JPH10105928A - Mr読取りヘッド、それを含む複合ヘッド及びそれを含む磁気ディスク・ドライブ - Google Patents
Mr読取りヘッド、それを含む複合ヘッド及びそれを含む磁気ディスク・ドライブInfo
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- JPH10105928A JPH10105928A JP9248929A JP24892997A JPH10105928A JP H10105928 A JPH10105928 A JP H10105928A JP 9248929 A JP9248929 A JP 9248929A JP 24892997 A JP24892997 A JP 24892997A JP H10105928 A JPH10105928 A JP H10105928A
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Abstract
第2のスピン・バルブ・センサを使用する磁気読取りヘ
ッド用のスピン・バルブ・センサ構造を提供する。 【解決手段】 各スピン・バルブ・センサは、ピン止め
層162と積層自由層164との間に挟まれたスペーサ
層160を有する。ピン止め層の磁気配向は、第1及び
第2の反強磁性層166,170によって同じ方向にピ
ン止めされる。第1の積層自由層は、第1及び第2の強
磁性自由層176,178間に挟まれた非常に薄いルテ
ニウム(Ru)層を含み、第2の積層自由層は、第3及
び第4の強磁性自由層182,184間に挟まれた非常
に薄い第2のルテニウム(Ru)層174,180を含
む。第2の強磁性自由層は第1の強磁性自由層より厚
く、第3の強磁性自由層は第4の強磁性自由層より厚
い。
Description
ブ・センサ構造に関し、より具体的には、差動検出及び
コモン・モード除去のために1対のスピン・バルブを使
用する再生ヘッドに関する。
クまたは磁気テープなどの可動磁気媒体からの磁界を感
知するために読取りヘッドが使用するものである。この
ようなセンサは、第1及び第2の強磁性層(以下、ピン
止め層及び自由層という)の間に挟まれた非磁性導電層
(以下、スペーサ層という)を含む。第1及び第2のリ
ードは、それを通るセンス電流を伝導するためにスピン
・バルブ・センサに接続されている。ピン止め層の磁化
は自由層の磁化に対して90°の角度にピン止めされ、
自由層の磁化は外部磁界に対して自由に反応することが
できる。ピン止め層の磁化は、通常、反強磁性層との交
換結合によりピン止めされる。スペーサ層の厚さは、セ
ンサを通る伝導電子の平均自由行程より小さくなるよう
に選択される。この配置では、伝導電子の一部分はスペ
ーサ層とピン止め層及び自由層との境界によって散乱す
る。ピン止め層と自由層の磁化が互いに平行である場
合、散乱は最小限になり、ピン止め層と自由層の磁化が
逆平行である場合、散乱は最大限になる。散乱が変化す
ると、cosθに比例してスピン・バルブ・センサの抵
抗が変化する。この場合、θはピン止め層と自由層の磁
化間の角度である。スピン・バルブ・センサは、異方性
磁気抵抗(AMR)センサよりかなり高い磁気抵抗(M
R)係数を有する。このため、このセンサは、ジャイア
ント磁気抵抗または巨大磁気抵抗(GMR)センサと呼
ばれることもある。
ヘッド(以下、「スピン・バルブ読取りヘッド」とい
う)を誘導書込みヘッドと組み合わせ、複合ヘッドを形
成することができる。複合ヘッドは、統合ヘッドまたは
ピギーバック・ヘッドのいずれかの構造を有することが
できる。統合ヘッドの単一層は、読取りヘッドのシール
ド及び書込みヘッドの第1の磁極片として機能する。ピ
ギーバック・ヘッドは、書込みヘッドの第1の磁極片と
して機能する個別の層を有する。磁気ディスク・ドライ
ブでは、複合ヘッドの空気ベアリング表面(ABS)
は、ディスクに情報を書き込むためにまたはディスクか
ら情報を読み取るために回転ディスクに隣接してサポー
トされている。情報は、書込みヘッドの第1及び第2の
磁極片間のギャップを縁取る磁界によって回転ディスク
に書き込まれる。読取りモードでは、スピン・バルブ・
センサの抵抗は回転ディスクからの磁界の大きさに比例
して変化する。センス電流がスピン・バルブ・センサを
通って伝導すると、抵抗の変化によって電位の変化が発
生し、それが再生信号として検出され処理される。
増加するための方式は、コモン・モード雑音除去のため
に差動検出される第1及び第2のスピン・バルブ・セン
サを使用することである。各スピン・バルブ・センサ
は、自由層とピン止め層との間に挟まれた薄い非磁性導
電層を含む。この方式が機能するようにするため、ピン
止め層は互いに逆平行にピン止めしなければならない。
これには、ピン止め層をピン止めする反強磁性層を異な
るブロッキング温度を有する別々の材料で構築しなけれ
ばならない。ブロッキング温度が最も高い反強磁性層を
最初に構築し、次に、最初に構築した反強磁性層の磁気
配向を変えないようにブロッキング温度がそれより低い
反強磁性層を構築する。残念ながら、上記の方式を達成
するために十分異なるブロッキング温度を有する様々な
材料は現在知られていない。
加した磁界の差動検出のために第1及び第2のスピン・
