JPH10108009A - 画像処理方法及びその装置 - Google Patents

画像処理方法及びその装置

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JPH10108009A
JPH10108009A JP25491796A JP25491796A JPH10108009A JP H10108009 A JPH10108009 A JP H10108009A JP 25491796 A JP25491796 A JP 25491796A JP 25491796 A JP25491796 A JP 25491796A JP H10108009 A JPH10108009 A JP H10108009A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 nビットの多値画像データに空間フィルタ処
理を施し、更に2値或は多値画像データに変換し、更に
その変換した画像データを、それよりも解像度の高いド
ットを用いて表現できるデータに変換する画像処理方法
及びその装置を提供する。 【解決手段】 スキャナにより読取られて出力される1
画素がnビットで表される多値画像データを入力し、こ
の多値画像データをラインバッファ201,202にシ
フトインして格納する。ここで ラインバッファ20
1,202はメモリの同一アドレスの下位8ビットと上
位6ビットを使用して構成されており、これらラインバ
ッファ201,202に記憶された多値データ及び入力
される多値画像データはラッチ群203にラッチされて
3×3のラプラシアン・フィルタ・マトリクスが乗算さ
れて空間フィルタ処理が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理方法及びそ
の装置に関し、1画素がnビットで表される多値画像デ
ータを入力し、所望の階調数及び画素の深さに合わせ
て、そのnビット多値画像データを2値化或はm(n>
m>2)値化処理する画像処理方法及びその装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】スキャナにより原稿画像を読取って送信
できるファクシミリ等では、そのスキャナにより画像デ
ータを読み取る場合、その読取った画像データを送信す
るのか、或は単にコピーを取るのかといった、その画像
データの出力目的に合わせた処理を行っておらず、常に
所定の解像度で読取って、その画像データを2値化処理
していた。また、ファクシミリ装置で一般に用いられて
いる擬似中間調処理である誤差拡散処理の階調数におい
ても、コピーの場合でも送信の場合でも同様に、例えば
6ビットの64階調が固定的に採用されていた。
【0003】近年、LBP(レーザビームプリンタ)等
において、高解像度に記録を行うことができる記録装置
が安価に提供されるようになってきており、簡単に4値
等の多値記録ができるようになってきている。例えば、
主走査方向に1200dpi(ドット/インチ)の解像
度をもつ記録装置に、主走査方向の解像度が400dp
iの画像データを記録する場合には、入力される画像デ
ータの濃度値に応じ1200dpiの小ドットの個数
(ここでは3個)を入力画像の濃度値に対応させること
により、4値での記録が実現できる。もちろん400d
piで2値記録を行う場合には、黒ならば1200dp
iの小ドット3個を全てを黒に対応させ、白ならば12
00dpiの小ドット3個を全て白に対応させれば良
い。
【0004】また近年、コピー機器やファクシミリ装置
の複合化が進み、ファクシミリ装置においても、コピー
時には256階調以上の高品位な印刷が求められるよう
になってきている。この様なことから、ファクシミリ装
置のスキャナで原稿画像を読み取る際、その読取った画
像データを送信する場合には、例えば64階調の2値画
像データを2値化処理により生成し、コピーを取るため
に使用する時には、プリンタ部の記録特性(解像度や階
調性等)を最大限に生かすために、例えば256階調の
画像データをm値化処理により生成することが要望され
ている。このような画像処理に際して、2値化の画像処
理としては2値誤差拡散処理が広く用いられており、ま
たm値化処理としては、2値誤差拡散処理を拡張し、出
力値をm値化したm値誤差拡散処理が広く採用されてお
り、これら機能がそれぞれの装置の目的に応じて別々に
実装されているのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ファクシミリ装置等において、読取った画像を通信に用
いるために2値化処理する2値化処理回路と、読取った
画像を複写するための多値化処理を行う多値化処理回路
とを別々な回路で構成すると、ファクシミリ装置として
非常に高価なものとなってしまう欠点がある。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、入力された画像データの特定濃度領域でm値誤差拡
散の出力パターンを切り替えることにより、出力される
画像の画像品位を高めた画像処理方法及びその装置を提
供することを目的とする。
【0007】また本発明の目的は、フィルタ処理のため
に副走査方向の参照画素データを取り出すためのライン
バッファのメモリ容量を抑えることができる画像処理方
法及びその装置を提供することにある。
【0008】また本発明の他の目的は、後段の2値化或
は多値化処理に対応付けて、輝度−濃度変換の出力範囲
を切り換え、かつ出力に影響する濃度への変換を禁止す
ることにより、出力画像の品位の低下を防止した画像処
理方法及びその装置を提供することにある。
【0009】また本発明の他の目的は、m値化された画
像データをドット展開する際に、m値の入力画像データ
の画素が偶数番目の画素と奇数番目の画素の場合で対称
となるようにドットを配置することにより、それらドッ
トを用いて記録される画像の品位を高めることができる
画像処理方法及びその装置を提供することにある。
【0010】更に本発明の目的は、m値の入力画像デー
タに着目画素が中間値を有するかどうかを判定し、中間
値を有する場合には、その着目画素の左右に位置してい
る隣接画素を参照して、その隣接画素と着目画素との比
較結果によりドットの配置を決定することにより、画像
に含まれるエッジ部分の再現性を高めることができる画
像処理方法及びその装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の本発明の画像処理方法は以下のような工程を
備える。即ち、1画素がnビットで表される多値画像デ
ータを入力する画像入力工程と、前記画像入力工程で入
力された多値画像データに対して空間フィルタ処理を施
すフィルタ工程と、前記フィルタ工程によりフィルタ処
理された画像データに対して、当該画像データの各画素
データを2値或はm(m<n)値化する処理工程と、前
記処理工程で2値化或はm値化された画像データを、前
記画像データの解像度よりも高い解像度のドットの配列
に変換し、前記画像データの着目画素の隣接画素の濃度
勾配に応じて前記ドットの配列方向を異ならせるドット
配置工程とを有する。
【0012】上記目的を達成するために本発明の本発明
の画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、1
画素がnビットで表される多値画像データを入力する画
像入力手段と、前記画像入力手段により入力された多値
画像データに対して空間フィルタ処理を施すフィルタ手
段と、前記フィルタ手段によりフィルタ処理された画像
データに対して、当該画像データの各画素データを2値
或はm(m<n)値化する処理手段とを有し、前記フィ
ルタ手段は複数ラインに亙り、副走査方向に対応する各
画素データを同じアドレスに記憶する記憶手段を有す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0014】図1は、本実施の形態の画像処理装置の機
能全体を示す機能ブロック図である。
【0015】100はスキャナ部で、原稿画像をCCD
(固体撮像素子)等で読み取り、その読取ったアナログ
画像信号を、例えば8ビットのA/D変換器でデジタル
信号に変換し、1画素が8ビット(256階調)の画像
データとして出力する。またこのスキャナ部100は、
その画像読み取りと同時に、シェーディング補正等の、
CCD(固体撮像素子)や光学系の補正処理を行ってい
る。200は空間フィルタ処理部で、スキャナ部100
から出力される1画素が8ビットで表される画像データ
を入力し、その画像データに2次元の空間フィルタ演算
を施すことにより、その画像データの解像度補償を行っ
ている。尚、ここでもし変倍が必要ならば、スキャナ部
100と空間フィルタ処理部200との間で、不図示の
