている。カメラ1は走行している車両
を道路と共に撮影して、その撮影した画像をアナログ信
号として出力する。A/D変換部2は、カメラ1から入
力したアナログ信号をディジタル信号に変換するための
装置である。現画像フレーム記憶部3は、ディジタル化
された後の現画像フレーム13を一時的に格納するため
のメモリである。前画像フレーム記憶部4は、直前に撮
影された現画像フレームを前画像フレーム14として一
時格納しておくメモリである。背景画像フレーム記憶部
5は、道路上に走行車両がない場合に予め撮影した背景
画像フレーム15を格納しておくメモリから構成され
る。
両を撮影できるように図示しない適当なフレーム等によ
って固定配置されている。カメラ1は走行している車両
を道路と共に撮影して、その撮影した画像をアナログ信
号として出力する。A/D変換部2は、カメラ1から入
力したアナログ信号をディジタル信号に変換するための
装置である。現画像フレーム記憶部3は、ディジタル化
された後の現画像フレーム13を一時的に格納するため
のメモリである。前画像フレーム記憶部4は、直前に撮
影された現画像フレームを前画像フレーム14として一
時格納しておくメモリである。背景画像フレーム記憶部
5は、道路上に走行車両がない場合に予め撮影した背景
画像フレーム15を格納しておくメモリから構成され
る。
【0014】差分器6は、前画像フレーム記憶部4から
前画像フレーム14を受け入れ、背景画像フレーム記憶
部5から背景画像フレーム15を受け入れて、両者の差
分値を出力する回路である。また、2値化部7は、設定
された閾値を基準とし差分器6の出力を2値化する装置
である。こうして、2値化部7は2値化差分画像16を
出力する。テンプレート作成部8は、後で説明するテン
プレートを生成し、動きベクトル検出部9に供給する装
置である。動きベクトル検出部9は、各車両のテンプレ
ートと一致する画像を現画像フレーム13中で検出して
テンプレートに対応する車両の動きベクトルを得るため
の装置である。車両領域マスク画像作成部10は、次の
動きベクトル検出に適する車両領域マスク画像を生成す
る装置である。
前画像フレーム14を受け入れ、背景画像フレーム記憶
部5から背景画像フレーム15を受け入れて、両者の差
分値を出力する回路である。また、2値化部7は、設定
された閾値を基準とし差分器6の出力を2値化する装置
である。こうして、2値化部7は2値化差分画像16を
出力する。テンプレート作成部8は、後で説明するテン
プレートを生成し、動きベクトル検出部9に供給する装
置である。動きベクトル検出部9は、各車両のテンプレ
ートと一致する画像を現画像フレーム13中で検出して
テンプレートに対応する車両の動きベクトルを得るため
の装置である。車両領域マスク画像作成部10は、次の
動きベクトル検出に適する車両領域マスク画像を生成す
る装置である。
【0015】図2は、図1に示した現画像フレーム記憶
部3に格納された現画像フレーム13と、前画像フレー
ム記憶部4に格納された前画像フレーム14と、背景画
像フレーム記憶部5に記憶された背景画像フレーム15
とを示した図である。この図に示すように、背景画像フ
レーム15と前画像フレーム14との差分をとれば、前
画像フレーム中の2台の車両の画像が取り出される。そ
の画像から各車両1台分の画像を切り離して、現画像フ
レーム13とのマッチングを行えば、その車両が前画像
フレームからどれだけ移動したかを検出できる。
部3に格納された現画像フレーム13と、前画像フレー
ム記憶部4に格納された前画像フレーム14と、背景画
像フレーム記憶部5に記憶された背景画像フレーム15
とを示した図である。この図に示すように、背景画像フ
レーム15と前画像フレーム14との差分をとれば、前
画像フレーム中の2台の車両の画像が取り出される。そ
の画像から各車両1台分の画像を切り離して、現画像フ
レーム13とのマッチングを行えば、その車両が前画像
フレームからどれだけ移動したかを検出できる。
【0016】図3には、図1に示した差分器6の出力説
明図を示す。また、図4には、図1に示した2値化部7
の出力説明図を示す。図1に示した差分器6は、前画像
フレーム14と背景画像フレーム15とを受け入れて両
者の絶対値差分をとる。差分器6は、図2に示した前画
像フレーム14と背景画像フレーム15について、画素
単位であるいは後に説明するブロック単位で差分値をと
り、所定の閾値で2値化する。これで図3のような絶対
値差分ブロック19を得る。更に周辺が背景と考えられ
る孤立した差分が“0”にならない有値のブロックは、
自動的に背景と同一のブロックに置き換えるといった雑
音消去処理をして明瞭な車両部分の映像を得るようにす
るとよい。
明図を示す。また、図4には、図1に示した2値化部7
の出力説明図を示す。図1に示した差分器6は、前画像
フレーム14と背景画像フレーム15とを受け入れて両
者の絶対値差分をとる。差分器6は、図2に示した前画
像フレーム14と背景画像フレーム15について、画素
単位であるいは後に説明するブロック単位で差分値をと
り、所定の閾値で2値化する。これで図3のような絶対
値差分ブロック19を得る。更に周辺が背景と考えられ
る孤立した差分が“0”にならない有値のブロックは、
自動的に背景と同一のブロックに置き換えるといった雑
音消去処理をして明瞭な車両部分の映像を得るようにす
るとよい。
【0017】図4のように2値化部7の出力は、2値化
差分画像16の中に実際の車両の画像領域21のみが残
された内容となる。このような画像を得るために2値化
部は、例えば図3に示すように、差分器の出力を適当な
大きさのブロックに分割し、そのブロック内の全ての画
素値を積分して、その積分値が所定の閾値より大きいか
どうかでブロック全体を“1”にするか“0”にするか
という処理を行う。これによって、背景画像部分は全て
白に、車両の存在する部分は全て黒になるような画像処
理が可能となる。その結果が図4に示したとおりのもの
である。
差分画像16の中に実際の車両の画像領域21のみが残
された内容となる。このような画像を得るために2値化
部は、例えば図3に示すように、差分器の出力を適当な
大きさのブロックに分割し、そのブロック内の全ての画
素値を積分して、その積分値が所定の閾値より大きいか
どうかでブロック全体を“1”にするか“0”にするか
という処理を行う。これによって、背景画像部分は全て
白に、車両の存在する部分は全て黒になるような画像処
理が可能となる。その結果が図4に示したとおりのもの
である。
【0018】図5では、2値化部7の出力した2値化差
分画像16を元にして、図1に示すテンプレート作成部
8が、テンプレートを生成する場合の説明を行う。図1
に示したテンプレート作成部8は、図4に示した2値化
差分画像16を受け入れると共に、車両毎に元の画像フ
レームからどの部分を切り取れば、その車両の画像が得
られるかを指定するための、個別車両領域マスク画像2
2−1や22−2を受け入れる。これらはいずれも図5
(a)、(b)に示すように、背景領域24の一部に窓
状に車両領域23を配置している。このような個別車両
領域マスク画像22−1,22−2は、走行する車両1
台分ごとに作成される。
分画像16を元にして、図1に示すテンプレート作成部
8が、テンプレートを生成する場合の説明を行う。図1
に示したテンプレート作成部8は、図4に示した2値化
差分画像16を受け入れると共に、車両毎に元の画像フ
レームからどの部分を切り取れば、その車両の画像が得
