JPH10107252A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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- JPH10107252A JPH10107252A JP8261004A JP26100496A JPH10107252A JP H10107252 A JPH10107252 A JP H10107252A JP 8261004 A JP8261004 A JP 8261004A JP 26100496 A JP26100496 A JP 26100496A JP H10107252 A JPH10107252 A JP H10107252A
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Abstract
処理等が不要で、駆動周波数を上げずにフレームレート
を適宜変更できる固体撮像装置を提供する。 【解決手段】受光部で発生した電荷を縦方向に転送する
垂直転送部12と、垂直転送部12からの電荷を横方向
に転送する水平転送部4とを有する固体撮像装置であっ
て、両転送部12,4の接続箇所に、垂直転送部12か
らの電荷を、印加される制御信号φc に応じて選択的に
掃き捨てる電荷掃捨て部を有する。具体的に電荷掃捨て
部は、制御信号φc が印加される制御電極34と、制御
信号φcに応じて障壁電位の大きさが変化する電位障壁
領域と、電位障壁領域を介して電荷が掃き捨てられる不
純物領域26とから構成される。この掃捨て電荷を制御
電極34を介して排出させ、また制御電極34で電位障
壁領域のほかに不純物領域26の拡散電位をも制御させ
ると、電荷掃捨て制御が容易であり好ましい。
Description
る全エリア内の画素データを適宜間引いて出力すること
ができるCCD(Charge Coupled Device) 型等の固体撮
像装置に関する。
のCCD型固体撮像装置の概略構成を示すブロック図で
ある。このCCD型固体撮像装置(CCDイメージャ)
は、撮像部100、水平CCD110、出力部120か
ら構成されている。撮像部100は、光電変換を行なう
フォトダイオード101、読出ゲート102及び垂直C
CD103からなるユニット(単位)セル104を、平
面マトリックス状に多数配置させて構成されている。こ
こで、フォトダイオード101内の符号R1,R3,…、G
2,G4,…, Gn 、B2,B4,…, Bn は、その上方に形成
された色フィルタアレイの配列を示し、Rはレッド,G
はグリーン,Bはブルーである。この図示例の色フィル
タアレイは、いわゆるベイヤ配列と称され、Gが市松模
様でRとBが線順次の色配列となっている。
おける走査方式では、1秒間に送ることができる画面数
(以下、フレームレートという)が周波数帯幅の制限か
ら30程度に制限され、1画面(フレーム)を2フィー
ルドに分けて飛び越し走査し、30枚の画面を見かけ上
60枚に分けて伝送することにより、周波数帯幅を上げ
ることなく画面のちらつきを防止している。
CCDイメージャが1/60秒で完成した1画面分の信
号電荷(全画素からでなくても可)を出力することがで
きる電荷蓄積モードとしては、画素混合を行なわないフ
レーム蓄積モードと、画素混合を行なうフィールド蓄積
モードとに大別される。
では、1フレームの画像情報を出力するに際し、最初の
1/60秒(第1フィールド期間)で奇数行の信号電荷
が読み出され、次の1/60秒(第2フィールド期間)
で残りの偶数行の信号電荷が読み出される。この方式
は、静止画像に対しては画素数で決まる限界解像度が得
られるものの、蓄積時間が長く、素早く動く被写体に対
しては光電変換時と信号電荷の読出し時に時間的なズレ
があるために、一種の残像現象を生じて動画像に対して
必ずしも高い解像度が得られないといった欠点がある。
積モードによる画像読出し方式では、第1フィールド期
間は隣り合った走査線を2本ずつ組み合わせて信号電荷
を加算して読み出し、次の第2フィールド期間は1本ず
