JPH10108060A - 光電変換素子の蓄積制御装置及びこれを用いた焦点検出装置、カメラ - Google Patents

光電変換素子の蓄積制御装置及びこれを用いた焦点検出装置、カメラ

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JPH10108060A
JPH10108060A JP8256168A JP25616896A JPH10108060A JP H10108060 A JPH10108060 A JP H10108060A JP 8256168 A JP8256168 A JP 8256168A JP 25616896 A JP25616896 A JP 25616896A JP H10108060 A JPH10108060 A JP H10108060A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を大きくすることなく、従来例より
も更に測距領域を多くした焦点検出を実現できるように
する。 【解決手段】 蓄積モニタ信号に応じて光電変換素子列
SNS−1A,1B〜SNS−jA,jBの蓄積制御を
列単位で独立に行う蓄積制御部を上記光電変換素子列の
数jより少ない数iだけ備えたAFセンサ駆動装置SD
Rと、上記光電変換素子列から信号線BMON1〜iを
介して蓄積制御部に供給する蓄積モニタ信号を選択的に
切り換えるマルチプレクサDETMPXとを備え、j個
の光電変換素子列の中から蓄積制御部の数iと同数の光
電変換素子列を選択して、それらより出力される蓄積モ
ニタ信号のみを用いて蓄積制御を行うようにすることに
より、蓄積制御部の回路規模を増大させることなく、広
範囲な測距領域の中から任意の測距点を自由に選んで焦
点調節を行うことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光電変換素子の蓄積
制御装置に関し、特に、カメラやビデオの自動焦点調節
装置に組み込まれ焦点調節状態を検出するために用いら
れる、複数の光電変換素子からなるイメージセンサの蓄
積制御に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一眼レフカメラの焦点検出装置
は、撮影画面内の中央部に1つ、あるいは撮影画面内の
水平方向に左右対称に多くとも6つ程度の焦点検出領域
を備えるものであった。この種の装置は、複数の光電変
換素子から構成されるラインセンサを各焦点検出領域毎
に有し、各ラインセンサから時系列に出力される被写体
の輝度分布情報である像信号を演算処理して焦点検出を
行うものである。
【0003】従来の焦点検出装置について、図16の焦
点検出光学系を用いて簡単に説明する。同図は、位相差
方式の焦点検出領域を5つ備えた光学系を示している。
この従来の焦点検出装置では、フィールドレンズAFF
L、多孔視野マスクAFMSK、2次結像レンズAFD
L、絞り板AFDP、および光電変換素子列であるライ
ンセンサの対を複数組配設したセンサ装置SNSが図1
6に示すように配されている。
【0004】多孔視野マスクAFMSKは、不図示の撮
影用対物レンズの予定結像面の近傍に設けられていて、
各スリットAFMSK−1〜AFMSK−5はそれぞれ
測距視野を決定する。絞り板AFDPは、上述の各スリ
ットAFMSK−1〜AFMSK−5およびフィールド
レンズAFFLを介して2次結合レンズAFDLに入射
する光束を規制する。この絞り板AFDPは、フィール
ドレンズAFFLのパワーにより撮影用対物レンズの射
出瞳の位置に略々結像関係に置かれている。
【0005】2次結像レンズAFDLは、正レンズ2枚
で対をなし、それが4対で構成されている。例えば、正
レンズ対AFDP−1A,1Bは、スリットAFMSK
−1により画定される被写体像の一部を、略ラインセン
サの対SNS−2A,2B上に再結像する。また、この
正レンズ対AFDP−1A,1Bは、スリットAFMS
K−2で画定された部分を、略ラインセンサの対SNS
−1A,1B上に再結像する。
【0006】また、スリットAFMSK−3で画定され
た部分は、直交する2つの光束成分に分割されて、それ
ぞれ正レンズ対AFDP−3A,3Bと正レンズ対AF
DP−4A,4Bとにより、ラインセンサの対SNS−
3A,3Bと、ラインセンサの対SNS−4A,4Bと
に投影される。各ラインセンサの出力は、それらに照射
された輝度に応じた電気信号として読み出され、各スリ
ットで画定された測距視野内の被写体に対する対物レン
ズの焦点状態を表す値が算出される。
【0007】図17は、カメラのファインダを覗いた状
態を示す図であり、各焦点検出領域の位置関係を示すも
のである。同図において、FIMSKはファインダ視野
領域を形成する視野マスク、FIARAはカメラ本体に
装着した撮影レンズを通して被写体の観察ができる観察
領域(撮影領域)である。また、FDSPはファインダ
内に撮影情報を表示するためのファインダ内LCD(液
晶表示部)である。
【0008】図17に示す撮影領域FIARAにおい
て、5個のスリットで画定される測距視野は、例えばA
FP1〜AFP5の位置に設定することができる。撮影
領域FIARA中の5つの測距視野AFP1〜AFP5
は、5つの測距点を示しており、この5つの中から撮影
者は任意の測距点を選択する。各測距点AFP1〜AF
P5は、上述したように図16に示した結像光学系のセ
ンサ装置SNSを構成する各ラインセンサ対に対応す
る。
【0009】図18は、上述した従来のセンサ装置SN
Sの駆動制御についての説明を補助するための回路ブロ
ック図である。なお、このセンサ装置SNSを構成する
ラインセンサは、特開昭60−12579号〜特開昭6
0−12765号公報等に開示されているフォトトラン
ジスタアレイからなる蓄積型光電ラインセンサである。
【0010】この蓄積型光電ラインセンサは、公知のC
CDセンサやMOSセンサとは異なり、入射光に比例し
た電荷をトランジスタのベース部に蓄積し、電荷の読み
出しに際しては、各ラインセンサ毎に蓄積電荷量に応じ
た信号を出力する。この蓄積型光電ラインセンサを構成
する光電変換素子単体の動作については、上記公報等に
開示されているので、ここではその詳細を省略する。
【0011】図18において、上述のラインセンサSN
S−1A,1B〜SNS−6A,6Bは同一チップ上に
配置されていて、2つのラインセンサSNS−1A,1
Bで1つのラインセンサ対が構成されている。他のライ
ンセンサSNS−2A,2B〜SNS−6A,6Bも同
様である。電荷の蓄積、読み出し等の各制御および駆動
は、ラインセンサ対の単位で行われる。
【0012】モニタ信号出力部DET1〜6は、それぞ
れのラインセンサ対と1対1に対応するように設けら
れ、各ラインセンサの蓄積モニタ信号を出力する。蓄積
モニタ信号の内容としては、ラインセンサ対を構成する
複数の光電変換素子より出力される信号のうち最も大き
い値を持つ信号、あるいは最も大きい値と最も小さい値
との差、すなわちコントラスト成分の信号等がある。
【0013】信号入出力部BMON1〜6は、センサ装
置SNSと不図示のセンサ駆動装置との間で双方向に信
号伝達を行い、上記モニタ信号出力部DET1〜6から
の蓄積モニタ信号を出力する機能と、上記センサ駆動装
置からの入力信号を制御部SCNTに供給する機能とを
持つ。
【0014】信号入力部BDR1〜4は、所定の駆動信
号を制御部SCNTに入力するものであり、これら駆動
信号の組み合わせに応じて、センサ装置SNSを構成す
る各ラインセンサSNS−1A,1B〜SNS−6A,
6Bの初期化、蓄積、像信号読み出し等の切り換え制御
や、駆動タイミングの制御が行われる。
【0015】制御部SCNTは、センサ駆動部と、ライ
ンセンサの受光出力を選択的に読み出す選択部と、駆動
モード設定部とから成り、いずれも信号入力部BDR1
〜4より入力される駆動信号に従って機能する。すなわ
ち、上記信号入力部BDR1〜4より入力される駆動信
号は、駆動タイミング信号の基準を与えたり、ラインセ
ンサ対を選択したりする等の複数の機能を備えている。
さらに、信号入力部BDR1より入力される駆動信号
は、6つのラインセンサ対の中から電荷の読み出し駆動
を行うラインセンサ対を選択する機能を有する。
【0016】制御部SCNT内にあるブロックDRVC
NTは、駆動タイミング信号を生成する機能や、選択さ
れたラインセンサ対の受光出力である像信号を順次時系
列に読み出すために上記ラインセンサの駆動を行う機能
を持ち、特に重要な部分である。増幅部SAMPは、ラ
インセンサから制御部SCNTを介して読み出された像
信号を所定の増幅度で増幅するものである。これによ
り、微弱な像信号をそのまま出力したときに生じる外来
ノイズなど外乱の影響を受け難くしている。
【0017】上記信号入力部BDR1より入力される駆
動信号によって6つのラインセンサ対の中から予め選択
された何れか1組のラインセンサ対からの像信号は、所
定の駆動信号に基づいて上記増幅部SAMPを介して信
号出力部SOUTより出力される。
【0018】次に、動作について説明する。信号入力部
BDR1〜4から入力される駆動信号により、各ライン
センサの初期化が行われると、続けて蓄積が始まる。各
ラインセンサでは、それぞれ照射される光に応じて電荷
が蓄積される。このような電荷蓄積動作中において、蓄
積モニタ信号は、モニタ信号出力部DET1〜6を介し
て信号入出力部BMON1〜6へ常に出力される。
【0019】上記信号入出力部BMON1〜6を介して
接続された不図示のセンサ駆動装置は、各ラインセンサ
での電荷蓄積中は、それぞれから常に出力される蓄積モ
ニタ信号が予め指定されたレベルに到達したか否かを観
察していて、何れかにおいて到達したことを検出する
と、信号入出力部BMON1〜6の中の検出した端子を
所定のレベルまで引き下げる。すると、制御部SCNT
は、対応するラインセンサの蓄積電荷を不図示の記憶部
に転送する蓄積終了制御を行う。
【0020】蓄積終了したラインセンサの受光出力は、
信号入力部BDR1から制御部SCNTに入力される駆
動信号にて選択された後、信号入力部BDR1〜4から
入力される駆動信号によって増幅部SAMPを介して信
号出力部SOUTより出力される。
【0021】また、モニタ信号出力部DET1〜6は、
飽和検出機能を更に有し、各ラインセンサより出力され
る最も大きい信号値が、飽和レベルをわずかに下回る予
め設定したレベルにあることを検出し、信号入出力部B
MON1〜6の何れか対応する端子に信号を出力して不
図示のセンサ駆動装置に知らせる処理も行う。
【0022】このように、従来のセンサ装置SNSの構
成は、個々のラインセンサ毎に出力される蓄積制御情報
(蓄積モニタ信号)を全て、センサ駆動装置内の対応す
る蓄積制御部(図示せず)に入力しているから、異なる
被写体領域の輝度レベルに応じて、各領域に対応するラ
インセンサの蓄積制御をそれぞれ独立かつ同時に行うも
のであった。
【0023】ところで、各ラインセンサから出力される
蓄積制御情報に基づき、電荷蓄積時間の制御と、蓄積さ
れた電荷に相当する光電変換出力レベルによって選択的
に像信号を増幅する制御とを自動的に行うAGC(オー
トゲインコントロール)制御が知られている。
【0024】AGC制御を行うとき、照射される光量に
応じて得られる上述の被写体輝度レベル情報と、これと
比較するための比較基準レベル情報とが用いられてい
る。この比較基準レベルは、像信号出力が飽和すること
なく蓄積制御できるように設定され、予め用意しておい
た増幅度を選択可能な像信号の増幅装置と組み合わせて
複数の設定が行える。
【0025】AGC制御の一例を提案する米国特許第5
182658号によれば、電荷蓄積中のイメージセンサ
の出力レベルを検知する手段と、その検知信号に基づき
蓄積時間を弁別する手段とから、検知信号により制御さ
れ弁別された蓄積時間で増幅度を変化させることが記述
されている。
【0026】この内容によれば、弁別された蓄積時間で
増幅度を変化させているので、例えば、増幅後に得られ
る像信号のレベルを常に一定とするシステムへの応用で
は、イメージセンサの出力レベルを検知するタイミング
と、検知した出力レベルと、変化可能な増幅度との組み