られるかを指定するための、個別車両領域マスク画像2
2−1や22−2を受け入れる。これらはいずれも図5
(a)、(b)に示すように、背景領域24の一部に窓
状に車両領域23を配置している。このような個別車両
領域マスク画像22−1,22−2は、走行する車両1
台分ごとに作成される。
【0019】図5(a)に示す個別車両領域マスク画像
22−1により、2値化差分画像中の1台の車両を切り
出す領域が決定する。こうして、2値化差分画像中から
不要信号を排除し、前画像フレームから1台の車両のテ
ンプレートを切り出す。図5(c)に、そのテンプレー
トの例を示す。その後は、動きベクトル検出部9は、そ
のテンプレートを動かして現画像フレーム13とのマッ
チングを行い、前画像フレームから現画像フレームまで
の車両の移動方向を示す動きベクトルを検出する。車両
領域マスク画像作成部10は、動きベクトル検出後のテ
ンプレートの位置と輪郭の情報を動きベクトル検出部9
から受け入れて個別車両領域マスク画像22−1,22
−2を生成する。こうすれば、テンプレート以外の領域
の不要信号を一切排除できるようなマスクを得ることが
できる。
22−1により、2値化差分画像中の1台の車両を切り
出す領域が決定する。こうして、2値化差分画像中から
不要信号を排除し、前画像フレームから1台の車両のテ
ンプレートを切り出す。図5(c)に、そのテンプレー
トの例を示す。その後は、動きベクトル検出部9は、そ
のテンプレートを動かして現画像フレーム13とのマッ
チングを行い、前画像フレームから現画像フレームまで
の車両の移動方向を示す動きベクトルを検出する。車両
領域マスク画像作成部10は、動きベクトル検出後のテ
ンプレートの位置と輪郭の情報を動きベクトル検出部9
から受け入れて個別車両領域マスク画像22−1,22
−2を生成する。こうすれば、テンプレート以外の領域
の不要信号を一切排除できるようなマスクを得ることが
できる。
【0020】図6には、テンプレート作成部の動作フロ
ーチャートを示す。図に示すように、まずテンプレート
作成部8は、ステップS1で2値化部7から出力される
2値化差分画像を受け入れ、ステップS2でここに車両
があるかどうかを判断する。2値化差分画像全体のデー
タが全て“0”であれば車両がない。この場合にはその
まま処理を終了する。一方車両があると判断するとステ
ップS3に移り、個別車両マスク画像を受け入れる。そ
して、これらを用いてステップS4で前画像フレームか
らテンプレートを切り出し、ステップS5でそのテンプ
レートを出力する。なお、車両領域マスク画像作成部1
0は、動きベクトル検出部9で使用したテンプレートの
数、及びその後に新たに進入してきた車両がある場合に
はその数を加えて個別車両領域マスク画像を生成する。
ーチャートを示す。図に示すように、まずテンプレート
作成部8は、ステップS1で2値化部7から出力される
2値化差分画像を受け入れ、ステップS2でここに車両
があるかどうかを判断する。2値化差分画像全体のデー
タが全て“0”であれば車両がない。この場合にはその
まま処理を終了する。一方車両があると判断するとステ
ップS3に移り、個別車両マスク画像を受け入れる。そ
して、これらを用いてステップS4で前画像フレームか
らテンプレートを切り出し、ステップS5でそのテンプ
レートを出力する。なお、車両領域マスク画像作成部1
0は、動きベクトル検出部9で使用したテンプレートの
数、及びその後に新たに進入してきた車両がある場合に
はその数を加えて個別車両領域マスク画像を生成する。
【0021】図7には、上記の図6のステップS5の動
作を更に詳細に説明したフローチャートを示す。テンプ
レート作成部8は、まず始めに2値化差分画像の中の各
画素を連結しているもの同士でラベル付けを行う(ステ
ップS1)。即ち、図4に示したような2値化差分画像
16の中に点在する黒画素の各かたまりにこれらを区別
するためのラベル付けを行う。そして、ステップS2に
おいて、Nが“0”より大きいかどうかを判断する。即
ち、画像中に車両が存在しているかどうかを判断する。
車両が存在すればステップS3に進み、パラメータiを
“0”に設定する。このパラメータiは、1台分ずつテ
ンプレートを生成する際に各テンプレートに付与するカ
ウンタである。
作を更に詳細に説明したフローチャートを示す。テンプ
レート作成部8は、まず始めに2値化差分画像の中の各
画素を連結しているもの同士でラベル付けを行う(ステ
ップS1)。即ち、図4に示したような2値化差分画像
16の中に点在する黒画素の各かたまりにこれらを区別
するためのラベル付けを行う。そして、ステップS2に
おいて、Nが“0”より大きいかどうかを判断する。即
ち、画像中に車両が存在しているかどうかを判断する。
車両が存在すればステップS3に進み、パラメータiを
“0”に設定する。このパラメータiは、1台分ずつテ
ンプレートを生成する際に各テンプレートに付与するカ
ウンタである。
【0022】ステップS4では、2値化差分画像16か
ら個別車両領域マスク画像により不要信号を除去する。
即ち、個別車両領域マスク画像中の車両領域と2値化差
分画像16中に存在するラベル領域が一部重なった場合
ラベル領域以外の信号を除去する。ステップS5では、
前画像フレーム14からテンプレートの切り出しを行
う。つまり、ステップS4で重なった2値化差分画像1
6中のラベル領域の部分と同位置の部分のみを前画像フ
レーム14から切り出し、これをテンプレートとしてい
る。次に、ステップS6とステップS7によって車両の
数だけ処理を繰り返すと、全ての車両についてテンプレ
ートが生成できる。ステップS8では、2値化差分画像
内で残ったラベルの中で、画像両端のラベルのみを新た
に進入してきた車両と判断して対応する同位置の部分を
前画像フレーム14から切り出し、新規のテンプレート
として出力する。これによって、雑音部分をラベルと判
断してテンプレートを作成するのを防止できる。以上の
処理によって、全ての車両についてテンプレートが生成
される。
ら個別車両領域マスク画像により不要信号を除去する。
即ち、個別車両領域マスク画像中の車両領域と2値化差
分画像16中に存在するラベル領域が一部重なった場合
ラベル領域以外の信号を除去する。ステップS5では、
前画像フレーム14からテンプレートの切り出しを行
う。つまり、ステップS4で重なった2値化差分画像1
6中のラベル領域の部分と同位置の部分のみを前画像フ
レーム14から切り出し、これをテンプレートとしてい
る。次に、ステップS6とステップS7によって車両の
数だけ処理を繰り返すと、全ての車両についてテンプレ
ートが生成できる。ステップS8では、2値化差分画像
内で残ったラベルの中で、画像両端のラベルのみを新た
に進入してきた車両と判断して対応する同位置の部分を
前画像フレーム14から切り出し、新規のテンプレート
として出力する。これによって、雑音部分をラベルと判
断してテンプレートを作成するのを防止できる。以上の
処理によって、全ての車両についてテンプレートが生成
される。
【0023】次に、図8に示す動きベクトル検出部の動
作フローチャートを説明する。図8のステップS1は、
車両が1つでもあれば動きベクトル検出を行うためのス
テップである。ステップS2では、パラメータiとパラ
メータeとを初期化する。そして、ステップS3におい
て、車両のテンプレートを受け入れる。次のステップS
4において、現画像フレームとテンプレートの間で、パ