れた走査線の組み合わせにおいて同様に信号電荷を加算
して読み出す。この方式は、両フィールド期間とも全画
素の信号電荷が読み出されるので蓄積時間が短く時間的
なズレも小さいので、動画像に対する解像度が向上する
ものの、走査線2本で読み出すので垂直解像度が低下す
るといった欠点がある。
画などの垂直解像度と、動画解像度とについて、トレー
ドオフ(trade off) の関係にある。
タを出力できるCCDイメージャの開発要求が高まって
きており、例えばVGA(Video Grafic Array)フォーマ
ットのCCDイメージャとして、上記2方式の欠点を有
しない全画素読出し方式が採用され、垂直有効ライン
数:485の全画素を1/30秒で順次出力するように
したものが開発されている。
の動作を、図10を用いて説明すると、各フォトダイオ
ード101で光電変換により発生した電荷を一定期間蓄
えた後、その蓄積後の信号電荷を垂直帰線期間に、転送
ゲート102を開くことにより、全てのフォトダイオー
ド101から信号電荷を一斉に垂直CCD103に掃き
出す。垂直CCD103には、3相の垂直駆動パルスが
印加され、この垂直駆動周波数に応じて電荷を順次下方
に移動させ、水平CCD110に送る。この水平CCD
110には、例えば2相の水平駆動パルスがCRTモニ
タといった表示装置の水平走査タイミングに同期して印
加され、この水平駆動周波数に応じて全画素の電荷が順
次出力部120で増幅された後、外部に出力される。
03に3相駆動方式を採用して全画素の信号電荷を一斉
に垂直CCD103に読み出し、1/30秒かけて1フ
レーム分の完全な画像を画素混合を行なわずに順次読み
出すことから、垂直解像度が高く、光電変換時と信号電
荷の読出し時との時間的なズレが小さいことから、動画
及び静止画双方とも解像感の高い鮮明な画像を得ること
が可能である。
メージャに例示される従来の全画素読出し方式の固体撮
像装置では、前記したようにフレームレートが30程度
に制限されていることから、その出力データをNTSC
規格の表示装置にそのまま入力できないといった課題が
あった。すなわち、この方式では1フレームが1/30
秒程度で出力されるので、1/60秒ごとに画像表示さ
せる現行の表示装置では、その上半分又は下半分の画像
しか表示できない。したがって、このような固体撮像装
置からの出力データを画像表示させようとすると、この
データを一旦外部のメモリに取り込み、インターレス変
換して表示装置に入力させることが必要なことから、こ
のような処理を短時間に行なうためのハード的な負担は
かなり大きなものであった。
て、単純にフレームレートを2倍にすることも考えられ
る。従来の固体撮像装置で、その出力データのフレーム
レートを倍増しようとすると、水平駆動周波数を現行の
2倍にすることでしか対応できない。ところが、水平駆
動周波数を現行の2倍に上げようとすると、このためだ
けに高い周波数の駆動パルスを生成しなければならず、
また表示装置側の水平走査タイミングとの同期がとりず
らい点が問題となる。そもそもCTSC規格では、周波
数帯域幅を上げずに画面のちらつきを無くすためにイン
ターレスの走査方式が採用されていることを勘案する
と、この周波数を上げる方法は、表示装置との整合性が
悪くなりフレームレートをかせぐ方法として得策でな
い。また、仮に高い周波数生成や整合性の問題が解決さ
れたとして、水平駆動周波数を2倍にしたからといっ
て、水平走査の単位時間である、いわゆる1Hの期間が
半分になったに過ぎず、外部のメモリ処理が必要なこと
に何ら変わりはない。
れ、出力データを表示装置に入力する前に外部でのメモ
リ処理等が不要で、駆動周波数を上げずにフレームレー
トを適宜変更できる全画素読出し方式の固体撮像素子を
提供することを目的とする。
点を解決し、上記目的を達成するために、本発明の固体
撮像装置では、インタライン型の固体撮像素子におい
て、その垂直転送部(例えば、垂直CCD)と水平転送
部(例えば、水平CCD)との接続箇所付近に、信号電