合わせから蓄積終了レベルが選択され、これに応じて蓄
積時間が変化するようになる。
【0027】よって、蓄積時間の可変幅が同じであって
も、単にイメージセンサに照射される光の輝度に応じて
蓄積時間が線形変化するこれまでの構成に比べ、短い蓄
積時間で蓄積制御が行われる頻度が高くなる。このこと
から、あらゆる光の条件を考えたときに、平均蓄積時間
が短くなるという利点があった。
【0028】また、センサ装置の蓄積制御の一例とし
て、特開昭63−246711号公報には、複数の焦点
検出ゾーンを持ち、各焦点検出ゾーン毎に撮影レンズを
透過してきた光を受光するイメージセンサと、イメージ
センサの受光部近傍に配置され各焦点検出ゾーンに入射
する光量をモニタリングするモニタ手段とを備える焦点
検出装置が提案されている。この装置では、モニタ手段
からの出力に応じて対応するイメージセンサの受光出力
を蓄積時間あるいは信号増幅の制御によって制御し、こ
れにより得られるイメージセンサの受光出力に基づき撮
影レンズによる焦点調節状態を検出する。
【0029】この内容によれば、各焦点検出ゾーン毎に
イメージセンサとモニタ手段とを1対1で備え、モニタ
手段の出力によりイメージセンサの制御を行う。したが
って、各焦点検出ゾーンが受光する輝度差などの条件の
違いによらず、いずれの焦点検出ゾーンも独立に受光輝
度に応じた蓄積時間の制御と受光出力の増幅とを行い、
あらゆる光の条件で、複数の焦点検出ゾーンからの受光
出力に応じてより高精度な焦点検出ができる利点があっ
た。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】撮影者が焦点検出装置
に求める機能は、撮影画面内において撮影者が意図する
任意の領域に焦点を調節することにあるから、上記従来
例よりも更に焦点検出領域を多くした焦点検出装置が必
須である。
【0031】しかしながら、既に説明したように焦点検
出領域とラインセンサおよび蓄積制御部とが1対1に対
応する従来の構成では、ラインセンサと同数の蓄積制御
部が必要となる。このため、測距点あるいは測距領域の
拡大は、回路規模の増大およびこれに起因する消費電力
の増加、歩留りの低下、コストアップ等の不具合や、電
池交換時期が早まることによる使用者の信頼感の低下な
どの問題を生ずる。
【0032】本発明はこのような問題を解決するために
成されたものであり、ラインセンサ対と同数の蓄積制御
部を設けることによって回路規模を大きくすることな
く、従来例よりも更に焦点検出領域(測距点あるいは測
距領域)を多くした焦点検出を実現できるようにするこ
とを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1の光電変換素子の蓄積制御装
置は、蓄積モニタ信号に応じて光電変換素子列の蓄積制
御を列単位で独立に行う蓄積制御部を上記光電変換素子
列の列数より少ない数だけ備えた蓄積制御手段と、上記
光電変換素子列から上記蓄積制御部に供給する蓄積モニ
タ信号を選択的に切り換える切り換え手段とを備える。
【0034】本発明の他の特徴とするところは、被写体
空間が互いに異なる複数の領域からの光束を受光して蓄
積モニタ信号を出力する複数の光電変換素子列と、上記
光電変換素子列より出力される蓄積モニタ信号に応じて
上記光電変換素子列を列単位で蓄積制御する蓄積制御部
を上記光電変換素子列の列数より少ない数だけ備えた蓄
積制御手段と、上記光電変換素子列から上記蓄積制御手
段の蓄積制御部に供給する蓄積モニタ信号を選択的に切
り換える切り換え手段とを備える。
【0035】本発明のその他の特徴とするところは、被
写体空間が互いに異なる複数の領域からの光束を受光し
て蓄積モニタ信号を出力する複数の光電変換素子列を、
互いに隣接するようにして連続的に配置して成るエリア
イメージセンサの蓄積制御を行う装置であって、上記光
電変換素子列より出力される蓄積モニタ信号に応じて蓄
積制御を列単位で行う蓄積制御部を上記光電変換素子列
の列数より少ない数だけ備えた蓄積制御手段と、上記光
電変換素子列から上記蓄積制御手段の蓄積制御部に供給
する蓄積モニタ信号を選択的に切り換える切り換え手段
とを備え、上記連続的に配置された複数の光電変換素子
列のうち、上記蓄積制御部の数と同数の光電変換素子列
より出力される蓄積モニタ信号を上記切り換え手段によ
り選択して上記蓄積制御手段の蓄積制御部に供給し、蓄
積制御を行うようにしたことを特徴とする。
【0036】また、本発明の焦点検出装置は、請求項2
または3に記載された光電変換素子の蓄積制御装置を用
いた焦点検出装置であって、上記被写体空間が互いに異
なる複数の領域から焦点検出されるべき結像光学系を通
過した光束を受光して得られる受光出力に基づいて、撮
影レンズによる焦点調節状態を検出する検出手段を備え
る。
【0037】また、本発明のカメラは、請求項4に記載
の焦点検出装置を備える。
【0038】上記のように構成した本発明によれば、蓄
積制御部の数より多く設けられている複数の光電変換素
子列の中から切り換え手段によって選択された光電変換
素子列より出力される蓄積モニタ信号のみが上記蓄積制
御部に入力され、上記光電変換素子列の受光出力が制御
されるようになる。
【0039】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕以下、本発明に係る光電変換素子の
蓄積制御装置を図示の実施形態に基づいて詳細に説明す
る。図1は、本発明に係る光電変換素子の蓄積制御装置
をカメラへ適用した第1の実施形態の例を示すブロック
図である。まず各部の構成について説明する。
【0040】図1において、PRSはカメラの制御回路
であり、例えば、内部にCPU(中央演算処理部)、R
AM、ROM、A/D変換器および入出力ポート等が配
置されたワンチップのマイクロコンピュータで構成され
る。上記制御回路PRSに接続されたEEPROM(電
気的に消去可能なプログラマブルROM)には、露出制
御や焦点調節に関する調整値等を含む一連のカメラの制
御パラメータが格納されている。
【0041】制御回路PRSは、ROMおよびEEPR
OMに格納されているカメラのシーケンスプログラムお
よび制御パラメータに従って、自動露出制御、自動焦点
調節、フィルムの巻き上げおよび巻き戻し等のカメラの
一連の動作を行っている。そのために、制御回路PRS
は、データバスDBUSを使ってカメラ本体内の周辺回
路と通信を行い、各々の周辺回路やレンズの動作を制御
する。
【0042】SHTはシャッター制御装置であり、上記
制御回路PRSより供給される制御信号CSHTが低電
位レベル(以下、低電位レベルを‘L’と略記し、高電
位レベルを‘H’と略記する)であるときに選択され、
データバスDBUSを介して入力されるデータを受け付
け、その入力されたデータに基づいて、不図示のシャッ
ターの先幕および後幕の走行を行う。
【0043】FIMはモータ制御装置であり、制御回路
PRSより供給される制御信号CFIMが‘L’である
ときに選択され、データバスDBUSを介して入力され
るデータを受け付け、その入力されたデータに基づい
て、モータ等からなる不図示のフィルム給送用機構と主
ミラーのアップダウン機構との制御を行う。
【0044】DDRはスイッチ検知及び表示駆動装置で
あり、制御回路PRSより供給される制御信号CDDR
が‘L’のときに選択され、データバスDBUSを介し
て入力されるデータを受けて、表示装置DSPの駆動
や、図3に示すファインダ内表示装置FDSPの点灯、
消灯を行う。また、不図示のレリーズボタンに連動した
スイッチSW1、SW2をはじめ、各動作モード設定ボ
タン等の各種操作部材に連動したスイッチ群SWSのオ
ン/オフ状態を検知し、検知信号PRSONを用いて制
御回路PRSにスイッチ操作がなされたことを知らせ
る。
【0045】このスイッチ検知及び表示駆動装置DDR
は、上述の各スイッチSW1,SW2,SWSのオン/
オフ状態が切り換わるときに生ずるチャタリングの影響
を受けずにスイッチ状態を検知するようになっている。
【0046】スイッチSW1、SW2は、図示しないレ
リーズボタンの第1段階の押下によって半押し状態にな
るとスイッチSW1がオンし、引き続いて第2段階の押
下でスイッチSW2がオンする。スイッチSW1、SW
2は共に、片方の端子は接地されており、もう一方の端
子は制御回路PRSの端子に並列に接続されている。ス
イッチSW1、SW2が接続されている制御回路PRS
の端子は、不図示のプルアップ抵抗にて不図示の電池の
プラス端子に接続されている。
【0047】CDCは定電圧電源であり、不図示の電池
出力が入力されている。また、定電圧電源CDCの出力
は、制御回路PRSの電源端子と、不図示であるがスイ
ッチ検知及び表示駆動装置DDRとに接続されている。
また、上記定電圧電源CDCの出力は、制御回路PRS
の制御によりトランジスタPTRを介して端子VCCに
出力された後、各電気素子にも供給されるようになって
いる。端子VCCは電気素子全てに接続されているが、
図1ではその表記は省略している。
【0048】制御回路PRSは、スイッチSW1がオン
になったことを知ると、トランジスタPTRをオンにす
べく、抵抗Rを介して接続されている端子を‘L’レベ
ルに引き下げる。そして、前回スイッチSW1がオンに
された時から不図示の内蔵タイマによる計時で所定時間
が経過した後に電源供給をオフにしていた電気素子へ電
源供給を行って、測光、AF(オートフォーカス)など
の一連の制御を開始するとともに、電源供給制御を行う
内蔵タイマをリセットして計時を開始する。
【0049】その後、内蔵タイマの計時により所定時間
を経過すると、トランジスタPRTをオフにして電気素
子への電源供給を停止する。さらに、スイッチSW2が
オンにされたならば、制御回路PRSは、これをトリガ
として露出制御とその後のフィルム巻き上げとを行う。
【0050】SPCは測光センサ装置であり、撮影レン
ズを介して入射する被写界からの光を受光し、被写界領
域の輝度分布を検出するものである。そのために、この
測光装置SPCは、独立に測定可能な複数の測光領域を
有する測光センサから構成されている。
【0051】各測光領域は、制御回路PRSより出力さ
れる制御信号CSPC1〜4により選択され、その測光
出力は測光信号SSPCとして制御回路PRSのアナロ
グ入力端子に送られる。測光信号SSPCは、この制御
回路PRS内で更にA/D変換された後、プログラムに
従い演算処理されて、シャッター制御装置SHTや撮影
レンズに送信する絞り制御情報となる測光データとして
用いられる。
【0052】SDRはAFエリアセンサ装置SNSの駆
動装置であり、電荷蓄積制御を独立に行うことが可能な
蓄積制御部をi個備えていて、制御回路PRSから供給
される動作基準クロックBCLKに同期して、予め選択
した駆動モードに従ってAFエリアセンサ装置SNS内
の予め選択したラインセンサに対して初期化、電荷蓄
積、像信号読み出しである一連の駆動を行う。このAF
センサ駆動装置SDRに備えられている機能の選択は、
制御回路PRSから供給される制御信号CSDR1〜4
と、データバスDBUSを介して入力されるデータ内容
とに従って行われる。
【0053】また、AFセンサ駆動装置SDRは、信号
線TINTを介して制御回路PRSと双方向で通信を行
い、AFエリアセンサ装置SNS内から選択されたi個
のラインセンサの各々について蓄積終了制御、検出を行
う。また、AFセンサ駆動装置SDRは、AFエリアセ
ンサ装置SNSから供給される像信号SOUTを、デー
タバスDBUSを介して受け付けたデータ内容に基づく
増幅度で増幅して信号VOUTとして出力しており、そ
れは制御回路PRSのアナログ入力端子に入力される。
制御回路PRSは、入力したアナログの信号VOUTを
A/D変換し、そのデジタル値に基づき一連のAF処
理、演算を行う。
【0054】AFセンサ駆動装置SDRからAFエリア
センサ装置SNSに供給される駆動信号BDR1〜4
は、これらの組み合わせにより、AFエリアセンサ装置
SNS内の選択されたi個のラインセンサについて初期
化、電荷蓄積、像信号読み出しを行うときの駆動タイミ
ングを制御する。
【0055】信号線BMON1〜iは、AFエリアセン