ターンマッチングによる動きベクトルの検出を行う。即
ち、現画像フレーム中に、そのテンプレートと一致する
画像が存在するかどうかを比較処理等によって検出す
る。そのテンプレートは、例えば図2に示すように、車
両が画面の下から上に向かうにつれて、次第に小さくな
るようであれば、テンプレートを伸縮しながらマッチン
グを行う。そして、ステップS5において、最もマッチ
したときの動きベクトルを出力する。
作フローチャートを説明する。図8のステップS1は、
車両が1つでもあれば動きベクトル検出を行うためのス
テップである。ステップS2では、パラメータiとパラ
メータeとを初期化する。そして、ステップS3におい
て、車両のテンプレートを受け入れる。次のステップS
4において、現画像フレームとテンプレートの間で、パ
ターンマッチングによる動きベクトルの検出を行う。即
ち、現画像フレーム中に、そのテンプレートと一致する
画像が存在するかどうかを比較処理等によって検出す
る。そのテンプレートは、例えば図2に示すように、車
両が画面の下から上に向かうにつれて、次第に小さくな
るようであれば、テンプレートを伸縮しながらマッチン
グを行う。そして、ステップS5において、最もマッチ
したときの動きベクトルを出力する。
【0024】マッチングによりテンプレートの画像上の
位置座標が検出されると、前画像フレーム14中の同一
のテンプレートの位置座標と比較することによって、前
フレームから現フレームに移るまでの間、車両がどの方
向にどの距離だけ移動したかという動きベクトルを得る
ことができる。次のステップS6において、最もマッチ
したときのテンプレートが車両検知領域から外れたかど
うかを判断する。後で説明するように、例えば画像全体
についてテンプレートマッチングを行うとすれば、画像
の周辺部分で車両の一部だけしか画像中に現れていない
ようなものについてまで処理を行わなければならない。
こうすると、雑音等によって誤検出をするおそれがあ
る。そこで、画像全体でなく、周辺部分を除いた中央部
分のみをマッチングの対象とする。
位置座標が検出されると、前画像フレーム14中の同一
のテンプレートの位置座標と比較することによって、前
フレームから現フレームに移るまでの間、車両がどの方
向にどの距離だけ移動したかという動きベクトルを得る
ことができる。次のステップS6において、最もマッチ
したときのテンプレートが車両検知領域から外れたかど
うかを判断する。後で説明するように、例えば画像全体
についてテンプレートマッチングを行うとすれば、画像
の周辺部分で車両の一部だけしか画像中に現れていない
ようなものについてまで処理を行わなければならない。
こうすると、雑音等によって誤検出をするおそれがあ
る。そこで、画像全体でなく、周辺部分を除いた中央部
分のみをマッチングの対象とする。
【0025】この車両検知領域というのはその中央部分
で、後で図10を用いて更に詳しく説明する。この範囲
からテンプレートがずれた場合には、その車両は挙動検
知の対象としない。そこで、ステップS8で減算用のパ
ラメータとして準備されたeをインクリメントする。一
方、マッチングが車両検知領域内で行われた場合には、
最もマッチしたときのテンプレートを後処理等のために
出力する(ステップS7)。その後、ステップS9でパ
ラメータiをインクリメントして、次の車両の処理に進
む(ステップS10)。ステップS2〜ステップS10
を車両分だけ繰り返し、その処理が終了すると、ステッ
プS11において、車両検知領域外に外れた車両数分だ
け全体の車両数を減少させて処理を終了する。
で、後で図10を用いて更に詳しく説明する。この範囲
からテンプレートがずれた場合には、その車両は挙動検
知の対象としない。そこで、ステップS8で減算用のパ
ラメータとして準備されたeをインクリメントする。一
方、マッチングが車両検知領域内で行われた場合には、
最もマッチしたときのテンプレートを後処理等のために
出力する(ステップS7)。その後、ステップS9でパ
ラメータiをインクリメントして、次の車両の処理に進
む(ステップS10)。ステップS2〜ステップS10
を車両分だけ繰り返し、その処理が終了すると、ステッ
プS11において、車両検知領域外に外れた車両数分だ
け全体の車両数を減少させて処理を終了する。
【0026】なお、上記のテンプレートマッチング処理
は、予め画像中で定めた範囲についてのみ行うようにし
たり、あるいは同一車両に対する過去の複数の動きベク
トルから次の移動距離や方向を推定し、その範囲で行う
ようにするとよい。これによって、マッチング処理の演
算量と演算時間を最適化できる。過去の動きベクトルか
ら推定した範囲にテンプレートを動かすためには、例え
ばi番目の車両に対する過去の複数のベクトルをmv
(i,1),mv(i,2),…,mv(i,n)とし
たとき、(1)式の基準ベクトルmv(i,0)を求め
る。 mv(i,0)=Σ p=1 n (α(p)×mv(i,p)) 但し:α(p)>0且つΣ p=1 n α(p)=1 …(1) このmv(i,0)を中心に前後左右の適当な範囲をテ
ンプレートを動かす範囲とすればよい。
は、予め画像中で定めた範囲についてのみ行うようにし
たり、あるいは同一車両に対する過去の複数の動きベク
トルから次の移動距離や方向を推定し、その範囲で行う
ようにするとよい。これによって、マッチング処理の演
算量と演算時間を最適化できる。過去の動きベクトルか
ら推定した範囲にテンプレートを動かすためには、例え
ばi番目の車両に対する過去の複数のベクトルをmv
(i,1),mv(i,2),…,mv(i,n)とし
たとき、(1)式の基準ベクトルmv(i,0)を求め
る。 mv(i,0)=Σ p=1 n (α(p)×mv(i,p)) 但し:α(p)>0且つΣ p=1 n α(p)=1 …(1) このmv(i,0)を中心に前後左右の適当な範囲をテ
ンプレートを動かす範囲とすればよい。
【0027】また、テンプレートを上下に動かす場合
に、テンプレートを伸縮する方法としては、動かした大
きさに応じて適当な量の画素を間引いてテンプレートを
縮小したり、補間するようにして拡大すればよい。マッ
チング処理は現画像フレームとテンプレートとの間でテ
ンプレートを動かしながら画素の差分の絶対値平均を求
める。その絶対値平均が最小の場合に、マッチングが終
了したと判断すればよい。
に、テンプレートを伸縮する方法としては、動かした大
きさに応じて適当な量の画素を間引いてテンプレートを
縮小したり、補間するようにして拡大すればよい。マッ
チング処理は現画像フレームとテンプレートとの間でテ
ンプレートを動かしながら画素の差分の絶対値平均を求
める。その絶対値平均が最小の場合に、マッチングが終
了したと判断すればよい。
【0028】車両検知領域から外れているかどうかとい
う判断は、例えば画面の内側に一定の車両検知領域を設
定した場合に、車両検知領域の内側の画素の値は“1”
とし、車両検知領域の外側の画素の値を“0”とする判
定画像を生成する。そして、この判定画像と個別車両領
域マスク画像の対応する画素同士についてその論理積を
求める。このとき例えば黒画素の場合は“0”、白画素
の場合は“1”とする。こうすれば、論理積画像の各画
素の値が全て“0”であれば、この個別車両領域マスク
画像中の車両は車両検知領域を外れていることになる。
即ち、個別車両領域マスク画像中の図5に示す車両領域
23が車両検知領域内部に存在する場合には、この部分
の画素が全て“1”となり、その他の画素は全て“0”