荷を行単位で間引くことができる電荷掃捨て部を設け、
これによりモニタ等の表示装置へ送る画像データのフレ
ームレートを高くすることができるようにした。すなわ
ち、本発明の固体撮像装置は、画素ごとに設けられマト
リックス状に配列された受光部と、縦方向に連なった受
光部列と所定距離をおいて配置され、受光部で発生した
電荷を列方向に転送する垂直転送部と、垂直転送部から
送られてきた電荷を行方向に転送する水平転送部とを有
する固体撮像装置であって、前記垂直転送部と前記水平
転送部との接続箇所に、垂直転送部から送られてきた電
荷を、印加される制御信号に応じて選択的に掃き捨てる
電荷掃捨て部を有することを特徴とする。
には、垂直転送部からの電荷出力タイミングを制御し、
或いは規則正しい画素配列の中心側に対する配列端側の
パターン的な誤差を低減するといった目的で、受光部を
有しない疑似画素(例えば、図10の符号105で示
す)が設けられていることも多い。本発明における電荷
掃捨て部を、この疑似画素内に形成させると、配置スペ
ースの増大がなく好ましい。
れを、前記制御信号が印加される制御電極と、制御電極
の下方の半導体基板に形成され制御信号に応じて障壁電
位の大きさが変化する電位障壁領域と、半導体基板に形
成され障壁電位が下がった前記電位障壁領域を介して前
記接続箇所から電荷が掃き捨てられる不純物領域とから
構成させるとよい。
側に排出するようにしてもよいが、好ましくは、不純物
領域を制御電極と電気的に接続させ、この制御電極を介
して排出させるとよい。
位を制御するほかに、不純物領域の拡散電位をも制御す
ると、電荷の掃捨て制御が容易であり好ましい。すなわ
ち、この場合、前記電位障壁領域および前記不純物領域
は、少なくとも半導体基板表面側で隣接し、電位障壁領
域と前記制御電極との間には絶縁膜が介在され、不純物
領域は、当該絶縁膜に形成された接続孔を介して制御電
極と接続されていることを他の特徴とする。
単位で確実に行なうためには、制御信号を垂直転送部の
転送タイミングに同期したパルス列から構成させ、ま
た、各各垂直転送部ごとに電荷掃捨て部を設けて、その
制御信号すべてを同期させるとよい。
置を、図面を参照にしながら詳細に説明する。ここで
は、垂直有効画素485ラインをもち、1ラインを出力
するのに63.5μsecを要する全画素読出し方式の
CCD型固体撮像装置(CCDイメージャ)で、色配列
はGが市松模様でRとBが線順次のものを例として、本
発明を説明する。
方式のCCDイメージャの概略構成を示すブロック図で
ある。このCCDイメージャは、撮像部2、水平転送部
(水平CCD4)、出力部6から構成されている。撮像
部2は、光電変換を行なう受光部(フォトダイオード
8)、読出ゲート10及び垂直転送部(垂直CCD1
2)からなるユニットセル14(本発明では、このユニ
ットセルを“画素”と定義する)と、平面マトリックス
状に多数配置させて構成されている。ここで、垂直方向
のユニットセル14の個数(ライン数)は485であ
る。また、フォトダイオード8内の符号R1,R3,…、G
2,G4,…, Gn 、B2,B4,…,Bn は、その上方に形成
された色フィルタアレイの色配列を示し、Rはレッド,
Gはグリーン,Bはブルーである。この図示例の色フィ
ルタアレイは、いわゆるベイヤ配列と称され、Gが市松
模様でRとBが線順次の色配列となっている。
図示しないが、半導体基板内の表面側に不純物が導入さ
れて形成されたマイノリティ・キャリアの電位井戸と、
絶縁膜を介して基板上に繰返し分離して形成された複数
の電極層(以下、この複数の電極層を“転送電極”と総
称する)とから構成されている。これらCCD4,12
は、その転送電極に対し転送クロック信号が周期的に2
相或いは3相にずらして印加され、これにより電位井戸
内の電荷が転送クロック信号の位相ズレ方向に転送され
る、いわゆるシフトレジスタとして機能する。
垂直CCD12と水平CCD4との各接続箇所には、垂
直CCD12内を転送されてきた電荷を、印加される制
御信号に応じて選択的に掃き捨てる本発明の電荷掃捨て