サ装置SNSとAFセンサ駆動装置SDRとの間で双方
向に通信を行う際に使用される。この信号線BMON1
〜iの各々は、AFエリアセンサ装置SNS内の選択さ
れたi個のラインセンサの各々に対応する。AFエリア
センサ装置SNSは、その内部のラインセンサに各々照
射される光量に応じた像信号SOUTを生成して出力す
る。
【0056】また、AFセンサ駆動装置SDRは、各信
号線BMON1〜iに対応するラインセンサについての
受光出力(蓄積モニタ信号)が、データバスDBUSに
より予め指定されたレベルに到達したか否かを検出す
る。そして、指定レベルに到達したときは、蓄積完了信
号を、AFエリアセンサ装置SNSには信号線BMON
1〜iのうちの何れか検出した信号線にて出力し、制御
回路PRSには信号線TINTにて出力する。
【0057】AFエリアセンサ装置SNSは、垂直k画
素、水平j画素からなる受光領域を垂直に2個備えたエ
リアセンサである。ここでは、2個の受光領域の中の垂
直方向1列に相当する2個のラインセンサをラインセン
サ対と呼ぶことにする。ラインセンサ対は、初期化およ
び電荷蓄積はj個同時に行い、像信号読み出し駆動はラ
インセンサ対単位で行う。
【0058】このように、本実施形態では、ラインセン
サ対単位で電荷の蓄積制御ができ、j個の中から選択し
たi個のラインセンサ対とAFセンサ駆動装置SDRと
を接続して、蓄積モニタ信号を用いて蓄積制御を行うこ
とができる。すなわち、選択されたi個のラインセンサ
対は、ラインセンサ対毎に出力される蓄積モニタ信号
が、AFセンサ駆動装置SDR内に備えられた独立に蓄
積制御可能なi個の蓄積制御部に供給されるように接続
される。なお、iはAFエリアセンサ装置SNSを構成
するラインセンサ対の数jよりも少ない値である。
【0059】AFセンサ駆動装置SDRによって駆動す
るi個のラインセンサ対の選択など、AFエリアセンサ
装置SNSに備えられた機能の選択は、制御回路PRS
から供給される制御信号CSNS1〜2とデータバスD
BUSを介して入力されるデータ内容とに従って行われ
る。なお、AFエリアセンサ装置SNSの詳細な説明
は、図4を用いて後述する。
【0060】LCOMはレンズ通信装置であり、カメラ
が動作中のときにレンズ用電源VLを撮影レンズユニッ
トLNSUに与える。そして、制御回路PRSからの信
号CLCMが‘L’レベルの間にデータバスDBUSを
介してデータを受け付け、そのデータに基づいて撮影レ
ンズユニットLNSUとシリアル通信を行う。すなわ
ち、クロック信号LCKに同期してレンズ駆動用データ
DCLを後述のレンズ内制御回路LPRSへ伝送し、こ
のとき同時にレンズ内制御回路LPRSから撮影レンズ
(後述する)の最大デフォーカス量等のレンズ情報DL
Cを入力する。
【0061】上記撮影レンズユニットLNSUは、その
内部にレンズ内制御回路LPRSを備えており、シリア
ル入力したデータDCLに基づいてモータMTRを駆動
し、焦点調節用の撮影レンズLNFを移動させる。レン
ズ内制御回路LPRSの内部には、上記撮影レンズLN
Fの最大デフォーカス量、焦点距離、開放F値等の情報
を記憶しているROMが備えられている。
【0062】また、上記撮影レンズユニットLNSU内
のエンコーダ回路ENCは、例えば撮影レンズLNFを
保持しているレンズ鏡筒の移動に伴って発生するパルス
信号を検出し、撮影レンズLNFのその時々の位置情報
としてエンコーダパルス信号EPLを上記レンズ内制御
回路LPRSへ出力する。
【0063】クロック信号LCKに同期してレンズ内制
御回路LPRSに入力される信号DCLは、カメラから
撮影レンズユニットLNSUに対する命令のデータであ
り、命令に対する撮影レンズの動作はあらかじめ決めら
れている。レンズ内制御回路LPRSは、所定の手続き
に従ってその命令を解析し、焦点調節や絞り制御動作を
行うとともに、レンズ各部の動作状況(焦点調節光学系
の駆動状況や絞りの駆動状況等)を信号DLCにより通
知する。
【0064】例えば、カメラから焦点調節の命令が送ら
れてきた場合には、それと同時に送られてくる駆動量、
駆動方向の情報に従って、焦点調節用のモータMTRを
駆動し、焦点調節光学系を光軸方向に移動させて焦点調
節を行う。光学系の移動量は、具体的には以下のように
して制御する。
【0065】すなわち、光学系に連動して回動するパル
ス板のパターンをフォトカプラにて検知し、移動量に応
じた数のパルスを出力するエンコーダ回路ENCのパル
ス信号EPLをモニタリングし、それをレンズ内制御回
路LPRS内のカウンタ(図示せず)で計数する。そし
て、そのカウント値がレンズ内制御回路LPRSに送ら
れた移動量に一致した時点でレンズ内制御回路LPRS
自身がモータMTRを制御する。
【0066】このため、カメラから撮影レンズユニット
LNSUに焦点調節命令が一旦送られた後には、カメラ
の制御回路PRSは、撮影レンズLNFの駆動が終了す
るまで、レンズ駆動に関して全く関与する必要がない。
また、カメラから要求があった場合には、上記レンズ内
制御回路LPRS内のカウンタの内容をカメラに送出す
ることも可能な構成になっている。
【0067】次に、本実施形態のカメラに含まれる焦点
検出装置の結像光学系について、図2を用いて説明す
る。この図2に示す結像光学系は、位相差方式のもので
ある。基本原理は上述の図16の従来形を踏襲している
ので、同一の構成部材には同一の名称を付けている。
【0068】視野マスク板AFMSKは、不図示の撮影
用対物レンズの予定結像面近傍の位置に設けられてい
る。この視野マスク板AFMSK上に設けられた単一の
広い測距視野開口(スリット)AFARAの内部が、画
定された焦点検出領域となる。正レンズ2枚からなる一
対の2次結像レンズAFDLは、スリットAFARAで
画定された被写体をエリアセンサの対SNSA,SNS
B上に再結像する。
【0069】AFエリアセンサ装置SNSの各ラインセ
ンサ対での受光情報は、対応する位置の局部的画像情報
の電気信号として読み出される。そして、その読み出さ
れた電気信号に基づいて相関演算が施されて、各位置の
被写体に対する対物レンズの焦点調節状態を表す値が算
出される。
【0070】2次結像レンズAFDLの手前には、絞り
板AFDPが置かれ、それに設けられた絞り孔AFDP
−A,AFDP−Bが各々2枚の正レンズに入射する光
束を規制している。絞り板AFDPは、フィールドレン
ズAFFLのパワーにより撮影用対物レンズの射出瞳の
位置に略々結像関係に置かれている。
【0071】AFエリアセンサ装置SNSは、所定の制
御性が得られるものならば、一続きのものであっても、
分離されているものであっても構わない。一般には、2
像分離のため2個の光像の間には光学的に使用しない境
界領域がある。したがって、この部分に周辺回路を構成
すれば、チップ面積を小さくすることができる。
【0072】次に、AFエリアセンサ装置SNSにより
焦点検出を行う領域とファインダ視野との関係につい
て、図3を用いて説明する。この図3は、カメラの図示
しない接眼部からファインダ内を覗いた様子を示すもの
である。
【0073】図3において、FIMSKはファインダ視
野領域を形成する視野マスク、FIARAはカメラに装
着した撮影レンズを通して被写体を観察することが可能
な観察領域(撮影領域)である。撮影領域FIARA中
のファインダ視野内での焦点検出領域は、図2のスリッ
トAFARAと等価な領域であるから同一名称で示して
いる。ここでは、判り易くするため焦点検出領域AFA
RAを黒く塗りつぶしているが、実際には装着した撮影
レンズを通して被写体を観察できる。
【0074】撮影者は、焦点検出領域AFARAの中か
ら任意の領域を選択する。なお、この焦点調節領域の選
択は、公知の視線検出方式や手動による方式等によって
行うことが可能である。このように、本実施形態では、
測距点が多くとも6ヶ所に固定されていた従来例に比べ
て、より自由に測距点を選んで焦点調節を行うことがで
きる。しかも本実施形態では、焦点検出領域AFARA
に対応するラインセンサ対の数jよりも少ない数iの蓄
積制御部を設けるだけで上述のことを実現できるように
している。このことについては、以下に順次説明してい
く。
【0075】また、図3中のFDSPはファインダ内に
撮影情報を表示するためのファインダ内LCDであり、
シャッター秒時FTV、レンズの絞り値FAV、露出補
正値FCMP、ストロボ発光可能状態FST、焦点検出
結果FAFを点灯表示する。この図3は、説明のために
全ての表示部が点灯した状態を示すもので、カメラの動
作時は、動作状態に応じて点灯あるいは消灯が独立に行
われ、同図のように全ての表示が一度に点灯することは
ない。
【0076】次に、図1に示したAFエリアセンサ装置
SNSについて、図4を参考にしつつ更に詳細に説明す
る。なお、本実施形態におけるAFエリアセンサ装置S
NSを構成するラインセンサは、既に従来の技術の項で
述べたように、公知のCCDセンサやMOSセンサとは
異なるものである。
【0077】図4に示すAFエリアセンサ装置SNS
は、焦点検出装置の受光素子であり、同一チップ上に配
置されたj個のライセンサ対SNS−1A,1B〜SN
SjA,jBと、制御部SCNTと、蓄積モニタ信号出
力部DETと、信号増幅部SAMPとから構成される。
蓄積モニタ信号の出力および電荷の蓄積、読み出し等の
各制御や駆動は、ラインセンサ対単位で行われる。
【0078】各ラインセンサSNS−1A,1B〜SN
SjA,jBは、それぞれ複数の光電変換素子を連続に
配置したラインセンサであり、例えば2つのラインセン
サSNS−1A,1Bで1個のラインセンサ対を構成す
る。他のラインセンサSNS−2A,2B〜jA,jB
も同様である。各ラインセンサ対より出力される電荷信
号は、制御部SCNT内の駆動部DRVCNTに入力さ
れる。
【0079】制御部SCNTは、図1の制御回路PRS
から供給される信号とAFセンサ駆動装置SDRから供
給される信号とに基づいて、出力する蓄積モニタ信号の
選択やラインセンサ対の駆動および読み出すラインセン
サの選択を行う。ここで、制御部SCNTと図1の制御
回路PRSとの通信は、3種類の信号SCLK、SO、
CSNS1〜2により行われる。このうち信号SCL
K、SOは、図1においてデータバスDBUSを介して
伝送される信号群の一部である。
【0080】この制御部SCNTは、通信部SCOM、
マルチプレクサDETMPXおよび駆動部DRVCNT
の3つのブロックから構成されている。通信部SCOM
は、図1の制御回路PRSとの間で通信を行い、受信情
報をマルチプレクサDETMPXと駆動部DRVCNT
とに伝える。
【0081】マルチプレクサDETMPXは、通信部S
COMから伝えられる情報に基づいて、蓄積制御を行う
ラインセンサ対を選択する。具体的には、制御回路PR
Sとの通信内容に基づき、j個の蓄積モニタ信号出力部
DET−1〜DET−jの中から選択した信号を、蓄積
モニタ信号として信号線BMON1〜iの中の何れか選
択した信号線に出力するように、内蔵されているスイッ
チの切り換えを行う。なお、このマルチプレクサDET
MPXの詳細な説明は後述する。ここで、選択可能なラ
インセンサ対は最大でi個であり、iはラインセンサ対
の個数jより小さい値である。
【0082】駆動部DRVCNTは、図1のAFセンサ
駆動装置SDRから供給される駆動信号BDR1〜4に
基づき作動する。ラインセンサの初期化および蓄積開始
は全てのラインセンサを同時に行い、読み出し駆動は、
通信部SCOMからの情報に基づきラインセンサ対単位
で行う。
【0083】また、信号線BMON1〜iからの入力信
号は、ラインセンサ対での光電変換信号を駆動部DRV
CNT内の不図示の読み出し駆動部へ転送することを指
示するための信号であり、マルチプレクサDETMPX
により選択された蓄積モニタ信号出力部DETからの蓄
積モニタ信号を信号線BMON1〜iに出力しているラ
インセンサ対にのみ有効である。
【0084】駆動部DRVCNTにて読み出されたライ
ンセンサ対の電荷信号出力は、信号増幅部SAMPに入
力される。信号増幅部SAMPは、入力された電荷信号
を所定の増幅度で増幅して像信号出力線SOUTに出力
