JPH10106207A - 磁気ディスクカートリッジ - Google Patents
磁気ディスクカートリッジInfo
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- JPH10106207A JPH10106207A JP25797696A JP25797696A JPH10106207A JP H10106207 A JPH10106207 A JP H10106207A JP 25797696 A JP25797696 A JP 25797696A JP 25797696 A JP25797696 A JP 25797696A JP H10106207 A JPH10106207 A JP H10106207A
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Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小容量タイプのディスク駆動装置への誤装填
を防止すると共に、シャッター部材を閉位置にロックし
て不必要な開放を回避し塵埃の侵入を防止して信頼性を
高める。 【解決手段】 円盤状の大容量磁気ディスクメディア6
をケース2内に回転可能に収容すると共に、このケース
2に磁気ヘッド挿入用開口11,12と、この開口を開閉す
るシャッター部材3とを備え、ケース2の平面形状は小
容量磁気ディスクカートリッジと共通であり、該ケース
2の厚み方向寸法は小容量磁気ディスクカートリッジに
比較し約1.3〜2.0倍の厚みを有し、これにより誤装填を
防止し、ケース2にはシャッター部材3を閉位置にロッ
クするロック部材4を設け、ケース前端面2cにはシャッ
ター開閉ピン45が開作動初期に挿入される凹部25を設
け、この凹部25にロック部材4の一部が露出し、該ロッ
ク部材4にシャッター開閉ピン45が当接してそのロック
状態を解除する。
を防止すると共に、シャッター部材を閉位置にロックし
て不必要な開放を回避し塵埃の侵入を防止して信頼性を
高める。 【解決手段】 円盤状の大容量磁気ディスクメディア6
をケース2内に回転可能に収容すると共に、このケース
2に磁気ヘッド挿入用開口11,12と、この開口を開閉す
るシャッター部材3とを備え、ケース2の平面形状は小
容量磁気ディスクカートリッジと共通であり、該ケース
2の厚み方向寸法は小容量磁気ディスクカートリッジに
比較し約1.3〜2.0倍の厚みを有し、これにより誤装填を
防止し、ケース2にはシャッター部材3を閉位置にロッ
クするロック部材4を設け、ケース前端面2cにはシャッ
ター開閉ピン45が開作動初期に挿入される凹部25を設
け、この凹部25にロック部材4の一部が露出し、該ロッ
ク部材4にシャッター開閉ピン45が当接してそのロック
状態を解除する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量磁気ディス
クメディアをケース内に収容してなり、この磁気ディス
クメディアを回転させて磁気記録再生に利用する磁気デ
ィスクカートリッジに関するものであり、特に詳細に
は、他の小容量タイプの磁気ディスクカートリッジ用の
記録再生装置に誤装填されることを防止した磁気ディス
クカートリッジに関するものである。
クメディアをケース内に収容してなり、この磁気ディス
クメディアを回転させて磁気記録再生に利用する磁気デ
ィスクカートリッジに関するものであり、特に詳細に
は、他の小容量タイプの磁気ディスクカートリッジ用の
記録再生装置に誤装填されることを防止した磁気ディス
クカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、フレキシブルなポリエステル
シート等からなる円盤状のベースの両面に磁性体層が形
成され、回転されながら磁気ヘッドにより上記磁性体層
に磁気記録がなされる磁気ディスク(いわゆるフロッピ
ー・ディスク)が提供され、その取扱いの容易性、低コ
ストといった利点から、主としてコンピュータ用の記録
媒体として用いられている。
シート等からなる円盤状のベースの両面に磁性体層が形
成され、回転されながら磁気ヘッドにより上記磁性体層
に磁気記録がなされる磁気ディスク(いわゆるフロッピ
ー・ディスク)が提供され、その取扱いの容易性、低コ
ストといった利点から、主としてコンピュータ用の記録
媒体として用いられている。
【0003】近時、この種の磁気ディスクは、いわゆる
3.5インチタイプのもので代表されるように、小型の
ハードケース内に回転可能に収容されて、磁気ディスク
カートリッジとして使用されることが多くなっている。
3.5インチタイプのもので代表されるように、小型の
ハードケース内に回転可能に収容されて、磁気ディスク
カートリッジとして使用されることが多くなっている。
【0004】このハードケースを用いるタイプの磁気デ
ィスクカートリッジにおいては、ケースに磁気ヘッド挿
入用の開口が設けられるが、この開口は一方向に付勢さ
れたシャッターによって使用時以外は常時閉じられて、
そこからケース内にゴミ等の異物が侵入しないように考
慮されている。
ィスクカートリッジにおいては、ケースに磁気ヘッド挿
入用の開口が設けられるが、この開口は一方向に付勢さ
れたシャッターによって使用時以外は常時閉じられて、
そこからケース内にゴミ等の異物が侵入しないように考
慮されている。
【0005】ところで、このような磁気ディスクカート
リッジに対しては常に大容量化が求められており、3.
5インチタイプで記憶容量1MB(メガ・バイト)や2
MBのものが既に実用化され、現在では記憶容量 100M
B以上のものも提供されるに至っている。
リッジに対しては常に大容量化が求められており、3.