部16が設けられている。
接続箇所付近には、垂直CCD12からの電荷出力タイ
ミングを制御し、或いは規則正しい画素配列の中心側に
対する配列端側のパターン的な誤差を低減するといった
目的で、受光部を有しない疑似画素が設けられているこ
とが多い。本実施形態では、この疑似画素の領域内に電
荷掃捨て部16が形成されている。疑似画素では、垂直
CCD12からの電荷出力タイミングを制御する電極が
設けられていることもあるが、その下の通常画素で受光
部に相当する半導体基板部分は、例えばチャネルストッ
プ用の不純物領域が幅広く形成されているにすぎない。
本実施形態では、その半導体基板部分を利用して電荷掃
捨て部16を配置させ、これによってチップ面積の増大
を抑えている。
3には図2のII−II線に沿った断面を示す。図2中、符
号12aで示す縦長の帯は、垂直CCD12の垂直転送
チャネルを示し、この垂直転送チャネル12a下端に接
し符号4aで示す横長の帯は、水平CCD4の水平転送
チャネルを示している。図2に示すように、図の上方側
から第1垂直転送クロック信号φV1,第3垂直転送クロ
ック信号φV2,第2垂直転送クロック信号φV2 がそれ
ぞれ印加され、隣接する電極と上面視で所定幅だけ重ね
られた3つの電極V1,V3,V2 が、垂直CCD12の転
送電極として、その各垂直転送チャネル12aを横切る
ように設けられている。各電極V1,V3,V2 の材質は、
特に限定されず、例えばアルミニウム(Al)層等でも
よいが、本実施形態ではAl層は遮光用として用い、こ
の転送電極は3層ポリシリコン構造としている。すなわ
ち、第1の電極V1 は第1ポリシリコン層(1PS)か
ら構成され、第3の電極V3 は第3ポリシリコン層(3
PS)から構成され、第2の電極V2 は第2ポリシリコ
ン層(2PS)から構成されている。
直転送チャネル12aに挟まれた半導体基板には、先に
説明した受光部(フォトダイオード8)と読出ゲート1
0とが形成されている。読出ゲート10は、例えば、図
示せぬ読出ゲート電極の印加電圧に応じて、その障壁電
位の高さが変化する電位障壁層等から構成される。な
お、この図2に現れない更に上方側も、同様に、電極V
1,V3,V2 がこの順で繰り返し配線され、垂直転送チャ
ネル12aの間隔内にフォトダイオード8と読出ゲート
10が形成されて、各画素が構成されている。また、各
画素内で、フォトダイオード8周囲に形成されるチャネ
ルストップ用の不純物領域は、図2では簡略化のため省
略してある。
れた画素領域(疑似画素領域)の構成を、図3の断面図
をも参照しながら説明する。図3に示すように、n型の
半導体基板18の表面側にp型のウェル20が形成さ
れ、このp型ウェル20内には、高濃度のp型不純物が
導入されたチャネルストップ用の不純物領域22がn型
の基板領域に達するまで深く形成され、これが所定間隔
をおいて繰り返し配置されている。そして、このチャネ
ルストップ用の不純物領域22の間隔内には、n型の不
純物が導入された上記垂直転送チャネル12aと、p型
の不純物が導入された電位障壁領域24と、n型の不純
物が高濃度に導入された不純物領域(電荷掃捨ドレイン
26)とが、この順で配置されている。
22,12a,24,26が繰り返し形成された半導体
基板18上には、図2に示すように、図の上方側から第
1垂直転送クロック信号φ1,第3垂直転送クロック信号
φ3,第2垂直転送クロック信号φ2 がそれぞれ印加さ
れ、隣接する電極と上面視で所定幅だけ重ねられた3つ
の電極28,30,32が、絶縁膜を介して積層されて
いる。また、この転送電極28,30,32上には、絶
縁膜を介して積層された制御電極34が、疑似画素領域
のほぼ全体に広く配線されている。
3ポリシリコン層(3PS)から構成させている。制御
電極34にAl層を用いてもよく、その場合は2層目の
Al層で遮光を行なうことになるが、遮光層は出来るだ
け下層側に位置させ光の受光部への回り込みを防止した
いとの要請から、ここではAl層を遮光用としてだけ用
いることとした。また、この制御電極34に3PSを割