線形補間演算による変倍を行うことができる。300は
輝度濃度変換部で、例えばルックアップテーブル等を使
用して、空間フィルタ処理部200で解像度補償された
画像データ(輝度データ)を濃度データに変換する。
尚、この輝度濃度変換部300のルックアップテーブル
には、画像の濃い/薄いや、後で説明する2値化・4値
化等の画像処理モードに応じて、本実施の形態の画像処
理装置の制御部110(図2)からテーブルデータがダ
ウンロードされる。また、このルックアップテーブルに
は、LOG変換曲線を基に、更にプリンタ700の記録
特性を加味して補正を加えたデータが用いられている。
【0016】400は2値及び4値化処理部で、輝度濃
度変換部300より出力される濃度データを入力し、2
値化もしくは4値化処理を施して出力する。500はD
RAMやSRAM等で構成される画像メモリで、スキャ
ナ部100で読み取られ2値化もしくは4値化処理によ
り生成された1画素が2ビット或は1ビットで構成され
る画像データ、或は不図示の通信回線等を介して入力し
た画像データが画像ファイルとして蓄積している。60
0は2値・4値展開部で、主走査方向の記録解像度が1
200dpiであるプリンタ700に対し、400dp
iの2値画像データ或は400dpiの4値画像データ
を入力し、それぞれの画像データに対し最適な1200
dpiの小ドットの配置を施してプリンタ700に出力
する。プリンタ600は、例えば解像度1200dpi
のLBPプリンタであり、2値・4値展開部600で展
開された2値データ(0又は1)を用いて記録媒体(記
録紙等)に、その画像データを印刷している。
【0017】尚、本実施の形態では、多値誤差拡散処理
を4値化処理の場合で説明しているが本発明はこれに限
定されるものでなく、プリンタ700の解像度等に応じ
て、一般的にm値化処理できることはいうまでもない。
【0018】図2は本実施の形態の画像処理装置の基本
構成を示すブロック図で、前述の図1と共通する部分は
同じ番号で示し、その説明を省略する。
【0019】110は前述した装置全体を制御する制御
部で、マイクロコンピュータ等のCPU120、CPU
120によりる処理の実行時にワークエリアとして使用
され、各種データを一時的に保存するRAM121、C
PU120の制御プログラムやデータ等を記憶するプロ
グラムメモリ122等を備えている。またルックアップ
テーブル(LUT)123は、前述した輝度濃度変換に
使用されるテーブルを記憶している。また124は空間
フィルタ処理部200で使用されるラプラシアン・フィ
ルタ定数等を記憶している。111はスキャナ100に
より読取った原稿画像や、各種処理を施した画像を表示
する表示部である。201,202は後述する空間フィ
ルタ処理で使用されるラインバッファで、本実施の形態
では1アドレスが16ビットデータを記憶できるRAM
のアドレスを共通に使用することにより構成されてい
る。203は、後述するラインバッファ201,202
等の出力値をラッチするラッチ回路群である。
【0020】尚、図1の空間フィルタ処理部200は、
制御部110、ラインバッファ201,202及びラッ
チ群203等により達成され、輝度濃度変換部300の
処理は制御部110のCPU120などにより実現され
ている。また、本実施の形態では、4値・2値化処理部
400及び2値・4値展開部600をハードウェアで構
成しているが、CPU120により実行されるプログラ
ムにより実現されてもよい。
【0021】[実施の形態1]以下、本発明の実施の形
態1の各処理部の特徴を中心に詳細に説明する。
【0022】<空間フィルタ処理部200>通常、画像
データに対し空間フィルタ処理を施すためには、参照ラ
イン数分、もしくは(参照ライン数−1)分のラインバ
ッファが必要となる。この様なラインバッファは、従来
は外付けのSRAM等で構成されており、SRAMのビ
ット幅も8ビットのものが多数用意されていた。このこ
とから入力データが8ビットの場合、参照ラインバッフ
ァを全て8ビットのメモリで構成しても、装置コストの
面では特に問題はなかった。しかし、近年のIC技術の
進歩により、外部参照バッファに用いられるSRAMを
容易に内蔵できるようになってきている。ところが、こ
のようなラインバッファを内蔵させると、メモリ容量が
直接製造コストとして反映されるため、そのメモリ容量
を削減する必要がある。このことから、本実施の形態で
は、演算による影響が少ない程度にまで参照バッファの
有効数字を削減することにより、装置の性能維持と装置
コストの低価格化の両立を図っている。
【0023】図3(A)は、比較的良く用いられる解像
度補償のためのラプラシアン・フィルタのマトリックス
の一例を示す図、図3(B)は、そのマトリクス演算に
用いられるラインバッファを説明するための図である。
【0024】3ライン分の画像データ(画素データ)を
参照して空間フィルタ処理のための演算処理を行うため
には、副走査方向の画素を同時に参照するために8ビッ
トのラインバッファが2本必要となる。本実施の形態に
おいては、比較的演算の影響の少ないライン1のビット
数を8ビットから6ビットに減らすことにより、装置の
性能と装置コストのバランスを保つようにする。これに
より400dpiでB4判の画像データを記憶する場
合、8192ビット分、メモリ容量を削減することがで
きる。
【0025】図4は、空間フィルタ処理部200のライ
ンバッファとラッチ群の構成を示すブロック図である。
【0026】ラインバッファ201,202は、副走査
方向に画素データを遅延させ、3ライン分の画素データ
を同時に参照するためのラインバッファである。ラッチ
群203は、画素データを主走査方向に遅延させてい
る。これらラッチ群から空間フィルタ処理のためのデー
タが取り出される。
【0027】本実施の形態においては、画像データの1
画素を8ビットで表わし、ラインバッファ201,20
2を1つのRAM(16ビット/1アドレス)で構成
し、RAMの下位(0〜7)ビット(8ビット)を1ラ
イン分遅延するためのラインバッファ202に、上位の
(8〜13)ビット(6ビット)を2ライン目の遅延の
ためのラインバッファ201に割り当てている。
【0028】またラッチ群203のライン3に相当する
ラッチ回路群203aには入力された画素データ(8ビ
ット)が直接ラッチされ、ライン2に相当するラッチ回
路群203bにはラインバッファ202の出力データ
(8ビット)がラッチされ、更にラッチ回路群203c
にはラインバッファ201の出力データ(6ビット)が
ラッチされる。
【0029】図5は、本実施の形態の空間フィルタ処理
部200におけるメモリアクセスを示すタイミングチャ
ートである。
【0030】クロック(DCLK)の立ち上がりに同期して入
力される画像データ(DATIN)は、クロック(DCLK)の立ち
上がりに同期してラインバッファ201,202の指示
されたアドレス(A1〜An)に格納される。図5のアクセス
は、このラインバッファに格納されたデータへのアクセ
スタイミングを示す図で、RDは読み出しタイミング
を、WRは書込みタイミングを示している。例えば、図
5の読み出し(RD)タイミング210において、ライ
ンバッファ(RAM)のアドレス“A1”に格納されて
いるデータ“D1”が2ビットシフトされたデータ(I
D1)が読み出され(RDDATで示される)、次の書込み
タイミング(WR)211で、その2ビットシフトされ
て読み出されデータ(ID1)と元のデータ(D1)と
が組み合わされて、同じアドレス(A1)に格納され
る。これにより、元の画素データ(D1)が、そのアド
レス(A1)の下位ビット(0〜7)に配置され、ま
た、2ビットシフトされたデータ(ID1)が、そのア
ドレス(A1)の上位ビット(8〜13)に配置され
る。このように、読み取りアドレスと書き込みアドレス
とが同一となるようにし、リードモディファイドライト
によりRAM(ラインバッファ)の更新を行う。このよ
うな動作を繰り返すことにより、RAMの下位ビット
(0〜7)位置(ラインバッファ202に相当)に1ラ
イン分だけ遅延された画素データが、同じアドレスの上
位ビット(8〜13)位置(ラインバッファ201に相
当)には、2ライン分遅延された画素データが格納され
ることになる。
【0031】ラインバッファ201,202から読み出
されたライン分遅延された画像データ及び入力される画
像データ(DATIN)は、クロック(DCLK)の立ち上がりに同
期して、順次ラッチ群203に取り込まれる。ラッチ群
203では、ラインバッファ201,202から読み出
されたデータ及び入力される画像データを、それぞれク
ロック(DCLK)の立ち上がりに同期して順次シフトする。
これにより、2次元(3×3)の画像データが取り出さ
れる。
【0032】ここで、ラッチ群203にラッチされたデ