バルブ・センサを使用するスピン・バルブ読取りヘッド
を提供することにある。
有するほぼ同じ材料の第1及び第2の反強磁性層を有す
る第1及び第2のスピン・バルブを使用するスピン・バ
ルブ読取りヘッドを提供することにある。
信号出力を行うスピン・バルブ・センサを提供すること
にある。
取りヘッドに比べ、読戻し信号の信号対雑音比を大幅に
改善するスピン・バルブ読取りヘッドを提供することに
ある。
密度が可能なスピン・バルブ読取りヘッドを提供するこ
とにある。
界に反応して反対極性の応答を生成する第1及び第2の
スピン・バルブ・センサを使用するスピン・バルブ構造
を提供する。反対極性応答は、雑音のコモン・モード除
去及び強化複合信号の生成のために差動増幅器によって
処理される。第1及び第2のスピン・バルブ・センサ
は、ギャップ層によって磁気的に分離されている。第1
のスピン・バルブ・センサは第1及び第2のリードと直
列に接続され、第2のスピン・バルブ・センサは第3及
び第4のリードと直列に接続されている。第2及び第4
のリードは電気的に相互接続され、第1及び第3のリー
ドは差動増幅器に接続できるようになっている。第1の
スピン・バルブ・センサは、第1の積層自由層と第1の
強磁性ピン止め層との間に挟まれた第1の非磁性導電ス
ペーサ層を含む。第2のスピン・バルブ・センサは、第
2の積層自由層と第2の強磁性ピン止め層との間に挟ま
れた第2の非磁性導電スペーサ層を含む。第1及び第2
のピン止め層の磁気モーメントの配向は、互いに平行で
しかもスピン・バルブ構造を取り入れた読取りヘッドの
空気ベアリング表面(ABS)に対して垂直に、第1及
び第2の反強磁性層によってそれぞれピン止めされる。
性自由層間に挟まれた非常に薄い第1のルテニウム(R
u)層を含み、第2の積層自由層は、第3及び第4の強
磁性自由層間に挟まれた非常に薄い第2のルテニウム
(Ru)層を含む。第1及び第2のルテニウム層のそれ
ぞれはおよそ約4〜10Åの厚さになっているので、第
1及び第2の自由層は強力に交換結合し、それぞれの磁
気モーメントが互いに逆平行になり、第3及び第4の自
由層は強力に交換結合し、それぞれの磁気モーメントが
互いに逆平行になる。第1、第2、第3、第4の強磁性
自由層の磁気モーメントはABSに対して平行の向きに
なっている。したがって、磁界が存在すると、第1及び
第2の自由層の磁気モーメントが一緒に回転し、第3及
び第4の自由層の磁気モーメントが一緒に回転する。第
2及び第3の強磁性自由層はそれぞれ第1及び第4の強
磁性自由層より厚いので、第2及び第3の強磁性自由層
の磁気モーメントは磁界に応答して回転し、第1及び第
4の強磁性自由層の磁気モーメントは追随する。
2の強磁性自由層との間に挟まれ、第2のスペーサ層は
第2のピン止め層と第4の強磁性自由層との間に挟まれ
ているので、印加した磁界が存在すると、第1のスピン
・バルブの第1のピン止め層と第2の強磁性自由層との
間に第1のスピン・バルブ効果が発生し、第2のスピン
・バルブの第2のピン止め層と第4の強磁性自由層との
間に第2のスピン・バルブ効果が発生する。第1及び第
3の強磁性自由層は、伝導電子の平均自由行程を上回
り、スピン・バルブ効果に貢献しない。上記の通り、第
1及び第2のピン止め層の磁気モーメントの配向は平行
であり、ABSに対して垂直である。第2及び第4の強
磁性自由層の磁気モーメントの配向は互いに逆平行であ
り、ABSに対して平行である。したがって、磁界が存
在すると、第2の強磁性自由層の磁気モーメントは第1
のピン止め層の磁気モーメントに対して一方向に回転
し、第4の強磁性自由層の磁気モーメントは第2のピン
止め層の磁気モーメントに対して反対方向に回転する。
その結果、第1のスピン・バルブは一方の極性の応答信
号を生成し、第2のスピン・バルブは反対極性の応答信
号を生成する。次にこれらの応答信号は、コモン・モー
ド除去及び強化信号出力のために差動増幅器によって処
理される。上記の配置では、第1及び第2の反強磁性層
は同じブロッキング温度を有する同じ材料でできてい
る。第1及び第2の積層自由層については、本出願人に
譲渡された米国特許第5408377号に十分記載され
ている。この積層自由層は、大きさが等しくない逆平行
磁化を備えた複数の層の組合せなので、一般に「合成フ
ェリ磁性体(synthetic ferrimagnet)」という。
付図面とともに以下の説明を読むとより明らかになるだ
ろう。
数の図面で使用する同じ参照番号は同じ部分または同様
の部分を示し、図1、図2、図3には磁気ディスク・ド
ライブ30が示されている。ドライブ30は、磁気ディ
スク34をサポートし回転するスピンドル32を含む。
スピンドル32はモータ36によって回転し、このモー
タはモータ・コントローラ38によって制御される。磁
気ヘッド40は、記録及び読取り用の統合MRヘッドに
することができるが、スライダ42上に取り付けられ、
このスライダはサスペンション43及びアクチュエータ
・アーム44によってサポートされている。図3に示す
ように、大容量直接アクセス記憶装置(DASD)では
複数のディスク、スライダ、サスペンションを使用する
ことができる。サスペンション43とアクチュエータ・
アーム44は、磁気ディスク34の表面と変換関係にな