5インチタイプで記憶容量1MB(メガ・バイト)や2
MBのものが既に実用化され、現在では記憶容量 100M
B以上のものも提供されるに至っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、記録容量
が従来品よりも高められた磁気ディスクカートリッジが
提供されると、その大容量タイプの磁気ディスクカート
リッジを駆動するためのディスク駆動装置が新たに提供
されることがある。この新たなディスク駆動装置は、新
規の大容量タイプの磁気ディスクカートリッジを駆動で
きることは勿論、多くの場合は、ユーザーの便宜を図っ
ていわゆる「下位互換」の機能、つまり記録容量の点で
下位となる従来の磁気ディスクカートリッジも駆動でき
る機能を備えるように形成されることが多い。
が従来品よりも高められた磁気ディスクカートリッジが
提供されると、その大容量タイプの磁気ディスクカート
リッジを駆動するためのディスク駆動装置が新たに提供
されることがある。この新たなディスク駆動装置は、新
規の大容量タイプの磁気ディスクカートリッジを駆動で
きることは勿論、多くの場合は、ユーザーの便宜を図っ
ていわゆる「下位互換」の機能、つまり記録容量の点で
下位となる従来の磁気ディスクカートリッジも駆動でき
る機能を備えるように形成されることが多い。
【0007】この下位互換の機能を実現しようとする
と、新規の大容量タイプの磁気ディスクカートリッジ
は、ケース外形等が従来の小容量タイプの磁気ディスク
カートリッジとほぼ一致するように形成される。そのた
め、外見が従来の小容量タイプの磁気ディスクカートリ
ッジと似ている新規の大容量タイプの磁気ディスクカー
トリッジを、小容量の磁気ディスクカートリッジ用のデ
ィスク駆動装置に誤装填してしまう恐れがある。
と、新規の大容量タイプの磁気ディスクカートリッジ
は、ケース外形等が従来の小容量タイプの磁気ディスク
カートリッジとほぼ一致するように形成される。そのた
め、外見が従来の小容量タイプの磁気ディスクカートリ
ッジと似ている新規の大容量タイプの磁気ディスクカー
トリッジを、小容量の磁気ディスクカートリッジ用のデ
ィスク駆動装置に誤装填してしまう恐れがある。
【0008】従来の小容量の磁気ディスクカートリッジ
用のディスク駆動装置は、新規の大容量タイプの磁気デ
ィスクカートリッジに対し保護機能が十分でないことが
多く、そのようなディスク駆動装置に大容量タイプの磁
気ディスクカートリッジが誤装填され該ディスク駆動装
置が作動すると、この磁気ディスクカートリッジに記録
されている情報が破壊されるような事態も起こり得る。
用のディスク駆動装置は、新規の大容量タイプの磁気デ
ィスクカートリッジに対し保護機能が十分でないことが
多く、そのようなディスク駆動装置に大容量タイプの磁
気ディスクカートリッジが誤装填され該ディスク駆動装
置が作動すると、この磁気ディスクカートリッジに記録
されている情報が破壊されるような事態も起こり得る。
【0009】上記の事態は容量識別孔等の設置により誤
記録/誤消去の発生は防止可能であるが、小容量タイプ
用の磁気ディスク駆動装置に対して装填された大容量磁
気ディスクカートリッジは、正規の装填位置に挿入さ
れ、そのシャッター部材が開かれて、その磁気ディスク
メディアに対して下位の磁気ヘッドが接触する可能性が
ある。そして、この接触時点で磁気ヘッド近傍に付着し
ている異物、塵埃等が大容量磁気ディスクメディアに付
着する恐れがある。
記録/誤消去の発生は防止可能であるが、小容量タイプ
用の磁気ディスク駆動装置に対して装填された大容量磁
気ディスクカートリッジは、正規の装填位置に挿入さ
れ、そのシャッター部材が開かれて、その磁気ディスク
メディアに対して下位の磁気ヘッドが接触する可能性が
ある。そして、この接触時点で磁気ヘッド近傍に付着し
ている異物、塵埃等が大容量磁気ディスクメディアに付
着する恐れがある。
【0010】この大容量磁気ディスクにおいては、その
容量増大は高密度化によって得られるものであり、それ
に伴って、記録波長は短く、記録トラック幅は狭くなる
ため、上記のように異物等の付着があると記録済みデー
タの読み出しエラーが発生する可能性が生じる。
容量増大は高密度化によって得られるものであり、それ
に伴って、記録波長は短く、記録トラック幅は狭くなる
ため、上記のように異物等の付着があると記録済みデー
タの読み出しエラーが発生する可能性が生じる。
【0011】また、磁気ディスクカートリッジのシャッ
ター部材は、単にバネ部材によって付勢されることで閉
状態とされているだけで、使用者が手でスライドさせる
と移動して磁気ヘッド挿入用開口が開放されるもので、
これに伴って塵埃が侵入する可能性があり、このような
状態の発生についても防止し塵埃の付着防止を図ること
が好ましい。
ター部材は、単にバネ部材によって付勢されることで閉
状態とされているだけで、使用者が手でスライドさせる
と移動して磁気ヘッド挿入用開口が開放されるもので、
これに伴って塵埃が侵入する可能性があり、このような
状態の発生についても防止し塵埃の付着防止を図ること
が好ましい。
【0012】そこで本発明は、容量の点で下位の磁気デ
ィスクカートリッジ用のディスク駆動装置への装填自体
を防止すると共にシャッター部材が不必要に開かれるこ
とがないようにした磁気ディスクカートリッジを提供せ
んとするものである。
ィスクカートリッジ用のディスク駆動装置への装填自体
を防止すると共にシャッター部材が不必要に開かれるこ
とがないようにした磁気ディスクカートリッジを提供せ
んとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明による磁気ディスクカートリッジは、円盤状の大容量
磁気ディスクメディアをケース内に回転可能に収容する
とともに、このケースに磁気ヘッド挿入用開口と、この
開口を開閉するシャッター部材と、該シャッター部材を
閉方向に付勢するバネ部材とが設けられてなり、前記ケ
ースの平面形状は小容量磁気ディスクカートリッジと共
通の形状であり、該ケースの厚み方向寸法は前記小容量
磁気ディスクカートリッジに比較し約1.3〜2.0倍
の厚みを有し、前記シャッター部材は平面位置と開閉方
向が前記小容量磁気ディスクカートリッジと共通であ
り、また、前記ケースには前記シャッター部材の一部と
係止して該シャッター部材を閉位置にロックするロック
部材を設ける一方、前記ケースの前端面には閉位置にあ
るシャッター部材の一端部に係合する磁気ディスク駆動
装置に予め設けられたシャッター開閉ピンが、開作動初
期に挿入される凹部を設けてなり、この凹部に前記ロッ
ク部材の一部が露出し、該ロック部材に前記シャッター
開閉ピンが当接してそのロック状態を解除することを特
徴とするものである。
明による磁気ディスクカートリッジは、円盤状の大容量
