JPH10106879A - ブロックコンデンサ - Google Patents
ブロックコンデンサInfo
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- JPH10106879A JPH10106879A JP8258674A JP25867496A JPH10106879A JP H10106879 A JPH10106879 A JP H10106879A JP 8258674 A JP8258674 A JP 8258674A JP 25867496 A JP25867496 A JP 25867496A JP H10106879 A JPH10106879 A JP H10106879A
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- block capacitor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】周波数特性の向上を図り、ノイズフィルタとし
た場合のノイズ減衰特性の向上並びに実装作業の簡略化
を実現させる。 【解決手段】 ノイズフィルタを構成するブロックコン
デンサにおいて、3つのコンデンサCy1〜Cy3と、
これら3つのコンデンサCy1〜Cy3が収納可能とさ
れたケース10と、ケース10の下部開口を閉塞するよ
うに固着される金属製の電極端子板14を具備して構成
し、3つのコンデンサCy1〜Cy3における各一方の
電極から導出される3本のリード線La1〜La3をケ
ース10の上部より引き出し、各他方の電極から導出さ
れる3本のリード線Lb1〜Lb3を電極端子板14に
電気的に接続する。そして、ブロックコンデンサを機器
に実装する場合は、GNDとしての機器の筐体に直接電
極端子板14を接触させ、その状態で、取付片16のね
じ挿通孔18にねじを挿通させて機器にねじ込む。
た場合のノイズ減衰特性の向上並びに実装作業の簡略化
を実現させる。 【解決手段】 ノイズフィルタを構成するブロックコン
デンサにおいて、3つのコンデンサCy1〜Cy3と、
これら3つのコンデンサCy1〜Cy3が収納可能とさ
れたケース10と、ケース10の下部開口を閉塞するよ
うに固着される金属製の電極端子板14を具備して構成
し、3つのコンデンサCy1〜Cy3における各一方の
電極から導出される3本のリード線La1〜La3をケ
ース10の上部より引き出し、各他方の電極から導出さ
れる3本のリード線Lb1〜Lb3を電極端子板14に
電気的に接続する。そして、ブロックコンデンサを機器
に実装する場合は、GNDとしての機器の筐体に直接電
極端子板14を接触させ、その状態で、取付片16のね
じ挿通孔18にねじを挿通させて機器にねじ込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコンデンサ
をブロック化させてなる例えば交流電源用のブロックコ
ンデンサに関し、例えば、インバータをはじめ3相電力
制御機器の電源ラインのノイズ対策に使用されるブロッ
クコンデンサに関する。なお、単に機器という場合の機
器は、電気が供給される装置全般を指し、電子機器、電
気機器、制御盤及び配線基板等を含むものとする。
をブロック化させてなる例えば交流電源用のブロックコ
ンデンサに関し、例えば、インバータをはじめ3相電力
制御機器の電源ラインのノイズ対策に使用されるブロッ
クコンデンサに関する。なお、単に機器という場合の機
器は、電気が供給される装置全般を指し、電子機器、電
気機器、制御盤及び配線基板等を含むものとする。
【0002】
【従来の技術】近年、電源使用効率が高いことが着目さ
れて、スイッチングレギュレータを利用した直流電源発
生回路、またはモータ等を駆動するインバータ回路が多
用されている。
れて、スイッチングレギュレータを利用した直流電源発
生回路、またはモータ等を駆動するインバータ回路が多
用されている。
【0003】これらの回路は、スイッチング回路を含む
ために、伝導ノイズ、輻射ノイズを発生するノイズ発生
源となりうる。例えば、AC電源に前記ノイズ発生源を
ACコードを介して直接接続した場合、前記スイッチン
グ回路(ノイズ発生源)で発生したノイズがACコード
を介してAC電源側に伝導ノイズとしてもどり、その
際、ACコードからの輻射ノイズも発生する。伝導ノイ
ズは、前記AC電源に接続されている他の電気機器(電
子機器)に影響を与えたり、また輻射ノイズは、AV
(Audio Visual)機器に影響を与えたりする。
ために、伝導ノイズ、輻射ノイズを発生するノイズ発生
源となりうる。例えば、AC電源に前記ノイズ発生源を
ACコードを介して直接接続した場合、前記スイッチン
グ回路(ノイズ発生源)で発生したノイズがACコード
を介してAC電源側に伝導ノイズとしてもどり、その
際、ACコードからの輻射ノイズも発生する。伝導ノイ
ズは、前記AC電源に接続されている他の電気機器(電
子機器)に影響を与えたり、また輻射ノイズは、AV
(Audio Visual)機器に影響を与えたりする。
【0004】そこで、このノイズ発生源から発生する伝
導ノイズ、輻射ノイズは、VCCI規格、CISPR規
格、FCC規格等の諸規格における、いわゆるEMI
(Electromagnetic Interference)規制の対象となって
おり、所定以下のレベルに抑制することが要請されてい
る。
導ノイズ、輻射ノイズは、VCCI規格、CISPR規
格、FCC規格等の諸規格における、いわゆるEMI
(Electromagnetic Interference)規制の対象となって
おり、所定以下のレベルに抑制することが要請されてい
る。
【0005】このノイズを抑制するために、従来から種
々のノイズフィルタが開発され、実用化されている。ノ
イズフィルタとしては、例えば、複数のコンデンサをブ
ロック化してなる交流電源用のブロックコンデンサが知
られている。
々のノイズフィルタが開発され、実用化されている。ノ
イズフィルタとしては、例えば、複数のコンデンサをブ
ロック化してなる交流電源用のブロックコンデンサが知
られている。
【0006】従来のブロックコンデンサは、例えば図1
7及び図18に示すように、3つのコンデンサCy1〜
Cy3と、該3つのコンデンサCy1〜Cy3が収納可
能とされ、かつ該3つのコンデンサCy1〜Cy3にそ
れぞれつながる3本のリード線L1〜L3並びに1本の