り当てたので、3PSが転送電極として使えないことか
ら、この疑似画素領域における転送電極28,30,3
2は、それぞれ1PS,2PS,1PSで構成させてあ
る。なお、この図示例における1PSで構成された転送
電極28,32は、転送電極30との重ね幅を確保しな
がら電荷掃捨ドレイン26への転送クロック信号による
影響を低減するため、両電極28,32の向き合った縁
側が上面視で矩形波状に形成されている。
ルストップ用不純物領域22および垂直転送チャネル1
2a上に絶縁膜を介して積層された転送電極30(2P
S)と、転送電極30上に絶縁膜36を介して積層され
た制御電極34(3PS)とが現れている。この絶縁膜
36は、電位障壁領域24上から各電荷掃捨ドレイン2
6上に延設され、各電荷掃捨ドレイン26上にコンタク
ト孔36aがそれぞれ開口され、このコンタクト孔36
aを介して制御電極34が各電荷掃捨ドレイン26に接
続されている。
Sからなる次の電極38が所定幅で重ねられ、更に、こ
の電極38に対し、1PSからなる電極40が所定幅で
重ねられている。
は、それぞれ2PS,3PSで構成される水平転送電極
H2,H3 が、その水平転送チャネル4a方向に隣接する
電極と上面視で所定幅だけ重ねながら、交互に繰り返し
配置されている。互いに離間した各水平転送電極H2 に
は、第1水平転送クロック信号φH1 と第2水平転送ク
ロック信号φH2 とが交互に印加される。同様に、互い
に離間した各水平転送電極H3 には、第1水平転送クロ
ック信号φH1 と第2水平転送クロック信号φH2 とが
交互に印加される。また、全ての水平転送電極H2,H3
は、上記した電極40と上面視で所定幅だけ重ねられて
いる。
ージャの電荷読出し動作について、図4〜9をも参照し
ながら説明する。図1に示すように、色フィルタアレイ
としてGが市松模様でRとBが線順次のものを用いた場
合、カラー配列の最小繰返し単位はGが2画素でRとB
が1画素づつの計4画素構成となり、これが2ラインに
及ぶので、ここでは、電荷読出しと掃き捨てを2ライン
づつ繰り返す場合を例として説明する。
を示し、図4が垂直転送クロック信号および制御信号の
タイミングチャート、図5が垂直CCDによる電位井戸
と電荷の推移を示す図、図6は図3の断面におけるポテ
ンシャルイメージ図である。図1の各フォトダイオード
8で光電変換により発生した電荷を一定期間蓄えた後、
その蓄積後の信号電荷を垂直帰線期間に、転送ゲート1
0を開くことにより、全てのフォトダイオード8から信
号電荷を一斉に垂直CCD12に掃き出す。
直転送クロック信号φV1,φV2,φV3 が印加され、こ
の垂直駆動周波数に応じて信号電荷(本実施形態ではマ
イノリティキャリアである電子)を順次下方に移動させ
る。すなわち、信号電荷(電子)に対しては、電極に高
い電圧(例えば、0V)を印加した時にその直下に深い
電位井戸が形成され、低い電圧(例えば、−6.5V)
印加時に電位井戸が浅くなる。電極下の電位井戸が深い
場合をONで浅い場合をOFFとすると、この3相パル
ス駆動の場合は、図5に示すように、1電極ONと2電
極ONとの繰り返しで信号電荷が順次転送される。
の断面において転送電極30にのみに高い電圧(0V)
が印加されたときの垂直転送チャネル周囲の電位を模式
的に示したものである。このとき、制御電極34には低
い電位で維持されているので、電荷掃捨ドレイイン26
の電位が垂直転送チャネル12aよりも高く、また、両
者間に更に高い電位の電位障壁領域24が介在している
ので、垂直転送チャネル12a内の電荷は横方向には移
動できず、これに沿って移動する。したがって、図5に
示すように、従来と同様に信号電荷が次の“t6 ”を経
て、電極38,40の支配下に送られた後、図1の水平
CCD4に転送される。つぎの2パルス目も同様であ
る。
に、2相の水平転送クロック信号φH1,φH2 が、例え
ばCRTモニタといった表示装置の水平走査タイミング
に同期して印加され、この水平駆動周波数に応じて画素
2ライン分の信号電荷が順次出力部6に送られ、ここで