磁気ディスクメディアをケース内に回転可能に収容する
とともに、このケースに磁気ヘッド挿入用開口と、この
開口を開閉するシャッター部材と、該シャッター部材を
閉方向に付勢するバネ部材とが設けられてなり、前記ケ
ースの平面形状は小容量磁気ディスクカートリッジと共
通の形状であり、該ケースの厚み方向寸法は前記小容量
磁気ディスクカートリッジに比較し約1.3〜2.0倍
の厚みを有し、前記シャッター部材は平面位置と開閉方
向が前記小容量磁気ディスクカートリッジと共通であ
り、また、前記ケースには前記シャッター部材の一部と
係止して該シャッター部材を閉位置にロックするロック
部材を設ける一方、前記ケースの前端面には閉位置にあ
るシャッター部材の一端部に係合する磁気ディスク駆動
装置に予め設けられたシャッター開閉ピンが、開作動初
期に挿入される凹部を設けてなり、この凹部に前記ロッ
ク部材の一部が露出し、該ロック部材に前記シャッター
開閉ピンが当接してそのロック状態を解除することを特
徴とするものである。
【0014】上記のような磁気ディスクカートリッジ
は、小容量磁気ディスクカートリッジ用の駆動装置に挿
入しようとした場合には、厚みが大きいことで小容量磁
気ディスク駆動装置の挿入口からの挿入が物理的に不能
で、シャッター部材が開かれることなく誤装填防止が行
える。また、この不使用状態の磁気ディスクカートリッ
ジは、そのシャッター部材はバネ部材によって閉位置に
作動して磁気ヘッド挿入用開口を閉塞していると共に、
この閉位置のシャッター部材はロック部材との係止によ
ってロックされ、使用者がシャッター部材に触れてこれ
を開方向に移動させようとしてもロックしており、不必
要にシャッター部材が開作動することを防止してより一
層塵埃の侵入を阻止し、磁気ディスクメディアへの塵埃
の付着を防止するようにしている。
は、小容量磁気ディスクカートリッジ用の駆動装置に挿
入しようとした場合には、厚みが大きいことで小容量磁
気ディスク駆動装置の挿入口からの挿入が物理的に不能
で、シャッター部材が開かれることなく誤装填防止が行
える。また、この不使用状態の磁気ディスクカートリッ
ジは、そのシャッター部材はバネ部材によって閉位置に
作動して磁気ヘッド挿入用開口を閉塞していると共に、
この閉位置のシャッター部材はロック部材との係止によ
ってロックされ、使用者がシャッター部材に触れてこれ
を開方向に移動させようとしてもロックしており、不必
要にシャッター部材が開作動することを防止してより一
層塵埃の侵入を阻止し、磁気ディスクメディアへの塵埃
の付着を防止するようにしている。
【0015】また、大容量タイプの磁気ディスク駆動装
置に対して、本発明の磁気ディスクカートリッジを挿入
すると、シャッター開閉ピンがシャッター部材の一端部
に係合してこれを開作動する初期段階において、このシ
ャッター開閉ピンがロック部材に当接してシャッター部
材のロック状態を解除すると共に、シャッター部材を移
動させて磁気ヘッド挿入用開口を開き、この開口から磁
気ヘッドが挿入され、磁気ディスクメディアに対して磁
気記録再生が行われる。使用を終了してイジェクトする
と、シャッター部材は閉方向に移動して磁気ヘッド挿入
用開口を閉じ、磁気ディスク駆動装置から取り出すとき
にはシャッター部材は閉塞位置でロック部材に係止され
てロック状態に保持される。
置に対して、本発明の磁気ディスクカートリッジを挿入
すると、シャッター開閉ピンがシャッター部材の一端部
に係合してこれを開作動する初期段階において、このシ
ャッター開閉ピンがロック部材に当接してシャッター部
材のロック状態を解除すると共に、シャッター部材を移
動させて磁気ヘッド挿入用開口を開き、この開口から磁
気ヘッドが挿入され、磁気ディスクメディアに対して磁
気記録再生が行われる。使用を終了してイジェクトする
と、シャッター部材は閉方向に移動して磁気ヘッド挿入
用開口を閉じ、磁気ディスク駆動装置から取り出すとき
にはシャッター部材は閉塞位置でロック部材に係止され
てロック状態に保持される。
【0016】上記大容量タイプの磁気ディスク駆動装置
に対して、小容量タイプの磁気ディスクカートリッジが
挿入されると、その挿入口は大きくこの下位の磁気ディ
スクカートリッジは挿入可能であると共に、平面的な外
形が同一であることで同様の位置にセットされ、その磁
気ディスクメディアに対する磁気ヘッドの近接が同様に
行え、磁気ヘッドにマルチトラックヘッドを使用するこ
とでそれぞれの記録密度に対応でき、磁気記録再生が可
能で下位互換機能が得られる。
に対して、小容量タイプの磁気ディスクカートリッジが
挿入されると、その挿入口は大きくこの下位の磁気ディ
スクカートリッジは挿入可能であると共に、平面的な外
形が同一であることで同様の位置にセットされ、その磁
気ディスクメディアに対する磁気ヘッドの近接が同様に
行え、磁気ヘッドにマルチトラックヘッドを使用するこ
とでそれぞれの記録密度に対応でき、磁気記録再生が可
能で下位互換機能が得られる。
【0017】また、前記凹部の上部に壁部を延設して、
この凹部に露出するロック部材をカバーすると、上記ロ
ック部材のロック解除操作が保護され、シャッター開閉
ピンによる解除操作以外でのロック解除が防止できる点
で好ましい。その際、凹部の高さは小容量磁気ディスク
カートリッジの厚み以上に設けるのが、下位互換性の点
で好ましい。さらに、凹部の平面形状は、小容量磁気デ
ィスクカートリッジと同様にすることが、同じく下位互
換性の点で好ましい。
この凹部に露出するロック部材をカバーすると、上記ロ
ック部材のロック解除操作が保護され、シャッター開閉
ピンによる解除操作以外でのロック解除が防止できる点
で好ましい。その際、凹部の高さは小容量磁気ディスク
カートリッジの厚み以上に設けるのが、下位互換性の点
で好ましい。さらに、凹部の平面形状は、小容量磁気デ
ィスクカートリッジと同様にすることが、同じく下位互
換性の点で好ましい。
【0018】一方、前記ロック部材を弾性部材で構成
し、先端に設けた係止部をシャッター部材に係合するよ
うに設け、シャッター開閉ピンによりロックを解除した
後、該開閉ピンがロック部材を押圧しないようにする
と、シャッター開閉動作時以外はロック部材に無理な力
が生じないので、いわゆるクリープ変形が発生せず、耐
久性等の点で好適である。
し、先端に設けた係止部をシャッター部材に係合するよ
うに設け、シャッター開閉ピンによりロックを解除した
後、該開閉ピンがロック部材を押圧しないようにする
と、シャッター開閉動作時以外はロック部材に無理な力
が生じないので、いわゆるクリープ変形が発生せず、耐
久性等の点で好適である。
【0019】
【発明の効果】上記のような本発明によれば、大容量磁
気ディスクメディアを回転可能に収容するケースの平面
的外形は小容量磁気ディスクカートリッジのケースと共