ータの中で、図4のX,A,B,C,Dで示される各デ
ータが、図3(A)の空間フィルタのX,A,B,C,
Dの各位置に対応している。実際の空間フィルタの演算
においては、A及びBに対応する値は、メモリの上位6
ビットのみ値であるため、ビットシフトされて下位2ビ
ットに“00”が挿入され、8ビットデータとして演算
処理がなされる。
【0033】 filter = X<<2−((A<<2) + (B<<2) + C + D); 上の式は、本実施の形態の空間フィルタの演算をC言語
で表現したものである。Xはフィルタ係数が“4”であ
るため2ビットだけ左シフト(×4)を行い、A,Bは
6ビットデータを他の8ビットデータと同一に扱うため
にそれぞれ2ビット左シフトする。実際の装置において
は、例えば、このような演算をハードウェアで実現する
場合には、ラッチ回路群203より加算器への配線にお
いてビット位置をずらすことにより、このようなビット
シフトが実現される。ここで得られた空間フィルタ値が
Xのデータに更に加算され、解像度補償が行われた、1
画素が8ビットの画像データとして出力される。またこ
のような演算をソフトウェアにより実現する場合には、
レジスタのシフト命令を実行して加算することにより容
易に実現できる。
【0034】<輝度濃度変換部300>輝度濃度変換部
300は、空間フィルタ処理部200で解像度補償され
た1画素が8ビットの輝度データを入力し、ルックアッ
プテーブルを参照して濃度データに変換して出力する。
上述したように、通常、輝度濃度変換テーブルはLOG
変換に、更にプリンタ700の記録特性の補正を加えた
ものが用いられる。
【0035】本実施の形態では、ここで2値化処理及び
4値化処理のそれぞれのモードに対応し、後段の4値・
2値化処理部400で必要とされるデータ幅になるよう
に濃度データへの変換が行われる。
【0036】先ず本実施の形態では、2値誤差拡散処理
を行う場合には全白データが“0”、全黒データが“6
3”(6ビット)としてデータ処理がなされる。
【0037】図6(A)は、2値誤差拡散処理のための
輝度−濃度変換の特性例を示す図である。
【0038】2値誤差拡散の場合には、8ビット、即
ち、“0”〜“255”の画像データを入力し、6ビッ
ト、即ち、“63”〜“0”の濃度データに変換して出
力する。また、4値誤差拡散処理を行う場合には、全白
データが“0”、全黒データを“255”としてデータ
処理がなされる。
【0039】図6(B)は、4値誤差拡散処理のための
輝度−濃度変換の特性例を示す図である。ここでは8ビ
ット、即ち、“0”〜“255”の画像データを入力し
て、8ビット、即ち、“255”〜“0”の濃度データ
に変換して出力する。
【0040】更に、プリンタ700の性能によっては、
特定濃度の出力パターンを記録すると、記録された画像
品位が低下する(画像が荒れる)場合がある。例えば、
1画素が8ビットで表される256階調の画像データを
用い、4値誤差拡散処理を行ってプリント出力した場
合、濃度が“31”前後の濃度データの出力パターンの
画像が荒れる傾向にある。これは、濃度“31”の画像
データにおいて、誤差拡散の特性により出力データが
“0”と“1”の市松状態となり、この市松データに対
しプリンタ700の記録特性が追従できないためである
と考えられる。そこでこの様な場合には、記録された画
像が荒れるような濃度(ここでは濃度“31”)の画像
データを飛ばした輝度−濃度変換テーブルを作成する。
【0041】図6(C)は、このようにして濃度“3
1”を飛ばして作成された輝度−濃度変換テーブルの特
性例を示す図である。
【0042】<2値及び4値化処理部400>先ず、m
値化処理として4値誤差拡散処理のアルゴリズムに関し
て説明する。2値の誤差拡散と4値誤差拡散の違いは、
3個の閾値と4個の出力濃度より誤差が演算される点に
ある。4値における誤差拡散は2値の誤差拡散と同様
に、出力画素濃度(ここでは、DENT3=255,D
ENT2=170,DENT1=85,DENT0=0)
と、補正濃度X'ij(画素濃度Xijと誤差拡散量との総
和)との差を新たな誤差として、図7に示すように、近
接画素に誤差配分の拡散マトリックスに対応した重み付
けをしながら拡散していく。この近接画素への誤差の配
分に関する処理においては、2値誤差拡散及び4値誤差
拡散ともに同様に補正濃度X'ijは、 X'ij=Xij+SUM(Ekl×αkl)/SUM(αkl) ここでαは、誤差配分のための重み係数、Eklは、処理
画素以前に発生した誤差を示している。
【0043】次に、補正濃度X'ijの信号レベルを以下
に示す式(1)〜(4)を用い、3個の閾値により判定
して記録出力信号レベル(OUTPUT)及び誤差量
(E)を決定する。
【0044】ここで各閾値はそれぞれ、TH1=(DE
NT1+DENT0)/2、TH2=(DENT2+DEN
T1)/2、TH3=(DENT3+DENT2)/2であ
る。
【0045】 X'ij>TH3 ならば出力画素濃度 OUTPUT=3 で誤差 E=X'ij−DENT3 …(1) TH3>=X'ij>TH2 ならば出力画素濃度 OUTPUT=2 で誤差 E=X'ij−DENT2 …(2) TH2>=X'ij>TH1 ならば出力画素濃度 OUTPUT=1 で誤差 E=X'ij−DENT1 …(3) TH1>=X'ij ならば出力画素濃度 OUTPUT=0 で誤差 E=X'ij−DENT0 …(4) ここで発生する新しい誤差E=X'ij−(DENT3,D
ENT2,DENT1,DENT0)を、図7に示すよう
な重み付けで、再度、近画素素に拡散して配置する。こ
れを繰り返すことにより、8ビットの入力画像データ
(0〜255)は4値(0〜3)のいずれかのデータに
変換されて出力されることになる。
【0046】また、2値誤差拡散処理の場合は、上記4
値誤差拡散の誤差演算のための濃度をBDENT1=6
3,BDENT0=0とし、閾値をBTH1=(BDEN
T1+BDENT0)/2とすると、下記の式(5),
(6)で示すように、出力画素濃度(OUTPUT)に
応じて決定される誤差(E)を、前述と同様に新しい誤
差として、図7に示す重み付けで拡散して配置すること
になる。
【0047】 X'ij>BTH1 ならば出力画素濃度 OUTPUT=1 で誤差 E=X'ij−BDENT1 …(5) BTH1>=X'ij ならば出力画素濃度 OUTPUT=0 で誤差 E=X'ij−BDENT0 …(6) 本実施の形態では、2値誤差拡散と4値誤差拡散処理に
おいて、誤差の分配演算が共通なことに着目し、誤差配
分の演算処理のブロック及び誤差バッファのアクセスブ
ロックを共通化することで、装置の規模が大きくなるこ
とを防止しつつ、4値誤差拡散と2値誤差拡散を同時に
実現することができる。具体的には、誤差配分演算回路
を有効ビット数の大きい4値誤差拡散の有効ビットで構
成し、誤差バッファに格納する際に、有効ビット数を2
値画素拡散の有効ビット数にクランプ処理することによ
り、誤差バッファメモリのサイズを抑える。本実施の形
態では、誤差バッファを6ビットにし、この誤差バッフ
ァに格納する際に算出された誤差量を“−32”〜“+
31”にクランプ処理している。
【0048】図8は、本実施の形態における2値誤差拡
散及び4値誤差拡散処理を共通に処理するための誤差拡
散回路例を示すブロック図である。
【0049】401〜403はラッチ回路で、重み付け
分配され拡散される誤差データを保持しており、画素ク
ロックに同期してデータが更新される。404〜407
は加算器で、後述の誤差配分器411から出力される、
各画素の処理時に発生する誤差が分配されたデータの加
算を行う。408はクランプ処理回路で、加算器405
の出力データが“−32”以下の場合は“−32”に、
“+31”以上の場合は“31”にそれぞれクランプ処
理し、6ビットの符号付きデータ(“−32”〜“3
1”)に変換して画像メモリ500に出力する。409
は比較器で、2値もしくは4値誤差拡散のそれぞれの処
理モードに応じて、加算器407から出力される誤差デ
ータにより補正された誤差濃度値を閾値と比較し、出力
値及び誤差演算の算出式を選択する信号415を出力し
ている。410は誤差算出器で、比較器409よりの信
号415、及び加算器407からの加算結果を入力し、
それにより決定される着目画素の新しい誤差量を算出し
て出力する。411は誤差配分器で、誤差算出器410
から出力される新しい誤差量に対し、図7に対応する重
み付け係数で誤差量を重み付けして、各加算器404,
405,406に分配している。
【0050】この4値・2値化処理部400におけるデ
ータの流れについて、4値誤差拡散処理を例に説明す
る。尚、2値誤差拡散の場合は、閾値及び新しい誤差算
出のための演算式が変わるだけで、以下に説明する4値
