JPH1010804A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1010804A
JPH1010804A JP8159757A JP15975796A JPH1010804A JP H1010804 A JPH1010804 A JP H1010804A JP 8159757 A JP8159757 A JP 8159757A JP 15975796 A JP15975796 A JP 15975796A JP H1010804 A JPH1010804 A JP H1010804A
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transfer material
toner
charging
toner image
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Application number
JP8159757A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
哲 羽根田
Kunio Shigeta
邦男 重田
Yotaro Sato
洋太郎 佐藤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2の像担持手段上に残ったフィルミングト
ナーやクリーニング手段の解除の際に第2の像担持手段
上に残るトナー溜まり等による転写材帯電手段の汚れを
防止した画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 第2の像担持手段に進入する転写材を帯
電して第2の像担持手段に吸着させる転写材帯電手段
が、転写材と当接して転写材を帯電する帯電位置と、転
写材より離間する非帯電位置とに移動可能とされること
を特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体の周辺に
帯電手段、像露光手段と現像手段を配置して像担持体に
形成されたトナー像を転写材上に転写、定着する複写
機、プリンタ、FAX等の電子写真方式の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両面コピーにおいては、像担持体
上に形成された一方の面の画像を転写材上に転写、定着
し、これを一旦両面反転給紙装置に収納し、再び像担持
体上に形成された画像とタイミングを合わせて両面反転
給紙装置より転写材を給送し、転写材上に他方の面の画
像を転写、定着する方法がとられている。
【0003】この両面コピー装置は、上記の如く、両面
反転給紙装置への給送や定着装置を2度通す等の転写材
の搬送が行われるので、転写材搬送の信頼性が低く、ジ
ャム等を引き起こす原因となっていた。これに対し、特
公昭49−37538号公報、特公昭54−28740
号公報や特開平1−44457号公報や特開平4−21
4576号公報等により転写材の両面にトナー像を形成
後、1回で定着を行うものが提案され、特に、特開平1
−44457号公報や特開平4−214576号公報等
には像担持体、帯電手段、像露光手段、現像手段等より
なる像形成手段を複数組トナー像受像体上に並列に配置
し、カラー画像の両面コピーを形成する方法が提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平1−44457号公報や特開平4−214576
号公報等により提案される両面カラー画像形成は、転写
材の搬送性は向上するが、トナー像受像体上に1色ずつ
カラートナー像を重ねて行くので、色ズレやトナーの散
りやこすれ等の画像劣化が起き易い。
【0005】これに対し、本願発明者らは、図9に示す
ように、像担持体(第1の像担持手段)910に形成し
たトナー像を一旦トナー像受像体(第2の像担持手段)
914aに一括して転写し、再度像担持体910にトナ
ー像を形成し、トナー像受像体914a上のトナー像
と、再度像担持体910上に形成したトナー像とを記録
紙(転写材)Pの両面に転写する両面画像形成方法を検
討している。
【0006】その際、トナー像受像体914aに対向し
てトナー像受像体のクリーニング手段940を設け、ク
リーニング手段940によりトナー像受像体914a上
の転写残トナーをクリーニングするが、トナー像受像体
914a上に残ったフィルミングトナーが、記録紙Pを
帯電してトナー像受像体914aに吸着させトナー像受
像体上を搬送させる転写材帯電手段(紙帯電ブラシ)9
50に付着し、紙帯電ブラシ950の先端部のブラシ部
材951をトナーで汚し、帯電電流を減少させ、記録紙
Pの帯電によるトナー像受像体914aとの密着性を劣
化させ、搬送性を悪くするという問題が生じた。
【0007】特に、クリーニング手段940のブレード
941がトナー像受像体914aより解除される際の、
トナー像受像体914a上のトナー溜まりが紙帯電ブラ
シを汚し、記録紙Pのトナー像受像体914aとの密着
性を劣化させ、搬送性を悪くするという問題が生じた。
【0008】本発明は上記の問題点を改良し、第2の像
担持手段上に残ったフィルミングトナーやクリーニング
手段の解除の際に第2の像担持手段上に残るトナー溜ま
り等による転写材帯電手段の汚れを防止した画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、トナー像形
成手段により形成されたトナー像を担持する第1の像担
持手段と、前記第1の像担持手段に担持されたトナー像
が転写され、転写された該トナー像を表面に担持する第
2の像担持手段と、前記第1の像担持手段に担持されて
いるトナー像を転写材の表面に転写する第1の転写手段
と、前記第2の像担持手段に担持されているトナー像を
前記転写材の裏面に転写する第2の転写手段と、前記転
写材の両面に転写されたトナー像を定着する定着手段と