通の形状であり、ケースの厚み方向寸法を約1.3〜
2.0倍に厚く形成したことにより、小容量磁気ディス
ク用駆動装置に対する誤装填防止が行われ、記録データ
の破損防止は勿論のこと、磁気ヘッドとの接触も回避で
きてゴミ等の異物の付着についても防止でき、読み出し
エラー等の発生も抑制できる。さらに、ロック部材でシ
ャッター部材の閉塞位置を固縛するようにしたことで、
不必要な開動作を防止することができ、より一層塵埃の
侵入、磁気ディスクメディアへの付着を防止し、記録品
質を高め、信頼性を向上することができる。また、前記
ロック部材のロック解除は小容量磁気ディスクカートリ
ッジに適用できるシャッター部材の開閉ピンを利用して
行えるのでディスク駆動装置の共通化による簡素化、低
コスト化が得られ、下位互換性も確保可能となる。
気ディスクメディアを回転可能に収容するケースの平面
的外形は小容量磁気ディスクカートリッジのケースと共
通の形状であり、ケースの厚み方向寸法を約1.3〜
2.0倍に厚く形成したことにより、小容量磁気ディス
ク用駆動装置に対する誤装填防止が行われ、記録データ
の破損防止は勿論のこと、磁気ヘッドとの接触も回避で
きてゴミ等の異物の付着についても防止でき、読み出し
エラー等の発生も抑制できる。さらに、ロック部材でシ
ャッター部材の閉塞位置を固縛するようにしたことで、
不必要な開動作を防止することができ、より一層塵埃の
侵入、磁気ディスクメディアへの付着を防止し、記録品
質を高め、信頼性を向上することができる。また、前記
ロック部材のロック解除は小容量磁気ディスクカートリ
ッジに適用できるシャッター部材の開閉ピンを利用して
行えるのでディスク駆動装置の共通化による簡素化、低
コスト化が得られ、下位互換性も確保可能となる。
【0020】また、凹部の上方に壁部を設けたもので
は、シャッター開閉ピン以外のものによるロック部材の
誤動作解除を阻止して、より一層シャッター部材の誤っ
た開放動作を減らし、塵埃の侵入が防止できる。特に凹
部高さを小容量磁気ディスクカートリッジの厚み以上に
すると、シャッター開閉ピンも凹部高さ以下にすること
で、小容量磁気ディスクカートリッジのシャッター開閉
機構と共通化できて、より良好な下位互換性が得られ
る。
は、シャッター開閉ピン以外のものによるロック部材の
誤動作解除を阻止して、より一層シャッター部材の誤っ
た開放動作を減らし、塵埃の侵入が防止できる。特に凹
部高さを小容量磁気ディスクカートリッジの厚み以上に
すると、シャッター開閉ピンも凹部高さ以下にすること
で、小容量磁気ディスクカートリッジのシャッター開閉
機構と共通化できて、より良好な下位互換性が得られ
る。
【0021】さらに、ロック部材を弾性部材としてその
弾性変形でロック動作と、解除動作を行い、シャッター
開閉ピンにより常時ロック部材を押圧することがない構
造とすることで、ロック部材をコスト的に有利なプラス
チックによる成形品で構成可能で、そのクリープなどに
よるへたりもなく、ロック作動の信頼性を確保でき、そ
の動作が磁気ディスクカートリッジの挿入、イジェクタ
動作に連係して自動的に行える。
弾性変形でロック動作と、解除動作を行い、シャッター
開閉ピンにより常時ロック部材を押圧することがない構
造とすることで、ロック部材をコスト的に有利なプラス
チックによる成形品で構成可能で、そのクリープなどに
よるへたりもなく、ロック作動の信頼性を確保でき、そ
の動作が磁気ディスクカートリッジの挿入、イジェクタ
動作に連係して自動的に行える。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1は一例の大容量タ
イプの磁気ディスクカートリッジの平面図、図2はシャ
ッター部材が開いた状態の磁気ディスクカートリッジの
前面図、図3はその底面図、図4は拡大断面図である。
なお、各図は構造を明確にするため各部の厚み等は実際
の寸法とは異なる比率で示している。
づいて本発明を詳細に説明する。図1は一例の大容量タ
イプの磁気ディスクカートリッジの平面図、図2はシャ
ッター部材が開いた状態の磁気ディスクカートリッジの
前面図、図3はその底面図、図4は拡大断面図である。
なお、各図は構造を明確にするため各部の厚み等は実際
の寸法とは異なる比率で示している。
【0023】磁気ディスクカートリッジ1は、例えばア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体のよう
な合成樹脂から形成されたケース2(ハードケース)内
に、中央部がセンターコア部材5に取り付けられて保持
された円盤状の磁気ディスクメディア6が回転自在に収
容されている。上記センターコア部材5は、磁気ディス
ク駆動装置(図示せず)の回転スピンドルと磁気的に係
合し回転力を磁気ディスクメディア6に伝える。この磁
気ディスクメディア6は、フレキシブルなポリエステル
シート等からなる円盤状のベースの両面に磁性体層が形
成されたものである。
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体のよう
な合成樹脂から形成されたケース2(ハードケース)内
に、中央部がセンターコア部材5に取り付けられて保持
された円盤状の磁気ディスクメディア6が回転自在に収
容されている。上記センターコア部材5は、磁気ディス
ク駆動装置(図示せず)の回転スピンドルと磁気的に係
合し回転力を磁気ディスクメディア6に伝える。この磁
気ディスクメディア6は、フレキシブルなポリエステル
シート等からなる円盤状のベースの両面に磁性体層が形
成されたものである。
【0024】ケース2は、上面2aを構成する上ケース
21と、下面2bを構成する下ケース22との2つのシ
ェルハーフが蓋合わせ状に固着されてなるものである。
このケース2の平面的外形形状は、図7(B)に一部断
面を示すような小容量磁気ディスクカートリッジ50
(記録容量が1〜2MBの3.5インチ磁気ディスクカ
ートリッジ)と共通の形状であり、本発明のケース2の
厚み方向寸法H1 は、前記小容量磁気ディスクカートリ
ッジ50のケース52の厚みH0 に比較し、約1.3〜
2.0倍の厚みを有している。
21と、下面2bを構成する下ケース22との2つのシ
ェルハーフが蓋合わせ状に固着されてなるものである。
このケース2の平面的外形形状は、図7(B)に一部断
面を示すような小容量磁気ディスクカートリッジ50
(記録容量が1〜2MBの3.5インチ磁気ディスクカ
ートリッジ)と共通の形状であり、本発明のケース2の
厚み方向寸法H1 は、前記小容量磁気ディスクカートリ
ッジ50のケース52の厚みH0 に比較し、約1.3〜
2.0倍の厚みを有している。
【0025】そして、ケース2に内蔵された大容量磁気
ディスクメディア6の回転駆動状態における位置は、ケ
ース2の下面2b(基準面)よりの高さhが、前記小容