で増幅された後に外部へ出力される。
の画素2ライン分について、それぞれタイミングチャー
ト、電位井戸と電荷の推移を示す図、ポテンシャルイメ
ージ図を示す。この場合も、転送電極V1,V2,V3 の印
加電圧に応じて、1電極ONと2電極ONとの繰り返し
で信号電荷が順次転送されるが、この転送電極V1,V2,
V3 の支配下から信号電荷が脱したとき、即ち最後の電
極V2 がONからOFFとなったときに、いままで低い
電圧(例えば、0V)であった制御電極34に高い電圧
(例えば、15V)が印加される。これにより、図9に
示すように、電荷掃捨ドレイン26の電位井戸(拡散電
位)が垂直転送チャネル12aより深くなるとともに、
その中間値といった所定電位に電位障壁領域24の障壁
電位が低下する。この電位障壁領域24の電位低下量
は、制御信号による所定の印加電圧に対する電位障壁領
域24の濃度および絶縁膜36の厚さ等により決まる。
”に推移すると、電極30がONとなってその直下
で、図9の垂直転送チャネル12a部分に電荷が移動す
る。しかし、このときは既に電位分布が図6から図9に
変化していることから、電荷はこのチャネル部分に溜ま
ることができず、移動した先から電位障壁領域24を介
して電荷掃捨ドレイン26側に導かれる。電荷掃捨ドレ
イン26は、図3に示す如く、コンタクト孔36aを介
して制御電極34に直接接触していることから、電荷掃
捨ドレイン26に掃き捨てられた電荷は、制御電極34
を介して外部に排出される。したがって、図8に示すよ
うに、“t4 ”及び“t5 ”の間に電極30の直下に送
られてくる電荷は、遅くとも“t6 ”以後は垂直転送チ
ャネル12aから完全に消失し、したがって水平CCD
4からも出力されず間引かれる。以上の動作は2パルス
目も同様である。
485ラインを2ラインごとに電荷掃捨て部を介して間
引き、残りの2ラインにより構成される全エリアの半分
のラインをまず最初の1/60秒で読出し、次に電荷を
読出すラインと間引くラインとを切り替えることによ
り、残りの半分のラインを次の1/60秒で読み出すこ
とができる。すなわち、Gが市松模様でRとBが線順次
の色コーディングを保ったまま全エリアの信号(但し、
垂直解像度が従来の半分)を1/60秒にて出力でき
る。このため、従来方式のように全エリアの信号電荷を
メモリに取り込むことなくNTSC仕様のモニタに直接
入力することが可能となった。
ラインごとに電荷読出しと掃捨てとを繰り返す場合につ
いて説明したが、2ラインづつに限らず、色フィルタア
レイの配列に応じて、1ラインごと或いは他の複数ライ
ンごとに行なうことができる。この結果、モニタに限ら
ず、種々の画像入力機器にあわせて撮影画像のフレーム
レートを任意な倍率で変更することが可能となる。
レートを変更しない場合、このCCDイメージャでは、
垂直CCD12に3相駆動方式を採用して全画素の信号
電荷を一斉に垂直CCD12に掃き出し、1/30秒か
けて1フレーム分の完全な画像を画素混合を行なわずに
順次読み出すことができる。この場合、垂直解像度が高
く、光電変換時と信号電荷の読出し時との時間的なズレ
が小さいことから、動画及び静止画双方とも解像感の高
い鮮明な画像を得ることが可能である。
種々の変更が可能である。たとえば、前記した電荷掃捨
ドレイン26は、掃き捨てられた電荷を制御電極34側
でなく、基板18側に逃がす構造でもよい。先の説明で
は、制御電極34によって電位障壁領域24のみならず
電荷掃捨ドレイン26の電位を変化させるとした。しか
し、制御電極34を電荷掃捨ドレイン26に接触させな
い構造では、電荷掃捨ドレイン26は垂直転送チャネル
12aよりも予め低い電位で固定しておき、制御電極3
4によって電位障壁領域24のみ制御するようにしても
構わない。本発明は、画素単位の信号電荷、ひいてはラ
イン単位の信号電荷を任意に掃き捨てるもので、いわゆ
るオーバフロードレインといった余剰電荷の掃捨て部
を、各画素に或いは垂直CCDと水平CCDとの接続箇
所に設けることに対し、本発明が何ら制限を加えないこ
とはいうまでもない。