を有する画像形成装置において、前記第2の像担持手段
に進入する前記転写材を帯電して前記第2の像担持手段
に吸着させる転写材帯電手段が、前記転写材と当接して
前記転写材を帯電する帯電位置と、前記転写材より離間
する非帯電位置とに移動可能とされることを特徴とする
画像形成装置によって達成される(第一の発明)。
【0010】また、上記目的は、トナー像形成手段によ
り形成されたトナー像を担持する第1の像担持手段と、
前記第1の像担持手段に担持されたトナー像が転写さ
れ、転写された該トナー像を表面に担持する第2の像担
持手段と、前記第1の像担持手段に担持されているトナ
ー像を転写材の表面に転写する第1の転写手段と、前記
第2の像担持手段に担持されているトナー像を前記転写
材の裏面に転写する第2の転写手段と、前記転写材の両
面に転写されたトナー像を定着する定着手段とを有する
画像形成装置において、前記第2の像担持手段に進入す
る前記転写材を帯電して前記第2の像担持手段に吸着さ
せる転写材帯電手段を前記第2の像担持手段に近接或い
は当接して設け、前記第2の像担持手段上のトナーと同
一極性のバイアス電圧を前記転写材の通過時に前記転写
材帯電手段に印加すると共に、前記転写材の非通過時に
も前記第2の像担持手段上のトナーと同一極性のバイア
ス電圧を前記転写材帯電手段に印加することを特徴とす
る画像形成装置によって達成される(第二の発明)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本願の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。また、以下の実施形態の説明にお
いて、カラートナー像の転写材への転写の際に、転写域
において像担持体に対向する側の転写材の面に転写する
画像を表面画像、転写材の他方の側の面に転写する画像
を裏面画像という。
【0012】実施形態1 本発明の転写材帯電手段の汚れ防止の第1の例を用いた
画像形成装置の一実施形態の画像形成プロセスおよび各
機構について、図1〜図4を用いて説明する。図1は、
本発明の画像形成装置の一実施形態を示すカラー画像形
成装置の断面構成図であり、図2は、両面のトナー像形
成状態を示す図であり、図3は、転写材帯電手段のトナ
ー像受像体への当接タイミングを示す図であり、図3
(A)は、転写材帯電手段の当接タイミングを示す図で
あり、図3(B)は、転写材帯電手段の解除状態を示す
図であり、図4は、転写材帯電手段の第1の例とその当
接、解除機構を示す図である。
【0013】像担持体である感光体ドラム10は、例え
ば、光学ガラスや透明アクリル樹脂の透明部材によって
形成される円筒状の基体を内側に設け、透明の導電層、
a−Si層あるいは有機感光層(OPC)等の感光層を
該基体の外周に形成したものであり、接地された状態で
図1の矢印で示す時計方向に回転される。
【0014】帯電手段としてのスコロトロン帯電器11
はイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)およ
び黒色(K)の各色の画像形成プロセスに用いられ、像
担持体である感光体ドラム10の移動方向に対して直交
する方向に感光体ドラム10と対峙して取り付けられ、
感光体ドラム10の前述した感光体層に対し所定の電位
に保持された制御グリッドと、放電電極11aとして、
例えば鋸歯状電極を用いトナーと同極性のコロナ放電と
によって帯電作用(本実施形態においてはマイナス帯
電)を行い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与え
る。放電電極11aとしては、その他ワイヤ電極を用い
ることも可能である。
【0015】各色毎の像露光手段としての露光ユニット
12は、感光体ドラム10上での露光位置を、スコロト
ロン帯電器11の放電電極11aと現像器13の現像位
置との間で、現像スリーブ131に対して感光体ドラム
10の回転方向上流側に設けた状態で配置される。
【0016】露光ユニット12は、感光体ドラム10の
軸と平行に主走査方向に配列された像露光光発光素子と
してのLED(発光ダイオード)を複数個アレイ状に並
べた線状の露光素子12aと、等倍結像素子としてのセ
ルフォックレンズ12bとが、不図示のホルダに取付け
られた露光用ユニットとして構成される。各色毎の露光
ユニット12が保持部材20に取付けられるが、保持部
材20には各色毎の露光ユニット12の他に一様露光器
12c及び転写同時露光器12dが取付けられて感光体
ドラム10の基体内部に収容される。別体の画像読み取
り装置によって読み取られ、メモリに記憶された各色の
画像データがメモリより順次読み出されて各色毎の露光
ユニット12にそれぞれ電気信号として入力される。
【0017】露光素子としては、その他FL(蛍光体発
光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL(プラ
ズマ放電),LED(発光ダイオード)等の複数の発光
素子をアレイ状に並べたものが用いられる。この実施形
態で使用される発光素子の発光波長は、裏面から像露光
を行うことからカラートナーに透明性を十分に有しない
これより短い波長でもよい。通常Y,M,Cのトナーの
透過性の高い680nm〜900nmの範囲のものが使
用される。
【0018】画像形成される色順序と、回転される感光
体ドラム10に、該色順序に従って設けられる現像器1
3は、本実施形態においては、図1の矢印にて示す感光
体ドラム10に対してY,Mの現像器13が感光体ドラ
ム10の左側に、また、C,Kの現像器13が感光体ド
ラム10の右側に配置され、Y,Mの現像器13の現像
ケーシング138の下方にY,Mのスコロトロン帯電器
11が、また、C,Kの現像器13の現像ケーシング1
38の上方にC,Kのスコロトロン帯電器11が配置さ
れる。
【0019】各色毎の現像手段である現像器13は、イ
エロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)および黒
色(K)の一成分あるいは二成分の現像剤をそれぞれ収
容し、それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の間
隙を保って、現像位置において感光体ドラム10の回転
方向と同方向に回転する、例えば厚み0.5mm〜1m
m、外径15mm〜25mmの円筒状の非磁性のステン
レスあるいはアルミ材で形成された現像スリーブ131
を備えている。
【0020】現像器13が不図示の突き当てコロにより
感光体ドラム10と所定の値の間隙、例えば300μm
〜600μmをあけて非接触に保たれ、各色毎の現像器
13による現像作用に際しては、現像スリーブ131に
対し直流電圧あるいはさらに交流電圧ACを加えた現像
バイアスが印加され、現像器の収容する一成分或いは二
成分現像剤によるジャンピング現像が行われて、透明な
導電層を接地する負荷電の感光体ドラム10に対してト
ナーと同極性(本実施形態においてはマイナス極性)の
直流バイアスを印加して、露光部にトナーを付着させる
非接触の反転現像が行われる。この時の現像間隔精度は
画像ムラを防ぐために20μm程度以下が必要である。
【0021】上記の各色毎の現像器13は、前述したス
コロトロン帯電器11による帯電と露光ユニット12と
による像露光によって形成される感光体ドラム10上の
静電潜像を現像バイアス電圧の電圧印加による非接触現
像法により非接触の状態で帯電極性と同極性のトナー
(本実施形態においては感光体ドラムは負帯電であり、
マイナス極性のトナー)により反転現像する。
【0022】原稿画像として本装置とは別体の画像読取
装置の撮像素子により読み取られた画像あるいは、コン
ピュータで編集された画像が、Y,M,CおよびKの各
色別の画像データとして一旦メモリに記憶し格納され
る。
【0023】画像記録のスタートにより不図示の感光体
駆動モータの始動により感光体ドラム10が図1の矢印
で示す時計方向へ回転され、同時に感光体ドラム10の
左方でイエロー(Y)の現像器13の現像ケーシング1
38の下方に配置されたYのスコロトロン帯電器11の
帯電作用により感光体ドラム10に電位の付与が開始さ
れる。
【0024】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、Yの露光ユニット12において第1の色信号すなわ
ちYの画像データに対応する電気信号による露光が開始
されドラムの回転走査によってその表面の感光層に原稿
画像のYの画像に対応する静電潜像を形成する。
【0025】前記の潜像はYの現像器13により現像ス
リーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体
ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形
成される。
【0026】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上に、さらに感光体ドラム10の左
方、イエロー(Y)の上部でマゼンタ(M)の現像器1
3の現像ケーシング138の下方に配置されたマゼンタ
(M)のスコロトロン帯電器11の帯電作用により電位
が付与され、Mの露光ユニット12の第2の色信号すな
わちMの画像データに対応する電気信号による露光が行
われ、Mの現像器13による非接触の反転現像によって
前記のイエロー(Y)のトナー像の上にマゼンタ(M)
のトナー像が順次重ね合わせて形成される。
【0027】同様のプロセスにより感光体ドラム10の
右方でシアン(C)の現像器13の現像ケーシング13
8の上方に配置されたシアン(C)のスコロトロン帯電
器11、Cの露光ユニット12およびCの現像器13に
よってさらに第3の色信号に対応するシアン(C)のト
ナー像が、また感光体ドラム10の右方、Cの下部で黒
色(K)の現像器13の現像ケーシング138の上方に
配置された黒色(K)のスコロトロン帯電器11、露光
ユニット12および現像器13によって第4の色信号に
対応する黒色(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成
され、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上にカ
ラーのトナー像が形成される(トナー像形成手段)。
【0028】これ等Y,M,C及びKの露光ユニット1
2による感光体ドラム10の有機感光層に対する露光は
ドラムの内部より前述した透明の基体を通して行われ
る。従って第2,第3および第4の色信号に対応する画
像の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く
受けることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と
同等の静電潜像を形成することが可能となる。
【0029】上記の画像形成プロセスによって像担持体
としての感光体ドラム10(第1の像担持手段)上に裏
面画像となる重ね合わせカラートナー像が形成され、感
光体ドラム10上の裏面画像の重ね合わせカラートナー
像が転写域14bにおいて、トナーと反対極性(本実施
形態においてはプラス極性)の直流電圧が印加される転
写器14cにより、駆動ローラ14d及び従動ローラ1
4e間に張架され、感光体ドラム10に近接あるいは接
触して設けられたトナー像受像体14a(第2の像担持
手段)上に一括して転写される。この際、良好な転写が
なされるように、例えば発光ダイオードを用いた転写同
時露光器12dによる一様露光が行われる。
【0030】転写後の感光体ドラム10の周面上に残っ
たトナーは像担持体AC除電器16により除電を受けた
後、クリーニング装置19にいたり、感光体ドラム10
に当接したゴム材から成るクリーニングブレード19a
によってクリーニングされ、更に、前プリントまでの感
