JPH10107062A - プラズマクリーニング装置、プラズマクリーニング方法及び回路モジュールの製造方法 - Google Patents

プラズマクリーニング装置、プラズマクリーニング方法及び回路モジュールの製造方法

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JPH10107062A
JPH10107062A JP8256117A JP25611796A JPH10107062A JP H10107062 A JPH10107062 A JP H10107062A JP 8256117 A JP8256117 A JP 8256117A JP 25611796 A JP25611796 A JP 25611796A JP H10107062 A JPH10107062 A JP H10107062A
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plasma cleaning
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bare chip
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Tetsuhiro Iwai
哲博 岩井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半田から飛散するPb、Sn等がボンディン
グパッドに付着せずボンディングパッドを効果的に清浄
化できるプラズマクリーニング装置およびプラズマクリ
ーニング方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 チャンバー10と、チャンバー10内に
酸素ガスを含む反応ガスを供給する反応ガス供給部22
と、チャンバー10外へ排気を行う排気部23と、チャ
ンバー10内に設けられ、高周波電圧が印加される第1
電極15と、第1電極15と平行になるようにチャンバ
ー10内に設けられ、かつ基板1を支持するとともに、
電気的に接地される第2電極16と、第2電極16によ
って支持される基板1の周囲を包囲するシールド24と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、混載方式の基板な
どの対象物をクリーニングするプラズマクリーニング装
置、プラズマクリーニング方法及びこの対象物からなる
回路モジュールの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一つの基板上に半田によって固着
される半田付け部品とベアチップとを搭載する混載方式
の基板が用いられるようになってきている。また、この
基板により、回路モジュールが製造されるようになって
きている。
【0003】このような基板に、半田付け部品とベアチ
ップとを搭載するにあたり、先にベアチップを搭載する
と、半田付け部品のための半田の塗布が面倒になる。こ
のため、このような基板では、まず基板に半田付け部品
を半田付けし、次に基板をプラズマクリーニングしてベ
アチップのために基板に形成された、ボンディングパッ
ドの汚れ(主として有機物)を取除き、そしてベアチッ
プを搭載するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、このようなプラ
ズマクリーニングを行う際の問題点を説明する。図7
は、従来のプラズマクリーニング方法の現象説明図であ
る。図7において、1は混載方式の基板、2は半田付け
部品3用に形成された回路パターン、4は半田付け部品
3を回路パターン2に固着する半田である。
【0005】また5はベアチップを搭載するために形成
されたベアチップ搭載部であり、ベアチップ搭載部5の
周囲には、ベアチップがワイヤで接合されるべきボンデ
ィングパッド6が形成されている。
【0006】そして、ボンディングパッド6の表面に付
着している有機物を除去するため、プラズマクリーニン
グを行う。ところが、従来のプラズマクリーニング装置
によりこれを行うと、Ar+,H+,e-などの荷電粒子が
ボンディングパッド6のみならず、半田4にも衝突す
る。半田4は、Pb、Snなどの柔らかい金属の合金で
あり、このPb、Snが矢印Q1、Q2で示すように、
荷電粒子が衝突することによって飛散し、ボンディング
パッド6に付着する現象が起る。
【0007】このとき、飛散したPb、Snがボンディ
ングパッド6に付着する量よりも、矢印Q3で示すよう