することで、ノイズ等の外乱の影響を受けにくくしてい
る。
【0085】蓄積モニタ信号出力部DETは、j個のラ
インセンサ対と各々1対1に対応するように、j個の出
力部DET−1〜DET−jの独立な検出ブロックから
構成されていて、それぞれ対応するラインセンサ対の蓄
積モニタ信号を出力し、マルチプレクサDETMPXに
供給する。
【0086】蓄積モニタ信号出力部DETは、ラインセ
ンサ対を構成する複数の光電変換素子より得られる信号
の中から最も大きい出力値と最も小さい出力値とを検出
し、両出力値の差であるコントラスト成分を蓄積モニタ
信号として出力する。例えば、出力部DET−1は、ラ
インセンサ対SNS−1A,1Bを構成する複数の光電
変換素子からの受光出力の中から最も大きい値と最も小
さい値を検出し、両出力値の差であるコントラスト成分
を蓄積モニタ信号として出力している。
【0087】また、この蓄積モニタ信号出力部DET
は、上記最も大きい出力値と予め設定してある飽和レベ
ルとを比較し、光電変換素子が飽和しているか否かを検
出する処理も行う。そして、飽和していることが検出さ
れたときには、信号線BMON1〜iの中の何れか対応
する信号線を介してAFセンサ駆動装置SDRにその旨
を知らせる。
【0088】信号線BMON1〜iは、AFエリアセン
サ装置SNSとAFセンサ駆動装置SDRとの双方向で
信号伝達を行うために使用される。すなわち、AFエリ
アセンサ装置SNSは、蓄積モニタ信号出力部DETか
らの出力信号をマルチプレクサDETMPXを介して選
択し、上記信号線BMON1〜iに送出する。また、A
Fセンサ駆動装置SDRから出力される信号が、信号線
BMON1〜iを介してAFエリアセンサ装置SNS内
の制御部SCNTに入力される。
【0089】次に、図4に示した通信部SCOMについ
て、図5を参考にしつつ詳細に説明する。図5は、上記
通信部SCOMの構成を示すブロック図である。図5に
示すように、通信部SCOMは、タイミング制御部CO
MCTと、通信データレジスタCOMXと、転送データ
レジスタINXと、受信データ格納先セレクタSELI
Xとから構成される。
【0090】上記タイミング制御部COMCTは、動作
基準クロックBCLKと、制御回路PRSからの通信モ
ード信号CSNS1〜2と、通信クロックSCLKとを
入力し、これら入力信号に基づいて、MONSET、S
ETX、ENA−B〜D、CNTX1,2の各タイミン
グ信号を出力する。通信クロックSCLKと信号SO
は、図1のデータバスDBUSを介して伝送される信号
群の一部である。
【0091】通信モード信号CSNS1〜2の何れかが
‘H’レベルであるとき、AFエリアセンサ装置SNS
と制御回路PRSとの通信が可能となる。このとき通信
クロックSCLKに同期して受信するデータSOが有効
となるが、1回の通信で通信クロックSCLKのクロッ
クパルスを所定回数受信できないとき等、通信状態が異
常であると認識すると、その受信データSOは無効とな
る。また、この通信モード信号CSNS1〜2の組み合
わせで後述する通信モードが選択される。
【0092】上記通信データレジスタCOMXは、通信
クロックSCLKに同期して送られてくるデータSO
を、タイミング信号CNTX1に従って内蔵の受信デー
タレジスタRX−INに格納する。そして、通信に異常
がないことが認識されると、タイミング制御部COMC
Tより転送信号CNTX2が出力される。これに従って
通信データレジスタCOMXに内蔵された受信データレ
ジスタRX−INの内容が転送データレジスタINXに
転送される。
【0093】転送データレジスタINXは、受信データ
レジスタRX−INの内容を通信モードに対応して個別
に格納できるように、3つのレジスタIN−BX、IN
−CX、IN−DXからなる。レジスタIN−BXに
は、モードBなる通信モードで通信したときのデータS
Oが格納される。同様にして、レジスタIN−CXには
モードCなる通信時のデータSOが、レジスタIN−D
XにはモードDなる通信時のデータSOが格納される。
【0094】また、上記受信データ格納先セレクタSE
LIXは、受信データSOの格納先を選択するセレクタ
であり、3つのANDゲートIG−B〜IG−Dにより
構成される。
【0095】タイミング制御部COMCTは、通信が完
了した後、動作基準クロックBCLKが所定回数入力さ
れると、まず信号ENA−B〜Dの何れか1つを‘H’
レベルにする。上記信号ENA−B〜Dは、それぞれ通
信モードB〜Dに対応する信号であり、例えば、通信モ
ードBなる通信が行われた直後は信号ENA−Bが
‘H’レベルになる構成である。
【0096】続いて、信号SETXが所定クロックの間
だけ‘H’レベルとなる。すると、ANDゲートIG−
B〜Dの出力信号SL−B〜Dの何れか1つが‘H’レ
ベルとなって、転送データレジスタINX内の格納先レ
ジスタが1つ選択される。これにより、転送データレジ
スタINXの中の通信モードに対応するレジスタに受信
データレジスタRX−IN内のデータ内容が転送され
る。
【0097】すなわち、モードBなる通信時には、ま
ず、信号ENA−Bが‘H’レベルになる。続いて、信
号SETXが‘H’レベルになると、ANDゲートIG
−Bの出力信号SL−Bが‘H’レベルとなる。する
と、信号SL−Bは転送データレジスタINX内のレジ
スタIN−BXを選択する信号であるから、受信データ
レジスタRX−IN内に格納されていた1バイトのデー
タSOは、ビット単位で信号DOX0〜7となってレジ
スタIN−BXに格納される。
【0098】そして、上記レジスタIN−BXに格納さ
れたデータSOは、図4のマルチプレクサDETMPX
と駆動部DRVCNTとに出力される。上記レジスタI
N−BXの内容は、次回のデータ受信まで保持される。
なお、データSOが示す内容は通信モードにより異な
り、AFエリアセンサ装置SNSに予め用意してあるい
くつかの動作モードを選択する情報である。
【0099】次に、AFエリアセンサ装置SNSの通信
モードおよび通信内容について説明する。AFエリアセ
ンサ装置SNSは、通信クロックSCLKに同期した1
バイト単位の受信データSOの内容に基づき動作設定さ
れるが、制御回路PRSとの間で通信される2つの信号
CSNS1〜2の信号状態により選択される4種類の受
信モードを持ち、通信モードに応じて受信データSOが
示す内容を切り換えている。この内容は表1に示すもの
である。
【0100】
【表1】
【0101】表1において、受信データSOは8ビット
情報であり、同表ではDO0(LSB)〜DO7(MS
B)で表している。まず、CSNS1=‘0’かつCS
NS2=‘0’であるモードAは、AFエリアセンサ装
置SNSが通信相手ではない状態である。すなわち、A
Fエリアセンサ装置SNSが制御回路PRSから通信先
に選択されていない状態である。したがって、モードA
では、AFエリアセンサ装置SNSは、通信クロックS
CLKおよびデータSOを何ら受け付けない。
【0102】なお、CSNS1、2は上述の通信モード
信号であり、‘H’レベルまたは‘L’レベルの何れか
であるが、‘H’=‘1’、‘L’=‘0’として等価
な扱いである。以下、通信モード信号CSNS1〜2を
含む他の信号も、表1〜表5においては‘1’および
‘0’なる内容で表示する。
【0103】モードBは、CSNS1=‘1’かつCS
NS2=‘0’で選択する。このモードBのときに通信
されるデータSOの最上位ビットSLMは、蓄積モニタ
信号の出力を設定するためのビットであり、SLM=
‘1’なる通信が完了したときに設定がなされる。
【0104】モードCは、CSNS1=‘0’かつCS
NS2=‘1’で選択する。モードCのときは、下位4
ビットに信号SSL4〜1が入力される。この信号SS
L4〜1は、蓄積制御および読み出し駆動を行うライン
センサを特定するアドレスである。これらのアドレスS
SL4〜1は、図4の駆動部DRVCNTにも供給され
ていて、これらのアドレスSSL4〜1にて選択された
ラインセンサの読み出し駆動が行われる。
【0105】モードDは、CSNS1=‘1’かつCS
NS2=‘1’で選択する。モードDのときは、上位4
ビットに信号SC23〜20が入力されるとともに、下
位4ビットに信号SC13〜10が入力される。これら
の信号SC23〜20、SC13〜10は、信号線BM
ON1〜16(i=16とした)の何れか出力する蓄積
モニタ信号を選択するための情報であり、アドレス設定
時に使う。
【0106】アドレス設定時には、まずモードCなる通
信でアドレスを選択し、次にモードDなる通信で設定す
べきラインセンサを選択する。そして、SLM=‘1’
としてモードBなる通信を行うと、所定のアドレスの設
定が完了する。なお、図5に示したレジスタIN−BX
中のSLMの格納情報は、1回のアドレス設定動作が完
了すると、SLM=‘0’なる内容に初期化されるよう
になっている。
【0107】ここで、アドレスは1〜16まで設定可能
なので、全てのアドレスを設定するためには上述の動作
を16回繰り返して行う。また、SLM=‘0’なる内
容がレジスタIN−BXに格納されているときにモード
Cなる通信を行うと、読み出し駆動を行うラインセンサ
のアドレスが選択される。
【0108】次に、図4に示したマルチプレクサDET
MPXについて、図6、図7および表2、表3を参考に
しつつ詳細に説明する。図6は、マルチプレクサDET
MPXの構成を示すブロック図であり、同図中のブロッ
クMONSWを図7にて詳細に示している。また、表
2、表3は通信データSOの内容を示している。
【0109】まず、図6から説明する。この図6に示す
ように、マルチプレクサDETMPXは、カウント部C
ONT、変換部CONV、モニタ出力設定部MONSW
の3つのブロックから構成されている。
【0110】カウント部CONTは、図4の通信部SC
OMから送られてくる信号MONSET、SLM、およ
び動作基準クロックBCLKに基づいて2つの信号TC
ONV、TSETを出力する。ここで、信号TCONV
は変換部CONVが動作するタイミング信号であり、信
号TSETはモニタ出力設定部MONSWが動作するタ
イミング信号である。
【0111】カウント部CONTにおいて信号MONS
ETを受けてから動作基準クロックBCLKの所定のク
ロック経過後に、まず信号TCONVが変換部CONV
に出力され、更に所定クッロク後に、信号TSETがモ
ニタ出力設定部MONSWに出力される。
【0112】変換部CONVは、2進数を10進数に変
換する変換器を2つ持ち、カウント部CONTより供給
される信号TCONVに同期して作動する。上記2つの
変換器のうち、1つは4ビット入力のものであり、上述
の通信部SCOMから入力されるアドレス信号SSL1
〜4を10進数の信号に変換し、それを信号線ADEC
1〜16に出力する。変換された10進数に該当する信
号線ADEC1〜16の何れか1つが‘H’レベルとな
る。
【0113】なお、図6において、アドレス信号SSL
1〜4およびモニタ出力選択信号SC10〜13、SC
20〜23の流れは、とりまとめて1つの線にて表記し
ている。また、信号線ADEC1〜16も1つの線で表
記している部分があるが、信号線ADEC1はマルチプ
レクサSETMON1、信号線ADEC2はマルチプレ
クサSETMON2に入力する独立な信号線である。他
の信号線ADEC3〜16も同様に、マルチプレクサS
ETMON3〜16に独立に入力している。
【0114】もう1つの変換器は8ビット入力のもので
あり、上述の通信部SCOMから入力される信号SC1
0〜13、SC20〜23を10進数の信号に変換し、
それを信号線BDEC1〜256に出力する。変換され
た10進数に該当する信号線BDEC1〜256の何れ
か1つが‘H’レベルとなる。なお、この信号線BDE
C1〜256や、図4の蓄積モニタ信号出力部DET−
1〜256からの信号の流れも1つの線で表記している
が、それぞれ独立な複数の信号線をまとめて示したもの
である。
【0115】モニタ出力設定部MONSWは、互いに同
じ構成である16個のマルチプレクサブロックSETM
ON1〜16から構成され、蓄積モニタ信号出力部DE
T−1〜256より得られる何れか1つのアナログ信号