光体の履歴をなくすために、例えば発光ダイオードを用
いた帯電前の一様露光器12cによる露光による感光体
周面の除電がなされ、前回プリント時の帯電が除去され
て引き続き次の表面画像のカラー画像形成が行われる。
【0031】トナー像受像体14a上に形成されている
裏面画像と転写域14bにおける同期がとられて、上記
のカラー画像形成プロセスと同様にして、重ね合わせカ
ラートナー像の表面画像が感光体ドラム10上に形成さ
れる。この時に形成される表面画像は、像担持体上では
裏面画像形成とは、互いに鏡像になる様に画像データを
変更する必要がある。
【0032】転写材である記録紙Pが転写材収納手段で
ある給紙カセット15より、送り出しローラ15aによ
り送り出され、タイミングローラ15bへ搬送される。
【0033】記録紙Pは、タイミングローラ15bの駆
動によって、感光体ドラム10上に担持された表面画像
のカラートナー像と、トナー像受像体14aに担持され
ている裏面画像のカラートナー像との同期がとられて転
写域14bへ給送される。
【0034】この際、転写材帯電手段としての紙帯電ブ
ラシ150が支軸152を回転支点としてトナー像受像
体14aに当接及び解除可能であり、トナー像受像体1
4aへの当接状態において記録紙Pに当接状態とされる
ブラシ部材151が設けられた紙帯電ブラシ150によ
り、転写材としての記録紙Pがトナーと同極性に紙帯電
され、トナー像受像体14aに吸着されて転写域14b
へ給送される。
【0035】トナーと同極性に紙帯電を行うことによ
り、トナー像受像体14a上のトナー像や感光体ドラム
10上のトナー像と引き合うことを防止して、トナー像
の乱れを防止している。記録紙Pの通過と同時に紙帯電
ブラシ150はトナー像受像体14aより離間され、当
接が解除の状態となる。
【0036】トナーと反対極性(本実施形態においては
プラス極性)の電圧が印加される第1の転写手段として
の転写器14cにより感光体ドラム10の周面上の表面
画像が一括して記録紙Pの上面側(表面側)に転写され
る。この際、トナー像受像体14aの周面上の裏面画像
は記録紙Pに転写されないでトナー像受像体14aに存
在する。次に、トナーと反対極性(本実施形態において
はプラス極性)の電圧を印加した第2の転写手段として
の裏面転写器14gによりトナー像受像体14aの周面
上の裏面画像を一括して記録紙Pの下面側(裏面側)に
転写する。転写器14cによる転写の際、良好な転写が
なされるように、転写器14cと対向して感光体ドラム
10の内部に設けられた、例えば発光ダイオードを用い
た転写同時露光器12dによる一様露光が行われる。第
1の転写手段としてはこの他にバイアスローラを用いる
こともできる。
【0037】各色のトナー像は互いに重なり合うことか
ら、一括転写を可能とするにはトナー層の上層と下層の
トナーとが同様の帯電量で同一極性に帯電していること
が好ましい。このことから、トナー像受像体14a上に
形成したカラートナー像をコロナ帯電により極性反転を
行ったり、像担持体上に形成したカラートナー像をコロ
ナ帯電により極性反転を行う両面画像形成では、下層の
トナーが同極性に十分帯電されないことから、転写が不
良となるので好ましくない。
【0038】像担持体上で反転現像を繰り返し、重ね合
わせて形成した同極性のカラートナー像を極性を変えず
にトナー像受像体14aに一括転写し、次に、極性を変
えずに記録紙Pに一括転写することが、裏面画像形成の
転写性の向上に寄与するので好ましい。表面画像形成に
対しても、像担持体上に反転現像を繰り返し、重ね合わ
せて形成した同極性のカラートナー像を極性を変えずに
記録紙Pに一括転写することが、表面画像形成の転写性
の向上に寄与するので好ましい。
【0039】以上のことからカラー画像形成において
は、上記の表面や裏面の画像形成法を用いて、第1の転
写手段を動作させて転写材の表面にカラートナー像を形
成し、次に、第2の転写手段を動作させて転写材の裏面
にカラートナー像を形成する両面画像形成法が好ましく
採用される。
【0040】トナー像受像体14aは厚さ0.5mm〜
2.0mmの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム或い
はウレタンゴムの108Ω・cm〜1012Ω・cmの抵
抗値をもつ半導電性基体と、ゴムの基体の外側にトナー
フィルミング防止層として厚さ5μm〜50μmのフッ
素コーティングを行った2層構成とされる。この層も同
様な半導電性が好ましい。ゴムベルト基体の代わりに厚
さ0.1mm〜0.5mmの半導電性のポリエステルや
ポリスチレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレ
ート等を使用することもできる。
【0041】両面にカラートナー像が形成された記録紙
Pが、転写材分離用としての紙分離AC除電器14hに
より除電され、トナー像受像体14aから分離され、両
方のローラの内部にヒータを有する2本のローラで構成
される定着手段としての定着装置17へと搬送される。
定着ローラ17aと、圧着ローラ17bとの間で熱と圧
力とを加えられることにより記録紙P上の表裏の付着ト
ナーが定着され、両面画像記録がなされた記録紙Pが排
紙ローラ18により送られて、装置外部のトレイへ排出
される。
【0042】転写後のトナー像受像体14aの周面上に
残ったトナーは、後述するようにクリーニング手段とし
てのトナー像受像体クリーニング装置140に設けら
れ、支軸142を回転支点としてトナー像受像体14a
に当接及び解除可能なブレード部材141によりクリー
ニングされる。また、転写後の感光体ドラム10の周面
上に残ったトナーは像担持体AC除電器16により除電
を受けた後、クリーニング装置19にいたり、感光体ド
ラム10に当接したゴム材から成るクリーニングブレー
ド19aによってクリーニング装置19内に掻き落とさ
れ、スクリュウ19bによって図示せぬ排トナー容器に