量磁気ディスクカートリッジ50における磁気ディスク
メディア56の下面(基準面)からの高さhと同じに設
定されている。つまり、大容量磁気ディスクメディア6
は、厚みの大きいケース2の中央より下側の下ケース2
2の内面に片寄った位置に保持され、上側の上ケース2
1内面との間には磁気ヘッド挿入用に広い空間が形成さ
れている。
ディスクメディア6の回転駆動状態における位置は、ケ
ース2の下面2b(基準面)よりの高さhが、前記小容
量磁気ディスクカートリッジ50における磁気ディスク
メディア56の下面(基準面)からの高さhと同じに設
定されている。つまり、大容量磁気ディスクメディア6
は、厚みの大きいケース2の中央より下側の下ケース2
2の内面に片寄った位置に保持され、上側の上ケース2
1内面との間には磁気ヘッド挿入用に広い空間が形成さ
れている。
【0026】前記ケース2の下面2bには、前端から中
心部に矩形状に延びる下面磁気ヘッド挿入用開口11が
設けられると共に、この下面磁気ヘッド挿入用開口11
の前端に連通してケース2の前端面2cには同じ幅に上
部にまで開口された端面磁気ヘッド挿入用開口12が設
けられている。
心部に矩形状に延びる下面磁気ヘッド挿入用開口11が
設けられると共に、この下面磁気ヘッド挿入用開口11
の前端に連通してケース2の前端面2cには同じ幅に上
部にまで開口された端面磁気ヘッド挿入用開口12が設
けられている。
【0027】また、下ケース22の中心部には、前記セ
ンターコア部材5が露出するハブ孔23が円形状に開口
されている。前記磁気ディスクメディア6の下面と、下
ケース22の内面との間には下ケース22に固着された
不織布によるライナー7が介装されている。磁気ディス
クメディア6の上面側にもライナーを介装するようにし
てもよい。
ンターコア部材5が露出するハブ孔23が円形状に開口
されている。前記磁気ディスクメディア6の下面と、下
ケース22の内面との間には下ケース22に固着された
不織布によるライナー7が介装されている。磁気ディス
クメディア6の上面側にもライナーを介装するようにし
てもよい。
【0028】さらに、上記ケース2には、上記磁気ヘッ
ド挿入用開口11,12を開閉するために、図中左右方
向に滑動自在とされたシャッター部材3が組み付けら
れ、その摺動範囲のケース2の表面には浅い摺動溝24
が形成されている。このシャッター部材3は、例えばス
テンレス鋼板もしくはアルミニウム板から、またはポリ
アセタール樹脂等のプラスチックから形成されたもの
で、図5に上面側からの斜視図を図6に反転して下面側
を上にした状態の斜視図を示すように、ケース2の前方
上面2aを覆う開閉方向と直交する方向の長さが短い上
面板部31と、ケース下面2bを覆う開閉方向と直交す
る方向の長さが長い下面板部32とが、ケース前端面2
cを覆う連結板部33によって連結されている。また、
該シャッター部材3の下面板部32から連結板部33に
連通して開放した窓部34が設けられ、ケース2の磁気
ヘッド挿入用開口11,12と連通可能である。
ド挿入用開口11,12を開閉するために、図中左右方
向に滑動自在とされたシャッター部材3が組み付けら
れ、その摺動範囲のケース2の表面には浅い摺動溝24
が形成されている。このシャッター部材3は、例えばス
テンレス鋼板もしくはアルミニウム板から、またはポリ
アセタール樹脂等のプラスチックから形成されたもの
で、図5に上面側からの斜視図を図6に反転して下面側
を上にした状態の斜視図を示すように、ケース2の前方
上面2aを覆う開閉方向と直交する方向の長さが短い上
面板部31と、ケース下面2bを覆う開閉方向と直交す
る方向の長さが長い下面板部32とが、ケース前端面2
cを覆う連結板部33によって連結されている。また、
該シャッター部材3の下面板部32から連結板部33に
連通して開放した窓部34が設けられ、ケース2の磁気
ヘッド挿入用開口11,12と連通可能である。
【0029】また、上記上面板部31には、内面側に突
出する直線状の突条35が設けられ、この突条35はシ
ャッター開閉方向に沿って該シャッター部材3の窓部3
4の幅より長く形成されている。この突条35の形成に
対応して、前記ケース2の上面2aには、シャッター開
閉方向に延びるガイド溝27が設けられ、突条35が係
合しつつ摺動する。さらに、前記シャッター部材3の下
面板部32の両側部には内側に折り曲げられた抜け止め
用のガイド爪37が形成され、これに対応して前記ケー
ス2の下面2bには、上記ガイド爪37が摺動するガイ
ド溝28が前縁部と平行に設けられている。
出する直線状の突条35が設けられ、この突条35はシ
ャッター開閉方向に沿って該シャッター部材3の窓部3
4の幅より長く形成されている。この突条35の形成に
対応して、前記ケース2の上面2aには、シャッター開
閉方向に延びるガイド溝27が設けられ、突条35が係
合しつつ摺動する。さらに、前記シャッター部材3の下
面板部32の両側部には内側に折り曲げられた抜け止め
用のガイド爪37が形成され、これに対応して前記ケー
ス2の下面2bには、上記ガイド爪37が摺動するガイ
ド溝28が前縁部と平行に設けられている。
【0030】上記シャッター部材3は、トーションバネ
部材8により付勢され、常時は閉状態(図1の状態)を
保つ。シャッター部材3の窓部34は、シャッター部材
3がこの閉状態にあるとき、各磁気ヘッド挿入用開口1
1,12が露出しない位置に設けられている。したがっ
て、常時は各磁気ヘッド挿入用開口11,12がシャッ
ター部材3によって閉じられ、そこからゴミ等の異物が
ケース2内に侵入することが防止される。
部材8により付勢され、常時は閉状態(図1の状態)を
保つ。シャッター部材3の窓部34は、シャッター部材
3がこの閉状態にあるとき、各磁気ヘッド挿入用開口1
1,12が露出しない位置に設けられている。したがっ
て、常時は各磁気ヘッド挿入用開口11,12がシャッ
ター部材3によって閉じられ、そこからゴミ等の異物が
ケース2内に侵入することが防止される。
【0031】さらに、前記ケース2の前端部には上記シ
ャッター部材3を閉位置にロックするロック部材4が設
けられている。このロック部材4は、図8にも示すよう
に、プラスチック等の弾性部材で一体成形され、ケース
2に固着される固定基部41と、この固定基部41に連
接された一部が細くバネ状に設けられたアーム部42と
を有し、アーム部42の先端には溝状の係止部43が設
けられている。この係止部43より先端の部分はテーパ
面43aに形成されている。
ャッター部材3を閉位置にロックするロック部材4が設
けられている。このロック部材4は、図8にも示すよう
に、プラスチック等の弾性部材で一体成形され、ケース
2に固着される固定基部41と、この固定基部41に連
接された一部が細くバネ状に設けられたアーム部42と