に、荷電粒子がボンディングパッド6の付着物を取除く
量が多ければ、ボンディングパッド6は清浄になるので
あるが、実際には、時間の経過とともに、ボンディング
パッド6の付着物が増えてゆく傾向にあり、ボンディン
グパッド6は、清浄にはならない。
【0008】そこで本発明は、半田から飛散するPb、
Sn等がボンディングパッドに付着せずボンディングパ
ッドを効果的に清浄化できるプラズマクリーニング装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のプラズマクリーニング装置は、チャンバーと、チャン
バー内に酸素ガスを含む反応ガスを供給する反応ガス供
給部と、チャンバー外へ排気を行う排気部と、チャンバ
ー内に設けられ、高周波電圧が印加される第1電極と、
第1電極と対向するようにチャンバー内に設けられ、か
つクリーニングの対象物を支持するとともに、電気的に
接地される第2電極と、この第2電極によって支持され
る対象物を荷電粒子からガードするシールドとを備え
る。
【0010】本発明の請求項2記載のプラズマクリーニ
ング装置は、前記第1電極にヒータを設ける。
【0011】本発明の請求項3記載のプラズマクリーニ
ング方法は、チャンバー内で接地させた第2電極上に対
象物を支持するステップと、前記第2電極上に支持され
た対象物を荷電粒子からガードするシールドで包囲する
ステップと、前記チャンバー内に酸素ガスを供給すると
ともに、前記第2電極に対向する第1電極に高周波電圧
を印加することにより酸素ラジカルおよび荷電粒子を発
生させるステップと、を含む。
【0012】本発明の請求項4記載の回路モジュールの
製造方法は、半田付け部品用の回路パターンに半田付け
部品を半田付けするステップと、基板を、高周波電圧が
印加される第1電極と接地する第2電極との間に位置さ
せるとともに、基板を前記第2電極と同電位のシールド
で包囲した状態で、プラズマクリーニングを行うステッ
プと、ベアチップを基板に固着するステップと、ベアチ
ップとボンディングバッドとをワイヤで接合するステッ
プと、ベアチップの周囲を樹脂で封止するステップと、
を含む。
【0013】
【発明の実施の形態】上記構成において、対象物として
混載方式の基板上に半田付け部品が半田付けされたもの
を、チャンバー内に収納する。そして、この対象物を第
2電極上に支持し、対象物をシールドで保護する。そし
て、酸素ガスによる酸素プラズマを発生させる。この酸
素プラズマ中には、酸素イオン、電子などの荷電粒子
と、電気的に中性の酸素ラジカルが存在する。
【0014】そして、第1電極と第2電極との電位差に
よって荷電粒子は加速され、シールドに衝突する。しか
しながら、シールドと第2電極との間には電位差がない
ので、荷電粒子はシールド内、即ち対象物の周囲には到
来しない。
【0015】したがって、対象物の周囲には浮遊してい
る酸素ラジカルのみが到来することになる。これによっ
て、半田に荷電粒子が衝突することはないので、半田の
Pb、Sn等が飛散してボンディングパッドを汚染する
ことはない。また、ボンディングパッドには、酸素ラジ
カルが衝突する。この衝突によって、ボンディングパッ
ドに付着していた有機物は、二酸化炭素と水蒸気に分解
され、これら二酸化炭素、水蒸気は気化するので、ボン
ディングパッドが清浄になる。
【0016】次に図面を参照しながら、本発明の実施の
形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態におけ
るプラズマクリーニング装置の斜視図、図2および図3
は同断面図、図4は同動作説明図である。なお図中、従
来の構成を示す図7と同様の構成要素については、同一
符号を付すことにより説明を省略する。
【0017】図1および図2において、10は減圧雰囲
気を形成するためのチャンバーであり、接地されてい
る。このチャンバー10は、下方に開いた凹部10aを
有している。11は昇降機であって、バー12を介して
チャンバー10が結合されている。13はベース板であ
り、その上面は基板1の搬送を案内する搬送部となって
いる。14は基板1の搬送機構であって図示しない駆動
手段に駆動されて矢印N方向へ運動し、その先端の爪1
4aにより基板1をベース板13上をピッチ送りする。
また昇降機11が駆動するとチャンバー10は昇降す
る。図2はチャンバー10が下降してベース板13上を
閉じた状態を示しており、また図3はチャンバー10が
上昇してベース板13上を開いた状態を示している。図
3に示すようにチャンバー10を上昇させて開いた状態