る固体撮像装置によれば、従来と同様に全画素の信号を
一斉に垂直CCDに読み出し出力することができるほ
か、従来ではできなかった垂直方向に連なった画素列の
任意の画素における発生電荷を、例えば画素単位,画素
ライン単位といった任意のまとまりで掃き捨てることが
できる。たとえば、Gが市松模様でRとBが線順次とい
ったRGBの繰返し最小単位が2ラインにわたる場合、
2ラインごとに、読出す画素と不純物領域に掃き捨てる
画素とを分けることにより、通常の2倍のフレームレー
トにて撮影画像を出力することが可能となる。これによ
り、例えばフレームレートが30で、1Hが63.5μ
secの固体撮像装置の場合、フレームメモリを経由さ
せることなくモニタ出力が可能となる。また、任意のラ
イン数の信号電荷を掃き捨てる(間引く)ことができ、
このため2倍速,3倍速と任意の倍率の出力モードで全
エリアからの画像を得ることが可能となる。
る前に外部でのメモリ処理等が不要で、駆動周波数を上
げずにフレームレートを適宜変更できる汎用性の高い全
画素読出し方式の固体撮像素子を提供することが可能と
なった。
CCDイメージャの概略構成を示すブロック図である。
示す、図2のII−II線に沿った概略断面図である。
直転送クロック信号および制御信号のタイミングチャー
トである。
戸と電荷の推移を示す図である。
るポテンシャルイメージ図である。
ック信号および制御信号のタイミングチャートである。
戸と電荷の推移を示す図である。
るポテンシャルイメージ図である。
撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
平転送チャネル、6…出力部、8…フォトダイオード
(受光部)、10…読出ゲート、12…垂直CCD(垂
直転送部)、12a…垂直転送チャネル、14…ユニッ
トセル(画素)、16…電荷掃捨部、18…半導体基
板、20…p型ウェル、22…チャネルストップ用の不
純物領域、24…電位障壁領域、26…電荷掃捨ドレイ
ン(不純物領域)、28,30,32…電極、34…制
御電極、36…絶縁膜、36a…コンタクト孔、38,
40…電極、H2,H3 …水平転送電極、V1,V2,V3 …
垂直転送電極、φH1,φH2 …水平転送クロック信号、
φV1,φV2,φV3 …垂直転送クロック信号、φc …制
御信号。
Claims (7)
- 【請求項1】 画素ごとに設けられマトリックス状に配
列された受光部と、 縦方向に連なった受光部列と所定距離をおいて配置さ
れ、受光部で発生した電荷を列方向に転送する垂直転送
部と、 垂直転送部から送られてきた電荷を行方向に転送する水
平転送部と、を有する固体撮像装置であって、 前記垂直転送部と前記水平転送部との接続箇所に、垂直
転送部から送られてきた電荷を、印加される制御信号に
応じて選択的に掃き捨てる電荷掃捨て部を有する固体撮
像装置。 - 【請求項2】 前記垂直転送部と前記水平転送部との接
続箇所に、前記受光部を有しない疑似画素が設けられ、 前記電荷掃捨て部は、当該疑似画素内に形成されている
請求項1に記載の固体撮像装置。 - 【請求項3】 前記電荷掃捨て部は、 前記制御信号が印加される制御電極と、 制御電極の下方の半導体基板に形成され、制御信号に応
じて障壁電位の大きさが変化する電位障壁領域と、 半導体基板に形成され、障壁電位が下がった前記電位障
壁領域を介して前記接続箇所から電荷が掃き捨てられる
不純物領域と、 から構成されている請求項1に記載の固体撮像装置。 - 【請求項4】 前記不純物領域は、前記制御電極と電気
的に接続されている請求項3に記載の固体撮像装置。 - 【請求項5】 前記電位障壁領域および前記不純物領域
は、少なくとも半導体基板表面側で隣接し、 電位障壁領域と前記制御電極との間には絶縁膜が介在さ
れ、 制御電極は、当該絶縁膜に形成された接続孔を介して不
純物領域に接続されている請求項4に記載の固体撮像装
置。 - 【請求項6】 前記制御信号は、前記電荷掃捨て部が前
記画素ごとに発生した電荷を単位として掃き捨て可能