るように磁気ヘッド40を配置するようにスライダ42
を位置決めする。ディスク34がモータ36によって回
転すると、スライダ42は空気ベアリング表面(AB
S)46によって空気(空気ベアリング)の薄い(通常
は0.075μm)クッション上にサポートされる。次
に、ディスクの表面上の複数の環状トラックに情報を書
き込むためならびにそこから情報を読み取るために、磁
気ヘッド40を使用する。処理回路48は、前記情報を
表す信号をヘッド40と交換し、モータ駆動信号を出力
し、スライダ42を様々なトラックに移動させるための
制御信号を出力する。
部分とを有する統合MRヘッド50の側面断面図であ
り、読取りヘッド部分は本発明による2重(デュアル)
スピン・バルブMRセンサ52を取り入れたセンサ構造
を使用する。MRヘッド52は第1及び第2のギャップ
層54と56との間に挟まれ、第1及び第2のギャップ
層は第1及び第2のシールド層58と60との間に挟ま
れている。外部磁界に応答して、MRセンサ52の抵抗
が変化する。センサを通って伝導されたセンス電流によ
り、このような変化が電位の変化として明らかになる。
このような電位の変化は、図3に示す処理回路48によ
って処理される。
2の絶縁層66と68との間に挟まれたコイル層64を
含む。第3の絶縁層70を使用してヘッドを平面化し、
コイル層64によって発生する第2の絶縁層のリプルを
除去することができる。コイル層64と、第1、第2、
第3の絶縁層66、68、70は、第1及び第2の磁極
片層72と74との間に挟まれている。第1及び第2の
磁極片層72と74は、ABSの書込みギャップ層76
によって分離され、ABSから間隔をおいた後部ギャッ
プ(図示せず)で電磁結合される。図2に示す通り、第
1及び第2のはんだ接続部80及び82はMRセンサ5
2からのリード(図示せず)をサスペンション43上の
リード(図示せず)に接続し、第3及び第4のはんだ接
続部84及び86はコイル64からのリード(図示せ
ず)をサスペンション上のリード(図示せず)に接続す
る。
ン・バルブ・センサ52の背景として説明する磁気抵抗
(MR)スピン・バルブ・センサの先行技術の実施例1
00を示している。MRセンサ100は、自由層102
とピン止め層104である第1及び第2の強磁性層を有
する。非磁性導電スペーサ層106は、自由層102と
ピン止め層104との間に挟まれている。反強磁性(A
FM)層108はピン止め層104のフィルム表面と境
界を接するフィルム表面を有するので、ピン止め層10
4の磁化110は反強磁性層108との交換結合によ
り、ABSに対して垂直など、所定の方向にピン止めさ
れる。自由層102は、回転ディスクからの磁界信号の
影響を受けて自由に回転できる磁化111を有する。自
由層102とピン止め層104は通常、パーマロイ(N
iFe)で作られ、スペーサ層106は通常、銅で作ら
れる。反強磁性層108はNiMnとFeMnからなる
グループから選択した材料で作ることができる。第1及
び第2のリード112及び114は、リード間の間隔が
読取りヘッドのトラック幅を定義するように、連続接合
部などの適当な手段によってセンサ100に電気接続さ
れている。センス電流源118は、スピン・バルブ・セ
ンサを通って伝導されるセンス電流(Is)を供給する
ために第1及び第2のリード112及び114に電気接
続されている。センス電流源118と並列の感知回路1
20は、図1に示す回転ディスク34によってスピン・
バルブ・センサ内に磁界信号を誘導したときのスピン・
バルブ・センサ100における電位の変化を感知するた
めのものである。センス電流源118と感知回路120
は図3の処理回路48の一部である。
ぞれは、第1及び第2のリード112と114との間の
センス電流の一部分を伝導する。スピン・バルブ・セン
サの動作の重要なパラメータは、スペーサ層106が第
1及び第2のリード112と114との間を流れる伝導
電子の平均自由行程より小さい厚さを有することであ
る。電子散乱の度合いは、自由層102の磁化111と
ピン止め層104の磁化110との相対角度によって決
まるが、センス電流Isに対するMRセンサの抵抗を決
定する。最大散乱とそれに対応する最大抵抗は、磁化1
10と111が逆平行であるときに発生し、最小散乱と
それに対応する最小抵抗は、磁化110と111が互い
に平行であるときに発生する。自由層102の磁化11
1は、通常、ABSに対して平行に配向されるので、回
転ディスクから正と負の磁界信号を受け取ると、磁化1
11は上向きまたは下向きに回転し、センサの抵抗を増
加または減少させる。これは、ピン止め層104の磁化
110がABSに向かうのではなくABSから離れる向
きに配向されている場合、反対の状況になるはずであ
る。
4との境界でその層が粗いため、強磁性結合HFCが発生
し、これがピン止め層104によって自由層102に誘
導される。自由層102に作用するもう1つの磁界はピ
ン止め層104からの減磁磁界であり、これが自由層上
に誘導減磁磁界HDEMAGを引き起こす。これは、スピン
・バルブ・センサが図4に示すように第1及び第2のシ
ールド層58と60との間にセンタリングされたとき
に、通常、およそ51Oeになる。層102、104、
106の厚さとセンス電流Isの量を適切に制御するこ