となる。一方、この車両領域が車両検知領域外に一部は
み出すと、この部分の画素の値は“0”となる。従っ
て、全てがはみ出した場合には全て“0”となり、車両
検知領域を外れていることが判断できる。これによっ
て、車両のごく一部しか画面中に現れていない場合に、
これをあえて動きベクトル処理の対象とすることによっ
て、誤検出を生じるのを防止できる。
う判断は、例えば画面の内側に一定の車両検知領域を設
定した場合に、車両検知領域の内側の画素の値は“1”
とし、車両検知領域の外側の画素の値を“0”とする判
定画像を生成する。そして、この判定画像と個別車両領
域マスク画像の対応する画素同士についてその論理積を
求める。このとき例えば黒画素の場合は“0”、白画素
の場合は“1”とする。こうすれば、論理積画像の各画
素の値が全て“0”であれば、この個別車両領域マスク
画像中の車両は車両検知領域を外れていることになる。
即ち、個別車両領域マスク画像中の図5に示す車両領域
23が車両検知領域内部に存在する場合には、この部分
の画素が全て“1”となり、その他の画素は全て“0”
となる。一方、この車両領域が車両検知領域外に一部は
み出すと、この部分の画素の値は“0”となる。従っ
て、全てがはみ出した場合には全て“0”となり、車両
検知領域を外れていることが判断できる。これによっ
て、車両のごく一部しか画面中に現れていない場合に、
これをあえて動きベクトル処理の対象とすることによっ
て、誤検出を生じるのを防止できる。
【0029】〈具体例1の効果〉以上説明したように、
具体例1の装置によれば、予め背景画像フレームと前画
像フレームを用いて2値化差分画像を得ると共に個別車
両領域マスク画像を利用して、車両毎に不要な雑音成分
を除いたテンプレートを生成して動きベクトル検出に使
用するので、個々の車両の動き検出を高い精度で誤りな
く検知できる。また、テンプレートによるマッチング処
理の際に、テンプレートの移動量に対応させてテンプレ
ートを拡大あるいは縮小するようにすれば、画像中で接
近するほど大きく撮影され遠ざかるほど小さく撮影され
る車両について、高い精度で動きベクトルの検出ができ
る。また、実際にカメラで撮影した画像よりも一回り小
さい、周辺部分を除外した車両検知領域を設定し、車両
検知領域を外れた車両については動きベクトルの検出を
行わないようにすれば、テンプレートマッチングによっ
て検出誤りを生じるような対象を除外し、信頼性の高い
挙動検知が可能となる。なお、本発明の装置は、具体例
1及び以下で説明するその他の具体例についても、車両
に限られず、カメラで撮影をすることができ、時間的に
変化する挙動を検知することの必要なあらゆる移動体に
対して実施することが可能である。
具体例1の装置によれば、予め背景画像フレームと前画
像フレームを用いて2値化差分画像を得ると共に個別車
両領域マスク画像を利用して、車両毎に不要な雑音成分
を除いたテンプレートを生成して動きベクトル検出に使
用するので、個々の車両の動き検出を高い精度で誤りな
く検知できる。また、テンプレートによるマッチング処
理の際に、テンプレートの移動量に対応させてテンプレ
ートを拡大あるいは縮小するようにすれば、画像中で接
近するほど大きく撮影され遠ざかるほど小さく撮影され
る車両について、高い精度で動きベクトルの検出ができ
る。また、実際にカメラで撮影した画像よりも一回り小
さい、周辺部分を除外した車両検知領域を設定し、車両
検知領域を外れた車両については動きベクトルの検出を
行わないようにすれば、テンプレートマッチングによっ
て検出誤りを生じるような対象を除外し、信頼性の高い
挙動検知が可能となる。なお、本発明の装置は、具体例
1及び以下で説明するその他の具体例についても、車両
に限られず、カメラで撮影をすることができ、時間的に
変化する挙動を検知することの必要なあらゆる移動体に
対して実施することが可能である。
【0030】〈具体例2〉図9に、具体例2の装置のブ
ロック図を示す。この装置は、具体例1の装置と比較し
た場合に、差分器6に対して、背景ブロック領域画像を
供給するための背景ブロック領域画像記憶部29を接続
した点が異なる。その他の部分については、図1と全く
同様の構成であって、重複する説明を省略する。
ロック図を示す。この装置は、具体例1の装置と比較し
た場合に、差分器6に対して、背景ブロック領域画像を
供給するための背景ブロック領域画像記憶部29を接続
した点が異なる。その他の部分については、図1と全く
同様の構成であって、重複する説明を省略する。
【0031】図10には、背景ブロック領域の処理説明
図を示す。図10(a)は、カメラによって撮影された
画面30を示している。車両の進行方向は左側の矢印に
示されている。この道路は2車線で、いずれの車両も画
面下から画面上に向かって進行するものとする。この場
合に、図中、一点鎖線で示した領域を車両検知領域33
に設定する。この車両検知領域33は、先に説明したと
おり、この範囲にテンプレートがある場合に動きベクト
ルの検出を行おうとする制限領域である。従って、画面
の周囲の所定の幅だけ除外したものを車両検知領域33
としている。一方、この例では、新たな車両が画面30
に現れるのは、画面の下側からである。そこで、処理を
軽減するために、この具体例では背景ブロック領域31
を新たに設定し、新たな車両の領域については、この背
景ブロック領域31での差分によってテンプレートを作
成する。そして、その他の車両領域は、個別車両領域マ
スク画像を利用して後述するようにテンプレートを作成
する。
図を示す。図10(a)は、カメラによって撮影された
画面30を示している。車両の進行方向は左側の矢印に
示されている。この道路は2車線で、いずれの車両も画
面下から画面上に向かって進行するものとする。この場
合に、図中、一点鎖線で示した領域を車両検知領域33
に設定する。この車両検知領域33は、先に説明したと
おり、この範囲にテンプレートがある場合に動きベクト
ルの検出を行おうとする制限領域である。従って、画面
の周囲の所定の幅だけ除外したものを車両検知領域33
としている。一方、この例では、新たな車両が画面30
に現れるのは、画面の下側からである。そこで、処理を
軽減するために、この具体例では背景ブロック領域31
を新たに設定し、新たな車両の領域については、この背
景ブロック領域31での差分によってテンプレートを作
成する。そして、その他の車両領域は、個別車両領域マ
スク画像を利用して後述するようにテンプレートを作成
する。
【0032】(b)には、車両の存在しない背景ブロッ
ク領域画像31−1を示した。また、(c)には、車両
の一部が存在する前画像フレームのブロック31−2を
示した。更に、(d)には、その後撮影した現画像フレ
ームのブロック31−3を示した。背景ブロック領域画
像31−1と前画像フレームのブロック31−2とを使
用すれば、図1で説明した具体例1と同様にして2値化
差分画像を得ることができ、更に個別車両領域マスク画
像を得ることができる。
ク領域画像31−1を示した。また、(c)には、車両
の一部が存在する前画像フレームのブロック31−2を
示した。更に、(d)には、その後撮影した現画像フレ
ームのブロック31−3を示した。背景ブロック領域画
像31−1と前画像フレームのブロック31−2とを使
用すれば、図1で説明した具体例1と同様にして2値化
差分画像を得ることができ、更に個別車両領域マスク画
像を得ることができる。