接地用導線Lgが外部に導出可能とされた例えば合成樹
脂製のケース100を有して構成されている。図17の
例では、前記接地用導線Lgが3本のリード線L1〜L
3と同様にビニール被覆導線にて構成され、更に、これ
ら3本のリード線L1〜L3と共にケース100の同一
面(図17の例では上部)から導出されるようにケース
100内において引き回されている。
7及び図18に示すように、3つのコンデンサCy1〜
Cy3と、該3つのコンデンサCy1〜Cy3が収納可
能とされ、かつ該3つのコンデンサCy1〜Cy3にそ
れぞれつながる3本のリード線L1〜L3並びに1本の
接地用導線Lgが外部に導出可能とされた例えば合成樹
脂製のケース100を有して構成されている。図17の
例では、前記接地用導線Lgが3本のリード線L1〜L
3と同様にビニール被覆導線にて構成され、更に、これ
ら3本のリード線L1〜L3と共にケース100の同一
面(図17の例では上部)から導出されるようにケース
100内において引き回されている。
【0007】なお、ケース100の下部には、ケース1
00を機器に取り付けるための取付片が合成樹脂にて一
体に設けられている。また、前記3本のリード線L1〜
L3はそれぞれ入力端子として使用、あるいは入力端子
が接続されるようになっており、前記1本の接地用導線
Lgは接地端子として使用、あるいは接地端子が接続さ
れるようになっている。
00を機器に取り付けるための取付片が合成樹脂にて一
体に設けられている。また、前記3本のリード線L1〜
L3はそれぞれ入力端子として使用、あるいは入力端子
が接続されるようになっており、前記1本の接地用導線
Lgは接地端子として使用、あるいは接地端子が接続さ
れるようになっている。
【0008】他の従来例に係るブロックコンデンサは、
図18に示すように、図17に示すブロックコンデンサ
とほぼ同様の構成を有するが、接地用導線が板端子10
2である点で異なる。この場合も、接地用板端子102
が3本のリード線L1〜L3と共にケース100の上部
から導出されるようにケース100内において屈曲加工
されている。
図18に示すように、図17に示すブロックコンデンサ
とほぼ同様の構成を有するが、接地用導線が板端子10
2である点で異なる。この場合も、接地用板端子102
が3本のリード線L1〜L3と共にケース100の上部
から導出されるようにケース100内において屈曲加工
されている。
【0009】そして、前記従来例に係るブロックコンデ
ンサ及び他の従来例に係るブロックコンデンサは、例え
ば図19に示すように、3つの入力端子φ1〜φ3と共
通端子φc間にそれぞれ接地用コンデンサ(Yコンデン
サ)Cy1〜Cy3が接続され、前記共通端子φcは接
地用導線Lg(図17参照)又は接地用板端子102
(図18参照)を通じて接地端子φgに接続された回路
構成となっている。
ンサ及び他の従来例に係るブロックコンデンサは、例え
ば図19に示すように、3つの入力端子φ1〜φ3と共
通端子φc間にそれぞれ接地用コンデンサ(Yコンデン
サ)Cy1〜Cy3が接続され、前記共通端子φcは接
地用導線Lg(図17参照)又は接地用板端子102
(図18参照)を通じて接地端子φgに接続された回路
構成となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】通常、ブロックコンデ
ンサは、単独であるいはチョークコイルと併用してノイ
ズフィルタを構成するものであり、図17及び図18に
示すブロックコンデンサは、例えばチョークコイルとノ
イズフィルタの出力端子間に接続される。具体的には、
3相のチョークコイルから導出される3本の出力ライン
にブロックコンデンサから導出された3本のリード線L
1〜L3がそれぞれ入力端子φ1〜φ3を通じて電気的
に接続され、ブロックコンデンサから導出された接地用
導線Lg又は接地用板端子102が接地端子φgを通じ
てGNDに接続される。
ンサは、単独であるいはチョークコイルと併用してノイ
ズフィルタを構成するものであり、図17及び図18に
示すブロックコンデンサは、例えばチョークコイルとノ
イズフィルタの出力端子間に接続される。具体的には、
3相のチョークコイルから導出される3本の出力ライン
にブロックコンデンサから導出された3本のリード線L
1〜L3がそれぞれ入力端子φ1〜φ3を通じて電気的
に接続され、ブロックコンデンサから導出された接地用
導線Lg又は接地用板端子102が接地端子φgを通じ
てGNDに接続される。
【0011】この場合、図17の従来例に係るブロック
コンデンサにおいては、接地用導線Lgをビニール被覆
導線とし、更にケース100の上面から導出されるよう
にケース100内において引き回すようにしており、ま
た、図18の他の従来例に係るブロックコンデンサにお
いては、接地用板端子102がケース100の上面から
導出されるように、該接地用板端子102をケース10
0内において屈曲させるようにしているため、接地用リ
ードのインダクタンスがどうしても大きくなり、高周波
信号に対する周波数特性が悪いという問題がある。
コンデンサにおいては、接地用導線Lgをビニール被覆
導線とし、更にケース100の上面から導出されるよう
にケース100内において引き回すようにしており、ま
た、図18の他の従来例に係るブロックコンデンサにお
いては、接地用板端子102がケース100の上面から
導出されるように、該接地用板端子102をケース10
0内において屈曲させるようにしているため、接地用リ
ードのインダクタンスがどうしても大きくなり、高周波
信号に対する周波数特性が悪いという問題がある。
【0012】また、ブロックコンデンサを機器に実装す
る場合、ケース100をねじ等の取付用治具を用いて機
器に取り付け、更に、ケース100の上面より導出され
た接地用導線Lg又は接地用板端子102をGNDに接
続するための配線接続作業を行わなければならず、しか
も、この配線接続作業において、配線の引き回しや接地
用板端子102に対する屈曲加工を施さなければならな
い場合があり、ブロックコンデンサの実装作業が非常に
煩雑になるという問題がある。
る場合、ケース100をねじ等の取付用治具を用いて機
器に取り付け、更に、ケース100の上面より導出され
た接地用導線Lg又は接地用板端子102をGNDに接
続するための配線接続作業を行わなければならず、しか
も、この配線接続作業において、配線の引き回しや接地