を信号線BMON1〜16の何れか1つに出力する設定
を、信号TSETに同期して行う機能を持つ。この信号
TSETは、16個のマルチプレクサブロックSETM
ON1〜16に並列に入力されている。また、信号線B
DEC1〜256、DET−1〜256は16個のマル
チプレクサブロックSETMON1〜16の何れにも共
通に入力されている。
【0116】次に、モニタ出力設定部MONSWの詳細
を、ここではその内部のマルチプレクサブロックSET
MON1をとりあげ、図7を参考ししつつ説明する。図
7は、上記マルチプレクサブロックSETMON1を示
す回路ブロック図である。このマルチプレクサブロック
SETMON1は、蓄積モニタ信号出力部DET1〜2
56より供給されるアナログ信号の何れか1つを信号線
BMON1に出力するよう設定するマルチプレクサであ
る。
【0117】その設定は、信号CK1の立ち上がりに同
期して行われる。信号CK1は、256個のフリップフ
ロップFF1〜256に並列に入力しており、図6のカ
ウント部CONTより供給される信号TSETと、変換
部CONV内の一方の変換器より供給される信号ADE
C1とが共に‘H’レベルのときにANDゲート1を介
して‘H’レベルとなる。これに同期して、変換部CO
NV内の他方の変換器より供給される信号BDEC1〜
256が、それぞれフリップフロップFF1〜256を
介して信号線ON1〜256に出力される。
【0118】蓄積モニタ信号出力部DET−1〜256
より出力されるアナログ信号は、第1の出力部DET−
1の出力信号が第1のアナログスイッチSW1に入力さ
れ、第2の出力部DET−2の出力信号がアナログスイ
ッチSW2に入力されており、同様にして第3〜第25
6の出力部DET−3〜256の出力信号がそれぞれア
ナログスイッチSW3〜256に入力されている。
【0119】アナログスイッチSW1〜256は、信号
線ON1〜256に対応するフリップフロップFF1〜
256の出力信号の何れかが‘H’レベルのときにオン
になる。複数のアナログスイッチが同時にオンになるこ
とがないように、信号線ON1〜256は何れか1つだ
けが‘H’レベルになる。
【0120】上記変換部CONV内の他方の変換器より
供給される信号BDEC1〜256は、信号BDEC1
が第1のフリップフロップFF1に入力され、信号BD
EC2が第2のフリップフロップFF2に入力されてお
り、同様にして信号BDEC3〜256がそれぞれ第3
〜第256のフリップフロップFF3〜256に入力さ
れている。
【0121】すなわち、図7に示した第1のマルチプレ
クサブロックSETMON1では、信号ADEC1が
‘H’レベルのときに設定動作がなされ、信号BDEC
1〜256の中の何れか1つの‘H’レベル入力に基づ
き、信号線ON1〜256の対応する何れか1つが
‘H’レベルとなる。そして、アナログスイッチSW1
〜256の何れか1つがオンし、信号DET1〜256
の中の何れか1つを信号線BMON1へ出力するよう設
定される。
【0122】同様に、第2のマルチプレクサブロックS
ETMON2は、信号ADEC2により選択されて、信
号線BMON2への出力設定を行う。他のマルチプレク
サブロックSETMON3〜16についても同様にして
出力設定を行う。
【0123】ここで、図6に示したマルチプレクサDE
TMPXの入力信号と出力信号との関係を次の表2、表
3に示す。表2は、信号SSL1〜4と信号ADEC1
〜16および信号線BMON1〜16との関係を示し、
表3は、信号SC10〜13およびSC20〜23と信
号BDEC1〜256および信号DET−1〜256と
の関係を示している。
【0124】
【表2】
【0125】
【表3】
【0126】まず表2から説明する。表2では、例えば
信号SSL1〜4が何れも‘0’すなわち‘L’レベル
のとき、10進数変換値は‘0’であり、信号ADEC
1のみが‘H’レベルとなる内容を示している。同様
に、信号SSL1のみが‘H’レベルのときは10進数
変換値は‘1’であり、信号ADEC2のみが‘H’レ
ベルとなるものである。また、10進数変換値が‘2’
のときは信号ADEC3のみが‘H’レベルとなり、1
0進数変換値が‘15’のときは信号ADEC16のみ
が‘H’レベルとなる。
【0127】さらに、信号ADEC1が‘H’レベルで
あると、信号BDEC1〜256により選択される蓄積
モニタ信号DET−1〜256の中の何れか1つが信号
線BMON1に出力される。同様に、信号ADEC2が
‘H’レベルであるときは信号線BMON2に、信号A
DEC16が‘H’レベルのときは信号線BMON16
に蓄積モニタ信号が出力される。
【0128】次に、表3について説明する。表3では、
例えば信号SC10〜13、SC20〜23が何れも
‘0’のとき、10進数変換値は‘0’であり、信号B
DEC1のみが‘H’レベルとなる内容を示している。
同様に、信号SC10のみが‘1’のときは10進数変
換値は‘1’であり、信号BDEC2のみが‘H’レベ
ルとなるものである。また、信号SC10、SC11の
みが‘1’のときは10進数変換値は‘2’であり、信
号BDEC4のみが‘H’レベルとなり、10進数変換
値が‘255’ならば信号BDEC256のみが‘H’
レベルとなる。
【0129】すなわち、図6のマルチプレクサDETM
PXは、例えば、信号SSL1〜4により変換後の10
進数‘0’で信号ADEC1が‘H’レベルとなるよう
に選択するとともに、信号SC10〜13、SC20〜
23によって変換後の10進数‘10’を選択すると、
蓄積モニタ信号DET−11がマルチプレクサブロック
SETMON1を介して信号線BMON1に出力される
設定が行われるものである。また、マルチプレクサブロ
ックSETMON2は信号SSL1〜4にて変換後の1
0進数が‘1’となるようにして設定する。他のマルチ
プレクサブロックSETMON3〜16についても同様
である。
【0130】次に、図6に示したマルチプレクサDET
MPXの動作について、図8に基づき説明する。図8
は、図1の制御回路PRSとAFエリアセンサ装置SN
S内の通信部SCOM(図4)とのモード通信、および
通信部SCOMからマルチプレクサDETMPXへ入力
する信号とマルチプレクサDETMPXの内部の信号と
の変化を示すタイミングチャートであり、この動作によ
りラインセンサ対の1つについてアドレス設定が行われ
る。
【0131】図8において、時刻t1では、制御信号C
SNS1、2を‘H’レベルに立ち上げた後、データバ
スDBUSにてモードDなる通信を制御回路PRSと行
い、それを時刻t2に完了する。これにより、アドレス
設定するラインセンサ対を指定する。指定するラインセ
ンサ対は1回の通信で1つであり、その指定は信号SC
10〜13、SC20〜23で示す。
【0132】次に、時刻t3からは、制御信号CSNS
2のみを‘H’レベルに立ち上げた後、データバスDB
USにてモードCなる通信を制御回路PRSと行う。こ
れにより、設定するアドレス情報を指定する。指定する
アドレス情報は1回の通信で1つであり、その指定は信
号SSL1〜4で示す。
【0133】時刻t4では、制御信号CSNS1のみを
‘H’レベルに立ち上げた後、データバスDBUSにて
モードBなる通信を制御回路PRSと行う。このとき、
信号SLM=‘1‘なる内容で、既に通信したモード
D、モードCの内容によるアドレス設定が完了する。こ
こまでの動作は、通信部SCOMと制御回路PRSとの
間で行われる。
【0134】信号SLM=‘1‘なる内容でモードBの
通信が完了し、動作基準クロックBCLKが所定数入力
された後の時刻t5に、通信部SCOMからマルチプレ
クサDETMPX内のカウント部CONTへ出力される
信号MONSETを‘H’レベルに立ち上げる。
【0135】その後、時刻t7で信号TCONVを
‘H’レベルに立ち上げる。すると、変換部CONV
は、信号SSL1〜4により示される2進数を10進数
に変換し、それを時刻t8で信号線ADEC1〜16に
出力する。同様にして、信号SC10〜13、SC20
〜23により示される2進数を10進数に変換した結果
を、信号線BDEC1〜256に出力する。
【0136】なお、図8は、信号SSL1〜4により示
される2進数の変換後の10進数がmであり、信号SC
10〜13、SC20〜23により示される2進数の変
換後の10進数がnである場合の内容を示しており、信
号ADEC(m)と信号BDEC(n)とが‘H’レベ
ルとなっている。
【0137】次に、時刻t9で信号TSETを‘H’レ
ベルに立ち上げると、モニタ出力設定部MONSWはこ
れを受けて、信号ADEC(m)と信号BDEC(n)
とから、n番目のラインセンサ対をアドレスmとする設
定、すなわち、n番目の蓄積モニタ信号DET−nをm
番目の信号線BMONmに出力する設定を行う。
【0138】そして、時刻t10に1つのラインセンサ
対のアドレス設定、すなわち、ここではn番目のライン
センサ対のアドレスをmに設定する動作が完了し、n番
目のラインセンサ対の蓄積モニタ信号DET−nがm番
目の信号線BMONmに出力されAFセンサ駆動装置S
DRに供給されるように接続がなされる。
【0139】以上の動作を繰り返し行うことで、1つの
ラインセンサ対を単位とするアドレス設定が順次行われ
る。ここでは、以上の動作を16回繰り返して行うこと
で、信号線BMON1〜16に対応する16個のライン
センサ対についてアドレス設定が行われ、蓄積モニタ信
号に基づく蓄積制御を行う準備が完了する。
【0140】次に、図1に示したAFセンサ駆動装置S
DRの詳細な説明を図9に基づいて行う。図9に示すよ
うに、AFセンサ駆動装置SDRは、主制御部MCT、
駆動信号生成部SGE、ゲイン制御部GCB、DAコン
バータ部DAC、像信号増幅部VAMPおよび通信部C
OMから構成され、図1の制御回路PRSより入力され
る各信号に従って内蔵のDAコンバータ部DACを制御
して、AFエリアセンサ装置SNSの各駆動を行う。
【0141】通信部COMは、制御回路PRSとの間で
データ授受を行う。すなわち、通信モード信号CSDR
1〜3、通信用クロック信号SCLKおよびデータSO
を入力し、信号SIを出力する。通信モード信号CSD
R1〜3の何れかが‘1’であるとき、AFセンサ駆動
装置SDRと制御回路PRSとの通信が可能となる。こ
のとき通信クロックSCLKに同期して受信するデータ
SOおよび送信するデータSIが有効となるが、1回の
通信で通信クロックSCLKのクロックパルスを所定回
数受信できないときなど、通信状態が異常であると認識
すると、その通信データは無効となる。
【0142】図1の制御回路PRSから送られてくるデ
ータSOは、通信部COMで受信された後、異常なしと
認識されると、主制御部MCTに転送され、その内容は
次回のデータSOを受信するまで保持される。また、主
制御部MCTは、ゲイン制御部GCBからの情報を通信
部COMへ送り、データSIとして制御回路PRSへ送
信することができる。なお、この通信内容は後述する。
【0143】主制御部MCTは、通信部COMにより受
信した制御回路PRSからのデータSOの内容に基づい
て、DAコンバータ部DAC、ゲイン制御部GCB、像
信号増幅部VAMPの制御を行う。また、AFエリアセ
ンサ装置SNSを駆動開始後には、ゲイン制御部GCB
からの情報に基づき像信号増幅部VAMPの制御も行
う。
【0144】上記主制御部MCTよりゲイン制御部GC
Bに供給される信号INTM1〜iは、像信号の増幅度
を選択するタイミングを知らせるための信号である。増
幅度は予め複数用意してあり、信号INTM1〜iが立
ち下がったことをゲイン制御部GCBが検知すると、信
号線BMON1〜iの蓄積モニタ信号の入力レベルに応
じて増幅度と蓄積時間とが決められる。
【0145】そして、このとき選択された増幅度がAF
センサ駆動装置SDRに内蔵の信号増幅部VAMPに設
定され、AFエリアセンサ装置SNSの像信号出力線S
OUTより入力される像信号がこの信号増幅部VAMP
で増幅された後、AFセンサ駆動装置SDRの像信号出
力線VOUTに出力される。
【0146】なお、信号INTM1〜iは、図1の制御
回路PRSからデータSOにて送信される情報(後述す