とにより、実質的に互いに相殺するために前述の磁界を
作ることができるので、読取りヘッドが静止状態のとき
に(センス電流はあるが印加された信号はない)、図7
に示すように、自由層の磁気モーメント111がABS
と平行になる。
ンサ100の問題は、センサが拾い上げる雑音が信号と
ともに処理されることである。信号対雑音比(SNR)
を高めるためにこの雑音を低減または除去することがで
きれば、望ましいはずである。1対の先行技術のセンサ
100を適切に使用できれば、雑音はコモン・モード雑
音除去によって除去できるはずである。この1対の先行
技術のセンサは、一方の極性の磁界に応答して反対極性
の信号を生成するために必要になるはずである。応答信
号は、コモン・モード雑音を除去し、それによりSNR
を高めるために、差動増幅器によって処理されるはずで
ある。ピン止め層は、そのうちの1つを図7の104に
示すが、互いに逆平行にピン止めする必要があると思わ
れる。このため、そのうちの1つを図7の108に示す
反強磁性層は、互いに180°位相が外れた磁気配向に
よって設定しなければならないはずである。
に磁界を印加することにより、磁化の配向の設定を行
う。たとえば、反強磁性層がFeMnである場合、その
磁気配向は、層を200℃まで加熱することによる製作
中に確立されるはずであり、それは所望の方向の磁界に
さらされる。この200°のレベルは、FeMnのブロ
ッキング温度という。2つの反強磁性層が同じ材料でで
きている場合、その磁化を互いに逆平行に配向すること
は不可能であると思われる。どちらの反強磁性層も同じ
温度と同じ磁界にさらされる。したがって、反強磁性層
が、その磁気配向を互いに逆平行に確立できるように十
分異なるブロッキング温度を有するのであれば、望まし
いはずである。十分異なるブロッキング温度を有するこ
のような1対の強磁性層は現在、存在が知られていな
い。したがって、コモン・モード雑音除去は、スピン・
バルブ読取りヘッドにとっては望ましい機能であるが、
その強磁性層に必要な材料が欠如しているので達成不能
であった。
スピン・バルブ読取りヘッド52は、Al2O3などのギ
ャップまたは絶縁層134によって分離される第1及び
第2のスピン・バルブ・センサ130及び132を使用
する。図6に示すように、第1のスピン・バルブ・セン
サ130は第1及び第2のリード136及び138と直
列に接続され、第2のスピン・バルブ・センサ132は
第3及び第4のリード140及び142と直列に接続さ
れている。接続のタイプは、図6に示すように、連続接
合部にすることができる。リード138及び142はア
ースに相互接続することができ、リード136及び14
0は第1及び第2のキャパシタ146及び148により
差動増幅器144を越えて接続することができる。第1
及び第2のセンス電流源150及び152は第2及び第
4のリード136及び140にそれぞれ接続されるの
で、センス電流Isはそれぞれのスピン・バルブ・セン
サ130及び132を通ってアースに伝導される。好ま
しい実施例では、センス電流Isは等しく、第1及び第
2のセンサ130及び132の抵抗は静止状態(センス
電流なし)のときに等しくなる。スピン・バルブ・セン
サ130及び132は反対極性を有する応答信号を生成
するように構成されているので、コモン・モード雑音除
去を達成するために応答信号を差動増幅器144によっ
て差別的に処理することができる。差動増幅器144は
図3に示す処理回路48の一部である。スピン・バルブ
・センサ130及び132によって生成され180°位
相が外れた応答信号は差動増幅器144によって加算さ
れ、コモン・モード雑音は打ち消される。
め層156と積層自由層158との間に挟まれた第1の
薄いスペーサ層154を含む。スピン・バルブ・センサ
132は、ピン止め層162と積層自由層164との間
に挟まれた薄いスペーサ層160を含む。スピン・バル
ブ・センサ130は、矢印168が示すように交換結合
によりその磁気配向を紙面の奥に向かってピン止めする
ためにピン止め層156との境界になる反強磁性層(A
FM)166をさらに含む。同様に、スピン・バルブ・
センサ132は、矢印172が示すように交換結合によ
りそのピン止め層の磁化を紙面の奥に向かって配向する
ためにピン止め層162との境界になる反強磁性層(A
FM)170を含む。本発明では、反強磁性層166及
び170は、同じブロッキング温度を有するFeMnな
どの同じ材料で構築されているので、磁気配向168及
び172は互いに平行になり、好ましくはABSに対し
て垂直になる。必要であれば、任意で、磁気配向168
及び172を紙面の外に向けることもできる。この配置
では、紙面の外に向けられた磁界の下で反強磁性層16
6及び170を200℃の熱にさらすことにより、反強
磁性層166及び170の磁気配向が製作中に確立され
る。
性自由層176と178との間に挟まれた非常に薄いル
テニウム(Ru)層174を含む。積層自由層164
は、第3及び第4の強磁性自由層182と184との間
に挟まれた非常に薄いルテニウム(Ru)層180を含
む。ルテニウム層174及び180は4Å〜10Åの範
囲の厚さを有する。第1及び第2の強磁性自由層176
と178との間ならびに強磁性自由層182と184と