に、前記垂直転送部の電荷転送タイミングに同期したパ
ルス列から構成されている請求項1に記載の固体撮像装
置。 - 【請求項7】 前記電荷掃捨て部は、前記垂直転送部ご
とに設けられ、 前記制御信号は、前記マトリックス状に配列された全画
素について、その発生電荷を電荷掃捨て部が行単位で掃
き捨て可能に、各垂直転送部間で同期したパルス列から
構成されている請求項6に記載の固体撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26100496A JP3750221B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26100496A JP3750221B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 固体撮像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10107252A true JPH10107252A (ja) | 1998-04-24 |
| JP3750221B2 JP3750221B2 (ja) | 2006-03-01 |
Family
ID=17355729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26100496A Expired - Fee Related JP3750221B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3750221B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001326344A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-11-22 | Eastman Kodak Co | Lodブルーミング抑圧構造を備えるフル・フレーム型イメージセンサ用高速掃き出し構造 |
| US6355949B1 (en) | 1998-12-10 | 2002-03-12 | Nec Corporation | Solid state imaging apparatus with horizontal charge transfer register which can transfer signal charge faster |
| JP2010011484A (ja) * | 2009-10-01 | 2010-01-14 | Sony Corp | 固体撮像素子およびカメラシステム |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP26100496A patent/JP3750221B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6355949B1 (en) | 1998-12-10 | 2002-03-12 | Nec Corporation | Solid state imaging apparatus with horizontal charge transfer register which can transfer signal charge faster |
| JP2001326344A (ja) * | 2000-03-22 | 2001-11-22 | Eastman Kodak Co | Lodブルーミング抑圧構造を備えるフル・フレーム型イメージセンサ用高速掃き出し構造 |
| JP2010011484A (ja) * | 2009-10-01 | 2010-01-14 | Sony Corp | 固体撮像素子およびカメラシステム |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3750221B2 (ja) | 2006-03-01 |
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