回収される。クリーニング装置19により残留トナーを
除去された感光体ドラム10はYのスコロトロン帯電器
11によって一様帯電を受け、次の画像形成サイクルに
はいる。
【0043】上記の方法を用いることにより、重ね合わ
せカラートナー像の一括転写であるので、トナー像受像
体上のカラー画像の色ズレやトナーの散りやこすれ等が
起こりにくく、画像劣化が少ない良好な両面カラー画像
形成がなされる。
【0044】上記の画像形成装置において、第1の像担
持手段或いは第2の像担持手段による片面のみのコピー
がなされることは勿論である。
【0045】上記にて説明した両面画像形成プロセスで
は、図3(A)に示すように、転写材としての記録紙P
の進入側に、トナー像受像体14aの従動ローラ14e
に対向してクリーニング手段としてのトナー像受像体ク
リーニング装置140が設けられる。
【0046】トナー像受像体クリーニング装置140に
設けられ支軸142を回転中心として回転可能なブレー
ド部材141がトナー像受像体14aと離間された状態
で、記録紙Pが感光体ドラム10上に担持された表面画
像のカラートナー像とトナー像受像体14aに担持され
ている裏面画像のカラートナー像との同期がとられて不
図示のタイミングローラにより第1の転写手段としての
転写器14c上の転写域14bへ給送されてくるが、ト
ナー像受像体14a上に搬送されんとする記録紙Pがト
ナー像受像体14aに担持されている裏面画像のカラー
トナー像と重なる直前に、転写材帯電手段としての紙帯
電ブラシ150が支軸152を回転中心としてトナー像
受像体14aと当接状態に回転され、紙帯電ブラシ15
0のブラシ部材151の先端が記録紙Pの先端部に当接
された帯電位置とされる。
【0047】帯電位置においては、当接と同時に、紙帯
電ブラシ150はバイアス電圧E1を印加の状態とされ
る。紙帯電ブラシ150の当接中はトナーと同極性(本
実施形態においてはマイナス極性)の−500VDC〜
−2kVDCのバイアス電圧E1が印加される。
【0048】紙帯電ブラシ150は記録紙Pの後端の通
過直前或いは同時にトナー像受像体14aより当接を解
除された状態に回転され、図3(B)に示すように、記
録紙Pと離間された非帯電位置に移動される。
【0049】この際、非帯電位置においては、紙帯電ブ
ラシ150へのバイアス電圧E1の印加が記録紙Pの送
られているときのみならず、記録紙Pとの離間時にもト
ナーと同極性の電圧、例えば当接時と同程度の−500
VDC〜−2kVDCのバイアス電圧E1が紙帯電ブラ
シ150のブラシ部材151に印加されていることが好
ましい。当接或いは解除時に交流成分(500Hz〜1
0kHz,100VP-P〜1000VP-P)を重畳するこ
とにより、さらに紙帯電ブラシ150にトナーが付着す
るのを防止できる。
【0050】転写材帯電手段としての紙帯電ブラシ15
0がトナー像受像体14aより離間されることによる、
トナー像受像体14aよりのトナー付着防止をすると共
に、紙帯電ブラシ150にトナーと同極性の電圧が印加
されることにより、トナー像受像体14a上のトナーの
トナー像受像体14aより紙帯電ブラシ150への移動
が押さえられ、紙帯電ブラシ150のトナー汚れが防止
される。特に、トナー像受像体クリーニング装置140
のブレード部材141の解除時のトナー溜まりが紙帯電
ブラシ150部分を通過する時は、紙帯電ブラシ150
が汚れぬように紙帯電ブラシ150のトナー像受像体1
4aとの当接を解除しておく必要がある。
【0051】上記の如く、記録紙Pが通過の際、紙帯電
ブラシ150がトナー像受像体14aと当接状態とさ
れ、記録紙Pに当接しバイアス電圧E1が印加される帯
電位置と、記録紙Pが非通過の際、紙帯電ブラシ150
がトナー像受像体14aより解除状態とされ、記録紙P
と離間し好ましくはバイアス電圧E1が印加される非帯
電位置との離間の移動は、転写材帯電手段としての紙帯
電ブラシ150のブラシ部材151部での記録紙Pの通
過と同期して行われる。また、トナー像受像体クリーニ
ング装置140のブレード部材141の解除時は紙帯電
ブラシ150を少なくとも非帯電位置とすることが好ま
しい。
【0052】転写材帯電手段としての紙帯電ブラシ15
0の当接、解除の機構を図4に示す。紙帯電ブラシ15
0はブラシ部材151とホルダ153とより構成されて
おり、支軸152を回転支点として回動されるが、記録
紙Pが通過される際の帯電位置では、一端を装置本体
に、他端をホルダ153に係止されるバネ154によ
り、ホルダ153がストッパ155の突当て位置までト
ナー像受像体14aの方向に引付けられ、トナー像受像
体14aと当接状態とされ、ブラシ部材151が記録紙
Pと当接される。
【0053】記録紙Pが非通過の際の非帯電位置では、
記録紙Pの搬送タイミングに同期してソレノイドSD1
が作動状態となり、ホルダ153に係止されるソレノイ
ドSD1のレバー156が吸引され、紙帯電ブラシ15
0が図4の矢印で示す方向に回動され、記録紙Pが搬送
されるトナー像受像体14aより解除状態とされ、記録
紙Pと離間される。
【0054】離間の際の紙帯電ブラシ150のブラシ部
材151の先端部のトナー像受像体14aよりの移動距
離は最近接距離で1mm以上、10mm以下が好まし
い。1mm以下では、トナー像受像体14a上のトナー
溜まりがブラシ部材151の先端部に接触する可能性が
有り、10mm以上ではブラシ部材151が周囲に接触
するので好ましくない。
【0055】転写材帯電手段の他の例を図5及び図6に
て説明する。図5は、転写材帯電手段の第2の例とその
当接、解除機構を示す図であり、図6は、転写材帯電手
段の第3の例を示す図であり、図6(A)は、第3の例
の転写材帯電手段の断面図であり、図6(B)は、第3
の例の転写材帯電手段の斜視図である。
【0056】図5に示すように、転写材帯電手段として
紙帯電ローラ250を用いたものが第2の例であり、ト