用板端子102に対する屈曲加工を施さなければならな
い場合があり、ブロックコンデンサの実装作業が非常に
煩雑になるという問題がある。
【0013】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、周波数特性の向上を図ることができ、し
かも、ノイズフィルタとした場合のノイズ減衰特性の向
上並びに実装作業の簡略化を実現することができるブロ
ックコンデンサを提供することを目的とする。
たものであり、周波数特性の向上を図ることができ、し
かも、ノイズフィルタとした場合のノイズ減衰特性の向
上並びに実装作業の簡略化を実現することができるブロ
ックコンデンサを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係るブロックコンデンサは、複数のコンデンサと、前記
複数のコンデンサが収納可能とされ、かつ前記複数のコ
ンデンサにそれぞれつながる複数の端子が外部に導出可
能とされたケースを具備し、前記ケースの機器実装部位
を接地端子として兼用させて構成する。
係るブロックコンデンサは、複数のコンデンサと、前記
複数のコンデンサが収納可能とされ、かつ前記複数のコ
ンデンサにそれぞれつながる複数の端子が外部に導出可
能とされたケースを具備し、前記ケースの機器実装部位
を接地端子として兼用させて構成する。
【0015】この場合、前記複数の端子のほかに、GN
Dに接続させるための接地用導線を複数のコンデンサに
つないで複数の端子と共にケースの例えば上面に引き回
す必要がなくなるため、接地用リードのインダクタンス
を大幅に低減させることができる。その結果、周波数特
性の向上を図ることができ、ブロックコンデンサをノイ
ズフィルタの構成部品とした場合に、ノイズ減衰効果を
より高めることができる。
Dに接続させるための接地用導線を複数のコンデンサに
つないで複数の端子と共にケースの例えば上面に引き回
す必要がなくなるため、接地用リードのインダクタンス
を大幅に低減させることができる。その結果、周波数特
性の向上を図ることができ、ブロックコンデンサをノイ
ズフィルタの構成部品とした場合に、ノイズ減衰効果を
より高めることができる。
【0016】また、ブロックコンデンサを機器に実装す
る場合、ケースを機器に取り付けるだけで、接地端子が
GNDに直接接続されるため、従来行われていた接地端
子への配線接続作業を省略することができ、ブロックコ
ンデンサの実装作業の簡略化及び工数低減を図ることが
できる。
る場合、ケースを機器に取り付けるだけで、接地端子が
GNDに直接接続されるため、従来行われていた接地端
子への配線接続作業を省略することができ、ブロックコ
ンデンサの実装作業の簡略化及び工数低減を図ることが
できる。
【0017】そして、前記構成において、前記機器実装
部位に取付用治具が装着される取付片を一体に設けるよ
うにしてもよい(請求項2記載の発明)。この場合、取
付片に取付用治具を装着させることにより、ケースの機
器への取り付けと、接地端子のGNDへの接続が同時に
行われることになるため、ブロックコンデンサの実装作
業の簡略化及び工数低減を図る上で非常に有利となる。
部位に取付用治具が装着される取付片を一体に設けるよ
うにしてもよい(請求項2記載の発明)。この場合、取
付片に取付用治具を装着させることにより、ケースの機
器への取り付けと、接地端子のGNDへの接続が同時に
行われることになるため、ブロックコンデンサの実装作
業の簡略化及び工数低減を図る上で非常に有利となる。
【0018】また、前記構成において、前記複数の端子
と前記機器実装部位間にそれぞれ接地用コンデンサを接
続するようにしてもよいし(請求項3記載の発明)、前
記複数の端子間に端子間コンデンサを接続するようにし
てもよい(請求項4記載の発明)。この場合、接地用コ
ンデンサのリードのインダクタンスを低減させることが
できるため、周波数特性の向上を図る上で非常に有利に
なる。
と前記機器実装部位間にそれぞれ接地用コンデンサを接
続するようにしてもよいし(請求項3記載の発明)、前
記複数の端子間に端子間コンデンサを接続するようにし
てもよい(請求項4記載の発明)。この場合、接地用コ
ンデンサのリードのインダクタンスを低減させることが
できるため、周波数特性の向上を図る上で非常に有利に
なる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るブロックコン
デンサを例えばインバータをはじめ3相電力制御機器の
電源ラインのノイズ対策に使用される3相3線のブロッ
クコンデンサに適用した実施の形態例(以下、単に実施
の形態に係るブロックコンデンサと記す)を図1〜図1
6を参照しながら説明する。
デンサを例えばインバータをはじめ3相電力制御機器の
電源ラインのノイズ対策に使用される3相3線のブロッ
クコンデンサに適用した実施の形態例(以下、単に実施
の形態に係るブロックコンデンサと記す)を図1〜図1
6を参照しながら説明する。
【0020】本実施の形態に係るブロックコンデンサ
は、図1及び図2に示すように、3つのコンデンサCy
1〜Cy3が収納可能とされたケース10を有する。各
コンデンサCy1〜Cy3は、両電極間に挿入される絶
縁材としてプラスチックフィルムが用いられ、かつ外形
がほぼ円筒状又は扁平型とされたフィルムコンデンサ
(容量=100pF〜10μF)であって、両電極から
はそれぞれリード線(La1〜La3)及び(Lb1〜
Lb3)が導出されている。これらリード線(La1〜
La3)及び(Lb1〜Lb3)のうち、各コンデンサ
Cy1〜Cy3の一方の電極(電源ラインに接続される
側の電極)から導出されるリード線(以下、単に一方の
リード線と記す)La1〜La3がビニール被覆リード
線とされており、これら3本の一方のリード線La1〜
La3は、それぞれ入力端子φ1〜φ3(図4参照)と
して使用、あるいは入力端子φ1〜φ3が接続されるよ
うになっている。
は、図1及び図2に示すように、3つのコンデンサCy
1〜Cy3が収納可能とされたケース10を有する。各
コンデンサCy1〜Cy3は、両電極間に挿入される絶
縁材としてプラスチックフィルムが用いられ、かつ外形
がほぼ円筒状又は扁平型とされたフィルムコンデンサ
(容量=100pF〜10μF)であって、両電極から
はそれぞれリード線(La1〜La3)及び(Lb1〜
Lb3)が導出されている。これらリード線(La1〜