誤差拡散処理と同様な処理の流れで実施される。
【0051】先ず入力された画像データ414は、加算
器407においてラッチ403の出力(拡散された誤差
データ)と加算され、比較器409及び誤差算出器41
0に出力される。比較器409では、上式(1)〜
(4)に示すように、加算器407の出力データである
補正画素データと各閾値TH1〜TH3とを比較して4値
出力値を決定し、これと同時に新しい誤差量の算出式を
選択する選択信号415を誤差算出器410に出力す
る。この誤差算出器410では、上式(1)〜(4)に
相当する不図示の減算回路があり、上式(1)〜(4)
のいずれの結果を用いるかを、比較器409からの選択
信号415に応じて選択し、新しい誤差を出力する。
【0052】尚、誤差算出器410に設けられた減算器
に対し、比較器409からの選択信号415により減算
を行う値を切り替えることにより、新しい誤差量の算出
を行ってもよい。
【0053】こうして誤差算出器410から出力される
新しい誤差量は、誤差配分器411で図7に対応する重
み付けが行なわれ、その結果が各加算器404,40
6,409及びラッチ401に出力される。ここで“W
3”の重み付けがなされた誤差は、ラッチ401にラッ
チされ、これにより次の画素の誤差算出により生成され
る誤差の“W2”の重み付けされた誤差と加算器404
により加算される。この加算器404の出力はラッチ4
02にラッチされ、更に、次の画素の誤差算出により生
成される誤差の“W1”の重み付けされた誤差と加算器
405で加算される。この加算器405の出力は、処理
ラインの次ラインに拡散される誤差量であり、クランプ
回路408により“−32”から“31”の符号付き6
ビットのデータにクランプ処理されて出力される。クラ
ンプ処理回路408の出力は、1ライン分データを遅延
させるために、一旦誤差バッファに格納され、次のライ
ンを処理する際に読み出される。
【0054】また、加算器406では、1ライン分遅延
された誤差バッファから読み出し値と、“W4”の重み
付けされた誤差量とを加算し、その加算結果をラッチ4
03にラッチする。ラッチ403は、拡散された誤差の
総和を補正量として出力する。これ以降、加算器407
に戻り逐次、入力した画像データ414との加算が行わ
れることにより、4値化された画像データが比較器40
9より出力されることになる。
【0055】以上説明したように、入力された画像デー
タ414は、2値誤差拡散モード時には2値化され、4
値誤差拡散モード時には4値化され、2値データもしく
は4値データとして出力される。このとき各ラッチ及び
各加算器の有効ビット数は4値誤差拡散処理の有効ビッ
ト数に応じて構成される。
【0056】<2値・4値展開部600>2値・4値展
開部600では、主走査400dpiの解像度の画像デ
ータを1200dpiの解像度の2値記録ができるプリ
ンタ700に出力するため、入力データに応じて120
0dpiの“0”(白)及び“1”(黒)の画像データ
に変換する。
【0057】入力データが4値の画像データの場合に
は、その4値の値を1200dpiの小ドット3個から
なる個数に対応させる。先ず4値の値が“0”の場合に
は、1200dpiの小ドット全てが“0”の値を出力
する。次に4値の“1”の場合には、1200dpiの
3個の小ドットの内の1個を“1”とし、残りの2個を
“0”として出力する。同様に、4値の“2”の場合に
は、1200dpiの3個の小ドットの内2個を
“1”、残りの1個を“0”として出力し、4値データ
が“3”の場合には、1200dpiの小ドットの3個
全てを“1”として出力する。
【0058】また入力される画像データが2値の400
dpiの画像データの場合は、1200dpiの小ドッ
トを3個まとめて、入力2値データが“0”の場合は3
個の小ドットを全て“0”とし、2値入力データが
“1”の場合には、3個の小ドットの全てを“1”とし
て出力し、2値の400dpiの画像データの展開を行
う。こうして展開された“0”“1”で構成されるデー
タがプリンタ700により印刷される。
【0059】本実施の形態では、入力画像データとし
て、主走査400dpiで2値及び4値の画像データを
展開する場合を説明する。先に説明したように、主走査
400dpiの解像度の画像データを主走査方向に12
00dpiの解像度の2値記録ができるプリンタ700
に出力する場合、入力される4値の画像データを120
0dpiの小ドット3個の個数に対応させることで、4
値400dpiの画像データの記録が可能となる。また
入力データが2値の400dpiの画像データの場合
は、1200dpiの小ドットを3個をまとめて“0”
或は“1”にすることにより、2値データで400dp
iの画像データの記録が可能となる。
【0060】まず最初に本実施の形態における小ドット
の配置規則について説明する。
【0061】図9(A)は、255階調の画像データを
4値誤差拡散処理により4値化し、更に4値化された画
像データを画像濃度に応じて規則的に左から小ドットを
配置した場合の濃度データと記録濃度との関係を示すグ
ラフ図である。
【0062】通常、LBP等のプリンタ700は、入力
される画像データが“1”であるか“0”であるかに応
じて半導体レーザによる照射をオン/オフし、レーザ光
がオンされた点が黒で記録される。この時、レーザ光の
ドット径は円形であり、かつそのドット径は全黒を表現
するため、ドット同士が少しずつ重なるようなサイズの
ドットサイズが選択される。このため白黒が交互するよ
うな高い周波数を持ったオン/オフデータに対しては、
黒くて潰れがちなドットからなる画像として記録され
る。このようなことから、図9(A)に示すように、画
像データの濃度に対する記録濃度が極端に非線形なもの
になっている。
【0063】以上のような、プリンタ700の特性を考
慮して、本実施の形態では、小ドットを配置する際に、
以下に示すように、偶数画素の場合には配置パターン0
(pattern0)を選択して右側から黒ドット“1”を配置
し、奇数画素の場合には、配置パターン1(pattern1)を
選択し左側から黒ドット“1”を配置する。このように
して小ドットに展開することにより、出力データの周波
数成分が抑えられ、白黒が交互するようなパターンをな
くすことが可能となる。またこれと同時に、黒ドットが
極力連続するように配置されるため、ドット系のはみ出
しによる画像のつぶれが抑制されることになる。
【0064】 偶数画素 奇数画素 (配置パターン0) (配置パターン1) 画素濃度 0 000 000 1 001 100 2 011 110 3 111 111 図9(B)は、255階調の画像データを4値誤差拡散
より4値化し、更に4値化データを上記対称パターンを
用いて小ドットに展開して記録した場合での、画像の濃
度データと記録濃度との関係を示すグラフ図である。
【0065】図9(B)は図9(A)とは異なり、画像
データの濃度に対する記録濃度の関係が、図9(A)よ
りもかなり線形なものとなっている。このことから上記
配置パターンを用いてドット展開して記録した場合に
は、より階調特性に優れた画像を記録することが可能と
なる。
【0066】しかしながら、このような配置パターンを
用いた場合、中間調表現は問題ないが、文字線画におい
てはエッジ部の画素が偶数にあたるか、奇数にあたるか
により、エッジ部において記録画像のキレが悪くなる可
能性がある。
【0067】図10(A)は、エッジの低濃度の部分が
主走査方向において奇数画素となるため、エッジ部で疑
似線が発生した例を示す図である。
【0068】このようなエッジ部での不具合を防止する
ために本実施の形態では、下記のような例外処理を行
う。即ち、本実施の形態では、m値化された画像データ
を入力する際に、着目画素濃度が“1”〜“(m−
1)”の中間値を取り、両隣の画素が式(7),(8)
を満たすか否かを判定する。そして、満たす場合には、
偶数或は奇数番目に関係なく、固定パターンを選択する
ようにする。つまり、着目画素と左右の画素の濃度とを
比較して画像のエッジ部であることを検出する。そして
エッジ部であれば、画素濃度の傾斜方向に応じて小ドッ
トを配置することにより、エッジ部での再現性を向上さ
せる。ここでDATn−1はDATnの右側の画素デー
タを示し、DATn+1はDATnの左側の画素データ
を示す。
【0069】 DATn−1<DATn<DATn+1→配置パターン0 …(7) DATn−1>DATn>DATn+1→配置パターン1 …(8) 図10(B)は、本実施の形態における偶数・奇数の対
称パターン展開に、更に例外処理を導入した場合の出力
例を示す図である。
【0070】これによれば、画像のエッジ部において疑
似線が発生することなく、良好な結果が得られているこ
とがわかる。
【0071】次に、図11を参照して、本実施の形態の