【0033】この具体例2において、テンプレート作成
部8は図7のステップS5の切り出し動作とは異なる動
作を行う。即ち、テンプレート作成部8は、個別車両領
域マスク画像(i)の車両領域が背景ブロック領域31
外に存在する場合、そのままこの領域について前画像フ
レームからテンプレートを切り出す。また、個別車両領
域マスク画像(i)の車両領域が背景ブロック領域31
内に全てある場合、具体例1と同様に2値化差分画像の
ラベル領域と同じ領域について前画像フレームからテン
プレートを切り出す。
部8は図7のステップS5の切り出し動作とは異なる動
作を行う。即ち、テンプレート作成部8は、個別車両領
域マスク画像(i)の車両領域が背景ブロック領域31
外に存在する場合、そのままこの領域について前画像フ
レームからテンプレートを切り出す。また、個別車両領
域マスク画像(i)の車両領域が背景ブロック領域31
内に全てある場合、具体例1と同様に2値化差分画像の
ラベル領域と同じ領域について前画像フレームからテン
プレートを切り出す。
【0034】これに対し、個別車両領域マスク画像
(i)の車両領域の一部が背景ブロック領域31内に含
まれている場合、背景ブロック領域31の部分のテンプ
レートを、2値化差分画像の重なったラベル領域から切
り出し、それ以外の部分を個別車両領域マスク画像
(i)の車両領域から切り出し、両切り出したテンプレ
ートをつなぎ合わせて動きベクトル検出部9に供給する
テンプレートとする。動きベクトルの検出動作自体は、
具体例1と全く同様のため、重複する動作説明は省略す
る。
(i)の車両領域の一部が背景ブロック領域31内に含
まれている場合、背景ブロック領域31の部分のテンプ
レートを、2値化差分画像の重なったラベル領域から切
り出し、それ以外の部分を個別車両領域マスク画像
(i)の車両領域から切り出し、両切り出したテンプレ
ートをつなぎ合わせて動きベクトル検出部9に供給する
テンプレートとする。動きベクトルの検出動作自体は、
具体例1と全く同様のため、重複する動作説明は省略す
る。
【0035】〈具体例2の効果〉以上により、初めて画
面に現れる車両に対して、画像の一部分に限定して背景
ブロック領域31を設定し、これを用いて部分的な個別
車両領域マスク画像等の生成処理をすれば、演算処理量
が大幅に減少する効果がある。また、上記の例のよう
に、車両が大きく写る部分に限定して処理をすると、更
に検出精度の向上が期待できる。しかも、いずれの場合
にも、処理データ量を少なくして演算速度を向上させた
りする効果がある。
面に現れる車両に対して、画像の一部分に限定して背景
ブロック領域31を設定し、これを用いて部分的な個別
車両領域マスク画像等の生成処理をすれば、演算処理量
が大幅に減少する効果がある。また、上記の例のよう
に、車両が大きく写る部分に限定して処理をすると、更
に検出精度の向上が期待できる。しかも、いずれの場合
にも、処理データ量を少なくして演算速度を向上させた
りする効果がある。
【0036】背景ブロック領域はこの他に、各種の領域
に設定できる。図11と図12に、背景ブロック領域の
例説明図を示す。例えば、図11のように道路が上りと
下りとある場合、画面の下側部分と上側部分とにハッチ
ングを付したような背景ブロック領域31を設定してい
る。このように車両が画面から現れるような部分におい
て背景ブロック領域31を設定することによって、新た
に進入した車両を上下線共に抽出できる。また、図12
に示す例では、車両の移動を車両の側面から撮影する画
像を用いて検出している。この場合には、画像の左端と
右端とに背景ブロック領域31を設ける。これによっ
て、同様の効果を得ることができる。
に設定できる。図11と図12に、背景ブロック領域の
例説明図を示す。例えば、図11のように道路が上りと
下りとある場合、画面の下側部分と上側部分とにハッチ
ングを付したような背景ブロック領域31を設定してい
る。このように車両が画面から現れるような部分におい
て背景ブロック領域31を設定することによって、新た
に進入した車両を上下線共に抽出できる。また、図12
に示す例では、車両の移動を車両の側面から撮影する画
像を用いて検出している。この場合には、画像の左端と
右端とに背景ブロック領域31を設ける。これによっ
て、同様の効果を得ることができる。
【0037】〈具体例3〉図13には、具体例3の装置
のブロック図を示す。この装置は、図1に示した装置に
新たに背景画像フレーム作成部40を追加したものであ
る。その他の部分については、図1に示したものと全く
同様である。背景画像フレーム作成部40は、前画像フ
レーム記憶部4から前画像フレームを受け入れ、2値化
部7から出力される2値化差分画像を受け入れて背景画
像フレームを更新処理する部分である。
のブロック図を示す。この装置は、図1に示した装置に
新たに背景画像フレーム作成部40を追加したものであ
る。その他の部分については、図1に示したものと全く
同様である。背景画像フレーム作成部40は、前画像フ
レーム記憶部4から前画像フレームを受け入れ、2値化
部7から出力される2値化差分画像を受け入れて背景画
像フレームを更新処理する部分である。
【0038】図14に、背景画像フレーム作成部のブロ
ック図を示す。ここには、2個の背景画像フレーム記憶
部41,5を設けている。これまで使用してきた背景画
像フレームは背景画像フレーム記憶部5に格納してあ
る。一方、新たに撮影した前画像フレームを背景画像フ
レーム記憶部41に一時記憶する。更に、2値化差分画
像記憶部43に、図13に示す2値化部7の出力を記憶
する。
ック図を示す。ここには、2個の背景画像フレーム記憶
部41,5を設けている。これまで使用してきた背景画
像フレームは背景画像フレーム記憶部5に格納してあ
る。一方、新たに撮影した前画像フレームを背景画像フ
レーム記憶部41に一時記憶する。更に、2値化差分画
像記憶部43に、図13に示す2値化部7の出力を記憶
する。
【0039】この回路において、これまで使用していた
背景画像フレームと前画像フレームとは差分器6と2値
化部7により処理され、2値化差分画像が得られる。そ
の2値化差分画像を2値化差分画像記憶部43に格納
し、その内容が例えばオールゼロの場合は“0”、一部
に“1”を含む場合は“1”を選択スイッチ部44に供
給する。このようにすれば、前画像フレームの内容と背
景画像フレームの内容とが一致しない場合に、新たに背
景画像フレーム記憶部に格納した前画像フレームの内容
を選択スイッチ部44から出力するようになる。これに
よって、新たに撮影された前画像フレームが背景画像フ
レームとして、背景画像フレーム記憶部5に再格納され
る。
背景画像フレームと前画像フレームとは差分器6と2値
化部7により処理され、2値化差分画像が得られる。そ
の2値化差分画像を2値化差分画像記憶部43に格納
し、その内容が例えばオールゼロの場合は“0”、一部
に“1”を含む場合は“1”を選択スイッチ部44に供
給する。このようにすれば、前画像フレームの内容と背
景画像フレームの内容とが一致しない場合に、新たに背
景画像フレーム記憶部に格納した前画像フレームの内容
を選択スイッチ部44から出力するようになる。これに
よって、新たに撮影された前画像フレームが背景画像フ
レームとして、背景画像フレーム記憶部5に再格納され
る。
【0040】なお、前画像フレーム中に車両が全くいな
い場合にはこの処理でよいが車両がいる場合には、その
車両の画像以外の部分だけ背景画像を書き換えればよ