の間には強い交換結合が存在する。以下に記載する目的
の場合、第2の強磁性自由層178が第1の強磁性自由
層176より厚く、第3の強磁性自由層182が第4の
強磁性自由層184より厚いことが重要である。
8及び182の磁気モーメントの配向は、磁気モーメン
ト186及び188が示すように、互いに平行でABS
に対して平行な同じ方向に位置合せされる。このような
磁気モーメントは、任意で反対方向に位置合せすること
もできる。第2の強磁性自由層178は第1の強磁性自
由層176に交換結合された反強磁性体なので、第1の
強磁性自由層176の磁気モーメント190は磁気モー
メント186に対して逆平行である。同様に、第3の強
磁性自由層182は第4の強磁性自由層184に交換結
合された反強磁性体なので、第4の強磁性自由層の磁気
モーメント192は第3の強磁性自由層の磁気モーメン
ト188に対して逆平行である。読取りヘッド52が静
止状態の場合、すなわち、センス電流の伝導中である
が、信号は印加されていない場合、自由層の磁気配向は
186、188、190、192に示す通りになる。回
転ディスクからの磁界信号によって励起すると、これら
の磁気モーメントはピン止め層156及び162の固定
磁気モーメント168及び172に対して相対的に回転
する。第1のスピン・バルブ130のスピン・バルブ効
果は第2の強磁性自由層178の磁気モーメント186
とピン止め層156の磁気モーメント168との相対回
転間でのみ発生する。第1の自由層176はセンス電流
の伝導電子の平均自由行程の外側で回転するので、その
磁気モーメント190の回転はスピン・バルブ効果に対
して一切影響を及ぼさない。同様に、スピン・バルブ・
センサ132のスピン・バルブ効果を引き起こすのは、
ピン止め層162の磁気モーメント172に対する第4
の強磁性自由層184の磁気モーメント192の回転で
ある。同様に、第3の強磁性自由層182はセンス電流
の伝導電子の平均自由行程を上回るので、その磁気モー
メント188の回転はスピン・バルブ効果に対して一切
影響を及ぼさない。
い方の自由層178及び182は同じ方向に回転する。
薄い方の強磁性自由層176及び184は厚い方の層1
78及び182に対して強く交換結合しているので、そ
の磁気モーメント190及び192は磁気モーメント1
86及び188にそれぞれ追随する。各スピン・バルブ
・センサの厚い層と薄い層との交換結合の力はおよそ1
0,000Oeである。F1はF2に対してしっかり逆
平行結合し、同様にF3はF4に対してしっかり逆平行
結合している。これらの層は、磁界に応答しながら、逆
平行磁化配向を維持する。磁界が紙面の奥に向かって向
けられていると想定すると、第2の強磁性自由層178
の磁気モーメント186は矢印194が示すように、飽
和状態になるように紙面の奥に向かって回転する。第2
の強磁性自由層の磁気モーメント194がピン止め層1
56の磁気モーメント168と平行であると、スピン・
バルブ・センサ130の抵抗が最小になる。強磁性自由
層176の磁気モーメント190は、矢印196が示す
ように、第2の強磁性自由層178の磁気モーメント1
86に対して反対方向に回転する。同様に、紙面の奥に
向かって信号が印加されると、第3の強磁性自由層18
2の磁気モーメント188は、矢印198が示すよう
に、飽和状態になるように紙面の奥に向かって回転す
る。第4の強磁性自由層184の磁気モーメント192
は、矢印200が示すように、紙面の外側に回転する。
第4の強磁性自由層の磁気モーメント200は紙面の外
へ向かい、ピン止め層162の磁気モーメント172は
紙面の奥に向かうので、これらは逆平行であり、スピン
・バルブ・センサ132の抵抗はセンス電流に対して最
大になる。回転ディスクからの磁界信号が紙面の奥では
なく紙面の外に向かっている場合、矢印194、19
6、198、200は方向が逆になるはずである。
52が一方の極性の磁界にさらされると、スピン・バル
ブ・センサ130は一方の極性の応答信号を生成し、ス
ピン・バルブ・センサ132は反対極性の第2の信号を
生成する。これらの応答信号は互いに180°位相が外
れており、差動増幅器144によって差別的に検出され
るが、この差動増幅器は応答信号を合成し、コモン・モ
ード雑音除去のためにセンサが拾い上げた雑音のない強
化応答信号を生成する。積層自由層158及び164に
ついては、本出願人に譲渡された米国特許第54083
77号に記載されている。本発明では、反強磁性層16
6及び170は、同じ材料で構築し、製作中にその磁気
配向を同時に設定することができる。
の事項を開示する。
えたMR読取りヘッドにおいて、磁界に反応して反対の
極性を有する応答を生成する第1及び第2のスピン・バ
ルブ・センサと、第1及び第2のスピン・バルブ・セン
サ間に挟まれたギャップ層と、第1のスピン・バルブ・
センサに直列に接続された第1及び第2のリードと、第
2のスピン・バルブ・センサに直列に接続された第3及
び第4のリードとを含み、第1及び第3のリードは電気
的に相互接続され、第1のスピン・バルブ・センサは、
それらの間に交換結合を形成するために互いに境界をな
す第1のピン止め層と第1の反強磁性層とを含み、第2
のスピン・バルブ・センサは、それらの間に交換結合を