2値・4値展開部600の具体的な構成例を詳細に説明
する。
【0072】図11は、2値・4値展開部600におけ
る小ドットの配置を決定する回路の構成を示すブロック
図である。
【0073】ここに入力される画像データは、画像出力
をプリンタ700の水平同期信号に同期させるため、不
図示のラインバッファに一旦画像データがバッファリン
グされた後、その水平同期信号に同期させながらライン
バッファから読み出された画像データである。601は
デコーダで、着目画素値(DATn)及びその着目画素の主走
査方向の前後の画素値(DATn-1, DTAn+1)及び入力画素値
をカウントする1ビットのトグルカウンタの出力値61
0が入力される。尚、このトグルカウンタの出力値61
0により、その画素が偶数番目の画素か奇数番目の画素
かが判定される。
【0074】このデコーダ601におけるデコードの論
理は、下記のC言語で記述された論理式に従って、上記
配置パターン0か、配置パターン1のいずれかを選択す
るかを決定する選択信号SELをセレクタ602に出力
する。セレクタ602は、着目画素DATnの濃度値及
び選択信号SELの値に応じて、小ドットのパターンを
選択してパラレル・シリアル変換回路(P/S)603
に出力する。このパラレル・シリアル変換回路603で
は、入力される3ビットのデータを、プリンタ700が
要求する所望のスピードのシリアルデータに変換し、例
えばレーザ光のオン/オフデータとしてプリンタ700
に出力する。
【0075】 以上説明したように本実施の形態によれば、空間フィル
タ処理部200では、副走査方向の参照データを取り出
すためのラインバッファのビット数を減らすことがで
き、更には、2値化及び4値化に応じて輝度−濃度変換
の出力範囲を切り換え、また4値化処理において、誤差
拡散により誤差バッファに格納される誤差データを2値
化時の誤差バッファの有効数字のビット数にクランプ処
理することにより処理を行うブロックを共通にでき、プ
リンタの記録能力を最大限に生かした画像データを生成
することができる。
【0076】また以上説明したように本実施の形態によ
れば、m値化された画像データをドット展開してプリン
タ700に出力する際に、m値の入力画像データにおい
て、画素が偶数番目の画素と奇数番目の画素の場合で対
称となるようなパターンに小ドットを配置することによ
り、プリンタ装置の階調記録特性を大幅に向上させるこ
とができる。さらに、m値の入力画像データに着目画素
が中間値を有するかどうかを判定し、中間値を有する場
合には、その着目画素の左右に位置している隣接画素を
参照して、その隣接画素と着目画素との比較結果により
小ドットの配置を決定することにより、画像に含まれる
エッジ部分の再現性を高めた画像記録を提供することが
できる。
【0077】[他の実施の形態]次に本発明の他の実施
の形態である4値化手法のアルゴリズムについて説明す
る。尚、2値化の場合は、既知の2値誤差拡散法により
2値化されるため、ここではその説明を省略する。この
実施の形態では、プリンタ700において追従性の悪い
濃度領域では、孤立黒ドットの発生を抑えるように出力
画像データの画素濃度及び誤差算出法を切り換えるよう
に処理する。
【0078】本発明の他の実施の形態の4値化処理は、
4値誤差拡散を基本とする。前述したように、低コスト
のプリンタ700で問題となるのは、閾値TH1=(D
ENT1:85+DENT0:0)/2=>42近辺の画像デ
ータである。そこで、この他の実施の形態では、まず入
力画像データが画像ムラを起こす濃度かどうかを識別す
るための比較手段を設ける。更のこの比較手段の比較結
果により、入力画像データの画素濃度が特定の濃度範囲
内の場合には、下記の式(9)(10)に示すように、
入力画像データに拡散された誤差を加算した補正濃度と
を比較するための閾値DENT1=85を設定する。そ
して、補正濃度がこの閾値よりも大きい時は出力画素の
値を“2”とし、更にこの画素で算出される誤差を補正
濃度からDENT2=170を減算したものとする。ま
た、補正濃度が閾値以下ならば、出力する画素値を
“0”とし、更にこの画素で算出される誤差を補正のう
どからDENT0=0を減算したものとする。
【0079】この結果、従来の画像ムラが発生する特定
濃度域での4値化の出力パターンが、従来の濃度“1”
と濃度“0のパターンから、濃度“2”と濃度“0”の
パターンになる。これにより、この濃度領域で4値化デ
ータを展開して出力する際に、1200dpiの孤立画
素が生成されなくなる。これにより、プリンタ700の
追従性の範囲内でのドットパターンが生成され、階調特
性が改善される。
【0080】また入力画像データが特定濃度範囲外の場
合には、従来と同様な4値誤差拡散処理を施せば良い。
その時の閾値及び出力値及び発生する誤差は、式(1
1)〜(14)となる。
【0081】入力画素の濃度がDTH1<Xij<DTH2
の時 X'ij>DENT1 ならば出力画素濃度 OUTPUT=2 で誤差 E=X'ij−DENT2 …(9) DENT1>=X'ij ならば出力画素濃度 OUTPUT=0 で誤差 E=X'ij−DENT0 …(10) 入力画素の濃度がDTH1≧Xij≦Xijの時 X'ij>TH3 ならば出力画素濃度 OUTPUT=3 で誤差 E=X'ij−DENT3 …(11) TH3>=X'ij>TH2 ならば出力画素濃度 OUTPUT=2 で誤差 E=X'ij−DENT2 …(12) TH2>=X'ij>TH1 ならば出力画素濃度 OUTPUT=1 で誤差 E=X'ij−DENT1 …(13) TH1>=X'ij ならば出力画素濃度 OUTPUT=0 で誤差 E=X'ij−DENT0 …(14) 図12(B)は、本実施の形態の4値誤差拡散処理と4
値展開処理を用い、0〜255の濃度データのパッチパ
ターンを記録して、その濃度を濃度計を用いて測定した
例を示す図である。この図12(A)(B)から明らか
なように、濃度“42”近辺での階調特性の改善が見ら
れる。
【0082】この他の実施の形態の4値誤差拡散処理の
回路例を示す図13を参照して説明する。尚、この図1
3では、前述の図8と共通する部分は同じ番号で示し、
その説明を省略している。
【0083】ラッチ回路401〜403は、重み付け分
配され拡散される誤差データを保持しており、画素クロ
ックに同期してデータが更新される。加算器404〜4
07は、誤差配分器411から出力される、各画素の処
理時に発生する誤差が分配されたデータの加算を行う。
比較器416では、入力される画像データ414の画素
濃度が特定の濃度領域(ここでは−40以上44以下で
あるか)かどうかを検出する。比較器409は、加算器
407から出力される入力画素に対する拡散された誤差
データにより補正された入力画素濃度値を閾値と比較
し、誤差算出器410における出力値及び誤差演算の算
出式を選択する信号415を出力している。410は誤
差算出器で、比較器409よりの信号415、及び加算
器407からの加算結果を入力し、それにより決定され
る着目画素の新しい誤差量を算出して出力する。誤差配
分器411は、誤差算出器410から出力される新しい
誤差量に対し、図7に対応する重み付け係数で誤差量を
重み付けして、各加算器404,405,406に分配
している。
【0084】この4値・2値化処理部400におけるデ
ータの流れについて説明する。
【0085】先ず入力された画像データ414は、加算
器407においてラッチ403の出力(拡散された誤差
データ)と加算され、比較器409及び誤差算出器41
0に出力される。また比較器416で、入力画素の濃度
が特定の濃度領域にあるかどうかが検出される。比較器
409では、比較器416の比較結果に基づき、上式
(9)(10)もしくは(11)〜(14)に示すよう
に、ラッチ403の出力データである補正画素データと
各閾値TH1〜TH3もしくはDENT1との比較により
4値出力値を決定し、これと同時に新しい誤差量の算出
式を選択する選択信号415を誤差算出器410に出力
する。この誤差算出器410では、上式(11)〜(1
4)[式(9)は式(12)と、式(10)は式(1
3)と同じ減算式を用いている]に相当する不図示の減
算回路があり、上式(11)〜(14)のいずれの結果
を用いるかを、比較器416及び比較器409からの選
択信号415,417に応じて選択し、新しい誤差を出
力する。
【0086】尚、誤差算出器410に設けられた減算器
に対し、比較器409,416からの選択信号415,
417により減算を行う値を切り替えることにより、新
しい誤差量の算出を行ってもよい。
【0087】こうして誤差算出器410から出力される
新しい誤差量は、誤差配分器411で図7に対応する重
み付けが行なわれ、その結果が各加算器404,40