る)に基づいて主制御部MCTから出力される。また、
信号線GCOM1〜iは、主制御部MCTと後述するゲ
イン制御GCB1〜iとの間で信号の授受を行うための
複数の信号線の総称である。
【0147】駆動信号生成部SGEは、主制御部MCT
から供給される情報に基づいて、動作基準クロックBC
LKに同期して、AFエリアセンサ装置SNSの駆動信
号BDR1〜4と、AFエリアセンサ装置SNSの蓄積
駆動を行うことをゲイン制御部GCBに知らせる信号I
NTとを生成する機能を持つ。
【0148】DAコンバータ部DACは、予め設定され
ている出力可変可能な範囲から、主制御部MCTからの
デジタル情報に基づき選択されたアナログ出力を行う。
このDAコンバータ部DACから出力されるアナログ信
号DACOUTは、ゲイン制御ブロックGCB1〜iの
各部に並列に入力される。
【0149】ゲイン制御部GCBは、上述の各ゲイン制
御ブロックGCB1〜iと比較信号供給部AREFとに
より構成されている。比較信号供給部AREFは、ゲイ
ン制御ブロックGCB1〜iに対して、AFエリアセン
サ装置SNSの蓄積制御を行うときに必要となる比較レ
ベルの設定に使用する比較信号を供給している。
【0150】また、ゲイン制御ブロックGCB1〜i
は、上記比較信号供給部AREFから供給されるアナロ
グの比較信号とDAコンバータ部DACから出力される
アナログ信号DACOUTとに基づき上記比較レベルを
設定する。ゲイン制御ブロックGCB1〜iは何れも同
じ特性であり、主制御部MCTからの情報に基づいて独
立に作動する。
【0151】例えば、ゲイン制御ブロックGCB1に
は、AFエリアセンサ装置SNSから信号線BMON1
に出力される蓄積モニタ信号が入力されている。ゲイン
制御ブロックGCB1は、この入力された蓄積モニタ信
号と、上述のようにして設定された比較レベルとの比較
を動作基準クロックBCLKに同期して行い、その結果
を主制御部MCTに知らせる。また、ゲイン制御ブロッ
クGCB2には信号線BMON2より蓄積モニタ信号が
入力されて、同様の比較が行われる。その他のゲイン制
御ブロックGCB3〜iについても同様である。
【0152】また、ゲイン制御部GCBは、必要に応じ
て信号線BMON1〜iに所定の制御信号の出力を行
う。信号線BMON1〜iの何れかに制御信号が出力さ
れると、これに対応するAFエリアセンサ装置SNSの
ラインセンサ対は、それまでに蓄積された電荷を図4の
駆動部DRVCNT内の電荷信号読み出し部(図示せ
ず)に転送する。
【0153】像信号増幅部VAMPは、図1の制御回路
PRSからのデータSOにより決まる増幅度情報を主制
御部MCTより得て、AFエリアセンサ装置SNSから
出力される像信号SOUTを上記得られた増幅度で増幅
し、像信号VOUTとして制御回路PRSに出力する。
【0154】なお、エリアセンサ装置SNSの初期化、
電荷蓄積、像信号読み出しである一連の駆動は、動作基
準クロックBCLKに同期して行われる。また、信号C
SDR1〜4は、制御回路PRSがAFセンサ駆動装置
SDRと通信を行うときに使用する。
【0155】すなわち、制御回路PRSは、通信モード
信号CSDR1〜3の組み合わせでAFセンサ駆動装置
SDRの通信モードを設定した後に、通信クロックSC
LKに同期して所定のデータSOを送出する。これと同
時に、AFセンサ駆動装置SDRからの出力であるデー
タSIを入力する。
【0156】データSOが示す内容は通信モードにより
異なり、AFセンサ駆動装置SDRに予め用意してある
いくつかの駆動モードを選択したり、i個のラインセン
サ対の中のどれを読み出し、読み出す像信号をどの程度
の増幅度で増幅するか等を選択するための情報である。
これの詳細については後述する。
【0157】また、信号CSDR4は、AFエリアセン
サ装置SNSの蓄積駆動開始を知らせるための信号であ
る。AFセンサ駆動装置SDRは、この信号CSDR4
が‘H’レベルになったことを検知すると、初期化、電
荷蓄積、像信号読み出しであるAFエリアセンサ装置S
NSの一連の駆動を開始すべく、駆動信号生成部SGE
にて生成された駆動信号BDR1〜4をAFエリアセン
サ装置SNSに出力する。そして、駆動信号BDR1〜
4の組み合わせにより、AFエリアセンサ装置SNSを
構成するラインセンサの初期化、電荷蓄積、像信号読み
出しの切り換えと、駆動タイミングの制御とが行われ
る。
【0158】信号TINTは、AFセンサ駆動装置SD
Rと制御回路PRSとの双方向で、AFエリアセンサ装
置SNS内のi個のラインセンサ対の各々に対する蓄積
終了制御、検出を行うために通信される。
【0159】また、像信号VOUTは、AFエリアセン
サ装置SNSからの像信号SOUTがデータSOに基づ
く増幅度で増幅されて出力されたものであり、制御回路
PRSのアナログ入力端子(図示せず)に入力される。
制御回路PRSは、その入力した像信号VOUTをA/
D変換し、そのデジタル値に基づき一連のAF処理、演
算を行う。
【0160】信号線BMON1〜iは、AFエリアセン
サ装置SNSとAFセンサ駆動装置SDRとの間で双方
向に通信を行うために使用される。例えば、AFエリア
センサ装置SNSからは、その内部のラインセンサ対の
各々に照射された光量に応じた出力がなされる。信号線
BMON1〜iの各々は、AFエリアセンサ装置SNS
の中から選択されたi個のラインセンサ対の各々に対応
している。
【0161】AFエリアセンサ駆動装置SDRは、信号
線BMON1〜iより供給される蓄積モニタ信号が、デ
ータSOにより予め指定されたレベルに到達したか否か
を検出する。そして、そのことを検出したときは、AF
エリアセンサ装置SNSには信号線BMON1〜iの何
れか検出した信号線を介して、制御回路PRSには信号
線TINTを介して蓄積完了信号を出力する。
【0162】次に、制御回路PRSとAFセンサ駆動装
置SDRとの間で通信されるデータSO、SIについて
説明する。次の表4は、上記通信データSO、SIの内
容を示している。
【0163】
【表4】
【0164】表4において、上段に示すDO7〜DO0
はAFセンサ駆動装置SDRにおける受信データSOの
ビットを表し、下段に示すD17〜D10は送信データ
SIのビットを表している。また、この表4では、i=
16、j=256、すなわち256列のラインセンサ対
から構成されるAFエリアセンサ装置SNSを16個の
蓄積制御部にて選択的に制御する場合について説明す
る。
【0165】すなわち、この例では、図9のゲイン制御
部GCBは16個のゲイン制御ブロックGCB1〜16
で構成されていて、図4のマルチプレクサDETMPX
は、256個の蓄積モニタ信号DET1〜256の中か
ら16個を選択して信号線BMON1〜16に出力す
る。
【0166】AFセンサ駆動装置SDRは、上述のよう
に、通信クロックSCLKに同期した1バイト単位の受
信データSOの内容に基づきAFエリアセンサ装置SN
Sの駆動を行うが、制御回路PRSとの間で通信される
3つの信号CSDR1〜3の信号状態により選択される
8種類の受信モードA〜Hを持ち、それらの受信モード
に応じて受信データSOの示す内容を切り換えている。
【0167】まず、信号CSDR3〜1が全て‘0’で
あるモードAは、制御回路PRSがAFセンサ駆動装置
SDRと異なる装置との間で通信を行う状態である。す
なわち、このモードAは、AFセンサ駆動装置SDRが
制御回路PRSから通信先に選択されていない状態であ
る。したがって、モードAでは、通信クロックSCLK
およびデータSOが入力されても、AFセンサ駆動装置
SDRはそれらを何ら受け付けない。
【0168】モードBは、信号CSDR3=‘0’、信
号CSDR2=‘0’、信号CSDR1=‘1’で選択
し、DAコンバータ部DACの出力電圧を設定するため
のデータを入力する。このモードBでは、DA0〜DA
7の1バイトのデータが制御回路PRSからAFセンサ
駆動装置SDRにデータSOとして入力され、DAコン
バータ部DACの出力電圧を設定する。
【0169】モードCとモードDは未使用である。モー
ドEは、信号CSDR3=‘1’、信号CSDR2=
‘0’、信号CSDR1=‘0’で選択する。このモー
ドEでは、所定のビットに信号SITE、BTME、C
GM、RGMおよびSRG2、1が含まれた形でデータ
SOがAFセンサ駆動装置SDRに入力される。制御回
路PRSは、信号線TINTより蓄積完了信号を受信す
ると、モードEなる通信を行い、どのラインセンサ対の
電荷蓄積が完了したのかを検出する。
【0170】ここで、上述の信号SITEは、蓄積終了
制御情報であり、AFエリアセンサ装置SNSの蓄積終
了制御を、AFセンサ駆動装置SDRの外部からの入力
信号である制御回路PRSからの信号TINTで行う
か、あるいはAFセンサ駆動装置SDRの内部の蓄積制
御により行うかを選択するための情報である。例えば、
信号SITE=‘1’であるときは、外部入力信号TI
NTにて制御回路PRSから蓄積終了制御がなされる。
このとき、蓄積制御されているラインセンサは全て同時
に蓄積終了する。
【0171】また、信号BTMEは、それぞれアドレス
1〜16に対応するラインセンサ対のゲインを蓄積モニ
タ信号に基づき弁別するための情報である。後述の信号
CGM=‘0’のときに有効で、信号BTME=‘1’
として通信したことを動作基準クロックBCLKに同期
してAFセンサ駆動装置SDRが検知すると、それから
数クロック遅れて、アドレス1に対応するラインセンサ
対より信号線BMON1を介して出力される蓄積モニタ
信号のレベルを検出する。そして、検出した信号線BM
ON1の出力レベルに応じて、アドレス1に対応するラ
インセンサ対の蓄積終了レベルを確定するとともに、読
み出し時の増幅度を決める。
【0172】また、信号CGMは、蓄積制御モード情報
であり、アドレス1〜16に対応するラインセンサ対の
全てに共通である。すなわち、信号CGM=‘1’であ
ると、後述のモードFにおけるデータSOの上位2ビッ
トCGG2、1で任意に選択した増幅度に基づいて蓄積
制御がなされ、信号CGM=‘0’であると、上述の信
号BTME=‘1’なる通信時における蓄積モニタ信号
の出力レベルで決まる増幅度に基づき蓄積制御がなされ
る。
【0173】また、信号RGMは、信号を読み出すよう
に選択されたラインセンサ対の像信号SOUTの増幅モ
ードを選択するための情報である。すなわち、信号RG
M=‘0’であるときは、信号SRG2、1で選択する
増幅度で増幅を行い、信号RGM=‘1’であるとき
は、モードEで信号BTME=‘1’なる通信を行った
ときに決定された増幅度で増幅する。なお、上述の信号
SRG2、1により選択される増幅度を表5に示す。
【0174】
【表5】
【0175】モードFは、信号CSDR3=‘1’、信
号CSDR2=‘0’、信号CSDR1=‘1’で選択
する。このモードFでは、所定のビットに信号CGG
2、1および信号SLG4〜1が含まれた形でデータS
OがAFセンサ駆動装置SDRに入力されるとともに、
所定のビットに信号RGL2、1が含まれた形でデータ
SIが出力される。
【0176】データSO中の信号CGG2、1は、モー
ドEにおける信号CGM=‘1’であるときに有効で、
予め用意しておいた増幅度の中から何れかを選択するた
めの情報である。すなわち、信号SLG4〜1のアドレ
スに対応するラインセンサ対の像信号SOUTをこの信
号CGG2、1により選択した増幅度で増幅すること
で、最適な像信号VOUTが得られるような蓄積制御を
行えるようにする。先に示した表5は、この信号CGG
2、1により選択される増幅度も示している。
【0177】なお、増幅度の設定は上述の通り、信号C
GG2、1に応じて行われるが、増幅度の読み出しは、
モードEの信号BTME=‘1’であるときに選択され
た増幅度を知りたいときに使う。
【0178】また、データSI中の信号RGL2、1
は、モードEにおけるデータSO中の信号CGM=
‘1’であるときに有効で、信号SLG4〜1のアドレ
スに対応するラインセンサ対の像信号SOUTを、予め
用意しておいた増幅度のうちの何れの増幅度で増幅すれ
ば最適な像信号VOUTとなるように蓄積制御が行える
かを与える情報である。この信号RGL2、1により選