La3)及び(Lb1〜Lb3)のうち、各コンデンサ
Cy1〜Cy3の一方の電極(電源ラインに接続される
側の電極)から導出されるリード線(以下、単に一方の
リード線と記す)La1〜La3がビニール被覆リード
線とされており、これら3本の一方のリード線La1〜
La3は、それぞれ入力端子φ1〜φ3(図4参照)と
して使用、あるいは入力端子φ1〜φ3が接続されるよ
うになっている。
【0021】ケース10は、合成樹脂にて上部開口及び
下部開口の角筒状に一体成形(例えば射出成形や押出し
成形)されて構成され、このケース10内に収納された
3つのコンデンサCy1〜Cy3は、ケース10内に充
填される樹脂12によって位置決め封止されるようにな
っている。なお、ケースとしては、前記合成樹脂製のケ
ース10のほか、導電性ケースや絞り加工によるケー
ス、折曲げ加工の金属ケースなどを使用することができ
る。
下部開口の角筒状に一体成形(例えば射出成形や押出し
成形)されて構成され、このケース10内に収納された
3つのコンデンサCy1〜Cy3は、ケース10内に充
填される樹脂12によって位置決め封止されるようにな
っている。なお、ケースとしては、前記合成樹脂製のケ
ース10のほか、導電性ケースや絞り加工によるケー
ス、折曲げ加工の金属ケースなどを使用することができ
る。
【0022】図3に示すように、前記ケース10の下部
開口には、該下部開口を閉塞するように金属製の電極端
子板14が例えば接着剤にて固着されている。この電極
端子板14は、銅板、アルミニウム板、冷間圧延鋼板
(SPCC)等の金属板をケース10の下部開口の形状
に合わせて平面矩形状に成形加工して構成され、その一
方の長辺には板面と平行に外方に突出する取付片16が
一体に形成されている。この取付片16のほぼ中央には
1つのねじ挿通孔18が設けられている。
開口には、該下部開口を閉塞するように金属製の電極端
子板14が例えば接着剤にて固着されている。この電極
端子板14は、銅板、アルミニウム板、冷間圧延鋼板
(SPCC)等の金属板をケース10の下部開口の形状
に合わせて平面矩形状に成形加工して構成され、その一
方の長辺には板面と平行に外方に突出する取付片16が
一体に形成されている。この取付片16のほぼ中央には
1つのねじ挿通孔18が設けられている。
【0023】また、前記電極端子板14には、3つのコ
ンデンサCy1〜Cy3の他方の電極(GNDに接続さ
れる側の電極)からそれぞれ延びる3本のリード線(以
下、単に他方のリード線と記す)Lb1〜Lb3が挿通
可能とされた3つのリード線挿通孔20が形成されてい
る。これらリード線挿通孔20の周辺部分22は上方に
隆起した形に加工されており、前記一方のリード線Lb
1〜Lb3をそれぞれ対応するリード線挿通孔20に挿
通させて3つのコンデンサCy1〜Cy3を電極端子板
14に取り付けた際、電極端子板14の前記各隆起部分
22の上端がコンデンサの他方の電極に近接あるいは接
触するような位置関係とされて、各コンデンサCy1〜
Cy3の電極端子板14への取付状態が強固となって容
易に外れないようになっている。なお、前記外れ防止を
より完全にするために、図2に示すように、電極端子板
14の裏面から突出する一方のリード線Lb1〜Lb3
の各先端部をそれぞれ折り曲げることが望ましい。
ンデンサCy1〜Cy3の他方の電極(GNDに接続さ
れる側の電極)からそれぞれ延びる3本のリード線(以
下、単に他方のリード線と記す)Lb1〜Lb3が挿通
可能とされた3つのリード線挿通孔20が形成されてい
る。これらリード線挿通孔20の周辺部分22は上方に
隆起した形に加工されており、前記一方のリード線Lb
1〜Lb3をそれぞれ対応するリード線挿通孔20に挿
通させて3つのコンデンサCy1〜Cy3を電極端子板
14に取り付けた際、電極端子板14の前記各隆起部分
22の上端がコンデンサの他方の電極に近接あるいは接
触するような位置関係とされて、各コンデンサCy1〜
Cy3の電極端子板14への取付状態が強固となって容
易に外れないようになっている。なお、前記外れ防止を
より完全にするために、図2に示すように、電極端子板
14の裏面から突出する一方のリード線Lb1〜Lb3
の各先端部をそれぞれ折り曲げることが望ましい。
【0024】そして、このブロックコンデンサを組み立
てる場合は、図3Aに示すように、電極端子板14の各
リード線挿通孔20に、3つのコンデンサCy1〜Cy
3における各他方のリード線Lb1〜Lb3を挿通し、
半田付けあるいは溶接、その他の方法によって3つのコ
ンデンサCy1〜Cy3と電極端子板14とを電気的に
接続する(図3B参照)。
てる場合は、図3Aに示すように、電極端子板14の各
リード線挿通孔20に、3つのコンデンサCy1〜Cy
3における各他方のリード線Lb1〜Lb3を挿通し、
半田付けあるいは溶接、その他の方法によって3つのコ
ンデンサCy1〜Cy3と電極端子板14とを電気的に
接続する(図3B参照)。
【0025】その後、図3Cに示すように、3つのコン
デンサCy1〜Cy3をケース10で囲むように電極端
子板14上にケース10を載置して、該電極端子板14
の取付片16を除く周縁とケース10の下部内周縁とを
例えば接着剤にて接着することにより、電極端子板14
にケース10を固着する。このとき、3つのコンデンサ
Cy1〜Cy3における各一方のリード線La1〜La
3をケース10の上部開口を通じて外方に引き出してお
く。
デンサCy1〜Cy3をケース10で囲むように電極端
子板14上にケース10を載置して、該電極端子板14
の取付片16を除く周縁とケース10の下部内周縁とを
例えば接着剤にて接着することにより、電極端子板14
にケース10を固着する。このとき、3つのコンデンサ
Cy1〜Cy3における各一方のリード線La1〜La
3をケース10の上部開口を通じて外方に引き出してお
く。
【0026】その後、ケース10内に樹脂12(図1参
照)を充填して3つのコンデンサCy1〜Cy3をケー
ス10内に樹脂封止することにより、本実施の形態に係
るブロックコンデンサが完成する。
照)を充填して3つのコンデンサCy1〜Cy3をケー
ス10内に樹脂封止することにより、本実施の形態に係
るブロックコンデンサが完成する。
【0027】即ち、本実施の形態においては、ケース1
0と該ケース10内に充填される樹脂12と電極端子板
14にてブロックコンデンサのシールドケース24が構