ナー像受像体14aとの当接、解除機構は図4にて説明
したものと同様な機構を用いたものであり、紙帯電ロー
ラ250のトナー像受像体14aとの当接状態或いは解
除状態にともなう、転写材としての記録紙Pとの当接に
よる帯電位置及び離間による非帯電位置は、図4にて説
明したものと同様であり、前記画像形成装置にて説明し
たと同様のプロセスにて用いられる。
【0057】転写材帯電手段としての紙帯電ローラ25
0は、ローラ部材251とホルダ253とより構成され
ており、ローラ部材251はシャフト251bとその外
周に設けられた導電性のゴムローラ251aとよりな
り、シャフト251bがホルダ253にゴムローラ25
1aを回転可能として取付けられる。
【0058】紙帯電ローラ250は、支軸252を回転
支点として回動されるが、記録紙Pが通過される際の帯
電位置では、一端を装置本体に、他端をホルダ253に
係止されるバネ254により、ホルダ253がストッパ
255の突当て位置までトナー像受像体14aの方向に
引付けられ、トナー像受像体14aと当接状態とされ、
ゴムローラ251aが記録紙Pと当接される。
【0059】帯電位置においては、当接と同時に、紙帯
電ローラ250はバイアス電圧E1を印加の状態とされ
る。紙帯電ローラ250の当接中はトナーと同極性(本
実施形態においてはマイナス極性)の−500VDC〜
−2kVDCのバイアス電圧E1がローラ部材251に
印加される。
【0060】紙帯電ローラ250は記録紙Pの後端の通
過直前或いは同時にトナー像受像体14aより当接を解
除され、記録紙Pと離間された非帯電位置に移動され
る。
【0061】記録紙Pが非通過の際の非帯電位置では、
記録紙Pの搬送タイミングに同期してソレノイドSD2
が作動状態となり、ホルダ253に係止されるソレノイ
ドSD2のレバー256が吸引され、紙帯電ローラ25
0が図5の矢印で示す方向に回動され、記録紙Pが搬送
されるトナー像受像体14aより解除状態とされ、記録
紙Pと離間される。
【0062】この際、非帯電位置においては、紙帯電ロ
ーラ250へのバイアス電圧E1の印加は記録紙Pの送
られているときのみならず、記録紙Pとの離間時にもト
ナーと同極性の電圧、例えば当接時と同程度の−500
VDC〜−2kVDCのバイアス電圧E1が紙帯電ロー
ラ250のローラ部材251に印加されていることが好
ましい。
【0063】離間の際の紙帯電ローラ250のゴムロー
ラ251aのトナー像受像体14aよりの移動距離は最
近接距離で1mm以上、10mm以下が好ましい。1m
m以下では、トナー像受像体14a上のトナー溜まりが
ゴムローラ251aに接触する可能性が有り、10mm
以上ではローラ部材251が周囲に接触するので好まし
くない。
【0064】転写材帯電手段としての紙帯電ローラ25
0がトナー像受像体14aより離間されることによる、
トナー像受像体14aよりのトナー付着防止をすると共
に、紙帯電ローラ250にトナーと同極性の電圧が印加
されることにより、トナー像受像体14a上のトナーの
トナー像受像体14aより紙帯電ローラ250への飛翔
が反撥され、紙帯電ローラ250のトナー汚れが防止さ
れる。特に、前述したように、トナー像受像体クリーニ
ング装置140のブレード部材141の解除時のトナー
溜まりが紙帯電ローラ250部分を通過する時は、紙帯
電ローラ250、特にゴムローラ251aが汚れぬよう
に紙帯電ローラ250の当接を解除しておく必要があ
る。
【0065】上記の如く、記録紙Pが通過の際、紙帯電
ローラ250がトナー像受像体14aと当接状態とさ
れ、記録紙Pに当接しバイアス電圧E1が印加される帯
電位置と、記録紙Pが非通過の際、紙帯電ローラ250
がトナー像受像体14aより解除状態とされ、記録紙P
と離間し好ましくはバイアス電圧E1が印加される非帯
電位置との離間の移動は、転写材帯電手段としての紙帯
電ローラ250のローラ部材251部での記録紙Pの通
過と同期して行われる。また、トナー像受像体クリーニ
ング装置140のブレード部材141の解除時は紙帯電
ローラ250を少なくとも非帯電位置とすることが好ま
しい。
【0066】図6に示すように、転写材帯電手段として
非接触タイプのコロナ放電器350を用いることも可能
である。
【0067】コロナ放電器350はシールド部材351
とコロナ放電電極としてのワイヤ電極351aとにより
構成されており、シールド部材351の側端部にホルダ
353が設けられ、ホルダ353に設けられた支軸35
2を回転支点としてコロナ放電器350が図6(A)の
帯電位置より不図示の回動手段により実線矢印で示す方
向に回動された非帯電位置に移動可能とされる。
【0068】コロナ放電器350は、帯電位置において
記録紙Pの進入と同時にコロナ放電が行われ、記録紙P
の通過と同時にコロナ放電が停止されると共に、非帯電
位置にか回転移動される。非帯電位置に移動されること
により、トナー汚れが防止される。
【0069】355はコロナ放電器350への記録紙P
の進入防止とワイヤ電極351aの汚れ防止とを兼ねた
ブリッジであり、ブリッジ355には、例えばナイロン
糸を用いたワイヤ355aが張り渡されている。
【0070】ブリッジ355はシールド部材の一端を回
転支点として点線矢印で示す方向に開口可能であり、非
帯電位置においてブリッジ355を開口して清掃を行う
ことも可能である。
【0071】上記の実施形態において、転写材帯電手段
を第2の像担持手段に対し、当接状態及び離間状態とし
て説明したが、近接して配置した状態と離間状態とを採
るようにしてもよい。
【0072】実施形態2 転写材帯電手段の汚れ防止の第2の例について、図7、
図8及び図1、図2を用いて説明する。図7は、転写材
帯電手段の帯電プロセスを示す図であり、図8は、バイ
アス電圧のタイミングチャートを示す図である。
【0073】本実施形態においても前記実施形態1の図
1及び図2にて説明したと同様な画像形成プロセス及び
機構が用いられるが、本実施形態においては前記実施形