択される増幅度も先の表5に示されている。
【0179】モードGは、信号CSDR3=‘1’、信
号CSDR2=‘1’、信号CSDR1=‘0’で選択
する。このモードGでは、全8ビットに信号IE16〜
09を含んだ形でデータSIが出力される。モードH
は、信号CSDR3=‘1’、CSDR2=‘1’、C
SDR1=‘1’で選択する。このモードHでは、全8
ビットに信号IE08〜01を含んだ形でデータSIが
出力される。
【0180】上記モードGとモードHのときに出力され
る信号IE01〜16は、蓄積完了情報であり、それぞ
れアドレス1〜16に設定されたラインセンサ対に対応
する。これらの信号IE01〜16は、AFセンサ駆動
装置SDRの内部の蓄積制御により蓄積動作が完了する
と‘1’となる情報である。
【0181】このように、第1の実施形態によれば、複
数のラインセンサ対の中から、焦点検出のために像信号
を使用することが必要なラインセンサ対を選択し、その
とき出力される蓄積モニタ信号を蓄積制御部に供給する
ようにしているので、蓄積制御部をラインセンサ対の数
と同じだけ設けなくても済む。そのため、複数個の高密
度に蓄積制御された像信号を得ることができるととも
に、蓄積制御部にかかる回路の規模を縮小することがで
き、消費電流を削減することができる等の有効な利益が
得られるようになる。
【0182】〔第2の実施形態〕以下、第2の実施形態
について説明する。上述した第1の実施形態は、AFエ
リアセンサ装置SNSを構成する複数のラインセンサ対
の中から選択した所定数のラインセンサ対と、AFセン
サ駆動装置SDR内の蓄積制御部(ゲイン制御部GC
B)との接続設定を1ライン単位で行うものであり、測
距範囲の移動や変化の度に、蓄積制御しようとするライ
ンセンサ対の数だけ接続設定のための通信を繰り返し行
うものであった。
【0183】これに対して第2の実施形態は、連続して
配置されている複数のラインセンサ対について、1回の
通信で接続設定を実現するものである。すなわち、第2
の実施形態では、蓄積モニタ信号出力と蓄積制御部との
接続設定をブロック単位で行うようにしている。
【0184】図10(A)(B)は、本実施形態の特徴
を最もよく表した図であり、図4に示したAFエリアセ
ンサ装置SNSの光電変換素子列の部分のみを表してい
る。同図(A)では、n番目のラインセンサ対から数え
て連続するi個のラインセンサ対についての受光情報を
得るために、上述のラインセンサ対に対応した蓄積モ
タ信号出力と蓄積制御部との接続設定がなされている様
子を示している。
【0185】この場合、接続設定通信は、n番目のライ
ンセンサ対SNS−nA,nBを指定して1回だけ行
う。すると、この接続設定通信の終了直後に、n番目か
らn+i−1番目までのi個のラインセンサ対が蓄積制
御部と順次接続設定される。このとき、n番目のライン
センサ対SNS−nA,nBにはアドレス1が設定され
る。また、n+1番目のラインセンサ対SNS−(n+
1)A,(n+1)Bからn+i−1番目のラインセン
サ対SNS−(n+i−1)A,(n+i−1)Bには
アドレス2〜iが順に設定される。
【0186】図10(B)は更に具体的な内容を示すも
のであり、2番目のラインセンサ対から数えて連続する
16個のラインセンサ対についての受光情報を得るため
に、これら16個のラインセンサ対に対応した蓄積モニ
タ信号出力と蓄積制御部との接続設定がなされている様
子を示している。すなわち、2番目のラインセンサ対S
NS−2A,2Bにアドレス1が設定されるとともに、
3番目のラインセンサ対SNS−3A,3Bから17番
目のラインセンサ対17A,17Bにアドレス2〜16
が順に設定される。
【0187】ここで、数値16は、第1の実施形態との
比較のために示す一例であって、AFエリアセンサ装置
SNSを構成するラインセンサ対の数jより少ない値i
であれば、本発明の主旨を逸脱するものではない。
【0188】本実施形態では、図4に示したAFエリア
センサ装置SNS内のマルチプレクサDETMPXの内
部構成が第1の実施形態と異なる。したがって、ここで
は、マルチプレクサDETMPXの構成及び動作につい
て図11および図12に基づき説明する。
【0189】まず、図11に示すマルチプレクサDET
MPXのブロック図について説明する。この図11の特
徴を一言で言えば、図6に示したマルチプレクサDET
MPXのブロック図に、レジスタ部ADRXが追加され
ていることである。
【0190】詳細には、図6ではラインセンサ対のアド
レス設定を1ライン毎に行うために信号SSL1〜4が
必要であったが、図11では連続に配置されたラインセ
ンサ対のアドレスを配置順にアドレス1から順次設定す
るから、信号SSL1〜4は必要なくなり、変換部CO
NVが8ビット変換器の1つのみになっている。
【0191】また、図11では、レジスタ部ADRXが
動作するタイミング信号として、信号RXCLKと信号
RESとがカウント部CONTからレジスタ部ADRX
に供給されている。
【0192】さらに、レジスタ部ADRXは、カウント
部CONTより供給される信号RXCLKに基づいて、
信号BDEC1〜256を信号RDEC1〜256にし
て出力している。このレジスタ部ADRXは、2つのシ
フトレジスタSRX−A,Bを持ち、カウント部CON
Tより供給される信号RXCLKに基づいて動作し、信
号RESにより初期化される。
【0193】なお、モニタ出力設定部MONSWは、供
給される信号が図6の信号BDEC1〜256から図1
1の信号RDEC1〜256に変わっただけで、内部動
作は同じである。
【0194】続いて、図12に基づいてマルチプレクサ
DETMPXの動作説明をする。この図12は、マルチ
プレクサDETMPXに入出力される信号および内部の
信号の変化を示すタイミングチャートであり、この動作
によりアドレス設定が順次行われる。なお、この図12
には不図示であるが、モードB、C、Dの各通信が、第
1の実施形態の図8と同じタイミングで既に行われてい
るものとする。
【0195】表1に示したモードBの通信で、信号SL
M=‘1’なる通信が完了し、それから動作基準クロッ
クBCLKが所定数入力された時刻t1に、図4の通信
部SCOMからカウント部CONTへ出力される信号M
ONSETを‘H’レベルに立ち上げる。カウント部C
ONTは、信号MONSETが‘H’レベルになったこ
とを検知して、時刻t2に信号RESを‘H’レベルに
立ち上げる。これを受けて、レジスタ部ADRX内の2
つのシフトレジスタSRX−A,Bの初期化動作が行わ
れる。
【0196】次に、信号RESが立ち下がってから、1
動作基準クロックBCLKが経過した後の時刻t3に信
号TCONVを‘H’レベルに立ち上げる。すると、変
換部CONVは、信号SC10〜13、SC20〜23
により示される2進数を10進数に既に変換した結果
を、信号線BDEC1〜256に出力する。図12は、
変換後の10進数がnである場合を示しており、信号B
DEC(n)が‘H’レベルとなっている。
【0197】その後、時刻t4に信号RXCLKを
‘H’レベルに立ち上げると、レジスタ部ADRX内の
一方のシフトレジスタSRX−Aは信号ADEC1を
‘H’レベルに立ち上げ、他方のシフトレジスタSRX
−Bは信号RDEC(n)を‘H’レベルに立ち上げ
る。
【0198】そして、時刻t5に信号TSETを‘H’
レベルに立ち上げると、モニタ出力設定部MONSWは
これを受けて、信号ADEC1と信号RDEC(n)と
から、n番目のラインセンサ対をアドレス1とする設定
動作、すなわち、n番目の蓄積モニタ信号DET−nを
1番目の信号線BMON1に出力する設定を行う。
【0199】時刻t6には信号RXCLKを再び‘H’
レベルに立ち上げる。すると、2つのシフトレジスタS
RX−A,Bは1回分のシフト動作を行う。すなわち、
一方のシフトレジスタSRX−Aは、信号ADEC1を
‘L’レベルに立ち下げるとともに、信号ADEC2を
‘H’レベルに立ち上げる。また、他方のシフトレジス
タSRX−Bは、信号RDEC(n)を‘L’レベルに
立ち下げるとともに、信号RDEC(n+1)を‘H’
レベルに立ち上げる。
【0200】時刻t7に信号TSETを再び‘H’レベ
ルに立ち上げると、モニタ出力設定部MONSWはこれ
を受けて、信号ADEC2と信号RDEC(n+1)と
から、n+1番目のラインセンサ対をアドレス2とする
設定動作、すなわち、n+1番目の蓄積モニタ信号DE
T−(n+1)を2番目の信号線BMON2に出力する
設定を行う。
【0201】以上の動作を順次繰り返すことにより、時
刻t8には、信号ADEC5と信号RDEC(n+4)
とから、n+4番目のラインセンサ対をアドレス5とす
る設定動作、すなわち、n+4番目の蓄積モニタ信号D
ET−(n+4)を5番目の信号線BMON5に出力す
る設定を行う。
【0202】そして、n+14番目のラインセンサ対を
アドレス15とする設定動作を時刻t9に行うととも
に、n+15番目のラインセンサ対をアドレス16とす
る設定動作を時刻t10に行う。これにより、時刻t1
1には、n番目からn+15番目までのラインセンサ対
をアドレス1〜16に順次設定する動作が完了する。
【0203】このようにして、先頭となるラインセンサ
対を指定した通信を行った後は、n番目〜n+15番目
のラインセンサ対の蓄積モニタ信号DET−n〜DET
−(n+15)が信号線BMON1〜16に出力される
設定が連続的に行われ、AFセンサ駆動装置SDRとの
接続がなされるとともに、上記蓄積モニタ信号に基づく
蓄積制御を行う準備が完了する。
【0204】このように、第2の実施形態では、蓄積制
御部と接続するラインセンサ対の領域をブロック単位で
選択するようにしているので、単に選択するブロック数
の増加により測距点数(領域)の拡大拡張にも簡単に対
応することができ、高精度に蓄積制御された像信号が得
られるようになる。
【0205】〔第3の実施形態〕以下、第3の実施形態
について説明する。上述した第1の実施形態では、AF
エリアセンサ装置SNSとAFセンサ駆動装置SDRと
は互いに独立な装置であった。しかしながら、AFセン
サ駆動装置SDRは、制御回路PRSから所定のデータ
あるいは信号を受けてAFエリアセンサ装置SNSの一
連の駆動制御を行っているから、この2つの装置が一体
となる形態であっても何ら支障ない。
【0206】図13は、第3の実施形態の特徴を最もよ
く表したブロック図であり、AFエリアセンサ装置SN
SとAFセンサ駆動装置SDRとが上述のごとく一体で
ある形態を示している。なお、同図に示した各ブロック
は、第1の実施形態と同じであり、既に説明してあるの
で、ここではAFエリアセンサ装置SNSとAFセンサ
駆動装置SDRとについてのみ説明する。
【0207】以下では、説明を簡潔にするために、AF
エリアセンサ装置SNSとAFセンサ駆動装置SDRと
を分けて説明する。まず、AFエリアセンサ装置SNS
について、図14を参考にしつつ詳細に説明を行う。
【0208】図14では、第1の実施形態において図4
に示した構成からマルチプレクサDETMPXが削除さ
れ、蓄積モニタ信号DET−1〜jは全て信号線BMO
N1〜jに出力されるようになっている。また、通信機
能が不要であるので、図4に示した通信部SCOMも削
除されている。さらに、信号の読み出し駆動を行うライ
ンセンサ対の選択は、駆動信号BDR1によって行われ
る。その他の部分は図4と同様である。
【0209】次に、AFセンサ駆動装置SDRについ
て、図15を参考にしつつ詳細に説明する。図15で
は、図9の構成に対しモニタ信号選択部MONMPXが
加えられている。このモニタ信号選択部MONMPX
は、2つのブロックMONSEL、MONSWで構成さ
れ、AFエリアセンサ装置SNS内の蓄積モニタ信号出
力部DETから信号線BMON1〜jを介して蓄積モニ
タ信号DET−1〜jが入力されている。また、主制御
部MCTから信号MPXCNTが入力されている。
【0210】図15のブロックMONSWは、図6に示
したモニタ出力設定部MONSWと等価な機能を備えて
いて、ブロックMONSELから供給される信号に基づ
いて、信号線BMON1〜jより入力されたj個の蓄積
モニタ信号DET−1〜jの中からi個を選択して、そ