を有し、アーム部42の先端には溝状の係止部43が設
けられている。この係止部43より先端の部分はテーパ
面43aに形成されている。
【0032】そして、上記ロック部材4のアーム部42
の一部が、前記ケース2の前端面2cに開口された後述
の凹部25に露出するように取り付けられ、係止部43
は閉位置のシャッター部材3の連結部33に設けられた
後述の爪部36に係止する。なお、前記アーム部42の
前端には、細棒状の補助バネ部44が連接されている。
この補助バネ部44は先端が突起44aに当接し、アー
ム部42が内方に押圧変形された際に外側に付勢するも
のであり、アーム部42のクリープ防止作用を有する。
の一部が、前記ケース2の前端面2cに開口された後述
の凹部25に露出するように取り付けられ、係止部43
は閉位置のシャッター部材3の連結部33に設けられた
後述の爪部36に係止する。なお、前記アーム部42の
前端には、細棒状の補助バネ部44が連接されている。
この補助バネ部44は先端が突起44aに当接し、アー
ム部42が内方に押圧変形された際に外側に付勢するも
のであり、アーム部42のクリープ防止作用を有する。
【0033】前記凹部25は、図9に示すように、ケー
ス2の前端面2cの底面側に凹状に形成されると共に、
この凹部25の上方には上壁部26が延設されている。
この凹部25の高さは、下面2bの基準面より小容量磁
気ディスクカートリッジ50の高さH0 以上である。上
部の上壁部26は、ケース2の上面2aが延長されて磁
気ヘッド挿入用開口11,12の開口位置における前端
面2cと面一となるように設けられ、前記ロック部材4
のアーム部42の中間部分がこの凹部25に臨んで前端
面2c側に露出している。また、凹部25に連通して磁
気ヘッド挿入用開口部12側に延びる縦溝25aが開口
され、この縦溝25aに前記ロック部材4のアーム部4
2の先端係止部43が臨むように配設されている。
ス2の前端面2cの底面側に凹状に形成されると共に、
この凹部25の上方には上壁部26が延設されている。
この凹部25の高さは、下面2bの基準面より小容量磁
気ディスクカートリッジ50の高さH0 以上である。上
部の上壁部26は、ケース2の上面2aが延長されて磁
気ヘッド挿入用開口11,12の開口位置における前端
面2cと面一となるように設けられ、前記ロック部材4
のアーム部42の中間部分がこの凹部25に臨んで前端
面2c側に露出している。また、凹部25に連通して磁
気ヘッド挿入用開口部12側に延びる縦溝25aが開口
され、この縦溝25aに前記ロック部材4のアーム部4
2の先端係止部43が臨むように配設されている。
【0034】一方、前記ロック部材4の係止部43に対
応して前記シャッター部材3には、その幅の狭い連結板
部33に、開閉方向に対しほぼ直角形状の爪部36が設
けられ、この爪部36は前記縦溝25aの形成された範
囲内で切り起こされ、シャッター部材3のバネ部材8の
付勢力による閉方向への移動により、前記爪部36がテ
ーパ面43aを越えて係止部43に自動的に係合するよ
うに設けられる。
応して前記シャッター部材3には、その幅の狭い連結板
部33に、開閉方向に対しほぼ直角形状の爪部36が設
けられ、この爪部36は前記縦溝25aの形成された範
囲内で切り起こされ、シャッター部材3のバネ部材8の
付勢力による閉方向への移動により、前記爪部36がテ
ーパ面43aを越えて係止部43に自動的に係合するよ
うに設けられる。
【0035】上記ロック部材4のロック状態からの解除
は、前記シャッター部材3を開作動するシャッター開閉
ピン45(図9参照)によって行われる。このシャッタ
ー開閉ピン45は、大容量タイプの磁気ディスクカート
リッジ1を駆動する図示しない磁気ディスク駆動装置の
内部に設置されており、カートリッジ挿入口から磁気デ
ィスクカートリッジ1が挿入される動作に応じて、磁気
ディスクカートリッジ1の前端部における閉状態のシャ
ッター部材3の一端部に係止して、さらなる磁気ディス
クカートリッジ1の挿入動作に連係してシャッター開閉
ピン45が横方向に移動してシャッター部材3を開作動
するものである。そして、その開作動初期段階において
シャッター開閉ピン45が前記ケース前端面2cの凹部
25に挿入されて、この部分のロック部材4のアーム部
42に当接してこれをケース2内方に押圧するものであ
り、この動作によってアーム部42が弾性変形し、係止
部43が内方に変位して爪部36との係合が外れてシャ
ッター部材3のロック状態の解除が行われる。
は、前記シャッター部材3を開作動するシャッター開閉
ピン45(図9参照)によって行われる。このシャッタ
ー開閉ピン45は、大容量タイプの磁気ディスクカート
リッジ1を駆動する図示しない磁気ディスク駆動装置の
内部に設置されており、カートリッジ挿入口から磁気デ
ィスクカートリッジ1が挿入される動作に応じて、磁気
ディスクカートリッジ1の前端部における閉状態のシャ
ッター部材3の一端部に係止して、さらなる磁気ディス
クカートリッジ1の挿入動作に連係してシャッター開閉
ピン45が横方向に移動してシャッター部材3を開作動
するものである。そして、その開作動初期段階において
シャッター開閉ピン45が前記ケース前端面2cの凹部
25に挿入されて、この部分のロック部材4のアーム部
42に当接してこれをケース2内方に押圧するものであ
り、この動作によってアーム部42が弾性変形し、係止
部43が内方に変位して爪部36との係合が外れてシャ
ッター部材3のロック状態の解除が行われる。
【0036】そして、前記シャッター開閉ピン45の上
端部の高さは、凹部25の上端部すなわち上壁部26の
下面位置より低く設けられ、このシャッター開閉ピン4
5の高さは、大容量磁気ディスクカートリッジ1に代え
て小容量磁気ディスクカートリッジ50が挿入された際
に、そのケース前端面2cのシャッター部材の一端部に
同様に係止可能な寸法とする。
端部の高さは、凹部25の上端部すなわち上壁部26の
下面位置より低く設けられ、このシャッター開閉ピン4
5の高さは、大容量磁気ディスクカートリッジ1に代え
て小容量磁気ディスクカートリッジ50が挿入された際
に、そのケース前端面2cのシャッター部材の一端部に
同様に係止可能な寸法とする。
【0037】また、前記シャッター開閉ピン45は、シ
ャッター開閉動作時のみしか前記ロック部材4のアーム
部42を押圧しないので、このロック部材4には通常は
無理な力がかからず、いわゆるクリープ変形が生じにく
い。よって、ロック部材4はコスト的に安価なプラスチ
ック部材等を使用できる。
ャッター開閉動作時のみしか前記ロック部材4のアーム
部42を押圧しないので、このロック部材4には通常は
無理な力がかからず、いわゆるクリープ変形が生じにく
い。よって、ロック部材4はコスト的に安価なプラスチ
ック部材等を使用できる。