6,409及びラッチ401に出力される。ここで“W
3”の重み付けがなされた誤差は、ラッチ401にラッ
チされ、これにより次の画素の誤差算出により生成され
る誤差の“W2”の重み付けされた誤差と加算器404
により加算される。この加算器404の出力はラッチ4
02にラッチされ、更に、次の画素の誤差算出により生
成される誤差の“W1”の重み付けされた誤差と加算器
405で加算される。この加算器405の出力は、1ラ
イン分データを遅延させるため、一旦誤差アバッファに
格納され、次のラインを処理する際に読み出される。
【0088】また、加算器406では、1ライン分遅延
された誤差バッファから読み出し値と、“W4”の重み
付けされた誤差量とを加算し、その加算結果をラッチ4
03にラッチする。ラッチ403は、拡散された誤差の
総和を補正量として出力する。これ以降、加算器407
に戻り逐次、入力した画像データ414との加算が行わ
れることにより、4値化された画像データが比較器40
9より出力されることになる。
【0089】尚、後続の2値・4値展開部600の構成
は図11を参照して前述した通りである。
【0090】以上説明したように、入力された画像デー
タの特定濃度領域でm値誤差拡散の出力パターンを切り
替えることにより、プリンタ700に出力するためにm
値化されたデータをドット展開しても、低濃度でかつ周
波数成分の高いドットパターンの生成が抑制され、コー
コストなプリンタにおいても画像の荒れが発生すること
なく、階調特性の優れた記録を行うことができる。
【0091】図14〜図18は、前述した各機能をソフ
トウェアにより実現した場合のフローチャートを示して
おり、これら処理を実行する制御プログラムはプログラ
ムメモリ122に記憶され、CPU120の制御の下に
実行される。
【0092】図14は本実施の形態における空間フィル
タ処理を示すフローチャートである。
【0093】まずステップS1で、入力した画像データ
(8ビット)をクロック(DCLK)に同期して順次ラインバ
ッファ201,202に格納する。ここで前述したよう
に、ラインバッファ201には2ビット右方向にシフト
されて、6ビットデータとして格納される。こうして2
ライン分の画像データがラインバッファ201,202
に格納された後、次のラインの画像データの入力に同期
してラッチ群203に3ライン×3画素の画素データが
ラッチし、フィルタマトリクスと乗算する(ステップS
2)。こうして得られた値が着目画素に加算され、フィ
ルタ演算を施した画素データが出力される(ステップS
3)。このときのフィルタ演算式は、 filter = X<<2−((A<<2) + (B<<2) + C + D)で表
される。
【0094】図15は、輝度−濃度変換処理を示すフロ
ーチャートである。
【0095】この輝度−濃度変換処理は後続の4値・2
値化処理において、2値或は4値のいずれで行われるか
により決定される。即ち、ステップS11で2値で行う
と判定されるとステップS12に進み、8ビットデータ
の全白を“0”に、全黒を“63”の濃度データに変換
する処理を行う。またステップS11で4値処理を行う
と判断するとステップS13に進み、8ビットデータの
全白を“0”に、全黒を“255”の濃度データに変換
する処理を行う。またステップS14では、プリンタ7
00において画像の粗さが発生する濃度(前述の例では
濃度値“31”)が存在する場合は、その濃度値への変
換を行わないようにする。尚、このような輝度−濃度変
換は、ルックアップテーブルを用いて行うが好適であ
る。
【0096】図16は、2値/4値化処理を示すフロー
チャートである。この処理は2値或は4値の誤差拡散処
理を用いて行われる。
【0097】まずステップS21で、着目画素Xijの補
正濃度X'ijを求める。この補正濃度は、1ライン前の
誤差が誤差バッファに格納されている時は、その誤差バ
ッファの格納された値が用いられて補正濃度が決定され
る。次にステップS22に進み、2値或は4値のいずれ
の誤差拡散を行なうかが判断され、4値の誤差拡散を行
う時はステップS23に進み、前述の式(1)〜(4)
で示すように、3個の閾値により出力レベル(OUTPUT)と
誤差(E)を求める。また2値の誤差拡散を行う時はス
テップS24に進み、前述の式(5)(6)で示すよう
に閾値(BTH1)に基づいて出力画素値(OUTPUT)と誤差
(E)を決定する。
【0098】こうして誤差が決定されるとステップS2
5に進み、前述の図7の重み付け加算を実行し、これに
より得られた誤差(E)を6ビットデータにクランプす
る(ステップS26)。そしてステップS27に進み、
その求めた誤差(E)を誤差バッファに格納して1ライ
ン遅延させ、その遅延した誤差が次のラインの画素の誤
差拡散処理で参照される。
【0099】図17は2値・4値データを2値データ
(小ドットで表現する)に展開する処理を示すフローチ
ャートである。
【0100】図17では、画像の濃度勾配を求め、その
濃度勾配に応じて小ドットの配置を決定するものであ
る。即ち、ステップS31で、m値画像データを入力
し、その画像データの着画素の左右(主走査方向)に位
置している画素の濃度勾配が右上がりか、右下がりかを
判断し(ステップS32)、右上がりであれば前述した
パターン0(ドットが右側から展開される)を選択し
(ステップS33)、右下がりであれば前述したパター
ン1(ドットが左側から展開される)を選択する(ステ
ップS34)。
【0101】また上記、濃度勾配が無い場合において、
その着目画素が奇数番目の画素であるか、偶数番目の画
素であるかにより小ドットの配置を決定するものであ
る。即ち、ステップS32で、m値画像データを入力
し、その画像データの着画素が濃度勾配にあるかどうか
を調べ、濃度勾配がなければ、その着目画素が奇数番目
の画素か偶数番目の画素かをみる(ステップS35)。
奇数番目の画素であればパターン1(ドットが左側から
展開される)を選択し(ステップS36)、偶数番目の
画素であればパターン0(ドットが右側から展開され
る)を選択する(ステップS37)。
【0102】図18は本発明の他の実施の形態の2値・
4値化処理を示すフローチャートである。
【0103】まずステップS51で、入力した画像デー
タがプリンタ700において画像ムラを起こす濃度を有
している特定の濃度範囲に該当しているかどうかを判断
する。この判断により、特定濃度範囲外であると判断さ
れると図16のステップS22に進み、前述した処理を
実行する。
【0104】また、特定濃度範囲内であると判断される
とステップS52に進み、入力画像データに拡散された
誤差を加算した補正濃度値を求め、その補正濃度値と、
比較のための閾値とを比較する。ここで補正濃度値の方
が大きい時はステップS53に進み、出力画素濃度(OUT
PUT)を“2”とし、その時の誤差を求める。また、補正
濃度値の方が小さい時はステップS54に進み、出力画
素濃度(OUTPUT)を“0”とし、その時の誤差を求める。
こうしてステップS53或はステップS54の処理が終
了すると図16のステップS25に進み、前述した処理
を実行する。
【0105】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0106】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても達成される。
【0107】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0108】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0109】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0110】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれる。
【0111】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、空間フィルタ処理部における副走査方向の参照デー
タを取り出すためのラインバッファのビット数を減ら
し、更には2値化及び4値化に応じて輝度濃度変換の出
力範囲を切り替えることで、更には4値化処理では誤差
拡散により誤差拡散に格納される誤差データを2値化時
の誤差バッファの有効数字のビット数にクランプ処理す
ることでブロックの共通化をはかり、コピー時に記録系
の能力を最大限に生かした画像データを生成することが
できる。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力された画像データの特定濃度領域でm値誤差拡散の出
力パターンを切り替えることにより、出力される画像の
画像品位を高めることができる。