い。一部分だけ書き換える際、どの部分を書き換えるか
は、2値化差分画像を利用すればよい。
い場合にはこの処理でよいが車両がいる場合には、その
車両の画像以外の部分だけ背景画像を書き換えればよ
い。一部分だけ書き換える際、どの部分を書き換えるか
は、2値化差分画像を利用すればよい。
【0041】〈具体例3の効果〉以上のように、背景が
時間の経過とともに変化するような場合であっても、背
景画像フレーム記憶部の内容の全部又は一部をその都度
更新するので、車両の動きベクトル検出精度をより高く
することができる。これは、天候やその他の自然現象に
よって道路の映像が変化するような場合においても、車
両の検出を正確に行うために有効に機能する。
時間の経過とともに変化するような場合であっても、背
景画像フレーム記憶部の内容の全部又は一部をその都度
更新するので、車両の動きベクトル検出精度をより高く
することができる。これは、天候やその他の自然現象に
よって道路の映像が変化するような場合においても、車
両の検出を正確に行うために有効に機能する。
【0042】〈具体例4〉図15には、具体例4の装置
のブロック図を示す。この装置は、図13に示した具体
例3の装置の背景画像フレーム作成部40及び背景画像
フレーム記憶部5を、背景ブロック領域画像作成部45
と背景ブロック領域画像記憶部29に置き換えたもので
ある。その他の部分については、具体例3の装置と同一
である。この背景ブロック領域画像作成部45は、図1
4に示した具体例3の背景画像フレーム作成部40と同
様の機能を有する。
のブロック図を示す。この装置は、図13に示した具体
例3の装置の背景画像フレーム作成部40及び背景画像
フレーム記憶部5を、背景ブロック領域画像作成部45
と背景ブロック領域画像記憶部29に置き換えたもので
ある。その他の部分については、具体例3の装置と同一
である。この背景ブロック領域画像作成部45は、図1
4に示した具体例3の背景画像フレーム作成部40と同
様の機能を有する。
【0043】図16には、背景ブロック領域画像作成部
のブロック図を示した。この図に示すように、背景ブロ
ック領域画像作成部45は、背景ブロック領域画像記憶
部46と、選択スイッチ部49と、2値化差分画像記憶
部48とから構成されている。この構成によって、具体
例3と同様に、背景ブロック領域部分の状態が時間と共
に変化するような場合に、その内容を更新できる。即
ち、これまでの背景ブロック領域画像を背景ブロック領
域画像記憶部29に記憶しておく一方、新たな画像を前
画像フレームから背景ブロック領域画像記憶部46に取
り入れ、2値化部7の出力する2値化差分画像を2値化
差分画像記憶部48に取り入れて、その内容に従って選
択スイッチ部49を動作させる。これによって、これま
での背景ブロック領域の内容と新たに撮影した背景ブロ
ック領域とが異なる場合には、背景ブロック領域画像記
憶部29に記憶された内容を更新する。もちろん、一部
の書き換えも可能である。
のブロック図を示した。この図に示すように、背景ブロ
ック領域画像作成部45は、背景ブロック領域画像記憶
部46と、選択スイッチ部49と、2値化差分画像記憶
部48とから構成されている。この構成によって、具体
例3と同様に、背景ブロック領域部分の状態が時間と共
に変化するような場合に、その内容を更新できる。即
ち、これまでの背景ブロック領域画像を背景ブロック領
域画像記憶部29に記憶しておく一方、新たな画像を前
画像フレームから背景ブロック領域画像記憶部46に取
り入れ、2値化部7の出力する2値化差分画像を2値化
差分画像記憶部48に取り入れて、その内容に従って選
択スイッチ部49を動作させる。これによって、これま
での背景ブロック領域の内容と新たに撮影した背景ブロ
ック領域とが異なる場合には、背景ブロック領域画像記
憶部29に記憶された内容を更新する。もちろん、一部
の書き換えも可能である。
【0044】〈具体例4の効果〉具体例3と同様に、背
景が時間の経過と共に変化する場合、背景ブロック画像
をその都度更新し、高い精度で車両の動きベクトル検出
が可能となる。
景が時間の経過と共に変化する場合、背景ブロック画像
をその都度更新し、高い精度で車両の動きベクトル検出
が可能となる。
【0045】〈具体例5〉以上の具体例におけるテンプ
レート作成部は、2値化差分画像中の分割された車両領
域と、個別車両領域マスク画像の車両領域とが一部重な
った部分について、2値化差分画像中の車両領域を切り
出してテンプレートを作成している。本具体例5では、
更に精度の高いテンプレートを作成するために、2値化
差分画像中の車両領域を、個別車両領域マスク画像の車
両領域で補正する方式を説明する。
レート作成部は、2値化差分画像中の分割された車両領
域と、個別車両領域マスク画像の車両領域とが一部重な
った部分について、2値化差分画像中の車両領域を切り
出してテンプレートを作成している。本具体例5では、
更に精度の高いテンプレートを作成するために、2値化
差分画像中の車両領域を、個別車両領域マスク画像の車
両領域で補正する方式を説明する。
【0046】図17は、2値化差分画像中の、ある車両
領域を補正する方式の説明図である。この処理は、例え
ばこの図に示すような手順で行われる。図1に示した車
両領域マスク画像作成部10から出力されるこれまでの
個別車両領域マスク画像の車両領域51を図17におい
て実線の円で示す。また、この車両領域51に重なった
2値化差分画像の車両領域52をハッチングを付した円
で示す。この場合に、両者を重ねたとき、両者の輪郭線
を内分する内分線53を求める。内分点は対応する点の
中央とすればよい。これは、図中破線で示した。この内
分線53に該当する円を、補正された個別車両領域マス
ク画像の車両領域54として新たなテンプレート切り出
しに使用する。
領域を補正する方式の説明図である。この処理は、例え
ばこの図に示すような手順で行われる。図1に示した車
両領域マスク画像作成部10から出力されるこれまでの
個別車両領域マスク画像の車両領域51を図17におい
て実線の円で示す。また、この車両領域51に重なった
2値化差分画像の車両領域52をハッチングを付した円
で示す。この場合に、両者を重ねたとき、両者の輪郭線
を内分する内分線53を求める。内分点は対応する点の
中央とすればよい。これは、図中破線で示した。この内
分線53に該当する円を、補正された個別車両領域マス
ク画像の車両領域54として新たなテンプレート切り出
しに使用する。
【0047】図17の例1では、個別車両領域マスク画
像の車両領域51が2値化差分画像の車両領域52より
も広くなっている。例2ではこれと逆の関係になってい
る。いずれの場合にも内分線53を求めて、適切な大き
さの新たな補正された個別車両領域マスク画像の車両領
域54を得る。例3の場合には、個別車両領域マスク画
像の車両領域51と2値化差分画像の車両領域52の位
置がシフトしている。このような場合にも輪郭線の対応
する点の中間点をプロットして結び、内分線53を得
る。この内分線53は車両領域51と52を等間隔
(1:1)に内分するものに限定されない。その他、こ
れら車両領域51,52を任意の整数A,Bで内分する
ようにしてもよい。
像の車両領域51が2値化差分画像の車両領域52より
も広くなっている。例2ではこれと逆の関係になってい
る。いずれの場合にも内分線53を求めて、適切な大き
さの新たな補正された個別車両領域マスク画像の車両領
域54を得る。例3の場合には、個別車両領域マスク画