形成するために互いに境界をなす第2のピン止め層と第
2の反強磁性層とを含み、第1及び第2の反強磁性層
は、第1及び第2のピン止め層の磁気モーメントを同じ
方向にピン止めすることを特徴とする、MR読取りヘッ
ド。 (2)第1及び第2の反強磁性層が、ほぼ同じブロッキ
ング温度を有するほぼ同じ材料であることを特徴とす
る、上記(1)に記載のMR読取りヘッド。 (3)複合ヘッドが、絶縁スタック内に埋め込まれた誘
導コイルを含み、絶縁スタック及び誘導コイルが第1及
び第2の磁極片間に挟まれ、第1及び第2の磁極片が空
気ベアリング表面で書込みギャップ層によって間隔があ
けられていることを特徴とする、上記(2)に記載のM
R読取りヘッドを含む、複合MR読取りヘッド及び誘導
書込みヘッド。 (4)差動増幅器を含み、第2及び第4のリードが差動
増幅器を越えて第1及び第2のスピン・バルブ・センサ
を並列に接続することを特徴とする、上記(3)に記載
の複合ヘッド。 (5)第1及び第2のセンス電流源を含み、第1のセン
ス電流源が第2のリードに接続され、第2のセンス電流
源が第4のリードに接続されていることを特徴とする、
上記(4)に記載の複合ヘッド。 (6)上記(5)に記載の複合ヘッドを含む磁気ディス
ク・ドライブにおいて、ドライブが、フレームと、フレ
ーム上に回転式にサポートされる磁気ディスクと、フレ
ーム上に取り付けられ、磁気ディスクと変換関係になる
ように複合ヘッドをサポートするためのサポートと、磁
気ディスクを回転させる手段と、サポートに接続され、
前記磁気ディスクに対して複数の位置にヘッドを移動さ
せるための位置決め手段と、ヘッドと、磁気ディスクを
回転させる手段と、位置決め手段とに接続され、複合ヘ
ッドと信号を交換し、磁気ディスクの動きを制御し、複
合ヘッドの位置を制御する手段とを含むことを特徴とす
る、磁気ディスク・ドライブ。 (7)第1のスピン・バルブ・センサが第1の非磁性導
電スペーサ層と第1の積層自由層とを含み、第2のスピ
ン・バルブ・センサが第2の非磁性導電スペーサ層と第
2の積層自由層とを含み、第1のスペーサ層が第1の積
層自由層と第1のピン止め層との間に挟まれ、第2のス
ペーサ層が第2の積層自由層と第2のピン止め層との間
に挟まれ、第1の積層自由層が第1及び第2の強磁性自
由層間に挟まれた第1のルテニウム層を含み、第2の積
層自由層が第3及び第4の強磁性自由層間に挟まれた第
2のルテニウム層を含み、第1及び第2のルテニウム層
は十分薄いので、第1及び第2の強磁性自由層が交換結
合により結合し、第3及び第4の強磁性自由層が交換結
合により結合し、第2の自由層は第1の強磁性自由層よ
り大きい磁化を有し、第3の強磁性自由層は第4の自由
層より大きい磁化を有するので、第1の強磁性自由層が
第2の強磁性自由層の磁気回転に追随し、第4の強磁性
自由層が第3の強磁性自由層の磁気回転に追随し、第1
のスペーサ層が第1のピン止め層と第2の強磁性自由層
との間に挟まれ、第2のスペーサ層が第2のピン止め層
と第4の強磁性自由層との間に挟まれていることを特徴
とする、上記(1)に記載のMR読取りヘッド。 (8)第1及び第2の反強磁性層が、ほぼ同じブロッキ
ング温度を有するほぼ同じ材料であることを特徴とす
る、上記(7)に記載のMR読取りヘッド。 (9)複合ヘッドが、絶縁スタック内に埋め込まれた誘
導コイルを含み、絶縁スタック及び誘導コイルが第1及
び第2の磁極片間に挟まれ、第1及び第2の磁極片が空
気ベアリング表面で書込みギャップ層によって間隔があ
けられていることを特徴とする、上記(8)に記載のM
R読取りヘッドを含む、複合MR読取りヘッド及び誘導
書込みヘッド。 (10)差動増幅器を含み、第2及び第4のリードが差
動増幅器を越えて第1及び第2のスピン・バルブ・セン
サを並列に接続することを特徴とする、上記(9)に記
載の複合ヘッド。 (11)第1及び第2のセンス電流源を含み、第1のセ
ンス電流源が第2のリードに接続され、第2のセンス電
流源が第4のリードに接続されていることを特徴とす
る、上記(10)に記載の複合ヘッド。 (12)上記(11)に記載の複合ヘッドを含む磁気デ
ィスク・ドライブにおいて、ドライブが、フレームと、
フレーム上に回転式にサポートされる磁気ディスクと、
フレーム上に取り付けられ、磁気ディスクと変換関係に
なるように複合ヘッドをサポートするためのサポート
と、磁気ディスクを回転させる手段と、サポートに接続
され、前記磁気ディスクに対して複数の位置にヘッドを
移動させるための位置決め手段と、ヘッドと、磁気ディ
スクを回転させる手段と、位置決め手段とに接続され、
複合ヘッドと信号を交換し、磁気ディスクの動きを制御
し、複合ヘッドの位置を制御する手段とを含むことを特
徴とする、磁気ディスク・ドライブ。 (13)ピン止め層の磁気モーメントがABSに対して
垂直に配向され、第2及び第3の強磁性自由層がABS
に対して平行な同じ方向に配向されている磁気モーメン
トを有することを特徴とする、上記(8)に記載のMR
読取りヘッド。 (14)各強磁性自由層がNiFeであることを特徴と
する、上記(8)に記載のMR読取りヘッド。 (15)各ルテニウム層が4〜10Åの厚さであること
を特徴とする、上記(8)に記載のMR読取りヘッド。 (16)第1及び第2のセンス電流源を含み、第1のセ