【0113】また本発明によれば、フィルタ処理のため
に副走査方向の参照画素データを取り出すためのライン
バッファのメモリ容量を抑えることができるという効果
がある。
【0114】また本発明によれば、後段の2値化或は多
値化処理に対応付けて、輝度−濃度変換の出力範囲を切
り換え、かつその出力に影響する濃度への変換を禁止す
ることにより出力画像の品位の低下を防止できるという
効果がある。
【0115】また本発明によれば、m値化された画像デ
ータをドット展開する際に、m値の入力画像データの画
素が偶数番目の画素と奇数番目の画素の場合で対称とな
るようにドットを配置することにより、それらドットを
用いて記録される画像の品位を高めることができるとい
う効果がある。
【0116】更に本発明によれば、m値の入力画像デー
タに着目画素が中間値を有するかどうかを判定し、中間
値を有する場合には、その着目画素の左右に隣接してい
る隣接画素を参照して、その隣接画素と着目画素との比
較結果によりドットの配置を決定することにより、画像
に含まれるエッジ部分の再現性を高めることができると
いう効果がある。
【0117】また本発明によれば、ある解像度を有する
多値画像データを、それよりも解像度の高いドットで表
現して、その多値画像データに対応した高品位の画像で
記録できるという効果がある。
【0118】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像処理装置の機
能構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における画像処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態における空間フィルタの係数の例
(A)及び各ラインバッファとの対応(B)を示す図で
ある。
【図4】本実施の形態における空間フィルタ処理部の構
成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態の空間フィルタ処理部におけるメ
モリアクセスのタイミングを説明するためのタイミング
チャートである。
【図6】本実施の形態における2値誤差拡散処理部の輝
度−濃度変換の特性(A)、及び4値誤差拡散処理部の
輝度−濃度変換の特性(B)(C)を示す図である。
【図7】本実施の形態における2値及び4値誤差拡散処
理の誤差配分の重み付けを示す図である。
【図8】本実施の形態における2値及び4値誤差拡散処
理部の構成を示すブロック図である。
【図9】本実施の形態における4値データの記録特性例
を示す図である。
【図10】画像データのエッジ部での擬似線の発生を説
明する図(A)及び本実施の形態によりその擬似線の発
生を抑えた例を示す図(B)である。
【図11】本実施の形態における2値・4値展開部の構
成を示すブロック図である。
【図12】従来の4値展開されたデータの濃度の記録濃
度との対応関係(A)及び本実施の形態における4値展
開されたデータの濃度の記録濃度との対応関係(B)を
示す図である。
【図13】本発明の他の実施の形態における2値及び4
値誤差拡散処理部の構成を示すブロック図である。
【図14】本実施の形態の画像処理装置における空間フ
ィルタ処理を示すフローチャートである。
【図15】本実施の形態の画像処理装置における輝度−
濃度変換処理を示すフローチャートである。
【図16】本実施の形態の画像処理装置における2値・
4値化処理を示すフローチャートである。
【図17】本実施の形態の画像処理装置における2値・
4値展開処理を示すフローチャートである。
【図18】本実施の他の形態の画像処理装置における2
値・4値化処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 スキャナ 120 CPU 121 RAM 122 プログラムメモリ 123 ルックアップテーブル(LUT) 124 ラプラシアン・フィルタ値 200 空間フィルタ 201,202 ラインバッファ 203 ラッチ群 300 輝度−濃度変換部 400 4値・2値化処理部 401,402,403 ラッチ 404,405,406,407 加算器 408 クランプ回路 409,416 比較器 410 誤差算出器 411 誤差配分器 500 画像メモリ 600 2値・4値展開部 700 プリンタ

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1画素がnビットで表される多値画像デ
    ータを入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段により入力された多値画像データに対
    して空間フィルタ処理を施すフィルタ手段と、 前記フィルタ手段によりフィルタ処理された画像データ
    に対して、当該画像データの各画素データを2値或はm
    (m<n)値化する処理手段とを有し、 前記フィルタ手段は複数ラインに亙り、副走査方向に対
    応する各画素データを同じアドレスに記憶する記憶手段
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルタ手段から出力される画像デ
    ータは輝度データであり、前記輝度データを濃度データ
    に変換して前記処理手段に出力する輝度濃度変換手段を
    更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、1ラインの画素データ
    を1画素当たりnビットで記憶し、他のラインの画素デ
    ータを1画素当たりp(p<n)ビットで記憶すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記輝度濃度変換手段は、前記処理手段
    で2値化処理が選択された場合には出力値の範囲が0〜
    63(6ビット)になる濃度データように変換し、m値
    化処理が選択された場合には出力値の範囲が0〜255
    (8ビット)になる濃度データに変換することを特徴と
    する請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記処理手段はm値誤差拡散処理を実行
    し、前記m値誤差拡散及び2値誤差拡散の誤差配分を実
    行するための演算処理部及び誤差バッファが共通して使
    用されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記処理手段は、前記誤差分配のための
    演算処理において、算出され誤差バッファに格納される
    データが2値誤差拡散処理で発生する格納データの有効
    数字のビット数にクランプ処理されることを特徴とする
    請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理手段におけるmの値が4である
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記処理手段におけるmの値が4であり
    誤差バッファのデータのビット数が6ビットであること
    を特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記輝度濃度変換手段は、前記処理手段
    が4値化処理を行う場合、特定の濃度の濃度データを無
    視して輝度濃度変換を行うことを特徴とする請求項2に
    記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 1画素がnビットで表される多値画像
    データを入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段により入力された多値画像データに対
    して空間フィルタ処理を施すフィルタ手段と、 前記フィルタ手段によりフィルタ処理された画像データ
    に対して、当該画像データの各画素データを2値或はm
    (m<n)値化する処理手段と、 前記処理手段で2値化或はm値化された画像データを、
    前記画像データの解像度よりも高い解像度のドットの配
    列に変換するドット配置手段とを有し、 前記ドット配置手段は偶数番目の画素である場合と奇数
    番目の画素である場合とで対称となるように配置されて
    いることを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記mの値は4であり、前記ドット配
    置手段は、m値化された画像データを3個のドット配列
    に変換することを特徴とする請求項10に記載の画像処
    理装置。
  12. 【請求項12】 1画素がnビットで表される多値画像