態における転写材帯電手段としての回転移動可能な紙帯
電ブラシ150に代えて、固定の紙帯電ブラシ450を
用いて汚れ防止を行うものである。前記第1の実施形態
にて説明したと同様の機能、構造を有する部材には同一
の符号を付した。
【0074】転写材帯電手段としての紙帯電ブラシ45
0はトナー像受像体14aに当接或いは近接して固定さ
れており、記録紙Pが裏面画像の先端と合わされてトナ
ー像受像体14aに進入する際、進入直前にトナー像受
像体14a上のトナーとの反撥を最も向上させ紙帯電ブ
ラシ450が汚れるのを防止するため、また、紙帯電ブ
ラシ450についているトナーをトナー像受像体14a
に移して清掃するため、バイアス電圧E2により紙帯電
ブラシ450にトナーと同極性(本実施形態においては
マイナス極性)の、図8(c)で示す、例えば−1kV
DC〜−3kVDCの最も高い電圧を印加する。これに
加え、交流電圧AC1により、例えば500Hz〜10
kHz、100VP-P〜1000VP-Pの交流電圧を重畳
することが好ましい。
【0075】−1kVDCより低い電圧値を印加すると
紙帯電ブラシ450が汚れ易く、−3kVDCより高い
電圧値を印加すると放電が起こり、紙帯電ブラシ450
やトナー像受像体14aにダメージを与える。また、交
流電圧を重畳することによりトナーの付着防止効果が促
進される。
【0076】記録紙Pが裏面画像の先端と合わされてト
ナー像受像体14aに進入し、記録紙Pが紙帯電ブラシ
450のブラシ部材451と当接中の転写材通過時に
は、紙帯電ブラシ450にトナーと同極性(本実施形態
においてはマイナス極性)の、図8(a)で示す、例え
ば−500VDC〜−2kVDCのバイアス電圧E2が
印加される。従動ローラ14eや駆動ローラ(不図示)
は接地されている。接地される従動ローラ14eと紙帯
電器150に印加されるトナーと同極性のマイナス極性
のバイアス電圧E1の印加とによりトナー像受像体14
aに誘起されるプラス帯電によりマイナス極性に帯電さ
れた記録紙Pがトナー像受像体14aに吸着されて搬送
される。
【0077】−500VDCより低い電圧値を印加する
とトナー像受像体14aへの記録紙Pの付着が悪くな
り、−2kVDCより高い電圧値を印加すると紙帯電時
の電荷注入によりトナー像受像体14a上のトナー像の
乱れが起こる傾向が顕著となる。
【0078】記録紙Pが紙帯電ブラシ450のブラシ部
材451部を通過した後の非転写材通過時には、バイア
ス電圧E2により紙帯電ブラシ450にトナーと同極性
(本実施形態においてはマイナス極性)の、図8(b)
で示す、例えば−100VDC〜−500VDCの電圧
を印加し、トナー像受像体14a上のトナーとの反撥に
より紙帯電ブラシ450へのトナー付着を防止し、紙帯
電ブラシ450に付着したトナーをトナー像受像体14
aに付着させる。紙帯電ブラシ450をフローティング
状態としてもよい。これに加え紙帯電ブラシ450のク
リーニング性向上のために、交流電圧AC1により、例
えば500Hz〜10kHz、100VP-P〜1000
P-Pの交流電圧を重畳することが好ましい。
【0079】−100VDCより低い電圧値を印加する
と印加電圧によるトナー反撥が弱くトナーが紙帯電ブラ
シ450に付着する傾向が顕著になる。また、−500
VDCより高い電圧値を印加すると長期使用に伴いトナ
ー像受像体14aにダメージが起こる。なお、交流電圧
を重畳することによりトナーの付着防止効果が促進され
る。
【0080】また、この他のバイアス電圧の印加方法と
して、転写材帯電手段を接地しておき、従動ローラ14
eにトナーと逆極性のプラスで同程度の電圧の印加制御
を行っても同様な帯電の効果を得ることができる。
【0081】本実施形態においても、トナー像受像体ク
リーニング装置140のブレード部材141の解除時は
紙帯電ブラシ450が少なくとも非帯電位置とすること
が好ましい。また、前記実施形態と同様に転写材帯電手
段として紙帯電ローラを用いることもできる。
【0082】本発明はカラー画像形成装置を用いて説明
したが、モノクロの画像形成装置にも適用できることは
勿論である。また、画像形成サイズや転写材のサイズに
応じて制御タイミングを適宜変更することは勿論であ
る。
【0083】また、本発明は本方式に限らず両面画像を
形成する変形例も含むものであり、例えば特公昭54−
28740号公報に示された裏面画像に相当するトナー
極性を反転した後、同時に転写材の両面に転写するもの
や、特開昭63−180969号公報、特開昭63−2
98255号公報、特開平1−44457号公報等のタ
ンデム方式にも、上記にて説明した如きプロセス条件や
画像データ処理条件が表面と裏面とで変更することが用
いられ、画像濃度や色調が整った両面画像の形成を行う
ことができる。
【0084】
【発明の効果】請求項1または2によれば、第2の像担
持手段に付着したトナーが転写材帯電手段に付着するこ
となく、転写材帯電手段のトナー汚れが防止され、転写
材と第2の像担持手段との良好な密着性が保たれ、良好
な転写材の搬送が行われる。
【0085】請求項3によれば、第2の像担持手段上の
付着トナーが、転写材帯電手段に印加されるトナーと同
極性のバイアス電圧により反撥され、転写材帯電手段に
飛翔することなく、転写材帯電手段のトナー汚れが防止
される。
【0086】請求項4によれば、転写材帯電手段が第2
の像担持手段に直接接触することがなく、第2の像担持
手段に付着したトナーによる転写材帯電手段のトナー汚
れが防止される。
【0087】請求項5によれば、第2の像担持手段のク
リーニング手段の解除時の第2の像担持手段上のトナー
溜まりが直接転写材帯電手段に接することがなく転写材
帯電手段のトナー汚れが防止される。
【0088】請求項6によれば、第2の像担持手段上の
付着トナーが、転写材帯電手段に印加されるトナーと同
極性のバイアス電圧により反撥されて転写材帯電手段に