成されることになる。
0と該ケース10内に充填される樹脂12と電極端子板
14にてブロックコンデンサのシールドケース24が構
成されることになる。
【0028】そして、この本実施の形態に係るブロック
コンデンサを機器に実装する場合には、GNDとしての
機器の筐体に直接電極端子板14を接触させ、その状態
で、取付片16のねじ挿通孔18にねじを挿通させて機
器にねじ込むことにより、ブロックコンデンサの機器へ
の実装が完了する。即ち、本実施の形態においては、シ
ールドケース24の一部位を構成する電極端子板14が
接地端子として兼用された構成になっている。
コンデンサを機器に実装する場合には、GNDとしての
機器の筐体に直接電極端子板14を接触させ、その状態
で、取付片16のねじ挿通孔18にねじを挿通させて機
器にねじ込むことにより、ブロックコンデンサの機器へ
の実装が完了する。即ち、本実施の形態においては、シ
ールドケース24の一部位を構成する電極端子板14が
接地端子として兼用された構成になっている。
【0029】この場合、ブロックコンデンサは、図4に
示すように、3つの入力端子φ1〜φ3と共通端子φc
である電極端子板14間にそれぞれ接地用コンデンサ
(Yコンデンサ)Cy1〜Cy3が接続され、前記共通
端子φcが直接GNDに接続された回路構成となる。
示すように、3つの入力端子φ1〜φ3と共通端子φc
である電極端子板14間にそれぞれ接地用コンデンサ
(Yコンデンサ)Cy1〜Cy3が接続され、前記共通
端子φcが直接GNDに接続された回路構成となる。
【0030】このように、本実施の形態に係るブロック
コンデンサにおいては、シールドケース24の一部位を
構成する電極端子板14を接地端子φgとして兼用する
ようにしたので、3本の一方のリード線La1〜La3
のほかに、GNDに接続させるための接地用導線を引き
回す必要がなくなり、接地用リードのインダクタンスを
大幅に低減させることができる。その結果、周波数特性
の向上を図ることができ、ブロックコンデンサをノイズ
フィルタの構成部品とした場合に、ノイズ減衰効果をよ
り高めることができる。
コンデンサにおいては、シールドケース24の一部位を
構成する電極端子板14を接地端子φgとして兼用する
ようにしたので、3本の一方のリード線La1〜La3
のほかに、GNDに接続させるための接地用導線を引き
回す必要がなくなり、接地用リードのインダクタンスを
大幅に低減させることができる。その結果、周波数特性
の向上を図ることができ、ブロックコンデンサをノイズ
フィルタの構成部品とした場合に、ノイズ減衰効果をよ
り高めることができる。
【0031】ここで、本実施の形態に係るブロックコン
デンサと同じ構成を有する実施例と、図17に示す従来
例に係るブロックコンデンサと同じ構成を有する比較例
を用意し、それぞれの周波数特性及びノイズ減衰特性を
調べた結果について説明する。
デンサと同じ構成を有する実施例と、図17に示す従来
例に係るブロックコンデンサと同じ構成を有する比較例
を用意し、それぞれの周波数特性及びノイズ減衰特性を
調べた結果について説明する。
【0032】まず、実施例では、図5に示すように、そ
の共振周波数が7,064,664.621Hz(約7
MHz)であり、比較例では、図6に示すように、2,
996,490.102Hz(約3MHz)であって、
実施例の共振周波数が比較例よりも高くなっている。一
般に、ブロックコンデンサは、周波数に比例してインピ
ーダンスは小さくなるが、該インピーダンスはブロック
コンデンサの抵抗成分で決まる最小値とインダクタンス
成分とで決まる共振周波数を持ち、共振周波数以上の周
波数帯ではコンデンサとしてではなく、インダクタとし
て働く。
の共振周波数が7,064,664.621Hz(約7
MHz)であり、比較例では、図6に示すように、2,
996,490.102Hz(約3MHz)であって、
実施例の共振周波数が比較例よりも高くなっている。一
般に、ブロックコンデンサは、周波数に比例してインピ
ーダンスは小さくなるが、該インピーダンスはブロック
コンデンサの抵抗成分で決まる最小値とインダクタンス
成分とで決まる共振周波数を持ち、共振周波数以上の周
波数帯ではコンデンサとしてではなく、インダクタとし
て働く。
【0033】従って、ブロックコンデンサを用いてノイ
ズフィルタ(EMIフィルタ)を作製した場合のノイズ
減衰特性を見た場合、実施例(図7参照)は、比較例
(図8参照)と比して高周波ノイズに対する減衰効果が
向上していることがわかる。
ズフィルタ(EMIフィルタ)を作製した場合のノイズ
減衰特性を見た場合、実施例(図7参照)は、比較例
(図8参照)と比して高周波ノイズに対する減衰効果が
向上していることがわかる。
【0034】また、本実施の形態に係るブロックコンデ
ンサにおいては、該ブロックコンデンサを機器に実装す
る場合、シールドケース24の電極端子板14側を機器
の筐体に取り付けるだけで、3つのコンデンサCy1〜
Cy3における各他方の電極が電極端子板14を通じて
GNDに直接接続されるため、従来行われていた接地端
子への配線接続作業を省略することができ、ブロックコ
ンデンサの実装作業の簡略化及び工数の低減化を実現さ
せることができる。
ンサにおいては、該ブロックコンデンサを機器に実装す
る場合、シールドケース24の電極端子板14側を機器
の筐体に取り付けるだけで、3つのコンデンサCy1〜
Cy3における各他方の電極が電極端子板14を通じて
GNDに直接接続されるため、従来行われていた接地端
子への配線接続作業を省略することができ、ブロックコ
ンデンサの実装作業の簡略化及び工数の低減化を実現さ
せることができる。
【0035】特に、本実施の形態においては、電極端子
板14に取付片16を一体に設けるようにしているた
め、シールドケース24の電極端子板14側を機器の筐
体に取り付けることが非常に容易になり、ブロックコン
デンサの実装作業の簡略化及び工数低減を図る上で有利
になる。
板14に取付片16を一体に設けるようにしているた
め、シールドケース24の電極端子板14側を機器の筐
体に取り付けることが非常に容易になり、ブロックコン
デンサの実装作業の簡略化及び工数低減を図る上で有利
になる。
【0036】そして、前記実施の形態に係るブロックコ
ンデンサにおいて、ケース10の外周面のうち、電極端
子板14に近接する箇所に「接地」を示唆する内容の印