【0038】なお、前記図7(B)の小容量磁気ディス
クカートリッジ50においては、ケース52の上面およ
び下面に磁気ヘッド挿入用開口52a,52bが矩形状
に開口され、この上下の開口52a,52bから磁気ヘ
ッド9が挿入される。この磁気ヘッド9は、ケース52
の前端面の壁52cを越えるように開いて、開口52
a,52bの位置で閉じて近接される。
クカートリッジ50においては、ケース52の上面およ
び下面に磁気ヘッド挿入用開口52a,52bが矩形状
に開口され、この上下の開口52a,52bから磁気ヘ
ッド9が挿入される。この磁気ヘッド9は、ケース52
の前端面の壁52cを越えるように開いて、開口52
a,52bの位置で閉じて近接される。
【0039】一方、図7(A)の大容量磁気ディスクカ
ートリッジ1においては、ケース2の前端面2cから下
面2bに連通して磁気ヘッド挿入用開口11,12が形
成されていることで、磁気ヘッド9の開度は少ない状態
で磁気ディスクメディア6に対して挿入可能で、磁気ヘ
ッド9は開閉作動しない固定式のものでも前端面側から
挿入できる。
ートリッジ1においては、ケース2の前端面2cから下
面2bに連通して磁気ヘッド挿入用開口11,12が形
成されていることで、磁気ヘッド9の開度は少ない状態
で磁気ディスクメディア6に対して挿入可能で、磁気ヘ
ッド9は開閉作動しない固定式のものでも前端面側から
挿入できる。
【0040】なお、上記実施の形態では、シャッター部
材3の上面板部31は開閉方向に直交する方向の長さが
短く形成されているが、これは図1に鎖線で示すよう
に、長く形成するようにしてもよく、その場合には前記
突条35の形成を不要としてもよい。
材3の上面板部31は開閉方向に直交する方向の長さが
短く形成されているが、これは図1に鎖線で示すよう
に、長く形成するようにしてもよく、その場合には前記
突条35の形成を不要としてもよい。
【0041】また、図1および図2において、ケース2
の挿入後方の左部の上面および下面には、記録容量の識
別を行うために3つの識別孔15が配設され、右部には
誤消去防止表示部16が設けられている。
の挿入後方の左部の上面および下面には、記録容量の識
別を行うために3つの識別孔15が配設され、右部には
誤消去防止表示部16が設けられている。
【0042】上記のような大容量タイプの磁気ディスク
カートリッジ1は、いわゆる「下位互換」の機能を有す
るディスク駆動装置(図示せず)によって駆動される。
このディスク駆動装置は、カートリッジ挿入口の高さ寸
法が、上記磁気ディスクカートリッジ1の大きな厚みに
相当する大きさに設けられ、磁気ディスクカートリッジ
1の挿入に対応してシャッター部材3を開放すると同時
にロック部材4を解除操作する前記シャッター開閉ピン
45を有するシャッター開閉機構を備えると共に、さら
に挿入された状態で保持し、磁気ヘッド9を磁気ヘッド
挿入用開口11,12から磁気ディスクメディア6に接
近させ、センターコア部材5に回転スピンドルが磁気的
に係合し磁気ディスクメディア6を所定の回転数で回転
駆動しつつ、磁気ヘッド9によって磁気記録再生を行う
ものである。このディスク駆動装置に小容量磁気ディス
クカートリッジ50を挿入すると、上記と同様にセット
され、そのシャッター部材が前記シャッター開閉ピン4
5によって同様に開操作され、磁気ディスクメディア6
に磁気ヘッド9によって磁気記録再生が可能である。
カートリッジ1は、いわゆる「下位互換」の機能を有す
るディスク駆動装置(図示せず)によって駆動される。
このディスク駆動装置は、カートリッジ挿入口の高さ寸
法が、上記磁気ディスクカートリッジ1の大きな厚みに
相当する大きさに設けられ、磁気ディスクカートリッジ
1の挿入に対応してシャッター部材3を開放すると同時
にロック部材4を解除操作する前記シャッター開閉ピン
45を有するシャッター開閉機構を備えると共に、さら
に挿入された状態で保持し、磁気ヘッド9を磁気ヘッド
挿入用開口11,12から磁気ディスクメディア6に接
近させ、センターコア部材5に回転スピンドルが磁気的
に係合し磁気ディスクメディア6を所定の回転数で回転
駆動しつつ、磁気ヘッド9によって磁気記録再生を行う
ものである。このディスク駆動装置に小容量磁気ディス
クカートリッジ50を挿入すると、上記と同様にセット
され、そのシャッター部材が前記シャッター開閉ピン4
5によって同様に開操作され、磁気ディスクメディア6
に磁気ヘッド9によって磁気記録再生が可能である。
【0043】なお、上記大容量タイプのディスク駆動装
置では、カートリッジ挿入口の高さが大きく、厚みの異
なる磁気ディスクカートリッジを確実に所定のセット位
置に導くためには、それに対応した挿入イジェクト機構
を構成する必要がある。また、挿入された磁気ディスク
カートリッジの厚みを検出し、これに応じて、例えば、
磁気ヘッド9の開き角度を変更するようにしてもよい。
置では、カートリッジ挿入口の高さが大きく、厚みの異
なる磁気ディスクカートリッジを確実に所定のセット位
置に導くためには、それに対応した挿入イジェクト機構
を構成する必要がある。また、挿入された磁気ディスク
カートリッジの厚みを検出し、これに応じて、例えば、
磁気ヘッド9の開き角度を変更するようにしてもよい。
【0044】そして、大容量磁気ディスクカートリッジ
1を小容量タイプ用のディスク駆動装置に装填しようと
した際には、そのカートリッジ挿入口のサイズが小さい
ことで、厚みの大きい大容量磁気ディスクカートリッジ
1の挿入は物理的に不能で、駆動装置の内部にまで挿入
されることはない。
1を小容量タイプ用のディスク駆動装置に装填しようと
した際には、そのカートリッジ挿入口のサイズが小さい
ことで、厚みの大きい大容量磁気ディスクカートリッジ
1の挿入は物理的に不能で、駆動装置の内部にまで挿入
されることはない。
【0045】また、上記実施の形態における磁気ディス
クカートリッジ1では、内蔵する大容量磁気ディスクメ
ディア6をケース下面2bの基準面よりの位置を小容量
磁気ディスクカートリッジ1と同じに設定していること
で、大容量磁気ディスク駆動装置に対する小容量磁気デ
ィスクカートリッジ50の下位互換機能がより良好とな
っている。この場合に、前記磁気ディスクメディア6
は、ケース2の上下内壁に対して下面側に片寄った非対
称な寸法関係で収納されていることで、この磁気ディス
クメディア6の回転時には、ベルヌーイ効果により下面
側の負圧が大きく、常に下側内壁方向に磁気ディスクメ
ディアが規制されることとなり、回転面が安定し高速回
転時にも磁気ヘッド9と良好なヘッドタッチ効果が得ら
れ、磁気記録再生性能の高い信頼性が得られる。
クカートリッジ1では、内蔵する大容量磁気ディスクメ
ディア6をケース下面2bの基準面よりの位置を小容量
磁気ディスクカートリッジ1と同じに設定していること