ンス電流源が第2のリードに接続され、第2のセンス電
流源が第4のリードに接続されていることを特徴とす
る、上記(8)に記載のMR読取りヘッド。 (17)ピン止め層の磁気モーメントが同じ方向でAB
Sに対して垂直に配向され、第2及び第3の強磁性自由
層がABSに対して平行な同じ方向に配向されている磁
気モーメントを有することを特徴とする、上記(16)
に記載のMR読取りヘッド。 (18)各強磁性自由層がNiFeであることを特徴と
する、上記(17)に記載のMR読取りヘッド。 (19)各ルテニウム層が4〜10Åの厚さであること
を特徴とする、上記(18)に記載のMR読取りヘッ
ド。 (20)複合ヘッドが、絶縁スタック内に埋め込まれた
誘導コイルを含み、絶縁スタック及び誘導コイルが第1
及び第2の磁極片間に挟まれ、第1及び第2の磁極片が
空気ベアリング表面で書込みギャップ層によって間隔が
あけられていることを特徴とする、上記(19)に記載
のMR読取りヘッドを含む、複合MR読取りヘッド及び
誘導書込みヘッド。 (21)差動増幅器を含み、第2及び第4のリードが差
動増幅器を越えて第1及び第2のスピン・バルブ・セン
サを並列に接続することを特徴とする、上記(20)に
記載の複合ヘッド。 (22)上記(21)に記載の複合ヘッドを含む磁気デ
ィスク・ドライブにおいて、ドライブが、フレームと、
フレーム上に回転式にサポートされる磁気ディスクと、
フレーム上に取り付けられ、磁気ディスクと変換関係に
なるように複合ヘッドをサポートするためのサポート
と、磁気ディスクを回転させる手段と、サポートに接続
され、前記磁気ディスクに対して複数の位置にヘッドを
移動させるための位置決め手段と、ヘッドと、磁気ディ
スクを回転させる手段と、位置決め手段とに接続され、
複合ヘッドと信号を交換し、磁気ディスクの動きを制御
し、複合ヘッドの位置を制御する手段とを含むことを特
徴とする、磁気ディスク・ドライブ。
ある。
る。
ある。
取りヘッドのABS図である。
大概略ABS図である。
S図である。
Claims (22)
- 【請求項1】空気ベアリング表面(ABS)を備えたM
R読取りヘッドにおいて、 磁界に反応して反対の極性を有する応答を生成する第1
及び第2のスピン・バルブ・センサと、 第1及び第2のスピン・バルブ・センサ間に挟まれたギ
ャップ層と、 第1のスピン・バルブ・センサに直列に接続された第1
及び第2のリードと、第2のスピン・バルブ・センサに
直列に接続された第3及び第4のリードとを含み、 第1及び第3のリードは電気的に相互接続され、 第1のスピン・バルブ・センサは、それらの間に交換結
合を形成するために互いに境界をなす第1のピン止め層
と第1の反強磁性層とを含み、第2のスピン・バルブ・
センサは、それらの間に交換結合を形成するために互い
に境界をなす第2のピン止め層と第2の反強磁性層とを
含み、 第1及び第2の反強磁性層は、第1及び第2のピン止め
層の磁気モーメントを同じ方向にピン止めすることを特
徴とする、MR読取りヘッド。 - 【請求項2】第1及び第2の反強磁性層が、ほぼ同じブ
ロッキング温度を有するほぼ同じ材料であることを特徴
とする、請求項1に記載のMR読取りヘッド。 - 【請求項3】複合ヘッドが、 絶縁スタック内に埋め込まれた誘導コイルを含み、 絶縁スタック及び誘導コイルが第1及び第2の磁極片間
に挟まれ、 第1及び第2の磁極片が空気ベアリング表面で書込みギ
ャップ層によって間隔があけられていることを特徴とす
る、請求項2に記載のMR読取りヘッドを含む、複合M
R読取りヘッド及び誘導書込みヘッド。 - 【請求項4】差動増幅器を含み、 第2及び第4のリードが差動増幅器を越えて第1及び第
2のスピン・バルブ・センサを並列に接続することを特
徴とする、請求項3に記載の複合ヘッド。 - 【請求項5】第1及び第2のセンス電流源を含み、 第1のセンス電流源が第2のリードに接続され、第2の
センス電流源が第4のリードに接続されていることを特
徴とする、請求項4に記載の複合ヘッド。 - 【請求項6】請求項5に記載の複合ヘッドを含む磁気デ
ィスク・ドライブにおいて、ドライブが、 フレームと、 フレーム上に回転式にサポートされる磁気ディスクと、 フレーム上に取り付けられ、磁気ディスクと変換関係に
なるように複合ヘッドをサポートするためのサポート
と、 磁気ディスクを回転させる手段と、 サポートに接続され、前記磁気ディスクに対して複数の
位置にヘッドを移動させるための位置決め手段と、 ヘッドと、磁気ディスクを回転させる手段と、位置決め
手段とに接続され、複合ヘッドと信号を交換し、磁気デ
ィスクの動きを制御し、複合ヘッドの位置を制御する手
段とを含むことを特徴とする、磁気ディスク・ドライ
ブ。 - 【請求項7】第1のスピン・バルブ・センサが第1の非
磁性導電スペーサ層と第1の積層自由層とを含み、第2
のスピン・バルブ・センサが第2の非磁性導電スペーサ
層と第2の積層自由層とを含み、 第1のスペーサ層が第1の積層自由層と第1のピン止め
層との間に挟まれ、第2のスペーサ層が第2の積層自由
層と第2のピン止め層との間に挟まれ、 第1の積層自由層が第1及び第2の強磁性自由層間に挟
まれた第1のルテニウム層を含み、第2の積層自由層が
第3及び第4の強磁性自由層間に挟まれた第2のルテニ