で、爪14aにより基板1をピッチ送りして基板1をチ
ャンバー10に出し入れする。また図2に示すようにチ
ャンバー10を下降させて閉じ、凹部10aによって密
閉空間を形成した状態で、基板1のプラズマクリーニン
グを行う。
【0018】図2において、15はチャンバー10の上
部に水平に保持され、かつ高周波電源17により高周波
電圧が印加される第1電極である。チャンバー10と第
1電極15は、絶縁材19により絶縁されている。16
は第1電極15の下方にあってこれと平行に対向し、電
気的に接地される第2電極である。第2電極16の内部
には、有機物との分解反応を促進してクリーニング効果
をあげるために、ヒータ18を設けて第2電極16及び
基板1の温度を高くするようになっている。第2電極1
6は、その上面とベース板13の上面とが同じ高さにな
るようにベース板13に取り付けられており、爪14a
による基板1の搬送を可能にしている。
【0019】22は、酸素ガスを含む反応ガスをチャン
バー10内に供給する反応ガス供給部、23はチャンバ
ー10内から排気を行う排気部である。24は凹部10
aのほぼ中段に第1電極15および第2電極16と平行
に設けられ、導電体からなる網状のシールドである。こ
のシールド24も、チャンバー10を通して接地されて
いる。後述するように、シールド24は第2電極16上
の基板1に荷電粒子が衝突しないように、基板1をガー
ドする。
【0020】このプラズマクリーニング装置は上記のよ
うな構成より成り、次に動作を説明する。図2に示すよ
うに基板1をチャンバー10内に収納して第2電極16
上に支持させ、チャンバー10を閉じる。次いで、排気
部23を駆動することにより、チャンバー10内を減圧
し、反応ガス供給部22を駆動して酸素ガスを含む反応
ガスをチャンバー10内に導入する。そして、酸素ガス
の圧力が所定値となったところで、高周波電源17を駆
動し、第1電極15に高周波電圧を印加する。すると、
第1電極15と第2電極16との間に、酸素プラズマが
発生する。この酸素プラズマの中には、酸素イオン、電
子などの荷電粒子と、電気的に中性の酸素ラジカルとが
存在する。
【0021】そして、図4に示すように、第1電極15
と第2電極16との電位差により、荷電粒子は加速され
シールド24へ達するが、第2電極16とシールド24
は共に接地されて同電位であるため、荷電粒子はシール
ド24にガードされてシールド24内に進入しない。即
ち、シールド24の内部には、酸素ラジカルのみが進入
する。
【0022】この酸素ラジカルにより、ボンディングパ
ッド6に付着している有機物は、分解されて気化し、排
気部23によりチャンバー10外へ排出され、ボンディ
ングパッド6は清浄になる。またこのとき、ヒータ18
を駆動して、第2電極16、即ち基板1の温度を高め
て、上述した分解を促進し、短時間で効果的なクリーニ
ングを行うことができる。
【0023】次に、上述したプラズマクリーニング方法
を用いた、回路モジュールの製造方法について説明す
る。図5(a),(b)は、本発明の一実施の形態にお
ける回路モジュールの製造方法のフローチャート、図6
(a),(b),(c),(d),(e)は同回路モジ
ュールの製造方法の工程説明図である。
【0024】図5(a)に沿って、図6を参照しなが
ら、回路モジュールの製造方法の各過程について説明す
る。まず図6(a)に示すように、基板1の回路パター
ン2上にスクリーン印刷法によって、半田4を塗布し、
塗布した半田4の上に半田付け部品3を搭載する(矢印
N1)。
【0025】次いで、基板1をリフロー装置などの加熱
装置に入れ、半田4を溶融させた後固化させて、図6
(b)に示すように、半田付け部品3を回路パターン2
に半田付けする。
【0026】次に、基板1を図2〜図4を参照して説明
した方法で、プラズマクリーニングする。これにより、
ボンディングパッド6に付着した有機物を取除くことが
でき、半田4のPb,Snなどがボンディングパッド6
に付着しないようにすることができる。
【0027】図6(c)に示すように、ベアチップ搭載
部5に接着剤26を塗布した後、接着剤26上にベアチ
ップ27を搭載する。そして、基板1をキュア装置など
に送り、接着剤26を硬化させることにより、ベアチッ
プ搭載部5にベアチップ27を固着する。
【0028】次に、図6(d)に示すように、ベアチッ
プ27とボンディングパッド6をワイヤ28で接合し、
ベアチップ27の周囲を、樹脂29で封止することによ
って、回路モジュールを得ることができる。