で、大容量磁気ディスク駆動装置に対する小容量磁気デ
ィスクカートリッジ50の下位互換機能がより良好とな
っている。この場合に、前記磁気ディスクメディア6
は、ケース2の上下内壁に対して下面側に片寄った非対
称な寸法関係で収納されていることで、この磁気ディス
クメディア6の回転時には、ベルヌーイ効果により下面
側の負圧が大きく、常に下側内壁方向に磁気ディスクメ
ディアが規制されることとなり、回転面が安定し高速回
転時にも磁気ヘッド9と良好なヘッドタッチ効果が得ら
れ、磁気記録再生性能の高い信頼性が得られる。
【0046】さらに、磁気ディスクメディア6の基準面
高さを小容量磁気ディスクカートリッジ50と同一とす
ることで、磁気ディスク駆動装置の高さ方向のみ挿入イ
ジェクト機能の構造を設計変更することで駆動装置を構
成でき、シャッター開閉機構の共通化等、部品の多くを
大容量タイプと小容量タイプとで共用することができる
ため、安価でかつ信頼性の高い駆動装置を得ることが可
能となる。
高さを小容量磁気ディスクカートリッジ50と同一とす
ることで、磁気ディスク駆動装置の高さ方向のみ挿入イ
ジェクト機能の構造を設計変更することで駆動装置を構
成でき、シャッター開閉機構の共通化等、部品の多くを
大容量タイプと小容量タイプとで共用することができる
ため、安価でかつ信頼性の高い駆動装置を得ることが可
能となる。
【0047】なお、前記実施の形態における磁気ディス
クカートリッジ1では、磁気ヘッド挿入用開口はケース
2の下面および前端面2cに開口されているが、この磁
気ヘッド挿入用開口をケース2の上面、下面および前端
面2cに開口するように設けてもよい。また、前記ロッ
ク部材4については、その形状およびシャッター部材3
との係止構造は、適宜設計変更可能である。
クカートリッジ1では、磁気ヘッド挿入用開口はケース
2の下面および前端面2cに開口されているが、この磁
気ヘッド挿入用開口をケース2の上面、下面および前端
面2cに開口するように設けてもよい。また、前記ロッ
ク部材4については、その形状およびシャッター部材3
との係止構造は、適宜設計変更可能である。
【図1】本発明の一つの実施の形態による磁気ディスク
カートリッジを示す平面図
カートリッジを示す平面図
【図2】シャッター部材が開いた状態の上記磁気ディス
クカートリッジの前端面図
クカートリッジの前端面図
【図3】シャッター部材が開いた状態の上記磁気ディス
クカートリッジの底面図
クカートリッジの底面図
【図4】同磁気ディスクカートリッジのシャッター部材
を除去した状態の中央縦断面図
を除去した状態の中央縦断面図
【図5】シャッター部材の斜視図
【図6】同シャッター部材の上下を反転した状態の斜視
図
図
【図7】磁気ヘッド挿入部分の形態を小容量タイプの磁
気ディスクカートリッジと対比して示す要部断面側面図
気ディスクカートリッジと対比して示す要部断面側面図
【図8】ロック部材設置部分をシャッター部材を断面に
して示す磁気ディスクカートリッジの要部底面図
して示す磁気ディスクカートリッジの要部底面図
【図9】磁気ディスクカートリッジのロック部材の設置
部分とシャッター開閉ピンを示す要部斜視図
部分とシャッター開閉ピンを示す要部斜視図
1 大容量磁気ディスクカートリッジ 50 小容量磁気ディスクカートリッジ 2 ケース 2a 上面 2b 下面 2c 前端面 3 シャッター部材 4 ロック部材 6 磁気ディスクメディア 9 磁気ヘッド 11,12 磁気ヘッド挿入用開口 25 凹部 26 上壁部 31 上面板部 32 下面板部 33 連結板部 34 窓部 36 爪部 41 固定基部 42 アーム部 43 係止部 45 シャッター開閉ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 円盤状の大容量磁気ディスクメディアを
ケース内に回転可能に収容するとともに、このケースに
磁気ヘッド挿入用開口と、この開口を開閉するシャッタ
ー部材と、該シャッター部材を閉方向に付勢するバネ部
材とが設けられてなる磁気ディスクカートリッジにおい
て、 前記ケースの平面形状は、小容量磁気ディスクカートリ
ッジと共通の形状であり、該ケースの厚み方向寸法は前
記小容量磁気ディスクカートリッジに比較し約1.3〜
2.0倍の厚みを有し、前記シャッター部材は平面位置
と開閉方向が前記小容量磁気ディスクカートリッジと共
通であり、 また、前記ケースには前記シャッター部材の一部と係止
して該シャッター部材を閉位置にロックするロック部材
が設けられる一方、前記ケースの前端面には、閉位置に
あるシャッター部材の一端部に係合する磁気ディスク駆
動装置に設けられたシャッター開閉ピンが、開作動初期
に挿入される凹部が設けられてなり、 上記凹部に前記ロック部材の一部が露出し、該ロック部
材に前記シャッター開閉ピンが当接してそのロック状態
を解除することを特徴とする磁気ディスクカートリッ
ジ。 - 【請求項2】 前記ロック部材は弾性部材で構成され、
先端係止部が前記シャッター部材の閉移動に連係して変
形し、該シャッター部材の一部に係止することを特徴と
する請求項1に記載の磁気ディスクカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25797696A JPH10106207A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 磁気ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25797696A JPH10106207A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 磁気ディスクカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10106207A true JPH10106207A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17313827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25797696A Withdrawn JPH10106207A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 磁気ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10106207A (ja) |
-
1996
- 1996-09-30 JP JP25797696A patent/JPH10106207A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031202 |