刷や刻印などの表示を行うことにより、実装作業の効率
化を一層図ることが可能となる。
ンデンサにおいて、ケース10の外周面のうち、電極端
子板14に近接する箇所に「接地」を示唆する内容の印
刷や刻印などの表示を行うことにより、実装作業の効率
化を一層図ることが可能となる。
【0037】前記実施の形態に係るブロックコンデンサ
においては、3つのコンデンサCy1〜Cy3を電極端
子板14に取り付ける場合、電極端子板14に形成され
たリード線挿通孔20に各他方のリード線Lb1〜Lb
3の端部を挿入して半田付けあるいは溶接にて電気的に
接続するようにしたが、その他、図9に示すように、3
つのコンデンサCy1〜Cy3の他方の電極を直接電極
端子板14に接触させ、これら電極及び電極端子板14
を半田付け、溶接、あるいはその他の方法で電気的に接
続するようにしてもよい。この場合、高さ方向の大きさ
を小さくでき、しかも、他方の電極から導出させるため
のリード線Lb1〜Lb3も不要となるため、製造コス
トの低廉化に有利となる。
においては、3つのコンデンサCy1〜Cy3を電極端
子板14に取り付ける場合、電極端子板14に形成され
たリード線挿通孔20に各他方のリード線Lb1〜Lb
3の端部を挿入して半田付けあるいは溶接にて電気的に
接続するようにしたが、その他、図9に示すように、3
つのコンデンサCy1〜Cy3の他方の電極を直接電極
端子板14に接触させ、これら電極及び電極端子板14
を半田付け、溶接、あるいはその他の方法で電気的に接
続するようにしてもよい。この場合、高さ方向の大きさ
を小さくでき、しかも、他方の電極から導出させるため
のリード線Lb1〜Lb3も不要となるため、製造コス
トの低廉化に有利となる。
【0038】その他の取付け構造としては、図10に示
すように、3つのコンデンサCy1〜Cy3のうち、例
えば2つのコンデンサCy1及びCy2における各他方
のリード線Lb1及びLb2を例えば右側に屈曲させ、
残る1つのコンデンサCy3の他方のリード線Lb3を
左側に屈曲させて、これら屈曲部分を電極端子板14に
半田付け、溶接、あるいはその他の方法で電気的に接続
する構造としてもよい。
すように、3つのコンデンサCy1〜Cy3のうち、例
えば2つのコンデンサCy1及びCy2における各他方
のリード線Lb1及びLb2を例えば右側に屈曲させ、
残る1つのコンデンサCy3の他方のリード線Lb3を
左側に屈曲させて、これら屈曲部分を電極端子板14に
半田付け、溶接、あるいはその他の方法で電気的に接続
する構造としてもよい。
【0039】また、前記実施の形態においては、電極端
子板14の一方の長辺に取付片16を一体に形成した例
(図11A参照)を示したが、その他、図11Bに示す
ように、一方の短辺に取付片16を一体に形成するよう
にしてもよいし、両短辺にそれぞれ取付片16を一体に
形成するようにしてもよい。
子板14の一方の長辺に取付片16を一体に形成した例
(図11A参照)を示したが、その他、図11Bに示す
ように、一方の短辺に取付片16を一体に形成するよう
にしてもよいし、両短辺にそれぞれ取付片16を一体に
形成するようにしてもよい。
【0040】また、前記実施の形態においては、ケース
10の構造として、上部開口及び下部開口を有する角筒
状としたが、その他、図12A〜図12Dに示すよう
に、ケース10の形状を正面から底面にかけて連続的に
開口とされた形状とし、底面開口を閉塞するように金属
製の電極端子板14を例えば接着剤にて固着するように
してもよい。この場合、ケース10の正面側から3本の
一方のリード線La1〜La3が引き出されるかたちと
なる。そして、取付片16の電極端子板14への形成位
置としては、電極端子板14の正面側の長辺部分(図1
2A参照)や、電極端子板14の背面側の長辺部分(図
12B参照)、電極端子板14の両長辺部分(図12C
参照)、電極端子板14の両短辺部分(図12D参照)
などがある。
10の構造として、上部開口及び下部開口を有する角筒
状としたが、その他、図12A〜図12Dに示すよう
に、ケース10の形状を正面から底面にかけて連続的に
開口とされた形状とし、底面開口を閉塞するように金属
製の電極端子板14を例えば接着剤にて固着するように
してもよい。この場合、ケース10の正面側から3本の
一方のリード線La1〜La3が引き出されるかたちと
なる。そして、取付片16の電極端子板14への形成位
置としては、電極端子板14の正面側の長辺部分(図1
2A参照)や、電極端子板14の背面側の長辺部分(図
12B参照)、電極端子板14の両長辺部分(図12C
参照)、電極端子板14の両短辺部分(図12D参照)
などがある。
【0041】また、シールドケース24の外方に引き出
される3本の一方のリード線La1〜La3としては、
図13に示す1端子型と図14に示す2端子型とがあ
り、それぞれにおいて、リード線型(図13A及び図1
4A参照)、被覆リード線型(シールド線を含む。図1
3B及び図14B参照)、ファストン端子型(図13C
及び図14C参照)、ボルト・ナット型(図13D及び
図14D参照)及び基板端子型(図13E及び図14E
参照)に分類できる。
される3本の一方のリード線La1〜La3としては、
図13に示す1端子型と図14に示す2端子型とがあ
り、それぞれにおいて、リード線型(図13A及び図1
4A参照)、被覆リード線型(シールド線を含む。図1
3B及び図14B参照)、ファストン端子型(図13C
及び図14C参照)、ボルト・ナット型(図13D及び
図14D参照)及び基板端子型(図13E及び図14E
参照)に分類できる。
【0042】また、前記実施の形態においては、その回
路構成として、図4に示すように、3つの入力端子φ1
〜φ3と電極端子板14(共通端子φc)間に、それぞ
れ3つのYコンデンサCy1〜Cy3を接続した3相3
線構造の回路構成としたが、その他、図15Aに示すよ
うに、3つの入力端子φ1〜φ3間にそれぞれ端子間コ
ンデンサ(Xコンデンサ:容量=100pF〜100μ
F)Cx1〜Cx3を接続し、3つの入力端子φ1〜φ
3と電極端子板14(共通端子φc)間に、それぞれ3
つのYコンデンサCy1〜Cy3を接続した3相3線構
造の回路構成としてもよいし、図15Bに示すように、
3つの入力端子φ1〜φ3と共通接点a間にそれぞれX
コンデンサCx1〜Cx3を接続し、前記共通接点aと
電極端子板14間に1つのYコンデンサCyを接続した