【0029】また図5(b)に示した製造方法は、図5
(a)の手順を若干変更したものである。即ち、図5
(b)によると、プラズマクリーニングを半田付け部品
3の固着工程(図6(b))とベアチップ26の実装工
程(図6(c))との間に行うのではなく、ベアチップ
27の固着工程(図6(c))がすんだ直後にプラズマ
クリーニングを行い、クリーニングの直後に清浄になっ
たばかりのボンディングパッド6を用いてワイヤボンデ
ィングを行うようにしている。そのほかは、図5(a)
と同様である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、混載方式の基板などに
おいて、半田の成分の二次的な付着を防止でき、効果的
にクリーニングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるプラズマクリー
ニング装置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態におけるプラズマクリー
ニング装置の断面図
【図3】本発明の一実施の形態におけるプラズマクリー
ニング装置の断面図
【図4】本発明の一実施の形態におけるプラズマクリー
ニング装置の動作説明図
【図5】(a)本発明の一実施の形態における回路モジ
ュールの製造方法のフローチャート (b)本発明の一実施の形態における回路モジュールの
製造方法のフローチャート
【図6】(a)本発明の一実施の形態における回路モジ
ュールの製造方法の工程説明図 (b)本発明の一実施の形態における回路モジュールの
製造方法の工程説明図 (c)本発明の一実施の形態における回路モジュールの
製造方法の工程説明図 (d)本発明の一実施の形態における回路モジュールの
製造方法の工程説明図 (e)本発明の一実施の形態における回路モジュールの
製造方法の工程説明図
【図7】従来のプラズマクリーニング方法の現象説明図
【符号の説明】
1 基板 10 チャンバー 15 第1電極 16 第2電極 18 ヒータ 22 反応ガス供給部 23 排気部 24 シールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // H05K 3/26 H01L 21/302 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャンバーと、このチャンバー内に酸素ガ
    スを含む反応ガスを供給する反応ガス供給部と、このチ
    ャンバー外へ排気を行う排気部と、このチャンバー内に
    設けられ、高周波電圧が印加される第1電極と、この第
    1電極に対向するように前記チャンバー内に設けられ、
    かつクリーニングの対象物を支持するとともに、電気的
    に接地される第2電極と、この第2電極によって支持さ
    れる対象物を荷電粒子からガードするシールドとを備え
    ることを特徴とするプラズマクリーニング装置。
  2. 【請求項2】前記第1電極には、ヒータが設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載のプラズマクリーニン
    グ装置。
  3. 【請求項3】チャンバー内で接地させた第2電極上に対
    象物を支持するステップと、 前記第2電極上に支持された対象物を荷電粒子からガー
    ドするシールドで包囲するステップと、 前記チャンバー内に酸素ガスを供給するとともに、前記
    第2電極に対向する第1電極に高周波電圧を印加するこ
    とにより酸素ラジカルおよび荷電粒子を発生させるステ
    ップと、を含むことを特徴とするプラズマクリーニング
    方法。
  4. 【請求項4】半田付け部品用の回路パターンとベアチッ
    プ用のボンディングパッドとを備えた混載方式の基板に
    よる回路モジュールの製造方法であって、 前記回路パターンに半田付け部品を半田付けするステッ
    プと、 基板を、高周波電圧が印加される第1電極と接地する第
    2電極との間に位置させるとともに、基板を前記第2電
    極と同電位のシールドで包囲した状態で、プラズマクリ
    ーニングを行うステップと、 ベアチップを基板に固着するステップと、 ベアチップとボンディングバッドとをワイヤで接合する
    ステップと、 ベアチップの周囲を樹脂で封止するステップと、を含む
    ことを特徴とする回路モジュールの製造方法。
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