れを信号線BMON1〜iを介してゲイン制御ブロック
GCB1〜iに出力する。ここで、iはjより小さい値
である。
【0211】また、図15のブロックMONSELは、
図6に示したカウント部CONTおよび変換部CONV
と等価な機能が備えられている。さらに、信号MPXC
NTは、ブロックMONMPXを制御するための複数の
信号の総称であって、通信部COMを介して制御部MC
Tに入力される信号と動作基準クロックBCLKとに基
づく信号である。
【0212】次に、図15に示したAFセンサ駆動装置
SDRと制御回路PRSとの間で通信されるデータ信号
SO、SIについて説明する。次の表6は、上記通信デ
ータSO、SIの内容を示しており、先に示した表1と
表4の機能を1つにまとめた内容である。
【0213】
【表6】
【0214】すなわち、表6では、表4のモードGに表
1の信号SLMと信号SSL4〜1とが加えられ、表4
のモードHに表1の信号SC23〜20、SC13〜1
0が加えられている。そして、蓄積制御および像信号読
み出し駆動を行うラインセンサ対のアドレス設定は、モ
ードHとモードGとの2つの通信を連続に行ってなされ
る。
【0215】具体的には、まず、モードHで設定すべき
ラインセンサ対の情報を通信し、次にモードGで信号S
LM=‘1’および設定すべきアドレスを通信すると、
モードGなる通信の完了直後にラインセンサ対のアドレ
ス設定がなされ、信号SLMを格納するレジスタはSL
M=‘0’なる内容に初期化される。なお、モードA〜
Hの各内容については第1の実施形態にて既に説明して
あるから、ここでは説明を省略する。
【0216】このように、第3の実施形態によれば、A
Fエリアセンサ装置SNSとAFセンサ駆動装置SDR
とを一体化しているので、受光部であるセンサ機能部と
センサ駆動部および制御部との素子レイアウトが半導体
チップ上で効率的に行えるようになり、装置を物理的に
小型化することができるとともに、環境雑音の影響を小
さくすることができるなどの多種の利益が得られる。
【0217】〔発明と各実施形態の対応〕以上に述べた
第1〜第3の実施形態において、AFエリアセンサ装置
SNSを構成する各ラインセンサ対SNS1A,1B〜
SNSjA,jBの光電変換素子列が本発明の光電変換
素子列に相当する。また、ゲイン制御部GCBが本発明
の蓄積制御部に相当し、蓄積モニタ信号DET−1〜j
が本発明の蓄積モニタ信号に相当し、マルチプレクサD
ETMPXが本発明の蓄積モニタ信号切り換え手段に相
当する。さらに、BMON1〜iが、選択されて蓄積制
御部と接続される信号端子(信号線)に相当する。
【0218】以上が、本実施形態の各構成と本発明の各
構成との対応関係であるが、本発明は、これら実施形態
の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示し
た機能が達成できる構成であればどのような構成であっ
ても良いことは言うまでもない。
【0219】また本発明は、複数の光電変換素子列より
構成されるエリアイメージセンサであって、光電変換素
子列ごとに蓄積制御できるものであれば、光電変換素子
列や、光電変換素子列を構成する素子数に関係なく適用
できるものである。また本発明は、一眼レフカメラに限
らず、レンズシャッターカメラ、ビデオカメラ、更には
カメラ以外の光学機器や他の装置など、光電変換素子の
蓄積制御装置を有するものであれば適用できるものであ
る。また本発明は、蓄積モニタ信号出力用の光電変換部
を光電変換素子列の近傍に配置したものであっても何ら
問題なく適用できるものである。
【0220】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光電
変換素子の蓄積制御装置は、蓄積モニタ信号に応じて光
電変換素子列の蓄積制御を列単位で独立に行う蓄積制御
部を光電変換素子列の列数より少ない数だけ備え、光電
変換素子列から蓄積制御部に供給する蓄積モニタ信号を
選択的に切り換えるように構成したので、蓄積制御部の
回路規模を増大させることなく受光領域を拡大すること
ができ、これにより、蓄積制御装置の歩留りの低下やコ
ストアップを抑えることができるとともに、消費電力を
節約することができる。
【0221】本発明の他の特徴によれば、被写体空間が
互いに異なる複数の領域からの光束を受光して蓄積モニ
タ信号を出力する複数の光電変換素子列より出力される
蓄積モニタ信号に応じて光電変換素子列を列単位で蓄積
制御する蓄積制御部を光電変換素子列の列数より少ない
数だけ備え、光電変換素子列から蓄積制御部に供給する
蓄積モニタ信号を選択的に切り換えるように構成したの
で、上述の効果に加えて、多数の光電変換素子列を最小
の回路規模で高精度に蓄積制御することができ、的確な
受光出力を得ることができるようになる。
【0222】本発明のその他の特徴によれば、被写体空
間が互いに異なる複数の領域からの光束を受光して蓄積
モニタ信号を出力する複数の光電変換素子列を、互いに
隣接するようにして連続的に配置して成るエリアイメー
ジセンサの蓄積制御を行う装置であって、光電変換素子
列より出力される蓄積モニタ信号に応じて蓄積制御を列
単位で行う蓄積制御部を光電変換素子列の列数より少な
い数だけ備え、光電変換素子列から蓄積制御部に供給す
る蓄積モニタ信号を選択的に切り換えるように構成し、
上記連続的に配置された複数の光電変換素子列のうち、
蓄積制御部の数と同数の光電変換素子列より出力される
蓄積モニタ信号を切り換え手段により選択して蓄積制御
部に供給し、蓄積制御を行うようにしたので、上述の効
果に加えて、受光領域が増えても簡単に対応できる蓄積
制御装置を提供することができるようになる。
【0223】また、本発明の焦点検出装置は、請求項2
または3に記載された光電変換素子の蓄積制御装置を用
いた焦点検出装置であって、被写体空間が互いに異なる
複数の領域から焦点検出されるべき結像光学系を通過し
た光束を受光して得られる受光出力に基づいて、撮影レ
ンズによる焦点調節状態を検出する検出手段を備えたの
で、蓄積制御部の回路規模を増大させることなく測距点
あるいは測距領域を拡大して焦点調節を行うことがで
き、広範囲を高精度に焦点検出できる焦点検出装置を提
供することができる。
【0224】また、本発明のカメラは、請求項4に記載
の焦点検出装置を具備するので、蓄積制御部の回路規模
を増大させることなく測距領域を拡大して焦点調節を行
うことができ、これにより、蓄積制御装置の歩留りの低
下やコストアップを抑えることができるとともに、消費
電力を節約することができる。したがって、電池消費量
を削減することができ、使用者の信頼感を損なうことが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を示す図であって、本発明の光
電変換素子の蓄積制御装置がカメラに組み込まれたとき
の具体的な構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施形態による焦点検出装置の結像光学系を
示す図である。
【図3】カメラのファインダ視野を示す図である。
【図4】図1に示したAFエリアセンサ装置SNSの詳
細な構成例を示すブロック図である。
【図5】図4に示した通信部SCOMの詳細な構成例を
示すブロック図である。
【図6】図4に示したマルチプレクサDETMPXの詳
細な構成例を示すブロック図である。
【図7】図6に示したモニタ出力設定部MONSWの詳
細な構成例を示すブロック図である。
【図8】図6に示したマルチプレクサDETMPXの動
作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図9】図1に示したAFセンサ駆動装置SDRの詳細
な構成例を示すブロック図である。
【図10】第2の実施形態を示す図であって、AGC蓄
積制御を行うAFエリアセンサ装置SNSの構成例を概
略的に示す図である。
【図11】図4に示したマルチプレクサDETMPXの
他の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図12】図11に示したマルチプレクサDETMPX
の動作タイミングを示すタイミングチャートである。
【図13】第3の実施形態を示す図であって、本発明の
光電変換素子の蓄積制御装置がカメラに組み込まれたと
きの具体的な構成例を示すブロック図である。
【図14】図13に示したAFエリアセンサ装置SNS
の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図15】図13に示したAFセンサ駆動装置SDRの
詳細な構成例を示すブロック図である。
【図16】従来の焦点検出装置の結像光学系を示す図で
ある。
【図17】従来のカメラのファインダー視野を示す図で
ある。
【図18】従来のAFエリアセンサ装置の構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
PRS 制御回路(1チップマイクロコンピュータ) SNS 多数のラインセンサ対から成るAFエリアセン
サ装置 SDR AFエリアセンサ装置の駆動装置 DDR スイッチ検知及び表示駆動装置 DSP 表示装置 SPC 測光センサ装置 CDC 定電圧電源 LNSU 撮影レンズユニット LCOM レンズ通信装置 LPRS レンズ内制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄積モニタ信号に応じて光電変換素子列
    の蓄積制御を列単位で独立に行う蓄積制御部を上記光電
    変換素子列の列数より少ない数だけ備えた蓄積制御手段
    と、 上記光電変換素子列から上記蓄積制御部に供給する蓄積
    モニタ信号を選択的に切り換える切り換え手段とを備え
    たことを特徴とする光電変換素子の蓄積制御装置。
  2. 【請求項2】 被写体空間が互いに異なる複数の領域か
    らの光束を受光して蓄積モニタ信号を出力する複数の光
    電変換素子列と、 上記光電変換素子列より出力される蓄積モニタ信号に応
    じて上記光電変換素子列を列単位で蓄積制御する蓄積制
    御部を上記光電変換素子列の列数より少ない数だけ備え
    た蓄積制御手段と、 上記光電変換素子列から上記蓄積制御手段の蓄積制御部
    に供給する蓄積モニタ信号を選択的に切り換える切り換
    え手段とを備えたことを特徴とする光電変換素子の蓄積
    制御装置。
  3. 【請求項3】 被写体空間が互いに異なる複数の領域か
    らの光束を受光して蓄積モニタ信号を出力する複数の光
    電変換素子列を、互いに隣接するようにして連続的に配
    置して成るエリアイメージセンサの蓄積制御を行う装置
    であって、 上記光電変換素子列より出力される蓄積モニタ信号に応
    じて蓄積制御を列単位で行う蓄積制御部を上記光電変換
    素子列の列数より少ない数だけ備えた蓄積制御手段と、 上記光電変換素子列から上記蓄積制御手段の蓄積制御部
    に供給する蓄積モニタ信号を選択的に切り換える切り換
    え手段とを備え、 上記連続的に配置された複数の光電変換素子列のうち、
    上記蓄積制御部の数と同数の光電変換素子列より出力さ
    れる蓄積モニタ信号を上記切り換え手段により選択して
    上記蓄積制御手段の蓄積制御部に供給し、蓄積制御を行
    うようにしたことを特徴とする光電変換素子の蓄積制御
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載された光電変換
    素子の蓄積制御装置を用いた焦点検出装置であって、 上記被写体空間が互いに異なる複数の領域から焦点検出
    されるべき結像光学系を通過した光束を受光して得られ
    る受光出力に基づいて、撮影レンズによる焦点調節状態
    を検出する検出手段を備えたことを特徴とする焦点検出
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の焦点検出装置を具備す
    ることを特徴とするカメラ。
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