3相3線構造の回路構成としてもよい。
路構成として、図4に示すように、3つの入力端子φ1
〜φ3と電極端子板14(共通端子φc)間に、それぞ
れ3つのYコンデンサCy1〜Cy3を接続した3相3
線構造の回路構成としたが、その他、図15Aに示すよ
うに、3つの入力端子φ1〜φ3間にそれぞれ端子間コ
ンデンサ(Xコンデンサ:容量=100pF〜100μ
F)Cx1〜Cx3を接続し、3つの入力端子φ1〜φ
3と電極端子板14(共通端子φc)間に、それぞれ3
つのYコンデンサCy1〜Cy3を接続した3相3線構
造の回路構成としてもよいし、図15Bに示すように、
3つの入力端子φ1〜φ3と共通接点a間にそれぞれX
コンデンサCx1〜Cx3を接続し、前記共通接点aと
電極端子板14間に1つのYコンデンサCyを接続した
3相3線構造の回路構成としてもよい。
【0043】前記実施の形態では、3相3線構造を主体
として説明したが、その他、図16に示すように、2つ
の入力端子φ1及びφ2を有する単相2線構造のブロッ
クコンデンサにも適用させることができる。具体的に
は、図16Aに示すように、2つの入力端子φ1及びφ
2間に1つのXコンデンサCxを接続し、2つの入力端
子φ1及びφ2と電極端子板14(共通端子φc)間
に、それぞれ2つのYコンデンサCy1及びCy2を接
続した単相2線構造の回路構成としてもよいし、図16
Bに示すように、2つの入力端子φ1及びφ2と共通接
点a間にそれぞれXコンデンサCx1及びCx2を接続
し、共通接点aと電極端子板14間に1つのYコンデン
サCyを接続した単相2線構造の回路構成としてもよ
い。また、図16Cに示すように、2つの入力端子φ1
及びφ2と電極端子板14(共通端子φc)間にそれぞ
れYコンデンサCy1及びCy2を接続した回路構成と
してもよい。
として説明したが、その他、図16に示すように、2つ
の入力端子φ1及びφ2を有する単相2線構造のブロッ
クコンデンサにも適用させることができる。具体的に
は、図16Aに示すように、2つの入力端子φ1及びφ
2間に1つのXコンデンサCxを接続し、2つの入力端
子φ1及びφ2と電極端子板14(共通端子φc)間
に、それぞれ2つのYコンデンサCy1及びCy2を接
続した単相2線構造の回路構成としてもよいし、図16
Bに示すように、2つの入力端子φ1及びφ2と共通接
点a間にそれぞれXコンデンサCx1及びCx2を接続
し、共通接点aと電極端子板14間に1つのYコンデン
サCyを接続した単相2線構造の回路構成としてもよ
い。また、図16Cに示すように、2つの入力端子φ1
及びφ2と電極端子板14(共通端子φc)間にそれぞ
れYコンデンサCy1及びCy2を接続した回路構成と
してもよい。
【0044】なお、この発明は上述の実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採
り得ることはもちろんである。
ず、この発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採
り得ることはもちろんである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るブロ
ックコンデンサによれば、複数のコンデンサと、前記複
数のコンデンサが収納可能とされ、かつ前記複数のコン
デンサにそれぞれつながる複数の端子が外部に導出可能
とされたケースを具備し、前記ケースの機器実装部位を
接地端子として兼用させるようにしている。
ックコンデンサによれば、複数のコンデンサと、前記複
数のコンデンサが収納可能とされ、かつ前記複数のコン
デンサにそれぞれつながる複数の端子が外部に導出可能
とされたケースを具備し、前記ケースの機器実装部位を
接地端子として兼用させるようにしている。
【0046】このため、周波数特性の向上を図ることが
でき、しかも、ノイズフィルタとした場合のノイズ減衰
特性の向上並びに実装作業の簡略化を実現することがで
きるという効果が達成される。
でき、しかも、ノイズフィルタとした場合のノイズ減衰
特性の向上並びに実装作業の簡略化を実現することがで
きるという効果が達成される。
【図1】本発明に係るブロックコンデンサを例えばイン
バータをはじめ3相電力制御機器の電源ラインのノイズ
対策に使用される3相3線のブロックコンデンサに適用
した実施の形態例(以下、単に実施の形態に係るブロッ
クコンデンサと記す)を示す二面図であり、同図Aは平
面図、同図Bは正面図を示す。
バータをはじめ3相電力制御機器の電源ラインのノイズ
対策に使用される3相3線のブロックコンデンサに適用
した実施の形態例(以下、単に実施の形態に係るブロッ
クコンデンサと記す)を示す二面図であり、同図Aは平
面図、同図Bは正面図を示す。
【図2】本実施の形態に係るブロックコンデンサの構
成、特に樹脂封止前の構成を示す二面図であり、同図A
は平面図、同図Bは縦断面図である。
成、特に樹脂封止前の構成を示す二面図であり、同図A
は平面図、同図Bは縦断面図である。
【図3】本実施の形態に係るブロックコンデンサの構成
を示す三態様の斜視図であり、同図Aは分解斜視図、同
図Bは電極端子板に3つのコンデンサを取り付けた際の
斜視図、同図Cはケースを取り付けた際の透視斜視図で
ある。
を示す三態様の斜視図であり、同図Aは分解斜視図、同
図Bは電極端子板に3つのコンデンサを取り付けた際の
斜視図、同図Cはケースを取り付けた際の透視斜視図で
ある。
【図4】本実施の形態に係るブロックコンデンサの等価
回路図である。
回路図である。
【図5】実施例に係るブロックコンデンサの周波数特性
(共振点)を示す図である。
(共振点)を示す図である。
【図6】比較例に係るブロックコンデンサの周波数特性
(共振点)を示す図である。
(共振点)を示す図である。
【図7】実施例に係るブロックコンデンサの周波数特性
(ノイズ減衰特性)を示す図である。
(ノイズ減衰特性)を示す図である。
【図8】比較例に係るブロックコンデンサの周波数特性
(ノイズ減衰特性)を示す図である。
(ノイズ減衰特性)を示す図である。
【図9】本実施の形態に係るブロックコンデンサの変形
例を示すものであって、特に、3つのコンデンサの電極
端子板への取付構造の一例を示す二面図であり、同図A
は平面図、同図Bは縦断面図を示す。
例を示すものであって、特に、3つのコンデンサの電極
端子板への取付構造の一例を示す二面図であり、同図A