付着することなく、転写材帯電手段のトナー汚れが防止
され、転写材と第2の像担持手段との良好な密着性が保
たれ、良好な転写材の搬送が行われる。
【0089】請求項7によれば、特に第2の像担持手段
のクリーニング手段の解除時の第2の像担持手段上のト
ナー溜まりが、転写材帯電手段に印加されるトナーと同
極性のバイアス電圧により反撥されて転写材帯電手段に
付着することなく、転写材帯電手段のトナー汚れが防止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施形態を示すカラ
ー画像形成装置の断面構成図である。
【図2】両面のトナー像形成状態を示す図である。
【図3】転写材帯電手段のトナー像受像体への当接タイ
ミングを示す図である。
【図4】転写材帯電手段の第1の例とその当接、解除機
構を示す図である。
【図5】転写材帯電手段の第2の例とその当接、解除機
構を示す図である。
【図6】転写材帯電手段の第3の例を示す図である。
【図7】転写材帯電手段の帯電プロセスを示す図であ
る。
【図8】バイアス電圧のタイミングチャートを示す図で
ある。
【図9】従来の問題点を示す図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 スコロトロン帯電器 12 露光ユニット 13 現像器 14a トナー像受像体 14c 転写器 14g 裏面転写器 17 定着装置 140 トナー像受像体クリーニング装置 150,450 紙帯電ブラシ 151,451 ブラシ部材 250 紙帯電ローラ 251 ローラ部材 350 コロナ放電器 E1,E2 バイアス電圧 P 記録紙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像形成手段により形成されたトナ
    ー像を担持する第1の像担持手段と、 前記第1の像担持手段に担持されたトナー像が転写さ
    れ、転写された該トナー像を表面に担持する第2の像担
    持手段と、 前記第1の像担持手段に担持されているトナー像を転写
    材の表面に転写する第1の転写手段と、 前記第2の像担持手段に担持されているトナー像を前記
    転写材の裏面に転写する第2の転写手段と、 前記転写材の両面に転写されたトナー像を定着する定着
    手段とを有する画像形成装置において、 前記第2の像担持手段に進入する前記転写材を帯電して
    前記第2の像担持手段に吸着させる転写材帯電手段が、
    前記転写材と当接して前記転写材を帯電する帯電位置
    と、前記転写材より離間する非帯電位置とに移動可能と
    されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記転写材帯電手段の前記帯電位置と前
    記非帯電位置との移動距離が1mm〜10mmであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記非帯電位置で前記転写材帯電手段に
    前記第2の像担持手段上のトナーと同一極性のバイアス
    電圧を印加することを特徴とする請求項1または2に記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記帯電位置と前記非帯電位置との間の
    移動は前記転写材の前記転写材帯電手段の通過と同期す
    ることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の像担持手段と当接、解除可能
    なブレード部材を有し、前記第2の像担持手段をクリー
    ニングするクリーニング手段を前記第2の像担持手段に
    対向して設け、前記ブレード部材の解除時は少なくとも
    前記転写材帯電手段が非帯電位置であることを特徴とす
    る請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 トナー像形成手段により形成されたトナ
    ー像を担持する第1の像担持手段と、 前記第1の像担持手段に担持されたトナー像が転写さ
    れ、転写された該トナー像を表面に担持する第2の像担
    持手段と、 前記第1の像担持手段に担持されているトナー像を転写
    材の表面に転写する第1の転写手段と、 前記第2の像担持手段に担持されているトナー像を前記
    転写材の裏面に転写する第2の転写手段と、 前記転写材の両面に転写されたトナー像を定着する定着
    手段とを有する画像形成装置において、 前記第2の像担持手段に進入する前記転写材を帯電して
    前記第2の像担持手段に吸着させる転写材帯電手段を前
    記第2の像担持手段に近接或いは当接して設け、 前記第2の像担持手段上のトナーと同一極性のバイアス
    電圧を前記転写材の通過時に前記転写材帯電手段に印加
    すると共に、前記転写材の非通過時にも前記第2の像担
    持手段上のトナーと同一極性のバイアス電圧を前記転写
    材帯電手段に印加することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の像担持手段と当接、解除可能
    なブレード部材を有し、前記第2の像担持手段をクリー
    ニングするクリーニング手段を前記第2の像担持手段に
    対向して設け、前記ブレード部材の解除時は少なくとも
    前記第2の像担持手段上のトナーと同一極性のバイアス
    電圧を前記転写材帯電手段に印加することを特徴とする
    請求項6に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006208795A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Ricoh Co Ltd 転写装置及び画像形成装置

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