像の車両領域51と2値化差分画像の車両領域52の位
置がシフトしている。このような場合にも輪郭線の対応
する点の中間点をプロットして結び、内分線53を得
る。この内分線53は車両領域51と52を等間隔
(1:1)に内分するものに限定されない。その他、こ
れら車両領域51,52を任意の整数A,Bで内分する
ようにしてもよい。
【0048】〈具体例5の効果〉こうして、より正確に
移動体のテンプレートを前画像フレームから切り出すこ
とができる。なお、上記いずれの実施例においても、既
に説明したように、挙動検知の対象は車両に限定され
ず、人や動物、その他の移動体全てに適用できる。ま
た、車両の進行方向は一方のみとしたが、センターライ
ンを挟んで相互通行しているような路面をカメラで撮影
し、各種の方向へ移動する車両の挙動検知も同様の方法
で可能となる。また、具体例3や具体例4の選択スイッ
チ部44や選択スイッチ部49を動作させる信号は、差
分出力画像の平均値やあるいはαを0と1の間の実数と
した場合の加重加算値αa+(1−α)bとしてもよ
い。但し、画素値を(a,b)とする。
移動体のテンプレートを前画像フレームから切り出すこ
とができる。なお、上記いずれの実施例においても、既
に説明したように、挙動検知の対象は車両に限定され
ず、人や動物、その他の移動体全てに適用できる。ま
た、車両の進行方向は一方のみとしたが、センターライ
ンを挟んで相互通行しているような路面をカメラで撮影
し、各種の方向へ移動する車両の挙動検知も同様の方法
で可能となる。また、具体例3や具体例4の選択スイッ
チ部44や選択スイッチ部49を動作させる信号は、差
分出力画像の平均値やあるいはαを0と1の間の実数と
した場合の加重加算値αa+(1−α)bとしてもよ
い。但し、画素値を(a,b)とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体挙動検知装置ブロック図であ
る。
る。
【図2】(a)は現画像フレーム、(b)は前画像フレ
ーム、(c)は背景画像フレームである。
ーム、(c)は背景画像フレームである。
【図3】差分器の出力説明図である。
【図4】2値化部の出力説明図である。
【図5】個別車両領域マスク画像の説明図である。
【図6】テンプレート作成部の動作フローチャート(そ
の1)である。
の1)である。
【図7】テンプレート作成部の動作フローチャート(そ
の2)である。
の2)である。
【図8】動きベクトル検出部の動作フローチャートであ
る。
る。
【図9】具体例2の装置のブロック図である。
【図10】背景ブロック領域の処理説明図である。
【図11】背景ブロック領域の例説明図(その1)であ
る。
る。
【図12】背景ブロック領域の例説明図(その2)であ
る。
る。
【図13】具体例3の装置のブロック図である。
【図14】背景画像フレーム作成部のブロック図であ
る。
る。
【図15】具体例4の装置のブロック図である。
【図16】背景ブロック領域画像作成部のブロック図で
ある。
ある。
【図17】個別車両領域マスク画像の補正の説明図であ
る。
る。
1 カメラ 3 現画像フレーム記憶部 4 前画像フレーム記憶部 5 背景画像フレーム記憶部 6 差分器 7 2値化部 8 テンプレート作成部 9 動きベクトル検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 浩司 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 移動体を撮影するカメラと、 移動体と共にその背景を撮影した現画像フレームと、現
画像フレームの撮影直前に移動体と共にその背景を撮影
した前画像フレームと、背景を撮影した背景画像フレー
ムとを保持する記憶部と、 前記背景画像フレームと前画像フレームとの差分を2値
化して2値化差分画像を得る2値化部と、 前画像フレームと2値化差分画像により、各移動体の画
像を含む小領域の画像から成るテンプレートを得るテン
プレート作成部と、 このテンプレートと現画像フレームとのマッチングによ
り、各移動体の動きベクトルを検出する動きベクトル検
出部と、 動きベクトルを検出したときのテンプレートの輪郭か
ら、現画像フレーム中の各移動体の画像以外の部分をマ
スクするためのマスク画像を得るマスク画像作成部とを
備え、 前記テンプレート作成部は、前記マスク画像作成部から
受け入れたマスク画像により、2値化差分画像の不要部
分をマスクして、各移動体のテンプレートを得ることを
特徴とする移動体挙動検知装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 画像内に移動体が進入する一部分に背景ブロック領域を
設定し、 2値化部は、前画像フレームと背景ブロック領域の画像
により2値化差分画像を作成し、 前記テンプレート作成部は、前記マスク画像で前記2値
化差分画像の不要部分をマスクして、各移動体のテンプ
レートを作成することを特徴とする移動体挙動検知装
置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 動きベクトル検出部は、現画像フレームに、その周辺部
分を除外した所定の検知領域を設定し、この検知領域内
でのみ、テンプレートを用いたマッチングを行うことを
特徴とする移動体挙動検知装置。 - 【請求項4】 請求項1または2において、 動きベクトル検出部は、移動体の移動方向にテンプレー
トを移動する場合に、テンプレートを伸縮しながらマッ
チングを行うことを特徴とする移動体挙動検知装置。 - 【請求項5】 請求項1において、 既に記憶した背景画像フレームと、移動体のいない前画
像フレームとに差分を生じたとき、 記憶部は、既に記憶した背景画像フレームと移動体のい
ない前画像フレームとを交換することを特徴とする移動
体挙動検知装置。 - 【請求項6】 請求項2において、 既に記憶した背景ブロック領域の画像と、移動体のいな
い前画像フレームの該当部分とに差分を生じたとき、 記憶部は、既に記憶した背景ブロック領域の画像と移動
体のいない前画像フレームの該当部分とを交換すること
を特徴とする移動体挙動検知装置。 - 【請求項7】 請求項5または6において、 2値化差分画像を利用して、前画像フレーム中の移動体
の無い背景部分の画像を抽出して、交換の対象となる前
画像フレームを得る背景画像領域作成部を備えたことを
特徴とする移動体挙動検知装置。 - 【請求項8】 請求項1または2において、 テンプレート作成部が、2値化差分画像と、既に作成さ
れて記憶されたマスク画像とを用いて、テンプレートを
作成する場合に、 2値化差分画像の移動体を含む領域とマスク画像の移動
体を含む領域の間の内分線を、テンプレートの輪郭に選