は平面図、同図Bは縦断面図を示す。
【図10】本実施の形態に係るブロックコンデンサの変
形例を示すものであって、特に、3つのコンデンサの電
極端子板への取付構造の他の例を示す二面図であり、同
図Aは平面図、同図Bは縦断面図を示す。
形例を示すものであって、特に、3つのコンデンサの電
極端子板への取付構造の他の例を示す二面図であり、同
図Aは平面図、同図Bは縦断面図を示す。
【図11】本実施の形態に係るブロックコンデンサの変
形例を示すものであって、特に、取付片の形成位置の変
形例を示す図である。
形例を示すものであって、特に、取付片の形成位置の変
形例を示す図である。
【図12】本実施の形態に係るブロックコンデンサの変
形例を示すものであって、特に、ケースの変形例を示す
図である。
形例を示すものであって、特に、ケースの変形例を示す
図である。
【図13】本実施の形態に係るブロックコンデンサの変
形例を示すものであって、特に、一方のリード線におけ
る1端子型の変形例を示す図である。
形例を示すものであって、特に、一方のリード線におけ
る1端子型の変形例を示す図である。
【図14】本実施の形態に係るブロックコンデンサの変
形例を示すものであって、特に、一方のリード線におけ
る2端子型の変形例を示す図である。
形例を示すものであって、特に、一方のリード線におけ
る2端子型の変形例を示す図である。
【図15】本実施の形態に係るブロックコンデンサの変
形例を示すものであって、特に、3相3線構造の変形例
を示す等価回路図である。
形例を示すものであって、特に、3相3線構造の変形例
を示す等価回路図である。
【図16】本実施の形態に係るブロックコンデンサの変
形例を示すものであって、特に、単相2線構造の変形例
を示す等価回路図である。
形例を示すものであって、特に、単相2線構造の変形例
を示す等価回路図である。
【図17】従来例に係るブロックコンデンサの構成を示
す正面図である。
す正面図である。
【図18】他の従来例に係るブロックコンデンサの構成
を示す透視斜視図である。
を示す透視斜視図である。
【図19】従来例に係るブロックコンデンサの等価回路
図である。
図である。
10…ケース 12…樹脂(封止
用) 14…電極端子板 16…取付片 18…ねじ挿通孔 20…リード線挿通
孔 24…シールドケース Cy,Cy1〜Cy
3…Yコンデンサ Cx,Cx1〜Cx3…Xコンデンサ La1〜La3…一方のリード線 Lb1〜Lb3…他
方のリード線
用) 14…電極端子板 16…取付片 18…ねじ挿通孔 20…リード線挿通
孔 24…シールドケース Cy,Cy1〜Cy
3…Yコンデンサ Cx,Cx1〜Cx3…Xコンデンサ La1〜La3…一方のリード線 Lb1〜Lb3…他
方のリード線
Claims (4)
- 【請求項1】複数のコンデンサと、 前記複数のコンデンサが収納可能とされ、かつ前記複数
のコンデンサにそれぞれつながる複数の端子が外部に導
出可能とされたケースを具備し、 前記ケースの機器実装部位が接地端子を兼ねていること
を特徴とするブロックコンデンサ。 - 【請求項2】請求項1記載のブロックコンデンサにおい
て、 前記機器実装部位に取付用治具が装着される取付片が一
体に設けられていることを特徴とするブロックコンデン
サ。 - 【請求項3】請求項1又は2記載のブロックコンデンサ
において、 前記複数の端子と前記機器実装部位間にそれぞれ接地用
コンデンサが接続されていることを特徴とするブロック
コンデンサ。 - 【請求項4】請求項3記載のブロックコンデンサにおい
て、 前記複数の端子間に端子間コンデンサが接続されている
ことを特徴とするブロックコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8258674A JPH10106879A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ブロックコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8258674A JPH10106879A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ブロックコンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10106879A true JPH10106879A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17323534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8258674A Pending JPH10106879A (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | ブロックコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10106879A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006304410A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ駆動制御装置 |
| JP2006303050A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Hitachi Ltd | コンデンサユニット |
| JP2011091247A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 電子部品モジュール、これを備える電子機器、及び、電子部品モジュールの製造方法 |
| JP2011243676A (ja) * | 2010-05-17 | 2011-12-01 | High Energy Accelerator Research Organization | コンデンサ及びパルス成形回路 |
| KR101478013B1 (ko) * | 2013-05-31 | 2015-01-29 | 명지대학교 산학협력단 | 바이패스 기능을 갖는 y형 콘덴서 노이즈 필터 제조 방법 및 이에 의해 제조된 y형 콘덴서 |
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