ウム層を含み、第1及び第2のルテニウム層は十分薄い
ので、第1及び第2の強磁性自由層が交換結合により結
合し、第3及び第4の強磁性自由層が交換結合により結
合し、 第2の自由層は第1の強磁性自由層より大きい磁化を有
し、第3の強磁性自由層は第4の自由層より大きい磁化
を有するので、第1の強磁性自由層が第2の強磁性自由
層の磁気回転に追随し、第4の強磁性自由層が第3の強
磁性自由層の磁気回転に追随し、 第1のスペーサ層が第1のピン止め層と第2の強磁性自
由層との間に挟まれ、第2のスペーサ層が第2のピン止
め層と第4の強磁性自由層との間に挟まれていることを
特徴とする、請求項1に記載のMR読取りヘッド。 - 【請求項8】第1及び第2の反強磁性層が、ほぼ同じブ
ロッキング温度を有するほぼ同じ材料であることを特徴
とする、請求項7に記載のMR読取りヘッド。 - 【請求項9】複合ヘッドが、 絶縁スタック内に埋め込まれた誘導コイルを含み、 絶縁スタック及び誘導コイルが第1及び第2の磁極片間
に挟まれ、 第1及び第2の磁極片が空気ベアリング表面で書込みギ
ャップ層によって間隔があけられていることを特徴とす
る、請求項8に記載のMR読取りヘッドを含む、複合M
R読取りヘッド及び誘導書込みヘッド。 - 【請求項10】差動増幅器を含み、 第2及び第4のリードが差動増幅器を越えて第1及び第
2のスピン・バルブ・センサを並列に接続することを特
徴とする、請求項9に記載の複合ヘッド。 - 【請求項11】第1及び第2のセンス電流源を含み、 第1のセンス電流源が第2のリードに接続され、第2の
センス電流源が第4のリードに接続されていることを特
徴とする、請求項10に記載の複合ヘッド。 - 【請求項12】請求項11に記載の複合ヘッドを含む磁
気ディスク・ドライブにおいて、ドライブが、 フレームと、 フレーム上に回転式にサポートされる磁気ディスクと、 フレーム上に取り付けられ、磁気ディスクと変換関係に
なるように複合ヘッドをサポートするためのサポート
と、 磁気ディスクを回転させる手段と、 サポートに接続され、前記磁気ディスクに対して複数の
位置にヘッドを移動させるための位置決め手段と、 ヘッドと、磁気ディスクを回転させる手段と、位置決め
手段とに接続され、複合ヘッドと信号を交換し、磁気デ
ィスクの動きを制御し、複合ヘッドの位置を制御する手
段とを含むことを特徴とする、磁気ディスク・ドライ
ブ。 - 【請求項13】ピン止め層の磁気モーメントがABSに
対して垂直に配向され、第2及び第3の強磁性自由層が
ABSに対して平行な同じ方向に配向されている磁気モ
ーメントを有することを特徴とする、請求項8に記載の
MR読取りヘッド。 - 【請求項14】各強磁性自由層がNiFeであることを
特徴とする、請求項8に記載のMR読取りヘッド。 - 【請求項15】各ルテニウム層が4〜10Åの厚さであ
ることを特徴とする、請求項8に記載のMR読取りヘッ
ド。 - 【請求項16】第1及び第2のセンス電流源を含み、 第1のセンス電流源が第2のリードに接続され、第2の
センス電流源が第4のリードに接続されていることを特
徴とする、請求項8に記載のMR読取りヘッド。 - 【請求項17】ピン止め層の磁気モーメントが同じ方向
でABSに対して垂直に配向され、第2及び第3の強磁
性自由層がABSに対して平行な同じ方向に配向されて
いる磁気モーメントを有することを特徴とする、請求項
16に記載のMR読取りヘッド。 - 【請求項18】各強磁性自由層がNiFeであることを
特徴とする、請求項17に記載のMR読取りヘッド。 - 【請求項19】各ルテニウム層が4〜10Åの厚さであ
ることを特徴とする、請求項18に記載のMR読取りヘ
ッド。 - 【請求項20】複合ヘッドが、 絶縁スタック内に埋め込まれた誘導コイルを含み、 絶縁スタック及び誘導コイルが第1及び第2の磁極片間
に挟まれ、 第1及び第2の磁極片が空気ベアリング表面で書込みギ
ャップ層によって間隔があけられていることを特徴とす
る、請求項19に記載のMR読取りヘッドを含む、複合
MR読取りヘッド及び誘導書込みヘッド。 - 【請求項21】差動増幅器を含み、 第2及び第4のリードが差動増幅器を越えて第1及び第
2のスピン・バルブ・センサを並列に接続することを特
徴とする、請求項20に記載の複合ヘッド。 - 【請求項22】請求項21に記載の複合ヘッドを含む磁
気ディスク・ドライブにおいて、ドライブが、 フレームと、 フレーム上に回転式にサポートされる磁気ディスクと、 フレーム上に取り付けられ、磁気ディスクと変換関係に
なるように複合ヘッドをサポートするためのサポート
と、 磁気ディスクを回転させる手段と、 サポートに接続され、前記磁気ディスクに対して複数の
位置にヘッドを移動させるための位置決め手段と、 ヘッドと、磁気ディスクを回転させる手段と、位置決め
手段とに接続され、複合ヘッドと信号を交換し、磁気デ
ィスクの動きを制御し、複合ヘッドの位置を制御する手
段とを含むことを特徴とする、磁気ディスク・ドライ
ブ。
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| US08/710804 | 1996-09-23 | ||
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