    データを入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段により入力された多値画像データに対
    して空間フィルタ処理を施すフィルタ手段と、 前記フィルタ手段によりフィルタ処理された画像データ
    に対して、当該画像データの各画素データを2値或はm
    (m<n)値化する処理手段と、 前記処理手段で2値化或はm値化された画像データを、
    前記画像データの解像度よりも高い解像度のドットの配
    列に変換するドット配置手段とを有し、 前記ドット配置手段は、前記画像データの着目画素の隣
    接画素の濃度勾配に応じて前記ドットの配列方向を異な
    らせることを特徴とする画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記mの値は4であり、前記ドット配
    置手段は、m値化された画像データを3個のドット配列
    に変換し、前記濃度勾配が右上がりの時は前記ドットを
    右側から配置していき、前記濃度勾配が右下がりの時は
    前記ドットを左側から配置することを特徴とする請求項
    12に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 1画素がnビットで表される多値画像
    データを入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段により入力された多値画像データの各
    画素の濃度が所定の濃度範囲にあるかどうか判定する判
    定手段と、 前記判定手段の判定結果に応じて、前記多値画像データ
    をm(m<n)値画像データに変換するとともに、前記
    m値画像データと前記多値画像データとの誤差を求める
    変換手段と、 前記変換手段により求めた誤差に重み付けを行って前記
    多値画像データの着目画素の周辺画素に前記誤差を配分
    する誤差配分手段と、を有することを特徴とする画像処
    理装置。
  15. 【請求項15】 1画素がnビットで表される多値画像
    データを入力する画像入力工程と、 前記画像入力工程により入力された多値画像データを複
    数ラインに亙り、副走査方向に対応する各画素データを
    同じメモリのアドレスに記憶する工程と、 前記メモリに記憶された多値画像データに対して空間フ
    ィルタ処理を施すフィルタ工程と、 前記フィルタ工程によりフィルタ処理された画像データ
    に対して、当該画像データの各画素データを2値或はm
    (m<n)値化する処理工程と、を有することを特徴と
    する画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記フィルタ工程により出力される画
    像データは輝度データであり、前記輝度データを濃度デ
    ータに変換して前記処理工程に出力する工程を更に有す
    ることを特徴とする請求項15に記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記メモリは、1ラインの画素データ
    を1画素当たりnビットで記憶し、他のラインの画素デ
    ータを1画素当たりp(p<n)ビットで記憶すること
    を特徴とする請求項15に記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記処理工程で2値化処理が選択され
    た場合には出力値の範囲が0〜63(6ビット)になる
    濃度データように変換し、m値化処理が選択された場合
    には出力値の範囲が0〜255(8ビット)になる濃度
    データに変換することを特徴とする請求項16に記載の
    画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記処理工程ではm値誤差拡散処理を
    実行し、前記m値誤差拡散及び2値誤差拡散の誤差配分
    を実行するための演算処理部及び誤差バッファが共通し
    て使用されることを特徴とする請求項15に記載の画像
    処理方法。
  20. 【請求項20】 前記処理工程では、前記誤差分配のた
    めの演算処理において、算出され誤差バッファに格納さ
    れるデータが2値誤差拡散処理で発生する格納データの
    有効数字のビット数にクランプ処理されることを特徴と
    する請求項19に記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記処理工程におけるmの値が4であ
    ることを特徴とする請求項19に記載の画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記処理工程におけるmの値が4であ
    り誤差バッファのデータのビット数が6ビットであるこ
    とを特徴とする請求項19に記載の画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記処理工程で4値化処理を行う場
    合、特定の濃度の濃度データを無視して輝度濃度変換を
    行うことを特徴とする請求項16に記載の画像処理方
    法。
  24. 【請求項24】 1画素がnビットで表される多値画像
    データを入力する画像入力工程と、 前記画像入力工程で入力された多値画像データに対して
    空間フィルタ処理を施すフィルタ工程と、 前記フィルタ工程によりフィルタ処理された画像データ
    に対して、当該画像データの各画素データを2値或はm
    (m<n)値化する処理工程と、 前記処理工程で2値化或はm値化された画像データを、
    前記画像データの解像度よりも高い解像度のドットの配
    列に変換し、前記画像データのドットの配置が偶数番目
    の画素である場合と奇数番目の画素である場合とで対称
    となるように配置するドット配置工程と、を有すること
    を特徴とする画像処理方法。
  25. 【請求項25】 前記mの値は4であり、前記ドット配
    置工程では、m値化された画像データを3個のドット配
    列に変換することを特徴とする請求項24に記載の画像
    処理方法。
  26. 【請求項26】 1画素がnビットで表される多値画像
    データを入力する画像入力工程と、 前記画像入力工程で入力された多値画像データに対して
    空間フィルタ処理を施すフィルタ工程と、 前記フィルタ工程によりフィルタ処理された画像データ
    に対して、当該画像データの各画素データを2値或はm
    (m<n)値化する処理工程と、 前記処理工程で2値化或はm値化された画像データを、
    前記画像データの解像度よりも高い解像度のドットの配
    列に変換し、前記画像データの着目画素の隣接画素の濃
    度勾配に応じて前記ドットの配列方向を異ならせるドッ
    ト配置工程と、を有することを特徴とする画像処理方
    法。
  27. 【請求項27】 前記mの値は4であり、前記ドット配
    置工程では、m値化された画像データを3個のドット配
    列に変換し、前記濃度勾配が右上がりの時は前記ドット
    を右側から配置していき、前記濃度勾配が右下がりの時
    は前記ドットを左側から配置することを特徴とする請求
    項26に記載の画像処理方法。
  28. 【請求項28】 1画素がnビットで表される多値画像
    データを入力する画像入力工程と、 前記画像入力工程で入力された多値画像データの各画素
    の濃度が所定の濃度範囲にあるかどうか判定する判定工
    程と、 前記判定工程での判定結果に応じて、前記多値画像デー
    タをm(m<n)値画像データに変換するとともに、前
    記m値画像データと前記多値画像データとの誤差を求め
    る変換工程と、 前記変換工程により求めた誤差に重み付けを行って前記
    多値画像データの着目画素の周辺画素に前記誤差を配分
    する誤差配分工程と、を有することを特徴とする画像処
    理方法。
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WO2008028406A1 (fr) * 2006-08-22 2008-03-13 Peking University Founder Group Co., Ltd Procédé et système de lecture et de traitement d'images par suspension réticulaire de l'image à diffusion d'erreur

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