定することを特徴とする移動体挙動検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27698296A JPH10105689A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 移動体挙動検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27698296A JPH10105689A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 移動体挙動検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10105689A true JPH10105689A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17577126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27698296A Pending JPH10105689A (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 移動体挙動検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10105689A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006046961A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 人体検知センサ |
| JP2009109508A (ja) * | 2008-12-15 | 2009-05-21 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 人体検知センサ |
| JP2009223220A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Zenrin Co Ltd | 路面標示地図生成方法 |
| JP2010175756A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Zenrin Co Ltd | 路面標示地図生成方法及び路面標示地図生成装置 |
| CN104700429A (zh) * | 2014-10-05 | 2015-06-10 | 安徽工程大学 | 一种机载显示器的运动检测方法 |
| US20160117842A1 (en) * | 2014-10-27 | 2016-04-28 | Playsight Enteractive Ltd. | Object extraction from video images |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP27698296A patent/JPH10105689A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006046961A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 人体検知センサ |
| JP2009223220A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Zenrin Co Ltd | 路面標示地図生成方法 |
| JP2009109508A (ja) * | 2008-12-15 | 2009-05-21 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 人体検知センサ |
| JP2010175756A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Zenrin Co Ltd | 路面標示地図生成方法及び路面標示地図生成装置 |
| CN104700429A (zh) * | 2014-10-05 | 2015-06-10 | 安徽工程大学 | 一种机载显示器的运动检测方法 |
| US20160117842A1 (en) * | 2014-10-27 | 2016-04-28 | Playsight Enteractive Ltd. | Object extraction from video images |
| US9639954B2 (en) * | 2014-10-27 | 2017-05-02 | Playsigh Interactive Ltd. | Object extraction from video images |
| US20170200281A1 (en) * | 2014-10-27 | 2017-07-13 | Playsight Interactive Ltd. | Object extraction from video images system and method |
| US9959632B2 (en) * | 2014-10-27 | 2018-05-01 | Playsight Interactive Ltd. | Object extraction from video images system and method |
| US20180211397A1 (en) * | 2014-10-27 | 2018-07-26 | Playsight Interactive Ltd. | Object extraction from video images system and method |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4157620B2 (ja) | 移動物体検出装置及びその方法 | |
| JPH1139469A (ja) | 顔画像処理装置 | |
| JP4187448B2 (ja) | 画像における移動体追跡方法及び装置 | |
| JP3849505B2 (ja) | 障害物監視装置及びプログラム | |
| CN117043826A (zh) | 用于实例分割的边界细化的方法和装置 | |
| CN112446316A (zh) | 事故检测方法、电子设备及存储介质 | |
| CN111462140B (zh) | 一种基于区块拼接的实时图像实例分割方法 | |
| JP7360303B2 (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
| JPH11120481A (ja) | 交通流計測装置 | |
| JPH11195127A (ja) | 白線認識方法および装置 | |
| JPH10105689A (ja) | 移動体挙動検知装置 | |
| JP2002133421A (ja) | 移動物体認識方法及び装置 | |
| JP2001043458A (ja) | 背景画像生成システム | |
| JPH07249128A (ja) | 車両用画像処理装置 | |
| JPH10105690A (ja) | 広域移動体追跡装置 | |
| JPH11136664A (ja) | 動物体自動追尾装置 | |
| JP2000134638A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2006178669A (ja) | 移動体追跡のための画像処理方法 | |
| JP2702307B2 (ja) | 指紋特徴修正システム | |
| JP2001043381A (ja) | 動物体輪郭抽出方法 | |
| JP3573895B2 (ja) | 動物体抽出装置 | |
| JP2735033B2 (ja) | 車線変更検出装置および方法 | |
| JPH0410200A (ja) | 車線端認織装置 | |
| JP3585143B2 (ja) | 文字列抽出方法および装置 | |
| JPH0869535A (ja) | 背景特徴マスク生成装置および移動物体特徴抽出装置 |